JPH0650247A - 多気筒ディーゼルエンジンの始動方法および装置 - Google Patents

多気筒ディーゼルエンジンの始動方法および装置

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JPH0650247A
JPH0650247A JP22503992A JP22503992A JPH0650247A JP H0650247 A JPH0650247 A JP H0650247A JP 22503992 A JP22503992 A JP 22503992A JP 22503992 A JP22503992 A JP 22503992A JP H0650247 A JPH0650247 A JP H0650247A
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JP
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decompression
cylinders
starting
cylinder
decompressed
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JP22503992A
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Inventor
Yukio Morita
幸男 森田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N19/00—Starting aids for combustion engines, not otherwise provided for
    • F02N19/004—Aiding engine start by using decompression means or variable valve actuation
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多気筒ディーゼルエンジンの始動にあたり、
一部の気筒をデコンプし残部の気筒をデコンプしないよ
うにして、始動操作力を軽減しながら始動性能を向上さ
せる。 【構成】 多気筒ディーゼルエンジン1の複数の気筒2
a・2b・2c…のうち、少なくともその一部の気筒2a
・2b…にデコンプ装置3a・3b…を設ける。このデ
コンプ装置3a・3b…をデコンプ操作装置4でデコン
プ操作可能に構成する。 このデコンプ操作装置4は、
一部の気筒2a・2b…のデコンプ装置3a・3b…を
デコンプ作動させると同時に、残部の気筒2dをデコン
プしないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多気筒ディーゼルエン
ジンの始動方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多気筒ディーゼルエンジンの始動方法お
よび装置は、従来技術では、例えば図5に示すように構
成されたものがある。すなわち、エンジン1は気筒2に
ピストン10を摺動自在に内嵌し、このピストン10を
コンロッド11を介してクランク軸12に連動連結して
ある。そして、そのクランク軸12に連動連結したクラ
ンキング装置13を例えば電気力・人力又はエア圧力な
どで回転作動させる事により、クランク軸12を回転し
てエンジン1を始動させる。さらに、燃焼室14の圧縮
圧力を開放して回転し易くする、デコンプ装置3a・3
b…を各気筒2a・2b…に設け、これらの各デコンプ
装置3a・3b…を一括して操作するためのデコンプ操
作装置4が付設してある。上記エンジン1を始動させる
場合には、上記デコンプ操作装置4を手動で操作して、
各デコンプ装置3a・3b…により燃焼室14の圧縮圧
力を開放作動させると同時に、クランキング装置13を
始動回転操作してクランク軸12を回転させる。そし
て、クランク軸12の回転速度が上昇するのを見計らっ
て、デコンプ操作装置4を復帰操作する事により、燃焼
室14の圧縮圧力を上昇させて着火し、エンジン1を始
動させる。エンジン1が始動した後で、クランキング装
置13を停止させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では次
の問題がある。ディーゼルエンジン1を始動させる場合
には、前記デコンプ操作装置4を手動で操作すると同時
に、クランキング装置13を始動回転操作してクランク
軸12を回転させ、その回転速度が上昇するのを見計ら
って、そのデコンプ操作装置4を復帰操作する。そのた
め、デコンプ操作装置4とクランキング装置13とを同
時に操作し、かつ、デコンプ操作装置4の復帰タイミン
グをうまく合わせてエンジンを始動させたうえで、クラ
ンキング装置13を停止する必要があり、ディーゼルエ
ンジンの始動操作は非常にわずらわしい。さらに、多気
筒エンジンの場合は、全ての気筒がクランキング装置1
3の回転力の抵抗になるから大きい始動操作力が必要と
なるうえ、デコンプ操作装置4の復帰タイミングを或る
気筒の圧縮行程に合わせても、圧縮熱による混合気の温
度上昇で燃焼して始動するのには時間がかかる。本発明
は、多気筒ディーゼルエンジンの始動方法および装置に
おいて、始動操作を簡便にしながらその操作力を軽減し
て、短時間でスムースに始動できるようにすることを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
において、上記課題を達成するために、例えば図1乃至
図4に示すように、次のように改良したものである。 ○第1発明(図1参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作方法におい
て、複数の気筒2a・2b・2c…のうち、その一部の
気筒2a・2b…をデコンプ装置3a・3b…でデコン
プすると同時に、その残部の気筒2dをデコンプしない
ようにする。 ○第2発明(図1参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の複数の気筒2a・2b・
2c…のうち、少なくともその一部の気筒2a・2b…
にデコンプ装置3a・3b…を設ける。そして、このデ
コンプ装置3a・3b…をデコンプ操作装置4でデコン
プ操作可能に構成し、このデコンプ操作装置4は、一部
の気筒2a・2b…のデコンプ装置3a・3b…をデコ
ンプ作動させると同時に、残部の気筒2dをデコンプし
ないように構成する。尚、上記残部の気筒2dをデコン
プしない構成としては、残部の気筒2dにデコンプ装置
3dを設けないで上記デコンプ操作装置4が一部の気筒
2a・2b…のデコンプ装置3a・3b…のみをデコン
プ作動させるものと、残部の気筒2dにデコンプ装置3
dを設けて上記デコンプ操作装置4がこのデコンプ装置
3dを選択的に作動させないようにするもの、又は残部
の気筒2dにデコンプ装置3dを設けてデコンプ装置3
a・3b…とデコンプ装置3dとを別個のデコンプ操作
装置4で作動させるものなどが考えられる。
【0005】○第3発明(図2参照) 前記第2発明の始動装置において、多気筒ディーゼルエ
ンジン1の複数の気筒2a・2b・2c…のうち、少な
くとも前記残部のデコンプしない気筒2dにグロープラ
グ5を設け、このグロープラグ5をグロースイッチ6で
発熱操作可能に構成する。そして、前記デコンプ操作装
置4でデコンプ装置3a・3b…をデコンプ作動させる
と同時に、そのグロースイッチ6でグロープラグ5を発
熱作動させるように構成する。 ○第4発明(図3参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作方法におい
て、その始動回転操作の前期には、複数の気筒2a・2
b・2c…のうちの、全部の気筒2a・2b・2c…を
デコンプ装置3a・3b・3c…でデコンプする。そし
て、その始動回転操作の後期には、複数の気筒2a・2
b・2c…のうちその一部の気筒2a・2b…をデコン
プ状態に操作すると同時に、その残部の気筒2dのデコ
ンプ状態を解除する。 ○第5発明(図4参照) 前記第4発明の始動回転操作方法において、上記始動回
転操作の後期には、デコンプ解除する残部の気筒2dを
グロープラグ5で加熱する。
【0006】
【作用】本発明は次のように作用する。 ○第1発明及び第2発明(図1参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作時におい
て、デコンプ操作装置4をオンし、複数の気筒2a・2
b・2c…のうちの一部の気筒2a・2b…のデコンプ
装置3a・3b…をデコンプ作動させて、燃焼室14a
・14b…の圧縮圧力を開放すると同時に、残部の気筒
2dをデコンプしないようにする。このため、残部の気
筒2dの燃焼室14dの混合気は圧縮熱が蓄積されて燃
焼し易くなり、この気筒2dの着火によりエンジン1が
始動する。エンジン1が始動した後でデコンプ操作装置
4をオフする事により、デコンプ装置3a・3b…が復
帰して燃焼室14a・14b…の圧縮圧力が上昇し、エ
ンジン1は正常運転に移る。
【0007】○第3発明(図2参照) 前記第2発明の多気筒ディーゼルエンジンの始動装置の
始動回転操作時において、最初、複数の気筒2a・2b
・2c…のうちの少なくとも前記残部のデコンプしない
気筒2dに設けたグロープラグ5をグロースイッチ6で
発熱操作する。その後、デコンプ操作装置4をオンし、
複数の気筒2a・2b・2c…のうちの一部の気筒2a
・2b…のデコンプ装置3a・3b…をデコンプ作動さ
せて、燃焼室14a・14b…の圧縮圧力を開放すると
同時に、残部の気筒2dをデコンプしないようにする。
このため、グロープラグ5で加熱された残部の気筒2d
の燃焼室14dの混合気は圧縮熱でより燃焼し易くな
り、この気筒2dの着火によりエンジン1が始動する。
エンジン1が始動した後でデコンプ操作装置4をオフす
る事により、デコンプ装置3a・3b…が復帰して燃焼
室14a・14b…の圧縮圧力が上昇し、エンジン1は
正常運転に移る。
【0008】○第4発明(図3参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作時におい
て、その始動回転操作の前期には、複数の気筒2a・2
b・2c…のうちの、全部の気筒2a・2b・2c…を
デコンプ装置3a・3b・3c…でデコンプする。そし
て、その始動回転操作の後期には、複数の気筒2a・2
b・2c…のうちその一部の気筒2a・2b…をデコン
プ状態に操作すると同時に、その残部の気筒2dのデコ
ンプ状態を解除する。このため、始動回転操作の前期に
は回転操作力が軽減されより早期に回転上昇し、始動回
転操作の後期にはデコンプ解除された残部の気筒2dの
燃焼室14dの混合気が圧縮熱で温度上昇して燃焼し易
くなり、この気筒2dの着火によりエンジン1が始動す
る。エンジン1が始動した後でデコンプ操作装置4をオ
フする事により、デコンプ装置3a・3b…が復帰して
燃焼室14a・14b…の圧縮圧力が上昇し、エンジン
1は正常運転に移る。
【0009】○第5発明(図4参照) 前記第4発明の多気筒ディーゼルエンジンの始動方法に
おいて、始動回転操作の後期には、デコンプ解除する残
部の気筒2dをグロープラグ5で加熱する。このため、
残部の気筒2dの燃焼室14dの混合気は圧縮熱とグロ
ープラグ5の加熱により一層燃焼し易くなり、この気筒
2dの着火によりエンジン1が始動する。エンジン1が
始動した後でデコンプ操作装置4をオフする事により、
デコンプ装置3a・3b…が復帰して燃焼室14a・1
4b…の圧縮圧力が上昇し、エンジン1は正常運転に移
る。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され作用す
ることから、次の効果を奏する。多気筒ディーゼルエン
ジンの始動にあたって、デコンプした気筒は外力による
回転に対する抵抗が少なく、始動回転に必要な力が低減
するから、デコンプする気筒数が多い程人為始動の場合
は操作力が軽減し、セルスタータ始動の場合はセルスタ
ータを小型化できる。又、デコンプしない気筒は混合気
の圧縮熱が蓄積され燃焼し易いから、デコンプしない気
筒が多い程始動着火性能が向上する。 ○第1発明及び第2発明(図1参照) 多気筒ディーゼルエンジン1の始動にあたって、複数の
気筒2a・2b・2c…のうち、その一部の気筒2a・
2b…をデコンプ装置3a・3b…でデコンプすると同
時に、その残部の気筒2dをデコンプしないようにす
る。これにより、デコンプする気筒の始動回転力軽減と
デコンプしない気筒の圧縮熱蓄積との相乗効果が生じ、
短時間でスムースに始動できる。 ○第3発明(図2参照) 前記第2発明の始動装置において、デコンプしない残部
の気筒2dにグロープラグ5を備えたものである。これ
により、残部の気筒の混合気が加熱され一層始動性能が
向上する。 ○第4発明(図3参照) その始動回転操作の前期には、複数の気筒2a・2b・
2c…のうちの、全部の気筒2a・2b・2c…をデコ
ンプ装置3a・3b・3c…及び3dでデコンプし、そ
の始動回転操作の後期には、複数の気筒2a・2b・2
c…のうちその一部の気筒2a・2b…をデコンプ装置
3a・3b…でデコンプ状態に操作すると同時に、その
残部の気筒2dのデコンプ状態をデコンプ装置3dで解
除する方法である。これにより、作動解除された残部の
気筒で速やかに始動することができ、始動性能が向上す
る。 ○第5発明(図4参照) 上記始動回転操作の後期には、デコンプ解除する残部の
気筒2dをグロープラグ5で加熱する方法である。これ
により、作動解除された残部の気筒の混合気が加熱され
一層速やかに始動することができ、一層始動性能が向上
する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。 ○第1発明及び第2発明 図1(A)は多気筒ディーゼルエンジンの始動方法およ
び装置の系統図、図1(B)は同装置の要部電気結線図
である。図において、ディーゼルエンジン1はシリンダ
2にピストン10を摺動自在に内嵌し、このピストン1
0をコンロッド11を介してクランク軸12に連動連結
してある。そして、そのクランク軸12に連動連結した
クランキング装置13として例えばセルスタータ19を
電気力で回転作動させる事により、クランク軸12を回
転してエンジン1を始動させる。さらに、燃焼室14の
圧縮圧力を開放して回転し易くする、デコンプ装置3a
・3b…を各気筒2a・2b…に設け、これらの各デコ
ンプ装置3a・3b…を一括して操作するためのデコン
プ操作装置4が付設してある。このデコンプ操作装置4
は複数の気筒2a・2b・2c…のうち、その一部の気
筒2a・2b…をデコンプ装置3a・3b…でデコンプ
すると同時に、その残部の気筒2dをデコンプしないよ
うに構成してある。又、エンジン1の電源電池16の正
負両端子にキースイッチ15を介して、各アクセサリ
ー、スタータ用マグネット17、及びデコンプ用マグネ
ット18が接続されるように構成されている。上記キー
スイッチ15は、オフ位置15aから右回りにオン位置
15b及びスタート位置15cが設けられ、オン位置1
5bに操作した場合は電源電池16が各アクセサリーに
接続され、スタート位置15cに操作した場合は電源電
池16が各アクセサリーに接続されるとともに、スター
タ用マグネット17、及びデコンプ用マグネット18が
並列接続される。このスタータ用マグネット17の接点
17aによりクランキング装置13としてのセルスター
タ19がオンオフ制御され、デコンプ用マグネット18
の接点18aによりデコンプ操作装置4がオンオフ制御
されるように構成してある。上記多気筒ディーゼルエン
ジン1の始動回転操作時において、まず、図1(B)に
示すように、エンジン1のキースイッチ15をオフ位置
15aから右回りにオン位置15bを通り越してスター
ト位置15cまで操作すると、電源電池16が各アクセ
サリーに接続されるとともに、スタータ用マグネット1
7、及びデコンプ用マグネット18に接続されてそれら
を付勢する。すると、スタータ用マグネット17の接点
17aによりクランキング装置13としてのセルスター
タ19がオンとなり、同時にデコンプ用マグネット18
の接点18aによりデコンプ操作装置4がオンとなる。
図1(A)に示すように、クランキング装置13として
のセルスタータ19がオンとなる事により、エンジン1
のクランク軸12が回転する。同時にデコンプ操作装置
4がオンとなる事により、一部の気筒2a・2b…に設
けたデコンプ装置3a・3b…が燃焼室14a・14b
…の圧縮圧力を開放作動させる。この場合、残部の気筒
2dにはデコンプ装置を設けていないのでデコンプされ
ず、燃焼室14dの混合気は圧縮熱が蓄積されて燃焼し
易くなり、この気筒2dの着火によりエンジン1が始動
する。エンジン1が始動した後でキースイッチ15から
手を放せば、キースイッチ15は復帰ばねにより自動的
にオン位置15bに戻るから、スタータ用マグネット1
7及びデコンプ用マグネット18の付勢が解除されて、
クランキング装置13としてのセルスタータ19がオフ
になると同時に、デコンプ操作装置4がオフとなる事に
よりデコンプ装置3a・3b…が復帰して燃焼室14a
・14b…の圧縮圧力が上昇し、エンジン1は正常運転
に移る。尚、上記実施例において、残部の気筒2dにデ
コンプ装置3dを使用しない場合に、デコンプ操作装置
4が一部の気筒2a・2b…のデコンプ装置3a・3b
…のみを作動させるように構成したのに代えて、残部の
気筒2dにデコンプ装置3dを使用して、上記デコンプ
操作装置4がこのデコンプ装置3dを選択的に作動させ
ないように構成する事、又はデコンプ装置3a・3b…
とデコンプ装置3dとを別個のデコンプ操作装置4で作
動させるようにする事などができる。
【0012】○第3発明 図2は図1に相当する図である。図において、前記多気
筒ディーゼルエンジン1の複数の気筒2a・2b・2c
…のうち、少なくとも前記残部のデコンプしない気筒2
dにグロープラグ5を設け、このグロープラグ5をグロ
ースイッチ6で発熱操作可能に構成してある。上記多気
筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作時において、ま
ず、図2(B)に示すように、エンジン1のキースイッ
チ15をオフ位置15aから左回りにグロー位置15d
に操作すると、グロー用マグネット20に電源電池16
が接続されてそれを付勢する。すると、グロー用マグネ
ット20の接点20aによりグロースイッチ6がオンと
なり、前記残部のデコンプしない気筒2dに設けたグロ
ープラグ5を発熱作動させる。次いで、グロープラグ5
が十分発熱した時キースイッチ15を右回りにオフ位置
15a及びオン位置15bを通り越してスタート位置1
5cまで操作すると、電源電池16が各アクセサリーに
接続されるとともに、スタータ用マグネット17、及び
デコンプ用マグネット18に接続されてそれらを付勢す
る。すると、スタータ用マグネット17の接点17aに
よりクランキング装置13としてのセルスタータ19が
オンとなり、同時にデコンプ用マグネット18の第1接
点18aによりデコンプ操作装置4がオンとなり、さら
に、デコンプ用マグネット18の第2接点18bにより
前記グロー用マグネット20がスタータ用マグネット1
7に並列接続されてオンとなる。前記グロー用マグネッ
ト20はキースイッチ15を右回りに操作する途中で一
旦オフとなるが、スタート位置15cまで操作する事に
より上記第2接点18bによる接続で再びオンとなっ
て、前記グロープラグ5は発熱作動し続ける。図2
(A)に示すように、クランキング装置13としてのセ
ルスタータ19がオンとなる事により、エンジン1のク
ランク軸12が回転する。同時にデコンプ操作装置4が
オンとなる事により、一部の気筒2a・2b…に設けた
デコンプ装置3a・3b…が燃焼室14a・14b…の
圧縮圧力を開放作動させる。この場合、残部の気筒2d
にはデコンプ装置を設けていないのでデコンプされない
うえグロープラグ5が発熱作動するから、燃焼室14d
の混合気は圧縮熱の蓄積とグロープラグ5の加熱とによ
り一層燃焼し易くなり、この気筒2dの着火によりエン
ジン1が始動する。エンジン1が始動した後でキースイ
ッチ15から手を放せば、キースイッチ15は復帰ばね
により自動的にオン位置15bに戻るから、スタータ用
マグネット17・デコンプ用マグネット18及びグロー
用マグネット20の付勢が解除されて、クランキング装
置13としてのセルスタータ19がオフになると同時
に、デコンプ操作装置4がオフとなる事によりデコンプ
装置3a・3b…が復帰して燃焼室14a・14b…の
圧縮圧力が上昇し、エンジン1は正常運転に移るととも
にグロープラグ5の発熱作動も停止する。
【0013】○第4発明 図3は図1に相当する図である。多気筒ディーゼルエン
ジン1の始動回転操作方法において、その始動回転操作
の前期には、複数の気筒2a・2b・2c…のうちの、
全部の気筒2a・2b・2c…をデコンプ装置3a・3
b・3c…でデコンプするようにしてある。そして、そ
の始動回転操作の後期には、複数の気筒2a・2b・2
c…のうちその一部の気筒2a・2b…をデコンプ状態
に操作すると同時に、その残部の気筒2dのデコンプ状
態を解除するようにしてある。上記始動回転操作の前期
と後期とを切り替えるのに、例えばタイマーを使用する
事が考えられるが、本実施例では次のように、キースイ
ッチ15のスタート位置を2段階に切り替えるようにし
てある。これにより、タイマー価格分だけコスト安にで
きる。上記多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作
時において、まず、図3(B)に示すように、エンジン
1のキースイッチ15をオフ位置15aから右回りにオ
ン位置15b及びスタート後期位置15cを通り越して
スタート前期位置15eまで操作すると、電源電池16
が各アクセサリーに接続されるとともに、スタータ用マ
グネット17、全期間デコンプ用マグネット18及び部
分期間デコンプ用マグネット21に接続されてそれらを
付勢する。すると、スタータ用マグネット17の接点1
7aによりクランキング装置13としてのセルスタータ
19がオンとなる。同時に全期間デコンプ用マグネット
18の接点18aにより全期間デコンプ操作装置4がオ
ンとなるとともに、部分期間デコンプ用マグネット21
の接点21aにより部分期間デコンプ操作装置22がオ
ンとなる。図3(A)に示すように、クランキング装置
13としてのセルスタータ19がオンとなる事により、
エンジン1のクランク軸12が回転する。始動回転操作
の前期には、上記全期間デコンプ操作装置4がエンジン
1の複数の気筒2a・2b・2c…のうちの、一部の気
筒2a・2b…をデコンプ装置3a・3b…でデコンプ
するとともに、部分期間デコンプ操作装置22が残部の
気筒2dをデコンプ装置3dでデコンプする。次いで、
上記クランク軸12の回転が上昇した時に、前記キース
イッチ15をスタート後期位置15cに戻すと、上記部
分期間デコンプ用マグネット21がオフし、部分期間デ
コンプ操作装置22がオフすることにより、デコンプ装
置3dがオフする。これにより、始動回転操作の後期に
は、残部の気筒2dのみデコンプ状態が解除され、燃焼
室14dの混合気の圧縮熱が蓄積されて燃焼し易くな
り、この気筒2dの着火によってエンジン1が始動す
る。エンジン1が始動した後でキースイッチ15から手
を放せば、キースイッチ15は復帰ばねにより自動的に
オン位置15bに戻るから、スタータ用マグネット17
及び全期間デコンプ用マグネット18の付勢が解除され
て、クランキング装置13としてのセルスタータ19が
オフになると同時に、全期間デコンプ操作装置4がオフ
となる事によりデコンプ装置3a・3b…が復帰して燃
焼室14a・14b…の圧縮圧力が上昇し、エンジン1
は正常運転に移る。
【0014】○第5発明 図4は図1に相当する図である。前記第4発明の多気筒
ディーゼルエンジン1の始動回転操作方法において、前
記始動回転操作の後期には、デコンプ解除する残部の気
筒2dをグロープラグ5で加熱するようにしてある。上
記多気筒ディーゼルエンジン1の始動回転操作時におい
て、まず、図4(B)に示すように、エンジン1のキー
スイッチ15をオフ位置15aから左回りにグロー位置
15dに操作すると、グロー用マグネット20に電源電
池16が接続されてそれを付勢する。すると、グロー用
マグネット20の接点20aによりグロースイッチ6が
オンとなり、前記残部のデコンプしない気筒2dに設け
たグロープラグ5を発熱作動させる。次いで、グロープ
ラグ5が十分発熱した時キースイッチ15を右回りにオ
フ位置15a・オン位置15b及びスタート後期位置1
5cを通り越してスタート前期位置15eまで操作する
と、電源電池16が各アクセサリーに接続されるととも
に、スタータ用マグネット17、全期間デコンプ用マグ
ネット18及び部分期間デコンプ用マグネット21に接
続されてそれらを付勢する。すると、スタータ用マグネ
ット17の接点17aによりクランキング装置13とし
てのセルスタータ19がオンとなる。同時に全期間デコ
ンプ用マグネット18の第1接点18aにより全期間デ
コンプ操作装置4がオンとなり、さらに、デコンプ用マ
グネット18の第2接点18bにより前記グロー用マグ
ネット20がスタータ用マグネット17に並列接続され
てオンとなる。前記グロー用マグネット20はキースイ
ッチ15を右回りに操作する途中で一旦オフとなるが、
スタート後期位置15cまで操作する事により上記第2
接点18bによる接続で再びオンとなって、前記グロー
プラグ5は発熱作動し続ける。図4(A)に示すよう
に、クランキング装置13としてのセルスタータ19が
オンとなる事により、エンジン1のクランク軸12が回
転する。始動回転操作の前期には、上記全期間デコンプ
操作装置4がエンジン1の複数の気筒2a・2b・2c
…のうちの、一部の気筒2a・2b…をデコンプ装置3
a・3b…でデコンプするとともに、部分期間デコンプ
操作装置22が残部の気筒2dをデコンプ装置3dでデ
コンプする。次いで、上記クランク軸12の回転が上昇
した時に、前記キースイッチ15をスタート後期位置1
5cに戻すと、上記部分期間デコンプ用マグネット21
がオフし、部分期間デコンプ操作装置22がオフするこ
とにより、デコンプ装置3dがオフする。これにより、
始動回転操作の後期には、残部の気筒2dのみデコンプ
状態が解除されるうえ前記グロープラグ5が発熱作動し
ているから、燃焼室14dの混合気は圧縮熱の蓄積とグ
ロープラグ5の加熱とにより一層燃焼し易くなり、この
気筒2dの着火によってエンジン1が始動する。エンジ
ン1が始動した後でキースイッチ15から手を放せば、
キースイッチ15は復帰ばねにより自動的にオン位置1
5bに戻るから、スタータ用マグネット17・全期間デ
コンプ用マグネット18及びグロー用マグネット20の
付勢が解除されて、クランキング装置13としてのセル
スタータ19がオフになると同時に、全期間デコンプ操
作装置4がオフとなる事によりデコンプ装置3a・3b
…が復帰して燃焼室14a・14b…の圧縮圧力が上昇
し、エンジン1は正常運転に移るとともにグロープラグ
5の発熱作動も停止する。
【0015】前記第3発明及び第5発明において、必要
に応じて前記デコンプ用マグネット又は全期間デコンプ
用マグネット18の第2接点18bをなくし、キースイ
ッチ15のスタート位置又はスタート後期位置15cで
のグロープラグ5の再加熱作動をさせないように構成し
ても差し支え無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明及び第2発明実施例を示し、図1
(A)は多気筒ディーゼルエンジンの始動方法および装
置の系統図、図1(B)は同装置の要部電気結線図であ
る。
【図2】第3発明実施例を示し、図1に相当する図であ
る。
【図3】第4発明実施例を示し、図1に相当する図であ
る。
【図4】第5発明実施例を示し、図1に相当する図であ
る。
【図5】従来例を示し、図1(A)に相当する図であ
る。
【符号の説明】
1…多気筒ディーゼルエンジン、2a・2b・2c…一
部の気筒、2d…残部の気筒、3a・3b・3c…デコ
ンプ装置、4…デコンプ操作装置、5…グロープラグ、
6…グロースイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒ディーゼルエンジン(1)の始動回
    転操作時において、 複数の気筒(2a・2b・2c…)のうち、その一部の気
    筒(2a・2b…)をデコンプ装置(3a・3b…)でデ
    コンプすると同時に、その残部の気筒(2d)をデコン
    プしないようにすることを特徴とする多気筒ディーゼル
    エンジンの始動方法。
  2. 【請求項2】 多気筒ディーゼルエンジン(1)の複数の
    気筒(2a・2b・2c…)のうち、少なくともその一部
    の気筒(2a・2b…)にデコンプ装置(3a・3b…)を
    設け、 このデコンプ装置(3a・3b…)をデコンプ操作装置
    (4)でデコンプ操作可能に構成し、このデコンプ操作
    装置(4)は、一部の気筒(2a・2b…)のデコンプ装
    置(3a・3b…)をデコンプ作動させると同時に、残部
    の気筒(2d)をデコンプしないように構成したことを
    特徴とする多気筒ディーゼルエンジンの始動装置。
  3. 【請求項3】 多気筒ディーゼルエンジン(1)の複数の
    気筒(2a・2b・2c…)のうち、少なくとも前記残部
    のデコンプしない気筒(2d)にグロープラグ(5)を
    設け、このグロープラグ(5)をグロースイッチ(6)
    で発熱操作可能に構成し、 前記デコンプ操作装置(4)でデコンプ装置(3a・3
    b…)をデコンプ作動させると同時に、そのグロースイ
    ッチ(6)でグロープラグ(5)を発熱作動させるよう
    に構成したことを特徴とする請求項2に記載の多気筒デ
    ィーゼルエンジンの始動装置。
  4. 【請求項4】 多気筒ディーゼルエンジン(1)の始動回
    転操作時において、 その始動回転操作の前期には、複数の気筒(2a・2b
    ・2c…)のうちの、全部の気筒(2a・2b・2c…)
    をデコンプ装置(3a・3b・3c…)でデコンプし、 その始動回転操作の後期には、複数の気筒(2a・2b
    ・2c…)のうちその一部の気筒(2a・2b…)をデコ
    ンプ状態に操作すると同時に、その残部の気筒(2d)
    のデコンプ状態を解除することを特徴とする多気筒ディ
    ーゼルエンジンの始動方法。
  5. 【請求項5】 上記始動回転操作の後期には、デコンプ
    解除する残部の気筒(2d)をグロープラグ(5)で加
    熱することを特徴とする請求項4に記載の多気筒ディー
    ゼルエンジンの始動方法。
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