JPH06504507A - 石油の輸送 - Google Patents

石油の輸送

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JPH06504507A JP4503311A JP50331192A JPH06504507A JP H06504507 A JPH06504507 A JP H06504507A JP 4503311 A JP4503311 A JP 4503311A JP 50331192 A JP50331192 A JP 50331192A JP H06504507 A JPH06504507 A JP H06504507A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 石油の輸送 発明の分野 本発明は、以下において単に石油と呼ぶ原油や石油製品の輸送のためにタンカー に荷積み及びタンカーから荷降ろしする方法、タンカーによる石油の輸送方法、 前記方法を利用するためのタンカーに設けられている管及び弁の配置に関する。
従来の技術 タンカーによる石油の輸送は、主に4つの操作から成る。すなわち貨物タンクへ の石油の荷積み、供給地から目的地への石油の輸送、目的地でのタンカーの貨物 タンクからの石油の荷降ろし、そして、バラスト航海、すなわちタンカーが目的 地から供給地へ石油を輸送せずに行う航海である。
現在の石油の荷積み及び荷降ろし方法では、石油の損失が発生し、石油の一部が ガスに変化して、大気中に押出されることにより環境を汚染する。タンカーの貨 物タンクへ石油を積み込みが開始されると、高圧下の石油が低圧のタンクに供給 される。これれらのタンクは、荷積みの前に通常は、低圧、低濃度の炭化水素( 以下においてHCと呼ぶ)のガスが入っている。従って、石油はガスを発生し、 これにより石油のその時の温度での圧力とHCとの組合せによる飽和状態に達す る。
貨物タンクから石油を荷降ろしする際には、タンクからポンプにより、タンク底 面の管を介して、石油が取出される。これにより石油が攪拌され、アレージ空間 が増加し、石油の上の圧力が減少する。従って石油は、HCガスを放出する。放 出は、飽和圧力に達するまで行われる。圧力がある特定の値より低下すると、タ ンクの上部の弁が開放し、不活性ガス又は空気が供給される。この供給の後には 、石油の上に低圧ガス混合気が存在する。圧力低下と、石油のガス放出と、不活 性ガス又は空気の導入とのこの相互作用は、石油荷降ろしが行われている間はず っと続く。荷降ろしが完了すると、比較的大量のHCガスがタンク中の雰囲気に 放出されている。実際のその量は、石油の蒸発特性と、その時の温度における石 油ガスの飽和圧力とに依存する。
輸送航海の中の石油のガス放出も、問題となりうる。
輸送中に石油は膨張することがあるので、貨物タンクい。輸送中にはタンカーの 運動が石油に伝わる。石油表面の連続的運動と、ガスが充満しているアレージス ペース内の圧力変動とが共働することにより、石油はばガス圧は、通常はタンク の上部に取付けられている圧力/真空弁の設定圧力より高いからである。
タンカーが座礁して大量の石油が放出される可能性があることも、輸送航海中の 1つの問題である。満載タンカーでは、座礁の前には、タンク底面の内部圧力は 、外部圧力より高い。従って静圧の差が存在する。
座礁によりタンカー底面に亀裂が発生すると、石油はタンカーから漏出する。こ の漏出は、タンカー底面の内部圧力が外部圧力に等しくなり、最終的に静圧の平 衡状態に達するまで続く。この平衡状態は、石油の表面が、座礁前のタンカー底 面における静圧差の値と、石油が貨物タンクから漏出するとタンカーの喫水が減 少することにより発生する外部圧力の減少分との和に相当するレベルまで減少す ると到達する。ガスが充満しているアレージスペースが大気につながっている場 合、タンカー底面で静圧平衡状態に達すると、貨物油表面の上に近似的な平衡状 態が存在し、石油の最大の吐出量が得られる。しかし石油の吐出量は、石油表面 とタンク天井との間に負圧を実現するようにタンク内の石油レベルの低下を利用 すると、減少する。このようにして実現される負圧は、タン、りの強度と石油の 蒸発特性により制限される。貨物油表面の上の不活性ガスとHCガスとの混合気 の膨張量は、圧力と体積との積は一定であるという理想ガスの状態式から得られ る。
これは、前記のガス混合気において近似的に有効であると仮定されている。
アレージスペース内の体積をVとし、圧力をpと1−る。体積変化ΔVは次式に より得られる。
Δ■・v、−v。” (po/p+)*V。−■。・(po/p、−1)*V。
前記負圧法を利用すると仮定すると、タンカーカ1ら押出される石油の体積ΔV は、吐出前にタンクの上(こ存在するガス体積V0か増加すると増加すること力 く分力)る。貨物タンク容積が50000m3であり、充填変力(98%とする と、体積V0は相当に太き(1゜発明の概要 本発明の課題は、タンカーにおける石油の荷積み、荷降ろし、輸送に関連して前 記の問題を解決することにある。
本発明では、石油を荷積み及び荷降ろしする公知の方法に関する前記の欠点は、 実質的に飽和状態(こあるHCに石油を接触させておきながら、石油の荷積み又 は荷降ろしを行うことにより避けること力(できる。これは、荷積み又は荷降ろ しの間に放出されるHCガスを貯蔵しておき、次いでこのHCガスを、さら【こ 荷積み又は荷降ろしする際に、本発明に従って使用することにより実現できる。
これは、本発明による管及び弁の配置により実施される。
本発明の1つの実施例では、タンクは完全に充填され、これにより石油が満載さ れて、タンク上部のハツチ及び上昇管(立ち上がり管)の中に到達する。これに より、座礁する前の貨物油の上のガス体積がほぼ零となり、従って静圧平衡状態 を実現するために必要な貨物油の上の負圧が最小限の量の貨物油の漏出により得 られる。
本発明のその他の特徴は添付の請求の範囲から明かである。
図面の簡単な説明 第1a図及び第1b図は、それぞれタンカーの縦断面図及び横断面図、第2図は 、本発明のタンカーの管及び弁の配置の概略図、第3図は、タンク洗浄後のタン カーの一部の中の内容物の概略図、第4a図及び第4b図は、本発明の1つの実 施例における石油荷降ろしの2つの異なる段階におけるタンカーの一部の中の内 容物の概略図、第5a図及び第5b図は、本発明の1つの実施例における石油荷 降ろしの2つの異なる段階におけるタンカーの一部の中の内容物の概略図、第6 図a及び第6図すは、本発明の1つの実施例における石油荷降ろしの2つの異な る段階におけるタンカーの一部の内容物の概略図、第7a図及び第7b図及び第 7c図は、本発明の1つの実施例における石油荷降ろしの2つの異なる段階にお けるタンカーの一部の中の内容物の概略図、第8図は、第1b図の1−1切断線 に沿って切断して示す本発明の管及び弁を有するタンカーの縦断面図、第9a図 及び第9b図は、管及び弁の配置の1つの代替的な実施例の一部の縦断面図であ る。
実施例 第1b図は、貨物タンク2、バラストタンク3、スロップ/貨物タンク(S/C タンク)4を有するタンカー1の横断面である。バラストタンク3は、バラスト 航海の間にバラストを積込まれ、輸送航海の間は、空である。S/Cタンク4は 、輸送航海の間は貨物を運び、石油荷降ろし後に水によるタンクの洗浄が行われ る場合には、バラスト航海の間、S/Cタンク4は、石油と水の混合物を含んで いる。長さ5は、貨物区間の全長を示す。
第2図は、タンカー1の甲板25の」二部に設けられている本発明の管及び弁の 配置の一部の区間を示す。
管及び弁の配置はヘッダ6を有する。ヘッダ6は、弁15を有する管16を介し ての不活性ガスのための従来の標準管装置8に接続されている。弁15のプリセ ットに応じて、ガスはヘッダ6と不活性ガスのための管装置8との間を制限され ずに流れる。ヘッダ6は貨物タンク2a、2b及びスロップタンク4に、弁14 を有する管7を介して連通ずる。弁14が開放位置にある場合には、ヘッダ6と 管7は、貨物タンク2 a。
2bとスロップタンク4との間の開放接続を形成することが理解できよう。
貨物タンク2a、2b及びスロップタンク4のそれぞれは、自身のタンクハツチ 10を有する。それらのタンクハツチ10は、ヘッダ6及び不活性ガスのための 管装置8に、それぞれ対応する圧力/真空弁12P。
12V及び弁13を有する上昇管11を介して連通ずる。弁12P、12Vは、 開放又は閉成位置に強制的に制御されるか、又は、それらがガスをタンク2 a 。
2b、4の中に弁12Vを介しである特定の負圧において流入させ、タンク2a 、2b、4から弁12Pを介しである特定の正圧において流出させるように調整 されている。前記の強制制御は、手動でも自動でもよい。
前記負圧及び正圧の強さは、甲板25がどれだけの負荷に耐えられるように設計 されているかにより制限されている。弁13は、強制制御されて開放又は閉成さ れるか、又はプリセットによりタンク2a、2b。
4の中の圧力と、タンクの中のHCガスの濃度を監視するセンサとの共働により 制御されて、開放又は閉成される。圧力とセンサとの共働により制御される場合 、弁は、タンクの中の圧力がプリセット値を越えると開放する。有利にはプリセ ット値は、弁12Pの開放圧力と同一の値である。ただしHCガスの濃度は、あ る特定のレベルより低いことを前提とする。HCガスの濃度がこのレベルを越え ると、弁13は閉成する。弁14、 15. 17. 19は、強制制御されて 、開放位置又は閉成位置をとる。必要な場合には、HCガスは、タンク2a、  2b、 4から弁及び管21を介して図示されていない回収装置へ搬送される。
弁19及び20は、強制制御されて開放位置又は閉成位置をとり、これにより弁 19及び20は、管及び弁の配置からバラストタンク2への流れ及び管及び弁の 配置から大気への流れをそれぞれ制御する。S/Cタンク4の中に到達して延在 する管装置9への接続を形成する付加的な弁23は、タンクの上部に取付けられ ている。、管装置9は、S/Cタンク4から貨物タンク2a、2bへの石油の搬 送のためのS/Cタンク4の中のポンプ22に接続されている。
第3図〜第7図は、石油荷降ろし及び荷積みの異なる段階における第2図の管及 び弁の配置及びタンク2a、2b、7の中の内容物を示す。簡単のためにこれら の図には参照番号が記入されていない。従って以降のこれらの図を用いての説明 を理解するには、第2図の参照番号を参照する必要がある。
゛ 第8図は第1図のI−I切断線に沿って切断して示すタンカーの縦断面図で ある。簡単のために管及び弁の配置の一部のみを示す。同様の理由から圧力/真 空弁12 P、12 V ハ、ただ1つの弁12 P/Vとして示されている。
図示の貨物タンク2は、それらの上部に自身のハツチ10を有する。第8図はま た、本発明の管及び弁の配置の1つの実施例をも示す。この実施例では、ヘッダ は、接続管を介して横方向で接続されている3本の平行な管を有する。上昇管1 1は、ヘッダ6の中に到達して、延在する。上昇管11とヘッダ6との間の連通 は、弁12P、12Vにより制御される。タンカーの喫水28、公知の方法によ る充填レベル29、タンク高さ30、本発明の充填レベル、中央・貨物タンク2 の幅32が、本発明の1つの実施例により達成される放出量の減少に関連する利 点を示す後記の計算の中で、考慮される。
第9a図及び第9b図は、管及び弁の配置の1つの代替的な実施例の一部を示す 。この場合、貨物タンク2は、公知のタイプの中間甲板を有し、これにより貨物 タンク2は、分割されて2つのタンクを形成する。
従って貨物タンク2のそれぞれは2つの上昇管11を有し、上昇管11は、対応 する圧力/真空弁12P。
12Vを有し、一方の上昇管11は、ハツチ10から出発し、ヘッダ6の中に到 達して延在し、他方の上昇管11は、タンク2の下部から出発しヘッダ6の中に 到達して延在する。タンク2の下部と上部との間の連通は、弁33により制御さ れる。簡単のために、第2図の実施例と異なる部分のみが第9a図及び第9b図 には示されている。同様の理由から圧力/真空弁12P、12Vがただ1つの弁 12 P/Vとして示されている。
本明細書中、以下において、a、b、cがいくつかの参照番号に添付されている 。これらの文字はそれぞれタンク2a、2b、4を示す。
貨物タンクが原油を輸送する場合の石油荷降ろし方法は、通常は、清浄剤として 輸送された石油を用いることによりタンク洗浄を初めに行う段階を含む。原油洗 浄とも呼ばれるこの種のタンク洗浄は、例えば石油荷降ろしのための2つの貨物 タンクから成る一部のタンクに対して行われる。このタンク洗浄は、次のように して行われる。
まず初めに、石油により洗浄するこれらのS/Cタンク4及び貨物タンク2aの 石油荷降ろしを開始する。
貨物タンクの中の貨物油の一部を排出し、これにより、これらのタンクの上部か らタンク洗浄を開始する。S/Cタンク4には、図示されていない石油加熱手段 がある。加熱石油は、S/Cタンク4から、貨物タンク2の中の図示されていな いフラッシング装置を介して排出される。石油を加熱することにより洗浄効果が 強まる。タンク洗浄の間に貨物タンク2の中の雰囲気は、HCガスにより飽和す る。これと同時に、S/Cタンク4の中の石油の温度が十分に高温に維持される 。従ってこれらのタンクの中のガスは、外部大気に比して正圧を有する。タンク 2a、 4の中の貨物油表面の上の体積が増加すると同時に、このプロセス全体 にゎたりHCガスが、石油によりタンクを洗浄することにより発生する。タンク 洗浄が完了し、貨物タンク2aが洗浄され、S/Cタンク4はもはや石油がまっ たく空になると、これらのタンクとヘッダ6とは、僅がな不活性ガスが混合して いる飽和HCガスにより満たされる。これは第3図に示されている。
タンクを洗浄した後のタンクの状態が第3図に示されている。本発明では、第2 群のタンク2bの石油荷降ろしが行われると同時に、飽和HCガスがこれらのタ ンクの中の貨物油の上に搬送される。弁14aは開放されている。従って、弁1 2bPを開放すると、貨物タンク2aと貨物タンク2bとの間に開放接続がヘッ ダ6を介して実現される。弁13aを開放し、タンク2bから石油を取出すと、 管装置8と開放弁13aとハツチ10aとを介してタンカーの(図示されていな い)不活性ガス装置から貨物タンク2aへ供給される不活性ガスが、飽和HCガ スを、管7a及びヘッダ6を経て、貨物タンク2bの中の増大するアレージスペ ースへど、押す。第4a図及び第4b図は、タンク2bからの石油荷降ろしを開 始したばかりの状態及び完了したばかりの状態を示す。次いで残余のタンク群の 石油荷降ろしが、貨物タンク2bからの石油荷降ろしの際に使用された方法によ り順次に行われる。すべてのタンクの石油荷降ろしが終了すると、この処理過程 の最後に石油荷降ろしが行われたタンク群2と、S/Cタンク4が、不活性ガス が僅かに混合している飽和HCガスにより充満され、貨物タンク2のその他の群 のタンクは、HCガスが僅かに混合している不活性ガスにより充満される。
タンクの洗浄後のタンク状態か第3図に示されている。本発明の別の1つの有利 な実施例を説明する。貨物タンクが、タンク高さの100%より僅かに小さいレ ベルまで、有利には98%まで、荷積みされていると仮定する。これは第3図に 示唆されている。この場合、その他の貨物タンクの石油荷降ろしを行う前には、 貨物油のすぐ上に純粋飽和HCガスがら成る層が存在し、この層の上にはHCガ スと不活性ガスとの不燃性混合気が存在する。貨物タンク2bの石油荷降ろしと 同時に、不活性ガスがタンカーの不活性ガス装置(図示されていない)から貨物 油表面の上の空間の中に制御されながら供給される。この供給は、不活性ガスの ための管装置8と、開放位置になるように強制制御されている弁13bと、ハツ チ10bとを介して行われる。この供給不活性ガスより、石油がタンク2bがら 導出されると純粋HCガスから成る層が貨物油表面の直接」二に位置する。従っ て、貨物油の荷降ろしが行われている間にわたり、貨物油はHCガスを発生しな いか又はわずかじか発生しない。何故ならば石油表面は、全操作の間にわたりH Cガスに接触しているからである。その他の群の貨物タンクの石油荷降ろしは、 タンク2bの場合と同様に行われ、荷降ろしが完了すると、初めに洗浄されてい ない貨物タンクの底面には飽和HCガスから成る層が存在し、これらのタンク2 bの中の容積の残りは、主に不活性ガスから成る。第4a図及び第4b図は、第 2b図の石油荷降ろし開始直後の状態及び完了直後の状態をそれぞれ示す。本発 明の石油荷積み方法に関する後記の説明から分かるように、タンク2を弁12P 、12Vまで荷積みする、すなわちタンク2を約100%の充填度で荷積みする こをか適切であるかもしれない。しかし荷降ろし方法と同一の方法をこの荷積み の場合に使用することも可能である。ただ1つの相違点は、弁が初めは閉成状態 に保持され、この閉成状態は、貨物油の一部が取出されるまですなわち石油がこ れらの弁より低いレベルに減少するまで維持されることである。この場合、石油 のガス放出は、弁12aVが開放される前に管11bとハツチ10bの中で行わ れる。また、飽和HCガスから成る層が貨物油の上に形成される。この後に弁1 3bか開放され、残りの石油荷降ろしが、前述のように行われる。
第4b図又は第5b図に示されている、S/Cタンク4及び貨物タンク2の前述 の石油荷降ろし方法のうちの1つの実施が完了した後のタンクの状態に関連して 、タンカー1に石油を荷積みする方法を次に詳しく説明する。石油荷積みは、上 記の荷降ろし操作の終わりに石油荷降ろしが行われたタンクの中に、まず石油を 荷積みすることから開始される。次に第4b図を参照する。この場合、タンク2 bは上記石油荷降ろし過程の最後に石油荷降ろしが行われたと仮定する。この場 合、石油の荷積みは、タンク2bの底面で並列して開始される。第6a図に示さ れているように流入する石油は、飽和HCガスに出会い、石油のガス放出が阻止 /制限される。タンク2bの中で、石油は、HCガスを上方へ押し、さらに石油 は、流入貨物油の上の圧ノJが弁12bPのその時の開放圧力を越えている場合 には、ヘッダ6の中へハツチ10b及び弁12bPを介して、HCガスを押す。
第6a図から分かるように飽和HCガスは、タンク2aの中にヘッダ6から開放 弁14a及び管7aを介して流入し、さらにタンク2aの底へ流入し、HCガス は、タンク2aから、ヘッダ10aと、この時点で開放位置に保持されている弁 L2aとを介して、不活性ガスを押出し、そこからさらに不活性ガスのための管 装置8の中に不活性ガスを押込む。第6b図は、タンク群2bの石油荷積みの完 了後の状態を示す。タンク2aは、不活性ガスが僅かに混合している飽和HCガ スにより充満される。これらのタンクは、次に石油が荷積みされるタンク群を形 成する。この場合に貨物タンク2bは、タンクの全荷積み容量の100%より幾 分小さい充填度まで、有利には98%まで、荷積みされる。これにより、輸送航 海中の石油体積の膨張が保証される。これらのタンク及びその他のタンクの石油 荷積みは、タンク2bにおける方法と同一の方法で行われる。
最後のタンク群2の石油荷積みの完了と同時に、飽和HCガスは、所望ならばこ れらのタンクから管装置21を介してHCガス回収装置(図示されていない)に 案内される。このHCガス回収装置は、タンカー1自身の上に取付けられている か、又は沿岸に取付けられている。HC回収装置が沿岸に取付けられている場合 には、飽和HCガスは、回収のために処理される前に一時的に貯蔵される。タン カー1自身の上に取付けられている場合には、HCガスは、タンクから押出され るにつれて、連続的に処理されなければならない。
経済的な見地からは石油の荷積みはできるだけ迅速に行われならい。しかしこれ は、HCガス回収回収装置の能力に過度の負担をかける。
タンカー1の代替的な石油荷積み方法を次に詳しく説明する。この方法の目的は 、石油荷降ろし後にタンクの中に存在するH Cガスの処理のために利用可能な 時間を、大幅に増加することにある。何故ならば、この処理がタンカーに取付け られている回収装置で行われるのと同時に、主に石油荷降ろしの全時間が、前述 の石油荷積み方法における荷降ろし期間と同一の短さに保持されるからである。
最初に説明した石油荷降ろし方法による石油荷降ろし完了後のタンクの状態が、 第4b図に示されている。
石油の荷積みは、石油をS/Cタンク4の中に荷積みすることにより開始される 。S/Cタンク4の中のHCガスの圧力は、上昇する。弁12cPは開放され、 これによりHCガスは、ヘッダ6の中に流入する。弁18及び14aは、開放位 置保持され、これによりヘッダ6の中のHCガスは、貨物タンク2aの中に弁7 aを介して案内される。HCガスは、貨物タンクの中に底面から流入する。HC ガスは、不活性ガスより大幅に重いので、HCガスは層の形で貨物タンク2aの 底面に安定して位置する。第7a図を参照。石油荷積みにおける次の段階は、貨 物タンク2aに石油を荷積みすることである。石油は通常のようにタンク2aの 中にそれらの底面から案内され、飽和HCガス雰囲気に出会う。第7b図参照。
タンク2aの中の貨物油が上昇すると、貨物油の上のガスは圧縮される。石油荷 積みが開始される時点では、ハツチ10aにおけるHCガスの濃度は、非常に低 い。不活性ガス弁13aは、有利には+2.5mwcといった、ある設定圧力値 で開放され、不活性ガスは、不活性ガスのための管装置8の中に案内される。第 7C図に示されているように、HCガス層がハツチに接近すると、HCガスの濃 度は上昇し、濃度かある特定の値を越えると弁13aが閉成され、その時までは 強制的に閉成されていた弁12aPが開放される。これによりHCガスは、ヘッ ダ6の中に案内され、さらに次に石油を荷積みするタンク(図示されていない) の中に弁14及び管7(第7C図参照)を介して案内される。このようにしてH Cガスは、タンク2aの場合と同様にこれらのタンクの底面に安定して位置する 。次いで、その他のタンクは、タンクの洗浄後に飽和HCガスを充填されたタン ク2bを除いて、タンク2aに石油を荷積みする際に使用された方法と同様の方 法により石油を荷積みされる。
石油荷積みの前には飽和HCガスが充満されていないこれらの貨物タンク2への 石油の荷積みが行われている全期間にわたり、石油は、石油荷積みの前に飽和H Cガスが充満している貨物タンク2b及びS/Cタンク4の中に緩慢に荷積みさ れる。このようにして飽和HCガスは、タンク2b及び4から緩慢に追出され、 さらに、回収装置が設けられている場合には回収装置(図示されていない)の中 に管及び弁21を介して案内される。これらの貨物タンク2bのうちの2つの貨 物タンクの荷積み容量は、従来のタンカー1の場合には、タンカーの全荷積み容 量の約10%である。石油荷降ろしの全期間は、Tにより示されている。従って 、最初に説明した石油荷降ろし方法において、回収装置は、HCガスをT/10 の期間の間に処理しなければならず、この処理期間は、後に説明した方法では増 加してTになる。
後に説明したタンカー1に石油を荷積みする方法の説明において、タンクの状態 は、最初に説明した石油荷降ろし方法による石油荷降ろしの後の状態と同一であ ると仮定した(第4b図参照)。従って最初に説明した石油荷降ろし方法は、後 に説明した石油荷降ろし方法が使用される場合に、同様に使用可能であり、有利 である。第5b図参照。この場合、前もってHCガスが充満しているタンク2へ の石油の荷積みは、前述の方法により直接に開始できる。何故ならば、これらの タンクの底面には、HCガスの層がすでに存在するからである。第5b図参照。
本発明の石油荷積み方法の1つの代替的な実施例では、貨物タンクは約100% 荷積みされている。すなわち石油は、上昇管11の中の最上レベルまで荷積みさ れている。第8図参照。S/Cタンク4は、必要な場合には、拡張タンクとして 使用可能である。つまり、S/Cタンク4は、ヘッダ6と共働して、貨物タンク の中の石油の膨張が輸送航海中に発生することかある場合には、排出装置として 機能し、収縮が輸送航海中に発生することがある場合には、石油溜めとして機能 する。1つ又はいくつかの貨物タンクの容積が、例えば石油の加熱により航海の 途中に膨張すると、石油は、貨物タンクタンク2から弁12Pを介して流出し、 さらにヘッダ6と弁14cと管7Cとを介してS/Cタンク4へ案内される。貨 物タンク2の中の石油の体積が、例えば石油の冷却により航海の途中で収縮する と、石油がS/Cタンク4からポンプ22を介して管装置9及び弁23を介して 貨物タンク2へ供給される。このことから、S/Cタンク4の充填度が、貨物油 及び輸送航路に依存して、例えば50%の部分的充填から、100%まで変動し うろことが分かる。
貨物タンク2を100%充填することの主な目的は、輸送航海の間に発生する可 能性がある座礁により発生するタンカー底面の中の損傷により通常生じる石油の 大量の漏出を、排除するか又は大幅に制限することにある。次にこれを、1つの 例をとって詳細に説明する。
この例では座礁により底面24に亀裂が発生し、亀裂はタンカー1の中央区間全 体に沿って延在すると仮定されている。石油及びタンカーの特性に関して次のこ とが仮定される。
貨油密度(30℃) u 1= 0.900tons/m3海水密度 μv =  1.025tons/m3実際の蒸気圧(30’C) ptv = 4.8m wc上昇管11の直径 d、=0.2m 上昇管11の甲板の上の高さ 11.=1.5m貨物タンク2の高さ30 hL = 17.8m中央貨物タンク2の幅30 b =16.4m貨物区間の長さ5  1 =143m 喫水28 ho = 12.9m 大気圧 patm” 10.3mwc 弁12Vの開放圧力 pI2V= 1)atm −4,50mwc貨物タンクは 公知の方法により例えば0.98の充填度で荷積みされる。貨物タンク2の中の 石油レベル29の値り。98は、次のようになる。
ho、8= 0.98 * hL = 17.44 (L、1)従って、座礁前 の静圧差は、石油が第1の例と同一と仮定すると、次式により与えられる。
pdlff=(pat、、、+pn十μ+*ho、qa) −(+)−t、、+ μV*hD) (L、2)p、、、、 = 2.97mwc (L、3)式中、 pn + 0. 5 m w cは、空気が不活性ガスの中の流入し混合しない ことを保証するために必要な貨物油表面の上の不活性ガスの中の所要正圧である 。
従来の石油輸送方法では、ハツチ上部の圧力/真空弁は、大気圧に比して0.7 mwcの負圧で開放されるように調整されている。従って、タンカーの底面24 における静圧平衡状態を実現するためには、次の条件を満足しなければならない 。
pl++++lde ” PoutRlds (L、4)−0,70IWC+  hLn*0.9 = 12.9*1.025 (L、5)hLn = 15.4 7 (L、6) 荷積みレベルの低下hrは、次のようになる。
br= ho98− hL、 = 17.44−15.47 = 1.97m、 (L、7)放出された石油の全量M。utは、次のようになる。
Mclut =b * l * hr * It 、=4158 tons ( L、8)放出石油の実際の量は、前記の計算結果より大幅に大きい。何故ならば これらの計算は、石油が海中に漏出する際に発生するタンカーの喫水の減少を考 慮していないからである。この喫水の減少を考慮して計算すると放出量は、約7 3001−ンとなる。
石油の放出量は、最初に述べた負圧法により大幅に減少できる。この方法では弁 12Vは、大幅に大きい負圧で開放されるように調整されている。しかしこの設 定圧力値は、設計の上でタンカーが耐えられるとされる最大圧力負荷により制限 されている。典型的には、この値は、2.5 mw cである。この場合にもか なりの石油が放出されることが計算により分かった。喫水の減少を考慮して、放 出量は約411トンとなる。
貨物タンクは、弁12P、12Vまで石油を荷積みされていると仮定する。従っ てアレージ空間の容積はほぼ零である。さらに、アレージ空間の中のガスが理想 ガスとほぼ同様の特性を有すると仮定する。すなわち圧力変化の際に、次の関係 が成り立つ。
poVo ” p+V+ (L、9) 式中、p及びVは、それぞれアレージ空間の中の圧力及びアレージ空間の容積で ある。添付数字0及び1はそれぞれ圧力変化の前及び後の状態を指す。
座礁か発生する前に、貨物油の」二の圧力は大気圧にほぼ等しい。タンカー2の 底面24の静圧差p□ffは、次のようになる。
pdxt = p+ng+de −Pouts+as (L、10)pdlff  = (patm十μ +*(hL+hj) −(pa、tm+μ V*h、)  (L、11)p、、i、 = 4.15mwc (L、12)これは、上昇管 11の中の貨物油の上の圧力は、貨物タンク3の底面34におい静圧の平衡状態 を実現するためには、4.15m、wcだけ減少しなければならないことを意味 する。タンカーエが座礁すると突然の圧力変化が記録され、弁12Vはただちに 閉成される。
これにより上昇管11の中の貨物油の上の密閉容積は消滅する。すなわち密閉容 積V0は、はぼ零と仮定できる。従って前記の圧力差が発生するとこれに対応し て発生する体積膨張は、実際上無視できるほど小さい。
従ってこれに対応して貨物タンク2からの石油放出量も無視できるほど小さい。
これは式り、9から得られる。すなわち式り、9は、次のように変形できる。
L = (po/p、) * Vo (L、13)V、 = (Lo、3mwc /(10,3mwc−4,15mwc)) * Vo (L、14)v、 =  1.67 * V。 (L、15)式り、 15から、静圧の平衡状態が実現さ れると石油の上の容積v1がほぼ零となることが分かる。
弁12P、12Vにおける貨物油の上の圧力は、次のようになる。
p+ = 10.3mwc −4,15mwc = 6.15II1wc (L 、17)タンカーの甲板における圧力は、次のようになる。
これから、石油がガス放出を開始することがある領域、すなわち弁12P、12 Vが位置する領域及びタンカーの甲板25の下の領域の中の石油の圧力が、実際 の蒸気圧より大幅に大きく、従って貨物油表面からのガス放出がさらに継続する ことはなく、ひいてはこれに対応して圧力が増加することもない。石油の実際の 蒸気圧は、石油の密度が減少すると、増加する。本発明の別の実施例は、いかに してこれが本発明において考慮されるかを示す。
貨物油密度 μ、= 0.860tons/m3実際の蒸気圧 p、v= 7. 9mwc前述の方法と同様の方法により、次の結果か得られる。
pazf = 3.34mwc p、= 6.9601WC ptd = 8.25mwc これから、弁12P、12Vにおける圧力か実際の蒸気圧より低く、石油は上昇 管11の上部でガス放出を開始することが分かる。このガス放出は、飽和圧力p tvに到達するまで継続する。このガス放出により石油の一部が押出される。本 発明では、このような場合に備えて、弁は、石油の飽和圧力T) tvz すな わち7゜9mwcに達すると、開放されて流入するガスを通し、これによりガス 放出が阻止されるように調整されている。しかし、この調整に起因して、貨物油 の上の圧力り+は、静圧の平衡状態を実現するために十分なほど低下せず、従っ て小量の石油か、石油の上のこの圧力増加を補償するために流出しなければなら ない。上昇管11の中の減少hrは、次のように計算される。
従って貨物油レベルの低下は、タンクハツチ10及び上昇管11の全長より小さ く、従って放出量は無視できるほどに小さい。
前述のように計算されたほど石油漏出量が小さいための重要な前提条件は、座礁 した時点及びそれに続いて圧力が減少する時点で、石油の上のガス体積がほぼ零 に等しいとの仮定である。前述の中で、いかにSZCタンク4の中の石油が、そ の充填レベルを低下することにより貨物タンク2を補給して満載にするために用 いられるかが説明された。従って、タンカー1か座礁した時点で、貨物タンクが 弁12P、12Vまで荷積みされていると仮定することは理にかなう。その上、 座礁すると、底面24か内方へ押される、これにより石油は、さらに上方へ押さ れる。従って、圧力低下が発生した時点で、石油は、弁12P、12V及びタン ク甲板におけるその境界表面の極めて近くに位置する。
石油とタンク甲板との間のいかなるガスポケットも管26及び弁27を介して押 出されて、ヘッダ6の中に流入する。第2図を参照。
輸送航海の間に上昇管11の中に到達する貨物油レベルを維持する原理は、タン カー1が従来の技術により荷積みされる状況においても利用できる。
第9a図及び第9b図は、2つの異なる断面図で、管及び弁の配置の1゛つの代 替的な実施例の一部を示す。
貨物タンク2は、公知のように中間甲板34により2つの部分に分割され、貨物 タンク2の上部と下部との間の連通は、開放位置又は閉成位置に強制することが できる弁33により実現される。石油を荷積みする間、弁23は、開放されてい なくてはならないが、輸送航海の間は、閉成されていなくてはならない。本発明 の管及び弁配の配置は、このタイプのタンク配置に整合されている。すなわち各 貨物タンクは、イ」属の弁12P、12Vを有する2本の上昇管11を有する。
上昇管11のうちの一方は、タンク/”%ブチ10から出発しヘッダ6の中に到 達して延在し、他方の上昇管11は、タンク2の下部から出発しヘッダ6の中に 到達して延在する。
本発明の石油荷積み方法は、第9a図及び第9b図に示されているような貨物タ ンクの配置に対しても実施できることが理解できよう。上部タンク及び下部タン クにおいて、例えば98%又は上昇管11の上部の弁12P、12V等までとい った、ある特定の充填度に石油が到達するまで、弁30を開放位置に保持するこ とにより、この石油充填方法は、一般的に前述の石油荷積み方法と同一になる。
第9a図及び第9b図に示されている貨物タンクの配置では、中間甲板34が設 けられ、これにより底面24に対する外部圧力は、下部貨物タンク2の中の石油 からの内部圧力より大きい。これにより、座礁した際に、石油は漏出せず、外部 の海水が石油を上方へ向かってタンク2の中に押込む。下部タンク2を100% より小さい充填度まで荷積みする場合、中間甲板34は、上部タンク2の中の貨 物油の重量を支えなければならず、従って中間甲板34には大きな負荷がかかり 、特に全部及び後部の貨物タンクの中では負荷が大きい。荒れた海においては、 加速および減速の力は、特にストレスとなる。約100%まで荷積みすると、中 間甲板34の両側にそれぞれ印加されるひずみ圧力は、静圧的に平衡状態となり 、これによりひずみ圧力は、はぼ除去される。
中間甲板34に亀裂が発生するか、あるいは、1つ以上の弁33が故障するか又 は不注意に開放されたままであっても、本発明に従って、石油が上昇管11の中 に到達し、弁12P、L2Vに向かって荷積みされている場合には、前述のよう に、石油の漏出は、排除されるか又はかなり減じられる。このよ・うにして、約 100%の充填度まで荷積みすることは、座礁状態での石油漏出に対する予防措 置となる。
前述の貨物油の上の負圧効果は、船舶の側面に穴を空けるような衝突の際にも有 益である。貨物油の上に瞬時に負圧が発生することにより石油の放出速度及び放 出量が減じられる。
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Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.石油輸送タンカー(1)が貨物タンク(2)とバラストタンク(3)とスロ ップ/貨物(S/C)タンク(4)とを具備し、該タンク(2,3,4)が、該 タンク(2,3,4)の上にあって、上昇管(11)及び圧力/真空弁(12P ,12V)を有するタンクハッチ(10)を具備し、該タンカー(1)がさらに 、弁(13)を介して該タンク(2,3,4)に連通する不活性ガスのための第 1の管系(8)と、第2の管系(9)とを具備し、荷降ろしの前の石油が1つ以 上のタンク(2,4)の中に存在し、該石油を、荷降ろしの際に1つ以上のタン ク(2,4)からなる一群のタンクから底面(24)より同時に並列して排出す る、石油輸送タンカー(1)から荷降ろしする方法において、 少なくとも一群のタンク(2,4)からの荷降ろしが行われている間、全体的ま たは部分的に同時に、このタンク群(2,4)の中の石油表面と、一般的に飽和 炭化水素含有ガスからなる雰囲気との接触を維持することを特徴とする石油輸送 タンカーからの荷降ろし方法。
  2. 2.1つ以上の貨物タンク(2a)から成り、1つ以上のS/Cタンク(4)か らも場合によってはさらに成る第1タンク群からの荷降ろしが行われると、第2 群のタンク(2b)から荷降ろしを行ない、それと同時に、飽和炭化水素含有ガ スを、該第1群のタンク(2a、4)の中の1つ以上のタンクから該第2群のタ ンク(2b)の中の石油の上の空間の中に搬送することを特徴とする請求項9に 記載の石油輸送タンカーからの荷降ろし方法。
  3. 3.第2群のタンク(2b)からの荷降ろしと同時に、第2のガスが第1群のタ ンク(2a,4)の中の1つ以上のタンクの中の炭化水素含有ガスの上に搬送さ れ、該第2のガスが好ましくは該炭化水素含有ガスより軽いことを特徴とする請 求項1に記載の石油輸送タンカーからの荷降ろし方法。
  4. 4.上記第2のガスが不活性ガスであることを特徴とする請求項3に記載の石油 輸送タンカーからの荷降ろし方法。
  5. 5.タンク(2)の残りの群が、上記第2群のタンクの場合と同様の方法で荷降 ろしされることを特徴とする請求項2又は3又は4に記載の石油輸送タンカーか らの荷降ろし方法。
  6. 6.タンク(2,4)の上記群からの荷降ろしが行われている間に、第2のガス が、飽和炭化水素含有ガスの上の空間の中に搬送され、該第2のガスは、該炭化 水素含有ガスより軽いことを特徴とする請求項1に記載の石油輸送タンカーから の荷降ろし方法。
  7. 7.第2のガスが不活性ガスであることを特徴とする請求項6に記載の石油輸送 タンカーからの荷降ろし方法。
  8. 8.石油輸送タンカー(1)が貨物タンク(2)とバラストタンク(3)とスロ ップ/貨物(S/C)タンク(4)とを具備し、該タンク(2,3,4)が、該 タンク(2,3,4)の上にあって、上昇管(1)と圧力/真空弁(12P,1 2V)とを有するタンクハッチ(10)を具備し、該タンカー(1)はさらに、 弁(13)を介して該タンク(2,3,4)に連通する不活性ガスのための第1 の管系(8)と、第2の管系(9)とを具備し、荷積みの際に、1つ以上のタン ク(2,4)から成る群のタンクへ底面(24)を通って石油を搬送する、石油 輸送タンカー(1)への荷積み方法において、 一群のタンク(2,4)への荷積みが行われている間、全体的又は部分的に同時 に、該タンク群の中の石油の表面と、一般的に飽和炭化水素含有ガスから成る雰 囲気との接触を維持することを特徴とする石油輸送タンカーへの荷積み方法。
  9. 9.上記第1群のタンクの中のタンク(2b)の全体又は部分に石油を荷積みし 、該荷積みと同時に、該タンク(2b)の上部におけるガスの中の炭化水素の濃 度が所定値より低い場合には、該ガスを該タンク(2b)から導出して不活性ガ スのための管系(8)の中に導入し、該濃度が所定値を越える場合には、該ガス を該タンク(2b)から導出して第2群のタンク(2a)の中に、有利にはその 底面(24)を通って、導入し、次いで該2群のタンク(2a)に該第1群のタ ンク(2b)の場合と同様な方法で石油を荷積みすることを特徴とする請求項8 に記載の石油輸送タンカーへの荷積み方法。
  10. 10.上記第1群のタンク(2b)が、荷積みに先だって大きい濃度の炭化水素 含有ガスを有する1つ以上のタンク(2)からなることを特徴とする請求項9に 記載の石油輸送タンカーへの荷積み方法。
  11. 11.上記群のタンク(2)に石油を荷積みする間、該タンク(2)は、該タン ク(2)の中の圧力が所定値を越えるまで閉成状態に保持されることを特徴とす る請求項9又は10に記載の石油輸送タンカーへの荷積み方法。
  12. 12.荷積みを第1群(2a)のタンクと第2群(2b)のタンクとで同時に開 始し、該第1群(2a)と1つ以上のその他の群のタンクに期間Tの間に順次に 石油を荷積みし、該第2群(2b)に該期間Tの間に荷積みすることを特徴とす る請求項8に記載の石油輸送タンカーへの荷積み方法。
  13. 13.上記第2群のタンク(2b)が、濃度がより高い炭化水素含有ガスを有す る1つ以上のタンクから成ることを特徴とする請求項12に記載の石油輸送タン カーへの荷積み方法。
  14. 14.上記タンク(2)に、上昇管(11)まで、そして上昇管(11)の中へ と、有利には圧力/真空弁(12P,12V)まで、石油を充填することを特徴 とする請求項8ないし13のうちのいずれか一に記載の石油輸送タンカーへの荷 積み方法。
  15. 15.タンカー(1)が、輸送中に石油を貯蔵する貨物タンク(2)を具備し、 該貨物タンク(2)がその上部にタンクハッチ(10)を具備し、該ハッチ(1 0)は上昇管(11)と圧力/真空弁(12P,12V)とを有する、タンカー による石油輸送方法において、 輸送中の該貨物タンク(2)の中の石油の量を、貨物油が該上昇管(11)の中 まで、そして有利には該圧力/真空弁(12P,12V)まで荷積みされるよう に制御することを特徴とするタンカーによる石油輸送方法。
  16. 16.タンカー(1)が貨物タンク(2)とバラストタンク(3)とスロップ/ 貨物(S/C)タンク(4)とを具備し、該タンク(2,3,4)が単一又は2 重のタンク底面(24)とタンク甲板(25)と、該タンク(2,3,4)の上 部に取付けられおり、上昇管(11)及び圧力/真空弁(12P,12V)とを 有するタンクハッチ(10)とを具備し、該タンカー(1)が、弁(13)を介 して該タンク(2,3,4)に連通する不活性ガスのための管系(8)と、第2 の管系とを具備する、該タンカーのための管及び弁の系において、 付加的に1つのヘッダ(6)が設けられ、該ヘッダ(6)を通って管(7)が該 タンク(2,3,4)に連通し、弁(14)が該管(7)に設けられ、弁(12 P,12V)を有する該上昇管(11)が該ヘッダ(6)の中に延在し、かつ、 弁(15)が該ヘッダ(6)と不活性ガスのための該管系(8)との間の接続を 調整するために設けられていることを特徴とするタンカーのための管及び弁の系 。
  17. 17.上記タンク(2,4)の上部に検出器が、炭化水素含有ガスの濃度を測定 するために設けられていることを特徴とする請求項16に記載のタンカーのため の管及び弁の系。
  18. 18.上記不活性ガス弁(13)が、上記タンク(2,4)の中の圧力と、上記 タンク(2,4)の中の炭化水素含有ガスの濃度とにより制御されることを特徴 とする請求項16又は17に記載のタンカーのための管及び弁の系。
  19. 19.上記弁(12P,12V)が、上記タンク(2,4)の中の圧力と、上記 不活性ガス弁(13)の位置とにより制御されることを特徴とする請求項18に 記載のタンカーのための管及び弁の系。
  20. 20.別の管(26)が、別の弁(27)を介して上記ヘッダ(6)と上記タン ク(2,4)とを接続するために設けられていることを特徴とする請求項16な いし19のいずれか一に記載のタンカーのための管及び弁の系。
  21. 21.1つ以上のタンク(2,4)に対して弁(12P,12V)を有する別の 上昇管(11)が設けられ、該上昇管(11)が、該ヘッダ(6)の中に延在し かつ下方へ向かって該タンク(2,4)の中へと上記タンクハッチ(10)とは 異なる個所を通って到達していることを特徴とする請求項16ないし20のいず れか一に記載のタンカーのための管及び弁の系。
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