JPH0647789B2 - 調湿性壁紙 - Google Patents

調湿性壁紙

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JPH0647789B2
JPH0647789B2 JP62253033A JP25303387A JPH0647789B2 JP H0647789 B2 JPH0647789 B2 JP H0647789B2 JP 62253033 A JP62253033 A JP 62253033A JP 25303387 A JP25303387 A JP 25303387A JP H0647789 B2 JPH0647789 B2 JP H0647789B2
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JP
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vinyl chloride
chloride resin
humidity
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JP62253033A
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薫 江原
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Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、室内の湿気の変化に対応し、湿気を吸収又は
放出する作用により、室内の湿度の変動を調整する作用
のある調湿性壁紙に関するものである。
(従来の技術) 従来の塩化ビニル樹脂系の壁紙、調ゆるビニール壁紙
は、コストが安く、また意匠の表現も多様であることか
ら建築物の内装材に広く使用されているものである。一
方、木材や紙等の天然資材と比較した場合、通気性や吸
湿性が劣るため室内の居住環境は必ずしも最適とは言え
ず、室内外の温度差により結露を生じ易いなどの欠点が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) かかる従来のビニール壁紙の有する欠点を改善する方法
としては、特開昭53−33283号公報に記載された
様にビニール壁紙に細孔を形成し、通気性を付与する方
法や特開昭60−81378号公報に記載された様に塩
化ビニル樹脂中に高吸水性高分子を混合する方法がある
が、前記の公報に記載の様に、通気性のみを付与しても
調湿性の効果はないし、又、後記の方法は、調湿性を発
泡するために多量に添加された高吸水性樹脂による物性
的な欠点が認められ実用的には問題が多いものである。
本発明は、塩化ビニル系樹脂が本来持つ物性や加工性を
損うことなく、又ビニール壁紙としての意匠性を保持
し、調湿作用を発揮する壁紙を提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の壁紙は、塩化ビニル系樹脂,可塑剤,安定剤,
熱分解型発泡剤,高吸水性樹脂,連続気泡形成剤を必須
成分とする配合物を、基材上に塗布し、加熱発泡させた
ことを特徴とするものである。
本発明における塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル
樹脂,塩化ビニルと他のモノマー,例えばエチレン,酢
酸ビニル,ビニルエーテル,マレイン酸エステル,(メ
タ)アクリル酸,(メタ)アクリル酸エステル等との共
重合体のほか、塩化ビニル樹脂と他のポリマーのブレン
ド物も含むものである。これら樹脂は、基材上に塗布す
るうえで、乳化重合法やマイクロサスペンジヨン法によ
り得たペースト化可能なものが好ましい。
可塑剤としては、この種の技術で一般的に使用されるも
のは全て使用可能で、代表例としては、DOPが例示で
き、添加量も通常使用される範囲で使用できる。
安定剤は、塩化ビニル樹脂系組成物の耐熱性を向上させ
る。又、安定剤の成分として含まれる金属セツケンは、
謂ゆるキツカー効果を持ち、すなわち加熱分解型の発泡
剤の分解温度を調整する作用を持ち、安定剤の使用は不
可欠である。安定剤の種類や添加量は通常使用されるも
のおよびその使用範囲で使用でき、加工条件や塩化ビニ
ル系樹脂組成物の溶融性状等に合わせて選定される。
熱分解型発泡剤は、連続気泡構造を形成する上で、不可
欠である。代表的な熱分解型発泡剤はアゾジカルボンア
ミドであるが、これに限定されずこの種の発泡剤として
一般的に使用されるものが使用でき、添加量も最終製品
の意匠効果等を出すために適宜選択される。
高吸水性樹脂としては、酢酸ビニル−アクリル酸エステ
ル共重合体けん化物,イソブチレン−無水マレイン酸共
重合体変成物の架橋物,アクリル酸ソーダ重合体の部分
架橋物,アクリルニトリルグラフト化デンプンの加水分
解物等が単独または組み合わせて使用できる。
添加量は、要求性能によって調整すればよく、実用的な
使用範囲としては、塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、1〜30重量部、好ましくは2〜20重量部程度が
良い。1重量部未満では、十分な吸湿性能が得られず、
また30重量部を越え多量に用いると吸湿時の膨潤によ
る物性の低下や、耐光変色性,耐薬品性等の塩化ビニル
系樹脂壁紙が本来有する特性を損うおそれがある。
連続気泡形成剤としては、CnH2n+2(nは正の整数)の
組成をもつ飽和炭化水素の混合物であるワセリンやC
16〜C40のノルマルパラフインの混合物を成分とす
るパラフイン等の炭化水素,ポリエチレン/ポリプロピ
レン等のホモポリマー,エチレン/プロピレン共重合
体,エチレン−ビニルアセテート共重合体等のオレフイ
ン系重合体等が使用できる。添加量は、炭化水素であれ
ば塩化ビニル系樹脂100重量部に対して3〜20重量
部、好ましくは5〜15重量部、オレフイン系重合体で
あれば、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1〜1
0重量部、好ましくは2〜6重量部である。この連続気
泡形成剤は、塩化ビニル系樹脂配合物を基材上へ塗布
後、加熱することにより熱分解型発泡剤が分解し発生し
たガスにより形成された気泡の壁を破る作用を有し、本
発明において必須のものである。
本発明においては、これら配合成分の他、種々の要求特
性に合わせ、防カビ剤,紫外線吸収剤,酸化防止剤,着
色剤,充填剤等を添加することもできる。
本発明における基材としては、一般に塩化ビニル系樹脂
壁紙の裏打材として使用されるものは全て使用できる。
本発明の壁紙は、この基材上に塩化ビニル系樹脂配合物
を塗布し、加熱発泡させてなるものである。塗布手段と
しては、公知のドクターナイフコート,ロールコート等
にて基材上の全面に塗布することができ、さらにこれに
エンボス加工を施こしても良い。この場合、広範囲のエ
ンボスによる強い押圧は、形成された連続気泡構造の圧
潰,圧着につながるため、調湿性能の減少となるので、
選択的に圧潰,圧着されない部分を確保することが必要
である。
この圧潰,圧着されない部分の面積比率としては、20
%以上、好ましくは40%以上とするのが良い。また塗
布手段としてロータリースクリーンプリント法,凹版或
いはグラビアプリント法等を用いて模様状に塗布するこ
ともできる。この場合、他の一般的な壁紙用樹脂配合物
と組み合わせ、調湿性のある部分とない部分とに構成も
できるし、また本発明の樹脂配合物を模様状に塗布して
下の基材を一部露出させることにより、基材自身の特
性、(例えば調湿性のある基材)を生かして使用するこ
ともできる。
(作用) 本発明では、連続気泡形成剤,高吸水性樹脂の添加によ
り、基材上の塩化ビニル系樹脂発泡層は、高吸水性樹脂
が含有されており、しかも連続気泡化された発泡構造で
あるため、室内の空気は壁紙の表面の高吸水性樹脂とだ
けでなく連通化された塩化ビニル系樹脂発泡層内部まで
入り込み、内部の高吸水性樹脂とも接触する。したがっ
て添加した高吸水性樹脂を効率よく湿調に活用すること
ができる。
(実施例) 実施例1〜7 第1表に示す配合剤をNo.1〜No.7の配合割合にてそれぞ
れ混合撹拌しペーストを作成した。これらペーストを坪
量80g/mの裏打紙に270g/m2となる様にドクタ
ーナイフを用いて塗布し、さらに210℃で60秒の加
熱をし、壁紙を得た。
これら壁紙の透湿度及び吸湿度はそれぞれ第1表に示す
通りであった。
実施例8 実施例2の配合物(第1表のNo.2で示される配合物)
のペーストを坪量80g/mの裏打紙に、柄構成の異
なる2種類のロータリースクリーンプリントを用い塗布
し、210℃の加熱炉で加熱発泡し壁紙を得た。得られ
た壁紙の重量は2908g/mであった。
実施例9 実施例1の配合物(第1表のNo.1で示される配合物)
のペーストを坪量80g/mの裏打紙にドクターナイ
フを用いて塗布し、次いで170℃の加熱炉でゲル化壁
紙を得た。この壁紙を凸紙の面積比が32%であるエン
ボスロールを用いて壁紙表面温度が205℃となる様加
熱しながらエンボス凹凸模様の付与された壁紙を得た。
この壁紙の重量は310g/mであった。
比較例1〜3 第1表の比較例No.1〜No.3の配合物及び割合にてそれ
ぞれ混合撹拌し、実施例1〜7と同様の方法,条件で発
泡壁紙を得た。これらの壁紙の透湿度及び吸湿度はそれ
ぞれ第1表に示す通りであった。
比較例4 比較例2の配合物(第1表の比較例No.2で示される配
合物)のペーストを、以下実施例8と同様の方法,条件
で発泡壁紙を得た。
実施例8,9、比較例4で得た壁紙の調湿性能を測定し
た結果を第2表に示す。
(発明の効果) 本発明の壁紙は、高吸水性樹脂を含有するとともに連続
発泡構造を有する発泡体層を具備するゆえ、室内の湿気
の変化に対応し吸湿,放湿する特性を持つため壁紙表面
が結露する等の不都合が生じない利点がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塩化ビニル系樹脂,可塑剤,安定剤,熱分
    解型発泡剤,高吸水性樹脂,連続気泡形成剤を必須成分
    とする配合物を、基材上に塗布し、加熱発泡させたこと
    を特徴とする調湿性壁紙。
  2. 【請求項2】高吸水性樹脂が、酢酸ビニル−アクリル酸
    エステル共重合体けん化物,イソブチレン−無水マレイ
    ン酸共重合体変性物の架橋物,アクリル酸ソーダ重合体
    の部分架橋物,又はアクリルニトリルグラフト化デンプ
    ンの加水分解物のなかから選ばれた1種以上の高吸水性
    樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の調湿性壁紙。
  3. 【請求項3】連続気泡形成剤が、ワセリン,パラフイン
    等の炭化水素および/又はオレフイン系重合体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第2項記載
    の調湿性壁紙。
JP62253033A 1987-10-07 1987-10-07 調湿性壁紙 Expired - Lifetime JPH0647789B2 (ja)

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