JPH0649715B2 - 末端にイノシト−ル残基を結合したグルコオリゴ糖およびその製造方法 - Google Patents

末端にイノシト−ル残基を結合したグルコオリゴ糖およびその製造方法

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JPH0649715B2
JPH0649715B2 JP2899687A JP2899687A JPH0649715B2 JP H0649715 B2 JPH0649715 B2 JP H0649715B2 JP 2899687 A JP2899687 A JP 2899687A JP 2899687 A JP2899687 A JP 2899687A JP H0649715 B2 JPH0649715 B2 JP H0649715B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は末端にイノシトール残基を結合した新規かつ有
用なグルコオリゴ糖およびその製造方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
近年、各種のオリゴ糖が生化学的試薬として提供され、
例えばアミラーゼ活性測定基質、難う蝕性甘味料、ビフ
ィドバクテリウム菌の増殖促進物質等として注目されて
いる。
これらのうちアミラーゼ活性測定基質としては、マルト
テトラオースまたはマルトペンタオースを対象とするも
の(特開昭50-56998号)、ニトロもしくはハロゲン化芳
香族配糖体を対象とするもの(特公昭61-78号)が知ら
れている。また難う蝕性甘味料としては、シュークロー
スにフラクトースが1〜4分子結合したオリゴ糖(特開
昭56-154967号)、ビフィドバクテリウム菌の増殖促進
物質としては、O−β−D−ガラクトースピラノシル−
(1→4)−〔O−β−D−ガラクトピラノシル−(1→
6)〕−D−グルコースからなるオリゴ糖(特開昭58-99
497号)が知られている。
一方、これらのオリゴ糖の中には、2種以上の糖にα−
アミラーゼなどの酵素を作用させて製造する方法が提案
されている(特公昭56-22520号)。
上記のオリゴ糖はそれぞれ異なる機能を有しており、製
造の異なるオリゴ糖がそれぞれ多様な機能を有すること
がうかがわれる。従ってこのようなオリゴ糖の機能の多
様性から、さらに新規なオリゴ糖およびその製造方法の
開発が希求される。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような要望に応えるためのもので、文献
未載の新規なオリゴ糖であって、生化学的試薬としての
みでなく、アミラーゼ活性測定基質、ビフィドバクテリ
ウム菌の増殖促進物質などとして有用なグリコオリゴ糖
およびその製造方法を提案することを目的としている。
〔発明の構成〕
本発明は次の末端にイノシトール残基を結合したグルコ
オリゴ糖およびその製造方法である。
(1)一般式 (GlcnGlc−Ino 〔I〕 (式中、Glcはグルコール残基を表わし、Inoはイノシト
ール残基を表わし、nは0または1〜7の整数を表わ
し、かつGlc−Glcはα−1,4−グリコシド結合を表わ
し、Glc−InoはGlcの1位水酸基とInoの水酸基によるグ
リコシド結合を表わす。) で示される末端にイノシトール残基を結合したグルコオ
リゴ糖。
(2)サイクロデキストリンとイノシトールをサイクロデ
キストリングルカノトランスフェラーゼの存在下に反応
させることを特徴とする一般式 (GlcnGlc−Ino 〔I〕 (式中、Glcはグルコール残基を表わし、Inoはイノシト
ール残基を表わし、nは0または1〜7の整数を表わ
し、かつGlc−Glcはα−1,4−グリコシド結合を表わ
し、Glc−InoはGlcの1位水酸基とInoの水酸基によるグ
リコシド結合を表わす。) で示される末端にイノシトール残基を結合したグルコオ
リゴ糖の製造方法。
本発明の第1発明に係わる末端にイノシトール残基を結
合したグルコオリゴ糖は上記一般式〔I〕で示されるも
ので、Glcを残基とする1個のグルコース、またはα−
1,4グルコシド結合した2〜7個のグルコースオリゴマ
ーの末端グリコースの1位の水酸基に、Inoを残基とす
るイノシトールの水酸基がグリコシド結合により結合し
たオリゴ糖である。グリコシド結合により結合するイノ
シトールの水酸基の位置は任意である。
一般式〔I〕で示されるオリゴ糖として次の化合物があ
げられる。
化合物(1) イノシトール残基にグリコース残基がグリコシド結合し
た化合物(一般式〔I〕におけるn=0)。
化合物(2) イノシトール残基にマルトース残基がグリコシド結合し
た化合物(一般式〔I〕におけるn=1)。
化合物(3) イノシトール残基にマルトトリオース残基がグリコシド
結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=2)。
化合物(4) イノシトール残基にマルトテトラオース残基がグリコシ
ド結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=3)。
化合物(5) イノシトール残基にマルトペンタオース残基がグリコシ
ド結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=4)。
化合物(6) イノシトール残基にマルトヘキサオース残基がグリコシ
ド結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=5)。
化合物(7) イノシトール残基にマルトヘプタオース残基がグリコシ
ド結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=6)。
化合物(8) イノシトール残基にマルトオクタオース残基がグリコシ
ド結合した化合物(一般式〔I〕におけるn=7)。
一般式〔I〕において、Inoで表わされるイノシトール
残基としては本発明の目的を達成できるものであれば、
特定の異性体に限定されるものでないが、好適なものと
しては、動物、植物や酵母などの微生物に広く見い出さ
れるmyo−イノシトール由来の残基を挙げることができ
る。
本発明のグルコオリゴ糖の理化学的性質を示すと次のと
おりである。
理化学的性質: (A)溶剤に対する溶解性 式〔I〕のn=0〜7の各オリゴ糖とも水に可溶性であ
るが、アセトン、クロロホルムおよびベンゼンに不溶性
であり、含水アルコールには難溶性である。
(B)呈色反応 式〔I〕のn=0〜7の各オリグ糖とも アンモニア・硝酸銀反応 陰性 フェノール・硫酸法 陽性 アンスロン反応 陽性 を示す。
(C)色調 上記各オリゴ糖は、乾燥粉末の形態ではいずれも白色で
ある。
(D)酸性、塩基性、中性の別 各オリゴ糖は、いずれも中性である。
(E)赤外線吸収スぺクトル 上記各オリゴ糖のうち、式〔I〕のn=0のオリゴ糖を
KBr錠剤法により測定した赤外線吸収スペクトログラム
は第1図に示す通りである。n=1〜7のオリゴ糖につ
いても、ほぼ同位置に吸収帯が現われる。
(F)プロトン核磁気共鳴スペクトル 上記各オリゴ糖のうち、式〔I〕のn=0のオリゴ糖を
重水(D2O)を溶媒として270メガヘルツで測定したプロ
トン核磁気共鳴スペクトログラムは第2図の通りであ
る。
(G)13C核磁気共鳴スペクトル 上記各オリゴ糖のうち、式〔I〕のn=0のオリゴ糖
を、重水(D2O)を溶媒とし、トリメチルシリルプロピ
オン酸ナトリウム(TSP)を標準物質として、完全カ
ップリング法により68メガヘルツで測定した13C核磁気
共鳴スペクトログラムは第3図に示す通りである。
(H)比施光度 同様に式〔I〕のn=0のオリゴ糖の比施光度は、 ▲〔α〕25 D▼+82.70(C=1.0,H2O) である。
(I)構成糖の確認 (i)式〔I〕で示されるオリゴ糖のn数の確認は、被験
オリゴ糖を最終塩酸濃度が1Nになるように調製した溶
液とした後、沸騰条件下、約90分間処理することにより
グリコシド結合を完全に加水分解し、生成するグルコー
スとイノシトールの含有比を算出することにより行うこ
とができる。
式〔I〕で示される各オリゴ糖のグルコースとイノシト
ールのモル比は次の通りである。
式〔I〕のn=0のとき1/1、n=1のとき2/1、n=2
のとき3/1、n=3のとき4/1、n=4のとき5/1、n=
5のとき6/1、n=6のとき7/1、n=7のとき8/1。
(ii)式〔I〕のn>0の各オリゴ糖をグルコアミラー
ゼ処理すると、グルコースを順次遊離し、最終生成物と
してn=0のオリゴ糖が得られる。
このことより、本発明のオリゴ糖を構成するGlc−Glcは
α−1,4−グリコシド結合からなることが確認できると
ともに(ネイチャー(Nature),181,770(1958)
参照)、イノシトール残基が末端に結合していることが
確認できる。
上記により特定されるオリゴ糖は、本発明の第2発明の
製造方法により製造することができる。この方法では、
サイクロデキストリンとイノシトールをサイクロデキス
トリングルカノトランスフェラーゼ(以下、CGTaseとい
う)の存在下に反応させ、末端にイノシトール残基を結
合したグルコオリゴ糖を製造する。
本発明で基質とするサイクロデキストリンは、D−グル
コースがα−1,4−グリコシド結合して環状を形成する
もので、6個のグルコース残基からなるα−サイクロデ
キストリン、7個のグルコース残基からなるβ−サイク
ロデキストリン、または8個のグルコース残基からなる
γ−サイクロデキストリンなどがあり、酵素の種類、目
的とするオリゴ糖のnの値等に応じていずれを用いても
よい。
本発明の他の基質であるイノシトールは、前述のように
特に限定されないが、myo−イノシトールが好ましい。
サイクロデキストリンをイノシトールの比率はモル比で
1:1〜10程度が好ましい。
上記反応に用いるCGTase(E.C.2.4.1.19)としては本発
明の目的を達成できるものであれば、その生産する微生
物の種類を問わずに用いることができる。このようなCG
Taseとしては、例えばバチルス・オーベンシス(Bacill
us ohbensis)、バチルス・メガテリウム(B. megateri
um)、バチルス・マセランス(B. macerans)、バチル
ス・サーキュランス(B. circulans)などの菌株の培養
物から得られる公知のCGTaseを好適に用いることがで
き、特にバチルス・オーベンシス由来のものが好まし
い。反応基質に対するCGTaseの添加量は200〜300u/g−
基質程度である。
反応条件は用いるCGTaseの種類によって若干異なり、特
に限定されないが、一般的には温度30〜70℃、pH6.0〜
7.5、反応時間1時間以上、好適には1〜24時間の範囲
内で選定すればよい。
上記の反応により、CGTaseがサイクロデキストリンに作
用し、イノシトールを受容体としてグルコース残基の転
位が起こり、式〔I〕の末端にイノシトール残基が結合
したグルコオリゴ糖が生成する。このときイノシトール
とグルコース残基の結合はグリコシド結合であり、グル
コースの4位に相当する立体配位を有するイノシトール
の水酸基に、供与体であるグルコースの1位の残基が結
合するものと推定される。また生成するオリゴ糖のnの
値は、基質のサイクロデキストリンのグルコース残基数
が大きいほど大きくなり、例えば、γ−サイクロデキス
トリンを用いた場合にはn=7のオリゴ糖が生成し、順
次グルコース残基が遊離してnの値の小さいものが生成
する。
こうして反応液中には、末端にイノシトール残基が結合
した構成グルコース残基数の異なるオリゴ糖と、その副
反応生成物が混在するので、必要に応じて各オリゴ糖を
分離、採取することができる。
分離、採取手段としては、各種糖類の分離、採取に用い
られる公知の手段が利用でき、例えばゲル濾過、イオン
交換、吸着担体等を用いたクロマトグラフィが挙げられ
る。
なお、式〔I〕で示される各オリゴ糖の同定は、上記反
応液を分析用HPLCカラムと同じ分離モードの分取用アミ
ノプロピルカラムで分離し、各分取画分を前述の構成糖
確認方法に基づいて同定すればよい。
以上によって製造される式〔I〕のオリゴ糖は、一般的
な生化学的試薬のほか、アミラーゼ活性測定基質、ビフ
ィドバクテリウム菌の増殖促進物質などとして有用であ
る。
一般的にオリゴ糖をマミラーゼ活性測定基質として用い
る場合は、例えば、α−アミラーゼの共役酵素としてα
−グルコシダーゼを用いると、次の方法によってα−ア
ミラーゼの活性を測定することができる。
ここで生成したグルコースを、例えばグルコースオキシ
ダーゼ/パーオキシダーゼ/色素系またはヘキソキナー
ゼ/ホスホグルコムターゼ/グルコース−6−ホスフェ
ートデヒドロゲナーゼ/NADH系等より定量し、α−アミ
ラーゼの活性が換算できる。
以上により、本発明のオリゴ糖は従来のマルトペントー
スに代えて用いることができ、アミラーゼ活性測定基質
として有用である。
また上記オリゴ糖をビフィドバクテリウム菌の増殖促進
物質として用いる場合は、従来の培養培地に用いられて
いるグルコースに代え、あるいはこのグルコースととも
に上記オリゴ糖を培地に加えて培養を行うことにより、
ビフィドバクテリウム菌の増殖を促進することができ
る。
本発明のオリゴ糖は難消化性であるため、これを摂取す
ると直接腸内に達し、これが腸内のビフィズス菌によっ
て利用されるため、腸内菌叢を正常なバランスに維持す
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の第1発明によれば、文献未載の新規かつ有用な
末端にイノシトール残基を結合したグルコオリゴ糖が得
られる。また本発明の第2発明によれば、末端にイノシ
トール残基を結合したグルコオリゴ糖を簡単な方法で効
率よく製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。実
施例中、%は特に言及しない限り重量%である。
(i)末端にイノシトール残基を結合したグルコオリゴ
糖の製造 酵素反応基質として、β−サイクロデキストリン50gと
myo−イノシトール50gを用い、全容が1000mとなる
よう25mMのマックイルベイン緩衝液(McIvaine buffe
r)(pH6.0)を添加し、バチルス・オーベンシス由来の
CGTaseを250u/g-基質添加後、60℃にて20時間反応させ
た。反応終了後、15分間沸騰し、酵素を失活させた。
次いで、この反応液を冷却し、失活した酵素を濾過によ
り除去したものをサンプルとして、分取用アミノプロピ
ル基担持シリカ充填カラム(YMCA−643、20mmφ×250mm
L2本、内容積157m、山村化学(株)製)を用いてク
ロマトグラフィにより分離した。クロマトグラフィの条
件は次の通りである。
(条件) サンプル濃度:2w/v%(蒸留水で希釈) サンプル注入量:2.0m(固形分40mg) 溶離液:CH3CN/H2O(1/1;容量比) 液速:2m/min 検出器:RI Detector 上記により得られたクロマトグラムを第4図に示す。
第4図に示す第1のピークはグルコース(含有率2
%)、第2のピークはイノシトール(同21%)であるこ
とが分取後のHPLC分析で確認された。第3のピーク以降
のものについては、分取後前述の塩酸処理により構成糖
を確認した。例えば第4のピークについては分離開始後
170分から230分までの間の60分間(120m)を分取
し、この操作を5回繰返して、ピークNO.4域を合計600
m分取した。この液を濃縮、乾固したものを取りだし
て秤量したところ、サンプル注入量10m(固形分200m
g)から得られた乾固物(=ピークNO.4成分)は44mgで
あった。この乾固物を1N塩酸10mによりフラスコ内
で溶解し、加熱して沸とうさせた。このときフラスコ上
部には冷却管を接続して、液量を維持した。1.5時間後
加熱を終了し、冷却した液を再生形アニオン交換樹脂で
脱塩した。こうして得たピークNO.4成分の酸加水分解
物をHPLC分析したところ、ピークNO.4成分の酸加水分
解物は、グルコース63.5%およびイノシトール36.5%か
らなり、その検出器の感度を補正した重量比(=モル
比)は2:1であった。
他のピークについても同様に分取し、分析したところ、
それぞれ、第3のピークがGlc−Ino(含有率34%)、第
4のピークが(Glc2Ino(同22%)、第5のピークが
(Glc3Ino (同11%)、第6のピークが(Glc4Ino
(同6%)、第7のピークが(Glc5Ino(同3%)、
第8のピークが(Glc6Ino(同1%)のの各オリゴ糖
であることが同定された。得られた各オリゴ糖の理化学
的性質は前記の通りである。
(ii)ビフィドバクテリウム菌の増殖促進効果 上記によって得られたオリゴ菌のin vitoroにおける腸
内菌による資化性を以下の方法により調べた。
ビフィド・バクテリア培地(ポリペプトン1.0%、肉エ
キス0.5%、酵母エキス0.5%、グルコース1.0%、K2HPO
40.3%、Tween80 0.1%、pH7.0)のグルコースを除いた
組成よりなる基本培地に、本発明の各オリゴ糖および対
照としてその他の糖類を1%濃度にて添加した培地に、
代表的なビフィズス菌のビフィドバクテリウム・アドレ
ッセンティス(Bifidobactetium adolescentis)JCM129
5の菌液を104〜105/mになるように接種し、37℃、2
4時間、嫌気培養した。菌の成育は610nmの濁度測定によ
り、グルコースの濁度を100として他の糖類における菌
の相対増殖度を求めた。その結果を第1表に示す。
第1表より、本発明のオリゴ糖のうち、 (Glc)2−Ino、(Glc)3−Ino、(Glc)4−Inoはグル
コースより高い増殖度を示し、ビフィズス菌の増殖促進
効果が大きいことがわかる。中でも(Glc)3−Inoが最
も高い効果を示し、グルコースの約2倍の増殖促進効果
が認められる。
【図面の簡単な説明】
第1図はGlc−Inoの赤外線吸収スペクトログラム、第2
図はGlc−Inoのプロトン核磁気共鳴スペクトログラム、
第3図はGlc−Inoの13C核磁気共鳴スペクトログラム、
第4図は実施例における酵素反応液の分取用HPLCによる
クロマトグラムである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 博志 神奈川県厚木市森の里若宮7番1号 栗田 工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 織田 信博 神奈川県厚木市森の里若宮7番1号 栗田 工業株式会社総合研究所内 (72)発明者 奥村 幹治 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (GlcnGlc−Ino 〔I〕 (式中、Glcはグルコース残基を表わし、Inoはイノシト
    ール残基を表わし、nは0または1〜7の整数を表わ
    し、かつGlc−Glcはα−1,4−グリコシド結合を表わ
    し、Glc−InoはGlcの1位水酸基とInoの水酸基によるグ
    リコシド結合を表わす。) で示される末端にイノシトール残基を結合したグルコオ
    リゴ糖。
  2. 【請求項2】イノシトール残基がmyo−イノシトールに
    由来するものである特許請求の範囲第1項記載のグルコ
    オリゴ糖。
  3. 【請求項3】サイクロデキストリンとイノシトールをサ
    イクロデキストリングルカノトランスフェラーゼの存在
    下に反応させることを特徴とする一般式 (GlcnGlc−Ino 〔I〕 (式中、Glcはグルコース残基を表わし、Inoはイノシト
    ール残基を表わし、nは0または1〜7の整数を表わ
    し、かつGlc−Glcはα−1,4−グリコシド結合を表わ
    し、Glc−InoはGlcの1位水酸基とInoの水酸基によるグ
    リコシド結合を表わす。) で示される末端にイノシトール残基を結合したグルコオ
    リゴ糖の製造方法。
  4. 【請求項4】サイクロデキストリンがα−、β−または
    γ−サイクロデキストリンである特許請求の範囲第3項
    記載の製造方法。
  5. 【請求項5】イノシトールがmyo−イノシトールである
    特許請求の範囲第3項または第4項記載の製造方法。
  6. 【請求項6】サイクロデキストリングルカノトランスフ
    ェラーゼがバチルス・オーベンシス、バチルス・メガテ
    リウム、バチルス・マセランスまたはバチルス・サーキ
    ュランス由来のものである特許請求の範囲第3項ないし
    第5項のいずれかに記載の製造方法。
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