JPH0649366B2 - 多色着色Ti膜 - Google Patents
多色着色Ti膜Info
- Publication number
- JPH0649366B2 JPH0649366B2 JP10991890A JP10991890A JPH0649366B2 JP H0649366 B2 JPH0649366 B2 JP H0649366B2 JP 10991890 A JP10991890 A JP 10991890A JP 10991890 A JP10991890 A JP 10991890A JP H0649366 B2 JPH0649366 B2 JP H0649366B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- thickness
- resin layer
- multicolored
- colored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、多色に着色したTi膜に関する。
(従来の技術) 着色したTi膜としては従来、Ti板を陽極酸化で着色
したものが知られている。
したものが知られている。
また、Ti板表面を精密加工によりミクロな制御で研磨
して、方向性のあるキズを、幅、長さ、深さ等を変えて
形成したものを陽極酸化して、色が若干変化のある多色
に着色したものも知られている。
して、方向性のあるキズを、幅、長さ、深さ等を変えて
形成したものを陽極酸化して、色が若干変化のある多色
に着色したものも知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者のものは単一色であり、多色が必要
なときは、一度陽極酸化した後に部分的に絶縁保護層を
形成して再度陽極酸化し、絶縁保護層が形成されていな
い部分をさらに着色する必要がある。そのため、洗い、
乾燥、絶縁保護層の形成等多工程を要し、3色なら3サ
イクル5色なら5サイクルを要し、生産性が悪くコスト
も非常に高くつく。
なときは、一度陽極酸化した後に部分的に絶縁保護層を
形成して再度陽極酸化し、絶縁保護層が形成されていな
い部分をさらに着色する必要がある。そのため、洗い、
乾燥、絶縁保護層の形成等多工程を要し、3色なら3サ
イクル5色なら5サイクルを要し、生産性が悪くコスト
も非常に高くつく。
また、後者のものは、一応多色の着色ではあるが、精密
加工の割には色変化や色種類に乏しく、いかにも貧弱な
多色の着色である。
加工の割には色変化や色種類に乏しく、いかにも貧弱な
多色の着色である。
この発明は、薄い樹脂層の形成と一度の陽極酸化で、美
麗に多色に着色したTi膜を提供するものであり、美麗
に多色に着色したTi膜を、生産性よく、コストも低
く、しかも、無傷なままで得ることが出来るものであ
る。
麗に多色に着色したTi膜を提供するものであり、美麗
に多色に着色したTi膜を、生産性よく、コストも低
く、しかも、無傷なままで得ることが出来るものであ
る。
(課題を解決する手段) この発明は、プラスチックフイルムの表面に800Å以
上の厚さのTi膜を形成し、そのTi膜の表面に、通電
可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて樹脂層を形
成し、その後陽極酸化で着色したことを特徴とする多色
着色Ti膜である。
上の厚さのTi膜を形成し、そのTi膜の表面に、通電
可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて樹脂層を形
成し、その後陽極酸化で着色したことを特徴とする多色
着色Ti膜である。
プラスチックフイルムは、ポリエチレンテレフタレート
フルム等の適宜のフイルムを使用する。
フルム等の適宜のフイルムを使用する。
Ti膜は、スパッタリング、イオンプレーティング、電
子ビーム法等で、プラスチックフイルムの表面すなわち
片面又は両面に形成する。
子ビーム法等で、プラスチックフイルムの表面すなわち
片面又は両面に形成する。
Ti膜が800Åより薄いとピンク色や紫色等が得られ
なく、得られる色の種類も少いので、Ti膜は800Å
以上の厚さに形成する。
なく、得られる色の種類も少いので、Ti膜は800Å
以上の厚さに形成する。
Ti膜の表面に、通電可能な程度に薄くしかも厚さに変
化をつけて樹脂層を形成するのは、適宜の図柄印刷等に
よればよい。使用する樹脂は印刷可能なものなら種類を
問わないが、樹脂層は通電可能な程度に薄くしかも厚さ
に変化をつけて形成するので、極薄であることからポー
ラスな状態になっており、通常は約1μm以下の厚さと
なっている。
化をつけて樹脂層を形成するのは、適宜の図柄印刷等に
よればよい。使用する樹脂は印刷可能なものなら種類を
問わないが、樹脂層は通電可能な程度に薄くしかも厚さ
に変化をつけて形成するので、極薄であることからポー
ラスな状態になっており、通常は約1μm以下の厚さと
なっている。
電解液、電解液温度等の陽極酸化の条件は特に問わない
が、例えば次のようなものである。
が、例えば次のようなものである。
すなわち、電解液は、硫酸、塩酸、リン酸、硝酸とそれ
らの塩であればよい。濃度は0.02%以上ならばよい
が、0.1%を超えると、800Å以下の厚さに形成し
たTi膜の溶解を早め、プラスチックフイルムからのT
i膜の剥離を促進させるから、Ti膜には過酷な電解液
となる。
らの塩であればよい。濃度は0.02%以上ならばよい
が、0.1%を超えると、800Å以下の厚さに形成し
たTi膜の溶解を早め、プラスチックフイルムからのT
i膜の剥離を促進させるから、Ti膜には過酷な電解液
となる。
電解液温度は、常温〜やや高温でよい。温度が高いほど
着色処理は早く進むが、剥離現象、溶解現象も促進す
る。
着色処理は早く進むが、剥離現象、溶解現象も促進す
る。
陽極酸化では一般に、陽極側にセットした金属体(この
発明ではTi膜)は電解液中に表面から溶解する。そし
て、溶解と共に溶液から酸素が一部導入されて陽極酸化
の酸化物を形成する。この発明では、Tiの酸化物を形
成するが、Ti膜の表面には、通電可能な程度に薄くし
かも厚さに変化をつけて樹脂層が形成されているから、
その厚さの変化に対応して、陽極酸化時の印加電圧が異
なることから、Tiの酸化物の厚さが異なり、色の変化
が生じる。
発明ではTi膜)は電解液中に表面から溶解する。そし
て、溶解と共に溶液から酸素が一部導入されて陽極酸化
の酸化物を形成する。この発明では、Tiの酸化物を形
成するが、Ti膜の表面には、通電可能な程度に薄くし
かも厚さに変化をつけて樹脂層が形成されているから、
その厚さの変化に対応して、陽極酸化時の印加電圧が異
なることから、Tiの酸化物の厚さが異なり、色の変化
が生じる。
所定の電解液で陽極酸化電圧を定めると、Ti膜の着色
の色は一定になるので、(例えば、1000Vではピン
ク色、SOVでは黄色、60Vでは薄い青色)例えば、
通電可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて形成し
た樹脂層の最も薄い部分又は樹脂層が存在しない部分を
基準として陽極酸化電圧を定めると、着色の管理は容易
である。
の色は一定になるので、(例えば、1000Vではピン
ク色、SOVでは黄色、60Vでは薄い青色)例えば、
通電可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて形成し
た樹脂層の最も薄い部分又は樹脂層が存在しない部分を
基準として陽極酸化電圧を定めると、着色の管理は容易
である。
この発明は、通電可能な程度に薄くしかも厚さに変化を
つけた樹脂層を、多色着色Ti膜上に残したまま使用し
てもよく、また、その樹脂層を除去して使用してもよ
い。さらに、いずれの場合も、表面に保護樹脂層を形成
して使用することもできる。
つけた樹脂層を、多色着色Ti膜上に残したまま使用し
てもよく、また、その樹脂層を除去して使用してもよ
い。さらに、いずれの場合も、表面に保護樹脂層を形成
して使用することもできる。
(実施例) 厚さ38μmのポリエチレンテレフタレートフイルムの
片面に、2000Åの厚さのTi膜をスパッタリングに
より形成した。次に、Ti膜の上に、NC+ポリエチワ
ックス0.02%濃度の樹脂を複数回重ね印刷し、通電
可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて樹脂層を形
成した。樹脂層は0.25μm、0.15μm、0.0
5μm、0.00μm(樹脂層なし)の夫々の厚さの部
分を形成した。
片面に、2000Åの厚さのTi膜をスパッタリングに
より形成した。次に、Ti膜の上に、NC+ポリエチワ
ックス0.02%濃度の樹脂を複数回重ね印刷し、通電
可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて樹脂層を形
成した。樹脂層は0.25μm、0.15μm、0.0
5μm、0.00μm(樹脂層なし)の夫々の厚さの部
分を形成した。
次いでこの様にしたものを次のように陽極酸化した 120V,800mAの直流電源をもちいて常温の電解
液((NH4)3PO4リン酸アンモニウム0.05
%)の中にアノード側にセットした。カソードはTi板
をセットした。定電圧法で10秒で所定の昇電圧100
Vに操作し、10秒間陽極酸化した。
液((NH4)3PO4リン酸アンモニウム0.05
%)の中にアノード側にセットした。カソードはTi板
をセットした。定電圧法で10秒で所定の昇電圧100
Vに操作し、10秒間陽極酸化した。
この結果、樹脂層の厚さ、0.25μm、0.15μ
m、0.05μm、0.00μm(樹脂層なし)の部分
が、夫々、褐色、濃青色、薄い青色、ピンクに着色され
た。
m、0.05μm、0.00μm(樹脂層なし)の部分
が、夫々、褐色、濃青色、薄い青色、ピンクに着色され
た。
(発明の効果) この発明は以上のように構成したから次のような効果が
ある。
ある。
すなわち、一度の陽極酸化で、美麗な多色着色Ti膜を
無傷のままで得ることができ、しかも生産性もよく、コ
ストも低く、また、Åオーダーという薄いTi膜でも可
能であるから、従来のTi板より軽くフレキシブルな材
料として利用できる。
無傷のままで得ることができ、しかも生産性もよく、コ
ストも低く、また、Åオーダーという薄いTi膜でも可
能であるから、従来のTi板より軽くフレキシブルな材
料として利用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】プラスチックフイルムの表面に800Å以
上の厚さのTi膜を形成し、そのTi膜の表面に、通電
可能な程度に薄くしかも厚さに変化をつけて樹脂層を形
成し、その後陽極酸化で着色したことを特徴とする多色
着色Ti膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10991890A JPH0649366B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 多色着色Ti膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10991890A JPH0649366B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 多色着色Ti膜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH047151A JPH047151A (ja) | 1992-01-10 |
| JPH0649366B2 true JPH0649366B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=14522436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10991890A Expired - Lifetime JPH0649366B2 (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 多色着色Ti膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649366B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013098691A (ja) | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Ricoh Co Ltd | 音量調整回路 |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP10991890A patent/JPH0649366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH047151A (ja) | 1992-01-10 |
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