JPH0650210B2 - 冷蔵庫の庫内温度制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の庫内温度制御装置

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JPH0650210B2
JPH0650210B2 JP27768186A JP27768186A JPH0650210B2 JP H0650210 B2 JPH0650210 B2 JP H0650210B2 JP 27768186 A JP27768186 A JP 27768186A JP 27768186 A JP27768186 A JP 27768186A JP H0650210 B2 JPH0650210 B2 JP H0650210B2
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明史 星野
康弘 山崎
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は急速冷凍制御を可能とした冷蔵庫の庫内温度制
御装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に冷蔵庫は、第7図に示すように冷凍室(2)と冷蔵
室、例えば第7図に示すように第1、第2、第3の冷蔵
室(3)(4)(5)に区画され、この冷凍室(2)に臨接して冷却
器(7)と冷気循環用の送風ファン(8)が設けられている。
冷却器(7)で冷却された冷気は、冷凍室(2)へ送られ、第
1通風路(9)を介して冷却器(7)に戻り、また、バイパス
路(10)、第2通風路(11)を介して第1、第2、第3冷蔵
室(3)(4)(5)へ送られ、第3、第4、第5通風路(12)(1
3)(14)を介して冷却器(7)へ戻るように構成されてい
る。そして、第1冷蔵室(3)の温度は第2通風路(11)と
の間の電磁ダンパ(17)を開閉することにより調節し、第
2冷蔵室(4)の温度は第2通風路(11)との間の電磁ダン
パ(18)を開閉することにより行うようになっている。
一般に、冷蔵庫の庫内温度制御は冷凍室(2)内に設けら
れた温度センサ(22)からの出力と予め設定されたフリー
ザ設定値とを比較し、冷凍室(2)内の温度がフリーザ設
定値を超えているときに圧縮機(29)の運転をするように
なっている。
従来、このような冷蔵庫で急速冷凍を行う場合には、
(a)冷却器(7)から冷凍室(2)に吐出される冷気を冷凍室
内の一区画に集中させて、冷凍室(7)内のその区画だけ
を急冷する方法、(b)冷凍室(2)の温度センサ(22)の出力
とは無関係に圧縮機(29)を連続運転する方法、(c)圧縮
機(26)の回転数を一時的に引き上げて蒸発器の温度を下
げる方法などが採用されていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の急速冷凍方法(a)(b)(c)によれば通常の運転より
は速い冷凍ができるが、この急速冷凍時にも第2通風路
(11)を介して第1、第2、第3の冷蔵室(3)(4)(5)に冷
気が送られるため、冷却器(7)の能力すべてを急速冷凍
に使うこができず、冷蔵庫の能力を最大限に生かした急
速冷凍効果を得ることはできなかった。例えば約200cc
の水を製氷するには、従来では約30分間を要してした
が、本発明では20分以内を目標としたものである。
また、急速冷凍終了直後は、冷蔵室(3)(4)(5)内の温度
が上がっていても、冷凍室内の温度が下がっているため
に圧縮器(29)が作動せず、冷蔵室(3)(4)(5)の冷却効果
がなかなか上がらないという問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、冷凍室における検出温度と設定値とを比較し、
この比較出力によって圧縮機の運転を制御して冷凍室の
温度制御を行ない、他の冷蔵室は冷却器によって発生し
た冷気を通風路によって導き、各冷蔵室に設けられた電
磁ダンパを開閉し温度制御を行うようにした冷蔵庫にお
いて、前記通風路の冷気送出口に設けられた元締めの主
電磁ダンパと、前記冷凍室の急速冷凍運転時間の設定と
急速冷凍運転後の復帰制御運転時間を設定するタイマ
と、前記冷蔵室の設定温度の上限界設定手段と、冷蔵室
温センサと、これらの制御用の制御部とを具備し、制御
部は、急速冷凍運転時に前記主電磁ダンパを閉として圧
縮機を連続運転させ、前記冷蔵室の設定温度の上限界設
定手段に設定された温度と前記冷蔵室温センサの検出温
度と比較してセンサの検出温度が設定温度を超えたと
き、および、前記タイマに設定された急速冷凍運転時間
が経過したときに急速冷凍運転を解除し、この急速冷凍
運転解除後の復帰制御運転時に圧縮機を連続運転させ、
かつ主電磁ダンパを開とし、前記冷蔵室を通常に戻すた
め急速に冷却させるように制御するものである。
[作用] 以上の構成において、急速冷凍運転を行うとき、圧縮機
と送風ファンを連続運転とし、かつ冷却器から各冷蔵室
へ冷気を送る主電磁ダンパを閉じ、冷凍室内へのみ冷気
を送る。同時に急速冷凍の制限時間を設定するためタイ
マを作動させる。そして、制御部は、そのタイマのタイ
ムアップ以前に他の冷蔵室の温度が上限界温度設定手段
に設定された設定値以上に上昇するか、タイマがタイム
アップしたら急速冷凍運転を解除して復帰制御運転に移
行させ、一定時間の復帰制御運転の後に通常運転に戻
す。このようにして他の冷蔵室の温度に悪影響を与えな
い範囲で冷凍室の急速冷凍運転を行い、また、急速冷凍
運転終了後は、速やかに冷蔵室の冷却を行う。
[実施例] 第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図において、(1)は冷蔵庫本体である。前記冷蔵庫
本体(1)は区画壁によって冷凍室(2)、第1、第2、第3
冷蔵室(3)(4)(5)に区画されている。前記冷凍室(2)の背
部には冷却器(7)と冷気循環用の送風ファン(8)が設けら
れ、この送風ファン(8)によって前記冷却器(7)で冷却さ
れた冷気が前記冷凍室(2)、第1、第2、第3冷蔵室(3)
(4)(5)へ送られ、前記冷却器(7)へ戻るように構成され
ている。すなわち、前記冷凍室(2)内へ送られた冷気は
第1通風路(9)を介して前記冷却器(7)へ戻り、さらに、
前記冷却器(7)で冷却された冷気はバイパス路(10)を介
して第2通風路(11)へ送られ、この第2通風路(11)から
分岐して第1電磁ダンパ(17)を介して前記第1冷蔵室
(3)へ送られた冷気は第3通風路(12)を介して前記冷却
器(7)へ戻り、前記第2通風路(11)から分岐した第2電
磁ダンパ(18)を介して前記第2冷蔵室(4)へ送られた冷
気は第5通風路(14)を介して前記第1冷蔵室(3)へ送ら
れ、前記第3通風路(12)を介して前記冷却器(7)へ戻
る。前記第2通風路(11)から分岐して前記第3冷蔵室
(5)へ送られた冷気は、第4通風路(13)を介して前記第
2冷蔵室(4)へ送られ、ついで第5通風路(14)を介して
前記第1冷蔵室(3)へ送られ、前記第3通風路(12)を介
して前記冷却器(7)へ戻る。
前記パイパス路(10)の冷気送出口(15)にはこの冷気送出
口(15)を開閉する元締めの主電磁ダンパ(16)が臨設さ
れ、各電磁ダンパ(16)(17)(18)は第1図および第3図に
示すように電気信号によって制御されるソレノイド(16
a)(17a)(18a)と開閉弁としてのダンパフラップ(16b)(17
b)(18b)とからなっている。
前記第1、第2、第3冷蔵室(3)(4)(5)、冷凍室(2)に
は、それぞれの室内温度を検出するための第1、第2、
第3冷蔵室温センサ(19)(20)(21)、冷凍室温センサ(22)
がそれぞれ設けられている。
前記冷蔵庫本体(1)の上部外側には制御盤(23)が設けら
れ、この制御盤(23)には外気温度を検出するための外気
温センサ(24)が設けられている。前記制御盤(23)は、第
4図に示すように、相互に結合された表示操作部(25)と
制御部(26)とからなり、また、上限界温度設定手段(32)
が設けられている。この上限界温度設定手段(32)には第
1、第2、第3冷蔵室(3)(4)(5)のそれぞれの上限界の
温度Tu1、Tu2、Tu3が設定されている。
前記表示操作部(25)には、前記冷凍室(2)内の温度を弱
(例えば-15℃)、中(例えば-18℃)、強(例えば-21
℃)に切り換えて設定するためのフリーザ温度調節スイ
ッチ(27)と急冷運転をスタートさせる急冷スイッチ(28)
が設けられている。
前記制御部(26)は、従来のフリーザ制御と同様にして前
記外気温センサ(24)、冷凍室温センサ(22)および第1、
第2、第3冷蔵室温センサ(19)(20)(21)からの検出信号
と、前記表示操作部(25)のフリーザ温度調節スイッチ(2
7)からの設定信号とに基づいて前記圧縮機(29)、送風フ
ァン(8)および第1、第2電磁ダンパ(17)(18)を制御
し、前記冷凍室(2)、第1、第2、第3冷蔵室(3)(4)(5)
内の温度を所定値に制御するように構成されている。
つぎに本発明の動作を第5図の特性図および第6のフロ
ーチャートを用いて説明する。
10時に表示操作部(25)の急速冷凍スイッチ(28)が押圧
されると、パイロットランプ(28a)が点灯し、制御部(2
6)は第1タイマ(30)を所定時間t(例えば90分)にセ
ットし、元締めの主電磁ダンパ(16)を閉、圧縮機(29)お
よび送風ファン(8)をオンとして急速冷凍運転に入り冷
凍室(2)内は急速に冷却される。しかし、他の第1、第
2、第3冷蔵室(3)(4)(5)には送風が送られないため、
徐々に温度が上昇する。
この急速冷凍運転の間、第1、第2、第3の冷蔵室セン
サ(19)(20)(21)の検出温度T、T、Tと上限界温
度設定手段(32)に設定された第1、第2、第3冷蔵室
(3)(4)(5)の上限界設定温度Tu、Tu、Tu
を比較する。
つぎに、第1、第2、第3冷蔵室(3)(4)(5)の温度
、T、Tのいずれかが各々の上限界設定温度T
、Tu、Tuを超えるか、又は第5図のによう
にt20時に第1タイマ(30)がタイムアップすると、急速
冷凍運転は解除され復帰制御運転に入る。同時に第2タ
イマ(31)が所定時間t(例えば10分)にセットされ、
元締めの主電磁ダンパ(16)は開となり、第1、第2電磁
ダンパ(17)(18)は各々第1、第2冷蔵室温度センサ(19)
(20)の出力に従って、フリーザ制御同様の開閉を行う。
この復帰制御運転の間、圧縮機(29)および送風ファン
(8)は冷凍室温度センサ(22)の出力の如何にかかわら
ず、強制的に運転され、t30時に第2タイマ(31)がタイ
ムアップすると通常のフリーザ制御に復帰する。
[発明の効果] 本発明は以上のように、急速冷凍時には冷却器から吐出
される冷気を冷凍室にのみ集中して供給しているので、
冷蔵庫の能力を充分に生かした急速冷凍が可能であり、
冷凍時間の短縮を図ることができる。ちなみに約20分で
200ccの水を製氷できる。また、急速冷凍運転後には復
帰制御により圧縮器の運転を継続するようにしたので各
冷蔵室の温度を速やかに設定値に復帰することができ、
冷蔵物に悪影響を与えることがない。
さらに急速冷凍運転は、タイマの設定時間がタイムアッ
プするかまたは他の冷蔵室の温度がある値に上昇する
と、中止されるので、他の冷蔵室の温度が異常に上昇す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
図は本発明による冷蔵庫の庫内温度制御装置の一実施例
を示すもので、第1図は断面図、第2図は第1図のドア
を外した正面図、第3図は第1図の電磁ダンパを示す拡
大図、第4図は制御回路図、第5図は元締めの主電磁ダ
ンパ、圧縮機、ファンの動作と冷凍室、各冷蔵室の温度
と時間の関係を示す特性図、第6図は本発明の動作を示
すフローチャート、第7図は従来例を示す断面図であ
る。 (1)……冷蔵庫本体、(2)……冷凍室、(7)……冷却器、
(8)……送風ファン、(16)……主電磁ダンパ、(23)……
制御部、(29)……圧縮機、(30)……第1タイマ、(31)…
…第2タイマ、(32)……上限界温度設定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍室における検出温度と設定値とを比較
    し、この比較出力によって圧縮機の運転を制御して冷凍
    室の温度制御を行ない、他の冷蔵室は冷却器によって発
    生した冷気を通風路によって導き、各冷蔵室に設けられ
    た電磁ダンパを開閉し温度制御を行うようにした冷蔵庫
    において、 前記通風路の冷気送出口に設けられた元締めの主電磁ダ
    ンパと、前記冷凍室の急速冷凍運転時間の設定と急速冷
    凍運転後の復帰制御運転時間を設定するタイマと、前記
    冷蔵室の設定温度の上限界設定手段と、冷蔵室温センサ
    と、これらの制御用の制御部とを具備し、 制御部は、 急速冷凍運転時に前記主電磁ダンパを閉として圧縮機を
    連続運転させ、 前記冷蔵室の設定温度の上限界設定手段に設定された温
    度と前記冷蔵室温センサの検出温度と比較してセンサの
    検出温度が設定温度を超えたとき、および、前記タイマ
    に設定された急速冷凍運転時間が経過したときに急速冷
    凍運転を解除し、 この急速冷凍運転解除後の復帰制御運転時に圧縮機を連
    続運転させ、かつ主電磁ダンパを開とし、前記冷蔵室を
    通常に戻すため急速に冷却させるように制御することを
    特徴とする冷蔵庫の庫内温度制御装置。
JP27768186A 1986-11-20 1986-11-20 冷蔵庫の庫内温度制御装置 Expired - Fee Related JPH0650210B2 (ja)

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