JPH09365U - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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Publication number
JPH09365U
JPH09365U JP1330896U JP1330896U JPH09365U JP H09365 U JPH09365 U JP H09365U JP 1330896 U JP1330896 U JP 1330896U JP 1330896 U JP1330896 U JP 1330896U JP H09365 U JPH09365 U JP H09365U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
ball
tip
barrel
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP1330896U
Other languages
English (en)
Inventor
徹 北尾
小林  清一
紀郎 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP1330896U priority Critical patent/JPH09365U/ja
Publication of JPH09365U publication Critical patent/JPH09365U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】上向き筆記でのインクの逆流防止と後端落下で
のインク及びフォロアの逆流を防止する。 【解決手段】チップ5を上向きにした状態では、ボール
19が弁室14のボール受け座15に位置して導孔18
を密閉するので、上向きで筆記されてチップのボール直
下のインクがなくなっても、インクにヘッドが掛かり逆
流することがない。ボールペンを後端側から落下した時
には、緩衝部材25の頭部28がその衝撃を緩和するの
でフォロア22の逆流を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、静的には高い粘性を有し、筆記時のボールの回転で粘性が低下して インクが流出される、所謂剪断減粘性を有したインクを使用したボールペンの改 良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高粘度のインクを使用した所謂油性ボールペンと繊維状の中綿にインク を内蔵させ、ボールペンチップまでインク誘導芯を介してインクを誘導するよう にした所謂水性ボールペンが知られている。夫々、幾つかの欠点を有しているが 端的な欠点として、油性ボールペンはインクが高粘度が故にボテや筆記濃度が薄 いという欠点がある。又、水性ボールペンはインクを内蔵させる中綿を使用する が故に部材費が掛かりコスト高になることと、インクの消費が判らないという欠 点がある。又、そのような状況下で夫々の欠点を改良する目的で静的には高い粘 性を示し、筆記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出される剪断減粘 性を有したインクを使用したボールペンも知られている。しかしながら、剪断減 粘性を有したインクを使用したボールペンは、インクが蒸発し易い性質と、イン クの流出量が多く(筆記濃度を上げるため)インク収容管の径を太くしてインク の搭載量を多くしている。又、インクの粘度は油性ボールペンのインクに比べて 小さいのでインク収容管に対する流動抵抗は小さい。従って、大気圧や温度の変 化あるいは落下衝撃等によりインク漏れ(インク収容管の後端にインクが逆流す る)が生じやすい。通常はインクの後端にインクの蒸発を防止すると共に、筆記 時のインクの消耗に追随して移動するが、大気圧や温度の変化に対してインクの 逆流を抑制するグリース状のフォロアが設けられている。しかしながら、フォロ アを設けても上向き筆記をした時にはチップのボール直下のインクが無くなると インクのヘッドが直に加わる為に顕著な逆流が生じ、軸筒内を汚すと共に軸筒に 設けた通気孔からインクが漏れて手や衣服を汚す危険がある。又、後端側より落 下した時にその衝撃による慣性でフォロアの後部が逆流する問題がある。その状 況は油性ボールペンで生じる状況の比ではない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、静的には高い粘性を示し、筆記時のボールの回転で粘性が低 下してインクが流出される剪断減粘性を有したインクを使用したボールペンの改 良であって、大気圧や温度変化、後端よりの落下衝撃又、上向き筆記に際しても インクやフォロアが逆流して軸筒内や手、衣服の汚れを防止可能とする。又、筆 記先端部のガタ付きを防止可能とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に案出された本考案のボールペンは、継ぎ手は先方より 係止筒部、鍔部、嵌合筒部が設けられ、継ぎ手先端の圧入嵌合部にボールペンチ ップの後端部が圧着され、圧入嵌合部のチップ後端部の後方に後端にボール受け 座を有した弁室が設けられ、弁室内にボールが遊嵌されて、嵌合筒部の外周にイ ンク収容管がその先端を鍔部の後端に当接して圧入固着され、インク収容管内に 静的には高い粘性を有し、筆記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出 可能となる剪断減粘性を有したインクとインクの後端にインクの蒸発を防止する と共にインクの消耗と共にインク面に接触し追随して移動可能なグリース状のフ ォロアが充填され、そのインク収納管が軸筒の前端から挿入されて軸筒の前面に 継ぎ手の鍔部の後端縁が当接され、口金の内面部を継ぎ手の係止筒部との間に衝 合せしめた状態で口金が軸筒の先端に止着されて、更に軸筒の後端に尾栓が止着 され尾栓に対しゴム等の弾性材よりなる緩衝部材がその頭部を軸筒の後端に位置 して止着されてなる。
【0005】
【実施例】
図1及び図2に示した本考案の実施例は、前半に係止筒部7と後半に嵌合筒部 13を設け、前側の係止筒部7には円周上の所要位置に軸方向のスリット8を設 けて先方を縮径方向に弾性変形可能とした継ぎ手3が設けられている。係止筒部 7の内孔には後端よりチップ嵌着孔12とチップ5の外径と略同一の挟持部11 と先端にチップ5の外径より適宜大きい内径を有した隙間10が形成されて、係 止筒部7の内孔にはチップ5が後端側から圧入されている。
【0006】 継ぎ手3は弾性変形可能な合成樹脂により一体成形で構成されており、前記チ ップ嵌着孔12に連通して後方に弁室14が設けられている。弁室14の後部に は凹状球面のボール受け座15が、又、前部の内面にはその仮想内接円の直径が 後述するボール19の直径よりも小さくなるように軸方向の突条16を円周上の 複数箇所に設けて、ボール受け座15と突条16との間にボール19をその突条 16の方向から突条16を弾性変形させながら挿入して弁室14内に遊嵌させて いる。又、弁室14の後方にはボール受け座15と連通する導孔18が形成され ている。
【0007】 又、継ぎ手3の前記係止筒部7の後端には鍔部17が設けられ、鍔部17の後 方には嵌合筒部13が延設されている。嵌合筒部13の外周には筒状のインク収 容管4がその先端を鍔部17の後端に当接して圧入固着され、インク収容管4の 内径部が継ぎ手3の導孔18に連通している。インク収容管4内には静的には高 い粘性を有し、筆記時のボールの回転で粘性が低下してインクが流出可能となる 剪断減粘性を有したインク21が充填され、更にインク21の後端にインクの蒸 発を防止すると共に、インクの消耗と共にインク面に接触して追随して移動可能 なグリース状のフォロアが充填されている。尚、上記インク収納管4はインクの 蒸発を抑制する例えば透明のPP樹脂成形品等が使用される。
【0008】 次に、軸筒1の先端から継ぎ手3にチップ5とインクを充填したインク収容管 4を固着した筆記部を挿入して、軸部6の前面に継ぎ手3の鍔部17の後端縁を 衝合させて、内面部にテーパー部9を設けた口金2を、そのテーパー部9を継ぎ 手3の係止筒部7の前端縁に衝合せしめた状態で軸筒1の軸部6に螺着させてい る。又、軸筒1の適宜位置で軸筒の内孔部に連通する通気孔20が穿設され、軸 筒1の後端には尾栓23が圧入固着される。尚、軸筒1はインクの消費量が判る ように透明な樹脂成形品が使用される。又、尾栓23の内孔部には後端に頭部2 8を有し、先方に延びた軸部26の先端に係止部27を有した緩衝部材25が、 軸部26を内孔部に嵌装して係止部27で尾栓23の前端に係止され、頭部28 が軸筒1の後端に当接状に位置される。
【0009】
【作用】
図1はチップ5を下向きにした筆記状態を示しており、その時ボール19は弁 室14の突条16に当接した状態となり、インク収容管4から導孔18を経て弁 室14に入ったインク21はボール19の脇を通り、突条16の間を通過してチ ップ5の先端に誘導される。インクは静的には高い粘性を示しているが、チップ 5先端のボールの回転で粘性が低下してインクが多量に流出され、ボテが無く、 濃度の高い筆記が可能となる。又、図2はチップ5を上向きにした状態を示して おり、その時ボール19は弁室14のボール受け座15に位置して導孔18を密 閉するので、上向きで筆記されてチップのボール直下のインクがなくなっても、 インクにヘッドが掛かり逆流することがない。又、本考案ではチップ5が継ぎ手 3の係止筒部7のチップ嵌着孔12に圧入された上、係止筒部7の前端縁が口金 2の内面テーパー部9に衝合するので、係止筒部7の先方にはテーパー部9によ って軸心へ向かう半径方向(縮径方向)の外力が作用することになり、その内部 に位置するチップ5が挟持部11によって締付け力が増大する。又、隙間10に より係止筒部7の先端がテーパー部9により適宜縮径してチップ5が口金2との 間でガタ止めされる。又、ボールペンを後端側から落下した時には、緩衝部材2 5の頭部28がその衝撃を緩和するのでフォロア22の逆流は防止される。
【0010】
【考案の効果】
本考案のボールペンの構成及び作用は以上の如くであり、チップとインク収容 管を連通する中間部に弁室を設けて、弁室内に遊嵌するボールにより上向き筆記 でインク収容部と弁室との間を密閉するようにし、且つ、軸筒の後端に衝撃緩衝 部を設けたのでインクやフォロアが逆流して軸筒内や手、衣服等を汚す事故が防 止可能となる。又、チップと継ぎ手の圧入嵌合部の固定力が強化されるので、多 少嵌合を緩めにしてもインクの漏出やチップの抜けのおそれがなく、又、圧入嵌 合部の時間的劣化に対しても保証することになるので、寸法精度の緩和による工 程の減少や不良率の低下がもたらされてコスト低減を可能とすると共に、チップ の圧入嵌合状態が長期的に安定化した高品質の製品の提供を可能とする。又、チ ップと口金がガタ止めされるので筆感が良い等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例であるボールペンの要部縦断面
図で、チップを下向きにした状態を示している。
【図2】本考案の実施例であるボールペンの要部縦断面
図で、チップを上向きにした状態を示している。
【符号の説明】
1 軸筒 2 口金 3 継ぎ手 4 インク収容管 5 チップ 6 軸部 7 係止筒部 8 スリット 9 テーパー部 10 隙間 11 挟持部 12 チップ嵌着孔 13 嵌合筒部 14 弁室 15 ボール受け座 16 突条 17 鍔部 18 導孔 19 ボール 20 通気孔 21 インク 22 フォロア 23 尾栓 24 鍔部 25 緩衝部材 26 軸部 27 係止部 28 頭部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継ぎ手は先方より係止筒部、鍔部、嵌合
    筒部が設けられ、継ぎ手先端の圧入嵌合部にボールペン
    チップの後端部が圧着され、圧入嵌合部のチップ後端部
    の後方に後端にボール受け座を有した弁室が設けられ、
    弁室内にボールが遊嵌されて、嵌合筒部の外周にインク
    収容管がその先端を鍔部の後端に当接して圧入固着さ
    れ、インク収容管内に静的には高い粘性を有し、筆記時
    のボールの回転で粘性が低下してインクが流出可能とな
    る剪断減粘性を有したインクとインクの後端にインクの
    蒸発を防止すると共にインクの消耗と共にインク面に接
    触し追随して移動可能なグリース状のフォロアが充填さ
    れ、そのインク収納管が軸筒の前端から挿入されて軸筒
    の前面に継ぎ手の鍔部の後端縁が当接され、口金の内面
    部を継ぎ手の係止筒部との間に衝合せしめた状態で口金
    が軸筒の先端に止着されて、軸筒の後端にゴム等の弾性
    材よりなる緩衝部材がその頭部を軸筒の後端に位置して
    止着されたことを特徴とするボールペン。
JP1330896U 1996-12-13 1996-12-13 ボールペン Pending JPH09365U (ja)

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JP1330896U JPH09365U (ja) 1996-12-13 1996-12-13 ボールペン

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JPH09365U true JPH09365U (ja) 1997-06-24

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