JPH064911Y2 - マットの毛の起毛仕上げ装置 - Google Patents

マットの毛の起毛仕上げ装置

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JPH064911Y2
JPH064911Y2 JP1990111820U JP11182090U JPH064911Y2 JP H064911 Y2 JPH064911 Y2 JP H064911Y2 JP 1990111820 U JP1990111820 U JP 1990111820U JP 11182090 U JP11182090 U JP 11182090U JP H064911 Y2 JPH064911 Y2 JP H064911Y2
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JP1990111820U
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Inventor
実 堀江
勇二 右松
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
有限会社東京キャリー
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、室外から室内に入る場合、靴等のほこりを吸
着し、室内へ靴等に付着したゴミが侵入しないようにし
たマットの仕上げ装置に関し、同一方向に重なり合って
ほぼ水平状態に倒れて寝ているマットの多数の毛を、ほ
ぼ垂直状態に起こさせると共に、同時に多数の毛間の水
分と細かいゴミを吹き飛ばし、除去するようにしたマッ
トの毛の仕上げ装置に関する。
[従来の技術] 第7図は、マットのクリーニング装置の概略図を示した
もので、コンベア1上に載置された汚れたマット2が、
洗浄手段3、すすぎ手段4、絞り手段5を経て汚れが除
去されて出てくるマット2の自動クリーニング装置であ
る。ここに、絞り手段5では、ローラーにより押し潰し
て脱水処理が行われているため、マット2上の多数の毛
2aが全て同一方向に重なり合って、マット2のベース
2bとほぼ水平状態に倒れて寝てしまっていた。そのた
め、次に自然乾燥を行っても、寝てしまった多数の毛2
aは、全く起毛しない状態を呈していた。
[考案が解決しようとする問題点] よって、クリーニング後の自然乾燥を行った後も起毛は
生せず、寝たままの状態となり、実際の使用時において
靴等に付着している汚れ、ゴミ、ホコリ等を取るマット
の役目が大きく阻害されるという問題を生じていた。マ
ットのクリーニングメーカーとしては、如何にして効率
よくマットを起毛させるかが大きな課題となっていた。
[問題点を解決するための手段] よって、本考案は、前記の問題点を解消するためになさ
れたもので、同一方向に重なり合って、ほぼ水平状態に
寝ているマットの多数の毛を傷めずに、水分を吹き飛ば
しながらマットのベースに対してほぼ垂直状態に起こ
し、かつ小さなゴミの除去も行えるようにし、その後の
自然乾燥でマットの毛がほぼ垂直状態を維持できるよう
にするため、次のような手段を講じた。
ベース2bに多数の毛2aがとりつけられ、該多数の毛
2aが押し潰されて、前記ベース2bにほぼ水平状態に
寝ているマット2の毛2aの仕上げ装置において、前記
マット2の毛2aの側に空間を介して圧縮空気供給体7
を配し、該圧縮空気供給体7に複数からなり、かつ、千
鳥状に配置された出口接続口7aを設け、該出口接続口
7aに、扁平の樹脂性チューブ6bと、該チューブ6b
の先端にとりつけたエアノズル部6aからなる首振りエ
アノズル6をそれぞれとりつけ、該首振りエアノズル6
の先端は、前記マット2の毛2aに近接する位置に配置
するとともに、該首振りエアノズル部6aの空気噴出口
は、前記ベース2bにほぼ水平状態に寝ているマット2
の毛2aに対して、ほぼ垂直方向から寝ているマット2
の毛2aを寝かせる方向へ向かって約30度以内に傾斜
した角度の範囲でとりつけるように前記出口接続口7a
を設けるとともに、前記圧縮空気供給体7の入口接続口
7bを圧縮空気源に接続したものである。
又、圧縮空気供給体7の入口接続口7bを、前記複数の
出口接続口7aに対応する中間部に配置したものであ
る。
[作用] 同一方向に重なり合って、ほぼ水平状態に倒れて寝てい
る多数のマットの毛に対し、扁平の樹脂性チューブと該
チューブの先端にとりつけたエアノズル部からなる首振
りエアノズルからマットの毛を寝かせる方向へ向って所
定の吹付角度内にて吹きつけられたエアーは、毛の隙間
を通ってベースの表面に強く当り、該ベースから、はね
返ってくるエアーの力によって寝ていた毛を起毛させ、
同時に、水分やゴミを吹き飛ばすことによって、自然乾
燥後、マットの毛は起毛状態を維持するとともに、マッ
ト内のゴミも除去できる。
[実施例] 第1図は、本案の一実施例を示したもので、先に第7図
に示したマットのクリーニング装置において、マット2
が脱水ローラー5から出て来た場所に、本案のマットの
毛の仕上げ装置を装着したものである。1はコンベアで
矢印方向に移動しており、すすぎ手段4を経たマット2
は、ローラーによる絞り手段5を出た後も、マット2の
ベース2b裏とコンベア1間の水膜によって密着して移
動される。
この絞り手段5によって、マット2の表面ベース2bの
多数の毛2aは、一方向に重なり合ってベース2bにほ
ぼ水平状態に倒れて寝た状態で出てくる。この位置に本
案のマット2の毛2aの仕上げ装置をとりつける。ここ
に、6は首振りエアノズル、7は圧縮空気供給体で、該
圧縮空気供給体7の複数からなり、かつ、千鳥状に配置
された出口接続口7aに、前記首振りエアノズル6がと
りつけられている。
次に第2図において、入口接続口7bには、空気減圧弁
8と空気圧縮機9とが空気配管10を介して接続されてい
る。マット2のベース2bの表面の多数の毛2aが同一
方向に重なり合って、マット2のベース2bに対してほ
ぼ水平状態に倒れて寝た状態のものを、圧縮空気源であ
る空気圧縮機9から圧縮空気を空気減圧弁8に導入し、
所定の空気圧力として、空気配管10を介して、それぞれ
の圧縮空気供給体7の入口接続口7bより入り、内部の
空気通路を通って、千鳥状位置にとりつけられた出口接
続口7aにとりつけられている首振りエアノズル6に入
り、その先端に有するエアノズル部6aから噴出され
る。
ここに、首振りエアノズル6は、第3図に示す如く、先
端にエアノズル部6a、基端には圧縮空気供給体7の出
口接続口7aに接続するためのジョイント6cが形成さ
れ、前記エアノズル部6aとジョイント6cとは、樹脂
製、例えばナイロン製のチューブ6bで接続され、該チ
ューブ6bの両端部は第4図(a)にA−A断面図で示
したように中間部は、第4図(b)にB−B断面図で示
したようにチューブを扁平につぶした形状となってい
る。この首振りエアノズルは、特開平1−10432に
記載のものと同一のものを使用する。
よって、空気が首振りエアノズル6に導入されると、扁
平面が左右に振り子のように早い振巾で振れる。よって
先端のエアノズル部6の空気吹出口から噴射される圧縮
空気は左右方向に直線状に振れ、その吹付パターンは2
00〜250mmの巾を形成する。このときの吹付距離、
すなわち首振りエアノズル部6aの先端と毛2aとの距
離は、毛の起毛した状態の高さを約10mmとすると、約
15〜30mmの位置とすることが望ましい。又、第6図
に示す如く、首振りエアノズルは左右に振れて、かつ、
重ね吹き部も必要となるため、左右に配した首振りエア
ノズルが左右に振れても互に衝突しないように、千鳥状
に出口接続口7aが形成されているとともに、それぞれ
の首振りエアノズルに均等の圧力を供給するために、入
口接続口7bは、2個の出口接続口7aのそれぞれ中間
部に位置するようになっている。ここで、首振りエアノ
ズル6から水分を含む寝た毛2aに吹き付ける空気の角
度は、第5図で示すように、寝ている毛2aを起す方向
に吹きつけると、起毛するものと、起毛しないものとが
混在し、結果的に全体が均一に起毛しない。
又、寝ている毛2aを30゜を超える角度で倒す方向
(B)に吹き付けると立ち上り力が弱く起毛しない。
吹付角度は、ベース2bとほぼ水平状態に寝ているマッ
トの毛2aに対して、ほぼ垂直方向から寝ているマット
2のベース2bの毛2aの倒れている方向へ向って、す
なわち、マット2の毛2aを寝かせる方向へ向かって約
30度以内に傾斜した角度の範囲でとりつけると、吹付
空気が毛2a間を通ってベース2bに衝突し、毛2aへ
のはねかえり力が作用して均一に完全に起毛する。同時
に水分と細かいゴミも吹き飛ばされ、マットの基布の表
面に水分がわずかに湿っている程度まで乾燥され、ゴミ
の除去も行われる。よって、この後の自然乾燥で、毛は
起毛状態を達成できる。
上記実施例では、本案のマットの毛の仕上げ装置をマッ
トの自動洗浄装置に組み込んだものをあげたが、マット
の自動洗浄装置に組み込まずに、単独の装置としても使
用は可能である。
[考案の効果] 首振りエアノズルを千鳥状に所要数取り付けることに
よって、従来のエアノズルでは、必須となっていた往復
移動装置が不要となり、装置として大巾なコスト低減が
図ることができる。
寝てしまっているマットのベースの毛を寝かせる方向
に向かって適切な吹付角度で圧縮空気を吹き付けること
によって、吹付空気が、毛間を通ってベースに衝突し、
毛のはねかえり力が作用して、マットを傷つけずに、マ
ットの毛を均一に完全に起毛することができる。よっ
て、寝ている毛のマットの状態でユーザーに届けられる
ものに比べ格段に商品価値が高まる。
同時に、マットと毛の間に有する小さなゴミや、水分
(残留洗浄液)も除去でき、別途にゴミの吸引器およ
び、水分を除去する乾燥器の設備を不要とし、装置の大
巾なコスト低減を図ることができ、起毛後の自然乾燥に
要する時間が短縮できる。
従来、エアノズルは、固定位置に数多くとりつけなけ
ればならず、それにともなって、圧縮空気を多量に消費
するため、空気圧縮機として高馬力のものが必要とな
り、設備コストの増大を招いていたが、首振りエアノズ
ルをマットに対する所望の角度でとりつけ、さらに該首
振りエアノズルを千鳥状の位置に配することにより、左
右方向に直線状に振れる吹付パターン効果によって、広
い範囲の吹付が可能となり、その分、消費する圧縮空気
量が減少するとともに、取付けるエアノズルの数も減少
するため、設備の小型化と大巾なコスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す側面説明図。 第2図は、本考案の一実施例を示す正面説明図。 第3図は、首振りエアノズルの断面図。 第4図(a)は第3図のA−A断面図。第4図(b)
は、第3図のB−B断面図。 第5図は、圧縮空気の吹付角度と起毛の状態を表わす説
明図。 第6図は、首振りエアノズルの配置の説明図。 第7図は、マットの自動洗浄装置の側面説明図。 2…マット 2a…毛 6…首振りエアノズル 7…圧縮空気供給体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース(2b)に多数の毛(2a)がとり
    つけられ、該多数の毛(2a)が押し潰されて、前記ベ
    ース(2b)にほぼ水平状態に寝ているマット(2)の
    毛(2a)の仕上げ装置において、前記マット(2)の
    毛(2a)の側に空間を介して圧縮空気供給体(7)を
    配し、該圧縮空気供給体(7)に複数からなり、かつ、
    千鳥状に配置された出口接続口(7a)を設け、該出口
    接続口(7a)に、扁平の樹脂性チューブ(6b)と、
    該チューブ(6b)の先端にとりつけたエアノズル部
    (6a)からなる首振りエアノズル(6)をそれぞれと
    りつけ、該首振りエアノズル(6)の先端は、前記マッ
    ト(2)の毛(2a)に近接する位置に配置するととも
    に、該首振りエアノズル部(6a)の空気噴出口は、前
    記ベース(2b)にほぼ水平状態に寝ているマット
    (2)の毛(2a)に対して、ほぼ垂直方向から寝てい
    るマット(2)の毛(2a)を寝かせる方向へ向かって
    約30度以内に傾斜した角度の範囲でとりつけるように
    前記出口接続口(7a)を設けるとともに、、前記圧縮
    空気供給体(7)の入口接続口(7b)を圧縮空気源に
    接続してなることを特徴とするマットの毛の起毛仕上げ
    装置。
  2. 【請求項2】圧縮空気供給体(7)の入口接続口(7
    b)を、前記複数の出口接続口(7a)に対応する中間
    部に配置してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    マットの毛の仕上げ装置。
JP1990111820U 1990-10-25 1990-10-25 マットの毛の起毛仕上げ装置 Expired - Lifetime JPH064911Y2 (ja)

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JPH0470152U JPH0470152U (ja) 1992-06-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI601509B (zh) * 2011-06-29 2017-10-11 Kikuo Yamada The raising method of the raising device of the cleaning part of the cleaning part and the cleaning part of the cleaning tool
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