JPH06501863A - アルペンスキー板用安全締め具 - Google Patents
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アルペンスキー板用安全締め具
本発明は、滑走具(とりわけ、スキー板)上に靴を保持し、かつ、靴が締め具に
過度の付勢を及ぼす場合に、この靴を解放するアルペンスキー用安全締め具に関
する。
このような締め具は既に知られており、一般に、滑走真上に取り付けた台座と、
この台座に対して靴の保持位置と解放位置との間で可動な靴保持部材とを有する
。この保持部材は、一般に、靴の保持位置から保持部材が遠ざかるにつれて(す
なわち、靴が保持部材に対して行う付勢の強さに従って)増大する戻し力を発生
する圧縮ばねにより弾性的にその保持位置に戻される。
靴によって加えられる付勢が、ばねが保持部材に伝達できる最大戻し力を超える
場合には、靴は解放される。
この最大戻し力は1通常、 「離脱間」と呼ばれる。
本発明は、より特定的に言うと、付勢の速度と持続期間とに応じて離脱間が変化
する安全締め具に関する。すなわち、激しい付勢の場合には穏やかな付勢の場合
よりも離脱閾値が高くなる。実際、スキーヤ−の脚は短時間の強い付勢には損傷
を受けることなく耐え得ることが知られている。これに対し、強度は小さいが長
時間続く付勢は危険な場合がある。
この種の装置は、例えば、フランス特許第2610841号明細書に2載されて
いる。この特許は、激しい付勢の場合に付加的な戻し力を発生するようばねに対
して平行に作用する緩衝装置について説明している。
この文献の特殊性は、非常に激しい付勢の場合C例λば、衝撃の場合)に、この
付加的な戻し力が定められた値に制限されるという点にある。
この特許で説明されている装置は良好な結果をもたらすが、その構造は多少複雑
で、かつ嵩さぼる。事宴、この装置は、流体圧式緩衝装置、この緩衝装置とばね
の一端とを連結するヒンジ連結された揺動装置、ならびにこの揺動装置の保持用
ストッパーを必要とする。
本発明の目的の1つは、付勢の速度に応じて保持部材の戻し力が動的に変化し、
また更に、より単純でより小型の構造を有する締め具を提案することにある。
本発明の他の1つの目的は、非常に激しい付勢の場合においてさ久も It脱閾
が定められた値を超えることのない締め具を提案することにある。
本発明の他の目的および長所は、以下の記載から明らかとなるであろうが、この
記載は参考として示す非限定的なものである。
本発明による安全締め具はスキー板上に取り付けられる台座とニスキー板上に靴
を保持する保持位置と靴を解放する解放位置との間でこの台座に対して移動でき
る靴保持部材と、保持部材がその保持位置から遠ざかるにつれて変化する保持位
置へ向けて該保持部材の弾性戻し力を発生するためのエネルギー付与手段と:保
持部材の運動と位置に応じてこのエネルギー付与手段を付勢し、かつ、逆に該エ
ネルギー付与手段によって発生した弾性戻し力を該保持部材に伝達する、保持部
材とエネルギー付与手段との間に設ける連結手段とを含む。
本発明による安全締め具の特徴は、この連結手段が、保持部材の運動に応じて加
圧部材に対し移動可能な支持部に抗してエネルギー付与手段により弾性的に復帰
する移動可能な加圧部材を含むこと:この加圧部材が2の加圧用鼻部を備えた頭
部を有すること:該加圧部材の支持部が2のHa部から成る集合体であること:
各々の加圧用鼻部が1の傾斜部と向かい合っていて、エネルギー付与手段と保持
部材との間に別個の2組の連結部を構成すること、 :および、これらの傾斜部
または加圧用鼻部の集合体のうちの一方の部材が互に一体的に連結されるのに対
し、他方の集合体の部材が互いに移動することができ、かつ動的緩衝手段により
連結され、この結果、靴の激しい付勢の場合にはこれら2組の連結部のうちの1
組が作動し、穏やかな付勢の場合には動的緩衝手段が引っ込んで他の1組の連結
部が作動することにある。
本発明の第一の実施例によれば、締め具は後部締め具であり、この締め具に装備
されるエネルギー付与手段は締め具の台座内に収容された圧縮ばねである。保持
部材(す2の傾斜部を有し、加圧手段は台座の内部で案内されるピストンから成
る。このピストンは、これら傾斜部の各々に相対して、 ■の加圧用鼻部を有す
る。2の加圧用鼻部は互いに相対移動することができ、これら加圧用鼻部の1は
ピストン本体と一体で、かつ緩衝材のブロックがもう一方の加圧用鼻部とピスト
ン本体との間に介装される。
一変形更施例によれば、加圧部材は揺動装置である。
本発明の他の1つの実施例によれば、締め具は前部締め具であり、かつこの締め
具は台座に対して回転移動できるように取り付けられた本体を含み、加圧部材は
、本体に対して滑動可能に案内されるとともに該台座と一体の支持部にばねによ
って押しつけられるピストンである。このピストンは2の加圧用鼻部を含み、ま
た、該支持部は2の傾斜部を含み、各々の傾斜部は1の加圧用鼻部と向かい合っ
ている。
本発明は、以下の説明ならびにその一部を構成する添付図を参昭することにより
、更に良く理解することができよう。
第1図は、本発明の非限定的な第一実施例を示す、後部締め具の一部断面側面図
である。
第2図は、第1図の締め具の顎部をI I−I I線に沿って見た断面側面図で
ある。
第3図は、第2図の顎部をI I I−I I I線に沿って見た断面上面図で
ある。
第4図は、第1図のピストンの斜視図である。
第5図は、激しい付勢の場合における第1図の締め具の作用を示すものである。
第6図は、穏やかな付勢の場合における第1図の締め具の作用を示すものである
。
第7図は、第1図の締め具の一変形実施例である。
第8図は、第7図の変形実施例の対象となる揺動装置の斜視図である。
第9図は、本発明の他の一変形実施例に関するものである。
第10図は、第9図に示される一変形実施例の対象となるピストンの斜視図であ
る。
第11図は、本発明の非限定的な他の一実施例における前部締め具の一部断面側
面図である。
第12図は、第13図に示される締め具の一部断面上面図である。
第13図は、第11図の締め具に装備するピストンの側面図である。
第14図は、第13図のピストンの正面図である。
第15図は、第11図の締め具に装備するピボットの斜視図である。
第1図は、符号2で略示した靴の後端を保持するための締め具1を概略的に示す
。締め具1はスキー板4上に取り付けられる台座3を含む、更に、この締め具は
横断方向水平軸6を中心として台座3に対してヒンジ連結された顎部5を含む、
この顎部5は靴2の後部保持用部材を構成する。
また、締め具Iはエネルギー付与手段を有し、このエネルギー付与手段は、この
場合、台座3内に収容されていてねじ11により初期予応力を調節できる圧縮ば
ね10から成る。ばねlOは顎部5に対して弾性戻し力を発生させるためのもの
である。
そのうλ、顎部5とばねlOは連結手段によって連結される。この実施例の場合
、該連結手段はピストン13を含む、このピストン13は、ばね10の軸に平行
な方向に沿って滑動できるように台座3の凹部内で案内される。ばね10の端部
は、ピストン13の本体L4に対して支承され、かつそれに対して前方への弾性
戻し力を及ぼす。
連結手段は、更に、顎部5と一体の支持部を含み、この支持部に対してばね10
がピストン13を押しつける。ピストン13はその前部分に位置する頭部16に
よって顎部5の支持部に対し支承される。
第1図ないし第6図に示される実施態様において、ピストン13の頭部16は2
の加圧用鼻部20.21を含み、これら加圧用鼻部は並んで配!さt、加圧用鼻
部20は加圧用鼻部21の両側に延在する2の部分から成る。
各加圧用鼻部20.21の正面において、顎部5は該加圧用鼻部21については
傾斜部23を、また加圧用鼻部20については傾t4部24を含む。
傾斜部23.24は、公知の要領で、それぞれ弾性行程用アーチ25.26と、
顎部の開き用アーチ27と、これら2のアーチに共通で、かつ締め具の離脱r4
値に相当する稜部28とを含む。
ピストン13が弾性行程用アーチ25また;よ26を描くと、ばね10は顎部5
の保持位置方向に該顎部の弾性戻し力を発生する。
公知の要領で、ばねlOの圧縮、従って顎部5の弾性戻し力は、第1図に示す位
置である保持位置から保持部材5が遠ざかるに従って増大する。
離脱間28を超えた後、このピストンは開き用アーチ27を描(とともに、もは
や靴が顎部によって保持されな(なるその開位置へ向けて弾性戻し力を顎部5上
に発生ずる。
顎部の閉位置、すなわち、第1図に示される保持位置において、付勢がない場合
には、ピストン13の加圧用鼻部21は加圧用鼻部20に対して前方へ突出する
。顎部5の箇所において、加圧用鼻部2oおよび21が向い合う弾性行程用アー
チ25および26も、対応するそれぞれのアーチ25および26に加圧用鼻部2
1および20が接触するよ恒 同様にずれている。従って、弾性行程用アーチ2
3は、アーチ26に対して前方へ引っ込んでいる。
第2図を見るとわかるように、傾斜部23右よび24は1M脱1m128の置所
で合流し、かつ開き用アーチ27の箇所で共通の輪郭を有する。
図示の例において、2の傾斜部23および24は保持部材5と一体であるととも
に、互いに不動固定状態にある。
加圧用鼻部20はピストン13の本体14と一体的に連結される。加圧用鼻部2
1は加圧用鼻部20に対してほぼ長平方向に沿って移動でき、動的緩衝手段が加
圧用鼻部21とピストン13の本体14間に介装される。第1図の例において、
加圧用鼻部21はその下部分に位置するヒンジ連結29によってピストン13の
頭部16に連結される。第4図ないし第6図において、動的緩衝手段はブロック
30の形で示され、このブロックは、例λば粘弾性材料のブロックである。この
材料は、公知のように、それが圧縮を受ける付勢の速度に応じて変化するという
圧縮に対する弾性抵抗特性を有する。
粘弾性材料としては、例えば、 ” VIPTENE” (登録商標)あるいは
“NEPURANE” (登録商標)の商品名で市販される材料が知られている
。当然のことながら、例λば熱可塑性材料、合成樹脂、シリコーンエラストマー
、ゴム、ブチル・ポリクロロプレン、アクリロニトリル、エチレン、プロピレン
、異性体等の中から選んだ適宜なあらゆる材料を使用できる。
第1図は、付勢のない状態で顎部が保持位置にある締め具lを示す、この位置に
おいて、2の加圧用鼻部20および21は向かい合っていて、その各々の傾斜部
、より正確に言うならば、その弾性行程用アーチ26.25と接触している。ば
ね10のすべての戻し力は加圧用鼻部20と弾性行程用アーチ26とを介して顎
部に伝達されるので、材料ブロック30は圧縮付勢を受けない。
第5図は、激しい付勢、例λば衝撃を靴の側から受ける締め具1を示す、この場
合、材料ブロック3oは剛直化し、加圧用鼻部21はブロック30を介してピス
トン13の本体14とほぼ一体化される。従って、加圧用鼻部21はその弾性行
程用アーチ25と共働する。これに対し、加圧用鼻部2oはその弾性行程用アー
チ26から離れる。
第5図は、離脱の瞬間、すなわち、加圧用鼻部21が顎部5の離脱間28を越え
て、顎部の開放と靴の解放に対応する開き用アーチ27に達する胴間における締
め具lを示す。
ピストン13の行程、すなわち、第1図の休止位置と第7図に示す離脱間との間
をピストン13が移動する距離を符号35で略示する。この行程は、弾性行程用
アーチ25がピストンの加圧用鼻部2Iを介してピストン13を後退させた距離
に等しい、実際、この場合に、ブロック30は加圧用鼻部21をその突出位置に
固定する部材となる。
行程35はばね10の圧縮に相当し、ばねの初期圧縮に付加されるこの圧縮によ
って、顎部をその保持位置へ戻す力、従って、離脱間を越^、かつ顎部をその開
位置に移動させるために靴が顎部に及ぼすべき付勢力の強度を決定することがで
きる。
第6図は、例えば停止時あるいは低速時にスキーヤ−が転倒する場合のような穏
やかな付勢を靴の側から受ける締め具1を示す。図を見るとわかるように、材料
ブロック30は圧縮に対する抵抗力をほとんど示さずに圧縮される。この結果、
弾性行程用アーチ26と共働するのは加圧用鼻部20である。加圧用鼻部21は
弾性行程用アーチ25と接触したままであるが、ブロック30が圧縮に対して極
めて小さな抵抗力しか示さないので、この加圧用鼻部:i傾斜部23とピストン
13との間の応力の伝達を確実に行なわない。
第6図は、締め具の離脱時、すなわち、加圧用鼻部20が離脱1128に達した
ときの締め具を示す。
ピストンの行程、すなわち、第1図の位置から離脱間までピストン13が移動し
た距離を符号36で示す。この穏やかな付勢の場合、ピストン13の行程36は
弾性行程用アーチ26と加圧用鼻部20との共働によって決まる。
行程36は第5図の行程35よりも小さいことがわかる。これは、穏やかな付勢
の場合に、離脱間28に対して解放されるよう、靴が克服しなければならない顎
部の戻し力は、激しい付勢の場合に靴が克服しなければならない戻し力よりも小
さいことを意味する。
図示の例において、離脱間28と開き用アーチ27は、2の加圧用鼻部20i3
よび21に共通である。更に、穏やかな付勢の場合、離脱時に該加圧用鼻部21
は、材料30が圧縮されるため、加圧用鼻部20と一線整列するまで後方へ揺動
する。これは限定的なものではなく、当業者であれば、傾斜部23および24に
ついて、特に稜部28と開き用アーチ27の箇所において、異なる傾斜部の輪郭
を決めることができよう。
同様に、当業者であれば、傾斜部と加圧用鼻部の役割を逆にして、2の傾斜部2
5および26を動的連結手段で連結して可動にし、加圧用鼻部を互いに固定する
こともできよう。
また、激しい付勢の場合、加圧用鼻部21が離脱用稜部28に達し、次に、開き
用アーチ27に達したときには、顎部の開位置は安定位置であるので、材料ブロ
ック30が圧縮されることになり、従って、ばねlOは、加圧用鼻部20が開き
用アーチ27に接触するまで伸びることを特に指摘しておく必要がある。このよ
うにして、顎部の開放をもたらした付勢の種類に関係な(、締め具は、穏やかな
付勢状態において、顎部の開位置(すなわち、ブロック30が圧縮され、かつ加
圧用鼻部20が開き用アーチ27に対して支承された位置)にある0作用するの
は加圧用鼻部20であるので、靴の再装着時に顎部を閉じるために靴が及ぼすべ
き応力は減小する。
同時に、意識的に靴を外すと、締め具は穏やかな付勢の場合の配置構成となる。
実際、レバーによる顎部の開放には時間がかかる。従って、顎部の開放に対する
抵抗力は、加圧用鼻部20とアーチ26との共働によって決まる。
更に、衝撃の場合、解放されるために靴が克服しなければならない戻し力はその
増加が限られているのが有利であり、追加の力は休止位置にある2の加圧用鼻部
20および21と弾性行程用アーチ25および26の対応する輪郭との間の距離
によって決まることを指摘しておかなければならない。
最後に、第6図および第5図の説明の基礎となったU穏やかな付勢コならびに「
激しい付勢jは極端な場合である。スキーの実施にあたって、靴は顎部に中間的
な付勢を及ぼす、しかしながら、締め具の離脱閾値は、常に、ピストン19の最
小行程36に相当する閾値以上であるか、あるいはそれに等しく (第6図)、
かつピストン13の最大行程35に相当する限界値以下であるか、あるいはそれ
に等しい(第5図)。
第7図および第8図は一変形実施態様を示す、この実施例において、ばねlOと
顎部5との連結手段はピストン13の代わりに揺動装置37を含む、揺動装置3
7はその下部分で締め具の台座に対してヒンジ連結され、かつ本体38と頭部3
9とを含む。
上記の場合と同様に1頭部39は2の加圧用鼻部40および4Iを有し、加圧用
鼻部41は加圧用鼻部40に対して前方へ突出している。これら2の加圧用鼻部
40右よび4Iは向かい合っており、必要な場合には、既に説明した傾斜部24
i5よび23に類似する顎部の2の傾斜部44および45と接触する。上記の場
合と同様に、これら2の傾斜部44および45は互いに不動固定された状態であ
り、かつ顎部5と一体である。加圧用鼻部40は揺動装置37の本体38と一体
で、かつ加圧用鼻部41は加圧用鼻部40に対して可動である。また、ブロック
42の形で示される動的緩衝手段は、加圧用鼻部41と本体38との間に介装さ
れる。ブロック42は既に説明したブロック30と類似のものである。
締め具の動作は第1図の締め具に関して既に説明したものに類似する。
第9図および第10図は本発明の他の一変形例を示す、この例によれば、動的緩
衝手段は単動式の流体圧式緩衝装置、すなわち、出口位置においてピストンおよ
びロッドの弾性戻し機能を有するもの、例えば、本出願人名義のフランス特許出
願第2633994号明細書に記載されているものと同じ種類の緩衝装置で構成
される。
したがって、第9図はスキー板上に取り付けた台座53と、この台座53に対し
てヒンジ連結され、かっばね60によって弾性力で保持位置に戻される顎部55
とを有する後部締め具51を示す。
第1図の場合のように、ばねと顎部の間に設ける連結手段は傾斜部上に支承され
るピストンである。しかしながら、この場合には、緩衝装置63全体がピストン
を構成し、かつ、ばね60の軸に平行な方向に沿って滑動するよう台座53に対
して案内される。緩衝装置63の本体64は回転円柱形で、ばねの渦巻きの内径
よりも明らかに小さい直径を有し、ばねの前端側の渦巻き内に入り込むのが有利
である。また、本体64はその前部分に頭部66を有し、この頭部は本体63に
対して肩部67を形成し、このR部に対してばね60の前端が支承される。
既に述べたいくつかの場合と同様に、頭部66はその前部分に2の加圧用鼻部、
すなわち、中央加圧用鼻部71とこの加圧用鼻部71にまたがる加圧用鼻部72
とを有する。中央加圧用鼻部71は加圧用鼻部72よりも前方へ突出している。
加圧用鼻部72は緩衝装置の頭部66ならびに本体64と一体的に連結される。
これに対し、加圧用鼻部71は加圧用鼻部72に対して移動できるとともに、緩
衝装置63のロッドおよび内部ピストンに連結される。
こわらの部材は、第11図において、それぞれ符号7Sおよび76で略示される
1例^ば、加圧用鼻部71は、その下部分において、軸70を中心として緩衝装
置の頭部66に対してヒンジ連結され、また、その後部分において、緩衝装置の
ロッド75に対して支承される。
既に述べたいくつかの場合と同様に、顎部55は加圧用鼻部71および72の各
々の正面に傾斜部73および74を有する。傾斜部73および74の輪郭は上記
の傾斜部23および24の輪郭に類似する。更に、締め具51の動作は、緩衝を
確実に行うのが粘弾性型の手段ではなく流体圧式の手段である点を除けば、第1
図の締め具のものに類似する。
第11図ならびに第12図ないし第15図は、前部締め具の場合における本発明
の他の一実施例を示す。したがって、第11図は前部締め具81を示し、この前
部締め具はスキー板83上に取り付けた台座82と、この台座82と一体のピボ
ット84とを含む、締め具81は、更に、靴保持用顎部86を備えた本体85を
含む、該本体85はばね87の戻し力に抗してピボット84に対し回転できるよ
うにヒンジ連結される。ばね87は、一方では、本体にねじ込まれた調節用のプ
ラグ88に対して支承され、また他方では、ばね87の内部に嵌入した本体89
を有するピストン90を介してとボット84に対し支承される。ピストン90は
、ピボット84の側に、2の加圧用鼻部92および93を備えた頭部91を有す
る。第14図でわかるように、正面から見た場合、ピストン90の頭部91は円
盤状を呈する。加圧用鼻部93はこの円盤の中央水平部分によって構成されるの
に対し、加圧用鼻部92はこの円盤の上部分と下部分とで構成される。
ピボット841よ加圧用鼻部928よび93の各ぐの正面に傾斜部94および9
5を有する。傾斜部94i3よび95は、実際には、ピボット84が各加圧用鼻
部の正面に有する平坦部分で構成される。傾斜部95は、本体85の中心位置に
おいて、かつ付勢がない場合に、加圧用鼻部92および93の各々が傾斜部94
および95に接触するように傾斜部94よりも引っ込んでいる。傾斜部92およ
び93の相対的位置は、水平横断方向に沿って、傾斜部94の寸法が傾斜部95
の寸法よりも小さくなるような位置であることを特に強調しておかなければなら
ない、このため、加圧用鼻部93とこの傾斜部94との共働により、加圧用鼻部
92と傾斜部95との接触の場合よりも大きな戻し力が発生する。
ピストンの箇所において、頭部92はピストン91の本体と一体である。これに
対し、頭部93は頭部92に対して移動することができ、かつ頭部93と本体8
9の間には動的緩衝手段が挿入される。
第12図を見るとわかるように1例えば、加圧用鼻部93は中央垂直稜部97を
中心として本体91に対して揺動することができ、該稜部97の両側には、加圧
用鼻部93とピストンの残余部分との間の間隙を埋めるように例えば粘弾性型の
緩衝材のブロックが配設される。
この変形実施例の対象となる締め具の挙動は、この場合にはブロック98または
99のどちらか一方が靴によって本体85が駆動される方向に沿って圧縮付勢を
受ける点を除けば、既に説明したいくつかの締め具のものに類似する。
このようにして、激しい付勢の場合には、付勢を受けるブロック98または99
が剛直化し、また、傾斜部95と共働してピストン90を移動させ、従ってばね
を圧縮するのは加圧用鼻部93である。
これに対して、穏やかな付勢の場合、付勢を受けるブロック98または99は、
圧縮に対して極めて小さな抵抗力しか示さず、また、傾斜部94と共働してピス
トンを移動させ、従ってばねを圧縮するのは加圧用鼻部92である。傾斜部94
および95の相対的位置ならびにその幅を考慮すると、ばねの圧縮は、加圧用鼻
部92によって生じる場合のほうが、加圧用鼻部93によって生じる場合よりも
小さいことがわかる。このようにして、靴が解放されるために克服しなければな
らない力は、激しい付勢の場合よりも穏やかな付勢の場合のほうが小さく なる
。
当然のことながら、本説明は参考としてのみ示すものであり、本発明の範囲から
逸脱しない限り他の実施態様を採用することができよう。
国際調査報告
国際調査報告
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Claims (10)
- 1.スキー板上に取り付けられる台座(3、53、82)と; スキー板上に靴を保持する保持装置と靴を解放する解放位置との間で前記台座( 3、53、82)に対して移動可能な靴保持部材(5、55、86)と; 前記保持部材(5、55、86)がその保持位置から遠ざかるにつれて変化する 、該保持位置へ向けて前記保持部材の弾性戻し力を発生するためのエネルギー付 与手段(10、60、87)と;前記保持部材(5、55、86)の運動と位置 に応じて前記エネルギー付与手段(10、60、87)を付勢し、かつ、逆に前 記エネルギー付与手段によって発生した弾性戻し力を前記保持部材に伝達する、 前記保持部材と前記エネルギー付与手段との間に設ける連結手段とを含む、スキ ー板上に靴を保持し、かつ前記靴が過剰な付勢力を及ぼす場合に、該靴を解放す るためのアルペンスキー用安全締め具において、 前記連結手段が、前記保持部材の運動に応じて加圧部材に対し移動可能な支持部 に抗して前記エネルギー付与手段(10、60、87)により弾性的に復帰する 移動可能な加圧部材(13、37、63、90)を含むこと; 前記加圧部材(13、37、63、90)が2の加圧用鼻部(20/21、40 /41、72/71、92/93)を備えた頭部を有すること;前記加圧部材の 支持部が2の傾斜部(24/23、44/45、74/73、94/95)から 成る集合体であること; 前記各々の加圧用鼻部が1の傾斜部と向かい合って、前記エネルギー付与手段と 前記保持部材との間に別個の2組の連結部を構成すること;および、前記傾斜部 (24/23、44/45、74/73、94/95)または加圧用鼻部(20 /21、40/41、72/71、92/93)の集合体のうちの一方の諸部材 が互いに一体的に連結されるのに対し、他方の集合体の諸部材が互いに可動で、 かつ動的緩衝手段(30、42、63、98−99)により連結され、 これにより、靴の激しい付勢の場合には、これら2組の連結部のうちの1組が作 動し、また、穏やかな付勢の場合には、動的緩衝手段が引っ込んで、他の1組の 連結部が作動することを特徴とするアルペンスキー用安全締め具。
- 2.前記加圧用鼻部(21、41、71、93)の1が前記他の加圧用鼻部(2 0、40、70、94)よりも前方へ突出することを特徴とする請求の範囲1に よる締め具。
- 3.前記突出する加圧用鼻部(21、41、71、93)と向かい合う傾斜部( 23、45、73、95)が、少なくとも一部分で、前記他の加圧用鼻部(20 、40、70、94)と向かい合う他の傾斜部(24、44、74、94)より も引っ込んでいることを特徴とする請求の範囲2による締め具。
- 4.前記動的緩衝手段が、前記突出する加圧用鼻部(21、41、93)と前記 加圧部材(13、37、90)の本体(14、38、89)との間に介装される 少なくとも1の粘弾性材料のブロック(30、42、98、99)であることを 特徴とする請求の範囲2による締め具。
- 5.前記動的緩衝手段が流体圧緩衝装置(63)であること;および前記前方へ 突出する加圧用鼻部(71)が前記緩衝装置(63)のロッド(75)と内部ピ ストン(76)に接続されることを特徴とする請求の範囲2による締め具。
- 6.前記加圧部材がピストン(13)であること;前記加圧用鼻部の1つ(20 )が前記ピストン(13)の本体(14)と一体であること;および前記他の加 圧用鼻部(21)が粘弾性材料のブロック(30)を介して前記ピストン(13 )の本体(14)に支承されることを特徴とする請求の範囲2による締め具。
- 7.前記加圧部材が、締め具の台座に対して回転可能にヒンジ連結された揺動装 置(37)であること;前記加圧用鼻部の1つ(40)が前記揺動装置(37) の本体(38)と一体であること;および前記他の加圧用鼻部(41)が粘弾性 材料のブロック(42)を介して前記揺動装置(37)の本体(38)に支承さ れることを特徴とする請求の範囲4による締め具。
- 8.前記加圧部材が緩衝装置(63)を備え、前記緩衝装置の頭部(66)はば ねの軸線に平行な方向に沿って緩め具本体(53)に対し滑動可能に案内される こと;前記加圧用鼻部の1つ(72)が前記緩衝装置の本体(64)と一体であ ること;および前記他の加圧用鼻部(71)が前記緩衝装置のロッド(73)と ピストン(74)に接続されることを特徴とする請求の範囲5による締め具。
- 9.前記加圧部材がロッド(90)を含み、その頭部(91)は円盤形状である こと;前記突出する加圧用鼻部(93)が前記円盤の中央・水平部分であること ;前記他の加圧用鼻部(92)が前記円盤の上部分ならびに下部分であること; および前記動的緩衝手段が前記突出する加圧用鼻部(93)と前記ロッド(90 )の頭部との間に介装される2の粘弾性材料のブロック(98、99)であるこ とを特徴とする請求の範囲1による締め具。
- 10.前記突出する加圧用鼻部(93)が、中央・垂直稜部(97)を介して前 記ロッド(90)の頭部(89)に支承されること;および前記粘弾性材料のブ ロック(98、99)が前記稜部の両側に位置することを特徴とする請求の範囲 9による締め具。
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