JPH0647743Y2 - 資金別貸借対照表 - Google Patents

資金別貸借対照表

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JPH0647743Y2
JPH0647743Y2 JP1989121190U JP12119089U JPH0647743Y2 JP H0647743 Y2 JPH0647743 Y2 JP H0647743Y2 JP 1989121190 U JP1989121190 U JP 1989121190U JP 12119089 U JP12119089 U JP 12119089U JP H0647743 Y2 JPH0647743 Y2 JP H0647743Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は貸借対照表の改良に関し、更に詳しくは貸借対
照分析を数字のプラス及びマイナス等で理解できるよう
にし、それが損益と資金に関連付けられた資金別貸借対
照表に関する。
【従来技術】
会社が、ある一定期間の活動の結果を、その会社の利害
関係者に報告する為の書類としていわゆる財務諸表があ
る。その中で、ある時点の企業の財産の状態を明らかに
する書類として貸借対照表が使用されている。この貸借
対照表の表示の仕方には、大きく分けて勘定式と報告式
がある。 前者は、資産と負債・資本を対照として示す形式のもの
である。後者は資産の部から始まって、負債、資本と順
序だてて並べていく形式のものである。このうち第3図
に示すような勘定式貸借対照表が見易さの点から一般に
採用されている。 第3図を示す。70は資産の部で、上から流動資産の欄7
1、固定資金の欄72、繰延資産の欄73が設けてある。固
定資産の欄72には、有形固定資産の欄720,無形固定資産
の欄721,投資等の欄722が設けてある。つまり資産の部7
0には、どのような種類の資産がどれだけあるのかを示
している。 符号80は負債の部で、上から負債の欄81と資本の欄82が
設けてある。負債は外部から借りている資金で他人資本
とも言われ、いずれは返済する必要のあるものである。 負債の欄81は流動性負債の欄810と固定負債の欄811に分
けられている。 資本の欄82は、資本金の欄820,法定準備金の欄821,剰余
金の欄824に分けられている。また、法定準備金の欄821
は、資本準備金の欄822,利益準備金の欄823に分けられ
ている。余剰金の欄824は別途積立金の欄825と当期末処
分利益の欄826に分けられている。このような貸借対照
表は、右側(貸方)にどのような種類や負債や資本がど
れだけあるのかを示しており、左側(借方)にはどのよ
うな種類の資産がどれだけあるのかを示している。更に
敷衍すると、右側は会社が必要な資金をどのような形で
調達してきたのかを表わしており、左側はその調達して
きた資金をどのように使用して運用しているのかを表わ
している。このように資金の調達と運用のバランス関係
を見ることによってある時点の企業の財産の状態を明ら
かにし、企業の財務体質を見ることができるようにして
いる。
【従来技術の課題点】
前記した従来の貸借対照表は、その見方として資産全体
に対する流動資産,固定資産の割合、流動負債,固定負
債,自己資本、これらが資産全体の何%を占めるかを知
り、モデルケースと照らし合わせ、その多寡によって企
業が安定しているか不安定か、つまりバランス状態を見
る。そのためには前記した各欄の数字が示す内容を十分
理解しておかなければならない。 ところで、企業にとっても最も重要なことは「損益と資
金」であるが、会計慣習、企業会計原則、財務諸表規
則、商法計算規則等の会計諸規則(制度会計)によって
作成されている従来の貸借対照表では、資金に関して一
枚の表にまめとめることは困難である。 また、従来の貸借対照表は、前記したように分析の結果
がパーセント等の数値分析でなされる為に、損益、資金
との関連性について理解するのが困難である。この為貸
借対照表の分析結果が企業において生かされていない。 また、仮に数値分析の理解がなされていても、数値分析
の結果、企業の取るべき指針が明確に理解できない為、
数値分析が無駄となっているばかりか見易いとは言えな
かった。
【考案の目的】
本考案は、従来の制度会計と企業の損益認識のギャップ
を解決するもので、貸借対照分析を数字のプラス及びマ
イナス等で理解できるようにし、それが損益と資金に関
連付けられた貸借対照表を提供することを目的とする。
【考案の構成】
即ち本考案は、資金別の貸借対照表であって、この表
は、損益資金の部の欄と、固定資金の部の欄と、売上仕
入資金の部の欄と、流動資金の部の欄と、を含み、これ
らの欄は縦方向または横方向に配設してあり、上記損益
資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上仕入資金の部の
欄,流動資金の部の欄の各欄は貸方・借方の欄に分けて
あり、更に貸方・借方の欄に複数の勘定科目欄が設けて
あり、上記損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上
仕入資金の部の欄,流動資金の部の欄の各欄に対応して
現在の現金預金の欄が設けてある、資金別貸借対照表で
ある。損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上仕入
資金の部の欄,流動資金の部の欄に隣接して現在の現金
預金の欄や、未来の現金預金の欄を設けると記入の際或
は貸借対照表を見る場合に便利である。特に前記各資金
の部の欄を挟んで現在の現金預金の欄と未来の現金預金
の欄とをそれぞれ反対側に設けると見易く便利である。 本考案では損益を資金で認識できるようにすることに特
徴がある。 本考案で「損益資金」とは、損益を集計した資金をい
い、いわば儲けた金であり、表1の勘定科目のものが該
当する。 「固定資金」とは、固定的・長期的な資金の調達・運用
の差額により発生した資金をいい、表2の勘定科目のも
のが該当する。 「売上仕入資金」とは、売上代金の回収、仕入代金の支
払の差額により発生した資金をいい、表3の勘定科目の
ものが該当する。事業規模・取引条件等が不変とした場
合、発生した資金の過不足は不変である。 「流動資金」とは、損益資金・固定資金・売上仕入資金
以外の資金の調達・運用により発生した資金をいい、表
4の勘定科目のものが該当する。 資金的に企業財務の安定度に寄与する度合いは、損益資
金、固定資金、売上仕入資金、流動資金の順である。 前記資金の果たす機能の理解を助ける為に、以下例を上
げて説明する。 例1.取引がすべて現金預金で行なわれたとして6,000円
で仕入れた商品を3,000円の営業費を使用して10,000円
で売り上げた場合、貸借対照表・損益計算書・資金別貸
借対照表で表わせば下記の表のようになる。資金別貸借
対照表に現金預金として残った1,000円は資金の安定度1
00%の損益資金である。 例2.例1の場合と同様の取引であるが、商品の仕入が現
金預金から掛けになっている。貸借対照表・損益計算書
・資金別貸借対照表で表わせば下記の表のようになる。
資金別貸借対照表に現金預金として残った7,000円は資
金の安定度100%の損益資金1,000円と資金安定度がそれ
よりやや落ちる売上仕入資金6,000円である。 例3.例2と同様の取引であるが、売上高の半分の5,000
円が売掛金である。貸借対照表・損益計算書・資金別貸
借対照表で表わせば下記の表のようになる。資金別貸借
対照表に現金預金として残った2,000円は資金の安定度1
00%の損益資金1,000円と資金安定度がそれよりやや落
ちる売上仕入資金1,000円である。 例4.例3と同様の取引であるが、営業費のうち2,000円
が未払となっている。貸借対照表・損益計算書・資金別
貸借対照表で表わせば下記の表のようになる。資金別貸
借対照表に現金預金として残った4,000円は資金の安定
度100%の損益資金1,000円と、資金安定度が損益資金よ
り落ちる売上仕入資金1,000円と、資金安定度が売上仕
入資金より落ちる流動資金2,000円である。 つまり、上記例1〜4で解るように、取引の形態が、現
金取引であろうと信用取引であろうと損益(損益資金)
に変化はない。変化が生じるのは他の資金である。この
場合の他の資金の変化によって企業の財務体質が理解で
きる。 なお、本考案に係る表を使用して行なう資金管理会計に
おいて「損益資金+固定資金+売上仕入資金」を安定資
金といい、正常な企業活動を行う為にはこれらの和は必
ず0以上でなければならない。
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明す
る。第1図は本考案に係る資金別貸借対照表の一実施例
を示す説明図である。なお、第1図に示す表には、第3
図に示す貸借対照表から必要な箇所に必要な数字が転記
してある。 貸借対照表には損益資金の部の欄1と、固定資金の部の
欄2と、売上仕入資金の部の欄3と、流動資金の部の欄
4とが儲けてある。これらの各欄は前記順序で縦方向に
配設してある。各欄は左右2欄に分けてある。 損益資金の部の欄1において、左欄10には前払費用欄10
1,長期前払費用欄102,納税引当金欄103,株主配当金欄10
4,役員賞与金欄105の各欄が縦方向に前記順序で設けて
あり、その下に左欄10の合計欄10aが設けてある。 右欄11には前受収益欄111,引当金勘定欄112,利益準備金
欄113,任意積立金欄114,未処分利益欄115の各欄が縦方
向に前記順序で設けてある。その下に右欄11の合計欄11
aが設けてある。損益資金の部の欄1の左側上部には、
現金預金の欄100が設けてある。 固定資金の部の欄2において、左欄20には棚卸資産欄20
1,固定資産欄202(有形固定資産欄203,無形固定資産欄2
04,投資等欄205),繰延資産欄206,前払金欄207の各
欄が前記順序で縦方向に設けてある。その下に左欄20の
合計欄20aが設けてある。 右欄21には、長期借入金欄211,預り保証金欄212,設備未
払金欄213,設備支払手形欄214,社債欄215,延経費未払金
欄216,が設けてあり、その下に小計の欄21bが設けてあ
る。更に続けて資本金欄217,資本準備金欄218の各欄が
縦方向に前記順序で設けてある。その下に小計の欄21c
が設けてあり、更に続けてその下に右欄21の合計欄21a
が設けてある。固定資金の部の欄2の左側上部には、現
金預金の欄200が設けてある。 売上仕入資金の部の欄3において、左欄30には受取手形
欄301,売掛金欄302,前受金襴303の各欄が前記順序で設
けてある。その下に左欄30の合計欄30aが設けてある。 右欄31には支払手形欄311,買掛金欄312,裏書手形欄313,
前払金欄314の各欄が前記順序で縦方向に設けてあ
る。その下に右欄31の合計欄31aが設けてある。売上仕
入資金の部の欄3の左側上部には、現金預金の欄300が
設けてある。 流動資金の部の欄4において、左欄40には未収収益欄40
1,有価証券欄402,仮払金欄403,立替金欄404,短期貸付金
欄405,の各欄が前記順序で縦方向に設けてある。その下
に左欄40の合計欄40aが設けてある。 右欄41には、短期借入金欄411,割引手形欄412が設けて
あり、その下に小計の欄41bが設けてある。更に続け
て、預り金欄413,未払営業費用欄414,営業費支払手形欄
415,仮受金欄416の各欄が前記順序で縦方向に設けてあ
る。その下に小計の欄41cが設けてあり、更に続けてそ
の下に右欄41の合計欄41aが設けてある。流動資金の部
の欄4の左側上部には、現金預金の欄400が設けてあ
る。 なお、損益資金、固定資金、売上仕入資金は、流動資金
よりも安定性を有している。このため前記資金を合計し
た安定性資金計の欄5が売上仕入資金の部の欄3と流動
資金の部の欄4の間に設けてある。 次に、第1図を参照して本実施例に係る資金別貸借対照
表の作用を説明する。 損益資金の部の欄1において、合計欄11aに記載してあ
る数字10,000円から合計欄10aに記載してある数字△500
円を引いた金額10,500円が現金預金の欄100に記載して
ある。 固定資金の部の欄2において、合計欄21aに記載してあ
る数字16,000円から合計欄20aに記載してある数字18,00
0円を引いた金額△2,000円が現金預金の欄200に記載し
てある。 売上仕入資金の部の欄3において、合計欄31aに記載し
てある数字23,000円から合計欄30aに記載してある数字1
4,000円を引いた金額9,000円が現金預金の欄300に記載
してある。 流動資金の部の欄4において、合計欄41aに記載してあ
る数字5,500円から合計欄40aに記載してある数字2,000
円を引いた金額3,500円が現金預金の欄400に記載してあ
る。 安定性資金計の欄5には、損益資金の部の欄1,固定資金
の部の欄2,売上仕入資金の部の欄3の合計金額17,500円
が記載してある。 この結果解ることは、固定資金のマイナスは損益資金の
プラス(資金安定度100%)で補填されているので固定
資金のマイナスは問題がないということが解る。また、
安定性資金もプラスの状態にあり資金的には安定してい
る。このようなことから流動資金の部の欄4における短
期借入金、割引手形無駄であることが解る。 なお、資金の合計は21,000円それから固定性預金5,000
円を引くと差引の現金預金は16,000円となる。 第2図は、従来の資金状態を知る場合に使用する未来資
金別貸借対照表を示す説明図である。 本実施例に係る表は、第1図に示す表と大体において同
じであるが、損益資金の部の欄1と売上仕入資金の部の
欄3とが異なる。なお、第1図と同一または同等箇所に
は同じ符号を付して示している。 損益資金の部の欄1において、左欄10には仕入高欄90a,
営業費欄101a,営業外費用欄102a,納税引等金欄103,株主
配当金欄104,役員賞与金欄105の各欄が縦方向に前記順
序で設けてあり、その下に左欄10の合計欄10aが設けて
ある。 右欄11には売上高欄111a,営業外収益欄112aの各欄が縦
方向に前記順序で設けてある。その下に右欄11の合計欄
11aが設けてある。損益資金の部の欄1の右側上部に
は、未来の現金預金の欄100aが設けてある。固定資金の
部の欄2の右側上部には、未来の現金預金の欄200aが設
けてある。 売上仕入資金の部の欄3には、左欄30の合計欄30aの上
に予想売掛金欄304が、また、右欄31の合計欄31aの上に
予想買掛金欄315が設けてある。売上仕入資金の部の欄
3の右側上部には、未来の現金預金の欄300aが設けてあ
る。流動資金の部の欄4の右側上部には、現金預金の欄
400aが設けてある。 次に、第2図を参照して本実施例に係る未来資金別貸借
対照表の作用を説明する。 損益資金の部 平成元年9月1日〜平成元年9月30日の予想 売上高 15,000円 全額掛け売上とする。 仕入高 10,000円 全額掛け仕入とする。 営業費 3,000円 営業外費用 500円 営業外収益 300円 全額現金入金とする。 固定資金の部(減価償却は考慮しない) 平成元年9月30日現在における各勘定科目残高予想 平成元年9月30日 現在の残高 棚卸資産 仕入高=売上原価とする。 10,000円 有形固定資産 移動の予定なし 5,000円 無形固定資産 移動の予定なし 5,00円 投資等 移動の予定なし 1,500円 繰延資産 移動の予定なし 1,000円 長期借入金 9月20日500円返済予定 4,500円 資本金 増減資予定なし 10,000円 資本準備金 増減資等予定なし 1,000円 売上仕入資金の部 平成元年9月30日現在における各勘定科目残高予想 予想 受取手形 8月31日残高 6,000円 9月期日入金額 2,000円 9月手形回収額 3,000円 9月30日残高 7,000円 売掛金 8月31日残高 8,000円 9月現金回収額 500円 9月手形回収額 3,000円 9月30日残高 4,500円 予想売掛金 9月30日残高(9月発生高) 15,000円 9月発生した売掛金の当月入金は無いものとする。 支払手形 8月31日残高 13,000円 9月期日出金額 3,000円 9月手形支払額 5,000円 9月30日残高 15,000円 買掛金 8月31日残高 10,000円 9月現金支払額 0円 9月手形支払額 5,000円 9月30日残高 5,000円 予想買掛金 9月30日残高(9月発生高) 10,000円 9月発生した買掛金の当月出金は無いものとする。 流動資金の部 平成元年9月30日現在における各勘定科目残高予想 予想 短期貸付金 8月31日残高 2,000円 9月入金予定額 1,000円 9月30日残高 1,000円 短期借入金 8月31日残高 2,000円 9月返済予定額 500円 9月30日残高 1,500円 割引手形 9月31日残高 3,000円 9月期日到来額 1,000円 9月30日残高 2,000円 預り金、未払営業費用は8月31日と9月30日は同額とな
る。 固定性預金の部 平成元年9月30日現在における固定性預金残高 予想 9月30日 予想 残高 9月25日定期積立1,000円の積立の予定6,000円 以上のような条件で各金額を第2図に示す未来資金別貸
借対照表の各欄に予想数字を当てはめ、第1の実施例と
同様の計算をする。 損益資金の部の欄1において、合計欄11aに記載してあ
る数字15,300円から合計欄10aに記載してある数字13,50
0円を引いた金額1,800円に現在の現金預金の欄100に記
載してある金額10,500円をプラスした金額12,300円が未
来の現金預金の欄100aに記載してある。 固定資金の部の欄2において、合計欄21aに記載してあ
る数字15,500円から合計欄20aに記載してある数字18,00
0円を引いた金額△2,500円が未来の現金預金の欄200aに
記載してある。 売上仕入資金の部の欄3において、合計欄31aに記載し
てある数字30,000円から合計欄30aに記載してある数字2
6,500円を引いた金額3,500円が未来の現金預金の欄300a
に記載してある。 流動資金の部の欄4において、合計欄41aに記載してあ
る数字4,000円から合計欄40aに記載してある数字1,000
円を引いた金額3,000円が未来の現金預金の欄400aに記
載してある。 安定性資金計の欄5には、損益資金の部の欄1,固定資金
の部の欄2,売上仕入資金の部の欄3の合計金額13,300円
が記載してある。 この結果8月31日から見た未来である9月30日の各資金
の量及び質が予想できる。 なお、各現金預金の合計16,300円それから固定性預金6,
000円を引くと差引の現金預金は10,300円となる。 このように本実施例に係る未来の資金別貸借対照表を作
成することによって企業の損益と資金の予想を的確に行
なうことができる。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において数々の変
形が可能である。
【考案の効果】
本考案は上記構成を有し、次の効果を奏する。 (1)貸借対照表分析が、損益資金の部の欄,固定資金
の部の欄,売上仕入資金の部の欄,流動資金の部の欄の
数字の組み合わせによるプラス、マイナスによって判断
できる。このため経理の知識が乏しい者でも貸借対照表
を理解して企業の財政状態及び財務体質を知ることがで
き、取るべき財務方針を確立することができる。 (2)前記各資金の欄に予想数字を当てはめることによ
って未来の資金別貸借対照表を作成することができる。
これによって未来の資金を理解することができ、その必
要最低資金額が解る。このため企業の業績の予想を的確
に行なうことができる。 (3)損益と資金については、全部の勘定科目が資金と
繋るので損益と資金の関連性を理解することができ、損
益の認識が容易に理解できる。 (4)全体としては貸借対照表であるけれども,損益資
金の部が損益計算書としての機能を果たし、しかも資金
の勘定科目が表わされているので資金繰り表の機能をも
有する。このため一つの表が貸借対照表,損益計算書,
資金繰り表の働きをするため個別に表を作成する必要が
ない。 (5)企業取引には、資金取引と非資金取引があり、資
金取引だけで資金繰り表の作成をするといわれている。
しかし、企業取引に非資金取引がないことが理解でき
る。従って現行の資金繰りに誤りがあることが理解でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る貸借対照表の一実施例を示す説明
図、 第2図は本考案に係る貸借対照表の他の実施例を示す説
明図、 第3図は従来の貸借対照表の説明図である。 1:損益資金の部の欄 2:固定資金の部の欄 3:売上仕入資金の部の欄 4:流動資金の部の欄 100,200,300,400:現在の現金預金の欄 100a,200a,300a,400a:未来の現金預金の欄

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】資金別の貸借対照表であって、この表は、 損益資金の部の欄と、 固定資金の部の欄と、 売上仕入資金の部の欄と、 流動資金の部の欄と、 を含み、これらの欄は縦方向または横方向に配設してあ
    り、 上記損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上仕入資
    金の部の欄,流動資金の部の欄の各欄は貸方・借方の欄
    に分けてあり、更に貸方・借方の欄に複数の勘定科目欄
    が設けてあり、 上記損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上仕入資
    金の部の欄,流動資金の部の欄の各欄に対応して現在の
    現金預金の欄が設けてある、 資金別貸借対照表。
  2. 【請求項2】損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売
    上仕入資金の部の欄,流動資金の部の欄の各欄に対応し
    て未来の現金預金の欄が設けてある、 請求項1記載の資金別貸借対照表。
  3. 【請求項3】現在の現金預金の欄と未来の現金預金の欄
    が損益資金の部の欄,固定資金の部の欄,売上仕入資金
    の部の欄,流動資金の部の欄の各欄を挟んでそれぞれ反
    対側に設けてある、 請求項2記載の資金別貸借対照表。
JP1989121190U 1989-10-16 1989-10-16 資金別貸借対照表 Expired - Lifetime JPH0647743Y2 (ja)

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