JPH06507786A - Atp依存性プロテアーゼおよびそれに対する拮抗剤の悪液質および筋肉るいそうの処置における使用 - Google Patents

Atp依存性プロテアーゼおよびそれに対する拮抗剤の悪液質および筋肉るいそうの処置における使用

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ATP依存性プロテアーゼおよびそれに対する拮抗剤の悪液質および筋肉るいそ うの処置における使用発明の背景 哺乳類の細胞は少なくとも4種の蛋白質分解系を含み、それらは細胞蛋白質の代 謝回転に別個の機能を果たしていると思われる。サイドシル中には、ATPを必 要とし、そしてポリペプチドであるユビキチンが関連する溶解性蛋白質分解経路 が存在する。この多成分系は高度に異常な蛋白質および寿命の短い調節蛋白質の 選択的分解を触媒する。しかし、この過程は成熟中の網状赤血球(Boches 、 F、およびA、L、Goldberg、5cience、215:978− 980 (1982) 、5penser、S、およびJ、 Et l ing er、 J。
Biol、Chem、、257:14122〜14127 (1985))およ び成熟中の繊維芽細胞(C4echanover、A など、Ce1l、375 7−66 (1984) 、Gronos t a j sk i、R,など、 J、Biol。
Chem 、260 : 3344〜3349 (1984))の中の大部分の 蛋白質の分解にも関与していると思われる。インシュリンまたは血清を除去した 細胞では標準的細胞蛋白質の分解は2倍まで増加する。この加速された蛋白質分 解はリゾソームを含み、これはエンドサイトーンスを受けた蛋白質および膜蛋白 質の分解のための部位でもある。骨格筋が全蛋白質分解を増加することのできる 他の系にはCa”−依存性プロテアーゼ(カルバインIおよびII)が関連する 。ジストロフィーまたは損傷を受けた筋肉または細胞間Ca”が増加している術 後正常筋肉の中では、主にカルパインの活性化により全蛋白質分解が増加する。
さらに、ATPとは独立に機能する非すリゾーム性分解系があり;赤血球中では この系は酸化剤−損傷蛋白質の分解を選択的に触媒する。筋肉で各種条件下にお ける種々の細胞成分の分解におけるこれらの系の相対的な重要性は知られていな い。
ubを要求する経路では、多くの蛋白質の分解における最初の段階はATP−依 存性過程によるこの小さいポリペプチドへの抱合を含む。ユビキチン化蛋白質は 次に1000〜1500kDa (26S)のATP−依存性蛋白質分解複合体 であるUb−複合体−分解酵素(rUCDENJ)によって分解される。この経 路は網状赤血球中で最もよく特徴付けられるが、骨格筋内および他の細胞内にも 証明される。これは高度に異常な蛋白質および寿命の短い酵素または調節蛋白質 多数の迅速な分解を司ると信じられている。
真核細胞中の大きな(700kDa)多量体プロテアーゼは、プロテアソームと 呼ばれ、TJCDENの成分である。これは別個のサブユニット12〜15種お よび特異性の異なるペプチダーゼ3種を含む。それ自身では、プロテアソームは ユビキチン化蛋白質を分解できないが、そしてUCDENにおける蛋白質分解活 性の殆どを提供する。
発明の要約 本発明は種々の生理学的および病理学的段階を伴う、そして神経損傷、絶食、発 熱、アチドーシスおよび成る種の内分泌障害で起きる筋肉量の損失(萎縮)の大 部分の原因となっている筋肉蛋白質の加速された分解を阻止(削減または予防) する方法に関する。本文に述べるように、非すリゾーム性ATP−ユビキチンー 依存性蛋白質分解過程はこれらの状況下での筋肉内で増加し、萎縮筋肉内に起き る加速された蛋白質分解の大部分の原因であることが証明されている。これも、 本文に述べるように、萎縮筋肉内には同一条件下の非筋肉組織内には見られない ユビキチンmRNAの特異的増加、プロテアソームのためのmRNAの誘導およ びユビキチン化蛋白質含量の増加があることの証明によって支持される。
本発明はさらにユビキチン化蛋白質の分解に関与し、プロテアソームと複合体を 形成し、ユビキチンに抱合した蛋白質を迅速に分解する1300〜1500kD aのATP=依存性蛋白質分解複合体(UCDEN、1500kDa複合体と称 する)の一部と思われる新ATP=依存性プロテアーゼに関する。マルチパイン (multipain)と命名されたこの新プロテアーゼはATP−ユビキチン ー依存性経路において重要な役割を果たしていると思われる。
マルチパインは分子量約500kDaの多量体性酵素で、活性化のためにATP の加水分解を必要とし、またユビキチン化蛋白質を優先的に分解する。この新A TP依存性酵素はチオールプロテアーゼであると思われ、Ub−抱合蛋白質を酸 溶解性産物まで分解することが示されている。マルチパインは筋肉内に確認され 、種々の型の筋肉るいそう中に活性化されているサイドシル経路で決定的な役割 を果たしていることが示されている。
本発明はさらに骨格筋細胞のようなそれが正常には存在する資源から得られる精 製マルチパイン:マルチパインをコードするDNAまたはRNA、組換えDNA 法によって製造されたマルチパイン;この酵素に特異的な抗体;マルチパインの 使用法;およびマルチパイン阻害剤および殊に各種の疾患または状況中に起きる 筋肉量減少を削減するためのその使用に関する。
新マルチパイン阻害剤は、本文に述べる、この酵素およびその構造に関する知識 および技術認識的方法を用いて設計および製造されることができる。例えば、蛋 白質分解サブユニット、ATPアーゼおよびユビキチンー結合構成要素のような マルチパインの種々のサブユニットの知識はこの目的のために有用であろう。
本発明はさらにマルチパインまたはこの多量体酵素の構成要素の阻害剤である既 存の化合物または分子を確認する方法に関する。例えば、マルチパインはシスタ チンAで阻害されることが示されている。故に、クローン化されたマルチパイン を発現する細胞はこの酵素を阻害する性能をめてンスタチン類似体を検定するた め、ならびに他のマルチパイン阻害剤を確認するために用いることができる。
微生物培養液をマルチパインの抗生物質性阻害剤をめてスクリーニングすること もできる。マルチパイン阻害剤はペプチド、ペプチド様分子であるか、ペプチド アルデヒド、β−ラクタム誘導体、ペプチドクロロメチルケトン、エポキシド、 またはペプチドイソクマリンのようなペプチド誘導体であることができる。
本文に述べるように、本発明は40kDaプロテアソ一ム調節剤に関する。この 40kDaポリペプチドは精製され、ATPに結合してプロテアソームのベブラ ーダーゼ(分解的)活性を阻害する大きい複合体の一員であることが示されてい る。
天然に存在する40kDa阻害剤が入手できたのでプロテアソーム阻害に必要な 構造を決定し7、この調節ペプチドの活性領域またはフラグメントを確認し、そ して新ブpテアソーム阻害剤を設計し、あるいはプロテアソームを阻害する既存 化合物を確認することが可能になった。
マルチパイン阻害剤または1500kDa複合体の他の構成要素の明害剤は筋肉 量減少(たとえば、神経損傷、絶食、感染症またはある種の内分泌障害による) が起きている個体に投与することができる。筋肉量減少は、そのような状況下で は、本文に述べるように、今度は主にマルチパインが関与している非すリゾーム 性ATP−ユビキチンー依存性経路の活性化による筋肉蛋白質の加速された分解 の結果であることが示されている。マルチパイン阻害剤またはATP−依存性蛋 白質分解複合体の他の構成要素の阻害剤の投与はこのような状況下には通常的に 起きる強化された蛋白質分解を妨害または削減する。その結果、蛋白質分解は減 少し、筋肉蛋白質減少の程度はその状況下に普通に起きているよりも小い程度で 起きる。マルチパインまたは1500kDa複合体の他の構成要素の阻害方法お よび、その結果、筋肉蛋白質分解の阻害方法は癌、慢性感染症病、発熱および筋 肉不使用および脱神経のような状況下に起き、し5ばしは極度に消耗性である各 種の状況下に用い得ることができる。また、この方法はアチドーシスが起きてい る腎障害または肝障害の症例にも有用なのはアミノ酸の発生を削減することで、 罹轡している腎臓または肝臓の窒素負荷を軽減できるからである。
図面の簡単な説明 図1〜3は500kDaプロテアーゼの精製段階を示す。
図1はウサギ骨格筋の画分11からの抽出物の七ノーQアニオン交換クロマトグ ラフィーによる分別結果のグラフ表示である。本文に述べるように、ピーク2は ATP−刺激されたりゾチーム分解の大部分の原因であり、酸化剤で損傷したヘ モグロビンに対して強い活性を持ち、プロテアソームに特性的な基質であるSL LVT−MCAI:対しては殆ど活性を持たないことが示されたので後続する分 析はピーク2に絞った。
図2はピーク2のUb 1281−リゾチーム抱合体分解活性のゲル濾過を用い る分析のグラフ表示である。ここに、標本はATP存在下(ム)または不在下( △)のUb−I2S■−リゾチームおよびOH/Ch−処理14cmヘモグロビ ン(・)について検定した。使用した分子量標準品はブルーデキストラン、チロ グロブリン、フェリチンおよびβ−アミラーゼであった。
図3は500kDaプロテアーゼの5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動( ]00%の結果を示し、これはスペロース6カラムからのUb 1251−リゾ チームを分解する活性のピークを濃縮し、蛋白質25μgを分析したものである 。
図4はりゾチーム、ユビキチン化リゾチーム、ヘモグロビンおよび酸化剤−損傷 ヘモグロビンの5QQkDaプロテアーゼによる加水分解の相対的速度のグラフ 表示である。
図5はプロテアソームとマルチパインとをMgATPでブレインキュベーション した後の1300kDa多量酵素複合体形成のグラフ表示である。使用レニ分子 量標準品はブルーデキストラン、ホスホリラーゼキナーゼ、チログロブリン、フ ェリチンおよびβ−アミラーゼであった。
図6はマルチパイン、プロテアソームーマルチノ々イン複合体および部分的にす 精製したプロテアソームの5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動の結果を示 す。
図7はマルチパイン(釦またはプロテアソームとマルチ)<インとのインキュベ ーションで形成された複合体(0) lこよって分解されたUb 12sl−リ ゾチーム抱合体の酸溶解性125I−生成物のグラフ表示である。分子量標準品 は物質P(1347Da) 、ATP (551Da) 、ADP (427D a)およびアデノシン(267Da)であった。
図8はマルチパインまたはプロテアソームとマルチノ(インとのインキュベーシ ョンによって形成した複合体によるUb 12fil−リゾチームの分解刺激に 対するATP−依存性のグラフ表示である。
図9は脱神経および正常ヒラメ筋の蛋白質分解に対するATP−枯渇の影響のグ ラフ表示である。これらのデータは脱神経に続(−次的にはATP−依存性経路 の活性化による総蛋白質分解の増加を示す。値は両坐骨神経を切断したラットま たは無処置正常ラットの双方について最少5匹の平均値±SEMである。土庄類 似の体重(60〜70g)を持つラットにおける坐骨神経切断後および正常筋肉 の毎日の総計蛋白質分解、上台 蛋白質分解速度に対するATP−枯渇の影響。
上左 悦神経後のエネルギー−非依存性蛋白質分解過程および全蛋白質分解にお ける相対的変化(すなオ〕ち、脱神経筋肉と正常筋肉との間の蛋白質分解平均連 間の差)。下布 脱神紅後の、へTP−依存性過程における相対的変化。
図10はラットの長指伸筋における蛋白質分解に対する絶食および再給餌の影響 のグラフ表示である。左図 給餌または絶食ラットから得た筋肉内での合計蛋白 質分解およびエネルギー非依存性過程を絶食後の異なる時間および再給餌後24 時間に測定した。右図 蛋白質分解のATP−非依存性構成要素。値はラット6 匹の平均値±SEMである。
図11は絶食および絶食−給餌ラットからの筋肉内でのUb−mRNAのノーザ ンブロソト分析結果を示す、給餌ラット(a) 、24時時間量ラソ)(b)、 ・18時間(C)、または48時間絶食後24時間再給餌ラッ1−(d)から得 たヒラメ筋から分離した全RNA、/レーンの10μg中のポリUb−mRNA 水準を示す。28Sおよび18SはこれらのリポソームRNAの位置を示す。
図12は実施例6記載のように絶食および絶食−再給餌ラットのヒラメ筋におけ るドツトプロット分析により測定した全mRNA水準のグラフ表示である。給餌 動物での有!差はp<Q、005、 p<Q、05である。
発明の詳細な記載 本発明は重篤な体重減少(たとえば、悪液′li)および負の窒素収支がある状 況または病状で起きている過剰な蛋白質分解の原因である経路の発見およびこの 経路を構成要素の知見に基づき、この経路および異化状況における負の窒素収支 を阻止することを可能にしたものである。
本文に述べるように、蛋白質分解系のどれが脱神経性萎縮症、絶食および他の異 化状況(たとえば、発熱)の間の骨格筋内で蛋白質分解の大きい増加の原因であ るかを研究するための仕事は絶食または脱神経萎縮における筋肉内の加速された 蛋白質分解の大部分は非すリゾーム性(サイドシル性)ATP−ユビキチンー依 存性蛋白質分解過程の活性化が原因であることを示したが、今迄は一般に構成的 過程(しばしば「基本的蛋白質分解」と呼ばれた)であり、そして異常または寿 命の短い調節ポリペプチドの除去のために一次的な原因であると信じられてきた 。しかし、本文に述べるように、筋肉蛋白質の損失を導き、各種の生理学的およ び病理学的刺激により引起こされる特別の細胞応答があることが示された。例え ば、絶食時には筋肉蛋白質分解の強化はグルココルチコイドと低イン/ニリンを 要し、発熱性感染症ではインターロイキン−1およびTNFを要する。また、本 文に述べるように、脱神経性萎縮、絶食およびホルモンまたはエンドトキシン処 置における筋肉内での非すリゾーム性ATP−依存性過程の活性強化ではユビキ チンは重要である。
このATP−Ub−依存性経路での多数の段階が筋肉内で絶食および脱神経に影 響されることはあり得るが、本文に述べる研究は、共因子ユビキチンとの共有結 合によって分解のために標識される細胞蛋白質を加水分解する大きな(1500 kDa)酵素複合体内の新規の律速的な構成要素の単離に至った。ここに述べた 研究は阻害のための鍵となる対象を確認した。記載のように、筋肉内にプロテア ーゼを確認し、サイドシル性ATP−ユビキチンー依存性蛋白質分解経路で根本 的な役割を演じることが確認され、今では種々の型の筋肉るいそうでは活性化さ れることが判明した。さらに本文に述べるように、プロテアソームの分解活性の ポリペプチド性阻害剤も確認されている。
本発明は萎縮筋肉に起こり、ユビキチンが重要な役割を演じる非すリゾーム性A TP要求性過程の活性化に起因することが知られている加速または強化された蛋 白質分解の阻止(削減または予防)方法に関する。この方法では、加速された蛋 白質分解はATP−Ub−依存性経路を−またはそれ以上の可能性がある段階( たとえば、蛋白質のユビキチン抱合の削減により、UCDEN活性の阻害により 、またはその構成要素の一つの活性の阻害により、新規プロテアーゼであるマル チパインや天然阻害剤のようなもの)で阻害することによって阻止される。
本発明はまた筋肉内における機能のためにATP加水分解を必要とし、種々の型 の筋肉るいそう時に活性化されるサイドシル性ATP−ユビキチンー依存性蛋白 質分解性経路に根本的役割を持つプロテアーゼの発見に関する。「マルチパイン 」と呼ばれるこの蛋白質分解酵素は500kDaの多量体であり、あるいはパパ イン族プロテアーゼに関連するチオールプロテアーゼであると思われる蛋白質複 合体である。これは6個またはそれ以上の高分子量サブユニット(大きさ50〜 130kDa)を含み、ユビキチンー抱合蛋白質を優先的にATP−依存性反応 によって分解することが示されている。本文に述べる種々の観察も、このプロテ アーゼはユビキチンに抱合した蛋白質の認識および分解において律速成分である ことを示す。マルチパインは多重−ユビキチン鎖をイソペプチダーゼ活性によっ て解重合する性能も持っている。これはスルフヒドリル基閉塞剤であるシスタチ ンおよび関連するポリペプチドおよびペプチドクロロメチルケトンには感受性で あるが、リュウペプチン、E−64またはセリンプロテアーゼ阻害剤には感受性 がない。ATPの存在下にマルチパインはプロテアソームと11種合体を形成す るが、複合体形成はシスタチンによって阻害される。
それで、ATP−ユビキチンー依存性経路の阻害は異化段階における負の窒素収 支を処置するための新規な方法である。これは、例えば、この新たに発見された 蛋白質分解酵素の阻害剤の使用が起きている筋肉量減少の削減に至ることによっ て達成される。このような阻害剤は筋肉細胞以外の細胞型でのサイドシル性AT P−ユビキチンー依存性蛋白質分解系の活性を削減するときにも用いることもで きる。過剰な蛋白質損失は敗血症、火傷、外傷、多(の癌、慢性または全身性感 染症、筋萎縮症、アチドーンスまたはを髄または神経損傷のような神経運動変成 病を持つ人を含む多くの型の患者に共通している。それはまた、副腎皮質ステロ イド投与を受けている人、食事摂取が減少および/または吸収が傷つけられてい る人にも起きる。その上、蛋白質分解経路の阻害は多分、動物(たとえば、しば しば牛や豚で重篤な体重減少を起こす「輸送熱」の処置のために)で有用である 。
以下はこの状況下にある筋肉内での加速された蛋白質分解は主に非すリゾーム性 ATP−要求性過程の活性化が原因であることの知見に至る研究;プロテアーゼ であるマルチパインの単離と特性解析;蛋白質分解におけるその機能;プロテア ソームに対する250kDaの天然に存在する阻害剤の単離と特性解析;マルチ パイン阻害剤の確認方法およびこの方法で確認された阻害剤およびマルチパイン の阻害方法およびその筋肉分解への効果の記載である。
特に実施例3〜5など、本文に述べるように、脱神経や絶食に伴う骨格筋の萎縮 により明白に加速された蛋白質分解が非すリゾーム性ATP依存性またはエネル ギー非依存性分解系によって触媒されるかどうかの評価を行った。この研究は非 すリゾーム性ATP=依存性経路と筋肉るいそうの間の関連を明確に証明した。
本文に述べるように、各種異化状況(たとえば、脱神経、絶食、発熱、成る種の 内分泌障害または代謝性アチドーシス)下では筋肉るいそうは一次的に蛋白質分 解の加速および、加えるに、蛋白質分解の増加は以前は異常蛋白質および寿命の 短い成る種の酵素の迅速な除去においてのみ役立つと信じられていた、サイドシ ル牲ATP−ユビキチンー依存性蛋白質分解系の活性化に起因することが示され た。異化段階での加速された蛋白質分解の原因がこの経路であることの発見はイ ンキュベートした筋肉で種々の蛋白質分解経路を阻止するかまたは選択的に測定 した研究、およびこの経路の構成要素(たとえば、ユビキチンおよびプロテアソ ームサブユニット)のためのmRNA増加および萎縮筋肉でのユビキチンー蛋白 質抱合体の濃度増加の知見に基づいている。本文に述べるように、これらの異化 状況(たとえば、不使用、萎縮、敗血症、発熱と筋肉萎縮の模倣であるエンドト キシン処理)をよく模倣する単純な動物モデルが開発され、また試験管内インキ ュベーションの間に筋肉での蛋白質分解速度を精密に測定する方法ができた。
正常な骨格細胞中のATPを殆ど完全に除いて試験管内でインキュベートした時 、蛋白質分解は約40〜70%減少した結果が示された。ATP−依存性(非す リゾーム性)蛋白質分解過程は対照である対側性筋肉に見られる全蛋白質分解か ら残余のATP依存性過程を減じれば特定的かつ再現的に測定されることが発見 された。ヒラメ筋の脱神経後1および3日以内に、このATP−依存性過程は5 0〜250%増加したが、残余の(エネルギー非依存性)過程は変化しなかった 。このATP−依存性、非すリゾーム性過程は、アクチンの迅速な分解(3−メ チルヒスチジン生産の増加で示されるように)を含む脱神経萎縮の間の蛋白質分 解の増加のすべての原因である。この反応は絶食時に強化された蛋白質分解の大 部分の原因である。
食餌を止めた後、筋肉内のATP−依存性蛋白質分解は選択的に150〜350 %増加した。再給餌後に、この過程は1日以内に対照値に戻った。加えるに、絶 食ウサギからの筋肉抽出物中では、内因性蛋白質および14C−カゼインのAT P−依存性分解は給餌動物からの抽出物におけるよりも約2倍速かった。同様に 、エノドトキンン(LPS)の注射をモデルとする敗血症でも筋肉内のATP− 依存性蛋白質分解の選択的増加が起きた。
本文に示すように、筋肉でのATP−依存性過程の増加は細胞の特異的な応答で あり、種々の異化状況で活性化され、萎縮筋肉での加速された蛋白質分解の大部 分の原因であると思われる。ATP−要求性分解系に影響する状況は脱神経萎縮 、絶食、発熱、成る種の内分泌障害およびアチドーシスを含む。
絶食時および脱神経萎縮筋肉内のATP−ユビキチンー依存性の系の活性化前記 のように1.A T P−依存性蛋白質分解過程の活性化は絶食および脱神経萎 縮の間の骨格筋内で増加した蛋白質分解の大部分の原因であると思われる。この 過程はATP−ユビキチンー依存性経路の活性化を含むであろうから、萎縮筋肉 内のユビキチン(Ub)のためのmRNA濃度およびUb−蛋白質含量を測定し た(実施例6参照)。ラットの食事を1日除いた後、2種のポリュビキチン転写 物(2,4および1.3kDa)の水準における2〜4倍の増加はヒラメ筋およ び長指伸筋に見られたが、全RNAおよび全mRNA含量は50%減少した。ヒ ラメ筋を脱神経後、1日以内にポリUb−mRNAの2〜3倍の増加も起きたが 全RNA含量は減少した。絶食または脱神経によるUb−mRNAの増加にはこ れらの筋肉内でユビキチン全含量の60〜90%上昇を伴った。絶食動物を再給 餌すると、Ub−mRNA水準は1日以内に対照の水準に戻った。
プロテアーゼ・マルチパインの単離と特性解析前記のように、真核細胞では多く の蛋白質の分解はそれらのATP−要求性過程による小さいポリペプチドである ユビキチンへの抱合を含む。UCDEN (Ub−抱合体分解酵素またはメガパ イン)はユビキチン化蛋白質を分解する。UCDENの正確な性質は不明確であ るが、エネルギー枯渇網状赤血球の抽出物の中ではCF−1、CF−2およびC F−3と呼ばれる構成要素3種のATP−依存性の会合によって1000〜15 00kDa (26S)複合体が形成されていることが示されている。(Gan oth、D、など、J、Biol、Chem、。
263 :12412〜12419 (1988))。前に討議したプロテアソ ームはUCDENの構成要素の一つ(CF−3)であることが示されている。( Eytan、E、など、Proc、Natl、Acad、Sci、USA、86 :775107755 (1989);Driscoll、J、およびA、 L 、 Goldberg、J、Biol、Chem、 、265+4789〜47 92 (1990))。しかし、他の二つの構成要素は性質も機能も未だに不明 である。
マルチパインの性質の要約 下記のように、骨格筋内に新型のプロテアーゼが確認され、UCDEN複合体の 一部であることが判明した。この新プロテアーゼ、マルチパインは、プロテアソ ームと約1500kDaの複合体を形成し、UCDENのCF−1構成要素の活 性型の一つに対応すると思われる。プロテアソームとは異なり、マルチパインは a)それ自体がATP−依存性過程においてユビキチン化蛋白質を分解し、また 、N−サクンニルーLeu−Leu−Va ]−]Tyr−7−アミノー4−メ チルクマリンsLLVT−MCA)およびカゼインのような典型的なプロテアソ ームの基質に対しては殆どまたは全く活性を持たない;b)シスタチンA(パパ イン様酵素の阻害剤)および成る種の低分子量阻害剤(たとえば、ヘミンまたは 成る種のペプチドクロロメチルケトン)には感受性であるが、セリンプロテアー ゼ阻害剤(たとえば、ジイソプロピルフルオロホスフェート)には非感受性であ るので、チオールプロテアーゼであると思われる;C)抗プロテアソーム抗体と は反応しない;およびd)主なサブユニット(50〜150kDa)少なくとも 6個の組を含むが、プロテアソームにある特徴的な20〜30kDaのサブユニ ットは含まない。
この新プロテアーゼはユビキチン化蛋白質(ユビキチン化リゾチーム)を分解す るよりは低速であるが、ATP−依存性過程によって非ユビキチン化蛋白質(た とえば、リゾチーム)も分解し、また酸化剤−損傷ヘモグロビンもATP−依存 性機構によって分解することが示されている。この新プロテアーゼは鍵となるサ イドシル性(非リソシーム性)蛋白質分解経路で重要な役割を果たし、ユビキチ ン化蛋白質のATP−依存性分解においてプロテアソーム(UCDENと同様な 大きさの複合体の構成要素として)と相乗的に機能することが示されている。大 きい複合体の中で、マルチパインはユビキチンー抱合蛋白質の最初の分解を触媒 すると思われる。総括すると、ここに示した知見はマルチパインはユビキチン抱 合蛋白質の認識と分解における律速構成要素であることを示す。
マルチパインの精製 実施例1に詳記するように、新プロテアーゼは哺乳類の骨格筋から得られている 。要約すれば、筋肉を入手し、実施例1に記載のように処理し、tub−蛋白質 抱合体分解活性を含む両分を単離した。活性を含む画分をクロマトグラフィーに よりさらにUb−蛋白@ (Ub−”I−リゾチーム)−分解活性を持つピーク 2個に分離した。ピーク2はユビキチン化リゾチームのATP−に刺激される分 解の大部分の原因であり、酸化剤−損傷ヘモグロビンに対して強い活性を持つが 、プロテアソームの特徴的な基質であるN−サクシニル−Leu−Leu−Va  1−Try−7−アミノ−4−メチルクマリン(sLLVT−MCA)に対し て活性を持たないことが示された(図1)。活性はさらに精製して分子量約44 0000の活性な単一ピークを得た。これは見かけの分子量540kDaを持つ 。
マルチパインの特性解析 この精製プロテアーゼの特性解析は、これが主サブユニットバンド(Mr値40 000−150000)少なくとも6個の組合せであり、プロテアソームの特徴 的な20〜30kDaのバンドはどれも含まないことを示した。
このプロテアーゼの触媒的性質を評価した(実施例1)。Ub−リゾチームの加 水分解はATPの添加で5倍に刺激され、リゾチームの分解は3倍に刺激された 。対照的に、このプロテアーゼによる天然および酸化剤−損傷ヘモグロビンのこ のプロテアーゼによる分解はATPには非依存性であった。酸化剤−損傷ヘモグ ロビンは天然ヘモグロビンよりも15倍速く分解された。
このプロテアーゼはまたユビキチン化基質(非ユビキチン化基質と対比して)に 明瞭な優先性を持つことが示された。反対に、プロテアソームはUb−抱合体に 対してはあるとしても極(僅かな活性を示した。このプロテアーゼがUb抱合体 を分解する蛋白質分解反応の性質はUbj2fii−リゾチームから発生した酸 可溶性生成物の大きさを測定することで評価した。この評価はこのプロテアーゼ がエンドペプチダーゼであり、エキソペプチダーゼ活性を欠(と思われることを 示した。
この新プロテアーゼがプロテアソームと共通の構成要素を共有するとの可能性は ヒト肝粒子に対するモノクロナール抗体(表11 ;Mat thews、W、 など、Proc、Nat 1.Acad、Sc i、USA、86 : 259 7〜2601 (1989)’)およびラット肝プロテアソームに対するポリク ロナール抗体を用いて研究した(実施例1)。これらの処理は新プロテアーゼと プロテアソームの間には交差活性がないことを証明した。交差活性の欠如はウェ スターンプロット分析により確認した:2種の抗体は新プロテアーゼとは反応し なかった。
酵素阻害剤のマルチパインへの影響 この新プロテアーゼに対する種々の型の酵素阻害剤の効果も実施例1に記載する ように検討した。結果を表Iに示す。不可逆的セリンプロテアーゼ阻害剤である ジイソプロピルフルオロホスフェート(D F P)は抱合体分解には影響しな かった。重金属にキレートするO−フェナントロリンは幾分かの阻害を示した。
対照的に、チオール閉塞剤であるN−エチルマレイミド(NEM)および多数の パパイン様チオールプロテアーゼの強力な阻害剤である卵白シスタチン(シスタ チンA)はこの活性を強く阻害した。同様な濃度で、シスタチンB(ステフィン B)は55%阻害を示し、シスタチンCでは有意な効果を示さなかった。それで この新活性はチオールプロテアーゼであると思われるが、共に多数のチオールプ ロテアーゼ(たとえば、リソソームの酵素またはカルパイン類)の阻害剤である リューベプチンの存在下では30%のみが阻害され、E64では全(阻害されな かった。しかし、リューベブチンおよびE64に対する感受性は定着結合に先行 する配列に強く影響され、感受性であるのはチオールプロテアーゼ全てではない 。ATP−Ub−依存性蛋白質分解系およびプロテアソームを完全に阻害できる ヘミンはこの新プロテアーゼによる抱合体分解活性も阻害した。
これらの結果は、この新酵素がその活性部位にチオール基を持つことを示唆する 。有効な阻害剤のパターンは活性化されたときセリンプロテアーゼとして働く多 重の触媒部位があるプロテアソームからこの新酵素の活性を明瞭に区別する。
+25I−リゾチーム(非−Ub)および酸化剤−損傷ヘモグロビンの新プロテ アーゼによる分解への異なる阻害剤の効果はL7b−リゾチームと同様な結果を 示した。
これは単一な型の活性部位がこの異なる型の蛋白質の加水分解に包含されている ことを示唆する。
ユビキチン化および非ユビキチン化蛋白質がこの新プロテアーゼの同じ部位に結 合するかどうかの評価を行った(実施例1)。結果はりゾチーム、ヘモグロビン および酸化剤−処理ヘモグロビンの間に競合を示さなかった(すなわち、これら の基質はどれも[Jb 1251−リゾチームの分解を削減しなかった)。これ はこの新プロテアーゼがユビキチン化および非ユビキチン化蛋白質基質双方を認 識する特異的結合領域を持つことを示唆する。
マルチパイン−プロテアソーム複合体 この新プロテアーゼと十分に精製したプロテアソームは両者をATPとMg2+ の存在下にインキュベートした時に1500kDaの複合体を形成することが示 された。得られた複合体はユビキチン化リゾチームを分解し、そのUb−抱合体 −分解活性は抗プロテアソーム抗体との免疫沈降によって阻害されることが示さ れた。
マルチパインとプロテアソームの間で試験管内で形成された複合体は1500k DaのUb−抱合体分解酵素または以前に網状赤血球および筋肉から単離した2 6S蛋白質分解複合体UCDENに極めて類似もしくは同一であると思われる。
これらの構造は似た大きさであり、不安定であり、そして同じヌクレオチドで活 性化される。これらは同じ基質(Ub−リゾチーム抱合体、カゼインおよびフル オロメトリックペプチド)を分解し、同じ群の阻害剤に感受性である。ここに記 載した複合体は、以前に単離したものと同様に、特徴的な20〜30kDaプロ テアソームサブユニツトおよびマルチパインに見出される大きいポリペプチド6 個を含む多数のより大きいサブユニットを含む。ここに形成した複合体は40〜 150kDaのポリペプチドを少なくとも10〜12個を含む(図2)。
各種の観察(実施例2)はプロテアソームとマルチパインはこの複合体中に等量 存在することを示唆する。本文に述べる事実はまたプロテアソームとマルチパイ ンはユビキチン化蛋白質のATP−依存性分解においては相乗的に機能すること を示す。例えば実施例2に記載するように、マルチパイン単独でUb I!8i −リゾチームを分解する時に、約11残基のペプチド1種だけが126■−生成 物である。しかし、プロテアソーム−マルチパイン抱合体はこの基質をより迅速 に分解しく実施例2)、約3および5残基のさらに小さい+u■−ペプチドのみ を発生した。
実施例7に記載するように、プロテアソームの蛋白質分解活性を阻害する40k Daのプロテアソーム調節ポリペプチドが網状赤血球から精製され、その放出が 蛋白質分解を活性化すると思われるATP−結合蛋白質であることが示された。
単離された阻害剤は250kDaの多重体として存在し非常に不安定(42℃で )ある。それはATPまたは非加水分解性ATP類似体の添加で安定化されるが 、精製された阻害剤はプロテアソーム機能の阻害にはATPを必要とせず、AT P−アーゼ活性も持たない。この阻害剤は1500kDaの蛋白質分解複合体の 必須の構成要素に対応することが示されている。網状赤血球からATPを除くと 、1500kDaのUCDENは見出されない。代わりにGanothなどはC F=1、CF−2およびCF−3と名付けた構成要素3個を確認した。本文に記 載する単離した阻害剤は多くの点からCF−2と同一と思われる。これらの知見 はこの阻害剤がUCDEN複合体のATP−依存性機構において一つの役割を演 じているとの考え方を示す。例えば、蛋白質分解の間に1500kDa複合体の ATP加水分解中に40kDa阻害剤を機能的に放出して一時的にプロテアソー ムの活性を表すことおよびユビキチン化蛋白質がこの機構を開始する可能性があ る。
精製された因子は実施例7に記載するようにフルオロゲン性テトラペプチドおよ び蛋白質基質の双方のプロテアソームによる加水分解を阻止することが示されて いる。この阻害剤、プロテアソームおよび部分的に精製したCF−1をATPと M g2−の存在下に混合した時に、1500kDaの複合体は再構築されてU b125■−リゾチームの分解が起きた。
プロテアソームの多重ペプチダーゼ活性へのこの阻害剤の単離は薬理学的介入に 魅力ある部位を与えた。続いて記載するように、これはその構造的および機能的 特徴を評価すればプロテアソーム阻害剤を開発するのに有用な情報を得ることの できる天然阻害剤を提供する。
本発明の使用 この発見は構成的過程(しばしば「基礎的蛋白質分解」とよばれる)として主に 異常または寿命の短い調節ポリペプチドの除去の役目をすると信じられている溶 解性ATP−Ub−依存性経路の生理学的役割に関する現在法がっている見解を 変更するものである。ここに初めて示すように多くの病状や状況に特徴的に見ら れる体重の減少および負の窒素収支はこの経路を経る加速されたまたは過剰な蛋 白質分解の結果である。脱神経、絶食、発熱または代謝性アチドーシスの際に起 きる筋肉るいそうは主にこの加速された蛋白質分解による。原因となる経路と鍵 となる構成要素(たとえば、マルチパインおよび天然プロテアソーム調節剤)が 確認されたので、今では加速された蛋白質分解、従って、体重減少と負の窒素収 支を減少または除くことが可能である。ATP−Ub−依存性経路における多重 の段階は筋肉内では絶食および脱神経により影響されるかも知れないが、調節の 一つの明瞭な点は実施例6に示すようにUb−mRNAの製造速度である。加え るに、筋肉蛋白質とユビキチンとの抱合の増加はこれらの状況下に認められてい る。
この知見はこの蛋白質分解過程を削減し、それで各種の型の癌およびエイズ、発 熱性感染症、脱神経萎縮(不活用化および不使用)、ステロイド療法および外科 手術を含む疾病に伴う悪液質のような状況における負の窒素収支および筋肉るい そうを処置するための効果的な方法の基礎とすることができる。これは激しく消 耗性で個人の治癒能力を激しく損ない得るそのような病気または状況の特徴を逆 転するか回避するために有用であることができる。殊に、ATP−Ub−依存性 経路の部分的な阻止は処置への一方法である。これで多数の生理学的および病理 学的状況に起きる加速された蛋白質分解の削減(全部または一部)に至るが、こ の過程を経て行われる正常な分解過程には影響しない。
本文に述べる研究の結果、マルチパインは入手でき、種々の型の筋肉るいそうで は活性化されることが明らかなサイドシールの蛋白質分解経路において決定的な 役割を演じることが示された。本発明の精製マルチパインを入手できたので、既 知方法を用いてこの酵素の活性部位または蛋白質分解サブユニットの決定を可能 にした。例えば、蛋白質分解はシスタチンにより阻止されるので(K i <  1 uM)ので、活性サブユニットのアフィニティークロマトグラフィーには、 パパインで行われたように、ニワトリシスタチンをリガンドとして用いることが できる。
他に +257−標識シスタチンとマルチパインとのジエチルスペルイミデート のような二官能性試薬を用いる交差結合はシスタチン−結合の構成要素の標識を 可能にするであろう。さらに、放射性ペプチドクロロメチルケトン(CK類)は 活性部位を共有結合で標識するのに用いることができる。加えるに、これらの阻 害剤を12s1で化学的に目印をつけるための方法も発展させた。閉鎖CBZ基 をCBZ−A ] a−A r g−A r g−MNAから除去し、125J −ポルトン−ハンター試薬と反応させてこの阻害剤を高比活性に標識できること を見出した。マルチパインの活性部位は標識できる。一度、活性サブユニットが 確認されると、以下に述べるように決定的なポリペプチドをクローンできる。
他のマルチパインサブユニットの機能も決定できる。例えば、ATP結合サブユ ニット(多分、ATP−アーゼであろう)の機能を決定するのは興味深く、また ポリュヒキチン鎖を解重合して遊離のユビキチンを再生するイソペプチダーゼ活 性を司るサブユニットの確認は興味深い。一度活性部位またはサブユニットが確 認されると、これを結晶化し、結晶構造の特性値(coordinates)を 用いて合理的なドラッグデザインの基礎とすることができる。例えば、活性サブ ユニットをシスタチンAのような既知の阻害剤との複合体として結晶化させ、相 互作用に関する情報を得、これを「シスタチン様」物質(シスタチン類似体であ る物質)またはマルチパイン活性部位に結合してマルチパインが個々にまたは形 成複合体の一員として作用を予防する他のマルチパイン阻害剤の設計に用いるこ とができる。阻害剤は、例えば、ペプチドまたはペプチド様の分子(たとえば、 ペプチドアルデヒド、ペプチドクロロメチルケトンまたはペプチドイソクマリン )であり得る。マルチパイン活性部位構造の知識はマルチパインが重要な一員で あり、その活性化が、ここで最初に示したように、絶食、脱神経および感染症の 間に骨格筋に起きる蛋白質分解増加の大部分を占めるATP−依存性蛋白質分解 過程を妨害するために用いることのできる薬品を設計できるようにするであろう 。
マルチパインの構成要素である特定のサブユニットまたはポリペプチドと特異的 に相互作用する阻害剤も造ることができる。
精製されたマルチパインはまたペプチド配列の情報を得てオリゴヌクレオチドプ ローブの製造に用い、次にこれをヒトおよび他の哺乳類のcDNAライブラリー からマルチパインをクローンするために用いることができる。精製マルチパイン の一部のアミノ酸配列は既知の方法(たとえば、Sambrook、J、など、 Mo1ecular−Cloning;a−LabortoryjManual 、第2刊、ColdSpring−Harbor−Laboratory4’r ess、1989)および推論されたアミノ酸配列をコードするヌクレオチドを 用いて得ることができる。推論された配列を持つオリゴヌクレオチドは公知方法 (たとえば、Sambrook、J、など、Molecular−Clonin g;a争Labortor)zManual、第2刊、Co1d争Spring ・Harbor−Laboratory−Presss 1989)を用いて製 造され、プローブにハイブリダイズする配列をヒトまたは他の哺乳類のcDNA ライブラリーに探索するために用いることができる。ライブラリーから得たcD NA配列は次に適当なベクター(たとえば、pBR322、pUc)に挿入し、 適当な宿主(たとえば、大腸菌に12)で発現して組換え一製造したマルチパイ ンまたはマルチパイン構成要素に至る。この方法で製造したマルチパンの同一性 は公知技術(たとえば、物理的性質、精製マルチパインと反応することが公知の 抗体との反応、プロテアソームとの複合体形成能)で証明できる。
大腸菌でのクローン化遺伝子の発現はマルチパインの蛋白質分解サブユニットの 利用価値を増すために有用である。蛋白質分解サブユニットを活性型で得るのは 望ましいが、マルチパインの他のサブユニットはその正しい折りたたみと安定性 のために必要でありうる。このサブユニットを多量に入手できれば、これをそれ 自身としてまたはシスタチンとの複合体として結晶化できるであろう。得られる 結晶はX線回折分析を行い、結晶構造の情報を新薬またはマルチパインを阻害で きる既存薬品を選ぶために用いることができる。
マルチパイン遺伝子の配列を決定し、そのヌクレオチド配列に基づ(オリゴヌク レオチドプローブ(マルチパイン遺伝子を確認しまたはハイブリダイズする遺伝 子)を他の哺乳類並びに他の型の細胞中の同様な遺伝子の確認に用いることがで きる。本文中で用いる用語マルチパイン遺伝子とは前記のように製造した精製マ ルチパインをコードするDNA、マルチパインサブユニットをコードするDNA 、上記のようにして得られた精製マルチパインと実質的に同一の活性と機能的性 質を持つ蛋白質またはポリペプチドをコードするDNAおよびマルチパイン遺伝 子に基づくオリゴヌクレオチドプローブにハイブリダイズするDNAを含むこと が意図されている。
マルチパインと反応するか認識する抗体は公知方法を用いて製造でき、本発明の 対象でもある。ポリクロナール血清は適当な動物宿主(たとえば、ウサギ、マウ ス、サル)に精製または組換え一製造マルチパインを1回またはそれ以上注射し 、抗体生産が起きるために適当な時間後にその動物から血液を得る。モノクロナ ール抗体はKoh I e rとMilsteinの技術のような公知技術を用 いて製造できる。どちらの方法で製造した抗体も他の組織および他の動物におけ るマルチパインまたはサブユニットを確認するために用いることができる。
本文に述べるように、ATP−依存性蛋白質分解(たとえば、萎縮筋肉、絶食) が強化されている状況下にはUb−mRNA水準(すなわち、ポリUb遺伝子が 特異的に誘導される)が増加する。この濃度は強化された分解が逆転した時(た とえば、再給餌)には正常に戻る。適当なオリゴヌクレオチドプローブを構築し てUb−mRNAを検出し、また正常量より多く存在するかどうか決定すること もできる。これを加速された蛋白質分解の指標として用いることができる。
マルチパイン遺伝子が発現している細胞(たとえば、それが発現している細胞系 )を阻害剤の検定に用いることができる。また、精製マルチパインまたは組換え 一製造マルチパインは阻害剤の検定に用いることができる。潜在的マルチパイン 阻害剤のスクリーニングには潜在的阻害剤がプロテアーゼの活性を妨害する性能 を測定して実施する二とができる。例えば、潜在的阻害剤をこのプロテアーゼが ユビキチンー蛋白質抱合体を分解するのに適当な条件下にマルチパイン、ユビキ チン化蛋白質基質(たとえばユビキチン化リゾチーム)、ATPおよびMg!+ と混合する。潜在的阻害剤を除いて同じ成分を含む対照を比較の目的で用いる。
阻害剤は抱合体の分解を減らす性能によって特性解析する。微生物の培養液も同 様にマルチパインの抗生物質阻害剤の検定に用いることもできる。
マルチパイン阻害剤ならびにプロテアソーム阻害剤とUCDEN阻害剤は絶食、 脱神経または不使用(不活動)、ステロイド療法、発熱性感染症および他の状況 下に起きる蛋白質分解の増加原因の大部分であることが示されている非すリゾー ム性ATP−依存性蛋白質分解を(完全にまたは部分的に)削減するために用い ることができる。本文に述べるように、シスタチンは多重性阻害剤であって個別 的にまたは700kDaのプロテアソームと共に1500kDaの複合体の一部 としてマルチパインの機能を妨げるために用いることができる。シスタチン類似 体またはマルチパインおよび/または複合体の形成を妨げる分子も使うことがで きる。
低分子量プロテアーゼ阻害剤をそれらのマルチパインを阻害する性能またはそれ がマルチパインを阻害するように修飾するための評価をすることができる。例え ば、E−64とその誘導体は大部分のチオールプロテアーゼの強力な阻害剤であ る。しかし、それらはマルチパインを阻害できない。E−64の多数の新類似体 と誘導体を合成しこれら、ならびに本研究に基いて設計した別の誘導体も、マル チパインを阻害する性能について検定することもできる。各種ペプチドクロロメ チルケトン類(CK類)は不可逆的にセリンおよびチオールプロテアーゼ双方に おける活性部位のヒスチジンと反応する。成る種のトリペプチドCK類(たとえ ばCBZ−a I a−a r g−a r g−CK)はマルチパインおよび 1500kDaの複合体を比較的低濃度(50uM)で不活化することが示され た。このような試薬はペプチド配列を検討して非常に特異化することができるの で、マルチパイン阻害能を評価した。評価できる他の化合物はチオールプロテア ーゼの選択的阻害剤であるペプチドジアゾメタン、複素環阻害剤であるイソクマ リンおよび種々の合成β−ラクタムを含む。予備的データはこれらの化合物のあ るものは1500kDaのATP−依存性複合体を阻害できることを示唆してい る。
潜在的なマルチパイン阻害剤として特に興味があるものはシスタチンおよびシス タチンスーパーファミリーの構成員(ステフィンAおよびB1シスタチンc1キ ニノーゲン)である。そのパパインとの複合体中での三次元構造およびクローン 化ヒトシスタチンAの部位指向突然変異誘発に関する情報はマルチパインの蛋白 質分解サブユニットの性質、機構および構造さえも決定する価値ある根拠であろ う。
1500kDaの蛋白質分解複合体に対して効果的なことが判明した阻害剤のあ るものが無処置細胞で蛋白質分解を選択的に阻害することができるかどうかを決 定する必要があろう。これは以下のようにして行う:第一に、筋肉の粗製抽出物 を用いて阻害剤がATP−ユビキチンー依存性経路全体を遮断する性能をテスト する。この研究にはモデル放射性基質と出現した遊離チロシンを測定することで 分解を容易に追跡できる内因性細胞蛋白質を用いることができる。1. C,K ettelhutなど、Diabetes/Metab、、Rev、、4.75 1〜772 (1988)、M、Ti5chlerなど、J、B i o 1. Ch em、 、257.1613〜1621 (1982)。有望な試薬は次 に無処置ラット筋肉と培養細胞についてテストして細胞間蛋白質分解に対する効 果、哺乳類細胞への浸透能、および細胞のパイアビリティ−に対する効果を評価 する。
医薬の候補をATP−ユビキチンー依存性分解過程を阻害する性能についてテス トすることは殊に有用な方法はユビキチン依存性で分解する寿命の短い蛋白質が 生産される培養細胞中で行うものである。この過程の阻害はサイドシルに蛋白質 の蓄積をもたらす。サイドシルに蛋白質が蓄積する程度は公知方法を用いて測定 できる。例えば、この過程の潜在的な阻害剤を寿命の短い蛋白質を生産する培養 細胞に導入し、潜在的阻害剤の存在下にサイドシルに存在する酵素量の範囲を不 在下での範囲と比較する。潜在的な阻害剤存在下の酵素蓄積は被検潜在的阻害剤 によるATP−ユビキチンー依存性過程の阻害の指標である。分解がユビキチン ー依存性である寿命の短い蛋白質(たとえば、異常なアミノ端を持ちこれが迅速 なエビキチン−依存性分解を示す突然変異β−ガラクトシダーゼのような寿命の 短い酵素)をコードする遺伝子を安定的にトランスフオームしたCO8細胞のよ うな培養細胞はこの目的に利用できる。例えば、半減期が約15分で、エビキチ ン−依存性分解を示す大腸菌から得た突然変異または組換え型β−ガラクトンダ ーゼをコードする遺伝子で安定的にトランスフオームしたCO8細胞を用いるこ とができる(Bachma i r、A、など、Sc 1ence、234.1 79〜186 (1986);Gonda、D、に、など、J、Biol、Ch em、 、264 +16700〜16712 (1989)’)。迅速に分解 される他の突然変異型酵素も使うことができる。この過程を阻害する性能を評価 すべき物質(潜在的阻害剤)の存在下の突然変異β−ガラクトシダーゼのCOS サイドシルへの蓄積はこの過程の阻害の指標である。適切な対照は潜在的阻害剤 不在下同一条件下のCO8細胞である。この方法は微生物培養物または化学標本 から効果的阻害剤をめるスクリーニングに用いることができる。
蛋白質合成を遮断する物質を細胞に加えると酵素活性と抗原(蛋白質)が同様な 迅速さで消滅し、蛋白質分解への潜在的阻害剤の作用を確かめることを可能にす る。細胞成育、ATP含量および蛋白質合成の測定は高閲に有毒な物質を確認( または排除)するが、これは細胞からATPを除(試薬は蛋白質分解の潜在的阻 害剤であると思われるので有用である。
阻害剤処置細胞ではパルスチェイス同位元素法を用いるのが内因性の寿命の短い 蛋白質および寿命の長い蛋白質、特に寿命の長いもの、特にユビキチン依存性経 路によって分解されると知られているもの(たとえば、オンコゲン生成物myC またはfos)の分解速度を追跡するのに有益であろう。
効果のあった阻害剤は次に試験管内でインキュベートしたラットでテストする。
この実験では、一方の脚のヒラメ筋または長指伸筋を阻害剤とインキュベートし 、一方、反対側の同じ筋肉を対照に用いる。この方式の大きな利点は感度が高く 、安価で、動物の同位元素標識が不要な点にある。1.C,Kettelbut など、Diabetes/Metab、、Rev、 、4: 751〜772  (1988) 、K、Furunoなど、J、Biol、Chem、 、265 :8550〜8557 (1990)。経験では動物6匹で総蛋白質分解または 合成における10〜15%位の統計的に有意な変化を証明することは容易である 。これは筋肉蛋白質の平均代謝回転時間から計算でき、この大きさの蛋白質分解 の大きさの変化でも治療的利益があろう;もし2週間維持すれば、蛋白質分解の 削減15%はそれ自体で脱神経筋肉の重量を少な(とも倍加するに至る。また、 筋肉重量の60%を占め、主な生物内置白質貯蔵を代表する筋原繊維蛋白質分解 への阻害剤の効果を追跡するのも興味がある。これらの蛋白質は脱神経または絶 食で差別的に喪失する。K、Furunoなど、J、Biol、Chem、 、 265:8550〜8557 (1990)。筋原繊維の構成要素の分解は筋肉 蛋白質からの3−メチルヒスチジンの放出を測定して特異的に追跡でき、これは アクチン分解のための特異的な検定法である。K、Furunoなど、J、Bi ol、Chem、、265 :8550〜8557 (1990): B、B、 Lowe ] ]など、Bi。
chem、J、234 (1986)。脱神経(不使用)で萎縮進行中または絶 食またはエンドトキシン処置(発熱)動物からの筋肉をこのように研究すること は特に重要である。このような組織では総蛋白質分解は強化され、人の病気によ く似ているがよく制御された試験管内条件下で研究できる。このような標本での 効果の証明は医薬の開発過程を大いに加速するであろう。
蛋白質分解過程の阻害は筋肉るいそうが起き、背景状況を悪化させ、患者をさら に衰弱させている広範な状況に有用であろう。この状況は癌、エイズ、外科手術 または外傷後の筋肉るいそう(個体または骨格の運動不足)、感染症、あらゆる 原因による悪液質、副腎ステロイド処置および窒素収支を活性化するかまたは負 に至らせる状況を含む。
マルチパイン阻害剤は動物に起きる重量損失に対処するためにまたは成長促進剤 として作用させるために投与できる。蛋白質分解を阻害するように働くので、全 蛋白質蓄積を促進し、成長促進における蛋白質合成をより効率的にする。例えば 、それらを動物に投与して羊や牛を輸送する時のように固定するか監禁する時に 起きる輸送熱と呼ばれる筋肉量の流行病的な損失(全蛋白質分解)を防ぐ。
本発明のマルチパイン阻害剤は種々の経路(たとえば、静脈内、皮下、筋肉内) で投与でき、一般に生理学的に許容し得る担体(たとえば、生理食塩水)と組合 わせて投与されよう。投与すべきマルチパイン阻害剤の量は実験的に決め、また 、用いる特定の阻害剤、個体の状況および個体の大きさおよび重量のようなもの への考慮に基づくであろう。それらは単独にまたは他のマルチパイン阻害剤また は筋肉量の損失の原因である他の経路(たとえば、リゾソーム性またはCa”+ 依存性経路)の阻害剤と組合わせて投与することもできる。
本発明を以下の実施例により説明するが、これにはいかなる意味でも限定的な意 図はない。
DEAE−セルロース(DE52)はWhatman−Biosystems社 (Maidstone、Kent、英国)から購入した。Ub、カゼイン・アン モニウム・サルフェート(1級)、ヌクレオチドおよびN−サクシニル−Leu −Leu−Va I−Tyr−7−アミド−4−メチルクマリン(sLLVT− MCA)はBoehringer (Mannheim、ドイツ)からである。
記載された他のペプチドはBachem−Bioscience (Phil’ adeIphia、PA)からまたはEnzyme−8yste’m5−Pro ducts (Livermore、CA)からである。新たに精製したヒトヘ モグロビン(1mM)を製造し、Fagan、J、M、など、J、Biol、C hem、、261 :5705〜5713 (1986) 、RiceおよびM eansが記載したようにして+40−ホルムアルデヒドで標識した。Rice 、R,H,およびMeans、G、E SJ、Biol、Chem、246+8 31〜832 (1972)。酸化剤−損傷ヘモグロビンを造るためにはI40 −メチルヘモグロビンを蛋白質nmo I当り50nmolの酸素ラジカル濃度 で6oCO照射によって発生させたOHおよびO,ラジカルに曝した。Davi s、に、J、A、 、J、Bio 1.Chem、 、262 : 9895〜 9901 (1987) 。カゼインおよびリゾチームは以前に記載されたよう に各々14C−ホルムアルデヒドおよび+4111で放射標識した。Waxma nなど、J、Biol、Chem、 、262:2451〜2457 (198 7)。
抽出物および新酵素の製造 ニューシーラント白ウサギ(4〜5kg)をCO2で窒息させて屠殺、直ちに腰 筋を取出した。筋肉から脂肪と結合組織を除き、冷やしておいた肉グラインダー で潰した。筋肉量250g (湿重量)を20mM−トリス−HCl (pH8 ゜0) 、]、mM−MgC+2.0.1mM−EDTAおよび1mM−DTT を含む水冷緩衝液(3mL/g組織)に懸濁し、IL−ワーリングブレンダーで 最高速度で1分間ホモゲナイズした。以下の処理は全て4℃で行った。NaOH でpH7,0に調整後、110000Xで30分間遠心分離後、上澄液を100 000×gで60分間超遠心分離して粗製抽出物を調製した。
超遠心分離後、抽出物を20mM−トリス−HCl (pH7,0)および1m M−DDT (緩衝液A)の中で平衡化したDE−52の100mLカラムにか けた。カラムを溶出液に蛋白質が検出されなくなるまで洗い、ATP依存性蛋白 質分解活性の大部分を含む結合した蛋白質(画分II)を0.5M−NaC1を 含む緩衝液Aで展開した。溶出した蛋白質(画分II)を硫酸アンモニウム分別 に付した。
遊離のプロテアソームを他の活性から分けるために、筋肉画分IIを38%飽和 とし、45分間撹拌した。不溶性蛋白質を110000xで20分間遠心分離に よって単離し、次に0〜38%ペレットを20mM−トリス−HCl (pH7 ゜0) 、1mM−DDTに懸濁した。同一緩衝液で完全に透析後、この両分を 濃縮し、20mM−トリス−HCl (pH7,8)で平衡化したPharma ciaモノQカラム(FPLC)にかけた。Ub 1251−リゾチームを分解 した画分(図IA、ピーク1および2参照)を集め、濃縮し、モノ0分別に用い たのと同じ緩衝液に150mM−NaC1を含むもので平衡化したPharma ciaスペロース6ゲル濾過カラムにかけた。新酵素の一回の製造にはモノQカ ラム処理3回分を含み、これらからの活性画分をゲル濾過まで集めておいた。ス ペロース6カラムからの活性画分を集め、濃縮し、以下に記載するように次の実 験に使用した。
塊! 指摘した所(下記参照)を除き、全ての酵素的検定には直線性があった。検定に ATPが存在する時は2mMであった。特段の記載がない限り、全検定でカラム からの両分50μLまたは精製プロテアーゼ(10μg)を50mM−トリス− HCl (pH7,8) 、10mM−MgC12,1mM−DTTおよび放射 性蛋白質5μg、Ub−抱合体0.5μg、またはフルオロゲン性ペプチド0.  5mMを含む200μL中でインキュベートした。蛋白質分解の検定では、反 応混合物はUb−リゾチームまたは標識蛋白質的15000cpmを含んでいた 。+251−リゾチーム、Ub 125I−リゾチーム、14C−カゼイン、1 4C−ヘモグロビンおよびOH/ 02−処理14C−ヘモグロビンの分解は3 7℃で60分間インキュベーション後、酸溶解性放射能の生成を測定して検定し た。Ub−+251−リゾチームは肝画分IIを用い、HoughとRechs teinerの方法に従って製造した。Houghなど、J、Biol、Che m、、261+2400〜2408 (1986) 。Hough、R,および Rechsteiner、M、、J、B i o 1. Chem、、 261  : 2391〜2399 (1986) 、”’1リゾチームとUbは以前に 記載されている方法に従って製造した。Waxmanなど、J、Biol、Ch em、 、262 +2451〜2457 (1987)、Faganなど、旧 ochem、J、、243:335〜343 (1987)。
抱合体の濃度は抱合体合成に用いた1261−リスキソチームの特性放射能に基 づL\て算出した。1単位のsLLVT−MCAは30分間に生成する10nm olのMCAを表す。
蛋白質はLaemmliが記載したように5DS−PAGE (10%ポリアク リルアミドゲル)によって分析した。Laemml t、U、に、Nature  (London)、227:680−685 (1970)、ゲルはクーマシ ーブリリアントブルーR−250で着色した。非変性ゲルを以前に記載されてい るように処理した。Driscoll、J とGoldberg、A、L、 、 J、Bi。
]、Chem、 、265 : 4789〜4792 (1990)。
免疫学的方法 免疫沈殿は抗プロテアソームIgG(100μg)と蛋白質A−セファロースを 以前の記載のようにインキュベートして行った。Ma t thewsなど、P roc、Nat 1.Acad、Sci i、USA、86:2597〜260 1 (1989)。対照免疫沈殿はHycloneおよび抗ゴルジーモノクロナ ル53FC3を用いて行った。精製ヒト肝プロテアソームに対するモノクロナル 抗体2−24 (Laemml i、U、に、Na ture (London )227 :680〜685 (1970)’)はに、TanakaとA、Ic hihara (徳島大学、日本)の厚意により提供された。精製ヒト肝プロテ アソームに対するポリクロナル抗体はT、EdmundsとA、L、Goldb ergによってウサギ中に生成した。Matthewsなど、Proc、Nat l、Acad、Sci、USA、86:2597〜2601 (1989)。免 疫プロッティング用には蛋白質を10%5DS−ポリアクリルアミドゲル上電気 泳動させた。蛋白質をニトロセルロース紙(Hershkoなど、Proc、N atl、Acad、Sci、USA、77 :1783〜1786 (1980 )。に写した後、以前の記載のように免疫プロッティングを行った。Hough など、J、Biol、Chem、、262 : 8303〜8313 (198 7) 、Houghなど、ユビキチン(Rechsteiner、M 編)中、 101〜134頁、Plenum−Press、New−York (1988 )。
本実験では、使用した基質はUbに抱合したIH■−リゾチームであり、肝臓抽 出物を用いてHoughとReChSteinerによって記載されたように( Houghなど、J、B io 1.Chem、 、261 : 2400〜2 408 (1986) 、Hough、R,およびRechsteiner、M 、 、J、Bi。
1、Chem、 、261 + 2391〜2399 (1986)) して製 造した。このユビキチン化蛋白質は粗製抽出物中では低速で分解されたが、画分 II(DEAE−セルロースに結合し、ATP依存性分解系を含む両分)はこの 基質を迅速に加水分解して酸−溶解性生成物とした(表I)。この過程は2時間 直線的であり3mM−ATPの添加により2〜3倍に加速された。対照的に、非 加水分解性ATP類似体であるAMP−CPPまたはAMP−PNP、またはM g!7在時のATP (および1mM−EDTA存在下)はUb−抱合蛋白質の 分解を刺激しウサギ骨格筋から得たユビキチン化リゾチームを分解する500k Daのプロテアーゼの精製方式 %式% モノQカラムの容量が小さいので、DE52から得た物質の独立な製造が3回必 要であった。実施例1記載の通り、各製造からの活性成分をゲル濾過前に集めた 。
Ub−抱合体を分解する活性を単離するために、画分IIを硫酸アンモニウム沈 殿に付した。38%(NH4)2SO4飽和ではプロテアソーム複合体は大部分 可溶のままであった。Waxmanなど、J、Biol、Chem、 、262 +2451〜2457 (1987) 、Dr i s co I ]、J、と Goldberg。
、A、L、、J、B io ]、Chem、 、265 : 4789〜479 2(1990)。
蛋白質ベレットは再呼濁し、透析し、モノQ−F PLC(Ph a rma  c i a)を用いたカラム上クロマトグラフした。Ub 125I−リゾチー ム分解活性のピーク2個を見出した。小さいピークが約100mM−NaCIで 、また、活性がより大きい第2のピークは240mMで溶出した。ピーク1はリ ゾチームとカゼインに対するかなりの分解活性も示し、この過程もATPによっ て5倍近くも加速された(図1)。スベロース6 (FPLC)上のゲル濾過で 、見掛けの分子量1000と1500kDaの分子量を示した。それで、これは 解離していないUCDENかメガパイン複合体に対応するであろう。しかし、こ の構造は非ユビキチン化すクソチームを多分Ub−抱合体蛋白質を分解するのと 同様な容易さで分解することは注目に値する。
Ub−リゾチームの加水分解に加えて、ピーク2はATP−刺激性のりゾチーム 分解を示したが、後者の活性はピーク1のそれよりも小さかった。ピーク2は6 0Cou射により発生する0T−1および02ラジカルとの接触により損傷され たヘモグロビン(Hb)に対して強い蛋白質分解活性も示した。この酸化剤−損 傷へモグロビンは天iHbのそれよりもずっと速かった。さらに、酸化剤−損傷 Hbの分解はATPには非依存性であった。以前に、赤血球では、酸化剤−損傷 へモグロビンもA T Pまたはプロテアソームも必要ない過程で迅速に分解さ れることが見つかっていた。しかし、ピーク2はいずれもプロテアソームの基質 であるIC−カゼインまたはサクンニルーLeu−Leu−Va I−Tyr− MNA。
ザク/ニル−Phe−Leu−Phe−MNA (MNAはメチルナフチルアミ ンの略号である) 、Z−Gay−Pro−MCA、Z−Aha−Arg−Ar g−MNA、Z−Leu−Leu−Glu−βNA、グルタリルーAha−Al a −P h e −MNA、 A r g−A r g−MNAおよびZ−G  I y−G ] y−A r g −MNAを含む幾つかのオリゴペプチドに 対して殆どまたは全(活性を示さなかった。
sLLVT−MCAに対してATP=刺激性活性を持つピーク二個が見出された 。ピーク3は320mM−で溶出され、sLLVT−MCA、リゾチームおよび カゼインに対してATP−刺激性活性を、また天然または0H10”処理ヘモグ ロビンのATP非依存性分解を示した。スペロース6 (FPLC)上のゲル濾 過で、このピークは見掛けの分子量約3QQkDaで溶出された。この活性は新 プロテアーゼまたはより確からしくはプロテアソームのフラグメントを示すであ ろう。ピーク4は普通は38〜80に硫酸アンモニウムで沈殿する画分を同じモ ノQカラムで展開するとプロテアソームが溶出される所である430mMに見出 された。それて、そのMr (600kDa)およびsLLVT−MCA分解能 の点でピーク4はプロテアソームに類似しているが、理由は不明であるが蛋白質 (リゾチーム、カゼインまたはヘモグロビン)を分解しない。
後続する研究をピーク2に集中したのは、ATP−刺激性ユビキチン化リゾチー ム分解の殆どを占め、酸化剤−損傷ヘモグロビンに対して強い活性を持つが、プ ロテアソームに対する特徴的な基質であるsLLVT−MCAには殆ど活性を示 さなかったからである。この活性をさらにスペロース6ゲル濾過カラムを用いる ゲル濾過で精製して、分子量約440000の単一の活性ピーク(図2)が得ら れた。セファロース300上の分析用ゲル濾過では、見掛けの分子量540kD aを示した。
Ub−抱合体分解活性を持つ主プロテアーゼの迅速な単離のために用いる段階を 表1にまとめた。純度を評価するために、ATP−刺激性ピークを非変性条件下 のPAGEに付した。非変性ゲル上で単一バンドとして精製プロテアソームより も有意に遠くまで(10〜15mm)移動した(実施例2参照)。5DS−PA GE分析では、精製プロテアーゼはMr値が50000と150000の間の主 すブユニットバンド少なくとも5個の組合せを示しく図3)、プロテアソームに 特徴的な20〜30kDaバンドをどれも含まなかった。以前に、Ha u g hなどは網状赤血球からの巨大な抱合体−分解性複合体の5DS−PAGE分析 が高分子量サブユニット少なくとも6から10個(45と115kDaとの間) を示したと報告し、Waxmanなども部分的に精製した標品では43と110 kDaの間の領域にある王ポリペプチド10がら12個を観察した。そこで、こ の新プロテアーゼは非常に大きなcomplesの中に含まれるサブユニットを 持つと思われる(実施例2参照)。
500kDaの酵素の触媒的性質 ゲル濾過後(図2) 、500kDaのピークはモノQクロマトグラフィー後と 同じ活性を示した。Ub−リゾチームの加水分解は2mM−ATPの添加で5倍 に、リゾチームの分解は3倍に刺激された。一方、天然および酸化剤−損傷ヘモ グロビンは共にATPには非依存性(粗製抽出物中と同様)であり、酸化剤−処 置基質は天然ヘモグロビンよりも15倍速く分解された。これらの基質では、U b12fil−リゾチームと125I−リゾチームでと同様に、この酵素は鋭い 至適pH78を示した。この活性はpH7,0または10.0では約50%に減 少し、pH5,0以下または120以上では明確な活性はなかった。
ub−抱合蛋白質の多量調製が困難なため、標準検定で用いたユビキチン化リゾ チームの濃度はin離リゾチームのそれよりも約10倍(+2J−リゾチームと モル量を比較しこ時)低かった。けれども、この新プロテアーゼはユビキチン化 したりゾチームをユビキチン化しないものと殆ど同じ位速く分解した(表II) 。
表11 プロテアソームおよび新プロテアーゼによる異なる基質の分解に関する抗プロテ アソームモノクロナール抗体との免疫沈殿の効果ユビキチン化 リゾチーム リゾチーム カゼイン −ATP +ATP −ATP +ATP −ATP +^TP対照抗体 61 2 1872 7 8 217 856抗プロテアソ一ム抗体 41 105  0 Q 32 74新プロテアーゼ 対照抗体 79292 41190 0 0抗プロテアソ一ム抗体 70281  36179 0 00H102処理 ヘモグロビン ヘモグロビン SLLVT−MCA−ATP +^TP −AT P +^TP −ATP +^TP対照抗体 45 51 927 8g6 0 .8 3.7抗プロテアソ一ム抗体 0 0 31 36 0.1 0.1新プ ロテアーゼ 対照抗体 19 17 263 270 0.1 0.2抗プロテアソ一ム抗体  15 22 267 256 0.1 0.1リゾチームの二つの型が同じ濃 度で存在する時、125I−リゾチームよりUb−12J−リゾチームは約3倍 速(分解される(図5)。これらの知見はユビキチン化基質に対する新プロテア ーゼの明瞭な優先性を示すが、プロテアソームとは対照的に、tJb−抱合体に 対しては、あるとしても掻く僅かの活性しか示さなかった。この蛋白質分解反応 の性質を解明するために、このプロテアーゼによってUb 051−リゾチーム から発生する酸溶解性生成物の大きさを測定した。G25ゲル濾過カラム(0, 2M−酢酸Naと0.1M−NaC1で平衡化)上のクロマトグラフィーIこよ り、酸溶解性断片は標準ペプチドである物質Pにより決めると概略分子量130 0Dになる単一の鋭いピークとして溶出した。それで、この酵素はエンドペプチ ダーゼであり、エキソペプチダーゼ活性を欠くと思われる。
この新プロテアーゼがプロテアソームと共通の構成要素を持つがどうかをテスト するために、ヒト肝粒子に対するモノクロナール抗体(Matthewsなど、 Proc、Nat 1.Acad、Sci、USA、86:2597〜2601  (1989)表II)またはラット肝プロテアソームに対するポリクロナール 抗体を用いた。両抗体との免疫沈殿はリゾチーム、Ub−リゾチームまたは酸化 剤−処置ヘモグロビンに対して検定した場合は新酵素の活性に影響しながったが 、これらの処理は精製したウサギ筋肉プロテアソームを14c−カゼインまたは sLLVT−MCA (表II)で検定した場合は定量的に沈殿した。(これら の種々のプロテアソーム活性は抗体によって直接阻害されないが、こレラの実験 では、これらの活性は共に蛋白1ftA−セファロースとの沈殿によって除去し た)。交差活性がこれらの多重体プロテアーゼの間にないことはウェスターンプ ロットにより確認したが、モノクロナールまたはポリクロナール抗体はこの新プ ロテアーゼとは反応しなかった。
ヌクレオチド効果 表IIIはlJb 12J−リゾチームの骨格筋から得たこの新活性による分解 に対するヌクレオチドの効果を示す。この検定では、セファロース6クロマトグ ラフイーから得た活性ピークをUb 12J−リゾチームと37℃で1時間イン キュベートした。反応混合物はヌクレオチド2mMまたはPP11mMを含有し ていた。表IIIに示すように、Ub+254−リゾチームの精製酵素による加 水分解はATPにより7倍まで加速された。対照的に、ADPまたはAMPまた は無機燐酸塩はこの過程に有意な効果を持たなかった。非加水分解性ATP類似 体であるアデニル−5°−オイル−イミドジホスフェート(AMP−PNP)お よびアデノノン5゛−〇−チオトリホスフエート(ATP−γ−8)では刺激性 は見られなかった。故に、この反応はATPの加水分解を要求し、ATP開裂プ ロテアーゼである大腸菌からのLa (]on)およびTi(clp)およびミ トコンドリアならびにプロテアソームの迅速単離型について知られているのと同 様である。
表III 骨格筋からの新活性によるUb−′251−リゾチームの分解に関するナン 1 00 ATP−γ−8103 ATP 743 CTP 373 ADP 113 GTP 435 AMP 130 UTP 108 AMP108A 90 PPi 118反応反応物はヌクレオチド2mMまたは PP110mMを含んでいた。
ATP不在時には、精製酵素によるUb−抱合体の加水分解は少なくとも2時間 直線的てあり、ATPを加えると何倍も促進された(図5)。故に、この効果は ATP加水分解を経る真の活性化を含み、単なる酵素の安定化ではない。また、 ATPによるユビキチン化および非ユビキチン化リゾチーム分解の活性化には約 20分の誘導期が先行するのは注目に値する(図5)。この面白い誘導期は明ら かにATPの刺激性効果に関する、何故なら直線的過程であるこれらの基質また は酸化剤−損傷ヘモグロビンのATP−非依存性分解にはラグタイムは見られな い。この興味をそそる時間依存性の根拠は不明であるが、ある別の構成要素の喪 失によると思われる。同様な効果は真核細胞または原核細胞にある他のATP− 依存性蛋白質分解酵素では観察されていない。
ATP要求性はCTPまたはGTPでも部分的に満たすことができ、蛋白質分解 には大体4倍の刺激が起きる(表111)。それで、このヌクレオチド要求性は 1500kDaの複合体によるUb−抱合体分解のヌクレオチド特異性に関する 前記知見に似ている。このヌクレオチド効果もプロテアソームのATP依存型に より必要とする効果とは異なり、そこでは非加水分解性類似体を含むヌクレオチ ドトリホスフェートはどれもペプチド基質の加水分解を活性化できたが、この蛋 白質分解の刺激性はATPのみで見られた。
異なるATP濃度を研究した時、抱合体分解の最高の刺激性は1mMで観察され た。このデータはATPのに、は0.5mMまたはそれ以下であり、これは細胞 間のATP濃度より十分に低い。それで、この活性化は生理学的であり、このに 、は培養細胞での以前の観察に符合して、細胞ATPの枯渇は蛋白質分解を阻害 するが、これはATP濃度が極端に低下(〉75%)した時にのみ見られる。
この酵素自身は全く不安定である。ATP不在下に40℃で貯蔵する時、Ub− 抱合体に対する蛋白質分解活性が進行的に喪失する。−70℃でも、Ub抱合体 リゾチーム、非ユビキチン化リゾチームまたは酸化剤−損傷ヘモグロビンを分解 する性能は全て3〜4日に50%まで減少した。この迅速な不活性化はATPま たは非加水分解性類似体AMP−PNPの存在により予防できた。グリセロール の添加は粗製抽出物とプロテアソームのATP−依存性分解系を安定化するが、 この活性の進行性損失も予防して6日後にも酵素の完全な機能を残した。ヌクレ オチドとグリセロールがこの酵素を安定化させる性能は40℃でも観察されたが 、不活性化はもっと速かった。プロテアソームのATP−依存型も不安定でヌク レオチドで安定化される;しかし、これらのプロテアーゼ複合体2個の不安定性 は全(異なる。プロテアソームは時間とともにATP依存性を失い、すぐに活性 になるが、この新酵素はATP不在下には活性を失うだけである。加えるに、S DSや脂肪酸のような洗剤は、プロテアソームを刺激するが、この新酵素は不活 性化(表IV)L、これはずっと不安定な構造であると思われる。
表IV 新プロテアーゼの種々の活性および骨格筋からのプロテアソームに対する添加U  b −1,1リゾチ01110!−処理 5LLVTゾチーム −ム へモグ ロビン −MCA相対活性(%) なし 100 100 100 100100DFP(196929118 ンスタチンA(4ujl) 30 24 27 93ヘミン(0,1mM) O ロ 7O N E M(1mM) 29 27 30 370イペブチン(01園M) 6 9 72 73 83E 64 (0,1mM) 100 100 100 1 00オレイン酸Na(0,125m1l) 29 34 40 179S D  S (0,01i+ll) 44 46 42 1250−フェナントロリン( 0,1mM) 48 55 54 60新プロテアーゼは37℃で1時間蛋白質 基質および2mM−ATPとインキュベートした。スベロース6クロマトグラフ イーにより得たプロテアソームはsLLVT−MCAとインキュベートした。基 質を加える前に混合物を10分間20℃でブレインキュベートした。DFPはD MSOに溶かし、その最終濃度(1%)は酵素活性には影響がなかった。
新ATP−依存性プロチアーゼをさらに特徴付けるために、種々の型の酵素阻害 剤をテストした(表IV)。セリンプロテアーゼの不可逆的阻害剤であるジイソ プロピルフルオロホスフェート(DFP)は抱合体分解に影響しなかった。
重金属をキレートする0−フェナントロリンはい(らかの阻害を示した。対照的 に、チオール閉鎖剤であるN−エチルマレイミド(NEM)および多数のパパイ ン様チオールプロテイナーゼの強力な阻害剤である卵白シスタチン(シスタチン A)はこの活性を強く阻害した。同様な阻害は関連するヒトのポリペプチドであ るステフィンAでも観察された。シスタチンの同様な効果は以前にウサギ筋肉か らの巨大なUCDEN複合体に対するATP+Ub−依存性蛋白質分解について 報告された。ステフィンAによる阻害に生理学的な興味があるというのは、多数 の哺乳類組織には同族的蛋白質阻害剤が存在するからである。同様な濃度で、シ スタチンBは55%阻害を示し、シスタチンCでは有意な効果は検出されなかっ た。この新活性はチオールプロテアーゼであると思われるが、共に多数のチオー ル型プロテイナーゼ(たとえばリソソームの酵素またはカルパイン類)の阻害剤 であるリューペブチンの存在で30%程が阻害され、E64では全くなかった。
しかし、リューペブチンとE64の感受性は定着結合に先行する配列に強く影響 され、それらが感受性であるのはチオールプロテアーゼの全てではない。ATP −Ub−依存性蛋白質分解系を完全に阻害できるヘミンおよびプロテアソームも この新プロテアーゼによる抱合体−分解活性を阻害する(表IV)。
これらの知見はこの新酵素はその活性部位にチオール残基を持つことを示唆する 。従って、ノチオスレイトールはその活性を促進し、酵素機能の維持に必要であ る。効果的阻害剤のパターンは明らかにこの活性をプロテアソームのものと区別 し、後者では活性化された時多重の触媒部位(必須のスルフヒドリル基も持つが )を持つセリンプロテアーゼとして働((表IV)。表IVに示すように、12 5I−リゾチームおよび0H10Y2−一処理+4(−ヘモグロビンの分解につ いて異なる阻害剤の効果も比較した。これらの物質についてはよく似た阻害プロ ファイルが得られたのは、Ub−リゾチームと同様であった。それで、これら異 なる型の蛋白質の加水分解には単一な型の活性部位が含まれていると思われる。
酸化剤−損傷ヘモグロビンの分解はATPに非依存的であり、一方ユビキチン化 および非ユビキチン化リゾチームはヌクレオチド加水分解を要求するが、単一の 酵素複合体がこれら三基質の分解を司っていると見えるのにはい(つかの理由が ある:a)三活性は同時に精製された(図1および2)、b)ATPおよびグリ セロールが3つの全てを同様な仕方で安定化した。C)これらの異なる活性が同 様な至適pHを持っていた。d)シスタチンおよび他の阻害剤がUb−抱合体の 分解を削減する性能が他の蛋白質の分解を阻害する性能に関連付けられた。これ らのデータの最も簡単な解釈はこれらの3基質は単一の活性部位または単一な型 の部位によって分解されることであろうと思われるが、ATPがあるものの分解 を促進するのになぜ全部の基質はしないのかが理解し難い。
ユビキチン化および非ユビキチン化蛋白質が同一の部位に結合されるかどうかテ ストするため、リゾチーム、ヘモグロビンまたは酸化剤−処理ヘモグロビンの飽 和濃度(5から25μg)の存在下に精製酵素を37℃で1時間インキュベート した。これらの基質はどれもUb−I2SI−リゾチーム(リゾチーム領 5μ gを含有)の分解を削減しなかったが、非標識リゾチームおよび酸化したヘモグ ロビンは類似体の放射性蛋白質の分解を直線的に減らした。加えるに、この濃度 ではりゾチームと酸化剤処理ヘモグロビンとの間には競合は検出されなかった。
これら三基質の間に競合を証明できなかったことはこのプロテアーゼが特有の結 合領域を持ち、これらの異なる蛋白質基質を認識し、さらにUb−リゾチームの 分解には遊離のりゾチームの発生を含まないことを示唆する。
プロテアソームとの会合 Ub−抱合リゾチームを分解する性能があるので、この酵素は1500kDaの UCDEN複合体の構成要素であろう。事実、この新酵素はその大きさとクロマ トグラフィー的挙動が網状赤血球からの成分子CF−IJと似ている。もしそう なら、ATPの存在下にプロテアソームと複合体を形成する筈である。この仮説 を試すために、マルチパインと十分に精製した筋肉からのプロテアソーム略等量 をMg2’″−ATPの存在または不在下に37℃でインキュベートした。スベ ロース6ゲル濾過後に得た活性ピーク(各1mg蛋白質)を1mM−Mg−AT P存在下に30分間インキュベートした後、同じスペロース6カラムにかけた。
流速領 1mL/分で1.QmL画分を集めた。標品をUb−I2s■−リゾチ ームについて測定した。
図5に示すように、Mg”−ATp存在下のプレインキュベーションは130Q kDaの複合体を形成させ、これもユビキチン化リゾチームを分解した。ATP またはM g 2’を除くか(図5) 、ATPを類似体AMP−PNPで置き 換えると複合体は形成せず、500および700kDaの酵素の分解が起きた。
もしプロテアソームが含まれないとMg”−ATPとインキュベーションしても マルチパイン活性の大きさは変化しなかった(データは示してない)。この観察 は5DS−PAGEおよびウェスターンプロット分析で示唆されたようにマルチ パイン標品がプロテアソームを含まない筈であることを確認し、ATPによる活 性化の誘導期(図4)は分子間会合ではないことを示す)。最後に、試験管内で 形成したtJb−抱合体−分解活性は抗プロテアソーム抗体との免疫沈殿によっ て阻止できたのは天然複合体についての前記研究と同様である。
基質(+2J−リゾチーム、ユビキチン化+251−リゾチーム、+4(−メチ ルヘモグロビンおよびOHおよび0□ラジカルで損傷した+40−メチルヘモグ ロビン)は実施例1に記載のように製造した。
筋肉抽出物の分別−ニュージ−ランドホワイト(4〜5kg)雄ウサギ(Mil  1brook−Farms、MA)からの大腰筋を処理し、ボスト−ミトコン ドリア抽出物を作製、実施例1のようにDEAE−セルロースで分別した。DE AEセルロースに吸着し、0.5M−NaC1(画分II)で溶出した蛋白質を (NH4)2SO,で分別して遊離のプロテアソーム(38〜80%)を他の活 性(0〜38%)から分離した。両面性を濃縮し、別々にファルマシアのモノQ カラム(FPLC)にかけた。プロテアソームとマルチパイン画分をさらにPh arma c i aのスペロース6ゲル濾過カラムにかけ、活性画分を集めて 以下の実験に用いた。
暫 1251−リゾチーム、ub 1251−リゾチーム、14C−カゼイン、+4 0−へモグロピンおよび0H102−処理14C−ヘモグロビンの分解は実施例 1およびTanakaと協力者の記載のように検定した。Tanaka、に、な ど、J、Bi。
1、Chem、、261 : 15197〜15203 (1986) 。検定 は全て2時間の間直線的であった。特段の記載がない限り、検定には50μLづ つのカラム画分または精製プロテアーゼ(5μg)を5QmM−トリスHCI  (pH7゜8) 、10mM−MgCl2.1mM−DTTおよび放射性蛋白質 5μg、125I−リゾチーム抱合体0.5μgまたはQ、5mM−フルオロゲ ンペプチドであるサクシニル−Leu−Leu−Va 1−Try−7−アミド −4−メチルクマリン(sLLVT−MCA)200μL中でインキュベートし た。Ub−抱合体の量はUbに結合した125I−リゾチームの放射能に基づい て算出した。sLLVT−MCA1単位は30分間に生成するMCAlonmo  lを示す。
電気泳動 蛋白質はBradfordの方法で検定した。(Bradford、M、M、。
Anal、Biochem、 、72:248〜254 (1976))、蛋白 質は5DS−PAGE (10%ポリアクリルアミド)によりLaemmliの 方法(Pickart、C,M、など、Arch、Biochem、Bioph ys、、272:114〜121 (1989) )を用いて分析し、クーマジ ーブリリアントブルーR−250で染色した。4%ポリアクリルアミドゲル非変 性電気泳動を前記実施例1とDriscollとGolbergに記載のように 行った。Driscoll、J、とA、L、Golberg、J、Bio、Ch em、、265:4789〜4792 (1990)。
墾 プロテアソームとマルチパインとの間の複合体形成これら二つのATP−活性化 プロテアーゼがub−抱合体を分解する大きし1複合体を形成する性能を以下の ように検討した。マルチノくインをスペロース6ゲル濾過で得、これをプロテア ソーム画分と共にATPとMg24の存在または不在下に30分間37℃でイン キュベート後、同じゲル濾過カラムにかけた。この条件ではプロテアソーム(7 00kDa)およびマルチパイン(500kDa)活性の大部分を1500kD aで溶出する大きい型への変換に導いた。大きいピークは”I−Ub−リゾチー ム、125I−リゾチーム、sLLVT−MCAおよび”C−カゼインのATP −活性化加水分解を示した。
A T PとMg2+を除くか非ATP類似体であるAMP−PNPをATPの 代わりに加えると複合体形成は完全に阻止された。この知見はヌクレオチド加水 分解が二酵素の会合に必要であることを示唆する。プロテアソームとマルチパイ ン双方が1300kDaの複合体の形成に必要であった:事実、これらの酵素の どちらも単独にインキュベーションした時はATPとMg”の存在下でも大きい 複合体を形成する傾向は示さなかった。ここで単離されるように、プロテアソー ムとマルチパインの両プロテアーゼは貯蔵するにはとても不安定であったが、A TPとグリセロールは幾分かの安定化を起こさせた。ATPとM g2−の不在 下では、プロテアーゼおよびペプチダーゼ活性が減少してカラムから回収され、 ATP非依存性のものの増加が観察された。常法通り、スペロース6ゲル濾過カ ラムにかけて、へTPを含まない緩衝液中で大きい複合体を単離した:しかじ、 ゲル濾過を反復した時にも複合体は明確には解離しなかった。そこで、4℃では 、ATPはプロテアソームとマルチパインの会合を維持するために必要であるに 違いない。
種々の観察は、マルチパインとプロテアソームが複合体中に等量含まれているこ とを示唆する。例えば、会合反応では、もしマルチパインまたはプロテアソーム 画分が半減すると、特定の組成を持っている複合体から予期されるように複合体 形成も大体半分に減少した。1・1会合は複合体(700kDaプラス500k Da)のゲル濾過およびSDSゲルパターンから得られた分子量(1300〜1 500kDa)を満足する。
1、500 k D aの複合体のポリペプチド構成要素マルチパインは5DS −PAGEで分析した時、プロテアソームの20〜30kDaのサブユニットと は異なる70〜150kDaの大きいポリペプチド少なくとも6個を含む。プロ テアソーム−マルチパイン複合体を5DS−PAGE (図6)で分析した時、 精製マルチパインに存在するポリペプチド(すなわち、70〜200kDaのバ ンド5個)、精製プロテアソームに知られたサブユニツト(すなわち、20〜3 QkDaの間のバンド)ならびに40〜110kDaの多数のポリペプチド全て が見出された。後者のポリペプチドは部分的に精製したプロテアソーム画分(図 6)にも存在し、複合体の形成により1500kDaのピークに取り込まれた。
これらの実験はDEAEクロマトグラフィー、N H4S O4沈殿、モノQク ロマトグラフィーおよびスペロース6ゲル濾過を含む過程の長い組合せによって 生成したプロテアソームを用いた。故に、40〜110kDaのポリペプチドは プロテアソームにかなり強く会合していて、少なくとも濾過段階の間は700k Da粒子と共精製していた。
プロテアソーム画分をさらにAf f igel−blueクロマトグラフィー により精製した時に、5DS−PAGEで20〜30kDaのサブユニツトを含 むが、得られるプロテアソームはATPおよびMg”の存在下にマルトくインと 複合体を形成できなかったのは重要な観察である。それで、Af f jgel −blue段階は複合体形成に必須な構成要素のいくつか、おそらく40〜11 0kDaのポリペプチド1個またはそれ以上の構成要素のいくつかを除去したと 思われる。
1500kDaの複合体の蛋白質分解活性Ub−リゾチームの分解に加えて、1 500kDa複合体は各種の非抱合蛋白質基質をマルチパインおよびプロテアソ ームと同様に分解した(表■、図7)。
プロテアソーム 領 3 56 24 マルチパイン 5 6 0 複合体 11 92 31 0fI10□処理 5LLVT 活性 ヘモグロビン へモグロビン −MCAプロテアソーム 1 30 13 3 マルチパイン 0. 4 7 5 複合体 0. 7 29 162 本蛋白質基質は全て25μg/mLであったが、Ub 125)−リゾチームは 2.5μg/mLであった。(+251−Ub−リゾチームについては、この濃 度は+231−リゾチームの存在量を意味する)ATP2mM存在下の分解速度 は酵素ナノモル当りで計算しプロテアソームの分子量として670kDa、マル チパインには500kDa、複合体には1300kDaを用いた。
ATP加水分解は複合体形成に必要だったのみでなく、殆どの基質に対する最高 活性のためにも必要であった。複合体によるUb−+25I−リゾチーム、12 BI−リゾチーム、sLLVT−MCAまたはカゼインの分解は直線的速度で起 き、ATPによって3から5倍に刺激された(図7)または未公開データ)。複 合体によるカゼインとりゾチームの分解はATPによって刺激されるが、ヘモグ ロビン(劣った基質)または酸化剤−損傷ヘモグロビン(ずっと優れた基質)の 分解はATPによっては影響されたかった。プロテアソームおよびマルチパイン も酸化剤−損傷ヘモグロビン(他の基質とは対照的に)を未知の理由によりエネ ルギー−非依存性過程によって分解することが分かった。それで、複合体はAT Pによる活性化も含めて、プロテアソームおよびマルチパインの両者に特徴的な 全ての酵素活性を示す。
Ub−抱合体の多量製造が困難なので、検定で常法通りに用いたUb 1151 −リゾチームの濃度は12!(−リゾチームのものよりも、モル量で約10倍低 かった(リゾチームのモル量で定義した場合)。リゾチームの遊離型および抱合 型が等モル濃度で存在する時、マルチパインはUb−リゾチームをその非抱合体 基質を加水分解するよりも2〜4倍迅速に加水分解した。
リゾチームとユビキチン化リゾチームが複合体によって等モル量のマルチパイン またはプロテアソームによるよりも約2倍も速く分解することは注目に値する( 表V)。事実、複合体によるこれらの基質の分解速度は明らかにプロテアソーム とマルチパインが別々に作用する速度の合計よりも明瞭に大きい(表V)。それ で、この複合体では、これらの酵素はリゾチームとユビキチン化リゾチームに対 して相乗的に機能している(表Vl)。
(n g) (n g) マルチパイン 80 なし 74 プロテアソーム 156 シスタチン 4 プロテアソーム+シスタチン 12 プロテアソーム 9 なし 5 複合体 71 なし 65 表Vlに示したデータは以下の条件下に得られた:酵素は見掛けの分子量670 kDa、500kDaおよび1300kDaに基づいて等モル量を加えた。反応 混合物は2mM−ATPおよび放射能活性基質500ngを含有していた。記載 した所では、マルチパインを不活化する卵白シスタチンは4μMであった。37 ℃で60分または120分インキュベーションしてUb−抱合体の分解を酸溶解 性放射能の生成を測定して検定した。さらに、プロテアソーム画分をATPの存 在下にマルチパインに加えて複合体の形成をさせた時(表vI)、あるいはマル チパインとそれに続いてプロテアソーム画分を順次この基質に作用する時(表V ■)、マルチパイン単独よりもずっと速(ユビキチン化リゾチームを分解した。
この実験ては、複合体の形成はマルチパイン単独よりも2倍分解した。また、も しプロテアソームをマルチパインに加えても、マルチパインをシスタチンで不活 化すると、マルチパインによって触媒された前の時間を超える酸溶解性カウント は起きなかった。それで、500kDaと7QQkDaの酵素の相乗作用は複合 体の形成が起きた時だけに証明された。
プロテアソーム画分のマルチパインへの添加がUb−リゾチームのマルチノくイ ン単独よりもさらに大きい分解を起こしたが(表Vl) 、DFP−不活性化プ ロテアソームの添加はこの条件下ではゲル濾過で示されたように複合体形成は起 きていたにも係わらず、Ub 1231−リゾチームの分解は強化しなかった。
それで、蛋白質分解作用は複合体の形成に必要であるとは思えず、複合体内では マルチノくイノとプロテアソームは、両成分が酵素的に活性である限り、相乗的 に働く。単離した複合体(すなわち、700および1500kDa粒子の等モル 量)への過料のプロテアソームの添加でUb−抱合体の分解はそれ以上強化され なかった(表〜l)のは注目に値する。それで、プロテアソームに関するペプチ ダーゼはマルチパインと一定の量的関係になければ、ub−抱合体もマルチパイ ン活性の生成物も有!に分解するとは思えない。
Ub−リゾチームの分解産物 Ub 125i−リゾチーム分解のペプチド生成物も分析してマルチノくインに よる複合体形成が蛋白質分解の程度(速度に加えて)を変えるかを検討した。基 質をマルチパインまたは複合体てインキュベーションした後、酸溶解性放射能生 成物をセファ0−スG−25上でゲル濾過に付した。図7に示すように、マルチ パインはUb 115I−リゾチームの加水分解において単一の鋭い放射能のピ ークを生成した。ゲル濾過では、それは1347Daの分子量を持つ直線状ペプ チドである物質Pと共に溶出した。けれども、1500kDaの複合体がUb− リゾチーム分解を触媒する時は、125Iはこの大きさでは溶出しなかった。代 わりに、全放射能は約600および400kDaの二つのより小さいピーク(す なわち、約5および3残基を含むペプチド)に見出された。この知見はマルチパ インによって開始されたUb−リゾチームの分解を完了するにはプロテアソーム のペプチダーゼ機能が必須であることを強く示唆する。さらに、表Vlに示すよ うに、量酵素はそれらの共働の機能をするには同時に存在しなければならない。
それで、マルチパインをUb 1251−リゾチームとインキュベーションし、 次にその活性をンスタチンで阻害した(表VIに示すように)時、プロテアソー ムの添加はマルチパインによって造られた酸溶解性ペプチドの追加的な分解を起 こさなかった。
それで、マルチパインで生産されたペプチドを分解するのに効果的であるために は、プロテアソームはそれとの複合体内に存在しなければならない。
阻害剤の効果 以下に示すデータから明かなように、1500kDaの複合体はプロテアソーム とマルチパイン両機能の阻害剤に感受性である。1500kDaの複合体の特性 をさらに解析するために、構成要素酵素の種々の阻害剤の効果をテストした。
これは以下の条件下に行った。酵素をUb 125■−リゾチーム(複合体また はマルチパイン)またはSLLVT−MCA (プロテアソーム)を表Vllに 示した化合物の存在下にインキュベーションした。検定物はATP2mMを含ん でいた。
反応混合物を基質を加える前に10分間20℃でインキュベーションした。DF PはDMSOに溶かした。DMSOの最終濃度は1.0%で、ここでは抱合体の 分解には影響がなかった。マルチパインとプロテアソームのデータは同一の実験 条件下に得られた。表VIIに示すように、単離された複合体はプロテアソーム とマルチパインの両機能の阻害剤に感受性であった。セリンプロテアーゼおよび プロテアソームの不可逆阻害剤であるジイソプロピルフルオロホスフェート(D FP)および重金属をキレートする0−フェナントロリンは抱合体の分解を約6 0%阻害した。後者の観察はメタロブロティナーゼもこの大きい複合体の中に存 在するであろうことを示唆する。
表Vll 複合体、マルチパインおよびプロテアソームの蛋白質分解活性に対する阻害剤の 効果の比較 相対活性(%) なし 100 100 100 DFP (1mM) 38 96 18ノスタチン(4μM) 35 30 9 3NEM (1mM) 33 29 37リユーペブチン(10μM) 75  69 83E−64(100μM) 96 100 100オレイン酸Na ( 125uM) 38 29 179SDS (0,01%) 46 44 12 50−フェナントロリン(100μM)5748 60阻害剤の複合体に対する 効果をマルチパインおよびプロテアソーム各々に対する効果と比較した(表V[ I参照)。チオール閉鎖剤であるN−エチルマレイミド(NEM)およびパパイ ン様チオールプロテイナーゼ多数に対する強力な阻害剤である卵白シスタチン( シスタチンA)は複合体の活性を65%減速した。同様なシスタチンによるAT P−Ub−依存性蛋白質分解はウサギ筋肉から単離されたUCDEN複合体につ いて以前に報告されている。Fagan、J、M、など、Biochem、J  、243 : 335〜343 (1987) 。リューベブチンまたはE64 のようなチオールプロテアーゼへの他の阻害剤は複合体には有意な効果を示さな かったのは、それらのプロテアソームまたはマルチパインへの阻害不能性から期 待し得たことである。
複合体がプロテアソーム(たとえば、DFP)およびマルチパイン(たとえば、 シスタチンA)両者への阻害剤に感受性であることは注目に値する。それで、こ れはセリンプロテアーゼおよびチオールプロテアーゼの双方のように振舞う。S DSまたは脂肪酸(オレエート)のような洗剤は、プロテアソームを活性化する と以前に指摘され(Hough、R,など、J、Biol、Chem、、262 ;8303〜8313 (1987))ており、マルチパインを阻害することも 示された。これら両薬剤は複合体の機能を阻害した。それで、複合体によるUb −抱合体の分解は画構成要素プロテアーゼの機能を必要とする。その上、これら の種々の知見はまとめるとマルチパインはUb−抱合体の分解を開始し、一方プ ロテアソームはそれを完成する(表VIと図7)ことを示唆する。
マルチパインおよび/またはプロテアソームの活性部位の阻害が複合体を形成す る性能に影響するかどうかもテストした。プロテアソーム画分を1mM−DFP と10分間ブレインキュベーションした時、1300kDaの構造の形成はまだ 可能だったが、この処理はプロテアソーム機能の主な阻害を起こした(表VII )。対照的に、マルチパインをシスタチン(4μM)の存在下に10分間ブレイ ンキュベーションした時は、複合体の形成は起きなかったC表Vl)。あるいは ンスタチンー感受性プロテイナーゼが複合体形成に必須であるか、シスタチン− 結合が立体的に会合反応を阻止するのかもしれない。
ヌクレオチドの効果 1500kDaの複合体の機能に対するヌクレオチド要求性はマルチパインのヌ クレオチド要求性と似ている(表VI I I、図7)。
表Vlllに示すように、複合体による[Jb+2II■−リゾチームの加水分 解はATPによって5倍まで刺激される。対照的に、ADPまたはAMPはこの 過程に有意な効果を持たない。非代謝性ATP類似体であるAMP−PNPおよ びATP−γ−8では刺激は見られない。故に、この反応はUCDENで示した のと同様にATPの加水分解を要求すると思われる。複合体によるUb−抱合体 の加水分解はATPの存在または不在下に少なくとも2時間直線的で(図7)  、ATPを添加すると何倍も刺激されるので、この過程はATP加水分解による 真の酵素活性化を含むと思われる。
表Vlll 複合体またはマルチパインによるUb−リゾチーム分解に対する相対活性(%) なし 100 100 ATP 458 743 ADP 146 113 八LiP 99 130 AMP−PNP 109 90 八TP−γ−5135103 CTP 410 373 GTP 326 435 UTP 174 108 PPi 113 118 反応反応物は2mMのヌクレオチドまたは10mMのPPiを含んでいた。
前記実施例に記載したように、ATPはマルチパインの活性を未知の理由から2 0分間の誘導期後にのみ強化する。この遅延が複合体では認められないのは注目 に値する。、へTPはUb−リゾチームとりゾチーム双方に対する活性を誘導期 なしに刺激した(図7)。
ATPに対する要求性はCTPまたはGTPによって部分的に充足され、蛋白質 分解に約3から4倍の刺激を起こした(表Vll)。この複合体のヌクレオチド 特異性は網状赤血球の抽出物、UCDENおよび精製マルチパイン(表VIII )によるUB−抱合体分解に対するヌクレオチド特異性についての以前の知見と 似ている。この効果はATPでのみ起こる単離プロテアソームの活性化と対照的 であり、それで多分明白なヌクレオチド結合蛋白質を含むであろう。
異なるATP濃度を研究した時、ub−抱合体分解への最高の刺激は約0.7m Mで観察された。同様な結果はマルチパインおよび1500kDaの複合体の両 方で観察されている(図8)。データは両酵素でATPについて0.3mMまた はそれ以下のKmを示唆し、これは細胞間ATP濃度よりはるかに低い。それで 、ATPによる両酵素の活性化は生理学的に適当であると思われる。さらに、こ のKmは無傷の繊維芽細胞での蛋白分解へのエネルギー要求性に関する以前の観 察(Gronostajski、R,、Pardee、A、B、とGoldbe rg、A、L、、J、Biol、Chem、 、260 : 3344〜334 9 (1985))と符合し、非すリゾーム性蛋白分解がATP細胞濃度が70 %以上(すなわち、約3mMから1mM以下に)減少した時にのみ低下する。
これらの研究が複合体形成をマルチパインとプロテアソームとの間の会合として 強調しているが、明らかにこの複合体は65〜1lQkDaの未確認ポリペプチ ド4〜5個および約40kDaの主なバンドも含んでおり、これは前記プロテア ソーム阻害剤に対応する。これらの種々のバンドは部分的に精製したプロテアソ ームにも存在する。これらは硫酸アンモニウム沈殿およびDEAEモノQモノび ゲル濾過クロマトグラフィーを通じて同時精製されているのでおそらく、これら のポリペプチドはプロテアソームに強固に会合しているであろう。けれども、そ れらの多くはよく研究され、クローニングされ、配列が決定され、また互いによ (類似している20〜30kDaのサブユニットには対応しない。Fujjwa ra、T、など、Biochemistry、284332〜7340 (19 89)。さらに精製したプロテアソーム製品はATP存在下にもマルチパインと 会合しなかったので、少なくともこれらの大きいポリペプチドのどれかは複合体 形成に必須である。
これらポリペプチドの性質と大きい複合体中での機能は明らかではない。5DS −PAGEで明白に目立つ構成要素の一つは40kDaのポリペプチドで、Mu rakamiなどが記載した高分子量プロテアーゼに対する25QkDaの阻害 剤のサブユニットに対応することを我々が証明した。Murakamiなど、P roc、Na t ]、Aca d、Sc j、、 83 二 7588〜75 92 (1986)。加えるに、網状赤血球で得られた証拠はこの阻害剤は15 00kDaの複合体の構成要素3個の中の一つ(CF−2)に対応することを示 す。最近95〜105kDaのプロテアソーム−関連蛋白の一つに対応し複合体 内部でプロテアソーム活性を調節するらしいATPアーゼが精製された。マルチ パインおよび大きい複合体はボリュビキチン鎖の解体(イソペプチダーゼ活性) のためおよびシスタチン−感受性蛋白分解活性のためにUb−抱合体を認識する 部位を含む筈である。それで、ユビキチン化リゾチームを分解して小さいペプチ ドに分解することに加えて、単離したマルチパインは多重にユビキチン化した蛋 白を迅速に解体して遊離のユビキチンと蛋白を放出する。
1500kDaの複合体の内部で、プロテアソームおよびマルチパインはUb− 抱合蛋白の分解に相乗的に働いていると思われる。抱合分解の速度も程度も複合 体ではマルチパイン単独の等しい役割よりも大きい。さらに、この相乗作用はマ ルチパインおよびプロテアソームが互いに会合している時にのみ見られる。基質 をまずマルチパインに、次にプロテアソームに逐次触れさせるか、1500kD aの複合体を過剰のプロテアソームと混合(表Vl)しても、ub−リゾチーム のさらに速い分解には至らなかった。プロテアソームはそれ自身この基質を消化 しないので、最初の攻撃はマルチパインにより、その生成物のさらなる消化がプ ロテアソームを含むに違いない。プロテアソームがマルチパインの後に加えられ た時には、それはマルチパインによって発生した放射性ペプチドを複合体内で起 こすようにはさらなる分解をせず(図7)、ここではこれらのプロテアーゼが統 合された、おそらく進行過程的方法で機能していると思われるのは注目に値する 。複合体は短いオリゴペプチドを与えるが、生体内および網状赤血球抽出物内で は、蛋白はずっと遊離のアミノ酸まで消化される。おそらく他のエキソペプチダ ーゼがこの加水分解経路の完了を触媒するのであろう。
それはマルチパイン(シスタチン、脂肪酸、5DS)およびプロテアソーム(D FP)の阻害剤に感受性であるから、複合体の機能化には明らかに各構成要素の プロテアーゼの蛋白質分解活性を必要とする。リゾチームおよびub〜リゾチー ムの分解は両酵素の相乗的機能化を含むように見えるけれども、プロテアソーム −特異性の活性(ペプチドまたはカゼイン分解)は複合体形成後も変わらないと 思われる。複合体およびマルチパインは同様な濃度のATPを最高活性のために 必要とし、両者はGTPおよびCTPによっても活性化されるのは興味深い。そ れで、マルチパインと共存するATPアーゼは複合体の活性のために律速的であ ると思われるが、追加的ATP加水分解過程はおそらく明瞭なATPアーゼを含 むにもかかわらず、複合体形成のためおよびプロテアソームの活性化のための経 路において重要である。複合体形成の興味深い影響の〜つはマルチパインのAT P−活性化には見られる長い誘導期が消失することである。もし生体内でも誘導 相が起きるとすると、もしマルチパイン分子自身がユビキチンー抱合体を結合す るなら、蛋白質分解はマルチパインがプロテアソームと相互作用してより大きく より活性の分解複合体を形成するまで非常に緩慢に進行することを意味する。
実施例3 脱神経(不使用)による骨格筋の萎縮におけるATP依存性のサイド シル性の蛋白質分解経路の活性化の証明実施例3および4に記載するように、非 すリゾーム性(サイドシルの)ATP依存性蛋白質分解経路の活性化は横絞(骨 格)筋肉で脱神経萎縮と絶食中に証明され、両状況下に起きる蛋白質分解増加の 大部分の原因であることが示された。
材料 材料は特段の記載がない限り全てSlgma−Chemrcal・Co、(St 、Louis、MO)から購入した。E−64cおよびリューペブチンはH0H anada博士(大正製薬・東京、日本)から恵与された。
筋肉インキュベーション これらの実験には水とPurina−Lab−Chowを自由摂取させた若い( 60〜80g)雄のCharles−Riverラットを用いた。ヒラメ筋を以 前に記載されたように脱神経しくFuruno、に、など、J、Bjol、Ch em 、265 : 8550〜8557 (1990)) 、ジャム手術をし たラットを対照に用いた。坐骨神経を切断後あるいは食餌撒去後の異なる時間に 、ラットを層殺し、ヒラメ筋または長指伸筋(EDL)筋を切開して以前に記載 されたように試験管内でインキュベーションした。Furuno、に、など、J 、Bjo ]、Chem、 、265 :8550−8557 (1990)  、Baracos。
vE、など、Am、J、Phys io 1..251 :C588〜596お よびKet t 1ehut、1.C,、Am、J、Phys iol、 、印 刷中(1991)。1時間ブレインキュベーション後に、筋肉を新鮮な培地に移 し、チロシン放出を2時間後に測定した。殆どの実験で使用したCa24不含の クレブス−リンゲル重炭酸塩緩衝液は5mM−グルコース、0.5mM−シクロ ヘキシイミド、イン/ニリン4μg/mL、0.17mM−oイシン、0.1m M−イソロイシン、0.2mM−バリン、10μM−メチルアミンおよび50t tM−E−64を含んでいた。筋肉からATPを除去するために、培地からグル コースを除去した後にそれらをジニトロフェノール(0,1および0.5mM) および2デオキシグルコース(5mM)とインキュベーションした。
総蛋白質分解を測定するために、細胞蛋白質からのチロシン放出を蛋白質合成が 閉塞された条件下で追跡した。3−メチルヒスチジンの蓄積を測定して筋原繊維 蛋白質の分解を追跡した。3−メチルヒスチジンはアクチンおよびミオシンの特 異的構成要素であるGoodman、M、N、 、Biochem、J、 、2 41 :121〜127 (1987)およびLowe ] I、 B、 B、 など、Metabo ] i sm、35:1121〜112゜蛋白質分解速度 の計算のために、培地中のチロノンまたは3−メチルヒスチジンの全蓄積をこれ らのアミノ酸の細胞内プールに起きた変化を合算した。この変化は無視できるか 以前に指摘されたように培地に放出された量に比べて小さい。Furuno、K  など、J、Biol。
Chem、 、256 :855(1−8557(1990) 、Li、J、B 、とG。
Idberg、A、L、 、Am、J、Physiol、 、231 :441 〜448 (1976) 、Baracos、V、E、とGoldberg、A 、L、 、Am、J、Phys ion、 、251 :C588〜596 ( 1986)およびTi5chler、M、など、J、Biol、Chem、 、 257+1613〜1621 (1982)。
この筋肉のATP含量は代謝阻害剤の存在または不在下のプレインキュベーンコ ン後に以前に記載されたようにして測定した。Gronosta jski、R 。
など、J、Biol、Chem、 、260:3344〜3349 (1985 )およびBaracos、V、E、 とGoldberg、A、L、 、Am、 J、Phys io 1..251 :C588〜596 (1986)。
結果 骨格筋内の蛋白質分解についてのATP除去の測定試験管内で無傷の筋肉内での ATP依存性系を信頼性よく測定する簡単な実験法を開発した。
筋肉抽出物がATP−Ub−依存性の系、Ma t t h ews、 W、な ど、Proc、Nat ]、Acad、Sci、USA、86:2597〜26 01 (1989)およびFagan、J、M、 、Biochem、J、 、 243 +335〜343 (1987) 、およびATP−活性化プロテアー ゼ複合体、Drisc。
+1.J とGoldberg、A、L、 、Proc、Nat 1.Acad 、SCi、USA、86 : 787−791 (1989)およびFagan 、J、、J。
Biol、Chem、、264 +17868〜17872 (1989) 、 を含んでいる事実にも係わらず、代謝性阻害剤を用いて無傷な筋肉からATPを 除去することによる蛋白質分解における低下を証明しようとする努力は繰返し失 敗して来た。Goodman、M、N、、Biochem、J、、241 :  121〜127 (1987)。繊維芽細胞、肝細胞、網状赤血球または大腸菌 を含む研究された他の細胞では、Etlinger、J、とGoldberg、 A、L、 、Proc、Nat 1.Acad、Sc i、USA、74:54 〜58 (1977);Gronostajski、Rなど、J、Biol、C hem、 、260:3344〜3349 (1985)およびGoldber g、A、L とSt、J。
hh、、A、、Ann、Rev、Biochem、、45 : 747〜803  (1976) 、ATP生成を阻害する試薬は蛋白質分解を50〜90%削減 することが見出された。けれども、ラットの脚の筋肉をシクロヘキシイミド、ジ ニトロフェノール(DNP)および2−デオキシグルコースを含む正常な培地( Ca”含有)の中でインキュベーションした時には、筋肉ATP含量が90%も 減少したが、全蛋白質分解は80〜200%増加した。Fulks、R,など、 J、Biol。
Chem、 、250 :290−298 (1975)、暗色のヒラメ筋と淡 色のEDL筋は共にATP除去で同様な蛋白質分解活性化を示し、脱神経または 絶食2日後のヒラメ筋も同様であった。この蛋白質分解の上昇は筋肉が全蛋白質 分解を減少する条件下に筋肉をインキュベーションした時にさえ見られた(すな わち、存在するインツユリンとアミノ酸による緊張の下でのインキュベーション )。Baracos、V、E、とGoldberg、A、L、 、Am、J、P hysiol、 、251 :C588〜596 (1986)、この条件下、 ATP−除去に典型的であるが筋肉は硬直した。種々の証拠(下記参照)はこの 異常な蛋白質分解の活性化の原因は筋肉内のATP枯渇がサイドシルへのCa” 進入とCa”依存性プロテアーゼの活性化をもたらすことおよびそれに起因する 総蛋白質分解の刺激が同時に進行するATP依存性分解過程の阻害を隠すことを 示した(表IXおよび図10)。
表TX 脱神経されたヒラメ筋向の筋原繊維蛋白質および総蛋白質の分解に対する異なる 細胞プロテアーゼおよびATP生成の阻害剤の効果(pmol/mg/2h)  (%) (pmol/mg/2h) (%)なし 328±10 100 5. 11±0.21100リソソーム 330±11 100 5.05±0.19  99十Ca”″依存性十 リソソーム 324±10 99 5.23±0. 22 100ATP依存性 経路 +Ca”依存性十 リソソーム 112±14本 34 2.24±0.17 44各測定値は坐骨 神経の切断後3日目の筋肉5個からの平均値±SEMである。有意差は*p<0 .01゜蛋白質分解は静止長の筋肉内でインシュリンとアミノ酸含有Ca”不含 クレブス−リンゲル重炭酸塩緩衝液中で測定した。メチルアミン(10μM)は リゾソーム性蛋白質分解の阻害剤であるE−64(50μM)はリゾソーム性チ オールプロテアーゼおよびカルパインの両者を阻害し、ATP依存性経路を阻害 するためにジニトロフェノール(0,1mM)と2−デオキシグルコース(2D G)(5mM)を加えた。DNPと2−デオキシグルコースを含む培地からはグ ルコースを除いた。
インキュベーションした筋肉中のATP依存性蛋白質分解測定の条件ATP依存 性およびエネルギー非依存性非すリゾーム性分解過程を選択的に測定するインキ ュベーション条件を設定できた。ATP依存性過程を測定するためにはATP枯 渇時にCa”“−依存性プロテアーゼの活性化を防ぐ必要があった(前記参照) 。カルパインの強力な阻害剤であるE−64cを含むCa24不含培地の中で筋 肉を静止長に保った(Baracos、V、E、とGoldberg、A。
L、 、Am、J、Physiol、 、251:C588〜596 (198 6))。
Hanada、に、など、Agric、Biol、Chem、、42:523〜 528 (1978)。以前の研究はこれらの条件が無酸素の(縮んだ)筋肉内 で(Baracos、V、E、とA、L、Goldberg、Am、J、Phy siol 、251 :C588〜596 (1986):およびKettel hut。
1、Cなど、Am、J、Physiol 、(1991)印刷中)またはCa” イオノホアでの処理時(Zeman、R,J など、J、Bfol、Chem  、260 :13619〜13624 (1985);Baracos、VE  とA、L、Goldberg、Am、J、Physiol、 、251:C58 8〜596 (1986):およびBaracos、V、E、など、Am、J。
Phys i o ] 、13 : E702〜71− (1986))に蛋白 質分解の活性化を阻害することを示した。以前に記載されたように、この培地で はATP生成の阻害剤は筋肉内でも他の細胞でもするように蛋白質分解を減らす ことを見出した(図9)。Gronostajski、Rなど、J、Biol、 Chem、、260 : 3344〜3349 (1985)およびGoldb erg、A、L、とSt、John、A、、Ann、Rev、Biochem、 、45 : 747〜803 (1976)。これらの筋肉内でリソソーム性蛋 白質分解を防ぐために(FLlrljnO,K、とGoldberg、A、L、  、Biochem、J、、237:85’1l−864(1986)、Zem an、R,J など、J、Bjol。
Chem 、260 : 13619〜13624 (1985)およびFur uno。
K など、J、Biol、Chem 、265:855C1〜8557(199 0))、インキュベーション培地は自己消化を抑制するインシュリンおよびアミ ノ酸(Di cem、J、F、 、FASEB−J、、1 :349〜356  (1987)およびLardeux、B、R,とMortimore、G、Fo 、J、Biol。
Chem 、262 : 14514〜14519 (1987))およびリソ ソーム性酸性化の阻害剤であるメチルアミンも含んでいた。(Poole、B、 とOkhuma、S、、J、Cel 1.Bjol 、90:665〜669  (1981)。
加えるに、E 64cは無傷の筋肉内でリゾソーム性チオールプロテアーゼ(カ テブンンB、HおよびL)を不活化する。Baracos、V、E、など、 A m。
J、Phys io 1. .13 :E702〜710 (1986)、これ らのインキュベーション条件は組織内ATPまたはクレアチン燐酸塩の水準また は蛋白質合成速度に影響しない。Baracos、V、E、など、Am、J、P hysiol、、251 :C588〜596およびKettelhut、1. C,、Am、J、Physiol 、印刷中(1991)。
リゾソーム性およびCa”−依存性蛋白質分解系が阻害されても、筋肉は直線的 な速度の蛋白質分解(図10)を示した。これらの速度は阻害剤不含の完全な培 地中で維持されている筋肉内でのと同様であった。Baracos、V、E。
など、Am、J、Phys iol、 、251 :C588〜596 (19 86);Kettelhut、1.C,、Am、J、Physiol、 、印刷 中(1991)およびBaracos、V、E、など、Am、J、Physio l、、13:E702〜710 (1986)。この知見はリゾソーム性および Ca”−依存性過程は「基礎的」蛋白質分解では非常に小さい寄与をすることを 示す以前の研究と一致する。Rechsteiner、M、、Ann、Rev、 Cel 1.Biol 、3 : 1〜30 (1987);Dice、J、G 、 、FASEB−J、、1 : 349〜356 (1987);Grono s ta j sk i、R,など、J。
Ce11.Physiol、 、121:189〜198 (1984)+Fu runo、に、とGoldberg、A、L、 、Biochem、J、 、2 37:859〜864 (1986) 、Zeman、R,J、 など、J、B iol、Chem 、260 : 13619〜13624 (1985)およ びBaracos、V。
E、とGoldberg、A、L、 、Am、J、Phys iol、 、25 1 :C588〜596 (1986)。この培地中で正常なヒラメ筋またはE DL筋がATPの96%を除去されると(′)ニトロフェノールおよび2−デオ キシグルコースで)、筋原繊維内でATP−依存性である蛋白質分解の画分と似 た蛋白質分解には50〜70%の減少があった(図10)oGronostaj ski、R。
など、J、Biol、Chem、、260:3344〜3349 (1985) 。
このATP依存性構成要素を定量化するために、一つの脚の筋肉をATP枯渇し 、対側性の筋肉を対照とした。二脚内の蛋白質分解速度を比較した。総蛋白質分 解中の減少の合計はATP依存性構成要素からなりそれで再現性高く異なる生理 的状況中の筋肉内で測定できた(図9および10)。Kettelhut、1. C。
など、Diabetes/MetabolismTReviews、4ニア51 −772 (1988);Han、H,Q、 など、Federation−P r。
c、、2 :A364 (1988)およびKettelhut、l Cなど、 Federa t ion Proc、 、2 :A364 (1,988)。
筋肉のATPを除くために、それらを2.4−ジニトロフェノール(DNP)お よび2−デオキシグルコースと1時間ブレインキュベーションして酸化性燐酸化 およびグリコリシスの双方を阻害した。筋原繊維では(Gronostajsk i、Rなど、J、Biol、Chem、 、260:3344〜3349 (1 985))および肝細胞Hershko、A、とTomkins、G、M、 、 J。
Biol、Chem、 、246:710−714 (1971)では、これら の試薬はATPの生成および蛋白質の分解を可逆的に阻害する。両阻害剤とも筋 肉の無細胞抽出物内のATP依存性またはエネルギー非依存性蛋白質分解系には 影響しなかった。典型的には、DNP (0,1mM)および2−デオキシグル コース(5mM)との1時間のプレインキュベーションは正常筋肉のATP含量 を〉85%減らし、0.5mM−DNPとデオキシグルコース(5mM)はAT Pを〉96%減らした。これらの処理はATP貯蔵の初期値が対照筋肉のと同様 であった脱神経筋肉および絶食動物からの筋肉の中のATP含量に同様な減少を 起こした。これらの異なるDNP濃度は蛋白質分解に同様な減少を起こした。こ れらのATP枯渇組繊では、残りの(エネルギー非依存性)蛋白質分解は数時間 直線的に進行し、チロシンの細胞内プールは対側性(未処置)筋肉でのと同様で あった。
脱神経萎縮時の蛋白質分解における変化ラットの坐骨神経を切断した時、その脚 の不使用ヒラメ筋は迅速に萎縮し、3日間に重量と蛋白質含量の約30%を失う 。Furuno、に、など、J、Bio 1.Chem、 、265 : 85 50〜8557 (1990)およびGoldspink、D、F、 、Bio chem、J、156 ニア1〜80 (1976)。
この期間に、総蛋白質分解は増加し3日間で対側対照ヒラメ筋よりも2〜3倍に なる。Furuno、に、など、J、Biol、Chem、、265:8550 〜8557 (1990)。総蛋白質分解の同様な上昇は脱神経および対照筋肉 を正常なタレブスーリンゲル重炭酸塩中またはリゾソーム性またはCa2+依存 性蛋白質分解を阻害する条件下でインキュベーションした時にも見られる。Fu runo、に、など、J、Biol、Chem、、265 +8550〜855 7 (1990)。
ATP依存性経路が蛋白質分解の強化のための原因であるかどうかをテストする ために、萎縮中のおよび対照のヒラメ筋のATPを神経切断後の異なる時間に前 述のように除去した。対照実験は3日間の脱神経も絶食も筋肉の初期ATP含量 またはDNPとデオキシグルコースで誘導されたATP減少にも影響しなかった ことを示した(表IX)。けれども、細胞ATPの枯渇は蛋白質分解の合計に脱 神経筋肉内では対照内より大きい減少を起こした(図9)。例えば、典型的な実 験でこれらの阻害剤は蛋白質分解を対照のヒラメ筋では53±5pmol/mg /2h(43%)に減らし、3日間脱神経のヒラメ筋では146±13pm。
1 /mg/ 2 h (64%)に減らした(p<0.01)、ATPの除去 後、脱神経および対照組織における蛋白質分解の残余の速度は違わなかった(図 9)。それで、萎縮中の筋肉では非すリゾーム性ATP−依存性蛋白質分解過程 は活性化されていると思われるが、残余のエネルギー非依存性過程には変化は起 きなかった。
ヒラメ筋肉における総蛋白質分解は神経切断1日後に強化され、次に続く3日間 は進行的に上昇した(図9)。ATP依存性構成要素はこの期間にわたって総蛋 白質分解に並行して増加した。対照的に、エネルギー−非依存性過程はずっと一 定のままであった。それで、エネルギー−非依存性過程は別種の過程に違いなく 、ATP依存性経路を完全に阻害することに失敗したための人工物に過ぎないも のではない。ATP−依存性過程の上昇はこのように維持した脱神経筋肉内の増 加した蛋白質分解の全ての原因である(図9)。
絶食ラントの筋肉を研究してこの分解過程が筋肉蛋白質が上昇する他の生理学的 条件下で活性化されるかどうかをテストした。餌を除かれた動物では、糖質新生 のためのアミノ酸をその動物に提供するに必須と思われる筋肉蛋白質分解の迅速 な増加がある。Li、J、B、とGoldberg、A、L SAm、J、Ph ysiol 、231:441〜448 (1976);Lowell、B、B 。
など、Biochem、J 、234 :237〜240 (1986);Go ldberg、、A、L など、Federation−Proc、 、39: 31〜36(1980)およびLowe l I、 B、 B、など、Meta bol ism、35:1121〜112 (1986)。絶食動物からのED L筋肉をリゾソーム性およびCa”−依存性分解過程を阻害する条件下にインキ ュベーションした時に、それらは3−メチルヒスチジン生成での観察と符合して 、総蛋白質分解の大きい増加を示した(図10) 。Lowe l ]、B、B 、など、Me tabo ] i sm、35:1121〜112 (1986 )。しかし、絶食または給餌動物からの筋肉をA T P要求性過程を防ぐため に代謝阻害剤とインキュベーションした時に、これらの蛋白質分解の速度の差は 除かれた。それで、絶食での筋肉蛋白質分解の増加はエネルギー要求性非すリゾ ーム性過程の強化に起因すると思われる。 このA T P要求性過程の上昇は 食餌の除去後1日目には明らかであり、このインキュベーション条件下のEDL 筋肉に見られる増加した蛋白質分解全ての原因であろう(112)。絶食時には 、EDLのような淡色の筋肉では濃色のヒラメ筋よりも総蛋白質分解の強化が大 きいcLi、J、B、とGoldberg、A、L、。
、へm、J、Phys io ] 、231 : 441〜448 (1976 ) 。従って、ヒラメ筋は同様な、しかし、より小さいATP依存性過程に上昇 を示した。平均では、絶食時ヒラメ筋肉の蛋白分解の上昇は淡色EDLのよりも 20〜bさい(p<0.01)。
ラットの再給餌により、EDL内の蛋白質分解は減少して1日以内に基礎的水準 に戻る(図10)。この反応はATP依存性過程内の変化に起因するがエネルギ ー非依存性経路の変化はない。
脱神経萎縮の主な特徴の一つは独特な筋原繊維蛋白質の喪失であるが、しかしそ の加速された分解の原因である系は未確認である。FurunO,に、など、J 、Biol、Chem、、265:8550〜8557 (1990)、これら の蛋白質の分解はアアクチンと成る筋肉ではミオシンに特異的な構成要素である 3−メチルヒスチジン生成を測定して追跡できる。Goodman、M、N、、 Biochem、J、 、241 +121〜127 (1987)およびLo well、B、B、 など、Metabol ism、35:1121〜112  (1986)。
これらの蛋白質が加水分解された時、このアミノ酸は蛋白質合成には再利用され ることができず、それでその出現は筋原繊維蛋白質分解の指標である。Good man、M、N、 など、Biochem、J、、241 +121〜127  (1987)およびLowe l 1. B、 B、など、Metabolis m、35:1121〜112 (1986)。脱神経後の3−メチルヒスチジン のこの増加した生成はATP生成を阻害することによって著しく阻害されるが、 リゾソーム性およびCa”−依存性蛋白質分解を防ぐ処理によっては影響されな い。Furuno。
K など、J、Bjol、Chem、、265 : 8550〜8557 (1 990)。
これらの知見および総蛋白質分解に関する知見(図11)は非すリゾーム性AT P−依存性過程の強化が筋肉萎縮の一次的な原因であることを示す。
実施例5 細胞−不含抽出物中のATP−ub依存性系の活性化を評価する研究 筋肉抽出物中の蛋白分解の測定 給餌および絶食ウサギからの腰筋を細胞−不含の抽出物中のATP−依存性系の 検定のために十分な材料を得るために用いた。絶食ウサギは体重約20%喪失を 起こすに十分な期間(ラットで1日間と同様な)食餌を止められた。動物を麻酔 し、それらの腰筋を切開して以前に記載されたようにしてホモゲナイズした。
Fagan、J、M、 など、J、Biol、Chem、 、261+5705 〜5713 (1986)。
110000xと次t、ニー1100000xで遠心分離後、筋肉抽出物をDE 52セルロースで分別してユビキチンおよび殆どの細胞蛋白質を以前に記載され たようにして除いた。Han、 H,Q、など、Federation−Pro c、、2:A364 (1988)およびWaxman、L、など、J、Bio l、Chem、 、262 + 2451〜2457 (1987)、ATP− ユビキチンー依存性蛋白質分解系(Herskho、A、J、 、Biol、C hem、 、263 +15237〜15240 (1988) 、Rechs  t e ine r、M、 、AnnRev、Ce I I−Bio 1.. 3 : 1〜30 (1987)およびFagan。
J、M、など、Biochem、J、、243 :335〜343 (1987 ))を含む画分を0.5M−NaC] (r画分11J)で溶出しトリス(50 mM、pH7,8)、ジチオスレイトール(1mM)および20%グリセロール を含む緩衝液で透析し、活性検定前に濃縮した。内因性筋肉蛋白質の分解は遊離 チロシンの生成を蛋白質をトリフルオロ酢酸で沈殿後に螢光分析することによっ て測定して検定した。Ti5hler、M、 など、J、Biol、Chem、 、257;1613〜1621 (1982)およびFulks、R,など、J 、Biol。
Chem、 、250 : 290−298 (1975)、加えるに、酸溶解 性放射能の生成を測定して140−カゼインの分解を検定した。Waxman、 L、など、J、Biol、Chem、 、262:2451−2457 (19 87)およびFagan、J、M など、Biochem、J、 、243 : 335〜343 (1987)。
実施例3および4からのこれらの知見はユビキチンを含む溶解性A丁P−要求性 蛋白質分解系は絶食または脱神経萎縮の間に活性化されることを強く示唆した。
けれども、無傷の筋肉でのそのような測定はこれらの異化状況下で可能な他種の 変化を区別できない。それ故、給餌および絶食ウサギからの筋肉の溶解性細胞− 不含抽出物を絶食時の増加した蛋白質分解がATP−Ub−依存性系の活性化に 起因するかどうかをテストするために用いた。ATP−tJb−依存性蛋白質分 解を示す細胞−不含標本はウサギ筋肉抽出物について記載されている。Faga n。
J、M、など、Biochem、J、 、243:335〜343 (1987 )。
ウサギ筋肉からの蛋白質分解系は筋原繊維および膜構成要素を除去するために高 速遠心分離および超遠心分離により部分的に精製され、つぎに遊離ユビキチンを 含む溶解性蛋白質の大部分(〉90%)を除くためにDEAEクロマトグラフィ ーに付した。得られた両分はUb−抱合およびUb−蛋白質抱合体の加水分解の ための酵素全部を含んでおり、Herskho、A、 、J、Biol、Che m、、263:15237〜15240 (1988);Rechsteine r、M、。
Ann、Rev、Ce l l −Bio 1..3−1〜30 (1987) ;Waxman、L など、J、Biol、Chem、、262:2451〜2 457 (1987);Fagan、J、M、など、Biochem、J、 、 243:33−343 (1987);Hough、R,など、J、Biol、 Chem、 、261:2440〜2415 (1986) 、プロテアソーム のATP−活性型(多重触媒性蛋白質分解複合体)も同様である。Waxman 、L、など、J、Bi。
1、Chem 、262 : 245i〜2457 (1987)。
これらの抽出物のうち、内因性蛋白質の加水分解(チロシン生成で示される)は ATPの添加で5から9倍、さらにATPとユビキチンの添加ではさらに増加し た(表X)。このATP−活性化過程は絶食動物からの抽出物では対照動物から のものよりも2倍大きい。ユビキチンの添加は両標本でさらに蛋白質分解を強化 するが、絶食に見られる相対的増加は減らすように見える。加えるに、添加AT P不在下に見られる少量の蛋白質分解も絶食動物からの抽出物ではより大きかっ た。
表X 14C−カゼイン加水分解 %変化 46% 56% 53% 数値はウサギ7匹の平均値±SEMである。有意差本p<0.05および林p< 0.015これらの検定は実施例に詳記されたように部分的に精製した蛋白質分 解性画分(「画分11j)について行われた。内因性蛋白質の分解(チロノン生 成)は画分■1蛋白質5mgと2時間37℃で測定した。+4cmカゼインの分 解は画分II蛋白質400ugおよび+4(−カゼイン2Qugで1時間37℃ で検定した。検定はトリス(50mM、pH7,8) 、ジチオスレイトール( 1mM)およびMgC](110mM、最終容積20OuL中で行い、指定した 所ではATP(5mM)またはユビキチン(15%M)を加えた。
基質として用いた内因性細胞蛋白質の変更というよりも、ATP−依存性分解系 の活性化をさらにテストするため、14C−メチルカゼインを基質として用いた (表X)。この蛋白質もATP−非依存性酵素によって迅速に分解され、このA TP−非依存性過程は絶食で増加する(この傾向は鳩尾な大きさには達しなかっ たが)と思われる。ATPまたはATPとUbの添加はカゼイン分解の明白な増 加を起こし、このATP−依存性カゼイン加水分解は、Ubも存在するか否かに 係わらず、6日間絶食後のウサギでは殆ど2倍大きかった。そのような標本にお ける困難およびウサギが多量の食物を胃腸に蓄積する傾向のために詳細な時間経 過は追随できなかった。けれども、6日間より短期の絶食をしたウサギからの筋 肉の抽出物にはそのような蛋白質分解の増加は見られず、体重減少もなく、小腸 にはまだかなりの食物が残っていた。いずれにしても、外因性または内因性基質 の研究はインキュベーションした筋肉の測定が示唆するように(図10)絶食時 にはATP−依存性分解系の容量増加を明白に示す。
ATP−ユビキチンー依存性蛋白質分解過程の活性化は脱神経萎縮、絶食および 発熱性感染症の間に骨格筋における増加した蛋白質分解の大部分の原因であるこ とが以下に記載するように示された。加えるに、ポリュビキチンのmRNAおよ びプロテアソームユニットのmRNAの水準は脱神経萎縮、絶食および発熱性感 染症の間に骨格筋内で増加することが以下に記載するようζこ示された。同様な データは代謝性アチドーンスを持つか(塩化アンモニウムの注射によって起こさ れた)または癌悪液質(腹水に成育する移植できるヘノクトーマζこよって起こ された)に罹患しているラットでも得られている。
若い雄のラット(60−80g、Chales−River−CD株)をPur ina−Lab−Chowおよび水を自由摂取させて飼育した。全実験1ま実施 例3に記載したように実施した。後肢一つのヒラメ筋を脱神経するためIこ、動 物をエーテル麻酔下に坐骨神経を膝裏のl(m上で切断した。Furuno、K 。
など、J、Biol、Chem、 、265 :8550〜8552 (199 0)。
全ての場合、動物は断固で層殺し、前記実施例におけるようにEDLおよびヒラ メ筋を切開した。
筋肉からの総RNAをグアニジニウムイソシアネート/CsCl法で単離し、R NAの電気泳動を0.2M−ホルムアルデヒド含有1%アガロースゲル中で行っ た。Maniatis、T、 など、Molecular−Cloning:A −LaboratoryoManual、Cold−5prjng−Harbo r−Laboratory、N、Y、(1982)、RNAをゲルから20X− 3SC(3M−塩化ナトリウム10.3M−クエン酸ナトリウム)中のナイロン 膜(Gene−8creen−Dupont、NEN・Re5earch 4’ ro、)に移した。RNAを1200フイクロジユールのUV光で5trata linker装置C5trategene社、CA)上で膜に架橋した。膜を6 5℃でランダム−プライマー法で製造した32P標識−cDNAプローブとハイ ブリダイゼーションさせた。Fernherg、A、P、とB、Voge ]  s t e in。
Ana 1.Biochem 、132 : 6〜13 (1983)oハイブ リダイゼーション用緩衝液はポリビニルピロリドン−40000(0,2%)、 Fic。
11−400000 (0,2%) 、牛血清アルブミン(BsA、0.2%) 、トリx−HCI (0,05M、pH7,5) 、NaC1(IM) 、ビロ リン酸ナトリウム(01%)、ドデシル硫酸ナトリウム(SDS、1%)および 鮭精子DNA(100μg/mL)を含んでいた。ハイブリダイゼーション後、 漏斗を42℃または65℃の領 5X−3SC/1%SDSで洗った。膜をXA R−2フイルム(Kodak)に密着させてオートラジオグラフィーを行った。
ドツトプロット分析用にヒラメ筋またはEDL筋肉からの全変性RNAを4種の 異なる濃度(1,5μgからの2倍希釈)でGene−8creen膜にスポッ トした。各ドツトに適用したRNAの量は大腸菌tRNA(ラット筋肉RNAの 不在下にはハイブリダイゼーションを示さない)を加えて1.5μgに維持した 。
ハイブリダイゼーション用プローブはIJb−cDNA断片であり(Agell 。
N など、Proc、Nat 1.Acad、Sci、USA、85:3693 〜3697 (1988)) 、他のH8P−cDNAプローブおよび全RNA 含量RNAを測定するためのオリゴdT (Ha r ] ey、 C,B、  、Gene−Ana 1.Tech、 、4 : 17〜22 (1997)で あった。Ub−cDNAはM。
5chles inger博士(WashingtonjUniversity ・Medical−8chool)により、H3P7O−cDNAはR,Voe lImy博士により、H3P9O−cDNAはり、A、Weber博士(TJn iversity・of−Miami−5chool ・of−Medicjn e)によって恵与された。プロットをub−プローブと65℃でおよびオリゴ− dTと室温でハイブリダイゼーションし、これらと同じ温度で洗浄した。ポリU b−RNAおよび全mRNAの水準をオートラジオダラムのドツト吸光度から自 動化濃度計でスキャンして測定した。非線形スチューデントーを一検定を給餌お よび絶食動物の筋肉を比較をするための統計的分析に用い、線形を一検定を対側 性脱神経および対照筋肉の比較をするために用いた。
全エビキチン含量(遊離のUbと蛋白質にリガンドしたUbとの双方を含む)の 測定はR11ey−D、A、など、J、Hrstochem、Cytocbem 、36:621〜632 (1988)によって記載された免疫化学的方法を用 いて行った。
【 筋肉蛋白質分解が上昇している時にUb−mRNAの水準が増加するかどう かをテストするために、ラット筋肉内のポリub−トランスクリプトの水準を食 餌除去後の異なる時間に測定した。図11に示すようにヒラメ筋は2.4および 13Kbのトランスクリプト2fIAを含み、他の種におけるポリUb遺伝子の 大きさに対応する(Schlesinger、M、J、とBond、U、、0x ford−8urveys−onlEukaryot 1c−Genes (M aclean、N、!り4 : 76〜91 (1987)) 。両トランスク リプトの水準は絶食動物の筋肉内では進行的に増加した。絶食ラットのこれらの 器官内のUb−mRNAの相対的水準はドツト−プロット分析およびオートラジ オグラフィーで測定した(図12)。食餌除去48時間後、長指伸筋(EDL) 筋肉の全Ub−mRNAの水準は対照動物の筋肉よりも4倍の増加を示した(図 13、上図)。絶食でEDLよりも萎縮の少ないヒラメ筋はUb−mRNAに2 倍の増加を示した。
第三の小さい0.9KbのUb−トランスクリプトもオートラジオグラフィーを 過剰に露光して検出できた。これは大きさの点でUb−拡張遺伝子の生成物に対 応しくSchlesinger、M、J とBond、U、 、0xford− 3urveys ・onoEukaryot ic IGenes (Macl ean、N。
編)476〜91 (1987) )、その発現はリポソームの生合成に関連す る(Finley、D など、Nature、338:394〜401 (19 89);Redman、に、とRechsteiner、M、 、Nature 、338:438〜440 (1989))。このトランスクリプトは絶食では 増加せず、ポリtJb−mRNAは選択的に増加するものと思われる。
このポリUb−mRNAの増加が可逆的であるかどうかテストするため、つぎに 絶食ラットの何匹かに24時間給給餌た。24時間の再給餌により、これらの筋 肉内のポリtJb−mRNAの水準は正常動物の水準に戻った。それでこのポリ Ub−mRNA量の上昇と下降は総蛋白質分解速度(図10)およびATP依存 性分解過程(図10)における変化に平行する。
もし絶食時にポリUb−mRNAが特異的な方法で制御されるなら、これらの筋 肉内のRNAまたはmRNAの全量も食餌の除去後にポリUb−mRNAと同様 に変化するかどうかを検討した。全RNA含量は吸光スペクトロフォトメトリー で測定し、ポリー八−含有RNAの全量はドツトプロット上で32p−オリゴd Tプローブを用いて測定した。ポリUb−mRNAとは対照的に、ヒラメ筋およ びEDL内の全RNA含量及びmRNA(すなわち、ポリー八−含有RNA)の 量は給餌動物筋肉内の水準の約50%減少した。絶食中のヒラメ筋では全RNA は72±3.5から35±1.6μg/筋肉に、全mRNA (適当な濃度計の 単位で現す)は2133±376から1004±20単位/筋肉に低下した。絶 食中のEDLでは全RNAは68±6から38,5±lug/筋肉に、全m R N Aは710±73から413±11単位/筋肉に減少した。全mRNAと全 RNAとの比率は、tJb−mRNAとは異なり、食餌除去48時間の間または 再給餌の間に有意には変化しなかった(図12)。
他の組織中のUb−mRNA 次の実験は絶食中のポリUb−mRNAの増加は骨格筋に特有であるか、ラット の他の組織が食事除去2日後に同様な反応を示すかどうかをテストした。絶食中 に強化される蛋白質分解は一次的にリソンーム性過程の活性化が原因であると考 えられてきた。絶食中のラットの心臓(心室)ではEDL筋に見られるのと同様 にポリTJb−mRNAの上昇が起きた。対照的に、肝臓、牌臓、脂肪組織、脳 、精巣および腎臓を含むテストした他のどの組織にもそのような変化は見られな かった。肝臓、腎臓および脂肪組織では絶食で重量と蛋白質の顕著な減少が起き たが、予期の通りに精巣も脳もこれらの条件下には有意の重量減少は示さなかっ た。それで、絶食の間におけるUb−mRNAの上昇は横紋筋に特異的な適応で あると思われ、他の組織には見られない。
脱神経萎縮中のユビキチン=mRNA水準同様な2から3倍の加速がATP依存 性蛋白質分解過程の脱神経萎縮の間に筋肉で起きている。この状況でポリUb− 遺伝子の発現も活性化されているかどうかをテストするために、脱神経1日およ び3日後のヒラメ筋からのUb−mRNAの水準を分析した(表XI)。脱神経 後1日および3日目に、ポリUb−トランスクリプトの水準は対側性対照筋肉内 の水準を超えて顕著に増加した。この筋肉のドツトプロット分析は脱神経後の全 mRNAのproporatIonとしてのポリUb−mRNA含量に2から3 倍の増加を示した(表XI)。対照筋肉のUb−mRNA水準の大きさはこの研 究の経過の間には変化しなかったが、対照的に脱神経ヒラメ筋向の全RNAは3 日間に40%減少した(表XI)。
ユビキチンのためのmRNAのこの増加は筋肉内の加速された蛋白質分解と相関 する。
表XI ラットヒラメ筋の片側性脱神経がポリUb−mRNA、 全RNA11RN^/ pg総RNA 23.8±1.4 23.1±1.4 22.7±0.8 23 .7±1.4総RN^(l1g)/ヒラメ筋 42.3±2.2 36.7±1 .3林 54.0±6.5 32.5±4.2本筋肉重量(mg) 28.8± 0.7 26.3±0.8** 30.7±1.1 23.5±2.1本重量損 失(対照の%) −9駐車 −239数値は動物6匹の平均値±SEMを示す。
対照値からの有意差本p<Q、005、本*p<0. 05゜ポリUb−mRN Aの増加が実際にUbの生産を増加するに至っているかどうか決定するため、筋 肉内のこの蛋白質の全量を免疫検定により定量化した(表XII)。この実験で は遊離Ubおよび細胞蛋白質に縫合したUbの双方を測定した。(Riley− D、A、など、J、Histochem、Cytochem。
36・621〜632 (1988)。2日間絶食した動物からのEDL筋では 、給餌された対照での水準と比べてUb水準に63%の増加が観察された。坐骨 神経切断2日後のヒラメ筋のUb含量にはさらに大きい91%もの増加が見られ た。
それで、全ub含量はATP−依存性蛋白質分解およびUb−mRNAの増加と 相関していた。
Ubの細胞蛋白質への共有結合は迅速な分解のための標識であることが知られて いる。故に、正常および脱神経筋肉内のユビキチンー蛋白質抱合体の筋肉内含量 を測定した。表XIIIに示す通り、ユビキチン化蛋白質の水準は脱神経2日後 に158%増加した。同様なユビキチン化蛋白質の増加はラットの絶食でも見ら れ(データ未掲載)およびこの差は動物を1日間再給餌すると消滅した。これら の知見はさらに萎縮筋肉内でのユビキチン依存性過程の活性化を示す。
脱神経筋肉および絶食動物では、プロテアソームの種々のサブユニットのための mRNAの2〜3倍の増加として示されるプロテアソーム合成速度の増加も見出 された(表XI I I)。そこに示されるのはC−3およびC−9サブユニツ トのためのmRNAであり、また関連する実験では、他の三サブユニットのため のmRNAにおける同様な増加が見られた。それで、萎縮筋肉はこの分解経路の 多角的構成要素の水準を増加している。
検討 脱神経、絶食または再給餌に伴うUb−mRNAにおけるこれらの変化はインキ ュベーションした筋肉において測定した総蛋白質分解および筋原繊維蛋白質の分 解の変化と平行して起きおよび連環していると思われる。萎縮筋肉内に見られる Ub−mRNAの上昇はそのUb含量の増加に起因すると思われ(表XI I) 、これは筋肉蛋白質合計の損失にも係わらず起きている。さらに、前記実施例が 総蛋白質分解におけるこれらの変化は非すリゾーム性ATP=依存性過程の活性 化に起因することおよび絶食が筋肉の溶解性抽出物内のATP−tJbに刺激さ れた蛋白質分解の強化に導くことを証明した。
もっと最近の幾つかの観察もUb−依存性蛋白質分解系はこれらの条件下で強化 されるという結論を強く支持する。本文に記載するように、絶食動物からの筋肉 および脱神経筋肉Ub−抱合蛋白質およびユビキチン化蛋白質の分解に必須なプ ロテアソームをコードするmRNAの高水準をも示すことが観察された。この結 果は共に筋肉内のUb−依存性の系が収縮活動と食事摂取によって厳密に調節さ れていることを示している。絶食に対するこの反応には副腎ステロイドを要求し くKettelhut、1.C,など、Diabetes/Metabol i sm−Reviews、4 : 751〜772 (1988);Goldbe rg。
A、L、など、Federat 1on−Proc、、39:31〜36 (1 980))、グルココルチコイドは増加したATP−依存性蛋白質分解および絶 食に伴うUb−mRNAの増加の双方に必要であることが見出された。
ここに示すUb−mRNA水準の変化は総蛋白質分解および筋原繊維蛋白質の分 解における変化に正確に平行するが、両分解とも先行実施例でATP依存性非リ ソす−ム性過程によって起きることが示されたものである。それでデータは多分 寿命の長い筋原繊維構成要素を含む正常筋肉蛋白質の分解におけるこの系のため のより一般的な役割を示唆する。
ポリUb遺伝子は萎縮筋肉内に特異的に誘導される遺伝子の例であると思われる 。絶食または視神経萎縮では、筋肉量と総RNAが減少する時、ポリUb−mR NAおよびUb濃度の水準は上昇する。対照的に、ub−拡張mRNAの水準は 変化しないか低下しうるのは、このトランスクリプトが新しいリポソームの生産 に関わるから予期の通りであろう(F in I ey、D、など、Natur e。
338:394〜401 (1989);Redman、に、とRechste iner、M、、Nature、338 : 438〜440 (1989)) 、それで、ポリUb−mRNA水準およびUb生産は全RNAまたはUb−拡張 蛋白質に対するmRNAに対して逆向きに調節されていると思われる。
特別な生理学的興味はUb−mRNA(およびそれ故、おそら<Ub)の増加が 横紋筋に限られるとの知見である。そのような変化はラットの心臓にも起き、絶 食でかなりの重量減少を起こす。これらの知見はATP依存性蛋白質分解は、組 織的な研究はまだ報告されていないが、そのような条件下の心筋でも、おそらく 骨格筋のと同様な機構により、上昇することを示唆する。精巣または脳内でのU b*準に変化がないことはこれらの器官の蛋白質含量および大きさは絶食の間維 持されるので、予期されたとおりである。けれども、Ub−mRNAの水準は肝 臓では変化しなかったのは注目に値し、ここでは総蛋白質分解は低インシュリン 状態ではリゾソーム性自己消化機構によって明かに上昇する(Dice、J。
F、、FASEB−J、 、1 :349〜356 (1987);Larde ux。
B、RとMort imore、G、F、、J、Biol、Chem、、262 :14514〜14519 (1987):Mortimore、G、E、など 、Diabetes/Metabolism書Reviews、5:49〜70  (1989))。そこでこれらの知見は異なる蛋白分解過程の相対的重要性が 組織によって異なることおよびATP−Ub−依存性経路は横絞筋向、特に異化 状態は特別の意義があることを示唆する。
(a+g/筋肉) (pmol/筋肉) (pmol/mg筋肉)ヒラメ筋 神経支配 3,5士領 4 89± 5 27±2脱神経 2.7±0.2 1 37±12 51±2差 −0,8士領 3本本 +47±11本本 +24± 3本零%変化 −23% +53% +91%EDL筋 給餌 4.5±03 71± 6 16±12日絶食 3.1±0.4 79±  7 26±2差 −1,4士領 5本 +7± 9 +10±2木本%変化  −32% +10% +63%値は給餌または絶食動物4匹からの長指伸筋(E DL)および坐骨神経の一つを切断して2日後のヒラメ筋7対に対する平均値± SEMである。有意差、ネp<0.05、林pr0.01゜(peal try /mg/2h) (pmol Ub/mg蛋白)対照 630±1 17.0± 1.3 10.0±0.7 27±1.9脱神経 201.0±1 25.0± 1.2 26.0±13 51±2.2%増加 232%*52騨 158に  92%*零7検体の平均値±SEM *p<、01゜表XIV (適宜な単位) ポリュビキチン 36.4±3.58 63.4±3.63*本C3−プロテア ソームサブユニソ 32.6±4.41 67、2±4.29*本C9−プロテ アソームサブユニツ 25.2±7.79 74.4±7.78*本本 (p> 0. 01) 本 (p<0. 05)蛋白質分解(nmoIチロシン/rng /2h)注射 NaCl水 処置 差 L P S O,214±0.013 0.2+11(1+0.015 +31 % p<o、01添加 蛋白質分解(nmo Iチロシン/mg/2h)非すリ ゾーム性蛋白質分解* 0.145±0.009 0.190±0.017 + 31%pro、 0fATP除去ffl 0.094+0.004 0.102 ±0.004 N5(ATP依存性の部分) 0.051+0.009 0.0 88+0.014 +13% p<0.011リゾーム性およびCa”−依存性 過程はこれらの条件下では変わらない。若い(60〜80g)雄性Charle s−Riverラットに水とPurina−Lab−Chouを自由摂取させた 。
それらに7時と8時の間に無菌食塩水(0,9%NaCI)および大腸菌LPS  (40mg/100g体重の食塩水溶液を注射し、6時間後に層殺した。
筋肉蛋白質分解が顕著に増加するもう一つの状況は細菌、ウィルスまたは寄生生 物起源の全身性感染症の期間である。敗血症の患者はしばしば外傷を伴うが、主 として加速された筋肉蛋白質分解のために窒素収支が著しく負である傾向がある 。この反応は発熱を伴い、体の急性相の反応の部分である。これは動物ではエン ドトキシンまたは生きているバクテリアの注射によってモデル化できる(G。
ldberg、A、L、など、J、CI in、Inv、 、(1989))。
各種の実験はこの蛋白質分解の強化は活性化されたマクロファージによって放出 された循環する因子によって合図されていることを示した。表Xvに示すように 、エンドトキシン注射6時間後に動物を層殺し、その足の筋肉を試験管内で調べ た。
EDLは総蛋白質分解の迅速な増加を示した。この反応はリゾソーム性またはカ ルチウム活性化プロテアーゼによるものではない。ATP−依存性分解系を測定 した時、それは70%増加し、その動物での蛋白質分解の総増加の原因であった 。
ラットをエンドトキシンで処理すると6〜7時間以内にこれらの筋肉内にポリU b−mRNA水準の2〜3倍の増加を起こした。このポリUb−mRNAの上昇 は絶食または脱神経に見られる反応に似ており、他の組織には見られなかった。
腓腋筋のノーザン分析は、大腸菌エンドトキシン(40μg/100g体重)注 射後にポリュビキチン遺伝子のcDNAプローブを用いて行い、RNA中にユビ キチンの誘導を示した(データ未掲載)。それでこれらの知見はYochida ヘパトーマを腹水に持つラットに誘発された癌悪液賞および塩化アンモニウムの 注射でラントに誘発された代謝性アチドーンスを含むこれら3種の異化状況下な どに強化された蛋白質分解を導くような筋肉内に共通の生化学的プログラムを示 す(データ未掲載)。
びホスホセルロース(pH)はWhatmanから入手した。ub−抱合酵素( El、E2およびE3)はUb−セファロースのアフィニティーカラムクロマト グラフィーを用いて単離しくHershko、A、など、J、Biol、Che m、 、258 :8206〜8214 (1983)) 、これをUb−”’ I−リゾチーム抱合体を製造するために用いた(Hershko、A、とH,H e1ler、Biochem、Biophys、Res、Comm、 、128 :1079〜1086 (1985))。使用した他の材料は全て先行実施例に 記載した通りである。
精製 フェニルヒドラジンの注射で誘導されたウサギ網状赤血球を調製した(前記のと おりにまたはGreen−Hectares (Oregon、W?)から購入 した)。それらを文献記載(Ciechanover、A、など、Bioche m、Bjophys、Res、Comm、、81 :1100〜1105 (1 978))の方法により2.4−ジニトロフェノールと2−デオキシグルコース とインキュベーションしてATPを除いた。分解物を処理し、DE−52クロマ トグラフイーにかけた。0.5M−KCIで溶出した蛋白質(Hershko、 A。
など、J、Biol、Chem、 、258 :8206〜8214 (198 3))を硫酸アンモニウムを用いて80%飽和に濃縮し、110000Xで20 分間遠心分離し、20mM−1リス−HCl (pH7,6) 、1mM−DT T (緩衝液、へ)に呼局した。同緩衝液に対して十分に透析した後に、蛋白質 (画分II)を0.5mM−ATP中て一80℃で貯蔵するか、さらに分別した 。
画分II(〜200mg)はUb−セファロースカラムにかけ、Ub−抱合酵素 を特異的に溶出しくHershko、A など、J、Bjol、Chem、、2 58 : 8206〜8214 (1983)) 、モしてUb−リゾチームを 作製するために用いた(Hershko、A、およびHlHe l IerSB iochem、Biophys、Res、Comm 、128:1079〜10 86 (1985))。吸着しなかった画分をGanothなどが記載したよう に硫酸アンモニウムを用いて38%飽和とし、20分間混合した。(Ganot h、D、など、J、Biol、Chem、 、263:12412〜12419  (1989))。
沈殿した蛋白質は110000Xで15分間遠心分離して集めた。ベレットを緩 衝液Aに再懸濁し、再び硫酸アンモニウムで38%飽和とした。沈殿した材料を 上記のように集め、次に10%グリセロールを含む緩衝液Aに懸濁した。この緩 衝液に対して透析後、0〜38%ペレットを10%グリセロールを含む緩衝液A と平衡化させたモノQアニオン交換カラム上でクロマトグラフした。蛋白質を6 0mL直線状NaC]傾斜20から400mMまでを用いて溶出した。プロテア ソームのペプチダーゼ活性を阻害した画分を集め、濃縮し、100mM−NaC 1および0.2mM−ATPを含む緩衝液Aと平衡化させたスペロース6 (H Rl 0/30)ゲル濾過カラム上クロマトグラフした。カラムは流速0.2m L/分で展開し、各1mLの画分を集めた。CF−2の性能を分析する成る実験 では(結果参照)、2回目の狭いモノQクロマトグラフィー傾斜(50から30 0mM−NaC1)によって阻害剤の追加的精製を行い、5DS−PAGEとク ーマジー染色では40kDaのバンドのみが見える阻害剤の鋭いピークを得た。
プロテアソームに対して阻害活性を持つ両分を集め、20mM KHzPO4( pH6゜5)、10%グリセロール、1mM−DTTと1mM−ATPを含む緩 衝液Bに対して透析した。標本を緩衝液Bと平衡化した2mLホスホセルロース カラムにかけた。カラムをこの緩衝液4mLで、続いてこの緩衝液4mLで、続 いて20.50.100.400または600mM−NaClを含む緩衝液B4 mLで洗った。
部分的に純粋なCF−1を得るために、100から240mM−NaClで溶出 したモノ0画分を集め、1mLに濃縮し、100mM−NaC1および領 2m M−ATPを含む緩衝液Aで平衡化したスペロース6カラムにかけた。約600 kDaで溶出する画分をCF−1含有画分として用いた。
プロテアソームを38%硫酸アンモニウム沈殿2回の上清液から単離した。上清 液を硫酸アンモニウムで80%飽和として20分間混合した。沈殿した蛋白質を 遠心分離で集め、緩衝液Aに再懸濁し、この緩衝液に対して十分に透析した。
プロテアソームをモノQアニオン交換クロマトグラフィーと続いてスベロース6 ゲル濾過により前記のようにして単離した(Driscoll、J、 とA、L 。
Goldberg、Proc、Natl、Acad、Sci、USA、86:7 89〜79]、(1989)。
1500kDaの蛋白質分解複合体は網状赤血球画分ITを37℃で30分間2 mM−ATP、5mM−MgC1,の存在下に50mM−)−リス−MCI(p H7,6)中でインキュベーションして生成させた。38%飽和硫酸アンモニウ ムで沈殿さた後、ペレットを1. OOOOx gで10分間に集め、緩衝液A に懸濁し、モノQアニオン交換およびスペロース6クロマトグラフィーによって 単離した。
検定 プロテアソームの阻害はカラムの各画分をプロテアソームと1mM−ATPの存 在下37℃で10分間ブレインキュベーションして測定した。プレインキュベー ション後、反応管を水冷し、125■−リゾチームまたはSue−LLVY−M CAを加えた。125I−リゾチームについては反応を37℃で60分間または Suc−LLVY−MCAについては10分間行った。蛋白質の加水分解は10 %トリクロロ酢酸に可溶の放射能の生産を測定して検定し、そしてペプチドの加 水分解はメチルクマリル−7−アミドの放出によった(Driscoll、J、 とA。
L、GoldbergSProc、Nat 1.Acad、Sci、USA、8 6789〜791 (1989))。Ub−抱合1261−リゾチームの分解は 27℃で60分間に検定した。反応は5mM−EDTAまたは2mM−ATPお よび5mM−MgCl2を含み、10%トリクロロ酢酸の添加で停止させた。
筋肉蛋白質分解が上昇している時にUb−mRNAの水準が増加するかどうかを テストするために、ラット筋肉内のポリub−トランスクリプトの水準を食餌除 去後の異なる時間に測定した。図11に示すようにヒラメ筋は2,4および1゜ 3Kbのトランスクリプト2個を含み、他の種におけるポリUb遺伝子の大きさ に対応する(Schlesinger、M、J、 とBond、U、 、0xf ord−3urveysLIoneEukaryot ic+Genes (M aclean、 N、編)4ニア6〜91 (1987))。両トランスクリプ トの水準は絶食動物の筋肉内では進行的に増加した。絶食ラットのこれらの器官 内のUb−mRNAの相対的水準はドツト−プロット分析およびオートラジオグ ラフィーで測定した(図12)。食餌除去48時間後、長指伸筋(EDL)筋肉 の全U b −mRNAの水準は対照動物の筋肉よりも4倍の増加を示した(図 13、上図)。絶食でEDLよりも萎縮の少ないヒラメ筋はUb−mRNAに2 倍の増加を示した。
第三の小さい0.9KbのUb−トランスクリプトもオートラジオグラフィーを 過剰に露光して検出できた。これは大きさの点でUb−拡張遺伝子の生成物に対 応しくSchlesinger、M、J、とBond、U、、0xford−8 urveys 0on−Eukaryot 1c−Genes (Maclea n、N。
&i)4ニア6〜91 (1987) )、その発現はリポソームの生合成に関 連する(Finley、D、など、Nature、338:394〜401 ( 1989);Redman、に、 とRechsteiner、M、 、Nat ure、338:438〜440 (1989))。このトランスクリプトは絶 食では増加せず、ポリUb−mRNAは選択的に増加するものと思われる。
このポリUb−mRNAの増加が可逆的であるかどうかテストするため、つぎに 絶食ラットの何匹かに24時間給餌した。24時間の再給餌により、これらの筋 肉内のポリUb−mRNAの水準は正常動物の水準に戻った。それでこのポリU b−mRNA量の上昇と下降は総蛋白質分解速度(図10)およびATP依存性 分解過程(図10)における変化に平行する。
もし絶食時にポリUb−mRNAが特異的な方法で制御されるなら、これらの筋 肉内のRNAまたはmRNAの全量も食餌の除去後にポリUb−mRNAと同様 に変化するかどうかを検討した。全RNA含量は吸光スペクトロフォトメトリー で測定し、ポリーA−含有RNAの全量はドツトプロット上でUp−オリゴdT プローブを用いて測定した。ポリUb−mRNAとは対照的に、ヒラメ筋および EDL内の全RNA含量及びmRNA (すなわち、ポリーA−含有RNA)の 量は給餌動物筋肉内の水準の約50%減少した。絶食中のヒラメ筋では全RNA は72±35から35±1.6ug/筋肉に、全mRNA (適当な濃度計の単 位で現す)は2133±376から1004±20単位/筋肉に低下した。絶食 中のEDLでは全RNAは68±6から38.5±lug/筋肉に、全mRNA は710±73から413±11単位/筋肉に減少した。全mRNAと全RNA との比率は、Ub−mRNAとは異なり、食餌除去48時間の間または再給餌の 間に有意には変化しなかった(図12)。
他の組織中のU b −mRNA 次の実験は絶食中のポリUb−mRNAの増加は骨格筋に特有であるか、ラット の他の組織が食事除去2日後に同様な反応を示すかどうかをテストした。絶食中 に強化される蛋白質分解は一次的にリソソーム性過程の活性化が原因であると考 えられてきた。絶食中のラットの心臓(心室)ではEDL筋に見られるのと同様 にポリUb−mRNAの上昇が起きた。対照的に、肝臓、牌臓、脂肪組織、脳、 精巣および腎臓を含むテストした他のどの組織にもそのような変化は見られなか った。肝臓、腎臓および脂肪組織では絶食で重量と蛋白質の顕著な減少が起きた が、予期の通りに精巣も脳もこれらの条件下には有意の重量減少は示さなかった 。それて、絶食の間におけるUb−mRNAの上昇は横絞筋に特異的な適応であ ると思われ、他の組織には見られない。
脱神経萎縮中のユビキチン−mRNA水準同様な2から3倍の加速がATP依存 性蛋白質分解過程の脱神経萎縮の間に筋肉で起きている。この状況でポリUb− 遺伝子応するかをさらにテストするため、精製阻害剤をATPまたは非加水分解 性類似体AMPPNPの存在または不在下に42℃でプレインキュベーションし た。プロテアソームを加えて10分後、ペプチダーゼ活性を検定した。阻害の程 度はヌクレオチドを加えないプレインキュベーションの間に迅速に減った。AT PかAMPPNPの存在はこの活性喪失を防いだ。さらに、この物質のUb−抱 合リゾチームの分解を再構築する性能も42℃でのインキュベーションの間に迅 速に減り、ATPまたはAMPPNP (詳記せず)の添加はこの活性化を防い だ。この阻害およびUb−抱合体分解の再構築は同様な不活性化機構を示しそし てATPにより同様に安定化されるので、これら二機能は多分ATPに結合する と思われる一つの分子内に存在する。
ATPは阻害性因子を安定化するが、それはプロテアソームの阻害には必須では ない。プロテアソームと阻害剤とのATPの存在または不在下の20分迄のプレ インキュベーンコン後に、同様な程度の阻害が観測された。しかしながら、AT Pによる安定化のために、このヌクレオチドを全てのインキュベーションにいつ も加えた。
5DS−PAGEにより分析すると、阻害剤標本は〜4QkDaの主バンドを示 した。この40kDaのサブユニットが1500kDaの複合体のサブユニット のどれかに対応するかどうかをテストするため、画分IIとMg”−ATpのイ ンキュベーションで1500kDaの複合体を形成してアニオン交換とゲル濾過 クロマトグラフィーにより単離した。この活性画分の5DS−PAGEはこの複 合体に関して以前に報告されたものと似た多数のポリペプチドを示した(H。
ugh、R,など、J、Biol、Chem、 、262+8303〜8313  (1987);Ganoth、D、など、J、Bjol、Chem、 、26 3:12412−12419 (1988):Eytan、E、 など、Pro c、Na t I。
Acad、Sc i、USA、86 : 7751〜7755 (1989)) 、けれども、この両分には容易に現れる4QkDaのバンドはこの画分中には明 白である。
さらにプロテアソームに関連する蛋白質の問題を解決するために、画分IIを抗 −プロテアソームモノクロナール抗体を用いる免疫沈殿をし、また5DS−PA GEにより分析した。Ub−抱合体分解活性は以前に画分IIの免疫沈殿により 除かれることが示されている(Ma t t h ews、 W、など、Pro c、Natl、 Acad、 Sc i、 USA、 86 : 2597〜2 601 (1989) )、免疫沈殿の5DS−PAGEにより、20から34 kDaにわたるプロテアソームサブユニットの特徴的な組合せを、他のより高分 子量のバンドと共に観察した。
重要なことに、阻害剤のものに類似したものおよび部分的に精製した複合体に見 られるものに似ている40kDaバンドは免疫沈殿の中にも検出された。
曳應惣 当業者は通例以上の実験を用いずともここに記載された本発明の特定の態様につ いての多数の均等物を認識するであろうし、また確信できるであろう。そのよう な均等物は下記請求項によって包含されることが意図されている。
画分番号 FIG、 1 画分番号 FIG、 2 分 FIG、 4 ATP+Mgと 画分番号 画分番号 FIG、 7 脱神経後の日数 巳 数 FIG、 l。
bcd 給餌 絶食 再給餌 給餌 絶食 再給餌FIG、 I2 国際調査報告 。rTnlc01/。、。、□フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C12Q 1/37 6 807−4B (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,C3,DE。
DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、No、PL、RO、RU、SD、SE I

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.活性化のためにATP加水分解を要求し、そしてユビキチン化蛋白質を優先 的に分解する概略分子量500kDaの単離された多量体チオールプロテアーゼ 、または実質的に同じアミノ酸配列を持つ酵素。
  2. 2.エンドペプチダーゼである、請求項1の単離された多量体チオールプロテア ーゼ。
  3. 3.筋肉から単離された、請求項1の多量体チオールプロテアーゼ。
  4. 4.概略分子量700kDaのプロテアソームとともに概略分子量1500kD aの複合体を形成する、概略分子量500kDaの単離されたATP−依存性チ オールプロテアーゼ。
  5. 5.本質的に純粋なマルチパイン。
  6. 6.活性化のためにATP加水分解を要求し、そしてユビキチン化蛋白質を優先 的に分解する、概略分子量500kDaの遺伝子組換え的に製造された多量体チ オールプロテアーゼ。
  7. 7.a)ユビキチン化リゾチームのATP−刺激性分解に参与する;b)酸化剤 −揖傷ヘモグロビンに対して強い蛋白質分解活性を示す;そしてc)sLLVT −MCAに対しては殆ど蛋白質分解活性を示さない、概略分子量500kDaの 多量体チオールプロテアーゼ。
  8. 8.活性化のためにATP加水分解を要求し、そしてユビキチン化蛋白質を優先 的に分解する、概略分子量500kDaの多量体チオールプロテアーゼをコード するDNA。
  9. 9.活性化のためにATP加水分解を要求し、そしてユビキチン化蛋白質を優先 的に分解する、概略分子量500kDaの精製された多量体チオールプロテアー ゼを発現する宿主細胞。
  10. 10.a)物質、マルチパイン、ユビキチン化蛋白質、ATPおよびMg2+を 混合する; b)(a)で調製した混合物をユビキチン化蛋白質のATP−刺激性分解のため の適当な条件下に保つ;そして c)ユビキチン化蛋白質のATP−刺激性分解が起きるかどうか測定する、の各 段階からなる、マルチパインを阻害する該物質の性能を測定する方法。
  11. 11.段階(c)でさらにユビキチン化蛋白質のATP−刺激性分解が起きる程 度を測定し、そして結果を適当な対照と比較することを含む請求項10の方法。
  12. 12.a)物質をマルチパイン、ATPおよびMg2+と混合する;そしてb) マルチパインとプロテアソームの間で複合体を形成するかどうかを測定する(こ こでは複合体形成の欠如は物質がマルチパインを阻害することの指標である) の各段階からなるマルチパインを阻害するための物質の性能を測定する方法。
  13. 13.段階(a)ではユビキチン化蛋白質も存在し、段階(b)では活性マルチ パイン−プロテアソーム複合体の存在をユビキチン化蛋白質のATP−刺激性分 解が起きるかどうかを測定することによって評価する、請求項12の方法。
  14. 14.a)ユビキチン−依存性分解を受けうる寿命の短い蛋白質を製造する培養 細胞を準荒する; b)培養された細胞をATP−ユビキチン−依存性分解過程を阻害する性能を評 価すべき物質とその物質が培養された細胞に入るために適当な条件下に接触させ る; c)および培養された細胞のサイトゾル内に寿命の短い蛋白質が存在する程度を 測定する(ここではサイトゾル内の寿命の短い蛋白質の蓄積はATP−ユビキチ ン−依存性分解過程の阻害の指標である)の各段階からなる細胞内のATP−ユ ビキチン−依存性分解過程の阻害剤のための迅速なスクリーニングの方法。
  15. 15.培養された細胞が寿命の短い突然変異型の酵素を生産するCOS細胞であ る、請求項14の方法。
  16. 16.酵素が大腸菌からのβ−ガラクトシダーゼの突然変異型である、請求項1 5の方法。
  17. 17.a)脱神経、絶食、発熱性感染症または代謝性アチドーシスを受けた動物 から得られたヒラメ筋または長指伸筋をATP−ユビキチン−依存性過程の潜在 的な阻害剤とユビキチン化蛋白質の分解に適当な条件下にインキュベーションす る; b)筋肉蛋白質の分解産物の放出を潜在的阻害剤の存在下に測定する;およびc )(b)で行った測定を脱神経、絶食、発熱性感染症または代謝性アチドーシス を受けた動物から得られたヒラメ筋または長指伸筋での筋肉蛋白質の分解産物の 潜在的阻害剤の不在下の放出と比較する、の各段階からなる筋肉細胞内のATP −ユビキチン−依存性過程の阻害剤を確認する方法(ここでは筋肉蛋白質の分解 産物放出の減少はATP−ユビキチン−依存性過程の阻害の指標である)。
  18. 18.筋肉蛋白質の分解産物が3−メチルヒスチジンである、請求項17の方法 。
  19. 19.a)脱神経、絶食、発熱性感染症または代謝性アチドーシスを受けた動物 を準備する; b)その動物にATP−ユビキチン−依存性過程の潜在的阻害剤を投与する;c )動物による3−メチルヒスチジンの排泄を測定する;およびd)(c)で行っ た測定を(a)で準備した動物と同様にして脱神経、絶食、発熱性感染症または 代謝性アチドーシスを受けた動物による3−メチルヒスチジンの排泄と比較する ; 各段階からなる動物内のATP−ユビキチン−依存性過程の阻害剤を確認する方 法(ここでは3−メチルヒスチジン排泄の減少はATP−ユビキチン依存性過程 の阻害の指標である)。
  20. 20.マルチパインとマルチパインの活性部位と結合する物質とを、その物質と マルチパインの結合に適当な条件下に接触させてマルチパイン−物質複合体を形 成させることからなるマルチパインを阻害する方法。
  21. 21.1500kDaのマルチパイン−プロテアソーム複合体の機能を阻害する 物質を細胞に導入することからなる細胞内マルチパインの阻害のための迅速なス クリーニング法。
  22. 22.マルチパイン阻害剤とマルチパインの結合のために適当な条件下に十分な 量のマルチパイン阻害剤を細胞に導入することからなる細胞内ATP−ユビキチ ン−依存性経路の活性化を阻害する方法(ここではマルチパインとマルチパイン 阻害剤の結合がその経路の機能を阻害する)。
  23. 23.マルチパインおよびプロテアソームを含む概略分子量1500kDaの複 合体の形成を阻害する物質を筋肉細胞に導入することからなる、筋肉細胞内のA TP−ユビキチン−依存性経路を阻害する方法。
  24. 24.筋肉細胞内の非リソソーム性ATP−要求性蛋白質分解過程の機能を妨害 することからなる筋肉量の損失を防ぐ方法。
  25. 25.筋肉細胞内の非リソソーム性ATP−要求性蛋白質分解過程の活性化を、 活性化にATPの加水分解を要求し、かつユビキチン化蛋白質を優先的に分解す る概略分子量500kDaの多量体チオールプロテアーゼの活性化を妨害するこ とによって、筋肉細胞内で阻害することからなる請求項24の方法。
  26. 26.非リソソーム性ATP−要求性蛋白質分解過程の活性化が、筋肉細胞内で マルチパイン−プロテアソーム複合体の機能を妨害することにより阻害されるこ とからなる、請求項24の方法。
  27. 27.個体にマルチパイン阻害剤をマルチパイン阻害剤の筋肉細胞への導入およ び筋肉細胞内でのマルチパインとマルチパイン阻害剤との結合に適する条件下に その個体にマルチパイン阻害剤を投与することからなる、個体の筋肉量の損失を 防ぐ方法(ここでは結合によりATP−ユビキチン−依存性経路の阻害が起きる )。
  28. 28.哺乳類細胞をATP−ユビキチン−依存性蛋白質分解経路の活性をATP −依存性チオールプロテアーゼの活性部位と結合することによって減少させるこ とのできる物質と接触させることからなる、概略分子量500kDaのATP− 活性化チオールプロテアーゼが関与するシストゾル性ATP−ユビキチン−依存 性蛋白質分解過程の哺乳類細胞内の活性化を防ぐ方法。
  29. 29.物質がパパイン−様酵素の阻害剤である、請求項28の方法。
  30. 30.物質がシスタチンAの類似体または誘導体である、請求項28の方法。
  31. 31.合成プロテアソーム阻害剤。
  32. 32.筋肉細胞から単離した40kDaのプロテアソーム阻害剤の活性を模した 合成ペプチド。
  33. 33.700kDaのプロテアソームを阻害し分子量が40kDaまたはそれ以 下のペプチド。
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