JPH0650260U - スプリングコネクター - Google Patents

スプリングコネクター

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JPH0650260U
JPH0650260U JP9184692U JP9184692U JPH0650260U JP H0650260 U JPH0650260 U JP H0650260U JP 9184692 U JP9184692 U JP 9184692U JP 9184692 U JP9184692 U JP 9184692U JP H0650260 U JPH0650260 U JP H0650260U
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movable terminal
tubular member
inner end
peripheral surface
spring connector
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栄一 田中
勝利 斉田
佳和 中田
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Yokowo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動端子30が軸方向に摺動しても、導通抵
抗の小さい一定な電気経路が確実に維持できるスプリン
グコネクターを提供する。 【構成】 導電性の筒状部材10に、突出部32を外方
に突出させるとともに抜け出さないようにして内周面に
摺接し軸方向に摺動自在に導電性の可動端子30を嵌装
する。また、筒状部材10に内装したコイルスプリング
22により可動端子30を外方に向け弾性付勢する。そ
して、可動端子30の内側端から中央部を筒状となし、
この筒状の部分に軸方向の複数のスリット36,36…
を設けて弾性変形を容易とする。さらに、内側端部を拡
径するテーパー状として、筒状部材10の内周面に弾接
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、導電性の筒状部材に、開口端部から突出部を外方に突出させるとと もに、外方に抜け出さないようにして軸方向に摺動自在に可動端子が嵌装され、 コイルスプリングで外方に向けて弾性付勢されたスプリングコネクターに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来のスプリングコネクターの一例の縦断面図である。図5において 、導電性の棒状部材の一端から軸方向に深い有底孔を穿設して筒状部材10とな し、他端部に小径の固定端子12が一体形成される。そして、筒状部材10の開 口端部に、内周径より小さい内径を有する狭搾部14が形成される。この筒状部 材10内には、突出部16を外方に突出させるとともに狭搾部14により外方に 抜け出さないようにして内周面に摺接して軸方向に摺動自在に導電性の可動端子 18が嵌装される。また、可動端子18の内側端面より軸方向に凹部20が設け られ、この凹部20と筒状部材10を形成する有底孔の底部との間に、コイルス プリング22が縮設される。
【0003】 かかる構成において、可動端子18は、コイルスプリング22の弾力により外 方に突出部16を突出させており、この突出部16の先端が被検査点等により押 圧されると収納方向に後退する。ここで、可動端子18が筒状部材10の内周面 に摺接しているので、被検査点から可動端子18と筒状部材10を経由して固定 端子12に至る電気経路が構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来例にあっては、筒状部材10の内周面の径と可動端子18の摺接 外周面の径とが適宜に設定されていれば、確実な電気経路を常に維持し得る。し かし、寸法精度が悪化すると、可動端子18が押圧されて後退したときに筒状部 材10の内周面と摺接せず、可動端子18からコイルスプリング22を経由して 固定端子12に至る電気経路が構成され、導通抵抗値が大きくなって、不良とな る虞があった。そこで、加工寸法を高い精度に保たなければならず、量産に適し ていないという不具合があった。
【0005】 本考案は、上記した従来のスプリングコネクターの事情に鑑みてなされたもの で、導通抵抗値の小さい一定な電気経路が確実に維持されるスプリングコネクタ ーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案のスプリングコネクターは、導電性の筒 状部材の開口端部に狭搾部を設け、導電性の可動端子を前記開口端部から突出部 を外方に突出させるとともに外方に抜け出さないようにして前記筒状部材の内周 面に摺接して軸方向に摺動自在に嵌装し、前記筒状部材に内装されたコイルスプ リングにより前記可動端子を外方に向けて弾性付勢したスプリングコネクターに おいて、前記可動端子に内側端より孔を深く穿設して内側端から中央部を筒状と なし、この筒状の部分に内側端より軸方向に複数のスリットを設けるとともに内 側端方向に拡径するテーパー状として前記筒状部材の内周面に弾接するように構 成されている。
【0007】 また、導電性の筒状部材の開口端部に狭搾部を設け、導電性の可動端子を前記 開口端部から突出部を外方に突出させるとともに外方に抜け出さないようにして 前記筒状部材の内周面に摺接して軸方向に摺動自在に嵌装し、前記筒状部材に内 装されたコイルスプリングにより前記可動端子を外方に向けて弾性付勢したスプ リングコネクターにおいて、前記可動端子を前記突出部が閉塞された筒状に板金 成形し、この可動端子に内側端より軸方向に複数のスリットを設けるとともに内 側端方向に拡径するテーパー状として前記筒状部材の内周面に弾接するように構 成しても良い。
【0008】 そして、前記スリットの幅を、内側端よりスリット終端で広く形成して構成す ることもできる。
【0009】 さらに、前記スリットの幅を、スリット終端より内側端で広く形成して構成す ることもできる。
【0010】
【作 用】
可動端子に内側端より孔を深く穿設して内側端から中央部を筒状となし、この 筒状にスリットを設けるとともにテーパー状としたので、可動端子の内側端部が 弾性変形自在であるとともに筒状部材の内周面に弾接し、可動端子から筒状部材 を経由して固定端子に至る電気経路が確実に維持される。
【0011】 また、可動端子を板金成形するならば、内側端部が筒状部材の内周面に弾接す る可動端子をプレス加工により製造し得る。
【0012】 そして、スリットの幅を、内側端よりスリット終端で広く形成するならば、可 動端子の内側端部がスリット終端から弾性変形され、内側端部全体の広い面で筒 状部材の内周面に弾接し得る。
【0013】 さらに、スリットの幅を、スリット終端より内側端で広く形成するならば、内 側端でより一層弾性変形が容易であり、内側端部が筒状部材の内周面によく馴染 むようにして弾接し得る。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1および図2を参照して説明する。図1は、本 考案のスプリングコネクターの一実施例の縦断面図であり、図2は、図1におけ る可動端子の正面図(A)と側面図(B)である。図1および図2において、図 5と同一部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0015】 図1および図2において、黄銅材等からなる導電性の可動端子30は、筒状部 材10の開口端部から突出部32を外方に突出させるとともに狭搾部14により 外方に抜け出さないようにして筒状部材10内に嵌装される。この可動端子30 は、軸方向に比較的長く、その内側端より孔34が深く穿設されて内側端から中 央部にかけて筒状とされている。また、この筒状の部分に内側端から軸方向に複 数のスリット36,36…が設けられる。さらに、可動端子30の中央部の外周 径は、筒状部材10の内周面に摺接し得るように筒状部材10の内径より僅かに 小さく設定されるとともに、中央部から内側端にかけて内側端方向に拡径された テーパー状で、内側端の外周径が筒状部材10の内径より僅かに大きくなるよう に成形される。そして、この可動端子30が、筒状部材10内に軸方向に摺動自 在に嵌装される。ここで、可動端子30のテーパー状の内側端部は弾性変形され て、筒状部材10の内周面に弾接される。
【0016】 かかる構成において、可動端子30の内側端部が筒状部材10の内周面に弾性 されて、可動端子30と筒状部材10の電気的接続が確実になされており、可動 端子30の軸方向の移動にかかわらず、突出部32から固定端子12に至る電気 経路が変更されることがない。しかも、可動端子30は軸方向に従来のものに比 較して長く、それだけ可動端子30が筒状部材10の内周面に電気的接続される 可能性が高く、この点からも確実な電気経路が維持される。
【0017】 次に、本考案の第2の実施例を、図3を参照して説明する。図3は、本考案の スプリングコネクターの第2の実施例に用いられる可動端子の正面図である。図 3において、図2と同一部材には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0018】 図3において、図2と相違するところは、可動端子40に設けられるスリット 42,42…の幅が、内側端よりスリット終端で広くなるように形成されたこと にある。
【0019】 かかる構成において、可動端子40の内側端部はスリット終端で幅が狭くなり 、それだけ容易に弾性変形し易い。そこで、この可動端子40が筒状部材10内 に嵌装されると、内側端部はスリット終端の部分から容易に弾性変形して、内側 端部の広い面積で筒状部材10の内周面に弾接される。したがって、より一層可 動端子40と筒状部材10の電気的接続が確実なものとなる。
【0020】 さらに、本考案の第3の実施例を、図4を参照して説明する。図4は、本考案 のスプリングコネクターの第3の実施例に用いられる可動端子の正面図である。
【0021】 図4に示す可動端子50は、隣青銅等の導電性でしかもバネ材により板金成形 されている。この可動端子50は、突出部52の先端が閉塞された筒状であり、 突出部52より段差を設けて中央部および内側端部の径が大きく形成される。し かも、内側端部には、内側端より軸方向に複数のスリット54,54…が設けら れるとともに中央部から内側端にかけて内側端方向に拡径されたテーパー状とさ れる。また、スリット54,54…の幅が、スリット終端より内側端で広くなる ように形成されている。
【0022】 かかる構成にあっては、薄い板金部材をプレス成形して可動端子50を製造す ることができ、安価であり量産に好適である。また、可動端子50の内側端部は 内側端に近いほど幅が狭くなり、端部ほど容易に弾性変形し易い。そこで、この 可動端子50が筒状部材10内に嵌装されると、内側端部が筒状部材10の内周 面によく馴染んで弾接される。したがって、可動端子50と筒状部材10の電気 的接続が確実に維持し得る。また、図4に示す可動端子50は、板金部材をプレ ス加工により塑性変形を生じさせて成形しているが、金型内で幾分弾性変形が保 持される。そこで、スリット54,54…が設けられた内側端部は、幾分の弾性 変形が復元することによりテーパー状が構成され易い。したがって、必らずしも テーパー状とする加工工程が設けられなくても良い。
【0023】 なお、本考案のスプリングコネクターは、上記実施例に限られず、可動端子が 筒状部材の内周面に弾接するならば、いかなる構造であっても良い。また、可動 端子が筒状部材に弾接する接触圧は、大きいほど電気的接続は確実であるが、可 動端子を押圧操作するのに必要な力および可動端子を突出方向に摺動復帰させる ために必要なコイルスプリングの弾力が大きなものとなり、操作性等が悪化する 。そこで、可動端子の弾力は、電気的接続の確実性と操作性の適宜な値に設定さ れることは勿論である。
【0024】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のスプリングコネクターは構成されているので、 以下のごとき格別な効果を奏する。
【0025】 請求項1記載のスプリングコネクターにあっては、可動端子が筒状部材の内周 面に弾接しているので、可動端子から筒状部材を経由する電気経路が確実に保持 される。また、弾接しているので若干の寸法のバラツキが吸収でき、可動端子お よび筒状部材の加工寸法精度が従来のものに比較して低くても良く、それだけ量 産に好適である。
【0026】 また、請求項2記載のスプリングコネクターにあっては、薄い板金部材のプレ ス成形で可動端子を製造することができ、経済的に量産が可能である。
【0027】 そして、請求項3記載のスプリングコネクターにあっては、可動端子の内側端 部がスリット終端から弾性変形し易く、内側端部全体の広い面で筒状部材の内周 面に弾接でき、電気的接続がより一層確実である。
【0028】 さらに、請求項4記載のスプリングコネクターにあっては、可動端子の内側端 部が、内側端でより一層弾性変形が容易であり、内側端部が筒状部材の内周面に よく馴染むようにして弾接でき、電気的接続が請求項3記載のものと同様に確実 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスプリングコネクターの一実施例の縦
断面図である。
【図2】図1における可動端子の正面図(A)と側面図
(B)である。
【図3】本考案のスプリングコネクターの第2の実施例
に用いられる可動端子の正面図である。
【図4】本考案のスプリングコネクターの第3の実施例
に用いられる可動端子の正面図である。
【図5】従来のスプリングコネクターの一例の縦断面図
である。
【符号の説明】
10 筒状部材 14 狭搾部 30,40,50 可動端子 32,52 突出部 34 孔 36,42,54 スリット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の筒状部材の開口端部に狭搾部を
    設け、導電性の可動端子を前記開口端部から突出部を外
    方に突出させるとともに外方に抜け出さないようにして
    前記筒状部材の内周面に摺接して軸方向に摺動自在に嵌
    装し、前記筒状部材に内装されたコイルスプリングによ
    り前記可動端子を外方に向けて弾性付勢したスプリング
    コネクターにおいて、前記可動端子に内側端より孔を深
    く穿設して内側端から中央部を筒状となし、この筒状の
    部分に内側端より軸方向に複数のスリットを設けるとと
    もに内側端方向に拡径するテーパー状として前記筒状部
    材の内周面に弾接するように構成したことを特徴とする
    スプリングコネクター。
  2. 【請求項2】 導電性の筒状部材の開口端部に狭搾部を
    設け、導電性の可動端子を前記開口端部から突出部を外
    方に突出させるとともに外方に抜け出さないようにして
    前記筒状部材の内周面に摺接して軸方向に摺動自在に嵌
    装し、前記筒状部材に内装されたコイルスプリングによ
    り前記可動端子を外方に向けて弾性付勢したスプリング
    コネクターにおいて、前記可動端子を前記突出部が閉塞
    された筒状に板金成形し、この可動端子に内側端より軸
    方向に複数のスリットを設けるとともに内側端方向に拡
    径するテーパー状として前記筒状部材の内周面に弾接す
    るように構成したことを特徴とするスプリングコネクタ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスプリングコネ
    クターにおいて、前記スリットの幅を、内側端よりスリ
    ット終端で広く形成したことを特徴とするスプリングコ
    ネクター。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のスプリングコネ
    クターにおいて、前記スリットの幅を、スリット終端よ
    り内側端で広く形成したことを特徴とするスプリングコ
    ネクター。
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