JPH0649734U - アクセルペダルの過負荷防止機構 - Google Patents
アクセルペダルの過負荷防止機構Info
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- JPH0649734U JPH0649734U JP9162992U JP9162992U JPH0649734U JP H0649734 U JPH0649734 U JP H0649734U JP 9162992 U JP9162992 U JP 9162992U JP 9162992 U JP9162992 U JP 9162992U JP H0649734 U JPH0649734 U JP H0649734U
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- Japan
- Prior art keywords
- accelerator pedal
- leaf spring
- pedal arm
- initial power
- wire
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】通常のアクセル時には作動せずスロットルバル
ブのロック時に作動する特性を具備しつつしかも構造が
簡単で組立ても容易で、また初動力の調整も容易なアク
セルペダルの過負荷防止機構を提供することにある。 【構成】アクセルペダルアームにワイヤ係止部を一体に
有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダルアー
ムには前記板ばねのワイヤ係止部近傍を弾性変形させる
初動力付与用部材を設けるか、または所望量弾性変形さ
せ得る初動力付与用部材を取り付ける。
ブのロック時に作動する特性を具備しつつしかも構造が
簡単で組立ても容易で、また初動力の調整も容易なアク
セルペダルの過負荷防止機構を提供することにある。 【構成】アクセルペダルアームにワイヤ係止部を一体に
有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダルアー
ムには前記板ばねのワイヤ係止部近傍を弾性変形させる
初動力付与用部材を設けるか、または所望量弾性変形さ
せ得る初動力付与用部材を取り付ける。
Description
【0001】
本考案は自動車のアクセルペダルの過負荷防止機構に関するものである。
【0002】
ガソリン自動車のキャブレター系においては吸気通路に空気及び燃料の流入量 を加減するスロットルバルブが配されており、該スロットルバルブはワイヤを介 してアクセルペダルのアーム端に連結されている。 このアクセルペダルにおいては、アーム他端のペダル面を踏み込むことによっ てアクセルアームが傾動し、ワイヤの牽引によりスロットルバルブが開度調整さ れるが、スロットルバルブがフルスロットル角度になった後にさらにアクセルペ ダルが踏み込まれると、これからワイヤを介して伝達される過負荷によりスロッ トルバルブが破壊される危険がある。 この対策として、通常のアクセルペダル踏み込み荷重では作動せず、スロット ルバルブがロックを起こした時に、スロットルバルブにワイヤの牽引力がそれ以 上かからないようにした過負荷防止機構付きのアクセルペダルが知られている。
【0003】 このアクセルペダルの過負荷防止機構として、従来、図9のようにアクセルペ ダルアーム100の上部にゴム状弾性体101を取付け、このゴム状弾性体10 1にワイヤ3を挿通し、これの後端にゴム状弾性体101を背面側から圧縮可能 な圧迫片102を固定したものが知られている。 また、他の機構として、図10のようにアクセルペダルアーム100の上部に ペダル軸線と交差する方向に伸びる片持ちピン103を取付け、この片持ちピン 103にワイヤ3の接続部を有する受け金具104を回動可能に取付け、その受 け金具104内の片持ちピンの回りにトーションコイルスプリング105を配し 、該スプリング105の一端部106をアクセルペダルアーム側に係止し、他端 部107を受け金具104に係止させた構造のものが知られていた。 しかしながら、前者は構造がシンプルであるが、ワイヤ3がアクセル操作時に 圧迫片102を介してゴム状弾性体101を圧縮しているため、スロットルバル ブのフルスロットル前すなわち初動時から弾性力を介してスロットルワイヤを牽 引することになる。このためスロットルのレスポンスの低下を招く問題があった 。 一方、後者は、通常のスロットル時には作動しないためレスポンスは良好で あるが、片持ちピン、抜け止め部品、受け金具およびトーションスプリングとい う多数の部品を要し、受け金具の形状も複雑であり、それらを組付けなければな らないためコスト高となる問題があった。しかも組立性が悪く、ことにトーショ ンコイルスプリングの両端を反発力に抗してペダル側と受け金具側に引掛ける作 業が難しく、その際に手や指をけがする危険性が高いという問題があった。 そのほか、いずれの先行技術においても、過負荷防止の初動力を調整するには ゴム状弾性体やトーションスプリングそのものを代える必要があり、煩雑で自由 度が乏しいという問題があった。
【0004】 本考案は上記のような問題点を解決するために考案されたもので、その第1の 目的は、通常のアクセル操作時には作動せずスロットルバルブのロック時に作動 する特性を具備しつつ、しかも構造が簡単で組立ても容易で安価なアクセルペダ ルの過負荷防止機構を提供することにある。 また本発明の第2の目的は、第1の目的に加えて初動力の調整も容易なアクセ ルペダルの過負荷防止機構を提供することにある。
【0005】
上記第1の目的を達成するため本考案は、アクセルペダルアームにワイヤ係止 部を一体に有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダルアームには、板ば ねのワイヤ係止部近傍を弾性変形させる初動力付与用部を設けている。 また第2の目的を達成するため本考案は、アクセルペダルアームにワイヤ係止 部を一体に有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダルアームには、板ば ねのワイヤ係止部近傍を所望量弾性変形させ得る初動力付与用部材を取付けてい る。 初動力付与用部の代表的なものは突起であり、初動力付与用部材の代表的なも のは押しボルトである。
【0006】
以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。 図1ないし図4は本考案によるアクセルペダルの過負荷防止機構の一実施例を 示しており、図1において、1はアクセルペダルアーム、2はスロットルバルブ 、3はスロットルバルブ2とアクセルペダルアーム1を接続するワイヤ(ケーブ ル)、4はワイヤ3を係止する板ばねである。 アクセルペダルアーム1は、この実施例では合成樹脂ないし合成樹脂と補強繊 維との複合材により溝形状断面形状に作られ、長手方向下部には踏み面部1aが 形成されている。そして、図1と図2のように中間部には筒穴状の回動支点部1 bが形成され、ここにシャフト8が貫通されブラケット9で支持されることによ りアクセルペダルアーム1は傾動可能となっている。
【0007】 図1、図2、図3のようにアクセルペダルアーム1は前記回動支点部1bより も下方のウエブとフランジがリブ1cと一体成形され、回動支点部1bよりも上 方はウエブが欠設されている。そして、アクセルペダルアーム1の上端域には反 踏み面側から頂面にかけて屈曲した支壁1dが形成されており、その支壁1dは 中央にケーブル3を嵌めるすり割10とすり割10よりも下方に伸びるストッパ ー部11,11が設けられている。支壁1dは左右に分離されていてもよく、ス トッパー部11,11は図3のように左右に分離されている場合に限らず、ひと つながりとなっていてもよい。 一方、前記支壁1dのストッパー部11,11と反対側には、フランジ間を結 ぶリブを介してボス部12が形成されると共に、アクセルペダルアーム1の溝内 中間にはばね受け壁13が形成されており、ボス部12と支壁頂端との間には、 板ばね挿入用及びストッパ片30取付け用の開口14が形成され、また、ばね受 け壁13とストッパー部11,11との間には、板ばね作動スペース17が形成 されている。 また、前記回動支点部1bの近傍にはフランジ間を結ぶ固定用座部15が形成 されている。そして、この固定用座部15の近傍にはフランジ間を結ぶようにサ ポート16が形成されており、サポート16の先端面と固定用座部15の上面と のあいだは板ばね4の挿通を許容するギャップが設けられている。 前記ボス部12と固定用座部15にはそれぞれボルト取付け穴120,150 が設けられている。
【0008】 板ばね4は後端部が前記固定用座部15に位置した状態で先端部がストッパー 部11,11よりも先の支壁背方に位置するに足りる長さを有し、先端部にワイ ヤ3の端部に固定したストッパ片30の係止部40が設けられ、後端部にはボル ト取付け穴150に対応する通孔41が設けられている。係止部40はわん曲状 ないし屈曲状となっており、幅方向中央部にはワイヤ3を挿通するすり割400 が設けられている。 前記板ばね4は開口14から溝内に挿入され、サポート16の先端面と第2ボ ス部15の上面とのあいだのギャップを通して後端部が固定用座部15に位置さ れ、座金7を介して通孔41とボルト取付け穴150を通した固定ボルト5によ り固定されている。 一方、ボス部12のボルト取付け穴120には、板ばね4のワイヤ係止部近く を前部側から押圧して所望量弾性変形させる初動力付与用部材としての押しボル ト6が前部側からねじこまれている。
【0009】 図5は本考案の他の実施例を示しており、この実施例ではボス部12とばね受 け壁13と第2ボス部15が一連に形成されており、また、座金はボルトと一体 となっている。 図6は本考案の別の実施例を示しており、この実施例において、板ばね4のワ イヤ係止部近くを前部側から押圧して弾性変形させる初動力付与用部は、ばね受 け壁13に一体形成した突起6’である。 なお、固定用座部15は2個所以上設けられていてもよく、また板ばね4の幅 方向を数個所で固定する場合には、板ばね4の通孔を複数個設け、固定用座部1 5の一個所例えば中央にボルト取付け穴120を設け、他の部分にはボスを設け 、このボスに通孔をはめて位置決めすればよい。 さらに、板ばね4の固定方法はボルト締めに限定されるものではなく、接着、 インサート成形などであってもよい。図7は板ばね4の固定をインサート成形方 式とした実施例を示しており、板ばね4の後端部は、サポート16とばね受け壁 13の端部13’とのあいだに貫入される形で固定されている。19は板ばね4 の弾性変形用空隙を形成する中子を装脱するための開口である。 なお、図1において、符号18はボデイ側のストッパーである。
【0010】
図1ないし図5の実施例において組立てを行うには、アクセルペダルアーム1 の開口14から板ばね4を挿入してセットし、座金7とともにボルト5で共締め 固定する。そして、押しボルト6を締め込めば、押しボルト6が突き出すため、 板ばね4が弾性変形し、図2や図5のように初動力が設定される。この後アクセ ルペダルアーム1をブラケット9に取付け、車のボデイに取付け、ワイヤ3を支 壁1dのすり割10に挿入し、ストッパー片30を板ばね4の係止部40に引掛 ければよい。したがって、組立てが非常に簡単であり、ばねの反力に逆らってレ バー等にひっかけるといった操作を全く行わないため、安全である。また、初動 力の設定は、押しボルト6のねじ込み加減で自由に設定することができる。 図1において、アクセルペダルアーム1の踏み面部1aを踏み込めば、ブラケ ット9の枢支部を支点としてアクセルペダルアーム1の上部が時計方向に傾動す る。これによりワイヤ3は板ばね4を介して牽引されるが、板ばね4には予め反 発力が付与されているため、板ばね4は通常の荷重では変形せず、図1の状態の ままワイヤ3の牽引でスロットルバルブ2は傾転する。 そして、踏み面部1aに更に荷重を加え、スロットルバルブ2が最大傾転角に 達しロック状態に至ると、ワイヤ3から板ばね4に作用する牽引力は急激に増大 する。このため、板ばね4は図1と図2の仮想線に示すように弾性変形し、それ によりワイヤ3の張力が弛緩され、スロットルバルブ2は破壊から保護される。 図6の実施例においては、初動力付与部としての突起6’がアクセルペダルア ーム1に一体形成されているため部品数が少なくてすむ。初動力の調整はこのま までは行えないが金型で突起6´の突起量を可変できるようにしておくことによ り、1つの金型で多機種対応可能となる。
【0011】 図8は本考案による過負荷防止機構と従来の過負荷防止機構を実地に試験した 結果を示している。ちなみに従来品1はゴム状弾性体タイプであり、従来品2は トーションスプリングタイプである。この図7から明らかなように、従来品1は 低荷重時から働いてしまうため応答性が悪いのに対し、従来品2と本考案品は一 定荷重を超えると作動する。しかも、本考案品は従来品2に比較してヒステリシ スが小さく、精度が良好であることがわかる。 なお、固定用座部15の近傍にサポート16を設けたときには、板ばね4の変 形が始まったときにボルト5に応力が集中するのを避けることができ、万一ボル ト5が緩んだときにも過負荷防止機能を働かせることができる。 さらに、板ばね4の変形側前方には支壁11dのストッパー部11,11が対 峙している。このためワイヤ3に強力な牽引力が働いて板ばね4が変形しても、 ストッパー部11,11に当接するとそれ以上変形しなくなる。このため、板ば ね4の過変形による機能不良が生じない。
【0012】
以上説明した本考案の請求項1によるときは、通常アクセル使用時に過負荷防 止機構は作動せず、スロットルボディがフルスロットルになってロックした時に だけ作動する基本機能を確保できるうえに、部品数が少なく構造が簡単であり、 組立てもばねに付勢力を与えないで容易かつ安全に行うことができるため、コス ト低減を図ることができるというすぐれた効果が得られる。 請求項2によれば、さらに初動力の設定が容易であると共に初動力を自在に変 化させることができるなどのすぐれた効果が得られる。
【図1】図1は本考案によるアクセルペダルの過負荷防
止機構の一実施例を示す部分切欠側面図である。
止機構の一実施例を示す部分切欠側面図である。
【図2】図1の部分的拡大図である。
【図3】図1の拡大正面図である。
【図4】図1の背面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す部分的縦断側面図で
ある。
ある。
【図6】本考案の他の実施例を示す部分的縦断側面図で
ある。
ある。
【図7】本考案の別の実施例を示す部分的縦断側面図で
ある。
ある。
【図8】本考案品と従来品の荷重−変位試験結果を示す
線図である。
線図である。
【図9】従来のアクセルペダルの過負荷防止機構の部分
切欠側面図である。
切欠側面図である。
【図10】従来のアクセルペダルの過負荷防止機構の部
分的拡大図である。
分的拡大図である。
1 アクセルペダルアーム 4 板ばね 6 押しボルト 6’ 突起 30 ストッパ 40 係止部
Claims (3)
- 【請求項1】アクセルペダルアームにワイヤ係止部を一
体に有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダル
アームには前記板ばねのワイヤ係止部近傍を弾性変形さ
せる初動力付与用部を設けたことを特徴とするアクセル
ペダルの過負荷防止機構。 - 【請求項2】アクセルペダルアームにワイヤ係止部を一
体に有する板ばねの端部を固定し、かつアクセルペダル
アームには前記板ばねのワイヤ係止部近傍を所望量弾性
変形させ得る初動力付与用部材を取付けたことを特徴と
するアクセルペダルの過負荷防止機構。 - 【請求項3】アクセルペダルアームが板ばねの過変形防
止用のストッパを有するものを含む請求項1または請求
項2に記載のアクセルペダルの過負荷防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992091629U JP2579217Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | アクセルペダルの過負荷防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992091629U JP2579217Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | アクセルペダルの過負荷防止機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0649734U true JPH0649734U (ja) | 1994-07-08 |
| JP2579217Y2 JP2579217Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=14031848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992091629U Expired - Fee Related JP2579217Y2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | アクセルペダルの過負荷防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579217Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018003039A1 (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-04 | 大塚工機株式会社 | 操作ペダル |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP1992091629U patent/JP2579217Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018003039A1 (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-04 | 大塚工機株式会社 | 操作ペダル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2579217Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
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