JPH0648123B2 - ヘリウム冷凍装置 - Google Patents
ヘリウム冷凍装置Info
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- JPH0648123B2 JPH0648123B2 JP60075822A JP7582285A JPH0648123B2 JP H0648123 B2 JPH0648123 B2 JP H0648123B2 JP 60075822 A JP60075822 A JP 60075822A JP 7582285 A JP7582285 A JP 7582285A JP H0648123 B2 JPH0648123 B2 JP H0648123B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、極低温を得るためのヘリウム冷凍装置に関す
るものである。
るものである。
(従来の技術) 近年、極低温を得るためのヘリウム冷凍装置の開発が進
められており、例えば、特公昭58−21186号公報
記載の如き極低温冷凍装置が提案されている。即ち、ジ
ュールトムソン回路(以下、J−T回路と称す)におい
て、1台の圧縮機から吐出された高圧ヘリウムガスを該
圧縮機へ戻る低圧ヘリウムガスおよび別設の予冷器で冷
却した後、ジュールトムソン弁(以下J−T弁と称す)
で減圧し、極低温のヘリウム(気液混合状態)を得るよ
うにし、この気液混合状態のヘリウムの蒸発潜熱を極低
温冷却用に利用するようにしている。
められており、例えば、特公昭58−21186号公報
記載の如き極低温冷凍装置が提案されている。即ち、ジ
ュールトムソン回路(以下、J−T回路と称す)におい
て、1台の圧縮機から吐出された高圧ヘリウムガスを該
圧縮機へ戻る低圧ヘリウムガスおよび別設の予冷器で冷
却した後、ジュールトムソン弁(以下J−T弁と称す)
で減圧し、極低温のヘリウム(気液混合状態)を得るよ
うにし、この気液混合状態のヘリウムの蒸発潜熱を極低
温冷却用に利用するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 一般にヘリウム冷凍装置においては、運転開始直後(J
−T弁後のヘリウム温度≒300K)から定常冷凍運転
(J−T弁前のヘリウム温度≒5K)に至る初期冷却過
程、所謂クールダウン運転中におけるJ−T弁を通るヘ
リウム重量循環量は、どの温度レベルでもほぼ同じであ
るが、容積循環量は、ヘリウムガス密度の変化に依存す
るところから、J−T弁前のヘリウムガス温度に左右さ
れる。従って、運転開始時のヘリウム容積循環量は、定
常運転時の60〜100倍にもなり、J−T弁開度を定
常運転時の4.2Kレベルで運転すると、絞り過ぎに起因
してJ−T弁における圧力損失が大きくなる結果、J−
Tリターン圧力が極端に低下し、低下スイッチの設定圧
力以下となって、該低圧スイッチの動作により運転不能
におちいる。
−T弁後のヘリウム温度≒300K)から定常冷凍運転
(J−T弁前のヘリウム温度≒5K)に至る初期冷却過
程、所謂クールダウン運転中におけるJ−T弁を通るヘ
リウム重量循環量は、どの温度レベルでもほぼ同じであ
るが、容積循環量は、ヘリウムガス密度の変化に依存す
るところから、J−T弁前のヘリウムガス温度に左右さ
れる。従って、運転開始時のヘリウム容積循環量は、定
常運転時の60〜100倍にもなり、J−T弁開度を定
常運転時の4.2Kレベルで運転すると、絞り過ぎに起因
してJ−T弁における圧力損失が大きくなる結果、J−
Tリターン圧力が極端に低下し、低下スイッチの設定圧
力以下となって、該低圧スイッチの動作により運転不能
におちいる。
それ故、上記公知例に示すような構成のヘリウム冷凍装
置においては、運転開始時にはJ−T弁を全開とし、J
−T弁前のヘリウムガス温度が下がるにしたがって、J
−T弁の開度を絞る操作を度々行なう必要がある。その
ため、クールダウン運転中の数時間は、人がついて運転
をしなければならないという問題が存する。
置においては、運転開始時にはJ−T弁を全開とし、J
−T弁前のヘリウムガス温度が下がるにしたがって、J
−T弁の開度を絞る操作を度々行なう必要がある。その
ため、クールダウン運転中の数時間は、人がついて運転
をしなければならないという問題が存する。
本発明は、上記問題点を解決せんとしたもので、J−T
弁の開度を運転開始直後から定常運転レベルに保ち、ク
ールダウン運転中におけるJ−T弁操作を不要ならしめ
ることを目的とするものである。
弁の開度を運転開始直後から定常運転レベルに保ち、ク
ールダウン運転中におけるJ−T弁操作を不要ならしめ
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、上記問題点を解決するための手段として、
第1図図示の如く、J−T回路2と、この回路を流れる
ヘリウムガスを冷却する予冷冷凍回路1とを備え、前記
J−T回路2を流れるヘリウムガス量を調整するための
ガスバラストタンク37を有する流量調整用バイパス回
路39が付設されているヘリウム冷凍装置において、前
記J−T回路2における高圧冷媒ガス管25と低圧冷媒
ガス管26との間に、絞り機構46と冷凍装置のクール
ダウン運転中にのみ開弁する開閉弁47とを直列に介設
してなるクールダウン用バイパス回路45を付設し、ク
ールダウン運転中におけるJ−T弁21の開度を定常運
転レベルに絞ったままとなし得るようにしている。
第1図図示の如く、J−T回路2と、この回路を流れる
ヘリウムガスを冷却する予冷冷凍回路1とを備え、前記
J−T回路2を流れるヘリウムガス量を調整するための
ガスバラストタンク37を有する流量調整用バイパス回
路39が付設されているヘリウム冷凍装置において、前
記J−T回路2における高圧冷媒ガス管25と低圧冷媒
ガス管26との間に、絞り機構46と冷凍装置のクール
ダウン運転中にのみ開弁する開閉弁47とを直列に介設
してなるクールダウン用バイパス回路45を付設し、ク
ールダウン運転中におけるJ−T弁21の開度を定常運
転レベルに絞ったままとなし得るようにしている。
(作用) 本発明では、クールダウン運転中において、J−T回路
2におけるJ−T弁21の開度を定常運転レベルに絞っ
たままで運転をしても、流量調整用バイパス回路39と
は別個に形成されたバイパス回路45の開閉弁47を開
弁することによってJ−T回路2の循環ヘリウムガスの
大部分がバイパス回路45をバイパスし、J−T弁21
を通るヘリウムガスは残りの1部となり、J−Tリター
ン圧力の極端な低下が防止されるという作用が得られ
る。
2におけるJ−T弁21の開度を定常運転レベルに絞っ
たままで運転をしても、流量調整用バイパス回路39と
は別個に形成されたバイパス回路45の開閉弁47を開
弁することによってJ−T回路2の循環ヘリウムガスの
大部分がバイパス回路45をバイパスし、J−T弁21
を通るヘリウムガスは残りの1部となり、J−Tリター
ン圧力の極端な低下が防止されるという作用が得られ
る。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
このヘリウム冷凍装置は、予冷冷凍回路1とJ−T回路
2とによって構成されている。
2とによって構成されている。
前記予冷冷凍回路1は、予冷用のヘリウムガスを圧縮す
る予冷用圧縮機3、油分離器4、吸着器5、後に詳述す
る膨張機6およびサージボトル7を順次冷媒ガス管路
(即ち、高圧冷媒ガス管路23および低圧冷媒ガス管路
24)で接続して構成されている。ここで、予冷用圧縮
機3、油分離器4、吸着器5、サージボトル7は予冷用
圧縮機ユニットAを構成している。
る予冷用圧縮機3、油分離器4、吸着器5、後に詳述す
る膨張機6およびサージボトル7を順次冷媒ガス管路
(即ち、高圧冷媒ガス管路23および低圧冷媒ガス管路
24)で接続して構成されている。ここで、予冷用圧縮
機3、油分離器4、吸着器5、サージボトル7は予冷用
圧縮機ユニットAを構成している。
一方前記J−T回路2は、大容量の低段圧縮機8、油分
離器9、小容量の高段圧縮機10、油分離器11、吸着
器12、第1のジュールトムソン熱交換器(以下、J−
T熱交換器と称す)13、吸着器14、第1予冷器1
5、第2J−T熱交換器16、吸着器17、第2予冷器
18、第3J−T熱交換器19、吸着器20、J−T弁
21、冷却器22、前記第3、第2および第1J−T熱
交換器19,16および13を順次冷媒ガス管(即ち、
高圧冷媒ガス管25および低圧冷媒ガス管26)で接続
して構成されている。ここで、低段および高段圧縮機
8,10、油分離器9,11、吸着器12および後述す
るガスバラストタンク37はJ−T側圧縮機ユニットB
を構成している。
離器9、小容量の高段圧縮機10、油分離器11、吸着
器12、第1のジュールトムソン熱交換器(以下、J−
T熱交換器と称す)13、吸着器14、第1予冷器1
5、第2J−T熱交換器16、吸着器17、第2予冷器
18、第3J−T熱交換器19、吸着器20、J−T弁
21、冷却器22、前記第3、第2および第1J−T熱
交換器19,16および13を順次冷媒ガス管(即ち、
高圧冷媒ガス管25および低圧冷媒ガス管26)で接続
して構成されている。ここで、低段および高段圧縮機
8,10、油分離器9,11、吸着器12および後述す
るガスバラストタンク37はJ−T側圧縮機ユニットB
を構成している。
前記予冷用圧縮機3、低段および高段圧縮機8および1
0には、それぞれ冷却水コイル27,28および29が
付設されており、これら冷却水コイル27,28,29
によって、それぞれの吐出ガスコイル30,31,32
およびインゼクション用油コイル33,34,35を冷
却し得るように構成されている。
0には、それぞれ冷却水コイル27,28および29が
付設されており、これら冷却水コイル27,28,29
によって、それぞれの吐出ガスコイル30,31,32
およびインゼクション用油コイル33,34,35を冷
却し得るように構成されている。
前記各油分離器4,9,11で分離された油はそれぞれ
の圧縮機3,8,10の吸入側にインゼクションされる
ようになっている。
の圧縮機3,8,10の吸入側にインゼクションされる
ようになっている。
前記各吸着器5,12,14,17,20は、それぞれ
の状態におけるヘリウムガス中の不純物を除去する作用
を有している。
の状態におけるヘリウムガス中の不純物を除去する作用
を有している。
前記サージボトル7は、予冷用圧縮機3へ返戻される低
圧ヘリウムガスの脈動を少なくする作用を有している。
圧ヘリウムガスの脈動を少なくする作用を有している。
又、前記J−T回路2において、吸着器12出口側の高
圧冷媒ガス管25と高段圧縮機10の吸入側との間に
は、高圧制御弁36、ガスバラストタンク37および中
間圧制御弁38を付設したバイパス回路39が介設され
ている。該ガスバラストタンク37は、高圧制御弁36
あるいは中間圧制御弁38を開閉制御することによっ
て、J−T回路2を循環するヘリウムガス量を調整する
作用を有している。
圧冷媒ガス管25と高段圧縮機10の吸入側との間に
は、高圧制御弁36、ガスバラストタンク37および中
間圧制御弁38を付設したバイパス回路39が介設され
ている。該ガスバラストタンク37は、高圧制御弁36
あるいは中間圧制御弁38を開閉制御することによっ
て、J−T回路2を循環するヘリウムガス量を調整する
作用を有している。
前記膨張機6、J−T熱交換器13,16,19、予冷
器15,18、J−T弁21および冷却器22は、高真
空度に保持された真空容器40内に収容され、且つ第
2、第3J−T熱交換器16,19、第2予冷器18、
J−T弁21および冷却器22は幅射シールド41に囲
繞されクライオスタットCを構成している。符号42は
冷却器22の温度を検出する温度計である。前記膨張機
6は、高圧側入口61が予冷用圧縮機3の吐出側に低圧
側出口62が予冷用圧縮機3の吸入側に接続され、膨張
機6内部における高圧ヘリウムガスの膨張行程で冷却を
行う如くなっており、第1および第2ヒートステーショ
ン70,71の外周に設けられた第1および第2予冷器
15,18においてJ−T回路2を流れるヘリウムガス
を予冷する如く成っている。
器15,18、J−T弁21および冷却器22は、高真
空度に保持された真空容器40内に収容され、且つ第
2、第3J−T熱交換器16,19、第2予冷器18、
J−T弁21および冷却器22は幅射シールド41に囲
繞されクライオスタットCを構成している。符号42は
冷却器22の温度を検出する温度計である。前記膨張機
6は、高圧側入口61が予冷用圧縮機3の吐出側に低圧
側出口62が予冷用圧縮機3の吸入側に接続され、膨張
機6内部における高圧ヘリウムガスの膨張行程で冷却を
行う如くなっており、第1および第2ヒートステーショ
ン70,71の外周に設けられた第1および第2予冷器
15,18においてJ−T回路2を流れるヘリウムガス
を予冷する如く成っている。
而して、本発明の特徴として、第1図に示す第1実施例
においては、J−T側圧縮機ユニットBにおける高圧冷
媒ガス管25(詳しくは、吸着器12の出口側)と低圧
冷媒ガス管26(詳しくは、低段圧縮機8の吸入側)と
の間に、絞り機構として作用するキャピラリーチューブ
46と開閉弁として作用する電磁弁47とを直列に介設
してなるバイパス回路45が付設されている。この電磁
弁47は、クールダウン運転中のみ開弁され、クールダ
ウン終了時に閉弁される。
においては、J−T側圧縮機ユニットBにおける高圧冷
媒ガス管25(詳しくは、吸着器12の出口側)と低圧
冷媒ガス管26(詳しくは、低段圧縮機8の吸入側)と
の間に、絞り機構として作用するキャピラリーチューブ
46と開閉弁として作用する電磁弁47とを直列に介設
してなるバイパス回路45が付設されている。この電磁
弁47は、クールダウン運転中のみ開弁され、クールダ
ウン終了時に閉弁される。
次に、第1実施例のヘリウム冷凍装置の作用を説明す
る。
る。
まず、運転開始から定常運転に至るクールダウン運転中
の作用を説明する。
の作用を説明する。
運転開始と同時にバイパス回路45の電磁弁47を開弁
する。すると、J−T弁21の開度が定常運転レベル
(即ち、4.2Kレベル)の開度に絞って保たれているた
め、運転開始時高段圧縮機10から吐出されたヘリウム
ガスの大部分がバイパス回路45を通って低段圧縮機8
に吸入され、J−T弁21を通るヘリウムガスは残りの
一部となる。従って、J−T回路リターン圧力(即ち、
低段圧縮機8の吸入圧力)が極端に低下することはな
く、運転を継続できる。
する。すると、J−T弁21の開度が定常運転レベル
(即ち、4.2Kレベル)の開度に絞って保たれているた
め、運転開始時高段圧縮機10から吐出されたヘリウム
ガスの大部分がバイパス回路45を通って低段圧縮機8
に吸入され、J−T弁21を通るヘリウムガスは残りの
一部となる。従って、J−T回路リターン圧力(即ち、
低段圧縮機8の吸入圧力)が極端に低下することはな
く、運転を継続できる。
而して、クールダウン運転中、高段圧縮機10から吐出
された高圧ヘリウムガスは、膨張機6の各ヒートステー
ション70,71に付設した第1、第2予冷器15,1
8にて冷却され、J−T熱交換器13,16,19およ
びJ−T弁21前のヘリウムガス温度も徐々に下がって
くる。ヘリウムガス温度が低下してくると当然ヘリウム
ガスの密度が大きくなり、J−T弁21を通るヘリウム
ガス量も徐々に増加し逆にバイパス回路45を通るバイ
パス量が減少する。そして、J−T弁21後のヘリウム
温度が定常運転レベルである4.2Kに近づくと、バイパ
ス回路45の電磁弁47を閉弁する。すると、高段圧縮
機10から吐出されたヘリウムガスの全量がJ−T弁2
1を通り、4.2Kのヘリウム液化温度が得られる。
された高圧ヘリウムガスは、膨張機6の各ヒートステー
ション70,71に付設した第1、第2予冷器15,1
8にて冷却され、J−T熱交換器13,16,19およ
びJ−T弁21前のヘリウムガス温度も徐々に下がって
くる。ヘリウムガス温度が低下してくると当然ヘリウム
ガスの密度が大きくなり、J−T弁21を通るヘリウム
ガス量も徐々に増加し逆にバイパス回路45を通るバイ
パス量が減少する。そして、J−T弁21後のヘリウム
温度が定常運転レベルである4.2Kに近づくと、バイパ
ス回路45の電磁弁47を閉弁する。すると、高段圧縮
機10から吐出されたヘリウムガスの全量がJ−T弁2
1を通り、4.2Kのヘリウム液化温度が得られる。
なお、クールダウン運転中において、J−T弁21を通
る温度の高いヘリウムガス量が少なくおさえられるとこ
ろから、冷却器22によりヘリウムを再凝縮する装置と
して使用する場合における、液体ヘリウムの蒸発量を少
なくすることができる。
る温度の高いヘリウムガス量が少なくおさえられるとこ
ろから、冷却器22によりヘリウムを再凝縮する装置と
して使用する場合における、液体ヘリウムの蒸発量を少
なくすることができる。
次に、定常運転状態に達すると、低段圧縮機8が起動
し、クライオスタットCからのJ−T回路リターンヘリ
ウムガスを低段圧縮機8が吸引・圧縮し、冷却水コイル
28で冷却水により常温300Kまで冷却し、油分離器
9で油分離した後、高段圧縮機10が吸引・圧縮する。
その後、冷却水コイル29で冷却水により常温300K
まで冷却し、油分離器11で油分離した後、吸着器12
で不純物を吸着し、クリーンな高圧ヘリウムガスをクラ
イオスタットCに供給する。
し、クライオスタットCからのJ−T回路リターンヘリ
ウムガスを低段圧縮機8が吸引・圧縮し、冷却水コイル
28で冷却水により常温300Kまで冷却し、油分離器
9で油分離した後、高段圧縮機10が吸引・圧縮する。
その後、冷却水コイル29で冷却水により常温300K
まで冷却し、油分離器11で油分離した後、吸着器12
で不純物を吸着し、クリーンな高圧ヘリウムガスをクラ
イオスタットCに供給する。
クライオスタットC側に供給された高圧ヘリウムガスは
第1J−T熱交換器13の一次側に入り、J−T側圧縮
機ユニットBへ戻る二次側の低圧ヘリウムガスと熱交換
し、常温300Kから約70Kまで冷却され、膨張機6
の第1ヒートステーション70(50〜60K)の外周
に設けられた第1予冷器15に入り、膨張機6により約
55Kまで冷却され、第2J−T熱交換器16の一次側
に入り、J−T側圧縮機ユニットBへ戻る二次側の低圧
ヘリウムガスと熱交換して約20Kまで冷却され、膨張
機6の第2ヒートステーション71(15〜20K)の
外周に設けられた第2予冷器18に入り、膨張機6によ
り約15Kまで冷却され、更に、第3J−T熱交換器1
9の一次側に入り、J−T側圧縮機ユニットBへ戻る二
次側の低圧ヘリウムガスと熱交換して約5Kまで冷却さ
れ、J−T弁21に至る。なお、上記過程中において、
各J−T熱交換器13,16,19の出口側では、吸着
器14,17,20により窒素、酸素、水素等の不純ガ
スを低温吸着し、よりクリーンなヘリウムガスにしてJ
−T弁21や各予冷器15,18のつまりを防止してい
る。
第1J−T熱交換器13の一次側に入り、J−T側圧縮
機ユニットBへ戻る二次側の低圧ヘリウムガスと熱交換
し、常温300Kから約70Kまで冷却され、膨張機6
の第1ヒートステーション70(50〜60K)の外周
に設けられた第1予冷器15に入り、膨張機6により約
55Kまで冷却され、第2J−T熱交換器16の一次側
に入り、J−T側圧縮機ユニットBへ戻る二次側の低圧
ヘリウムガスと熱交換して約20Kまで冷却され、膨張
機6の第2ヒートステーション71(15〜20K)の
外周に設けられた第2予冷器18に入り、膨張機6によ
り約15Kまで冷却され、更に、第3J−T熱交換器1
9の一次側に入り、J−T側圧縮機ユニットBへ戻る二
次側の低圧ヘリウムガスと熱交換して約5Kまで冷却さ
れ、J−T弁21に至る。なお、上記過程中において、
各J−T熱交換器13,16,19の出口側では、吸着
器14,17,20により窒素、酸素、水素等の不純ガ
スを低温吸着し、よりクリーンなヘリウムガスにしてJ
−T弁21や各予冷器15,18のつまりを防止してい
る。
而して、高圧ヘリウムガスはJ−T弁21で絞られ、ジ
ュールトムソン膨張をして1気圧、4.2Kの気液混合状
態のヘリウムとなって冷却器22へ供給される。冷却器
22では、このヘリウムの液部分の蒸発潜熱が他のヘリ
ウムガスの液化や再凝縮あるいは被冷却体の冷却に利用
される。
ュールトムソン膨張をして1気圧、4.2Kの気液混合状
態のヘリウムとなって冷却器22へ供給される。冷却器
22では、このヘリウムの液部分の蒸発潜熱が他のヘリ
ウムガスの液化や再凝縮あるいは被冷却体の冷却に利用
される。
その結果、冷却器22から第3J−T熱交換器19の二
次側に戻る低圧ヘリウムガスは、約4.2Kの飽和ガスと
なる。そして、この低圧ヘリウムガスは第2および第1
J−T熱交換器16,13において一次側の高圧ヘリウ
ムガスを冷却し、約300Kに温度上昇して、J−T側
圧縮機ユニットBへ戻って行く。以後、同様なサイクル
が繰返されて冷凍運転が行われる。
次側に戻る低圧ヘリウムガスは、約4.2Kの飽和ガスと
なる。そして、この低圧ヘリウムガスは第2および第1
J−T熱交換器16,13において一次側の高圧ヘリウ
ムガスを冷却し、約300Kに温度上昇して、J−T側
圧縮機ユニットBへ戻って行く。以後、同様なサイクル
が繰返されて冷凍運転が行われる。
第2図には、本発明の第2実施例が示されており、この
場合、前記バイパス回路45は、クライオスタットC側
において第1J−T熱交換器13の高圧側出口と低圧側
入口との間に付設されている。
場合、前記バイパス回路45は、クライオスタットC側
において第1J−T熱交換器13の高圧側出口と低圧側
入口との間に付設されている。
本実施例における作用は前記第1実施例と同様なので説
明を省略する。
明を省略する。
上記各実施例において、電磁弁47を閉弁せしめるタイ
ミングは、クールダウンが終了したことを示すJ−T弁
21後のヘリウム温度あるいは高圧の低下を検知するこ
とにより選定される。
ミングは、クールダウンが終了したことを示すJ−T弁
21後のヘリウム温度あるいは高圧の低下を検知するこ
とにより選定される。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明によれば、クールダウン運転中に
は、J−T回路2の高圧冷媒ガス管25と低圧冷媒ガス
管26との間に流量調整用バイパス回路39とは別個に
付設されたバイパス回路45の開閉弁47を開弁せしめ
ることによって、J−T回路2の高圧ヘリウムガスの大
部分をバイパス回路45を通して低圧側へバイパスさ
せ、クールダウン終了と同時に前記開閉弁47を閉弁さ
せて定常運転するようにしたので、J−T弁21の開度
操作を行うことなく、クールダウンの自動運転を行うこ
とができるという優れた効果がある。
は、J−T回路2の高圧冷媒ガス管25と低圧冷媒ガス
管26との間に流量調整用バイパス回路39とは別個に
付設されたバイパス回路45の開閉弁47を開弁せしめ
ることによって、J−T回路2の高圧ヘリウムガスの大
部分をバイパス回路45を通して低圧側へバイパスさ
せ、クールダウン終了と同時に前記開閉弁47を閉弁さ
せて定常運転するようにしたので、J−T弁21の開度
操作を行うことなく、クールダウンの自動運転を行うこ
とができるという優れた効果がある。
又、このヘリウム冷凍装置を液体ヘリウムの再凝縮機と
して使用する場合、クールダウン運転中にJ−T弁21
を通る温度の高いヘリウムガス量が少なくおさえられる
ため、液体ヘリウムの蒸発量を少なくすることができる
という効果もある。
して使用する場合、クールダウン運転中にJ−T弁21
を通る温度の高いヘリウムガス量が少なくおさえられる
ため、液体ヘリウムの蒸発量を少なくすることができる
という効果もある。
第1図は、本発明の第1実施例にかかるヘリウム冷凍装
置の系統図、第2図は、本発明の第2実施例にかかるヘ
リウム冷凍装置の要部系統図である。 1……予冷冷凍回路 2……ジュールトムソン回路 13……第1ジュールトムソン熱交換器 21……ジュールトムソン弁 25……高圧冷媒ガス管 26……低圧冷媒ガス管 45……バイパス回路 46……絞り機構 47……開閉弁 B……J−T側圧縮機ユニット C……クライオスタット
置の系統図、第2図は、本発明の第2実施例にかかるヘ
リウム冷凍装置の要部系統図である。 1……予冷冷凍回路 2……ジュールトムソン回路 13……第1ジュールトムソン熱交換器 21……ジュールトムソン弁 25……高圧冷媒ガス管 26……低圧冷媒ガス管 45……バイパス回路 46……絞り機構 47……開閉弁 B……J−T側圧縮機ユニット C……クライオスタット
フロントページの続き (72)発明者 三浦 和夫 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 野口 聡 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (56)参考文献 特開 昭60−26257(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】ジュールトムソン回路(2)と、この回路を
流れるヘリウムガスを冷却する予冷冷凍回路(1)とを備
え、前記ジュールトムソン回路(2)を流れるヘリウムガ
ス量を調整するためのガスバラストタンク(37)を有する
流量調整用バイパス回路(39)が付設されているヘリウム
冷凍装置において、前記ジュールトムソン回路(2)にお
ける高圧冷媒ガス管(25)と低圧冷媒ガス管(26)との間に
は、絞り機構(46)と冷凍装置のクールダウン運転中にの
み開弁する開閉弁(47)とを直列に介設してなるクールダ
ウン用バイパス回路(45)を付設し、クールダウン運転中
におけるジュールトムソン弁(21)の開度を定常運転レベ
ルに絞ったままとなし得るようにしたことを特徴とする
ヘリウム冷凍装置。 - 【請求項2】前記クールダウン用バイパス回路(45)を、
ジュールトムソン回路側の圧縮機ユニット(B)における
高圧冷媒ガス管(25)と低圧冷媒ガス管(26)との間に付設
した特許請求の範囲第1項記載のヘリウム冷凍装置。 - 【請求項3】前記クールダウン用バイパス回路(45)を、
クライオスタット(C)における第1ジュールトムソン熱
交換器(13)の高圧側出口と低圧側入口との間に付設した
特許請求の範囲第1項記載のヘリウム冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60075822A JPH0648123B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | ヘリウム冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60075822A JPH0648123B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | ヘリウム冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61235650A JPS61235650A (ja) | 1986-10-20 |
| JPH0648123B2 true JPH0648123B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=13587263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60075822A Expired - Fee Related JPH0648123B2 (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | ヘリウム冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0648123B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026257A (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-09 | 三菱電機株式会社 | ヘリウム冷却装置 |
-
1985
- 1985-04-09 JP JP60075822A patent/JPH0648123B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61235650A (ja) | 1986-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |