JPH0649082U - ボールペン - Google Patents
ボールペンInfo
- Publication number
- JPH0649082U JPH0649082U JP9181992U JP9181992U JPH0649082U JP H0649082 U JPH0649082 U JP H0649082U JP 9181992 U JP9181992 U JP 9181992U JP 9181992 U JP9181992 U JP 9181992U JP H0649082 U JPH0649082 U JP H0649082U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- tip
- valve chamber
- rear end
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 上向き筆記でのインクの逆流防止並びに後端
落下でのインク及びフォロアの逆流を防止する。 【構成】 チップ5とインク収容管4を連通する中間部
に弁室14を設けて、弁室内を遊動するボール19によ
り上向き筆記時にインク収容管4と弁室14との間を密
閉するようにし、かつ、軸筒1の後端に衝撃緩衝部を設
け、インクやフォロアが逆流して軸筒1内や手、衣服等
を汚す事故を防止する。また、チップ5と継ぎ手3の圧
入嵌合部の固定力を強化して、多少嵌合を緩めにして
も、インクの漏出やチップの抜けを防止するように構成
する。
落下でのインク及びフォロアの逆流を防止する。 【構成】 チップ5とインク収容管4を連通する中間部
に弁室14を設けて、弁室内を遊動するボール19によ
り上向き筆記時にインク収容管4と弁室14との間を密
閉するようにし、かつ、軸筒1の後端に衝撃緩衝部を設
け、インクやフォロアが逆流して軸筒1内や手、衣服等
を汚す事故を防止する。また、チップ5と継ぎ手3の圧
入嵌合部の固定力を強化して、多少嵌合を緩めにして
も、インクの漏出やチップの抜けを防止するように構成
する。
Description
【0001】
本考案は、静的には高い粘性を有し、筆記時のボールの回転で粘性が低下して インクが流出される、所謂剪断減粘性を有したインクを使用したボールペンの改 良に関する。
【0002】
従来、高粘度のインクを使用した所謂油性ボールペンと繊維状の中綿にインク を内蔵させ、ボールペンチップまでインク誘導芯を介してインクを誘導するよう にした所謂水性ボールペンが知られている。夫々、幾つかの欠点を有しているが 端的な欠点として、油性ボールペンはインクが高粘度が故にボテや筆記濃度が薄 いという欠点がある。又、水性ボールペンはインクを内蔵させる中綿を使用する が故に部材費が掛かりコスト高になることと、インクの消費が判らないという欠 点がある。又、そのような状況下で夫々の欠点を改良する目的で静的には高い粘 性を示し、筆記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出される剪断減粘 性を有したインクを使用したボールペンも知られている。しかしながら、剪断減 粘性を有したインクを使用したボールペンは、インクが蒸発し易い性質と、イン クの流出量が多く(筆記濃度を上げるため)インク収容管の径を太くしてインク の搭載量を多くしている。又、インクの粘度は油性ボールペンのインクに比べて 小さいのでインク収容管に対する流動抵抗は小さい。従って、大気圧や温度の変 化あるいは落下衝撃等によりインク漏れ(インク収容管の後端にインクが逆流す る)が生じやすい。通常はインクの後端にインクの蒸発を防止すると共に、筆記 時のインクの消耗に追随して移動するが、大気圧や温度の変化に対してインクの 逆流を抑制するグリース状のフォロアが設けられている。しかしながら、フォロ アを設けても上向き筆記をした時にはチップのボール直下のインクが無くなると インクのヘッドが直に加わる為に顕著な逆流が生じ、軸筒内を汚すと共に軸筒に 設けた通気孔からインクが漏れて手や衣服を汚す危険がある。又、後端側より落 下した時にその衝撃による慣性でフォロアの後部が逆流する問題がある。その状 況は油性ボールペンで生じる状況の比ではない。
【0003】
本考案の目的は、静的には高い粘性を示し、筆記時のボールの回転で粘性が低 下してインクが流出される剪断減粘性を有したインクを使用したボールペンの改 良であって、大気圧や温度変化、後端よりの落下衝撃又、上向き筆記に際しても インクやフォロアが逆流して軸筒内や手、衣服の汚れを防止可能とする。
【0004】
上記目的を達成する為に案出された本考案のボールペンは、軸筒の先端に継ぎ 手を固定させて口金を軸筒に対し止着し、継ぎ手は弾性変形可能な合成樹脂によ り構成されて、先端よりチップに対する圧入嵌合部を設けると共に、圧入嵌合部 に連通する後方に弁室が設けられ、弁室の後部にボール受け座を又、前部内面に は軸方向の突条を所要数有してその間にボールを抜出不能に遊嵌して、弁室に連 通してインク収容管が固着され、インク収容管には静的には高い粘性を有し、筆 記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出される、剪断減粘性を有した インクとインクの後端にはインクの消耗と共に追随するフォロアが設けられ、更 に軸筒の後部に止着される尾栓で、その先方に軸筒との止着部を、後方に同軸上 で弾性変位可能な架橋部と後端に軸筒の後端と対峙する鍔部を一体の樹脂成形品 で形成して、後端落下で架橋部を変位させて衝撃を緩和可能とする。
【0005】
図1及び図2は本考案の実施例を示している。前半に係止筒部7と後半に嵌合 筒部13を設け、前側の係止筒部7には円周上の所要位置に軸方向のスリット8 を設けて先方を縮径方向に弾性変形可能とした継ぎ手3が設けられている。係止 筒部7の内孔には、後端よりチップ嵌着孔12とチップ5の外径と略同一の挟持 部11と先端にチップ5の外径より適宜大きい内径を有した隙間10が形成され て、係止筒部7の内孔にはチップ5が後端側から圧入されている。
【0006】 継ぎ手3は弾性変形可能な合成樹脂により一体成形で構成されており、前記チ ップ嵌着孔12に連通して後方に弁室14が設けられている。弁室14の後部に は凹状球面のボール受け座15が、又、前部の内面にはその仮想内接円の直径が 後述するボール19の直径よりも小さくなるように軸方向の突条16を円周上の 複数箇所に設けて、ボール受け座15と突条16との間にボール19をその突条 16の方向から突条16を弾性変形させながら挿入して弁室14内に遊嵌させて いる。又、弁室14の後方にはボール受け座15と連通する導孔18が形成され ている。
【0007】 又、継ぎ手3の前記係止筒部7の後端には鍔部17が設けられ、鍔部17の後 方には嵌合筒部13が延設されている。嵌合筒部13の外周には筒状のインク収 容管4がその先端を鍔部17の後端に当接して圧入固着され、インク収容管4の 内径部が継ぎ手3の導孔18に連通している。インク収容管4内には静的には高 い粘性を有し、筆記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出可能となる 剪断減粘性を有したインク21が充填され、更にインク21の後端にインクの蒸 発を防止すると共に、インクの消耗と共にインク面に接触して追随して移動可能 なグリース状のフォロアが充填されている。尚、上記インク収納管4はインクの 蒸発を抑制する例えば透明のPP樹脂成形品等が使用される。
【0008】 次に、軸筒1の先端から継ぎ手3にチップ5とインクを充填したインク収容管 4を固着した筆記部を挿入して、軸部6の前面に継ぎ手3の鍔部17の後端縁を 衝合させて、内面部にテーパー部9を設けた口金2を、そのテーパー部9を継ぎ 手3の係止筒部7の前端縁に衝合せしめた状態で軸筒1の軸部6に螺着させてい る。又、軸筒1の適宜位置で軸筒の内孔部に連通する通気孔20が穿設され、軸 筒1の後端には尾栓23が止着される。尚、軸筒1はインクの消費量が判るよう に透明な樹脂成形品が使用される。尚、尾栓23は先方に軸筒1との止着部25 を有し、その後方の軸部24に弾性変位可能な架橋部27が切窓26aと片部2 6bで形成され、後端に軸筒1の後端と対峙する鍔部28を有して一体の樹脂成 形品で形成されている。尾栓23は軸筒1の後端孔29に圧入され、止着部25 の先端が段部30に当接されて止着される。尚、実施例の尾栓23は軸筒1内と 外部との空気置換が可能なように設ければ、上記の通気孔20は特に設ける必要 はない。
【0009】
先ず、図1はチップ5を下向きにした筆記状態を示しており、その時ボール1 9は弁室14の突条16に当接した状態となり、インク収容管4から導孔18を 経て弁室14に入ったインク21はボール19の脇を通り、突条16の間を通過 してチップ5の先端に誘導される。インクは静的には高い粘性を示しているが、 チップ5先端のボールの回転で粘性が低下してインクが多量に流出され、ボテが 無く、濃度の高い筆記が可能となる。又、図2はチップ5を上向きにした状態を 示しており、その時ボール19は弁室14のボール受け座15に位置して導孔1 8を密閉するので、上向きで筆記されてチップのボール直下のインクがなくなっ ても、インクにヘッドが掛かり逆流することがない。又、本考案ではチップ5が 継ぎ手3の係止筒部7のチップ嵌着孔12に圧入された上、係止筒部7の前端縁 が口金2の内面テーパー部9に衝合するので、係止筒部7の先方にはテーパー部 9によって軸心へ向かう半径方向(縮径方向)の外力が作用することになり、そ の内部に位置するチップ5が挟持部11によって締付け力が増大する。又、隙間 10により係止筒部7の先端がテーパー部9により適宜縮径してチップ5が口金 2との間でガタ止めされる。又、ボールペンを後端側から落下した時には、架橋 部27が弾性変位して鍔部28に受けた衝撃を緩和するのでフォロア22の逆流 は防止される。
【0010】
本考案のボールペンの構成及び作用は以上の如くであり、チップとインク収容 管を連通する中間部に弁室を設けて、弁室内に遊嵌するボールにより上向き筆記 でインク収容部と弁室との間を密閉するようにし、且つ、軸筒の後端に衝撃緩衝 部を設けたのでインクやフォロアが逆流して軸筒内や手、衣服等を汚す事故が防 止可能となる。又、チップと継ぎ手の圧入嵌合部の固定力が強化されるので、多 少嵌合を緩めにしてもインクの漏出やチップの抜けのおそれがなく、又、圧入嵌 合部の時間的劣化に対しても保証することになるので、寸法精度の緩和による工 程の減少や不良率の低下がもたらされてコスト低減を可能とすると共に、チップ の圧入嵌合状態が長期的に安定化した高品質の製品の提供を可能とする。又、チ ップと口金がガタ止めされるので筆感が良い等の効果を奏する。
【図1】本考案の実施例であるボールペンの縦断面図
で、チップを下向きにした状態を示している。
で、チップを下向きにした状態を示している。
【図2】実施例のボールペンの縦断面図で、チップを上
向きにした状態を示している。
向きにした状態を示している。
1 軸筒 2 口金 3 継ぎ手 4 インク収容管 5 チップ 6 軸部 7 係止筒部 8 スリット 9 テーパー部 10 隙間 11 挟持部 12 チップ嵌着孔 13 嵌合筒部 14 弁室 15 ボール受け座 16 突条 17 鍔部 18 導孔 19 ボール 20 通気孔 21 インク 22 フォロア 23 尾栓 24 軸部 25 止着部 26a 切窓 26b 片部 27 架橋部 28 鍔部 29 後端孔 30 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 軸筒の先端に継ぎ手を固定させて口金を
軸筒に対し止着し、継ぎ手は弾性変形可能な合成樹脂に
より形成されて、先端よりチップに対する圧入嵌合部を
設けると共に、圧入嵌合部に連通する後方に弁室が設け
られ、弁室の後部にボール受け座を、又、前部内面には
軸方向の突条を所要数有してその間にボールを抜出不能
に遊嵌して、上記弁室に連通してインク収容管が固着さ
れ、インク収容管には静的には高い粘性を有し、筆記時
のボールの回転で粘性が低下してインクが流出される、
所謂剪断減粘性を有したインクとインクの後端にはイン
クの消耗と共に追随するフォロアが設けられ、更に軸筒
の後部に止着される尾栓で、その先方に軸筒との止着部
を、後方に同軸上で弾性変位可能な架橋部と後端に軸筒
の後端と対峙する鍔部を一体の樹脂成形品で形成して、
後端落下で架橋部を変位させて衝撃を緩和するようにし
たことを特徴とするボールペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9181992U JPH0649082U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9181992U JPH0649082U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ボールペン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649082U true JPH0649082U (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=14037244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9181992U Withdrawn JPH0649082U (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | ボールペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649082U (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP9181992U patent/JPH0649082U/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2538086Y2 (ja) | ボールペン | |
| JP2575798Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0649082U (ja) | ボールペン | |
| JP2573070Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0649080U (ja) | ボールペン | |
| JPH0649081U (ja) | ボールペン | |
| JPH0649079U (ja) | ボールペン | |
| JPH09365U (ja) | ボールペン | |
| JPH0225656Y2 (ja) | ||
| JP3724885B2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0655777U (ja) | ボールペン | |
| JPH0683378U (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JPH0655776U (ja) | ボールペン | |
| JP2557073Y2 (ja) | ボールペン | |
| JP2607488Y2 (ja) | ボールペン | |
| JP2606972Y2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0683377U (ja) | ボールペン | |
| JPH0683379U (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JP3307789B2 (ja) | ボールペン | |
| JPH0683381U (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JP2606970Y2 (ja) | ボールペン | |
| JP2590439Y2 (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JP2865553B2 (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JPH0686976U (ja) | ボールペンのリフィール | |
| JP2538086Z (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |