JPH0648069B2 - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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JPH0648069B2
JPH0648069B2 JP2010542A JP1054290A JPH0648069B2 JP H0648069 B2 JPH0648069 B2 JP H0648069B2 JP 2010542 A JP2010542 A JP 2010542A JP 1054290 A JP1054290 A JP 1054290A JP H0648069 B2 JPH0648069 B2 JP H0648069B2
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seat
valve
valve plug
seat ring
pressure
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JP2010542A
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良之 奥津
進 坂田
茂弘 川合
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山武ハネウエル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はコンタード型のバルブプラグを有する弁装置に
係り、特に高圧力流体を制御する場合に適用して好適な
弁装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に高圧流体を制御する弁装置にあっては、制御開度
での特性のみならず、弁閉止機能をも重視する必要があ
る。なんとならば、弁閉止機能が不完全で、全閉状態に
おいて流体の極めて僅かではあるが漏洩流れがあると、
高差圧のためこの漏洩流れにワイヤードロウィング現象
と呼ばれる一種のキャビテーションエロージョンが発生
してシートリングとバルブプラグのシート面を局部的に
侵食し、全閉時の流体漏洩量をさらに増加させ、やがて
は弁閉止機能が全く失われ、短期間のうちに使用不能に
陥るからである。そこで、従来はこのような問題を解決
する一つの方法として、第3図に示すようにシートリン
グ1とバルブプラグ2にその軸線方向に離間して2つの
シート部3、4、5、6をそれぞれ設け、弁閉止性能を
向上させるようにしたものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような2つのシート部による方法に
あっては、両シート部のリーク性能を同程度にするとい
う場合に各シート面に負荷される差圧条件が等分され、
最も性能をよく発揮することになるが、現実にこの条件
を実現するには、シートリング1に形成される2つのシ
ート部3、4の間隔と、バルブプラグ2に形成される2
つのシート部5、6の間隔を厳密に等しくする必要があ
り、そのため高い加工精度が要求され、また、加工後の
各シート部のリーク特性の確認試験が必要となるという
欠点があった。
また、仮に確認試験により各シート面のリーク特性に著
しい差が認められた場合には、追加工を行ってシート部
を再調整する必要がある。
したがって、本発明は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、比較的
簡単な構成で弁閉止機能を向上させ、ワイヤードロウデ
ィング現象と呼ばれるキャビテーションの発生を防止し
得るようにした弁装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、流
体通過孔を有する円筒状のシートリングと、このシート
リング内に摺動自在に配設され前記流体通過孔を開閉制
御するバルブプラグを具備した弁装置において、前記シ
ートリングとバルブプラグにそれぞれ軸線方向に離間し
全閉時に互いに着座する一次側シート部と二次側シート
部を設けると共に、二次側シート部を軸線方向に移動可
能に構成し、前記シートリング,バルブプラグおよび
一,二次側シート部間に形成される空間と二次側シート
部の下流側とを連通させる連通孔を前記バルブプラグ内
に形成すると共に、前記連通孔に圧力調節弁を組み込ん
だものである。
[作用] 本発明において、シートリングまたはバルブプラグに設
けられた可動自在なシート部は弁閉止時に相手側シート
部との当接によって移動され加工誤差を吸収する。バル
ブプラグ内に組み込まれた圧力調節弁は弁閉止時にシー
トリング、バルブプラグおよび一,二次側シート部間に
形成された空間内の流体圧によって動作し、一定の圧力
に維持する。該空間内の流体の一部は前記圧力調節弁が
開くと、バルブプラグ内に形成された連通孔を通って下
流側に流出する。
[実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る弁装置の一実施例を示す弁閉止時
の要部断面図、第2図は微少開度状態の要部断面図であ
る。これらの図において、10は内部を隔壁11によっ
て上流側(一次側)流路12Aと、下流側(二次側)流
路12Bに仕切られた篭型の弁本体、13は隔壁11の
中央に形成された螺子孔14にガスケット15を介して
ねじ込まれた筒状のシートリングで、このシートリング
13の中央孔は流体通過孔16を形成し、また該流体通
過孔16の上下開口端部にはそれぞれ一次側、二次側シ
ート部17、18が形成されている。
この場合、一次側シート部17は前記流体通過孔16の
下端側内周面に形成されることにより、固定シート部を
形成している。一方、二次側シート部18は、前記流体
通過孔16の上端側内周面にシート部材21を介して上
下動自在に嵌合された筒状の遊動シートリング20の上
端側開口部内周面に形成されることにより可動シート部
を形成している。
22は前記シートリング13の上方にこれと同軸に配設
され、後述するバルブプラグ30を摺動自在に案内保持
するガイドで、このガイド22は筒状体に形成されて、
上端部外周面に鍔部22Aを一体に有し、この鍔部22
Aが前記弁本体10の上面中央部に開設された開口部2
3にガスケット24を介して嵌合され、またガイド22
の下端が前記シートリング13および浮動シートリング
20の上端部外周面に嵌合されている。そして、ガイド
22には径方向に貫通し中心孔28を弁本体10の二次
側流路12Bに連通させる流通孔26が形成されると共
に、内周面には環状溝29が前記流通孔26に対応して
形成されている。
27は前記弁本体10の上面開口部23に嵌合され且つ
不図示ののボルトおよびナットによって固定された上蓋
で、この上蓋27によって前記ガイド22を押圧しシー
トリング13に固定している。
前記バルブプラグ30はコンタード型バルブプラグ15
を構成するもので、下端部が前記ガイド22の中心孔2
8、浮動シートリング20およびシートリング13に摺
動自在に嵌合され、弁軸31によって昇降さることによ
り前記流体通過孔16を開閉制御するように構成されて
いる。バルブプラグ30の下端部外周面と中間部外周面
には一次側、二次側シート部32、33が前記シートリ
ング13の一次側、二次側シート部17、18に対応し
て形成されている。これらのシート部32、33はいず
れもバルブプラグ30に直接形成されることにより固定
シート部とされ、弁閉止時に前記シートリング13の一
次側、二次側シート部17、18に着座する。一次側シ
ート部32の下方には略円錐形をなす第1の特性部35
が形成され、またバルブプラグ30の中間部で前記二次
側シート部33の下方部分は下端側が小径となるテーパ
状の第2の特性部36とされる。またバルブプラグ30
の内部には圧力調節弁38を組み込んでなる連通孔37
が形成されている。連通孔37は、弁閉止時においてシ
ートリング13とバルブプラグ30および一次側、二次
側シート部17、18、32、33との間に形成される
閉空間40を、ガイド22の内周面とバルブプラグ30
の上端部外周面との間の隙間Gおよび流通孔26を介し
て弁本体10の下流側流路12Bに連通させるもので、
一端開口部37aがバルブプラグ30の下端部周面で、
前記一次側シート部32と第2の特性部36との間の部
分に開口し、他端開口部37bが上端部外周面に開口し
ている。
前記連通孔37の内部に組み込まれた前記圧力調節弁3
8は前記シートリング13内、すなわち空間40内の流
体圧力Pを一定圧に保つもので多段型圧力調製弁から
なり、スプリング41のばね力によって下方に付勢され
ることにより通常該連通孔37を遮断しており、前記シ
ートリング13内の流体圧力が一定圧P以上になる
と、動作して連通孔37を開くように構成されている。
前記遊動シートリング20は、前記シートリング13と
ガイド22の内周面に形成された段差部45、46によ
り、上下方向に対してそれぞれΔdだけ移動可能とされ
ている。Δdはシート部17と18、32と33間の寸
法誤差を考慮して設定されるもので、1mm程度とされ
る。
このような構成からなる弁装置において、第1図はバル
ブプラグ30を降下させて弁を閉止した直後の全閉状態
を示す。この状態において、シートリング13の一次
側、次側シート部17、18にバルブプラグ30の一次
側、二次側シート部32、33がそれぞれ着座し、シー
トリング13の内部空間40が閉空間とされる。また、
バルブプラグ30が降下してくると、その降下終了直前
に二次側シート部33が遊動シートリング20の二次側
シート部18に当接着座し、なおも降下すると遊動シー
トリング20もバルブプラグ30と一体的に降下し、一
次側シート部32が一次側シート部17に当接着座す
る。したがって、シート部32、33のシート部17、
18に対する着座が的確かつ確実で、浮動シートリング
20の下降によりこれらシート部の加工誤差を吸収し、
シート部の加工、調整作業を容易にする。また、シート
部の着座が的確であれば弁閉止機能が向上するので、弁
閉止時の流体の漏洩量を著しく軽減防止することができ
る。
ここで、高圧流体の制御に使用する場合、例えば流体圧
が160kg f/cm2G、圧力調節弁38が1/2P
(80kg f/cm2G)で動作するものとする。バルブプラ
グ30を上昇させて一次側、二次側シート部32、33
を一次側、二次側シート部17、18から離間させた開
度状態(流体制御状態)においては、弁本体10の上流
側流路12Aに流入した圧力Pの高圧流体はシートリ
ング13の下端開口部より流体通過孔16内に流入しガ
イド22の環状溝29および流通孔26を経て下流側流
路12Bへと流出される。この時、圧力Pの流体がシ
ートリング13の流体通過孔16内に流入すると、流体
の圧力は、PからP(160kg f/cm2G→80kg f/
cm2G)に減圧され、この減圧された流体が二次側シート
部18と33の間を通り下流側流路12Bに流入するこ
とで更に減圧(P=0kg f/cm2G)される。
つまり、本発明は2つのシート部によって制御開度時に
2段減圧するものである。
次に、この状態よりバルブプラグ30を徐々に降下させ
てゆき、二次側シート部33が二次側シート部18に当
接着座すると、シートリング13の流体通過孔16と下
流側流路12Bとの連通を断たれるため、シートリング
13内の流体圧内Pは、一時的にP(=160kg f
/cm2G)と同じ圧力にまで上昇する。そして、この直後
に一次側シート部32が一次側シート部17に着座して
弁閉止状態になると、シートリング13内の圧力P
よって圧力調節弁38が動作して前述した通り連通孔3
7を開く。したがって、シートリング13内の流体の一
部は該連通孔27、ガイド22とバルブプラグ30との
隙間G、環状溝29および流通孔26を経て下流側流路
12Bへと流出し、シートリング13内の圧力Pを8
0kg f/cm2Gまで降下させる。そして、P=80kg f/
cm2Gになると、圧力調節弁38のスプリング41と圧力
とがバランスするため、該調節弁38が復帰して連
通孔27を閉鎖し、これ以降はこの状態、すなわちP
=160kg f/cm2G、P=80kg f/cm2G、P=0kg
f/cm2Gを保持する。この結果、シート部17、32
と、シート部18、33に略等しい差圧(=80kg f/c
m2G)を負荷させることができ、また上述したように浮
動シートリング20を設けることで、シート部の弁閉止
機能を向上させることができることから、両シール部に
よる流体の漏洩量を同程度でしかも極く僅かな量とする
ことができるため、キャビテーションによるシート面の
浸蝕が軽減され、シートリーク性能を長期間に亙って安
定に維持することができる。
なお、上記実施例はシートリング13に設けられる二次
側シート部18を可動シート部としたが、本発明はこれ
に特定されるものではなく、4つのうちのいずれか1つ
が可動形シート部を構成するものであればよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る弁装置は、シートリン
グとバルブプラグにそれぞれつのシート部を設けて、そ
のうちのいずれか1つのシート部をバルブプラグの軸線
方向に移動可能に構成したので、シート部の加工誤差を
吸収することができて、シート部同士を確実に着座させ
ることができ、弁閉止機能を向上させる。したがって、
シート部の加工、調整作業が容易で、弁閉止時の流体漏
洩によるキャビテーションを抑制防止でき、弁装置の信
頼性、耐久性を向上させる。
また、本発明はバルブプラグ内に圧力調節弁を組み込ん
でなる連通孔を形成し、この連通孔によってシートリン
グの内部空間と下流側流路とを連通させ、圧力調節弁に
より差圧の等分化を図るように構成したので、第1と第
2のシート部に負荷される差圧を略等しくすることがで
き、リーク性能を略同一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る弁装置の一実施例を示す弁閉止直
後の状態を示す断面図、第2図は微少開度状態の要部断
面図、第3図は従来の弁装置のシートリングとバルブプ
ラグの断面図である。 10……弁本体、11……隔壁、12A……上流側流
路、12B……下流側流路、13……シートリング、1
6……流体通過孔、17……一次側シート部、18……
二次側シート部、20……浮動シートリング、22……
ガイド、26……流通孔、30……バルブプラグ、32
……一次側シート部、33……二次側シート部、37…
…連通孔、38……圧力調節弁、40……空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−35918(JP,A) 実公 昭35−8594(JP,Y1) 実公 昭55−26610(JP,Y2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通過孔を有する円筒状のシートリング
    と、このシートリング内に摺動自在に配設され前記流体
    通過孔を開閉制御するバルブプラグを具備した弁装置に
    おいて、 前記シートリングとバルブプラグにそれぞれ軸線方向に
    離間し全閉時に互いに着座する一次側シート部と二次側
    シート部を設けると共に、二次側シート部を軸線方向に
    移動可能に構成し、 前記シートリング,バルブプラグおよび一,二次側シー
    ト部間に形成される空間と二次側シート部の下流側とを
    連通させる連通孔を前記バルブプラグ内に形成すると共
    に、前記連通孔に圧力調節弁を組み込んだことを特徴と
    する弁装置。
JP2010542A 1990-01-22 1990-01-22 弁装置 Expired - Lifetime JPH0648069B2 (ja)

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JPH03219184A JPH03219184A (ja) 1991-09-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4935918A (ja) * 1972-08-08 1974-04-03
JPS5526610U (ja) * 1978-08-02 1980-02-21

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