JPH0649845Y2 - 高温ガス用の消音装置 - Google Patents
高温ガス用の消音装置Info
- Publication number
- JPH0649845Y2 JPH0649845Y2 JP1988066290U JP6629088U JPH0649845Y2 JP H0649845 Y2 JPH0649845 Y2 JP H0649845Y2 JP 1988066290 U JP1988066290 U JP 1988066290U JP 6629088 U JP6629088 U JP 6629088U JP H0649845 Y2 JPH0649845 Y2 JP H0649845Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- absorbing material
- lining
- wire mesh
- silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば大形の環状送風機のように高い圧縮比
を持つために吐き出し空気が高温になる送風機や、高温
の気体を取扱う比較的低い圧縮比の送風機の通風道等に
使用する消音装置に関する。
を持つために吐き出し空気が高温になる送風機や、高温
の気体を取扱う比較的低い圧縮比の送風機の通風道等に
使用する消音装置に関する。
例えば環状送風機においては送風機の発生する騒音をそ
の原理的な構造面から低騒音化するには限界が有り、通
常は送風機の吸込及び吐出口の通風道に消音装置を組込
み又は付加する形で設ける。
の原理的な構造面から低騒音化するには限界が有り、通
常は送風機の吸込及び吐出口の通風道に消音装置を組込
み又は付加する形で設ける。
前記の消音装置に使用する吸音材は多孔質の例えばポリ
ウレタン等の合成樹脂が有効でありよく使用される。し
かしこの吸音材は合成樹脂系のために耐熱限界があり恒
久性を考えれば通常100℃以下である。それ以上200℃ぐ
らいまでに耐える安価なものはない。一方圧縮比の高い
環状送風機は原理上、加圧した空気の温度が非常に高く
なり、大形のものでは100〜200℃以上になり、かつ発生
する騒音のレベルも高い。そこで送風機と消音装置との
間に冷却器を設置するなど特別な消音装置を設けること
が必要となるという問題がある。また耐熱性の高い吸音
材には鉱物質系繊維であるガラスウール、ロックウー
ル、石綿等がある。しかし送風機の通風道に吸音効果を
ねらってふわふわな多孔質の綿状のまま組込まれると、
繊維の結合力が余り強くないために風圧で繊維が解体さ
れ、送風時の空気と一緒に吹飛んで徐々に消耗して行
き、又吹出された吸音材が室内へ放出されて衛生上有害
であるという問題がある。そこで綿状の鉱物質系の繊維
を布状に織り、これを適宜な厚さの円筒状に形成すると
前記のような繊維の結合力が改善されるが、布状である
ため綿状のものより多孔質性が低下し吸音効果が低下す
るという問題がある。すなわち、綿状のものと布状のも
のとでは風圧に対する結合力と吸音効果とが相反するこ
ととなる。
ウレタン等の合成樹脂が有効でありよく使用される。し
かしこの吸音材は合成樹脂系のために耐熱限界があり恒
久性を考えれば通常100℃以下である。それ以上200℃ぐ
らいまでに耐える安価なものはない。一方圧縮比の高い
環状送風機は原理上、加圧した空気の温度が非常に高く
なり、大形のものでは100〜200℃以上になり、かつ発生
する騒音のレベルも高い。そこで送風機と消音装置との
間に冷却器を設置するなど特別な消音装置を設けること
が必要となるという問題がある。また耐熱性の高い吸音
材には鉱物質系繊維であるガラスウール、ロックウー
ル、石綿等がある。しかし送風機の通風道に吸音効果を
ねらってふわふわな多孔質の綿状のまま組込まれると、
繊維の結合力が余り強くないために風圧で繊維が解体さ
れ、送風時の空気と一緒に吹飛んで徐々に消耗して行
き、又吹出された吸音材が室内へ放出されて衛生上有害
であるという問題がある。そこで綿状の鉱物質系の繊維
を布状に織り、これを適宜な厚さの円筒状に形成すると
前記のような繊維の結合力が改善されるが、布状である
ため綿状のものより多孔質性が低下し吸音効果が低下す
るという問題がある。すなわち、綿状のものと布状のも
のとでは風圧に対する結合力と吸音効果とが相反するこ
ととなる。
この考案は高温の取扱い気体に十分耐える鉱物質系繊維
の吸音材を使う送風機用の消音装置において、結合力が
強くかつ多孔質で吸音効果の大きい吸音材の新たな構成
を提供することを目的とする。
の吸音材を使う送風機用の消音装置において、結合力が
強くかつ多孔質で吸音効果の大きい吸音材の新たな構成
を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、この考案は、綿状の
耐熱材料から成り筒状に形成された吸音材と、布状の耐
熱材料から成り前記吸音材の内周面に内張りされたライ
ニングと、このライニングの内周面に内張りされた金属
製の金網とを備え、この金網の内側を通風道とすること
を特徴とする。
耐熱材料から成り筒状に形成された吸音材と、布状の耐
熱材料から成り前記吸音材の内周面に内張りされたライ
ニングと、このライニングの内周面に内張りされた金属
製の金網とを備え、この金網の内側を通風道とすること
を特徴とする。
吸音材4は耐熱性の高い鉱物質系繊維を使用した場合、
吸音効果を上げるためにふわふわな多孔質の綿状のもの
とし、綿状の吸音材4の結合力が弱い点は内張りの吸音
効果は低いが結合力の強い布状のライニング8で補強
し、このライニング8の機械的強度の弱さを金網9で補
うことになり、吸音材4、ライニング8及び金網9の複
合構成によってはじめて耐熱性、吸音効果、結合力及び
機械強度が完全となる。
吸音効果を上げるためにふわふわな多孔質の綿状のもの
とし、綿状の吸音材4の結合力が弱い点は内張りの吸音
効果は低いが結合力の強い布状のライニング8で補強
し、このライニング8の機械的強度の弱さを金網9で補
うことになり、吸音材4、ライニング8及び金網9の複
合構成によってはじめて耐熱性、吸音効果、結合力及び
機械強度が完全となる。
第1図から第3図まではこの考案の実施例であり、モー
タ3によって駆動される羽根車1はケーシング2とケー
シングカバー2aの中に収っている。この実施例では消音
装置が送風機の吸、排気口の通風道部分を兼ねている。
綿状の鉱物質系繊維からなり筒状に形成した吸音材4は
ケーシング2の筒状の室に組込まれ、その中心部を円筒
状に穴をあけ通風道11とする。ここを羽根車1にて加圧
された空気が高速で通過し、音のエネルギーを吸音材4
が吸収し、空気の振動を熱エネルギーに転換して消音す
る。綿状の吸音材4は個々の繊維の結合力が比較的弱く
機械強度が低いために風圧による通風道の変形を防ぐた
めに筒状の金網9を組み込んで補強してある。しかしこ
れだけでは送風気体が吸音材4の通風道に直接触れ、結
合力の弱い繊維がはく離し吹出してしまう。そこで吸音
材4の通風道11の内壁と補強用の金網9との間にランニ
ング8を組込み全体の通風道を形成させる。ランニング
8は鉱物質系の繊維を布状に織ったものである。次にフ
ランジ7にてライニング8と金網9の端面を押さえ、配
管用継手6を取付けて配管のための吸排気口5としてい
る。なお金網9は鉄板に多数の孔をあけたもの、針金を
ライニング内周に単にコイル状に巻いたものでもよい。
タ3によって駆動される羽根車1はケーシング2とケー
シングカバー2aの中に収っている。この実施例では消音
装置が送風機の吸、排気口の通風道部分を兼ねている。
綿状の鉱物質系繊維からなり筒状に形成した吸音材4は
ケーシング2の筒状の室に組込まれ、その中心部を円筒
状に穴をあけ通風道11とする。ここを羽根車1にて加圧
された空気が高速で通過し、音のエネルギーを吸音材4
が吸収し、空気の振動を熱エネルギーに転換して消音す
る。綿状の吸音材4は個々の繊維の結合力が比較的弱く
機械強度が低いために風圧による通風道の変形を防ぐた
めに筒状の金網9を組み込んで補強してある。しかしこ
れだけでは送風気体が吸音材4の通風道に直接触れ、結
合力の弱い繊維がはく離し吹出してしまう。そこで吸音
材4の通風道11の内壁と補強用の金網9との間にランニ
ング8を組込み全体の通風道を形成させる。ランニング
8は鉱物質系の繊維を布状に織ったものである。次にフ
ランジ7にてライニング8と金網9の端面を押さえ、配
管用継手6を取付けて配管のための吸排気口5としてい
る。なお金網9は鉄板に多数の孔をあけたもの、針金を
ライニング内周に単にコイル状に巻いたものでもよい。
この考案によれば吸音効果の高い綿状の吸音材を使用し
たのにもかかわらず、吸音材の通風道内壁に耐熱布を内
張りして更に金網を内張りすることにより、送風気体の
運動エネルギーが直接吸音材に触れることがなく、風圧
により吸音材の結合力が解かれ外部へ吹出すことがない
ために経時消耗がなく耐熱性と消音効果を高くすること
ができるという効果がある。
たのにもかかわらず、吸音材の通風道内壁に耐熱布を内
張りして更に金網を内張りすることにより、送風気体の
運動エネルギーが直接吸音材に触れることがなく、風圧
により吸音材の結合力が解かれ外部へ吹出すことがない
ために経時消耗がなく耐熱性と消音効果を高くすること
ができるという効果がある。
吸音効果を高めるためには、吸音材と通風道内を通る空
気とは出来る限り直接に接することが望ましい。しかし
ながら、その場合、上述のように、吸音材の機械的強度
の問題が発生する。そこで、この考案においては、吸音
効果および機械的強度を完全にするために、通風道は金
属製の金網によって形成されている。即ち、金網は本質
的に多孔性であるので、吸音材と通風道を通る空気との
直接接触を高めることができる。しかも、その際、本質
的に多孔性である金網を円筒状に形成するだけで、吸音
材と空気との直接接触を高めることのできる通風道が構
成され、従って通風道の製造が簡単である。さらに、金
網は金属製であるので、上述のように、機械的補強を行
うことができる。
気とは出来る限り直接に接することが望ましい。しかし
ながら、その場合、上述のように、吸音材の機械的強度
の問題が発生する。そこで、この考案においては、吸音
効果および機械的強度を完全にするために、通風道は金
属製の金網によって形成されている。即ち、金網は本質
的に多孔性であるので、吸音材と通風道を通る空気との
直接接触を高めることができる。しかも、その際、本質
的に多孔性である金網を円筒状に形成するだけで、吸音
材と空気との直接接触を高めることのできる通風道が構
成され、従って通風道の製造が簡単である。さらに、金
網は金属製であるので、上述のように、機械的補強を行
うことができる。
第1図は実施例の部分断面図、第2図は第1図のII−II
断面図、第3図は第1図の部分立体図である。 2……ケーシング、3……モータ、5……吸排気口、7
……フランジ。
断面図、第3図は第1図の部分立体図である。 2……ケーシング、3……モータ、5……吸排気口、7
……フランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】綿状の耐熱材料から成り筒状に形成された
吸音材と、布状の耐熱材料から成り前記吸音材の内周面
に内張りされたライニングと、このライニングの内周面
に内張りされた金属製の金網とを備え、この金網の内側
を通風道とすることを特徴とする高温ガス用の消音装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988066290U JPH0649845Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 高温ガス用の消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988066290U JPH0649845Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 高温ガス用の消音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01173314U JPH01173314U (ja) | 1989-12-08 |
| JPH0649845Y2 true JPH0649845Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31291699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988066290U Expired - Lifetime JPH0649845Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | 高温ガス用の消音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649845Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07247992A (ja) * | 1994-03-11 | 1995-09-26 | Hitachi Ltd | 渦流ブロワ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57153718U (ja) * | 1981-03-23 | 1982-09-27 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP1988066290U patent/JPH0649845Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01173314U (ja) | 1989-12-08 |
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