JPH0650596A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0650596A
JPH0650596A JP4206603A JP20660392A JPH0650596A JP H0650596 A JPH0650596 A JP H0650596A JP 4206603 A JP4206603 A JP 4206603A JP 20660392 A JP20660392 A JP 20660392A JP H0650596 A JPH0650596 A JP H0650596A
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JP
Japan
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rotation speed
phase control
indoor fan
phase
allowable change
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Application number
JP4206603A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Sugiyama
明由 杉山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0650596A publication Critical patent/JPH0650596A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタが目詰まりした場合でも吸込み風量
の減少を抑えることができ、これにより冷凍サイクル機
器への悪影響を解消するとともに、最適温度の空調用空
気を得て快適性が確保できる空気調和機を提供する。 【構成】 室内ファンモータ7Mの回転数Nを検知し、
この検知回転数Nが設定風量に対応する目標回転数Nt
となるよう室内ファンモータ7Mへの印加電圧Vdの位
相を制御する。このとき、位相制御値Pが目標回転数N
tを得るための基準位相値αを中心とする許容変化幅β
内にあるか否か判定し、許容変化幅β内にあれば検知回
転数Nに基づく回転数フィードバック位相制御を続行す
る。ただし、位相制御値Pが許容変化幅βから外れてい
る場合には、位相制御値Pを許容変化幅βの限度値にシ
フトして回転数Nの低下を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内ファンのモータ
の回転数が設定風量に対応する目標回転数となるようそ
のモータへの印加電圧を位相制御する空気調和機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機は、室内ファンの運転により
室内空気を吸込み、その吸込み空気を熱交換器で冷却ま
たは暖めて室内に吹出す。室内空気の吸込口にはフィル
タを設け、そのフィルタに吸込み空気を通すことによ
り、室内中の埃や臭いを取除くようにしている。
【0003】また、室内ファンモータの回転数を検知
し、その検知回転数がリモコンでの設定風量に対応する
目標回転数となるよう室内ファンモータへの印加電圧を
位相制御する。これを回転数フィードバック位相制御と
称している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】運転の進行に伴ない、
フィルタに付着する埃が増え、やがてフィルタが目詰ま
りするようになる。
【0005】フィルタが目詰まりすると、室内ファンモ
ータの回転数が増加方向に変化するようになる。このと
き、回転数フィードバック位相制御の働きで室内ファン
モータへの供給電力が低減され、これにより室内ファン
モータの回転数は最終的に目標回転数まで低減されて合
わせ込まれ、安定する。
【0006】しかしながらこの場合、十分な吸込み風量
が得られなくなり、冷凍サイクル機器の運転に悪影響を
及ぼすとともに、最適温度の空調用空気が得られなくな
って快適性が損なわれてしまう。この発明は上記の事情
を考慮したもので、
【0007】請求項1の空気調和機は、フィルタが目詰
まりした場合でも吸込み風量の減少を抑えることがで
き、これにより冷凍サイクル機器への悪影響を解消する
とともに、最適温度の空調用空気を得て快適性を確保す
ることを目的とする。
【0008】請求項2の空気調和機は、フィルタが目詰
まりした場合でも吸込み風量の減少を抑えることがで
き、これにより冷凍サイクル機器への悪影響を解消する
とともに、最適温度の空調用空気を得て快適性を確保す
ることができ、さらにはフィルタの目詰まりが確実に除
去できることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の空気調和機
は、室内ファンのモータの回転数を検知する手段と、こ
の検知回転数が設定風量に対応する目標回転数となるよ
う室内ファンのモータへの印加電圧の位相を制御する手
段と、この位相制御値が目標回転数を得るための基準位
相値を中心とする許容変化幅内にあるか否か判定する手
段と、この判定が許容変化幅内ありのとき上記検知回転
数に基づく位相制御を続行する手段と、判定が許容変化
幅内なしのとき位相制御値を許容変化幅の限度値にシフ
トする手段とを備える。
【0010】請求項2の空気調和機は、室内ファンのモ
ータの回転数を検知する手段と、この検知回転数が設定
風量に対応する目標回転数となるよう室内ファンのモー
タへの印加電圧の位相を制御する手段と、この位相制御
値が目標回転数を得るための基準位相値を中心とする許
容変化幅内にあるか否か判定する手段と、この判定が許
容変化幅内ありのとき上記検知回転数に基づく位相制御
を続行する手段と、判定が許容変化幅内なしのとき位相
制御値を許容変化幅の限度値にシフトする手段と、この
シフトが所定時間継続したときフィルタが異常であると
してその旨を報知する手段と、上記所定時間を上記判定
に際しての位相制御値に応じて変化させる手段とを備え
る。
【0011】
【作用】請求項1の空気調和機では、室内ファンのモー
タの回転数を検知し、この検知回転数が設定風量に対応
する目標回転数となるよう室内ファンのモータへの印加
電圧の位相を制御する。このとき、位相制御値が目標回
転数を得るための基準位相値を中心とする許容変化幅内
にあるか否か判定し、許容変化幅内にあれば検知回転数
に基づく位相制御を続行する。位相制御値が許容変化幅
から外れている場合には、位相制御値を許容変化幅の限
度値にシフトする。
【0012】請求項2の空気調和機では、室内ファンの
モータの回転数を検知し、この検知回転数が設定風量に
対応する目標回転数となるよう室内ファンのモータへの
印加電圧の位相を制御する。このとき、位相制御値が目
標回転数を得るための基準位相値を中心とする許容変化
幅内にあるか否か判定し、許容変化幅内にあれば検知回
転数に基づく位相制御を続行する。ただし、位相制御値
が許容変化幅から外れている場合には、位相制御値を許
容変化幅の限度値にシフトする。そして、このシフトが
所定時間継続した場合にはフィルタが異常であるとして
その旨を報知する。なお、この場合の所定時間について
は、上記判定に際しての位相制御値に応じて変化させ
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2において、Aは室外ユニット、B
は室内ユニットである。この両ユニットA,Bにおいて
次の冷凍サイクルを構成する。
【0014】圧縮機1の吐出口に四方弁2を介して室外
熱交換器3を接続する。この室外熱交換器3に減圧器で
あるところの膨張弁4を介して室内熱交換器5を接続す
る。この室内熱交換器5に四方弁2を介して圧縮機1の
吸込口を接続する。
【0015】すなわち、四方弁2をニュートラル状態に
設定しておき、圧縮機1の吐出冷媒を図示実線矢印の方
向に流して室外熱交換器3を凝縮器、室内熱交換器5を
蒸発器として機能させれば、冷房運転を実行できる。四
方弁2を切換え、圧縮機1の吐出冷媒を図示破線矢印の
方向に流して室内熱交換器5を凝縮器、室外熱交換器3
を蒸発器として機能させれば、暖房運転を実行できる。
室外熱交換器3の近傍に室外ファン6を設ける。この室
外ファン6が運転オンすると、外気が室外熱交換器3を
通して循環する。
【0016】室内熱交換器5の近傍に室内ファン7を設
ける。この室内ファン7が運転オンすると、室内空気が
フィルタ(図示しない)を通して室内ユニットB内に吸
込まれ、それが室内熱交換器5を通して室内に吹出され
る。制御回路を図1に示す。
【0017】交流電源10に室内ユニットBを接続し、
その室内ユニットBに電源ラインACLおよびシリアル
信号ラインSLを介して室外ユニットAを接続する。さ
らに、室内ユニットBにリモートコントロール式の操作
器(以下、リモコンと略称する)Rを接続する。
【0018】まず、室内ユニットBにおいて、電源10
からの電源ラインACLに電源回路21を接続する。こ
の電源回路21は、室内ユニットBの各種機器に対する
動作用電圧を出力する。
【0019】電源ラインACLにリレー接点33aおよ
び双方向性サイリスタ22を直列に介して室内ファンモ
ータ(単相誘導モータ)7Mを接続する。23は運転用
コンデンサである。
【0020】室内ファンモータ7Mにホール素子24を
接続する。このホール素子24は、室内ファンモータ7
Mの回転を磁気的に検知し、回転数に対応する周期のパ
ルス信号を出力する。電源ラインACLにフォトカプラ
25を接続する。このフォトカプラ25は、電源電圧E
の正負レベルに対応するパルス信号を出力する。
【0021】また、室内ユニットBは、マイクロコンピ
ュータおよびその周辺回路からなる制御部30を有す
る。この制御部30に、回転数検知回路31、位相制御
回路32、リレー33、零クロス検出回路34、メモリ
35、室内温度センサ36、およびタイマ37,38を
接続する。
【0022】回転数検知回路31は、ホール素子24の
出力信号を基に室内ファンモータ7Mの回転数を検知す
る。位相制御回路32は、制御部30の指令に応じた位
相で双方向性サイリスタ22をオン,オフ制御する。零
クロス検出回路34は、フォトカプラ25の出力信号を
基に電源電圧Eの零クロスを検出し、その検出タイミン
グに同期したパルス信号を発する。メモリ35は、リモ
コンRの設定風量に対応する室内ファンモータ7Mの目
標回転数Nt、およびその目標回転数Ntを得るための
基準位相値αを記憶している。
【0023】一方、室外ユニットAにおいて、電源ライ
ンACLに電源回路41を接続する。この電源回路41
は、室外ユニットAの各種機器に対する動作用電圧を出
力する。
【0024】電源ラインACLにインバータ回路42を
接続する。このインバータ回路42は、電源電圧Eを整
流し、それを制御部30の指令に応じた周波数の電圧に
変換し、出力する。この出力は圧縮機モータ1Mの駆動
電力となる。
【0025】また、室外ユニットAは、マイクロコンピ
ュータおよびその周辺回路からなる制御部50を有す
る。この制御部50に、上記インバータ回路42、四方
弁2、および室内ファンモータ6Mを接続する。
【0026】リモコンRは、マイクロコンピュータおよ
びその周辺回路からなる制御部60を有する。この制御
部60に、キースイッチ群61および表示器62を接続
する。キースイッチ群61は、運転条件を設定するため
の多数のキースイッチ61a,61b,…61nからな
る。表示器62は、運転条件やフィルタ異常サインなど
を表示するための液晶表示器である。
【0027】ここで、制御部30,50は、シリアル信
号ラインSLを通した電源電圧同期のシリアル信号によ
ってデータを送受しながら空気調和機の全体を制御する
もので、次の機能手段を有する。 [1]室内温度センサ36の検知温度TaとリモコンR
の設定温度Tsとの差ΔT(=Ta−Ts)を空調負荷
として求める手段。 [2]求めた空調負荷に応じて圧縮機1の運転周波数
(インバータ回路42の出力周波数)を制御する手段。
【0028】[3]リモコンRの設定風量に対応する室
内ファンモータ7Mの目標回転数 Nt、およびその目標回転数Ntを得るための基準位相
値αをメモリ35から読出す手段。
【0029】 [4]回転数検知回路31の検知回転数Nが目標回転数
Ntとなるよう、位相制御回路32および双方向性サイ
リスタ22を用い、かつ零クロス検出回路34の検出結
果を監視しながら、室内ファンモータ7Mへの印加電圧
Vdの位相Pを制御する手段。この位相制御値Pは、室
内ファンモータ7Mへの通電遮断期間である。なお、こ
の制御を一般に回転数フィードバック位相制御と称して
いる。
【0030】[5]運転開始または設定風量変更から設
定時間ts1 が経過しているとき、位相制御値Pが基準
位相値αを中心とする許容変化幅(=β)内にあるか否
か判定する手段。 [6]この判定が許容変化幅内ありのとき、検知回転数
Nに基づく回転数フィードバック位相制御を続行する手
段。 [7]上記判定が許容変化幅内なしのとき、位相制御値
Pを許容変化幅の限度値(=α+{β/2})にシフト
する手段。 [8]このシフトが所定時間ts2 にわたって継続した
とき、フィルタが異常であるとしてその旨をリモコンR
で報知せしめる手段。 [9]所定時間ts2 を上記判定に際しての位相制御値
Pに応じて変化させる手段。つぎに、上記の構成の作用
を図3を参照しながら説明する。
【0031】運転中はリレー33が付勢されて接点33
aがオンし、電源電圧Eがサイリスタ22を介して室内
ファンモータ7Mに印加される。このとき、サイリスタ
22がオン,オフされ、図4に示すように室内ファンモ
ータ7Mへの印加電圧Vdの位相Pが制御される。
【0032】位相制御値Pは、電源電圧Eの零クロス点
からの通電遮断期間であり、その期間のみサイリスタ2
2がオフされ、室内ファンモータ7Mへの印加電圧Vd
が零に設定される。つまり、位相制御値Pが小さいほど
室内ファンモータ7Mへの供給電力が大きくなり、モー
タ7Mの回転数が増やされる。反対に、位相制御値Pが
大きいほど室内ファンモータ7Mへの供給電力が小さく
なり、モータ7Mの回転数が減らされる。
【0033】こうして、室内ファン7が運転オンする
と、室内空気がフィルタ(図示しない)を通して室内ユ
ニットB内に吸込まれ、その吸込み空気が室内熱交換器
5を通して室内に吹出される。
【0034】ところで、運転開始時やリモコンPの設定
風量変更時(ステップ101 ,102 )は、リモコンPの設
定風量に対応する室内ファンモータ7Mの目標回転数N
t、およびその目標回転数Ntを得るための基準位相値
αがメモリ35から読出される(ステップ103 )。そし
て、図4に示すように、読出された基準位相値αが位相
制御値Pとして初期設定される(ステップ104 )。
【0035】そして、この運転開始時または設定風量変
更時、タイマ37でタイムカウントt1 が実行され(ス
テップ105 )、そのタイムカウントt1 と設定時間ts
1 とが比較される(ステップ106 )。設定時間ts1
メモリ35にあらかじめ記憶されている。
【0036】タイムカウントt1 が設定時間ts1 に達
しないうちは(ステップ106 のNO)、室内ファンモータ
7Mの回転数Nが検知され(ステップ107 )、かつ後述
するタイムカウントt2 がクリアされる(ステップ108
)。そして、検知回転数Nと上記目標回転数Ntとが
比較され(ステップ109 )、その比較結果に応じた回転
数フィードバック位相制御が実行される。
【0037】この回転数フィードバック位相制御では、
検知回転数Nが目標回転数Ntより小さいとき(N<N
t)、位相制御値Pが所定値ΔPだけ縮小される(ステ
ップ110 )。位相制御値Pが小さくなると、室内ファン
モータ7Mへの供給電力が大きくなり、モータ7Mの回
転数Nが増やされる。検知回転数Nが目標回転数Ntに
一致したら(N=Nt)、そのときの位相制御値Pがそ
のまま保持される(ステップ111 )。
【0038】検知回転数Nが目標回転数Ntより大きい
とき(N>Nt)、位相制御値Pが所定値ΔPだけ拡大
される(ステップ112 )。位相制御値Pが大きくなる
と、室内ファンモータ7Mへの供給電力が小さくなり、
モータ7Mの回転数Nが減らされる。
【0039】こうして、回転数フィードバック位相制御
が実行されることにより、室内ファンモータ7Mの回転
数Nが目標回転数Nsへと収束される。これにより、室
内ファン7の風量が設定風量に維持される。
【0040】このとき、フィルタ正常の判定がなされ
(ステップ113 )、その判定結果がリモコンRに知らさ
れる(ステップ114 )。リモコンRでは、フィルタ正常
であることからフィルタ異常サインは表示しない。
【0041】タイムカウントt1 が設定時間ts1 に達
すると(ステップ106 のYES )、タイムカウントt1
クリアされるとともに(ステップ115 )、その時点の位
相制御値Pが基準位相値αを中心とする許容変化幅βの
限度値(=α+β/2)内にあるかそれとも超えている
か判定される(ステップ116 )。位相制御値Pが図4の
ように限度値内に収まっていれば(ステップ116 のN
O)、上記回転数フィードバック位相制御が続行され
る。ところで、運転の進行に伴ない、フィルタに付着す
る埃が増え、やがてフィルタが目詰まりするようにな
る。
【0042】フィルタが目詰まりすると、室内ファンモ
ータ7Mの回転数Nが増加方向に変化するようになる。
このとき、回転数フィードバック位相制御の働きによ
り、図5に示すように位相制御値Pが限度値(=α+β
/2)を超えたところまで拡大される。これにより、室
内ファンモータ7Mへの供給電力が低減され、やがて室
内ファンモータ7Mの回転数Nは最終的に目標回転数N
sまで低減されて合わせ込まれ、安定する。
【0043】ただし、このままでは十分な吸込み風量が
得られないため、冷凍サイクル機器の運転に悪影響を及
ぼすとともに、最適温度の空調用空気が得られなくなっ
て快適性が損なわれてしまう。
【0044】そこで、位相制御値Pが限度値(=α+β
/2)を超えた場合(ステップ116のYES )、その位相
制御値Pが図6に示すように限度値(=α+β/2)へ
と強制的にシフトされる(ステップ117 )。位相制御値
Pが限度値(=α+β/2)にシフトされると、室内フ
ァンモータ7Mへの供給電力が増え、室内ファンモータ
7Mの回転数Nが増大する。
【0045】したがって、フィルタが目詰まりしても、
それによる吸込み風量の減少を極力抑えることができ、
冷凍サイクル機器への悪影響が解消されるとともに、最
適温度の空調用空気が得られて快適性が確保される。
【0046】位相制御値Pのシフトと同時にタイマ37
でタイムカウントt2 が実行される(ステップ118 )そ
のタイムカウントt2 と所定時間ts2 とが比較される
(ステップ119 )。所定時間ts2 はメモリ35にあら
かじめ記憶されている。
【0047】タイムカウントt2 が所定時間ts2 に達
しないうちは(ステップ119 のNO)、フィルタ正常の判
定がなされ(ステップ113 )、その判定結果がリモコン
Rに知らされる(ステップ114 )。リモコンRでは、フ
ィルタ正常であることからフィルタ異常サインは表示し
ない。
【0048】タイムカウントt2 が所定時間ts2 に達
すると(ステップ119 のYES )、フィルタ異常の判定が
なされ(ステップ120 )、その判定結果がリモコンRに
知らされる(ステップ114 )。リモコンRでは、表示器
62でフィルタ異常サインを表示する。このフィルタ異
常サインにより、フィルタの目詰まり除去の必要性が住
人に促されることになり、住人によるフィルタ清掃が行
なわれる。
【0049】なお、図7に示すように、限度値(=α+
β/2)から位相進み方向へ3つの位相領域X1
2 ,X3 を順次設定しており、判定ステップ116 での
位相制御値PがX1 ,X2 ,X3 のどこに存するかによ
って所定時間ts2 の長さを変化させる。すなわち、X
1 に存する場合、目詰まり量があまり多くないとの判断
の下にもっとも短い所定時間ts2 を選択する。X2
存する場合、目詰まり量が多いとの判断の下にX1 時よ
りも長い所定時間ts2 を選択する。X3 に存する場
合、目詰まり量がかなり多いとの判断の下にもっとも長
い所定時間ts2 を選択する。
【0050】このように、所定時間ts2 を判定ステッ
プ116 での位相制御値Pに応じて変化させることによ
り、フィルタの目詰まり量に応じた最適タイミングのフ
ィルタ清掃を行なわせることができ、信頼性の向上が図
れる。
【0051】一方、制御器30は、位相制御値Pに基づ
く目詰まり検出だけでなく、運転時間の積算によっても
目詰まり検出を行なう。この積算による目詰まり検出の
制御を以下に説明する。運転開始時か運転中かが監視さ
れ(ステップ201 ,202 )、運転開始時ならメモリ35
に保持されている運転積算時間toが読出される(ステ
ップ203 )。
【0052】タイマ38でタイムカウントt3 が開始さ
れ(ステップ204 )、それが上記読出した運転積算時間
toに加算されて新たな運転積算時間toが得られる
(ステップ205 )。そして、この新たな運転積算時間t
oと設定時間tsoとが比較される(ステップ206 )。な
お、運転が停止されると(ステップ201 ,202 のNO)、
そのときの運転積算時間toがメモリ35に記憶され
る。この記憶は電源オフでも消えない。
【0053】運転中、運転積算時間toが設定時間tso
に達すると(ステップ206 のYES )、フィルタが清掃必
要時期に達したとの判断の基にサイン点灯指令がリモコ
ンRに送られる(ステップ208 )。同時にタイマ38で
タイムカウントt4 が開始される(ステップ209 )。
【0054】リモコンRでは、サイン点灯指令に応答し
てフィルタ異常サインを表示する。このフィルタ異常サ
インにより、フィルタに対するメンテナンスの必要性が
住人に促されることになり、住人によるフィルタ清掃が
行なわれる。
【0055】フィルタ清掃の後はフィルタ異常サインの
表示を解除し、かつ運転積算時間toを初期化する必要
があるが、そのための専用のリセットキーがリモコンR
にあり、そのリセットキー操作が監視される(ステップ
210 )。
【0056】また、ここでのリセット機能には2つのモ
ードM1 ,M2 がある。モードM1では、フィルタ異常
サインが表示されてから所定時間ts4 が経過した後で
のみ、リセットキー操作による積算時間初期化を許容す
る。モードM2 では、フィルタ異常サインの表示の有無
にかかわらず、リセット操作による積算時間初期化を許
容する。これらのモードはリモコンRに設けられている
点検キーの操作によって選択される。たとえば、点検キ
ーの押圧が所定時間連続した場合にモードM2 が選択設
定され、そうでない場合はモードMが選択設定され
る。
【0057】つまり、住人が独自の判断で定期的にフィ
ルタを清掃するような場合、その都度、表示とは無関係
に運転積算時間toを初期化する必要があることから、
リセットキー操作の前に点検キーを所定時間連続して押
圧し、モードM2 を選択しておくことになる。これに対
し、モードM1 を選択しておけば、フィルタ異常サイン
が表示されない限り運転積算時間toが初期化されるこ
とはなく、よって間違い操作やいたずら操作による運転
積算時間toの不要な初期化が防止される。
【0058】したがって、リセットキー操作があったと
き(ステップ210 のYES )、モードM1 ,M2 が判別さ
れ(ステップ211 )、モードM2 であれば直ちに運転積
算時間toがクリアされる(ステップ212 )。
【0059】リセットキー操作があったとき(ステップ
209 のYES )、モードM1 で(ステップ211 のYES )、
フィルタ異常サインがすでに表示され(ステップ213 の
YES)、しかもタイムカウントt4 が所定時間ts4
達していれば(ステップ214のYES )、運転積算時間t
oがクリアされる。そして、サイン消灯指令がリモコン
Rに送られ(ステップ216 )、フィルタ異常サインの表
示が解除される。
【0060】なお、上記実施例では、位相制御値Pを室
内ファンモータ7Mへの通電遮断期間に対応させたが、
それに限らず、位相制御値Pを室内ファンモータ7Mへ
の通電期間に対応させてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、
【0062】請求項1の空気調和機は、室内ファンモー
タへの印加電圧に対する位相制御値が目標回転数を得る
ための基準位相値を中心とする許容変化幅内にあるか否
か判定し、許容変化幅内にあれば検知回転数に基づく位
相制御を続行するが、位相制御値が許容変化幅から外れ
ている場合には位相制御値を許容変化幅の限度値にシフ
トする構成としたので、フィルタが目詰まりした場合で
も吸込み風量の減少を抑えることができ、これにより冷
凍サイクル機器への悪影響を解消するとともに、最適温
度の空調用空気を得て快適性を確保できる。
【0063】請求項2の空気調和機は、請求項1の構成
に加え、位相制御値のシフトが所定時間継続した場合に
フィルタ異常を報知する構成としたので、フィルタが目
詰まりした場合でも吸込み風量の減少を抑えることがで
き、これにより冷凍サイクル機器への悪影響を解消する
とともに、最適温度の空調用空気を得て快適性を確保す
ることができ、さらにはフィルタの目詰まりが確実に除
去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における制御回路の構成
図。
【図2】同実施例における冷凍サイクルの構成図。
【図3】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】同実施例における運転開始時の位相制御値を示
す信号波形図。
【図5】同実施例におけるフィルタ異常時の位相制御値
を示す信号波形図。
【図6】この発明における位相制御値のシフト状態を示
す信号波形図。
【図7】同実施例におけるフィルタ異常時の位相制御値
の領域を示す信号波形図。
【図8】同実施例における運転時間の積算による目詰ま
り検出を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…圧縮機、3…室外熱交換器、5…室内熱交換器、7
…室内ファン、7M…室内ファンモータ、22…双方向
性サイリスタ、24…ホール素子、30,50…制御
部、A…室外ユニット、B…室内ユニット、R…リモコ
ン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内空気を室内ファンの運転によりフィ
    ルタを通して吸込み、その吸込み空気を熱交換器に通し
    て室内に吹出す空気調和機において、前記室内ファンの
    モータの回転数を検知する手段と、この検知回転数が設
    定風量に対応する目標回転数となるよう前記室内ファン
    のモータへの印加電圧の位相を制御する手段と、この位
    相制御値が前記目標回転数を得るための基準位相値を中
    心とする許容変化幅内にあるか否か判定する手段と、こ
    の判定が許容変化幅内ありのとき前記検知回転数に基づ
    く位相制御を続行する手段と、前記判定が許容変化幅内
    なしのとき位相制御値を許容変化幅の限度値にシフトす
    る手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内空気を室内ファンの運転によりフィ
    ルタを通して吸込み、その吸込み空気を熱交換器に通し
    て室内に吹出す空気調和機において、前記室内ファンの
    モータの回転数を検知する手段と、この検知回転数が設
    定風量に対応する目標回転数となるよう前記室内ファン
    のモータへの印加電圧の位相を制御する手段と、この位
    相制御値が前記目標回転数を得るための基準位相値を中
    心とする許容変化幅内にあるか否か判定する手段と、こ
    の判定が許容変化幅内ありとき前記検知回転数に基づく
    位相制御を続行する手段と、前記判定が許容変化幅内な
    しのとき位相制御値を許容変化幅の限度値にシフトする
    手段と、このシフトが所定時間継続したとき前記フィル
    タが異常であるとしてその旨を報知する手段と、前記所
    定時間を前記判定に際しての位相制御値に応じて変化さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
JP4206603A 1992-08-03 1992-08-03 空気調和機 Pending JPH0650596A (ja)

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