JPH0650499A - 水素吸蔵合金保持容器 - Google Patents
水素吸蔵合金保持容器Info
- Publication number
- JPH0650499A JPH0650499A JP4206868A JP20686892A JPH0650499A JP H0650499 A JPH0650499 A JP H0650499A JP 4206868 A JP4206868 A JP 4206868A JP 20686892 A JP20686892 A JP 20686892A JP H0650499 A JPH0650499 A JP H0650499A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- storage alloy
- hydrogen storage
- teflon
- holding container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/32—Hydrogen storage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/45—Hydrogen technologies in production processes
Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、形状可変性を有するとともに、合
金の反応熱を迅速に除去または加えることが可能な水素
吸蔵合金保持容器を提供する。 【構成】 テフロン細管の内部に水素吸蔵合金を充填
し、水素ガスの導入及び導出のための開口を設け、密閉
可能としたことを特徴とする。また、テフロン細管を複
数本用い、前記テフロン細管の端を集合した共通部分を
設け、前記共通部分に水素ガスの導入及び導出のための
開口を設け、密閉可能としたことを特徴とする。上記テ
フロン細管を構成するテフロンが、水素の透過を遮断す
る膜をテフロン膜が両側から挟んだ複合構造であること
を特徴とする。 【効果】 本発明の水素吸蔵合金保持容器は、水素の漏
れが極めて少なく、水素を迅速に吸蔵、放出できること
に加え、形状可変性を有することにより、限られたスペ
ースを有効に用いることができる。
金の反応熱を迅速に除去または加えることが可能な水素
吸蔵合金保持容器を提供する。 【構成】 テフロン細管の内部に水素吸蔵合金を充填
し、水素ガスの導入及び導出のための開口を設け、密閉
可能としたことを特徴とする。また、テフロン細管を複
数本用い、前記テフロン細管の端を集合した共通部分を
設け、前記共通部分に水素ガスの導入及び導出のための
開口を設け、密閉可能としたことを特徴とする。上記テ
フロン細管を構成するテフロンが、水素の透過を遮断す
る膜をテフロン膜が両側から挟んだ複合構造であること
を特徴とする。 【効果】 本発明の水素吸蔵合金保持容器は、水素の漏
れが極めて少なく、水素を迅速に吸蔵、放出できること
に加え、形状可変性を有することにより、限られたスペ
ースを有効に用いることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵用金属材料か
ら水素を高密度、安全かつ迅速に吸蔵−放出し得る水素
吸蔵合金貯蔵器に関するものである。
ら水素を高密度、安全かつ迅速に吸蔵−放出し得る水素
吸蔵合金貯蔵器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、水素をある種の金属あるいは合金
に吸蔵させて金属水素化物という形で貯蔵、輸送した
り、水素の分離、精製に利用したり、ヒートポンプ、熱
の貯蔵などに利用する方法が提案されている。金属水素
化物をつくる合金のうち−20℃〜300℃において水
素を吸蔵放出できる合金として、LaNi5 、CaNi
5、Mg2 Ni、FeTiなどが代表的なものである。
これらの合金は特に水素吸蔵合金と呼ばれる。水素吸蔵
合金は、水素の吸蔵放出を迅速に行わせるため、表面積
を増やすため通常粉末状で用いられる。
に吸蔵させて金属水素化物という形で貯蔵、輸送した
り、水素の分離、精製に利用したり、ヒートポンプ、熱
の貯蔵などに利用する方法が提案されている。金属水素
化物をつくる合金のうち−20℃〜300℃において水
素を吸蔵放出できる合金として、LaNi5 、CaNi
5、Mg2 Ni、FeTiなどが代表的なものである。
これらの合金は特に水素吸蔵合金と呼ばれる。水素吸蔵
合金は、水素の吸蔵放出を迅速に行わせるため、表面積
を増やすため通常粉末状で用いられる。
【0003】水素吸蔵合金を用いたシステムで重要なポ
イントは、水素の吸蔵−放出速度を増大させることであ
り、水素の吸蔵−放出速度を増大させるためには、水素
の吸蔵においては合金充填層内における反応熱を効率よ
く水素吸蔵合金充填容器の外部に取り除き、また水素を
放出する際には外部から合金充填層内へ反応熱に相当す
る熱を効率よく供給しなければならない。このため水素
吸蔵合金を保持する容器は図6に示すように水素吸蔵合
金保持容器41中に容器内熱媒配管44を設け、その中
に熱媒を流し、水素吸蔵合金42の発熱反応もしくは吸
熱反応に際して熱を除去するかもしくは供給して水素化
反応または脱水素化反応を促進し、フィルター43を通
して水素の迅速な吸蔵−放出を行っている。また、図7
に示すように、水素吸蔵合金保持容器51の外側の容器
外熱媒配管54に熱媒を流し、水素吸蔵合金52の発熱
ないしは吸熱反応に際して、熱の除去もしくは供給を行
って水素化反応または脱水素化反応を促進し、フィルタ
ー53を通して水素の迅速な吸蔵−放出を行っている。
イントは、水素の吸蔵−放出速度を増大させることであ
り、水素の吸蔵−放出速度を増大させるためには、水素
の吸蔵においては合金充填層内における反応熱を効率よ
く水素吸蔵合金充填容器の外部に取り除き、また水素を
放出する際には外部から合金充填層内へ反応熱に相当す
る熱を効率よく供給しなければならない。このため水素
吸蔵合金を保持する容器は図6に示すように水素吸蔵合
金保持容器41中に容器内熱媒配管44を設け、その中
に熱媒を流し、水素吸蔵合金42の発熱反応もしくは吸
熱反応に際して熱を除去するかもしくは供給して水素化
反応または脱水素化反応を促進し、フィルター43を通
して水素の迅速な吸蔵−放出を行っている。また、図7
に示すように、水素吸蔵合金保持容器51の外側の容器
外熱媒配管54に熱媒を流し、水素吸蔵合金52の発熱
ないしは吸熱反応に際して、熱の除去もしくは供給を行
って水素化反応または脱水素化反応を促進し、フィルタ
ー53を通して水素の迅速な吸蔵−放出を行っている。
【0004】水素吸蔵合金は、水素の吸蔵時に金属粉末
の体積が15〜30%程度膨張するため、水素の吸蔵−
放出に伴い合金の膨張−収縮が起こると共に、合金の微
粉化も進行するため、容器下部において微粉末が厚密化
しやすく、容器に非常に大きい応力がかかることが指摘
されている。以上のことより、水素吸蔵合金を充填する
容器に対する水素吸蔵合金の熱伝導率改善、微粉化防
止、合金の膨張収縮時の容器に対する応力の緩和を目的
に、これまで種々の提案がなされてきた。
の体積が15〜30%程度膨張するため、水素の吸蔵−
放出に伴い合金の膨張−収縮が起こると共に、合金の微
粉化も進行するため、容器下部において微粉末が厚密化
しやすく、容器に非常に大きい応力がかかることが指摘
されている。以上のことより、水素吸蔵合金を充填する
容器に対する水素吸蔵合金の熱伝導率改善、微粉化防
止、合金の膨張収縮時の容器に対する応力の緩和を目的
に、これまで種々の提案がなされてきた。
【0005】合金充填層の熱伝導改善の方法として、
(1)容器内に多数のフィン付き熱媒管を縦横に配置し
て、合金粉末との接触面積を増大させるという容器構造
を改善する方法、(2)Alなどの高熱伝導性の発泡金
属の空隙に水素吸蔵合金粉末を充填し、加圧、焼成して
ペレット化する方法(特開昭55−126199号公
報)、水素吸蔵合金粉末にCu、Alなどの金属粉末を
添加、混合し、圧縮体あるいは焼結体とする方法(特開
昭55−90401号公報)、また同様に、水素吸蔵合
金粉末にCu、Ni、Alなどの金属粉末を添加、混合
し、活性化処理をして水素を合金中に吸蔵させた状態で
CO、SO2 などで合金表面を不活性化(被毒作用)
し、その後プレス成形、焼結する方法(特開昭56−1
09802号公報)、容器である伝熱体と水素吸蔵合金
粉末とを一体に加圧成形した方法(特開昭62−196
500号公報)など、粉末の圧縮成形体による合金粉末
充填層の熱伝導率の改善による方法、(3)合金粉末を
外部より容器を貫通するシャフトを用いて攪拌し、流動
化させることにより伝熱を良好にする方法(特開昭60
−60400号公報)などがある。
(1)容器内に多数のフィン付き熱媒管を縦横に配置し
て、合金粉末との接触面積を増大させるという容器構造
を改善する方法、(2)Alなどの高熱伝導性の発泡金
属の空隙に水素吸蔵合金粉末を充填し、加圧、焼成して
ペレット化する方法(特開昭55−126199号公
報)、水素吸蔵合金粉末にCu、Alなどの金属粉末を
添加、混合し、圧縮体あるいは焼結体とする方法(特開
昭55−90401号公報)、また同様に、水素吸蔵合
金粉末にCu、Ni、Alなどの金属粉末を添加、混合
し、活性化処理をして水素を合金中に吸蔵させた状態で
CO、SO2 などで合金表面を不活性化(被毒作用)
し、その後プレス成形、焼結する方法(特開昭56−1
09802号公報)、容器である伝熱体と水素吸蔵合金
粉末とを一体に加圧成形した方法(特開昭62−196
500号公報)など、粉末の圧縮成形体による合金粉末
充填層の熱伝導率の改善による方法、(3)合金粉末を
外部より容器を貫通するシャフトを用いて攪拌し、流動
化させることにより伝熱を良好にする方法(特開昭60
−60400号公報)などがある。
【0006】合金の微粉化防止を行う方法としては、前
記(2)の方法による成形体にする方法、合金に第三成
分を加えて微粉化しにくい合金をつくる方法や急冷によ
るアモルファス水素吸蔵合金をつくる方法等の冶金学的
な改善が提案されている。合金の膨張収縮時の容器に対
する応力を緩和する方法としては、水素ガスは透過する
が、水素吸蔵合金は透過しない弾性を有する多孔体を容
器中に設置する方法(特開昭57−94198号公報)
や、前記(3)の合金を流動化させる方法等が提案され
ている。
記(2)の方法による成形体にする方法、合金に第三成
分を加えて微粉化しにくい合金をつくる方法や急冷によ
るアモルファス水素吸蔵合金をつくる方法等の冶金学的
な改善が提案されている。合金の膨張収縮時の容器に対
する応力を緩和する方法としては、水素ガスは透過する
が、水素吸蔵合金は透過しない弾性を有する多孔体を容
器中に設置する方法(特開昭57−94198号公報)
や、前記(3)の合金を流動化させる方法等が提案され
ている。
【0007】水素吸蔵合金を保持する容器は、容器壁を
透過しやすい水素を封入するものであること、水素圧が
通常8 〜30kg/cm2 の圧力下で行われること、
合金の反応熱を迅速に除去または加える必要があること
から容器は金属で製作されている。
透過しやすい水素を封入するものであること、水素圧が
通常8 〜30kg/cm2 の圧力下で行われること、
合金の反応熱を迅速に除去または加える必要があること
から容器は金属で製作されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】水素吸蔵合金を保持す
る容器は金属製であり剛性があることより、複雑な形状
の容器を製作する場合には、合金充填層の熱伝導率と膨
張収縮時の応力緩和の観点から内部構造に制約があると
共に、製作コストが高くなるという問題がある。本発明
は、形状可変性を有するとともに、合金の反応熱を迅速
に除去または加えることが可能な水素吸蔵合金保持容器
を提供するものである。
る容器は金属製であり剛性があることより、複雑な形状
の容器を製作する場合には、合金充填層の熱伝導率と膨
張収縮時の応力緩和の観点から内部構造に制約があると
共に、製作コストが高くなるという問題がある。本発明
は、形状可変性を有するとともに、合金の反応熱を迅速
に除去または加えることが可能な水素吸蔵合金保持容器
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは下記のとおりである。 (1) テフロン細管により構成され、内部に水素吸蔵
合金を保有し、フィルターを介して密閉可能な水素導入
導出口弁を備え、加熱または冷却用の熱媒が流れる熱媒
配管中に沿うように設置されていることを特徴とする水
素吸蔵合金保持容器。
ろは下記のとおりである。 (1) テフロン細管により構成され、内部に水素吸蔵
合金を保有し、フィルターを介して密閉可能な水素導入
導出口弁を備え、加熱または冷却用の熱媒が流れる熱媒
配管中に沿うように設置されていることを特徴とする水
素吸蔵合金保持容器。
【0010】(2) 水素吸蔵合金を充填したテフロン
細管を複数本用い、前記テフロン細管の端を集合した共
通部分を設け、前記共通部分にフィルターを介して水素
ガスの導入及び導出のための開口を備えていることを特
徴とする水素吸蔵合金保持容器。 (3) テフロン細管を構成するテフロンが、水素の透
過を遮断する膜をテフロン膜が両側から挟んだ複合構造
であることを特徴とする前項1または2記載の水素吸蔵
合金保持容器。
細管を複数本用い、前記テフロン細管の端を集合した共
通部分を設け、前記共通部分にフィルターを介して水素
ガスの導入及び導出のための開口を備えていることを特
徴とする水素吸蔵合金保持容器。 (3) テフロン細管を構成するテフロンが、水素の透
過を遮断する膜をテフロン膜が両側から挟んだ複合構造
であることを特徴とする前項1または2記載の水素吸蔵
合金保持容器。
【0011】
【作用】水素吸蔵合金を充填する管の最小厚さは、使用
水素圧力と管の内径の積に比例し、管を構成する材料の
許容引張応力に反比例する。このため、管の内径を小さ
くすることで耐圧性を向上させることができると共に、
管の最小厚さを小さくすることができ、容器外壁からの
熱の流入、流出を迅速に行うことができる。またテフロ
ンを用いることにより200℃程度の高温まで使用する
ことができると共に、高分子材料であることから形状可
変性もあり、合金の膨張収縮による応力の集中も緩和す
ることができる。テフロン膜は水素の透過量が少ない膜
であるが、図5に示すように、テフロン膜51と水素の
透過量が微少である膜52を層状に張り合わせ、このテ
フロン複合膜53を管に用いることにより、水素の透過
を抑えることができる。水素の透過量が微少である膜と
しては、ポリ塩化ビニリデン膜、ポリビニルアルコール
膜等を用いることができる。水素の透過量が微少である
膜にテフロン膜を複合させることによって、膜強度、耐
食性を増加することが可能であるから、幅広い分野で本
発明の水素吸蔵合金保持容器を用いることができる。
水素圧力と管の内径の積に比例し、管を構成する材料の
許容引張応力に反比例する。このため、管の内径を小さ
くすることで耐圧性を向上させることができると共に、
管の最小厚さを小さくすることができ、容器外壁からの
熱の流入、流出を迅速に行うことができる。またテフロ
ンを用いることにより200℃程度の高温まで使用する
ことができると共に、高分子材料であることから形状可
変性もあり、合金の膨張収縮による応力の集中も緩和す
ることができる。テフロン膜は水素の透過量が少ない膜
であるが、図5に示すように、テフロン膜51と水素の
透過量が微少である膜52を層状に張り合わせ、このテ
フロン複合膜53を管に用いることにより、水素の透過
を抑えることができる。水素の透過量が微少である膜と
しては、ポリ塩化ビニリデン膜、ポリビニルアルコール
膜等を用いることができる。水素の透過量が微少である
膜にテフロン膜を複合させることによって、膜強度、耐
食性を増加することが可能であるから、幅広い分野で本
発明の水素吸蔵合金保持容器を用いることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。 実施例1 図1は本発明による水素吸蔵合金保持容器1の縦断面を
模式的に示し、図2は本発明による水素吸蔵合金保持容
器1の横断面を模式的に示す。水素吸蔵合金保持容器1
は、テフロン細管7により構成され、内部に水素吸蔵合
金2を保有し、フィルター3を介して密閉可能な水素導
入導出弁6を備え、加熱または冷却用の熱媒が流れる熱
媒配管4中に沿うように設置されている。熱媒は、熱媒
入り口弁10を通って、熱媒配管4に入り、ここで水素
吸蔵合金保持容器1を加熱または冷却し、熱媒出口弁1
1より排出される。例えば水素エンジンで加熱されたエ
ンジン冷却水(約80℃)は、熱媒入り口弁10を通っ
て、熱媒配管4に入る。
る。 実施例1 図1は本発明による水素吸蔵合金保持容器1の縦断面を
模式的に示し、図2は本発明による水素吸蔵合金保持容
器1の横断面を模式的に示す。水素吸蔵合金保持容器1
は、テフロン細管7により構成され、内部に水素吸蔵合
金2を保有し、フィルター3を介して密閉可能な水素導
入導出弁6を備え、加熱または冷却用の熱媒が流れる熱
媒配管4中に沿うように設置されている。熱媒は、熱媒
入り口弁10を通って、熱媒配管4に入り、ここで水素
吸蔵合金保持容器1を加熱または冷却し、熱媒出口弁1
1より排出される。例えば水素エンジンで加熱されたエ
ンジン冷却水(約80℃)は、熱媒入り口弁10を通っ
て、熱媒配管4に入る。
【0013】外径10mm、内径8mm、長さ500m
mのテフロン細管7を用いて水素吸蔵合金保持容器1を
制作し、図1の様に配置した後、テフロン細管中に、水
素吸蔵合金2としてLaNi5 を80g充填し、活性化
操作(水素10kg/cm2加圧−真空排気を繰り返
し、水素吸蔵合金中に十分に水素を吸蔵させる操作)を
行った後、水素吸蔵吸蔵合金保持容器1に水素を水素圧
9.5kg/cm2 で十分に吸蔵させた。熱媒(本実施
例では水素エンジンで加熱された冷却水)により水素吸
蔵合金保持容器1を加熱し、水素の放出を行った結果、
LaNi5 の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に放
出させることができた。この水素ガスをフィルター3を
通して水素導入導出弁6より取り出し水素エンジンに利
用する。熱媒配管4を出た熱媒(冷却水)は熱媒出口弁
11を通り、図に示されないラジエターを通って再び水
素エンジンの冷却用熱媒(冷却水)として使用される。
このように、テフロン細管を用いた水素吸蔵合金保持容
器を用いることにより、限られたスペースを有効に用い
ることができると共に、水素を水素吸蔵合金より迅速に
放出できる。
mのテフロン細管7を用いて水素吸蔵合金保持容器1を
制作し、図1の様に配置した後、テフロン細管中に、水
素吸蔵合金2としてLaNi5 を80g充填し、活性化
操作(水素10kg/cm2加圧−真空排気を繰り返
し、水素吸蔵合金中に十分に水素を吸蔵させる操作)を
行った後、水素吸蔵吸蔵合金保持容器1に水素を水素圧
9.5kg/cm2 で十分に吸蔵させた。熱媒(本実施
例では水素エンジンで加熱された冷却水)により水素吸
蔵合金保持容器1を加熱し、水素の放出を行った結果、
LaNi5 の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に放
出させることができた。この水素ガスをフィルター3を
通して水素導入導出弁6より取り出し水素エンジンに利
用する。熱媒配管4を出た熱媒(冷却水)は熱媒出口弁
11を通り、図に示されないラジエターを通って再び水
素エンジンの冷却用熱媒(冷却水)として使用される。
このように、テフロン細管を用いた水素吸蔵合金保持容
器を用いることにより、限られたスペースを有効に用い
ることができると共に、水素を水素吸蔵合金より迅速に
放出できる。
【0014】実施例2 図3は本発明による別の水素吸蔵合金保持容器21の縦
断面を模式的に示し、図4は本発明による別の水素吸蔵
合金保持容器21の横断面を模式的に示す。水素吸蔵合
金保持容器21は水素吸蔵合金22を充填した7本のテ
フロン細管27からなり、テフロン細管27の端部には
集合した共通部分25を設け、前記共通部分にフィルタ
ー23を介して水素ガスの導入及び導出のための開口2
6を備えている。この水素吸蔵合金保持容器21は、加
熱または冷却用の熱媒が流れる熱媒配管24中に設置さ
れている。熱媒は、熱媒入り口弁30を通って、熱媒配
管24に入り、ここで水素吸蔵合金保持容器21を加熱
または冷却し、熱媒出口弁31より排出される。
断面を模式的に示し、図4は本発明による別の水素吸蔵
合金保持容器21の横断面を模式的に示す。水素吸蔵合
金保持容器21は水素吸蔵合金22を充填した7本のテ
フロン細管27からなり、テフロン細管27の端部には
集合した共通部分25を設け、前記共通部分にフィルタ
ー23を介して水素ガスの導入及び導出のための開口2
6を備えている。この水素吸蔵合金保持容器21は、加
熱または冷却用の熱媒が流れる熱媒配管24中に設置さ
れている。熱媒は、熱媒入り口弁30を通って、熱媒配
管24に入り、ここで水素吸蔵合金保持容器21を加熱
または冷却し、熱媒出口弁31より排出される。
【0015】外径10mm、内径8mm、長さ500m
mのテフロン細管27を7本用いて水素吸蔵合金保持容
器21を制作し、図3の様に配置した後、テフロン細管
中に、水素吸蔵合金22としてLaNi5 を560g
(1本あたり80g)充填し、活性化操作を行った後、
水素吸蔵合金保持容器21に水素を水素圧9.5kg/
cm2 で十分に吸蔵させた。実施例1と同様に水素エン
ジンの冷却水を用いて水素吸蔵合金保持容器21を加熱
したところ、水素は水素吸蔵合金22中から放出し、共
通部分25にて個々のテフロン細管の放出圧が均圧化す
るとともに迅速に水素を放出させることができ、LaN
i5 の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に放出でき
た。このように、水素吸蔵合金を充填したテフロン細管
を複数本用い、テフロン細管の端を集合した共通部分を
設けることにより、多量の水素吸蔵合金を用いても、個
々のテフロン細管が独立しているため、熱伝導効率がよ
く、形状可変性があるために水素の吸蔵放出を迅速に行
うことができると共に、限られたスペースを有効に用い
ることができる。
mのテフロン細管27を7本用いて水素吸蔵合金保持容
器21を制作し、図3の様に配置した後、テフロン細管
中に、水素吸蔵合金22としてLaNi5 を560g
(1本あたり80g)充填し、活性化操作を行った後、
水素吸蔵合金保持容器21に水素を水素圧9.5kg/
cm2 で十分に吸蔵させた。実施例1と同様に水素エン
ジンの冷却水を用いて水素吸蔵合金保持容器21を加熱
したところ、水素は水素吸蔵合金22中から放出し、共
通部分25にて個々のテフロン細管の放出圧が均圧化す
るとともに迅速に水素を放出させることができ、LaN
i5 の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に放出でき
た。このように、水素吸蔵合金を充填したテフロン細管
を複数本用い、テフロン細管の端を集合した共通部分を
設けることにより、多量の水素吸蔵合金を用いても、個
々のテフロン細管が独立しているため、熱伝導効率がよ
く、形状可変性があるために水素の吸蔵放出を迅速に行
うことができると共に、限られたスペースを有効に用い
ることができる。
【0016】実施例3 テフロン細管を構成するテフロンが、図5に示すよう
に、テフロン膜51と水素の透過量が微少である膜52
を層状に張り合わせたテフロン複合膜53であり、これ
を管に用いた。水素の透過量が微少である膜として、ポ
リ塩化ビニリデン膜を用いた。水素吸蔵合金保持容器の
構成は図1と同様であり、実施例1と同様な水素吸蔵及
び水素放出操作を行った。その結果、水素をLaNi5
の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に迅速に放出で
きると共に、テフロン複合膜の透過量は7×10-9cm
3 −H2 /(cm2 −複合膜・min・cmHg)とな
り、テフロン膜を用いた場合の1/100以下となっ
た。このようにテフロン複合膜53を管に用いることに
より、限られたスペースを有効に用いることができると
共に、水素を水素吸蔵合金より迅速に放出できるだけで
なく、テフロン膜の耐熱性、耐食性を利用しながら、内
部の膜により水素の透過を抑えることができる。
に、テフロン膜51と水素の透過量が微少である膜52
を層状に張り合わせたテフロン複合膜53であり、これ
を管に用いた。水素の透過量が微少である膜として、ポ
リ塩化ビニリデン膜を用いた。水素吸蔵合金保持容器の
構成は図1と同様であり、実施例1と同様な水素吸蔵及
び水素放出操作を行った。その結果、水素をLaNi5
の最大水素吸蔵量の90%まで5分以内に迅速に放出で
きると共に、テフロン複合膜の透過量は7×10-9cm
3 −H2 /(cm2 −複合膜・min・cmHg)とな
り、テフロン膜を用いた場合の1/100以下となっ
た。このようにテフロン複合膜53を管に用いることに
より、限られたスペースを有効に用いることができると
共に、水素を水素吸蔵合金より迅速に放出できるだけで
なく、テフロン膜の耐熱性、耐食性を利用しながら、内
部の膜により水素の透過を抑えることができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に従って、テフロン細管を用いる
ことで、水素の漏れが極めて少なく、水素を迅速に吸
蔵、放出できることに加え、形状可変性により限られた
スペースを有効に用いることができるので、水素吸蔵合
金貯蔵装置、水素精製装置、アクチュエーターなどのシ
ステムへの適用による本発明の産業上の有用性は極めて
顕著である。
ことで、水素の漏れが極めて少なく、水素を迅速に吸
蔵、放出できることに加え、形状可変性により限られた
スペースを有効に用いることができるので、水素吸蔵合
金貯蔵装置、水素精製装置、アクチュエーターなどのシ
ステムへの適用による本発明の産業上の有用性は極めて
顕著である。
【図1】本発明による水素吸蔵合金保持容器の縦断面を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図2】本発明による水素吸蔵合金保持容器の横断面を
模式的に示した図である。
模式的に示した図である。
【図3】本発明による別の水素吸蔵合金保持容器の縦断
面を模式的に示した図である。
面を模式的に示した図である。
【図4】本発明による別の水素吸蔵合金保持容器の横断
面を模式的に示した図である。
面を模式的に示した図である。
【図5】テフロン複合膜の断面を模式的に示した図であ
る。
る。
【図6】熱媒管を容器中に設けた水素吸蔵合金を保持す
る容器の断面図である。
る容器の断面図である。
【図7】熱媒管を容器の外部に設けた水素吸蔵合金を保
持する容器の断面図である。
持する容器の断面図である。
1,21,41,51 水素吸蔵合金保持容器 2,22,42,52 水素吸蔵合金 3,23,43,53 フィルター 4,24 熱媒配管 44 容器内熱媒配管 54 容器外熱媒配管 25 共通部分 6,26 水素導入導出口弁 7,27 テフロン細管 10,30 熱媒入り口弁 11,31 熱媒出口弁 51 テフロン膜 52 水素の透過量が微少である膜 53 テフロン複合膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諏訪 健一 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内
Claims (3)
- 【請求項1】 テフロン細管により構成され、内部に水
素吸蔵合金を保有し、フィルターを介して密閉可能な水
素導入導出口弁を備え、加熱または冷却用の熱媒が流れ
る熱媒配管中に沿うように設置されていることを特徴と
する水素吸蔵合金保持容器。 - 【請求項2】 水素吸蔵合金を充填したテフロン細管を
複数本用い、前記テフロン細管の端を集合した共通部分
を設け、前記共通部分にフィルターを介して水素ガスの
導入及び導出のための開口を備えていることを特徴とす
る水素吸蔵合金保持容器。 - 【請求項3】 テフロン細管を構成するテフロンが、水
素の透過を遮断する膜をテフロン膜が両側から挟んだ複
合構造であることを特徴とする請求項1または請求項2
記載の水素吸蔵合金保持容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206868A JP3032998B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 水素吸蔵合金保持容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206868A JP3032998B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 水素吸蔵合金保持容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650499A true JPH0650499A (ja) | 1994-02-22 |
| JP3032998B2 JP3032998B2 (ja) | 2000-04-17 |
Family
ID=16530373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206868A Expired - Fee Related JP3032998B2 (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 水素吸蔵合金保持容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3032998B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1160201A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-03-02 | Sanritsuku:Kk | 水素吸蔵合金の貯蔵容器 |
| CN102401233A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-04-04 | 林德工程(杭州)有限公司 | 基于金属储氢原理的储氢罐 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP4206868A patent/JP3032998B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1160201A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-03-02 | Sanritsuku:Kk | 水素吸蔵合金の貯蔵容器 |
| CN102401233A (zh) * | 2011-10-20 | 2012-04-04 | 林德工程(杭州)有限公司 | 基于金属储氢原理的储氢罐 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3032998B2 (ja) | 2000-04-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4396114A (en) | Flexible means for storing and recovering hydrogen | |
| JPS61134593A (ja) | 水素吸蔵合金を使用した熱交換装置 | |
| US4270360A (en) | Device for storage of hydrogen | |
| US4409799A (en) | Heat pump device | |
| JPH0527563B2 (ja) | ||
| JP2004205197A (ja) | 水素吸蔵合金、水素吸蔵合金ユニット、並びに、水素吸蔵合金を用いたヒートポンプ及び水素圧縮装置 | |
| JPH0650499A (ja) | 水素吸蔵合金保持容器 | |
| US7318520B2 (en) | Flexible and semi-permeable means of hydrogen delivery in storage and recovery systems | |
| JPS6052360B2 (ja) | 水素貯蔵装置 | |
| JP4098043B2 (ja) | 水素吸蔵合金収納容器の製造方法 | |
| JPH0524843B2 (ja) | ||
| JPH07280492A (ja) | 水素吸蔵合金を用いた熱交換器 | |
| JPS62241801A (ja) | 水素の吸蔵−放出方法および装置 | |
| JPH07269795A (ja) | 水素吸蔵合金保持容器 | |
| JPS6366761B2 (ja) | ||
| JPH1029801A (ja) | 水素吸蔵方法および水素吸蔵装置 | |
| JPS6044698A (ja) | 水素貯蔵容器 | |
| JPS6131355B2 (ja) | ||
| JPS6126719Y2 (ja) | ||
| JPH07149501A (ja) | 水素吸蔵合金保持容器 | |
| JPH0730878B2 (ja) | 水素吸蔵合金用容器 | |
| JPS6044699A (ja) | 水素貯蔵容器 | |
| JPH0214600B2 (ja) | ||
| JPH0253362B2 (ja) | ||
| JPS59152202A (ja) | 水素の貯蔵方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991221 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |