JPH06504301A - キレート化剤 - Google Patents

キレート化剤

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JPH06504301A
JPH06504301A JP3517368A JP51736891A JPH06504301A JP H06504301 A JPH06504301 A JP H06504301A JP 3517368 A JP3517368 A JP 3517368A JP 51736891 A JP51736891 A JP 51736891A JP H06504301 A JPH06504301 A JP H06504301A
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カーバロー,ジョアン エフ
クロフツ,シャウン ピー
バダラジャン,ジョーン
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ニコムド サルター インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キレート化剤 本発明は、ある種の新規なマクロ環キレート化剤、特にポリアミン誘導体、およ びその用途、特にその医療用途に関する。
キレート化剤の医療用途は、たとえば製剤調製物用安定剤として、毒性のある重 金属種の解毒剤として、またX線造影、磁気共鳴造影(MRI)、超音波造影ま たはシンチグラフィー等の診断技術用の金属種(たとえばイオンまたは原子)を 投与する場合の診断剤としてよく知られている。
ポリアミンキレート化剤、たとえばアミノポリ−(カルボン酸またはカルボン酸 誘導体)(以下、APCAという)キレート化剤およびそれらの金属キレートは よく知られており、たとえば米国特許第2407645号(Bersworth )、米国特許第2387735号(Bersworth) 、欧州特許公開第7 1564号(Schering) 、欧州特許公開第130934号(Sche ring) 、欧州特許公開第165728号(Nycomed AS)、ドイ ツ特許公開2918842号(RexolinChemicals AB)、ド イツ特許公開3401052号(Schering) 、欧州特許公開第258 616号(Salutar )、ドイツ特許公開3633245号(Scher ing)、欧州特許公開第263059号(Schering) 、欧州特許公 開277088号(Schering)およびドイツ特許公開3633243号 (IDF)に記載されている。
すなわち、たとえば欧州特許公開第71564号には、常磁性金属キレートか記 載されている。このためのキレート化剤は、ニトリロトリ酢酸(NTA)、N、  N、 N’ 、 N−エチレンジアミン−テトラ酢酸(EDTA) 、N−ヒ ドロキシエチル−N、 N’ 、 N’−エチレンジアミントリ酢酸(HEDT A) 、N、N、N’、N”、N”−ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTP A)およびN−ヒトロキシエチルーイミノン酢酸であり、MRI用コシコントラ スト剤て好適である。そのコントラストは、常磁性種(たとえばGd(III) )の磁場の、毒性を低下させかつその常磁性種の投与を補助するのに役立つキレ ート化剤と共同した、周囲溶媒プロトンへの効果によって得られる。特別の金属 キレートのうち、欧州特許公開第71564号にはGd DTPAか開示された か、最近MRIコントラスト剤としてのその用途か注目されるようになった。ド イツ特許公開3401052号(Schering)および米国特許第4639 365号(テキサス大学)に記載された!、 4.7.10−テトラアザシクロ ドデカンテトラ酢酸(DOTA)のGd (I[)キレートもまた、前記の用途 について最近注目されている。
欧州特許公開第71564号(Schering)および欧州特許公開第130 934号に記載されたAPCAキレート化剤に対して、安定性、水溶性および選 択性を改善するために、アルキル基、アルコキシアルキル基、アルコキシカルボ ニルアルキル基またはアルキルアミノカルボニルアルキル基のN−結合カルボキ シアルキル基(アミド窒素はそれ自身がポリヒドロキシアルキル基を有しうる) を部分的に置換することが提案された。より最近になって、Scheringは 欧州特許公開第250358号で、適合性、安定性、溶解性および選択性を改善 するために、橋状アルキレン鎖を含むDTPA様構造を有する狭い範囲の化合物 を提案している。
親水性よりは親油性が望まれる肝胆性MRI用コントラスト剤の分野において、 Nycomedは欧州特許公開第165728号で、ある種のアニリド基含有イ ミノジ酢酸の常磁性キレートの使用を提案しており、Laufferは国際特許 公開86106605号で、縮合した芳香族環を有するトリアザおよびテトラア ザマクロ環化合物(ほかの点ては置換されていない)の強磁性キレートの使用を 示唆している。
Nycomedは欧州特許公開第299795号で、アミン窒素環の1個または 数個のアルキレン橋に、置換基として少なくとも1個の親水性部分を導入するこ とにより、ある種のAPCAキレート化剤およびそのキレートの毒性を低下でき ることを示唆している。
しかしながら、これまで公知のすべてのAPCAキレート化剤、およびその金属 キレートは、毒性、安定性あるいは選択性に問題かあり、したがって、毒性が低 く、安定性または溶解性か改善された金属キレートを形成するこのようなポリア ミンキレート化剤に対する一般的かつ継続的な要望がある。特に、低浸透性コン トラスト媒体を製造するために使用できる高安定性金属キレートを形成するキレ ート化剤に対する必要性か判明している。
本発明者らは、そのマクロ環骨格内に少なくとも2個のペプチド結合か組み込ま れた新規な種類のマクロ環ポリアミンキレート化剤を提案する。
したかって一つの観点からみると、本発明によれば、一般式■(式中、L’は結 合手、または任意に不飽和のC2−14の炭化水素鎖であり、この炭化水素鎖は 、R″ R3およびR4から選択される基で任意に置換されており、酸素原子、 硫黄原子あるいはNA’基によって置換された環複素原子から、少なくとt)2 個の環炭素原子によって分離された鎖状骨格(backbone)メチレン部分 を任意に有し、縮合5〜8真の飽和または不飽和炭素環または複素環を任意に有 し5、この環はそれ自身任意にR2,R1およびR4から構成される装置換され 、以下の一般式1aて示される縮合マクロ環を任意に有する、二二て、L’およ び■7′は、少なくとも2個の共通の環原子を共有するとともに、任意に不飽和 リング結合を共有し、L’は、I−’について定義したとおりであるか、ぞれ自 身はさらに縮合された式[aのマクロ環を有しておらず。
R2は、式[(CR’ R3)、X] 、(CR’ R”)、て表される基を示 し、かつ部分(CR’ R’ )*−I C0NR’−L’ −NR’ Co  (CR” R’ )、−1〔式中L′は、Llであるか、それ自身さらに縮合さ れた式1aのマクロ環を有していない〕によって置換された部分[(CR2R” )、X] 2 (CR” R”)、を任意に有していてもよく。
別個のL基上のR4基は、共同して弐1bの基を示し、−al*−NR’co( cR2R3)l、−、(x(cR2i3)l、1px(cR2R1用、coy’ −alに−Ib〔式中、alkは、基L’であるが、それ自身さらに縮合された 式1aのマクロ環、あるいは置換基R4を有していない);各R1はそれぞれ独 立して基R1またはX″R1を示し、ここに、X!は酸素原子、硫黄原子または 基NR’を示し、各RSはそれぞれ独立して水素原子、または任意に基Yによっ て置換されていてもよいアルキル基またはアリール基を示し: 各Xはそれぞれ独立して酸素原子または硫黄原子、または好ましくは式NAの基 を示し: 各人はそれぞれ独立して水素原子、または任意に基Yによって置換されたアルキ ル基を示し: 各A′はそれぞれ独立して基Aまたは基R4を示し;各Yはそれぞれ独立してZ SCOZ、Sot Z、pozt 、CON (OR’ )R6またはC8Zの 基を示し: 各Zはそれぞれ独立してOR@、SR”またはNR@、の基を示し。
各R1はそれぞれ独立して水素原子、任意に水酸基およびアルコキシ基から選択 される少なくとも1個の置換基を有するアルキル基、あるいはN R’ !は一 緒になって、窒素に結合した5員〜7員の飽和複素環(この環は所望によりもう 1個の環構成異種原子として窒素原子、酸素原子または硫黄原子を含有し、また 所望により基R7て置換されている)を示し:各R7はそれぞれ独立してハロゲ ン原子、水酸基、スルホネート基、あるいは任意に少なくとも1個の水酸基、ア ルコキシ基またはヒドロキシアルキル基を有するアルキル基またはアルコキシ基 を示し:各R1およびR3はそれぞれ独立して水素原子、またはアリール基およ びY基から選択される少なくとも1個の置換基を任意に有するアリール基または アルキル基を示し;あるいはマクロ環の異なる位置に結合した2個の基Aおよび /またはR3は、介在する中間マクロ環原子と一緒になって、5員〜8員、好ま しくは5員〜6員の飽和または不飽和複素環あるいは炭素環(この環は所望によ り1個またはそれ以上のR7基によって置換されている)を示し;mは0〜8、 好ましくは1〜6の整数であり。
nは2〜5の整数、好ましくは2.3または4、特に2てあり。
pは0〜8、好ましくは1〜6の整数であり。
たたし、少なくとも2個、好ましくは少なくとも3個のイオン化可能なY基か存 在している)で表される化合物、あるいはそのキレート錯化合物または塩か提供 される。
さらに池の観点からみると、本発明によれば、診断剤または治療剤、たとえばコ ントラスト削、解毒剤または放射線治療側として用いられる化合物か提供され、 この化合物は、式■の化合物、あるいはそのキレート錯化合物または塩である。
本発明の化合物において、基A、alk、L’、L”、L’、L’、R’、R2 、R3’+ R4、R1、R1およびR7におけるアルキル部分またはアルキレ ン部分は、特に言及しないかぎり、直鎖状あるいは分岐状であってよく、好まし くは1〜8、特に好ましくは1〜6、最も好ましくは1〜4の炭素原子を含む。
アリール部分は、特に言及しないかぎり、好ましくは5〜12の環構成原子を有 しており、特に好ましくはフェニル環またはナフチル環を含んでいる。
置換基か所望により水酸基またはアルコキシ基で置換されているときは、モノ置 換でもポリ置換でもよく、ポリ置換の場合は、アルコキシ基はアルコキシおよび /または水酸基置換基を有することができる。
本発明の化合物か1個または数個の親水性基(例えば、基A、alk、L’、1 =’、I)、L’ 、R’ 、R” 、R’ 、R’ 、R’ 、R@およびR 1そのものとして、あるいはこれらの骨格構造の側鎖として)を含んでいる場合 (この場合か特に好ましい)には、これらの基は1〜8個、特に好ましくは1〜 6個の炭素原子を有する直鎖状または分岐状の炭化水素部分であることか好まし い。親水性基は、次の基であってよい。アルコキシ基、ポリアルコキシ基、ヒド ロキシアルコキノ基、ヒドロキシポリアルコキシ基、ポリヒドロキシアルコキシ 基、ポリヒトロキンル化ポリアルコキシ基、ヒドロキシアルキル基、ポリヒドロ キシアルキル基、アルコキンアルキル基、ポリアルコギシアルキル基、ヒドロキ シル化アルコキンアルキル基、ポリヒドロキシル化アルコキシアルキル基、ヒド ロキシル化ポリアルコキンアルキル基またはポリヒドロキシル化ポリアルコキシ アルキル基。
しかしモノヒドロキシアルキル基またはポリヒドロキシアルキル基がさらに好ま しい。親水性基は、本発明のキレート化剤により形成される金属キレートの親水 性を高め、親油性を低下させるのに役立ち、式■の化合物は、少なくとも1個、 育利には1〜4個、好ましくは1,2または3個の上記のような親水性基を有す べきである。したがって本発明の化合物は、親水性基として、たとえばヒドロキ シメチル基、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、1.2−ジ ヒドロキソエチル基、3−ヒドロキシプロピル基、2.3−ジヒドロキシプロピ ル基、2,3.4−トリヒドロキシブチル基、1−(ヒドロキシメチル)−2− ヒドロキシエチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、2−ヒドロキシエ トキシメチル基、メトキシエトキノメチル基、(2−ヒドロキシエトキシ)エチ ル基なとを育することができる。
マクロ環骨格からの非−親水性側鎖(ペンダント)、例えば水素、またはC3= 4のアルキル基等の非置換低級アルキル基を有する式■の化合物もまた好ましく 、 ′特にR6が水素原子であり、R1がメチル基またはエチル基等の非置換低 級アルキル基である場合が好ましい。
また、非−イオン化性基Zを含む基Xは隣接していないことが好ましく、特にこ れら基Xかマクロ環骨格上てほぼ反対の位置にあることが好ましい。
本発明に係る式Iの化合物は、1.2または3個のマクロ環を存していることか 好ましく、これらの内に、2対または3対のペプチド架橋を有している。特に、 式■のキレート他剤化合物は、好ましくはモノマクロ環ジアミン、モノマクロ環 テトラアミド、ビマクロ環テトラアミドまたはビマクロ環へキサアミドである。
このような構造を育するキレート化剤は、1個またはそれ以上、特に好ましくは 2個または3個の金属イオンをキレートするために用いることかできる。なぜな らは、2個以上の金属イオンを同時にキレート化できるという能力は、浸透性を 低減された診断剤あるいは治療剤を製造するために用いることができるという明 らかな利点を存しているからである。
式Iのキレート他剤化合物において、結合部分L’、L’、L’およびR4は、 好ましくはC7−1゜のアルキレン鎖、アルケニレン鎖、アルキニレン鎖、オキ サアルキレン鎖またはアザアルキレン鎖てあり、これら鎖は、任意に側鎖アルキ ル基、あるいは親水性基、または縮合単素環あるいは複素環(または、Llであ る場合には、縮合マクロ環)を有していてもよい。
好適な親水性基の例は、上述されている。好ましい縮合単素環あるいは複素環と しては、ベンゼン環、ピリジン環、ビロール環、フラン環、ピラジン環、ピペリ ジン環、ピペラジン環、ピロリジン環およびモルホリン環を例示できる。Llが 縮合マクロ環を有する場合、共通の環骨格区部は、好ましくはC2−4アルカン テトライル基あるいはアルケンテトライル基、特にエタンテトライル基まtこは エテンテトライル基であり、各マクロ環中の基L!は、好ましくは同一あるし) は実質的に同様の基、例えば各々(CHI ’)t (NA (CHI>! ) 、NA (CH。
)、(式中、qは0または1である)基を表す。
弐■で表される特に好ましい化合物としては、L、およびり、が式1bの基によ って結合されたビマクロ環へキサアミドを例示できる。このような化合物では、 L基の分岐部位は、通常炭素あるいは窒素原子であり、好ましくは隣接するペプ チド窒素から、マクロ環骨格、縮合単素環あるいは縮合複素環上で少なくとも2 位だけ離れており、好ましくは隣接するペプチド窒素から、マクロ環骨格上て少 なくとも1位だけ離れている。
あり、最後の基の場合、(Ia)は式1aの縮合マクロ環が、示されているよう に結合していることを示している。
通常、式Iのモノマクロ環ジアミンキレート化剤において、51部分中のmは、 好ましくはO,I、2または3である。式Iのモノマクロ環テトラアミドにおp zて、L’は、好ましくは、中央ビスアミド基の両側に、式((CR” R’  )。
X〕、(式中、rは、0、lまたは2である)で表される同一または実質的に同 様な2個の基を含み、R4は、好ましくはL’ と同一である。ビマクロ環へキ サアミドにおいても同様に、3個の架橋鎖は好ましくは同一または実質的(こ同 様であり、好ましくは、ペプチドカルボニル基に各末端で結合する(CH,)N A[(CHI )2 NA] 、(CHI )(式中Sは2.3または4である )の鎖を含んでいる。
式Iて示される特に好ましい化合物としては、下記式Ic、Id、IeおよびI fの化合物を例示できる。
式中、L’は、C2−3゜のアルキレン基、アルケニレン基、オキサアルキレン 基またはアザアルキレン基であり、これら基は任意に親水性基で置換され、かつ 任意に5員または6員の飽和または不飽和の炭素環または複素環てあり、この環 は、もし複素環てあれば、0、NまたはSから選択される1個または2個の非− 隣接環複素原子を含んでおり。
■、″は、式C(CHI2)、、X)、(CHI2)、の基てあり:各n゛は2 または3てあり。
各tはl、2または3てあり。
各Uは、0、Iまたは2てあり。
B1は、アルカンテトライル基、アルケンテトライル基および炭素に結合した6 dの飽和または不飽和の炭素環あるいは複素環から選択される4価の分岐状基で あり、これら環は、もし複素環てあれば、0、NまたはSから選択される1個ま たは2個の非−隣接環複素原子を含んでおり:B2は、CR2、Nおよび炭素に 結合した6員の飽和または不飽和の炭素環あるいは複素環から選択される3価分 岐基であり、この環は、もし複素環てあれば、0、NまたはSから選択される1 個または2個の非−隣接環複素原子を含んでおり。
各R2は、各々独立に、水素あるいは任意に少なくとも1個のZ置換基を有する アルギル基であり。
X、A、mおよびR1は、」下記に定義したとおりである。
式Iの化合物で特に好ましいものとしては、式1cにおいてL”が親水性基によ り任意に置換されていてもよい4.4.5.5−テトラメチルオクタ−2,6− ジインジイル基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、あるいはブ テン−2−ジイル基であり、各XがNAてあり、mか1,2あるいは3である化 合物:式1dにおいてmか1.2あるいは3てあり、各XかNAであり、tかl であり、B’かエタンテトライル基あるいはエテンテトライル基である化合物: 式[eにおいてLloかエチレン基、トリメチレン基あるいはテトラメチレン基 、あるいは親水基により任意に置換されていてもよい式の基である化合物:およ び式Ifにおいてtかlであり、B2か式N (CHt)sあるいはCH(CH ,)、の基あるいはピリジン−2,4,6−)ジイル基である化合物か挙げられ る。
式1、Tc、Id、IeおよびIfの化合物において、マクロ環(macroc ycl icring)の窒素上の置換基Aは、水素原子あるいは親水的に置換 されたCl−2のアルキル基であり、特にヒドロキシプロピル基であり、とりわ けカルボキシメチル基、あるいはそのエステルもしくはアミドであることか好ま しい。Gd (DI)、Eu (I[[) 、Dy (I[[) 、Ho (I [[)およびYb (n[)のような三価金属イオンに配位するには、キレート 化合物は、3の倍数価、特には3.6あるいは9個の環窒素に結合した。カルボ キシルメチル基を有することか好ましく、これらのカルボキシルメチル基は、と りわけペプチドカルボニルの各端に結合した(CHI2)1−+[N(CHtC OOHXCHR”)−It N(CHxCOOHXCHR’)−−を部分に配置 されていることか好ましい。
また本発明の化合物における基R1は、水素原子あるいはアルキル基あるいはア ルコキシ基であることが好ましい。
本発明に係る化合物の基NR’2か窒素の結合した複素環である場合には、であ ることか有利である。ここで、■は0、lまたは2であり、QはCHR’、NR ’、0あるいはSであり、■が零の場合には、QはCHR’であること力A好ま しい。特に、下記式のような基か好ましい。
式Iの化合物において、基Yは、好ましくはカルボン酸基ある(Aはアミド基を 示し、たとえば式C0OH,C0NH”、(特に、Qが酸素であり、■が1であ るモルホリノ基)、C0NHR’ある0(ヨC0NR’、(特に、R6は、アル キル基あるいはモノ−またはポリ−ヒドロキシアルキル基であり、たとえば任意 に1.2.3あるいは4の水酸基を有して(AてもよいC+−aのアルキル基で ある)を示す。
Yかカルボキシル基であるときは、式■の化合物は、Yが−COOM (ここで 、M゛は1価のカチオンまたは多価カチオンの一部、たとえばアンモニウムイオ ン、置換アンモニウムイオンまたは金属イオン、たとえばアルカリ金属イオンま た1よアルカリ土類金属イオンである)を示す塩またはキレートを有利に形成す ることかできる。M4が有機塩基たとえばメグルミンまたはリジンから導かれる カチオンであることが特に好ましい。このような塩またはキレートにおいて、1 個または数個(全部である必要はない)のカルボキシル基はC00M基に変えら れている。
本発明のキレート化合物は、重金属イオン、特に診断用像影あるいは放射線治療 に有用な特殊なイオンのキレート化剤としての特別の用途がある。このようなイ オンのキレートおよび荷電キレート錯体の塩は本発明の範囲にある。しかしなか ら、このようなキレート化合物の生物的耐性を向上するためには、式■の化合物 中のイオン形成基Yの数が、式Iの化合物によりキレート化される金属種の価数 と等しくなるように選ばれることが特に好ましい。したがって、たとえばGd( III)をキレート化しようとする場合は、式■の化合物(またはその塩)は、 3の倍数側のイオン形成基、たとえば−COOH(または−〇〇〇M)を含有す ることか好ましい。このようにして金属キレートは好ましい形態である中性種と して形成される。なぜならば、このような化合物の濃厚溶液の浸透圧は低く、ま た、それらの毒性はそれらのイオン同属体に比べて相当に低下しているためであ る。
本発明の特に好ましい化合物としては、式1cm1fの化合物であって、各R2 が水素原子あるいは、任意にモノ−またはポリ−ヒドロキシ化された、任意にモ ノまたはポリー了ルコキシ化されたアルキル基を示し、各Yが式COZまたはZ の基を示す(Zは水酸基または基SR’、基NR”、、または基NHR”を示す )化合物およびその金属キレートならびにこれらの塩が挙げられる。
殊に好ましい本発明の化合物としては、下記式1gS IhおよびHの化合物お よびその金属キレートならびにこれらの塩が挙げられる。
ここで、R1は■(、アルキル、またはアルコキシあるいはアリールオキシであ り、Llは親水性基により任意に置換されていてもよい4.4.5.5−テトラ メチルオクタ−2,6−ジインジイル基、エチレン基、トリメチレン基、テトラ メチレン基、あるいはブテン−2−ジイル基であり、B′は>CH−CH<ある いは>C=C<てあり、Llはエチレン基、トリメチレン基あるいはテトラメチ レン基、あるいは親水基により任意に置換されていてもよい式0式% さらに他の観点からみると、本発明は、本発明の化合物の製造方法を提供する。
該製法は、下記工程の1つあるいはそれ以上からなる。
(a)式■の化合物 (ここで、X9、R10、R1−1R″*、L”″およびLlは、XSR’SR ”、RζL’およびL!について規定したとおりであるか、保護されたX、R’ 、R”、R″、LlおよびL!基であり、ただし、L”あるいはL t eの中 の少なくとも1つのX″″基あるいはX基は、弐NHの基である)を式■の化合 物と反応させ、Lv−A” (I[) (ここで、A′は基A(水素を除く)あるいは保護されたA基であり、Lvl; !脱離基たとえば臭素原子または塩素原子のようなハロゲン原子、またはトシレ ート基である)、次いて必要に応じ用いた保護基を脱離する;(b)式■の化合 物 LvCO(CR”R’つ、−+X”L”X* (CR”R”)*−I C0Lv  (IV)(ここで、Lvは上記で規定した脱離基であり、任意に、隣接部位X aの窒素に結合することにより環を形成してもよく、そして、R”、R2″、L loおよびXoは上記規定のとおりである)を式■の化合物と反応させ、HNR ”−L””NR”H(V) (ここで、R”は基R1あるいは保護された基R1てあり、Lloは上記で規定 した基L”であり、任意にさらに2つのNR”H基で置換されていてもよい)、 次いて必要に応し用いた保護基を脱離する:(c)式■の化合物 C0Lv C0Lv (ここで、L””は上記で規定した基L1°であり、任意に、基−alk”−N R’″″Co(CR”R″つ、−、[X”(CR” ”R’ ”) 、1.X” (CR” ”R’つ、−、C0Lvて置換されていてもよい。ここで、alk” は基alkあるいは保護された基alkであり、R1−1R2′″、R”、Xo およびLvは上記で規定したとおりである)を式■の化合物と反応させ、 HNR”−L’−NR”H(■) (ここで、Lloは上記て規定した基L1”であり、任意に基−alk”−NR ”Hで置換されていてもよい)、次いで必要に応じ用いた保護基を脱離する。お よび(d)式Iの化合物をキレート化合物またはその塩に転換する。
式■の化合物は、文献から公知であるか、または文献から公知の技術または文献 に記載されたのと類似の技術を用いる多くの方法、あるいは工程(blまたは( C1の反応またはこれに類似の反応を用いることにより製造することができる。
殊に、WO−A−90108138に記載のような出発物質を用いることができ る。
すなわち、たとえば式■の化合物は下記の反応スキームにしたがって製造するこ とができる。
(11・ 2+21 − ここで、Lloは例えば(CR”R”)エ (ここで2は0〜6である)であり 、R1−は例えば水素である。
(C’ BOC−0−80C T”z(”f’−:5:th l−Iへh:i+1.+I +1.→j:j7  : k゛31: 1603 (+966)に記載されたアルファーアミノホスホ ン酸合成の一般的方法を(式■の) (式■の) (ここてR”NAは式■の化合物である)b) ヒドロキサミン酸部分を導入す るには、P、 N、 TurowskiらによりI口org。
Chem、 27: 474 (1988)に記載された活性化酸誘導体をヒド ロキサミン酸に転換する一般的方法を用いてもよい。
C) スルボン酸部位を導入するには、アミノ官能基をたとえばヨードメタンス ルホン酸でアルキル化することにより、合成を行うことができる。
(XI[) (X■) d) 非イオン化A基を導入するには、アミノ官能基を、任意に水酸基で保護さ れたアルキル(あるいはアルコキシアルキル、ヒドロキシアルキル等)ハロゲン 化物でアルキル化することにより、合成を行うことかできる。
(XII[) (X■) 次いて、必要に応じ、脱ベンジル化等の脱保護か行われる。
式Iのアミド誘導体は、欧州特許公開第250358号または欧州特許公開第2 99795号の方法と類似の方法により、オリゴ酸から製造することかできる。
さらに、式Iのキレート化剤の骨格上の親水性置換基は、欧州特許公開第299 795号の方法と類似の方法により導入することかできる。
式■のキレート化剤は、A、R’、R”、R1、R’またはR6基の1個を、巨 大分子または重合体、たとえばポリリジンまたはポリエチレンイミンのような組 織特異的な生体分子体または重合体骨格(これは数個のキレート化剤基を存する ことかでき、またそれ自体か巨大分子に結合して2官能性−ポリキレート化剤を 生成することかできる)との結合基または連結基で置換することによって、2官 能性のキレート化剤またはポリキレート他剤化合物、すなわち数個の独立したキ レート化剤基を有する化合物のための基礎物質として用いることができる。式■ の化合物のこのような巨大分子誘導体、およびその金属キレートおよび塩は、本 発明の他の特徴を形成する。
式Iの化合物を巨大分子または重合体骨格(バックボーン)に結合させるには、 任意の従来法、たとえばカルボジイミド法、Krejcarek et al、 の混合無水物法(Biochemical and Biophysical  Re5each Coanunication 77: 581 (197V) 参照)、 Hnatowich et al、の環状無水物法(Science 22凱6 13 (1983)その他参照)、Meares et al、の骨格接合技術 (Anal、 Biochem、142: 6B (1984)その他参照)、 およびScheringの方法(たとえば欧州特許公開第331616号参照) によって、またNycomedにより国際特許公開89106979号に記載さ れたリンカ−分子を用いて行うことができる。
塩およびキレートの形成は、従来の方法で行うことができる。式Iのキレート化 剤は、解毒に使用するか、または金属キレートの形成に使用するのに特に適して いる。これらのキレートは、インビボまたはインビトロでの磁気共鳴(MR)、 X線または超音波診断(たとえばMR造影およびMRR光検査)、またはシンチ グラフィーのためのコントラスト剤中にまたはコントラスト剤として、あるいは 放射線治療法のための治療剤中にまたは治療剤として用いることができる。この ような金属キレートの使用は、本発明の他の特徴を形成する。
重金属の原子またはイオンを含有する本発明に係る化合物の塩またはキレート錯 化合物は、診断造影または治療において特に有用である。特に好ましいものは、 原子番号20〜32.42〜44.49および57〜83の金属、殊にGd。
DyおよびYbとの塩または錯化合物である。MR診診断用コントラストロして 用いるためのキレート金属種としては、常磁性種が特に適しており、この金属は 好ましくは遷移金属またはランタニドであり、原子番号21〜29.42.44 または57〜71の金属が好ましい。金属種かEu、Gd、Dy、Ho、Cr、 MnまたはFeである金属キレートが好ましく、Gd”、Mn”◆、Fe”◆お よびDy 2 ′″が特に好ましい。前記の個々に挙げたこれらの金属のイオン と式■のキレート化剤とのキレート、あるいは生理的に容認される対イオンとの 塩は、本明細書に記載した診断造影法に特に適しており、またこれらのキレート およびその使用は、本発明の範囲内にあるとみなされる。したがって、本明細書 中で式Iの化合物についての言及は、これらのキレートを含むものと考えるべき である。
MRIのコントラスト剤として使用するためには、常磁性金属種は非放射性であ ることか有利である。なぜならば放射性はMR診診断用コントラストロとって必 要でなく、また望ましくもない特性だからである。X線用または超音波用コント ラスト剤として用いるためには、キレート金属種は、たとえば原子番号が37よ り大きい、好ましくは50より大きい重金属種、たとえばDy−が好ましい。
シンチグラフィーおよび放射線治療に用いるためには、キレート金属は勿論、放 射性でなければならず、従来の任意の錯化合物生成可能な放射性金属同位元素、 たとえば””Tc、”Gaまたは1llInを使用できる。放射線治療のために は、キレート化剤は、たとえば”SmS′7Cuまたは16Yとの金属キレート の形であってよい。
重金属の解毒に用いるためには、キレート化剤は、生理的に容認される対イオン たとえばナトリウム、カルシウム、アンモニウム、亜鉛またはメグルミンとの弱 い錯化合物または塩の形であることを要し、これはたとえば式Iの化合物と亜鉛 またはカルシウムとのキレートのナトリウム塩である。
金属キレートが全体に電荷を有する場合には、生理的に容認される対イオンたと えはアンモニウム、置換アンモニウム、アルカリ金属またはアルカリ土類金属( たどえばカルシウム)のカチオン、あるいは無機酸または有機酸から導かれるア ニオンとの塩の形で用いることか好都合である。これに関しては、メグルミン塩 か特に好ましい。
池の観点からみると、本発明によれば、金属キレート(そのキレート化の実体は 、本発明の化合物の残基にある)を、医薬または獣医薬上の少なくとも1種の担 体または賦形剤と一緒に含む診断剤または治療剤、あるいは該金属キレートを用 いて調製するのに適するか、またはヒトまたは動物に用いられる製剤に含有させ るのに適する組成物か提供される。
他の観点からみると、本発明によれば、生理的に容認される対イオンとの弱い錯 化合物または塩の形にある本発明のキレート化剤を、医薬または獣医薬上の少な くとも1種の担体または賦形剤と一緒に含む解毒剤、あるいはこれを用いて調製 するのに適するか、またはヒトまたは動物に用いられる製剤に含有させるのに適 する組成物が提供される。
本発明の診断剤または治療剤は、従来の医薬または獣医薬上の製剤用助剤、たと えば安定剤、抗酸化剤、浸透圧調節剤、緩衝剤、pHm節剤などを用いて製剤化 することができ、非経口的または経小腸的投与たとえば注射または注入、あるい は外部排出管を存する体腔たとえば胃腸管、膀胱または子宮内に直接投与するの に適する形態であってよい。したがって、本発明の組成物は、従来の製剤投与形 管、たとえば錠剤、カプセル、散剤、溶液、懸濁液、分散液、シロップ、全開等 であってよいが、生理的に容認される担体媒体、たとえば注射用水中の溶液、懸 濁液および分散液が一般に好ましい。
したがって本発明の化合物は、生理的に容認される担体または賦形剤を用いて当 業者によく知られた方法で投与用に製剤化することかできる。たとえば本化合物 を、所望により製剤上容認される賦形剤を添加して、水性媒体中に懸濁または溶 解させ、次いで得られた溶液または懸濁液を滅菌することかできる。好適な添加 物としては、たとえば次のものが挙げられる。生理的に生物学的適合性の緩衝剤 (たとえばトロメタミン塩酸塩)、キレート化剤(たとえばDTPA、DTPA −ヒスアミド、または式■の錯化していないキレート化剤)またはカルシウムキ レート錯化合物(たとえばカルシウムDTPA、CaNaDTPA−ビスアミド 、または式Iのキレート化剤のカルシウム塩またはキレート)の添加(たとえは 0.01〜lOモル%)、あるいは所望によりカルシウム塩またはナトリウム塩 (たとえば式Iのキレート化剤の金属キレート錯化合物などと組み合わせた塩化 カルシウム、アスコルビン酸カルシウム、グルコン酸カルシウムまたは乳酸カル シウムなと)の添加(たとえば1〜50モル%)。
本化合物を、たとえば経口投与のために水または生理食塩水中の懸濁液の形態に 製剤化しようとする場合には、少量の可溶性キレートを、経口溶液に伝統的に添 加される不活性成分および/または界面活性剤および/または矯味・矯臭用芳香 剤の1種または数種と混合することかできる。
人体または動物体のある部分をMRIおよびX線造影するために、コントラスト 剤としての金属キレートを投与するのに最も好ましい様式は、非経口投与、たと えば静脈内投与である。非経口的に投与しうる形態、たとえば静脈用溶液は、I II!mされているべきであり、生理的に容認されない剤を含んでいてはならず 、投与の際の刺激または他の副作用を最小限にするために、低い浸透圧を有すべ きであり、したかってコントラスト媒体は、好ましくは等両性であるかまたはわ ずかに高張性であるべきである。好適なビヒクルとしては、経口溶液の投与に通 常用いられる水性ビヒクル、たとえば塩化ナトリウム注射液(Sodium C hlorideInjections)、リンゲル注射液(Linger’s  Injections ) 、デキストロース注射液(Dextrose In jections ) 、デキストロースおよび塩化ナトリウム注射液(Dex trose and Sodium Chloride Injections  ) 、乳酸塩添加リンゲル注射液(Lactated Linger’s I njections) 、およびRemington’ s Pharmace uticalSciences、第15版、 Easton: Mack Pu blishing Co、、 +405−1421頁および+461−1487 頁(1975)およびThe National Formulary XIV 、第14版、 WashingtonA+nerican Pharmaceu tical As5ociation (+975) に記載されているような その他の溶液か挙げられる。これらの溶液は、非経口溶液に通常用いられる保存 剤、抗微生物剤、緩衝剤および抗酸化剤、あるいはキレートと適合し、生成物の 製造、貯蔵または使用を妨げない賦形剤および池の添加物を含有することかでき る。
診断剤または治療剤か毒性金属種たどえは重金属イオンのキレートまたは塩を含 む場合には、この調製物は小過剰のキレート化剤、たとえばドイツ特許公開36 40708号(Schering)に記載されたキレート化剤、あるいはより好 ましくは小過剰のこのようなキレート化剤のカルシウム塩を含有することか望ま しいことかある。
MR診断用の本発明の診断剤は、溶液、懸濁液または分散液の形態である場合は 、一般に金属キレートを1マイクロモル〜1.5モル/l、好ましくは0. 1 〜700mMの範囲の濃度で含有する。しかし診断剤は、投与する前に希釈する ために、より高濃度の形で供給することもてきる。本発明の診断剤は、通常は体 重1kg当り1O−ff〜3ミリモルの金属種の量、たとえば約1ミリモルDy /kg体重の量て投5することかてきる。
コントラスト剤の用量は、X線診断のためにはMR診断よりも一般に高(、シン チグラフィーのためにはMR診断よりも一般に低い。放射線治療および解毒のた めには、通常の用量を用いることができる。
他の観点からみると、本発明によれば、人体またはヒト以外の動物体に本発明の 診断剤を投与し、該人体または動物体の少なくとも一部のX線像、MR像、超音 波像またはシンチグラフィー像を生成させることからなる、人体またはヒト以外 の動物体の鮮明な像を生成させる方法が提供される。
他の観点からみると、本発明によれば、人体またはヒト以外の動物体に、放射性 金属種と本発明のキレート化剤とのキレートを投与することからなる、人体また はヒト以外の動物体に施される放射線治療方法か提供される。
他の観点からみると、本発明によれば、本発明のキレート化剤を、生理的に容認 される対イオンとの弱い錯化合物または塩の形で、人体またはヒト以外の動物体 に投与することからなる、人体またはヒト以外の動物体に施される解毒方法が提 供される。
他の観点からみると、本発明によれば、また、本発明の化合物特に金属キレート を用いて、人体またはヒト以外の動物体に施される偉の生成方法、解毒方法また は放射線治療方法に用いられる診断剤または治療剤を製造する方法か提供される 。
さらに他の観点からみると、本発明によれば、式Iの化合物、その塩(たとえは ナトリウム塩)またはそのキレ−1−を、製造すべき本発明の金属キレートの該 金属の少なくともわずかに可溶性の化合物たとえば塩化物、酸化物、酢酸塩また は炭酸塩と共に溶剤中で混合することからなる、本発明の金属キレートの製造方 法か提供される。
さらに他の観点からみると、本発明によれば、本発明の金属キレ−斗または生理 的に容認されるその塩を、少なくとも1種の医薬または獣医上の担体または賦形 剤と共に混合することからなる、本発明の診断剤または治療剤の製造方法が提供 される。
さらに他の観点からみると、本発明によれば、本発明のキレート化剤を、生理的 に容認される対イオンとの弱い錯化合物または塩の形で、少なくとも1種の医薬 または獣医薬上の担体または賦形剤と共に混合することからなる、本発明の解毒 剤の製造方法か提供される。
本明細書中で述べたすべての文献の開示は、本明細書に含まれる。
以下の実施例により本発明をさらに説明するか、本発明はこれらに限定されるも のではない。特に指示しない限り、実施例中のすべての割合および%は重量であ り、すべての温度は°Cである。
実施例1 1、4.7−トリス(カルボキシメチル)−9,14−ジオキソ−1,4,7, 10,13−ペンタアサシ150mpの乾燥DMSOを500mpの三つロフラ スコに装入し、このフラスコを窒素でフランシュした。2つのシリンジに、12 5mjのDMSO中のジエチレントリアミンペンタ酢酸二無水物(2,OOg、 5.60ミリモル)の溶液と、DMSO’DBN (122mA/3me)中の 1.2−ジアミノエタン(0,336g、5.60ミリモル)の溶液とを、それ ぞれ別個に装入した。これらの溶液を常温で40m1/時の速度で、同時にフラ スコに加えた。添加終了後、反応混合物を48時間攪拌し、真空下でlO−に濃 縮し、5mlの水を加えた。この溶液をpH1O,9てAGI−X8樹脂(+0 0−200メツシユ、0AC−)に適用し、このカラムを0.5Nの酢酸で溶離 し酢酸を除去し、凍結乾燥すると、生成物0.71g(30%)か白色固体とし て得られた。
’HNMR(D20) : δ3.0(s、 8H)、 3.20(s、 4H )、 3.40(s、 4H)、 3.50(s、 4H)B 3.50(s、 2H)、 8.35(br s、 2t()。
FABマススペクトル、m/z : 418 (MH’)。
実施例2 +00rnlの乾燥DMFを500+nrの三つ口丸底フラスコに装入し、この フラスコを窒素でフラッシュした。2つのシリンジに、175−のDMF中のジ エチレントリアミンペンタ酢酸二無水物(2,OOg、 5.60ミリモル)の 溶液と、DMF/D B N (+72mj/3+ni)中の1.3−ジアミノ プロパン(0,415g、 5.60ミリモル)の溶液とを、それぞれ別個に装 入した。ンリンジボンブに装備した2つのシリンジを、ゴム製隔壁(septa )を通し2つの長い針を介してフラスコに連結した。これらの溶液を常温で40 −7時の速度で、激しく攪拌した溶液に滴下した。DBNを充填したシリンジを フラスコ内に配置したままにして、反応混合物に曇りが認められたときに追加の DBNを滴下できるようにした。反応混合物を均質に保つために、追加のDBN を全量で2. 5m/必要とした。添加終了後、反応混合物を一晩攪拌し、スト リッピングして乾燥し、INのHCIを加えてpHを10.5に調整した。次い でこの溶液をAGI−X8樹脂(100−200メツシユ、OAcつに適用し、 0.5Nの酢酸で溶離し、酢酸を除去し、凍結乾燥すると、表題の生成物0.4 28g(18%)か白色固体として得られた。
’HNMR(0,0) :δ1.58(br t、 2H)、 3.15(m、  12H)、 3.40(s、 2H)、 3.50(s、@4H)。
3.65(s、 4H)、 8.05(t、 2H)。
FABマススペクトル、m/z : 432(MHつ、 454(M + Na ) ’。
1、4.7− )リス(カルボキンメチル)−9,16−シオキソー1.4.7 .10.15−ペンタアザシ340++4’の乾燥DMFを11の三つロフラス コに装入した。2つのシリンジに、100m(!のDMF中のノエチレントリア ミンペンタ酢酸二無水物(3,00g、8,40ミリモル)の溶液と、D M  F / D B N (96+J/4mN)中の1.4−ジアミノブタン(0、 740g、s、 40 ミリモル)の溶液とを、それぞれ別個に装入した。これ らの溶液を常温で30−7時の速度で、同時にフラスコに加えた。添加終了後、 反応混合物を一晩攪拌し、ストリッピングして乾燥し、INのHCIを加えてp Hを105に調整した。次いでこの溶液をAG 1−X 8樹脂(too−20 0メ・ノシュ、0Ac−)に適用し、0.5Nの酢酸て溶離し、酢酸を除去し、 凍結乾燥すると、052g(13,6%)か白色固体として得られた。
’HNMR(0,0) δ1.5(br s、 4H)、 3.02(br s 、 12tD、 3.45(s、 4H)、 3.5(s。
2H)、 3.55(s、 4H)。
’+4 NLIIIJ (’An uH7rnJ:I) δ I 19r<−’ )H) δ I *q(q−Q10)、 δ 9 74(tB lイの水中のGdC]、・6 H2O(37,1■、081Oミリモル)の溶液 に、DTPABAM (44,5■、0.lOミリモル)を加え、この溶液をD TPABAMが溶解するまで攪拌した。pH電極を挿入し、5MのNaOH1次 いで1MのN a OHを加えてpHを7.06に調整した。MES緩衝液にお けるpH5,9でのキシレノールオレンジ試験は、遊離ガドリニウムの存在を示 した。陰性試験結果が得られるまでDTPABAM (2,5■)を加えた。こ の溶液を5−のメスフラスコに移しくこの時点で20ミリモルGdDTPABA M)、10MHzおよび37°Cの水中での緩和性の測定に用いたところ、R1 =4.37mM−’5ee−’およびRt=4.45 mM−’ 5ec−’で あった。
(a)1.1−ジメチルエチル(2−アミノエチル)カルバメート((tBA) EA)の調製エチレンジアミン(43rnl、 0.65モル)とクロロホルム (75ml)とを、電磁撹拌棒、滴下漏斗および窒素ラインを装備した250− の丸底フラスコに装入した。
氷/メタノール浴中て冷却した攪拌溶液に、30rdのクロロホルム中のジー1 −プチルジカルボナート、(21,8g、0.10モル)を1時間かけて滴下し た。この反応混合物を常温で18時間攪拌し、濾過し、回転蒸発によって濃縮し 、透明な油状物にした。トルエン(5X50+J)から繰り返し濃縮して、17 gの無色油状物を得た。この油状物を真空蒸留(88−89℃、約3mm)Ig )すると、12.1g(収率7696>の(t−BA) EAが得られた。
#tjil、−R+ n Ra+(AG50−Xl’l (H”、 200−4 00メツシュ)の95×201マMI+ (乙JU MnL、しりりし五) υ  1.1LL’5+ 411ノ、 U l、、))L51 +711ノ+ U4 やI’戟iL+ 2H,,1・5.9 H2)、63.11(Q、 2H,J・5.8 Hz)、 δ4.97(s、 IN)。
(b)ビス(l、1−ジメチルエチル)−8,11,14−)リス(カルボキシ メチル)−6,16−シオキソー2.5.8. II、 +4.17.2屹ヘプ タアザヘンエイコサンジオエート(DTPA−bis(tBA)BA)の調製0  ’ (24,1x5.1cm)カラムベッド上に載せた。このカラムを窒素圧 下で0.751!のDI水、次いで1.251の2Nの水酸化アンモニウムで溶 離した。生成物を2Nの水酸化アンモニララムて溶離した。UV活性留分を回転 蒸発によって濃縮すると、油状物が残留した。この残留物を1.0OrnIのI Nの酢酸に溶解し、タテトライン(DTPA−TMODA)の合成常温で攪拌し た水(35ml)中のプロパルギルアミン(5,Og ; 0.0908モル) の溶液に、DTPA二無水物(6,487g ; 0.0172モル)を加える 。3時間攪拌の後に、この溶液をINのHCI溶液でpHを7に調整する。50 °Cて回転蒸発して溶媒を除去し、残留物をさらに常温で高真空下で乾燥する。
この乾燥残留物に水を加え1NのMCIで溶液のpHを3に調整する。得られた 結晶を吸引濾過して単離し、水で洗浄する。必要に応じてこの沈澱操作を繰り返 す。
(b)DTPA−TMODAの合成 りTPA−BPgAを、まずトリメチルエステルとして保護する。メタノール中 のDTPA−BPgAの靜濁液に、無水塩化水素ガスを20分間吹き込む。HC l塩か溶解したとき、トリメチルオルトホルメートを滴下し、溶液を還流下で5 時間加熱する。反応混合物を冷却し、回転蒸発して溶媒を除去する。この系にジ クロロメタン、次いて炭酸水素ナトリウム溶液を加える。有機相を分液漏斗を通 して除去し、さらに水性相をジクロロメタンを用いて抽出する。合併した有機留 分を、有機溶媒を除く前に塩水て洗浄する。次いで生成物をシリカゲルクロマト グラフィーで精製する。マクロ環状の最終生成物を、G、Eglington  andW、 McCraeの[アセチレニツク化合物のカップリングJ 、Ad v、Org、Chem、4:225−328(1963)の方法に従って、ピリ ジン中の酢酸i (II)を用いて精製する。
遊離酸は、ヘキサメチルエステルから水酸化ナトリウム水溶液と反応させること により仕上げ処理することかできる。
実施例7 (a) 1.4−ビスフタルイミド−シス−2−ブテンの調製カリウムフタルイ ミド(63g、 0.34ミリモル)を200−のDMFに懸濁し、50°Cに 加熱した。1.4−ジクロロ−シス−2−ブテン(12,5g、0,10ミリモ ル、10、52 ml>を、温度を50から55°Cに保ちながら3時間かけて 滴下した。混合物を60°Cて5時間加熱し、室温でさらに15時間攪拌した。
次いで混合物を40GTdの氷水に注ぎ、10分間攪拌し、濾過した。白いフィ ルターケーキを100m1の1%N a HCOs、50m1の水で洗浄し、乾 燥した。EtOH/CH,CNからの再結晶すると、ビス−フタルイミド27  g (78%)が白色固体として得られた。
’HNMR(250MHz、 CDC1,) :64.53 (d、 4H,5 ,8Hz) 、δ5.66 (t、 2H。
5.8Hz) 、δ7.67 (t、 4H,2,4Hz) 、67.80 ( t、 4H,2,5Hz)(b) 1.4−ジアミノ−シス−2−ブテンニ塩酸 塩の調製1.4−ビスフタルイミド−シス−2−ブテン(20,0g、 0.0 58モル)をエタノール(125nl)中で還流した。ゆっくりと0.5時間か けて、7−の水中のヒドラジン−水和物(6,37m1.0.130モル)の溶 液を加えた。この溶液をさらに3時間還流し、常温で一晩攪拌した。混合物にI ONのHCIをゆっくり滴下し、pHを1に調整し、0.5時間攪拌し、−晩装 置した。水(100+J)を加え、白亜色の固体を濾過して除き、濾液をストリ ッピングすると、橙黄色の固体が得られた。
メタノールから再結晶すると、ジアミンニ塩酸塩7.15g(78%)が得られ た。
’HNMR(250Ml(zSDtO) ;δ3.54 (d、 48. J= 5.26Hz )、65.67 ct、 2t(、J=5.26Hz)(c)2 1の三つロフラスコに800−のDMFを装入した。2つのシ1ノンジに、10 0−のDMSO中のジエチレントリアミンペンタ酢酸二無水物(2,Og。
5.59ミリモル)の溶液と、DMF (95,5d)/DBN (4,5m1 )中の1.4−ジアミノ−シス−2−ブテンニ塩酸塩(0,89g15.59ミ 1ノモル)の溶液とを、それぞれ別個に装入した。これらの溶液を常温で81n 1/時の速度で、同時にフラスコに加えた。添加終了後、反応混合物を3日間攪 拌し、容量を50mt’に減少し、6NのHCIを加えてpHを10.51:: 調整した。この溶液をAGIX−8樹脂(100−200メツシユ、アセテート 形)(こ適用し、生成物を0.5Nの酢酸を用いて溶離し、酢酸を除去し、凍結 乾燥すると、750mg (32%)力(白色固体として得られた。
’HNMR(DIO) ;δ2.97 (br t、 4H,J=5Hz )  、63.35 (s、 4H)、63.59 (3,2H)、63.72 (d 、 4H,J=Hz ) 、δ5.47 (t、 2)1. J=5Hz)実施 例8 四二巳り型が土仏が辷U脹±駐生処並止王d:ρ500イの三つロフラスコに1 50tnlの乾燥DMSOを装入し、窒素でフラッジュした。2つのシリンジに 、122−のDMSO中のジエチレントリアミンペンタ酢酸二無水物(2,82 g、7.89ミリモル)の溶液と、DBN (2,94g、2.921nl、2 3、 ロアミリモル)との溶液と、125m1のDMSO中の無水ヒドラジン( 0,25g、0.2W、7.89 ミリモル)の溶液とを、それぞれ別個に装入 する。これらの溶液を、常温で40m1/時の速度でシIルジボンブを使って、 同時(こフラスコ(こカロえる。
添加終了後、反応混合液を48時間攪拌し、真空下で1(hnllこ濃縮し、水 (10−)を加える。pH10,5の溶液をAGIX−8樹脂(100−200 メツシユ、アセテート形)に適用し、カラムをINの酢酸を用いて溶離する。生 成物は、酢酸を除去し、凍結乾燥することによって得られる。
(a ) DTPA(boc−ヒドラジド)、の合成t−プチルカルバゼート( 0,78g、 5.88ミリモル)とDTPA二無水物(1,00g、2.8ミ リモル)とトリエチルアミン(0,85g、 1.18rlLl、 0.4ミリ モル)とを、電磁撹拌棒、還流コンデンサーおよび窒素ラインを装備した100 −のフラスコに装入する。この混合物にアセトニトリル(20rIdりを加え、 不均質混合物を油浴中で58°Cに加熱する。5分後に、透明な溶液が得られる 。72時間反応を進行させて、回転蒸発によって溶媒を除去すると、DTPA  (boc−ヒドラジド)、の粗製トリエチルアンモニウム塩2.13gが白色固 体として得られる。
’HNMR(DzO) : 1.04(t)、 1.22(S)、2.88(m )、2.95(Q);3.16(m)、 3.24(m); 3.31(s)、  3.39(s);3.59(s)、 3.62(s) 生成物を50−の脱イオン水に溶解し、回転蒸発によって濃縮し、乾燥固体にす る。この固体を50−の脱イオン水に再溶解し、5NのNaOHでpHを10゜ 5に調整する。回転蒸発によって濃縮し、残留トリエチルアミンを除去する。
(b)DTPA (ヒドラジド)、の調製上記のようにして調製したDTPA  (Boc−ヒドラジド)、を20−の脱イオン水に溶解し、5NのHClでpH を7に調整する。これを水浴中で冷却し、攪拌する。この混合物に、IIHc  I (5J)を一度に加える。混合物を0°Cて10分間、次いて常温で2時間 攪拌する。この溶液を水浴てO″Cに冷却し、5NのNaOHでpHを7に滴定 中和し、回転蒸発させて濃縮し、乾燥固体にする。この固体を水(5ml)に懸 濁させ、中孔ガラス濾過銀器を通して真空濾過する。濾液をpi(2,5に調整 しく5NのHCI) 、5−の懸濁液に濃縮し、粗孔ガラス濾過器を通して真空 濾過し、固体NaClを取り除く。濾液をBi o−RadAG50X−8樹1 11(H”形、200−400メツシユ)に適用し、脱イオン水Ifで洗浄し、 2Nの水酸化アンモニウムで溶離する。生成物を含有する留分を回転蒸発によっ て濃縮し、INの酢酸(10d)で処理し、再度濃縮する。水(to X 1O −)で繰り返し処理して再濃縮し、アンモニウムアセテートを取り除き、凍結乾 燥して、DTPA (H2)、を回収する。
(c)(DTPA HzM)tの調製 上記のようにして得られた生成物DTPA (H2)、をピリジン(3X10J )で処理し、乾燥するまで濃縮すると、自由流動性の固体無水DTPA (Hz )1か得られる。DBN (2,47g、2.46m1.19.92ミリモル) とDTPA (H2)!(1,40g、 3.32ミリモル)とを100−のD MSOに溶解し、モレキュラーンーブ(4人)1gと共に一晩放置して乾燥する 。100mj’の乾燥DMSO中のDTPA二無水物(1,19g、3.32  ミリモル)の溶液を同様に処理する。2つの溶液を、窒素下でIfの乾燥DMF を充填した21の3つ日丸底フラスコに、常温で40me/時の速度で同時に装 入する。次いで反応混合物を常温で48時間攪拌し、20m1に濃縮し、20− の脱イオン水を加える。5NのNaOHを用いて溶液のpi1をl095に調整 し、AGIX−8樹脂(100−200メツシユ、アセテート形)に適用する。
INの酢酸を用いて生成物を溶離し、溶出液を濃縮する。残留物を水(3X50 +J)で繰り返し処理し、濃縮して酢酸を除去する。凍結乾燥すると、(DTP A H2M)*が白色固体として得られる。
国際調査報告 tymI’CT115AFIIO1suMrザ)−一一門111plfin+2 11.P6112111115m国際調査報告 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、0A( BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、 TG)、AT、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,DE、 DK、  ES。
FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、MC,MG、 MW、 N L、 No、 PL、 RO,SD、 SE、 SU、 US (72)発明者 クロフッ、シャラン ピー米国 カリフォルニア州 9505 1 サンダクララ ポメロイ アヴ工ニュー ナンバー 108 865 (72)発明者 バダラジャン、ジョーン米国 カリフォルニア州 94086  サニーベール フロレンス ストリート ナンバ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般式I ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、L′は結合手、または不飽和 であってもよいC2−14の炭化水素鎖であり、この炭化水素基は、R2、R3 およびR4から選択される基で置換されていてもよく、酸素原子、硫黄原子また ははNA′基によって置き換えられた環複素原子から、少なくとも2個の環炭素 原子によって隔てられた鎖状骨格メチレン部分を有していてもよく、縮合5〜8 員の飽和または不飽和炭素環または複素環(この環自体はR2、R3およびR4 から選択される基で置換されていてもよい)を有していてもよく、そして下記の 一般式Iaで示される縮合マクロ環を有していてもよく、 ▲数式、化学式、表等があります▼(Ia)ここに、L1およびL3は、少なく とも2個の共通の環原子を共有しており、またおよび不飽和の環結合を共有して いてもよく、L3は、L1について定義したとおりであるが、それ自体は式Ia の縮合マクロ環をさらに有しないものとし; L2は、式[(CR2R3)nX]m(CR2R3)nの基を示し、この基は、 (CR2R3)n−1CONR1−L4−NR1CO(CR2R3)n−1〔式 中、L4はL1であるが、それ自体は式Iaの縮合マクロ環をさらに有しないも のとする〕によって置換された基[(CR2R3)mX]2(CR2R3)nを 有していてもよく; 別個の基L上のR4基は、一緒になって下記の式Ib−alk−NR1CO(C R2R3)n−1[X(CR2R3)n]pX(CR2R3)n−1CONR1 −alk− Ib(式中、alkは基L1であるが、それ自体は式Iaの縮合マ クロ環または置換基R4をさらに有しないものとする)で表される基を示し;各 R1はそれぞれ独立して基R5またはX2R6を示し、ここにX2は酸素原子、 硫黄原子または基NR5を示し、各R5ははそれぞれ独立して水素原子、Y基に よって置換されていてもよいアルキル基またはアリール基を示し;各Xはそれぞ れ独立して酸素原子または硫黄原子、または好ましくは式NAの基を示し; 各Aはそれぞれ独立して水素原子、または基Yによって置換されていてもよいア ルキル基を示し; 各A′はそれぞれ独立して基Aまたは基R4を示し;各Yはそれぞれ独立してZ 、COZ、SO2Z、POZ2、CON(OR6)R6またはCSZの基を示し ;各Zはそれぞれ独立してOR■、SR■またはNR■2の基を示し;各R■は それぞれ独立して水素原子、あるいは水酸基およびアルコキシ基から選択される 少なくとも1個の置換基を有していてもよいアルキル基を示し、あるいはNR■ 2は一緒になって窒素に結合した5員〜7員の飽和複素環(この環は所望により もう1個の環構成異種原子として窒素原子、酸素原子または硫黄原子を含有し、 また所望により1個または数個の基R7で置換されている)を示し; 各R7はそれぞれ独立してハロゲン原子、水酸基またはスルホネート基、あるい は少なくとも1個の水酸基、アルコキシ基またはヒドロキシアルキル基を有して いてもよいアルキル基またはアルコキシ基を示し;各R2およびR3はそれぞれ 独立して水素原子、またはアリール基およびY基から選択される少なくとも1個 の置換基を有していてもよいアリール基またはアルキル基を示し; あるいはマクロ環上の異なる位置に結合した2個の基Aおよび/またはR3は、 介在しているマクロ環の原子と一緒になって、5員〜8員の飽和または不飽和の 複素環あるいは炭素環(この環は所望により1個または数個のR7基によって置 換されている)を示し; mは0〜8の整数であり; nは2〜5の整数であり: pは0〜8の整数であり; ただし、少なくとも2個のイオン化可能なY基が存在している]で表されるキレ ート化剤、あるいはそのキレート錯化合物または塩。
  2. 2.下記式Ic、Id、IeまたはIf▲数式、化学式、表等があります▼(I c)▲数式、化学式、表等があります▼(Id)▲数式、化学式、表等がありま す▼(Ie)▲数式、化学式、表等があります▼(If)(式中、L1は、親水 性基によって置換されていてもよく、縮合した5員または6員の飽和または不飽 和の同素環または複素環(この環が複素族である場合は、O、NおよびSから選 ばれる1個または2個の隣接していない環複素原子を含む)を有していてもよい C2−10のアルキレン奉、アルケニレン基、アルキニレン基、オキサアルキレ ン基またはアザアルキレン基であり;L2′は、[(CHR2)n′X]m(C HR2)mの基を示し、各n′は、2または3であり; 各tは、1、2または3であり; 各uは、0または1または2であり; B1は、アルカンテトライル基、アルケンテトライル基、炭素に結合した6貝環 の飽和または不飽和の同素環または複素環(この環が複素族である場合は、O、 NおよびSから選ばれる1個または2個の隣接していない環複素原子を含む)か らなる群から選ばれる4価の分岐状基であり;B2は、CR、N、炭素に結合し た6員環の飽和または不飽和の同素環または複素環(この環が複素族である場合 は、O、NおよびSから選ばれる1個、2個または3個の隣接していない環複素 原子を含む)からなる群から選ばれる3価の分岐状基であり; 各R2は、それぞれ独立して、少なくとも1個の置換基Zを有していてもよいア ルキル基であり; X、A、mおよびR1は、特許請求範囲第1項で定義したとおりである]で表さ れる特許請求範囲第1項に記載のキレート化剤、あるいはそのキレート錯化合物 または塩。
  3. 3.下記式Ig ▲数式、化学式、表等があります▼(Ig)(式中、R1′はH、アルキル基、 またはアルコキシ基またはアリールオキシ基であり:L1′は親水性基により置 換されていてもよい4,4,5,5−テトラメチルオクタ−2,6−ジインジイ ル基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基またはブテン−2−ジイ ル基であり;B1は>CH−CH<または>C=C<であり、L1′は親水基に より置換されていてもよいエチレン基、トリメチレン基あるいはテトラメチレン 基または親水基により置換されていてもよい式▲数式、化学式、表等があります ▼ の基である)で表される特許請求範囲第1項または第2項に記載のキレート化剤 、あるいはその金属キレート錯化合物または塩。
  4. 4.下記式Ih ▲数式、化学式、表等があります▼(Ih)(式中、R1′はH、アルキル基、 またはアルコキシ基またはアリールオキシ基であり;L1′は親水性基により置 換されていてもよい4,4,5,5−テトラメチルオクタ−2,6−ジインジイ ル基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基またはブテン−2−ジイ ル基であり;Bぬは>CH−CH<または>C=C<であり、L1′は親水基に より置換されていてもよいエチレン基、トリメチレン基あるいはテトラメチレン 基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基である)で表される特許請求範囲第1項または第2項に記載のキレート化剤 、あるいはその金属キレート錯化合物または塩。
  5. 5.下記式Ii ▲数式、化学式、表等があります▼(Ii)(式中、R1′はH、アルキル基、 またはアルコキシ基またはアリールオキシ基であり;L1′は親水性基により置 換されていてもよい4,4,5,5−テトラメチルオクタ−2,6−ジインジイ ル基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基またはブテン−2−ジイ ル基であり;B1は>CH−CH<または>C=C<であり、L1′は親水基に より置換されていてもよいエチレン基、トリメチレン基あるいはテトラメチレン 基または式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の基である)で表される特許請求範囲第1項または第2項に記載のキレート化剤 、あるいはその金属キレート錯化合物または塩。
  6. 6.下記の化合物: 1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−9,14−ジオキソ−1,4,7, 10,13−ペンタアザシクロペンタデカン; 1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−9,15−ジオキソ−1,4,7, 10,14−ペンタアザシクロヘキサデカン; 1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−9,16−ジオキソ−1,4,7, 10,15−ペンタアザシクロヘプタデカン; 1,4,7,16,19,22−ヘキサキス(カルボキシメチル)−9,14, 24,29−テトラオキソ−1,4,7,10,13,16,19,22,25 ,28−デカアザシクロトリアコンタン;1,4,7,20,23,26−ヘキ サキス(カルボキシメチル)−9,18,28,37−テトラオキソ−14,7 ,10,17,20,23,26,29,36−デカアザ−12,14,31, 33−シクロオクタトリアコンタテトライン; 1,4,7−トリス(カルボキシメチル)−9,16−ジオキソ−1,4,7, 10,15−ペンタアザーシス−12−シクロヘプタデセン;1,4,7−トリ ス(カルボキシメチル)−9,12−ジオキソ−1,4,7,10,H−ペンタ アザシクロトリデカン;および 1,4,7,14,20−ヘキサキス(カルボキシメチル)−9,12,22, 25−テトラオキソ−1,3,7,10,11,14,17,20,23,24 −デカアザシクロヘキサコサンからなる群から選ばれた特許請求の範囲第1項〜 第5項のいずれかに記載のキレート化剤、あるいはそのキレート錯化合物または 塩またはエステル。
  7. 7.上記のキレート化剤の常磁性金属イオンキレート錯化合物である、特許請求 の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の化合物。
  8. 8.治療剤または診断剤として使用するための、特許請求の範囲第1項〜第7項 のいずれかに記載の化合物。
  9. 9.キレート化の実体が特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載のキレ ート化剤の残基である金属キレートを、少なくとも1種の医薬用または獣医薬用 の担体または賦形剤と一緒に含有する治療剤または診断剤。
  10. 10.生理的に容認される対イオンとの弱い錯化合物または塩の形態にある特許 請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の化合物を、少なくとも1種の医薬 用または獣医薬用の担体または賦形剤と一緒に含有する解毒剤。
  11. 11.下記の工程: (a)式IIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(ここで、X*、R1*、R2*、 R3*、L1*およびL2*は、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかにお いてX、R1、R2、R3、L1およびL2について定義したとおりであるか、 保護されたX、R1、R2、R3、L1およびL2基であり、ただし、L1*ま たはL2*の中の少なくとも1個のX*基またはX基は、式NHの基である)を 式IIIの化合物 Lv−A′′(III) (ここで、A′′は基A(水素を除く)あるいは保護されたA基であり、Lvは 脱離基である)と反応させ、次いで必要に応じ用いた保護基を脱離する工程;( b)式1Vの化合物 LvCO(CR2*R3*)n−1X*L2*X*(CR2*R3*)n−1C OLv(IV)(ここで、Lvは上記で定義した脱離基であり、隣接する部分X ′′の窒素に結合することにより環を形成してもよく;R2、R3、L2および X′′は上記定義のとおりである)を式Vの化合物 HNR1*−L1**NR1*H (V)(ここで、R1*は基R1または保護 された基R1であり、L1**は上記で定義した基L1*であり、さらに2個の NR1*Hで置換されていてもよい)と反応させ、次いで必要に応じ用いた保護 基を脱離する工程;(c)式VIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(ここで、L1***は上記で定義 した基L1*であり、これは、基−alk*−NR1*CO(CR2R3*)n −1[X*(CR2*R3*)■]pX*(CR2*R3*)n−1COLvで 置換されていてもよく、ここで、alk*は基alkまたは保護された基alk であり、R1*、R2*、R3*、X*およびLvは上記で定義したとおりであ る)を式VIIの化合物 HNR1*−L1*−NR1*H(VII)(ここで、L1′′は上記で定義し た基L1*であり、−alk*−NR1*Hで置換されていてもよい)と反応さ せ、次いで必要に応じ用いた保護基を脱離する工程;および (d)式Iの化合物をキレート化合物またはその塩に変換する工程の一つまたは 二つ以上を含む、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載の化合物の製 造方法。
  12. 12.特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の化合物を用いて、人体 またはヒト以外の動物体にに施される像の生成方法、解毒方法または放射線治療 方法に用いられる診断剤または治療剤を製造する方法。
  13. 13.人体またはヒト以外の動物体に、特許請求の範囲第9項に記載の診断剤を 投与し、そして該人体または動物体の少なくとも一部のX線像、MR像、超音波 像またはシンチグラフィー像を生成させることからなる、人体またはヒト以外の 動物体の鮮明な像を生成させる方法。
  14. 14.人体またはヒト以外の動物体に、放射性金属種と特許請求の範囲第1項〜 第8項のいずれかに記載のキレート化剤とのキレートを投与することからなる、 人体またはヒト以外の動物体に施される放射線治療方法。
  15. 15.人体またはヒト以外の動物体に、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれ かに記載の化合物を、生理的に容認される対イオンとの弱い錯化合物または塩の 形態で投与することからなる、人体またはヒト以外の動物体に施される解毒方法 。
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