JPH06501366A - 通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を計算するシステムおよび方法 - Google Patents
通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を計算するシステムおよび方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を計算するシステムおよび方法
発明の背景
本発明は、一般にデジタル受信機に間し、さらに詳しくは、情報信号が伝送され
る通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を計算するシステムおよび方
法に関する。
2地点間で情報を伝送する通信システムは、情報信号(情報を含む)が伝送され
る通信チャンネルによって相互接続された少なくとも送信機と受信機とを含む。
無線通信システムは、一つの種類の通信システムからなる。無線通信システムの
通信チャンネルは、無線周波チャンネルからなる。@g周波チャンネルは、電磁
側波スペクトラムの周波数範囲によって定められる。無線周波チャンネル上で情
報信号を伝送するため、情報信号は無線チャンネル上で伝送するのに適した形式
に変換しなければならない。
情報信号を無線周波通信チャンネル上で伝送するのに適した形式に変換すること
は、変調という処理によって行なわれ、情報信号が無線周波電磁波上に重畳され
る。無線周波電磁波は、無線周波チャンネルを定める周波数の値の範凹円の値の
特性周波数である。情報信号が重畳される特性周波数の無線周波電磁波は、一般
に「搬送信号Jという。
情報信号によって変調された無線周波電磁波は、変調情報信号または単に変調信
号という。変調信号は、送信機と受信機との間で伝送される情報を含んでいるの
で、一般に変調信号は通信信号ともいう。
変調信号は、変調信号の変調スペクトラムともいう周波数範囲に及ぶ周波数帯域
幅を有する。変調スペクトラムの中心周波数は、搬送信号またはその近傍に位置
している。
変調信号は無線周波チャンネル上で自由空間を伝送できるので、送信機および受
信機は互いに近接して配置する必要はない。そのため、無線通信システムは、2
地点間の通信を行なうために広く利用される。
情報信号を変調して変調信号を生成する多くの方法が開発されている。そのよう
な方法には、例えば、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)、位相変調(PM
)、FSK変調(frequency−shift keying modul
ation)、 P SK変調(phase−shfft keying mo
dulation)および連続位相変調(CPM)がある。連続位相変調方式の
一つに、GMSK変調(Gaussian minimum 5hif+ ke
ying modulation)がある。別の連続位相変調方式として、直交
振幅変調(QAM)がある。QAM変調の特定の方式として、濾波DQ P S
K(fil+ered、 differential quadrature
phase 5hift keying)変調がある。
無線通信システムの送信機は、特定の変調方法、例えば、上記の方法の一つに基
づいて情報信号を変調する回路を内蔵している。そうして生成された変調信号は
、無線周波チャンネル上で伝送され、通信システムによって受信される。
受信機は、通信チャンネル上で伝送された変調信号の情報信号を検出あるいは復
元する回路を内蔵している。そのような回路は、復調という処理を実行し、これ
は変調とは逆の処理である。
復調方法は、変調方法と同様に、変調信号の情報成分を検出あるいは復元するた
めに開発されている。受信機の回路は、変調信号を送信する送信機によって変調
信号が生成される変調方法に対応する復調方法によって変調信号を復調する構成
でなければならない。
一般に、受信機の回路はいくつかのステージからなり、通信チャンネル上で伝送
される変調信号を周波数的にダウンコンバートする回路を含む。
多くのさまざまな送信機によって生成される変調信号は、同時に伝送する変調信
号が周波数的に重複しない限り、同時に伝送することができる。情報信号を異な
る周波数の搬送信号上に変調することにより、そうして生成された変調信号の変
調スペクトラムは、そのような重複を避ける周波数帯域幅となる。
監督官庁は、電磁周波数スペクトラムをいくつかの周波数帯に分割し、さまざま
な周波数帯上の変調信号の伝送を規制している。周波数帯はさらにチャンネルに
分割され、これらのチャンネルが無線通信システムの集線周波チャンネルを形成
している。さまざまな周波数帯内、つまり、周波数帯が分割されたチャンネルに
おける変調信号の伝送を規制することにより、同時伝送変調信号間の干渉が最小
限に押さえられる。
例えば、8100メガヘルツから900メガヘルツまでの100メガヘルツ周波
数の部分は、米国において無線電話通信用に割り当てられている。そのような無
線電話通信には、セルラ通信システムにおける無線電話通信が含まれる。
従来、無線電話は、変調信号の同時生成および受信を可能にし、無線電話と遠隔
トランシーバとの間の双方向通信を可能にする回路を内蔵している。
セルラ通信システムは、地理的区域全体において多数の基地局を離間した位置に
配置することによって形成される。
各基地局は、一つまたは多数の無線電話装置によって送信される変調信号を受信
する回路を内蔵している。
セルラ通信システムを構成する各基地局を配置することは、少なくとも一つの基
地局が地理的区域全体において任意の位置にいる無線電話装置によって送信され
る変調信号を受信する位置にいるように、慎重に選ばれる。すなわち、少なくと
も一つの基地局は、地理的区域全体において任意の位置に配置された無線電話装
置の伝送範囲内になげjtばならない。(基地局によって送信される信号の最大
信号強度すなわち最大伝送範囲は一般に、無線電話装置によって生成される信号
の最大伝送範囲よりも大きいので、無線電話装置によって生成される信号の最大
伝送範囲は、セルラ通信システムの基地局を配置する際に考慮すべき主な要因で
ある。)
基地局の配置は離間している性質上、基地局が配置される地理的区域の部分は個
々の基地局の部分と関連している。
離間した基地局のそれぞれに隣接する地理的区域の部分は「セル」を定め、それ
ぞれが一つの基地局と関連している複数のセルが、セルラ通信システムによって
網羅される地理的区域を形成している。セルフ通信システムの任意のセルの境界
内に位置する無線電話装置は、少なくとも一つの基地局に対して変調信号の送受
信が可能である。
セルラ通信システムの普及により、多くの場合、無線電話通信用に割り当てられ
た周波数帯のすべての利用可能な伝送チャンネルがフル利用されている。その結
果、無線電話通信用に割り当てられた周波数帯をさらに有効に4ノ用するためさ
まざまな構想が提唱されている。無線電話通信用に割り当てられた周波数帯をさ
らに効率的に利用することにより、既設のセルラ通信システムの伝送容量を増加
することができる。
セルラ通信システムの伝送容量は、送信機によって伝送される変調信号の変調ス
ペクトラムを最小限に押さえることによって増加することができる。変調スペク
トラムの帯域幅を低減することにより、変調信号が伝送される無線周波チャンネ
ルを小さくして、与えられた周波数帯においてより多くの無線周波チャンネルを
定めることができるようになる。
さらに、セルラ通信システムの伝送容量は、変調信号を伝送するのに要する時間
を最小限に押さえることにより増加できる。変調信号を伝送するのに要する時間
を最小限に押さえることにより、より多くの変調信号を一つの無線周波チャンネ
ル上で順次伝送できるようになる。
情報信号を変調する前にディスクリート形式に変換し、ディスクリート情報信号
を変調することによって、この変調信号の変調スペクトラムは一般に、ディスク
リート形式に変換されていない情報信号からなる変調信号よりも小さくなる。さ
らに、情報信号が変調される前にディスクリート形式に変換されると、この変調
信号は短いバーストで伝送することができ、2つ以上の変調信号を一本の伝送チ
ャンネル上で順次伝送できる。
情報信号をディスクリート形式に変換することは、符号化方法によって行なわれ
、このような変換を行なう装置はエンコーダと呼ばれる。このような符号化方法
によって生成される符号化信号は、例えば、ディスクリートなバイナリ・データ
・ストリームの形式をとることができる。ディスクリート・バイナリ・データ・
ストリームの成分(すなわちビット)は、情報信号のさまざまな特性を表す。符
号化信号を構成するバイナリ・データ・ストリームは、適切に濾波され、前述の
ように変調方法によって変調され、特定の通信チャンネル上で伝送するのに適し
た周波数の変調信号を形成する。
伝送チャンネル上で伝送される情報信号の不正確な検出または復元の原因となる
伝送誤りは、主に3つの要因、すなわち:l)スプリアス雑音:2)シンボル間
干渉;および3)レイリー・フェージングによって発生する。
スプリアス雑音には、熱雑音(thermal noise)などの電気回路内
で発生する雑音や、隣接通信チャンネル上で伝送される遷移信号(transi
erlt signals)または重複信号によって生じる雑音が含まれる。
シンボル間干渉は、人工物および/または天然物による一つの伝送信号の反射に
よって発生する。一本の変調信号のみが送信機によって生成され伝送されるが、
実際には受信機によって受信される信号は、複数の信号経路上で受信機まで伝送
される複数の信号の和である。従って、信号が伝送される実際の(すなわち非理
想的な)無線周波チャンネルは、チャンネル上で伝送される信号が複数の異なる
信号経路上で伝送された後に受信機によって受信されるため、マルチパス・チャ
ンネルという。
直接経路以外で信号を伝送することにより、伝搬遅延が生じ、このような伝搬遅
延により、無線周波チャンネル上で信号を伝送する際に、伝送信号の信号経路に
対して時間的に遅延された同じ信号を受信する。信号経路はさまざまな経路長と
なりうるので、実際に受信機は、マルチパス・チャンネルの複数の経路に対応し
て、同じ信号を何度も受信する。
大きな伝搬遅延により信号遅延が生じ、それにより伝送信号の順次伝送された信
号ビットの間で干渉が発生する。
そのような干渉がシンボル間干渉である。
レイリー・フェージングは、複数のチャンネル上で伝送される変調信号の受信に
よって生じるという点で、レイリー・フェージングはシンボル間干渉と関連して
いる。しかし、シンボル間干渉を発生させるほど大きくない時間期間の伝搬遅延
は、受信機によって受信される信号レベルの大きさと位相とを変化させる。この
ような大きさおよび位相の変化(variance)がレイリー・フェージング
である。
シンボル間干渉およびレイリー・フェージングは、受信性能を劣化させる。受信
性能は、信号が伝送されるチャンネルのチャンネル利得特性に少なくとも部分的
に依存する。
チャンネル利得とは、受信機によって受信される信号の大きさを表す(従って、
チャンネル上で伝送される信号の減衰も表す)相対的値である。また、受信性能
は、受信機によって受信される信号の雑音変化に少なくとも部分的に依存する。
雑音変化は、受信機によって受信される信号の雑音成分(スプリアス雑音を含む
)の大きさの統計的特性である。チャンネル利得および雑音変化は共に時変値で
あり、チャンネル利得および雑音変化の値はさらに、シンボル間干渉およびレイ
リー・フェージングのレベルに依存する。
既存の受信機構造には、受信機の誤りを最小限に押さえるため、シンボル間干渉
およびレイリー・フェージングを補正することを試みる回路を含むものもある。
例えば、そのような既存の受信機構造は、受信信号の値を一定のファクターで変
更することによってこのような伝送誤りを補正することを試みるものがある。こ
のような試みは、実質的に、チャンネル利得および雑音変化が一定の値であると
前提している。従って、通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化は一定
の値ではないので、このように伝送誤りを補正する試みは本質的に誤りが多い。
別の既存の受信機構造は、まず受信信号の変化を測定し、つぎに受信信号の被測
定変化の平方根を計算することによって、チャンネル利得の大きさを推定するこ
とにより利得補正を行なうことを試みている。雑音変化が比較的一定でない場合
には、そのような試みは本質的に誤りが多い。
従って、通信チャンネル上で伝送される信号の実際のチャンネル利得の値を判定
する改善された手段が必要になる。
発明の概要
従って、本発明は、送信機と受信機とを相互接続する通信チャンネルの特性を判
定する改善された手段を提供する。
さらに、本発明は1通信チャンネル上で伝送される符号化通信信号を受信し、復
号する受信機を提供する。
さらに、本発明は、通信チャンネル上で伝送される符号化通信信号を受信し、復
号するダイバーシチ受信機を提供する。
さらに、本発明は、通信チャンネル上で伝送される符号化通信信号を受信し、復
号する、適応型等化器を有する受信機を提供する。
本発明はさらに別の利点および特徴を提供するが、その詳細については、以下の
好適な実施例の詳細な説明から明らかになろう。
従って、本発明による送信機と受信機とを相互接続する通信チャンネルの少なく
とも一つと特性を判定するシステムについて開示する。本システムは、通信チャ
ンネル上で送信された後に、受信機によって受信される受信信号の少なくとも標
本化された部分の値を判定する。この受信信号の少なくともその部分の値は量子
化され、量子化値を形成する。受信信号の少なくとも標本化された部分の値と、
受信信号の少なくとも標本化された部分の対応する量子化された値との間の差に
応答して、誤差信号が形成される。この誤差信号の変化が計算され、受信信号の
少なくとも標本化された部分の変化の値と、誤り信号の変化の値とに応答して、
通信チャンネルのチャンネル利得特性が計算される。
図面の簡単な説明
第1図は、デジタル符号化情報信号を送受信できる通信システムのブロック図で
あり、伝送チャンネルはマルチパス・チャンネルからなる。
第2図は、本発明の好適な実施例に従って構成された受信機のブロック図である
。
第3図は、本発明の好適な実施例の方法の段階を示すフロー図である。
第4図は、本発明の好適な実施例のシステムを用いるダイバーシチ受信機のブロ
ック図である。
第5図は、本発明の好適な実施例の線形トランスバーサル等化器(linear
transversal equalizer: L T E)のブロック図
である。
第6図は、本発明の好適な実施例の判定帰還等化器(decjsion fee
dback equalizer: D F E)のブロック図である。
第7図は、本発明の別の好適な実施例の線形トランスバーサル等化B (LTE
)のブロック図である。
第8図は、本発明の別の好適な実施例の判定帰還等化器(DFE)のブロック図
である。
第9図は、コヒーレント変調信号を受信する回路のブロック図である。
第10図は、非コヒーレント変調信号を受信する回路のブロック図である。
第11図は、非コヒーレント変調信号を受信し、第10図の回路を含む受信機の
ブロック図である。
第12図は、ts9図の回路を含む、変調信号を受信する受信機のブロック図で
ある。
・ 好適な実施例の説明
fs1図のブロック図において、参照番号20によって記される無線通信システ
ムの概要を示す。第1図の無線通信システムは、通信チャンネルによって相互接
続されたデジタル送信機とデジタル受信機とによって構成され、デジタル符号化
情報信号の送受信を行なう。
図面においてブロック24で表される情報源は、例えば、音声信号またはデータ
信号などの情報信号源を表す。情報源24が音声信号を生成する場合、情報源2
4は、音声信号を所望の特性の電気信号に変換するトランスデユーサまたは他の
適切な回路を含む。
情報源24は、ライン28上に信号を供給し、これはソース・エンコーダ32に
与えられる。一般に、ライン28上に情報源24によって供給される信号は、ア
ナログ形式である。ソース・エンコーダ32は、与えられたアナログ信号をデジ
タル符号化信号に変換する。ソース・エンコーダ32は、アナログ/デジタル変
換器からなることが好ましい。エンコーダ32によって生成されたデジタル符号
化信号は、ライン36上に供給され、これはチャンネル・エンコーダ40に与え
られる
チャンネル・エンコーダ40は、与えられたデジタル信号を符号化方法に基づい
て符号化する。一般に、チャンネル・エンコーダ40は、与えられたデジタル信
号を符号化信号に変換して、信号の冗長度を増加するブロック・エンコーダおよ
び/または畳み込みエンコーダからなる。信号の冗長度を増加することにより、
信号の伝送中に発生する伝送誤りや他の信号ひずみにより実際の伝送信号の情報
内容が誤って解釈される可能性を低下させる。
チャンネル・エンコーダ40によって生成された符号化信号は、ライン44上で
変調器48に与えられる。変v4器48は、与えられた符号化信号を変調方法に
基づいて無線周波搬送波上に変調する。上記のように、デジタル変調信号を変調
するそのような変調方法の一つに、QPSK(qua+ernary phas
e 5hift keying)変調方法がある。
情1ifi 24 、ソース・エンコーダ32.チャンネル・エンコーダ40お
よび変調器48は共に、通信システム20の送信機(点線で示されるブロック5
2)を構成する。
送信機52の変調器48は変調信号を生成し、この信号は、図中のブロック56
で示される通信チャンネル上で自由空間を介して伝送することができる。上記の
ように、実際の(すなわち非理想的な)通信チャンネルは、マルチバス・チャン
ネルを形成する。また、スプリアス雑音もチャンネル上に存在し、これは図中で
矢印57で示される。マルチパス・チャンネルの個々の経路は、ブロック56内
にある縦長のブロック56A、56B、、、、56Nによって示される。各経路
56A〜56Nは、それぞれに関連する時変チャンネル利得(これは減衰レベル
とも関連してし)る)を有する番
補正しなければ、レイリー・フェージングは、送信機と受信機との間の通信の品
質を劣化させる。
通信チャンネル56の経路56A〜56N上で伝送される変調信号は、復調器6
4によって受信される。それぞれの経路の経路長は異なるので、送信機52によ
って伝送される信号は、さまざまな経路の長さに相当する伝搬遅延に応答して異
なる時間で、復調器64によって受信される。
復ai64は、変調器48によって変調された信号が変調された変調方法に対応
する方法によって、受信変調信号を復調する。
復調器64は、ライン68上に復調信号を供給し、これはチャンネル等化器72
に与えられる。チャンネル等化器72は、マルチパス・チャンネルのの経路上の
大きな伝搬遅延により大きなシンボル間干渉を発生する場合に、システム20の
一部を構成することが好ましい。等化器72は、マルチパス・チャンネル上の信
号の伝送によって変調信号に発生するシンボル間干渉を補正する。チャンネル等
比器72はライン76上に信号を供給し、これはチャンネル・デコーダ80に与
えられる。システム20が等化器72を内蔵していない場合、復調器72によっ
て生成された復調信号はデコーダ80に直接与えられる。
チャンネル・デコーダ80は、送信機52のチャンネル・エンコーダ40に対応
するが、符号化信号を復号する働きをする。チャン、ネル・デコーダ80は復号
信号をデジタル形式で生成し、これはライン84上でソース・デコーダ88に与
えられる。
ソース・デコーダ88は、与えられたデジタル信号をライン92上で情報シンク
(information 5ink)96に印加するのに適した形式に変換す
る。情報シンク96は、例えば、受信機のイヤピースまたはスピーカ、あるいは
ソース・デコーダ88によって生成された復号信号からなる電気信号を人間が知
覚できる形式に変換する他のトランスデユーサによって構成することができる。
復調器64.チャンネル等化器72.チャンネル・デコーダ80.ソース・デコ
ーダ88および情報シンク96は共に、通信システム20の受信機(図面では点
線のブロック100で示される)を構成する。
レイリー・フェージングにより受信信号の品質が劣化するので、このようなフェ
ージングの影響を補正する試みが行なわれている。しかし、上記のように、この
ようなフェージングの影響を補正する既存の手段は、少なくとも一部の用途では
不十分である。
第2図は、第1図のチャンネル56などの通信チャンネルのチャンネル利得およ
び雑音変化の値を適応的に計算する、本発明の好適な実施例のシステムのブロッ
ク図である。
参照番号130によって表される本システムは、ライン138上で与えられた復
調信号を標本化するシンボル・レート・サンプラ134を含む。シンボル・レー
ト・サンプラ134は、例えば、アナログ/デジタル変換器からなってもよい。
シンボル・レート・サンプラ134は、ライン142上に標本化信号を供給する
。ライン142上に供給された標本化信号は、標本化信号変化計算機(s a
m p I e d signal variance calculator
) 146に与えられる0計算機146は、与えられた標本化信号の統計的変化
を計算し、標本化信号の変化を表す信号をライン150上に生成する。
ライン142上に供給された標本化信号は、シンボル検出器154に与えられ、
この検出器は与えられた信号を量子化する。シンボル検出器154が与えられた
信号を量子化する値は、許容信号セットの値である。例えば、QPSK受信機で
は、シンボル検出器154はライン142上で与えられた信号を、QPSK信号
の4つの異なる許容信号値のいずれかに量子化する。シンボル検出器154は、
量子化された信号を表す信号をライン158上に供給する。
ライン158は、入力として加算素子162に結合される。ライン142上に供
給された標本化信号は、負入力として加算素子162に結合される。加算素子1
62は、誤差信号を形成する差信号をライン166に供給する。ライン166は
、誤差信号変化計算機170に結合される。計算機170は、ライン166上で
与えられた誤差信号の変化を計算し、誤差信号変化を表す値の信号をライン17
4上で生成する。
ライン174は、チャンネル利得および雑音変化計算機178に結合される。標
本化信号変化計算機146が標本化信号変化を表す信号を生成するライン150
はさらに、計算機178にも結合される。
計算機178は、信号が受信機(本発明の好適な実施例では、システム130の
一部をなす)に送信される通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化の値
を計算する。
計算機178は、ライン182,186上に信号を供給し、これらはデコーダ1
88に与えられる。デコーダ188はさらに、ライン142上でシンボル・レー
ト・サンプラ134によって与えられた標本化信号も受信する。デコーダ188
は、与えられた標本化信号を、ビタビ・アルゴリズムなどの復号方法に基づいて
復号する。通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化の適応的値はさらに
デコーダ188に印加されるので、デコーダ188によってライン192上で生
成される復号信号は、変調信号を生成するために変調され、通信チャンネル上で
伝送される情報信号をより正確に復元することができる。
第3図のフロー図において、本発明の好適な実施例の方法の段階を示す。第2図
のシステム130の素子は、処理装置によって実行可能なアルゴリズムにおいて
具現されることが好ましい。このフロー図による方法は、送信機と受信機とを相
互接続する通信チャンネルの少なくとも一つの特性を判定する適応型方法からな
る。
まず、ブロック210で示されるように、通信チャンネル上で送信された後に、
受信機によって受信される受信信号の少なくとも標本化された部分の値が判定さ
れる。第2図の好適な実施例のブロック図について、この段階はシンボル・レー
ト・サンプラ134によって実行される。
次に、ブロック216によって示されるように、受信信号の少なくとも標本化さ
れた部分の値の変化が計算される。
第2図のブロック図では、このような段階は標本化信号変化計算器146によっ
て実行される。
次に、ブロック222によって示されるように、受信信号の少なくとも標本化さ
れた部分の値が量子化され、量子化値となる。第2図のブロック図の標本検出器
154がこのような段階を実行する。
次に、ブロック228によって示されるように、受信信号の少なくとも標本化さ
れた部分の値と、受信信号の少なくとも標本化された部分の対応する量子化値と
の間の差に応答する誤差信号が生成される。第2図の好適な実施例のブロック図
では、このような段階は加算ブロック162によって実行され、ライン166上
で誤差信号を生成する。
次に、ブロック234によって示されるように、誤差信号の変化が計算される。
第2図のブロック図のブロックエフ0がこのような段階を実行する。
最後に、ブロック240によって示されるように、受信信号の少なくとも標本化
された部分の変化の値と、誤差信号の変化の値とに応答して、通信チャンネルの
チャンネル利得特性が計算される。第2図のブロック図では、このような段階は
計算機178によって実行される。
本発明の方法の好適な実施例では、本方法は、ブロック246によって示される
ように、受信信号の少なくとも標本化された部分の変化の値と、通信チャンネル
のチャンネル利得特性に応答して、通信チャンネルの雑音変化特性を計算する段
階をさらに含む。
第2図のブロック図において、本発明の好適な実施例では、システム130はデ
ジタル受信機の一部を構成する。
このような実施例では、変数x (t)によって示される通信チャンネル上で伝
送される信号は、受信機によって受信され、復調され、ライン138上でシンボ
ル・レート・サンプラ134に与えられる。受信信号は、変数r (t)によっ
て示される。シンボル・レート・サンプラ134は、r (k)と記される標本
化信号をライン142上で生成する。
受信信号は、次式によって表すことができるIr (k)=po (k)x (
k>+n (k)ただし:
po(k)は、通信信号x (t)が伝送される通信チャンネルのチャンネル利
得である:
n(k)は、通信チャンネルの雑音である:およびx (k)は、ディスクリー
ト形式の伝送信号である。
ライン142上で生成される標本化信号r (k)は、変化計算機146に与え
られる。標本化信号の変化は、次式によって定義される:
σ、” (k)=E 1r2(k)l =E I (po(k)χ (k>+n
、(k>)J
ただし:
po(k)は、通信信号x (t)が伝送される通信チャンネルのチャンネル利
得;
n(k、)は、(サンプラ134によって標本化された)通信チャンネルの雑音
、および
Eは、信号の期待値である。
x (k)およびn (k)が相関しておらず、x jk)の大きさが1 (す
なわち、lx (k)l=11)の場合、と記の式を代数的に整理すると次のよ
うになる:e、” (k)=E lp。” (k)t +E In2(k)l。
さらに:
a、’ (k) =po” (k)+en2 (k)ただし:
σ。′(k)は、通信チャンネル上に存在する雑音の変化である。
加算素子162によって生成される誤差信号e (k)は、ライン166上で生
成され、変化計算機170に与えられる。誤差信号の変化は、次式のよって定義
される:ae” (k)=E le2 (k)l =E Ir (k) x(k
) )21
代入する(そして不正確な信号検出を無視する)ことにより、誤差信号の変化は
次のように表すことができる:a% (k) =p、2 (k) 21)O(k
)+ σ、” (k)ただし:
σ、” (k)は、通信チャンネル上に存在する雑音の変化である。
上式の間道において、受蝕 本化信号の変化を代入することにより、次式が得ら
れる:
a、” (k) a、’ (k) =21)o (k) 1po(k)を解くこ
とにより、チャンネル利得は次のようになる:
りo (k) = (σ 、’ (k) −σ e ” <k) +1 ン /
2計算機178は、上式を適応的に計算して、ライン150上の標本化信号変
化σ、” (k)の値と、ライン174上で生成される誤差信号変化σ、” (
k)の値とに応答するチャンネル利得の適応値p0(k)を判定する。
計算機178はさらに、信号が受信機に伝送される通信チャンネルの雑音変化も
計算する。チャンネル利得p。(k)の計算値を前述の式に代入することにより
、雑音変化の値σ、、” (k)は次のようにめることができる:σ。” (k
)=σ、” (k)−p。” (k)計算機178によって計算され、ライン1
82,186上でそれぞれ生成されるチャンネル利得および雑音変化の値は、デ
コーダ188に与えられる。
第4図のブロック図において、本発明の好適な実施例のダイバーシチ受信機(参
照番号280によって表される)を示す。ダイバーシチ受信機は、2つ以上の位
置で受信される2つ以上の信号を合成するべく動作する。第4図のダイバーシチ
受信機280は、2つの独立した分岐によって構成されているが、ダイバーシチ
受信機280は、回路を適切に変更することによって3つ以上の分岐でも同様に
構成することができることはもちろんである。
ダイバーシチ受信機280の第1分岐は、通信チャンネル上で伝送される変調信
号を検出するアンテナ284からなる。アンテナ284は、受信信号r、(t)
をライン286上で復調器290に与える。復調器290は、アンテナ284に
よって受信された信号を表す復調信号をライン294上で生成する。ライン29
4は、第1分岐シンボル・レート・サンプラ298に結合され、これは第2(!
lのシンボル・レート・サンプラ134と同様に、与えられた信号を標本化し、
ライン300上で標本化信号を生成する。ライン300は第1分岐ミキサ304
の入力に結合され、このミキサ304は、glによって示される利得係数(ga
In coefficient)をライン306上で受信する。第1分岐ミキサ
304は、混合信号をライン308上で生成する。
ダイバーシチ受信機280はさらに、アンテナ284がら離間しているアンテナ
314からなる第2分岐によって構成される。アンテナ314は、通信チャンネ
ル上で伝送される変調信号を受信すべく動作する。アンテナ314は、r2(t
)によって示される受信信号をライン316上で復調器320に与える。復調器
320は、ライン324上で復調信号を生成し、これは第2分岐シンボル・レー
ト・サンプラ328に早えられる。シンボル・レート・サンプラ328は、受信
機280の第1分岐シンボル・レート・サンプラ298と同様に動作し、ライン
324上で与えられた信号を標本化し、標本化信号をライン330上で生成する
。ライン330は、第2分岐ミキサ334の入力に結合される。また、g2によ
って示される利得係数は、ミキサ334の第2人力にライン336上で与えられ
る。第2分岐ミキサ334は、ライン338上で8力信号を生成する。
ライン308,338は、加算素子340に対する入力を形成すべく結合されて
いる。加算素子340は、r ([)によって示される加算信号をライン342
上で生成する。
加算素子340によってライン342上で生成された加算標本化信号は、標本化
信号変化計算機346に与えられる。
第2図の計算*146と同様な計算fi346は、ライン342上で与えられた
加算標本化信号の変化を計算する。計算機346によって計算された変化を表す
信号は、ライン350土で生成される。
また、ライン342は、標本化信号変化計算機346とシンボル検出器354と
に結合される。シンボル検出器354は、第2図のビット・スライサ154と同
様に動作し、ライン342上で与えられた信号を量子化する。本発明の好適な実
施例では、シンボル検出器354は、与えられた加算信号を、QPSK信号で許
される4つの許容信号レベル値の一つに変換する。サンプル検出器354によっ
て生成された量子化信号rc(k)は、ライン358上で生成され、加算素子3
62に与えられる。加算素子362は、第2図の加算素子162と同様に、ライ
ン342上で加算素子340によって生成された加算標本化信号を受信すべくさ
らに結合されている。加算素子362は、ライン358上で与えられた量子化信
号と、ライン342上で与えられた加算標本化信号との間の差(誤差信号e (
k)という)を判定し、そのような差を表す信号をライン366上で生成する。
ライン366は、誤差信号変化1を算機370に結合される。
誤差信号変化計算機370は、第2図の計算機170と同様に、ライン366上
で与えられた誤差信号の変化を計算する。計算機370は、この計算された変化
を表す信号をライン374上で生成する。
ライン350,374は、チャンネル利得および雑音変化計算機378に結合さ
れる。計算機378は、第1図の計算fi178と同様に、信号x (t)がア
ンテナ284゜314に伝送される通信チャンネルのチャンネル利得および雑音
変化を計算する。計算機378は、チャンネル利得および雑音変化の計算された
値をそれぞれ示す信号をライン382.386上で生成する。
ライン382,386は、デコーダ388に結合される。
また、デコーダ388には、ライン342上で加算素子340によって生成され
た加算標本化信号も与えられる。デコーダ388は、第2図のデコーダ188と
同様に動作し、ライン342上で与えられた加算標本化信号を復号する。
デコーダ388は、通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を表す信号
をライン382,386上で受信するので、デコーダ388は改善された精度の
復号信号をライン392上で生成する。
ダイバーシチ受信機280の第1分岐のアンテナ284によって受信され、復調
器290によって復調され、第1分岐シンボル・レート・サンプラ298によっ
て標本化された信号は、次式のよって表される:
r、(k)=po、(k>X (k)+n、(k>ただし:
r、(k)は、受信機の第1分岐によって受信される信号に応答して形成された
標本化信号を表す;p。、(k)は、受信機280の第1分岐のアンテナ284
に信号が伝送される通信チャンネルのチャンネル利得を表す;
x (k)は、通信チャンネル上で送信機によって実際に伝送される信号の標本
化部分を表す;およびn、(k)は、信号がアンテナ284に伝送される通信チ
ャンネルの雑音を表す。
同様に、ダイバーシチ受信機280の第2分岐のアンテナ314によって受信さ
れ、復調器320によって復調され、第2分岐シンボル・レート・サンプラ32
8によって標本化される信号は、次式によって表すことができる:r2(k)=
po2(k)x (k)+n2(k)ただし:
r2(k)は、受信機の第2分岐によって受信される信号に応答して形成された
標本化信号を表す:p02 (k)は、第2分岐のアンテナ314に信号が伝送
される通信チャンネルのチャンネル利得を表す:x (k)は、通信チャンネル
上で実際に伝送される信号の標本化部分を表す;および
n2(k)は、信号がアンテナ314に伝送される通信チャンネルの雑音を表す
。
加算素子340によって生成される加算信号は、次式によって定義される:
rc (k)=g、(k)r、(k)+g2 (k)r2(k)
ただし:
g、(k)は、ライン306上で第1分岐ミキサ304に印加される利得係数を
表す;
g2(k)は、ライン336J:、で第2分岐ミキサ334に印加される信号の
利得係数を表す。
代入し、代数的に整理することにより、上式は次のように表すことができる:
rc (k)= (g、(k)p。、(k)+g2 (k)X (k) 十g
l (k)n + (k)+ g2 (k)n2 (k))加算信号のチャンネ
ル利得を
pOc (k) −g、(k)p0+ (k>+ gz (k) p。
2(k)
と定義し、加算チャンネルの雑音を
n、(k)g、(k)n、(k>+g2 (k)n、(k)と定義すると、加算
信号の雑音変化は次のように定義できる:
Va r [n、(k>] =e、c” (k)=g、(k)a、、% (k)
+ g22 (k) σ1□′(k)また、加算信号は次式によって定義するこ
とができる:rc(k)=p0e(k)x (k)+nc(k)上式は信号を第
2図の回路130にライン138上で与える受信機によって受信され、復調され
、標本化される信号の式と同じであるので、第2図のシステム130の動作を説
明するために用いられた式を同様に用いてダイバーシチ受信機280の動作を定
めることができる。従って、ダイバーシチ受信Ill!280の右側の部分の動
作を数学的に実証することは、上記の式を適切に代入することによって説明する
ことができる。
第5図のブロック図において、第2図のシステム130をその一部として内蔵す
る本発明の別の好適な実施例を示す。概して参照番号410によって記される受
信機は、マルチパス通信チャンネル上で伝送される信号のシンボル間干渉を補正
する適応型線形トランスバーサル等化器(LTE)を含む。さらに、受信機41
0は第2図のシステム130の回路と同様な回路を有しているので、レイリー・
フェージングによって生じる干渉が除去され、受信信号をより正確に復号する。
通信チャンネル上でアンテナ412に伝送される信号は、ライン414上で復調
器416に手えられ、この復調器はライン420上で復調信号を生成する。ライ
ン420は、シンボル・レート・サンプラ424に結合され、これはライン42
8上で標本化信号を生成する。
ライン428上でサンプラ424によって標本化された標本化信号は、自動利得
制御(AGC)回路432とミキサ436の入力とに与えられる。AGC回路4
32はライン440上で信号を生成し、これはミキサ436の第2人力に与えら
れる。ミキサ436は、AGC回路432によって生成された信号がライン42
8上で生成された信号の利得の反転である場合に、ライン428上で生成された
信号の利得を除去する。ミキサ436は、ライン444上で混合信号を生成し、
これは、線形トランスバーサル”IP 化B(LTE)として示されている等止
器448の入力となる。
第5図の等止器448は、遅延素子450,452,454.456と係数ブロ
ック460,462,464,466.468とを有する5タツプ等化器である
。等止器448の加算素子470は、従来のように等止器のそれぞれのタップに
おいてとられる値を加算し、濾波された(すなわち等化された)信号をライン4
72上で生成する。
ライン472はシンボル検出器476に結合され、この検出器は与えられた信号
を量子化し、量子化信号をライン480上で生成する。ライン480は、入力と
して加算素子482に結合される。また、ライン472は入力として加算素子4
82にも結合され、この加算素子482は与えられた2つの信号の差を判定し、
その差を表す信号をライン486上に供給し、これはタップ調整回路488に結
合される。回路488は、等止器448の係数ブロック460〜468の係数値
を変更すべく動作する。
ライン472土で生成された濾波信号はさらに、ミキサ回路492の入力に与え
られる。また、ミキサ回路492には、ライン496上でAGC回路432によ
って生成された利得制御信号が与えられる。ミキサ回路492は、混合信号をラ
イン500上で生成する。
ライン486上で生成された信号はさらに、ミキサ回路504の第1人力にも与
えられる。ライン496上でAGC回路432によって生成された利得制御信号
は、ミキサ回路504の第2人力に与えられる。
ミキサ回路504は、ライン508上で混合信号を生成し、これは誤差信号変化
計算機512に与えられる。計算機512は、ライン508上で与えられた信号
の変化を計算し、その変化を表す信号をライン516に供給する。
ミキサ492によってライン500上に供給された信号は、標本化信号変化計算
機520に与えられる。標本化信号変化計算機520は、与えられた信号の変化
を計算して、その変化を表す信号をライン524上に供給する。
ライン516,524は、チャンネル利得および雑音変化計算機528に結合さ
れる。計算機528は、第4図の計算機378および第2図の計算機178と同
様に動作し、信号が受信機410に伝送される通信チャンネルのチャンネル利得
および雑音変化の値を計算する。
計算機528によって計算されたチャンネル利得および雑音変化の値を表す信号
は、ライン532.536上にそれぞれ供給され、これらはデコーダ540に結
合される。
ライン500もデコーダに結合される。デコーダ540は、ライン500上で与
えられた信号を復号し、ライン544上に復号信号を供給する。デコーダ540
は計算機528によって計算されたチャンネル利得および雑音変化を表す信号を
ライン532,536上で受信するので、ライン544上でデコーダ540によ
って生成された復号信号は、従来の受信機に比べて誤りが少ない。この構成は、
生成された信号に利得を重畳することを防ぐ。未知の時変利得を重畳することは
、復号処理に悪影響を及ぼす。
第6図のブロック図において、本発明の別の好適な実施例の受信機610を示す
。受信機610は、第5図の受信機410と同様に、マルチパス・チャンネル上
で変調信号を伝送する際に発生するシンボル閏干渉を除去する等止器回路を含む
。さらに、受信W610は第2図のシステム130の回路と同様な回路を含むの
で、レイリー・フェージングによって発生する干渉は除去され、受信信号をより
正確に復号する。
受信機610は、通信チャンネル上で伝送された信号を受信するアンテナ612
からなる。アンテナ612は、ライン614上に信号を供給し、これは復調器6
16に結合される。復調器616は、ライン620上で復調信号を生成し、これ
はシンボル・レート・サンプラ624に与えられる。シンボル・レート・サンプ
ラ624は、与えられた信号を標本化し、標本化信号をライン628上に供給す
る。
ライン628上に供給された信号は、自動利得制御(AGC)回路632とミキ
サ436の入力とに与えられる。
AGC回路632はライン640上に信号を供給し、これはミキサ636の第2
人力に与えられる。ミキサ636は、AGC回路632によって生成された信号
がライン428上に供給された信号の利得の反転である場合に、ライン428上
に供給された信号の利得を除去する。ミキサ636は、混合信号をライン644
上に供給し、これは第6図の点線のブロック648によって示される等止器への
入力となる。第6図の等化8648は、遅延素子650,652゜654.65
6を有する5タツプ・フィルタからなる。タップ係数660,662,664,
666.668は、等止器648,644に与えられた標本化信号、または遅延
素子650〜656のそれぞれの出力における標本化信号の値を重み付けする。
図示のように、等止器648は判定帰還等止器(DFE)を形成する。
タップ係数660〜668によって生成された重み付け値は加算素子670に与
えられ、これはライン672上に加算信号を供給する。ライン672はシンボル
検出器676に結合され、これは与えられた信号を量子化し、これを表す量子化
信号をライン680上に供給する。ライン680は、ライン672上に供給され
た濾波信号(すなわち等価信号)と同様に、加算素子682の入力に結合される
。
加算素子682は、ライン680上に供給された量子化信号と、ライン672上
に供給された濾波信号(すなわち等価信号)との間の差を表す差信号を生成する
。加算素子682によって生成された差信号は、ライン686上に供給され、こ
れはタップ調整回路688に与えられる。タップ調整回路688は、タップ係数
660〜668の係数値を調整する信号を生成する。
ライン672上に供給された濾波信号(すなわち等価信号)は、ミキサ692の
入力に与えられる。ミキサ692にはさらに、ライン696上でAGC回路63
2によって生成された利得制御信号が与えられる。ミキサ692は、ライン70
0上に混合信号を供給する。
ライン686上に供給された信号はさらに、ミキサ回路704への第1入力とし
て与えられる。AGC回路632によってライン696上で生成された利得制御
信号は、ミキサ回路704への第2人力として与えられる。
ミキサ回路704は、ライン708上で混合信号を生成し、これは誤差信号変化
計算機712に与えられる。計算機712は、ライン708上で与えられた信号
の変化を計算し、この変化を表す信号をライン716上で生成する。
ミキサ692によってライン700上で生成された信号は、標本化信号変化計算
機720に与えられる。標本化信号変化計算機720は、与えられた信号の変化
を計算し、この変化を表す信号をライン724上に供給する。
ライン716,724は、チャンネル利得および雑音変化計算機728に結合さ
れる。計算機728は、第4図の計算機378および第2図の計算機178と同
様に動作し、信号が受信機610に伝送される通信チャンネルのチャンネル利得
および雑音変化の値を計算する。
計算機728によって計算されたチャンネル利得および雑音変化の値を表す信号
はライン732,736上にそれぞれ供給され、これらはデコーダ740に結合
される。ライン700もこのデコーダに結合される。
デコーダ740は、ライン744上に復号信号を供給する。デコーダ740は、
計算機728によって計算されたチャンネル利得および雑音変化を表す信号をラ
イン732゜736上でそれぞれ受信するので、デコーダ74.0によってライ
ン744上に供給された復号信号は、従来の受信機に比べて誤りが少ない。さら
に、受信!610は等止器648を有しているので、受信機610は、マルチパ
ス・チャンネル上で伝送される信号のシンボル間干渉をよりよく補正することが
できる。
第7図のブロック図において、本発明の別の好適な実施例の受信機810を示す
。第5図、第6図の受信機と同様に、第7図の受信機810は、シンボル間干渉
およびレイリー・フェージングに起因する干渉に応答する受信機の誤りを低減す
る。受信機810は、シンボル間干渉に起因する受信機の誤りを低減する等化器
回路と、レイリー・フェージングに起因する受信機の誤りを低減する第2図の回
路と同様な回路とを含む。
受信機810は、通信チャンネル上で伝送される信号を受信する受信アンテナ8
12からなる。アンテナ812は、ライン814上に信号を供給し、これは復調
器816に結合される。復調器816は、ライン820上で復調信号を生成し、
これはシンボル・レート・サンプラ824に与えられる。シンボル・レート・サ
ンプラ824は、ライン820上でサンプラ824に与えられた信号の標本化部
分を表す標本化信号をライン828上に供給する。
ライン828は、自動利得制御(AGC)回路832に結合される。AGC回路
832は、ライン836上に利得制御信号を供給する。さらに、ライン828は
、図中の点線のブロック840によって示される等止器への入力となる。等止器
840は、第5図の等止器448と同様な線形トランスバーサル等化器(LTE
)と、5タツプ適応型フイルタとからなる。図示のように、等止器840は、遅
延素子850,852,854,856とタップ係数860゜862.864,
866.868とからなる。タップ係数860〜868は、ライン828上の信
号および遅延素子850〜856によって生成された遅延信号の値をそれぞれ重
み付けする。タップ係数860〜868によって生成された重み付は信号は、加
算素子872への入力として与えられる。
加算素子872は、与えられた信号を加算し、濾波信号(すなわち等価信号)を
ライン876上に供給する。ライン876はサンプル検出器878に結合され、
この検出器は与えられた信号を量子化して、それを表す量子化信号をライン88
2上に供給する。ライン882は、ミキサ素子886に入力として結合される。
AGC回路832によってライン836上に供給された利得制御信号は、ミキサ
素子886に第2人力として与えられる。
ミキサ素子886は、混合信号をライン890上で生成し、これは加算素子89
4の正入力に与えられる。ライン876上で生成された信号は、加算素子894
の反転入力に与えられる。素子894は、与えられた2つの信号の差を生成し、
差信号、すなわち誤差信号をライン898上に供給する。ライン898はタップ
調整回路902に結合され、この回路はタップ係数860〜868のタップ値を
調整する。
ライン898上に供給された差信号は、誤差信号変化計算機906にも与えられ
る。計算機906は、与えられた信号の変化を計算し、この計算された変化を表
す信号をライン910上に供給する。
ライン876上に供給された信号は、標本化信号変化計算機914に結合される
。計算機914は、与えられた信号の変化を計算し、この計算された変化を表す
信号をライン918上に供給する。
ライン910,918は、チャンネル利得および雑音変化計算機922に結合さ
れる。計算機922は、信号が受信機810に伝送される通信チャンネルのチャ
ンネル利得および雑音変化の値を計算する。
計算機922によって計算されたチャンネル利得および雑音変化の値を示す信号
は、ライン926,930上にそれぞれ供給され、これらはデコーダ934に結
合される。
ライン876もこのデコーダに結合される。デコーダ934は、計算機922に
よって計算されたチャンネル利得および雑音変化を表す信号をライン926,9
30上でそれぞれ受信するので、デコーダ934によってライン938上で生成
される復号信号は、従来の受信機に比べて誤りが少ない。この構成は、供給され
た信号に利得を重畳することを防ぐ。未知の時変利得を重畳することは、復号処
理に悪影響を及ぼす。
第8図のブロック図において、参照番号1010によって表される本発明の受信
機のさらに別の好適な実施例を示す。受信機1010は、前述の図面の受信機と
同様に、シンボル間干渉およびレイリー・フェージングの影響を補正する。
受信機1010は、通信チャンネル上で伝送される通信信号を受信するアンテナ
1012からなる。アンテナ1012はライン1014上に信号を供給し、これ
は復調器1016に与えられる。復調器1016はライン1020上に復調信号
を供給し、これはシンボル・レート・サンプラ1024に与えられる。シンボル
・レート・サンプラ1024は、与えられた信号を標本化し、それを表す標本化
信号をライン1028上で生成する。
ライン1028は、自動利得側# (AGC)回路1032に結合される。AG
C回路1032は、ライン1036上で利得制御信号を生成する。さらに、ライ
ン1028は、図中において点線のブロック1040によって示される等止器へ
の入力となる。等止器1040は、第6図の等止器648と同様に、入力信号の
印加に応答して濾波信号(すなわち等価信号)を生成する判定帰還等止器(DF
E)を構成している。等止器1040は、ここでは5タツプ・フィルタである。
他のタップ数の等止器ももちろん可能である。等止器1040は、遅延素子10
42,1044,1046.1048とタップ係数1052.1054,105
6,1058.1060とからなる。タップ係数は、印加された信号の値を重み
付けし、重み付は信号を生成し、これらの信号は、加算素子1064に入力とし
て印加される。加算素子1064は加算信号をライン1068上に供給し、これ
は濾波信号(すなわち等価信号)となる。ライン1068はサンプル検出器10
72に結合され、この検呂器は与えられた信号の値を量子化する。サンプル検出
器1072は、この量子化された値を表す信号をライン1076上に供給し、こ
れはミキサ1080の入力に結合される。AGC回路1032によってライン1
036上に供給された利得制御信号はさらに、ミキサ1080に結合される。
ミキサ1080は、与えられた信号を混合し、混合信号をライン1090上に供
給する。ライン1090は、加算素子1094への入力として結合される。ライ
ン1068上の信号は、加算素子1094への第2人力となる。加算素子109
4は、与えられた混合量子化信号と、与えられた濾波信号との間の差を形成し、
その差を表す差信号をライン1100上に供給し、これはタップ調整回路110
4に与えられる。タップ調整回路1104は、タップ係数1052〜1060の
係数値を変更すべく動作する。
ライン1100上に供給された差信号は、誤差信号変化計算機1108にも与え
られる。計算機1108は、与えられた信号の変化を計算し、この計算された変
化を表す信号をライン1112上に供給する。
ライン1068上に供給された信号は、標本化信号変化計算#J116に結合さ
れる。計算! ]、 l ] 6は、与えられた信号の変化を計算し、この計算
された変化を表す信号をライン1120上に供給する。
ライン1112.1120は、チャンネル利得および雑音変化計算機1124に
結合される。計算機1124は、信号が受信機1010に伝送される通信チャン
ネルのチャンネル利得および雑音変化の値を計算する。
計算機1124によって計算されたチャンネル利得および雑音変化の値を表す信
号は、ライン1128.1132上にそれぞれ供給され、これらはデコーダ11
36に結合される。ライン1068もこのデコーダに結合される。
デコーダ1136は、ライン1068上で与えられた信号を復号し、復号信号を
ライン1140上に供給する。デコーダ1136は、計算機1124によって計
算されたチャンネル利得および雑音変化を表す信号をライン1128゜1132
上で受信するので、デコーダ1136によってライン1140上で生成される復
号信号は、従来の受信機に比べて誤りが少ない。この構成は、生成される信号に
’f17得を重畳することを防ぐ。未知の時変利得を重畳することは、復号処理
に悪影響を及ぼす。
第9図において、伝送される差分符号化信号を受信するコヒーレント受信機の一
部として利用される、参照番号1200によって表される回路のブロック図を示
す。コヒーレント検出器は、(第9図の構造と組み合わせることにより)差分符
号化受信信号の線形処理が可能である。
標本化された受信信号は、ライン1204上で、遅延素子1216.大きさ設定
ブロック1220.位相量子化ブロック1224および複素共役変換器ブロック
1228に順次与えられる。大きさ設定ブロック1220および位相量子化ブロ
ック1224は共に、図中において点線のブロック1226によって示されるシ
ンボル検出器を構成する。
ブロック1228によって生成される信号は、ミキサ1238に入力として与え
られる。ライン1204はさらに、ミキサ1238への入力を形成している。ミ
キサ1238は、混合信号をライン1242上に供給する。回路1200は、差
分符号化信号を受信する場合に、前述の任意の図面に示す受信回路のような受信
回路の一部を構成することができる。
第10図は、第9図と同様に、参照番号1250によって表される回路のブロッ
ク図であり、差分符号化信号を受信する受信機の一部を示す。この受信機は、コ
ヒーレント受信機でも非コヒーレント受信機でもよい。第10図の回路は、差分
符号化受信信号をほぼ線形に処理することを可能にする。
標本化された受信信号は、ライン1254上で遅延素子1266に与えられ、こ
の遅延素子はライン1268上に遅延信号を供給し、この信号は複素共役変換器
1270に与えられる。変換器1270は、ライン1272上で信号を生成し、
これはミキサ1274に入力として与えられる。
さらに、ライン1254はミキサ1274の第2人力に与えられる。ミキサ12
74は、ライン1276上で混合信号を生成する。回路1250は、差分符号化
信号を受信する場合に、前述の任意の図面に示す受信回路のような受信回路の一
部を構成することができる。
ミキサ1274によってライン1276上で生成される信号Z (k)は、数学
的に次式によって表すことができる:Z (k) =r (k) r (k−1
) ”ただし:
r (k)=pO(k)e’−”’+n (k)であり、ここで:
po(k)は、チャンネル利得:
ω(k)は、時間kにおける伝送位相角:n (k)は、雑音値;および
*は、複素兵役を表す。
ここで、時間kにおける伝送位相である。(k)は、QPSK’&謂信号の集合
(π/4,3π/4,5π/4,7π/4)の一つの要素である。
項を展開し、乗することにより、次式が得られる:Z (k)−(po(k)e
”fk’+n (k)) (p。
(k−1) e’−Lk−”+n (k−1) ) ”すなわち:
上式の第1項は、フェージングされた差分検出シンボルであり、位相誤りはこの
項にない。しかし、複素誤りはその後の3つの項に存在する。最後の項は中間の
2つの項(「誤り項」)に対して小さいので、最後の項は無視することができる
。チャンネル利得が急速に変化しない場合、po(k)はほばp。(k−1)に
等しい、すなわちp。
(k>=po(k−1)である。また、チャンネル利得は実数項である。従って
、上式は次のように整理できる:=”−1)n (k)+poe’−”’ n”
(k−1)90項を因数分解することにより、次式が得られる:Z (k>=
pO(poe”−1k”Ik−”)+e−1−(k−口n (k) +e’−”
’ n” (k−1)雑音指数(noise factor)、すなわちn (
k>がガウスの場合、雑音指数乗する位相項は無視することができ、2つの雑音
指数を加えて、Nによって定められる別のガウス・ランダム変数にすることがで
きる。さらにこの式は次のように整理することができる:
また、Z (k)は、ミキサ1274によってライン1276上で生成される信
号を表す。ミキサ1276によってライン1276上で生成され、上記の簡単に
表される信号Z (k)は2つの因数に分解され、第1の因数はチャンネル利得
p。であり、第2の因数は因数((p 、 e l(−” 1−”−’))+2
N)である。Nが小さい場合、この第2の因数はほぼr (k)に等しく、従っ
て、代入することにより、Z (k)はZ (k)−por (k>と表すこと
ができる。
受信機のチャンネル・デコーダの一部を構成するビタビ・アルゴリズムなどのビ
タビ・アルゴリズムの格子(trellis)の計量式(metric for
mula)は、次式によって支配される:λ’ =[Cp、(k)/a2.、(
k>] r (k)x(k)
ただし:
Cは、任意の定数:
σ2 (k)は、雑音変化の値;
r (k)は、標本化受信信号;およびx (k)は、標本化送信信号である。
σ2.(k)が定数値である場合、σ2.(k、)は任意の定数Cの一部として
表して、新たな定数、すなわちに=C/σ2.(k) を得ることができ、ビタ
ビ・アルゴリズムの計量であるλ゛は次のように表すことができる:λ’ =Z
(k) x (k)
従って、回路1250を利用して、最適復号計量を近似することができる。
第11[Hのブロック図において、その一部として第10図の回路を含む、概し
て参照番号1380j二よって表されるダイバーシチ受信機を示す。ライン(−
シチ受信機の動作については、第4図において詳細に説明して′v)る。第4図
の実施例と同様に、第11図のラインく一シチ受信機1380は2つの分岐から
なる。
ダイバーシチ受信機1380の第1分岐番よ、通信チャンネル上で伝送される変
調信号を検出するアンテナ1384からなる。アンテナ1384は、受信信号を
ライン1386上で復調器1390に与える。復調器139oは、アンテナ13
84によって受信された信号を表す復調信号をライン1394上に供給する。ラ
イン1394は、第1分岐のシンボル・レート・サンプラ1398に結合され、
これは与えられた信号を標本化し、ライン1400上に標本化信号を供給する。
ライン1400は、第1分岐ミキサ1404の入力に結合され、このミキサは、
glによって表される利得係数をライン1406上で受信する。第1分岐ミキサ
1404は、混合信号をライン1408上に供給する。
さらに、ダイバーシチ受信機1380は、アンテナ1384から離間したアンテ
ナ1414からなる第2分岐によって構成される。アンテナ1414は、通信チ
ャンネル上で伝送される変調信号を受信する。アンテナ1414は、受信信号を
ライン1416上で復調器1420に与える。
復調器1420は、ライン1424上に復調信号を供給し、この信号は第2分岐
シンボル・レート・サンプラ1428に与えられる。シンボル・レート・サンプ
ラ1428は、受信機1380の第1分岐のシンボル・レート・サンプラ139
8と同様に動作し、ライン1424上で与えられた信号を標本化し、ライン14
30上で標本化信号を生成する。ライン1430は、第2分岐ミキサ1434の
入力に結合される。g2によって表される利得係数は、ミキサ1434の第2人
力にライン1436上で与えられる。第2分岐ミキサ1434は、ライン143
8上で出力信号を生成する。
ライン1408.1438は、加算素子1440の入力となるべく結合されてい
る。加算素子1440は、ライン1442上で加算信号を生成する。加算素子1
440によってライン1442上で生成された加算標本化信号は、回路1450
に与えられる。回路1450は、第11図の回路1250に相当する。回路14
50は、ライン1460上で信号を生成し、これはデコーダ1470に与えれる
。
先に数学的に示したように、回路1450を利用して、最適復号計量を近似する
ことができる。
デコーダ1470は、ライン1460上で与えられた信号を復号する。
第12図のブロック図において、第9図の回路をその一部として含む、概して参
照番号1480によって表される別のダイバーシチ受信機を示す。ダイバーシチ
受信機の動作については、第4図において詳細に説明している。第4図の実施例
と同様に、第12図のダイバーシチ受信機1480は2つの分岐からなる。
ダイバーシチ受信機1480の第1分岐は、通信チャンネル上で伝送される変調
信号を検出するアンテナ1484からなる。アンテナ1484は、受信信号をラ
イン1486上で復調器1490に与える。復調器1490は、アンテナ148
4によって受信された信号を表す復調信号をライン1494上で生成する。ライ
ン1494は第1分岐シンボル・レート・サンプラ1498に結合され、このサ
ンプラは与えられた信号を標本化し、ライン1500上で標本化信号を生成する
。ライン1500は、第1分岐ミキサ1504の入力に結合され、このミキサは
、g、によって表される利得係数をライン1506上で受信する。第1分岐ミキ
サ1504は、混合信号をライン1508上に供給する。
さらに、ダイバーシチ受信機1480は、アンテナ1484から離間したアンテ
ナ1514からなる第2分岐によって構成される。アンテナ1514は、通信チ
ャンネル上で伝送される変調信号を受信すべく動作する。アンテナ1514は、
受信信号をライン1516上で復調器1520に与える。復調器1520は、ラ
イン1524上に復調信号を供給し、これは第2分岐シンボル・レート・サンプ
ラ1528に与えられる。シンボル・レート・サンプラ1528は、受信機14
80の第1分岐のシンボル・レート・サンプラ1498と同様に動作し、ライン
1524上で与えられた信号を標本化し、ライン1530上で標本化信号を生成
する。ライン1530は、第2分岐ミキサ1534の入力に結合される。g2に
よって表される利得係数は、ミキサ1534の第2人力にライン1536上で与
えられる。
第2分岐ミキサ1534は、ライン1538上に出力信号を供給する。
ライン1508.1538は、加算素子1540への入力となるべく結合されて
いる。加算素子1540は、ライン1542上に加算信号を供給する。加算素子
1540によってライン1542上に供給された加算標本化信号は、回路155
0.標本化信号変化計算機1553およびシンボル検出器1555に与えられる
。回路1550は、第9図の回路1200に相当する。回路1550は、ライン
1556上に信号を供給する。計算器1553は、ライン1542上で与えられ
た信号の変化を計算すべく動作する。
計算機1553によって計算された変化を表す信号は、ライン1557上に供給
される。
シンボル検出器1555は、ライン1542上で与えられた信号を量子化すべく
動作する。本発明の好適な実施例におけるシンボル検出器1555は、与えられ
た加算信号を、QPSK信号で許される4つの許容信号レベル値の一つに量子化
する。シンボル検出器1555によって生成された量子化信号re(k)は、ラ
イン1558上に供給され、加算素子1562に与えられる。さらに、加算素子
1562は、ライン1542上に供給された信号を受信すべく結合されている。
加算素子1562は、ライン1542上に与えられた量子化信号と、ライン15
58上に与えられた信号との間の差(誤差信号e (k)として表される)を判
定し、この差を表す信号をライン1566上に供給する。
ライン1566は、誤差信号変化計算機1570に結合される。
誤差信号変化計算機1570は、ライン1566上で与えられた誤差信号の変化
を計算すべく動作する。計算機1570は、この計算された変化を表す信号をラ
イン1574上に供給する。
ライン1557.1574は、チャンネル利得および雑音変化計算機1578に
結合される。計算機1578は、信号x (t)がアンテナ1484.1514
に伝送される通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変化を計算すべく動作
する。計算機1578は、チャンネル利得および雑音変化の計算された値を示す
信号をライン1582.1586上にそれぞれ供給する。
ライン1582.1586は、デコーダ1588に結合される。また、デコーダ
1588には、回路1550によってライン1556上に供給された信号が与え
られる。デコーダ1588は、ライン1552上で与えられた信号を復号すべく
動作する。デコーダ1588は、通信チャンネルのチャンネル利得および雑音変
化を表す信号をライン1582.1586上で受信するので、デコーダ1588
は改善された精度の復号信号をライン1592上に供給する。
第12図の受信機1480と第11図の受信機1380を比較すると、雑音レベ
ルが低く、雑音変化が一定とみなすことができる場合には、第11図の受信機を
用いて、回路の簡略化が可能なことがわかる。
以上、さまざまな図面に示す好適な実施例について本発明を説明してきたが、他
の同様な実施例を用いたり、本発明から逸脱せずに、本発明と同じ機能を行なう
ため、説明してきた実施例に対して修正や追加を行なうことができることが理解
される。従って、本発明は一つの実施例に限定されず、添付の請求の範囲に基づ
く範囲において解釈すべきである。
Flo、3
特表平6−501366 (1e)
フロントページの続き
(72)発明者 ラスキー、フィリップ・ディーアメリカ合衆国イリノイ州バッ
ファロー・グローブ、ライラック・レーン139
(72)発明者 ウィンター、エリツク・エイチアメリカ合衆国イリノイ州オー
ク・パーク、サウス・エルムララド・アベニュー
Claims (10)
- 1.送信機と受信機とを相互接続する通信チャンネルの少なくとも一つの特性を 判定するシステムであって:通信チャンネル上に送信した後に、受信機によって 受信される受信信号の少なくとも標本化された一部の値を判定する手段; 受信信号の少なくとも一部の値の変化を計算する手段;受信信号の少なくとも標 本化された一部の値を量子化して、量子化値を形成する手段; 受信信号の少なくとも標本化された一部の値と、受信信号の少なくとも標本化さ れた一部の対応する量子化値との間の差に応答する誤差信号を形成する手段;前 記誤差信号の変化を計算する手段; 受信信号の少なくとも標本化された一部の変化の値と、前記誤差信号の変化の値 とに応答する通信チャンネルのチャンネル利得特性を計算する手段; によって構成されることを特徴とするシステム。
- 2.受信信号の少なくとも標本化された一部の値を判定する前記手段は、シンボ ル・レート・サンプラからなることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 3.受信信号の少なくとも一部の値の変化を計算する前記手段は、受信信号の少 なくとも標本化された一部の期待値を推定する信号変化計算機を構成する手段か らなることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 4.受信信号の少なくとも標本化された一部の値を量子化する前記手段は、ビッ ト・スライサからなることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 5.量子化する前記手段によって形成された前記量子化値は、許容信号値集合の 値レベルからなるディスクリートな信号値レベルによって構成されることを特徴 とする請求項1記載のシステム。
- 6.前記許容信号値集合は、QPSK(quarternary phase shift keying)値群の値からなることを特徴とする請求項4記載の システム。
- 7.誤差信号を形成する前記手段は、受信信号の少なくとも一部の対応する量子 化された値から、受信信号の少なくとも標本化された一部の値を減ずる手段から なることを特徴とする請求項1記載のシステム。
- 8.受信信号の少なくとも標本化された一部の変化の値と、通信チャンネルのチ ャンネル利得特性の値とに応答して、通信チャンネルの雑音変化特性を計算する 手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項8記載のシステム。
- 9.雑音変化特性を計算する前記手段は、受信信号の少なくとも標本化された一 部の変化と、通信チャンネルのチャンネル利得特性との間の差を判定する手段か らなることを特徴とする請求項8記載のシステム。
- 10.送信機と受信機とを相互接続する通信チャンネルの少なくとも一つの特性 を判定する適応型方法であって:通信チャンネル上で送信された後に、受信機に よって受信される受信信号の少なくとも標本化された一部の値を判定する段階; 受信信号の少なくとも標本化された一部の値の変化を計算する段階; 受信信号の少なくとも標本化された一部の値を量子化して、量子化値を形成する 段階; 受信信号の少なくとも標本化された一部の値と、受信信号の少なくとも標本化さ れた一部の対応する量子化値との間の差に応答する誤差信号を形成する段階;前 記誤差信号の変化を計算する段階; 受信信号の少なくとも標本化された一部の変化の値と、誤差信号の変化の値とに 応答して、通信チャンネルのチャンネル利得特性を計算する段階; によって構成されることを特徴とする適応型方法。
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