JPH0648060A - 通電式謄写版原紙及び製版方法 - Google Patents
通電式謄写版原紙及び製版方法Info
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- JPH0648060A JPH0648060A JP4220894A JP22089492A JPH0648060A JP H0648060 A JPH0648060 A JP H0648060A JP 4220894 A JP4220894 A JP 4220894A JP 22089492 A JP22089492 A JP 22089492A JP H0648060 A JPH0648060 A JP H0648060A
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Abstract
つ高速で安価な謄写版印刷物を得ることが可能な通電式
謄写版原紙を提供すること。 【構成】 多孔質支持体と熱穿孔性層からなり、該熱穿
孔性層を構成する熱可塑性樹脂フイルム及び/又は接着
剤層が導電性を有することを特徴とする通電式謄写版原
紙、及び該原紙を使用する製版方法。
Description
謄写版原紙に関し、更に詳しくは、電子写真式複写機に
匹敵する画質を有し、且つ高速で安価な謄写版印刷物を
得ることが可能な通電式謄写版原紙を提供することを目
的とする。
い、高速で安価な謄写版印刷が急速に普及してきた。該
謄写版印刷における製版は、主にサーマルヘッド方式や
放電破壊方式により行われ、その素子の進歩に伴い解像
度も向上し、電子写真式複写機に匹敵する高画質画像を
形成することが出来るものも出現している。又、印刷サ
イズもA4からB4、更にA3サイズへと大きくなって
きている。その結果、謄写版印刷は、学校等の教育機関
のみではなく一般のオフィスにも普及してきている。
イズの拡大により、サーマルヘッドによる製版方法で
は、製版に長時間を要する。学校等の教育機関における
数百枚から千枚程度の印刷では、印刷に要する全時間の
中で製版時間が占める比率は相対的に低く、電子写真式
複写機に比べ圧倒的に高速である。しかしながら、一般
のオフィスにおける数十枚程度の少量印刷においては、
電子写真式複写機に比べ必ずしも高速とは言い難い。
又、従来の謄写版印刷では、サーマルヘッドや放電破壊
においてステッキングによる画質の低下が生じるという
問題がある。謄写版原紙に穿孔する方法としては、サー
マルヘッド方式の他に、半導電性のフイルムに高電圧を
かけて放電破壊を起こす放電記録方式の穿孔製版が用い
られているが、悪臭が生じる、スティッキングによる画
質の低下、製版に要する時間が長い等の問題点を有して
いる。従って、本発明の目的は上記問題点を解決し、電
子写真式複写機に匹敵する画質を有し、且つ高速で安価
な謄写版印刷物を得ることが可能な通電式謄写版原紙を
提供することである。
によって達成される。即ち、本発明は、多孔質支持体と
熱穿孔性層からなり、該熱穿孔性層を構成する熱可塑性
樹脂フイルム及び/又は接着剤層が導電性を有すること
を特徴とする通電式謄写版原紙、及び該原紙を使用する
製版方法である。
導電性にすることによって、通電による製版が可能とな
り、サーマルヘッド方式や放電破壊方式による製版時間
よりも著しく短い時間で製版を完了させることが出来
る。即ち、本発明の通電式謄写版原紙では、通電した熱
穿孔層の部分は、そのジュール熱により溶融することに
より、謄写孔が形成され、この謄写孔が画線部となる。
又、通電による製版は、最高300mm/sのスピード
の製版が可能となる。更にこの様なプロセスの為、サー
マルヘッド方式や放電破壊方式を使用する場合の大きな
問題であるスティッキングや悪臭の発生を生じることが
ない。従って、本発明によれば、電子写真式複写機に匹
敵する画質を有し、且つ高速で安価な謄写版印刷物を得
ることが可能となる。
発明を更に詳しく説明する。本発明の通電式謄写版原紙
は、その断面を図1a及び図1bに図解的に示す様に、
多孔質支持体1と熱穿孔性層2からなり、該熱穿孔性層
2を構成する熱可塑性樹脂フイルム3及び/又は接着剤
層4が導電性を有することを特徴としている。又、本発
明の製版方法は、上記の通電式謄写版原紙の熱穿孔性層
2の表面に通電ヘッド5を走行させ、必要箇所において
熱穿孔性層に通電させ、熱穿孔性層を通電する際に発生
する熱によって、インクが謄写される孔6を形成するこ
とを特徴としている。
は以下の通りである。 (1)熱可塑性樹脂フイルム 熱可塑性樹脂フイルムとしては、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリ塩化ビニル、エチルセルロース等、従来の
謄写版原紙に使用されているものでよく、特に限定され
ない。通常、これらのフイルムは絶縁体又は半導体であ
るが、フイルム中に、カーボンや金属等の導電性物質、
例えば、アセチレンブラック、ZnO、導電性Al2O
3、Cu等を混入させたり又は例えばナトリウムイオン
や燐イオン等のイオンをドープすることにより、これら
のフイルムに導電性を持たせることが出来、又、上記フ
イルム面に導電性塗工液を塗工して導電層を形成して上
記フイルムを導電性にしてもよい。好ましい抵抗率は
0.5KΩ・cm〜10KΩ・cm程度であり、かかる
抵抗率は使用するカーボン等の導電材の種類や量によっ
て任意に調整することが出来る。又、熱穿孔性層表面に
滑性を与え、通電ヘッドの融着を防止し走行性を良好に
する為に、各種の界面活性剤、シリコーンオイル、シリ
コーンオイルと熱可塑性樹脂の共重合体及びシリコーン
オイルと熱可塑性樹脂の混合物等の滑剤をフイルムに混
入させることが出来る。
如く従来の謄写版原紙に使用されている多孔質のもので
あればよく特に限定されない。例えば、ポリエステルメ
ッシュシート等が好適な例として挙げられる。
させて熱穿孔性層を構成するものであって、接着剤は多
孔質支持体上に直接塗布して熱可塑性樹脂フイルム層を
積層してもよいが、両者をラミネートすることにより謄
写版原紙を得る場合には、接着剤及び粘着剤を使用する
ことが出来る。接着剤及び粘着剤は特に限定されず、公
知の接着剤を使用することが可能である。例えば、キャ
スト法で作製した熱可塑性樹脂フイルムをポリエステル
メッシュに転写することにより謄写版原紙を得る場合に
は、エマルジョン系粘着剤を用いることが好ましい。
又、これらの接着剤からなる接着剤層も上記と同様に導
電性とすることが出来る。
れていない場合には、製版時に通電ヘッドの融着を防止
する為に、熱可塑性樹脂フイルムの表面に熱融着防止層
7(図1b参照)を設けることが好ましい。材料は特に
限定されず公知の界面活性剤やシリコーン化合物等の滑
剤を使用することが出来る。例えば、熱可塑性樹脂フイ
ルムとして延伸したポリエステルフイルムを用いる場合
には、シリコーンオイルと熱可塑性樹脂バインダーとの
混合物からなる層を形成することも好ましい。
具体的に説明する。 実施例1 トルエン溶媒中に融点が200℃のエチルセルロース
を、カーボン及びシリコーンオイルと共に重量比にし
て、8:1:1で分散させ、それをポリエチレンフイル
ム上に膜厚が1μmになる様にコーティングして、熱可
塑性樹脂フイルムを形成する(抵抗率1KΩcm)。こ
れをエマルジョン系粘着剤を含浸させたポリエステルメ
ッシュに転写することにより、本発明の通電式謄写版原
紙を得た。電極ヘッドとして約50μm径で、その先端
にニッケルメッキを施したものを8本/mmで並べ、ア
ース電極として上記のヘッドに対して平行に約0.3m
mの距離を持った平版状のものを使用した。そしてパル
ス幅1ms、記録周期20ms、記録エネルギー3.0
J/cm2 で製版及び印刷したところ良質の印刷物が得
られた。
2.5μm)を5%混合し、他は実施例1と同様にして
フイルム(抵抗率0.5KΩ・cm)を形成し、これを
実施例1と同様の条件で製版及び印刷したところ、良好
な印刷物が得られた。 実施例3 熱可塑性樹脂フイルムとして、イオンをドープした延伸
ポリエチレンフイルム(厚さ1.5μm、抵抗率9.5
KΩcm)を用い、これと多孔質薄葉紙を熱硬化型接着
剤を用いてラミネートし、更に熱可塑性樹脂フイルムに
熱融着防止層を形成し、実施例1と同様の条件で製版及
び印刷したところ、良好な印刷物が得られた。 実施例4 実施例3と同様の材料(厚さ1.5μm、抵抗率9.5
KΩcm)を用い、電子線硬化型接着剤を用いてラミネ
ートし、実施例3と同様に製版及び印刷したところ、良
質の印刷物が得られた。
5μm)を更に増加させ抵抗率を0.3KΩ・cmとし
たフイルムを用いた場合には、穿孔が十分に生じたが、
穿孔がヘッドの解像度に比較してその面積が大幅に広が
り、その為、画像、特に文字部分が潰れて鮮明な印刷画
像が得られなかった。更にインクが出過ぎた為に裏移り
も発生した。 実施例6 実施例3においてイオンのドープ量を減少させたフイル
ム(抵抗率12KΩ・cm)を用いたところ、十分な穿
孔を得ることができず、所望の印刷画像を得ることが出
来なかった。 比較例3 実施例1において、カーボンを含有せず導電性を持たな
い謄写版原紙を実施例1と同様に製版した場合は、殆ど
穿孔されなかった。以上の本発明及び比較例の謄写版原
紙の各種性能は下記表1の通りであった。
写版原紙を用いることにより、サーマルヘッド方式及び
放電製版方式に比べ、製版時間が飛躍的に短縮され、
又、スティッキングが生じない為、良好な画質の印刷物
が得られるという利点を有する。
図解的に説明する図。
Claims (5)
- 【請求項1】 多孔質支持体と熱穿孔性層からなり、該
熱穿孔性層を構成する熱可塑性樹脂フイルム及び/又は
接着剤層が導電性を有することを特徴とする通電式謄写
版原紙。 - 【請求項2】 導電性を有する層の抵抗率が、0.5K
Ω・cm〜10KΩ・cmである請求項1に記載の通電
式謄写版原紙。 - 【請求項3】 熱穿孔性層の表面に熱融着防止層が設け
られている請求項1に記載の通電式謄写版原紙。 - 【請求項4】 熱穿孔性層がカーボン等の導電性物質を
含む請求項1に記載の通電式謄写版原紙。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の通電式謄写版原紙
の熱穿孔層表面に通電ヘッドにより電流を流し、熱穿孔
性層に所望の穿孔を形成することを特徴とする製版方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220894A JPH0648060A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 通電式謄写版原紙及び製版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4220894A JPH0648060A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 通電式謄写版原紙及び製版方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648060A true JPH0648060A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16758205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4220894A Pending JPH0648060A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 通電式謄写版原紙及び製版方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648060A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272832A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 感熱孔版印刷用マスター及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4220894A patent/JPH0648060A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272832A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 感熱孔版印刷用マスター及びその製造方法 |
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