JPH0647599B2 - ヘプタノイル―Glu―Asp―Ala―アミノ酸系免疫賦活薬 - Google Patents
ヘプタノイル―Glu―Asp―Ala―アミノ酸系免疫賦活薬Info
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- JPH0647599B2 JPH0647599B2 JP62013917A JP1391787A JPH0647599B2 JP H0647599 B2 JPH0647599 B2 JP H0647599B2 JP 62013917 A JP62013917 A JP 62013917A JP 1391787 A JP1391787 A JP 1391787A JP H0647599 B2 JPH0647599 B2 JP H0647599B2
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- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/04—Immunostimulants
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗感染薬、および細菌感染の危険性が高い患者
における宿主防御刺激のための免疫調節薬(immunomodu
lator)として有用な特定の新規なアシルトリペプチド
に関する。
における宿主防御刺激のための免疫調節薬(immunomodu
lator)として有用な特定の新規なアシルトリペプチド
に関する。
従来の技術 比較的新しい免疫薬理学の分野、特に免疫調節に関する
部分は急速に進展し続けている。各種の天然化合物が研
究され、これには化学的にN2−〔1−(N2−L−スレ
オニル−L−リシル)−L−プロリル〕−L−アルギニ
ンとして知られるテトラペプチドであるタフトシンが含
まれる。合成ペプチドグリカン誘導体、特にムラミルジ
ペプチドとして知られているものに多大な関心が向けら
れている。免疫調節薬特に免疫賦活薬(immunostimulan
t)として研究されている広範な化合物の概要について
はデユカーらのアニユ.レプ.メデイ.ケミ.(Annu.R
ep.Med.Chem)、14、146−167(1979)、
レーダラーのジエイ.メデイ.ケミ.(J.Med.Chem)、
23、819−825(1980)、およびジエイ.ク
ラロベツクのドラツグズ・オブ・ザ・フユーチヤー、
8、615−638(1983)が注目される。
部分は急速に進展し続けている。各種の天然化合物が研
究され、これには化学的にN2−〔1−(N2−L−スレ
オニル−L−リシル)−L−プロリル〕−L−アルギニ
ンとして知られるテトラペプチドであるタフトシンが含
まれる。合成ペプチドグリカン誘導体、特にムラミルジ
ペプチドとして知られているものに多大な関心が向けら
れている。免疫調節薬特に免疫賦活薬(immunostimulan
t)として研究されている広範な化合物の概要について
はデユカーらのアニユ.レプ.メデイ.ケミ.(Annu.R
ep.Med.Chem)、14、146−167(1979)、
レーダラーのジエイ.メデイ.ケミ.(J.Med.Chem)、
23、819−825(1980)、およびジエイ.ク
ラロベツクのドラツグズ・オブ・ザ・フユーチヤー、
8、615−638(1983)が注目される。
免疫賦活薬であるペプチドは多数の特許明細書に記載さ
れている。
れている。
L−アラニル−α−グルタミン酸−N−アシル系ジペプ
チド、ドイツ特許第3,024,355号、1981年1月15
日発行; D−アラニル−L−グルタミル部分またはL−アラニル
−D−グルタミル部分を含むテトラ−およびペンタペプ
チド、それぞれ英国特許第2,053,231号、1981年2
月4日発行、およびドイツ特許第3,024,281号、198
1年1月8日発行; N−アシル−N−アラニル−α−グルタミル系トリペプ
チド誘導体、C−末端アミノ酸がリシンまたはジアミノ
ピメリン酸であるもの、ドイツ特許第3,024,369号、1
981年1月15日発行;ならびに N−ラクチルアラニル、グルタミル、ジアミノピメリル
およびカルボキシメチルアミノ各成分から構成れるラク
チルテトラペプチド、欧州特許第11283号、198
0年5月28日発行。
チド、ドイツ特許第3,024,355号、1981年1月15
日発行; D−アラニル−L−グルタミル部分またはL−アラニル
−D−グルタミル部分を含むテトラ−およびペンタペプ
チド、それぞれ英国特許第2,053,231号、1981年2
月4日発行、およびドイツ特許第3,024,281号、198
1年1月8日発行; N−アシル−N−アラニル−α−グルタミル系トリペプ
チド誘導体、C−末端アミノ酸がリシンまたはジアミノ
ピメリン酸であるもの、ドイツ特許第3,024,369号、1
981年1月15日発行;ならびに N−ラクチルアラニル、グルタミル、ジアミノピメリル
およびカルボキシメチルアミノ各成分から構成れるラク
チルテトラペプチド、欧州特許第11283号、198
0年5月28日発行。
次式(A) (式中、R1は水素原子またはアシル基であり;R2は特
に水素原子、低級アルキル、ヒドロキシメチル、ベンジ
ルであり;R3およびR4はそれぞれ水素原子、カルボキ
シ、-CONR7R8であり、ここでR7は水素原子、低級アル
キル(水酸基により置換されていてもよい)であり;R
6はモノマーまたはジカルボキシ−低級アルキルであ
り;R5は水素原子またはカルボキシであり、ただしR4
およびR5のうち一方が水素原子である場合、他方は-CO
NR7R8であり;R6は水素原子であり;mは1〜3、nは
0〜2である)の構造をもつ他の免疫賦活ポリペプチ
ド、ならびにカルボキシ基およびアミノ酸が保護された
それらの誘導体が米国特許第4,311,640号および4,322,3
41号;ヨーロツパ特許出願第25,482;50,856;51,812;
53,388;55,846および57419号に示されている。
に水素原子、低級アルキル、ヒドロキシメチル、ベンジ
ルであり;R3およびR4はそれぞれ水素原子、カルボキ
シ、-CONR7R8であり、ここでR7は水素原子、低級アル
キル(水酸基により置換されていてもよい)であり;R
6はモノマーまたはジカルボキシ−低級アルキルであ
り;R5は水素原子またはカルボキシであり、ただしR4
およびR5のうち一方が水素原子である場合、他方は-CO
NR7R8であり;R6は水素原子であり;mは1〜3、nは
0〜2である)の構造をもつ他の免疫賦活ポリペプチ
ド、ならびにカルボキシ基およびアミノ酸が保護された
それらの誘導体が米国特許第4,311,640号および4,322,3
41号;ヨーロツパ特許出願第25,482;50,856;51,812;
53,388;55,846および57419号に示されている。
キタウラらはジエイ.メデイ.ケミ.(J.Med.Chem)、
25、335−337(1982)にN2−(ガンマ−
D−グルタミル)−メソ−2(L)、2′(D)、ジアミノピ
メリン酸を式(A)の化合物に特徴的な生物応答を引き出
しうる最小構造であると報告している。これはnが1で
あり;R1がCH3CH(OH)-CO-であり;R2がCH3であり;R
4が-CONHSH2COOHであり;R6がHである。この式(A)の
化合物はFX−156として知られている。
25、335−337(1982)にN2−(ガンマ−
D−グルタミル)−メソ−2(L)、2′(D)、ジアミノピ
メリン酸を式(A)の化合物に特徴的な生物応答を引き出
しうる最小構造であると報告している。これはnが1で
あり;R1がCH3CH(OH)-CO-であり;R2がCH3であり;R
4が-CONHSH2COOHであり;R6がHである。この式(A)の
化合物はFX−156として知られている。
問題を解決するための手段 本発明者らは、Y、Z、R1およびR2がそれぞれ水素原
子である式(I)の化合物が有効な免疫調節薬であること
を見出した。
子である式(I)の化合物が有効な免疫調節薬であること
を見出した。
本発明は、 (式中、R1は水素原子またはベンジル基であり; R2は水素原子またはメチル基であり; R3は または であり、 ここでZは水素原子であり;Yは水素原子である)なら
びにY、Z、R1またはR2の少なくとも1つが水素原子
である化合物の薬剤学的に受容できる塩を提供する。
びにY、Z、R1またはR2の少なくとも1つが水素原子
である化合物の薬剤学的に受容できる塩を提供する。
Y、Z、R1およびR2の少なくとも1つが水素原子以外
のものである式(I)の化合物はこれらの化合物の中間体
である。
のものである式(I)の化合物はこれらの化合物の中間体
である。
同様に本発明の式(I)の化合物の製造用中間体は式(II)
および(III)の構造をもつ。
および(III)の構造をもつ。
式中、Xは水素原子またはt−ブチル基である。
式中、Zは水素原子またはカルボベンジルオキシ基であ
る。
る。
式(I)の化合物を形成するアミノ酸部分の立体配置はこ
れらの化合物の薬理活性に関して重要である。最も強い
活性は、上記式に示した立体化学の式(I)の化合物にお
いて認められる。天然アミノ酸のものに関する立体化学
はD−またはL−と表示される。
れらの化合物の薬理活性に関して重要である。最も強い
活性は、上記式に示した立体化学の式(I)の化合物にお
いて認められる。天然アミノ酸のものに関する立体化学
はD−またはL−と表示される。
本発明には式(I)の化合物の薬剤学的に受容できる塩、
特にアルカリ金属塩、殊にナトリウム塩およびカリウム
塩が含まれる。これらの塩は酸形の式(I)の化合物
(R1、R2、YおよびZ=H)を水性アセトン中で化学
量論的量の適宜なアルカリ金属水酸化物と反応させるこ
とによつて容易に製造される。溶剤を除去すると目的の
塩が得られる。
特にアルカリ金属塩、殊にナトリウム塩およびカリウム
塩が含まれる。これらの塩は酸形の式(I)の化合物
(R1、R2、YおよびZ=H)を水性アセトン中で化学
量論的量の適宜なアルカリ金属水酸化物と反応させるこ
とによつて容易に製造される。溶剤を除去すると目的の
塩が得られる。
式(I)の化合物は後記の反応序列により製造される。こ
の方法はアミノ酸間のペプチド結合の形成を伴う。アミ
ノ酸はアミノ基およびカルボキシル基をもつので、特定
の反応を行うために、またはこの種の反応を最適なもの
にするためにこれらの基の保護および/またはこれらの
基の活性化(特にカルボキシル基の)を必要とする。こ
の反応序列全体は各種工程に用いられる保護基に関して
新規である。反応序列を効果的にかつ最適条件で進行さ
せるためには種々の保護基が必要である。これによつて
特定の工程で、他の部位の保護基を保持した状態で特定
の基を好都合にかつ選択的に除去できるからである。特
定の一連の反応条件下でそれぞれ除去できる3種の保護
基を用いるので、この反応序列は三直交性(triorthogo
nal)であると記載される。この方法を新規なものにし
ているのはこの三直交性である。
の方法はアミノ酸間のペプチド結合の形成を伴う。アミ
ノ酸はアミノ基およびカルボキシル基をもつので、特定
の反応を行うために、またはこの種の反応を最適なもの
にするためにこれらの基の保護および/またはこれらの
基の活性化(特にカルボキシル基の)を必要とする。こ
の反応序列全体は各種工程に用いられる保護基に関して
新規である。反応序列を効果的にかつ最適条件で進行さ
せるためには種々の保護基が必要である。これによつて
特定の工程で、他の部位の保護基を保持した状態で特定
の基を好都合にかつ選択的に除去できるからである。特
定の一連の反応条件下でそれぞれ除去できる3種の保護
基を用いるので、この反応序列は三直交性(triorthogo
nal)であると記載される。この方法を新規なものにし
ているのはこの三直交性である。
本方法において基本的な出発単位であるアスパラギン酸
部分のアミノ官能基はカルボベンジルオキシ基により保
護される。この種の保護基は当業者に知られている比較
的緩和な条件下でベンジルエステル結合を接触水添分解
することによつて容易に除去される。置換カルボベンジ
ルオキシ基、たとえばp−クロル−、p−ニトロ−、p
−メトキシ−、p−フエニルアゾ−および3,5−ジメ
トキシ置換カルボベンジルオキシ基を好ましい非置換カ
ルボベンジルオキシ基の代わりに保護基として使用でき
ることは当業者にはもちろん認識されるであろう。これ
らもそれぞれ接触水添分解により除去される。
部分のアミノ官能基はカルボベンジルオキシ基により保
護される。この種の保護基は当業者に知られている比較
的緩和な条件下でベンジルエステル結合を接触水添分解
することによつて容易に除去される。置換カルボベンジ
ルオキシ基、たとえばp−クロル−、p−ニトロ−、p
−メトキシ−、p−フエニルアゾ−および3,5−ジメ
トキシ置換カルボベンジルオキシ基を好ましい非置換カ
ルボベンジルオキシ基の代わりに保護基として使用でき
ることは当業者にはもちろん認識されるであろう。これ
らもそれぞれ接触水添分解により除去される。
アスパラギン酸部分のβ−カルボキシ基はt−ブチルエ
ステル基に転化することにより保護され、この基は不活
性溶剤中で無水の酸により処理することによつて好都合
に除去される。
ステル基に転化することにより保護され、この基は不活
性溶剤中で無水の酸により処理することによつて好都合
に除去される。
構造式(III)、(II)および(I)のD−アラニン部分のカル
ボキシル基はメチルエステルとして保護され、これは必
要な場合にけん化によつて除去される。同様にフエニル
エステルもけん化によつて開裂するのでこのカルボキシ
ル基の保護に使用できる。このカルボキシル基に対する
好ましい保護基はメチルエステルである。エチルエステ
ルはメチルエステルまたはフエニルエステルのいずれよ
りも望ましくない。これをけん化によつて除去するため
にはより過酷な条件を必要とし、これによつて官能基脱
保護(deblockimg)の選択性が低下するからである。
ボキシル基はメチルエステルとして保護され、これは必
要な場合にけん化によつて除去される。同様にフエニル
エステルもけん化によつて開裂するのでこのカルボキシ
ル基の保護に使用できる。このカルボキシル基に対する
好ましい保護基はメチルエステルである。エチルエステ
ルはメチルエステルまたはフエニルエステルのいずれよ
りも望ましくない。これをけん化によつて除去するため
にはより過酷な条件を必要とし、これによつて官能基脱
保護(deblockimg)の選択性が低下するからである。
式(II)および(I)においてD−グルタミル部分のカルボ
キシル基はベンジルエステルまたは置換ベンジルエステ
ルに転化することにより保護される。これらの基は後記
のように接触水添分解により除去される。
キシル基はベンジルエステルまたは置換ベンジルエステ
ルに転化することにより保護される。これらの基は後記
のように接触水添分解により除去される。
これらの3種の保護基、すなわちアスパラギン酸部分の
β−カルボキシル基上のt−ブチル基、アラニン部分の
カルボキシル基上のメチル基、およびグルタミン酸部分
のカルボキシル基上のベンジル基は、R1およびR2がそ
れぞれ水素原子であり、R3が先に定めたものである式
(I)の化合物の製造に重要である。これらの保護基をそ
れぞれ選択的に除去することにより、目的部位における
反応を他の部位に影響を与えることなく行うことができ
る。たとえばアスパラギン酸部分からt−ブチル基を除
去することにより、この部位に基R3を導入して式(I)の
化合物を製造することが可能となる。
β−カルボキシル基上のt−ブチル基、アラニン部分の
カルボキシル基上のメチル基、およびグルタミン酸部分
のカルボキシル基上のベンジル基は、R1およびR2がそ
れぞれ水素原子であり、R3が先に定めたものである式
(I)の化合物の製造に重要である。これらの保護基をそ
れぞれ選択的に除去することにより、目的部位における
反応を他の部位に影響を与えることなく行うことができ
る。たとえばアスパラギン酸部分からt−ブチル基を除
去することにより、この部位に基R3を導入して式(I)の
化合物を製造することが可能となる。
化合物(IV)、(V)、(VI)および(VII)はイトウによりケ
ミ.フアル.ブレ.(Chem.Phar.Bull.)、17、16
79−1686(1969)に報告された既知の化合物
である。化合物(VII)、すなわちN−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−アスパラギン酸β−t−ブチル(カルボ
ベンジルオキシ−L−アスパラギン酸β−t−ブチルエ
ステルとしても知られている)もシユレーダーらにより
アン.ケミ.(Ann.Chem.)673、208(196
4)に記載されている。(VII)から(III)のカルボベンジ
ルオキシ−α−L−アスパルチル−D−アラニンメチル
エステルへの転化は(VII)を反応不活性溶剤(すなわち
反応体または生成物と認識できるほどに反応しないも
の)中でカツプリング剤(好ましくはカルボジイミド)
の存在下にD−アラニンメチルエステルでアシル化する
ことにより行われる。用いられるカルボジイミド試薬の
選択は、それらのうち特定のもの(たとえばN,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミド)がラセミ化を起こし
やすいにもかかわらず重要ではない。ラセミ化は反応混
合物中に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1〜2当
量)もしくはその誘導体、またはN−ヒドロキシスクシ
ンイミド(1〜2当量)が存在することにより最小限に
抑えることができる。これらは活性エステルを形成し、
反応を促進する作用をもつ。本発明においては1−シク
ロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイ
ミド・メト−p−トルエンスルホネートが好ましいカツ
プリング剤である。
ミ.フアル.ブレ.(Chem.Phar.Bull.)、17、16
79−1686(1969)に報告された既知の化合物
である。化合物(VII)、すなわちN−ベンジルオキシカ
ルボニル−L−アスパラギン酸β−t−ブチル(カルボ
ベンジルオキシ−L−アスパラギン酸β−t−ブチルエ
ステルとしても知られている)もシユレーダーらにより
アン.ケミ.(Ann.Chem.)673、208(196
4)に記載されている。(VII)から(III)のカルボベンジ
ルオキシ−α−L−アスパルチル−D−アラニンメチル
エステルへの転化は(VII)を反応不活性溶剤(すなわち
反応体または生成物と認識できるほどに反応しないも
の)中でカツプリング剤(好ましくはカルボジイミド)
の存在下にD−アラニンメチルエステルでアシル化する
ことにより行われる。用いられるカルボジイミド試薬の
選択は、それらのうち特定のもの(たとえばN,N′−
ジシクロヘキシルカルボジイミド)がラセミ化を起こし
やすいにもかかわらず重要ではない。ラセミ化は反応混
合物中に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(1〜2当
量)もしくはその誘導体、またはN−ヒドロキシスクシ
ンイミド(1〜2当量)が存在することにより最小限に
抑えることができる。これらは活性エステルを形成し、
反応を促進する作用をもつ。本発明においては1−シク
ロヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイ
ミド・メト−p−トルエンスルホネートが好ましいカツ
プリング剤である。
このカツプリング反応に適した溶剤は塩化メチレン、エ
ーテル、ベンゼン、ジオキサンおよびN,N−ジメチル
ホルムアミドである。
ーテル、ベンゼン、ジオキサンおよびN,N−ジメチル
ホルムアミドである。
遊離アミノ−エステル生成物(III)を放出させる反応に
は酸受容体も用いられる。好ましい塩基はN−メチルモ
ルホリンであるが、他の塩基、たとえばピリジン、トリ
エチルアミンなども、望ましくない副反応、たとえばエ
ステル系反応体および生成物の加水分解を起こさない限
り使用できる。
は酸受容体も用いられる。好ましい塩基はN−メチルモ
ルホリンであるが、他の塩基、たとえばピリジン、トリ
エチルアミンなども、望ましくない副反応、たとえばエ
ステル系反応体および生成物の加水分解を起こさない限
り使用できる。
このカツプリング反応はすべての反応体を実施例1に示
した順序で、すなわち反応体(III)、1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール、酸受容体、(III)に結合させる反応
体、およびカツプリング剤の順序で添加することにより
行うことが好都合である。各反応体を次ぎの反応体に添
加する前に溶解しておき、反応を円滑に行う。同様に反
応を円滑に行うためにこの添加工程では約−10〜約+
10℃の温度で反応を行い、次いで周囲温度にまで昇温
させて反応を終了する。所望により溶剤の沸点までの高
い温度を採用することもできる。
した順序で、すなわち反応体(III)、1−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾール、酸受容体、(III)に結合させる反応
体、およびカツプリング剤の順序で添加することにより
行うことが好都合である。各反応体を次ぎの反応体に添
加する前に溶解しておき、反応を円滑に行う。同様に反
応を円滑に行うためにこの添加工程では約−10〜約+
10℃の温度で反応を行い、次いで周囲温度にまで昇温
させて反応を終了する。所望により溶剤の沸点までの高
い温度を採用することもできる。
次いでZがカルボベンジルオキシである式(III)の化合
物を、当業者に知られている方法に従う接触水添分解に
よりZが水素原子である式(III)の化合物に転化する。
本発明の好ましい方法は炭素上の水酸化パラジウム(特
にパールマン触媒:水酸化パラジウム含量20%、水分
31%)を用いて水素圧約1〜約100psi(0.07〜7.0
3kg/cm2)、好ましくは約50psi(3.52kg/cm2)でメタ
ノール中において行う水素添加からなる。生成物は標準
法により採取される。
物を、当業者に知られている方法に従う接触水添分解に
よりZが水素原子である式(III)の化合物に転化する。
本発明の好ましい方法は炭素上の水酸化パラジウム(特
にパールマン触媒:水酸化パラジウム含量20%、水分
31%)を用いて水素圧約1〜約100psi(0.07〜7.0
3kg/cm2)、好ましくは約50psi(3.52kg/cm2)でメタ
ノール中において行う水素添加からなる。生成物は標準
法により採取される。
反応序列における次ぎの工程であるヘプタノイルグルタ
ミル部分の導入、すなわちZが水素原子である(III)か
ら(II)への転化は先きに(VII)から(III)への転化につい
て述べたアシル化反応により行われる。
ミル部分の導入、すなわちZが水素原子である(III)か
ら(II)への転化は先きに(VII)から(III)への転化につい
て述べたアシル化反応により行われる。
こうして得られた式(II)の化合物(X=t−ブチル)を
酸無水物により不活性溶剤中でXが水素原子である式(I
I)の化合物に変える。この加水分解は適宜な溶剤中で
(たとえば無水の酸−ジオキサンまたは無水の酸−テト
ラヒドロフラン)周囲温度において行われる。好ましい
酸は鉱酸、たとえばHCl、HBr、HFおよびHNO3である。好ま
しい酸は無水HClである。生成物は既知の方法により、
たとえば溶剤を除去し、残渣を抽出することによつて採
取される。
酸無水物により不活性溶剤中でXが水素原子である式(I
I)の化合物に変える。この加水分解は適宜な溶剤中で
(たとえば無水の酸−ジオキサンまたは無水の酸−テト
ラヒドロフラン)周囲温度において行われる。好ましい
酸は鉱酸、たとえばHCl、HBr、HFおよびHNO3である。好ま
しい酸は無水HClである。生成物は既知の方法により、
たとえば溶剤を除去し、残渣を抽出することによつて採
取される。
Xが水素原子である式(II)の化合物へのR2基の導入は
先きに(VII)から(III)の製造につき述べたアシル化法に
より達成される。
先きに(VII)から(III)の製造につき述べたアシル化法に
より達成される。
R3基のための反応体として用いられるアミノ酸、すな
わち および のアミノ基が適宜な基により保護されていることは認め
られるであろう。反応体(a)においてYはt−ブチルオ
キシカルボニル基を表わし、(b)においてZはカルボベ
ンジルオキシ基を表わす。(a)および(b)のカルボキシル
基はそれぞれメチルエステルおよびベンジルエステルと
して保護される。しかし(a)または(b)の保護基の性質は
全体的な反応序列には関係がない。これらの保護基は
(a)および(b)の合成にとつて好都合であつたものであ
る。他の保護基も使用できる。
わち および のアミノ基が適宜な基により保護されていることは認め
られるであろう。反応体(a)においてYはt−ブチルオ
キシカルボニル基を表わし、(b)においてZはカルボベ
ンジルオキシ基を表わす。(a)および(b)のカルボキシル
基はそれぞれメチルエステルおよびベンジルエステルと
して保護される。しかし(a)または(b)の保護基の性質は
全体的な反応序列には関係がない。これらの保護基は
(a)および(b)の合成にとつて好都合であつたものであ
る。他の保護基も使用できる。
作用 本発明の生成物は細菌の攻撃に対する宿主(哺乳動物)
の防御を刺激するための免疫調節薬して有用である。こ
れらは、既存のまたは臨床的に誘発された免疫抑制によ
り細菌感染の危険性が高い動物(特にヒト)に対して特
に価値がある。これらは個々の細菌性攻撃に対して有効
な抗菌薬と併用される。
の防御を刺激するための免疫調節薬して有用である。こ
れらは、既存のまたは臨床的に誘発された免疫抑制によ
り細菌感染の危険性が高い動物(特にヒト)に対して特
に価値がある。これらは個々の細菌性攻撃に対して有効
な抗菌薬と併用される。
C3H/HeNマウス(チヤールズ・リバー・ブリーデイング
・ラボラトリーズより)を用いた試験法を以下に示す。
マウスを使用前に5日間気候順応させたのち、被験化合
物の各種希釈物(10、1および0.1mg/kg)またはプラ
シーボ(発熱物質を含まない食塩液)により(0.2mの
容量を使用)皮下(SC)または経口(PO)処理した。処
理方法は用いる感染性生物に依存した。すなわち肺炎杆
菌(Klebsiella pneumoniae)攻撃の−24〜0時間前
に行い、この攻撃は股部に筋肉内投与するものであつ
た。攻撃には0.2mの容量を用いた。7日後に死亡率を
記録した。
・ラボラトリーズより)を用いた試験法を以下に示す。
マウスを使用前に5日間気候順応させたのち、被験化合
物の各種希釈物(10、1および0.1mg/kg)またはプラ
シーボ(発熱物質を含まない食塩液)により(0.2mの
容量を使用)皮下(SC)または経口(PO)処理した。処
理方法は用いる感染性生物に依存した。すなわち肺炎杆
菌(Klebsiella pneumoniae)攻撃の−24〜0時間前
に行い、この攻撃は股部に筋肉内投与するものであつ
た。攻撃には0.2mの容量を用いた。7日後に死亡率を
記録した。
培養物の調製; 肺炎杆菌:培養物を純培養のため凍結保存血液からブレ
インハートインフユージヨン(BHI)寒天に画線培養し
た。18時間培養物から3コロニーを取出し、BHIブ
ロス9mに入れた。ブロス培養物を37℃で2時間、
回転振とう機上で増殖させたのち、0.2mを数個のBH
I寒天斜面の表面に画線培養した。37℃で18時間イ
ンキユベートしたのち、斜面をBHIブロスで洗い、ス
ペクトロニツク20を用いて培養濃度を調整し、マウス
においてLD100攻撃水準を達成するのに適した希釈を
行つた(約250CFU/動物)(CFU=コロニー形成
単位)。
インハートインフユージヨン(BHI)寒天に画線培養し
た。18時間培養物から3コロニーを取出し、BHIブ
ロス9mに入れた。ブロス培養物を37℃で2時間、
回転振とう機上で増殖させたのち、0.2mを数個のBH
I寒天斜面の表面に画線培養した。37℃で18時間イ
ンキユベートしたのち、斜面をBHIブロスで洗い、ス
ペクトロニツク20を用いて培養濃度を調整し、マウス
においてLD100攻撃水準を達成するのに適した希釈を
行つた(約250CFU/動物)(CFU=コロニー形成
単位)。
ヒトにおける免疫賦活薬などの免疫調節薬として用いる
場合、本発明の化合物は一般に組成物の形で経口、皮
下、筋肉内、静脈内または腹腔内の経路で好都合に投与
される。この種の組成物には薬剤学的に実用されるもの
が含まれる。たとえばこれらはでんぷん、乳糖、特定の
種類のクレーなどを含有する錠剤、丸剤、散剤または顆
粒剤の形で投与できる。またこれらと同じかまたはこれ
らに類する賦形剤との混合物としてカプセル剤の形でこ
れらを投与することができる。これらは経口用の懸濁
剤、液剤、乳剤、シロツプ剤およびエリキシル剤の形で
投与することもでき、これらは矯味矯臭剤および着色剤
を含有しうる。本発明の治療薬の経口投与のためには約
50〜約500mgを含有する錠剤またはカプセル剤が大
部分の用途に適している。
場合、本発明の化合物は一般に組成物の形で経口、皮
下、筋肉内、静脈内または腹腔内の経路で好都合に投与
される。この種の組成物には薬剤学的に実用されるもの
が含まれる。たとえばこれらはでんぷん、乳糖、特定の
種類のクレーなどを含有する錠剤、丸剤、散剤または顆
粒剤の形で投与できる。またこれらと同じかまたはこれ
らに類する賦形剤との混合物としてカプセル剤の形でこ
れらを投与することができる。これらは経口用の懸濁
剤、液剤、乳剤、シロツプ剤およびエリキシル剤の形で
投与することもでき、これらは矯味矯臭剤および着色剤
を含有しうる。本発明の治療薬の経口投与のためには約
50〜約500mgを含有する錠剤またはカプセル剤が大
部分の用途に適している。
個々の患者に最適な用量は医師が決定するであろう。こ
れはその患者の年令、体重および応答、ならびに投与経
路に応じて異なるであろう。しかし一般に成人における
初期用量は1回量または分割量として2〜100mg/kg
/日であろう。好ましい経口用量範囲は約10〜約30
0mg/kg/日である。好ましい非経口用量は約0.1〜約1
00mg/kg/日であり、好ましい範囲は約0.1〜約20mg
/kg/日である。
れはその患者の年令、体重および応答、ならびに投与経
路に応じて異なるであろう。しかし一般に成人における
初期用量は1回量または分割量として2〜100mg/kg
/日であろう。好ましい経口用量範囲は約10〜約30
0mg/kg/日である。好ましい非経口用量は約0.1〜約1
00mg/kg/日であり、好ましい範囲は約0.1〜約20mg
/kg/日である。
本発明はここに示す用途のための上記配合物用として価
値ある薬剤組成物(単位用量剤形を含む)をも提供す
る。特定の用途に有効な1日量を得るために前記のよう
にこれらの剤形を1回または多数回投与することができ
る。
値ある薬剤組成物(単位用量剤形を含む)をも提供す
る。特定の用途に有効な1日量を得るために前記のよう
にこれらの剤形を1回または多数回投与することができ
る。
実施例 下記実施例は詳細な説明のために提示されるにすぎな
い。簡略化のためNMRスペクトルのピークの形状につ
いて下記の略号を用いる。s、一重線;d、二重線;
t、三重線;q、四重線;m、多重線。
い。簡略化のためNMRスペクトルのピークの形状につ
いて下記の略号を用いる。s、一重線;d、二重線;
t、三重線;q、四重線;m、多重線。
参考例1. カルボベンジルオキシ−α−(L)−アスパルチル−D−
アラニンメチルエステル−β−t−ブチルエステル 無水塩化メチレン3中のカルボベンジルオキシ−L−
アスパラギン酸−β−t−ブチルエステル78.2g(0.24
モル)の溶液に0〜5℃で窒素雰囲気下に十分に攪拌し
ながら1−ヒドロキシベンゾトリアゾール32.62g(0.2
4モル)N−メチルモルホリン23.0m(21.16g、0.21
モル)、D−アラニンメチルエステル塩酸塩28.10g
(0.20モル)および1−シクロヘキシル−3−(2−モ
ルホリノエチル)カルボジイミド・メト−p−トルエン
スルホネート107.28g(0.25モル)を順次添加した。各
試薬は次ぎを添加する前に十分に溶解させた。次いで反
応混合物を周囲温度で18時間攪拌したのち2.5ずつ
の5%塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、最後に水で順次洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた有機相を真空中で濃縮して粗生成物(84.5g)を淡
黄色シロツプとして得た。この粗生成物の一部(30.0
g)をフラスコカラム上でシリカゲル(微細メツシユ)
1500gを用いて酢酸エチルとヘキサンの容量比1:
1.5の混合物で溶離するクロマトグラフイー処理した。
カラムの進行は薄層クロマトグラフイーにより追跡した
(シリカゲルtleプレート;酢酸エチル/ヘキサン=
1:1で溶離;熱および10%エタノール性スプレーに
より発色;生成物Rf=0.41)。純生成物のみを含有する
カラム画分を合わせて真空中で濃縮し、表題の化合物を
無色固体10.95g(収率37%)として得た。13
Cnmr(CDCl3)ppm172.9、170.6、170.1(アミド、エステル
カルボニル)、156.1(カルバメートカルボニル)、13
6.2、128.5、128.2、128.1(芳香族C)、81.7、67.2、52.3、
51.4、48.2、37.5、28.0、18.0;1Hnmr(CDCl3)δ1.37(3
H,d,アラニルCH3−)、ABXパターン、HAおよび
HB多重線を含む(2H,アスパルチルメチレンH)2.6
2および2.90に中心、HXは解像不能な多重線4.5〜4.63
内(2H,アスパルチルおよびアラニルメチンH);3.
72(3H、s、−CO2CH3);5.14(2H、m、ベンジル
H)、7.35(5H、m、芳香族H)。
アラニンメチルエステル−β−t−ブチルエステル 無水塩化メチレン3中のカルボベンジルオキシ−L−
アスパラギン酸−β−t−ブチルエステル78.2g(0.24
モル)の溶液に0〜5℃で窒素雰囲気下に十分に攪拌し
ながら1−ヒドロキシベンゾトリアゾール32.62g(0.2
4モル)N−メチルモルホリン23.0m(21.16g、0.21
モル)、D−アラニンメチルエステル塩酸塩28.10g
(0.20モル)および1−シクロヘキシル−3−(2−モ
ルホリノエチル)カルボジイミド・メト−p−トルエン
スルホネート107.28g(0.25モル)を順次添加した。各
試薬は次ぎを添加する前に十分に溶解させた。次いで反
応混合物を周囲温度で18時間攪拌したのち2.5ずつ
の5%塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、最後に水で順次洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた有機相を真空中で濃縮して粗生成物(84.5g)を淡
黄色シロツプとして得た。この粗生成物の一部(30.0
g)をフラスコカラム上でシリカゲル(微細メツシユ)
1500gを用いて酢酸エチルとヘキサンの容量比1:
1.5の混合物で溶離するクロマトグラフイー処理した。
カラムの進行は薄層クロマトグラフイーにより追跡した
(シリカゲルtleプレート;酢酸エチル/ヘキサン=
1:1で溶離;熱および10%エタノール性スプレーに
より発色;生成物Rf=0.41)。純生成物のみを含有する
カラム画分を合わせて真空中で濃縮し、表題の化合物を
無色固体10.95g(収率37%)として得た。13
Cnmr(CDCl3)ppm172.9、170.6、170.1(アミド、エステル
カルボニル)、156.1(カルバメートカルボニル)、13
6.2、128.5、128.2、128.1(芳香族C)、81.7、67.2、52.3、
51.4、48.2、37.5、28.0、18.0;1Hnmr(CDCl3)δ1.37(3
H,d,アラニルCH3−)、ABXパターン、HAおよび
HB多重線を含む(2H,アスパルチルメチレンH)2.6
2および2.90に中心、HXは解像不能な多重線4.5〜4.63
内(2H,アスパルチルおよびアラニルメチンH);3.
72(3H、s、−CO2CH3);5.14(2H、m、ベンジル
H)、7.35(5H、m、芳香族H)。
上記方法をカルボベンジルオキシ−L−アスパラギン酸
−β−t−ブチルエステル145g(0.449モル)、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール60.7g(0.449モ
ル)、N−メチルモルホリン41.0g(37.72g、0.374モ
ル)、D−アラニンメチルエステル塩酸塩52.19g(0.3
74モル)および1−シクロヘキシル−3−(2−モルホ
リノエチル)カルボジイミド・メト−p−トルエンスル
ホネート200g(0.449モル)を用いてスケールアツ
プして、粗生成物(黄色シロツプ)160.9gを得た。粗
生成物全体を塩化メチレン1.5に入れ、シリカゲル
(32〜63メツシユのもの170g)を添加した。混
合物を激しく攪拌し、真空中で乾燥させた。粗生成物を
吸着したシリカゲルを、酢酸エチル/ヘキサン(1:
2)中のシリカゲル1kgを装填したクロマトグラフイー
カラムに装填した。酢酸エチル/ヘキサン(1:2)で
溶離して(カラム画像分のtlc監視)、表題の生成物14
0.2g(収率92%)をワツクス状固体として得た。
−β−t−ブチルエステル145g(0.449モル)、1
−ヒドロキシベンゾトリアゾール60.7g(0.449モ
ル)、N−メチルモルホリン41.0g(37.72g、0.374モ
ル)、D−アラニンメチルエステル塩酸塩52.19g(0.3
74モル)および1−シクロヘキシル−3−(2−モルホ
リノエチル)カルボジイミド・メト−p−トルエンスル
ホネート200g(0.449モル)を用いてスケールアツ
プして、粗生成物(黄色シロツプ)160.9gを得た。粗
生成物全体を塩化メチレン1.5に入れ、シリカゲル
(32〜63メツシユのもの170g)を添加した。混
合物を激しく攪拌し、真空中で乾燥させた。粗生成物を
吸着したシリカゲルを、酢酸エチル/ヘキサン(1:
2)中のシリカゲル1kgを装填したクロマトグラフイー
カラムに装填した。酢酸エチル/ヘキサン(1:2)で
溶離して(カラム画像分のtlc監視)、表題の生成物14
0.2g(収率92%)をワツクス状固体として得た。
参考例2. α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエステル
−β−t−ブチルエステル 無水メタノール950m中のカルボベンジルオキシ−
α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエステル6
2.5g(0.153ミリモル)の溶液を20℃で50psi(3.52
kg/cm2)においてパル装置により5時間、炭素上の水酸
化パラジウム触媒(パールマン触媒:水酸化パラジウム
含量20%、水分31%)63gを用いて水素添加し
た。反応混合物を過したのちフイルターケークをメタ
ノール500mずつで2回洗浄した。液とメタノー
ル洗液を合わせて真空中で濃縮し、油を得た。この粗生
成物を酢酸エチル1に溶解し、得られた溶液を5%炭
酸水素ナトリウム水溶液500mおよび水500m
で順次洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾
燥した有機相を次いで真空中に濃縮して表題の化合物を
無色の油(29.6g、収率70%)として得た。1Hnmr
(60mHz,CDCl3)、δ1.39(3H,d,J=7Hz)、
1.45(9H,s)、2.3−2.8(2H,m)、3.5−3.8
(1H,一部不明瞭なm)、3.72(3H,s)、4.52
(1H,m)、7.75′幅広いd)。
−β−t−ブチルエステル 無水メタノール950m中のカルボベンジルオキシ−
α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエステル6
2.5g(0.153ミリモル)の溶液を20℃で50psi(3.52
kg/cm2)においてパル装置により5時間、炭素上の水酸
化パラジウム触媒(パールマン触媒:水酸化パラジウム
含量20%、水分31%)63gを用いて水素添加し
た。反応混合物を過したのちフイルターケークをメタ
ノール500mずつで2回洗浄した。液とメタノー
ル洗液を合わせて真空中で濃縮し、油を得た。この粗生
成物を酢酸エチル1に溶解し、得られた溶液を5%炭
酸水素ナトリウム水溶液500mおよび水500m
で順次洗浄し、次いで硫酸ナトリウムで乾燥させた。乾
燥した有機相を次いで真空中に濃縮して表題の化合物を
無色の油(29.6g、収率70%)として得た。1Hnmr
(60mHz,CDCl3)、δ1.39(3H,d,J=7Hz)、
1.45(9H,s)、2.3−2.8(2H,m)、3.5−3.8
(1H,一部不明瞭なm)、3.72(3H,s)、4.52
(1H,m)、7.75′幅広いd)。
参考例3. ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエス
テル−α−(L)−アスパルチル−α−D−アラニンメチ
ルエステル−β−t−ブチルエステル ヘプタノイル−γ−D−グルタミン・α−ベンジルエス
テル(13.91g、39.8ミリモル)、α−(L)−アスパルチ
ル−D−アラニンメチルエステル−β−t−ブチルエス
テル(9.10g)33.0ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾ
トリアーゾール(5.38g、39.8ミリモル)、および1−
シクロヘキシル3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド・メト−p−トルエンスルホネート(17.75g、3
9.8ミリモル)をこの順で無水塩化メチレン396ml中
において0〜5℃で混和した。次いでこの混合物を20
℃で20時間攪拌した。塩化メチレン300mで希釈
したのち反応混合物を1ずつの5%塩酸水溶液、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および水で洗浄した。有機相
を硫黄ナトリウムで乾燥させ、真空中で濃縮して油を得
た。この粗組成物(21.7gをシリカゲル32〜63メツ
シユ)1700g上で酢酸エチル/ヘキサン=3:1に
より溶離するクロマトグラフイー処理した。薄層クロマ
トグラフイー(シリカゲルtlcプレート;酢酸エチル/
ヘキサン=3:1;熱および10%エタノール性リンモ
リブデン酸スプレーにより発色)により判定して目的生
成物を含有するカラム画分を合わせて溶剤を真空中で除
去し、無色固体残渣を得た。残渣を酢酸エチル400m
に溶解し、1N水酸化ナトリウム400mで2回、
次いで水400m(痕跡量の不純物を除去するため
に)で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた有機相を
濃縮して、純粋な表題の化合物を非晶質の無色固体(6.
27g、収率31%)として得た。Rf=0.68(シリカゲ
ルTLCプレート、酢酸エチル/ヘキサン=1:1で溶
離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸スプ
レーにより発色。13Cnmr(CDCl3)ppm173.4、172.9、172.1、
172.0、170.8、170.2(カルボニル);135.3、128.6、128.
4、128.3(芳香族C);67.2、81.6、52.2、51.5、49.4、48.3
(−CO2CH3およびアミノ酸の不斉C);36.9、36.4、32.
0、31.5、28.9、28.0、25.5、22.4、17.6、14.0。1Hnmr(CDC
l3)多重線、δ0.83および1.1-1.7(H,CH3(CH4)4−お
よびグルタミルC−3メチレンH)、1.34(3H,d,
J=7Hz,アラニンCH3−);1.40〔9H,s,−C(CH3)
3〕、重複多重線2.1-2.4(4H,ヘプタノイルC−2お
よびグルタミルC−4メチレンH);ABXパターン、
HA多重線、2.57(1H)に中心、HB多重線、2.78(1H)に中
心、HX多重線、4.47(1H)に多重線、JAB=15Hz、J
AXJBX=6Hz、アスパルチルメチレンおよびメチン
H;7.30(5H,m,芳香族H)。
テル−α−(L)−アスパルチル−α−D−アラニンメチ
ルエステル−β−t−ブチルエステル ヘプタノイル−γ−D−グルタミン・α−ベンジルエス
テル(13.91g、39.8ミリモル)、α−(L)−アスパルチ
ル−D−アラニンメチルエステル−β−t−ブチルエス
テル(9.10g)33.0ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾ
トリアーゾール(5.38g、39.8ミリモル)、および1−
シクロヘキシル3−(2−モルホリノエチル)カルボジ
イミド・メト−p−トルエンスルホネート(17.75g、3
9.8ミリモル)をこの順で無水塩化メチレン396ml中
において0〜5℃で混和した。次いでこの混合物を20
℃で20時間攪拌した。塩化メチレン300mで希釈
したのち反応混合物を1ずつの5%塩酸水溶液、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液および水で洗浄した。有機相
を硫黄ナトリウムで乾燥させ、真空中で濃縮して油を得
た。この粗組成物(21.7gをシリカゲル32〜63メツ
シユ)1700g上で酢酸エチル/ヘキサン=3:1に
より溶離するクロマトグラフイー処理した。薄層クロマ
トグラフイー(シリカゲルtlcプレート;酢酸エチル/
ヘキサン=3:1;熱および10%エタノール性リンモ
リブデン酸スプレーにより発色)により判定して目的生
成物を含有するカラム画分を合わせて溶剤を真空中で除
去し、無色固体残渣を得た。残渣を酢酸エチル400m
に溶解し、1N水酸化ナトリウム400mで2回、
次いで水400m(痕跡量の不純物を除去するため
に)で洗浄した。硫酸ナトリウムで乾燥させた有機相を
濃縮して、純粋な表題の化合物を非晶質の無色固体(6.
27g、収率31%)として得た。Rf=0.68(シリカゲ
ルTLCプレート、酢酸エチル/ヘキサン=1:1で溶
離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸スプ
レーにより発色。13Cnmr(CDCl3)ppm173.4、172.9、172.1、
172.0、170.8、170.2(カルボニル);135.3、128.6、128.
4、128.3(芳香族C);67.2、81.6、52.2、51.5、49.4、48.3
(−CO2CH3およびアミノ酸の不斉C);36.9、36.4、32.
0、31.5、28.9、28.0、25.5、22.4、17.6、14.0。1Hnmr(CDC
l3)多重線、δ0.83および1.1-1.7(H,CH3(CH4)4−お
よびグルタミルC−3メチレンH)、1.34(3H,d,
J=7Hz,アラニンCH3−);1.40〔9H,s,−C(CH3)
3〕、重複多重線2.1-2.4(4H,ヘプタノイルC−2お
よびグルタミルC−4メチレンH);ABXパターン、
HA多重線、2.57(1H)に中心、HB多重線、2.78(1H)に中
心、HX多重線、4.47(1H)に多重線、JAB=15Hz、J
AXJBX=6Hz、アスパルチルメチレンおよびメチン
H;7.30(5H,m,芳香族H)。
参考例4. ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエス
テル−α−L−アスパルチル−D−アラニンメチルエス
テル ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエス
テル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエ
ステル−β−t−ブチルエステル(6.13g、10.0ミリモ
ル)を無水5N塩酸−ジオキサン溶液10.0mに溶解
し、周囲温度で1.5時間攪拌した。溶剤を真空中で除去
し、残渣を酢酸エチル300mに入れ、得られた溶液
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液350mで洗浄し
た。分離した水相に新たな酢酸エチル450mを積層
し、一方6N塩酸の添加によりpHを1.5に調整した(か
なり起泡)。十分に混和したのち各相を分離し、水相を
さらに2回、酢酸エチル350mずつで抽出した。酢
酸エチル抽出液を合わせて水600mで洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥させ、真空中で濃縮して、表題の化
合物を無色泡状物4.52g(収率82%)として得た。R
f=tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/n/ブタノール
/水=1:1:1:1で溶離;熱および10%エタノー
ル性リンモリブデン酸スプレーによりプレートを発色さ
せた)。13Cnmr(CD3OH)ppm176.3、174.7、174.4、173.8、17
3.1、172.7、53.2、52.8、51.1。1Hnmr(CD3OD)多重線δ0.9
および1.2-1.7〔13H,CH3(CH2)4−およびグルタミル
C−3メチレンH)、1.37(3H,d,J=7Hz,アラ
ニンCH3−);多重線2か所、2.2-2.4(4H,ヘプタノ
イルC−2およびグルタミルC−4メチレンH)、AB
Xパターン、HA多重線、2.65(1H)に中心、HB多重線、
2.84(1H)に中心、HX多重線、4.80に中心、JAB=18H
z、JAXJBX=6Hz、アスパルチルメチレンおよびメ
チンH;3.68(3H,s,−CO2CH3);重複多重線2か
所、4.36〜4.53(2H)、グルタミルおよびアラニルメチン
H。
テル−α−L−アスパルチル−D−アラニンメチルエス
テル ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエス
テル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエ
ステル−β−t−ブチルエステル(6.13g、10.0ミリモ
ル)を無水5N塩酸−ジオキサン溶液10.0mに溶解
し、周囲温度で1.5時間攪拌した。溶剤を真空中で除去
し、残渣を酢酸エチル300mに入れ、得られた溶液
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液350mで洗浄し
た。分離した水相に新たな酢酸エチル450mを積層
し、一方6N塩酸の添加によりpHを1.5に調整した(か
なり起泡)。十分に混和したのち各相を分離し、水相を
さらに2回、酢酸エチル350mずつで抽出した。酢
酸エチル抽出液を合わせて水600mで洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥させ、真空中で濃縮して、表題の化
合物を無色泡状物4.52g(収率82%)として得た。R
f=tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/n/ブタノール
/水=1:1:1:1で溶離;熱および10%エタノー
ル性リンモリブデン酸スプレーによりプレートを発色さ
せた)。13Cnmr(CD3OH)ppm176.3、174.7、174.4、173.8、17
3.1、172.7、53.2、52.8、51.1。1Hnmr(CD3OD)多重線δ0.9
および1.2-1.7〔13H,CH3(CH2)4−およびグルタミル
C−3メチレンH)、1.37(3H,d,J=7Hz,アラ
ニンCH3−);多重線2か所、2.2-2.4(4H,ヘプタノ
イルC−2およびグルタミルC−4メチレンH)、AB
Xパターン、HA多重線、2.65(1H)に中心、HB多重線、
2.84(1H)に中心、HX多重線、4.80に中心、JAB=18H
z、JAXJBX=6Hz、アスパルチルメチレンおよびメ
チンH;3.68(3H,s,−CO2CH3);重複多重線2か
所、4.36〜4.53(2H)、グルタミルおよびアラニルメチン
H。
下記実施例で得られる化合物の置換基R1,R2,R3,
Z,Yは下表のとおりである。
Z,Yは下表のとおりである。
実施例1 ベンジルN3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−
α−ベンジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−
D−アラニンメチルエステル〕−N2−カルボベンジル
オキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート 無水塩化メチレン795m中のベンジルN2−カルボ
ベンジルオキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート
・モノ塩酸塩3.78g(0.0138モル)の溶液(氷浴中で冷
却)に、ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニン
メチルエステル5.43g(9.88モル)、N−メチルモルホ
リン1.80m(16.4モル)、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール1.45g(10.7モル)、および1−シクロヘキシ
ル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド・メ
ト−p−トルエンスルホネート3.84g(9.1モル)をこ
の順に添加した。冷却浴を取り除き、反応混合物を周囲
温度で17時間攪拌した。次いで有機層を1N塩酸水溶
液1で2回洗浄した。有機層および水層は酸洗浄中に
乳化した。この乳濁剤は乳化した部分を水1で最終洗
浄することにより分離した。次いで有機層を1N水酸化
ナトリウム水溶液1で2回洗浄した。この場合も、透
明な水相を除去したのち、乳化した部分を水1で澄明
化した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、回転蒸
発させ、次いで真空乾燥して表題の化合物を無色の顆粒
状固体5.78g(収率74%)として得た。1Hnmr(CD3O
D)多重線、0.9および1.2-1.7〔13H,CH3(CH2)4−お
よびグルタミルC−3−メチレン〕;1.35(3H,d,
アラニンCH3−);3.67(3H,s,−CO2CH3);4.3-
4.5(4H,重なつた多重線、−CONH-CH-CO−);多重
線5.1(2H)および5.17(4H)、ベンジル−CH2−;7.34(1
5H,m,芳香族H)。
α−ベンジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−
D−アラニンメチルエステル〕−N2−カルボベンジル
オキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート 無水塩化メチレン795m中のベンジルN2−カルボ
ベンジルオキシ−D−2,3−ジアミノプロピオネート
・モノ塩酸塩3.78g(0.0138モル)の溶液(氷浴中で冷
却)に、ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニン
メチルエステル5.43g(9.88モル)、N−メチルモルホ
リン1.80m(16.4モル)、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール1.45g(10.7モル)、および1−シクロヘキシ
ル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミド・メ
ト−p−トルエンスルホネート3.84g(9.1モル)をこ
の順に添加した。冷却浴を取り除き、反応混合物を周囲
温度で17時間攪拌した。次いで有機層を1N塩酸水溶
液1で2回洗浄した。有機層および水層は酸洗浄中に
乳化した。この乳濁剤は乳化した部分を水1で最終洗
浄することにより分離した。次いで有機層を1N水酸化
ナトリウム水溶液1で2回洗浄した。この場合も、透
明な水相を除去したのち、乳化した部分を水1で澄明
化した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥させ、回転蒸
発させ、次いで真空乾燥して表題の化合物を無色の顆粒
状固体5.78g(収率74%)として得た。1Hnmr(CD3O
D)多重線、0.9および1.2-1.7〔13H,CH3(CH2)4−お
よびグルタミルC−3−メチレン〕;1.35(3H,d,
アラニンCH3−);3.67(3H,s,−CO2CH3);4.3-
4.5(4H,重なつた多重線、−CONH-CH-CO−);多重
線5.1(2H)および5.17(4H)、ベンジル−CH2−;7.34(1
5H,m,芳香族H)。
実施例2 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−β−(L)−
アスパルチル−α−D−アラニンメチルエステル〕−D
−2,3−ジアミノプロピオン酸 エタノール280m中のベンジルN3−〔ヘプタノイ
ル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエステル−β−
(L)−アスパルチル−α−D−アラニンメチルエステ
ル〕−N2−カルボベンジルオキシ−D−2,3−ジア
ミノプロピオネート0.83g(0.97ミリモル)の溶液をパ
ールマン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸化パラ
ジウム含量20%、水分約31%)1.3gによりパル装
置で50psi(3.52kg/cm2)において55時間水素添加し
た。触媒を過し、溶剤を真空中で除去して表題の化合
物を無色非晶質固体として得た。Rf=0.49(シリカゲル
tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/水/n−ブタノール
=1:1:1:1で溶離;プレートを熱および10%エ
タノール性ホスホモリブデン酸スプレー)。1Hnmr(DMSO
-d6)δ0.86(3H,m)および1.05-1.86(16H,重
なつた一連の多重線;CH3(CH2)4)−,グルタミルC−
3メチレンH、アラニンCH3);2.06-2.33(4H,m,
ヘプタノイルC−2およびグルタミルC−4メチレン
H);2.35-2.67(2H,m,アスパルチルメチレン
H)、3.1-3.8(2H,幅広いm;メチレンH、ジアミ
ノプロピオン酸部分)、3.62(3H,s,−CO2CH3);
重なつた多重線2か所4.06-4.35(2H)および4.5(1H,
m)、アミノ酸メチンH。
アスパルチル−α−D−アラニンメチルエステル〕−D
−2,3−ジアミノプロピオン酸 エタノール280m中のベンジルN3−〔ヘプタノイ
ル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエステル−β−
(L)−アスパルチル−α−D−アラニンメチルエステ
ル〕−N2−カルボベンジルオキシ−D−2,3−ジア
ミノプロピオネート0.83g(0.97ミリモル)の溶液をパ
ールマン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸化パラ
ジウム含量20%、水分約31%)1.3gによりパル装
置で50psi(3.52kg/cm2)において55時間水素添加し
た。触媒を過し、溶剤を真空中で除去して表題の化合
物を無色非晶質固体として得た。Rf=0.49(シリカゲル
tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/水/n−ブタノール
=1:1:1:1で溶離;プレートを熱および10%エ
タノール性ホスホモリブデン酸スプレー)。1Hnmr(DMSO
-d6)δ0.86(3H,m)および1.05-1.86(16H,重
なつた一連の多重線;CH3(CH2)4)−,グルタミルC−
3メチレンH、アラニンCH3);2.06-2.33(4H,m,
ヘプタノイルC−2およびグルタミルC−4メチレン
H);2.35-2.67(2H,m,アスパルチルメチレン
H)、3.1-3.8(2H,幅広いm;メチレンH、ジアミ
ノプロピオン酸部分)、3.62(3H,s,−CO2CH3);
重なつた多重線2か所4.06-4.35(2H)および4.5(1H,
m)、アミノ酸メチンH。
実施例3 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−β−(L)−
アスパルチル−α−D−アラニン〕−D−2,3−ジア
ミノプロピオン酸トリナトリウム塩 水8.3mおよびアセトン25m中のN3−〔ヘプタノ
イル−γ−D−グルタミル−β−(L)−アスパルチル−
α−D−アラニンメチルエステル〕−D−2,3−ジア
ミノプロピオン酸2.00g(3.7ミリモル)の溶液(氷浴
中で冷却)に1.00N水酸化ナトリウム10.923m(10.9
ミリモル)を一度に添加した。氷浴を取り除き、溶液を
周囲温度で1.5時間攪拌した。アセトンを回転蒸発さ
せ、凍結乾燥して、表題の化合物を非晶質の無色固体2.
14g(収率97%)として得た。Rf=0.46(シリカゲル
tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/n−ブタノール/水
=1:1:1:1で溶離;プレートを熱および10%エ
タノール性リンモリブデン酸スプレーにより発色)。13
Cnmr(D2O)ppm180.6、179.8、178.5、176.8、175.8、172.3、17
1.8、55.98、54.95、51.42、51.16。
アスパルチル−α−D−アラニン〕−D−2,3−ジア
ミノプロピオン酸トリナトリウム塩 水8.3mおよびアセトン25m中のN3−〔ヘプタノ
イル−γ−D−グルタミル−β−(L)−アスパルチル−
α−D−アラニンメチルエステル〕−D−2,3−ジア
ミノプロピオン酸2.00g(3.7ミリモル)の溶液(氷浴
中で冷却)に1.00N水酸化ナトリウム10.923m(10.9
ミリモル)を一度に添加した。氷浴を取り除き、溶液を
周囲温度で1.5時間攪拌した。アセトンを回転蒸発さ
せ、凍結乾燥して、表題の化合物を非晶質の無色固体2.
14g(収率97%)として得た。Rf=0.46(シリカゲル
tlcプレート;酢酸/酢酸エチル/n−ブタノール/水
=1:1:1:1で溶離;プレートを熱および10%エ
タノール性リンモリブデン酸スプレーにより発色)。13
Cnmr(D2O)ppm180.6、179.8、178.5、176.8、175.8、172.3、17
1.8、55.98、54.95、51.42、51.16。
実施例4 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−D−アラ
ニンメチルエステル−4−(t−ブチルオキシカルボニ
ルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 無水塩化メチレン300m中の4−(t−ブチルオキ
シカルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン
1.00g(3.87ミリモル)の溶液(氷浴中で冷却)に、ヘ
プタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエステ
ル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエス
テル1.90g(3.46ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール0.52g(3.58ミリモル)、および1−シクロ
ヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミ
ド・メト−p−トルエンスルホネート1.44g(4.06ミリ
モル)をこの順に添加した。反応液を周囲温度で18時
間攪拌した。混合物を等容量の1N水酸化ナトリウム水
溶液で2回、および等容量の1N塩酸水溶液、水、最後
にブラインで1回洗浄した。分離した有機相を無水硫酸
ナトリウムで乾燥させ、真空中で濃縮して無色固体(1.
94g)を得た。この粗生成物を、同様な様式で行つたパ
イロツト試験(1/20の規模)で得た粗生成物93mgと合
わせた。この合わせた粗生成物をシリカゲル(32〜6
2メツシユ)150gのカラムで、酢酸エチル/メタノ
ール=98:2で液離するクロマトグラフイー処理し、
カラムの進行を薄層クロマトグラフイーにより追跡した
(生成物のRf=0.24;シリカゲルtlcプレート;酢酸エ
チル/メタノール=9.8:0.2により溶離;熱および10
%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより発
色)。こうして純粋な表題の化合物1.04g(収率36
%)を無色の非晶質固体として単離した。1Hnmr(60m
hs,CDCl3)、δ1.45(9H,s)、重なつた一重線2本
3.71、3.72(6H)、5.14(2H,s)、7.31(5H,s)。
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−D−アラ
ニンメチルエステル−4−(t−ブチルオキシカルボニ
ルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 無水塩化メチレン300m中の4−(t−ブチルオキ
シカルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン
1.00g(3.87ミリモル)の溶液(氷浴中で冷却)に、ヘ
プタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベンジルエステ
ル−α−(L)−アスパルチル−D−アラニンメチルエス
テル1.90g(3.46ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾト
リアゾール0.52g(3.58ミリモル)、および1−シクロ
ヘキシル−3−(2−モルホリノエチル)カルボジイミ
ド・メト−p−トルエンスルホネート1.44g(4.06ミリ
モル)をこの順に添加した。反応液を周囲温度で18時
間攪拌した。混合物を等容量の1N水酸化ナトリウム水
溶液で2回、および等容量の1N塩酸水溶液、水、最後
にブラインで1回洗浄した。分離した有機相を無水硫酸
ナトリウムで乾燥させ、真空中で濃縮して無色固体(1.
94g)を得た。この粗生成物を、同様な様式で行つたパ
イロツト試験(1/20の規模)で得た粗生成物93mgと合
わせた。この合わせた粗生成物をシリカゲル(32〜6
2メツシユ)150gのカラムで、酢酸エチル/メタノ
ール=98:2で液離するクロマトグラフイー処理し、
カラムの進行を薄層クロマトグラフイーにより追跡した
(生成物のRf=0.24;シリカゲルtlcプレート;酢酸エ
チル/メタノール=9.8:0.2により溶離;熱および10
%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより発
色)。こうして純粋な表題の化合物1.04g(収率36
%)を無色の非晶質固体として単離した。1Hnmr(60m
hs,CDCl3)、δ1.45(9H,s)、重なつた一重線2本
3.71、3.72(6H)、5.14(2H,s)、7.31(5H,s)。
実施例5 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−D−アラ
ニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボメトキ
シピペリジン N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−アラニン
メチルエステル〕−4−(t−ブチルオキシカルボニル
アミノ)−4−カルボメトキシピペリジン(1.04g、1.
31ミリモル)をジオキサン中の4N無水塩酸溶液(20
℃)6.8m中で4時間攪拌した。反応液を真空中で濃縮
して油を得た。これを酢酸エチル60mに溶解した。
この溶液を水80mと共に攪拌し、2N塩酸水溶液で
pHを2.0に調整した。十分に混合し、各層を分離し(乳
濁液を透明にするのに十分なブラインを添加したの
ち)、水相を等容量の新たな酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル抽出液は共に廃棄した。次いで水相を新たな酢
酸エチル80mと共に攪拌し、2N水酸化ナトリウム
でpHを9.5に調整した。分離した水相を第2の新たな酢
酸エチルで抽出した。塩基性水相の酢酸エチル抽出液2
回分を合わせて等容量の水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、真空中で濃縮して表題の化合物を無色の泡状
物564mg(収率63%)として得た。生成物は本質的
に純粋であることが示された。(Rf=0.50;シリカゲル
tlcプレート;酢酸/n−ブタノール/水=1/4/1
で溶離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸
スプレーにより発色)をさらに精製することなく次ぎの
工程に用いた。
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−D−アラ
ニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボメトキ
シピペリジン N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−α−ベン
ジルエステル−β−(L)−アスパルチル−α−アラニン
メチルエステル〕−4−(t−ブチルオキシカルボニル
アミノ)−4−カルボメトキシピペリジン(1.04g、1.
31ミリモル)をジオキサン中の4N無水塩酸溶液(20
℃)6.8m中で4時間攪拌した。反応液を真空中で濃縮
して油を得た。これを酢酸エチル60mに溶解した。
この溶液を水80mと共に攪拌し、2N塩酸水溶液で
pHを2.0に調整した。十分に混合し、各層を分離し(乳
濁液を透明にするのに十分なブラインを添加したの
ち)、水相を等容量の新たな酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル抽出液は共に廃棄した。次いで水相を新たな酢
酸エチル80mと共に攪拌し、2N水酸化ナトリウム
でpHを9.5に調整した。分離した水相を第2の新たな酢
酸エチルで抽出した。塩基性水相の酢酸エチル抽出液2
回分を合わせて等容量の水で洗浄し、硫酸ナトリウムで
乾燥させ、真空中で濃縮して表題の化合物を無色の泡状
物564mg(収率63%)として得た。生成物は本質的
に純粋であることが示された。(Rf=0.50;シリカゲル
tlcプレート;酢酸/n−ブタノール/水=1/4/1
で溶離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸
スプレーにより発色)をさらに精製することなく次ぎの
工程に用いた。
実施例6 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−β−(L)−
アスパルチル−α−アラニンメチルエステル〕−4−ア
ミノ−4−カルボメトキシピペリジン メタノール106m中のN3−〔ヘプタノイル−γ−
D−グルタミル−α−ベンジルエステル−β−(L)−ア
スパルチル−α−アラニンメチルエステル〕−4−アミ
ノ−4−カルボメトキシピペリジン564mg(0.82ミリ
モル)の溶液を50psi(3.52kg/cm2)(20℃)でパル
装置により18時間、パールマン触媒(炭素上の水酸化
パラジウム;水酸化パラジウム含量20%、水分31
%)水素添加した。触媒を過し、熱メタノール150
mで洗浄した。メタノール洗液および液を合わせて
真空中で濃縮し、表題の化合物を無色泡状物478mg
(収率98%)として得た。Rf=0.36(シリカゲルプレ
ート;酢酸/n−ブタノール/水=1:4:1;熱およ
び10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより
発色)。1Hnmr(60mHz,CD3OD,δ3.73(3H,s)、
および3.86(3H,s)、−CO2CH3。
アスパルチル−α−アラニンメチルエステル〕−4−ア
ミノ−4−カルボメトキシピペリジン メタノール106m中のN3−〔ヘプタノイル−γ−
D−グルタミル−α−ベンジルエステル−β−(L)−ア
スパルチル−α−アラニンメチルエステル〕−4−アミ
ノ−4−カルボメトキシピペリジン564mg(0.82ミリ
モル)の溶液を50psi(3.52kg/cm2)(20℃)でパル
装置により18時間、パールマン触媒(炭素上の水酸化
パラジウム;水酸化パラジウム含量20%、水分31
%)水素添加した。触媒を過し、熱メタノール150
mで洗浄した。メタノール洗液および液を合わせて
真空中で濃縮し、表題の化合物を無色泡状物478mg
(収率98%)として得た。Rf=0.36(シリカゲルプレ
ート;酢酸/n−ブタノール/水=1:4:1;熱およ
び10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーにより
発色)。1Hnmr(60mHz,CD3OD,δ3.73(3H,s)、
および3.86(3H,s)、−CO2CH3。
実施例7 N3−〔ヘプタノイル−γ−D−グルタミル−β−(L)−
アスパルチル−α−D−アラニン〕−4−アミノ−4−
カルボメトキシピペリジン・トリナトリウム塩 アセトン1.3mおよび水0.4m中のN3−〔ヘプタノイ
ル−γ−D−グルタミル−β−(L)−アスパルチル−α
−アラニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボ
メトキシピペリジン100mg(0.17ミリモル)の溶液
(5℃)に1.000N水酸化ナトリウム水溶液0.49ミリモ
ル)を一度に添加した。この溶液を5℃で3時間攪拌し
た。得られた透明な溶液の凍結乾燥により表題の化合物
(97mg、収率92%)を無色の非晶質固体として得
た。Rf=0.26(シリカゲルtlcプレート;酢酸/n−ブ
タノール/水=1:4:1により溶離;プレートを熱お
よび10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーによ
り発色)。13Cnmr(D2O)ppm183.4、179.9、178.6、179.6、17
5.8、171.9、169.9、56.8、55.0、51.5、51.0、43.2、39.5、36.
3、35.5、35.0、32.7、31.1、28.4、25.6、22.2、18.2、13.8。
アスパルチル−α−D−アラニン〕−4−アミノ−4−
カルボメトキシピペリジン・トリナトリウム塩 アセトン1.3mおよび水0.4m中のN3−〔ヘプタノイ
ル−γ−D−グルタミル−β−(L)−アスパルチル−α
−アラニンメチルエステル〕−4−アミノ−4−カルボ
メトキシピペリジン100mg(0.17ミリモル)の溶液
(5℃)に1.000N水酸化ナトリウム水溶液0.49ミリモ
ル)を一度に添加した。この溶液を5℃で3時間攪拌し
た。得られた透明な溶液の凍結乾燥により表題の化合物
(97mg、収率92%)を無色の非晶質固体として得
た。Rf=0.26(シリカゲルtlcプレート;酢酸/n−ブ
タノール/水=1:4:1により溶離;プレートを熱お
よび10%エタノール性リンモリブデン酸スプレーによ
り発色)。13Cnmr(D2O)ppm183.4、179.9、178.6、179.6、17
5.8、171.9、169.9、56.8、55.0、51.5、51.0、43.2、39.5、36.
3、35.5、35.0、32.7、31.1、28.4、25.6、22.2、18.2、13.8。
製造例A N−カルボベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボキ
シピペリジン 臭化水素酸塩〔(ピー・ヤコブソン、ケー・シヤウムバ
ーグ、ピー・クログスガード−ランゼン、アクタ・ヘミ
カ・スカンデイナビアB34、319−326(198
0)〕2.25g(10ミリモル)をリン酸二水素カリウム
緩衝液(1N水酸化ナトリウム水溶液中の0.05リン酸二
水素カリウム)18mおよび水6mの溶液に溶解し
た。この溶液を氷浴で1時間にわたつて冷却し、この間
にトルエン3.0m中のカルボベンジルオキシクロリド
(1.57m、11ミリモル)の溶液および1N水酸化ナ
トリウム水溶液を同時に滴加してpH7.0を維持した。次
いで混合物を5℃で1時間、周囲温度でさらに4時間攪
拌した。この反応中に生じた沈澱を過し、フイルター
ケークをジエチルエーテル30mずつで3回洗浄し
た。非晶質の無色固体を真空乾燥して表題の化合物1.4
g(収率50%)を得た。1Hnmr(60mHs;CF3CO2D)δ
2.0〜2.7(4H,幅広いm)、3.5-4.5(4H,幅広い
m)、5.28(2H,s)、7.4(5H.s)。
シピペリジン 臭化水素酸塩〔(ピー・ヤコブソン、ケー・シヤウムバ
ーグ、ピー・クログスガード−ランゼン、アクタ・ヘミ
カ・スカンデイナビアB34、319−326(198
0)〕2.25g(10ミリモル)をリン酸二水素カリウム
緩衝液(1N水酸化ナトリウム水溶液中の0.05リン酸二
水素カリウム)18mおよび水6mの溶液に溶解し
た。この溶液を氷浴で1時間にわたつて冷却し、この間
にトルエン3.0m中のカルボベンジルオキシクロリド
(1.57m、11ミリモル)の溶液および1N水酸化ナ
トリウム水溶液を同時に滴加してpH7.0を維持した。次
いで混合物を5℃で1時間、周囲温度でさらに4時間攪
拌した。この反応中に生じた沈澱を過し、フイルター
ケークをジエチルエーテル30mずつで3回洗浄し
た。非晶質の無色固体を真空乾燥して表題の化合物1.4
g(収率50%)を得た。1Hnmr(60mHs;CF3CO2D)δ
2.0〜2.7(4H,幅広いm)、3.5-4.5(4H,幅広い
m)、5.28(2H,s)、7.4(5H.s)。
製造例B N−カルボベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボメ
トキシピペリジン 蒸留した塩化チオニル(1.25m;2.05g;17.2ミリモ
ル)を無水メタノール19.0mに添加した。N−カルボ
ベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボメトキシピペ
リジン(0.5g;1.8ミリモル)を塩化チオニル/メタノ
ール混合物の1/3(6.6m)に溶解し、得られた溶液を
20分間還流した。塩化チオニル/メタノール試薬の他
の1/3(6.6m)を反応液に添加し、これを次いで1時
間還流した。最後の1/3(6.6m)の塩化チオニル/メ
タノール試薬を反応液に添加したのちさらに1時間還流
した。次いで反応混合物を真空中で5mの容量に濃縮
し;酢酸エチル40mを添加した。沈殿(未反応出発
物質の塩酸塩;120mg)を去し、母液を真空中で濃
縮して白色固体(347mg)を得た。粗生成物をクロロ
ホルム25mに溶解し、水25mと共に攪拌し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液の添加により水相のpHを8.
4に調整した。水相を分離し、等容量のクロロホルムで
抽出した。クロロホルム抽出液を合わせて乾燥させ(硫
酸ナトリウム)、真空中で濃縮して目的生成物を無色の
油(228mg、収率43%)として得た。Af=0.51(シ
リカゲルプレート;塩化メチレン/メタノール=9:1
で溶離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸
スプレーにより発色)。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.2-
2.3(6H,m)、3.2-4.0(4H,m)、3.72(3H,
s)、5.16(2H,s)、7.39(5H,s)。
トキシピペリジン 蒸留した塩化チオニル(1.25m;2.05g;17.2ミリモ
ル)を無水メタノール19.0mに添加した。N−カルボ
ベンジルオキシ−4−アミノ−4−カルボメトキシピペ
リジン(0.5g;1.8ミリモル)を塩化チオニル/メタノ
ール混合物の1/3(6.6m)に溶解し、得られた溶液を
20分間還流した。塩化チオニル/メタノール試薬の他
の1/3(6.6m)を反応液に添加し、これを次いで1時
間還流した。最後の1/3(6.6m)の塩化チオニル/メ
タノール試薬を反応液に添加したのちさらに1時間還流
した。次いで反応混合物を真空中で5mの容量に濃縮
し;酢酸エチル40mを添加した。沈殿(未反応出発
物質の塩酸塩;120mg)を去し、母液を真空中で濃
縮して白色固体(347mg)を得た。粗生成物をクロロ
ホルム25mに溶解し、水25mと共に攪拌し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液の添加により水相のpHを8.
4に調整した。水相を分離し、等容量のクロロホルムで
抽出した。クロロホルム抽出液を合わせて乾燥させ(硫
酸ナトリウム)、真空中で濃縮して目的生成物を無色の
油(228mg、収率43%)として得た。Af=0.51(シ
リカゲルプレート;塩化メチレン/メタノール=9:1
で溶離;熱および10%エタノール性リンモリブデン酸
スプレーにより発色)。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.2-
2.3(6H,m)、3.2-4.0(4H,m)、3.72(3H,
s)、5.16(2H,s)、7.39(5H,s)。
製造例C N−カルボベンジルオキシ−4−(t−ブチルオキシカ
ルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 乾燥塩化メチレン1.0mのN−カルボベンジルオキシ−
4−アミノ−4−カルボメトキシピペリジン1.958g
(6.7ミリモル)の溶液にジ−t−ブチルジカーボネー
ト(アルドリツヒ・ケミカル社;ミルウオーキー、ウイ
スコンシン)1.60g(7.36ミリモル)を添加し、密栓し
た溶液を周囲温度で48時間攪拌した。溶剤を真空中で
除去したのち残渣を、あらかじめ同様に行つた(0.12倍
の規模)パイロツト反応の粗製残渣と合わせ、塩化メチ
レン20mに溶解した。次いでこの溶液を等容量の低
温の1N塩酸水溶液、水および飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄した。有機相を無水硫酸マグネシウムで乾
燥させ、過し、真空中で濃縮して油(2.47g)を得
た。この油をヘキサン80mと共に15分間摩砕し
た。次いでヘキサンを慎重にデカントした。この摩砕処
理を6回反復して油を固化させ、これにより表題の化合
物を無色の非晶質固体として得た。これを真空中で乾燥
させた。1.07g(収率36%)。Rf=0.6(シリカゲル
プレート;塩化メチレン/メタノール=9:1で溶離;
熱および10%エタノール性リンモリブデン酸スプレー
により発色)。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.49(9H,
s)、1.8-2.2(4H,m)、2.9-4.05(4H,きわめ
て幅広い多重線)、3.67(3H,s)、5.07(2H,
s)、7.24(5H,s)。
ルボニルアミノ)−4−カルボメトキシピペリジン 乾燥塩化メチレン1.0mのN−カルボベンジルオキシ−
4−アミノ−4−カルボメトキシピペリジン1.958g
(6.7ミリモル)の溶液にジ−t−ブチルジカーボネー
ト(アルドリツヒ・ケミカル社;ミルウオーキー、ウイ
スコンシン)1.60g(7.36ミリモル)を添加し、密栓し
た溶液を周囲温度で48時間攪拌した。溶剤を真空中で
除去したのち残渣を、あらかじめ同様に行つた(0.12倍
の規模)パイロツト反応の粗製残渣と合わせ、塩化メチ
レン20mに溶解した。次いでこの溶液を等容量の低
温の1N塩酸水溶液、水および飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄した。有機相を無水硫酸マグネシウムで乾
燥させ、過し、真空中で濃縮して油(2.47g)を得
た。この油をヘキサン80mと共に15分間摩砕し
た。次いでヘキサンを慎重にデカントした。この摩砕処
理を6回反復して油を固化させ、これにより表題の化合
物を無色の非晶質固体として得た。これを真空中で乾燥
させた。1.07g(収率36%)。Rf=0.6(シリカゲル
プレート;塩化メチレン/メタノール=9:1で溶離;
熱および10%エタノール性リンモリブデン酸スプレー
により発色)。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.49(9H,
s)、1.8-2.2(4H,m)、2.9-4.05(4H,きわめ
て幅広い多重線)、3.67(3H,s)、5.07(2H,
s)、7.24(5H,s)。
製造例D 4−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−4−カル
ボメトキシピペリジン メタノール150m中のN−カルボベンジルオキシ−
4−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−4−カル
ボメトキシピペリジン1.56g(4.0ミリモル)の溶液を
50psi(3.52kg/cm2)(20℃)でパル装置上で18時
間、パールマン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸
化パラジウム含量20%)水分31%)を用いて水素化
した。触媒を過し、液を真空中で濃縮して表題の化
合物(1.02g;収率100%)を無色の非晶質固体とし
て得た。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.23(9H,s)、
1.8-2.35(4H,幅広いm)、2.78-3.23(4H,幅広
いm)、3.77(3H,s)。
ボメトキシピペリジン メタノール150m中のN−カルボベンジルオキシ−
4−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−4−カル
ボメトキシピペリジン1.56g(4.0ミリモル)の溶液を
50psi(3.52kg/cm2)(20℃)でパル装置上で18時
間、パールマン触媒(炭素上の水酸化パラジウム;水酸
化パラジウム含量20%)水分31%)を用いて水素化
した。触媒を過し、液を真空中で濃縮して表題の化
合物(1.02g;収率100%)を無色の非晶質固体とし
て得た。1Hnmr(60mHz,CDCl3)δ1.23(9H,s)、
1.8-2.35(4H,幅広いm)、2.78-3.23(4H,幅広
いm)、3.77(3H,s)。
Claims (7)
- 【請求項1】次式 (式中、R1は水素原子またはベンジル基であり; R2は水素原子またはメチル基であり; R3は または であり; ここでZは水素原子またはカルボベンジルオキシ基であ
り;Yは水素原子またはt−ブトキシカルボニル基であ
る) の化合物、ならびにY、Z、R1またはR2の少なくとも
1つが水素原子である化合物の薬剤学的に受容できる
塩。 - 【請求項2】R3が である、特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
- 【請求項3】YおよびR1がそれぞれ水素原子である、
特許請求の範囲第2項に記載の化合物。 - 【請求項4】R2が水素原子である、特許請求の範囲第
3項に記載の化合物。 - 【請求項5】 である、 特許請求の範囲第1項に記載の化合物。
- 【請求項6】R1およびZがそれぞれ水素原子である、
特許請求の範囲第5項に記載の化合物。 - 【請求項7】R2が水素原子である、特許請求の範囲第
5項に記載の化合物。
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|---|---|---|---|
| PCT/US1986/000126 WO1987004440A1 (en) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | Heptanoyl-glu-asp-ala-amino acid immunostimulants |
| US86/00126 | 1986-01-23 |
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|---|---|---|---|
| JP5114989A Division JPH0747600B2 (ja) | 1986-01-23 | 1993-05-17 | ヘプタノール−Glu−Asp−Ala−アミノ酸系免疫賦活薬製造用中間体 |
| JP5114986A Division JPH075630B2 (ja) | 1986-01-23 | 1993-05-17 | ヘプタノール−Glu−Asp−Ala−アミノ酸系免疫賦活薬製造用中間体 |
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|---|---|
| JPS62178600A JPS62178600A (ja) | 1987-08-05 |
| JPH0647599B2 true JPH0647599B2 (ja) | 1994-06-22 |
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| JP5114989A Expired - Lifetime JPH0747600B2 (ja) | 1986-01-23 | 1993-05-17 | ヘプタノール−Glu−Asp−Ala−アミノ酸系免疫賦活薬製造用中間体 |
| JP5114986A Expired - Lifetime JPH075630B2 (ja) | 1986-01-23 | 1993-05-17 | ヘプタノール−Glu−Asp−Ala−アミノ酸系免疫賦活薬製造用中間体 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP5114986A Expired - Lifetime JPH075630B2 (ja) | 1986-01-23 | 1993-05-17 | ヘプタノール−Glu−Asp−Ala−アミノ酸系免疫賦活薬製造用中間体 |
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| EP (1) | EP0231087B1 (ja) |
| JP (3) | JPH0647599B2 (ja) |
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| WO (1) | WO1987004440A1 (ja) |
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| US5599903A (en) * | 1992-04-03 | 1997-02-04 | Terrapin Technologies, Inc. | Glutathione analogs and paralog panels comprising glutathione mimics |
| DE3930739A1 (de) * | 1989-09-14 | 1991-03-28 | Sandoz Ag | Neue acylpeptide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
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| US5767086A (en) * | 1992-04-03 | 1998-06-16 | Terrapin Technologies, Inc. | Bone marrow stimulation by certain glutathione analogs |
| US5955432A (en) * | 1992-04-03 | 1999-09-21 | Terrapin Technologies, Inc. | Metabolic effects of certain glutathione analogs |
| US5908919A (en) * | 1993-10-01 | 1999-06-01 | Terrapin Technologies | Urethane mediated, GST specific molecular release systems |
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| US4411925A (en) * | 1980-01-21 | 1983-10-25 | Pfizer Inc. | Branched amides of L-aspartyl-d-amino acid dipeptides |
| US4394308A (en) * | 1980-05-27 | 1983-07-19 | Chimicasa Gmbh | Method of producing α-L-aspartyl-L-phenylalanine methylesters |
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| US4399066A (en) * | 1981-01-29 | 1983-08-16 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Novel peptide, process for preparation thereof and use thereof |
| US4619915A (en) * | 1984-10-19 | 1986-10-28 | Pfizer Inc. | Peptide-substituted heterocyclic immunostimulants |
| JPS61148198A (ja) * | 1984-12-22 | 1986-07-05 | Ajinomoto Co Inc | 新規トリペプチド化合物および甘味剤 |
| CA1295784C (en) * | 1985-11-25 | 1992-02-11 | James Patrick Rizzi | Peptide immunostimulants |
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