JPH0650170B2 - 熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒 - Google Patents
熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒Info
- Publication number
- JPH0650170B2 JPH0650170B2 JP4853087A JP4853087A JPH0650170B2 JP H0650170 B2 JPH0650170 B2 JP H0650170B2 JP 4853087 A JP4853087 A JP 4853087A JP 4853087 A JP4853087 A JP 4853087A JP H0650170 B2 JPH0650170 B2 JP H0650170B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holding cylinder
- flame
- coating
- flame holding
- hot air
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- Gas Burners (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被塗装物の塗膜を加熱乾燥させる塗装乾燥炉
内に循環供給する熱風を燃焼ガスと混合して使用温度に
加熱する熱風発生装置に用いられる熱風発生装置用エア
ヒートバーナの保炎筒に関する。
内に循環供給する熱風を燃焼ガスと混合して使用温度に
加熱する熱風発生装置に用いられる熱風発生装置用エア
ヒートバーナの保炎筒に関する。
被塗装物の塗膜を加熱乾燥させる塗装乾燥炉内に熱風を
循環供給する熱風発生装置は、第4図に示すように、塗
装乾燥炉31内からリターンダクト32を通じて混合室
33内に吸引された熱風を、当該混合室33内に設けら
れたエアヒートバーナ34の燃焼ガスと混合して使用温
度(例えば、塗装焼付乾燥炉にあっては約170℃〜1
80℃程度)に加熱し、これを熱風循環ファン35によ
りフィルタ36を通してサプライダクト37から再び塗
装乾燥炉31内に縦貫させている。
循環供給する熱風発生装置は、第4図に示すように、塗
装乾燥炉31内からリターンダクト32を通じて混合室
33内に吸引された熱風を、当該混合室33内に設けら
れたエアヒートバーナ34の燃焼ガスと混合して使用温
度(例えば、塗装焼付乾燥炉にあっては約170℃〜1
80℃程度)に加熱し、これを熱風循環ファン35によ
りフィルタ36を通してサプライダクト37から再び塗
装乾燥炉31内に縦貫させている。
また、この種の熱風発生装置に使用されるエアヒートバ
ーナ34には、熱風循環ファン35の吸引力で混合室3
3内をリターンダクト32側からサプライダクト37側
に向かって流通せられる熱風からガスの火焔を保護する
目的で保炎筒38が被せられている。
ーナ34には、熱風循環ファン35の吸引力で混合室3
3内をリターンダクト32側からサプライダクト37側
に向かって流通せられる熱風からガスの火焔を保護する
目的で保炎筒38が被せられている。
この保炎筒38は、鋼板により両端を開口した円筒形に
成形するのが一般的であるが、本出願人らは第4図に示
す如く多数の透孔39、39……を穿設したパンチング
メタルで有蓋円筒形又は有蓋角筒形に成形された保炎筒
38を使用している。
成形するのが一般的であるが、本出願人らは第4図に示
す如く多数の透孔39、39……を穿設したパンチング
メタルで有蓋円筒形又は有蓋角筒形に成形された保炎筒
38を使用している。
ところで、エアヒートバーナ34の燃焼ガスと混合して
加熱された熱風を塗装乾燥炉31内に循環供給させる熱
風発生装置にあっては、当該エアヒートバーナ34の燃
料として、被塗装物40の塗膜に悪影響を与える不純物
(特に、硫黄分)の含有量が少ない都市ガスやLPガス
を使用し、塗装乾燥炉31内に比較的清浄な燃焼ガスが
導入されるようにしている。
加熱された熱風を塗装乾燥炉31内に循環供給させる熱
風発生装置にあっては、当該エアヒートバーナ34の燃
料として、被塗装物40の塗膜に悪影響を与える不純物
(特に、硫黄分)の含有量が少ない都市ガスやLPガス
を使用し、塗装乾燥炉31内に比較的清浄な燃焼ガスが
導入されるようにしている。
しかしながら、エアヒートバーナ2の燃焼ガスが洗浄で
あっても、塗装乾燥炉31内で加熱乾燥される被塗装物
40の塗膜は若干黄味をおび、今後、白味感を増した塗
料が使用されていった場合には、品質が損なわれる懸念
があった。
あっても、塗装乾燥炉31内で加熱乾燥される被塗装物
40の塗膜は若干黄味をおび、今後、白味感を増した塗
料が使用されていった場合には、品質が損なわれる懸念
があった。
そのため、本発明者らは、塗膜の黄変発生を積極的に防
止できる実験研究を行った。
止できる実験研究を行った。
それによると、被塗装物40の塗膜が黄変する原因は、
塗装乾燥炉31内で加熱される被塗装物40の塗膜から
蒸発した有機溶剤、塗料樹脂あるいは硬化剤等が、リタ
ーンダクト32を通って混合室33内に送られ、当該混
合室33内に設けられたエアヒートバーナ34の高熱に
触れて熱分解されることによって、スチレン(C8H8)、ベ
ンゾフラン(C8H6O)、カテコール(C6H4(OH)2)、ジヒドロ
ベンゾフラン(C8H8O)、P−トルアルデヒド(C6H4(OH3)
(CHO))、m.p-クレゾール(C6H4(OH3)(OH))、キシレノー
ル(C6H3(OH3)2(OH))、メチルスチレンあるいはジトリル
メタン等の黄変原因物質が生成されることにあると判明
した。
塗装乾燥炉31内で加熱される被塗装物40の塗膜から
蒸発した有機溶剤、塗料樹脂あるいは硬化剤等が、リタ
ーンダクト32を通って混合室33内に送られ、当該混
合室33内に設けられたエアヒートバーナ34の高熱に
触れて熱分解されることによって、スチレン(C8H8)、ベ
ンゾフラン(C8H6O)、カテコール(C6H4(OH)2)、ジヒドロ
ベンゾフラン(C8H8O)、P−トルアルデヒド(C6H4(OH3)
(CHO))、m.p-クレゾール(C6H4(OH3)(OH))、キシレノー
ル(C6H3(OH3)2(OH))、メチルスチレンあるいはジトリル
メタン等の黄変原因物質が生成されることにあると判明
した。
また、実験によれば、前記黄変原因物質は、通常約50
0℃〜550℃以上の温度で生成され始め、600℃を
超えると発生量が急激に増加して約650℃前後で最大
になることが判った。
0℃〜550℃以上の温度で生成され始め、600℃を
超えると発生量が急激に増加して約650℃前後で最大
になることが判った。
そして、本発明者らは、更なる実験研究を重ねた結果、
従来において単にエアヒートバーナの火焔を熱風から保
護するためのみに使用していた保炎筒に工夫を凝らすこ
とによって黄変原因物質の発生を確実に抑制し得る手段
を見出すに到った。
従来において単にエアヒートバーナの火焔を熱風から保
護するためのみに使用していた保炎筒に工夫を凝らすこ
とによって黄変原因物質の発生を確実に抑制し得る手段
を見出すに到った。
即ち、本発明は、被塗装物の塗膜を加熱乾燥させる塗装
乾燥炉内に循環供給する熱風を燃焼ガスと混合して使用
温度に加熱する熱風発生装置用エアヒートバーナの保炎
筒において、多孔体を使用して有蓋筒形に成形された保
炎筒の表面積で前記エアヒートバーナの発熱容量を除し
て求められる表面負荷が、塗装乾燥炉内で加熱乾燥され
る被塗装物の塗膜の黄変度を予め設定した許容範囲内に
抑え得る一定値以上に選定されていることを特徴とす
る。
乾燥炉内に循環供給する熱風を燃焼ガスと混合して使用
温度に加熱する熱風発生装置用エアヒートバーナの保炎
筒において、多孔体を使用して有蓋筒形に成形された保
炎筒の表面積で前記エアヒートバーナの発熱容量を除し
て求められる表面負荷が、塗装乾燥炉内で加熱乾燥され
る被塗装物の塗膜の黄変度を予め設定した許容範囲内に
抑え得る一定値以上に選定されていることを特徴とす
る。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は本発明による保炎筒の一例を示す斜視図、第2
図その分解図、第3図は保炎筒の表面負荷と被塗装物の
塗膜黄変度との関係を実験的に求めたグラフである。
図その分解図、第3図は保炎筒の表面負荷と被塗装物の
塗膜黄変度との関係を実験的に求めたグラフである。
なお、第4図との共通部分については、同図を参酌して
説明する。
説明する。
本発明による保炎筒1は、例えば第1図に示すように、
多孔体により一定の直径D(m)及び長さL(m)を有
する有蓋円筒形に成形されると共に、その表面積(πD
L+π1/4D2)でエアヒートバーナ34の発熱容量B
(Kcal)を除した式:B/(πDL+π1/4D2)で求
められる表面負荷(Kcal/m2・h)が、塗装乾燥炉31内
で加熱乾燥される被塗装物40の塗膜の黄変度を予め設
定した許容範囲内に抑え得る一定値以下に選定されてい
る。
多孔体により一定の直径D(m)及び長さL(m)を有
する有蓋円筒形に成形されると共に、その表面積(πD
L+π1/4D2)でエアヒートバーナ34の発熱容量B
(Kcal)を除した式:B/(πDL+π1/4D2)で求
められる表面負荷(Kcal/m2・h)が、塗装乾燥炉31内
で加熱乾燥される被塗装物40の塗膜の黄変度を予め設
定した許容範囲内に抑え得る一定値以下に選定されてい
る。
ここで、エアヒートバーナ34の発熱容量B(Kcal)
は、被塗装物40の加熱に要する熱量、熱風発生装置の
混合室33や塗装乾燥炉31の炉体及び骨組等を加熱す
るに要する熱量及び炉体壁面からの損失熱量、そして塗
装乾燥炉31がトンネル形であればその出入口からの損
失熱量等も含めてトータルした熱量に相当する発熱容量
に選定されている。
は、被塗装物40の加熱に要する熱量、熱風発生装置の
混合室33や塗装乾燥炉31の炉体及び骨組等を加熱す
るに要する熱量及び炉体壁面からの損失熱量、そして塗
装乾燥炉31がトンネル形であればその出入口からの損
失熱量等も含めてトータルした熱量に相当する発熱容量
に選定されている。
そして、前記発熱容量Bに選定されたエアヒートバーナ
34に被せられる保炎筒1を、後述するように非常に小
さい無数の孔隙を有するメッシュベルト等の多孔体で有
蓋筒形に形成すると共に、当該保炎筒1の表面負荷(Kc
al/m2・h)と、当該表面負荷の値に比較して変化する被
塗装物40の塗膜の黄変度との関係を第3図のグラフに
示す如く予め実験的に求めておく。
34に被せられる保炎筒1を、後述するように非常に小
さい無数の孔隙を有するメッシュベルト等の多孔体で有
蓋筒形に形成すると共に、当該保炎筒1の表面負荷(Kc
al/m2・h)と、当該表面負荷の値に比較して変化する被
塗装物40の塗膜の黄変度との関係を第3図のグラフに
示す如く予め実験的に求めておく。
また、第3図に示す黄変度の具体的な値は色度計等を使
用して計測された数値で表し、その許容範囲は被塗装物
40の塗膜の表面に前記値を応じた濃淡の差となって表
れる黄変度を実際に視認して決定する。この場合におい
て、例えば塗装品質に厳しい自動車塗装における白色塗
料の塗膜に関しては、黄変度の許容範囲を5b以下に設
定するのが望ましいという結論を得た。ただし、白色以
外の塗料の塗膜あるいは自動車以外の他製品の塗膜につ
いては、値を例えば8b以下あるいは10b以下等のよ
うに5b以上に設定しても差し支えない。
用して計測された数値で表し、その許容範囲は被塗装物
40の塗膜の表面に前記値を応じた濃淡の差となって表
れる黄変度を実際に視認して決定する。この場合におい
て、例えば塗装品質に厳しい自動車塗装における白色塗
料の塗膜に関しては、黄変度の許容範囲を5b以下に設
定するのが望ましいという結論を得た。ただし、白色以
外の塗料の塗膜あるいは自動車以外の他製品の塗膜につ
いては、値を例えば8b以下あるいは10b以下等のよ
うに5b以上に設定しても差し支えない。
なお、保炎筒1は、第2図に示すように、例えば鋼棒等
を溶接して円筒形に骨組みされた筒形フレーム2の周囲
にその外側から帯状のメッシュベルト3aを巻き付けて
装置させると共に、筒形フレーム2の先端開口部にその
開口径に合わせて円形のメッシュベルト3bを装置させ
て有蓋円筒形に成形されている。
を溶接して円筒形に骨組みされた筒形フレーム2の周囲
にその外側から帯状のメッシュベルト3aを巻き付けて
装置させると共に、筒形フレーム2の先端開口部にその
開口径に合わせて円形のメッシュベルト3bを装置させ
て有蓋円筒形に成形されている。
メッシュベルト3a、3bは、例えば工作機から排出さ
れた冷却油剤(クーラント液)中から切粉を除去する濾
過用金網コンベア等として一般に使用されている非常に
細かい無数の孔隙(開孔率:10%程度)を有した金網
製ベルトであって、少なくとも一方向に自由に曲げ得る
ように鋼線を複雑に編み組みして成る市販のメッシュベ
ルトを帯状、円形に夫々切断して使用する。
れた冷却油剤(クーラント液)中から切粉を除去する濾
過用金網コンベア等として一般に使用されている非常に
細かい無数の孔隙(開孔率:10%程度)を有した金網
製ベルトであって、少なくとも一方向に自由に曲げ得る
ように鋼線を複雑に編み組みして成る市販のメッシュベ
ルトを帯状、円形に夫々切断して使用する。
また、帯状のメッシュベルト3aは、筒形フレーム2の
長さに応じた幅に選定されて保炎筒1の周面部を形成す
ると共に、筒形フレーム2の巻き付けられて互いに重な
り合う両端部に沿って適当な間隔で差し込まれるピン
4、4……により着脱自在に装置されるように成されて
いる。
長さに応じた幅に選定されて保炎筒1の周面部を形成す
ると共に、筒形フレーム2の巻き付けられて互いに重な
り合う両端部に沿って適当な間隔で差し込まれるピン
4、4……により着脱自在に装置されるように成されて
いる。
ピン4は、メッシュベルトの網目に突き刺しやすくする
尖端部4aが形成されると共に、これをメッシュベルト
から抜け出さないように固定する止めピン5を挿通させ
るためのピン挿通孔4bが穿設されいてる。
尖端部4aが形成されると共に、これをメッシュベルト
から抜け出さないように固定する止めピン5を挿通させ
るためのピン挿通孔4bが穿設されいてる。
また、円形のメッシュベルト3bは、筒形フレーム2の
先端開口部に着脱自在に嵌着される円形の蓋枠6に嵌め
て取り付けられている。
先端開口部に着脱自在に嵌着される円形の蓋枠6に嵌め
て取り付けられている。
なお、筒形フレーム2の後端部には、当該フレーム2を
第3図に示す混合室33内の炉壁41に固定するための
ボルト挿通孔7、7……を穿設したフランジ8が形成さ
れている。
第3図に示す混合室33内の炉壁41に固定するための
ボルト挿通孔7、7……を穿設したフランジ8が形成さ
れている。
しかして、例えば自動車塗装の塗膜を乾燥する塗装乾燥
炉31内に熱風を循環供給する熱風発生装置にあって
は、熱風の使用温度を170℃〜180℃に上昇させ得
る発熱容量B(Kcal)を有したエアヒートバーナ34を
選定すると共に、当該エアヒートバーナ34の発熱容量
B(Kcal)に応じて保炎筒1の表面負荷を選定する。
炉31内に熱風を循環供給する熱風発生装置にあって
は、熱風の使用温度を170℃〜180℃に上昇させ得
る発熱容量B(Kcal)を有したエアヒートバーナ34を
選定すると共に、当該エアヒートバーナ34の発熱容量
B(Kcal)に応じて保炎筒1の表面負荷を選定する。
即ち、塗装乾燥炉31内で焼付乾燥する被塗装物40の
塗膜について許容し得る黄変度の範囲が値5b以下に設
定されている場合には、保炎筒1の表面積で前記エアヒ
ートバーナ34の発熱容量B(Kcal)を除して求められ
る保炎筒1の表面負荷が、第3図のグラフに示す50.000
Kcal/m2・h以下になるように、当該保炎筒1の直径D
(m)及び長さL(m)を選定する。
塗膜について許容し得る黄変度の範囲が値5b以下に設
定されている場合には、保炎筒1の表面積で前記エアヒ
ートバーナ34の発熱容量B(Kcal)を除して求められ
る保炎筒1の表面負荷が、第3図のグラフに示す50.000
Kcal/m2・h以下になるように、当該保炎筒1の直径D
(m)及び長さL(m)を選定する。
つまり、発熱容量B(Kcal)が大きければ、それに応じ
て保炎筒1の表面積を大きくするようにその直径D
(m)及び/又は長さL(m)を適宜に調節し、式:B
/(πDL+π1/4D2)で求められる保炎筒1の表面
負荷を50.000Kcal/m2・h以下に選定する。
て保炎筒1の表面積を大きくするようにその直径D
(m)及び/又は長さL(m)を適宜に調節し、式:B
/(πDL+π1/4D2)で求められる保炎筒1の表面
負荷を50.000Kcal/m2・h以下に選定する。
これにより、塗装乾燥炉31内で加熱乾燥される塗膜の
黄変度が、自動車塗装の白色塗料の塗膜について許容さ
れた値5b以下に抑えられる。
黄変度が、自動車塗装の白色塗料の塗膜について許容さ
れた値5b以下に抑えられる。
また、保炎筒1は、非常に細かい孔隙を有するメッシュ
ベルト3a、3bで有蓋筒形に成形されいてるから、塗
装乾燥炉31内から混合室33内に送られてくる熱風を
当該保炎筒1内に通しにくい。したがって、熱風中に含
まれた蒸発有機剤等が保炎筒1内の高熱で熱分解して生
ずる黄変原因物質の発生量が著しく減少する。また、保
炎筒1を形成するメッシュベルト3a、3bは、エアヒ
ートバーナ34の燃焼ガスを保炎筒1の表面から均一に
分散して放出させるから、当該保炎筒1の表面に沿って
通過する熱風が黄変原因物質を生ずる600℃以上の高
温に過熱されることが防止される。
ベルト3a、3bで有蓋筒形に成形されいてるから、塗
装乾燥炉31内から混合室33内に送られてくる熱風を
当該保炎筒1内に通しにくい。したがって、熱風中に含
まれた蒸発有機剤等が保炎筒1内の高熱で熱分解して生
ずる黄変原因物質の発生量が著しく減少する。また、保
炎筒1を形成するメッシュベルト3a、3bは、エアヒ
ートバーナ34の燃焼ガスを保炎筒1の表面から均一に
分散して放出させるから、当該保炎筒1の表面に沿って
通過する熱風が黄変原因物質を生ずる600℃以上の高
温に過熱されることが防止される。
なお、本発明による保炎筒1は、円筒形に限らず角筒形
に成形されている場合であっても良く、また当該保炎筒
1を成形する多孔体もメッシュベルトに限らず、例えば
穴径が約1mm程度の非常に小さい透孔を開孔率10%程
度で穿設したパンチングメタルを使用しても同様の効果
が得られた。
に成形されている場合であっても良く、また当該保炎筒
1を成形する多孔体もメッシュベルトに限らず、例えば
穴径が約1mm程度の非常に小さい透孔を開孔率10%程
度で穿設したパンチングメタルを使用しても同様の効果
が得られた。
以上述べたように、本発明によれば、多孔体により有蓋
筒形に成形された保炎筒の表面積でエアヒートバーナの
発熱容量を除して求められる表面負荷と、当該表面負荷
の値に比例して変化する被塗装物の塗膜の黄変度との関
係を予め実験的に求めると共に、塗装乾燥炉内で過熱す
る被塗装物に要求される塗装品質に応じてその塗膜の黄
変度の許容範囲を予め設定しておき、これに基づいて前
記保炎筒の表面負荷の塗膜の黄変度を前記許容範囲内に
抑え得る一定値以下に選定されるように成されているか
ら、保炎筒の直径あるいは長さを適宜に調節して当該保
炎筒の表面積が一定以上になるようにするだけの極めて
簡単な手段により、従来においてエアヒートバーナの火
焔を保護する目的のみで使用されていた保炎筒を有効利
用して塗装品質を損なう塗膜の黄変発生を未然に防止す
ることができるという大変優れた効果がある。
筒形に成形された保炎筒の表面積でエアヒートバーナの
発熱容量を除して求められる表面負荷と、当該表面負荷
の値に比例して変化する被塗装物の塗膜の黄変度との関
係を予め実験的に求めると共に、塗装乾燥炉内で過熱す
る被塗装物に要求される塗装品質に応じてその塗膜の黄
変度の許容範囲を予め設定しておき、これに基づいて前
記保炎筒の表面負荷の塗膜の黄変度を前記許容範囲内に
抑え得る一定値以下に選定されるように成されているか
ら、保炎筒の直径あるいは長さを適宜に調節して当該保
炎筒の表面積が一定以上になるようにするだけの極めて
簡単な手段により、従来においてエアヒートバーナの火
焔を保護する目的のみで使用されていた保炎筒を有効利
用して塗装品質を損なう塗膜の黄変発生を未然に防止す
ることができるという大変優れた効果がある。
第1図は本発明による保炎筒の一例を示す斜視図、第2
図はその分解図、第3図は保炎筒の表面負荷と被塗装物
の塗膜黄変度との関係を実験的に求めたグラフ、第4図
は従来一般の熱風発生装置を概略的に示すフローシート
図である。 1……保炎筒 2……筒形フレーム 3a、3b……メッシュベルト(多孔体) 31……塗装乾燥炉 33……混合室 34……エアヒートバーナ 40……被塗装物
図はその分解図、第3図は保炎筒の表面負荷と被塗装物
の塗膜黄変度との関係を実験的に求めたグラフ、第4図
は従来一般の熱風発生装置を概略的に示すフローシート
図である。 1……保炎筒 2……筒形フレーム 3a、3b……メッシュベルト(多孔体) 31……塗装乾燥炉 33……混合室 34……エアヒートバーナ 40……被塗装物
Claims (4)
- 【請求項1】被塗装物の塗膜を加熱乾燥させる塗装乾燥
炉内に循環供給する熱風を燃焼ガスと混合して使用温度
に加熱する熱風発生装置用エアヒートバーナの保炎筒に
おいて、多孔体により有蓋筒形に成形された保炎筒の表
面積で前記エアヒートバーナの発熱容量を除して求めら
れる表面積負荷が、該表面積負荷と塗装乾燥炉内で加熱
乾燥される被塗装物の塗膜の黄変度との予め求められた
関係に基づいて、黄変度を予め設定した許容範囲内に抑
える値以下に選定されていることを特徴とする保炎筒。 - 【請求項2】前記表面積負荷が、 〔式〕B/(πDL+πD2/4) B:前記エアヒートバーナの発熱容量(kcal) D:有蓋円筒形の前記保炎筒の直径(m) L:前記保炎筒の長さ(m) で求められる前記特許請求の範囲第1項記載の保炎筒。
- 【請求項3】前記多孔体がメッシュベルトである前記特
許請求の範囲第1項または第2項記載の保炎筒。 - 【請求項4】前記多孔体が穴径1mmに選定した多数の透
孔が穿設されたパウチングメタルである前記特許請求の
範囲第1項または第2項記載の保炎筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4853087A JPH0650170B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4853087A JPH0650170B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63217122A JPS63217122A (ja) | 1988-09-09 |
| JPH0650170B2 true JPH0650170B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=12805917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4853087A Expired - Lifetime JPH0650170B2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 熱風発生装置用エアヒ−トバ−ナの保炎筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650170B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4853087A patent/JPH0650170B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63217122A (ja) | 1988-09-09 |
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