JPH065035Y2 - プレス機械の動的平衡装置 - Google Patents
プレス機械の動的平衡装置Info
- Publication number
- JPH065035Y2 JPH065035Y2 JP1987135494U JP13549487U JPH065035Y2 JP H065035 Y2 JPH065035 Y2 JP H065035Y2 JP 1987135494 U JP1987135494 U JP 1987135494U JP 13549487 U JP13549487 U JP 13549487U JP H065035 Y2 JPH065035 Y2 JP H065035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide
- eccentric shaft
- link
- press machine
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスライド駆動時発生する慣性を相殺するプレ
ス機械の動的平衡装置に関する。
ス機械の動的平衡装置に関する。
従来プレス機械は金型を取付けた大質量のスライドを上
下動させてワークのプレス成形に供しているため、スラ
イドを上下する際スライドに大きな慣性が発生する。
下動させてワークのプレス成形に供しているため、スラ
イドを上下する際スライドに大きな慣性が発生する。
このため従来では上記慣性を相殺するためスライドと逆
方向に動作する動的平衡装置(ダイナミックバランサ)
を設けて慣性に帰因する振動などの発生を防止してい
る。
方向に動作する動的平衡装置(ダイナミックバランサ)
を設けて慣性に帰因する振動などの発生を防止してい
る。
また従来の動的平衡装置は第5図に示すようにスライド
を上下動するメイン軸aに、スライド駆動用偏心軸bと
位相を180°変えて平衡重錘cを設けた構造となって
いる。
を上下動するメイン軸aに、スライド駆動用偏心軸bと
位相を180°変えて平衡重錘cを設けた構造となって
いる。
しかし偏心部の位相を180°変えた場合、偏心軸の径
方向の寸法が大きくなるため、偏心軸を製作する場合の
材料費が嵩むと共に、コンロッドを分割しないと偏心軸
に組込めないため、コンロッドの製作や組立てに多くの
工数を必要とする。
方向の寸法が大きくなるため、偏心軸を製作する場合の
材料費が嵩むと共に、コンロッドを分割しないと偏心軸
に組込めないため、コンロッドの製作や組立てに多くの
工数を必要とする。
また偏心軸をプレス本体へ組込む場合、径方向の寸法が
大きい分本体フレームに大きな孔を開口しなければなら
ないため、本体フレームの剛性が低下して加工精度に影
響を及ぼすと共に、偏心部を別々に加工しなければなら
ないため、加工に多くの工数を必要とするなどの不具合
があった。
大きい分本体フレームに大きな孔を開口しなければなら
ないため、本体フレームの剛性が低下して加工精度に影
響を及ぼすと共に、偏心部を別々に加工しなければなら
ないため、加工に多くの工数を必要とするなどの不具合
があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、メイン軸に設けられたスライド駆動用偏心軸により
コンロッドを介してスライドを上下動するプレス機械に
おいて、上記メイン軸に、スライド駆動用偏心軸と同位
相で平衡重錘駆動用偏心軸を設け、この偏心軸に第1リ
ンクの一端側を接続すると共に、上記第1リンクの他端
側は、任意なリンク比で中間部が枢支された第2リンク
の一端側に枢着し、第2リンクの他端側に左右対向して
回動する平衡重錘を設けたことにより、メイン軸の構造
を簡素化して製作及び組立ての容易化を図ったプレス機
械の動的平衡装置を提供しようとするものである。
で、メイン軸に設けられたスライド駆動用偏心軸により
コンロッドを介してスライドを上下動するプレス機械に
おいて、上記メイン軸に、スライド駆動用偏心軸と同位
相で平衡重錘駆動用偏心軸を設け、この偏心軸に第1リ
ンクの一端側を接続すると共に、上記第1リンクの他端
側は、任意なリンク比で中間部が枢支された第2リンク
の一端側に枢着し、第2リンクの他端側に左右対向して
回動する平衡重錘を設けたことにより、メイン軸の構造
を簡素化して製作及び組立ての容易化を図ったプレス機
械の動的平衡装置を提供しようとするものである。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1はプレス本体でボルスタ2の両側に立設さ
れたアプライト3の上部間にスライド駆動機構4が収容
されたクラウン5が設けられている。
れたアプライト3の上部間にスライド駆動機構4が収容
されたクラウン5が設けられている。
上記スライド駆動機構4は図示しないメインモータによ
り互に反対方向へ回転される一対のメイン軸6を有して
おり、これらメイン軸6にスライド駆動用の偏心軸6a
及びこれと同位相で平衡重錘駆動用偏心軸6bがそれぞ
れ設けられている。
り互に反対方向へ回転される一対のメイン軸6を有して
おり、これらメイン軸6にスライド駆動用の偏心軸6a
及びこれと同位相で平衡重錘駆動用偏心軸6bがそれぞ
れ設けられている。
上記スライド駆動用偏心軸6aの外周部にはコンロッド
7の一端側に形成された環状部7aを摺動自在に嵌合さ
れていると共に、コンロッド7の他端側に形成された球
状部7bは、上記アプライト3に布設されたスライドギ
ブ3aに案内されて上下動自在なスライド8のポイント
9を介して連結されている。
7の一端側に形成された環状部7aを摺動自在に嵌合さ
れていると共に、コンロッド7の他端側に形成された球
状部7bは、上記アプライト3に布設されたスライドギ
ブ3aに案内されて上下動自在なスライド8のポイント
9を介して連結されている。
また上記スライド駆動用偏心軸6aの半径r1に対して
これより半径r2が大きい平衡重錘駆動用偏心軸6bの
外周部には第1リンク10の一端側に形成された環状部
10aが摺動自在に嵌合されていると共に、各第1リン
ク10の他端側はほぼX字形に組合され、かつ交点がピ
ン11によりプレス本体1側に支承された第2リンク1
2の一端側にピン13により枢着されている。
これより半径r2が大きい平衡重錘駆動用偏心軸6bの
外周部には第1リンク10の一端側に形成された環状部
10aが摺動自在に嵌合されていると共に、各第1リン
ク10の他端側はほぼX字形に組合され、かつ交点がピ
ン11によりプレス本体1側に支承された第2リンク1
2の一端側にピン13により枢着されている。
上記第2リンク12は交点を支承するピン11から第1
リンク10を接続するピン13までの距離1に対し
て、ピン11から他端までの距離2が大きく形成され
ていて、これら第2リンク12の他端部に W2=r1/r2×1/2×W1 より算出した重さW2の平衡重錘15の上端が取付けら
れている。
リンク10を接続するピン13までの距離1に対し
て、ピン11から他端までの距離2が大きく形成され
ていて、これら第2リンク12の他端部に W2=r1/r2×1/2×W1 より算出した重さW2の平衡重錘15の上端が取付けら
れている。
なお図中16はスライド3より突設されたブラケットと
プレス本体1の上部間に設けられたバランサを示す。
プレス本体1の上部間に設けられたバランサを示す。
次に作用を説明すると、メイン軸の回転に伴いコンロッ
ド7を介してスライド8が上下動され、スライド8に取
付けられた上型とボルスタ2上に設けられた下型(とも
に図示せず)の間でワークの成形に供せられるがスライ
ド8が下動すると、スライド駆動用偏心軸6aと同位相
で設けられた平衡重錘駆動用偏心軸6bにより第1リン
ク10も下動され、これに伴い第2リンク12がピン1
1を中心に回動されるため、第2リンク12の他端に設
けられた平衡重錘15がスライド7の逆方向、すなわち
上方へ回動される。
ド7を介してスライド8が上下動され、スライド8に取
付けられた上型とボルスタ2上に設けられた下型(とも
に図示せず)の間でワークの成形に供せられるがスライ
ド8が下動すると、スライド駆動用偏心軸6aと同位相
で設けられた平衡重錘駆動用偏心軸6bにより第1リン
ク10も下動され、これに伴い第2リンク12がピン1
1を中心に回動されるため、第2リンク12の他端に設
けられた平衡重錘15がスライド7の逆方向、すなわち
上方へ回動される。
またスライド7の上昇時には平衡用重錘15が下動さ
れ、これによってスライド7の上下動時発生する慣性を
スライド7と逆方向に動作する平衡重錘15により相殺
することができると共に、第2リンク12のリンク比
1:2を大きくとることによりスライド7の重量W1に
対して小さな重量W2の平衡重錘15で十分にスライド
慣性を相殺することができるようになる。また、上記平
衡重錘15は複数個に分割され、分割片は相互に着脱可
能に設けることによりスライド8下面に装着する上型重
量に適合した重錘とすることができる。
れ、これによってスライド7の上下動時発生する慣性を
スライド7と逆方向に動作する平衡重錘15により相殺
することができると共に、第2リンク12のリンク比
1:2を大きくとることによりスライド7の重量W1に
対して小さな重量W2の平衡重錘15で十分にスライド
慣性を相殺することができるようになる。また、上記平
衡重錘15は複数個に分割され、分割片は相互に着脱可
能に設けることによりスライド8下面に装着する上型重
量に適合した重錘とすることができる。
この考案は以上詳述したように、スライド駆動用偏心軸
の偏心部と、平衡重錘駆動用偏心軸の偏心部を同一位相
としたことから、従来の180°位相を異ならせたもの
に比べて偏心軸の径方向の寸法が大幅に縮小できるた
め、偏心軸を製作する場合の材料費が低減できる効果が
ある。
の偏心部と、平衡重錘駆動用偏心軸の偏心部を同一位相
としたことから、従来の180°位相を異ならせたもの
に比べて偏心軸の径方向の寸法が大幅に縮小できるた
め、偏心軸を製作する場合の材料費が低減できる効果が
ある。
また偏心部を同位相とすることによりコンロッドを分割
せずに偏心軸に組込み可能となるため、コンロッドの製
作や組立てが容易になると共に、偏心軸をプレス本体へ
組込む場合も、本体フレームに開口する孔は、位相を1
80°変えたものに比べて小さくてよく、これによって
本体フレームの剛性が上がるため、プレス成形時の加工
精度も向上する。
せずに偏心軸に組込み可能となるため、コンロッドの製
作や組立てが容易になると共に、偏心軸をプレス本体へ
組込む場合も、本体フレームに開口する孔は、位相を1
80°変えたものに比べて小さくてよく、これによって
本体フレームの剛性が上がるため、プレス成形時の加工
精度も向上する。
しかも偏心部を同位相とすることにより、偏心部の加工
が1度で済むため、偏心軸の製作も容易である。
が1度で済むため、偏心軸の製作も容易である。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は全体的な構
成図、第2図はこの装置の模式図、第3図は同詳細図、
第4図は第3図IV方向からの矢視図、第5図は従来の説
明図である。 6はメイン軸、6aはスライド駆動用偏心軸、6bは平
衡重錘駆動用偏心軸,7はコンロッド、8はスライド、
10は第1リンク、12は第2リンク、15は平衡重
錘。
成図、第2図はこの装置の模式図、第3図は同詳細図、
第4図は第3図IV方向からの矢視図、第5図は従来の説
明図である。 6はメイン軸、6aはスライド駆動用偏心軸、6bは平
衡重錘駆動用偏心軸,7はコンロッド、8はスライド、
10は第1リンク、12は第2リンク、15は平衡重
錘。
Claims (2)
- 【請求項1】メイン軸6に設けられたスライド駆動用偏
心軸6aによりコンロッド7を介してスライド8を上下
動するプレス機械において、上記メイン軸6に、スライ
ド駆動用偏心軸6aと同位相で平衡重錘駆動用偏心軸6
bを設け、この偏心軸6bに第1リンク10の一端側を
接続すると共に、上記第1リンク10の他端側は、任意
なリンク比で中間部が枢支された第2リンク12の一端
側に枢着し、第2リンク12の他端側に左右対向して回
動する平衡重錘15を設けてなるプレス機械の動的平衡
装置。 - 【請求項2】上記平衡重錘15は複数個に分割されて相
互に着脱自在な分割片により構成してなる請求項1記載
の動的平衡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135494U JPH065035Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | プレス機械の動的平衡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987135494U JPH065035Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | プレス機械の動的平衡装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6442800U JPS6442800U (ja) | 1989-03-14 |
| JPH065035Y2 true JPH065035Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31395170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987135494U Expired - Lifetime JPH065035Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 | プレス機械の動的平衡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065035Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6133800A (ja) * | 1984-07-26 | 1986-02-17 | Mitsui Seiki Kogyo Kk | プレス機におけるダイナミツクバランス装置 |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP1987135494U patent/JPH065035Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6442800U (ja) | 1989-03-14 |
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