JPH06505386A - 蛋白質の調製 - Google Patents
蛋白質の調製Info
- Publication number
- JPH06505386A JPH06505386A JP4504873A JP50487392A JPH06505386A JP H06505386 A JPH06505386 A JP H06505386A JP 4504873 A JP4504873 A JP 4504873A JP 50487392 A JP50487392 A JP 50487392A JP H06505386 A JPH06505386 A JP H06505386A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- enzyme
- incubation
- protease
- plastein
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
- A23J3/30—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis
- A23J3/32—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents
- A23J3/34—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents using enzymes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Dairy Products (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
蛋白質の調製
技術分野
本発明は、反応混合物の粘度の増加方法、本方法により得られるプラスティン物
質、並びに、これらのプラスティン物質を含んで成る食品に関する。
発明の背景
苦くない蛋白質調製品は、逆波水分解の実施により得ることができる。蛋白分解
酵素の反応は、他の酵素反応と同様、可逆的である。ペプチド結合の酵素分解の
逆は、プラスティン反応と呼ばれ、そして、プラスティン反応により合成された
蛋白質様生成物は、プラスティンまたはプラスティン物質と呼ばれる[vide
e、g、 Horowitz。
ン物質は、蛋白質とは異なり、そして、高分子量のポリペプチドの混合物と考え
られるであろう。事実、ライ−ランド他[Wieland、 T:Determ
ann、 H,& Albrecht、 E、 (1960) :Ann、 、
633.185]は、高分子量のポリペプチド形成としてプラスティン反応を
定義している。
各種の微生物プロテアーゼは、プラスティン合成活性をもっていることが知られ
ている。良く知られたプロテアーゼ(それらのプラスティン合成活性のためにも
良く知られている)は、ペプシン、α−キモトリプシン、トリプシン、およびパ
パインである[vide e、g。
Fujimaki、 M、 :Kato、 H,:Arai、 S、 & Ya
mashita、 M、 (1971) :J、 ApplA Bact。
今までのところ、4つの点が、プラスティン反応を効果的に進行させるために適
用されると信じられている。第一に、基質の濃度は、高くなければならない。第
二に、基質は、低分子量でなければならない。第三に、プラスティンの合成にお
けるpHは、蛋白質の加水分解におけるものと差異がある。プラスティンの合成
におけるpH範囲は、加水分解におけるpH範囲よりも狭い。第四に、比較的長
いインキュベーション時間で実施されなければならない。
加水分解産物の苦さの除去は別として、プラスティン反応は、他の食品加工にお
ける潜在能力、例えば、さまざまなタイプの食品を取り込むために優れた粘弾性
を備えたゲル状製品の調製、基質としての加水分解産物混合物の使用により改良
されたアミノ酸組成をもつ製品の調製、特定の食物に対し補助食物として使用さ
れるであろう単一アミノ酸のとても高いレベルをもつ製品の調製、そして、重要
なフレーバーまたはその他の特性をもつ可溶性ペプチドの特殊タイプの調製、の
能力をもつ。
発明の概要
本発明は、反応混合物の粘度増加方法であって、以下の特徴=(a)グルタミン
酸(Glu)およびアスパラギン酸(Asp)残基に特異的なセリンプロテアー
ゼであり;
(b)酵素蛋白1グラム当たり、少なくとも25 CPU(本明細書中で定義す
る)の比活性をもち:
(C)約23.600のみかけの分子量をもち;(d)ジイソプロピルホスホフ
ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ
ては阻害されず:(e) 6.5〜10.0のpH範囲において、その最大活性
の75%以上を示す:
をもつ蛋白分解酵素を含んで成り、他のプロテアーゼ活性を実質的に有しない酵
素調製物を、プラスティン反応を可能にする蛋白質基質に添加し、次に、粘度増
加を引き起こす条件でのインキュベーションを行い、そして、次に、該酵素を失
活させることを特徴とする方法を提供する。
第2には、発明は、以下の特徴:
(a)グルタミン酸(Glu)およびアスパラギン酸(Asp)残基に特異的な
セリンプロテアーゼであり:
(b)酵素蛋白1 グラム当たり、少なくとも25 CPLI(本明細書で定義
する)の比活性をもち;
(C)約23.600のみかけの分子量をもち:(d)ジイソプロピルホスホフ
ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ
ては阻害されず:(e) 6.5〜10.00PH範囲において、その最大活性
の75%以上を示す:
をもつ蛋白分解酵素を含んで成り、そして他のプロテアーゼ活性を実質的に有し
ない酵素調製物を、蛋白質物質に添加し、次に、インキュベーションを行い、そ
して次に、酵素を失活させることにより得られるプラスティン物質を提供する。
第3には、発明は、発明のプラスティン物質を含んで成る食品を提供する。
上記の蛋白分解酵素は、米国特許第4.266、031号に、バチルスリケニホ
ルミス(BacilllLs 1icheniforais)により生産される
スブチリシンAの汚染物として、以前に、特徴づけられている。しがしながら、
その明細書中には、酵素は、非セリンプロテアーゼとして間違って特徴づけられ
ていた。本題に関してのその後の調査により、現在では、酵素は、ジイソプロピ
ルホスホフルオロリプ−)−(DFP)によって実際に阻害され、そして、それ
ゆえセリンプロテアーゼであることが、明らかになっている。
さらに、上述の米国特許では、酵素の特異的蛋白分解活性についての指摘がない
し、そして、反応混合物の粘度増加のための本発明の方法における使用に関する
効用は、それゆえ、その特許での酵素それ自体の開示によっては、事前に知られ
ていない。
国際特許出願第W091/13554号では、上記の蛋白分解酵素は、GIUお
よび/またはAsp残基においての蛋白質の限定的および特異的加水分解を提供
し、そして、それゆえ、明細書は、蛋白質の加水分解の方法におけるその酵素の
使用に関係する。
今回、驚くべきことに、上記の蛋白分解酵素が、このプロテアーゼがたとえ温和
な条件でも反応混合物の粘度増加を発揮することを可能にするホエー蛋白に特に
適用されたとき、優れたプラスティン合成活性を有していることが見いだされた
。
図面の簡単な説明
本発明は、付属図面への言及によってさらに説明され、ここで二図1は、本発明
のSP 446ブロテアーゼの、pH(pH6−11)と活性(相対%)との関
係を示すグラフであり:
図2は、トリポリリン酸ナトリウム(STPP)の存在(自負)および非存在(
黒角)下での本発明のSP 446ブロテアーゼの、温度(15−70”C)と
活性(相対%)との関係を示すグラフであり:図3は、SP 446ブロテアー
ゼによるインシュリンの解裂を示し二図4は、本発明のSP 446ブロテアー
ゼとホエー蛋白分離物とのインキュベーション中の、粘度およびΔ重量オスモル
濃度を示しく口=mPa ’ s;◆=Δmosm/kg) ;図5は、本発明
のSP 446ブロテアーゼとホエー蛋白分離物とのインキュベーション中の、
加水分解の程度(%DI)と粘度(mPa ” s)との関係を示し;
図6は、SP 446と大豆蛋白とのインキュベーション中の、粘度(mPa
” s)を示し;
図7は、例2に従って得られたプラスティン物質(6%DH)の分子量分布(−
ペプチド分布;−・・積算重量分布)を示し:そして、図8は、例2に従って得
られたプラスティン物質(6%DH)のペプチド分布(−重量分布;口数量分布
)を示す。
発明の詳細な開示
本発明は、プラスティン合成、すなわち、反応混合物の粘度増加方法のための、
特異的蛋白分解酵素の使用に関する。
従って、発明は、反応混合物の粘度増加方法であって、以下の特徴:
(a)グルタミン酸(Glu)およびアスパラギン酸(Asp)残基に特異的な
セリンプロテアーゼであり:
(b)酵素蛋白1 グラム当たり、少なくとも25 CPUC本明細書中で定義
する)の比活性をもち:
(C)約23.600のみかけの分子量をもち;(d)ジイソプロピルホスホフ
ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ
ては阻害されず:(e) 6.5〜!0.0のpH範囲において、最大活性の7
5%以上を示す;
をもつ蛋白分解酵素を含んで成り、他のプロテアーゼ活性を実質的に有しない酵
素調製物を、プラスティン反応を可能にする蛋白質基質に添加して、次に、粘度
増加を引き起こす条件でのインキュベージョンを行い、そして次に酵素を失活さ
せることを特徴とする方法を提供する。
酵素
本方法で使用される蛋白分解酵素は、微生物、特に、バクテリアにより生産され
るであろう。このようなバクテリアは、バチルスリケニホルミス(Bacill
LLs Licheniforais)株、例えば、スプチリシンA、および、
上述の蛋白分解酵素に対応する他のプロテアーゼを生産することで知られる株で
あろう。この場合は、蛋白分解酵素は、単離され得るアルカリ性プロテアーゼの
生産を誘導する条件下での、バクテリア株の培養により作ることができ、その後
、プロテアーゼ活性は、それ自体既知の方法、例えば、上記の米国特許第4゜2
66、031号に記された方法により、分離することができる。
バチルス リケニホルミス(BaciLLI!s Licheniforais
’)株は、突然変異株でもよく、例えば、スブチリシンAをコードしている遺伝
子が、例えば、突然変異源、例えばニトロソグアニジンの使用を含む一般的な突
然変異誘発手順により、例えば、上記の米国特許第4゜266、031号に記さ
れた手順(本件の蛋白分解酵素の遺伝子コードの不活性について開示している)
により、不活性となっている突然変異体でもある。あるいは、スブチリシンA遺
伝子の不活化は、組換えDNA技術、例えば、塩基配列を破壊するための1また
はそれより多くの塩基のスブチリシンA遺伝子への挿入によっても行うことがで
きる。これは、例えば、相同性組換え、例えば、Ferrari et al、
、 J、 Bacteriol、 154(3)、 1983. pp、 1
513−1515に記載された方法により行われるであろう。蛋白分解酵素は、
酵素を生産する微生物、例えば、バチルス リケニホルミス(BacilLws
1icheniforntis>株のcDNAもしくは遺伝子ライブラリーか
らのそのDNA配列の単離、適当な発現ベクターへのそのDNA配列の挿入、適
当な宿主微生物のベクターでの形質転換、酵素の生産を誘導する条件下での宿主
の増殖および培養からの酵素の回収によっても生産されるであろう。このような
段階は、標準手順により行われるであろう(Maniatiset al、、M
o1ecular Cloning+A Laboratory Manual
、Co1d Spring Harbar、 1982.参照のこと)。
本方法の特定の態様では、蛋白分解酵素は、付属の配列表に示す、アミノ酸配列
番号をもつもの、または、それらの誘導体である。
本文中、「誘導体」という用語は、酵素の蛋白分解活性がそれによって損なわれ
ない条件で、生来の蛋白のC−およびN−末端の両方またはいずれか一方への1
つまたはそれより多くのアミノ酸の追加、生来のアミノ酸配列中1つまたはいく
つかの異なった場所での1つまたはそれより多くのアミノ酸の置換、生来の蛋白
の末端の両方またはいずれか一方でのあるいはアミノ酸配列中1つまたはより多
くの場所での1つまたはそれより多くのアミノ酸の欠失、あるいは、生来のアミ
ノ酸配列中1つまたはより多くの場所での1つまたはそれより多くのアミノ酸の
挿入による、生来の酵素から誘導される蛋白分解酵素を、表すと理解される。
本発明の明細書中、蛋白分解活性は、用語:カゼインプロテアーゼ ユニット(
CPU)で表される(定義については例1を参照のこと)。
酵素は、0.05〜50 CPU/100 g蛋白、より好ましくは0.1〜2
5 CPU/100 g蛋白、最も好ましくは1〜25 CPU/1oOg蛋白
範囲の濃度で、蛋白質物質に添加されるであろう。
基質
本発明の方法に有利に供されるであろう蛋白質物質は、先行の文献で加水分解に
ついて示唆される蛋白質または蛋白質物質のいずれか1つであろう。適当な蛋白
質物質の例は、動物蛋白、例えば、ホエー蛋白、カゼイン、肉蛋白、魚蛋白、赤
血球細胞、卵白もしくはゼラチン、または、植物蛋白、例えば、大豆蛋白、穀物
蛋白、例えば、小麦グルテンもしくはセイン、なたね蛋白、アルファルファ蛋白
、えんどう豆蛋白、マメ科の豆の蛋白、綿実蛋白もしくはゴマの実蛋白、あるい
は、それらの組合せである。
特定の態様では、蛋白質物質は、カゼイン、大豆蛋白、もしくはホエー蛋白、ま
たは、これらの1つもしくはそれより多くの蛋白を含んで成る蛋白質混合物であ
る。
好ましくは、蛋白質物質は、ホエー蛋白、または、ホエー蛋白を含んで成る蛋白
質混合物である。
インキュベーションの間、基質の濃度は、5〜50%(W/W) 、より好まし
くは、5〜30%(W/W) 、最も好ましくは、5〜15%(W/W)の範囲
内であろう。
インキュベーションの条件
インキュベーションの間、最適プラスティン合成活性を与える反応条件が観察さ
れるべきである。既知の他のプラスティン反応とは対照的に、発明の方法は、温
和な条件で行われる。
方法は、20〜70°C1好ましくは、45〜65℃の範囲内のインキュベーシ
ョン温度で行われるであろう。
インキュベーションは、4〜12、より好ましくは、6〜9の範囲内、最も好ま
しくは、8付近のPHで行われるであろう。
インキュベーション時間は、0.5〜24時間、より好ましくは、1〜10時間
、最も好ましくは、1〜5時間の範囲にあるであろう。
改良されたアミノ酸組成をもつ製品、または、非常に高いレベルの単一アミノ酸
をもつ製品の調製のため、基質は、加水分解産物の混合物であることができ、ま
たは、基質は、添加された1つもしくはそれより多くの単一アミノ酸であっても
よい。
確立された手順に従って、蛋白分解酵素は、インキュベーション混合物の温度を
約3分間、約70℃まで、好ましくは85℃まで上昇させること、あるいは、イ
ンキュベーション混合物のP)lを、約5.0より低く減少させることにより、
好適に、不活性とされるであろう。
プラスティン混合物
もう1つの視点では、本発明は、本発明の方法により得られる蛋白調製物に関係
する。従って、発明は、以下の特長:(a)グルタミン酸(Glu)およびアス
パラギン酸(Asp)残基に特異的なセリンプロテアーゼであり:
(b)酵素蛋白1 グラム当たり、少なくとも25 CPU(本明細書中で定義
する)の比活性をもち;
(C)約23.600のみかけの分子量をもち:(d)ジイソプロピルホスホフ
ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ
ては阻害されず:(e) 6.5〜10.0のPH範囲において、最大活性の7
5%以上を示す;
をもつ蛋白分解酵素を含んで成り他のプロテアーゼ活性を実質的に有しない酵素
調製物を、蛋白質物質に添加し、次に、インキュベーションを行い、そして次に
、該酵素を失活させることにより得られるプラスティン物質を提供する。
より具体的な視点では、プラスティン物質は、カゼイン、大豆蛋白、もしくはホ
エー蛋白、または、これらの1つもしくはそれより多くの蛋白を含んで成る蛋白
質混合物から得られる。
好ましくは、プラスティン物質は、ホエー蛋白、または、ホエー蛋白を含んで成
る蛋白質混合物から得られる。
他の具体的な視点では、プラスティン物質は、約7.000を超えない分子量を
もつ。
さらに具体的な視点では、プラスティン物質は、出発物質(基質)の乾燥物質組
成物と本質的に同じ乾燥物質組成物をもつ。
さらなる具体的な視点では、プラスティン物質は、50’Cで、NVセンサーお
よびスピンドルN004を備えたHAAKE VT 181粘度計での測定で、
40 mPa” sより大きい、好ましくは、60 mPa” sより大きい粘
度をもつ。
改良されたアミノ酸組成をもつプラスティン物質、または、非常に高いレベルの
単一アミノ酸をもつプラスティン物質の調製のため、基質は、加水分解産物の混
合物であることができ、または、基質は、添加された1つもしくはそれより多く
の所望の単一アミノ酸であろう。アミノ酸組成の強化により、栄養価を高められ
た食品が得られるであろう。
本発明のプラスティン物質は、優れた乳化能力をもっている。概して、増加した
粘度は、より安定なエマルジョンを導く。しかしながら、増加した粘度は、本発
明のプラスティン物質の場合のように、必ずしも改良された乳化能力を導くとは
かぎらない。
高分子化合物は、アレルギー誘発の危険の増大と関係する。従って、加水分解の
進んだ段階では、一般的に、アレルギー誘発性のより低い製品を導く。図7から
明白なように、記されたプラスティン物質は、非常に特異的な分子量分布をもつ
。プラスティン物質は、約7.000を超える分子量をもつペプチドを含んでい
ない。これ故に、このプラスティン物質は、特定の母乳代用物への導入を許容す
る減少されたアレルギー誘発の危険性をもっている。
さらに、本発明のプラスティン物質は、味に関して中立である。
このことは、各種の食品、例えば、乳化肉製品、低脂肪バター、または母乳代用
食品への導入をも可能にする。
さらなる視点では、発明は、本発明の方法により得られたプラスティン物質を含
んで成る食品に関する。
有利には、発明のプラスティン物質は、さまざまなタイプの食品、例えば、乳化
肉製品、低脂肪バター、あわだてたトッピングおよびデザート、例えば改良され
たアミノ酸組成もしくは一定の食物に対し補助食物として使用されるであろう単
一アミノ酸の増加レベルの結果による特別に設計された栄養価をもつ製品、重要
なフレーバーもしくはその他の特性をもつ可溶性ペプチドの特別タイプを含む製
品に取り込むことができるように、例えば優れた粘断性をもつゲル状物質の製造
において導入されるであろう。
好ましい態様では、発明のプラスティン物質は、母乳代用物へ取り食品に取り込
まれるプラスティン物質の量は、典型的には、1〜30%(W/W)の範囲内と
なる。食品は、脂肪および/または炭水化物を含んで成り、そして、普通の食品
添加物、例えば、芳香剤、甘味料、ビタミン、ミネラルおよび微量元素を、さら
に含んで成るかもしれない。
本発明は、さらに、以下の例で説明される。例は、請求された発明の範囲をいか
なる方法でも限定することを意図していない。
例1
(バチルス リケニホルミス) Bacillus 1icheniforai
s SP 446ブAlcalase” PPA 1618は、米国特許第4.
266、031号に記載された方法で精製された。精製されたSP 446ブロ
テアーゼの収率は、基質としてCBZ−Phe−Leu−Glu−pNA(Bo
ehringer Mannheim)を使用した、出発および精製SP 44
6の酵素活性の測定により、決定された。スブチリシンAは、おそらく、Phe
またはLeuの後の切断により、基質を分解することができるので、酵素調製物
の中に存在するスブチリシンAを不活性化するためには、フェニルメタンスルホ
ニルフルオリドの添加(1:10 vol )が必要であった。出発物質(40
ml)の酵素活性は、Perkin−Elmer Lambdaリーダーで、4
05 nm/min、/mlにおける吸光度として測定され、そして、166、
920と決定された。精製物質(30ml)の酵素活性も同様に測定され、そし
て、158.720と決定された。従ってSP 446ブロテアーゼの収率は、
95%であった。
蛋白分解活性
SP 446ブロテアーゼの蛋白分解活性は、基質としてカゼインを使用し、2
7 CPU7gと決定された。1カゼイン プロテアーゼ ユニット(CPU)
は、下記の標準条件下、1分当り、第一級アミノ基lミリモル(セリン標準との
比較により決定される)を遊離する酵素量として定義される。
標準条件:
カゼイン(Merck AG、 Darmstadt、 FRGにより供給され
たHammarstenO)の2%(w/v)溶液が、(Bri tton a
nd Robinson、 、 J、 Chem、 soc、 、 1931、
p、 1451)に記された Universal Bufferで調製され
、9.5のPHに調整される。基質溶液2mlは、水浴中、25°C,10分間
、予めインキュベートされる。Llniversal Buffer(PH9,
5)の約0.2〜0.3 CPU/ml溶液と一致する酵素調製物b g/ml
を含む酵素溶液1 mlが添加される。25°C130分間のインキュベート後
、反応は、反応停止剤(トリクロロ酢酸17.9g、酢酸ナトリウム29.9g
および酢酸19.8gを含み、脱塩水により500 mlとされた溶液5m1)
の添加により停止される。ブランクは、反応停止剤が前もって酵素溶液に添加さ
れていることを除いて、同様の方法で、テスト溶液として調製される。反応混合
物は、水浴中、25分間放置され、その後、Whatman 42ペーパーフイ
ルターで濾過される。本分析方法を記載したAP 228/1のパンフレットは
、Novo Nordisk A/S、Denmarkからの要求に関し利用可
能である。
第一級アミノ基は、以下に示すように、O−フタルジアルデヒド(OPA)との
発色により、測定される。
テトラホウ酸2ナトリウム12水塩7.62gおよびドデシル硫酸ナトリウム2
.0gが、150 mlの水に溶解される。4mlのメタノールに溶解された1
60 mgのOPAは、次に、400μlのβ−メルカプトエタノールと一緒に
加えられ、その後、水で200 mlまで調整される。3mlまでのOPA試薬
が、上記のように得られた濾液400μlに、混合しながら加えられる。340
nmでの吸光度(OD)が、約5分後に測定される。このOPA試験は、10
0 mlのUniversal Buffer(PH9゜5)中に、セリン10
mlを含む標準セリンでも実施される。バッファー単独が、ブランクとして使
用される。プロテアーゼ活性は、吸光度(OD)測定から、以下の計算式により
計算される。
COD、−00,)X C,、、XQ
CPU/ml酵素溶液:□
(OD3□−ODm ) X MWIIKI X t 1CPU/g酵素調製物
= CPU/ml : b〔式中、OD、 、00..00.、、およびOD、
は、それぞれ、試験溶液、ブランク、標準セリンおよびバッファーの吸光度(O
D)である。Catlは、標準でのセリン濃度(mg/ml) (本ケースでは
、0.1 mg/ml )、およびMWa□は、セリンの分子量(105,09
)である。Qは、酵素溶液の希釈倍率(本ケースでは、8倍)であり、そして、
tl、分単位でのインキュベーション時間(本ケースでは、30分)である〕P
H活性
SP 446ブロテアーゼの活性のPH依存性は、Universal Buf
ferか異なるPH値、すなわちPH6,7,8,9,10およびllに調整さ
れた変更の下、上記のOPAカゼイン法により決定された。結果を図1に示す。
該図により、SP 446ブロテアーゼは、PI(8〜IOの範囲に最適PHを
もつと思われる。
温度活性
SP 446ブロテアーゼの活性の温度依存性は、酵素反応が異なる温度、すな
わち15℃、30°C140°C150℃、60°Cおよび70°Cで行われた
、そして、酵素反応が、多くの商業的界面活性剤中の普通の成分であるトリポリ
リン酸ナトリウム(STPP) 0.1%の存在下、並びに非存在下で、処理さ
れた、変更を伴って、上記のOPAカゼイン法により決定された。結果を図2に
示す。該図により、SP 446ブロテアーゼは、トリポリリン酸ナトリウム(
STPP)の存在の有無にかかわらず、約50°Cに最適温度をもつと思われる
。
Glu特異性
SP 446ブロテアーゼのGlu特異性は、以下のように決定された。
PH9,5のUniversal Buffer (上記参照)中のf mg/
mla度のヒトインシュリン0.5 ml 、および同じバッファー中のSP
446ブロテアーゼ(0,6CPU/l) 75μmが、37°Cで、120分
間、インキュベートされた。反応は、INの塩酸50μlの添加により停止され
た。
インシュリン分子は、多数のペプチド断片に解裂した。それらは、適当なC−1
8カラム(Merck AG、 Darmstadt、 FRG、により供給さ
れるHibar LiChrosorb RP−18,5μmの充填剤)を使用
した逆相HPLCにより分離および単離される。断片は、以下の溶媒により、0
〜5分間で90%A/10χBから80%A/20%Bまでの線型グラジェント
および実質的に80%A/20%B 50分間で、溶出された。
A、0.2M硫酸ナトリウムおよび0.1Mリン酸:pH2,5;B、 アセト
ニトリル/水、50%:
単離された断片は、Applied Biosystems(Foster C
1ty、CA、USA) Model 470A気相配列決定機の使用により、
自動エドマン分解によるアミノ酸配列決定法に供される、そして、フェニルチオ
ヒダントイン(PTH−)アミノ酸は、Th1m他による「形質転換された酵母
細胞によるヒトインシュリンの分泌J FEBS Letter 212 (2
)、 1987. p、3071m記載された高速液体クロマトグラフィーによ
り分析された。インシュリン分子の解裂部位は、図3に示されるように同定され
た。
N−末端アミノ酸配列
精製SP 446ブロテアーゼのN−末端アミノ酸配列は、前段落に記載のよう
に決定された。N−末端配列は、と決定された。
全体アミノ酸配列
全体アミノ酸配列は、DNA配列により決定された。このDNA配列は、「発明
の詳細な開示」と題した段落に記載された標準技法により決定された。全体アミ
ノ酸配列の番号1、付属の配列表に示す。
アミノ酸配列に基礎を置き、SP 446ブロテアーゼの分子量は、23.60
0と決定された。
SP 446ブロテアーゼのDFPによる不活性化(体積として”) 1/lo
の比で、P&1SF(イソプロパツール中1%)と共に酵素をインキュベートし
たが、SP 446ブロテアーゼは、不活性化されなかった。しかしながら、酵
素lOμl(1mg/ml)を、10 mM MOPS 80μmと一緒に、p
H7,2で、0.1Mジイソプロピルホスホフルオリデー)(DFP) 10μ
lを添加してインキュベートしたら、基質CB2−Phe−Leu−Glu−p
NAに対する活性についての測定により、酵素は完全に不活性となった。
例2
高粘度ホエー蛋白の調製
粘度の増加は、加水分解(DH)の程度との関係を調査された。
基質として、スプレードライされたホエー蛋白の濃縮物(DanmarkPro
tein A/S、 Nr、 Vium、 6920 Videbaek、 D
enmarkから利用できるLacprodan−80)が使用された。蛋白質
の濃度は、8.0%(W/W)であり、そして、SP 446ブロテアーゼの投
与量は、5 CPLI/100g蛋白であった。インキュベーションは、NaO
Hで調整したpH8,0の固定pHのもと65°Cで行われた。
粘度は、NVセンサーおよびスピンドルNO34を備えたHAAKE VT 1
81粘度計を使用して、50°Cで測定された。
このテストの結果は、図4に表される。この図から、最大粘度は、インキュベー
ション3時間後に得られることが分かる。興味深いことに、この点でも、重量オ
スモル濃度の極小点が現れる。
塩基の消費量から、加水分解の程度が、Adler−NiSSen著;Enzy
micHydrolysis of Food Proteins:Elsvi
er Applied 5cience Publishers Ltd、 (
1961)、 p、 122に従って計算された。
加水分解の程度は、以下の式により計算されるであろう。
ペプチド結合の解裂数
DH= □
ペプチド結合の総数
蛋白質のペプチド結合の総数は、そのアミノ酸組成物から計算される。ペプチド
結合の解裂数は、トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)を使用した以下の
方法による加水分解産物中の、遊離のO−アミノ基の分析から決定されであろう
。
0.25xlO”と2.5X10−”アミノ当量/lの間を含むサンプル0.2
5m1は、pH8,2のリン酸バッファー2.00m1と共に試験管内で混合さ
れる。0.1%のTNBS溶液2溶液2加lられ、そして、50+/−1℃の水
浴中に、60分間、振とうされながら置かれる。インキュベーションの間、試験
管および水浴は、ブランクの反応が光に晒されることによって加速されるので、
アルミニウム箔で覆われる。60分後、塩酸4.00m1が、反応を終了させる
ために添加され、そして、試験管は、340 nmで水に対する分光光度計の使
用による吸光度の計測の前、室温で30分間静置される。より詳しいことは、A
dler−Nissen著、J、Agric、 Food Chem、 27.
1979. p、 1256−1262を参照のこと。
図5は、Df(と粘度との関係を表している。明らかに、生成物は、約6%のD
Hで、最大粘度を示す。生成物の味が評価され、食品または栄養補給物への実施
の可能性をもつ、すばらしい、苦みの無いものであることが分かった。
例3
乳化特性
発明の高粘度生成物の乳化能力が、調査された。
例2に従い得られた高粘度生成物のサンプルは、それぞれ、2%、4%および6
%のDHをもっていた。
インキュベーションは、3分間85°Cの熱処理により、所望のDHで停止され
た。サンプルは、5w1ft他; Food Technology(1961
)。
15、 p、 468−473に記載されたSwi f を滴定法、および母乳
代用食品に類似する食品系モデルの、2つの異なったテスト方法によって、分析
され、そして原料と比較された。
5w1ft滴定は、僅かの変更とともに使用された。
例2に従って得られた蛋白質1.25 g(NX6.38)は、0.5 M N
aC1250mlを使用し2分間、低速で分散された。50 mlが、混合ジャ
ーに移され、そして重量を計られた。50 mlの大豆油が添加され、そして油
−水混合物は、MSEホモゲナイザーイー高速切断および混合(約13.000
rpm)された。
混合ジャーは、水浴で冷やされた。混合の間、1秒当たり0.3mlの割合で、
分離管から連続油流が、添加された(油添加の速度は、乳化能力に影響力をもつ
)。油は、エマルジョンが抵抗性混合を形成するまで添加される。その後、ホモ
ゲナイイーの刃は、無垢の油の吸収を確保すために、変更された。この濃厚剤は
、″終点″到達間際であることを示す。
油の添加は、粘度の急激な減少が肉眼で観察されたとき、直ちに停止された。こ
のことは、エマルジョンが油/水エマルジョンから水/油エマルジョンへと崩壊
されたことを示している。”終点”までに添加された油の総量は、混合ジャーの
重量測定によりめられた。
乳化能力は、蛋白質(NX6.38) 1グラム当たりのg数として計算された
。乳化能力は、平均能力を計算するために、それぞれの生産物において5回ずつ
測定された。このテストの結果を表1に表す。
原料 231 g oil/g蛋白
DB = 2% 467
DH= 4% 455
DH= 6% 507
第2の方法では、乳化特性は、以下の組成物:蛋白/蛋白 加水分解産物
(約80%の蛋白乾燥物質)2.0%
マルトデキストリンDε8−10(CPC−1908) 3.5%ショ糖 3.
5%
油(大豆)3.5%
水 87.5%
の液状母乳代用製品のための食品系モデルにおいて調査された。
蛋白/蛋白 加水分解産物、マルトデキストリンおよびショ糖は、水に溶解され
、そして、約70°Cまで加熱された。油は、約70°Cまで加熱された。5i
lverson−混合機を使用して水相が、混合され、そして、混合の間、油は
、2分間の混合により予乳化を得るために添加された。
混合物は、約70°Cおよび300 barでRann1e Homogeni
zerで均質化された。その後、エマルジョンは、3分間85°Cで熱処理され
、そしてその後、20°C未満に冷却された。サンプルは、5°C未満で冷蔵さ
れた。
lおよび7日間の貯蔵の後、エマルジョンは、外観を検査された。もし、サンプ
ルが不均一であり、または表面に油が在れば、乳化能力は低い。
さらに、lおよび7日間の貯蔵の後、エマルジョンは、15.000xgで15
分間、遠心分離され、そして外観を検査された。もし、サンプルが不均一であり
、または表面に油が在れば、乳化能力は低い。
この実験で、いずれのサンプルの表面にも油は、観られず、すばらしい乳化能力
を備えた安定したエマルジョンであることが示された。
例4
79−− L )fニー、−^炒早
HPLCの装置は、高圧ポンプ、 Waters M 510、流速0.7 m
l/minから成る。インジェクターは、Waters WISP M 710
、そして検出器は214 nmまで拡張された波長をもつWaters M
440であった。
3つのGCPカラムTSK G 20005WXL、7.8 mm x 300
mmか、直列に計算
結果を図7に表す。結果は、以下の表現により計算された、重量および数平均の
分子量として与えられる。
Σ A、 Σ(A、/M、、、)
ここで、
M、=重量平均分子量、および、
M、=数平均分子量
AI =それぞれの時間間隔での検出器の応答の積算として計算された、それぞ
れの区分に関するクロマトグラムの面積Mw、l=それぞれの区分に一致する分
子量値は、一定時間間隔における平均溶離容量を使用して、換算曲線により計算
される
これらの計算により、重量平均分子量は、2730と計算され、そして、数平均
分子量は、1220と計算された。このことは、平均ペプチド長が、l013の
〈x〉であることを示している。
図8に、重量および数におけるペプチド分布を表す。
西己ダリ表
(2)配列番号:1に関する情報:
(i)配列の特徴:
(A)長さ:222アミノ酸
(B)タイプ:アミノ酸
(C)鎖ニ一本鎖
(D)トポロジー:線状
(ii)分子のタイプ:蛋白質
(xi)配列の詳細:配列番号=1 :Ser Val Ile Gly Se
r Asp Asp Axz Thr fiaHVil Thr Asn Th
r Thr Alal 5 10 15
丁yr Pro Tyr Arg Ala Ile Vat His Ila
Ser Ser Ser Ile Gly Ser Cys”10 25 30
Thr Gly Trp Met Ile Gly Pro Lys Thr
Vat isJm Thr Ala Gly Hls Cy■
11e Tlr Asp Thr Ser Ser 宕y Ser Phe A
la Gly、Thr Ali Thr Vat 5erPro Gly Ar
g Asn Gly Thr Ser Tyr Pro Tyr Gly Se
r Vil Lys Ser ThrAxz Tyr Phe I le 、P
、ro Ser Gly Trp Arg 、S、er Gly Asn Th
r Asn 、V窒■■
Tyr Gly AJ* Ile Glu Leu Ser Glu Pro
L1G4y A5n Thr Vat Gly TyrZoo 105 110
Phe Glyτyr Set Tyr Thr Thr Ser Set L
eu Val Gly Thr Thr Vat ThrIle 視Gly T
yr Pro Gly :! Lys Thr Ali Gly 、Th、r
Gin Trp Gln Hi s毘Gly Pro I IcAla 、I、
1.e Ser Glu Thr Tyr 品s Leu Gln Tyr A
la 温+Asp Thr Tyr Gly GAI Gin Ser Gly
Ser 歴Vat Phe Glu Gln 、5.e、r 5crSer
Arg Thr Asn Cys Ser Gly Pro Cys Ser
Leu Alx ’vil His Thr A3■
Gly Va l Tli Gly Gly Ser Ser Tyr Asn
Arg Gly Thr 、Aj、g I Ie Thr@Lys
pH活性
温度活性
10°C20°C30°C400C500C600C70oCFig、 3
分間
DH,7
分間
101 102 1o3 104 105残基数
1−3 4−6 7−10 11−20 >20分子量
国際調査報告
+、+、、、−++1.I−+ 115511cm+i−N−、PCTloK
92100036国際調査報告
フロントページの続き
(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A 23 L 1/30
5 2114−4BCO7K 15/10 8318−4HC12P 2110
6 8214−4BI
Claims (20)
- 1.反応混合物の粘度増加方法であって、以下の特徴:(a)グルタミン酸(G lu)およびアスパラギン酸(Asp)残基に特異的なセリンプロテアーゼであ り; (b)酵素蛋白1グラム当たり、少なくとも25CPU(本明細書中で定義する )の比活性をもち; (c)約23,600のみかけの分子量をもち;(d)ジイソプロピルホスホフ ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ ては阻害されす;(e)6.5〜10.0のPH範囲において、最大活性の75 %以上を示す; をもつ蛋白分解酵素を含んで成り、他のプロテアーゼ活性を、実質的に有しない 酵素調製物を、ブラステイン反応を可能にする蛋白質基質に添加して、次に、粘 度増加を引き起こす条件でのインキュベーションを行い、そして、次に、該酵素 を失活させる、ことを特徴とする方法。
- 2.プラステイン反応を可能にする蛋白質基質が、カゼイン、大豆蛋白、もしく はホエー蛋白、または、これらの1つもしくはそれより多くの蛋白を含んで成る 蛋白質混合物である、請求項1に記載の方法。
- 3.プラステイン反応を可能にする蛋白質基質が、ホエー蛋白、または、ホエー 蛋白を含んで成る蛋白質混合物である、請求項1に記載の方法。
- 4.前記インキュベーションが、5〜50、より好ましくは、5〜30%(W/ W)、最も好ましくは、5〜15%(W/W)の範囲内の濃度での基質で行われ る請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 5.前記酵素が、0.05〜50CPU/100g蛋白、より好ましくは、0. 1〜25CPU/100g蛋白、最も好ましくは、1〜25CPU/100g蛋 白の範囲内の濃度で、蛋白質物質に添加される請求項1〜4のいずれか1項に記 載の方法。
- 6.前記インキュベーションが、20〜70℃、好ましくは、45〜65℃の範 囲内の温度で行われる請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- 7.前記インキュベーションが、4〜12、好ましくは、6〜9の範囲内のPH で行われる請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 8.前記インキュベーションの時間が、0.5〜24時間、より好ましくは、1 〜10時間、最も好ましくは、1〜5時間である請求項1〜7のいずれか1項に 記載の方法。
- 9.インキュベーションに先立って前記蛋白質基質に所望のアミノ酸を添加する ことにより、1またはそれより多くのアミノ酸を反応混合物に導入することを、 さらに含んで成る請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 10.以下の特徴: (a)グルタミン酸(Glu)およびアスパラギン酸(Asp)残基に特異的な セリンプロテアーゼであり; (b)酵素蛋白1グラム当たり、少なくとも25 CPU(本明細書中で定義す る)の比活性をもち; (c)約23,600のみかけの分子量をもち;(d)ジイソプロピルホスホフ ルオリデートにより阻害されるが、フェニルメタンスルホニルフルオリドによっ ては阻害されず;(e)6.5〜10.0のPH範囲において、最大活性の75 %またはそれ以上を示し; をもつ蛋白分解酵素を含んで成り、他のプロテアーゼ活性を実質的に有しない酵 素調製物を、蛋白質基質に添加し、次に、インキュベーションを行い、続いて、 酵素を失活させることにより得られるプラステイン物質。
- 11.カゼイン、大豆蛋白もしくはホエー蛋白、または、これらの1つもしくは それより多くの蛋白を含んで成る蛋白質混合物から得られる請求項10に記載の プラステイン物質。
- 12.ホエー蛋白、またはホエー蛋白を含んで成る蛋白質混合物から得られる請 求項10に記載のプラステイン物質。
- 13.約7,000を超えない分子量をもつ請求項10〜12のいずれか1項に 記載のプラステイン物質。
- 14.出発物質(基質)の乾燥物質組成物と本質的に同じ乾燥物質組成物をもつ 請求項10〜13のいずれか1項に記載のプラステイン物質。
- 15.50℃で、NVセンサーおよびスピンドルNo.4を備えたHAAKE VT181粘度計での測定で、40mPa■sより大きい、好ましくは、60m Pa■sより大きい粘度をもつ、請求項10〜14のいずれか1項に記載のプラ ステイン物質。
- 16.改良されたアミノ酸組成をもつか、または、1つもしくはより多くの単一 アミノ酸に関して強化されている請求項10〜15のいずれか1項に記載のプラ ステイン物資。
- 17.請求項10〜16のいずれか1項に記載のプラステイン物質を含んで成る 食品。
- 18.母乳代用物である請求項17に記載の食品。
- 19.乳化肉製品または低脂肪バターである請求項17に記載の食品。
- 20.改良されたアミノ酸組成をもつか、または、1つ、もしくはより多くの単 一アミノ酸に関して強化されているプラステイン物質の導入による高められた栄 養価をもつ請求項19に記載の食品。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DK199/91 | 1991-02-06 | ||
| DK019991A DK19991D0 (da) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | Proteinpraeparationer |
| PCT/DK1992/000036 WO1992013964A1 (en) | 1991-02-06 | 1992-02-06 | Protein preparations |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06505386A true JPH06505386A (ja) | 1994-06-23 |
Family
ID=8090865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4504873A Pending JPH06505386A (ja) | 1991-02-06 | 1992-02-06 | 蛋白質の調製 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5523237A (ja) |
| EP (1) | EP0647276A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06505386A (ja) |
| DK (1) | DK19991D0 (ja) |
| WO (1) | WO1992013964A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521955A (ja) * | 2006-01-04 | 2009-06-11 | レプリノ フーズ カンパニー | タンパク質加水分解産物およびそれを作製する方法 |
| JP2013006799A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Taiho Kk | 水溶性エラスチンペプチドの製造方法 |
Families Citing this family (27)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3153237B2 (ja) * | 1990-03-09 | 2001-04-03 | ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ | タンパク質加水分解物 |
| US6936289B2 (en) | 1995-06-07 | 2005-08-30 | Danisco A/S | Method of improving the properties of a flour dough, a flour dough improving composition and improved food products |
| EP1559788A1 (en) * | 1997-04-09 | 2005-08-03 | Danisco A/S | Use lipase for improving doughs and baked products |
| ATE231186T1 (de) * | 1998-07-21 | 2003-02-15 | Danisco | Lebensmittel |
| US6416796B1 (en) | 1999-04-27 | 2002-07-09 | Kraft Foods, Inc. | Whey protein digestion products in cheese |
| US6093424A (en) * | 1999-04-27 | 2000-07-25 | Kraft Foods, Inc. | Process for making cheese using transglutaminase and a non-rennet protease |
| US6251445B1 (en) | 1999-05-19 | 2001-06-26 | Kraft Foods, Inc. | Method for producing enzyme-modified cheese flavorings |
| US6224914B1 (en) | 1999-06-03 | 2001-05-01 | Kraft Foods, Inc. | Process for incorporating whey proteins into cheese using transglutaminase |
| US6270814B1 (en) | 1999-06-03 | 2001-08-07 | Kraft Foods, Inc. | Incorporation of whey into process cheese |
| US6558939B1 (en) * | 1999-08-31 | 2003-05-06 | Novozymes, A/S | Proteases and variants thereof |
| EP2206786A1 (en) * | 1999-08-31 | 2010-07-14 | Novozymes A/S | Novel proteases and variants thereof |
| US7217554B2 (en) * | 1999-08-31 | 2007-05-15 | Novozymes A/S | Proteases and variants thereof |
| ES2284897T3 (es) | 2001-05-18 | 2007-11-16 | Danisco A/S | Procedimiento para la preparacion de una masa con una enzima. |
| US20050196766A1 (en) * | 2003-12-24 | 2005-09-08 | Soe Jorn B. | Proteins |
| US7955814B2 (en) * | 2003-01-17 | 2011-06-07 | Danisco A/S | Method |
| ES2661213T3 (es) | 2003-01-17 | 2018-03-28 | Dupont Nutrition Biosciences Aps | Método para la producción in situ de un emulsionante en un producto alimenticio |
| MXPA05007653A (es) | 2003-01-17 | 2005-09-30 | Danisco | Metodo. |
| GB0716126D0 (en) | 2007-08-17 | 2007-09-26 | Danisco | Process |
| US7906307B2 (en) | 2003-12-24 | 2011-03-15 | Danisco A/S | Variant lipid acyltransferases and methods of making |
| US7718408B2 (en) | 2003-12-24 | 2010-05-18 | Danisco A/S | Method |
| GB0405637D0 (en) | 2004-03-12 | 2004-04-21 | Danisco | Protein |
| CN102533440B (zh) | 2004-07-16 | 2017-09-19 | 杜邦营养生物科学有限公司 | 用酶使油脱胶的方法 |
| MX2009008021A (es) * | 2007-01-25 | 2009-08-07 | Danisco | Produccion de una aciltransferasa de lipido de celulas de bacillus licheniformis transformadas. |
| RU2011132127A (ru) | 2008-12-31 | 2013-02-10 | СОЛАЕ, ЭлЭлСи | Композиции белкового гидролизата |
| EP2856885A3 (en) | 2008-12-31 | 2015-05-27 | Solae, Llc | Protein hydrolysate compositions having enhanced cck releasing ability |
| CN101824453A (zh) * | 2009-03-05 | 2010-09-08 | 东北农业大学 | 高活性酪蛋白抗氧化肽的两步法制备技术 |
| JP2014518542A (ja) | 2011-02-23 | 2014-07-31 | ソレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 改善されたcckおよびglp−1放出活性を有するタンパク質加水分解組成物 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3803327A (en) * | 1970-11-24 | 1974-04-09 | Idemitsu Petrochemical Co | Process for producing plastein |
| US3966985A (en) * | 1974-02-18 | 1976-06-29 | Pfizer Inc. | Flavoring agent obtained by reacting a monosaccharide and a supplemented plastein |
| JPS585672B2 (ja) * | 1975-01-16 | 1983-02-01 | フシセイユ カブシキガイシヤ | テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウ |
| JPS5926636B2 (ja) * | 1975-04-04 | 1984-06-29 | フジセイユ カブシキガイシヤ | 蛋白質の改質方法 |
| DE2926808A1 (de) * | 1978-07-04 | 1980-01-17 | Novo Industri As | Proteaseprodukt mit verringerter allergener wirkung, herstellungsverfahren und waschmittel |
| FR2459620B1 (fr) * | 1979-06-26 | 1983-08-05 | Agronomique Inst Nat Rech | Hydrolisat enzymatique total de proteines de lactoserum, obtention et application |
| US4379177A (en) * | 1979-07-05 | 1983-04-05 | The Procter & Gamble Company | Stable dehydrated cocrystalline amino acid food additives |
| US4452888A (en) * | 1980-07-10 | 1984-06-05 | Terumo Corporation | Process for producing a low-molecular weight peptide composition and nutrient agent containing the same |
| JPS58152498A (ja) * | 1982-03-06 | 1983-09-10 | Terumo Corp | 低分子ペプチド混合物の製造方法 |
| JPS62257360A (ja) * | 1986-04-29 | 1987-11-09 | Kazuharu Osajima | 低分子量ペプチドを主成分とする呈味物質の製法 |
| DK652088D0 (da) * | 1988-11-23 | 1988-11-23 | Novo Industri As | Fremgangsmaade til kvalitetsforbedring af ad mekanisk vej udvundet koed |
| JP3153237B2 (ja) * | 1990-03-09 | 2001-04-03 | ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ | タンパク質加水分解物 |
-
1991
- 1991-02-06 DK DK019991A patent/DK19991D0/da not_active Application Discontinuation
-
1992
- 1992-02-06 WO PCT/DK1992/000036 patent/WO1992013964A1/en not_active Ceased
- 1992-02-06 JP JP4504873A patent/JPH06505386A/ja active Pending
- 1992-02-06 US US08/090,048 patent/US5523237A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-06 EP EP92904788A patent/EP0647276A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521955A (ja) * | 2006-01-04 | 2009-06-11 | レプリノ フーズ カンパニー | タンパク質加水分解産物およびそれを作製する方法 |
| JP2013006799A (ja) * | 2011-06-24 | 2013-01-10 | Taiho Kk | 水溶性エラスチンペプチドの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DK19991D0 (da) | 1991-02-06 |
| EP0647276A1 (en) | 1995-04-12 |
| WO1992013964A1 (en) | 1992-08-20 |
| US5523237A (en) | 1996-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH06505386A (ja) | 蛋白質の調製 | |
| JP3153237B2 (ja) | タンパク質加水分解物 | |
| Hrckova et al. | Enzymatic hydrolysis of defatted soy flour by three different proteases and their effect on the functional properties of resulting protein hydrolysates | |
| Santos et al. | Keratinolytic activity of Aspergillus fumigatus Fresenius | |
| JP3609648B2 (ja) | 新規蛋白質脱アミド酵素、それをコードする遺伝子、その製造法並びにその用途 | |
| JP4376180B2 (ja) | トリペプチドに富むタンパク水解物 | |
| Mullally et al. | Proteolytic and peptidolytic activities in commercial pancreatic protease preparations and their relationship to some whey protein hydrolyzate characteristics | |
| US10619177B2 (en) | Method for producing a protein hydrolysate | |
| EP0044032B1 (en) | Process for producing a low-molecular weight peptide composition and nutrient agent containing the same | |
| WANG et al. | Antioxidative and angiotensin I-converting enzyme inhibitory activities of sufu (fermented tofu) extracts | |
| EP0325986A2 (en) | Enzymatic hydrolysis of proteins | |
| EP0223560A2 (en) | Flavour control of protein hydrolysates | |
| EP2296487B1 (en) | Method for producing a wheat protein hydrolysate | |
| WO1989010960A1 (en) | Method for modifying proteins, peptides and/or lipids by enzymes from euphauciaceae | |
| EP2300606B1 (en) | Method for producing a casein hydrolysate | |
| EP1371734B1 (en) | Method of deamidation of milk protein and method of denaturation of milk protein | |
| US7297354B2 (en) | Protein material | |
| EP0528822A1 (en) | CO-HYDROLYTIC METHOD FOR THE PRODUCTION OF EXTRACTS FROM YEAR AND NON-Yeast PROTEINS. | |
| Watanabe et al. | The plastein reaction: fundamentals and applications | |
| Hajós | Enzymatic Modification as a Tool for Alteration of Safety and | |
| Julmanlik et al. | Physicochemical Characteristics of Freeze Dried Egg White Protein Hydrolyzed by Neutrase | |
| JP4071876B2 (ja) | 新規なセリンプロテアーゼ及びその製造法 | |
| JPS63267298A (ja) | 血球グロビン由来のポリペプチド | |
| NAKAMURA et al. | A Study on Enzymatic Hydrolysate of Red Blood Cell as Food Materials |