JPH06502841A - 新規抗高血圧ベンゾピラン誘導体 - Google Patents

新規抗高血圧ベンゾピラン誘導体

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JPH06502841A
JPH06502841A JP3503552A JP50355291A JPH06502841A JP H06502841 A JPH06502841 A JP H06502841A JP 3503552 A JP3503552 A JP 3503552A JP 50355291 A JP50355291 A JP 50355291A JP H06502841 A JPH06502841 A JP H06502841A
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クアグリアート,ドミニク・アンソニー
ディーニンガー,デイビッド・ディー
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アメリカン・ホーム・プロダクツ・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規抗高血圧ベンゾビラン誘導体 発明の分野 本発明は薬理活性を有する新規ベンゾピラン誘導体、その製造法、該化合物を含 有する医薬組成物、その高血圧治療における使用に関する。
ヨーロッパ特許公開第158923号は、血圧降下活性を有するクロマン類を開 示し本発明は、式(I): (式中、R,およびR2は独立して、H1ハロゲン、F1炭素数1〜7のアルキ ル、炭素数3〜7のシクロアルキル、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、ト リフルオロメトキシ、トリルフルオロエトキシ、炭素数1〜7のアルコキン、炭 素数1〜7のアルキルカルボニル、炭素数3〜7のシクロアルキルカルボニル、 炭素数1〜7のチオアルキル、炭素数1〜7のスルホキシアルキル、炭素数1〜 7のスルホニルアルキル、アミノ、炭素数1〜7の一または二置換アミノ、炭素 数1〜7の一または二置換アミドからなる群より選択される。R3は、からなる 群より選択される) で表わされる化合物を開示する。
また、そのN−オキシドおよび医薬上許容される塩も開示する。
本発明の好ましい態様は、式(II) (式中、R4は、H,Fl トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、炭素 数1〜7のアルコキシ、シアノ、ニトロ、炭素数1〜7のアルキルカルボニルま たは炭素数3〜7のシクロアルキルカルボニルからなる群より選択される;R3 は、からなる群より選択される) で表わされる化合物、N−オキシドおよびその医薬上許容される塩である。
本発明の更に好ましい態様は、以下の化合物およびその医薬上許容される塩であ る: 6−[(トランス)−3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル− 6−()リフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾビラン−4−イルコー6゜7 −シヒドロー5H−ピロロ[3,4−bl ピリジン−5−オン:(トランス) −6−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−6−(トリフ ルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾビラン−4−イルコー5.6−シヒドロー 7H−ピロロ[3,4−bl ピリジン−7−オン;(トランス)−2−[3, 4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−6−(トリフルオロメチル /)−2H−1−ベンゾビラン−4−イルコー1.2−ジヒドロー3H−ピロロ [3,4−C] ビリノン−3−オン:(トランス)−2−[3,4−ジヒドロ −3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H− 1−ベンゾビラン−4−イル]−2.3−ジヒドローIH−ピロロ[3,4−c ] ピリジン−1−オン。
(トランス)−6−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル− 6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾビラン−4−イル]−6.7 −シヒドロー5H−ピロロ[3,4−bl ピラジン−5−オン。
式(I)の化合物は不斉であり、従って、光学異性体の形態で存在する。本発明 は、そのような個々の異性体およびラセミ体などの混合物としての異性体をすべ て包含する。
好ましくは、式(I)の化合物は、実質的に純粋な形態である。
式(I)の化合物の例としては、以下の実施例で製造される化合物が挙げられる 。
本発明は、また、式(1)の化合物の製造法も提供し、これは、例えば式(V) ・(式中、R1およびR2は前記定義のとおりである)の化合物と式(VI)か ら(XII)の化合物との反応である。
式(V)の化合物および式(VI)から(XII)の化合物間の反応を、所望の 結合の形成を促進するようなアルキル化条件下で、例えばZnC1□・N a  CN B Hsの存在下に、エタノール中で加熱することにより行うのが特に好 ましい。
式(VI)から(XII)の化合物は、以下に記載する式(VI)の化合物の製 造法と同様の方法で製造することができる。
(1111(1v) 本発明の好ましい化合物の製造を合成プロセスBにより示す。
プロセスB 式(I)の化合物は、通常の手段により過酸化水素で処理することにより対応す るN−オキキシドに変換できる。
本発明の化合物は、治療上許容される酸と共に酸付加塩を形成できる。酸付加塩 は、塩基の形態の適当な式(I)の化合物を1当量以上、好ましくは過剰の適当 な酸と有機溶媒、例えばジエチルエーテル又はエタノールジエチルエーテル混合 物中で反応させることにより製造される。
これらの塩は哺乳類に投与した場合、対応する塩基と同等又はよりすぐれた薬理 活性を有する。多くの場合、塩基性化合物よりも塩を投与するのが好ましい。
これらの塩を形成するのに適当な酸としては、通常の鉱酸、例えばハロゲン化水 素酸、硫酸又は燐酸;有機酸、例えば、アスコルビン酸、クエン酸、乳酸、アス パラギン酸又は酒石酸:および体液に溶けにくく、その塩に徐放性を付与する酸 、例えばパモ酸、タンニン酸又はカルボキシメチルセルロースが挙げられる。好 ましい塩は、塩酸塩である。このようにして得られる酸付加塩は、治療上の使用 に関して、その親塩基化合物と機能的に等価である。従って、これらの酸付加塩 は本発明の範囲に含まれ、塩を形成するのに用いる酸が治療上許容されなければ ならないという要件のみにより制限される。
式(V)の化合物は新規化合物であって、本明細書に記載した方法にしたがって 製造できる。
式(VI)から(XII)の化合物は公知の化合物であるか又は公知化合物から 通常の方法により製造できる。
既に記載したように、式(I)の化合物は、血圧降下活性を有することが判明し ている。該化合物はしたがって、高血圧の治療に有用である。
の治療、末梢血管の疾患の治療、育毛刺激、および喘息の治療において気管支拡 張薬としても有用性を有する。
本発明はしたがって本発明の化合物および医薬上許容される担体を含む医薬組成 物を提供する。特に、本発明は抗高血圧有効量の本発明の化合物および医薬上許 容される担体を含む抗高血圧医薬組成物を提供する。
該組成物は好ましくは経口投与に用いられる。しかし、例えば非経口投与などの 他の投与形態で心不全の患者に適用してもよい。
投与の一貫性を得るために、本発明の化合物は単位投与形態であるのが好ましい 。適当な単位投与形態としては、錠剤、カプセル剤および薬袋又はバイアルに入 れた散剤が挙げれらる。このような単位投与形態は、01から100mg、この ましくは2から50mgの本発明の化合物を含有してもよい。更に好ましい単位 投与形態は、5から25mgの本発明の化合物を含有してもよい。本発明の化合 物は約001から1.00mg/kgまたは好ましくは領1から10mg/kg の投与量範囲で経口投与することができる。このような組成物は、1日に1から 6回、通常1日に1から4回投与できる。
本発明の組成物は、通常の賦形剤、例えば充填剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、矯 味矯臭剤などと共に処方できる。該組成物は通常の方法、例えば公知の抗高血圧 剤、利尿剤、およびベータ遮断薬に用いられるのと同様の方法で処方される。
本発明は、更に活性な治療物質として用いる本発明の化合物を提供する。式(I )の化合物は高血圧の治療に特に有用である。
本発明は人を含めた哺乳類における高血圧の治療法を提供し、該方法は、抗高血 圧有効量の本発明の化合物又は医薬組成物を哺乳類患者に投与することからなる 。
式(I)の化合物を光学異性体に分割することは、光学的に純粋なキラル助剤、 好ましべは1−(1−ナフチル)エチルイソシアネート又はアルファーメチルベ ンジルイソシアネートとラセミ体を反応させることにより行うことが出来、2つ のジアステレオマーの混合物が形成される。このジアステレオマーを次に物理的 手段、例えばクロマトグラフィー又は結晶化により分割する。それぞれを反応さ せてキラル助剤を除去し、式(I)の化合物のエナンチオマーを得る。
式(I)の化合物の光学異性体への分割は、5oilら、AHP−9458(出 願番号令だ不明)に記載されている分割方法によっても行うことができる。
以下の実施例で本発明をさらに説明する。
実施例1 p−+−リフルオロメトキシフェノールの製造激しく撹拌した9N H2SO4 水溶液(500mL)に40℃にてp−トリフルオロメトキンアニリン(49, 60g)を素早く滴下する。混合物を加熱して固体を溶解し、0℃に冷却する。
白色懸濁液に、亜硝酸ナトリウム溶液(H2050mL中19.46 g)をK l/澱粉試験がただちに陽性になるまで数回に分けて添加する。このジアゾニウ ム塩の冷溶液を9N H2SO4水溶液(500mL)に110℃にて素早く滴 下する。撹拌および加熱を2.5時間続ける。混合物を10℃に冷却し、ジエチ ルエーテルで抽出する(3 X 50 OmL)。合した有機層を乾燥(MgS 04)し、濾過し、真空下に蒸発させ、次いで溶離液としてジエチルエーテルを 用いてSiO2上でフラッシュクロマトグラフィーに付し、35、0 gの淡褐 色油状の所望のフェノールを得る。この油状物を蒸留して(20torrでの沸 点=75〜80℃)黄色液体を得る。
NMR(CDCIs):デルタ 5.06 (IHSs) 、6.83 (2H ,d、J=9.2) 、7.11 (2H,d、J=9.2Hz)実施例2 1−[(1,1−ジメチル−2−プロピニル)オキシ] −4−()リフルオロ メトキシ)ベンゼンの製造 p−トリフルオロメトキシフェノール(,30,69g)および2−メチル−2 −クロロ−3−ブチン(53,OOg)の無水アセトニトリル(350mL)中 法液に、ヨウ化カリウム(14,30g)、続いて炭酸カリウム(95,25g )を添加する。この反応混合物を70〜80℃にて4日間加熱し、続いて室温に 冷却し、セライトを通して濾過する。沈殿をジクロロメタンで洗浄し、洗浄液を ア七ト二トリルに添加する。有機層を真空下に蒸発させ、油状物を250mLの ジクロロメタンに溶かす。有機層を水(2X100mL)および希チオ硫酸ナト リウム水溶液(2X 1. OOmL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)L、濾過 し、真空下に蒸発させ、暗橙褐色曲状物を得る。ヘキサン/Et、○(5/ ] 、 )を用いた5iOz上フラツシユクロマトグラフイーにより34.73gの 純粋な生成物を得る。
NMR(CDCI、):デルタ 1.64 (6HSs) 、2.60 (IH ,s)、7.05〜7.30 (4H,m) 実施例3 2.2−ジメチル−6−(トリフルオロメトキシ’)−28−1−ベンゾピラン の製勇 1−[(1,1−ジメチル−2−プロピニル)オキシ]−4−(トリフルオロメ トキシ)ベンゼン(16,25g)のキノリン(60mL)中溶液を175℃に 2時間加熱する。溶液を室温に冷却し、次にエーテル(250mL)を添加する 。この混合物を15分間撹拌し、次に沈殿したタールからデカントする。エーテ ル溶液をIN塩酸水溶液(3X200mL)次いで水(IX200mL)で洗浄 し、乾燥(K 2 COs )する。濾過したエーテル溶液を、蒸発させ、ヘキ サン/酢酸エチル(5/1)を溶離液として用いた5if2上フラツシユクロマ トグラフイーに付して13.92g(85%)の所望の二環式化合物を得る。
2.2−ジメチル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピランの 別の製造法 1−[(1,1−ジメチル−2−プロピニル)オキシ]−4−トリフルオロメト キシベンゼン(29,05g)のクロロベンゼン(沸点=132℃、100mL )中溶液を24時間還流温度に加熱する。反応混合物を冷却し、真空下に溶媒を 除去する。油状残渣をヘキサン/酢酸エチル(5/1)を溶離液として用いた5 i02上フラツノユクロマトグラフイーに付して19.72gの所望の二環式化 合物を得る。
NMR(CDCIs):デルタ 1.42 (6H,s) 、5.67 (IH ,d、J=10Hz) 、6.28 (IHSd、J=10Hz) 、6.78  (LH,d、J=5.5Hz) 、6.83 (IH,d、J=2Hz) 、 6.94 (IH,dd、J=5、.5Hz、2Hz) 実施例4 1 a、 7 b−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(トリフルオロメトキシ )−2H−オキシレノ[cl [1]ベンゾビランの製造2.2−ジメチル−6 −ドリフルオロメトキシー2H−1−ベンゾピラン(14、37g)のジクロロ メタン(40mL)中溶液に0℃にてm−クロロ過安息香酸(mcPB^、14 .22 g)のジクロロメタン(160mL)中溶液を滴下する。
添加完了後、水浴を除去し、撹拌しながら18時間で温度をゆっくり15℃に上 昇させる。反応混合物を濾過し、沈殿をジクロロメタン(50mL)で洗浄する 。
合した濾液を25%チオ硫酸ナトリウム水溶液(2X100mL)および50% 炭酸水素ナトリウム水溶液(2X100mL)で洗浄し、乾燥(MgSO4)シ 、濾過し、真空下に蒸発させる。オレンジ色油状物を、ヘキサン/エーテル(4 /1)を溶離液として用いたS10!上フラツシユクロマトグラフイーに付して 13゜36gの淡黄色油状のエポキシドを得、これを放置して凝固させる。
NMR(CDCIg):デルタ 1.25 (3H1s) 、1.58 (3H ,s)、3.49 (LH,d、J=4Hz) 、3.86 (IHSd、J= 4Hz) 、6.78 (IHSdSJ=8.5Hz) 、7.11 (IH, dd1J=8.5Hzおよび2Hz) 、7.22 (IHSd、J=2Hz) 1a、7b−ジヒドロ−2,2−ジメチル−6−(トリフルオロメトキシ)−2 H−オキシレノ[cl [1]ベンゾピラン(6,18g)の無水エタノール( 30mL)中溶液に0℃で水酸化アンモニウム(45mL)を添加する。反応混 合物にゴム膜で蓋をして、4日間攪拌する。反応混合物を真空下に蒸発させてエ タノールおよび水を除去し、油状物をジクロロメタンに溶かし、乾燥(Na2S  04)し、濾過し、真空下に濃縮する。残さをジクロロメタン/メタノール( 5/1)を溶離液として用いた5i02上フラツシユクロマトグラフイーに付し てアミノアルコール(融点176〜182℃(dec))を得、エチルエーテル /ヘキサンから再結晶する。
前記反応を皿回同時に行って、8.95gの生成物を得る。
NMR(DMSOda):デルタ 1.07 (3HSs) 、1.35 (3 H。
s) 、3.20 (IH,d、J=9.2Hz) 、3.52 (IH,d、 J=9.2Hz) 、6.76 (IH,dSJ=9Hz) 、7.08 (L H,dd、J=9Hz。
1.5Hz) 、7.51 (IH,d、J=1.5Hz)2.3−ピリジンカ ルボン酸(11,84g、70.847ミリモル)のエタノール(250mL) 中スラリーにp−トルエンスルホン酸(1,26g、7.08ミリモル)を添加 する。4日間還流した後、エタノール性:tlClを添加する(3gのHCIを 25mLのEtOHに溶解)。更に2日間還流した後、溶液を冷却し、飽和Na HC○3を用いて慎重に急冷し、〕/3容積以下に濃縮する。EtOAc(50 0mL)中に再溶解し、飽和NaHCOs (2X300mL) 、飽和食塩水 (IX300mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮し、真空蒸留(152 ℃、2.8mm)して、928gの淡黄色油状物を得る(58.7%)。
’HNMR(CDC13,200MHz):デルタ 8.76(d、IH1芳香 族)、5.19(d、IH,芳香族’I 、7.48 (dd、IH1芳香族) 、4.43 (m、4H120CH2) 、1.41 (m、6H,2CH3) 窒素雰囲気下で火炎乾燥したガラス容器中、2,3−ピリジンジカルボン酸ジエ チルエステル(0,254g、1.14ミリモル)の無水トルエン(5mL)中 溶液に一78℃にてンイソブチルアルミニウムヒドリド(DiBal)(1,4 8mL、148ミリモル、トル1291M溶液)を添加する。30分後、更にD iBal (0,4mL、04ミリモル、トル1291M溶液)を添加する。1 5分後、反応混合物をメタノール(2mL)/飽和Na/に酒石酸塩(40mL )で急冷し、EtOAc中に抽出する(3 X 50mL)。合した有機抽出物 を飽和NaHC○s (3X 50mL) 、飽和食塩水(IX75mL)で洗 浄し、MgSO4で乾燥し、濾過し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィーに 付しく5〜10%EtOAc/CHzC1□勾配)、0.075gの無色油状の 標記化合物を得る(36゜8%)。
’HNMR(CDCI3.300MHz) ・デルタ 10.34 (s、IH 。
RCHO)、8.84 (d、IH,芳香族) 、8.10 (d、IH,芳香 族)、756(dd、IH1芳香族) 、4.45 (Q、2H,0CH2)、 1.40(t、3H,CH2CH3) MS:(±FAB) 180 (M+H) ’トランスー2.3−ジヒドロー2 .2−ジメチル−3−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1− ベンゾピラン−4−アミン(0,832g、3゜00ミリモル)の無水エタノー ル(30mL)中溶液に2−ホルミルニコチン酸エチル(0,644g、3,3 0ミリモル)を添加し、これを30分間撹拌する。
この溶液に、室温にて、塩化亜鉛−水素化シアノホウ素ナトリウム溶液(9mL 。
メタノール中15M溶液)を注射器で添加する。2時間後、溶液を10時間で5 0℃に加温する。混合物を冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(18mL) を添加し、混合物を30分間攪拌する。エタノールを真空下に除去し、水性層を ジクロロメタンで抽出する(2 X 40mL)。有機層を合し、水で洗浄しく 2×50mL)、乾燥しくK2CO2)、蒸発させて、透明油状物を得る。
この油状物を熱トルエン/ヘキサン(30mL/10mL)中に溶かし、5時間 還流温度に加熱する。混合物をゆっくり一10℃に冷却しく氷/メタノール浴) 、この温度で1時間撹拌する。得られた固体を真空濾過により集め、固体を冷へ ブタンで洗浄し、真空炉中で乾燥した後、640mgの白色固体を得る(54. 1%)。
’HNMR(CDCl2.400MHz):デルタ 8.68 (IHSdd、 芳香族)、8.04 (LH,dd、芳香族) 、7.35 (IHSdd、芳 香族)、7゜07 (IHSdd、芳香族) 、6.80 (IH%d、芳香族 )、6.71 (IH。
d1芳香族) 、5.62 (IH,d、J=10.1Hz) 、4.25 ( 2H,ABq、J=17.63および83.17Hz) 、3.96 (IH, dd、J=10.13および5.98Hz) 、3.67 (IH,d、J=5 .96Hz) 、1.59 (3H,s)、1.38 (3H,5) IR(cm−リ :3250 (br) 、1682 (s) 、1670 ( s) 、1600 (mL 1580 (m)、1480 (s)、1235  (=)、1200(s) 、1160 (s) MS : [CI (+)コ 395(MH”)元素分析 CHN 計算値 57.87 4.34 7.10実測値 57.54 4,24 7. 07カルポニルイミダゾール(8,10g)の無水ジメチルホルムアミド(10 0mL)中溶液にN2雰囲気下でピコリン酸(15,0g)を数回に分けて添加 し、30分間攪拌する。アニリン(10,93mL)を素早く滴下し、室温にて 18時間攪拌する。反応混合物を水(40QmL)中に注ぎ、2.5N NaO H(25mL)で塩基性にし、30分間撹拌すると固体が沈殿する。真空濾過に より固体を集め、水で洗浄し、真空乾燥する。この黄褐色固体をエーテル/ヘキ サン(1/1)から再結晶して7.69g(32゜3%)のオフホワイトの固体 を得る。融点75〜77℃。
’HNMR(CDCIg):デルタ 10.06 (IH,br s)および7 .05〜8.65 (9H,mのシリーズ)N−フェニル−2−ピリジンカルボ キサミド(1,OOg)の無水テトラヒドロフラン(20mL)中溶液にN2雰 囲気下−78℃にてヘキサン中n−ブチルリチウム(4,0mL、2.5M)を 添加する。この混合物を1時間撹拌する。無水テトラヒドロフラン(5mL)中 蟻酸メチル(0,62mL)を素早く滴下する。
添加後、冷却浴を外し、混合物を2時間かけて室温に戻す。反応を水で急冷し、 テトラヒドロフランを真空下に蒸発させる。残さを酢酸エチルで抽出し、乾燥す る(K2COs)。溶離液として酢酸エール/ヘキサン(6/4)を用いたシリ カゲル上フラッシュクロマトグラフィー(Rf=0.1)により精製する。収率 は310mg (27,4%)であった。
’HNMR(DMSO−da):デルタ 8.83 (IH,dSJ=5.0H z)、8.15 (LH,d、J=7.0Hz)、7.20〜7.83 (6H ,mのシリーズ)、6.96 (IH,dSJ=9.5Hz)および6.58  (IH,、d、 J=9.5Hz)5.6−シヒドロー5−ヒドロキシ−6−フ ェニル−7H−ピロロ[3,4−blピリジン−7−オン(1,99g)のエタ ノール(100mL)中溶液に濃硫酸(6mL)を添加する。反応混合物を3時 間で75℃に加温する。TLCにより出発物質はすべて変化したことがわかる。
反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、真空下で蒸発させてメタノー ルを除去する。水性残さをエーテルで抽出する(3回)。有機抽出物を合し、乾 燥しくKzCOs) 、蒸発させる。生成物をエチルエーテル/ヘキサン(3/ 2)を溶離液として用いたシリカゲル上フラッシュクロマトグラフィーにより単 離する。収率1.02g (59,4%)。
’HNMR(CDC1s):デルタ 8.65 (IH,ddSJ=4.4Hz および1.3Hz) 、8.12 (IHSdd、J=8.0Hzおよび1.3 Hz) 、7゜48 (LH,dd、J=8.0Hzおよび4.4Hz)、6. 05 (IH,s)、4.02 (3H,s)および3.40 (6H,5)3 −(ジメトキシメチル)−2−ピリジンカルボン酸メチルエステル(1,02g )のジオキサン(20mL)中溶液に水(20mL) 、続いてp−トルエンス ルホン酸(0,30g)を添加する。この溶液を55〜60℃に24時間加熱す る。反応混合物を冷却し、水(50mL)で希釈し、炭酸水素ナトリウム飽和水 溶液でpHが7.5〜8.0になるまで処理し、塩化メチレンで抽出する(3回 )。
合した有機抽出物を冷食塩水で洗浄しく3回)、乾燥しくK2CO3) 、蒸発 させて淡黄色固体を得、これから540mg (62,5%)のほぼ純粋な生成 物を得る。
’HNMR(CDC13):デルタ 10.68 (IHSs) 、8.90  (LH。
dd、J=4.7Hzおよび1.4Hz) 、8.31 (IH,ddSJ=7 .8Hzおよび1.4Hz) 、7.6i5 (IH,dd、J=7.8Hzお よび4.7Hz)および4.10 (3H,s) 実施例5の方法により製造したトランス−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル −3−ヒドロキシ−6−(トリフルオロメトキシ)−28−1−ベンゾピラン− 4−アミン(0,83g)および3−ホルミル−2−ピリジンカルボン酸メチル エステル(0,54g)のメタノール(65mL)中溶液を30分間撹拌する。
この溶液に、水素化シアノホウ素ナトリウム−塩化亜鉛溶液(メタノール中0. 5M溶液 12mL)を添加し、撹拌を室温で45分間続け、次に16時間で5 0℃に加熱する。冷却した混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(12mL) で急冷し、10分間攪拌する。メタノールを真空下に除去し、水(50mL)を 添加し、混合物を酢酸エチルで抽出する(3X125mL)。合した抽出物を水 で洗浄しく2X100mL) 、乾燥しくK、CO2)、蒸発させる。泡状残さ を熱トルエン(25mL)中に溶解し、還流温度に2時間加熱する。溶液を冷却 し、蒸発乾固させる。泡状残さを酢酸エチルを溶離剤として用いたシリカゲル上 フラッシュクロマトグラフィーに付す。このようにしてえられた純粋な物質を温 塩化メチレン/ヘキサン(1/1)から再結晶して607mgの所望の化合物を 得る。
収率51.3%、融点248〜250℃。
IHNMR(CDC13):デルタ 8.72 (IH,d、J=4.2Hz)  、7゜79 (IHSd、J=7.0Hz) 、7.41 (IHSdd、J =4.2Hzおよび7.0Hz) 、7.08 (IH,br dSJ=9.0 Hz) 、6.88 (LH。
d、J=9.0Hz) 、6.75 (IH,br s)、5.71 (IHS d、J=10.1Hz) 、4.43 (IH,dSJ=17.2Hz、ABシ ステム)、4.15(IHSd、J=17.2Hz、ABシステム)、3.95  (LH,、dSJ=10゜1Hz) 、3.60 (IHSbr) 、1.5 8 (3HSs)および1.38 (3H。
S) MS [EI] : M”(394) 元素分析 CHN 計算値 57.87 4.35 7.10実測値 57.82 4.23 7. 00体重が300〜370gの範囲のオカモトーアオキ種の自発性高血圧ラット (SHR)をこの実験に用いた。各ラットをハロタンで麻酔し、大腿動脈および 静脈に適当な大きさのポリエチレンチューブを挿入した(内径0023インチ、 外径0.038インチ)。実験期間中、拘束するために被験動物をポールマンケ ージ(Ballman cage)にいれた。大腿動脈のカニユーレをグールド スタサン(Gould Statham)圧力変換器につなぎ、これを動脈血圧 および脈拍数を記録するためのポリグラフに接続した。脈拍数は心拍数と等しい とみなした。被験動物は試験化合物(メチルセルロースの0.5%溶液中に分散 )を胃管ガバーシュにより5mL/kgの量投与する前に1時間で麻酔から醒め るようにした。平均動脈血圧を投与前および投与後24時間まで連続して記録し 、心拍数は投与前から投与後5.10.15.30.45.60.120.18 0.240分および薬剤投与の24時間後に記録した。各投与量に関して、血圧 の最大降下をmmHgで示し、また治療前の対照値と比較した減少率(%)でも 表わした。各投与量における平均動脈血圧における最大減少に関する直線の回帰 線を用いてEDI。(平均動脈血圧を30%減少させる投与量)を計算した。平 均動脈血圧が30%減少すると血圧が高血圧から正常値に減少する。本発明の化 合物の種々の経口投与量の結果を以下の表に示す。
式(II)の化合物による血圧降下 6−[(トランス)−3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチル− 〇−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾビラン−4−イル]−6.7 =ンヒドロー5H−ピロロ[3,4−b] ピリジン−5−オンのED30の計 算値(血圧を30%降下させる投与量の計算値)は0.8mg/kg (経口) であ式(I)の化合物は単独で、又はヒドロクロロチアジドなどの利尿剤又はプ ロプラノール又はセタモルオールなどのベータ遮断薬と共に適当な単位投与形態 で投与できる。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、R1およびR2は独立して、 H、ハロゲン、F、炭素数1〜7のアルキル、炭素数3〜7のシクロアルキル、 シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリルフルオロ エトキシ、炭素数1〜7のアルコキシ、炭素数1〜7のアルキルカルボニル、炭 素数3〜7のシクロアルキルカルボニル、炭素数1〜7のチオアルキル、炭素数 1〜7のスルホキシアルキル、炭素数1〜7のスルホニルアルキル、アミノ、炭 素数1〜7の一または二置換アミノ、炭素数1〜7の一または二置換アミドから なる群より選択される;R3は、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1は前記のとおり) からなる群より選択される) で表わされる化合物、およびそのN−オキシドおよび医薬上許容される塩。
  2. 2.式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R4はH、F、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメチル、炭素数1 〜7のアルコキシ、シアノ、ニトロ、炭素数1〜7のアルキルカルボニルまたは 炭素数3〜7のシクロアルキルカルボニルからなる群より選択される;R5は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群より選択される) で表わされる化合物、そのN−オキシドおよびその医薬上許容される塩。
  3. 3.6−[(トランス)−3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ ル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]−6 ,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−5−オンである請求項 2に記載の化合物およびその医薬上許容される塩。
  4. 4.(トランス)−6−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ ル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]−5 ,6−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,4−b]ピリジン−7−オンである請求項 2に記載の化合物およびその医薬上許容される塩。
  5. 5.(トランス)−2−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ ル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]−1 ,2−ジヒドロ−3H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−3−オンである請求項 2に記載の化合物およびその医薬上許容される塩。
  6. 6.(トランス)−2−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ ル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]−2 ,3−ジヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピリジン−1−オンである請求項 2に記載の化合物およびその医薬上許容される塩。
  7. 7.(トランス)−6−[3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−2,2−ジメチ ル−6−(トリフルオロメトキシ)−2H−1−ベンゾピラン−4−イル]−6 ,7−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−b]ピラジン−5−オンである請求項 2に記載の化合物およびその医薬上許容される塩。
  8. 8.式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1およびR2は前記請求項1に定義のとおりである)の化合物と式( VI)から(XII)の化合物:▲数式、化学式、表等があります▼ とを反応させ、所望によりそのN−オキシド又は医薬上許容される塩を形成する ことからなる請求項1に記載の式(I)の化合物の製造法。
  9. 9.a)式(I)のラセミ体を光学的に純粋なキラル助剤、1−(1−ナフチル )エチルイソシアネート又はアルファーメチルベンジルイソシアネートと反応さ せて2つのジアステレオマーの混合物を形成し、b)前記ジアステレオマーを物 理的手段により分割し、c)キラル助剤を除去して式(I)の化合物のエナンチ オマーを形成することからなる式(I)のラセミ体を光学異性体に分割する方法 。
  10. 10.高血圧の治療に用いるための有効量の請求項1に記載の化合物又はそのN −オキシド又は医薬上許容される塩および医薬上許容される担体を含む医薬組成 物。
  11. 11.治療を必要とする哺乳動物に抗高血圧有効量の式(I)の化合物、そのN −オキシド又は医薬上許容される塩を投与することからなる哺乳動物における高 血圧の治療法。
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