JPH0649033A - 光学活性アゾール化合物およびその用途 - Google Patents

光学活性アゾール化合物およびその用途

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JPH0649033A
JPH0649033A JP31544292A JP31544292A JPH0649033A JP H0649033 A JPH0649033 A JP H0649033A JP 31544292 A JP31544292 A JP 31544292A JP 31544292 A JP31544292 A JP 31544292A JP H0649033 A JPH0649033 A JP H0649033A
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Katsumi Ito
克己 伊藤
Kenji Okonogi
研二 小此木
Norikazu Tamura
典一 田村
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 抗真菌作用を有する新規化合物、その製造法
及びこれを含有してなる抗真菌剤を提供する。 【構成】 一般式 [式中、R、R、Rは、H等を示し、QはCHま
たはNを示す。NAは環を構成している窒素原子の少な
くとも2個が隣接している含窒素芳香族複素5員環基、
または2個以上の窒素原子を構成原子として含む縮合芳
香族複素環基を示す。RはR−配置であることをを示
す。]で表わされる化合物またはその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗真菌剤として有用な
アゾール化合物およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで抗真菌剤として種々のアゾール
系化合物が知られている。例えば、英国特許公開公報第
2159148号公報,特開昭59−175475号,
特開昭59−176266号,特開昭57−14575
号,特開昭58−32868号,特開昭61−2153
90号および特開昭64−34967号公報には抗真菌
活性を有するアゾール系化合物が記載されているが、抗
真菌作用、抗真菌スペクトル、副作用、薬物の体内動態
などの面から医薬品として十分な効果を有しているとは
いいがたい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の抗真菌剤はその
効果が十分でなく、またその副作用、薬物の体内動態、
菌交代現象、耐性化現象など種々の問題点が存在してい
る。このため、真菌症治療剤として、より安全性が高
く、体内吸収性がよく、より強い抗真菌活性を有する化
合物が要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1. 一般式(I)
【0005】
【化11】 で表される化合物またはその塩、 2.(A)一般式
【0006】
【化12】 で表わされる化合物またはその塩と、一般式
【0007】
【化13】 [式中、QはCHまたはNを示す。]で表される化合物
またはその塩とを反応させるか、または(B)一般式
【0008】
【化14】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と一般式
【0009】
【化15】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩とを反応させるか、または(C)一般式
【0010】
【化16】 [式中、R3 は水素原子またはアシル基を示し、その他
の記号は前記と同意義を示す。]で表される化合物また
はその塩を脱炭酸反応に付すか、または(D)一般式
【0011】
【化17】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と式 R5 −C≡CH [式中、R5 は水素原子またはハロゲン化されていても
よい低級アルキル基;ハロゲン化,ハロアルキル化もし
くはハロアルコキシ化されていてもよいアリール基;ハ
ロゲン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ化さ
れていてもよいアリールアルケニル基;ハロゲン;エス
テル化またはアミド化されていてもよいカルボキシル
基;ホルミル基;低級アルコキシ基;アゾリル基;アゾ
リル低級アルキル基またはヒドロキシ低級アルキル基を
示す。]で表される化合物を反応させ、(E)所望によ
り一般式
【0012】
【化18】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と式 R3−W [式中、R3 は前記と同意義を、Wはハロゲンまたは式
OR4 [式中R4 はアシル基を示す。]で表される化合
物またはその塩とを反応させることを特徴とする化合物
(I)またはその塩の製造法、および 3. 化合物(I)またはその塩を含有してなる抗真菌剤
を提供するものである。
【0013】上記一般式(I)に関して、
【0014】
【外7】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
が隣接している含窒素芳香族複素5員環基としては、好
ましくは環を構成している2から4個の窒素原子の少な
くとも2個が隣接している芳香族複素5員環基、例えば
1−ピラゾリル,1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル,4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル,
1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル,2H−
1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H−テトラゾ
ール−1−イル,2H−テトラゾール−2−イル等が上
げられる。特に環を構成しているすべての窒素原子が互
いに隣接する2から4個の窒素原子を含む芳香族複素5
員環基、例えば1−ピラゾリル,1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル,2H−1,2,3−トリアゾー
ル−2−イル,1H−テトラゾール−1−イルまたは2
H−テトラゾール−2−イル等が好ましい。さらに好ま
しくは、環を構成しているすべての窒素原子が互いに隣
接する3から4個の窒素原子を含む芳香族複素5員環
基、例えば1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル,2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H
−テトラゾール−1−イル,2H−テトラゾール−2−
イル等である。特に1H−1,2,3−トリアゾール−
1−イル,1H−テトラゾール−1−イルが好ましい。
【0015】上記一般式(I)に関して、
【0016】
【外8】 で表される2個以上の窒素原子を構成員として含む縮合
芳香族複素環基としては、好ましくは2から6個の窒素
原子を含む2〜3環性の縮合芳香族複素環基、例えば1
H−インダゾリル,2H−2−インダゾリル,1H−1
−ベンゾトリアゾリル,2H−2ベンゾトリアゾリル,
7H−7−プリニル,9H−9−プリニル,9H−9−
β−カルボリニル,2H−2−β−カルボリニル,3H
−3−イミダゾ[4,5−b]ピリジル,1H−1−イ
ミダゾ[4,5−b]ピリジル,1H−1−ピラゾロ
[3,4−b]ピリミジニル,2H−2−ピラゾロ
[3,4−b]ピリミジニルまたは1−ペリミジニル等
が挙げられる。特に2〜4個の窒素原子を構成員として
含む2環性の縮合芳香族複素環基、例えば7H−7−プ
リニル,9H−9−プリニル,3H−3−イミダゾ
[4,5−b]ピリジル,1H−1−イミダゾ[4,5
−b]ピリジル等が好ましい。
【0017】
【外9】 で表される基は置換基を有していてもよく、該置換基と
しては、ハロゲン化されていてもよい低級アルキル基;
ハロゲン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ化
されていてもよいアリール基;ハロゲン化,ハロアルキ
ル化もしくはハロアルコキシ化されていてもよいアリー
ルアルケニル基;ハロゲン;エステル化またはアミド化
されていてもよいカルボキシル基;ホルミル基;低級ア
ルコキシ基;アゾリル基;アゾリル低級アルキル基;ヒ
ドロキシ低級アルキル基等が挙げられる。該ハロゲン化
されていてもよい低級アルキル基における低級アルキル
基,アゾリル低級アルキル基における低級アルキル基お
よびヒドロキシ低級アルキル基における低級アルキル基
としては、好ましくは炭素数1から6の直鎖もしくは分
枝状のアルキル基が挙げられる。その具体例としては、
例えばメチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブチ
ル,イソブチル,sec−ブチル,tert−ブチル,ペンチ
ル,イソペンチル,ネオペンチル,tert−ペンチル,ヘ
キシル,イソヘキシル等が好ましく、特に炭素数1から
4の直鎖もしくは分枝状のアルキル基が好ましい。
【0018】該ハロゲン化,ハロアルキル化もしくはハ
ロアルコキシ化されていてもよいアリール基におけるア
リール基としては、フェニル基,ナフチル基,アントリ
ル基,フェナントリル基等の炭素数6から14のアリー
ル基が挙げられる。このうち特にフェニル基が好まし
い。ハロゲン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキ
シ化されていてもよいアリールアルケニル基におけるア
リールアルケニル基としてはスチリル,フェニルプロペ
ニル,ナフチルビニル等の炭素数8から12のアリルア
ルケニル基が挙げられる。このうち特にスチリル基が好
ましい。該ハロゲン化されていてもよい低級アルキル基
およびハロゲン化されていてもよいアリール基における
ハロゲン,および
【0019】
【外10】 で表される基の置換基としてのハロゲン、ハロアルキル
基及びハロアルコキシ基の置換基としてのハロゲンとし
ては、好ましくはフッ素,塩素,臭素,ヨウ素が挙げら
れる。このうち特にフッ素,塩素が好ましい。該ハロア
ルキル化されていてもよいアリール基およびハロアルキ
ル化されていてもよいアリールアルケニル基における置
換基としてのハロアルキル基としては、例えば上記ハロ
ゲン化された低級アルキル基が挙げられる。その好まし
い具体例としては、例えばトリフルオロメチル,ジフル
オロメチル,トリクロロメチル,2,2,2−トリフル
オロエチル,2,2,2−トリクロロエチル,2,2,
3,3−テトラフルオロプロピル,4,4,5,5−テ
トラフルオロペンチル,6,6,6−トリフルオロヘキ
シル等が挙げられる。これらの中でトリフルオロメチ
ル,ジフルオロメチルが特に好ましい。該ハロアルコキ
シ化されていてもよいアリール基およびハロアルコキシ
化されていてもよいアリールアルケニル基における置換
基としてのハロアルコキシ基としては、例えばハロゲン
化低級アルコキシ基(低級アルコキシ基は後記と同意
義)が挙げられる。その好ましい具体例としては、例え
ばトリフルオロメトキシ,ジフルオロメトキシ,トリク
ロロメトキシ,2,2,2−トリフルオロエトキシ,
2,2,2−トリクロロエトキシ,2,2,3,3−テ
トラフルオロプロポキシ,4,4,5,5−テトラフル
オロペンチルオキシ,6,6,6−トリフルオロヘキシ
ルオキシ等が挙げられる。これらの中でトリフルオロメ
トキシ,ジフルオロメトキシ,2,2,2−トリフルオ
ロエトキシ,2,2,3,3−テトラフルオロプロポキ
シが特に好ましい。該エステル化またはアミド化されて
いてもよいカルボキシル基としては、カルボキシル基,
低級アルキル(炭素数1から4)オキシカルボニル基
(例、メトキシカルボニル,エトキシカルボニル,プロ
ポキシカルボニル,ブトキシカルボニル),カルバモイ
ル基,低級アルキル(炭素数1から6)アミノカルボニ
ル基(例、メチルアミノカルボニル,ジメチルアミノカ
ルボニル,ブチルアミノカルボニル,ジプロピルアミノ
カルボニル)等が挙げられる。このうち特にカルボキシ
ル基,メトキシカルボニル基,エトキシカルボニル基,
カルバモイル基が好ましい。該低級アルコキシ基として
は、好ましくは炭素数1から6の直鎖または分枝状のア
ルコキシ基が挙げられる。その具体例としては、例えば
メトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソプロポキシ,ブ
トキシ,イソブトキシ,ペンチルオキシ等が好ましい。
これらのうち特に炭素数1から3の直鎖または分枝状の
アルコキシ基が好ましい。 該アゾリル基およびアゾリ
ル低級アルキル基におけるアゾリル基としては、好まし
くは
【0020】
【外11】 で例示した含窒素芳香族複素環基および1−イミダゾリ
ルが挙げられ、特に1−イミダゾリル,1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル等が好ましい。
【0021】R1 またはR2 で表されるハロゲン,ハロ
ゲン化アルキル基,ハロゲン化アルコキシ基におけるハ
ロゲンとしてはフッ素,塩素,臭素,ヨウ素があげら
れ、なかでもフッ素,塩素が好ましく、特にフッ素が好
ましい。
【0022】該ハロゲン化アルキル基におけるアルキル
基としては、好ましくは炭素数1から6の直鎖もしくは
分枝状のアルキル基(例、メチル,エチル,プロピル,
イソプロピル,ブチル,イソブチル,sec−ブチル,ter
t−ブチル,ペンチル,イソペンチル,ネオペンチル,t
ert−ペンチル,ヘキシル,イソヘキシル等)が挙げら
れる。さらに好ましくは炭素数1から4の直鎖もしくは
分枝状のアルキル基(例、メチル,エチル,プロピル,
イソプロピル,ブチル,イソブチル,sec−ブチル,ter
t−ブチル等)、特に好ましくは炭素数1から3の直鎖
もしくは分枝状のアルキル基(例、メチル,エチル,プ
ロピル,イソプロピル等)が挙げられる。該ハロゲン化
アルキル基におけるハロゲンの数は、好ましくは1から
8、特に好ましくは1から3である。該ハロゲン化アル
キル基の好ましい具体例としては、例えばトリフルオロ
メチル,ジフルオロメチル,トリクロロメチル,2,
2,2−トリフルオロエチル,2,2,2−トリクロロ
エチル,2,2,3,3−テトラフルオロプロピル,
4,4,5,5−テトラフルオロペンチル,6,6,6
−トリフルオロヘキシル等が挙げられる。さらに好まし
い具体例としては、例えばトリフルオロメチル,ジフル
オロメチル,トリクロロメチル,2,2,2−トリフル
オロエチル,2,2,2−トリクロロエチル,2,2,
3,3−テトラフルオロプロピル等が挙げられる。さら
にトリフルオロメチル,ジフルオロメチルが特に好まし
い。
【0023】該ハロゲン化アルコキシ基におけるアルコ
キシ基としては、好ましくは炭素数1から6の直鎖もし
くは分枝状のアルコキシ基(例、メトキシ,エトキシ,
プロポキシ,イソプロポキシ,ブトキシ,イソブトキ
シ,sec−ブトキシ,tert−ブトキシ,ペンチルオキ
シ,イソペンチルオキシ,ネオペンチルオキシ,ヘキシ
ルオキシ等)が挙げられる。さらに好ましくは炭素数1
から4の直鎖もしくは分枝状のアルコキシ基(例、メト
キシ,エトキシ,プロポキシ,イソプロポキシ,ブトキ
シ,イソブトキシ,sec−ブトキシ,tert−ブトキシ
等)、特に好ましくは炭素数1から3の直鎖もしくは分
枝状のアルコキシ基(例、メトキシ,エトキシ,プロポ
キシ,イソプロポキシ等)が挙げられる。該ハロゲン化
アルコキシ基におけるハロゲンの数は、好ましくは1か
ら8、特に好ましくは1から3である。該ハロゲン化ア
ルコキシ基の好ましい具体例としては、例えばトリフル
オロメトキシ,ジフルオロメトキシ,トリクロロメトキ
シ,2,2,2−トリフルオロエトキシ,2,2,2−
トリクロロエトキシ,2,2,3,3−テトラフルオロ
プロポキシ,4,4,5,5−テトラフルオロペンチル
オキシ,6,6,6−トリフルオロヘキシルオキシ等が
挙げられる。さらに好ましい具体例としては、例えばト
リフルオロメトキシ,ジフルオロメトキシ,トリクロロ
メトキシ,2,2,2−トリフルオロエトキシ,2,
2,2−トリクロロエトキシ,2,2,3,3−テトラ
フルオロプロポキシ等が挙げられる。さらにトリフルオ
ロメトキシ,ジフルオロメトキシが特に好ましい。
【0024】R1 またはR2 で表される置換基を有して
いてもよい含窒素複素環基における含窒素複素環基とし
ては、好ましくは1から4個の窒素原子を含む5もしく
は6員の複素環基またはアゼチジニル基が挙げられ、こ
れらは芳香族もしくは非芳香族5または6員の炭素環
(例、ベンゼン,シクロヘキサン,シクロヘキセン,シ
クロペンタン,シクロペンテン等)と縮合環を形成して
いてもよい。その具体例を示せば、例えば1−ベンツイ
ミダゾリル,1−インドリニル,1H−インダゾール−
1−イル,3−アザビシクロ[3.3.0]オクト−
1,4−ジエン−3−イル,3−アザビシクロ[4.
3.0]ノナ−1,4−ジエン−3−イル,1−イミダ
ゾリル,1−ピロリル,1−ピラゾリル,1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル,4H−1,2,4−
トリアゾール−4−イル,2H−1,2,3−トリアゾ
ール−2−イル,1H−1,2,3−トリアゾール−1
−イル,1H−テトラゾール−1−イル,2H−テトラ
ゾール−2−イル等が挙げられる。該含窒素複素環基は
さらに好ましくは、1から4個の窒素原子を含む5また
は6員の複素環基で、これらは芳香族もしくは非芳香族
の6員の炭素環(例、ベンゼン,シクロヘキサン,シク
ロヘキセン等)と縮合環を形成していてもよい。その具
体例としては、例えば1−ベンツイミダゾリル,1−イ
ンドリル,1H−インダゾール−1−イル,3−アザビ
シクロ[4.3.0]ノナ−1,4−ジエン−3−イ
ル,1−イミダゾリル,1−ピロリル,1−ピラゾリ
ル,1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル,4H
−1,2,4−トリアゾール−4−イル,1H−1,
2,3−トリアゾール−1−イル,2H−1,2,3−
トリアゾール−2−イル,1H−テトラゾール−1−イ
ル,2H−テトラゾール−2−イル等が挙げられる。該
含窒素複素環基は最も好ましくは、ベンゼン環と縮合環
を形成していてもよい、1から3個の窒素原子を含む芳
香族5または6員の複素環基である。その具体例を示せ
ば、例えば1−ベンツイミダゾリル,1−インドリル,
1H−インダゾール−1−イル,1−イミダゾリル,1
−ピロリル,1−ピラゾリル,1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル,4H−1,2,4−トリアゾール
−4−イル,1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル,2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H
−テトラゾール−1−イル,2H−テトラゾール−2−
イル等である。
【0025】R1 またはR2 で表わされる置換基を有し
ていてもよい含窒素複素環基における置換基としては、
好ましくはハロゲン化されていてもよい低級アルキル
基,アリール基,ハロゲン等が挙げられる。該ハロゲン
化されていてもよい低級アルキル基における低級アルキ
ル基としては、好ましくは炭素数1から6の直鎖もしく
は分枝状のアルキル基が挙げられる。その具体例として
は、例えばメチル,エチル,プロピル,イソプロピル,
ブチル,イソブチル,sec−ブチル,tert−ブチル,ペ
ンチル,イソペンチル,ネオペンチル,tert−ペンチ
ル,ヘキシル,イソヘキシル等が挙げられる。特に炭素
数1から4の直鎖もしくは分枝状のアルキル基が好まし
い。該含窒素複素環基における置換基としてのハロゲ
ン、ハロゲン化されていてもよい低級アルキル基におけ
るハロゲンとしては、好ましくはフッ素,塩素,臭素等
が挙げられる。該ハロゲン化低級アルキル基としては、
好ましくは、1から3個のハロゲンで置換された低級ア
ルキル基、例えばトリフルオロメチル,ジフルオロメチ
ル,2,2,2−トリフルオロエチル,トリクロロメチ
ル,ブロモメチル等が挙げられる。さらに好ましくは、
1から3個のフッ素で置換された低級アルキル基、例え
ばトリフルオロメチル,ジフルオロメチル,2,2,2
−トリフルオロエチル等が挙げられる。該アリール基と
しては、好ましくは炭素数6から14のアリール基が挙
げられる。その具体例としては、例えばフェニル,ナフ
チル,アントリル,フェナントリル等が挙げられる。特
に、炭素数6から10のアリール基、例えばフェニル,
ナフチル等が好ましい。上記含窒素複素環基における置
換基としては、特に低級アルキル基(炭素数1から6)
が好ましい。含窒素複素環基における置換基の数は、1
から4、好ましくは1から3である。
【0026】R1 およびR2 はそれぞれ水素原子,ハロ
ゲン,ハロゲン化アルキル基,ハロゲン化アルコキシ基
であることが好ましい。なかでもR1 およびR2 の一方
がハロゲンであり他方が水素原子またはハロゲンである
場合が特に好ましい。該ハロゲンとしては、フッ素,塩
素,臭素,ヨウ素等が挙げられる。これらのうちフッ
素,塩素が好ましく、特にフッ素が好ましい。これらの
ハロゲンの置換位置としては、2位および/または4位
が好ましい。
【0027】R3 で表されるアシル基は、有機カルボン
酸から誘導されるアシル基を示し、例えばアルカノイル
基,好ましくは炭素数1から7のアルカノイル基(例、
ホルミル,アセチル,プロピオニル,ブチリル,イソブ
チリル,バレリル,イソバレリル,ヘキサノイル,ヘプ
タノイル等),特に好ましくは炭素数1から3のアルカ
ノイル基;アリールカルボニル基,好ましくは炭素数7
から15のアリールカルボニル基(例、ベンゾイル,ナ
フトイル等),特に好ましくは炭素数7から11のアリ
ールカルボニル基;アルコキシカルボニル基,好ましく
は炭素数2から7のアルコキシカルボニル基(例、メト
キシカルボニル,エトキシカルボニル,プロポキシカル
ボニル,イソプロポキシカルボニル,ブトキシカルボニ
ル,イソブトキシカルボニル,sec−ブトキシカルボニ
ル,tert−ブトキシカルボニル,ペンチルオキシカルボ
ニル,ヘキシルオキシカルボニル等),特に好ましくは
炭素数2から4のアルコキシカルボニル基;アリールオ
キシカルボニル基,好ましくは炭素数7から15のアリ
ールオキシカルボニル基(例、フェノキシカルボニル,
ナフチルオキシカルボニル等),特に好ましくは炭素数
7から11のアリールオキシカルボニル基;アラルキル
カルボニル基,好ましくは炭素数8から20のアラルキ
ルカルボニル基(例、ベンジルカルボニル,フェネチル
カルボニル,フェニルプロピルカルボニル,ナフチルエ
チルカルボニル等),特に好ましくは炭素数8から14
のアラルキルカルボニル基等が用いられる。これらは、
適当な置換基で1〜3個置換されていてもよい。適当な
置換基としては、例えば前述した含窒素複素環基におけ
るハロゲン化されていてもよい低級アルキル基,アリー
ル基,ハロゲン等があげられる。
【0028】上記アシル基は、生体内で加水分解され得
るものが好ましい。その具体例としては、例えばホルミ
ル,アセチル,ベンゾイル,ベンジルカルボニル等が挙
げられる。
【0029】
【化19】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される基
は、具体的には1−イミダゾリルおよび1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イルであり、1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イルが特に好ましい。
【0030】さらに本発明は一般式(I′)
【0031】
【化20】
【0032】一般式(I)で表わされる化合物またはそ
の塩は以下に示す方法により製造することができる。一
般式(I)においてR3 が水素原子である化合物または
その塩は、たとえば一般式(II)
【0033】
【化21】 [式中、(S)は当該記号が付された炭素原子がS−配
置であることを示し、その他の記号は前記と同意義を示
す。]で表される化合物またはその塩と、一般式
【0034】
【化22】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩とを反応させることにより製造すること
ができる。反応は通常反応を阻害しない溶媒中で行われ
る。反応を阻害しない溶媒としては、例えば水、例えば
アセトン等のケトン類、例えばジメチルスルホキシド等
のスルホキシド類、例えばジエチルエーテル,テトラヒ
ドロフラン,ジオキサン等のエーテル類、例えばアセト
ニトリル等のニトリル類、例えばベンゼン,トルエン,
ヘキサン,キシレン等の炭化水素類、例えばジクロロメ
タン,クロロホルム,1,2−ジクロロエタン等のハロ
ゲン化炭化水素類、例えば酢酸エチル等のエステル類、
例えばジメチルホルムアミド,アセトアミド,ジメチル
アセトアミド等のアミド類、例えば1,3−ジメチル−
2−イミダゾリジノン等のウレイレン類等が用いられ
る。これらは一種のみ、または二種以上適当な割合で混
合して用いてもよい。この際、反応液中に、例えば水酸
化アルカリ金属(例、水酸化ナトリウム,水酸化カリウ
ム等),水素化アルカリ金属(例、水素化カリウム,水
素化ナトリウム等),アルカリ金属炭酸塩(例、炭酸リ
チウム,炭酸水素ナトリウム,炭酸セシウム,炭酸カリ
ウム,炭酸ナトリウム等),有機酸塩(例、酢酸ナトリ
ウム等),アルカリ金属アルコラート(例、ナトリウム
メチラート,カリウム tert−ブチラート等),フッ化
テトラブチルアンモニウム,ビス(トリノルマルブチル
スズ)オキシド等の塩基を存在させることが好ましい。
また化合物
【0035】
【化23】 の代りに、その金属(例、ナトリウム、カリウムなどの
アルカリ金属)塩を用いて上記溶媒中で反応を行うこと
によっても所望の化合物を製造することができる。塩基
の使用量は、通常化合物(II)に対し、約0.001な
いし100当量、好ましくは約0.01ないし50当量
である。化合物(III)またはその塩は、化合物(II)ま
たはその塩に対して約1ないし100当量、好ましくは
約1ないし50当量用いられる。反応温度は特に限定さ
れないが、通常約0から150℃、好ましくは約10か
ら120℃である。反応時間は数分から数十時間程度
(例えば5分から50時間など)である。
【0036】また一般式(I)においてR3 が水素原子
である化合物またはその塩は、たとえば一般式(IV)
【0037】
【化24】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と一般式(V)
【0038】
【化25】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩とを反応させることによって製造するこ
とができる。反応は通常反応を阻害しない溶媒中で行わ
れる。反応を阻害しない溶媒としては、例えば水、例え
ばアセトン等のケトン類、例えばジメチルスルホキシド
等のスルホキシド類、例えばジエチルエーテル,テトラ
ヒドロフラン,ジオキサン等のエーテル類、例えばアセ
トニトリル等のニトリル類、例えばベンゼン,トルエ
ン,ヘキサン,キシレン等の炭化水素類、例えばジクロ
ロメタン,クロロホルム,1,2−ジクロロエタン等の
ハロゲン化炭化水素類、例えば酢酸エチル等のエステル
類、例えばジメチルホルムアミド,アセトアミド,ジメ
チルアセトアミド等のアミド類、例えば1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン等のウレイレン類等が用いら
れる。これらは一種のみで、または二種以上適当な割合
で混合して用いてもよい。この際、反応液中に、例えば
水酸化アルカリ金属(例、水酸化ナトリウム,水酸化カ
リウム)、水素化アルカリ金属(例、水素化カリウム,
水素化ナトリウム等),アルカリ金属炭酸塩(例、炭酸
リチウム,炭酸水素ナトリウム,炭酸セシウム,炭酸カ
リウム,炭酸ナトリウム等),有機酸塩(例、酢酸ナト
リウム等),アルカリ金属アルコラート(例、ナトリウ
ムメチラート,カリウム tert−ブチラート等),フッ
化テトラブチルアンモニウム,ビス(トリノルマルブチ
ルスズ)オキシド等の塩基を存在させることが好まし
い。塩基の使用量は、通常化合物(IV)に対し、約0.
001ないし100当量、好ましくは約0.01ないし
50当量である。化合物(V)またはその塩は、化合物
(IV)またはその塩に対して約1ないし100当量、好
ましくは約1ないし50当量用いる。反応温度は特に限
定されないが、通常約0から150℃、好ましくは約1
0から120℃である。反応時間は数分から数百時間、
好ましくは数分から数十時間程度(例えば5分から50
時間など)である。
【0039】一般式(I)において、R1 およびR2
少なくとも一方が窒素原子によってフェニル環と結合し
ていて、置換基を有していてもよい含窒素複素環基であ
る化合物またはその塩は、たとえば式(VI)
【0040】
【化26】 で表される化合物またはその塩とを反応させることによ
り製造することができる。上記置換基を有していてもよ
い含窒素複素環基は、前述のR1 またはR2 で表わされ
る置換基を有していてもよい含窒素複素環基と同意義を
有する。反応は通常反応を阻害しない溶媒中で行われ
る。反応を阻害しない溶媒としては、例えばアセトン等
のケトン類、例えばジメチルスルホキシド等のスルホキ
シド類、例えばジエチルエーテル,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン等のエーテル類、例えばアセトニトリル
等のニトリル類、例えばベンゼン,トルエン,ヘキサ
ン,キシレン等の炭化水素類、例えばジクロロメタン,
クロロホルム,1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、例えば酢酸エチル等のエステル類、例えば
ジメチルホルムアミド,アセトアミド,ジメチルアセト
アミド等のアミド類、例えば1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン等のウレイレン類等が用いられる。これ
らは一種のみで、または二種以上適当な割合で混合して
用いてもよい。この際、反応液中に例えば水素化アルカ
リ金属(例、水素化カリウム,水素化ナトリウム等),
アルカリ金属炭酸塩(例、炭酸リチウム,炭酸水素ナト
リウム,炭酸セシウム,炭酸カリウム,炭酸ナトリウム
等),有機酸塩(例、酢酸ナトリウム等),アルカリ金
属アルコラート(例、ナトリウムメチラート,カリウム
tert−ブチラート等)等の塩基を存在させることも有効
である。塩基の使用量は、通常化合物(VI)に対し、約
0.1ないし10当量、好ましくは約1ないし5当量で
ある。化合物(VII)またはその塩は、化合物(VI)また
はその塩に対して約1ないし100当量、好ましくは約
1ないし50当量用いる。反応温度は特に限定されない
が、通常約0から200℃、好ましくは約10から15
0℃である。反応時間は数分から数十時間程度(例えば
5分から50時間など)である。
【0041】また一般式(I)においてR3 がアシル基
である化合物またはその塩は、一般式(I)においてR
3 が水素原子である化合物、即ち式(VIII)
【0042】
【化27】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と式(IX) R3−W (IX) [式中、R3 は前記と同意義を、Wはハロゲン(例、塩
素,臭素など)または式OR4 [式中R4 はアシル基
(好ましくはアセチル,プロピオニルなどのアルカノイ
ル基)を示す。]で表される化合物またはその塩とを反
応させることによっても製造することができる。反応は
通常無溶媒もしくは反応を阻害しない溶媒中で行われ
る。反応を阻害しない溶媒としては、例えばアセトン等
のケトン類、例えばジメチルスルホキシド等のスルホキ
シド類、例えばジエチルエーテル,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン等のエーテル類、例えばアセトニトリル
等のニトリル類、例えばベンゼン,トルエン,ヘキサ
ン,キシレン等の炭化水素類、例えばジクロロメタン,
クロロホルム,1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、例えば酢酸エチル等のエステル類、例えば
ジメチルホルムアミド,アセトアミド,ジメチルアセト
アミド等のアミド類、例えば1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン等のウレイレン類等が用いられる。これ
らは一種のみで、または二種以上適当な割合で混合して
用いてもよい。この際、反応液中に、好ましくは例えば
三級アミン(例、トリエチルアミンのような脂肪族三級
アミン、ピリジン,4−ジメチルアミノピリジン,α
−,β−またはγ−ピコリンのような芳香族三級アミ
ン)等の塩基の存在下に進行させることができる。塩基
の使用量は、通常化合物(VIII)に対し、約0.001
ないし100当量、好ましくは約0.01ないし5当量
である。化合物(IX)またはその塩は、化合物(VIII)
またはその塩に対して約1ないし100当量、好ましく
は約1ないし50当量用いる。反応温度は特に限定され
ないが、通常約−20から200℃、好ましくは約−1
0から150℃である。反応時間は数分から数十時間程
度(例えば5分から50時間など)である。
【0043】また一般式(I)で表される化合物または
その塩は、たとえば一般式(X)
【0044】
【化28】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩を脱炭酸反応に付すことによって得るこ
とができる。反応は通常無溶媒もしくは反応を阻害しな
い溶媒中で行われる。反応を阻害しない溶媒としては、
例えば水,アセトン等のケトン類,ジメチルスルホキシ
ド等のスルホキシド類,ジオキサン等のエーテル類,ア
セトニトリル等のニトリル類、トルエン,キシレンまた
はメシチレン等の炭化水素類,テトラクロロエタン等の
ハロゲン化炭化水素類,ジメチルアセトアミド等のアミ
ド類,1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン類等の
ウレイン類等が用いられる。反応温度は特に限定されな
いが、通常80から300℃、好ましくは約100から
250℃である。反応時間は数分から数十時間程度(例
えば5分から50時間など)である。
【0045】また一般式(I)において
【0046】
【外12】 が置換されていてもよい1H−1,2,3−トリアゾー
ル−1−イル基である化合物またはその塩はたとえば式
(XI)
【0047】
【化29】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
物またはその塩と式(XII) R5−C≡CH (XII) [式中、R5 は水素原子または
【0048】
【外13】 が有していてもよい置換基を示す。]で表される化合物
を反応させることによっても製造することができる。反
応は通常、無溶媒もしくは反応を阻害しない溶媒中で行
われる。反応を阻害しない溶媒としては、例えばアセト
ン等のケトン類、例えばジメチルスルホキシド等のスル
ホキシド類、例えばテトラヒドロフラン,ジオキサン等
のエーテル類、例えばベンゼン,トルエン,キシレン,
メシチレン等の炭化水素類,例えば酢酸エチル等のエス
テル類、例えばジメチルホルムアミド,アセトアミド,
ジメチルアセトアミド等のアミド類、例えば1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノン等のウレイレン類等が用
いられる。これらは一種のみで、または二種以上適当な
割合で混合して用いてもよい。化合物(XII)は化合物
(XI)またはその塩に対して約1ないし、100当量、
好ましくは約1ないし50当量用いる。反応温度は特に
限定されないが、通常20から200℃、好ましくは8
0から150℃である。反応時間は1時間から数十時間
程度(例えば1時間から50時間など)である。
【0049】また一般式(I)において
【外14】 がハロゲン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ
化されていてもよいアリールアルケニル基で置換されて
いる1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル基であ
る化合物またはその塩はたとえば式(XIII)
【0050】
【化30】 で表される化合物またはその塩と式(XIV)
【0051】
【化31】 [式中、nは0〜2の整数を示し、Arはハロゲン化,
ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ化されていても
よいアリール基を示し、phはフェニル基、Xはハロゲ
ン(塩素,臭素,ヨウ素など)を示す。]で表される化
合物を塩基の存在下に反応させることによっても製造す
ることができる。上記Arで表わされるハロゲン化,ハ
ロアルキル化もしくはハロアルコキシ化されていてもよ
いアリール基は、前述の
【0052】
【外15】 で表わされる基が有していてもよい置換基におけるハロ
ゲン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ化され
ていてもよいアリール基と同意義を有する。反応は通
常、反応を阻害しない溶媒中で行われる。反応を阻害し
ない溶媒としては、例えばジメチルスルホキシド等のス
ルホキシド類、例えばテトラヒドロフラン,ジオキサン
等のエーテル類、例えばベンゼン,トルエン等の炭化水
素類等が用いられる。これらは一種のみで、または二種
以上適当な割合で混合してもよい。用いる塩基としては
例えば水素化アルカリ金属(例、水素化カリウム,水素
化ナトリウム等),アルカリ金属アルコラート(例、カ
リウム tert−ブチラート等),アルキル金属(例、ブ
チルリチウム等),金属アルキルアミド(例、リチウム
ジイソプロピルアミド)等があげられる。塩基の使用量
は化合物(XIV)に対して約0.5ないし10当量好まし
くは約1ないし2当量である。化合物(XIV)は、化合物
(XIII)またはその塩に対して約1ないし10当量好ま
しくは約1ないし2当量である。反応温度は特に限定さ
れないが、通常−78℃から100℃、好ましくは−7
8℃から40℃である。反応時間は通常数分から数十時
間程度、好ましくは15分から1時間である。化合物
(I)は塩としても用いられ、このような塩としては、
薬理学的に許容される塩、例えば塩酸塩,臭化水素酸
塩,硫酸塩,硝酸塩,燐酸塩等の無機酸塩;例えば酢酸
塩,酒石酸塩,クエン酸塩,フマール酸塩,マレイン酸
塩,トルエンスルホン酸塩,メタンスルホン酸塩等の有
機酸塩等が挙げられる。上記化合物(II)〜(XIII)を
含む原料化合物の塩も化合物(I)と同様なものが用い
られる。
【0053】かくして得られる化合物(I)またはその
塩は反応混合物から自体公知の手段、たとえば抽出、濃
縮、中和、濾過、結晶化、再結晶、カラムクロマトグラ
フィー、薄層クロマトグラフィーなどの手段を用いるこ
とによって単離,精製することができる。化合物(I)
の塩は自体公知の手段に従い、例えば化合物(I)に適
当な溶媒中で前記した無機酸あるいは有機酸を加えるこ
とによって製造することができる。本発明における製造
中間体である一般式(II)で表される化合物またはその
塩は次の反応式で示される方法によって製造することが
できる。
【0054】
【化32】 上記式中、THPはテトラヒドロプラニル基、Meはメ
チル基、Etはエチル基、Prはプロピル基、Phはフ
ェニル基を示し、R1 ,R2
【0055】
【外16】 (R),(S)は前記と同意義を示す。本反応式におけ
る出発化合物(XV)はヨーロッパ特許公開042121
0号公報に開示された方法または次の反応式で示す類似
法で製造することができる。
【0056】
【化33】 上記式中、Xはハロゲン原子(臭素,ヨウ素など)を示
し、他は前記と同意義を示す。また本発明における製造
中間体である一般式(IV)で表される化合物またはその
塩は次式に示す方法によって合成することができる。
【0057】
【化34】 上記式中、記号は前記と同意義を示す。上記式における
合成中間体(XVI)は次式に示す方法によって、より容易
に得ることができる。
【0058】
【化35】 上記式中、記号は前記と同意義を示す。
【0059】また化合物(IV)は次式に示す方法によっ
ても合成することができる。
【0060】
【化36】 上記式中、記号は前記と同意義を示す。また本発明にお
ける製造中間体である一般式(VI)において、
【0061】
【外17】 が1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル基であ
り、R3 が水素原子である、化合物(VI′)またはその
塩は次の反応式に示す方法によって合成することができ
る。
【0062】
【化37】 [式中の記号は前記と同意義を示す。]また本発明にお
ける製造中間体である一般式(X)において
【0063】
【外18】 が1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル基であ
り、R3 が水素原子である化合物(X’)またはその塩
は次の反応式に示す方法によって合成することができ
る。
【0064】
【化38】 上記式中、R6 は炭素数1から6の低級アルキル基
(例、メチル,エチル,プロピル)を示し、その他の記
号は前記と同意義を示す。また本発明における製造中間
体である一般式(XIII)で表される化合物またはその塩
はたとえば次の反応式に示す方法によって合成すること
ができる。
【0065】
【化39】 [式中の記号は前記と同意義を示す。]
【0066】本発明化合物(I)は分子内に2個以上の
不斉炭素を有しているため、(I)以外に少なくとも3
種類の立体異性体(XXVIIIa〜c)が存在し得る。本発明は
これらの4種の立体異性体(I,XXVIIIa,XXVIIIb,XXVII
Ic)のうち、抗真菌剤として最も好適な(2R,3R)
−配置を有する光学活性アゾール化合物(I)を提供す
るものである。
【0067】
【化40】
【0068】化合物(I)またはその塩は低毒性で真菌
に対して強い抗菌力と広い抗真菌スペクトル(例えばカ
ンジダ症,アスペルギルス症,クリプトコッカス症に対
して有効)を有しているのでヒトおよび家畜、家きんな
どの真菌感染症の予防・治療に用いることができる。ま
た、化合物(I)またはその塩は農業用抗真菌剤として
も用いることができる。化合物(I)またはその塩をヒ
トに投与する場合は、それ自体あるいは適宜の薬理学的
に許容される担体、賦形剤、希釈剤と混合し、医薬組成
物として経口的または非経口的に安全に投与することが
できる。上記医薬組成物としては、注射剤、経口投与製
剤(例、散剤、顆粒剤、カプセル剤、錠剤)、外用剤
(例、経鼻投与製剤、経皮製剤など)、坐剤(例、直腸
坐剤、膣坐剤)などが挙げられる。これらの製剤は、製
剤工程において通常一般に用いられる自体公知の方法に
より製造することができる。たとえば、本発明の化合物
(I)またはその塩は分散剤(例、ツイーン(Tween)8
0(アトラスパウダー社製、米国),HCO60(日光
ケミカルズ製)、カルボキシメチルセルロース、アルギ
ン酸ナトリウムなど)、保存剤(例、メチルパラベン、
プロピルパラベン、ベンジールアルコール、クロロブタ
ノールなど)、等張化剤(例、塩化ナトリウム、グリセ
リン、ソルビトール、ブドウ糖など)などと共に水性注
射剤に、あるいはオリーブ油、ゴマ油、ラッカセイ油、
綿実面、コーン油などの植物油、プロピレングリコール
などに溶解、懸濁あるいは乳化して油性注射剤に成形
し、注射剤とすることができる。
【0069】たとえば経口投与製剤にするには、自体公
知の方法に従い、本発明の化合物(I)またはその塩を
たとえば賦形剤(例、乳糖、白糖、デンプンなど)、崩
壊剤(例、デンプン、炭酸カルシウムなど)、結合剤
(例、デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセル
ロース、ポリビニールピロリドン、ヒドロキシプロピル
セルロースなど)または滑沢剤(例、タルク、ステアリ
ン酸マグネシウム、ポリエチレングリコール6000な
ど)などを添加して圧縮成形し、次いで必要により、味
のマスキング、腸溶性あるいは持続性の目的のため自体
公知の方法でコーティングすることにより経口投与製剤
とすることができる。そのコーティング剤としては、例
えばヒドロキシプロピルメチルセルロース,エチルセル
ロース,ヒドロキシメチルセルロース,ヒドロキシプロ
ピルセルロース,ポリオキシエチレングリコール,ツイ
ーン80,ブルロニックF68,セルロースアセテート
フタレート,ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタ
レート,ヒドロキシメチルセルロースアセテートサクシ
ネート,オイドラギット(ローム社製,西ドイツ,メタ
アクリル酸・アクリル酸共重合)および酸化チタン,ベ
ンガラ等の色素が用いられる。
【0070】たとえば外用剤とするには、自体公知の方
法に従い、本発明の化合物(I)またはその塩を固状、
半固状または液状の経鼻投与剤とすることができる。た
とえば、上記固状のものとしては、化合物(I)または
その塩をそのまま、あるいは賦形剤(例、グルコース、
マンニトール、デンプン、微結晶セルロースなど)、増
粘剤(例、天然ガム類、セルロース誘導体、アクリル酸
重合体など)などを添加、混合して粉状の組成物とす
る。上記液状のものとしては、注射剤の場合とほとんど
同様で、油性あるいは水性懸濁剤とする。半固状の場合
は、水性または油性のゲル剤、あるいは軟膏状のものが
よい。また、これらはいずれも、pH調節剤(例、炭
酸、リン酸、クエン酸、塩酸、水酸化ナトリウムな
ど)、防腐剤(例、パラオキシ安息香酸エステル類、ク
ロロブタノール、塩化ベンザルコニウムなど)などを加
えてもよい。
【0071】たとえば坐剤とするには、自体公知の方法
にしたがぎ、本発明の化合物(I)またはその塩を油性
または水性の固状、半固状あるいは液状の坐剤とするこ
とができる。上記組成物に用いる油性基剤としては、化
合物(I)またはその塩を溶解しないものであればよ
く、たとえば高級脂肪酸のグリセリド〔例、カカオ脂、
ウイテプゾル類(ダイナマイトノーベル社製)など〕、
中級脂肪酸〔例、ミグリオール類(ダイナマイトノーベ
ル社製)など〕、あるいは植物油(例、ゴマ油、大豆
油、綿実油など)などが挙げられる。また、水性基剤と
しては、たとえばポリエチレングリコール類、プロピレ
ングリコール、水性ゲル基剤としては、たとえば天然ガ
ム類、セルロース誘導体、ビニール重合体、アクリル酸
重合体などが挙げられる。投与量は感染の状態、投与ル
ートによっても異なるが、たとえばカンディダ感染症の
治療の目的で成人(体重50kg)患者に投与する場合、
経口投与では、約0.01から100mg/kg/日、好ま
しくは約0.1から50mg/kg/日である。さらに好ま
しくは約0.1から20mg/kg/日である。
【0072】また本発明の化合物(I)またはその塩
は、外用剤としても用いることができる。たとえばワセ
リン、ラノリンを基剤として、1gあたり通常約0.1
から100mg含有する軟膏剤として、皮膚あるいは、粘
膜などの殺菌、消毒に用いることができる。農業用抗真
菌剤として用いる場合には、化合物(I)またはその塩
を適当な液体担体(例えば溶媒)に溶解するか、あるい
は分散させ、また適当な固体担体(例えば希釈剤,増量
剤)と混合するかあるいはこれに吸着させ、所要の場合
はさらにこれに乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤
剤、粘しょう剤、安定剤などを添加し、乳剤、水和剤、
粉剤、粒剤などの剤型として使用する。これらの製剤
は、自体公知の方法で調製することができる。化合物
(I)またはその塩の使用量は、例えば稲いもち病の防
除に際しては、水田1アールあたり約25gから150
g、より好ましくは約40gから80gである。
【0073】使用する液体担体としては、例えば、水、
アルコール類(例えば、メチルアルコール、エチルアル
コール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、エチレングリコール等)、エーテル類(例えば、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素
類(例えば、ケロシン、灯油、燃料油等)、芳香族炭化
水素類(例えば、ベンゼン、トルエン等)、ハロゲン化
炭化水素類(例えば、メチレンクロリド、クロロホルム
等)、酸アミド類(例えば、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミド等)、エステル類(例えば、酢酸エ
チル、酢酸ブチル等)、ニトリル酸(例えば、アセトニ
トリル、ピロピオニトリル等)等の溶媒が適当であり、
これらは1種又は2種以上を適当な割合で混合して使用
することができる。
【0074】固体担体としては、植物性粉末(例えば、
大豆粉、たばこ粉、小麦粉等)、鉱物性粉末(例えば、
カオリン、ベントナイト等)、アルミナ、硫黄粉末、活
性炭等が用いられ、これらは1種又は2種以上を適当な
割合で混合して使用することができる。
【0075】以下参考例と実施例を記載し、本発明を具
体的に説明する。1H−NMRスペクトルは内部基準と
してテトラメチルシランを用いてバリアンジエミニ20
0(200MHz)型スペクトルメーターで測定し、全δ
値をppmで示した。混合溶媒において( )内に示した
数値は各溶媒の容量混合比である。%は特記しない限
り、重量パーセントを意味する。実施例中の記号は次の
ような意味を有する。 s:シングレット,d:ダブレット,t:トリプレッ
ト,q:クワルテット,dd:ダブルダブレット,m:マ
ルチプレット,br.:幅広い,J:カップリング定数
【0076】参考例1 (1R)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロ
フェニル)−2−オキシラニル]エタノール(16.1
g)のテトラヒドロフラン(320ml)溶液に氷冷下、
トリフェニルホスフィン(63.3g),安息香酸(2
9.5g),アゾジカルボン酸ジエチル(42.0g)
を加え、アルゴン雰囲気下、室温で6時間かき混ぜた。
反応液に酢酸エチル(800ml),水(500ml)を加
え分液し、水層を酢酸エチル(200ml)で抽出した。
有機層を合わせて水,飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥後、濃縮した。残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(溶出液 ヘキサン:酢酸エチル=15:
1→7:1)に付して精製した。[(1S)−1−
[(2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2
−オキシラニル]エチル]ベンゾアート(19.2g)
が無色油状物として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.37(3H,d,J=6.6Hz),2.9
0(1H,d,J=5.2Hz),3.28(1H,d,J=5.2Hz),5.36(1H,q,J=6.6
Hz),6.74-6.94(2H,m),7.38-7.60(4H,m),7.94-8.01(2H,
m) [(1S)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−2−オキシラニル]エチル]ベンゾアー
ト(15.9g)をメタノール(800ml)に溶解し、
氷冷下で28%ナトリウムメチラート−メタノール溶液
(12.9ml)を加え、反応液を室温で6時間かき混ぜ
た。反応液に1N塩酸(63.2ml)を加えた後、減圧
下で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(溶出液 ヘキサン:酢酸エチル:6:1→2:
1)に付して精製し、(1S)−1−[(2R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニル]
エタノール(9.7g)を無色油状物として得た。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,dd,J=6.4,2.2H
z),2.24(1H,d,J=1Hz),2.92(1H,d,J=5Hz),3.28(1H,d,J=5
Hz),4.12(1H,q,J=6.4Hz),6.77-6.95(2H,m),7.34(1H,m)
【0077】参考例2 (1S)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロ
フェニル)−2−オキシラニル]エタノール(1.06
g)のジクロロメタン(30ml)溶液に、窒素雰囲気下
−78℃でジイソプロピルエチルアミン(1.01ml)
を加え、ついでトリフルオロメタンスルホン酸無水物
(0.97ml)を3分で滴下した。−78℃で20分,
ついで−20℃で20分かきまぜた後、−10℃で反応
溶液を約5mlになるまで濃縮した。濃縮液をシリカゲル
を用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー(4×5
cm)に付し、ジクロロメタン−ヘキサン(1:1)で溶
出した。目的分画を約5mlになるまで濃縮し、残留物を
テトラゾール(371mg),ジメチルホルムアミド
(4.2ml),60%油性水素化ナトリウム(136m
g)から調製したテトラゾールのナトリウム塩溶液に−
10℃で加え、10分間かき混ぜた。反応液をさらに0
℃で20分間かき混ぜた。反応液に水(50ml)を注入
し、酢酸エチル(50ml)で4回抽出した。酢酸エチル
層を水(30ml)で2回、飽和食塩水で1回洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧留去すると無色油状
物が得られた。本品をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1→2:
1)で精製し、(2S)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−[(1R)−1−(2H−テトラゾール
−2−イル)エチル]オキシラン(0.42g)および
(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−テトラゾール−1−イル)エ
チル]オキシラン(0.25g)をそれぞれ分離した。 (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(2H−テトラゾール−2−イル)エ
チル]オキシラン:無色油状物質1 H−NMR(CDCl3)δ:1.76(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.93(1H,d,J=4.6Hz),2.98(1H,d,J=4.6Hz),5.41(1H,
q,J=7.2Hz),6.72-7.15(3H,m),8.52(1H,s) EI−マススペクトル(m/z):252(M+) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−テトラゾール−1−イル)エ
チル]オキシラン:無色プリズム晶 mp. 118−122℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.69(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.58(1H,d,J=4.0Hz),2.84(1H,d,J=4.0Hz),5.27(1H,
q,J=7.2Hz),6.75-7.20(3H,m),8.71(1H,s) EI−マススペクトル(m/z):252(M+
【0078】参考例3 参考例2と同様にして(1S)−1−[(2R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニル]
エタノール(569mg)とピラゾールから(2S)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−
1−(1H−ピラゾール−1−イル)エチル]オキシラ
ン(166mg)を得た。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.57(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.43(1H,d,J=4.8Hz),2.71(1H,d,J=4.8Hz),4.91(1H,
q,J=7.2Hz),6.26(1H,t,J=2Hz),6.74-6.90(2H,m),7.01-
7.18(1H,m),7.44(1H,d,J=2Hz),7.50(1H,d,J=2Hz)
【0079】参考例4 参考例2と同様にして(1S)−1−[(2R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニル]
エタノール(497mg)と1H−1,2,3−トリアゾ
ールから(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−[(1R)−1−(2H−1,2,3−トリ
アゾール−2−イル)エチル]オキシラン(150mg)
および(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2−[(1R)−1−(1H−1,2,3−トリアゾ
ール−1−イル)エチル]オキシラン(204mg)を得
た。 (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(2H−1,2,3−トリアゾール−
2−イル)エチル]オキシラン:無色プリズム晶1 H−NMR(CDCl3)δ:1.68(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.83(1H,d,J=4.6Hz),2.86(1H,d,J=4.6Hz),5.17(1H,
q,J=7.2Hz),6.69-6.86(2H,m),6.94-7.10(1H,m),7.61(2
H,s) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−1,2,3−トリアゾール−
1−イル)エチル]オキシラン:無色油状物質 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.64(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.46(1H,d,J=4.4Hz),2.76(1H,d,J=4.4Hz),5.32(1H,
q,J=7.2Hz),6.80-6.95(2H,m),7.08-7.25(1H,m),7.67(1
H,d,J=1.2Hz),7.77(1H,d,J=1.2Hz)
【0080】参考例5 (1R)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロ
フェニル)−2−オキシラニル]エタノール(15.4
3g)を塩化メチレンに溶解し、氷冷下でトリエチルア
ミン(11.72ml)を加えた後、塩化メタンスルホニ
ル(6.8ml)を滴下した。反応液を室温で45分間か
き混ぜた後、水,飽和炭酸水素ナトリウム水で洗い、乾
燥後、溶媒を減圧下に留去した。残留物をN,N−ジメ
チルホルムアミド(50ml)に溶解し次の反応を用い
た。N,N−ジメチルホルムアミド(150ml)に60
%油性水素化ナトリウム(4.3g)を加え、氷冷下窒
素気流中イミダゾール(7.4g)を少しずつ加え、1
5分間かき混ぜた。水素ガスの発生がなくなったところ
で、上記で合成した粗生成物のN,N−ジメチルホルム
アミド溶液を加え、室温で6時間かき混ぜた。反応液を
氷水に注入し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗
し、乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残留物をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(シリカゲル150g,溶出液
酢酸エチル:ヘキサン=3:1→酢酸エチル:メタノ
ール=19:1)に付して精製した。目的画分を濃縮
し、ヘキサンから結晶化すると、(2R,3S)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−2−
[(1−イミダゾリル)メチル]オキシラン(15.1
g)が無色針状晶として得られた。 mp. 76−78℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.61(3H,d,J=5.2Hz),3.1
5(1H,q,J=5.2Hz),4.17(1H,d,J=14Hz),4.64(1H,d,J=14H
z),6.66-6.83(3H,m),6.93-7.04(2H,m),7.29(1H,s)
【0081】参考例6 ジメチルホルムアミド(120ml)中に、60%油性水
素化ナトリウム(2.86g)を加え、氷冷下かき混ぜ
ながら、窒素気流中1H−1,2,4−トリアゾール
(5.4g)を少量ずつ加えた。さらに15分間かき混
ぜた。水素ガスの発生がなくなったところで(2R,3
S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−メチ
ル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)メチル]オキシラン(9g)を加え80℃で12時
間かき混ぜた。冷却後、反応液を氷水にあけ、酢酸エチ
ルで2回抽出した。抽出液を水,飽和食塩水で洗浄し、
乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残留物にジエチルエ
ーテルを加え、析出した結晶をろ取し、少量のジエチル
エーテルで洗い乾燥すると、(2R,3R)−1,3−
ビス(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)ブタン−2−オー
ル(7.2g)が無色針状晶として得られた。 mp. 115−116℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,d,J=7.2Hz),3.7
1(1H,d,J=14Hz),4.90(1H,d,J=14Hz),5.19(1H,q,J=7.2H
z),5.49(1H,s),6.75-6.86(1H,m),7.43-7.55(2H,m),7.73
(1H,s),7.78(1H,s),8.00(1H,s),8.43(1H,s)
【0082】参考例7 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(1.03g)とプリン(500mg)か
ら(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2
−[(1R)−1−(9H−9−プリニル)エチル]オ
キシラン(600mg)を得た。 1H−NMR(CDCl3)δ:1.68(3H,d,J=7.2Hz),2.3
9(1H,d,J=4.4Hz),2.71(1H,d,J=4.4Hz),5.58(1H,q,J=7.2
Hz),6.82-6.99(2H,m),7.25-7.40(1H,m),8.15(1H,s),9.0
3(1H,s),9.17(1H,s)
【0083】参考例8 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(981mg)と1H−イミダゾ[4,5
−b]ピリジン(472mg)から(2S)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−1−(3
H−3−イミダゾ[4,5−b]ピリジル)エチル]オ
キシラン(501mg)と(2S)−2−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)−2−[(1R)−1−(1H−1−
イミダゾ[4,5−b]ピリジル)エチル]オキシラン
(271mg)を得た。 (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(3H−3−イミダゾ[4,5−b]
ピリジル)エチル]オキシラン(501mg) 1H−NMR(CDCl3)δ:1.65(3H,d,J=7.4Hz),2.3
6(1H,d,J=4.6Hz),2.66(1H,d,J=4.6Hz),5.66(1H,q,J=7.4
Hz),6.81-6.98(2H,m),7.23-7.44(2H,m),8.09(1H,dd,J=
8.6,1.4Hz),8.11(1H,s),8.44(1H,dd,J=4.8,1.4Hz) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−1−イミダゾ[4,5−b]
ピリジル)エチル]オキシラン(271mg) 1H−NMR(CDCl3)δ:1.73(3H,dd,J=7.2,1.2H
z),2.40(1H,d,J=4.6Hz),2.71(1H,d,J=4.6Hz),4.95(1H,
q,J=7.2Hz),6.85-6.98(2H,m),7.04-7.33(2H,m),7.93(1
H,dd,J=8.2,1.6Hz),8.09(1H,s),8.62(1H,dd,J=4.8,1.6H
z)
【0084】参考例9 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(1.17g)と1H−1,2,4−ト
リアゾール(404mg)から(2S)−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)エチル]オキシ
ラン(830mg)を得た。 1H−NMR(CDCl3)δ:1.62(3H,d,J=7.2Hz),2.6
4(1H,d,J=4.4Hz),2.80(1H,d,J=4.4Hz),4.92(1H,q,J=7.2
Hz),6.76-6.91(2H,m),7.01-7.18(1H,m),7.93(1H,s),8.1
1(1H,s)
【0085】参考例10 (1S)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロ
フェニル)−2−オキシラニル]エタノール(200m
g)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液に、アルゴン雰
囲気下0℃で、トリフェニルホスフィン(787mg),
テトラゾール(210mg),アゾジカルボン酸ジエチル
(0.47ml)を加え、室温で16時間かきまぜた。反
応液に酢酸エチル(30ml),水(15ml)を加えて分
液し、水層を酢酸エチル(20ml)で抽出した。有機層
を合わせて、水,飽和食塩水で洗い、乾燥(硫酸マグネ
シウム)、濃縮の後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出液 ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:1
→2:1)に付して精製した。(2S)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−1−(2H
−テトラゾール−2−イル)エチル]オキシラン(17
6mg)が得られた。
【0086】参考例11 参考例10と同様にして、(1S)−1−[(2R)−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(202mg)と1H−1,2,3−トリ
アゾール(0.17ml)から(2S)−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−1−(2H−
1,2,3−トリアゾール−2−イル)エチル]オキシ
ラン(172mg)を得た。
【0087】参考例12 2−[(1R)−1−(3,4,5,6−テトラヒドロ
−2H−ピラン−2−イル)オキシエチル]−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン(82g:
特開平4−74168に示された方法で合成した。)と
ピリジニウム p−トルエンスルホナート(6.3g)
をエタノール(600ml)に溶解し、55℃で1時間か
き混ぜた。反応液を減圧下で濃縮し、残留物を酢酸エチ
ル(1リットル)に溶解して、水洗(200ml×2)し
た。水層を酢酸エチル(100ml×2)で抽出し、有機
層を合わせて、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1→
8:1→3:1)に付して精製すると、(1R)−1−
[2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラ
ニル]エタノール(31.5g)が淡黄色油状物として
得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.14-1.23(3H,m),1.77,
2.22(1H,OH),2.80,2.92(1H),3.27-3.32(1H),4.00-4.20
(1H,m),6.75-6.94(2H,m),7.36-7.48(1H,m)
【0088】本品(31.5g)と3,5−ジニトロベ
ンゾイルクロリド(40g)を塩化メチレン(500m
l)に溶解し、氷冷下でトリエチルアミン(24.1m
l)を滴下した。反応液を室温で3.5時間かき混ぜた
後、水(150ml)つづいて5%重曹水(150ml)で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。析
出した結晶を濾過し、塩化メチレンで洗浄した。母液と
洗液を合わせて、減圧留去し、残留物に酢酸エチル(2
5ml)とメタノール(300ml)を加えて氷冷した。析
出した結晶を濾取し、酢酸エチル(25ml)とメタノー
ル(250ml)の混液から再結晶すると、[(1R)−
1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−2−オキシラニル]エチル]3,5−ジニトロベンゾ
アート(28.7g)が無色針状晶として得られた。 mp. 104−107℃(酢酸エチル−ヘキサンから
再結晶)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.46(3H,dd,J=6.6Hz,J=
1.2Hz),3.01(1H,d,J=4.6Hz),3.23(1H,d,J=4.6Hz),5.33
(1H,q,J=6.6Hz),6.85-7.07(2H,m),7.54(1H,m),9.13(2H,
d,J=2.2Hz),9.25(1H,t,J=2.2Hz)
【0089】参考例13 [(1R)−1−[(2R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−2−オキシラニル]エチル]3,5−ジ
ニトロベンゾアート(50g)をメタノール(2リット
ル)に溶解し、室温で1N−水酸化ナトリウム(255
ml)を滴下した。反応液を室温で1時間かき混ぜた後、
1N−塩酸(127ml)を加えて中和した。メタノール
を減圧下で濃縮し、残留物に酢酸エチル(1リットル)
と水(200ml)を加えて、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水(200ml)で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去した。残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサ
ン=1:3)に付して精製すると(1R)−1−[(2
R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキ
シラニル]エタノール(25g)が淡黄色油状物として
得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.17(3H,dd,J=6.6Hz,1.2
Hz),2.05(1H,bs),2.80(1H,d,J=5.2Hz),3.30(1H,d,J=5.2
Hz),4.01-4.17(1H,m),6.75-6.93(2H,m),7.36-7.48(1H,
m)
【0090】参考例14 1−ブロモ−4−クロロベンゼン(20g)をテトラヒ
ドロフラン(260ml)に溶解し、マグネシウム(削り
状,7.47g)を加えて室温で激しくかき混ぜた。反
応液の温度が40℃に達したところで反応容器を水浴で
冷却し、反応温度を34〜40℃に保ちながら、1−ブ
ロモ−4−クロロベンゼン(38.9g)のテトラヒド
ロフラン(90ml)溶液を滴下した。滴下終了後、反応
液を30℃で1時間かき混ぜた。本反応液を、0℃に冷
却し、4−[(2R)−2−(3,4,5,6−テトラ
ヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)プロピオニ
ル]モルホリン(60g)のテトラヒドロフラン(60
ml)溶液を15分間で滴下した。反応液を室温で3時間
かき混ぜた後、飽和塩化アンモニウム水溶液(120m
l)と水(100ml)を加え、酢酸エチル(500ml)
で抽出した。有機層を、水洗,乾燥(硫酸マグネシウ
ム)し、減圧下で溶媒を留去した。残留物をシリカゲル
クロマトグラフィー(シリカゲル900g,溶出液,ヘ
キサン:酢酸エチル=30:1→10:1)に付して精
製すると、(2R)−4′−クロロ−2−(3,4,
5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキ
シ)プロピオフェノン(66g)が、淡黄色油状物とし
て得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.46,1.52(3H,d,J=7Hz),
1.1-2.1(6H,m),3.30-4.02(2H,m),4.57-4.76(1H,m),4.9
0,5.15(1H,q,J=7Hz),7.30-7.60(2H,m),7.85-8.20(2H,
m)
【0091】参考例15〜18 参考例14と同様な方法によって〔表1〕に示した化合
物を得ることができた。
【0092】
【表1】
【0093】
【表2】
【0094】参考例19 1−ブロモ−2−フルオロベンゼン(5.6ml),臭化
エチル(0.37ml),4−[(2R)−2−(3,
4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−イルオキ
シ)プロピオニル]モルホリン(11.3g)をテトラ
ヒドロフラン(100ml)に溶解し、マグネシウム(削
り状,1.33g)を加えて室温で2時間かき混ぜた。
反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液(40ml)と水
(40ml)を加え、酢酸エチル(200ml)で抽出し
た。有機層を水洗、乾燥(硫酸マグネシウム)し、減圧
下で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(溶出液,ヘキサン:酢酸エチル=10:1→
8:1)に付して精製すると(2R)−2′−フルオロ
−2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン
−2−イルオキシ)プロピオフェノン(8.7g)が、
淡黄色油状物として得られた。 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43,1.56(3H,d,J=7Hz),
1.39-2.01(6H,m),3.32-3.61(1H,m),3.71-3.98(1H,m),4.
65-4.88(1H,m),4.97,5.19(1H,q,J=7Hz),7.08-7.29(2H,
m),7.46-7.57(1H,m),7.83-7.88(1H,m)
【0095】参考例20 60%油性水素化ナトリウム(11.8g)をジメチル
スルホキシド(450ml)中に分散させ、氷冷下,窒素
雰囲気中で、トリメチルスルホキソニウムヨージド(6
7.8g)を少量ずつ加えた。反応液を室温で45分間
かき混ぜた後、再び氷冷し、(2R)−4′−クロロ−
2−(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−
2−イルオキシ)プロピオフェノン(69g)のジメチ
ルスルホキシド溶液(100ml)を45分間で加え、室
温で2時間かき混ぜた。反応液に冷水(600ml)を加
えて酢酸エチル(400ml,300ml,300ml)で抽
出し、有機層を合わせて、水(100ml,2回)と、飽
和食塩水(100ml)で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下溶媒を留去すると、2−(4−クロ
ロフェニル)−2−[(1R)−1−(3,4,5,6
−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エチ
ル]オキシランの粗生成物(74.5g)が淡黄色油状
物として得られた。
【0096】参考例21〜25 参考例20と同様な方法によって〔表2〕に示した化合
物を得ることができた。
【0097】
【表3】
【0098】
【表4】
【0099】参考例26 60%油性水素化ナトリウム(22.2g)をジメチル
ホルムアミド(300ml)中に分散させ、氷冷下で1H
−1,2,4−トリアゾール(42.1g)を少量ずつ
加えた。反応液を15分間かき混ぜた後、参考例20で
得られた2−(4−クロロフェニル)−2−[(1R)
−1−(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン
−2−イルオキシ)エチル]オキシランの粗生成物(5
2g)のジメチルホルムアミド溶液(50ml)を加え、
80℃で4時間かき混ぜた。冷後、反応液を氷水(40
0ml)に注入し、酢酸エチル(200ml)で3回抽出し
た。有機層を水,食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィー(溶出液,ヘキサン:酢酸エチル
=3:2→酢酸エチル:アセトン=4:1)に付して精
製すると(3R)−2−(4−クロロフェニル)−3−
(3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−
イルオキシ)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(53g)が無色あめ状
物として得られた。
【0100】本品をメタノール(500ml)に溶解し、
p−トルエンスルホン酸−水和物(28.6g)を加え
て室温で1時間かき混ぜた。飽和重曹水で中和後、反応
液を濃縮し、残留物を酢酸エチル(400ml)で3回抽
出した。有機層を合わせて飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧留去した。残留物を酢酸
エチルから再結晶すると、(2R,3R)−2−(4−
クロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−2,3−ブタンジオール(12.5
g)が無色粉末晶として得られた。また、再結晶母液を
濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(溶出液,酢酸
エチル:メタノール=50:1→10:1)に付して精
製すると、第1溶出分として、(2S,3R)−2−
(4−クロロフェニル)−1−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2,3−ブタンジオール
(3.56g)が得られた。さらに、第2溶出分とし
て、(2R,3R)−2−(4−クロロフェニル)−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2,3−ブタンジオール(11.5g)が得られた。
【0101】(2R,3R)−2−(4−クロロフェニ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2,3−ブタンジオール1 H−NMR(CDCl3)δ:0.97(3H,d,J=7Hz),3.48
(1H,s),4.12(1H,q,J=7Hz),4.36(1H,br),4.54(1H,d,J=1
4.2Hz),4.71(1H,d,J=14.2Hz),7.16(2H,d,J=8.8Hz),7.23
(2H,d,J=8.8Hz),7.87(1H,s),7.95(1H,S) mp 90−91℃ (2S,3R)−2−(4−クロロフェニル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2,
3−ブタンジオール1 H−NMR(CDCl3)δ:1.04(3H,d,J=6.4Hz),2.7
2(1H,d,J=5Hz),3.69(1H, m),4.44(1H,s),4.54(1H,d,J=1
4Hz),4.75(1H,d,J=14Hz),7.32(2H,d,J=8.8Hz),7. 51(2
H,d,J=8.8Hz),7.85(1H,s),8.03(1H,s) mp 112−115℃(無色針状晶:ジイソプロピル
エーテルから再結晶)
【0102】参考例27〜31 参考例26と同様な方法によって〔表3〕に示した化合
物を得ることができた。
【0103】
【表5】
【0104】
【表6】
【0105】参考例32 (2R,3R)−2−(4−クロロフェニル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2,
3−ブタンジオール(12.4g),トリエチルアミン
(7.6ml)を、酢酸エチル(200ml)に溶解し、氷
冷下で、塩化メタンスルホニル(6.25g)を滴下し
た。反応液を、室温で45分間かき混ぜた後、水および
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下で溶媒を留去すると、(2R,3R)−2−(4−
クロロフェニル)−2−ヒドロキシ−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−3−ブチル メタ
ンスルホナートが得られた。本品をメタノール(150
ml)に溶解し、氷冷下で28%ナトリウムメチラートメ
タノール溶液(10.5g)を加えた。氷冷下で15分
間かき混ぜた後、反応液を濃縮し、残留物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧留去した。残留物を
シリカゲルクロマトグラフィー(溶出液,酢酸エチル:
ジクロロメタン:メタノール=16:4:1)に付して
精製した後、ジイソプロピルエーテルから再結晶する
と、(2R,3S)−2−(4−クロロフェニル)−3
−メチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イルメチル)オキシラン(10.2g)が無色針状晶
として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.63(3H,d,J=5.8Hz),3.1
5(1H,q,J=5.8Hz),4.44(1H,d,J=14.8Hz),4.87(1H,d,J=1
4.8Hz),7.10(1H,dt,J=6.6Hz,J=2.2Hz),7.24(1H,dt,J=6.
6Hz,J=2.2Hz),7.87(1H,s),7.95(1H,s) mp 51−53℃
【0106】参考例33〜37 参考例32と同様な方法によって〔表4〕に示した化合
物を得ることができた。
【0107】
【表7】
【0108】
【表8】
【0109】参考例38 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(523mg)と6−メトキシプリン・1
/2水和物(415mg)から(2S)−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)−2−[(1R)−1−[6−メ
トキシ−7(7H)−プリニル]エチル]オキシラン
(205mg)と(2S)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−[(1R)−1−[6−メトキシ−9
(9H)−プリニル]エチル]オキシラン(183mg)
を得た。 (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−[6−メトキシ−7(7H)−プリニ
ル]エチル]オキシラン:白色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.64(3H,d,J=7.2Hz),2.4
1(1H,d,J=4.4Hz),2.69(1H,d,J=4.4Hz),4.21(3H,s),5.50
(1H,q,J=7.2Hz),6.81-6.98(2H,m),7.21-7.30(1H,m),7.9
5(1H,s),8.59(1H,s) SIMS(m/z):333(M+H)+ (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−[6−メトキシ−9(9H)−プリニ
ル]エチル]オキシラン:白色粉末1 H−NMR(CDCl3) δ:1.64(3H,d,J=7.2Hz),2.91
(1H,d,J=4.6Hz),2.63(1H,d,J=4.6Hz),4.20(3H,s),5.74
(1H,q,J=7.2Hz),6.81-6.99(2H,m),7.26-7.42(1H,m),8.1
4(1H,s),8.67(1H,s)
【0110】参考例39 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(587mg)と6−メチルプリン(35
3mg)から(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−2−[(1R)−1−[6−メチル−9(9H)
−プリニル]エチル]オキシラン(388mg)を得た。
白色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.65(3H,d,J=7.2Hz),2.3
8(1H,d,J=4.4Hz),2.69(1H,d,J=4.4Hz),2.88(3H,s),5.54
(1H,q,J=7.2Hz),6.81-7.00(2H,m),7.24-7.42(1H,m),8.0
7(1H,s),8.88(1H,s) SIMS(m/z):317(M+H)+
【0111】参考例40 参考例2と同様にして、(1S)−1−[(2R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニ
ル]エタノール(607mg)と6−クロロプリン(42
2mg)から(2S)−2−[(1R)−1−[6−クロ
ロ−9(9H)−プリニル]エチル]−2−(2,4−
ジフルオロフェニル)オキシラン(440mg)を得た。
白色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.67(3H,d,J=7.0Hz),2.3
9(1H,d,J=4.4Hz),2.72(1H,d,J=4.4Hz),5.55(1H,q,J=7.0
Hz),6.82-6.99(2H,m),7.25-7.40(1H,m),8.16(1H,s),8.7
9(1H,s) SIMS(m/z):337(M+H)+
【0112】参考例41 参考例2と同様にして、(1S)−[(2R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−オキシラニル]
エタノール(578mg)と2,6−ジクロロプリン(4
90mg)から(2S)−2−[(1R)−1−[2,6
−ジクロロ−9(9H)−プリニル]エチル]−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン(168m
g)を得た。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.65(3H,d,J=7.2Hz),2.4
2(1H,d,J=4.2Hz),2.74(1H,d,J=4.2Hz),5.48(1H,q,J=7.2
Hz),6.72-6.98(2H,m),7.26-7.49(1H,m),8.16(1H,s) SIMS(m/z):372(M+H)+
【0113】参考例42 ジメチルホルムアミド(40ml)中に、1H−1,2,
4−トリアゾール(1.17g),(2R,3S)−2
−(2−フルオロフェニル)−3−メチル−2−[(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]オ
キシラン(2g)と炭酸リチウム(6.32g)を加
え、110℃で24時間、加熱,攪拌した。冷後、反応
液に酢酸エチル(50ml)を加えて、不溶物を濾過して
除き、濾液を減圧留去した。残留物を酢酸エチル(10
0ml)に溶解し、飽和食塩水(30ml×2)で洗浄し
た。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル50g,溶出液酢酸エチル:アセトン=
4:1)で精製すると(2R,3R)−1,3−ビス
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
(2−フルオロフェニル)−2−ブタノール(1.32
g)が得られた。 mp 105−106℃(ジイソプロピルエーテルから
結晶化)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,d,J=7Hz),3.72
(1H,d,J=14Hz),4.96(1H,d,J=14Hz),5.21(1H,q,J=7Hz),
5.39(1H,s),6.99-7.11(1H,m), 7.22-7.33(1H,m),7.44-
7.53(1H,m),7.72(1H,s),7.74(1H,s),8.01(1H,s),8.45(1
H,s) [α]D 20−52.5℃(C=0.5,メタノール) 元素分析値:C1415FN6O として 計算値:C,55.62; H,5.00; N,27.80 実測値:C,55.43; H,4.99; N,27.83
【0114】実施例1:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−
3−(1−ピラゾリル)−2−ブタノール(化合物) 60%油性水素化ナトリウム(52mg)をジメチルホル
ムアミド(2ml)中で分散させ、氷冷下イミダゾール
(89mg)を加えて室温で15分間かき混ぜた。(2
S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−ピラゾール−1−イル)エチ
ル]オキシラン(166mg)のジメチルホルムアミド溶
液(1ml)を加えて50℃,5時間加熱した。冷却後反
応液に冷水(5ml),酢酸エチル(30ml)を加えて分
液し、水層は酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層
を合わせ水,飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥し、減圧留去した。残留物を放置すると結
晶化した。得られた結晶を酢酸エチル−ヘキサンから再
結晶すると化合物(193mg)が無色プリズム晶とし
て得られた。 mp. 142−143℃ 元素分析値 C161624Oとして 計算値:C,60.37; H,5.07; N,17.60 実測値:C,60.08; H,5.25; N,17.461 H−NMR(CDCl3中)δ:1.31(3H,d,J=7.0Hz),
3.30(1H,d,J=14.2Hz),4.37(1H,dd,J=14.2,2.2Hz),4.98
(1H,q,J=7.0Hz),6.23(1H,s),6.38(1H,t,J=2.2Hz),6.63
(1H,s),6.70-6.80(2H,m),7.15(1H,s),7.46-7.65(1H,m),
7.60(1H,d,J=2.2Hz),7.69(1H,d,J=2.2Hz)
【0115】実施例2:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3−(1−ピラゾリル)−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2
−ブタノール(化合物) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1−ピラゾリル)エチル]オキシラ
ン(0.12g)と1H−1,2,4−トリアゾール
(0.1g)を実施例1と同様にして反応させると化合
(81mg,53%)が無色油状物として得られた。1 H−NMR(CDCl3中)δ:1.34(3H,d,J=7.0Hz),
3.56(1H,d,J=14.2Hz),4.80(1H,d,J=14.2Hz),5.07(1H,q,
J=7.0Hz),5.98(1H,bs),6.37(1H,t,J=2Hz),6.75-6.85(2
H,m),7.44-7.53(1H,m),7.62(1H,d,J=2Hz),7.65(1H,s),
7.69(1H,d,J=2Hz),7.86(1H,s) SIMS(m/z):320(MH+
【0116】実施例3:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3−(1H−テトラゾール−
1−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)−2−ブタノール(化合物3) 60%油性水素化ナトリウム(19mg)をジメチルホル
ムアミド(0.8ml)中に分散させ、氷冷下1H−1,
2,4−トリアゾール(34mg)を加えて室温で10分
間かき混ぜた。(2S)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−[(1R)−1−(1H−1−テトラゾ
リル)エチル]オキシラン(62mg)のジメチルホルム
アミド(0.5ml)溶液を加えて50℃で5時間加熱し
た。冷却後、反応液に冷水(10ml)と酢酸エチル(2
0ml)を加えて分液し、水層を酢酸エチルで2回抽出し
た。酢酸エチル層を合わせ、水,飽和食塩水で順次洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧留去した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル−ヘキサン=1:1→2:1→酢酸エチル)で精製
し、得られた油状物を酢酸エチル−ヘキサンから結晶化
すると化合物(12mg,15%)が無色結晶として得
られた。1 H−NMR(CDCl3中)δ:1.43(3H,d,J=7.0Hz),
3.56(1H,d,J=14.2Hz),4.99(1H,d,J=14.2Hz),5.58(1H,q,
J=7.0Hz),5.64(1H,s),6.75-6.95(2H,m),7.36-7.50(1H,
m),7.71(1H,s),7.78(1H,s),9.01(1H,s) 元素分析値 C131327Oとして 計算値:C,48.60; H,4.08; N,30.52 実測値:C,48.49; H,4.40; N,30.81
【0117】実施例4:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3−(2H−テトラゾール−
2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)−2−ブタノール(化合物) 60%油性水素化ナトリウム(27mg)をジメチルホル
ムアミド(1.1ml)中で分散させ、氷冷下1H−1,
2,4−トリアゾール(48mg)を加えて室温で10分
間かき混ぜた。(2S)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−[(1R)−1−(2H−2−テトラゾ
リル)エチル]オキシラン(89mg)のジメチルホルム
アミド(0.7ml)溶液を加えて50℃で5時間加熱し
た。冷却後、反応液に冷水(10ml)と酢酸エチル(2
0ml)を加えて分液し、水層を酢酸エチルで2回抽出し
た。酢酸エチル層を合わせ、水,飽和食塩水で洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル−
ヘキサン=1:1→2:1→酢酸エチル)で精製すると
化合物(60mg,53%)が無色油状物として得られ
た。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.58(3H,d,J=7.0Hz),3.7
9(1H,d,J=14.2Hz),5.04(1H,d,J=14.2Hz),5.19(1H,s),5.
69(1H,q,J=7.0Hz),6.75-6.90(2H,m),7.45-7.61(1H,m),
7.71(1H,s),7.82(1H,s),8.63(1H,s) EI−マススペクトル(m/z):321 (M+) 本油状物をエチルエーテルに溶解し、塩化水素−酢酸エ
チル溶液を加えた。析出した白色粉末を濾取し。減圧乾
燥すると化合物・塩酸塩が得られた。 mp. 111−130℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.58(3H,d,J=7.0Hz),4.1
0(1H,d,J=14.2Hz),5.11(1H,d,J=14.2Hz),5.73(1H,q,J=
7.0Hz),6.78-6.91(2H,m),7.43-7.55(1H,m),7.88(1H,s),
8.67(1H,s),8.86(1H,brs) 元素分析値 C131327O・HCl として 計算値:C,43.65; H,3.94; N,27.41 実測値:C,43.64; H,3.90; N,27.20
【0118】実施例5:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−
3−(2H−テトラゾール−2−イル)−2−ブタノー
ル(化合物) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(2H−2−テトラゾリル)エチル]
オキシラン(101mg)とイミダゾール(54mg)を実
施例1と同様にして反応させると化合物(79mg,6
2%)が無色プリズム晶として得られた。 mp. 158−160℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.47(3H,d,J=7.0Hz),3.4
0(1H,d,J=14.6Hz),4.54(1H,dd,J=14.6,1.6Hz),5.15(1H,
s),5.89(1H,q,J=7.0Hz),6.56(1H,s),6.69(1H,s),6.78-
6.96(2H,m),7.15(1H,s),7.48-7.66(1H,m),8.67(1H,s) 元素分析値 C141426Oとして 計算値:C,52.50; H,4.41; N,26.24 実測値:C,52.26; H,4.39; N,26.23
【0119】実施例6:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−3−(1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物) 60%油性水素化ナトリウム(36mg)をジメチルホル
ムアミド(1.5ml)中で分散させ、氷冷下1H−1,
2,4−トリアゾール(63mg)を加えて室温で10分
間かき混ぜた。(2S)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−[(1R)−1−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)エチル]オキシラン(116
mg)のジメチルホルムアミド(0.8ml)溶液を加えて
50℃で5時間加熱した。冷却後、反応液に冷水(10
ml)と酢酸エチル(20ml)を加えて分液し、水層は酢
酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を合わせ、水,
飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(アセトン−ジクロロメタン=1:2→1:
1)で精製し、得られた結晶をジイソプロピルエーテル
から再結晶すると化合物(66mg,45%)が無色結
晶として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.38(3H,d,J=7.0Hz),3.4
9(1H,d,J=14.4Hz),4.99(1H,d,J=14.4Hz),5.39(1H,s),5.
52(1H,q,J=7.0Hz),6.75-6.90(2H,m),7.42-7.59(1H,m),
7.74(1H,s),7.77(1H,s),7.81(1H,s),7.98(1H,s) 元素分析値 C141426Oとして 計算値:C,52.50; H,4.41; N,26.24 実測値:C,52.35; H,4.29; N,26.08
【0120】実施例7:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−
3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−
2−ブタノール(化合物) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(1H−1,2,3−トリアゾール−
1−イル)エチル]オキシラン(89mg)とイミダゾー
ル(48mg)を実施例1と同様にして反応させると化合
(96mg,85%)が無色プリズム晶として得られ
た。 mp. 150−151℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.36(3H,d,J=7.0Hz),3.4
1(1H,d,J=14.4Hz),4.61(1H,d,J=14.4Hz),5.46(1H,q,J=
7.0Hz),6.20(1H,s),6.34(1H,s),6.80-6.99(2H,m),7.01
(1H,s),7.55-7.71(1H,m),7.77(1H,d,J=1.0Hz),7.91(1H,
d,J=1.0Hz)
【0121】実施例8:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−ト
リアゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物) 60%油性水素化ナトリウム(23mg)をジメチルホル
ムアミド(1ml)中に分散させ、氷冷下1H−1,2,
4−トリアゾール(41mg)を加えて、室温で10分間
かき混ぜた。(2S)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−[(1R)−1−(2H−1,2,3−ト
リアゾール−2−イル)エチル]オキシラン(76mg)
のジメチルホルムアミド(0.8ml)溶液を加えて、5
0℃で5時間加熱した。冷却後、反応液に冷水(5ml)
と酢酸エチル(15ml)を加えて分液し、水層を酢酸エ
チルで2回抽出した。酢酸エチル層を合わせ、水,飽和
食塩水で順次洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
減圧留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(アセトン−ジクロロメタン=1:2→1:1)
で精製し、得られた油状物をジイソプロピルエーテルか
ら結晶化すると化合物(41mg,42%)が無色結晶
として得られた。 mp. 93−95℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7.0Hz),3.5
7(1H,d,J=14.4Hz),4.91(1H,dd,J=14.4,1.2Hz),5.29(1H,
s),5.54(1H,q,J=7.0Hz),6.75-6.92(2H,m),7.43-7.63(1
H,m),7.65(1H,s),7.77(2H,s),7.85(1H,s) 元素分析値 C141426Oとして 計算値:C,52.50; H,4.41; N,26.24 実測値:C,52.33; H,4.47; N,26.22
【0122】実施例9:(2R,3R)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−
3−(2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−
2−ブタノール(化合物) (2S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−
[(1R)−1−(2H−1,2,3−トリアゾール−
2−イル)エチル]オキシラン(70mg)とイミダゾー
ル(38mg)を実施例1と同様にして反応させると、化
合物(85mg,95%)が無色油状物として得られ
た。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.36(3H,d,J=7.0Hz),3.2
2(1H,d,J=14.4Hz),4.46(1H,dd,J=14.4,1.8Hz),5.30(1H,
s),5.60(1H,q,J=7.0Hz),6.62(1H,s),6.74(1H,s),6.75-
6.91(2H,m),7.16(1H,s),7.50-7.66(1H,m),7.78(2H,s)
【0123】実施例10:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(1H−テトラゾール
−1−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(化合物)および(2
R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3
−(2H−テトラゾール−2−イル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノー
ル(化合物) (2R,3S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル]オキシラン(385mg),テト
ラゾール(129mg),ビス(トリ−n−ブチルスズ)
オキシド(0.05ml)およびトルエン(10ml)の混
合物をアルゴン雰囲気下48時間110−120℃で加
熱した。反応液を濃縮し、残留物をメルク薄層クロマト
グラフィープレート(20×20cmに付し、アセトン:
ジクロロメタン=1:1で展開し、化合物(86m
g),化合物(59mg)を得た。
【0124】実施例11:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)
−3−(1H−テトラゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(化合物10)および(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)
−3−(2H−テトラゾール−2−イル)−2−ブタノ
ール(化合物) 実施例10と同様にして(2R,3S)−2−(2,4
−ジフルオロフェニル)−3−メチル−2−[(1−イ
ミダゾリル)メチル]オキシラン(375mg)とテトラ
ゾール(129mg)をビス(トリ−n−ブチルスズ)オ
キシド(0.05ml)の存在下に反応させると、化合物
(117mg),化合物10(86mg)が得られた。 化合物10:無色粉末 mp.172−174℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,J=7.2Hz),3.56
(1H,d,J=14.2Hz),4.69(1H,d,J=14.2Hz),5.10(1H,s),5.5
6(1H,q,J=7.2Hz),6.07(1H,s),6.24(1H,s),6.85-7.06(2
H,m),7.11(1H,s),7.59-7.77(1H,m),8.97(1H,s)
【0125】実施例12:(2R,3R)−1,3−ビ
ス(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2
−[2−フルオロ−4−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)フェニル]−2−ブタノール(化合物
11) ジメチルホルムアミド(15ml)中に、60%油性水素
化ナトリウム(0.16g)を加え、氷冷下かき混ぜな
がら、窒素気流下1H−1,2,4−トリアゾール
(0.3g)を少しずつ加えた。さらに15分間かき混
ぜた。水素ガスの発生がなくなったところで(2R,3
R)−1,3−ビス(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−
2−ブタノーール(0.64g)を加え150℃で3時
間かき混ぜた。冷却後、氷水にあけ、酢酸エチルで抽出
した。抽出液を水、飽和食塩水で洗浄し、乾燥した。溶
媒を減圧下に留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(シリカゲル30g,溶出液 酢酸エチル:アセ
トン:メタノール=5:4:1)に付して精製すると化
合物11(92mg)が無色針状晶として得られた。 mp.180−182℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,d,J=7Hz),3.76(1
H,d,J=14Hz),4.97(1H,d,J=14Hz),5.25(1H,q,J=7Hz),5.6
1(1H,s),7.27-7.71(3H,m),7.74(1H,s),7.84(1H,s),8.03
(1H,s),8.11(1H,s),8.45(1H,s),8.56(1H,s)
【0126】実施例13−17 実施例12と同様にして、次の化合物が得られた。 実施例13:(2R,3R)−1,3−ビス(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[2−フ
ルオロ−4−(1−イミダゾリル)フェニル]−2−ブ
タノール(化合物12), 実施例14:(2R,3R)−1,3−ビス(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[2−フ
ルオロ−4−(1−ピラゾリル)フェニル]−2−ブタ
ノール(化合物13)および(2R,3R)−1,3−
ビス(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2−[2,4−ビス(1−ピラゾリル)フェニル]−2
−ブタノール(化合物14), 実施例15:(2R,3R)−1,3−ビス(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[2−フ
ルオロ−4−(1−ベンツイミダゾリル)フェニル]−
2−ブタノール(化合物15), 実施例16:(2R,3R)−1,3−ビス(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[2−フ
ルオロ−4−(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)フ
ェニル]−2−ブタノール(化合物16),(2R,3
R)−1,3−ビス(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−[4−フルオロ−2−(3,5−ジ
メチル−1−ピラゾリル)フェニル]ブタン−2−オー
ル(化合物17)および(2R,3R)−1,3−ビス
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
[2,4−ビス(3,5−ジメチル−1−ピラゾリル)
フェニル]ブタン−2−オール(化合物18), 実施例17:(2R,3R)−1,3−ビス(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−[2−フ
ルオロ−4−(2−メチル−1−イミダゾリル)フェニ
ル]−2−ブタノール(化合物19) 上記各化合物の物理化学定数を〔表5〕に示す。化合物
番号の次の( )内の数値は、収量を示す。
【0127】
【表9】
【0128】
【表10】
【0129】実施例18:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−3−(4H−1,2,4−
トリアゾール−4−イル)ブタン−2−オール(化合物
20) (2R,3S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル]オキシラン(1.40g)と1
−トリメチルシリル−1H−1,2,4−トリアゾール
(7.8ml)の混合物をアルゴン雰囲気下、180℃で
4時間かきまぜた。冷却後、反応液にクロロホルム(1
00ml),水(50ml)を加え分液し、水層をさらにク
ロロホルム(20ml)で抽出した。抽出液をあわせ、
水,飽和食塩水で順次洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を減圧下留去し、残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(溶出液 酢酸エチル:ヘキサン=1:1
→2:1→酢酸エチル→酢酸エチル:メタノール=2
0:1→10:1)に付し精製し、(2R,3R)−
1,3−ビス(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ト
リメチルシリルオキシブタン(225mg)および(2
R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−3
−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)−2
−トリメチルシリルオキシブタン(750mg)を得た。 (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
−3−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)
−2−トリメチルシリルオキシブタン1 H−NMR(CDCl3)δ:0.18(9H,s),1.33(3H,d,J
=7.2Hz),4.15(1H,d,J=14.2Hz),4.54(1H,d,J=14.2Hz),5.
31(1H,q,J=7.2Hz),6.68-7.05(2H,m),7.26-7.50(1H,m),
7.56(1H,s),7.97(1H,s),8.61(2H,s)
【0130】(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−3−(4H−1,2,4,トリアゾール
−4−イル)−2−トリメチルシリルオキシブタン(7
50mg)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液にテトラ
ブチルアンモニウムフルオライド三水和物(663mg)
を加え、室温で30分かき混ぜた。反応液を減圧下濃縮
し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出液 酢酸エチル:ヘキサン=2:1→酢酸エチル→酢
酸エチル:メタノール=10:1)に付し精製すると、
化合物20(620mg)が白色粉末として得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.37(3H,d,J=7.0Hz),4.0
9(1H,d,J=14Hz),4.89(1H,d,J=14Hz),4.97(1H,q,J=7.0H
z),6.70-6.91(2H,m),7.39-7.58(1H,m),7.76(1H,s),7.95
(1H,s),8.46(2H,s) 元素分析値:C141426O・0.5H2Oとして 計算値:C,51.06; H,4.59; N,25.52 実測値:C,51.39; H,4.50; N,25.68 [α]D 20 −45.7°(c=0.42,メタノー
ル) (2R,3R)−1,3−ビス(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−トリメチルシリルオキシブタン(225
mg)を同様にしてテトラブチルアンモニウムフルオライ
ド三水和物で処理すると参考例6で得た生成物と同一の
(2R,3R)−1,3−ビス(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−2−ブタノール(170mg)が無色針状晶と
して得られた。
【0131】実施例19:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−
トリアゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール()およ
び(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール() ジメチルホルムアミド(50ml)中に1H−1,2,3
−トリアゾール(2.06g)を加え、氷冷下でかき混
ぜながら60%油性水素化ナトリウム(0.87g)を
少しずつ加えた。10分後(2R,3S)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−メチル−2−[(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]オキ
シラン(5g)を加え80℃で10時間かき混ぜた。冷
後反応液を氷水にあけ、酢酸エチルで3回抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄し乾燥した。溶媒を減圧下に留
去し、残留物をシリカゲルクロマトグラフィー(シリカ
ゲル150g,溶出液 酢酸エチル→ジクロロメタン:
アセトン=1:1)に付して精製した。最初の分画に化
合物()が溶出し、ジイソプロピルエーテルから結晶
化すると、化合物()(1.66g)が無色結晶とし
て得られた。続いて化合物()が溶出し、ジイソプロ
ピルエーテルから結晶化すると2.13gが無色結晶と
して得られた。
【0132】実施例20:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール() 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]−1
H−1,2,3−トリアゾール−4−または5−カルボ
ン酸(化合物33または32)を200℃で1.5時間
加熱した。冷後、残留物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ジクロロメタン:アセトン=1:1)で精製
し、ジイソプロピルエーテルから結晶化すると、化合物
が無色結晶として得られた。
【0133】実施例21−26 実施例1と同様にして次の化合物が得られた。 実施例21:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−3−(9H−9−プリニル)−1−(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタ
ノール(化合物21), 実施例22:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−3−(9H
−9−プリニル)−2−ブタノール(化合物22), 実施例23:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−3−(1H−1−イミダゾ[4,5−
b]ピリジル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)−2−ブタノール(化合物23), 実施例24:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−3−(1H
−1−イミダゾ[4,5−b]ピリジル)−2−ブタノ
ール(化合物24), 実施例25:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(3H−3−イミダゾ[4,5−
b]ピリジル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)−2−ブタノール(化合物26), 実施例26:(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(1−イミダゾリル)−3−(3H
−3−イミダゾ[4,5−b]ピリジル)−2−ブタノ
ール(化合物29) 上記各化合物の物理化学定数を〔表6〕に示す。化合物
番号の次の( )内の数値は、順に収量および収率を表
わす。
【0134】
【表11】
【0135】
【表12】
【0136】実施例27:エチル 1−[(1R,2
R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル−2−ヒドロ
キシ−1−メチル−3−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)プロピル)]−1H−1,2,3−ト
リアゾール−5−カルボキシラート(30)およびエチ
ル 1−[(1R,2R)−2−(2,4−ジフルオロ
フェニル−2−ヒドロキシ−1−メチル−3−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル)]−
1H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキシラー
ト(31) トルエン(100ml),(2R,3R)−3−アジド−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノー
ル(4.2g)およびプロピオル酸エチルエステル(2
ml)の混合物を120℃で3時間加熱した。冷後トルエ
ンを減圧下に留去し、残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(シリカゲル200g,溶出液 ジクロロメタ
ン:アセトン=4:1→2:1)に付して精製し、2種
の異性体(異性体AおよびB)を分離した。 異性体B(低極性物:化合物30または31,収量2.
95g)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.37-1.49(6H,m),3.54(1
H,d,J=14Hz),4.47(2H,q,J=7Hz),5.01(1H,d,J=14Hz),5.4
8(1H,s),5.56(1H,q,J=7Hz),6.79-6.90(2H,m),7.41-7.54
(1H,m),7.76(1H,s),7.77(1H,s),8.52(1H,s) mp. 80−82℃ 異性体A(高極性物:化合物30または31,収量2.
11g)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,t,J=7Hz),1.53
(3H,d,J=7Hz),3.85(1H,d,J=14Hz),4.44(2H,q,J=7Hz),4.
96(1H,d,J=14Hz),5.31(1H,s),6.37(1H,q,J=7Hz),6.75-
6.89(2H,m),7.52-7.61(1H,m),7.65(1H,s),7.92(1H,s),
8.22(1H,s) mp. 125−126℃
【0137】実施例28:1−[(1R,2R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキシ−1
−メチル−3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)プロピル]−1H−1,2,3−トリアゾール
−5−カルボン酸(32)および1−[(1R,2R)
−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−ヒドロキ
シ−1−メチル−3−(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)プロピル]−1H−1,2,3−トリア
ゾール−4−カルボン酸(33) 実施例27で得た異性体B(低極性化合物:500mg)
をメタノール(5ml)に溶解し、1N水酸化ナトリウム
水(1.9ml)を加えて、室温で30分間かき混ぜた。
1N塩酸(1.9ml)を加えて中和し、減圧下にメタノ
ールを留去した。残留溶液に水(30ml)を加え、酢酸
エチルとテトラヒドロフランの混液(1:1,50ml×
5)で抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧留去した。残留物にジエチルエーテル(30m
l)を加えて濾取すると、カルボン酸体(化合物32
たは33)が無色粉末として得られた。収量320mg1 H−NMR(d6-DMSO)δ:1.44(3H,d,J=7Hz),3.
99(1H,d,J=14Hz),4.87(1H,d,J=14Hz),6.17(1H,q,J=7H
z),6.84-6.95(1H,m),7.02-7.38(2H,m),7.60(1H,s),7.99
(1H,s),8.25(1H,s) 実施例27で得た異性体A(高極性化合物:500mg)
を上と同様な条件下で加水分解すると、相当するカルボ
ン酸体(化合物32または33)が無色粉末として得ら
れた。収量387mg1 H−NMR(d6-DMSO)δ:1.34(3H,d,J=7Hz),3.
96(1H,d,J=14Hz),4.85(1H,d,J=14Hz),5.45(1H,q,J=7H
z),6.22(1H,bs),6.91-7.01(1H,m),7.21-7.33(2H,m),7.6
3(1H,s),8.22(1H,s),8.72(1H,s)
【0138】実施例29:(2R,3R)−2−(4−
クロロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリアゾ
ール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(34)および(2
R,3R)−2−(4−クロロフェニル)−3−(1H
−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(35) ジメチルホルムアミド(50ml)中に、1H−1,2,
3−トリアゾール(2.07g)を加え、氷冷下でかき
混ぜながら60%油性水素化ナトリウム(0.96g)
を少しずつ加えた。10分後(2R,3S)−2−(4
−クロロフェニル)−3−メチル−2−[(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]オキシラン
(5.0g)を加え、80℃で15時間かき混ぜた。冷
後反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチル(200ml)と食
塩水で分配した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、乾燥し
た。溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル200g,溶出液:酢酸エ
チル−ジクロルメタン4:1→ジクロルメタン−アセト
ン1:1)に付して精製した。最初の流出分として化合
34(2.05g)が得られジクロロメタン−ジイソ
プロピルエーテルから再結晶すると無色針状晶(1.7
9g)となった。 化合物34 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7Hz),3.73
(1H,d,J=14.4Hz),4.55(1H,d,J=14.4Hz),5.22(1H,s),5.2
6(1H,q,J=7Hz),7.27(4H,m),7.71(1H,s),7.74(2H,s),7.7
5(1H,s) mp. 148−149℃ [α]D 20 −120°(c=0.5,MeOH) 続いて第2流出分として、化合物35(1.6g)が得
られ、アセトン−ジイソプロピルエーテルから再結晶す
ると無色プリズム晶となった。 化合物35 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.58
(1H,d,J=14.4Hz),4.60(1H,d,J=14.4Hz),5.28(1H,q,J=7H
z),5.31(1H,s),7.28(4H,m),7.64(1H,s),7.78(1H,s),7.7
9(1H,d,J=1Hz),7.97(1H,d,J=1Hz) mp. 145−147℃ [α]D 20 −90.8°(c=0.48,MeOH)
【0139】実施例30:(2R,3R)−2−(4−
フルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリア
ゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブタノール(36)および
(2R,3R)−2−(4−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(37) ジメチルホルムアミド(35ml)中に、1H−1,2,
3−トリアゾール(1.49g)を加え、氷冷下でかき
混ぜながら、60%油性水素化ナトリウム(0.63
g)を少しずつ加えた。10分後、(2R,3S)−2
−(4−フルオロフェニル)−3−メチル−2−[(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]オ
キシラン(3.34g)を加え、80℃で4時間かき混
ぜた。冷後、反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチル(30
0ml)と飽和食塩水で分配した。抽出液を飽和食塩水で
洗浄し、乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残留物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル150
g,溶出液 ジクロロメタン:アセトン 3:2→1:
1)に付して精製した。最初の流出分として化合物36
(1.02g)が得られ、ジクロロメタン−ジイソプロ
ピルエーテルから再結晶すると無色プリズム晶となっ
た。 化合物36 mp. 125−127℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7Hz),3.73
(1H,d,J=14Hz),4.55(1H,d,J=14Hz),5.21(1H,s),5.26(1
H,q,J=7Hz),6.96-7.04(2H,m),7.29-7.34(2H,m),7.71(1
H,s),7.75(3H,s) [α]D 20 −90.4°(c=1,MeOH) 続いて第2流出分として化合物37(1.05g)が得
られ、ジクロルメタン−ジイソプロピルエーテルから再
結晶すると無色粉末晶となった。 化合物37 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.58
(1H,d,J=14Hz),4.62(1H,d,J=14Hz),5.25-5.39(1H,m),5.
30(1H,s),6.96-7.05(2H,m),7.29-7.36(2H,m),7.66(1H,
s),7.78(1H,s),7.80(1H,s),7.98(1H,s)
【0140】実施例31:(2R,3R)−3−(2H
−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−(4−
トリフルオロメチルフェニル)−2−ブタノール(
)および(2R,3R)−3−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)−2−ブタノール(39) 実施例30と同様にして、1H−1,2,3−トリアゾ
ールと(2R,3S)−3−メチル−2−[(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]−2−
(4−トリフルオロメチルフェニル)オキシランを反応
させると化合物3839が得られた。 化合物38:1.2g(24%)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,d,J=7.0Hz),3.7
7(1H,d,J=14Hz),4.61(1H,d,J=14Hz),5.31(1H,q,J=7.0H
z),5.35(1H,s),7.46(2H,d,J=8.4Hz),7.57(2H,d,J=8.4H
z),7.69(1H,s),7.75(2H,s),7.78(1H,s) mp. 118〜119℃(無色針状晶) 元素分析値 C151536Oとして 計算値(%):C,51.14; H,4.29; N,23.85 実測値(%):C,51.08; H,4.25; N,23.64 [α]D 20 −88.0°(c=1.0,MeOH) 化合物39:1.6g(32%)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7.0Hz),3.6
2(1H,d,J=14Hz),4.70(1H,d,J=14Hz),5.36(1H,q,J=7.0H
z),5.49(1H,s),7.51(2H,d,J=8.6Hz),7.60(2H,d,J=8.6H
z),7.68(1H,s),7.79(2H,s),7.82(1H,s),8.00(1H,s) mp. 106〜107℃(無色粉末晶) 元素分析値 C151536Oとして 計算値(%):C,51.14; H,4.29; N,23.85 実測値(%):C,51.04; H,4.40; N,23.45 [α]D 20 −65.7°(c=1.1,MeOH)
【0141】実施例32:(2R,3R)−3−(2H
−1,2,3−トリアゾール−2−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−(4−
トリフルオロメトキシフェニル)−2−ブタノール(
)および(2R,3R)−3−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−(4−トリフルオロメ
トキシフェニル)−2−ブタノール(41) 実施例30と同様にして、1H−1,2,3−トリアゾ
ールと(2R,3S)−3−メチル−2−[(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]−2−
(4−トリフルオロメトキシフェニル)オキシランを反
応させると化合物4041が得られた。 化合物401 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7Hz),3.75
(1H,d,J=14.2Hz),4.57(1H,d,J=14.2Hz),5.29(1H,q,J=7H
z),5.30(1H,s),7.16(2H,d,J=9Hz),7.37(2H,d,J=9Hz),7.
71(1H,s),7.76(2H,s),7.78(1H,s) 元素分析値 C1515362として 計算値:C,48.92; H,4.10; N,22.82 実測値:C,49.27; H,4.19; N,22.87 mp. 126−127℃(無色プリズム晶) [α]D 20 −84.8°(c=0.5,MeOH) 化合物411 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.60
(1H,d,J=14.2Hz),4.63(1H,d,J=14.2Hz),5.32(1H,q,J=7H
z),5.40(1H,s),7.17(2H,d,J=9Hz),7.40(2H,d,J=9Hz),7.
66(1H,s),7.80(1H,s),7.81(1H,s),7.99(1H,s) 元素分析値 C1515362として 計算値:C,48.92; H,4.10; N,22.82 実測値:C,49.10; H,4.14; N,22.75 mp. 119−121℃(無色針状晶) [α]D 20 −64.1°(c=0.5,MeOH)
【0142】実施例33:(2R,3R)−2−(2−
クロロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリアゾ
ール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル)−2−ブタノール(42)および(2
R,3R)−2−(2−クロロフェニル)−3−(1H
−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(43) 実施例30と同様にして、1H−1,2,3−トリアゾ
ールと(2R,3S)−2−(2−クロロフェニル)−
3−メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)メチル]オキシランを反応させると化合物
4243が得られた。 化合物421 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.51
(1H,d,J=14Hz),5.26(1H,s),5.53(1H,d,J=14Hz),6.13(1
H,q,J=7Hz),7.18-7.39(3H,m),7.39(1H,s),7.64-7.76(1
H,m),7.77(2H,s),7.80(1H,s) 化合物42・塩酸塩:無色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.30(3H,d,J=7Hz),3.83
(1H,d,J=14Hz),5.44(1H,d,J=14Hz),6.01(1H,q,J=7Hz),
7.16-7.52(4H,m),7.76(1H,s),7.96(2H,s),8.50(1H,s) 化合物43:無色結晶1 H−NMR(CDCl3)δ:1.34(3H,d,J=7Hz),3.42
(1H,d,J=14Hz),5.36(1H,s),5.66(1H,d,J=14Hz),6.13(1
H,q,J=7Hz),7.16-7.39(3H,m),7.65-7.74(1H,m),7.71(1
H,s),7.79(1H,s),7.82(1H,s),8.02(1H,s)
【0143】実施例34:(2R,3R)−2−(2−
フルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリア
ゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブタノール(44)および
(2R,3R)−2−(2−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(45) 実施例30と同様にして、1H−1,2,3−トリアゾ
ールと(2R,3S)−2−(2−フルオロフェニル)
−3−メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル]オキシランを反応させると化合
4445が得られた。 化合物441 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7Hz),3.60
(1H,d,J=14Hz),4.96(1H,d,J=14Hz),5.20(1H,s),5.59(1
H,q,J=7Hz),7.00-7.11(2H,m),7.23-7.58(2H,m),7.64(1
H,s),7.75(2H,s),7.78(1H,s) 化合物44・塩酸塩 mp.164−166℃(無色粉
末晶)1 H−NMR(d6−DMSO)δ:1.36(3H,d,J=7Hz),
3.90(1H,d,J=14Hz),4.93(1H,d,J=14Hz),5.41(1H,q,J=7H
z),7.01-7.32(4H,m),7.74(1H,s),7.92(2H,s),8.46(1H,
s) [α]D 20 −83.9°(c=0.5,MeOH) 化合物45:無色粉末晶1 H−NMR(CDCl3)δ:1.38(3H,d,J=7Hz),3.49
(1H,d,J=14Hz),5.03(1H,d,J=14Hz),5.28(1H,s),5.58(1
H,q,J=7Hz),6.99-7.12(2H,m),7.21-7.51(2H,m),7.72(2
H,s),7.80(1H,s),8.00(1H,s)
【0144】実施例35 実施例1と同様にして(2S)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−[(1R)−1−[6−メトキシ
−7(7H)−プリニル]エチル]オキシラン(205
mg)と1H−1,2,4−トリアゾール(84mg)から
(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−[6−メトキシ−7(7H)−プリニル]−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(化合物46:213mg)を得た。無色プリ
ズム晶 mp 116−118℃ 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.64(1
H,d,J=14Hz),4.22(3H,s),4.97(1H,d,J=14Hz),5.53(1H,
q,J=7Hz),5.79(1H,s),6.75-6.94(2H,m),7.45-7.61(1H,
m),7.70(1H,s),7.77(1H,s),8.36(1H,s),8.62(1H,s) 元素分析値 C1817272として 計算値:C,53.86; H,4.27; N,24.43 実測値:C,54.17; H,4.52; N,24.79
【0145】実施例36 実施例1と同様にして(2S)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−[(1R)−1−[6−メトキシ
−9(9H)−プリニル]エチル]オキシラン(183
mg)と1H−1,2,4−トリアゾール(74mg)から
(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−[6−メトキシ−9(9H)−プリニル]−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(化合物47:171mg)を得た。無色プリ
ズム晶 mp 124−125℃ 1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7.2Hz),3.9
5(1H,d,J=14Hz),4.31(3H,s),5.04(1H,d,J=14Hz),5.74(1
H,q,J=7.2Hz),5.83(1H,s),6.75-6.92(2H,m),7.40-7.54
(1H,m),7.71(1H,s),7.87(1H,s),8.54(1H,s),8.59(1H,
s) 元素分析値 C1817272として 計算値:C,53.86; H,4.27; N,24.43 実測値:C,54.09; H,4.44; N,24.19
【0146】実施例37 実施例1と同様にして(2S)−2−(2,4−ジフル
オロフェニル)−2−[(1R)−1−[6−メチル−
9(9H)−プリニル]エチル]オキシラン(388m
g)と1H−1,2,4−トリアゾール(167mg)か
ら(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−[6−メチル−9(9H)−プリニル]−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2
−ブタノール(化合物48:79mg)を得た。無色プリ
ズム晶 mp 200−201℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,d,J=7.4Hz),2.9
1(3H,s),3.60(1H,d,J=14.2Hz),4.98(1H,d,J=14.2Hz),5.
57(1H,q,J=7.4Hz),6.75-6.96(2H,m),7.45-7.62(1H,m),
7.71(1H,s),7.75(1H,s),8.48(1H,s),8.93(1H,s) 元素分析値 C181727Oとして 計算値:C,56.10; H,4.45; N,25.44 実測値:C,55.86; H,4.18; N,25.64
【0147】実施例38 実施例1と同様にして(2S)−2−[(1R)−1−
[6−クロロ−9(9H)−プリニル]エチル]−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン(430m
g)と1H−1,2,4−トリアゾール(167mg)か
ら(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−3−[6−(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)−9(9H)−プリニル]−2−ブタノール
(化合物49:399mg)を得た。白色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.46(3H,d,J=7.2Hz),3.6
1(1H,d,J=14.2Hz),5.01(1H,d,J=14.2Hz),5.67(1H,s),5.
69(1H,q,J=7.2Hz),6.77-6.95(2H,m),7.42-7.60(1H,m),
7.73(1H,s),7.75(1H,s),8.33(1H,s),8.69(1H,s),8.98(1
H,s),9.74(1H,s) SIMS(m/z):439(M+H)+
【0148】実施例39 実施例1と同様にして(2S)−2−[(1R)−1−
[2,6−ジクロロ−9(9H)−プリニル]エチル]
−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン(1
68mg)と1H−1,2,4−トリアゾール(59mg)
から(2R,3R)−3−[2,6−ビス(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−9(9H)−プリ
ニル]−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(化合物50:21mg)を得た。白色粉末1 H−NMR(CDCl3)δ:1.49(3H,d,J=7.2Hz),3.6
7(1H,d,J=13.8Hz),5.01(1H,d,J=13.8Hz),5.69(1H,q,J=
7.2Hz),5.75(1H,s),6.78-6.98(2H,m),7.42-7.65(1H,m),
7.74(1H,s),7.76(1H,s),8.29(1H,s),8.39(1H,s),8.76(1
H,s),9.40(1H,s),9.75(1H,s) SIMS(m/z):506(M+H)+
【0149】実施例40:(2R,3R)−2−(4−
クロロフェニル)−3−(2H−テトラゾール−2−イ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール(化合物51)および(2R,3
R)−2−(4−クロロフェニル)−3−(1H−テト
ラゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物52) (2R,3S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メ
チル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)メチル]オキシラン(3g),テトラゾール
(1.68g),炭酸リチウム(8.8g)およびジメ
チルホルムアミド(56ml)の混液を110℃で8時
間、加熱,攪拌した。冷後、反応液に酢酸エチル(10
0ml)を加えて、不溶物を濾過して除き、濾液を減圧留
去した。残留物を酢酸エチル(200ml)に溶解し、飽
和食塩水(100ml×2)で洗浄した。酢酸エチル層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧留去し、残留物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シリカゲル30
0g,溶出液 ジクロロメタン:アセトン=3:1→
2:1)で精製した。第1流出分として化合物51
(1.81g)が得られた。 化合物51:無色粉末状晶,mp. 118−120℃
(ジイソプロピルエーテルから結晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.59(3H,d,J=7Hz),3.96
(1H,d,J=14Hz),4.73(1H,d,J=14Hz),5.13(1H,s),5.47(1
H,q,J=7Hz),7.21-7.32(4H,m),7.74(2H,s),8.60(1H,s) [α]D 20 −73.1°(c=0.5,MeOH) 続いて第2流出分から化合物52(0.8g)が得られ
た。 化合物52:無色油状物1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,d,J=7Hz),3.64
(1H,d,J=14Hz),4.64(1H,d,J=14Hz),5.33(1H,q,J=7Hz),
5.50(1H,s),7.24-7.34(4H,m),7.66(1H,s),7.79(1H,s),
8.99(1H,s) 本油状物を酢酸エチルに溶解し、4N−塩化水素−酢酸
エチルを加え、析出した無色粉末をろ取し、減圧乾燥す
ると化合物52塩酸塩が得られた。 mp. 174−176℃1 H−NMR(d6−DMSO)δ:1.46(3H,d,J=7Hz),
4.43(1H,d,J=14Hz),4.86(1H,d,J=14Hz),5.31(1H,q,J=7H
z),7.21-7.46(4H,m),7.99(1H,s),8.51(1H,s),9.32(1H,
s) [α]D 20 −50.6°(c=0.5,MeOH)
【0150】実施例41:(2R,3R)−2−(4−
フルオロフェニル)−3−(2H−テトラゾール−2−
イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−ブタノール(化合物53)および(2R,
3R)−2−(4−フルオロフェニル)−3−(1H−
テトラゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物
) 実施例40と同様にして、テトラゾール(2.46g)
と(2R,3S)−2−(4−フルオロフェニル)−3
−メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾール−
1−イル)メチル]オキシラン(4.1g)を反応させ
ると、化合物53(2.35g)と化合物54(1.0
5g)が得られた。 化合物53:無色粉末状晶, mp. 98−99℃(ジイソプロピルエーテルから結
晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.59(3H,d,J=7Hz),3.96
(1H,d,J=14Hz),4.73(1H,d,J=14Hz),5.10(1H,s),5.51(1
H,q,J=7Hz),6.96-7.04(2H,m),7.26-7.32(2H,m),7.73(1
H,s),7.74(1H,s),8.60(1H,s) [α]D 20 −51.6°(c=0.5,MeOH) 化合物54:無色粉末状晶, mp. 143−144℃(ジイソプロピルエーテルか
ら結晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.43(1H,d,J=7Hz),3.64
(1H,d,J=14Hz),4.62(1H,d,J=14Hz),5.32(1H,q,J=7Hz),
5.47(1H,s),6.98-7.09(2H,m),7.25-7.37(2H,m),7.64(1
H,s),7.80(1H,s),9.00(1H,s) [α]D 20 −33.2°(c=0.5,MeOH)
【0151】実施例42:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(5−ヒドロキシメチ
ル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2
−ブタノール(化合物55)および(2R,3R)−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(4−ヒドロ
キシメチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール(56) トルエン(150ml),(2R,3R)−3−アジド−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノー
ル(3.5g)および2−プロピニルアルコール(5.
2ml)の混合物を130℃で20時間加熱した。冷後、
トルエンを減圧下に留去し、残留物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル100g,溶出液 酢
酸エチル:アセトン=3:1→2:1)に付して精製
し、2種の異性体(55および56)を分離した。 化合物 55 (低極性物,収量1.2g,無色粉末
晶)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.44(3H,d,J=7Hz),3.83
(1H,t,J=6Hz),3.92(1H,d, J=14Hz),4.77-4.87(3H,m),5.
61(1H,q,J=7Hz),5.91(1H,s),6.75-6.91(2H,m),7.59-7.6
7(1H,m),7.65(1H,s),7.70(1H,s),7.91(1H,s) mp. 107−108℃(ジイソプロピルエーテルか
ら結晶化) 化合物 56 (高極性物,収量1.6g,無色粉末
晶)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.36(3H,d,J=7Hz),2.74
(1H,t,J=6Hz),3.59(1H,d, J=14Hz),4.85(2H,d,J=6Hz),
4.97(1H,d,J=14Hz),5.41(1H,s),5.46(1H,q,J=7Hz), 6.7
8-6.88(2H,m),7.42-7.55(1H,m),7.75(1H,s),7.77(1H,
s),7.95(1H,s) mp. 82−83℃(ジイソプロピルエーテルから結
晶化)
【0152】実施例43:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−3−[4−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)メチル−1H−1,
2,3−トリアゾール−1−イル]−2−ブタノール
57) (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−(4−ヒドロキシメチル−1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物
:0.6g)および塩化メタンスルホニル(0.14
ml)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、氷冷下でト
リエチルアミン(0.26ml)を滴下した。室温で30
分間かき混ぜた後、ジクロロメタン(20ml)を加え、
水(20ml),5%重曹水(20ml)で洗浄した。ジク
ロロメタン層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧留
去すると(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−3−(4−メタンスルホニルオキシメチル−
1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノールが無色油状物として得られた。
【0153】水素化ナトリウム(60%油性,0.1
g)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)中に分
散させ氷冷下で1H−1,2,4−トリアゾール(0.
19g)を加えてかき混ぜた。水素ガスの発生が止み、
均一溶液になったところで、上記で合成したメタンスル
ホナート体のN,N−ジメチルホルムアミド溶液(5m
l)を加え、50℃で2時間加熱した。冷後、反応液を
酢酸エチル(50ml)で希釈し、水(25ml)で洗浄し
た。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧留去した。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー
(シリカゲル30g,溶出液 酢酸エチル:メタノール
=4:1)に付して精製すると化合物57(0.08
g)が無色粉末晶として得られた。 mp. 162−163℃(ジイソプロピルエーテルか
ら結晶化)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.35(3H,d,J=7Hz),3.53
(1H,d,J=14Hz),4.97(1H,d,J=14Hz),5.41-5.48(2H,m),5.
54(2H,s),6.77-6.86(2H,m),7.41-7.56(1H,m),7.73(1H,
s),7.74(1H,s),7.98(2H,s),8.25(1H,s)
【0154】実施例44:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(4−フェニル−1H
−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(58) トルエン(80ml),(2R,3R)−3−アジド−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール
(2g)およびフェニルアセチレン(6.7ml)の混合
物を130℃で8時間加熱した。冷後、トルエンを減圧
下に留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル50g,溶出液:酢酸エチル)に付し
て精製し、58(0.85g)を得た。 無色粉末晶, mp. 148−149℃(ジイソプロ
ピルエーテルから結晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.52(3H,d,J=7Hz),3.68
(1H,d,J=14Hz),4.66(1H,d,J=14Hz),5.31(1H,q,J=7Hz),
5.57(1H,s),6.63-6.78(2H,m),7.35-7.60(7H,m),7.84(1
H,s),8.00(1H,s)
【0155】実施例45:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−3−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物
) (2R,3R)−3−アジド−2−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(1g),プロピオル酸
(0.84ml)およびメシチレン(20ml)の混合物を
120℃で3時間加熱した。冷後、反応液を減圧下に濃
縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル30g,溶出液 酢酸エチル:メタノール
=10:1)に付して精製すると、化合物(0.11
g)が無色粉末結晶として得られた。
【0156】実施例46:(2R,3R)−2−(2−
フルオロフェニル)−3−(2H−テトラゾール−2−
イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−ブタノール(化合物61)および(2R,
3R)−2−(2−フルオロフェニル)−3−(1H−
テトラゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール(化合物
) 実施例40と同様にして、テトラゾール(1.2g)と
(2R,3S)−2−(2−フルオロフェニル)−3−
メチル−2−[(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)メチル]オキシラン(2.0g)を反応させる
と、化合物61(0.85g)と化合物62(0.59
g)が得られた。 化合物61:無色粉末状晶, mp. 98〜99℃(ジイソプロピルエーテルから結
晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.58(3H,d,J=7Hz),3.80
(1H,d,J=14Hz),5.09(1H,d,J=14Hz),5.12(1H,s),5.72(1
H,q,J=7Hz),7.00-7.12(2H,m),7.24-7.35(1H,m),7.48-7.
57(1H,m),7.69(1H,s),7.77(1H,s),8.62(1H,s) [α]D 20 −46.2°(c=0.5,MeOH) 化合物62:無色粉末状晶, mp. 107〜108℃(ジイソプロピルエーテルか
ら結晶化)。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,d,J=7Hz),3.57
(1H,d,J=14Hz),5.03(1H,d,J=14Hz),5.53(1H,s),5.64(1
H,q,J=7Hz),7.02-7.12(2H,m),7.24-7.48(2H,m),7.74(1
H,s),7.75(1H,s),9.02(1H,s) [α]D 20 −40.6°(c=0.5,MeOH)
【0157】実施例47:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(2H−テトラゾール
−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−2−ブタノール(化合物)および(2
R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3
−(1H−テトラゾール−1−イル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノー
ル(化合物) (2R,3S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メチル−2−〔(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル〕オキシラン(10.04g)、
テトラゾール(5.6g)、炭酸リチウム(29.54
g)およびジメチルホルムアミド(200ml)の混液を
110℃で29時間、加熱,攪拌した。冷後、反応液に
酢酸エチル(200ml)を加えて、不溶物を濾過して除
き、濾液を減圧留去した。残留物を酢酸エチル(300
ml)に溶解し、飽和食塩水(100ml×2)で洗浄し
た。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル1kg,溶出液酢酸エチル→ジクロロメタ
ン:アセトン=3:2)で精製した。第1流出分として
化合物(4.45g)が油状物として得られた。本品
をジイソプロピルエーテルから結晶化すると無色粉末晶
となった。 mp. 73〜74℃ [α]D 20 −45.9°(c=0.5,メタノール) 続いて第2流出分から化合物(3.73g)が得ら
れ、酢酸エチルとヘキサンの混液から結晶化すると、無
色粉末晶となった。 mp. 113〜114℃ 本品をエタノール−水から再結晶するとmp.136−
137℃の無色粉末晶となった。 [α]D 20 −47.5°(c=1,メタノール)
【0158】実施例48:(2R,3R)−2−(2−
フルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリア
ゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブタノール(44)および
(2R,3R)−2−(2−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(45) (2R,3S)−2−(2−フルオロフェニル)−3−
メチル−2−〔(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)メチル〕オキシラン(20g)、1H−1,
2,3−トリアゾール(8.8g)、炭酸カリウム(3
5.2g)およびジメチルホルムアミド(200ml)の
混液を80℃で23時間、加熱,攪拌した。冷後、反応
液に酢酸エチル(200ml)を加えて、不溶物を濾過し
て除き、濾液を減圧留去した。残留物を酢酸エチル(7
00ml)に溶解し、飽和食塩水(200ml×2)で洗浄
した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル1kg,溶出液 酢酸エチル→ジクロロ
メタン:アセトン=2:1)で精製した。第1流出分と
して化合物44(9.64g)が無色油状物として得ら
れた。続いて第2流出分から化合物45(9.75g)
が得られ、ジエチルエーテルとジイソプロピルエーテル
の混液から結晶化すると、無色粉末晶となった。 mp. 119〜120℃ [α]D 20 −76.7°(c=1.0,メタノール)
【0159】実施例49:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−
トリアゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール()およ
び(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)−1−(1H,1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール() (2R,3S)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−メチル−2−〔(1H−1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル)メチル〕オキシラン(4g)、1H−
1,2,3−トリアゾール(2.21g)、炭酸カリウ
ム(22g)およびジメチルホルムアミド(80ml)の
混液を80℃で17時間、加熱,攪拌した。冷後、反応
液に酢酸エチル(100ml)を加えて、不溶物を濾過し
て除き、濾液を減圧留去した。残留物を酢酸エチル(2
00ml)に溶解し、飽和食塩水(50ml×2)で洗浄し
た。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル200g,溶出液 酢酸エチル→ジクロ
ロメタン:アセトン=1:1)で精製した。第1流出分
として化合物(1.86g)が無色粉末晶として得ら
れた。 mp. 93〜95℃(ジイソプロピルエーテルから結
晶化) [α]D 20 −70.5°(c=0.5,メタノール) 続いて第2流出分から化合物(2.4g)が得られ、
ジクロロメタンとジエチルエーテルの混液から結晶化す
ると、無色粉末晶となった。 mp. 119〜120℃ [α]D 20 −69.4°(c=1.0,メタノール)
【0160】実施例50:(2R,3R)−2−(4−
フルオロフェニル)−3−(2H−1,2,3−トリア
ゾール−2−イル)−1−(1H−1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−2−ブタノール(36)および
(2R,3R)−2−(4−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(37) (2R,3S)−2−(4−フルオロフェニル)−3−
メチル−2−〔(1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル)メチル〕オキシラン(10.4g)、炭酸カリ
ウム(18.5g)、1H−1,2,3−トリアゾール
(4.77g)およびジメチルホルムアミド(100m
l)の混液を80℃で18時間、加熱,攪拌した。冷
後、反応液に酢酸エチル(80ml)を加えて、不溶物を
濾過して除き、濾液を減圧留去した。残留物を酢酸エチ
ル(120ml)に溶解し、飽和食塩水(100ml×2)
で洗浄した。酢酸エチル層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(シリカゲル150g,溶出液 塩化メチレ
ン:アセトン=2:1→1:1)で精製した。第1流出
分として化合物36(6.9g)が得られた。続いて第
2流出分として化合物37(4.8g)が得られ、酢酸
エチルから結晶化するとmp.157−158℃の無色
粉末晶となった。 [α]D 20 −74.5°(c=1,メタノール)
【0161】実施例51:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(1H−1,2,3−
トリアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール() トルエン(80ml)、(2R,3R)−3−アジド−2
−(2,4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノール
(3.5g)およびプロピオル酸エチルエステル(1.
66ml)の混合物を120℃で5時間加熱した。冷後ト
ルエンを減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル100g,溶出液 ジクロロ
メタン:アセトン=3:1→2:1)で精製し、化合物
3031の混合物(4.28g)を無色油状物として
得た。本品をメタノール(60ml)に溶解し、1N水酸
化ナトリウム水(7.2ml)を加えて、室温で20分間
かき混ぜた。1N塩酸(7.2ml)を加えて中和し、減
圧下にメタノールを留去した。得られた溶液に水(50
ml)を加え、酢酸エチルとテトラヒドロフランの混液
(1:1,50ml×3)で抽出した。抽出液を無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、減圧留去すると、化合物32
33の混合物(3.3g)が得られた。本品をメシチレ
ン(25ml)に溶解し、170℃で2時間加熱した。冷
後、溶媒を減圧留去し、残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル100g,溶出液 ジクロ
ロメタン:アセトン=5:2)で精製すると、化合物
(1.65g)が無色粉末晶として得られた。
【0162】実施例52:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−(4−ホルミル−1H
−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール(71) 塩化オキサリル(1ml)を含むジクロロメタン溶液30
mlに、ジメチルスルホキシド(1.08ml)を−78℃
で滴下し、10分間かき混ぜた。次に(2R,3R)−
2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(4−ヒド
ロキシメチル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−
イル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)−2−ブタノール(2g)を含むジクロロメタン
溶液(30ml)を5分間で滴下し、−78℃で15分
間、−45℃で1時間かき混ぜた。反応液にトリエチル
アミン(5ml)を加え、0℃で20分間かき混ぜた後、
飽和塩化アンモニウム水溶液(20ml)を加え、ジクロ
ロメタン(40ml)で抽出した。抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残留物をシリカゲル
クロマトグラフィー(シリカゲル200g,溶出液 酢
酸エチル:ジクロロメタン=3:1)に付して精製し、
ジイソプロピルエーテルから結晶化すると化合物(
)が無色粉末晶(1.49g)として得られた。 mp. 120〜121℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,d,J=7Hz),3.54
(1H,d,J=14Hz),5.00(1H,d,J=14Hz),5.51(1H,s),5.57(1
H,q,J=7Hz),6.79-6.89(2H,m),7.41-7.53(1H,m),7.76(2
H,s),8.53(1H,s),10.20(1H,s)
【0163】実施例53:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−1−(1H−1,2,4−
トリアゾール−1−イル)−3−〔(E)−4−(4−
トリフルオロメチルスチリル)−1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(72)およ
び(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−3−〔(Z)−4−(4−トリフルオロメチルス
チリル)−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール(73) 4−トリフルオロメチルベンジル トリフェニルホスホ
ニウムブロマイド(1.02g)をジメチルスルホキシ
ド(20ml)に溶解し、氷冷下で60%油性水素化ナト
リウム(80mg)を加え、室温で15分間かき混ぜた。
本混液に(2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフ
ェニル)−3−(4−ホルミル−1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,4−ト
リアゾール−1−イル)−2−ブタノール(0.52
g)を加え、室温で30分間かき混ぜた。反応液を氷水
(50ml)に注入し、酢酸エチル(50ml×3)で抽出
した。抽出液を水(25ml×3)で洗浄した後、乾燥
(硫酸マグネシウム)し、減圧濃縮した。残留物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(シリカゲル50g,溶出液
酢酸エチル:ヘキサン=1:1→2:1)に付して、2
種の異性体(72および73)を分離した。 化合物72(低極性物、収量45mg、無色粉末晶) mp. 143〜144℃(ジイソプロピルエーテルか
ら結晶化)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.40(3H,d,J=7Hz),3.60
(2H,d,J=14Hz),5.02(1H,d,J=14Hz),5.44(1H,s),5.49(1
H,q,J=7Hz),6.78-6.87(2H,m),7.22(1H,d,J=16Hz),7.42
(1H,d,J=16Hz),7.40-7.70(5H,m),7.77(1H,s),7.75(1H,
s),8.05(1H,s) 化合物73(高極性物、収量125mg、無色油状物)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.23(3H,d,J=7Hz),3.49
(1H,d,J=14Hz),4.94(1H,d,J=14Hz),5.24(1H,s),5.37(1
H,q,J=7Hz),6.75-6.85(2H,m),7.38-7.72(7H,m),7.46(1
H,s),7.75(1H,s),7.77(1H,s)
【0164】実施例54:(2R,3R)−2−(2,
4−ジフルオロフェニル)−3−〔(E)−4−〔4−
(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)スチリ
ル〕−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル〕−
1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−
2−ブタノール(74)および(2R,3R)−2−
(2,4−ジフルオロフェニル)−3−〔(Z)−4−
〔4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)
スチリル〕−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル〕−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール(75) 4−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)ベ
ンジル トリフェニルホスホニウムクロライド(1.6
g)をジメチルスルホキシド(36ml)に溶解し、氷冷
下で60%油性水素化ナトリウム(144mg)を加え、
室温で15分間かき混ぜた。得られた混液に(2R,3
R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(4
−ホルミル−1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル)−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ル)−2−ブタノール(0.94g)を加え、室温で3
0分間かき混ぜた。反応液を氷水(100ml)に注入
し、酢酸エチル(100ml×3)で抽出した。抽出液を
水(50ml×3)で洗浄した後、乾燥(硫酸マグネシウ
ム)し、減圧下で濃縮した。残留物をシリカゲルクロマ
トグラフィー(シリカゲル150g,溶出液 酢酸エチ
ル:ヘキサン=2:1)に付して精製し、2種の異性体
74および75)を分離した。 化合物74(低極性物、収量98mg、無色油状物)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,d,J=7Hz),3.59
(1H,d,J=14Hz),4.37(2H,t,J=12Hz),5.00(1H,d,J=14Hz),
5.43(1H,s),5.48(1H,q,J=7Hz),6.08(1H,tt,J=52Hz,4.0H
z),6.67-7.08(5H,m),6.99(1H,d,J=16Hz),7.29-7.55(2H,
m),7.33(1H,d,J=16Hz),7.74(1H,s),7.78(1H,s),7.99(1
H,s) 化合物75(高極性物、収量320mg、無色油状物)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,d,J=7Hz),3.52
(1H,d,J=14Hz),4.40(2H,t,J=12Hz),4.53(1H,d,J=14Hz),
5.22(1H,s),5.39(1H,q,J=7Hz),6.11(1H,tt,J=52Hz,4.0H
z),6.69-6.96(6H,m),7.36-7.48(3H,m),7.56(1H,s),7.76
(2H,s )
【0165】実施例55:(2R,3R)−2−アセト
キシ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(1
H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン(
) (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)
−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
−2−ブタノール(:0.64g)、無水酢酸(1.
42ml)、ピリジン(3ml)およびジメチルアミノピリ
ジン(0.243g)の混液を80℃で17時間攪拌し
た。冷後、反応液に水(80ml)を加え、酢酸エチル
(80ml×2)で抽出した。抽出液を水洗(40ml×
2)し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧留去し
た。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル100g,溶出液 塩化メチレン:アセトン=
3:1→2:1)で精製し、ジエチルエーテルから結晶
化すると化合物76(0.302g)が無色粉末晶とし
て得られた。 mp. 134〜135℃1 H−NMR(CDCl3)δ:1.81(3H,dd,J=2Hz,7Hz),
2.03(3H,s),5.38(1H,dd,J=3Hz,15Hz),5.51(1H,d,J=15H
z),5.65(1H,q,J=7Hz),6.34-6.46(1H,m),6.70-6.94(2H,
m),7.25(1H,s),7.60(1H,s),7.98(2H,s)
【0166】実施例56:(2R,3R)−2−アセト
キシ−2−(2,4−ジフルオロフェニル)−3−(1
H−テトラゾール−1−イル)−1−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イル)ブタン(77) (2R,3R)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)
−3−(1H−テトラゾール−1−イル)−1−(1H
−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−ブタノ
ール()を用いて実施例55と同様に反応を行うと化
合物77が得られた。mp. 202〜203℃(ジエ
チルエーテルから結晶化)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.88(3H,d,J=7Hz),1.99
(3H,s),5.32(1H,dd,J=3Hz,15Hz),5.55(1H,d,J=15Hz),5.
71(1H,q,J=7Hz),6.29-6.43(1H,m),6.76-6.95(2H,m),8.0
1(1H,s),8.05(1H,s),8.40(1H,s)
【0167】実施例57:(2R,3R)−2−アセト
キシ−2−(2−フルオロフェニル)−3−(1H−
1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン(78) (2R,3R)−2−(2−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(45)を用いて実施例55と同様に反応を
行うと化合物78が得られた。 mp. 133〜134℃(ジエチルエーテルから結晶
化)1 H−NMR(CDCl3)δ:1.79(3H,dd,J=2Hz,7Hz),
2.04(3H,s),5.42(1H,dd,J=3Hz,15Hz),5.54(1H,d,J=15H
z),5.68(1H,q,J=7Hz),6.42-6.50(1H,m),6.97-7.42(3H,
m),7.18(1H,s),7.57(1H,s),7.97(2H,s)
【0168】実施例58:(2R,3R)−2−アセト
キシ−2−(4−フルオロフェニル)−3−(1H−
1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン(79) (2R,3R)−2−(4−フルオロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(37)を用いて実施例55と同様に反応を
行うと化合物79が得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.74(3H,d,J=7Hz),2.08
(3H,s),5.28(1H,d,J=15Hz),5.47(1H,d,J=15Hz),5.56(1
H,q,J=7Hz),6.75-6.82(2H,m),6.99-7.09(2H,m),7.06(1
H,s),7.58(1H,s),7.98(2H,s)
【0169】実施例59:(2R,3R)−2−アセト
キシ−2−(4−クロロフェニル)−3−(1H−1,
2,3−トリアゾール−1−イル)−1−(1H−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン(80) (2R,3R)−2−(4−クロロフェニル)−3−
(1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル)−1−
(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−2−
ブタノール(35)を用いて実施例55と同様に反応を
行うと化合物80が得られた。1 H−NMR(CDCl3)δ:1.74(3H,d,J=7Hz),2.07
(3H,s),5.26(1H,d,J=15Hz),5.46(1H,d,J=15Hz),5.54(1
H,q,J=7Hz),6.74(2H,d,J=8.8Hz),7.12(1H,s),7.30(2H,
d,J=8.8Hz),7.59(1H,s),7.99(2H,s)
【0170】製剤例1 上記実施例6によって得られた化合物を用いて、下記
に示す処方の全成分を混和し、ゼラチンカプセルに充填
し、カプセル1個当たり、50mgの化合物を含有する
カプセル剤を製造した。 実施例6の化合物 50mg 乳糖 100mg コーンスターチ 40mg ステアリン酸マグネシウム 10mg 合計 200mg
【0171】製剤例2 上記実施例30によって得られた化合物37とステアリ
ン酸マグネシウムを可溶性デンプンの水溶液で顆粒化
し、乾燥後、乳糖およびコーンスターチと混合した。混
合物を圧縮成型し、下記に示す処方の錠剤を製造した。 実施例30の化合物37 50mg 乳糖 65mg コーンスターチ 30mg 可溶性デンプン 35mg ステアリン酸マグネシウム 20mg 合計 200mg
【0172】製剤例3 上記実施例3によって得られた化合物を生理食塩水に
溶解して化合物の0.1%溶液を調製し、滅菌濾過し
て、バイアルに50mlずつ分注した。バイアル1個当た
り、50mgの化合物を含有する静注剤を製造した。
【0173】本発明化合物を〔表7〕,〔表8〕,〔表
9〕,〔表10〕,〔表11〕,〔表12〕,〔表1
3〕,〔表14〕及び〔表15〕に例示するが、本発明
はこれらの化合物に限定されるものではない。
【0174】
【表13】
【0175】
【表14】
【0176】
【表15】
【0177】
【表16】
【0178】
【表17】
【0179】
【表18】
【0180】
【表19】
【0181】
【表20】
【0182】
【表21】 試験例1 化合物(I)の抗真菌活性の評価は次の方法で行った。
すなわち化合物(I)の1000μg/mlメタノール溶
液を浸漬した濾紙円板(東洋製作所製、直径8mm)を各
種真菌を含む寒天平板にはりつけ、28℃で2日間培養
後、濾紙円板のまわりに生じた生育抑制円の直径を測定
した。用いた培地は次のとおりである。 A:イースト・ナイトロゲン・ベース寒天培地 (pH7.0) B:ペプトン−イーストエクストラクト−グルコース寒
天培地(pH7.0) 化合物(I)の抗真菌スペクトルを〔表16〕に示し
た。
【0183】
【表22】
【0184】〔表17〕に化合物(I)のカンディダ・
アルビカンスに対する抗菌力を示す。
【0185】
【表23】
【0186】
【表24】
【0187】試験例2 実験方法:5週齢の Crj:CDF1 マウスに最小致死量
のカンディダ アルビカンスを静脈内に接種した。試験
化合物を感染直後に1回経口投与した。薬効は感染7日
後のマウスの生存率からリード・アンド・ムンチ(Reed
and Muench)法により算出されるED50値によって示し
た。化合物(I)の実験的マウス感染症における感染防
御効果を〔表18〕に示した。
【0188】
【表25】
【0189】
【表26】
【0190】
【発明の効果】本発明の化合物(I)およびその塩は優
れた抗真菌活性を有し、しかも低毒性で副作用も少な
い。人および哺乳動物の真菌感染症の予防・治療に用い
ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0188
【補正方法】変更
【補正内容】
【0188】
【表25】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0189
【補正方法】変更
【補正内容】
【0189】
【表26】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【外7】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
が隣接している含窒素芳香族複素5員環基としては、好
ましいは環は構成している2から4個の窒素原子の少な
くとも2個が隣接している芳香族複素5員環基、例えば
1−ピラゾリル,1H−1,2,4−トリアゾール−1
−イル,4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル,
1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル,2H−
1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H−テトラゾ
ール−1−イル,2H−テトラゾール−2−イル等が
げられる。特に環を構成しているすべての窒素原子が互
いに隣接する2から4個の窒素原子を含む芳香族複素5
員環基、例えば1−ピラゾリル,1H−1,2,3−ト
リアゾール−1−イル,2H−1,2,3−トリアゾー
ル−2−イル,1H−テトラゾール−1−イルまたは2
H−テトラゾール−2−イル等が好ましい。さらに好ま
しくは、環を構成しているすべての窒素原子が互いに隣
接する3から4個の窒素原子を含む芳香族複素5員環
基、例えば1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
ル,2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H
−テトラゾール−1−イル,2H−テトラゾール−2−
イル等である。特に1H−1,2,3−トリアゾール−
1−イル,1H−テトラゾール−1−イルが好ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【化26】 で表される化合物またはその塩とを反応させることによ
り製造することができる。上記置換基を有していてもよ
い含窒素複素環基は、前述のR1 またはR2 で表わされ
る置換基を有していてもよい含窒素複素環基と同意義を
有する。反応は通常反応を阻害しない溶媒中で行われ
る。反応を阻害しない溶媒としては、例えばアセトン等
のケトン類、例えばジメチルスルホキシド等のスルホキ
シド類、例えばジエチルエーテル,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン等のエーテル類、例えばアセトニトリル
等のニトリル類、例えばベンゼン,トルエン,ヘキサ
ン,キシレン等の炭化水素類、例えばジクロロメタン,
クロロホルム,1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、例えば酢酸エチル等のエステル類、例えば
ジメチルホルムアミド、アセトアミド,ジメチルアセト
アミド等のアミド類、例えば1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン等のウレイレン類等が用いられる。これ
らは一種のみで、または二種以上適当な割合で混合して
用いてもよい。この際、反応液中に例えば水素化アルカ
リ金属(例、水素化カリウム,水素化ナトリウム等),
アルカリ金属炭酸塩(例、炭酸リチウム,炭酸水素ナト
リウム,炭酸セシウム,炭酸カリウム,炭酸ナトリウム
等),有機酸塩(例、酢酸ナトリウム等),アルカリ金
属アルコラート(例、ナトリウムメチラート,カリウム
tert−ブチラート等)等の塩基を存在させることも有効
である。塩基の使用量は、通常化合物(VI)に対し、約
0.1ないし10当量、好ましくは約1ないし5当量で
ある。化合物(VII)またはその塩は、化合物(VI)また
はその塩に対して約1ないし100当量、好ましくは約
1ないし50当量用いる。反応温度は特に限定されない
が、通常約0から200℃、好ましくは約10から15
0℃である。反応時間は数分から数十時間程度(例えば
5分から50時間など)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/52 9360−4C C07D 249/08 403/12 231 8829−4C 233 8829−4C 249 8829−4C 471/04 103 A 8829−4C 107 Z 8829−4C 473/00 487/04 142 7019−4C

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 で表される化合物またはその塩。
  2. 【請求項2】 QがNである請求項1記載の化合物また
    はその塩。
  3. 【請求項3】 R3 が水素原子である請求項1記載の化
    合物またはその塩。
  4. 【請求項4】 R1 およびR2 のうち少なくとも一方が
    ハロゲンである請求項1記載の化合物またはその塩。
  5. 【請求項5】 R1 およびR2 のうち一方がハロゲンで
    あり他方が水素原子またはハロゲンである請求項1記載
    の化合物またはその塩。
  6. 【請求項6】 ハロゲンがフッ素または塩素である請求
    項5記載の化合物またはその塩。
  7. 【請求項7】 ハロゲンがフッ素である請求項5記載の
    化合物またはその塩。
  8. 【請求項8】 【外1】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
    が隣接している含窒素芳香族複素5員環基が環を構成し
    ている2から4個の窒素原子の少なくとも2個が隣接し
    ている芳香族複素5員環基である請求項1記載の化合物
    またはその塩。
  9. 【請求項9】 環を構成している2から4個の窒素原子
    の少なくとも2個が隣接している芳香族複素5員環基が
    1−ピラゾリル,1H−1,2,4−トリアゾール−1
    −イル,4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル,
    1H−1,2,3−トリアゾール−1−イル,2H−
    1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H−テトラゾ
    ール−1−イルまたは2H−テトラゾール−2−イルで
    ある請求項8記載の化合物またはその塩。
  10. 【請求項10】 【外2】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
    が隣接している含窒素芳香族複素5員環基が環を構成し
    ているすべての窒素原子が互いに隣接する2から4個の
    窒素原子を含む芳香族複素5員環基である請求項1記載
    の化合物またはその塩。
  11. 【請求項11】 環を構成しているすべての窒素原子が
    互いに隣接する2から4個の窒素原子を含む芳香族複素
    5員環基が1−ピラゾリル,1H−1,2,3−トリア
    ゾール−1−イル,2H−1,2,3−トリアゾール−
    2−イル,1H−テトラゾール−1−イルまたは2H−
    テトラゾール−2−イルである請求項10記載の化合物
    またはその塩。
  12. 【請求項12】 【外3】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
    が隣接している含窒素芳香族複素5員環基が環を構成し
    ているすべての窒素原子が互いに隣接する3から4個の
    窒素原子を含む芳香族複素5員環基である請求項1記載
    の化合物またはその塩。
  13. 【請求項13】 環を構成しているすべての窒素原子が
    互いに隣接する3から4個の窒素原子を含む芳香族複素
    5員環基が1H−1,2,3−トリアゾール−1−イ
    ル,2H−1,2,3−トリアゾール−2−イル,1H
    −テトラゾール−1−イルまたは2H−テトラゾール−
    2−イルである請求項12記載の化合物またはその塩。
  14. 【請求項14】 【外4】 で表される環を構成している窒素原子の少なくとも2個
    が隣接している含窒素芳香族複素5員環基が1H−1,
    2,3−トリアゾール−1−イルまたは1H−テトラゾ
    ール−1−イルである請求項1記載の化合物またはその
    塩。
  15. 【請求項15】 【外5】 で表される2個以上の窒素原子を構成原子として含む縮
    合芳香族複素環基が2から6個の窒素原子を含む2から
    3環性の縮合芳香族複素環基である請求項1記載の化合
    物またはその塩。
  16. 【請求項16】 2から6個の窒素原子を含む2から3
    環性の縮合芳香族複素環基が1H−インダゾリル,2H
    −2−インダゾリル,1H−1−ベンゾトリアゾリル,
    2H−2−ベンゾトリアゾリル,7H−7−プリニル,
    9H−9−プリニル,9H−9−β−カルボリニル,2
    H−2−β−カルボリニル,3H−3−イミダゾ[4,
    5−b]ピリジル,1H−1−イミダゾ[4,5−b]
    ピリジル,1H−1−ピラゾロ[3,4−b]ピリミジ
    ニル,2H−2−ピラゾロ[3,4−b]ピリミジニル
    または1−ペリミジニルである請求項15記載の化合物
    またはその塩。
  17. 【請求項17】 【外6】 で表される2個以上の窒素原子を構成原子として含む縮
    合芳香族複素環基が2から4個の窒素原子を含む2環性
    の縮合芳香族複素環基である請求項1記載の化合物また
    はその塩。
  18. 【請求項18】 2から4個の窒素原子を含む2環性の
    縮合芳香族複素環基が7H−7−プリニル,9H−9−
    プリニル,3H−3−イミダゾ[4,5−b]ピリジル
    または1H−1−イミダゾ[4,5−b]ピリジルであ
    る請求項17記載の化合物またはその塩。
  19. 【請求項19】 R1 およびR2 で表される含窒素複素
    環基が芳香族もしくは非芳香族5または6員の炭素環と
    縮合環を形成していてもよい1から4個の窒素原子を含
    む5もしくは6員の複素環基または芳香族もしくは非芳
    香族5また6員の炭素環と縮合環を形成していてもよい
    アゼチジニル基である請求項1記載の化合物またはその
    塩。
  20. 【請求項20】 (A)一般式 【化2】 で表わされる化合物またはその塩と、一般式 【化3】 [式中、QはCHまたはNを示す。]で表される化合物
    またはその塩とを反応させるか、または(B)一般式 【化4】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
    物またはその塩と一般式 【化5】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
    物またはその塩とを反応させるか、または(C)一般式 【化6】 [式中、R3 は水素原子またはアシル基を示し、その他
    の記号は前記と同意義を示す。]で表される化合物また
    はその塩を脱炭酸反応に付すか、または(D)一般式 【化7】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
    物またはその塩と式 R5 −C≡CH [式中、R5 は水素原子;ハロゲン化されていてもよい
    低級アルキル基;ハロゲン化,ハロアルキル化もしくは
    ハロアルコキシ化されていてもよいアリール基;ハロゲ
    ン化,ハロアルキル化もしくはハロアルコキシ化されて
    いてもよいアリールアルケニル基;ハロゲン;エステル
    化またはアミド化されていてもよいカルボキシル基;ホ
    ルミル基;低級アルコキシ基;アゾリル基;アゾリル低
    級アルキル基またはヒドロキシ低級アルキル基を示
    す。]で表される化合物を反応させ、(E)所望により
    一般式 【化8】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
    物またはその塩と式 R3−W [式中、R3 は前記と同意義を、Wはハロゲンまたは式
    OR4 [式中R4 はアシル基を示す。]で表される化合
    物またはその塩とを反応させることを特徴とする一般式 【化9】 [式中、記号は前記と同意義を示す。]で表される化合
    物またはその塩の製造法。
  21. 【請求項21】 一般式 【化10】 で表される化合物またはその塩を含有してなる抗真菌
    剤。
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