JPH0650829U - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH0650829U JPH0650829U JP6435991U JP6435991U JPH0650829U JP H0650829 U JPH0650829 U JP H0650829U JP 6435991 U JP6435991 U JP 6435991U JP 6435991 U JP6435991 U JP 6435991U JP H0650829 U JPH0650829 U JP H0650829U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molded product
- cavity
- mold plate
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 突き出しピン跡のない射出成形物が得られる
金型を提供すること。 【構成】 少なくとも可動側型材に形成するキャビティ
の外側に連接して複数個の余肉形成部を形成する。突き
出しピンを、可動側型板側において各余肉形成部に相応
する位置にそれぞれ設ける。固定側型板には所定形状の
キャビティ−ゲート部−ランナー部−スプルー部を形成
する。これらによって射出成形用の金型を構成する。 【効果】 本考案金型を使用することによって、突き出
しピン跡のない健全な成形物を容易に製造することがで
きる。
金型を提供すること。 【構成】 少なくとも可動側型材に形成するキャビティ
の外側に連接して複数個の余肉形成部を形成する。突き
出しピンを、可動側型板側において各余肉形成部に相応
する位置にそれぞれ設ける。固定側型板には所定形状の
キャビティ−ゲート部−ランナー部−スプルー部を形成
する。これらによって射出成形用の金型を構成する。 【効果】 本考案金型を使用することによって、突き出
しピン跡のない健全な成形物を容易に製造することがで
きる。
Description
【0001】
本考案は、突き出しピン跡が付いていない射出成形物を得ることができる射出 成形用金型に関するものである。
【0002】
従来から、三次元的に複雑な形状の製品を、原料粉末とバインダーとを混練し 、得られた混練物を所定形状のキャビティを形成した金型を使用して射出成形し 、得られた成形物を脱バインダー処理した後、焼結処理する方法によって製造す ることが行なわれている。
【0003】 この方法において、成形物を金型から離型するためには、成形物面に当接する ように可動側型板側に設けた複数の突き出しピンによって、金型の結合を解いて から、成形物を突くことで離型させることが行なわれている。すなわち、図4に 示すように、所定形状のキャビティ6を形成した可動側型板8と、固定側型板3 とを当接し得るようにし、可動側型板8側には複数の突き出しピン12を、その 先端がキャビティ6面と同一面となるようにされ、他端は突き出し棒13先端に 固着された受け板14に固着されて設けられ、射出成形後、金型の結合を解いて 可動側型板8を引離した後に、突き出し棒13を作動させて突き出しピン12に よって成形物21を突き出して離型するような金型を使用するものである。
【0004】
しかしながら、このような金型では、得られた成形物に、突き出しピンが当接 していた箇所に突き出しピン跡が必然的に残るといった問題が生じる。たとえば 、時計バンド部品のような装飾品を製作するような場合、この突き出しピン跡が いちじるしく美観を損なうものであるから、突き出しピン跡を研磨することによ って除去することが不可欠であり、研磨面が凹部位の場合には操作が非常に困難 となるものであって、突き出しピン跡がやや凸部になるようにすることなども行 なわなければならず、突き出しピン位置設定が面倒であるなどといった問題もあ る。
【0005】 本考案は、突き出しピンを使いながら突き出しピン跡の付かない製品を得るこ とができる金型を提供することを目的とするものである。
【0006】
本考案者は、前記問題を解決し、前記目的を達成するために研究を重ねた結果 、突き出しピンを、直接成形物面を突くことがないように、成形物の外側に余肉 部を連接して設け、この部分を突き得るような金型とすることによって目的を達 し得ることを見出して本考案を完成するに至った。すなわち、本考案は、所定形 状のキャビティを形成した可動側型板と、固定側型板とからなり突き出しピンを 設けてなる射出成形用金型において、前記キャビティに連接する余肉形成部を複 数箇所形成し、該余肉形成部に相当する箇所にそれぞれ前記突き出しピンを設け てなる射出成形用金型である。
【0007】 このような本考案金型は、従来の通りの材料を使用して、同様に製作し得るも のであって、余肉形成部の配置箇所としては、ゲートは、いかなる成形物であっ ても最低1カ所は必要であり、最終的には切断するものであるからこの部分を余 肉形成部とするのに好都合であり、他は、突き出し時の加力バランスを考慮して その配置を決定することが必要であって、一般的には少なくとも3カ所に設ける ことが好ましい。
【0008】 余肉形成部の大きさは、この部分の切断処理を考慮して、たとえばSUS31 6粉末を原料粉末として使用する場合、肉厚は、1.0〜1.5mmとすること が好ましい。これは、厚すぎると切断時に強い打抜き力を必要とし、薄すぎると 突き出しピンによる突き出し時に破損するからである。長さ、及び、幅は、突き 出しピン径が通常最低φ1.5mmであるので、それぞれ3〜4mm程度及び2 〜3mm程度とすることが好ましい。これは、長すぎたり広すぎたりすると材料 の損失が多くなり、短かすぎたり狭すぎたりすると切断が難かしくなるからであ る。
【0009】
このように製作された本考案金型を使用する場合、すべての操作は、通常行な われている方法、条件にしたがって操作すればよく、突き出しピンは余肉形成面 に当接して形成されているので、この部分に突き出しピン跡が従来のように形成 されるが、成形物を通常のように突き出しピンによって突き出して離型すること ができ、離型された成形物は、切断処理される際に突き出しピン跡が付いている 余肉部が切断されるので突き出しピン跡がない成形物製品を製造することができ る。
【0010】
次に、本考案の実施例を添付の図面に基づいて述べる。
【0011】 図1は、本考案金型の実施例を示す側断面図、図2は、図3の側面図、図3は 、本考案金型を使用して離型後の成形物例を可動側型板側からみて示す平面図で ある。
【0012】 本考案の金型Aは、次のように構成されている。すなわち、1は、固定側取付 板であって、射出機Bに連通するスプルー部2−1が中心部に設けられている。 3は、固定側型板であって、合金鋼で作られ、その中心部に前記スプルー部2− 1に連通するスプルー部2−2があけられ、固定側取付板1への取付側と反対側 面には、スプルー部2−2に連通するランナー部4、及び、ランナー部4に連通 するゲート部5がうがたれ、ゲート部5に連通して所定形状のキャビティ6−1 が形成されている。さらに、キャビティ6−1のゲート部5とは反対側に成形物 21の余肉部22となる余肉形成部7−1が設けられている。8は、可動側型板 であって、合金鋼で作られ、可動側取付板9にスペーサーブロック10、受け板 14を介して固着されており、固定側型板3のキャビティ6−1に対応する位置 に所定形状のキャビティ6−2が形成され、さらに、ゲート部5に対応する箇所 に余肉形成部7−2、及び、この余肉形成部7−2とは反対側に、前記余肉形成 部7−1、7−2に対向する箇所においてキャビティ6−2に連接する複数個の 余肉形成部7−3、7−4…が形成されている。12は、突き出しピンであって 、その先端が各余肉形成部7−1、7−2、7−3、7−4…に相応する位置に て可動側型板8及び受け板11を貫通し、他端が突き出し棒13の先端に固着さ れた受け板14に固着されている。
【0013】 本考案金型はこのように構成されているので、縦19.5mm、横18.4m m、高さ5.2mm、重量4.0gの時計バンド用成形物を得るためのキャビテ ィ6を形成した固定側型板3と可動側型板8とを当接させて金型Aを組立てて、 射出機Bのホッパー15に、平均粒径14μmのガスアトマイズ法で作られたS US316(L)粉末にバインダーとしてワックスとポリマーを混練した混練物 16を供給し、スクリュー駆動モータ17によって駆動されるスクリュー18に よって送給され、加熱筒19において混練物16は加熱溶融され溶融原料20と なって金型Aに射出成形される。溶融原料20は、スプルー部2−ランナー部4 −ゲート部5を通ってキャビティ6中に供給されて固化する。固化したなら金型 Aの結合を解いて可動側型板8を引離すと、成形物21は可動側型板8側に付い てくるようにされているので、突き出し棒13を押し方向に作動させると突き出 しピン12の先端が各余肉部22を突いて成形物21が離型される。この操作を 繰返し行なうものである。
【0014】 得られた成形物21は、そのまま常法にしたがって脱バインダー処理、焼結処 理を施し、焼結体をプレス金型にて余肉部22を切断し、バレル、バフ研磨など 表面仕上げを行なって突き出しピン跡が全く認められない健全な製品が得られた 。切断された余肉部22は、適宜粉砕して原料粉末として同時に切り落されたゲ ート5′、ランナー4′、スプルー2′などとともに再使用に供された。
【0015】 なお、余肉部などの切断処理は、成形物を離型した後に直ちに行なってもよい 。この場合は、混練物として再使用に供し得る。
【0016】
本考案は、成形物に余肉部を複数箇所に形成するように余肉形成部を連接して キャビティを形成し、突き出しピンを各余肉部に当接するように配設した金型で あるから、得られた成形物は、余肉部を他の切断部分とともに切断することによ って研磨加工などを必要とせずに突き出しピン跡のついていない健全なものとし て容易に得ることができるものであって、きわめて優れた効果が認められる。
【図1】本考案金型の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案金型例をキャビティ部を拡大して示す側
断面図である。
断面図である。
【図3】本考案金型を使用した離型後の成形物例を可動
側型板からみて示す平面図である。
側型板からみて示す平面図である。
【図4】従来の金型例を示す側断面図である。
3 固定側型板 6 キャビティ 7 余肉形成部 8 可動側型板 12 突き出しピン
Claims (1)
- 【請求項1】 所定形状のキャビティを形成した可動側
型板と、固定側型板とからなり突き出しピンを設けてな
る射出成形用金型において、前記キャビティに連接する
余肉形成部を複数箇所形成し、該余肉形成部に相当する
箇所にそれぞれ前記突き出しピンを設けてなることを特
徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6435991U JPH0650829U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6435991U JPH0650829U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650829U true JPH0650829U (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=13255986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6435991U Pending JPH0650829U (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650829U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017058084A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 積水化成品工業株式会社 | 温調マット用の基板の製造方法 |
| JP2024072979A (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-29 | 株式会社平和 | 遊技機 |
| JP2025066703A (ja) * | 2019-07-19 | 2025-04-23 | インテグリス・インコーポレーテッド | 多孔質焼結膜及び多孔質焼結膜を調製する方法 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP6435991U patent/JPH0650829U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017058084A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 積水化成品工業株式会社 | 温調マット用の基板の製造方法 |
| JP2025066703A (ja) * | 2019-07-19 | 2025-04-23 | インテグリス・インコーポレーテッド | 多孔質焼結膜及び多孔質焼結膜を調製する方法 |
| JP2024072979A (ja) * | 2022-11-17 | 2024-05-29 | 株式会社平和 | 遊技機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0650829U (ja) | 射出成形用金型 | |
| JPH0518115Y2 (ja) | ||
| CN207931007U (zh) | 一种弧形塑胶面壳的成型模具 | |
| CN221641661U (zh) | 一种模具脱模用斜拉抽芯机构 | |
| JPH034500Y2 (ja) | ||
| CN218139373U (zh) | 一种新能源极柱用一次成型模具 | |
| JPH0126419Y2 (ja) | ||
| CN111152414B (zh) | 一种球环形壳体用合金注塑模具 | |
| JPH0395219U (ja) | ||
| JPH032017A (ja) | 多数個取り射出成形方法及び金型装置 | |
| JPS61172716A (ja) | 成形品のゲ−ト自動切断方法 | |
| JPH0510425U (ja) | 射出成形試作成形品の製造用装置 | |
| JPH0233964Y2 (ja) | ||
| JPH0414183Y2 (ja) | ||
| JP2711923B2 (ja) | 射出成形型の製造方法 | |
| JPH02141219A (ja) | 射出成形品の製法 | |
| JPH0215629Y2 (ja) | ||
| JPS5926322U (ja) | 射出成形用金型 | |
| CN105398009A (zh) | 双斜杆浇注模具 | |
| CN105397985A (zh) | 塑胶灌注成型模具 | |
| JPH06235003A (ja) | 粉末冶金射出成形用金型 | |
| JPH02238915A (ja) | ゲート処理無用の射出成形用金型 | |
| JPH08182514A (ja) | インサート成形バンドおよびその製造方法並びに該バンドに用いるインサート金属ピース | |
| JPS61186419U (ja) | ||
| JPH0168815U (ja) |