JPH0649400A - 顔料インク組成物及びその製造方法 - Google Patents
顔料インク組成物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0649400A JPH0649400A JP22202692A JP22202692A JPH0649400A JP H0649400 A JPH0649400 A JP H0649400A JP 22202692 A JP22202692 A JP 22202692A JP 22202692 A JP22202692 A JP 22202692A JP H0649400 A JPH0649400 A JP H0649400A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pigment
- ink composition
- pigment ink
- resin
- particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 経時により顔料粒子が沈降分離してインクジ
ェット印刷における印刷濃度を低下させたり、ヘッドの
目詰まりを起こさせたり、筆記具においても目詰まりを
起こしたり、粘度増加による筆記不能を起こすことのな
いような顔料インク組成物及びその製造方法を提供す
る。 【構成】 3本ロールで分散した顔料インク組成物を遠
心分離にかけ、粗大顔料粒子を沈降分離させ、微細な粒
子のみを含む顔料インク組成物を得る。
ェット印刷における印刷濃度を低下させたり、ヘッドの
目詰まりを起こさせたり、筆記具においても目詰まりを
起こしたり、粘度増加による筆記不能を起こすことのな
いような顔料インク組成物及びその製造方法を提供す
る。 【構成】 3本ロールで分散した顔料インク組成物を遠
心分離にかけ、粗大顔料粒子を沈降分離させ、微細な粒
子のみを含む顔料インク組成物を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット式プリ
ンタ等に用いられる顔料インク組成物及びその製造方法
に関する。
ンタ等に用いられる顔料インク組成物及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット印刷や筆記具に用
いられる顔料インク組成物としては、水や水溶性有機溶
剤などの水性媒体に顔料を分散させた水性顔料インク組
成物や、有機溶剤やワックスなどの油性媒体に顔料を分
散させた油性顔料インク組成物が知られている。これら
の組成物には、通常、顔料を分散させるために、前者に
おいては水溶性樹脂が、後者においては油溶性樹脂が用
いられており、また、その調製方法としては、サンドミ
ル、ボールミル、コロイドミル、ロールミル、ホモミキ
サー、あるいは超音波などを用いて、顔料を分散させる
方法がとられている。
いられる顔料インク組成物としては、水や水溶性有機溶
剤などの水性媒体に顔料を分散させた水性顔料インク組
成物や、有機溶剤やワックスなどの油性媒体に顔料を分
散させた油性顔料インク組成物が知られている。これら
の組成物には、通常、顔料を分散させるために、前者に
おいては水溶性樹脂が、後者においては油溶性樹脂が用
いられており、また、その調製方法としては、サンドミ
ル、ボールミル、コロイドミル、ロールミル、ホモミキ
サー、あるいは超音波などを用いて、顔料を分散させる
方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにして調製された顔料インク組成物において、使用
する顔料粒子径は、通常0.5μm迄の範囲であり、そ
のため、経時により顔料が沈降分離して、インクジェッ
ト印刷における印刷物の濃度が著しく低下したり、イン
クジェットヘッドのオリフィスに目詰まりを生じたり、
さらに筆記具においては目詰まりを生じたり、あるいは
粘度が増加して筆記不能をもたらすなど、経時安定性が
劣るのを免れないという問題がある。
ようにして調製された顔料インク組成物において、使用
する顔料粒子径は、通常0.5μm迄の範囲であり、そ
のため、経時により顔料が沈降分離して、インクジェッ
ト印刷における印刷物の濃度が著しく低下したり、イン
クジェットヘッドのオリフィスに目詰まりを生じたり、
さらに筆記具においては目詰まりを生じたり、あるいは
粘度が増加して筆記不能をもたらすなど、経時安定性が
劣るのを免れないという問題がある。
【0004】このように、顔料を分散させたインク組成
物は、染料を用いたものに比べて、堅ろう性に優れ、か
つ、隠ぺい性が優れるなどの優位な特徴を有するもの
の、経時安定性に劣るという欠点を有しており、経時安
定性を向上させた顔料インク組成物の開発が望まれてい
る。そこで、例えば、特開昭64−48875号公報に
示されるように、通常の方法で調製された顔料分散液を
限外濾過または逆浸透濾過によって処理し、粒径0.2
μm以下の顔料粒子のみを含有させた顔料インク組成物
が考えられているが、上記方法にて処理したインク組成
物中の粒子径のばらつきは正規分布とはならず、このた
め、粒子の経時安定性が劣る。本発明は、上述した問題
を解決するもので、経時により顔料粒子が沈降分離し
て、インクジェット印刷における印刷物の濃度が低下し
たり、インクジェットヘッドのオリフィスに目詰まりを
生じたり、筆記具において目詰まりを起こしたり、ある
いは粘度が増加して筆記不能をもたらしたりすることの
ない、経時安定性に優れた顔料インク組成物及びその製
造方法を提供することを目的とする。
物は、染料を用いたものに比べて、堅ろう性に優れ、か
つ、隠ぺい性が優れるなどの優位な特徴を有するもの
の、経時安定性に劣るという欠点を有しており、経時安
定性を向上させた顔料インク組成物の開発が望まれてい
る。そこで、例えば、特開昭64−48875号公報に
示されるように、通常の方法で調製された顔料分散液を
限外濾過または逆浸透濾過によって処理し、粒径0.2
μm以下の顔料粒子のみを含有させた顔料インク組成物
が考えられているが、上記方法にて処理したインク組成
物中の粒子径のばらつきは正規分布とはならず、このた
め、粒子の経時安定性が劣る。本発明は、上述した問題
を解決するもので、経時により顔料粒子が沈降分離し
て、インクジェット印刷における印刷物の濃度が低下し
たり、インクジェットヘッドのオリフィスに目詰まりを
生じたり、筆記具において目詰まりを起こしたり、ある
いは粘度が増加して筆記不能をもたらしたりすることの
ない、経時安定性に優れた顔料インク組成物及びその製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、水性媒体または油性媒体に顔料を
分散させて成る顔料インク組成物において、分散する顔
料粒子の粒子径のばらつきが所定の値の範囲内において
正規分布となっているものである。更に、請求項2の発
明は、水性媒体または油性媒体に顔料を分散させ、次い
でこの分散液を遠心分離することにより、粗大顔料粒子
を取り除く顔料インク組成物の製造方法である。
に請求項1の発明は、水性媒体または油性媒体に顔料を
分散させて成る顔料インク組成物において、分散する顔
料粒子の粒子径のばらつきが所定の値の範囲内において
正規分布となっているものである。更に、請求項2の発
明は、水性媒体または油性媒体に顔料を分散させ、次い
でこの分散液を遠心分離することにより、粗大顔料粒子
を取り除く顔料インク組成物の製造方法である。
【0006】
【作用】上記の請求項1の構成によれば、顔料インク組
成物において、分散する顔料粒子の粒子径のばらつきが
所定の値の範囲内において正規分布となっているので、
顔料インク組成物中の顔料粒子は、長時間の静置によっ
ても良好な分散状態が保たれ、優れた安定性を示す。更
に、請求項2の製造方法によれば、顔料インク組成物
は、遠心分離操作によって粗大顔料粒子が取り除かれて
いるため、図1に示すように該インク中に含まれている
顔料粒子は微細粒子のみとなり、その粒子径分布も、分
散操作のみ行われただけの顔料インク組成物の分布より
も狭い分布となる。従って、該顔料インク組成物中の顔
料粒子は、長時間の静置によっても良好な分散状態が保
たれる。
成物において、分散する顔料粒子の粒子径のばらつきが
所定の値の範囲内において正規分布となっているので、
顔料インク組成物中の顔料粒子は、長時間の静置によっ
ても良好な分散状態が保たれ、優れた安定性を示す。更
に、請求項2の製造方法によれば、顔料インク組成物
は、遠心分離操作によって粗大顔料粒子が取り除かれて
いるため、図1に示すように該インク中に含まれている
顔料粒子は微細粒子のみとなり、その粒子径分布も、分
散操作のみ行われただけの顔料インク組成物の分布より
も狭い分布となる。従って、該顔料インク組成物中の顔
料粒子は、長時間の静置によっても良好な分散状態が保
たれる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図2は、本発明の一実施例における
顔料インク組成物の一連の製造工程(a)及び顔料の状
態(b)を示す。原料となる顔料(1)、添加剤
(2)、媒体(3)を混合した後、3本ロール、ボール
ミル、サンドミル等の分散機によって分散操作を行う
(4)。その後、得られた分散物を遠心分離(5)にか
けてインク中の顔料のうち、十分に分散しきれていない
粗大粒子を沈降させる。このとき得られる遠心分離後の
上澄み液には、微細な顔料粒子のみが含まれ、これを顔
料インク組成物とする(6)。
参照して説明する。図2は、本発明の一実施例における
顔料インク組成物の一連の製造工程(a)及び顔料の状
態(b)を示す。原料となる顔料(1)、添加剤
(2)、媒体(3)を混合した後、3本ロール、ボール
ミル、サンドミル等の分散機によって分散操作を行う
(4)。その後、得られた分散物を遠心分離(5)にか
けてインク中の顔料のうち、十分に分散しきれていない
粗大粒子を沈降させる。このとき得られる遠心分離後の
上澄み液には、微細な顔料粒子のみが含まれ、これを顔
料インク組成物とする(6)。
【0008】本実施例による顔料インク組成物は、油性
媒体であるパラフィンワックスと、油溶性樹脂であるエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂と、顔料としてのカーボ
ンブラックと、顔料の分散を良好にする添加剤としての
ウレタン化アルコールワックスとから成り、それぞれの
重量パーセントを以下に示す。 パラフィンワックス 83wt% (商品名HNP−10、日本精蝋社製) ウレタン化アルコ−ルワックス 10wt% (商品名HAD5080、日本製蝋社製) エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂 5wt% (商品名EVA210、三井デュポンポリケミカル社製) カーボンブラック 2wt% (商品名MA−100、三菱化成社製)
媒体であるパラフィンワックスと、油溶性樹脂であるエ
チレン−酢酸ビニル共重合樹脂と、顔料としてのカーボ
ンブラックと、顔料の分散を良好にする添加剤としての
ウレタン化アルコールワックスとから成り、それぞれの
重量パーセントを以下に示す。 パラフィンワックス 83wt% (商品名HNP−10、日本精蝋社製) ウレタン化アルコ−ルワックス 10wt% (商品名HAD5080、日本製蝋社製) エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂 5wt% (商品名EVA210、三井デュポンポリケミカル社製) カーボンブラック 2wt% (商品名MA−100、三菱化成社製)
【0009】次に、上記の顔料インク組成物の製造方法
について説明する。まず、パラフィンワックス83重量
部とウレタン化アルコールワックス10重量部とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂5重量部を120℃の加熱溶
融下で撹拌混合する。この加熱混合物中にカーボンブラ
ック2重量部を加えてさらに撹拌し、75℃の加熱条件
下で3本ロールにかけて分散を行う。このようにして得
られた分散物の顔料粒子の最大径は約0.5μmであっ
た。その後、該分散物は、佐久間製作所製の高温運転が
可能な高速遠心分離機50A−IVにて回転数1000
0rpm(遠心力約10000×g:gは重力加速
度)、1時間、125℃で遠心分離操作を行う。この遠
心分離操作の結果、分散操作において十分に分散しきら
なかった6割のカーボンブラックが沈降し、残りの4割
が上澄み液中に微細粒子として残存する。この上澄み液
を顔料インク組成物とする。
について説明する。まず、パラフィンワックス83重量
部とウレタン化アルコールワックス10重量部とエチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂5重量部を120℃の加熱溶
融下で撹拌混合する。この加熱混合物中にカーボンブラ
ック2重量部を加えてさらに撹拌し、75℃の加熱条件
下で3本ロールにかけて分散を行う。このようにして得
られた分散物の顔料粒子の最大径は約0.5μmであっ
た。その後、該分散物は、佐久間製作所製の高温運転が
可能な高速遠心分離機50A−IVにて回転数1000
0rpm(遠心力約10000×g:gは重力加速
度)、1時間、125℃で遠心分離操作を行う。この遠
心分離操作の結果、分散操作において十分に分散しきら
なかった6割のカーボンブラックが沈降し、残りの4割
が上澄み液中に微細粒子として残存する。この上澄み液
を顔料インク組成物とする。
【0010】このようにして得られた顔料インク組成物
は、図3に示すように、その粒子径が0.33μm以下
であり、粒度分布の幅は遠心分離前に比べて遠心分離後
では65%以下となる。この顔料インク組成物は、イン
クジェットプリンタ用ホットメルトインク、あるいは感
熱転写用のインクとして使用可能である。また、この顔
料インク組成物は、カーボンブラック粒子が非常に微細
であると共に、その粒子径のばらつきが正規分布となっ
ているので、長期にわたる液体状態での保存に対しても
優れた安定性を示し、さらに、カーボンブラック粒子の
粒度分布が狭く、粒の大きさがそろっているので、黒色
度も遠心分離前に比べて優れるようになる。
は、図3に示すように、その粒子径が0.33μm以下
であり、粒度分布の幅は遠心分離前に比べて遠心分離後
では65%以下となる。この顔料インク組成物は、イン
クジェットプリンタ用ホットメルトインク、あるいは感
熱転写用のインクとして使用可能である。また、この顔
料インク組成物は、カーボンブラック粒子が非常に微細
であると共に、その粒子径のばらつきが正規分布となっ
ているので、長期にわたる液体状態での保存に対しても
優れた安定性を示し、さらに、カーボンブラック粒子の
粒度分布が狭く、粒の大きさがそろっているので、黒色
度も遠心分離前に比べて優れるようになる。
【0011】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。例えば、本実施例の製造方法におい
て、遠心分離条件(回転数、時間、温度)を変えること
によって、得られる顔料インク組成物の平均粒子径の大
きさ、粒度分布の幅を自由に変化させることが可能であ
る。これによって、自由に保存安定性と黒色度(着色
力)を制御することができる。例えば、一次粒子径が
0.1μmの顔料を用いた場合には、遠心分離の際の回
転数、時間、温度の組合せを変えることによって、最
大、遠心分離にかけていない分散操作を行っただけの状
態(最大粒子径0.5μm)から、最小一次粒子径0.
1μmまでの範囲で顔料の最大粒子径を制御することが
できる。このような場合、特に顔料の分散安定性と着色
力を考え合わせると、顔料最大粒子径としては好ましく
は0.4μmから0.1μmであり、さらに好ましくは
0.35μmから0.15μmであり、最も好ましくは
0.2μmから0.15μmである。
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。例えば、本実施例の製造方法におい
て、遠心分離条件(回転数、時間、温度)を変えること
によって、得られる顔料インク組成物の平均粒子径の大
きさ、粒度分布の幅を自由に変化させることが可能であ
る。これによって、自由に保存安定性と黒色度(着色
力)を制御することができる。例えば、一次粒子径が
0.1μmの顔料を用いた場合には、遠心分離の際の回
転数、時間、温度の組合せを変えることによって、最
大、遠心分離にかけていない分散操作を行っただけの状
態(最大粒子径0.5μm)から、最小一次粒子径0.
1μmまでの範囲で顔料の最大粒子径を制御することが
できる。このような場合、特に顔料の分散安定性と着色
力を考え合わせると、顔料最大粒子径としては好ましく
は0.4μmから0.1μmであり、さらに好ましくは
0.35μmから0.15μmであり、最も好ましくは
0.2μmから0.15μmである。
【0012】また、本実施例においては、油性媒体であ
るパラフィンワックスを用いて顔料を分散させている
が、水性媒体を用いて、この水性媒体中に顔料を分散さ
せて遠心分離を行ってもよい。つまり、顔料インク組成
物は、水性顔料インク組成物であってもよいし、油性顔
料インク組成物であってもよい。
るパラフィンワックスを用いて顔料を分散させている
が、水性媒体を用いて、この水性媒体中に顔料を分散さ
せて遠心分離を行ってもよい。つまり、顔料インク組成
物は、水性顔料インク組成物であってもよいし、油性顔
料インク組成物であってもよい。
【0013】顔料インク組成物が水性顔料インク組成物
である場合、それに用いられる水性媒体としては、水ま
たは水と水溶性有機溶剤との混合物が挙げられる。該水
溶性有機溶剤としては、例えば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコー
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエ
ーテル類、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テートのようなグリコールエーテルエステル類などが挙
げられる。これらの水溶性有機溶剤はそれぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
である場合、それに用いられる水性媒体としては、水ま
たは水と水溶性有機溶剤との混合物が挙げられる。該水
溶性有機溶剤としては、例えば、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、グリセリンなどの多価アルコー
ル類、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエ
ーテル類、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テートのようなグリコールエーテルエステル類などが挙
げられる。これらの水溶性有機溶剤はそれぞれ単独で用
いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0014】一方、顔料インク組成物が油性顔料インク
組成物である場合、それに用いられる油性媒体として
は、例えば、芳香族炭化水素、脂肪族または脂環式炭化
水素などの無極性溶剤、あるいはアルコール系溶剤、エ
ステル系溶剤、ケトン系溶剤などの溶剤、また、シリコ
ーン油、鉱物油などのオイル類、さらに常温で固体ある
いは半固体である油性物質、例えば、キャンデリラワッ
クス、カルナバワックス、蜜ロウ、木ロウ、ライスワッ
クス、ラノリン、モンタンワックス、セレシンワックス
などの天然ワックス、マイクロクリスタリンワックスな
どの石油ワックス、酸化ペトロラクタム、酸化ワック
ス、エステルワックス、低分子量ポリエチレン、フィシ
ャートロプシュワックスなどの合成ワックス、あるい
は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの高級アル
コール、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸
エステルなどのエステル類、ステアロン、ラウロンなど
のジアルキルケトン類、ステアリン酸アミド、ヤシ酸ア
ミド、オレイン酸アミドなどのアミド類、その他オゾケ
ライト、硬化ヒマシ油などが挙げられ、これらは単独で
用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
組成物である場合、それに用いられる油性媒体として
は、例えば、芳香族炭化水素、脂肪族または脂環式炭化
水素などの無極性溶剤、あるいはアルコール系溶剤、エ
ステル系溶剤、ケトン系溶剤などの溶剤、また、シリコ
ーン油、鉱物油などのオイル類、さらに常温で固体ある
いは半固体である油性物質、例えば、キャンデリラワッ
クス、カルナバワックス、蜜ロウ、木ロウ、ライスワッ
クス、ラノリン、モンタンワックス、セレシンワックス
などの天然ワックス、マイクロクリスタリンワックスな
どの石油ワックス、酸化ペトロラクタム、酸化ワック
ス、エステルワックス、低分子量ポリエチレン、フィシ
ャートロプシュワックスなどの合成ワックス、あるい
は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコールなどの高級アル
コール、ショ糖の脂肪酸エステル、ソルビタンの脂肪酸
エステルなどのエステル類、ステアロン、ラウロンなど
のジアルキルケトン類、ステアリン酸アミド、ヤシ酸ア
ミド、オレイン酸アミドなどのアミド類、その他オゾケ
ライト、硬化ヒマシ油などが挙げられ、これらは単独で
用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
【0015】また、本発明において用いられる顔料につ
いては特に制限はなく、有機顔料、無機顔料、体質顔料
のうち、通常の水性顔料インク組成物または油性顔料イ
ンク組成物に慣用されているもののなかから任意のもの
を選べばよい。また、該インク組成物の色調整のため
に、染料を加えることも可能である。
いては特に制限はなく、有機顔料、無機顔料、体質顔料
のうち、通常の水性顔料インク組成物または油性顔料イ
ンク組成物に慣用されているもののなかから任意のもの
を選べばよい。また、該インク組成物の色調整のため
に、染料を加えることも可能である。
【0016】さらに、本発明においては、顔料の分散剤
として、通常、水性顔料インク組成物には、水溶性樹脂
あるいは界面活性剤が単独で用いられるか、水溶性樹脂
と界面活性剤が併用される。該水溶性樹脂は天然品、半
合成品、合成品のいずれでもよいが、かびや腐敗の問
題、粘性特性などの点から、合成品が好適である。この
ような合成品の水溶性樹脂としては、例えば、水溶性ア
クリル樹脂、水溶性スチレンアクリル樹脂、水溶性スチ
レンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ケトンホ
ルムアルデヒド樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性
エポキシ樹脂、水溶性ポリアミンなどが挙げられる。ま
た、界面活性剤としては、例えば、オレイン酸ソーダ、
樹脂酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ラ
ウリルサルフェートなどのアニオン界面活性剤、アミノ
フェノールデカエチレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノラウレート、脂肪酸アマイド縮合体、アルキ
ルポリエチレングリコールチオエーテル、オレイルポリ
エチレングリコールエーテルなどの非イオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ケイ酸塩、縮合リン酸塩など
の無機化合物界面活性剤、でんぷん、ゼラチン、レシチ
ン、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソーダ、
リグニンスルホン酸塩などの天然高分子界面活性剤、ポ
リビニルアルコール、β−ナフタリンスルホン酸ホルマ
リン縮合物、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸
化エチレン付加物、ポリカルボン酸塩などの合成高分子
界面活性剤が挙げられる。
として、通常、水性顔料インク組成物には、水溶性樹脂
あるいは界面活性剤が単独で用いられるか、水溶性樹脂
と界面活性剤が併用される。該水溶性樹脂は天然品、半
合成品、合成品のいずれでもよいが、かびや腐敗の問
題、粘性特性などの点から、合成品が好適である。この
ような合成品の水溶性樹脂としては、例えば、水溶性ア
クリル樹脂、水溶性スチレンアクリル樹脂、水溶性スチ
レンマレイン酸樹脂、ポリビニルピロリドン、ケトンホ
ルムアルデヒド樹脂、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性
エポキシ樹脂、水溶性ポリアミンなどが挙げられる。ま
た、界面活性剤としては、例えば、オレイン酸ソーダ、
樹脂酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ラ
ウリルサルフェートなどのアニオン界面活性剤、アミノ
フェノールデカエチレングリコール、ポリエチレングリ
コールモノラウレート、脂肪酸アマイド縮合体、アルキ
ルポリエチレングリコールチオエーテル、オレイルポリ
エチレングリコールエーテルなどの非イオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、ケイ酸塩、縮合リン酸塩など
の無機化合物界面活性剤、でんぷん、ゼラチン、レシチ
ン、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソーダ、
リグニンスルホン酸塩などの天然高分子界面活性剤、ポ
リビニルアルコール、β−ナフタリンスルホン酸ホルマ
リン縮合物、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸
化エチレン付加物、ポリカルボン酸塩などの合成高分子
界面活性剤が挙げられる。
【0017】一方、油性顔料インク組成物には、顔料の
分散剤として、油溶性樹脂、界面活性剤が単独あるいは
併用して用いられる。該油溶性樹脂としては、例えば、
メタクリル酸エステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂等のアク
リル系樹脂、オレフィン系樹脂、フェノール樹脂、キシ
レン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ケトン
樹脂、アルキド樹脂、ロジン系樹脂、石油樹脂、さら
に、エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂、酢酸ビニル樹
脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンー塩
化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂等のビニル系樹脂など
が挙げられる。また、界面活性剤としては、前記の各種
界面活性剤の他に、例えば、アルキルメチルアンモニウ
ムクロリド、モノステアリン、1級アミン、2級アミ
ン、トリデシルアミン、高級脂肪酸、高級脂肪酸塩、ア
セトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート、α−
オレフィン無水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
分散剤として、油溶性樹脂、界面活性剤が単独あるいは
併用して用いられる。該油溶性樹脂としては、例えば、
メタクリル酸エステル樹脂、ポリアクリル酸エステル樹
脂、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂等のアク
リル系樹脂、オレフィン系樹脂、フェノール樹脂、キシ
レン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ケトン
樹脂、アルキド樹脂、ロジン系樹脂、石油樹脂、さら
に、エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂、酢酸ビニル樹
脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンー塩
化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂等のビニル系樹脂など
が挙げられる。また、界面活性剤としては、前記の各種
界面活性剤の他に、例えば、アルキルメチルアンモニウ
ムクロリド、モノステアリン、1級アミン、2級アミ
ン、トリデシルアミン、高級脂肪酸、高級脂肪酸塩、ア
セトアルコキシアルミニウムジイソプロピレート、α−
オレフィン無水マレイン酸共重合体などが挙げられる。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
顔料インク組成物において、分散する顔料粒子の粒子径
のばらつきが所定の範囲内において正規分布となってい
るので、長期にわたる液体状態での保存に対しても優れ
た安定性を示し、経時により顔料粒子が沈降分離して、
インクジェット印刷における印刷濃度を低下させたり、
インクジェットヘッドのオリフィス目詰まりを生じた
り、さらには筆記具においては目詰まりを起こしたり、
あるいは粘度が増加して筆記不能をもたらしたりするこ
とがない。更に、請求項2の発明によれば、顔料インク
組成物は、遠心分離操作によって粗大顔料粒子が取り除
かれているため、該インク中に含まれている顔料粒子は
微細粒子のみとなり、その粒子径分布も、分散操作のみ
行われただけの顔料インク組成物の分布よりも狭い分布
となる。これにより、高い着色力が得られ、さらには、
その製造工程において、遠心分離条件を変化させること
によって、自由に保存安定性、着色力を制御することが
できる。
顔料インク組成物において、分散する顔料粒子の粒子径
のばらつきが所定の範囲内において正規分布となってい
るので、長期にわたる液体状態での保存に対しても優れ
た安定性を示し、経時により顔料粒子が沈降分離して、
インクジェット印刷における印刷濃度を低下させたり、
インクジェットヘッドのオリフィス目詰まりを生じた
り、さらには筆記具においては目詰まりを起こしたり、
あるいは粘度が増加して筆記不能をもたらしたりするこ
とがない。更に、請求項2の発明によれば、顔料インク
組成物は、遠心分離操作によって粗大顔料粒子が取り除
かれているため、該インク中に含まれている顔料粒子は
微細粒子のみとなり、その粒子径分布も、分散操作のみ
行われただけの顔料インク組成物の分布よりも狭い分布
となる。これにより、高い着色力が得られ、さらには、
その製造工程において、遠心分離条件を変化させること
によって、自由に保存安定性、着色力を制御することが
できる。
【図1】本発明の顔料インク組成物の遠心分離前後の顔
料粒度分布を示す説明図である。
料粒度分布を示す説明図である。
【図2】本実施例における顔料インク組成物の製造工程
及び顔料の状態を示す説明図である。
及び顔料の状態を示す説明図である。
【図3】本実施例における顔料インク組成物の遠心分離
前後の顔料粒度分布を示す説明図である。
前後の顔料粒度分布を示す説明図である。
1 顔料 2 添加物 3 媒体
Claims (2)
- 【請求項1】 水性媒体または油性媒体に顔料を分散さ
せて成る顔料インク組成物において、分散する顔料粒子
の粒子径のばらつきが所定の値の範囲内において正規分
布となっていることを特徴とする顔料インク組成物。 - 【請求項2】 水性媒体または油性媒体に顔料を分散さ
せ、次いでこの分散液を遠心分離することにより、粗大
顔料粒子を取り除くことを特徴とした顔料インク組成物
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22202692A JPH0649400A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 顔料インク組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22202692A JPH0649400A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 顔料インク組成物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649400A true JPH0649400A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16775934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22202692A Withdrawn JPH0649400A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | 顔料インク組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649400A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996023032A1 (en) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Recording fluid for ink-jet printing and process for production thereof |
| JP3168210B2 (ja) * | 1995-01-27 | 2001-05-21 | 東洋インキ製造株式会社 | インクジェット用記録液およびその製造方法 |
| JP2001139863A (ja) * | 1995-01-27 | 2001-05-22 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | インクジェット用記録液の製造方法 |
| JP2003020427A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Sakata Corp | 水性顔料系インクジェットインク組成物 |
| JP2008505241A (ja) * | 2004-06-30 | 2008-02-21 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | プテリジン顔料配合物 |
| JP2014205142A (ja) * | 2014-05-26 | 2014-10-30 | 太陽ホールディングス株式会社 | スラリー組成物 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP22202692A patent/JPH0649400A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996023032A1 (en) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Recording fluid for ink-jet printing and process for production thereof |
| US5716435A (en) * | 1995-01-27 | 1998-02-10 | Toyo Ink Manufacturing Co., Ltd. | Recording fluid for ink-jet printing and process for the production thereof |
| JP3168210B2 (ja) * | 1995-01-27 | 2001-05-21 | 東洋インキ製造株式会社 | インクジェット用記録液およびその製造方法 |
| JP2001139863A (ja) * | 1995-01-27 | 2001-05-22 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | インクジェット用記録液の製造方法 |
| JP2003020427A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Sakata Corp | 水性顔料系インクジェットインク組成物 |
| JP2008505241A (ja) * | 2004-06-30 | 2008-02-21 | チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド | プテリジン顔料配合物 |
| JP2014205142A (ja) * | 2014-05-26 | 2014-10-30 | 太陽ホールディングス株式会社 | スラリー組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2919045B2 (ja) | インクジェット印刷用水性印刷インク組成物 | |
| US5746817A (en) | Ink jet ink composition | |
| US5821283A (en) | Ink composition and method for preparing | |
| JP3396739B2 (ja) | インキジェットインキ及びその製造方法 | |
| EP0454872A1 (en) | Ink for use in ink jet recording | |
| BR0211138B1 (pt) | Composição contendo um pigmento aquoso, processo de preparação de uma composição contendo um pigmento aquoso e sua aplicação | |
| JPH06306319A (ja) | インクジェットプリンタ用ホットメルトインク | |
| JP4232245B2 (ja) | 水性顔料分散体ならびに水性記録液 | |
| JPH0625574A (ja) | インキジェットプリンター用インキ | |
| WO2005054381A1 (en) | Solvent based colorant preparations for ink jet printing | |
| JPH10279865A (ja) | ホットメルト型固体カラーインクジェット記録方法 | |
| JP3647107B2 (ja) | インクジェットプリンタ−用インク並びにこれを用いた印刷物 | |
| JP2000219749A (ja) | 水性顔料分散体、ならびに水性記録液 | |
| JPH09194779A (ja) | ホットメルト型インクジェット用インク組成物 | |
| JPS6154829B2 (ja) | ||
| AU2018416405A1 (en) | Method for producing quinacridone solid-solution pigment, pigment dispersion, and ink-jet ink | |
| US4762734A (en) | Processes for thermal transfer ink donor films | |
| JP2001234109A (ja) | 水性顔料分散体、ならびに水性記録液 | |
| JP2002348519A (ja) | 水性顔料分散体の製造方法ならびに該水性分散体を使用した水性記録液 | |
| JP2000160093A (ja) | 水性顔料分散体、その製造方法ならびに水性記録液 | |
| JPH05331395A (ja) | 水性記録用インク | |
| JPH0391572A (ja) | ホットメルト型インクジェット記録用油性インク | |
| JP2013227413A (ja) | 顔料分散液、顔料分散液の製造方法、及びインク組成物 | |
| JPH08333540A (ja) | 熱溶融性インク用原料組成物 | |
| JP2000219841A (ja) | 水性顔料分散体、その製造方法ならびに水性記録液 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |