JPH0649912B2 - 急冷磁石合金およびその製造方法 - Google Patents
急冷磁石合金およびその製造方法Info
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- JPH0649912B2 JPH0649912B2 JP57016393A JP1639382A JPH0649912B2 JP H0649912 B2 JPH0649912 B2 JP H0649912B2 JP 57016393 A JP57016393 A JP 57016393A JP 1639382 A JP1639382 A JP 1639382A JP H0649912 B2 JPH0649912 B2 JP H0649912B2
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- magnet alloy
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- quenched
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、魚冷硬質磁石合金に関し、さらに詳細にはSm
−Fe−Co系合金組成から得られる急冷磁石合金とその製
造方法に関するものである。
−Fe−Co系合金組成から得られる急冷磁石合金とその製
造方法に関するものである。
従来、希土類元素を含む希土類磁石合金としてSmCo5、S
mCo7、Sm2Co17などで代表される金属間化合物磁石が知
られている。これらの希土類磁石は磁気特性が優れてい
るため、現在広く利用されている。一般に希土類磁石の
製造方法は、優れた磁気特性を得る目的で、溶解−粉砕
−プレス成形−焼結−時効熱処理が必要であり、かつ温
度管理が極めて複雑であること、金属間化合物であるた
め脆く機械加工性が極めて悪いなどの欠点を有してい
る。
mCo7、Sm2Co17などで代表される金属間化合物磁石が知
られている。これらの希土類磁石は磁気特性が優れてい
るため、現在広く利用されている。一般に希土類磁石の
製造方法は、優れた磁気特性を得る目的で、溶解−粉砕
−プレス成形−焼結−時効熱処理が必要であり、かつ温
度管理が極めて複雑であること、金属間化合物であるた
め脆く機械加工性が極めて悪いなどの欠点を有してい
る。
本発明は、この点を改善すべくなされたもので、Sm50〜
92wt%、Fe4〜50wt%、Co4〜47wt%から構成され、溶
湯から表面速度2.5〜25m/sec回転体上で急速に冷却され
てなることを特徴とする急冷磁石合金およびこれらの製
造方法である。
92wt%、Fe4〜50wt%、Co4〜47wt%から構成され、溶
湯から表面速度2.5〜25m/sec回転体上で急速に冷却され
てなることを特徴とする急冷磁石合金およびこれらの製
造方法である。
本発明の急冷磁石合金は従来の希土類磁石合金とは成分
および金相的に全く異なり、その得られる合金は、Sm+
Sm(Fe,Co)2、Sm(Fe,Co)2+Sm(Fe,Co)3で示されるい
ずれかの金属間化合物あるいは金属+金属間化合物の2
相混合物からなる。その急冷磁石合金の磁気特性を改善
するための熱処理も、従来の希土類コバルト系焼結磁石
のような高温での熱処理を必要とせず、600℃以下の熱
処理で優れた磁気特性の磁石合金を得ることを特徴とす
るものである。
および金相的に全く異なり、その得られる合金は、Sm+
Sm(Fe,Co)2、Sm(Fe,Co)2+Sm(Fe,Co)3で示されるい
ずれかの金属間化合物あるいは金属+金属間化合物の2
相混合物からなる。その急冷磁石合金の磁気特性を改善
するための熱処理も、従来の希土類コバルト系焼結磁石
のような高温での熱処理を必要とせず、600℃以下の熱
処理で優れた磁気特性の磁石合金を得ることを特徴とす
るものである。
なお、本発明においては熱処理を15000エルステッド以
下の磁界中で行うことにより、さらに磁気特性を向上す
ることができる。すなわち、Sm−Fe−Co合金を300℃×
2Hf(真空中)で10,000エルステッドの磁界中熱処理に
よりiHcが2200から2400(Oe)に向上する。
下の磁界中で行うことにより、さらに磁気特性を向上す
ることができる。すなわち、Sm−Fe−Co合金を300℃×
2Hf(真空中)で10,000エルステッドの磁界中熱処理に
よりiHcが2200から2400(Oe)に向上する。
以上のことは次の試験によって明らかである。
すなわち、Sm−Fe−Co系の各種の合金を高周波溶解ある
いはアーク溶解で得た。この合金は多結晶合金であり、
粉末X線回折法により化合物の同定を実施すると、これ
らの合金はSmFe2、Sm(Fe,Co)2、Sm(Fe,Co)3で示され
る金属間化合物、2種類の金属間化合物、単独の金属間
化合物からなる合金として同定される。これらの合金の
磁気特性を室温で試料振動型磁力計により測定すると、
保磁力(iHc)は350(Oe)程度、印加磁場15K(Oe)時の磁化
(σ10K)は約40〜50(emu/g)程度である。また、この塊
状多結晶合金は、磁気特性の改善の目的により階段昇・
降温あるいは一定温度で、ある時間保持する方法の組み
合わせなどの熱処理方法を実施した場合でもiHcおよび
σ値の改善は極めて小さく、希土類磁石として利用する
ことは磁気特性あるいはコスト面からもほとんど希望が
もてない。それを本発明では急冷処理によって、磁気特
性の優れたものとなし得るのである。
いはアーク溶解で得た。この合金は多結晶合金であり、
粉末X線回折法により化合物の同定を実施すると、これ
らの合金はSmFe2、Sm(Fe,Co)2、Sm(Fe,Co)3で示され
る金属間化合物、2種類の金属間化合物、単独の金属間
化合物からなる合金として同定される。これらの合金の
磁気特性を室温で試料振動型磁力計により測定すると、
保磁力(iHc)は350(Oe)程度、印加磁場15K(Oe)時の磁化
(σ10K)は約40〜50(emu/g)程度である。また、この塊
状多結晶合金は、磁気特性の改善の目的により階段昇・
降温あるいは一定温度で、ある時間保持する方法の組み
合わせなどの熱処理方法を実施した場合でもiHcおよび
σ値の改善は極めて小さく、希土類磁石として利用する
ことは磁気特性あるいはコスト面からもほとんど希望が
もてない。それを本発明では急冷処理によって、磁気特
性の優れたものとなし得るのである。
つぎに本発明の特許請求の範囲についてその限定理由を
述べる。
述べる。
希土類元素Smの量が50wt%未満の場合iHc値が1000(Oe)
以下になる。また、Smの量が92wt%を越えた場合にもiH
c値が極端に低下することおよび希土類元素の量が著し
く多いため、工業的に製造する際、雰囲気の問題あるい
は良質なリボン状の急冷磁石合金が得にくいなどの欠点
がある。
以下になる。また、Smの量が92wt%を越えた場合にもiH
c値が極端に低下することおよび希土類元素の量が著し
く多いため、工業的に製造する際、雰囲気の問題あるい
は良質なリボン状の急冷磁石合金が得にくいなどの欠点
がある。
Fe,Coのいずれかが4wt%未満およびCoが47wt%を越え
ると急冷磁石合金のiHc値が極めて低くなる。
ると急冷磁石合金のiHc値が極めて低くなる。
本発明の急冷磁石合金の製造方法は、金属製の回転体の
表面上に溶湯を射出し、リボン状試料を得る液体急冷法
を採用している。液体急冷法では、構成元素の原料ある
いは合金を石英、酸化物あるいは高融点金属製のルツボ
に装入し、これを高周波あるいは抵抗加熱溶解後、ルツ
ボ下端部に設けられた溶湯出口部からArガス射出圧0.1
〜1kg/cm2で金属製の回転体表面に射出急冷し、リボン
状の磁石合金を得るものである。
表面上に溶湯を射出し、リボン状試料を得る液体急冷法
を採用している。液体急冷法では、構成元素の原料ある
いは合金を石英、酸化物あるいは高融点金属製のルツボ
に装入し、これを高周波あるいは抵抗加熱溶解後、ルツ
ボ下端部に設けられた溶湯出口部からArガス射出圧0.1
〜1kg/cm2で金属製の回転体表面に射出急冷し、リボン
状の磁石合金を得るものである。
これら溶解・射出作業は希土類元素の酸化を防止する目
的で、全て真空中もしくはArあるいは窒素ガスなどの不
活性ガス雰囲気中で実施しなければならない。溶湯急冷
用の回転体の材質はCu,FeおよびそのCrメッキ、ステン
レスなどの耐熱、耐食性の合金あるいはセラミックス製
が利用でき、さらに伝熱性おおよびぬれ性などを考慮
し、回転体表面に異種金属あるいはセラミックの表面処
理を有するものが良い。回転体の形状はロール、円板な
どであり、又円筒の内面に溶湯を射出するようにしても
よい。
的で、全て真空中もしくはArあるいは窒素ガスなどの不
活性ガス雰囲気中で実施しなければならない。溶湯急冷
用の回転体の材質はCu,FeおよびそのCrメッキ、ステン
レスなどの耐熱、耐食性の合金あるいはセラミックス製
が利用でき、さらに伝熱性おおよびぬれ性などを考慮
し、回転体表面に異種金属あるいはセラミックの表面処
理を有するものが良い。回転体の形状はロール、円板な
どであり、又円筒の内面に溶湯を射出するようにしても
よい。
本発明の急冷磁石合金は、高速回転体例えば回転ロール
表面上での冷却速度により得られる磁石合金の磁気特性
が大幅に変化する。優れた磁気特性を有する磁石合金を
得るためには、回転体の表面速度が2.5〜25m/secを有す
る必要がある。この回転体の表面速度とは例えば回転ロ
ールの場合、ロールの円周×回転数(r.p.m.)で規定され
るものである。回転ロール表面速度が2.5〜25m/secで得
られるリボン状磁石合金のリボン厚さは10〜数百μm程
度であるが、回転体の表面速度が25m/secを越えると極
端にリボンの厚さが薄くなり良質な連続した長尺のリボ
ンが得にくくなる。これらの製造方法から、得られる急
冷磁石合金は薄帯であるから、薄板状の硬質磁性材料の
用途には、焼結磁石を切断して作る方法と比較して製造
面での工程数の大幅な簡略化の他に機械加工および切断
のみで製品化が計れるのでコスト面でも有利である。
又、高温での熱処理を必要とせずに磁気特性を改善する
ことができるのでこの点でも有利である。
表面上での冷却速度により得られる磁石合金の磁気特性
が大幅に変化する。優れた磁気特性を有する磁石合金を
得るためには、回転体の表面速度が2.5〜25m/secを有す
る必要がある。この回転体の表面速度とは例えば回転ロ
ールの場合、ロールの円周×回転数(r.p.m.)で規定され
るものである。回転ロール表面速度が2.5〜25m/secで得
られるリボン状磁石合金のリボン厚さは10〜数百μm程
度であるが、回転体の表面速度が25m/secを越えると極
端にリボンの厚さが薄くなり良質な連続した長尺のリボ
ンが得にくくなる。これらの製造方法から、得られる急
冷磁石合金は薄帯であるから、薄板状の硬質磁性材料の
用途には、焼結磁石を切断して作る方法と比較して製造
面での工程数の大幅な簡略化の他に機械加工および切断
のみで製品化が計れるのでコスト面でも有利である。
又、高温での熱処理を必要とせずに磁気特性を改善する
ことができるのでこの点でも有利である。
以下に本願発明の詳細を実施例により説明する。
実施例1 Sm63.90%、Fe28.56%、Co7.52%の成分のインゴットを
上述した回転ロール法(高周波加熱した溶湯をArガス0.
4kg/cm2でCuロール上に射出)のAr雰囲気中で得た急冷
磁石合金の磁気特性を第1図に示す。
上述した回転ロール法(高周波加熱した溶湯をArガス0.
4kg/cm2でCuロール上に射出)のAr雰囲気中で得た急冷
磁石合金の磁気特性を第1図に示す。
この合金のiHcは、回転ロール表面速度が約16m/secで最
高となり、その値は約2200(Oe)である。この急冷磁石合
金によって粉末X線回折を試みたところ、非晶質材料で
一般に認められるような完全なハローパターンを示さ
ず、回転ロール表面速度に依存した回折ピーク強度が現
われる。表面速度が約8m/secの急冷磁石合金は、Sm(Fe,
Co)2と極めてピーク強度の弱いSmと思われ、Coは検出
されなかった。また同成分の塊状合金の室温でのiHcは2
210(Oe)である。本発明の製造方法によれば、iHcは2200
(Oe)となり、この合金に対しても約10倍の優れたiHc
を示す急冷磁石合金を得ることが判った。
高となり、その値は約2200(Oe)である。この急冷磁石合
金によって粉末X線回折を試みたところ、非晶質材料で
一般に認められるような完全なハローパターンを示さ
ず、回転ロール表面速度に依存した回折ピーク強度が現
われる。表面速度が約8m/secの急冷磁石合金は、Sm(Fe,
Co)2と極めてピーク強度の弱いSmと思われ、Coは検出
されなかった。また同成分の塊状合金の室温でのiHcは2
210(Oe)である。本発明の製造方法によれば、iHcは2200
(Oe)となり、この合金に対しても約10倍の優れたiHc
を示す急冷磁石合金を得ることが判った。
実施例2 本発明のSm−Fe−Co系合金についてSm(Fe,Co)2からSm
(Fe,Co)3の間の成分についての実験例を示す。Sm53.30
%、Fe36.95%、Co9.75%をArガス雰囲気中で製造した
インゴットは、Sm(Fe,Co)2+Sm(Fe,Co)3の2相混合物
からなり、この合金の室温でのiHcは約250(Oe)である。
この合金に対して本発明の製造方法で急冷磁石合金を作
成したところ、回転ロール表面速度が約24,16,8,4m
/secの場合、iHcはそれぞれ2000、1500,1600,1850(O
e)であった。表面速度が約4m/secの粉末X線回折の結
果、多結晶のものと比較するといずれの回折線もその強
度は極めて小さいが、それらの内容はSm(Fe,Co)2とSm
(Fe,Co)3と思われる物質と推測された。これによりSm
(Fe,Co)2からSm(Fe,Co)3の間の成分についても本発明
では優れたiHcを有する急冷磁石合金を製造することが
可能である。
(Fe,Co)3の間の成分についての実験例を示す。Sm53.30
%、Fe36.95%、Co9.75%をArガス雰囲気中で製造した
インゴットは、Sm(Fe,Co)2+Sm(Fe,Co)3の2相混合物
からなり、この合金の室温でのiHcは約250(Oe)である。
この合金に対して本発明の製造方法で急冷磁石合金を作
成したところ、回転ロール表面速度が約24,16,8,4m
/secの場合、iHcはそれぞれ2000、1500,1600,1850(O
e)であった。表面速度が約4m/secの粉末X線回折の結
果、多結晶のものと比較するといずれの回折線もその強
度は極めて小さいが、それらの内容はSm(Fe,Co)2とSm
(Fe,Co)3と思われる物質と推測された。これによりSm
(Fe,Co)2からSm(Fe,Co)3の間の成分についても本発明
では優れたiHcを有する急冷磁石合金を製造することが
可能である。
実施例3 Sm−Fe−Co系合金についてその組成式および成分につい
て実施例1と同じ方法で作成した急冷磁石合金を表1,
表2に示す。表1はSm0.45(Fe1-YCoY)0.55、0.2≦y≦1.
0で示されるものであり、表2はSm1-X(Fe0.8Co0.2)X、0.
2≦x≦0.8で示した。製造条件は実施例1の場合と同様
であるが、回転ロールは鉄製のものを使用した。
て実施例1と同じ方法で作成した急冷磁石合金を表1,
表2に示す。表1はSm0.45(Fe1-YCoY)0.55、0.2≦y≦1.
0で示されるものであり、表2はSm1-X(Fe0.8Co0.2)X、0.
2≦x≦0.8で示した。製造条件は実施例1の場合と同様
であるが、回転ロールは鉄製のものを使用した。
なお、表1,2のNo.6,7,8および13は本発明の成
分範囲外のものであり、iHcは900(Oe)以下と低いことが
わかる。
分範囲外のものであり、iHcは900(Oe)以下と低いことが
わかる。
第2図はSm0.45(Fe1-YCoY)0.55の組成式で示される急冷
磁石合金の磁気特性について回転ロール表面速度が16m/
secの場合について示している。図からyの値が大きく
なるにつれ、つまりCoの含有量が増すに伴いiHcおよび
σ10K値は徐々に低下する。なお同成分の多結晶のも
ののiHcは約250〜350(Oe)、σ10Kは約10〜40(emu/g)
である。
磁石合金の磁気特性について回転ロール表面速度が16m/
secの場合について示している。図からyの値が大きく
なるにつれ、つまりCoの含有量が増すに伴いiHcおよび
σ10K値は徐々に低下する。なお同成分の多結晶のも
ののiHcは約250〜350(Oe)、σ10Kは約10〜40(emu/g)
である。
第3図はSm1-X(Fe0.8Co0.2)xの組成式で示されるもの
についての急冷磁石合金の磁気特性を示している。回転
ロール表面速度は約16m/secである。図からiHcが最大と
なるx値は約0.5であり、この場合iHcは約2600(Oe)、σ
10Kは約52(emu/g)である。この系で優れた磁気特性
を有する急冷磁石合金を製造するために、xは0.2<x
<0.8の範囲が必要である。なお同成分の多結晶のもの
のiHcは約200〜300(Oe)、σ10Kは約10〜60(emu/g)で
ある。
についての急冷磁石合金の磁気特性を示している。回転
ロール表面速度は約16m/secである。図からiHcが最大と
なるx値は約0.5であり、この場合iHcは約2600(Oe)、σ
10Kは約52(emu/g)である。この系で優れた磁気特性
を有する急冷磁石合金を製造するために、xは0.2<x
<0.8の範囲が必要である。なお同成分の多結晶のもの
のiHcは約200〜300(Oe)、σ10Kは約10〜60(emu/g)で
ある。
以上のように本発明によれば多結晶のもののiHcが約200
〜350(Oe)である合金に対してiHcが、約2600(Oe)の値を
有する急冷磁石合金を製造することが可能である。
〜350(Oe)である合金に対してiHcが、約2600(Oe)の値を
有する急冷磁石合金を製造することが可能である。
実施例4 次にSm−Fe−Co系合金について回転体表面に射出急冷す
る際の雰囲気の問題について示す。表3に条件を併記し
た。
る際の雰囲気の問題について示す。表3に条件を併記し
た。
Sm−Fe−Co系急冷合金のiHcは表3の結果よりArガスよ
り真空雰囲気の場合若干高い特性を示す。
り真空雰囲気の場合若干高い特性を示す。
実施例5 本発明のSm−Fe−Co系急冷磁石合金の熱処理効果につい
て次に示す。実験に使用した急冷磁石合金は、これまで
の実施例で得られたものである。熱処理は真空熱処理炉
を用い、十分に真空排気した後、真空中もしくは高純度
アルゴンガス中で所定の温度、時間で実施した。その結
果を表4に示す。
て次に示す。実験に使用した急冷磁石合金は、これまで
の実施例で得られたものである。熱処理は真空熱処理炉
を用い、十分に真空排気した後、真空中もしくは高純度
アルゴンガス中で所定の温度、時間で実施した。その結
果を表4に示す。
以上のように本発明によれば、真空もしくはAr雰囲気中
で熱処理を行なえば、iHcがいずれの場合も増加し、最
高iHcが2700(Oe)の値を有する急冷磁石を製造すること
が可能である。
で熱処理を行なえば、iHcがいずれの場合も増加し、最
高iHcが2700(Oe)の値を有する急冷磁石を製造すること
が可能である。
実施例6 次にSm−Fe−Co系急冷磁石合金について、熱処理を磁界
中で行なった実験について表5に示す。なお試料はこれ
までの実施例で得られたものを採用した。
中で行なった実験について表5に示す。なお試料はこれ
までの実施例で得られたものを採用した。
以上のように本発明によれば磁界中で熱処理を実施する
とiHcが増加し、最高iHcが2750(Oe)の急冷磁石合金を製
造することが可能であることが判った。
とiHcが増加し、最高iHcが2750(Oe)の急冷磁石合金を製
造することが可能であることが判った。
【図面の簡単な説明】 第1図は回転ロール表面速度とiHcの関係を示すグラフ
である。第2図および第3図は組成とiHcおよびσ
10Kとの関係を示すグラフである。
である。第2図および第3図は組成とiHcおよびσ
10Kとの関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山元 洋 東京都杉並区阿佐谷北2−24−5 (56)参考文献 特開 昭57−210934(JP,A) 特開 昭56−29639(JP,A) 特開 昭54−85106(JP,A) 特開 昭50−37615(JP,A) 特開 昭48−35397(JP,A) 特開 昭58−136740(JP,A) Appl.Phys.Lett.,Vo l.39,No.4,15 August 1981 P.357〜358
Claims (4)
- 【請求項1】サマリウム(Sm)50〜92wt%、鉄(Fe)4〜50
wt%、コバルト(Co)4〜47wt%から構成され、溶湯から
表面速度2.5〜25m/secの回転体上で急速に冷却されてな
ることを特徴とする急冷磁石合金。 - 【請求項2】サマリウム(Sm)50〜92wt%、鉄(Fe)4〜50
wt%、コバルト(Co)4〜47wt%よりなる合金溶湯を、表
面速度が2.5〜25m/secの回転体上に、真空もしくは不活
性ガス雰囲気中で射出して急冷することを特徴とする急
冷磁石合金の製造方法。 - 【請求項3】サマリウム(Sm)50〜92wt%、鉄(Fe)4〜50
wt%、コバルト(Co)4〜47wt%よりなる合金溶湯を、表
面速度が2.5〜25m/secの回転体上に、真空もしくは不活
性ガス雰囲気中で射出して急冷し、得られる合金を200
〜600℃で0.5〜7時間、真空もしくは不活性ガス雰囲気
中で熱処理することを特徴とする急冷磁石合金の製造方
法。 - 【請求項4】熱処理を15000エルステッド以下の磁界中
で行なう特許請求の範囲第3項記載の急冷磁石合金の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57016393A JPH0649912B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 急冷磁石合金およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57016393A JPH0649912B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 急冷磁石合金およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58136739A JPS58136739A (ja) | 1983-08-13 |
| JPH0649912B2 true JPH0649912B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=11914994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57016393A Expired - Lifetime JPH0649912B2 (ja) | 1982-02-05 | 1982-02-05 | 急冷磁石合金およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649912B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5940725U (ja) * | 1982-09-07 | 1984-03-15 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP3275882B2 (ja) | 1999-07-22 | 2002-04-22 | セイコーエプソン株式会社 | 磁石粉末および等方性ボンド磁石 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629639A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-25 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Amorphous rare earth magnets and producing thereof |
| US4496395A (en) * | 1981-06-16 | 1985-01-29 | General Motors Corporation | High coercivity rare earth-iron magnets |
-
1982
- 1982-02-05 JP JP57016393A patent/JPH0649912B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Appl.Phys.Lett.,Vol.39,No.4,15August1981P.357〜358 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58136739A (ja) | 1983-08-13 |
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