JPH0650163Y2 - 亀裂防止加工を施した木製器物 - Google Patents
亀裂防止加工を施した木製器物Info
- Publication number
- JPH0650163Y2 JPH0650163Y2 JP730692U JP730692U JPH0650163Y2 JP H0650163 Y2 JPH0650163 Y2 JP H0650163Y2 JP 730692 U JP730692 U JP 730692U JP 730692 U JP730692 U JP 730692U JP H0650163 Y2 JPH0650163 Y2 JP H0650163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- bark
- adhesive layer
- crack prevention
- prevention processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹木を輪切りにした材
料で成形した器物の木部に発生する亀裂を防止する亀裂
防止加工を施した木製器物に関する。
料で成形した器物の木部に発生する亀裂を防止する亀裂
防止加工を施した木製器物に関する。
【0002】
【従来の技術】樹木を輪切りにし、周側の樹皮部をその
まま活かし、木部の中央に孔を穿ち、花器等を成形する
器物がある。そして、斯かる器物の木部に生じる亀裂を
防止するため、器物を接着剤層へ浸漬したり、全面に接
着剤を塗布する亀裂防止加工が施されている。
まま活かし、木部の中央に孔を穿ち、花器等を成形する
器物がある。そして、斯かる器物の木部に生じる亀裂を
防止するため、器物を接着剤層へ浸漬したり、全面に接
着剤を塗布する亀裂防止加工が施されている。
【0003】上記の亀裂防止加工は、器物内外全表面に
接着剤層が形成され、樹木の樹皮部や木部の感触等に影
響を与え、折角自然物を利用して成形した趣味感を発揮
できない問題点がある。
接着剤層が形成され、樹木の樹皮部や木部の感触等に影
響を与え、折角自然物を利用して成形した趣味感を発揮
できない問題点がある。
【0004】又、亀裂は木口の木部に生ずるのであり、
樹皮部には発生しないのであるから接着剤が不経済であ
ると共に、接着剤が内部へ充分に浸透せず、目的を達成
できない問題もある。
樹皮部には発生しないのであるから接着剤が不経済であ
ると共に、接着剤が内部へ充分に浸透せず、目的を達成
できない問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するため、樹木を輪切りにした材料で成形した器物1
に於いて、樹皮部2と木部3間に接着剤層4を設け、接
着剤層4の上下端部をやや広めの溝5,5とし、環体
6,6を嵌入し、木部3を締着したものである。
成するため、樹木を輪切りにした材料で成形した器物1
に於いて、樹皮部2と木部3間に接着剤層4を設け、接
着剤層4の上下端部をやや広めの溝5,5とし、環体
6,6を嵌入し、木部3を締着したものである。
【0006】
【作用】木製器物に於ける亀裂は乾燥が原因であり、亀
裂は木部に生じる。そして、樹皮をそのまま利用する場
合、木部が乾燥収縮し、樹皮とに間隙が生じ、収縮後又
拡がろう(膨張)とするため、木部に亀裂が生ずるので
ある。
裂は木部に生じる。そして、樹皮をそのまま利用する場
合、木部が乾燥収縮し、樹皮とに間隙が生じ、収縮後又
拡がろう(膨張)とするため、木部に亀裂が生ずるので
ある。
【0007】本考案は、樹皮部2と木部3に接着剤層4
を有するため、樹皮部2と木部3の間隙を埋め、木部3
が拡がろうとするのを抑えるため、拡がることによって
生ずる亀裂の発生を防止するのである。
を有するため、樹皮部2と木部3の間隙を埋め、木部3
が拡がろうとするのを抑えるため、拡がることによって
生ずる亀裂の発生を防止するのである。
【0008】そして、拡がりが強い上下端部は環体6,
6で締着し、亀裂の発生を防止している。又、木部3と
樹皮部2を接着しているから、木部3が更に収縮して樹
皮部2との離反しようとするのを防止する。
6で締着し、亀裂の発生を防止している。又、木部3と
樹皮部2を接着しているから、木部3が更に収縮して樹
皮部2との離反しようとするのを防止する。
【0009】
【実施例】図面は本考案の一実施例を示す花器1であ
り、樹皮部2と木部3の間に接着剤層4を有する。接着
剤層4は樹木を輪切りとした材料を乾燥し、乾燥による
収縮率の相違によって樹皮部2と木部3の間に生ずる間
隙に接着剤を充填することで設けることができる。
り、樹皮部2と木部3の間に接着剤層4を有する。接着
剤層4は樹木を輪切りとした材料を乾燥し、乾燥による
収縮率の相違によって樹皮部2と木部3の間に生ずる間
隙に接着剤を充填することで設けることができる。
【0010】又、木部3の樹皮部2との間に上下端部に
接着剤層4と一連の溝5,5を穿設し、該溝5,5に環
体6を嵌入して木部3を締着して接着剤を充填したもの
である。環体6で木部3を締め付けているため、接着剤
層4と共に木部3の拡がりを防止し、特に弱い材質のも
のに有効である。
接着剤層4と一連の溝5,5を穿設し、該溝5,5に環
体6を嵌入して木部3を締着して接着剤を充填したもの
である。環体6で木部3を締め付けているため、接着剤
層4と共に木部3の拡がりを防止し、特に弱い材質のも
のに有効である。
【0011】
【考案の効果】以上のように、本考案は木部を接着剤層
で固めると共に、樹皮部との離反を阻止し、間隙の発生
を防止するため木部に亀裂が生ぜず、木製の素材を充分
に活かした器物を提供し得る。そして、亀裂の発生が顕
著な上下端部は環体で補強してあるため、拡がりの防止
効果を一層発揮するのである。又、接着剤を必要部分に
のみ使用するため最少限の接着剤でよく、経済的効果も
有するのである。
で固めると共に、樹皮部との離反を阻止し、間隙の発生
を防止するため木部に亀裂が生ぜず、木製の素材を充分
に活かした器物を提供し得る。そして、亀裂の発生が顕
著な上下端部は環体で補強してあるため、拡がりの防止
効果を一層発揮するのである。又、接着剤を必要部分に
のみ使用するため最少限の接着剤でよく、経済的効果も
有するのである。
【図1】図面は本考案の実施例を示す縦断正面図であ
る。
る。
1 器物 2 樹皮部 3 木部 4 接着剤層 5 溝 6 環体
Claims (1)
- 【請求項1】 樹木を輪切りにした材料で成形した器物
1に於いて、樹皮部2と木部3間に接着剤層4を設け、
接着剤層4の上下端部をやや広めの溝5,5とし、環体
6,6を嵌入し、木部3を締着したことを特徴とする亀
裂防止加工を施した木製器物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP730692U JPH0650163Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 亀裂防止加工を施した木製器物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP730692U JPH0650163Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 亀裂防止加工を施した木製器物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100808U JPH04100808U (ja) | 1992-09-01 |
| JPH0650163Y2 true JPH0650163Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31739076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP730692U Expired - Lifetime JPH0650163Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 亀裂防止加工を施した木製器物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650163Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP730692U patent/JPH0650163Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100808U (ja) | 1992-09-01 |
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