JPH0650164B2 - 触媒燃焼方法 - Google Patents
触媒燃焼方法Info
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- JPH0650164B2 JPH0650164B2 JP60278577A JP27857785A JPH0650164B2 JP H0650164 B2 JPH0650164 B2 JP H0650164B2 JP 60278577 A JP60278577 A JP 60278577A JP 27857785 A JP27857785 A JP 27857785A JP H0650164 B2 JPH0650164 B2 JP H0650164B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C13/00—Apparatus in which combustion takes place in the presence of catalytic material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガスタービン用燃焼器のように1300℃に近い高
温における燃焼が求められる場合に好適な触媒燃焼方法
に関するものである。
温における燃焼が求められる場合に好適な触媒燃焼方法
に関するものである。
(従来の技術) 発電その他の目的で用いられているガスタービンにおい
ては、その熱効率を上げるために燃焼ガスの温度をター
ビンブレードが耐え得る範囲内でできるだけ高くするこ
とが求められており、現在では1100〜1300℃程度の燃焼
ガスが燃焼器から供給されている。ところが通常のバー
ナを用いてこのような高温燃焼を行わせた場合には火炎
の中心部分に高温域が形成され、この高温域において空
気中の窒素が酸素と結合して多量のNOXが発生する問
題がある。そこで特開昭58−16493号公報や特開
昭59−167621号公報に示されるように、混合気
を触媒と接触させてその表面で触媒燃焼させることによ
りNOXの発生量を低減させる触媒燃焼法が注目されて
いるが、これらの従来法においては触媒表面温度を燃焼
ガス温度と同等以上に高める必要があるため、触媒が急
速に劣化して100時間程度の寿命を持つに過ぎず、実
用性は皆無に近かった。
ては、その熱効率を上げるために燃焼ガスの温度をター
ビンブレードが耐え得る範囲内でできるだけ高くするこ
とが求められており、現在では1100〜1300℃程度の燃焼
ガスが燃焼器から供給されている。ところが通常のバー
ナを用いてこのような高温燃焼を行わせた場合には火炎
の中心部分に高温域が形成され、この高温域において空
気中の窒素が酸素と結合して多量のNOXが発生する問
題がある。そこで特開昭58−16493号公報や特開
昭59−167621号公報に示されるように、混合気
を触媒と接触させてその表面で触媒燃焼させることによ
りNOXの発生量を低減させる触媒燃焼法が注目されて
いるが、これらの従来法においては触媒表面温度を燃焼
ガス温度と同等以上に高める必要があるため、触媒が急
速に劣化して100時間程度の寿命を持つに過ぎず、実
用性は皆無に近かった。
また、特開昭60−186622号公報には、混合気を
貴金属系ハニカム触媒体の内部に通して燃料の一部を触
媒燃焼させて昇温した複合ガスとし、この複合ガスに好
ましくは補助燃料及び補助空気を加えたうえで非流線形
体が配置された領域内で気相燃焼させ、ガスタービン用
の高温の燃焼ガスを得る装置が示されている。ところが
この装置ではその実施例に示されているように、触媒体
内における空間速度は72万〜180万(1/H)と極めて大き
く、混合気中の燃料のごく一部が触媒燃焼するに過ぎな
い。従って燃料の改質が十分には行われないため、触媒
体の出口側に非流線形体を配置して失火を防止する必要
があるが、装置が複雑化するとともにこの部分は非常に
高温であるのでメンテナンスが容易でない等の問題があ
った。
貴金属系ハニカム触媒体の内部に通して燃料の一部を触
媒燃焼させて昇温した複合ガスとし、この複合ガスに好
ましくは補助燃料及び補助空気を加えたうえで非流線形
体が配置された領域内で気相燃焼させ、ガスタービン用
の高温の燃焼ガスを得る装置が示されている。ところが
この装置ではその実施例に示されているように、触媒体
内における空間速度は72万〜180万(1/H)と極めて大き
く、混合気中の燃料のごく一部が触媒燃焼するに過ぎな
い。従って燃料の改質が十分には行われないため、触媒
体の出口側に非流線形体を配置して失火を防止する必要
があるが、装置が複雑化するとともにこの部分は非常に
高温であるのでメンテナンスが容易でない等の問題があ
った。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来の触媒燃焼方法の問題点を解
決して、1300℃近い高温燃焼を行わせた場合にもNOX
の発生量を極めて低くすることができ、しかも触媒の劣
化を防止して長期間にわたる連続使用が可能であり、か
つ複雑な装置を必要としない媒燃焼方法を目的として完
成されたものである。
決して、1300℃近い高温燃焼を行わせた場合にもNOX
の発生量を極めて低くすることができ、しかも触媒の劣
化を防止して長期間にわたる連続使用が可能であり、か
つ複雑な装置を必要としない媒燃焼方法を目的として完
成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、燃料と空気との混合気の流量を制御しつつ供
給し、ハニカム構造体の表面に燃焼触媒を担持させたハ
ニカム構造触媒体と接触させて触媒燃焼させたのち、そ
の下流域において気相燃焼させる方法であって、燃焼器
をハニカム構造触媒体を備えた触媒燃焼室と、その下流
に他の保炎手段を介在させることなく引続いて形成され
た気相燃焼室とで構成し、該ハニカム構造触媒として相
当直径が2.5mm〜100mmの多数の貫通孔を備えたハニカム
構造触媒体を用い、混合気を空間速度50000(1/H)〜6000
00(1/H)でハニカム構造触媒に供給し、その内部におい
て触媒燃焼させたのち、その触媒燃焼ガスを保炎源とし
て他の保炎手段に依存することなくその下流域において
気相燃焼させることを特徴とするものである。
給し、ハニカム構造体の表面に燃焼触媒を担持させたハ
ニカム構造触媒体と接触させて触媒燃焼させたのち、そ
の下流域において気相燃焼させる方法であって、燃焼器
をハニカム構造触媒体を備えた触媒燃焼室と、その下流
に他の保炎手段を介在させることなく引続いて形成され
た気相燃焼室とで構成し、該ハニカム構造触媒として相
当直径が2.5mm〜100mmの多数の貫通孔を備えたハニカム
構造触媒体を用い、混合気を空間速度50000(1/H)〜6000
00(1/H)でハニカム構造触媒に供給し、その内部におい
て触媒燃焼させたのち、その触媒燃焼ガスを保炎源とし
て他の保炎手段に依存することなくその下流域において
気相燃焼させることを特徴とするものである。
以下に本発明を第1図を参照しつつ更に詳細に説明す
る。
る。
本発明において用いられる混合気は、LNGあるいはL
PG等の炭化水素燃料と予熱空気とをそれぞれ流量制御
器(10)、(11)により流量制御したうえ混合器(12)により
所定の比率で混合したものを用いることが好ましい。
PG等の炭化水素燃料と予熱空気とをそれぞれ流量制御
器(10)、(11)により流量制御したうえ混合器(12)により
所定の比率で混合したものを用いることが好ましい。
本発明では、燃焼器はハニカム構造触媒体(3)を備えた
触媒燃焼室(13)と、その下流に他の保炎手段介在させる
ことなく引続いて形成された気相燃焼室(14)とで構成さ
れている。混合気はまずハニカム構造触媒体(3)を備え
た触媒燃焼室(13)に導入される。ハニカム構造触媒体
(3)としては、ムライト、アルミナ等の耐熱性セラミッ
ク材料からなるハニカム構造体の表面に燃焼触媒を担持
させたものが用いられる。燃焼触媒としては白金、パラ
ジウム、ロジウムのうちの少くとも一種を用いるものと
し、上記のようなハニカム構造体の表面にγ−Al2O3、Z
rO2等を担持させたうえでこれらの燃焼触媒を付着させ
ることが好ましい。これらの燃焼触媒中、パラジウムは
触媒燃焼室(13)の下流側に引続いて形成された気相燃焼
室(14)における気相燃焼を維持する能力の点でも最も優
れたものである。
触媒燃焼室(13)と、その下流に他の保炎手段介在させる
ことなく引続いて形成された気相燃焼室(14)とで構成さ
れている。混合気はまずハニカム構造触媒体(3)を備え
た触媒燃焼室(13)に導入される。ハニカム構造触媒体
(3)としては、ムライト、アルミナ等の耐熱性セラミッ
ク材料からなるハニカム構造体の表面に燃焼触媒を担持
させたものが用いられる。燃焼触媒としては白金、パラ
ジウム、ロジウムのうちの少くとも一種を用いるものと
し、上記のようなハニカム構造体の表面にγ−Al2O3、Z
rO2等を担持させたうえでこれらの燃焼触媒を付着させ
ることが好ましい。これらの燃焼触媒中、パラジウムは
触媒燃焼室(13)の下流側に引続いて形成された気相燃焼
室(14)における気相燃焼を維持する能力の点でも最も優
れたものである。
本発明は混合気がハニカム構造触媒体(3)を通過する際
に一部を触媒燃焼させ、その触媒燃焼ガスを保炎源とし
て他の保炎手段に依存することなく残部をその下流域の
気相燃焼室(14)において気相燃焼させるものであるか
ら、ハニカム構造触媒体(3)の貫通孔の相当直径とこれ
を通過する混合気の空間速度を適当に組合せることが必
要である。ここで相当直径は4×(貫通孔の断面積)/
(貫通孔の内周長さ)として定義され、後の実施例に示
すように2.5mm以上10mm以下にする。また空間速度は
(0℃1気圧における混合気容積流量)/(ハニカム構
造触媒体の容積)として定義されるもので、50000(1/H)
/600000(1/H)とする。相当直径及び空間速度が上記の
値よりも小さいと混合気はハニカム構造触媒体(3)の内
部において大部分燃焼が完了してしまい、触媒が高温と
なるとともに下流域の気相燃焼室(14)における気相燃焼
が行われないので本発明の目的を達成することができな
くなる。また相当直径及び空間速度が上記の値よりも大
きくなると十分に触媒燃焼を行わせることができないた
めに気相燃焼の負担が大きくなり、また前記した従来技
術の場合と同様に他の保炎手段を必要とすることとなっ
てやはり本発明の目的を達成することができなくなる。
に一部を触媒燃焼させ、その触媒燃焼ガスを保炎源とし
て他の保炎手段に依存することなく残部をその下流域の
気相燃焼室(14)において気相燃焼させるものであるか
ら、ハニカム構造触媒体(3)の貫通孔の相当直径とこれ
を通過する混合気の空間速度を適当に組合せることが必
要である。ここで相当直径は4×(貫通孔の断面積)/
(貫通孔の内周長さ)として定義され、後の実施例に示
すように2.5mm以上10mm以下にする。また空間速度は
(0℃1気圧における混合気容積流量)/(ハニカム構
造触媒体の容積)として定義されるもので、50000(1/H)
/600000(1/H)とする。相当直径及び空間速度が上記の
値よりも小さいと混合気はハニカム構造触媒体(3)の内
部において大部分燃焼が完了してしまい、触媒が高温と
なるとともに下流域の気相燃焼室(14)における気相燃焼
が行われないので本発明の目的を達成することができな
くなる。また相当直径及び空間速度が上記の値よりも大
きくなると十分に触媒燃焼を行わせることができないた
めに気相燃焼の負担が大きくなり、また前記した従来技
術の場合と同様に他の保炎手段を必要とすることとなっ
てやはり本発明の目的を達成することができなくなる。
なお、ハニカム構造触媒体(3)は貫通孔の相当直径が異
なる複数種のものを組合せて用いることもでき、特に後
段側ほど相当直径を大きくすることが好ましい。
なる複数種のものを組合せて用いることもでき、特に後
段側ほど相当直径を大きくすることが好ましい。
(作用) このように流量制御装置(10)、(11)によりそれぞれ流量
制御されたうえ混合器(12)によって所定の比率で混合さ
れた燃料と空気との混合気をまず触媒燃焼室(13)内の相
当直径が2.5mm〜10mmのハニカム構造触媒体(3)と空間速
度50000(1/H)〜600000(1/H)で接触させて触媒燃焼させ
ると、混合気の一部分が400〜900℃程度の比較的
低温度で触媒燃焼するとともに燃料の改質が十分に行わ
れ、燃焼ガスと未燃混合気とが混合した状態でハニカム
構造触媒体(3)の多数の貫通孔から流出し、その触媒燃
焼ガスを保炎源として他の保炎手段に依存することなく
その下流域の気相燃焼室(14)において気相燃焼し、1200
〜1300℃の高温の燃焼ガスが得られる。この気相燃焼に
おいては燃料は多数の貫通孔から分散的に流出して燃焼
するために、火炎の中心部分に局部的な高温域が形成さ
れることがなく、また燃焼触媒の影響もあってNOXは
ほとんど発生しない。また触媒燃焼はハニカム構造触媒
体(3)の内部において400〜900℃の比較的低温度
で行われるので、燃焼触媒が熱により劣化することもな
く、後の実施例にも示すように長期間にわたり安定した
性能を維持することが可能である。なお触媒燃焼温度を
400℃未満とすると次の気相燃焼において目的とする
1200〜1300℃の高温の燃焼ガスが得られず、900℃を
越えるとハニカム構造触媒体(3)が熱により劣化して長
期間にわたり安定した燃焼を行わせることができなくな
る。
制御されたうえ混合器(12)によって所定の比率で混合さ
れた燃料と空気との混合気をまず触媒燃焼室(13)内の相
当直径が2.5mm〜10mmのハニカム構造触媒体(3)と空間速
度50000(1/H)〜600000(1/H)で接触させて触媒燃焼させ
ると、混合気の一部分が400〜900℃程度の比較的
低温度で触媒燃焼するとともに燃料の改質が十分に行わ
れ、燃焼ガスと未燃混合気とが混合した状態でハニカム
構造触媒体(3)の多数の貫通孔から流出し、その触媒燃
焼ガスを保炎源として他の保炎手段に依存することなく
その下流域の気相燃焼室(14)において気相燃焼し、1200
〜1300℃の高温の燃焼ガスが得られる。この気相燃焼に
おいては燃料は多数の貫通孔から分散的に流出して燃焼
するために、火炎の中心部分に局部的な高温域が形成さ
れることがなく、また燃焼触媒の影響もあってNOXは
ほとんど発生しない。また触媒燃焼はハニカム構造触媒
体(3)の内部において400〜900℃の比較的低温度
で行われるので、燃焼触媒が熱により劣化することもな
く、後の実施例にも示すように長期間にわたり安定した
性能を維持することが可能である。なお触媒燃焼温度を
400℃未満とすると次の気相燃焼において目的とする
1200〜1300℃の高温の燃焼ガスが得られず、900℃を
越えるとハニカム構造触媒体(3)が熱により劣化して長
期間にわたり安定した燃焼を行わせることができなくな
る。
(実施例) 第1図に示すように、パイプ(1)の内部に耐火物(2)を挿
入して内径55mm、全長約900mmの燃焼筒を作成し、
その内部にパラジウムを10g/の割合で担持させた
直径50mm、厚さ25mmのハニカム構造触媒体(3)を5
段に並べて触媒燃焼室(13)とその下流側に他の保炎手段
を介在させることなく直接続く気相燃焼室(14)とを形成
した。これらのハニカム構造触媒体(3)は、ムライト質
ハニカム構造体にγ−Al2O3を100g/の割合で担
持して600℃で焼成し、その後塩化パラジウム溶液を含
浸して450℃の空気雰囲気で焼成した後、更に450℃の水
素雰囲気で焼成して作ったものである。これらのハニカ
ム構造触媒体(3)は貫通孔の相当直径が1.4mm、2.0mm、
2.5mm、4.8mm、6.8mm、10.0mm、13.0mmの7種類のもの
を用意し、同一種類のものを5個組合せて使用した。
入して内径55mm、全長約900mmの燃焼筒を作成し、
その内部にパラジウムを10g/の割合で担持させた
直径50mm、厚さ25mmのハニカム構造触媒体(3)を5
段に並べて触媒燃焼室(13)とその下流側に他の保炎手段
を介在させることなく直接続く気相燃焼室(14)とを形成
した。これらのハニカム構造触媒体(3)は、ムライト質
ハニカム構造体にγ−Al2O3を100g/の割合で担
持して600℃で焼成し、その後塩化パラジウム溶液を含
浸して450℃の空気雰囲気で焼成した後、更に450℃の水
素雰囲気で焼成して作ったものである。これらのハニカ
ム構造触媒体(3)は貫通孔の相当直径が1.4mm、2.0mm、
2.5mm、4.8mm、6.8mm、10.0mm、13.0mmの7種類のもの
を用意し、同一種類のものを5個組合せて使用した。
流量制御装置(10)、(11)から天然ガス燃料及び予め35
0℃に予熱された空気を混合器(12)に送り、メタン濃度
が4.8体積%となるようにした天然ガスを燃焼筒の入口
(4)に供給し、空間速度が3万、5万、10万、15万、60
万、80万(1/H)となるようにした。このようにして触媒
燃焼室(13)における触媒燃焼及び気相燃焼室(14)におけ
る気相燃焼を行わせつつ、ハニカム構造触媒体(3)の各
段の温度、気相燃焼ガス温度、出口(6)における未燃メ
タン濃度、NOX濃度等を測定した。
0℃に予熱された空気を混合器(12)に送り、メタン濃度
が4.8体積%となるようにした天然ガスを燃焼筒の入口
(4)に供給し、空間速度が3万、5万、10万、15万、60
万、80万(1/H)となるようにした。このようにして触媒
燃焼室(13)における触媒燃焼及び気相燃焼室(14)におけ
る気相燃焼を行わせつつ、ハニカム構造触媒体(3)の各
段の温度、気相燃焼ガス温度、出口(6)における未燃メ
タン濃度、NOX濃度等を測定した。
2000時間燃焼を継続させた後の測定データは次表に示す
とおりであって、相当直径2.5mm〜10mm、空間速度5万
〜60万(1/H)として触媒燃焼と気相燃焼とを行わせた○
印の場合には、2000時間経過後にも未燃メタン濃度が0
〜9ppm、NOX濃度が4〜6ppm、温度が1310〜1320℃
の燃焼ガスが得られることがわかる。これに対して、×
印の場合には燃料の大部分が触媒燃焼して下流域におけ
る気相燃焼がほとんど行われず、燃焼開始直後に触媒が
1300℃程度の高温に達して劣化し燃焼触媒としての機能
が失われるので、2000時間経過後には燃焼がほとんど行
えない状態となり、混合気が出口(6)にほとんどそのま
まの状態で流出する結果となった。なお、表中のハニカ
ム構造触媒体内温度は、第2段目のハニカム構造触媒体
の中央部で測定した値である。
とおりであって、相当直径2.5mm〜10mm、空間速度5万
〜60万(1/H)として触媒燃焼と気相燃焼とを行わせた○
印の場合には、2000時間経過後にも未燃メタン濃度が0
〜9ppm、NOX濃度が4〜6ppm、温度が1310〜1320℃
の燃焼ガスが得られることがわかる。これに対して、×
印の場合には燃料の大部分が触媒燃焼して下流域におけ
る気相燃焼がほとんど行われず、燃焼開始直後に触媒が
1300℃程度の高温に達して劣化し燃焼触媒としての機能
が失われるので、2000時間経過後には燃焼がほとんど行
えない状態となり、混合気が出口(6)にほとんどそのま
まの状態で流出する結果となった。なお、表中のハニカ
ム構造触媒体内温度は、第2段目のハニカム構造触媒体
の中央部で測定した値である。
また第2図は燃焼中のハニカム構造触媒体(3)の各段の
温度及び気相燃焼ガスを示すもので、▲は相当直径3.3m
m、空間速度12万(1/H)とした場合、△は相当直径5.0m
m、空間速度12万(1/H)とした場合のデータである。これ
らの場合には、触媒層内部の温度は900℃以上には達せ
ず、気相燃焼域において1300℃に達している。これに対
して○は相当直径1.4mm、空間速度3万(1/H)とした場
合、●は相当直径2.0mm、空間速度5万(1/H)とした場合
の燃焼開始直後のデータであって、触媒層内部の温度が
1200〜1300℃に達しており、気相燃焼域において燃焼が
行われず温度が低下していることを示している。○及び
●の場合には触媒が急速に劣化することは前述のとおり
である。
温度及び気相燃焼ガスを示すもので、▲は相当直径3.3m
m、空間速度12万(1/H)とした場合、△は相当直径5.0m
m、空間速度12万(1/H)とした場合のデータである。これ
らの場合には、触媒層内部の温度は900℃以上には達せ
ず、気相燃焼域において1300℃に達している。これに対
して○は相当直径1.4mm、空間速度3万(1/H)とした場
合、●は相当直径2.0mm、空間速度5万(1/H)とした場合
の燃焼開始直後のデータであって、触媒層内部の温度が
1200〜1300℃に達しており、気相燃焼域において燃焼が
行われず温度が低下していることを示している。○及び
●の場合には触媒が急速に劣化することは前述のとおり
である。
(発明の効果) 本発明は以上に説明したとおり、燃焼器をハニカム構造
触媒体を備えた触媒燃焼室と、その下流に他の保炎手段
を介在させることなく引続いて形成された気相燃焼室と
で構成するとともに、触媒燃焼の条件を相当直径が2.5m
m〜10mm、空間速度が50000(1/H)〜600000(1/H)との特定
の範囲に設定することにより、好ましい触媒燃焼の温度
条件を形成するとともに燃料の改質を十分に行わせ、N
OX発生量が極めて少ない高温の燃焼ガスを長期間にわ
たり安定して得ることができるようにしたものである。
また本発明によればハニカム構造触媒体の下流に他の保
炎手段を必要としないので、燃焼装置が簡単となりメン
テナンスも容易となる。よって本発明は特に高温の燃焼
ガスの安定供給が求められるガスタービン用燃焼器等に
好適な触媒燃焼方法として、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大である。
触媒体を備えた触媒燃焼室と、その下流に他の保炎手段
を介在させることなく引続いて形成された気相燃焼室と
で構成するとともに、触媒燃焼の条件を相当直径が2.5m
m〜10mm、空間速度が50000(1/H)〜600000(1/H)との特定
の範囲に設定することにより、好ましい触媒燃焼の温度
条件を形成するとともに燃料の改質を十分に行わせ、N
OX発生量が極めて少ない高温の燃焼ガスを長期間にわ
たり安定して得ることができるようにしたものである。
また本発明によればハニカム構造触媒体の下流に他の保
炎手段を必要としないので、燃焼装置が簡単となりメン
テナンスも容易となる。よって本発明は特に高温の燃焼
ガスの安定供給が求められるガスタービン用燃焼器等に
好適な触媒燃焼方法として、産業の発展に寄与するとこ
ろは極めて大である。
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は第1図
の装置の各段の温度分布を示すグラフである。 (3):ハニカム構造触媒体、(10)、(11):流量制御装
置、(12):混合器、(13):触媒燃焼室、(14):気相燃焼
室。
の装置の各段の温度分布を示すグラフである。 (3):ハニカム構造触媒体、(10)、(11):流量制御装
置、(12):混合器、(13):触媒燃焼室、(14):気相燃焼
室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 博 愛知県名古屋市熱田区高蔵町10番28号 (72)発明者 藤田 恭 愛知県名古屋市瑞穂区弥富町月見ケ岡20番 18号 (56)参考文献 特開 昭60−186622(JP,A) 実開 昭60−95458(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】燃料と空気との混合気の流量を制御しつつ
供給し、ハニカム構造体の表面に燃焼触媒を担持させた
ハニカム構造触媒体と接触させて触媒燃焼させたのち、
その下流域において気相燃焼させる方法であって、燃焼
器をハニカム構造触媒体を備えた触媒燃焼室と、その下
流に他の保炎手段を介在させることなく引続いて形成さ
れた気相燃焼室とで構成し、該ハニカム構造触媒として
相当直径が2.5mm〜10mmの多数の貫通孔を備えたハニカ
ム構造触媒体を用い、混合気を空間速度50000(1/H)〜60
0000(1/H)でハニカム構造触媒に供給し、その内部にお
いて触媒燃焼させたのち、その触媒燃焼ガスを保炎源と
して他の保炎手段に依存することなくその下流域におい
て気相燃焼させることを特徴とする触媒燃焼方法。 - 【請求項2】ハニカム構造体の表面にパラジウムを含む
燃焼触媒を担持させたハニカム構造触媒体を用いる特許
請求の範囲第1項記載の触媒燃焼方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60278577A JPH0650164B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 触媒燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60278577A JPH0650164B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 触媒燃焼方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138605A JPS62138605A (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0650164B2 true JPH0650164B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=17599202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60278577A Expired - Fee Related JPH0650164B2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | 触媒燃焼方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650164B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6095458U (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-29 | 株式会社東芝 | 触媒燃焼器 |
| JPS60186622A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-24 | Toshiba Corp | 触媒燃焼器 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP60278577A patent/JPH0650164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138605A (ja) | 1987-06-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |