JPH06504466A - 再止め可能な機械式ファスニングシステム及びその製造方法 - Google Patents

再止め可能な機械式ファスニングシステム及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 再止め可能な機械式ファスニングシステム及びその製造方法 発明の分野 本発明は、再止め可能な機械式ファスニングシステムに関し、更に詳細には、自 由形成プロングを持つファスニングシステム及びこのようなファスニングシステ ムの製造方法に関する。
発明の背景 再度比めることのできる機械式ファスニングシステムは当該技術分野で周知であ る。代表的には、このようなファスニングシステムには、二つの主要な構成要素 即ち基材に接合され且つ相補的な第2構成要素と係合するプロング及び受入れ表 面がある。ファスニングシステムのプロングの突出は、受入れ表面に侵入し、受 入れ表面のストランド又はファイバと係合するか或いはこれらを捕らえる。結果 的に得られる機械的な緩衝及び物理的な妨害により、分離力がフ7スニングシス テムの引き剥がし強度又は剪断強度を越えるまでファスニングシステムが受入れ 表面から外れないようにする。
現在、再止め可能な機械式ファスニングシステムは少なくとも二つの一般的な方 法でつくられている。一つの方法は、複数のフィラメントを必要とし、これらの フィラメントの各々が二つのプロングに形成される。この方法で形成されたファ スニングシステムの例は、1955年9月13日にドメステクルに賦与された米 国特許第2,717,437号、及びループからなる盛り上がったパイルを教示 する1976年3月16日にデプラバンダーに賦与された米国特許第3.943 .981号に示されている。関連した教示が1980年4月5日にシャムス等に 賦与された米国特許第4,216,257号、及び1984年6月12日にウオ ールマンに賦与された米国特許第4,454.183号、及び1984年8月7 日にマツダに賦与された米国特許第4,463゜486号に示されている。これ らの文献にはポリマーのモノフィラメントの端部を加熱することが教示されてい る。第1の方法によって形成されたファスニングシステムの他の関連した教示は 、1981年12月29日にオチアイに賦与された米国特許第4.307,49 3号、及び1982年5月25日にオチアイに賦与された米国特許第4,330 .907号に開示されている。
機械式ファスニングシステムの製造に一般的に使用されている第2の一般的な方 法は、1964年9月8日にアープに賦与された米国特許第3,147.528 号、及び1971年7月27日にアープに賦与された米国特許第3,594,8 63号に例示されているようにファスニングシステムを成形し又は押し出す方法 である。連続射出成形は、1971年7月27日にアープに賦与された米国特許 第3,594,865号に教示されている。
種々のプロング構造が従来技術に例示されている。例えば、1掲の文献にはほぼ 一定断面のステムを有するファスニングシステムが教示されている。1973年 1月9日にリビチ等に賦与された米国特許第3,708,833号には、近位端 から遠位端まで幾分テーバした、基材から垂直に突出したプロングが開示されて いる。
1988年1月26日にブロクターアンドギャツブル社がスクリップスの名で出 願した欧州特許出願第0,276.970号には、ベースに対して約30″乃至 約90″の角度で配向された一定断面のステムを持つファスニング装置が開示さ れている。
従来技術には、自由形成プロングを形成する製造方法は示されていない。更に、 従来技術には、プロングが基材に対して垂直方向以外の方向に配向され且つプロ ングがテーパした側部を有する機械式ファスニングシステムの構造は示されてい ない。更に、従来技術には、基材のほぼ機械方向に対して横方向に配向された自 由形成プロングを形成する製造方法は示されていない。
本発明の目的は、グラビア印刷と類似した製造方法で形成された自由形成機械式 ファスニングシステムを提供することである。本発明の他の目的は、関連した基 材から垂直方向以外の方向に突出したテーバを備えたプロングを持つフ7スニン グシステムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、はぼ基材の機械方向に対して横方向に配向された自由 形成プロングを持つファスニングシステムを提供することである。
発明の概要 本発明は、相補的な受入れ表面に取り付けるためのファスニングシステムを有す る。このフ7スニングシステムは、基材と、ベース、シャンク及び係合手段から なる少なくとも一つの自由形成プロングとを有する。プロングのベースは、基材 に接合されており、シャンクはこのベースと隣接し且つこのベース外方に突出し ている。係合手段はシャンクに接合されており、シャンクの周囲を越えて横方向 に突出している。シャンクは、基材の平面に対して垂直方向以外の方向に配向さ れている。シャンクは、前縁及び後縁を有し、これらは前縁角度及び後縁角度を 夫々構成する。前縁角度及び後縁角度は、互いに実質的に異なっており、そのた め、シャンクの側部は平行でない。シャンクは、更に、方位角を有する。この方 位角は、機械方向に対して約1″乃至約180°、好ましくは、約20”乃至約 160°である。
ファスニングシステムは、処理を行うため感熱材料をその粘性を減少させるのに 十分に、及び好ましくは少なくとも一つのその融点まで加熱する工程を有する方 法に従ってつくるのがよい。加熱した材料の別個の量を付着するための手段か設 けられている。材料が接合されるべき基材は、第1方向に材料を付着するための 手段に対して移送される。材料は、移送された基材上に別個の量で付着される。
次いで、材料の別個の量を基材の平面にほぼ平行なベクトル成分を持つ方向に延 伸する。延伸した材料を切断して遠位端及び係合手段を形成し、約1″乃至約1 80@、好ましくは、約20″乃至約160°の方位角をシャンクに付ける。
本発明の方法に従って形成されたファスニングシステムの例示の適当な非限定的 使用は、おむつのような使い捨て基材衣料と関連している。本発明の一つの使用 のこの例を以下に詳細に説明する。
図面の簡単な説明 本明細書は本発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する請求の範囲で終わる けれども、本発明は、同じ要素には同じ参照番号が附してあり、関連した要素は 一つ又は二つのプライムを加えるか数字を100だけ増大させることによって示 しである関連した図面を参照して以下の説明を読むことによって更に良く理解さ れるであろう。
第1図は、係合手段がほぼ同じ方向に配向された、本発明のファスニングシステ ムの斜視図であり、第2図は、第1図に示すファスニングシステムの一つのプロ ングの側面図であり、 第3図は、はぼ半球形彫状の係合手段を持つ第2実施例の側面図であり、 第4図は、本発明のファスニングシステムを形成するのに使用できる一つの装置 の概略側面図であり、第5図は、係合手段がほぼ無作為な方向に配向された、本 発明のファスニングンステムの斜視図であり、第6図は、上シート及びコアを部 分的に断面で示す、本発明のファスニングシステムを使用した使い捨て基材衣料 の斜視図であり、 第7図は、約90″の方位角を持つ一つのプロングの平面図であり、 第8図は、方位角を持つプロングを備えた本発明のファスニングシステムを形成 するのに使用できる一つの装置の一部だけを示す正面図であり、 第9図は、方位角を持つプロングを備えた本発明のファスニングシステムを形成 するのに使用できる第2の装置の平面図である。
実施例 本発明のファスニングシステム20は、少なくとも一つのプロング22、及び好 ましくは第1図に示すように基材24に所定のパターンで接合されたプロング2 2のアレイを有する。プロング22は、ベース26、シャンク28、及び係合手 段30を有する。プロング22のベース26は、基材24と接触し且つこれに貼 付いており、シャンク28の近位端を支持する。シャンク28は、基材24及び ベース26から外方に突出している。シャンク28は、係合手段30に接合され た遠位端で終端する。
係合手段30は、シャンク28がら半径方向横方向に一つ又はそれ以上の方向に 突出しており、フック形状の枝と類似している。本明細書中で使用されているよ うに、「横方向」という用語は、考慮を払うべき主要なプロング22のところで 基材24の平面にほぼ平行なベクトル成分を持つということを意味する。係合手 段3oは、シャンク28の周囲から横方向に突出することによって、相補的な受 入れ表面(図示せず)に固定することができる。係合手段30はプロング22の 遠位端に接合されており、好ましくはこれと隣接している。係合手段3oは、ベ ース26とシャンク28の遠位端との間の所定位置でプロング22に接合されて いるのがよいということは明らかである。
プロング22のアレイは、以下に説明し特許請求する自由形成プロング22を形 成する方法を含む任意の適当な方法で形成されるのがよい。本明細書中で使用さ れているように、「自由形成」という用語は、金型キャビティ又は延伸ダイから 固体の形態で即ち決まった形状を備えて取り出されるのでない構造を意味する。
プロング22を独立した基材24上に、溶融した、好ましくは液体の状態で付着 させ、以下に説明する所望の構造及び形状に固化及び好ましくは凝固するまで冷 却する。
プロング22の自由形成アレイは、好ましくは、一般にグラビア印刷として知ら れた方法と同様の製造方法で形成される。この方法を使用し、第4図に示すよう に、両面を持つ基材24を全体に円筒形の二つのロール、即ち印刷ロール72及 び受けロール74のニップ70間に通す。ロール72及び74は、はぼ平行な中 心線を有し、基材24がニップ70を通過する際にこの基材と接触した関係に維 持される。印刷ロール72と呼ばれる一方のロールは、基材24上に付着される べきプロング22の所望のパターンと対応するセル76と呼ばれる端の閉じた盲 キャビティのアレイを有する。受はロール74と呼ばれる第20−ルは、基材2 4がニップ70を通過するとき、基材24を印刷ロール72に対して位置決めす る反作用を印刷ロール72に加える。プロング22が形成されるべき液状の感熱 材料、好ましくは熱可塑性材料は、トラフ80のような加熱された供給源から供 給される。
この感熱材料は、印刷ロール72がその中心線を中心に回転するとき、セル76 内に導入される。感熱材料を収容したセル76は、基材24との接触が行われる までこの感熱材料を搬送し、この材料を基材24上に所望のパターンで付着させ る。
基材24とロール72及び74との間の相対移動が続くとき、プロング22は、 基材24の平面にほぼ平行な横方向成分で延伸され、シャンク28及び係合手段 30を形成する。最後に切断手段78で係合手段30からプロング22のモイル が切断される。プロング22は、熱可塑性材料の粘弾性により収縮する。プロン グ22は、重力の作用で引っ込み、冷却中に収縮が起こるものと考えられる。プ ロング22は、次いで、冷却し、好ましくは凝固してシャンク28と隣接した係 合手段30を持つ固体構造になる。
ファスニングシステム20は、相補的な受入れ表面に固定される。本明細書中で 使用されているように、ファスニングシステム20の係合手段30が固定される 「受入れ表面」という用語は、係合手段30に対して相補的な、一つ又はそれ以 上のストランド又はファイバによって構成された、密接して並んだ開口部を備え た露呈面を持つ任意の平面又は表面に関し、変形例では、露呈面は、係合手段3 0が捕捉されるようになり、干渉なしでは用量口部又は局部的な弾性変形により 、係合手段30を受入れ表面の平面内に入れることができ、この際、開口部(又 は変形を受けた領域)間に介在された受入れ表面のストランド(又は変形を受け ていない領域)は、使用者が望むか或いはファスニングシステム20の引き剥が し強度又は剪断強度のいずれかを越えるまで、ファスニングシステム20が引き 出されたり解放されたりしないようにする。受入れ表面の平面は平らであっても よいし湾曲していてもよい。
ストランド又はファイバを持つ受入れ表面は、ストランド又はファイバ間の開口 部が、少なくとも一つの係合手段30が受入れ表面の平面内に侵入できるような 大きさである場合、及びストランドが係合手段30によって係合又は捕らえられ るような大きさである場合、「相補的」であるということができる。局部的に変 形できる受入れ表面は、少なくとも一つの係合手段30が受入れ表面の平面に局 部的な乱れを引き起こすことができる場合、「相補的」であるという。この乱れ は、受入れ表面からのファスニングシステム20の取り外し即ち分離に抗する。
適当な受入れ表面には、網状フオーム、ニラテッド織物、不織材料、及びニュー ハンプシャ−HマンチェスターのベルクロUSA社が販売しているベルクロとい う商標のループ材料のようなスティッチボンデッドルーブ材料が含まれる。特に 適当な受入れ表面は、サウスキャロライナ州スバータンバーグのミリケン社が販 売しているスティッチボンデッド織物第970026番である。
第2図を再び参照してファスニングシステム20の構成要素を更に詳細に検討す ると、ファスニングシステム20の基材24は、ファスニングシステム20の個 々のプロング22間で引裂きゃ分離が起こらないようにするのに十分強くなけれ ばならず、プロング22が容易に接着する表面でなければならず、そして使用者 の思いどおりに固定されるべき物品に接合できなければならない。
本明細書中で使用されているように、「接合」という用語は、第1部材即ち第1 構成要素を第2部材即ち第2構成要素に直接的に又は間接的に取り付けた即ち連 結した状態に関し、間接的に取り付けた即ち連結した状態では、第1部材即ち第 1構成要素が中間部材即ち中間構成要素に取り付けられ即ち連結され、この中間 部材即ち中間構成要素が第2部材即ち第2構成要素に取り付けられ即ち連結され ている。第1部材即ち第1構成要素と第2部材即ち第2構成要素との間の関連は 、物品の寿命に亘って保持されるようになっている。「基材」は、一つ又はそれ 以上のプロング22が接合される露呈面である。
基材24は、従来の製造方法を維持するため、所望の形体に曲げたり撓めたりで きるようにロール状にでき、可撓性でなければならず、また、その上に付着され る液状のプロング22が凝固するまで溶けたり悪影響を被ることなく液状のプロ ング22の熱に耐えることができなければならない。更に、基材24は種々の幅 で利用できるものでなければならない。適当な基材には、ニラテッド織物、織布 、不織布、ゴム、ビニール、フィルム、特定のポリオレフィンフィルム、及び好 ましくはクラフト紙が含まれる。1d当たり0.08kg(3000平方フイー ト当たり50ボンド)の坪量のクラフト紙が適することがわかっている。
ベース26は、プロング22のほぼ平らな部分てあり、基材24に取付けられ、 プロングのシャンク28の近位端と隣接している。本明細書中で使用されている ように、「ベース」という用語は、基材24と直接接触し、プロング22のシャ ンク28を支持するプロング22の部分に関する。ベース26とシャンク28と の間の境界を明らかにする必要はない。使用中にシャンク28がベース26から 分離しないということ、及びベース26が基材24から分離しないということだ けが重要である。ベース26の断面は、構造上の十分な一体性、及び従ってファ スニングシステム20の所望の引き剥がし強度及び剪断強度についてプロング2 2のパターンの密度及び個々のプロング22のシャンクの長さに基づいた面積を 提供しなければならず、及び、更に、基材24に対して適切な接着を提供しなけ ればならない。長いシャンク28を使用する場合には、基材24に対する十分な 接着及び適当な構造上の一体性を提供するため、ベース26は、一般に、断面積 が大きくなければならない。
基材24上でのベース26の脚プリントの形状は重要でなく、構造上の大きな一 体性及びかくして大きな引き剥がし強度を拡大した方向で提供するように任意の 方向で拡大できる。本明細書中で使用されているように、「脚プリント」という 用語は、基材24上でのベース26の平らな接触面積に関する。脚プリントの大 きさのアスペクト比は大き過ぎてはならず、アスペクト比が大き過ぎる場合には 、プロング22は、力が脚プリントの 短い方の側部に平行に加わる場合、安定 しない。約1.5二1以下のアスペクト比が好ましく、はぼ円形の脚プリントが 更に好ましい。
本明細書中に説明した実施例については、はぼ円形形状の脚プリントを持つ約0 .76mm乃至1.27iim(0,030インチ乃至0.050インチ)の直 径を持つベース26が適当である。特定方向での引き剥がし強度及び剪断強度が 大きいファスニングシステム20を作ろうとする場合には、この特定方向と直交 する軸線に対する強度及び構造上の一体性が増大するように、ベース26の断面 積をこのような方向で拡大するように変更するのがよい。このように変更すると 、プロング22は、ベース26の拡大方向に引っ張った場合に更に強いものとな る。
シャンク28はベース26と隣接しており、ベース26及び基材24から外方に 突出している。本明細書中で使用されているように、「シャンク」という用語は 、ベース26と係合手段30との中間にあり且つこれらと隣接したプロング22 の部分に関する。シャンク28は、基材24からの係合手段30の長さ方向間隔 を構成する。
本明細書中で使用されているように、「長さ方向」といつ用語は、プロング22 のベース26での基材24の平面に向かうベクトル成分を持つ方向であると特定 されていない限り、基材24から遠ざかるベクトル成分を持つ方向を意味し、こ の方向はプロング22のベース26での基材24の平面までの垂直方向距離を増 大する。
各プロング22のシャンク28及びベース26には始点36が関連している。シ ャンク28の「始点」は、ベース26の中央と考えることのできる点であり、代 表的には、ベース26の脚プリント内にある。始点36は、プロング22を側面 図から見ることによって見つけられる。「側面図」というのは、シャンク28及 びベース26に半径方向で向かう任意の方向であり、この方向は、更に、基材2 4の平面に対して平行である。ファスニングシステム20を以下に説明し特許請 求する方法で製造する場合には、始点36を決定するとき、プロング22をニッ プ70を通る基材24の移動に対して機械方向及び機械に対して横方向で見るの が好ましい。しかしながら、これは必要なことではない。
考慮する特定の側面図についてのベース26の脚プリントの遠位縁部間の横方向 距離をめ、この距離を部分し、このような図についてベース26の中間点を明ら かにする。ベース26の脚プリントを、考慮する特定の側面図について部分する とき、(基材24に取り付けるときに生じ易い筋や凹凸のような)些細な不連続 は無視される。この点がシャンク28の始点である。
シャンク28は、基材24の平面と角度αをなす。本明細書中で使用されている ように、「基材の平面」という用語は、考慮する主要なプロング22のベース2 6にある基材24の平らな表面に関する。角度αは、以下のように決定される。
プロング22を外形図で見る。プロング22の「外形図」は二つの特定の側面図 のうちの一方であり、以下のようにしてめられる。最大横方向突出38を持つ方 向が明らかになるように、プロング22を側面図から目で調べる。「横方向突出 」は、このような図におけるベース26の中心、即ちシャンク28の始点36か ら、このような図で見ることのできるプロング22上の横方向最遠方の点の突出 までの、このような点を基材24の平面に向かって下方に長さ方向に即ち垂直方 向に投影したときの、基材24の平面に対して横方向に平行にとった距離である 。
最大横方向突出38は、始点36からシャンク28の外周即ち係合手段30まで の突出であるということは当業者には明らかであろう。横方向突出38を最大に するプロング22の側面図が、このようなプロングの外形図である。更に、フ7 スニングシステム20を以下に説明し且つ特許請求する方法で製造し、最大横方 向突出38が全体に機械方向に配向されている場合には、外形図は機械方向に対 して横方向で見た図であるということもまた当業者には明らかであろう。最大横 方向突出38が全体に機械方向に対して横方向に配向されている場合には、外形 図は、機械方向で見た図であるということもまた明らかであろう。第2図に示す 側面図は、プロング22の外形図のうちの一つである。図示の外形図とはほぼ1 80″反対側からの別の外形図(最大横方向突出38が図面を見る人の左に向い ている)もあるということは当業者には明らかであろう。これら二つの外形図の いずれも、以下に説明する手段及び使用にほぼ同様に適している。
シャンク28の始点36は、プロング22について1文中で説明したように、外 形図でめられる。次いで、外形図でプロング22を維持した状態で、基材24の 平面からの垂直方向距離が最も大きいプロング22の点即ちセグメントのところ で基材24の平面にほぼ平行な仮想切断平面40−40がプロング22の周囲と 接するようにする。これは、プロング22の最も高い部分と対応する。次いで、 基材24の平面からの前記垂直方向距離の3/4の長さ方向高さのところで仮想 切断平面4〇−40がプロング22と交差するように、仮想切断平面40−40 を、高さが最も高い点から基材24にこのような最も大きい垂直方向距離の1/ 4近づける。
次に、仮想切断平面40−40を使用してプロング22上の三つの点を決定する 。第1の点は、切断平面がプロング22の前縁42と交差する点であり、この点 を75%前縁点44と呼ぶ。「前縁」は、基材24の平面から長さ方向に遠ざか るシャンク28の周囲の頂部である。第2の点は、プロング22の中心を通って 約180’に配置され、この点は、切断平面40−40がプロング22の後縁4 6と交差する点であり、この点を75%後縁点48と呼ぶ。「後縁」は、基材2 4に長さ方向に向かうシャンク28の周囲の頂部であり、前縁42のほぼ反対側 に配置されている。勿論、これら二つの点を結ぶ直線は切断平面40−40内に あり、これを部分して仮想切断平面40−40の中間点47を得る。
次いで、仮想切断平面40−40の中間点47とベース26にあるシャンク28 の始点36を結ぶ直線を引く。
この線と基材24の平面とのなす角度αがシャンク28の角度αである。
換言すると、シャンク28が基材24の平面に対してなす角度αは、任意の側面 図でめられた切断平面中間点47と始点36とを結ぶ線が垂線と構成する角度の 90°余角である。従って、シャンク28、及び特定的には始点36に半径方向 に向かう、基材24の平面にほぼ平行であり且つ前記垂線と直交する任意の方向 でこの線を見たときの、基材24の平面に対する最も小さい角度、がシャンク2 8の角度αである。最大横方向突出38が機械方向に配向されたプロング22を ほぼ機械方向又は機械方向から約180°の方向で見たとき、又は・ 最大横方 向突出38が機械方向に対して横方向に配向されたプロング22をほぼ機械方向 に対して横方向で見たとき、シャンク28の角度αは明らかに約90″である。
しかしながら、上文中で論じたように、計測されるべき角度αは、垂線から大き く外れており、従って、プロング22の外形を、代表的には、機械方向に配向さ れたプロング22については機械方向に対してほぼ横方向から、及び機械方向に 対して横方向に配向されたプロング22についてはほぼ機械方向から見たときに 決定される角度αである。
シャンク28の角度αは、基材24の平面に対してほぼ垂直であるのがよく、又 は、特定方向での引き剥がし強度を増大するため、好ましくは基材24の平面に 対して鋭角をなす関係で配向されている。この特定の方向は、最大長さ方向突出 38とほぼ平行である。しかしながら、シャンク28の角度αは、垂線から離れ 過ぎてはならない。離れ過ぎた場合には、方向的に特定された剪断強度を持つフ ァスニングシステム20が得られる。本明細書中に記載した実施例については、 角度αが約45°乃至約80″、好ましくは約65″のシャンク28が優れてい る。シャンク28の角度が約80″以下である場合には、シャンク28は基材2 4の平面に対して垂直方向に配向されていないと考えられる(横方向配向は関係 ない)。
仮想切断平面40−40及び外形図は、基材24の平面に対する前縁42及び後 縁46の角度を決定するのにも使用できる。これらの角度を決定するため、75 %前縁点44及び75%後縁点48を上文中で説明したようにめる。ベース26 でのベース前縁点50は、以下のように見つけられる。外形図で見てベース26 を通る線をシャンク28の前縁42と交差させる。この交点が「ベース前縁点」 である。上述のように、基材24に取付けられるベース26近くでのシャンク2 8の些細な不連続は、ベース前縁点50を決定するときに考慮に入れない。75 %前縁点44とベース前縁点50とを直線で結ぶ。この直線が基材24の平面と 角度βLをなし、この角度は始点36即ちシャンク28の中心の方向に開放して いる。角度βLを、前縁42の角度、又は簡単に前縁角度と呼ぶ。
ベース後縁点52は、ベース前縁点50からベース26の中心を通って180D のところに配置され、以下のようにしてめられる。外形図で見てベース26の脚 プリントを通る線をシャンク28の後縁46と交差させる。この交点が「ベース 後縁点」である。上述のように、基材24に取付けられるベース26近くでのシ ャンク28の些細な不連続は、ベース後縁点52を決定するときに考慮に入れな い。上述のように、75%後縁点48とベース後縁点52とを直線で結ぶ。この 直線が基材24の平面と角度βTをなし、この角度は始点36即ちシャンク28 の中心の方向に開放している。角度βTを、後縁46の角度、又は簡単に後縁角 度と呼ぶ。前縁42及び後縁46、角度βL及びβTがシャンク28の側部の平 行を構成する。前縁42及び後縁46の角度βL及びβTが互いに相補的でない (加えて約180°の算術和にならない)場合には、シャンク28の側部は平行 でない。シャンク28の側部が平行でない場合には、角度βLを構成する直線( ベース前縁点50と75%前縁点44とを結ぶ)及び角度βTを構成する直線( ベース後縁点52と75%後縁点48とを結ぶ)は、基材24の平面の上方又は 下方のいずれかで交差する。前縁42及び後縁46の角度βL及び5丁が等しく なく、これらの角度を構成する線が基材24の平面の上方で(ベース26の長さ 方向外方に)交差する場合には、プロング22は、ベース26から遠位端及び係 合手段30に向かって先細になっている。前縁42及び後縁46の角度βL及び βTが同じ方向を持っており、即ち同じ方向に配向されている場合にのみ、補角 の大きさは、同じであるように決定された前縁42及び後縁46の角度βL及び βTであり、シャンク28の側部は平行である。
基材と約45°±30″の角度をなす前縁角度βLを形成する前縁42を持つ、 シャンク28が適当である。
基材と約65°±30″の角度をなす前縁角度βTを形成する後縁46が適当で ある。前縁42及び後縁46の角度βL及びβTがこの範囲内にあり、有利には 、プロング材料を過度に必要とすることなく高い剪断強度及び引き剥がし強度を 提供するように基材24に対して配向されたテーバしたシャンク28を得るため シャンク28の角度αが上述の範囲内にあるシャンク28が優れている。
以上の計測は、ニューシャーシ−Hマウンテンレークのレームーハート社が販売 しているゴニオメータ100−00 115型を使用して容易に行われる。更に 精密に計測するのが所望である場合には、外形図、始点36、切断平面40−4 0.前縁角度βL1後縁角度βT1ベース点50.52.75%点44及び48 、及びシャンク28の角度αの決定をプロング22の写真を撮ることによって有 利に行うことができるということは当業者には理解されよう。マサチューセッツ 州ニューベッドフォードのアムレー社が販売している走査型電子顕微鏡1700 型がこの目的で特に優れていることがわかっている。必要であれば、最大横方向 突出38、及び従っていずれの外形図を使用するかを決定するのに何枚かの写真 を撮るのがよい。
ンヤンク28は、係合手段3oの高さを基材24がら十分に離間する距離だけベ ース26がら長さ方向に突出していなければならない。係合手段3oは、これに よって、受入れ表面のストランドを容易に捕らえ、即ちこうしたストランドと容 易に係合する。比較的長いシャンク28には、受入れ表面内に更に深く侵入でき 、そのため係合手段3Qがより多数のストランド又はファイバを捕らえることが できる即ちこれらと係合できる、という利点がある。逆に、長さが比較的短いシ ャンク28には、強度が比較的大きいプロング22を得るという利点があるが、 こうしたシャンクは、これに対応して、受入れ表面への侵入が小さく、従って、 ストランド又はファイバの密度が低い羊毛又は緩くスティッチボンデッドされた 材料のような受入れ表面には不適である。
ニット材料又は織物材料の受入れ表面を使用する場合には、基材24から最も高 い高さの点即ちセグメントまでの長さ方向長さが約0.5■(0,020インチ )、好ましくは少なくとも約0.7111(0,028インチ)の比較的短いシ ャンク28が適している。キャリパが約0.9+m(0,035)以上の高ロフ ト材料の受入れ表面を使用する場合には、少なくとも約1.2mm(0,04フ インチ)、好ましくは少なくとも約2.0m5(0,079インチ)の長さ方向 寸法を持つ比較的長いシャンク28が更に適している。シャンク28の長さが増 大し、これに伴って剪断強度が減少するにつれて、ファスニングシステム20の プロング2oの密度を増大させてこのような剪断強度の低下を補償するのがよい 。
上述のように、シャンク28の長さ方向長さが基材24からの係合手段30の長 さ方向間隔を決定する。
「長さ方向間隔」は、基材24の平面がら係合手段3゜の周囲まての垂直方向最 短距離である。一定の外形を持つ係合手段30については、シャンク28の長さ 方向長さか大きくなるにつれて係合手段30の基材24からの長さ方向間隔が大 きくなる。ファスニングシステム2゜の係合手段30は、所定の受入れ表面のス トランド又はファイバの直径の少な(とも約2倍、好ましくはこのようなストラ ンド又はファイバの直径の約10倍の長さ方向間隔であるとき、このようなスト ランド又はファイバを良好に捕らえ、係合し、保持する。本明細書中に説明した 実施例については、約0.21乃至約0.8■(0,’008インチ乃至0.0 3インチ)の長さ方向間隔を持つプロング22が優れている。
シャンク28の断面形状は重要でない。かくして、シャンク28は、ベース26 の断面に関する上述のパラメータに従った任意の所望の断面を持つのがよい。「 断面」は、シャンク28又は係合手段30に垂直にとったプロング22の任意の 部分の平らな領域である。上述のように、シャンク28は、シャンクの遠位端及 びプロング22の係合手段30に長さ方向に及び横方向に近づくにつれて断面が 減少するように、好ましくは、テーバしている。この構成は、シャンク28及び 係合手段30の慣性モーメントをこれに対応して減少させ、その結果、ファスニ ングシステム20に分離力を加えたとき、プロング22にほぼ一定の応力が加わ り、これによって、プロング22に組み込まれる余分な材料の量を減少させる。
広範なプロング22の大きさに亘って所望の外形を維持するため、プロング22 の計測を行うのにほぼ一定の断面積比を使用することができる。プロング22の 全テーバを制御する1つの比は、プロング22の最も高い高さでのベース26の 断面積のプロング22の断面積に対する比である。「最も高い高さ」という語は 、基材24の平面からの垂直方向距離が最も大きいシャンク28又は係合手段3 0の点又はセグメントに関する。代表的には、ベース26の断面積の最も高い高 さの断面積に対する比が約4:1乃至約9:1のプロング22が優れている。
上述のように、約0.76mm乃至約1.27av(0,030インチ乃至約0 .050インチ)のベース26の直径から約0.41mm乃至約0.51mm( 0,016インチ乃至0.020インチ)の最も高い高さの直径までテーバする ほぼ円形のシャンク28が本明細書中で論じる実施例について優れていることが わかった。特定的には、最も高い高さでの直径が約0.461(0,018イン チ)のほぼ円形形状の断面は、最も高い高さでの断面積を約0.17m(0,0 003平方インチ)とする。約1.0mm(0,040インチ)のほぼ円形形状 のベース26の断面は、ベース26の断面積を約0.81sj (0,0013 平方インチ)にする。この構造では、ベース26の断面積の最も高い高さでの断 面積に対する比を約5:1にする。この比は上述の範囲内である。
係合手段30はシャンク28に接合されており、好ましくはンヤンク28の遠位 端と隣接している。係合手段30は、シャンク28の周囲から遠ざかるように外 方に突出しており、長さ方向に突出した、即ち基材24に向かう又は基材24か ら遠ざかる、ベクトル成分を有する。
本明細書中で使用されているように、「係合手段」という用語は、シャンク28 に対して横方向の任意の突出に関しくシャンク28の周囲の些細な凹凸でなく) 、この突出が受入れ表面からの分離即ち取り外しに抵抗する。
「周囲」という用語はプロング22の外面を意味する。
「半径方向」という用語は、ベース26の脚プリントのほぼ中央の始点36を通 る基材24に対する垂線からの又はこれに向かう方向を意味する。
詳細には、横方向突出は、基材24の平面に平行で且つこの平面に向かうベクト ル成分を有する。係合手段30及びシャンク28は横方向ベクトル成分及び長さ 方向ベクトル成分の両方を持つということは理解されよう。
シャンク28の遠位端の終末部の先が尖っていること、又はシャンク28と係合 手段30との間の境界がはっきりしていないことは重要でない。係合手段30が 基材24の平面に平行で且つこれに面するベクトル成分を持つ面を持つように、 シャンク28の周囲の長さ方向に配向された面が断続することだけが必要なので ある。
係合手段30とシャンク28の横方向突出は、所望に応じていずれかが大きいの がよい。添付図面に示すように、係合手段30は、好ましくは、全体に弧状をな しており、内油した曲線を有するのがよい。係合手段30が内油した曲線を有す る場合には、係合手段30は、ベース26の基材24又はベース26から横方向 に間隔を隔てられた位置に長さ方向に近づくセグメントを存する。
このセグメントは、始点36に向かって半径方向に差し向けられる必要はないが 、シャンク28に向かって横方向に差し向けられている。
ファスニングシステム20の各プロング22の係合手段30は、指向性が比較的 小さい引き剥がし強度が所望である場合には、はぼ同じ方向で横方向に延びてい るのがよく、或いは、はぼ等方性の引き剥がし強度を任意の横方向で提供するよ うに無作為に配向されているのがよい。係合手段30は、シャンク28の一方の 側から太きく突出したフック形状の枝であるのがよく、全体に凸状の外形を構成 し、受入れ表面の開口部に侵入して受入れ表面のストランド又はファイバを係合 手段30の内油率半径54のところで捕らえる。係合手段30と受入れ表面のス トランド又はファイバとが干渉することによって、ファスニングシステム20の 引き剥がし強度即ち剪断強度が大きくなるまで、ファスニングシステム20が受 入れ表面から離れないようにする。係合手段30の横方向突出は大き過ぎてはな らない。大き過ぎる場合には、係合手段30は受入れ表面の開口部に侵入できな い。係合手段30の断面は、受入れ表面の開口部に侵入できるような大きさでな ければならない。
所与の密度のプロング22のアレイを持つファスニングシステム20の所望の引 き剥がし強度及び剪断強度に適合させるのに十分な剪断強度及び曲げ強度を提供 する構造上の一体性を係合手段30が備えている限り、係合手段30の断面積や 外形は重要でない。本明細書中に説明した実施例については、ベース26の中央 から遠方の横方向周囲までの最大横方向突出38が約0.79■S乃至0.90 m纜(0,03インチ乃至0.04インチ)のフック形状をなした係合手段30 が適している。
プロング22のアレイは、ファスニングシステム20の特定の用途で必要とされ る引き剥がし強度及び剪断強度を得るため、所望の任意のパターン及び密度をも つアレイであるのがよい。一般に、アレイの密度が増大すると、剪断強度はこれ に正比例して増大する。個々のプロング22は、隣接したプロング22の係合手 段30と干渉したり、こうした係合手段が受入れ表面のストランド又はファイバ を捕らえることを妨げたりしないように密接して並んでいてはならない。プロン グ22が非常に密接して並んでいる場合には、受入れ表面のストランド又はファ イバの圧縮またはもつれが起こり、ストランド又はファイバ間の開口部を閉塞す る。逆に、プロング22は、適当な剪断強度及び引き剥がし強度のファスニング システム20を提供するため、非常に大きく間隔を隔てられているために基材2 4の面積を過度に必要とするものであってはならない。
各プロング22が隣接したプロング22からほぼ等間隔に間隔を隔てられている ように、プロング22を列をなして配置するのがよい。これらの列は、以下に説 明し且つ特許請求する製造方法に従って機械方向及び機械方向に対して横方向に 配向されているのがよい。全体として、プロング22の機械方向の列及び機械方 向に対して横方向の列の各々は、分離力をファスニングシステム20及び受入れ 表面に加えたとき、フ7スニングシステム20及び受入れ表面全体に亘ってほぼ 均等な応力場を提供するため、隣接したプロング22の機械方向の列及び機械方 向に対して横方向の列から等間隔に間隔を隔てられていなければならない。
本明細書中で使用されているように、「ピッチ」という用語は、隣接した列のプ ロング22のベース26の脚プリントの中心間で機械方向又は機械方向に対して 横方向のいずれかで計ill した距離に関する。代表的には、両方向でのピッ チが約1.0:2g+m乃至約5.081(0,04インチ乃至0.20インチ )のプロング22のアレイを持つファスニングシステム20が適当であり、約2 .03i11(0,08インチ)のピッチが好ましい。
機械方向に対して横方向の隣接した列は、好ましくは、機械方向に対して横方向 の隣接した列間の機械方向での距離を二倍にするため、機械方向に対して横方向 にほぼ半ピツチずらされる。
プロング22は、機械方向及び機械方向に対して横方向の両方向でプロング22 が1cm当たり約2列乃至約20列(1インチ当たり5列乃至50列)、好まし くは、各方向で1cm当たり約9列(1インチ当たり23列)設けられた、プロ ング22のアレイを持つIC112の格子上にマトリックスをなして配置された ものと考えることができる。この格子は、1 cm2の基材24に対しプロング 22を約4個乃至約400個(1平方インチ当たり25個乃至2500個)持つ フ7スニングシステム20を提供する。
ファスニングシステム20のプロング22は、固化スると安定し且つ形状を保持 するが、ファスニングシステム20に分離力を加えた場合に破損する程脆くない 任意の感熱材料でつくられているのがよい。本明細書中で使用されているように 、「感熱」という用語は、加熱すると固体状態から液体状態へ徐々に変化する材 料を意味する。破Iiiは、プロング22が折れた場合、又は分離力が加わった 状態で及び分離力を加えたときに反作用を維持出来ない場合に起こると考えられ ている。好ましくはこの材料はASTM規格第D−638号に従って計測して約 24600000 kg/ゴ乃至31600000 kg/ゴ(1平方インチ当 たり3500ポンド乃至45000ポンド)の弾性引張係数を持っている。
更に、プロングの材料は、シャンク28を延伸することができ且つ係合手段30 を以下に記載する製造方法に従って容易に形成できるように、処理を容易に行う のに十分低い融点、及び材料の融点近くの温度で粘着性及び高い稠度を提供する 比較的高い粘性を持っていなければならない。プロング22の構造、詳細には係 合手段30の形状に影響を及ぼすパラメータを大きく変化させることができるよ うに、プロング22は粘弾性でなければならないということもまた重要である。
基材24への適用温度において約20乃至約100パスカル秒の複素粘性を持つ 材料が適当である。
粘性は、10ヘルツの採取周波数及び10%の材料の歪の動的作動モードを使用 してレオメトリックス800型機械式スペクトロメータで計測するのがよい。デ ィスク及びプレート型の外形が好ましく、特定的には、約12.5mmの半径を 持ち、ディスクとプレートとの間の間隔が約1.0+iのディスクを用いて行わ れる。
プレート22は、好ましくは、熱可塑性材料でできている。「熱可塑性」という 用語は、熱又は圧力が加わった状態で流動する感熱材料の、架橋されていないポ リマーに関する。ホットメルト接着剤熱可塑性プラスチックが本発明のファスニ ングシステム20を、特に、以下に説明し特許請求する方法に従って製造する上 で特に優れている。本明細書中で使用されているように、「ホットメルト接着剤 」という用語は、室温では通常は固体であり高温で流体になり、溶融状態で適用 される熱可塑性成形材料に関する。ホットメルト接着剤の例は、10020、ニ ューヨーク州ニューヨークの135西50番街のパンツストランドラインホール ド社が1977年に発行した「接着剤ハンドブック」第二板アービングスケイル ト著で見つけることができる。同文献について触れたことにより、この文献に開 示されている内容は本明細書中に組み入れたものとする。ポリエステル及びポリ アミドのホットメルト接着剤が特に適しており、好ましい。本明細書中で使用さ れているように「ポリエステル」という用語及び「ポリアミド」という用語は、 夫々エステル基及びアミド基が繰り返す連鎖を意味する。
ポリエステルのホットメルト接着剤を選択した場合には、約194℃で約23± 2パスカル秒の複素粘性を持つ接着剤が優れていることがわかった。ポリアミド のホットメルト接着剤を選択した場合には、約204℃で約90±10パスカル 秒の複素粘性を持つ接着剤が優れていることがわかった。マサチューセッツ州ミ ドルトンのボスティック社が7199番として販売しているポリエステルのホッ トメルト接着剤が優れていることがわかった。イリノイ州カンカーキーのヘンケ ル社がマクロメルト6300の商標で販売しているポリアミドのホットメルト接 着剤が優れていることがわかった。
第3図に示すファスニングシステム20“の第2実施例では、係合手段30“は 、全体に半球(マツシュルーム)形状である。「半球」という用語は、全体に丸 味を帯びた形状を意味し、多くの方向に突出し、半球及び球を含むか標準的な形 状に限定されない。この形状、特定的には全体に球状をなした形状の係合手段3 0°の構造は、代表的には、係合手段30’を受入れ表面から外すときの受入れ 表面の乱れが小さくなるという利点を有する。これは、受入れ表面にもたらされ る目に見える損傷を少なくすることによって、受入れ表面を何回も再使用できる ようにする。半球形形状の係合手段30°を選択した場合には、シャンク28゛ は、好ましくは、基材24′の平面とほぼ直交した状態になり、受入れ表面の開 口部への侵入を簡単にし、係合手段30°を受入れ表面から外すときに受入れ表 面に加わる損傷を少なくする。
約70″乃至約90″の角度α°を持つシャンク28″が適している。
適正な釣合いを持ち、全体に半球形形状の係合手段30゛を持つプロング22゛ を形成するため、係合手段30°は、受入れ表面のストランドを捕らえるのに十 分な横方向距離だけシャンク28°の周囲から半径方向に突出していなければな らないが、シャンク28°が係合手段30’の質量をしっかりと支持できなかっ たりシャンク28′がその他の理由で不安定である程突出してはいない。シャン ク28゛の角度α“が減少するにつれて、即ち垂線から離れるにつれて、シャン ク28゛の構造上の一体性に対する係合手段30′の質量及び断面積が更に重要 になる。
ベース26゛の最も高い高さまでの断面積と直径の比が上述の通りでシャンク2 8゛の角度α°が約80@のテーバしたシャンクが優れている。最も高い高さの 計測は、シャンク29′の最も高い高さから行われ、係合手段30から行われる のでないということは理解されよう。
シャンク28゛から係合手段30までに滑らかな移行部がなく、シャンク28゛ と係合手段30°との間の境界が容易に決定される実施例については、第3図に 示すように、仮想切断平面40’−40’は、基材24°の平面から基材24′ の平面に長さ方向で最も近い係合手段30゛の点に接する平面までの垂直方向距 離の374である。次いで、切断平面40’−40°を使用してシャンク28“ の角度α′、前縁角度βL′及び後縁角度βT°を上述のように決定する。
係合手段30’は、各横方向で、シャンク28°の遠位端29°の周囲からシャ ンク28′の遠位端29°の直径の少なくとも約25%、好ましくはこのような 直径の少なくとも約38%半径方向に突出していなければならない。換言すると 、シャンク28゛の遠位端29°の直径を1、Oに標準化した場合、係合手段3 0゛の直径は、少なくとも1.5でなければならず、好ましくは、シャンク28 °の遠位端29°の直径の少なくとも一つの1.75倍である。更に、ベース2 6′の直径は、シャンク28″の遠位端29゛の直径の約2.0倍でなければな らない。シャンク28°の高さは、係合手段30゛を基材24°から適正に長さ 方向に離間するため、シャンク28°の遠位端29“の直径の約1.5倍乃至約 2.0倍でなければならない。係合手段30゛の長さ方向寸法は、ンヤンク28 °の遠位端29°の直径の約0.5倍乃至約1.5倍の範囲内にあるのがよい。
第3図のファスニングシステム20°は、第2図のファスニングシステム20の 係合手段30及び遠位端を少なくとも融点まで加熱することによってつくられて いる。
これは、ベース26°及びシャンク28°の近位端が少なくとも融点まで加熱さ れないように係合手段30及びプロング22の遠位端を基材の平面に向かって長 さ方向に差し向けられた熱源に近づけることによって行われる。
適当な方法は、プロングの最も高い高さを、約440℃まで加熱された高温のワ イヤのような熱源の約3.3++v乃至約10.111111(0,1インチ乃 至0.4インチ)内に近づけることである。
プロング22′の前縁角度βL°及び後縁角度βT゛は、半球形形状の係合手段 を持つプロング22°が形成される対応するフック形状の枝形のプロング22の 係合手段の前縁角度及び後縁角度と同じである。これは、第2図の係合手段30 を加熱し溶融し流動して第3図の係合手段30°にするときにシャンク28°の 角度α′及び前縁角度βL°及び後縁角度βT′が実質的に変化しないためであ る。
上述のミリケン970026受入れ表面については、第3図の係合手段30′は 、好ましくは、約0.02911ffi乃至約0.032+am(0,001) の横方向寸法及び長さ方向寸法を有し、ベース26°の直径が約0.30■■m 乃至約0.045ov(0,012インチ乃至0.002インチ)で遠位端29 ゛の直径が0.016av乃至約0.02C1am(0,0006インチ乃至0 .000フインチ)のシャンク28゛上に配置されなければならない。
シャンク28′の遠位端29゛は、基材24゛の平面の上方に約0.44■乃至 約0.50mm+(0,01フインチ乃至0.020インチ)のところに配置さ れなければならず、係合手段30°は、約0.56■■乃至約0.70+gm( 0,022インチ乃至0.028インチ)、好ましくは約0.64■(0,02 5インチ)の横方向突出38゛を持たなければならない。
製造方法 本発明によるフ7スニングシステム20は、変形したグラビア印刷法を使用して 製造されるのがよい。グラビア印刷は、1988年2月27日にシース等に賦与 された米国特許第4,643.130号に示されているように、当該技術分野で 周知である。当該技術分野における一般的な状態を例示するため、同特許につい て触れたことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れた ものとする。第4図を参照すると、基材24は、印刷ロール72及び受けロール の二つのロール間に形成されたニップ70を通過する。ロール72及び74は、 基材24の平面にほぼ平行に配置された互いにほぼ平行な中心線を有する。ロー ル72及び74は、夫々の中心線を中心に回転され、ニップ点70のところでの 表面速度が大きさ及び方向の両方についてほぼ等しい。
所望であれば、印刷ロール72及び受けロール74の両方を外部の原動力(図示 せず)で駆動するか或いは、一方のロールを外部原動力で駆動し、第20−ルを 第10−ルとの摩擦係合によって駆動するのがよい。約1500Wの出力を持つ 交流モータが適当な原動力を提供する。
回転させることによって、ロール72及び74はプロング22を基材24上に付 着させるための付着手段を作動させる。
付着手段は、プロング22の液状材料の温度に適応し、機械方向及び機械方向に 対して横方向の両方向でプロング22間にほぼ均等なピッチを与え、アレイ内で 所望密度のプロング22を得ることができなければならない。
更に、付着手段は、ベース26の直径及びシャンク23の高さが様々なプロング を形成できなければならない。
詳細には、印刷ロール72が、本発明の製造方法に従ってプロング22を基材2 4上に上述の所望のアレイ(又は他のパターン)をなして付着する付着手段を構 成する。
「付着手段」という用語は、液状のプロング材料を嵩量から基材24に個々のプ ロング22に対応する量で転写する任意の手段に関する。「付着」という用語は 、プロング材料を嵩の形態から転写し、こうした材料を個々のプロング22に対 応するユニットをなして基材24上に分けることを意味する。
プロング材料を基材24上に付着させるための1つの適当な付着手段は、印刷ロ ール72上の一つ又はそれ以上のセル76からなるアし・イである。本明細書中 で使用されているように、「セル」という用語は、プロング材料を材料源からキ ャビティ24に転写し、この材料をキャビティ24上に別個のユニットの形態で 付着させる印刷ロール72のキャビティ又は他の構成要素に関する印刷ロール7 2の表面でのセル76の断面積は、プロング22のベース26の脚プリントの形 状とほぼ一致する。セル76の断面は、ベース26の所望の断面とほぼ等しくな ければならない。セル76の深さは、プロング22の長さ方向長さ、特定的には ベース26から最も高さの高い点即ちセグメントまでの垂直方向距離を決定する 要因の一つである。しかしながら、セル76の深さをセル76の直径の約70% 以上に増大すると、プロング22の長さ方向寸法はほぼ一定のままである。これ は、液状プロング材料の全てかセル76から引き出されて基材24上に付着され るわけではないためである。液状プロング材料の表面張力及び粘性により、この 材料のうちの幾分かがセルフ6内に残り、基材24に転写されない。
本明細書中で説明した実施例については、直径の約50%乃至70%の深さを持 つほぼ円筒形形状の盲セル76が適当である。所望であれば、化学蝕刻のような 従来の製造方法に適応するため、セル76は幾分截頭円錐形形状にテーバしてい るのかよい。
截頭円錐形である場合、好ましいテーバを持つシャンク28を形成し、ベースの 最も高い高さに対する上述の比を得るため、セルフのテーバの夾角は約45°を 越えてはならない。セル76のテーバの夾角がこれ以上である場合には、テーバ が大き過ぎるプロング22が形成される。夾角か小さ過ぎる場合、又はセル76 が円筒形である場合には、断面かほぼ均等なシャンク28が形成され、これによ って高応力領域を持つ。本明細書中で説明した実施例については、夾角が約45 ″で、ロール周囲での直径が約0.89am乃至約1.22mm(0,035イ ンチ乃至0.048インチ)で、深さが約0.25m5乃至約0.51mm(0 ,01インチ乃至0.02インチ)のセル76が適当なプロング22を形成する 。
印刷ロール72及び受けロール74は、接着剤を印刷ロール72のセル76から 基材24上に押し出すため、及び対向ロールが外部から駆動されるのでない場合 にはこのロールを駆動するのに十分な摩擦係合を提供するため、これらのロール の中心線を結ぶ線と一致して圧縮されなければならない。受はロール74は、プ ロング材料を印ml a−ルア2から基材24上に付着させるとき、プロング材 料の緩衝を行うため、印刷ロール72よりも幾分軟質であり且つ柔軟でなければ ならない。ショアーAジュロメータ硬度が約40乃至約60のゴム被覆を持つ受 けロール74が適している。ロール72及び74は、約6.4tsm乃至約12 .7trtm(0,25インチ乃至0150インチ)の機械方向での窪みが得ら れるような力で互いに押付けられるのがよい。本明細書中で使用されているよう に、「窪み」という用語は、基材24がニップ70を通過する際の基材24上で の軟質のロールの接触面積に関する。
印刷ロール72は、材料源から基材24上に付着させることによって転写を行っ ているときにプロング22の固化か起こらないようにするため、好ましくは加熱 される。一般的には、印刷ロール72の表面温度は材料源での材料の温度に近い のが望ましい。マサチューセッツ州ミドルトンのボスティックンヤンクが719 9番として販売しているポリエステルのホットメルト接着剤については、約19 7℃の温度の印刷ロール72が優れていることがわかった。
基材24がプロング材料から伝わる熱によって悪影響を受ける場合には、冷却ロ ールが必要とされるということは理解されよう。冷却ロールが所望である場合に は、冷却ロールは、当業者に周知の手段を用いて受けロール74に組み込まれて いるのがよい。ポリプロピレン、ポリエチレン、又は他のポリオレフィン基材2 4を使用する場合には、この装置が必要である。
個々のプロング22を形成するのに使用される材料は、プロング22を基材24 に適用するための適正な温度を与える材料源内に維持されなければならない。代 表的には、材料の融点の僅かに上の温度が望ましい。材料は、その一部又は全部 が液状である場合、「融点」又は融点以上であると考えられる。プロング材料源 が過度に高温に保たれている場合には、プロング材料の粘性は十分でなく、係合 手段30が機械方向で隣接したプロング22に横方向に連結してしまう。材料の 温度が非常に高温である場合には、プロング22は流動して小さな幾分半球形影 状のパドルになり、係合手段30は形成されない。
逆に、材料源の温度が低過ぎる場合には、プロング材料を材料源からこの材料を 付着させるための手段に転写できず、従って、付着手段76から基材24に所望 のアレイ又はパターンで適正に転写することができない。材料源は、機械方向に 対して横方向でほぼ均等な温度分布を材料に与えなければならず、接着剤材料を 基材24上に付着させるための手段と連通していなければならず、プロング材料 が空になったときに再び満たすか或いは新たに供給することを容易に行うことが できなければならない。
適当な材料源はトラフ80であり、このトラフは、セル76を有し且つトラフ8 0と隣接した機械方向に対して横方向の印刷ロール72の部分とほぼ間延である 。上部は、所望に応じて開放していてもよいし閉鎖していてもよい。トラフ80 の機内側は開放しており、そのため、トラフ内の液体材料が印刷ロール72の周 囲を自由に接触でき且つ連通できる。
材料源は、プロング材料を液状に且つ適正な温度に保つため、周知の手段(図示 せず)で外部から加熱される。
好ましい温度は融点以上であるが、この温度以下では、粘弾性の大きな損失が起 こる。所望であれば、均質性を高めるため及び温度分布を一様にするため、トラ フ80内の液状材料を混合し又は循環させるのがよい。
トラフ80の底には、印刷ロール72に適用されるプロング材料の量を制御する ドクターブレード82が並置されている。ドクターブレード82及びトラフ80 は、印刷ロール72の回転時に静止した状態に保持され、ドクターブレード82 はロール72の周囲を拭い、個々のセル76内に入らなかったプロング材料をロ ール72から掻取り、このような材料をリサイクルできるようにする。この構成 により、プロング材料をセル76から基材24に印刷ロール72の周囲にあるセ ル76の形状に従って所望のアレイで付着させることができる。第4図でわかる ように、ドクターブレード82は、好ましくは、水平平面内に配置され、詳細に は、ニップ点70の上流の印刷ロール72の水平頂部に配置されている。
基材24上に付着させた後、プロング22を切断してファスニングシステム20 の係合手段とモイルにする切断手段78でプロング22を印刷ロール72及び付 着手段から切断する。本明細書中で使用されているように、「モイル」という用 語は、プロング22から切断され、ファスニングシステム20の部分を形成しな い任意の材料に関する。
切断手段78は、種々の大きさのプロング22及び係合手段30の横方向突出3 8に適応するように、及び機械方向に対して横方向に亘ってアレイを均等にする ため、調節自在でなければならない。「切断手段」という用語は、モイルをファ スニングシステム20から長さ方向に分離する手段に関する。「切断」という用 語は、モイルをファスニングシステム20から上述のように分割する作用に関す る。切断手段78は清浄でなければならず錆びてはならず、プロング22を酸化 させたリブロング22に腐蝕物や汚染物(モイルのような)を与えてはならない 。適当な切断手段は、ロール72及び74の軸線にほぼ平行に配置され且つ固化 したプロング22の最も高い高さから基材24までの垂直方向距離よりも幾らか 大きい距離だけ24から間隔を隔てられたワイヤである。
好ましくは、ワイヤ78は、加熱されたプロング材料源からプロング材料が離れ るときと切断が行われるときとの間で起こるプロング22の冷却に適応し、係合 手段30の横方向延伸を促すため、溶融プロング材料が切断手段78上に堆積し ないように、電気で加熱される。
更に、切断手段78の加熱は、はぼ均等な形状を持つプロング22のアレイが形 成されるように、機械方向に対して横方向での温度分布を均等にするように行わ れなければならない。
一般に、プロング材料の温度が上昇すると、比較的低温の高温ワイヤ温度切断手 段78の温度を適用できる。
更に、基材24の速度が低下すると、プロング22とモイルとを切断する際に起 こる高温のワイヤ78の冷却が行われる頻度が低くなり、これによって、同じ温 度で比較的ワット数の低い高温のワイヤ78を使用できる。高温のワイヤ78の 温度が増大すると、シャンク28の長さが全体に短いプロング22が得られると いうことを理解すべきである。逆に、シャンク28の長さ及び係合手段30の横 方向長さは、高温のワイヤ78の温度が減少するとき逆の関係で増大する。切断 手段78は切断を行うためにプロング22と実際に接触する必要はない。プロン グ22は、切断手段78が放射する輻射熱で切断されるのがよい。
本明細書中に説明した実施例については、直径が約0.51mm(0,02イン チ)の約343℃乃至約416℃まで加熱した円形断面のニッケルークロムワイ ヤ78が適当であることがわかっている。ナイフ、レーザー切断手段又は他の切 断手段78を上述の高温のワイヤ78に代えてもよい。
プロング22をモイルから切断する前にプロング材料の延伸か起こるような位置 に切断手段78を配置することが重要である。切断手段78が基材24の平面か ら離れ過ぎている場合には、プロング材料は切断手段78の下を通過し、この切 断手段に捕らえられることがなく、非常に長い係合手段30を形成する。この係 合手段は、基材24又は隣接したプロング22から間隔を適正に隔てられない。
逆に、切断手段78が基材24の平面に近過ぎている場合には、切断手段78は シャンクを切断してしまい、係合手段30を形成することができない。
本明細書中に開示した製造方法については、ニップ点70から機械方向で約14 a+m乃至22mm(0,56インチ乃至0.88インチ)、好ましくは約18 1m(0,72インチ)で、受はロール74から約4.8@I乃至7゜9m5( 0,19インチ乃至0.31インチ)、好ましくは約6.4mm(0,25イン チ)で、印刷ロール72から半径方向外方に約1.5+am乃至4,8−m(0 ,06イン チ乃至0.19インチ)、好ましくは約3,3■厘(0,13イン チ)に配置された高温のワイヤ力1らなる切断装置78を適切に位置決めする。
作動では、基材24を付着手段76に対して第1方向に移送する。更に詳細には 、基材24は二・ツブ70を通して移送され、好ましくは巻き上げロール(図示 せず)で引き出される。これは、プロング22を連続的に付着させるための基材 24の清浄な領域を提供し、プロング22を付着させた基材24の部分を取り出 す。基材24がニップ70を通過するときの基材24の主な移送方向にほぼ平行 な方向を「機械方向」と呼ぶ。第4図の矢印75が示す機械方向は、印刷ロール 72及び受けロール74の中心線とほぼ直交している。機械方向に対してほぼ直 交し、基材24の平面に平行な方向を「機械方向に対して横方向」と呼ぶ。
基材24は、ロール72及び74の表面速度よりも約2%乃至約10%大きい速 度でニップ70を通して引っ張られるのがよい。これは、プロング材料を基材2 4上に付着させるための手段からプロング22を切断するための手段78の近く で基材24がパンチングしたり基材に皺ができたりしないようにする。基材24 は、約3m/分乃至約31m/分(毎分10フイート乃至100フイート)で第 1方向にニップ70を通して移送される。
ニップ70を通して基材24を移送する速度によってシャンク28の角度に影響 を及はすごとができる。シャンク角度αか基材24に対する垂線に更に近いプロ ング22か望ましい場合には、基材24の第1方向での更にゆっくりとした移送 速度か選択される。逆に、移送速度を速くすると、シャンク28の角度αが小さ くなり、更に大きな横方向突出38を持つ係合手段30が得られる。
プロング材料の粘弾性を使用し係合手段30を横方向並びに長さ方向で適正に配 向するため、所望であれば、基材24をニップ70の平面から受けロール74に 向かって約35″乃至55″、好ましくは45″の角度γで傾斜させるのがよい 。更にこの構成は、プロング材料をセル76から抜き出し印刷ロール72から引 き出すための更に大きな力を提供する。シャンク28の角度αが小さいのが望ま しい場合には、ニップ7oの平面からの角度γを減少させなければならない。更 に、ニップ70の平面から離れる角度γを大きくすると、大きな横方向突出38 を持つ係合手段30を形成する上で弱いけれども正の効果がある。
プロング材料をセル76から基材24上に付着させた後、ロール72及び74は 第4図の矢印75が示す方向に回転し続ける。これは、移送された基材24とセ ル76との間に相対移動期間を与え、この期間中(切断前)、プロング材料は基 材24と印刷ロール72とを橋渡しする。相対移動中、プロング材料は、切断が 行われてプロング22が印刷ロール72のセル76から分離されるまで延伸され る。本明細書中で使用されているように、「延伸」という用語は、線形寸法の増 大を意味し、この増大の少なくとも一部がファスニングシステム20の寿命に亘 って実質的に永久的なものとなる。
1文中に論じたように、係合手段30を形成する方法の一部として、個々のプロ ング22を印刷ロール72から切断することもまた必要である。切断を行うと、 プロング22は、切断時に二つの部分、即ちファスニングシステム20に残る遠 位端及び係合手段30と、印刷ロール72に残り所望のようにリサイクルされる モイル(図示せず)と、に長さ方向で分割される。プロング22をモイルから切 断した後、プロング22が他の物体と接触する前にファスニングンステム20を 凝固させる。プロング22を固化させた後、所望のように貯蔵するため、基材2 4を巻いてロールにするのがよい。
方法の非限定的例では、プロング材料をトラフ80内に置き、当業者に周知の方 法で融点より幾分上の温度まで加熱する。ポリエステル樹脂のホットメルト接着 剤を選択した場合には、約177℃乃至193℃、好ましくは186℃の材料温 度が適当であることがわかっている。
ポリアミド樹脂を選択した場合には、約193℃乃至213℃、好ましくは20 0℃の材料温度が適当であることがわかっている。片側を漂白したクラフト紙で できた厚さが約0.008mm乃至約0.15mm(0,003インチ乃至0. 006インチ)の基材24がホットメルト接着剤プロング22で優れている。プ ロング22は、クラフト紙基材の漂白を施した側に接合される。
本明細書に説明した例示の作動については、IC112当たり約26個のセル7 6(1平方インチ当たり169個のセル76)でできた格子を構成する、機械方 向及び機械方向に対して横方向の両方向で10r1当たり約5個のセル76(1 インチ当たり13個のセル76)からなるアレイを持つ印刷ロール72が適して いる。この格子密度は、有利には、直径1ia+(0,045インチ)で深さ0 .8mm(0,030インチ)のセルを備えた約16C11(6,3インチ)の 直径を持つ印刷ロール72で使用できる。この印刷ロール72には、約15.2 cm(6゜0インチ)の直径を持つ垂直方向に整合した受けロール74が優れて いることがわかった。基材24の移送速度は約3.0m/分(毎分10フイート )である。
ニップ点70から機械方向に約1811(0,72インチ)、印刷ロール72か ら半径方向外方に約0.3mg(0,13インチ)、受はロール74から半径方 向外方に約6.4mm(0,25インチ)に配置された約0.5■−(0,02 インチ)の直径を持つニッケルークロム高温ワイヤ78を約382℃の温度まで 加熱する。この作業によって形成されたファスニングシステム20は、第1図に 示すファスニングシステムとほぼ同様であり、有利には、以下に論じる例示の物 品にこのファスニングシステム20を組み込むのがよい。
任意の特定の理論に括られることなく、係合手段30の形状は、プロング22を 形成するのに使用されたホットメルト接着剤の弾性及びプロング22の後縁46 と前縁42との間の温度差に左右されるものと考えられる。
プロング22の後縁46は、切断手段78が発生する熱からシールドされ、即ち 断熱される。逆に、前縁42は切断手段78の熱に直接露呈され、このため、前 縁42は、後縁46が固化し即ち凝固した後、固化し即ち凝固する。これは、前 縁42を後縁46に対して相対的に引き延ばし、後縁46を前縁42に対して相 対的に収縮させる。この温度差が大きい場合には、比較的長い係合手段30が形 成される。
所望であれば、印刷ロール72から自然のパターンを形成することによって、比 較的非常に小さいプロング22(図示せず)をつくるのがよい。本明細書中で使 用されているように「自然のパターン」という用語は、セル76を備えていない がその代わりにロール72の表面を付着手段76として使用した印刷ロール72 で形成したプロング22のアレイに関する。かくして、プロング22のパターン は、ドクターブレード82と印刷ロール72との間の隙間、及び程度は低いが印 刷ロール72の表面仕上げによって形成される。
ドクターブレード82は、印刷ロール72からの半径方向隙間が約0.03sv 乃至約0.08mm(0,001インチ乃至0.003インチ)の間隙を形成す るように、調節自在でなければならない自然のパターンを形成するため、このよ うな印刷ロール72で得られた非常に小さいプロング22をストランドやストラ ンド間の開口部を持っていないがファスニングシステム20の分離に抵抗する局 部的な弾性変形を受ける網状フオーム受入れ表面とともに使用する。
第5図を参照すると、引き剥がし強度についての等方性が更に大きいファスニン グシステム20′が所望である場合には、第2段階部度差工程によって′!a1 図のファスニングシステム20を変形し、このようなファスニングシステム20 ′を形成するのがよい。第5図に示すように、第1図のファスニングシステム2 0を更に加工して、シャンク28′から半径方向に延びる係合手段30″を持つ シャンク28を形成する。「無作為配向」という用語は、横方向突出38′及び 外形図が隣接したプロング22′とは大きく異なった方向を持つということを意 味する。
任意の特定の理論に括られるものではないが、この構造は、第1図のファスニン グシステム20のプロング22の外形面即ち前縁面42と後縁面46との間に温 度差をつくりだすことによって形成されるものと考えられ、このような温度差は 、輻射又は好ましくは対流によって高められるのがよい。
更に、前縁面42′即ち外形面が後縁面46′に対して温度差を持つことによっ て、係合手段30′は横方向突出38の配向を大きく変化し、或いは逆にして、 最初に冷却又は凝固させたときの方向以外の方向に配向されたプロング221を 形成する。この温度差は、加熱したワイヤ又は金属要素のような当業者に周知の 任意の温度差源によりてつくりだされるのがよい。この温度差源は、好ましくは 、指示された温度差をファスニングシステム20′に提供できる、プロング22 ′の上方に配置されたエアガン84である。
指示された温度差を与えるための温度差源は、機械方向である基材24′の第1 方向の約±90″内で空気流をファスニングシステム20′に差し向けるのが望 ましい。本明細書中で使用されているように、「第1方向の約±90”Jという 用語は、基材24′の第1移動方向に対してほぼ垂直な又はこれと対向するベク トル成分を持つ方向を意味し、第1移動方向とほぼ反対方向も含む。
指示された温度差を与えるための温度差源84を基材24′の第1移動方向に対 して約180”の角度で配置すると、温度差源84はファスニングシステム20 ′のプロング22′の前縁面42′に向かって、即ち本明細書中に説明し且つ特 許請求した方法の機械方向とほぼ反対方向に差し向けられる。温度差源84をプ ロング22′の前縁面42′に向かって直接差し向けると、係合手段30″の横 方向突出38が回転し横方向突出の配向を約180’変化させる。指示された温 度差を与えるための温度差源84の幾分側方即ち機械方向に対して横方向に配置 されたプロング22′は、係合手段30を180’回転させるのでなく、その代 わりに係合手段30′を約90@回転させる。かくして、機械方向に対して横方 向に配向された、指示された温度差を与えるための温度差源84は、この温度差 源に対するプロング22″の位置に従って機械方向に対して横方向で種々の横方 向配向を持つプロング22′を持つファスニングシステム20″を提供する。
基材24″から約46cm(18インチ)の距離にある、約88℃の温度で空気 を排出するエアガン84が適当な温度差源である。基材24′の平面に対して約 45″の角度で配向され、プロングから約460m (18インチ)のところに 配置された、イリノイ州シカゴのディトン電気製造社が販売している133−3 48シリーズの加熱ガンが、第5図に示すパターンと実質的に同じパターンのフ ァスニングシステム20′を形成する。プロング22′の上方に配置され且つ機 械方向に配向された一つ又はそれ以上の高温のワイヤが、機械方向に対して横方 向に配向された係合手段30′を規則正しい幾分縞状のパターンで備えたファス ニングシステム20′を形成するということは、当業者には明らかであろう。
任意の理論によって括られるものではないが、指示された温度差を与えるための 温度差源84から排出された空気の温度がプロング22′の外形面即ち前縁面4 2′の周囲の温度以下である場合に起こる係合手段30″の配向の変化は、この ような外形面即ち前縁面42′が後縁面46′に対して冷却されることによって 起こるものと考えられる。冷却による温度差は、温度差源84が差し向けられた プロング22′の部分の収縮を引き起こす。
この収縮は、前縁面42′を後縁面46′に対して温度差があるように冷却する ことによる、係合手段30′及び横方向突出38″の配向の変化を引き起こす。
別の理論によって括られるものではないが、冷却中に起こる残留応力の解放は、 横方向突出38′の配向の変化に影響を及ぼす。
他の変形例も可能であるということは、当業者には明らかであろう。例えば、係 合手段30が一つ以上の方向で突出したプロング22を形成してもよいし、グラ ビア印刷以外の周知の方法で自由形成プロング22を形成してもよい。所望であ れば、製造方法においてロールを一つだけ使用し、このロールの周囲の少なくと も約180’に亘って基材24を接触させてもよい。
プロング22の最大横方向突出38が機械方向以外の方向に配向された本発明の ファスニングシステム20を提供するのが望ましい場合が多くある。例えば、本 発明を使い捨ておむつのファスニング手段として使用する場合、プロング22の 最大横方向突出38が製造ライン上での使い捨ておむつの移動方向にほぼ垂直方 向に配向されているのが望ましい。プロング22の最大横方向突出38が機械方 向に配向されている場合には、おむつ製造ラインは、切断し、再配向し、ファス ニングシステム20を取付けるのに複雑で高価な基材を必要とする。しかしなが ら、プロング22の最大横方向突出38が機械方向に対して横方向に配向された 状態に製造された本発明のファスニングシステム20は、使い捨ておむつに取り 付ける前に再配向を行う必要がない。従って、プロング22の最大横方向突出3 8が機械方向以外の方向に配向された本発明のフ7スニングシステム20を製造 できるというのは非常に大きな利点である。
この方法によって形成されるプロング22のシャンク28が構成する二つの角度 がある。シャンク28は、上文中に論じたように、基材24の平面と角度αを構 成し、更に、基材24の機械方向に対して方位角(第7図に参照符号Aで示す) を構成する。本明細書中で使用されているように、「方位角」という用語は、上 方から見たとき、最大横方向突出38が基材の機械方向に対して構成する角度に 関する。本明細書中で使用されているように、「上方から見た」という用語は、 プロング22を基材24の平面に垂直な方向から見ることに関する。「機械方向 」という用語は、基材24がニップ70を通過するときの基材24の主移送方向 にほぼ平行な方向に関し、これを第7図で矢印75によって示す。方位角は、先 ず最初にプロング22の最大横方向突出38を上文中に開示したように決定する ことによって計測される。第7図に示すように、参照符号Aが表す方位角は、上 方から見たとき、最大横方向突出38に平行に引いた線60が構成する機械方向 に対する角度である。方位角Aは、機械方向に対して時計廻り方向又は反時計廻 り方向のいずれかで計測することができるが、180’を越えない。使い捨てお むつで使用するのに適したファスニングシステム20は、好ましくは、最大横方 向突出38が基材24の機械方向に垂直なベクトル成分を持つ所定方向に配向さ れるような方位角を持つプロング22を備えている。
かくして、プロング22は、0°以上で約1″乃至約180’の方位角を持つの がよく、方位角は、一般に、約20°以上(20′乃至180” ) 、約45 ″以上(45°乃至180” ) 、又は約60″以上(60’乃至180°) である。本明細書に記載した方法で形成したプロング22の方位角は、好ましく は、約20″乃至約160’であり、更に好ましくは、約45°乃至約1356 であり、最も好ましくは、約60°乃至120’である。第7図に示す好ましい 実施例では、プロング22の方位角は約90°である。
ファスニングンステム20に方位角を与えるための方法は、プロング22が部分 的に又はプロング22の全体が液状であるときにフ7スニングシステム20のプ ロング22を押圧することである。本明細書中で使用されているように、「押圧 」という用語は、力を加えること、又は基材24の機械方向に垂直なベクトル成 分を持つ方向に影響を与える手段に関する。プロング22は、これらのプロング が新たに形成され、まだ冷却も固化もなされておらず、流動性があるときに押圧 されるか或いは、プロングが冷却し固化した後、プロング22に流動性があり押 圧すると曲がるように再加熱することによって抑圧できる。プロング22を押圧 して方位角をつけるのに多くの方法を利用できる。
方位角をつけるための適当な方法は、プロングが部分的に又は全体的に液状であ るときに、重力がプロング22を所望の方位角に引っ張るように重力をプロング 22に作用させることによって、プロング22を押圧することである。これは、 機械方向で見たとき、基材24の平面がプラム線と垂直に交わらないが、プラム 線と90″以外の角度を構成するように基材24を傾けることによって行われる 。プロング22を印刷し切断するとき、第8図に参照符号Hで示す基材24の水 平方向に対する角度により、重力をシャンク28の遠位端及び係合手段30に作 用させ、基材24の低い方の長さ方向側部に向かって引っ張る。好ましくは、印 刷ロール72及び受けロール74は、第8図に示すように、一端が水平方向から 傾けられ即ち持ち上げられており、そのため、基材24がこれらのロールのニッ プ70を通過するとき、基材24の長さ方向縁部の高さが異なり、第8図に参照 符号Gで示す重力がプロング22に作用して基材24に対するシャンク28の角 度α及び方位角Aを与える(第8図には角度αも角度Aも示してない)基材24 は、基材24の平面が水平方向に対して少なくとも約15°の角度を構成するよ うに傾けなければならない。好ましくは、基材24の平面は少なくとも30″の 角度である。
方法の非限定的例では、約197℃(3870F)の温度まで加熱したボスティ ック社のポリエステルのホットメルト接着剤7199番、直径が0.102cm (0,040インチ)で深さが0.046cm(0,018インチ)のセル76 を有する約177℃(3500F)の温度まで加熱した印刷ロール72.1厘2 当たり0.08mgの坪量の白色クラフト紙でできた4、266m/分(毎分1 4フイート)で移動する基材、及び水平方向に対して約30″の角度まで傾斜さ せた印刷ロール72及び受けロール74を使用するのがよい。
方位角を与えるための他の適当な方法は、プロング22が部分的に又は全体的に 液状であるとき、これらのプロング22が所望の方位角に強制的に向けられるか 或いはこの角度で引っ張られるように、基材24の平面に亘って圧力差を加える ことによってプロング22を押圧することである。これは、気体又は液体を機械 方向に垂直なベクトル成分を持つ方向で基材24の平面に亘って流すことによっ て行うことができる。プロング22は、圧力差によって基材の低圧側に向かって 曲げられ即ち再配向される。好ましくは、基材24に亘る圧力差は、空気ジェッ ト、空気ニードル、又は他の当該技術分野で周知の他の手段を使用して基材24 の一方の側に高圧をつくりだすことによって得られる。しかしながら、基材24 に亘る圧力差は、基材24の一方の側に低圧(即ち真空又は部分真空)をつくり だすことによって得てもよいし、基材24の一方の側に高圧をつくりだし、基材 24の他方の側に低圧をつくりだすことによって得てもよい。高圧側又は低圧側 を提供する基材24の側部、及び機械方向に対する流体が流れる角度は、所望の 方位角に応じて変化する。使用される流体媒体は、好ましくは空気であるが、他 の気体及び液体を使用してもよい。本明細書中で使用されているように、「高圧 」という用語は、方位角を付けるときにプロング22を取り囲んでいる空気又は 他の流体の周囲圧力よりも高い圧力に関する。
本明細書中で使用されているように、「低圧」という用語は、方位角を付けると きにプロング22を取り囲んでいる空気又は他の流体の周囲圧力よりも低い圧力 に関する。
高圧源及び/又は低圧源は、基材24の側部以外のところのが適当であるという ことを理解しなくてはならない。即ち、高圧源及び/又は低圧源は、プロング2 2が一方向以上の方向に押され、及び/又は引かれて引き剥がし強度の等方性が 更に大きいファスニングシステム20を構成するように、位置決めされるのがよ い。非限定的例として、プロング22の最大横方向突出38が基材24の中央か ら基材24の側部に向かって遠ざかるように大きく影響を受けるように、真空源 を基材24の側部近くに配置し圧力源を基材24の中央近くに配置するのがよい 。
プロング22に方位角を付けるのに圧力差を使用する場合には、選択した流体媒 体の乱流がプロング22のうちの幾つかを散乱させたり望ましからぬ方位角を付 けたりすることが頻繁に起こる。プロング22の散乱が起こらないようにするた めには、流体媒体の乱流を無くし、更に流線状にする即ち層状の流れを維持する のが望ましい。実質的に層状の流れをつくりだすのに多くの方法を利用できる。
実質的に層状の流れをつくりだすための一つの方法は、一つ又はそれ以上のノズ ル又は流れ増幅器を使用して流れの方向を制御することである。非限定的例とし て、二つの市販の空気流体増幅器902を連携して使用する。
第1空気流増幅器902(第9図で参照符号Pが附しである)は、その出口の排 出流れが基材24を横切って差し向けられている。第2空気流増幅器902(第 9図で参照符号Vが附しである)は、その入口の吸引が基材24を横切って吸い 込む。第1空気流増幅器Pの排出流れを第2空気流増幅器Vの入口に吸い込むこ とによってほぼ線形の通風をつくりだす。空気流増幅器902は、低速の直線状 の通風を機械方向に対し・て横方向につくりだすように基材24に対して配向さ れている。直線状の通風の好ましい位置は、切断用高温ワイヤ78のすぐ下流で ある(第9図に示してない)。直線状の通風が適用される領域を取り囲むための 包囲体を使用することによって、異常な空気流をなくすことができる。適当な空 気流増幅器は、オハイオ州シンシナチのヴオルテック社から商業的に入手でき、 25乃至11005CFの定格のトランスベクトル912/952型として販売 されている。必要な空気圧を変化させることができるが、約0、 0703kg /cs2乃至0 、 703 kg/cm2 (1psi、乃至10 psi、 )の空気圧が優れている。
プロング22に方位角をつけるための他の適当な方法は、プロング22が部分的 に又は全体的に液状であるときにプロング22を機械的に曲げること又は物理的 に引っ張ることによって押圧することである。この方法の非限定的例は、切断手 段、例えば高温のワイヤ(図示せず)を揺動又は回転させることによって、プロ ング22の切断時にプロング22を所望の方位角に押す又は引っ張ることである 。これを行うための多くの他の方法があり、これらの方法は、当業者に明らかで ある。
プロング22を押圧する方法の組み合わせを使用することにより、プロング22 に方位角を付けることができるということもまた理解されるべきである。方法の 組み合わせを使用した非限定的例は、重力と基材24の平面に亘る圧力差とを組 み合わせて使用してプロング22に方位角を付ける。別の非限定的例は、重力及 び回転切断手段を組み合わせて使用して方位角をプロング22に付ける。プロン グ22に方位角をつける多くの他の方法は、他の種々の組み合わせと同様に当業 者には明らかである。
例示の使用物品 物品の製造における本発明のファスニングシステム120の使用の、例示の非限 定的例を以下に説明する。
これは第6図に示しである。機械式ファスニングシステムは、1987年12月 18日にスクリップスの名で出願された米国特許出願箱07/132,281号 発行第N97号に開示されている使い捨て吸収体物品で有利に使用されている。
おむつ110の構造及び機械式ファスニングシステム20のこのようなおむつに おける構造120の有利な使用を示す目的のため、同特許出願について触れたこ とにより、その特許出願に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものと する。
例えば、機械式ファスニングシステム120は、オイルやパウダーで容易に汚さ れることが接着剤テープファスニングシステムよりも少なく、更に、容易に再使 用できるということが知られている。これらの特徴の全ては、幼児に使用される ようになった使い捨ておむつ110に適用した場合に利点を提供する。更に、再 止め可能なファスニングシステムは、使い捨ておむつ110が着用中に汚された かどうかを見つけるため幼児をチェックできるという利点を提供する。
第6図を参照すると、幼児が下肢の周りに着用するようになった使い捨ておむつ 110が示しである。本明細書中で使用されているように、「使い捨て吸収体物 品」という用語は、一般に幼児又は失禁者が着用する衣類に関し、この衣類は、 脚の間を引っ張られ、着用者の胴の周りに止められ、−再使用した後で廃棄され るようになっており、洗濯や再生されるようになっていない。「使い捨ておむつ 」は、幼児が着用するようになっており且つそのような大きさになっている特定 の使い捨て物品である。
好ましいおむつ110は、液体透過性の上シート112、液体不透過性の後シー ト116、及び上シート112と後シート116との中間の吸収体コア1コ、8 を有する。上シート112及び後シート116は、コア118を所定位置に保持 するため、周囲の少なくとも一部が接合されている。おむつ110の要素は、当 業者に周知の種々の形体に組み立てることができ、好ましい形体は、1975年 1月14日にブエルに賦与された米国特許第3,880.003号に概略に記載 しである。おむつ110の特に好ましい形体を開示する目的のため、同特許につ いて触れたことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れ たものとする。
おむつ110の上シート112及び後シート116は全体に間延であり、上述の ように、周囲の少なくとも一部か互いに接合されている。上シート112と後シ ート116との接合は、テネシー州キンゲスポートのイーストマン化学製造社が 製造しているイーストボンドA3のようなホットメルト接着剤によって行うのが よい。吸収体コア118の長さ及び幅は、全体として、上シート112及び後シ ート116の長さ及び幅よりも小さい。
コア118は、上シート112と後シート116との間に固定した関係で介在さ せである。
おむつ110の周囲は、向き合って配置された第1及び第2の端部122及び1 24を有する。おむつ110は、おむつ110の周囲の第1端部122及び第2 端部124からおむつ110の横方向中心線に向かっておむつ110の長さの約 115乃至1/3の距離夫々延びる第1胴部分142及び第2胴部分144を有 する。これらの胴部分142及び144は、着用時に着用者の胴を包囲するおむ つ110の部分を構成し、着用者が直立した姿勢をとっているとき、おむつ11 0の最も高い高さのところにある。おむつ110の股部146は、おむつ100 の第1胴部分142と第2胴部分144との間に配置される部分であり、着用時 に着用者の脚間に位置決めされる。
吸収体「コア」は、身体の浸出物を吸収し且つ保持するための任意の手段である 。吸収体コア118は、一般に圧縮性があり、外形に馴染み易く、着用者の皮膚 に刺激を加えない。好ましいコア118は、第1及び第2の両面を有し、所望で あれば、薄葉紙層で更に包囲されている。コア118の両面のうちの一方は上シ ート112に向いており、他方の面は後シート116に向かって配向されている 。
吸収体コア118は後シート116上に重ねられており、好ましくは、接着剤に よる接着のような当該技術分野で周知の手段でこの後シートに接合されている。
特に好ましい実施例では、コア118を後シート116に接合する長さ方向接着 剤帯で接着剤による接着が行われる。
後シート116は液体に対して不透過性であり、吸収体コア118内に吸収され 且つ包含された液体が下着、衣服、ベッド、及びおむつ110と接触する任意の 他の物品を濡らすことがないようにする。本明細書中で使用されているように、 「後シート」という用語は、おむつ110の着用時にコア118の外方に配置さ れる任意の障壁に関し、これは、吸収された液体をおむつ110内に収容する。
好ましくは、後シート116は、厚さが0.012m5乃至0.0511(0, 0005インチ乃至0.002インチ)のポリオレフィンフィルムである。
ポリエチレンフィルムが特に好ましく、適当なフィルムはミズーリ州セントルイ スのモンサント社がフィルム第8020号として製造している。所望であれば、 後シート116には、衣服と似た外観を与んるためエンボス加工や艶消し仕上げ を施したり、蒸気が逃散できるように通路を設けるのがよい。
上シート112は、柔軟で、好ましい触感を持ち、着用者の皮膚に刺激がない。
上シート112は、吸収体コア118及びその中の液体が着用者の皮膚と接触し ないようにする。上シート112は、液体がこれを容易に貫通するように、液体 透過性である。本明細書中で使用されているように、「上シート」という用語は 、おむつ110の着用時に着用者の皮膚と接触する液体透過性の面に関し、コア 118が着用者の皮膚と接触しないようにする。上シート112は、織物材料、 不織材料、スパンボンデツド材料、又はカーデッド材料でできているのがよい。
好ましい上シート112は、カーディングが施され且つ不織布の技術分野の当業 者に周知の手段で熱で接着されている。特に好ましい上シート112は、1m2 当たり約18g乃至約25gの重量を有し、機械方向での最小乾燥引っ張り強度 が1cm当たり約400gであり、機械方向に対して横方向での湿潤引っ張り強 度が少なくともIC11当たり約55gである。
おむつ110には、おむつ110の着用時におむつ110が着用者に固定される ように第1胴部分142と第2胴部分144とを重なった形体に維持するための ファスニングシステム120及び受入れ表面153が設けられている。かくして 、ファスニングシステム120を受入れ表面153に固定したとき、おむっ11 0を着用者に装着でき、測量鎖体を形成できる。
ファスニングシステム120は、着用中に生じる分離力に抵抗しなければならな い。「分離力」という用語は、受入れ表面153からのファスニングシステム1 20の分離、解放、又は取り外しを引き起こす、ファスニングシステム120及 び受入れ表面153に作用する力である。分離力は、引き剥がし力及び剪断力の 両方を含む。
「剪断力」という用語は、受入れ表面153にほぼ接線方向に作用する分割力に 関し、ファスニングシステム120の基材の平面にほぼ平行であると考えること ができる。「引き剥がし力」という用語は、はぼ長さ方向に且つ受入れ表面15 3の平面及びファスニングシステム120の基材に垂直に加わる分割力に関する 。
剪断力は、ファスニングシステム120と受入れ表面153とを夫々の基材の平 面とほぼ平行に反対方向に引っ張ることによって計測される。ファスニングシス テム120及び受入れ表面153の剪断力に対する抵抗を決定する方法は、19 87年10月13日にトーザン等に賦与された米国特許第4.699.822号 に更に詳細に記載されている。剪断力の計測を説明する目的で、同特許について 触れたことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたも のとする。
引き剥がし力は、ファスニングシステム120を受入れ表面153から約135 °の角度引っ張ることによって計測される。ファスニングシステム120及び受 入れ表面153の引き剥がし力に対する抵抗を決定する方法は、1987年11 月18日にスクリップスの名で出願された米国特許出願節07/132,281 号発行第N87号に更に詳細に記載されている。引き剥がし力の計測を説明する 目的で、同特許出願について触れたことにより、その特許出願に開示されている 内容は本明細書中に組み入れたものとする。
分離力は、代表的には、着用者が動くことによって、又は着用者がおむつ110 を外そうとすることによって生じる。一般に、幼児がフ7スニングシステムを外 したり着用しているおむつ110を取り外したりできてはならないし、通常の着 用中に生じる通常の分離力が存在する状態でおむつ110が外れてはならない。
しかしながら、汚れたときにおむつを交換するため又はおむつが汚されたかどう かをチェックするため、成人が外すことのできるものでなければならない。一般 に、ファスニングシステム120及び受入れ表面153は、少なくとも200g 、好ましくは少なくとも約500g、更に好ましくは少なくとも約700gの引 き剥がし力に抵抗しなければならない。更に、ファスニングシステム120及び 受入れ表面153は、少なくとも500g、好ましくは少なくとも約750g、 更に好ましくは少なくとも約1000gの剪断力に抵抗しなければならない。
受入れ表面153は、受入れ表面153がファスニング手段と係合して第1胴部 分142と第2胴部分144とを重なった形体に維持する限り、おむっ110上 の任意の第1位置に配置されるのがよい。例えば、受入れ表面153は、第2胴 部分144の外面上に、第1胴部分142の内面上に、又はファスニングシステ ム120と係合するように配置されるおむつ110上の任意の他の位置に配置さ れるのがよい。受入れ表面153は、一体であるのがよく、おむつ110に接合 された別個の横方向であるのがよく、又は上シート112又は後シート116の ようなおむつ110の横方向と分けられての不連続にもなっていない単一の材料 部品であるのがよい。
受入れ表面153は種々の大きさ及び形状をとることができるが、受入れ表面1 53は、好ましくは、着用者の胴での装着調節を最大に行うことができるように 、第2胴部分144の外面に亘って位置決めされた一つ又はそれ以上の一体のバ ッチからなる。第6図に示すように、受入れ表面153は、好ましくは、第2胴 部分144の外面に固定された細長い矩形形状の一体の部材である。
適当な受入れ表面153は、不織布であり、当該技術分野で周知のスティッチボ ンデッドされた又は任意の他の種類のファイバ又はループ材料である。受入れ表 面153は、ファイバ要素、及び好ましくは、係合手段が捕らえて保持すること のできるループを提供する種々の材料から製造できる。適当な材料には、ナイロ ン、ポリエステル、ポリプロピレン、及びこれらの組み合わせが含まれる。適当 な受入れ表面153は、織布から突出した多数のファイバループを有し、ミネソ タ州セントボールの3M社が販売しているスコッチメイトの商標のナイロン織物 ループ第FJ3401として商業的に入手できる。別の適当な受入れ表面153 は、ナイロンのバッキングから突出した複数のナイロンフィラメントループを持 つトリコットからなる。これは、ノースキャロライナ州グリーンズボロのギルフ ォードミ4ルズ社から商業的に入手でき、ギルフォード16110番と表示され ている。
特に好ましい受入れ表面153は、サウスキャロライナ州スバータンバーグのミ リケン社が970026番で販売しているスティッチボンデソドループ材料であ る。
ファスニングシステム120は、相補的受入れ表面153と係合しておむつ11 0の固定装着を行うようになっている。ファスニングシステム120は、使い捨 ておむつ110に開閉鎖体を設けるのに使用された周知の形体のうちの任意の形 体であるのがよい。ファスニングシステム120の基材は、受入れ表面153か ら間隔を隔てられた関係でおむつ110に接合されている。第6図に示すように 、ファスニングシステム120は、好ましくは、おむつ110の第1及び第2の 長さ方向側部の両方に配置されている。ファスニングシステム120についての 好ましい形体は、ファスニングシステム120のプロングと着用者の皮膚が全く 接触しないようにする。
好ましいファスニングンステムコ20の構成は、7字形状のテープであり、19 74年11月19日にブエルに賦与された米国特許第3,84L594号に詳細 に説明されている。変形例の好ましいファスニングシステム120の構成は、1 987年10月13日にトーザン等に賦与された米国特許第4.699.622 号に詳細に説明されている。
使い捨ておむつ1]0上でのファスニングシステム120の種々の配置を例示す る目的で、これらの特許について触れたことにより、これらの特許に開示されて いる内容は本明細書中に組み入れたものとする。
第6図のフ7スニングシステム]20は、製造者の端部156及び反対側の使用 者の端部158を有する。製造者の端部156は、好ましくは第1胴部分142 と並置されておむつ110に接合されている。使用者の端部158は、自由端で あり、おむつ110を着用者に固定するとき、受入れ表面153に固定される。
おむつ110を着用者の胴の周りに装着した後、ファスニングシステム120の 使用者の端部158を受入れ表面153に解放自在に取付け、好ましくは第2胴 部分144上に配置し、これによっておむつ110が着用者の胴を取り囲むよう にする。おむつ110は、開閉鎖体に影響を及はす。プロング(図示せず)は、 プロングの係合手段は、受入れ表面153のストランドを捕らえるように使用者 の端部158のファスニングシステム120から延びている。
700gを越える引き剥がし力に抵抗し、1000gを越える剪断力に抵抗する ファスニングシステム120及び相補的な受入れ表面153は、上述の「製造方 法」に記載してファスニングシステム120の特定の/くラメ153は、上述の ミリケン社の970026スティンチボンデツドルーブ織物である。
ファスニングンステム120は、幅が少なくとも約2.54c11(1インチ) であり、便利な使用者の端部158を提供する任意の長さのものであるのがよく 、少なくとも約3.5cm(1,4インチ)の長さが好ましい。
ファスニングシステム120のプロングのアレイは、1cv2当たり約26個( 1平方インチ当たり169個のプロング)のプロングを持つマトリックスを構成 する。これらのプロングは、好ましくは、はぼ同じ方向に配向され、ファスニン グテーブの使用者の端部158に面する。
使用に当たっては、第1胴部分142を着用者の背中の周りに位置決めし、おむ つ110の残りの部分を第2胴部分144が着用者の前部に亘って配置されるよ うに着用者の脚間に引っ張ることによって、おむつ110を着用者に適用する次 いで、ファスニングシステム120の使用者の端部158を第2胴部分144の 外面に固定し、開閉鎖体を形成する。
m懲捌審輻牛 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、 ES、FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、LU、M G、MN、MW、NL、NO,PL、RO、SD、SE、5U (72)発明者 コックス、ロバート ジョージ ジュニアアメリカ合衆国オハ イオ州、シンシナチ、スザンナ、ドライブ、3780

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プロングを持つファスニング材料を製造するための方法であって、感熱材料 を少なくとも融点まで加熱する工程と、前記感熱材料の別個の量を移送された基 材上に付着させる工程と、前記感熱材料の別個の量を前記基材の平面に平行なベ クトル成分を持つ方向に延伸する工程と、前記延伸した感熱材料を切断し、遠位 端及び係合手段を各々存するシャンクを持つプロングを形成する工程とを有する 方法において、 20°乃至160°、好ましくは45°乃至135°、更に好ましくは60°乃 至120°の方位角を前記プロングの前記シャンクに付ける工程を更に有するこ とを特徴とする方法。
  2. 2.方位角を前記シャンクに付ける前記工程は、好ましくは、前記プロングが新 たに形成されまだ固化していない状態で前記プロングを押圧する工程を有する、 請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記プロングを押圧する前記工程は、流体圧力差を前記第1方向に垂直なベ クトル成分を持つ方向で前記プロングの少なくとも一部に加える工程を有する、 請求項2に記載の方法。
  4. 4.流体圧力差を加える前記工程は、気体、好ましくはほぼ層状の気体の流れ、 更に好ましくは、前記圧力差が1平方インチ当たり1ポンド乃至10ポンド)の 気体の流れを高圧領域から低圧領域まで基材を横切って流す工程を有する、請求 項3に記載の方法。
  5. 5.ほぼ層状の気体の流れを基材に亘って提供する前記工程は、少なくとも一つ の流れ増幅器を通して気体を流す工程を有し、この工程は、好ましくは第1及び 第2の流れ増幅器を使用し、これらの増幅器は、前記第1流れ増幅器の排出が前 記第2流れ増幅器の吸引内に引き込まれるように使用される、請求項4に記載の 方法。
  6. 6.前記プロングを抑圧する前記工程は、前記プロングに重力を加える工程を有 する、請求項2に記載の方法。
  7. 7.前記プロングに重力を加える前記工程は、前記基材を水平方向に対して垂直 方向に傾け、好ましくは前記基材を少なくとも約15°傾け、更に好ましくは少 なくとも約30°傾ける工程を有する、請求項6に記載の方法。
  8. 8.前記プロングを抑圧する前記工程は、流体圧力差を前記プロングに加える工 程及び前記プロングに重力を加える工程の両方を有する、請求項2に記載の方法 。
  9. 9.相補的受入れ表面に取り付けるためのファスニング材料であって、 基材と、 前記基材にベースで接合されたシャンクを有し、該シャンクは前記ベースと隣接 した近位端を有し、前記基材から外方に突出し、前記シャンクは前縁角度及び後 縁を有し、前記前縁角度は前記後縁角度と実質的に異なっており、前記シャンク は前記基材の平面に対して垂直方向以外の方向に配向されており、前記シャンク は、20°乃至160°、好ましくは45°乃至135°、更に好ましくは60 °乃至120°の方位角を有する、少なくとも一つのプロングと、 前記シャンクに接合され、前記シャンクの周囲を越えて横方向に突出した係合手 段とを有してなるファスニング材料。
  10. 10.上シートと、 前記上シートに接合された後シートと、前記上シートと後シートとの間に位置決 めされた吸収体コアと、 請求項1乃至8に従って製造されたファスニング材料又は請求項9によるファス ニング材料からなるファスニングシステムとを有する吸収体物品。
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