JPH0649611B2 - MgO―CaO―C系れんが - Google Patents
MgO―CaO―C系れんがInfo
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- JPH0649611B2 JPH0649611B2 JP2256472A JP25647290A JPH0649611B2 JP H0649611 B2 JPH0649611 B2 JP H0649611B2 JP 2256472 A JP2256472 A JP 2256472A JP 25647290 A JP25647290 A JP 25647290A JP H0649611 B2 JPH0649611 B2 JP H0649611B2
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- Japan
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- cao
- mgo
- clinker
- calcium
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Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は高温度での低塩基度スラグに対する耐用性の
高いMgO−CaO−C系れんがに関するものである。
高いMgO−CaO−C系れんがに関するものである。
〈従来の技術〉 近年、転炉をはじめ電気炉、取鍋、精錬鍋、RHなどの
溶融金属容器の内張りれんがとしてMgO−Cれんがが広
く使用されるようになってきた。
溶融金属容器の内張りれんがとしてMgO−Cれんがが広
く使用されるようになってきた。
また、最近では低塩基度スラグ下でのステンレスなどの
溶製用内張りれんがとしてMgO−CaO−C系れんがも一部
で使用されている。
溶製用内張りれんがとしてMgO−CaO−C系れんがも一部
で使用されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 このMgO−Cれんがもステンレス溶製の場合のように超
高温下での操業に加えて低塩基度スラグ下での操業が加
わると、スラグによる溶損、スラグや空気中の酸素によ
る酸化反応に加えて高温下においてマグネシアとカーボ
ンとが反応し、その結果、還元されたマグネシウムが気
化飛散する現象(MgO+C→CO+Mg↑)が発生(以
下、マグネシウム・カーボン反応という)し、組織が劣
化することが加わって激しく損耗するのである。
高温下での操業に加えて低塩基度スラグ下での操業が加
わると、スラグによる溶損、スラグや空気中の酸素によ
る酸化反応に加えて高温下においてマグネシアとカーボ
ンとが反応し、その結果、還元されたマグネシウムが気
化飛散する現象(MgO+C→CO+Mg↑)が発生(以
下、マグネシウム・カーボン反応という)し、組織が劣
化することが加わって激しく損耗するのである。
このような条件下での使用に耐え得るれんがとしてMgO
−CaO−C系のれんがも開発されている(例えば、特開
昭61−141663号公報など)。
−CaO−C系のれんがも開発されている(例えば、特開
昭61−141663号公報など)。
しかし、これらはいずれもカーボンを含有するれんがで
あるため必然的に酸化に対しては弱点を有している。
あるため必然的に酸化に対しては弱点を有している。
このような苛酷な過酷な条件下での酸化に対処するた
め、MgO−Cれんがでは金属粉末の添加(例えば、特開
昭55−107749号公報など)、高純度グラファイ
トの使用(例えば、特開昭57−183359号公報な
ど)、電融マグネシアクリンカーの使用(例えば、特開
昭57−34074号公報など)などが行なわれてい
る。このうちでは金属粉末の添加が最も効果があり、主
として金属アルミニウムとアルミニウム・マグネシウム
合金が使用されている。
め、MgO−Cれんがでは金属粉末の添加(例えば、特開
昭55−107749号公報など)、高純度グラファイ
トの使用(例えば、特開昭57−183359号公報な
ど)、電融マグネシアクリンカーの使用(例えば、特開
昭57−34074号公報など)などが行なわれてい
る。このうちでは金属粉末の添加が最も効果があり、主
として金属アルミニウムとアルミニウム・マグネシウム
合金が使用されている。
ところが、MgO−Cれんがで広く普及している金属アル
ミニウムあるいはアルミニウム・マグネシウム合金をMg
O−CaO−C系れんがに適用すると耐スポーリング性とス
ラグ耐食性が極端に低下する。
ミニウムあるいはアルミニウム・マグネシウム合金をMg
O−CaO−C系れんがに適用すると耐スポーリング性とス
ラグ耐食性が極端に低下する。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らはMgO−CaO−C系れんがの耐酸化性について
種々検討した結果、カルシウム−シリコン合金あるいは
カルシウム−シリコン−マグネシウム合金、さらにはこ
れら合金と金属アルミニウムを併用添加すると、耐スポ
ーリング性とスラグ耐食性を低下させずに、耐酸化性を
向上させ得ることを見出した。
種々検討した結果、カルシウム−シリコン合金あるいは
カルシウム−シリコン−マグネシウム合金、さらにはこ
れら合金と金属アルミニウムを併用添加すると、耐スポ
ーリング性とスラグ耐食性を低下させずに、耐酸化性を
向上させ得ることを見出した。
即ち、この発明はCaOを3重量%以上含有するMgO−CaO
クリンカー単独あるいは該クリンカーとマグネシアクリ
ンカーとの混合物70〜97重量%と炭素材料3〜30
重量%からなる配合物100重量部に対して、カルシウ
ム−シリコン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグ
ネシウム合金0.5〜7重量部、場合によっては該カルシ
ウム合金0.5〜6重量部にさらに金属アルミニウム0.5〜
2重量部を添加したことを特徴とするMgO−CaO−C系れ
んがを提供するものである。
クリンカー単独あるいは該クリンカーとマグネシアクリ
ンカーとの混合物70〜97重量%と炭素材料3〜30
重量%からなる配合物100重量部に対して、カルシウ
ム−シリコン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグ
ネシウム合金0.5〜7重量部、場合によっては該カルシ
ウム合金0.5〜6重量部にさらに金属アルミニウム0.5〜
2重量部を添加したことを特徴とするMgO−CaO−C系れ
んがを提供するものである。
〈作用〉 MgO−C系れんがにおいて金属アルミニウムを添加する
と、酸化されたアルミニウムはマグネシウムと反応して
スピネルを生成するが、このスピネルは耐火性のある物
質である。しかし、MgO−CaO−C系れんがにおいて、耐
酸化性を向上させるため金属アルミニウムを添加する
と、酸化されたアルミニウムはれんががCaO成分を含有
するためスピネルを生成せずに、MgO−CaO−Al2O3系の
粘性の低い低融点物質を生成して流出してしまうのであ
る。
と、酸化されたアルミニウムはマグネシウムと反応して
スピネルを生成するが、このスピネルは耐火性のある物
質である。しかし、MgO−CaO−C系れんがにおいて、耐
酸化性を向上させるため金属アルミニウムを添加する
と、酸化されたアルミニウムはれんががCaO成分を含有
するためスピネルを生成せずに、MgO−CaO−Al2O3系の
粘性の低い低融点物質を生成して流出してしまうのであ
る。
ところが金属アルミニウムの代りにカルシウム−シリコ
ン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグネシウム系
合金を使用すると、酸化されたこれら合金はCaO−MgO−
SiO2系の粘性の高い融液となり、れんがの気孔を閉塞し
スラグの侵入を防止することが判明した。更に、気孔の
閉塞と同時に粘性の高い融液は炭素材料を被覆して、空
気やFe2O3などのスラグ中の酸化成分の侵入と炭素材料
との接触を防止する。このカルシウム合金による酸化防
止作用は金属アルミニウム添加の場合と同等かややよ
く、スラグ耐食性はかなり改善されることがわかった。
これによってれんがは耐食性を低下させずに酸化防止が
図れることになる。
ン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグネシウム系
合金を使用すると、酸化されたこれら合金はCaO−MgO−
SiO2系の粘性の高い融液となり、れんがの気孔を閉塞し
スラグの侵入を防止することが判明した。更に、気孔の
閉塞と同時に粘性の高い融液は炭素材料を被覆して、空
気やFe2O3などのスラグ中の酸化成分の侵入と炭素材料
との接触を防止する。このカルシウム合金による酸化防
止作用は金属アルミニウム添加の場合と同等かややよ
く、スラグ耐食性はかなり改善されることがわかった。
これによってれんがは耐食性を低下させずに酸化防止が
図れることになる。
更に、粘性の高い融液による炭素材料の被覆は、MgOと
炭素質材料とのマグネシウム・カーボン反応も防止す
る。また、このカルシウム系合金による高粘性溶液の存
在は適当なクリープ特性を有し、れんがの耐スポーリン
グ性に好結果を与える。
炭素質材料とのマグネシウム・カーボン反応も防止す
る。また、このカルシウム系合金による高粘性溶液の存
在は適当なクリープ特性を有し、れんがの耐スポーリン
グ性に好結果を与える。
こうしてカルシウム系合金の添加により耐酸化性と耐ス
ポーリング性を保ちつつ耐食性を向上させることが可能
となり、MgO−CaO−C系れんがを溶鋼処理用の各種容器
のスラグライン部、鋼浴部あるいは炉底部へ適用するこ
とができるようになったが、湯当部などのように溶鋼摩
耗の激しい部位において、一層れんがの熱間強度を必要
とする場合には、このカルシウム−シリコン合金あるい
はカルシウム−シリコン−マグネシウム合金と共に金属
アルミニウムを併用すると効果的である。さきに、MgO
−CaO−C系れんがにおける金属アルミニウムの使用は
れんがの耐食性を低下させるので好ましくないと述べた
が、このカルシウム系合金と併用して、しかも金属アル
ミニウムの使用量を低い範囲で抑えておけば、アルミニ
ウムの酸化物がCaO−MgO−SiO2系融液に溶け込んでもそ
れほど粘性は低下せず、耐食性を保持したまま熱間強度
を向上させることが可能である。しかし、アルミニウム
の添加量が増すと融液の粘性が低下し過ぎて、気孔の閉
塞や炭素材料の被覆が不可能となる。
ポーリング性を保ちつつ耐食性を向上させることが可能
となり、MgO−CaO−C系れんがを溶鋼処理用の各種容器
のスラグライン部、鋼浴部あるいは炉底部へ適用するこ
とができるようになったが、湯当部などのように溶鋼摩
耗の激しい部位において、一層れんがの熱間強度を必要
とする場合には、このカルシウム−シリコン合金あるい
はカルシウム−シリコン−マグネシウム合金と共に金属
アルミニウムを併用すると効果的である。さきに、MgO
−CaO−C系れんがにおける金属アルミニウムの使用は
れんがの耐食性を低下させるので好ましくないと述べた
が、このカルシウム系合金と併用して、しかも金属アル
ミニウムの使用量を低い範囲で抑えておけば、アルミニ
ウムの酸化物がCaO−MgO−SiO2系融液に溶け込んでもそ
れほど粘性は低下せず、耐食性を保持したまま熱間強度
を向上させることが可能である。しかし、アルミニウム
の添加量が増すと融液の粘性が低下し過ぎて、気孔の閉
塞や炭素材料の被覆が不可能となる。
〈発明の構成〉 この発明のMgO−CaO−C系れんがに用いられるMgO−CaO
クリンカーはクリンカー中のCaO含有量が3重量%以
上、好ましくは3〜60重量%であり、でき得ればCaO
がペリクレス結晶粒界に分布し、ペリクレスの結晶粒子
をCaOの網状の架橋組織によって結びつけた構造を持つ
ものが好ましい。CaOがペリクレス結晶粒界に分布する
ことにより、耐食性が向上すると同時に、MgOとカーボ
ン間の接触を断ち、マグネシウム・カーボン反応を防止
することができる。またペリクレス結晶粒子の大きさは
大きいほうがれんがの耐食性の点で有利であり、好まし
くは100μm以上がよい。CaO含有量が3重量%未満
ではCaOが少なすぎて耐食性が発揮されない。さらに、
このクリンカーの純度はMgO+CaOが98%重量%以上で
あることが好ましい。このMgO−CaOクリンカーには製造
方法によって焼結体と電融体があるが電融体の方がより
好ましい。
クリンカーはクリンカー中のCaO含有量が3重量%以
上、好ましくは3〜60重量%であり、でき得ればCaO
がペリクレス結晶粒界に分布し、ペリクレスの結晶粒子
をCaOの網状の架橋組織によって結びつけた構造を持つ
ものが好ましい。CaOがペリクレス結晶粒界に分布する
ことにより、耐食性が向上すると同時に、MgOとカーボ
ン間の接触を断ち、マグネシウム・カーボン反応を防止
することができる。またペリクレス結晶粒子の大きさは
大きいほうがれんがの耐食性の点で有利であり、好まし
くは100μm以上がよい。CaO含有量が3重量%未満
ではCaOが少なすぎて耐食性が発揮されない。さらに、
このクリンカーの純度はMgO+CaOが98%重量%以上で
あることが好ましい。このMgO−CaOクリンカーには製造
方法によって焼結体と電融体があるが電融体の方がより
好ましい。
この発明のれんがではこのMgO−CaOクリンカーを用いる
が、マグネシアクリンカーを混合して用いることもでき
る。その際のMgO−CaOクリンカーの使用量は30重量%
以上とし、できるだけ粗粒および中粒部に重点的に使用
し、マグネシアクリンカーは微粉部に主として使用する
ことが好ましい。このようにすることによりMgO−CaOク
リンカー中のCaOの消化を防止することが出来る。MgO−
CaOクリンカーの使用量が30重量%未満では該クリン
カーの効用が発揮されない。
が、マグネシアクリンカーを混合して用いることもでき
る。その際のMgO−CaOクリンカーの使用量は30重量%
以上とし、できるだけ粗粒および中粒部に重点的に使用
し、マグネシアクリンカーは微粉部に主として使用する
ことが好ましい。このようにすることによりMgO−CaOク
リンカー中のCaOの消化を防止することが出来る。MgO−
CaOクリンカーの使用量が30重量%未満では該クリン
カーの効用が発揮されない。
マグネシアクリンカーは通常耐火物に用いられるものが
使用できるが、できればMgO含有量98重量%以上の高
純度のマグネシアクリンカーが望ましく、焼結マグネシ
アでも電融マグネシアでも使用可能である。
使用できるが、できればMgO含有量98重量%以上の高
純度のマグネシアクリンカーが望ましく、焼結マグネシ
アでも電融マグネシアでも使用可能である。
炭素材料としては天然黒鉛、人造黒鉛、各種コークス、
カーボンブラックなどを使用する他、加熱によって炭素
結合を生じる熱硬化性樹脂やピッチなどのバインダーで
兼用することもできるが、黒鉛が最も好ましい。その使
用量はCに換算して3〜30重量%、好ましくは10〜
25重量%である。この使用量が30重量%を越える
と、れんがの酸化とスラグによる溶損が顕著となり、3
重量%未満ではれんがのスポーリング現象が見られ、い
ずれも耐用が低下する。
カーボンブラックなどを使用する他、加熱によって炭素
結合を生じる熱硬化性樹脂やピッチなどのバインダーで
兼用することもできるが、黒鉛が最も好ましい。その使
用量はCに換算して3〜30重量%、好ましくは10〜
25重量%である。この使用量が30重量%を越える
と、れんがの酸化とスラグによる溶損が顕著となり、3
重量%未満ではれんがのスポーリング現象が見られ、い
ずれも耐用が低下する。
この発明の特徴である金属粉末としてはカルシウム−シ
リコン合金またはカルシウム−シリコン−マグネシウム
合金を使用する。この合金は微粉として黒鉛と同じマト
リックス部に使用する。その使用量は耐火材料と炭素材
料の合量100重量部に対して0.5〜7重量部、好まし
くは0.5〜5重量部である。この量が0.5重量部未満では
耐酸化性が不十分であり、逆に7重量部を越えると耐食
性が低下する。
リコン合金またはカルシウム−シリコン−マグネシウム
合金を使用する。この合金は微粉として黒鉛と同じマト
リックス部に使用する。その使用量は耐火材料と炭素材
料の合量100重量部に対して0.5〜7重量部、好まし
くは0.5〜5重量部である。この量が0.5重量部未満では
耐酸化性が不十分であり、逆に7重量部を越えると耐食
性が低下する。
れんがの熱間強度がさらに要求される場合は、上記のカ
ルシウム合金と共に金属アルミニウム粉末を併用するこ
とができる。その際はカルシウム−シリコン合金または
カルシウム−シリコン−マグネシウム合金として耐火材
料と炭素材料の合計量100重量部に対して0.5〜6重
量部、好ましくは0.5〜4重量部、金属アルミニウム0.5
〜2重量部とする。金属アルミニウムが0.5重量部未満
では熱間強度の向上が期待できず、2重量部を越えると
耐食性が低下してしまう。また、アルミニウムを併用す
る場合には耐食性が低下しないようにカルシウム合金の
使用量の上限は6重量部とすることが望ましい。
ルシウム合金と共に金属アルミニウム粉末を併用するこ
とができる。その際はカルシウム−シリコン合金または
カルシウム−シリコン−マグネシウム合金として耐火材
料と炭素材料の合計量100重量部に対して0.5〜6重
量部、好ましくは0.5〜4重量部、金属アルミニウム0.5
〜2重量部とする。金属アルミニウムが0.5重量部未満
では熱間強度の向上が期待できず、2重量部を越えると
耐食性が低下してしまう。また、アルミニウムを併用す
る場合には耐食性が低下しないようにカルシウム合金の
使用量の上限は6重量部とすることが望ましい。
この発明のれんがの製造法は、MgO−CaOクリンカー、マ
グネシアクリンカー、炭素材料および金属粉末などの原
料に熱硬化性樹脂やピッチなどのバインダーを添加し、
常法にしたがって混練、成形、熱処理して製造される。
グネシアクリンカー、炭素材料および金属粉末などの原
料に熱硬化性樹脂やピッチなどのバインダーを添加し、
常法にしたがって混練、成形、熱処理して製造される。
また、この発明のれんがは転炉、電気炉、取鍋、精錬
鍋、タンディッシュなどの各種の溶融金属容器の内張り
用として広い範囲に使用できるものである。
鍋、タンディッシュなどの各種の溶融金属容器の内張り
用として広い範囲に使用できるものである。
〈実施例〉 以下、実施例によってこの発明をより詳細に説明する。
以下の実施例で使用されるCaO含有クリンカーは、MgO6
9重量%、CaO30重量%、その他の成分1重量%の組
成の電融クリンカーで、ペリクレス結晶粒径が100〜
150μmのものである。また、マグネシアクリンカー
はいずれもMgO98重量%以上の焼結クリンカーを使用
した。
9重量%、CaO30重量%、その他の成分1重量%の組
成の電融クリンカーで、ペリクレス結晶粒径が100〜
150μmのものである。また、マグネシアクリンカー
はいずれもMgO98重量%以上の焼結クリンカーを使用
した。
金属粉末はカルシウム−シリコン−マグネシウム合金は
Ca20重量%で、Si40重量%、Mg30重量%、その他
の成分10重量%で粒径0.295mm以下のもの、カルシウ
ム−シリコン合金はCa30重量%、Si70重量%で粒径
0.147mm以下のもの、金属アルミニウムは粒径0.074mm以
下のものを使用した。
Ca20重量%で、Si40重量%、Mg30重量%、その他
の成分10重量%で粒径0.295mm以下のもの、カルシウ
ム−シリコン合金はCa30重量%、Si70重量%で粒径
0.147mm以下のもの、金属アルミニウムは粒径0.074mm以
下のものを使用した。
第1表に示す配合のれんがを常法に従って混練成形した
後、300℃で熱処理した後の物性を第1表に示した。
後、300℃で熱処理した後の物性を第1表に示した。
耐食性は回転浸食試験で塩基度(CaO/SiO2)1.3の転炉
スラグにより1900℃で5hr行なった。その結果は比
較例1を100とする耐食性指数により表わした。
スラグにより1900℃で5hr行なった。その結果は比
較例1を100とする耐食性指数により表わした。
耐酸化性は40×40×40mmの試料を電気炉を用いて大気中
1000℃で5hr加熱し、断面の酸化面積の逆数を比較
例1を100とする耐酸化性指数として第1表に示し
た。
1000℃で5hr加熱し、断面の酸化面積の逆数を比較
例1を100とする耐酸化性指数として第1表に示し
た。
耐スポーリング性は40×40×110mmの試料を1600℃
の溶鋼に浸漬する前後の弾性率の低下度合を百分率で表
わす弾性率維持指数で表現した。
の溶鋼に浸漬する前後の弾性率の低下度合を百分率で表
わす弾性率維持指数で表現した。
〈発明の効果〉 MgO−CaOクリンカーを使用したMgO−CaO−C系れんがに
おいて、金属粉末を添加しない場合(比較例1)に比較
して、金属アルミニウム粉末を添加すると(比較例
2)、耐酸化性は向上するが、耐食性と耐スポーリング
性(弾性率維持指数)は低下してしまい、MgO−C系れ
んがの場合のような金属アルミニウム粉末の効果は得ら
れない。ところが、この発明のカルシウム系合金を添加
した場合には実施例1に見られるように耐食性の低下は
なく、耐スポーリング性の低下も極くわずかであって、
耐酸化性も金属アルミニウムよりよい結果が得られてい
る。さらに、カルシウム系合金と金属アルミニウムを併
用添加した場合(実施例3)にはこれらの効果に加えて
熱間曲げ強さも著しく向上しており、この発明のれんが
の優秀さが示された。
おいて、金属粉末を添加しない場合(比較例1)に比較
して、金属アルミニウム粉末を添加すると(比較例
2)、耐酸化性は向上するが、耐食性と耐スポーリング
性(弾性率維持指数)は低下してしまい、MgO−C系れ
んがの場合のような金属アルミニウム粉末の効果は得ら
れない。ところが、この発明のカルシウム系合金を添加
した場合には実施例1に見られるように耐食性の低下は
なく、耐スポーリング性の低下も極くわずかであって、
耐酸化性も金属アルミニウムよりよい結果が得られてい
る。さらに、カルシウム系合金と金属アルミニウムを併
用添加した場合(実施例3)にはこれらの効果に加えて
熱間曲げ強さも著しく向上しており、この発明のれんが
の優秀さが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 峯夫 岡山県岡山市南方3丁目2番19号 (56)参考文献 特開 昭61−266345(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】CaOを3重量%以上含有するMgO−CaOクリ
ンカー単独あるいは該クリンカーとマグネシアクリンカ
ーとの混合物70〜97重量%と炭素材料3〜30重量
%からなる配合物100重量部に対して、カルシウム−
シリコン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグネシ
ウム合金0.5〜7重量部を添加したことを特徴とするMgO
−CaO−C系れんが。 - 【請求項2】CaOを3重量%以上含有するMgO−CaOクリ
ンカー単独あるいは該クリンカーとマグネシアクリンカ
ーとの混合物70〜97重量%と炭素材料3〜30重量
%からなる配合物100重量部に対して、カルシウム−
シリコン合金あるいはカルシウム−シリコン−マグネシ
ウム合金0.5〜6重量部および金属アルミニウム0.5〜2
重量部を添加したことを特徴とするMgO−CaO−C系れん
が。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2256472A JPH0649611B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | MgO―CaO―C系れんが |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2256472A JPH0649611B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | MgO―CaO―C系れんが |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132654A JPH04132654A (ja) | 1992-05-06 |
| JPH0649611B2 true JPH0649611B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17293112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2256472A Expired - Lifetime JPH0649611B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | MgO―CaO―C系れんが |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649611B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013227165A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼精錬取鍋用煉瓦及びステンレス鋼精錬取鍋 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP2256472A patent/JPH0649611B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013227165A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼精錬取鍋用煉瓦及びステンレス鋼精錬取鍋 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04132654A (ja) | 1992-05-06 |
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