JPH0648709U - スプリンクラヘッドの圧縮ピストン - Google Patents

スプリンクラヘッドの圧縮ピストン

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JPH0648709U
JPH0648709U JP8710892U JP8710892U JPH0648709U JP H0648709 U JPH0648709 U JP H0648709U JP 8710892 U JP8710892 U JP 8710892U JP 8710892 U JP8710892 U JP 8710892U JP H0648709 U JPH0648709 U JP H0648709U
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fusible alloy
piston
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可溶合金の熱損失を少なくするとともに、圧縮
ピストンを円滑に摺動せしめる。 【構成】感熱板18付有底シリンダ19内に可溶合金2
0と圧縮ピストン21とを順次挿入し、該圧縮ピストン
21をピストンロッド15で押圧するスプリンクラヘッ
ドにおいて、前記圧縮ピストン21が、前記可溶合金の
表面20aに当接する底面部21aと該底面部に起立す
る筒状のガイド部21bと、から構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、スプリンクラヘッドに関するものであり、さらに述べれば、フラ ッシュ型スプリンクラヘッドの可溶合金を押圧する圧縮ピストンに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュ型スプリンクラヘッドでは、火災の発生により可溶合金が溶けると リンク機構が熱分解して弁体が落下し放水が開始される。この可溶合金は、感熱 板付有底シリンダ内に収納され、圧縮ピストンを介してピストンロッドにより押 圧されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
火災時において、可溶合金は均一に溶融しないとリンク機構を迅速に熱分解す ることができない。そこで、円柱状の圧縮ピストンを用いて可溶合金の全表面を 均一に押圧している。
【0004】 ところが、このような円柱状の圧縮ピストンを用いると、該ピストンの質量が 大きくなり、可溶合金との熱交換が多くなるので熱損失が大きくなる。そのため 、可溶合金の溶融が遅くなり、リンク機構の分解が遅れるので初期消火は困難と なる。
【0005】 そこで、この問題を解決するため、板状の圧縮ピストンを用いることが考えら れる。このピストンは前記円柱状のものに比べ質量が小さいので熱損失が小さい が、その半面可溶合金が溶け始めた時に該ピストンが傾くことがある。そのため 、該ピストンが円滑に摺動しなくなり、リンク機構の熱分解が遅れてしまうので 、初期消火は困難となる。
【0006】 この考案は、上記事情に鑑み、可溶合金の熱損失を少なくするとともに、圧縮 ピストンを円滑に摺動せしめることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、感熱板付有底シリンダ内に可溶合金と圧縮ピストンとを順次挿入 し、該圧縮ピストンをピストンロッドで押圧するスプリンクラヘッドにおいて、 前記圧縮ピストンが、前記可溶合金の表面に当接する底面部と該底面部に起立す る筒状のガイド部と、からなることを特徴とするスプリンクラヘッド、により前 記目的を達成しようとするものである。
【0008】
【作用】
火災の発生により可溶合金が溶融すると、圧縮ピストンのガイド部はカバー押 えシリンダに案内され、又、底面部は有底シリンダに案内されながら円滑に摺動 する。又、この圧縮ピストンは、従来の円柱状のものに比べ質量が小さいので可 溶合金の熱損失も少ない。
【0009】
【実施例】
この考案の実施例を添付図面により説明する。有底シリンダ19の外周面には、 感熱板18が設けられており、その上端部には、感熱板カバー18bを押さえる カバー押えシリンダ22が嵌着されている。カバー押えシリンダ22は、図5に 示す様に、小径部22aと大径部22bから構成されている。
【0010】 有底シリンダ19は黄銅で形成され、押えシリンダ22は前記シリンダ19よ り熱伝導率の小さいステンレス.スチ−ルで形成されている。これは、有底シリ ンダ19の熱がカバー押えシリンダ22に逃げないようにするためである。 該有底シリンダ19内には、円柱状の可溶合金20と圧縮ピストン21とが順次 挿入され、該ピストン21はピストンロッド15により押圧されている。
【0011】 圧縮ピストン21は、可溶合金20の表面20aと全面接触する底面部21a と、該底面部21aに起立する筒状のガイド部21bとから構成されている。
【0012】 底面部21aの直径Dは、図3に示す様にガイド部21bの直径dより大きく 形成されている。底面部21aは有底シリンダ19に案内されながら摺動し、又 、ガイド部21bはカバー押えシリンダ22に案内されながら摺動する。
【0013】 底面部21aの内面21cはすり鉢状に形成され、その頂点に合せ穴50が形 成されている。この合せ穴50にはリンク機構51に支持されたピストンロッド 15の先端15aが圧接している。このピストンロッド15の外周面15Sとシ リンダ22の内周面22d、圧縮ピストン21の内周面21dとの間には、図5 に示す様に空間部60が形成されている。該空間部60は熱気流が流入しやすい 様に上部が下部より広くなっている。
【0014】 このリンク機構51は、弁体5を放水口に押圧し封鎖する為のリンク機構で、 次の様に構成されている。即ち、アームガイド11の蓋板の下面にバランサ12 が配設され、該バランサ12の中央部には弁体5の突起5cを支持する支点受溝 が形成されている。このバランサ12は、円筒フレーム4の荷重調整用スリット に係合部を懸架させた一対のアーム13の頂部にて支持されている。
【0015】 アーム13、13を支持するリンク押え板14はピストンロッド15の上端部 に固定され、又、アーム13、13の下端部はアーム支持板23により保持され ている。
【0016】 なお、1は放水路2を有するヘッド本体、3は放水口と円筒フレーム4を取り 付ける鍔部、7は弁体5と放水口との間をシールするシール部材、10は円筒フ レーム4内を摺動落下するデフレクタ8の連結棒9の上端縁に取り付けられてい るストッパリング、をそれぞれ示す。
【0017】 次に本実施例の作動について説明する。火災により熱気流が発生すると、図5 に示すように、該熱気流A20は感熱板18を加熱し、可溶合金20を溶融せし めるが、この可溶合金20の表面20aは、圧縮ピストン21の底面部21aに より均一に押圧されているので、ほぼ均等に溶融する。
【0018】 この時、カバー押えシリンダ22の内周面22d及び圧縮ピストン21のガイ ド部内周面21dとピストンロッド15の間に形成された空間部60に熱気流A 60が入り込み、圧縮ピストン21とピストンロッド15を温める。そのため、 可溶合金20の熱ロスが少なくなるので、火災初期の段階で該可溶合金20が溶 ける。
【0019】 可溶合金20が溶けると、圧縮ピストン21は有底シリンダ19及びカバー押 えシリンダ22に案内されながら摺動する。この圧縮ピストン21の摺動により 、リンク機構51が分解する。
【0020】 このリンク機構51の熱分解により、弁体5が放水口から離れるとともにデフ レクタ8が下方に摺動し、該放水口から放出される消火水は、該デフレクタ8に 衝突してその飛散方向を調整されながら、所定方向に散水される。
【0021】 この考案の実施例は上記に限定されるものではなく、例えば、有底シリンダ1 9とカバー押えシリンダ22が同一直径の場合には、図4に示す様に圧縮ピスト ン21の底面部21aとガイド部21bの直径を同一にしても良い。
【0022】
【考案の効果】
この考案は以上の様に構成したので、従来例に比べ圧縮ピストンの質量が小さく なり、可溶合金の熱損失が少なくなるとともに、ガイド部により案内されながら 圧縮ピストンが摺動するので、該ピストンは円滑に作動する。そのため、火災初 期の段階でスプリンクラヘッドが作動するので、初期消火が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す縦断面図である。
【図2】一部断面正面図である。
【図3】図1の圧縮ピストンの拡大図である。
【図4】他の圧縮ピストンの実施例を示す縦断面図で、
図3に相当する図である。
【図5】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
18 感熱板 19 有底シリンダ 20 可溶合金 20a 可溶合金の表面 21 圧縮ピストン 21a 底面部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱板付有底シリンダ内に可溶合金と圧縮
    ピストンとを順次挿入し、該圧縮ピストンをピストンロ
    ッドで押圧するスプリンクラヘッドにおいて、前記圧縮
    ピストンが、前記可溶合金の表面に当接する底面部と該
    底面部に起立する筒状のガイド部と、からなることを特
    徴とするスプリンクラヘッド。
  2. 【請求項2】底面部の直径が、ガイド部の直径より大き
    いことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】底面部の直径が、ガイド部の直径と同一で
    あることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】底面部の内面中央に合せ溝が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラヘッ
    ド。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH047854U (ja) * 1990-05-09 1992-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH047854U (ja) * 1990-05-09 1992-01-24

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