JPH0650902Y2 - 電線識別用表示具の帯状体 - Google Patents
電線識別用表示具の帯状体Info
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- JPH0650902Y2 JPH0650902Y2 JP8694991U JP8694991U JPH0650902Y2 JP H0650902 Y2 JPH0650902 Y2 JP H0650902Y2 JP 8694991 U JP8694991 U JP 8694991U JP 8694991 U JP8694991 U JP 8694991U JP H0650902 Y2 JPH0650902 Y2 JP H0650902Y2
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線端部に対し導電端
子帯の各導電端子を1つずつ切り離しつつ連続的に圧着
する操作と連係し、又は独立操作として、圧着の前また
は後に、当該電線端部へ装着するに適した電線端部識別
用表示具の帯状体に関するものである。
子帯の各導電端子を1つずつ切り離しつつ連続的に圧着
する操作と連係し、又は独立操作として、圧着の前また
は後に、当該電線端部へ装着するに適した電線端部識別
用表示具の帯状体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】導電端子装着済みの多数の電線をまとめ
て雌雄1対のコネクターに取り付け、該多数の電線相互
間の電気的接続の同時的入切を可能にする結線方式が広
範に行われている。そのほか、多数の電線の、錯綜した
状態での接続が必要なことも多い。これらの場合、電線
接続作業のミスをなくすための標識を各電線端部に取り
付けられることも多いが、従来それは殆ど手作業によっ
ていたため、厖大な数の電線端部への識別具取り付けは
極めて繁雑かつ非能率的なものとなっていた。
て雌雄1対のコネクターに取り付け、該多数の電線相互
間の電気的接続の同時的入切を可能にする結線方式が広
範に行われている。そのほか、多数の電線の、錯綜した
状態での接続が必要なことも多い。これらの場合、電線
接続作業のミスをなくすための標識を各電線端部に取り
付けられることも多いが、従来それは殆ど手作業によっ
ていたため、厖大な数の電線端部への識別具取り付けは
極めて繁雑かつ非能率的なものとなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本出願人は上記実情に
鑑み、帯状体をなす各識別表示具上に識別記号を自動的
かつ制御容易に熱印字し得る「電線識別表示具への識別
記号印字装置」を平成3年5月9日付で特許出願し、こ
の装置等により識別記号が印字された帯状体を用いて、
識別片(識別表示具)の装填ならびに取付け操作が確実
かつ容易に行い得る「電線識別片の携帯式自動取付機」
を平成3年7月1日付で実用新案登録出願した。そし
て、印字装置内の印字部への送込み、及び自動取付機内
の表示具装着機構への送込みを円滑かつ容易に行うに
は、表示具繋ぎ部の両側それぞれに舌片を突設し、該舌
片を対向する1対の横U字形レール状の保持枠中で摺動
させることが送込み時の摩擦力を減少する上で好ましい
ことを見いだした。しかし帯状体の射出成形時に発生し
たバリが表示具の表面よりも突出していれば、これが前
記保持枠に引掛かり、その瞬間帯状体が保持枠に対して
傾斜姿勢になる結果、印字装置では表示具上に精確な印
字が出来なくなり、更には、 バリが熱転写式等の印字ヘ
ッドに衝当すると該ヘッドの耐久性を低下させ、 或は印
字の精度を不良にし、 自動取付機では切断が不精確にな
り電線への取付が不確実になるという問題もあった。
鑑み、帯状体をなす各識別表示具上に識別記号を自動的
かつ制御容易に熱印字し得る「電線識別表示具への識別
記号印字装置」を平成3年5月9日付で特許出願し、こ
の装置等により識別記号が印字された帯状体を用いて、
識別片(識別表示具)の装填ならびに取付け操作が確実
かつ容易に行い得る「電線識別片の携帯式自動取付機」
を平成3年7月1日付で実用新案登録出願した。そし
て、印字装置内の印字部への送込み、及び自動取付機内
の表示具装着機構への送込みを円滑かつ容易に行うに
は、表示具繋ぎ部の両側それぞれに舌片を突設し、該舌
片を対向する1対の横U字形レール状の保持枠中で摺動
させることが送込み時の摩擦力を減少する上で好ましい
ことを見いだした。しかし帯状体の射出成形時に発生し
たバリが表示具の表面よりも突出していれば、これが前
記保持枠に引掛かり、その瞬間帯状体が保持枠に対して
傾斜姿勢になる結果、印字装置では表示具上に精確な印
字が出来なくなり、更には、 バリが熱転写式等の印字ヘ
ッドに衝当すると該ヘッドの耐久性を低下させ、 或は印
字の精度を不良にし、 自動取付機では切断が不精確にな
り電線への取付が不確実になるという問題もあった。
【0004】従って、本考案の目的は、上述の電線識別
表示具の帯状体が有していた問題点を解消し、終端の表
示具に至るまで全ての表示具を、上記の印字装置を用い
て正確な位置に精密な識別記号を印字することが出来る
と共に、上記の自動取付機を使用して表示具切離し機構
へ正確に送込み、電線端部に確実に取付けることの出来
るように改良された電線識別表示具の帯状体を提供する
ことにある。
表示具の帯状体が有していた問題点を解消し、終端の表
示具に至るまで全ての表示具を、上記の印字装置を用い
て正確な位置に精密な識別記号を印字することが出来る
と共に、上記の自動取付機を使用して表示具切離し機構
へ正確に送込み、電線端部に確実に取付けることの出来
るように改良された電線識別表示具の帯状体を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するための
本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を用い
て説明すると、本考案の電線識別用表示具の帯状体は、
平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近傍から、部分円
弧状の内面を有した1対の突片(2)が互いに平行に連設
され、該突片(2)の先端縁(3)どうしが互いに平行かつ上
記板状本体部分(1)に対しても実質的に平行であり、該
両先端縁の間に幅が可逆的に拡大縮小可能なクリアラン
ス(4)が形成されてなる表示具(H)が、両側外縁に舌片
(7)が夫々突設されている繋ぎ部(6)を介して、多数平行
に連結されている可撓性合成樹脂製の帯状体(B)であっ
て、終端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を介して追加延設さ
れ、各表示具(H)の長さと同一の幅を有し、且つ両端縁
から突片(2)と同じ側へ該突片と実質的に同じ高さの垂
直折曲部(10a)が連設されてなる耳状延長部(10)が、そ
の両側外縁に上記舌片(7)と実質的に同形同寸の突起片
(10b)を少なくとも1対有していると共に、射出成形で
発生したバリ(11)の全てが、各板状本体部分(1)の表面
を含む面(A)より上部に突出しない状態で凹み(12)の内
部に形成されている。そして、 本考案の一実施態様にあ
っては、 該凹み(12)は、 「左右交互」に前記繋ぎ部(6)
から舌片(7)への移行域において前記面(A)に向かい開放
状に配設されている。 ここに「左右交互」とは、必ずし
も「千鳥」状の配列のみを意味せず、左側に2つの凹み
と右側に1つ又は2つの凹みの反復形成、等々の場合も
含む。
本考案の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を用い
て説明すると、本考案の電線識別用表示具の帯状体は、
平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近傍から、部分円
弧状の内面を有した1対の突片(2)が互いに平行に連設
され、該突片(2)の先端縁(3)どうしが互いに平行かつ上
記板状本体部分(1)に対しても実質的に平行であり、該
両先端縁の間に幅が可逆的に拡大縮小可能なクリアラン
ス(4)が形成されてなる表示具(H)が、両側外縁に舌片
(7)が夫々突設されている繋ぎ部(6)を介して、多数平行
に連結されている可撓性合成樹脂製の帯状体(B)であっ
て、終端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を介して追加延設さ
れ、各表示具(H)の長さと同一の幅を有し、且つ両端縁
から突片(2)と同じ側へ該突片と実質的に同じ高さの垂
直折曲部(10a)が連設されてなる耳状延長部(10)が、そ
の両側外縁に上記舌片(7)と実質的に同形同寸の突起片
(10b)を少なくとも1対有していると共に、射出成形で
発生したバリ(11)の全てが、各板状本体部分(1)の表面
を含む面(A)より上部に突出しない状態で凹み(12)の内
部に形成されている。そして、 本考案の一実施態様にあ
っては、 該凹み(12)は、 「左右交互」に前記繋ぎ部(6)
から舌片(7)への移行域において前記面(A)に向かい開放
状に配設されている。 ここに「左右交互」とは、必ずし
も「千鳥」状の配列のみを意味せず、左側に2つの凹み
と右側に1つ又は2つの凹みの反復形成、等々の場合も
含む。
【0006】また本考案の他の実施態様にあっては、前
記繋ぎ部(6)の表面(a)および前記舌片(7)の表面(b)が各
板状本体部分(1)の表面を含む面(A)よりも前記突片(2)
に近いものとされ、 前記繋ぎ部(6)から舌片(7)へかけて
前記面(A)に向かい開放状に配設された凹み(12)の内部
に、 射出成形で発生したバリ(11)の全てが形成されてい
る。
記繋ぎ部(6)の表面(a)および前記舌片(7)の表面(b)が各
板状本体部分(1)の表面を含む面(A)よりも前記突片(2)
に近いものとされ、 前記繋ぎ部(6)から舌片(7)へかけて
前記面(A)に向かい開放状に配設された凹み(12)の内部
に、 射出成形で発生したバリ(11)の全てが形成されてい
る。
【0007】
【作用】本考案の電線識別用表示具の帯状体は、上述の
ように先願の識別記号印字装置や表示具取付機等への送
込みに適した構造とされている。従って、先ず携帯式自
動取付機を例にとって図面により説明すると、図4に示
すように、該機は携帯に便利なように拳銃に似た形状で
あり、駆動源を含む本体部(A1)、表示具(H)を帯状体(B)
から切断して電線端部へ取付ける装着機構(A2)、及び保
持枠(20)に装填された表示具の帯状体(B)を装着機構(A
2)へ送り込む供給機構(A3)からなる。
ように先願の識別記号印字装置や表示具取付機等への送
込みに適した構造とされている。従って、先ず携帯式自
動取付機を例にとって図面により説明すると、図4に示
すように、該機は携帯に便利なように拳銃に似た形状で
あり、駆動源を含む本体部(A1)、表示具(H)を帯状体(B)
から切断して電線端部へ取付ける装着機構(A2)、及び保
持枠(20)に装填された表示具の帯状体(B)を装着機構(A
2)へ送り込む供給機構(A3)からなる。
【0008】装着機構(A2)は、図5及び図6に示すよう
に、スライド台(14)上を電線端部(D)の載置台(15)に向
かって往復動するロッド(R)と、先端の識別表示具(H1)
を装填すべくスライド台(14)上に配設された挿入部(16)
と、先端表示具(H1)を帯状体(B)から裁断する1対の板
状カッター(17)と、裁断後の表示具のクリアランス(4)
を押し拡げるためのV字形ガイド(18)とで構成されてい
る。
に、スライド台(14)上を電線端部(D)の載置台(15)に向
かって往復動するロッド(R)と、先端の識別表示具(H1)
を装填すべくスライド台(14)上に配設された挿入部(16)
と、先端表示具(H1)を帯状体(B)から裁断する1対の板
状カッター(17)と、裁断後の表示具のクリアランス(4)
を押し拡げるためのV字形ガイド(18)とで構成されてい
る。
【0009】供給機構(A3)は、図5に示すように、本体
部(A1)と挿入部(16)との間でスライド台(14)の一側面に
配設されていて、引張りバネ(25)の付勢に抗しシリンダ
ー(26)により該スライド台(14)に向け間欠的に押し出さ
れる杆体(24)と、その先端に付設したブロック(19)と、
該ブロックに設けた楔形爪片(21)とからなる。 該爪片
は、引張りスプリング(22)で内方へ付勢されつつストッ
パー(23)により係止されている。また、この供給機構の
載置台(15)側には、該機構(A3)に平行に、板バネ(図示
せず)の付勢により、2本の断面U字形でレール状の枠
間に両側縁を挟まれた表示具帯状体(B)を押圧係止する
保持枠(20)が、図6のようにスライド台の側面に沿い載
置台(15)方向への摺動を自在に配設されている。
部(A1)と挿入部(16)との間でスライド台(14)の一側面に
配設されていて、引張りバネ(25)の付勢に抗しシリンダ
ー(26)により該スライド台(14)に向け間欠的に押し出さ
れる杆体(24)と、その先端に付設したブロック(19)と、
該ブロックに設けた楔形爪片(21)とからなる。 該爪片
は、引張りスプリング(22)で内方へ付勢されつつストッ
パー(23)により係止されている。また、この供給機構の
載置台(15)側には、該機構(A3)に平行に、板バネ(図示
せず)の付勢により、2本の断面U字形でレール状の枠
間に両側縁を挟まれた表示具帯状体(B)を押圧係止する
保持枠(20)が、図6のようにスライド台の側面に沿い載
置台(15)方向への摺動を自在に配設されている。
【0010】先ず、各表示具に識別記号(M)を印字ずみ
の帯状体(B)を、図5のように先端がストッパー(32)に
当接するまで上記の保持枠(20)中へ嵌挿しておき、始動
ボタン(S)を押すと、ロッド(R)が載置台(15)に向かい前
進し、その先端が先端識別表示具(H1)をその軸線方向に
押し始め、これに繋がる帯状体(B)を介して保持枠(20)
もバネ(28)による引張り付勢に抗し前進させられる。先
端表示具(H1)は更に前進して1対のカッター(17)を通過
する際に、前後の繋ぎ部(6),(6)から精確に切断分離さ
れ、前部の繋ぎ部(6)はこれに付設された舌片(7)と共に
廃棄されるが、後部の繋ぎ部とそれに続く帯状体(B)の
部分は保持枠(20)に残ったままである。この瞬間に保持
枠(20)に対する拘束は解除され引張りスプリング(28)に
より自動的に図5の原位置ヘ復帰する。分離された先端
表示具(H1)は、更に進んで押し拡げガイド(18)により、
クリアランス(4)が拡開されつつ図6のように予め載置
台(15)に置かれた電線端部(D)へ弾発的に嵌合し取付け
が完了する。その後、ロッド(R)は図5の原位置へ復帰
し、次いで供給機構(A3)の前記杆体(24)の間欠作動が働
いて前記楔状爪片(21)をスライド台(14)方向へ1コマ分
だけ押し下げる。該楔状爪片(21)は帯状体(B)の繋ぎ部
(6)に突設した舌片(7)に係合しているので、帯状体(B)
もスライド台(14)に向け1コマ分だけ押し出され、新た
に先端になった次の表示具(H2)が挿入部(16)へ装填され
て1サイクルを完了する。従って、電線端部(D)を識別
表示具未装着のものと取り替えて再び始動ボタン(S)を
押すことにより該サイクルを必要回繰り返せばよい。
の帯状体(B)を、図5のように先端がストッパー(32)に
当接するまで上記の保持枠(20)中へ嵌挿しておき、始動
ボタン(S)を押すと、ロッド(R)が載置台(15)に向かい前
進し、その先端が先端識別表示具(H1)をその軸線方向に
押し始め、これに繋がる帯状体(B)を介して保持枠(20)
もバネ(28)による引張り付勢に抗し前進させられる。先
端表示具(H1)は更に前進して1対のカッター(17)を通過
する際に、前後の繋ぎ部(6),(6)から精確に切断分離さ
れ、前部の繋ぎ部(6)はこれに付設された舌片(7)と共に
廃棄されるが、後部の繋ぎ部とそれに続く帯状体(B)の
部分は保持枠(20)に残ったままである。この瞬間に保持
枠(20)に対する拘束は解除され引張りスプリング(28)に
より自動的に図5の原位置ヘ復帰する。分離された先端
表示具(H1)は、更に進んで押し拡げガイド(18)により、
クリアランス(4)が拡開されつつ図6のように予め載置
台(15)に置かれた電線端部(D)へ弾発的に嵌合し取付け
が完了する。その後、ロッド(R)は図5の原位置へ復帰
し、次いで供給機構(A3)の前記杆体(24)の間欠作動が働
いて前記楔状爪片(21)をスライド台(14)方向へ1コマ分
だけ押し下げる。該楔状爪片(21)は帯状体(B)の繋ぎ部
(6)に突設した舌片(7)に係合しているので、帯状体(B)
もスライド台(14)に向け1コマ分だけ押し出され、新た
に先端になった次の表示具(H2)が挿入部(16)へ装填され
て1サイクルを完了する。従って、電線端部(D)を識別
表示具未装着のものと取り替えて再び始動ボタン(S)を
押すことにより該サイクルを必要回繰り返せばよい。
【0011】以上のように、帯状体(B)は、舌片(7)を主
体とするその両側縁を2本の断面U字形でレール状の枠
間に挟まれ、板バネ(36)の付勢により保持枠(20)中に押
圧係止されながら、例えばラチェット方式により装着機
構(A2)に送込まれるという方法で使用されているので、
帯状体(B)の表面に何らかの突起があると、その部分が
保持枠(20)に引掛かり、帯状体(B)が斜行する結果、後
工程の切断や電線端部(D)への取付けが不精確になりや
すい。これに対して本考案の帯状体(B)の第1の特徴
は、成型金型のゲート近傍の部分を凹ませることによ
り、射出成形で発生するバリ(11)が、帯状体(B)の表面
から突出することなく、すべて凹み(12)の内部に収納さ
れているので上記のような引掛かりによる悪影響、ある
いは印字ヘッドへの衝当などの恐れは皆無である。
体とするその両側縁を2本の断面U字形でレール状の枠
間に挟まれ、板バネ(36)の付勢により保持枠(20)中に押
圧係止されながら、例えばラチェット方式により装着機
構(A2)に送込まれるという方法で使用されているので、
帯状体(B)の表面に何らかの突起があると、その部分が
保持枠(20)に引掛かり、帯状体(B)が斜行する結果、後
工程の切断や電線端部(D)への取付けが不精確になりや
すい。これに対して本考案の帯状体(B)の第1の特徴
は、成型金型のゲート近傍の部分を凹ませることによ
り、射出成形で発生するバリ(11)が、帯状体(B)の表面
から突出することなく、すべて凹み(12)の内部に収納さ
れているので上記のような引掛かりによる悪影響、ある
いは印字ヘッドへの衝当などの恐れは皆無である。
【0011】また、本考案の帯状体(B)にあっては、終
端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を介して延設された耳状延
長部(10)の両外縁からも、舌片(7)と実質的に同形同寸
の突起片(10b)が突設されているので、終端の表示具(H
e)が保持枠(20)から挿入部(16)へ送り込まれる際にも、
また、終端の表示具(He)が切離される際にも、左右にグ
ラツキを起こす恐れなく確実に処理される。
端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を介して延設された耳状延
長部(10)の両外縁からも、舌片(7)と実質的に同形同寸
の突起片(10b)が突設されているので、終端の表示具(H
e)が保持枠(20)から挿入部(16)へ送り込まれる際にも、
また、終端の表示具(He)が切離される際にも、左右にグ
ラツキを起こす恐れなく確実に処理される。
【0012】このように、本考案一実施態様における帯
状体(B)は、射出成形の際の金型ゲート部に対応した個
所に形成される凹みが、帯状体の左側と右側に交互に配
列されているため、成形時の金型キャビティ内部での溶
融樹脂流動に片寄りや無理がなく、一様な成形品が得ら
れると共に、溶融樹脂注入圧が部分的に過大になること
もないから、発生するバリの大きさ、つまり高さが表示
具板状本体部分(1)の表面(A)よりも高くなる恐れも極め
て小である。 更に、 本考案の他の実施態様にあっては、
凹み(12)が形成される繋ぎ部(6)から舌片(7)への移行域
の表面が前記本体表面(A)よりも突片(2)に近いから、 仮
に万一やや高いバリが生じても、 その上端が該表面(A)
より上方へ突出する恐れも皆無である。
状体(B)は、射出成形の際の金型ゲート部に対応した個
所に形成される凹みが、帯状体の左側と右側に交互に配
列されているため、成形時の金型キャビティ内部での溶
融樹脂流動に片寄りや無理がなく、一様な成形品が得ら
れると共に、溶融樹脂注入圧が部分的に過大になること
もないから、発生するバリの大きさ、つまり高さが表示
具板状本体部分(1)の表面(A)よりも高くなる恐れも極め
て小である。 更に、 本考案の他の実施態様にあっては、
凹み(12)が形成される繋ぎ部(6)から舌片(7)への移行域
の表面が前記本体表面(A)よりも突片(2)に近いから、 仮
に万一やや高いバリが生じても、 その上端が該表面(A)
より上方へ突出する恐れも皆無である。
【0013】
【実施例】以下本考案の実施例について図面に基づいて
説明する。図1は、ポリプロピレンを用いて射出成形法
で作成した電線識別用表示具の帯状体(B)の全体を示し
た斜視図である。
説明する。図1は、ポリプロピレンを用いて射出成形法
で作成した電線識別用表示具の帯状体(B)の全体を示し
た斜視図である。
【0014】図1ないし図3に示すように、各表示具
(H)にあっては、平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近
傍から、部分円弧状の内面を有した1対の突片(2)が互
いに平行に連設され、該突片(2)の先端縁(3),(3)どうし
が互いに平行かつ上記板状本体部分(1)に対しても実質
的に平行であり、該両先端縁(3)の間には拡幅可能なク
リアランス(4)が形成され、該クリアランス(4)の一端側
における両先端縁(3)が該一端へ向かうに伴い漸次互い
に離反する方向に後退したテーパー状の広幅切欠域(5)
を形成している。
(H)にあっては、平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近
傍から、部分円弧状の内面を有した1対の突片(2)が互
いに平行に連設され、該突片(2)の先端縁(3),(3)どうし
が互いに平行かつ上記板状本体部分(1)に対しても実質
的に平行であり、該両先端縁(3)の間には拡幅可能なク
リアランス(4)が形成され、該クリアランス(4)の一端側
における両先端縁(3)が該一端へ向かうに伴い漸次互い
に離反する方向に後退したテーパー状の広幅切欠域(5)
を形成している。
【0015】更に、上記突片(2)は部分円弧状の内面の
内径を大きくした基部(2a)から小内径の延長部(2b)へ漸
次移行している形状であるが、これは電線端部(D)に固
着した導電端子(C)の筒部(T)が電線外径よりも大径であ
ることを考慮したものであるが、 基部(2a)と延長部(2b)
の区別がないストレートな形状であってもよい。尚、板
状本体部分(1)の裏面に、 上記基部(2a)の個所において
突出させた凸部(1a)は、前記導電端子(C)の筒部(T)にお
ける圧着跡凹部(図示せず)へ係合し当該表示具の脱落
を阻止しているものである。
内径を大きくした基部(2a)から小内径の延長部(2b)へ漸
次移行している形状であるが、これは電線端部(D)に固
着した導電端子(C)の筒部(T)が電線外径よりも大径であ
ることを考慮したものであるが、 基部(2a)と延長部(2b)
の区別がないストレートな形状であってもよい。尚、板
状本体部分(1)の裏面に、 上記基部(2a)の個所において
突出させた凸部(1a)は、前記導電端子(C)の筒部(T)にお
ける圧着跡凹部(図示せず)へ係合し当該表示具の脱落
を阻止しているものである。
【0016】帯状体(B)は、各表示具(H)が板状本体部分
(1)の両端部近傍にそれぞれ連設された繋ぎ部(6)を介し
て互いに平行した状態で多数連結されることにより形成
されおり、該繋ぎ部(6)の両側外縁には板状本体部分(1)
の端部よりも外側へ突き出た舌片(7)が夫々連設されて
いる。終端の表示具(He)からは繋ぎ部(6)を介して耳状
延長部(10)が追加延設されていて、該耳状延長部(10)は
各表示具(H)の長さと同一の幅と表示具の約2コマ分に
相当する長さとを有している。また、両端縁からは突片
(2)と同じ側へ該突片と実質的に同じ高さの垂直折曲部
(10a)が連設されいると共に、両側外縁からは上記舌片
(7)と同形で且つ板状本体部分(1)の端部から同じ長さに
外方へ突き出た1対の突起(10b)が配設されている。
(1)の両端部近傍にそれぞれ連設された繋ぎ部(6)を介し
て互いに平行した状態で多数連結されることにより形成
されおり、該繋ぎ部(6)の両側外縁には板状本体部分(1)
の端部よりも外側へ突き出た舌片(7)が夫々連設されて
いる。終端の表示具(He)からは繋ぎ部(6)を介して耳状
延長部(10)が追加延設されていて、該耳状延長部(10)は
各表示具(H)の長さと同一の幅と表示具の約2コマ分に
相当する長さとを有している。また、両端縁からは突片
(2)と同じ側へ該突片と実質的に同じ高さの垂直折曲部
(10a)が連設されいると共に、両側外縁からは上記舌片
(7)と同形で且つ板状本体部分(1)の端部から同じ長さに
外方へ突き出た1対の突起(10b)が配設されている。
【0017】図1〜図3に示す如く舌片(7)から繋ぎ部
(6)への移行域に形成された「すり鉢」状の凹み(12)
は、バリ(11)を板状本体部分(1)の表面(A)より上へ突出
させないためのものであって、射出成形金型のゲート部
近傍の金型部分を隆起させて形成してある。本実施例で
は、繋ぎ部(6)から舌片(7)への移行域に凹み(7)が千鳥
状に配設されている。
(6)への移行域に形成された「すり鉢」状の凹み(12)
は、バリ(11)を板状本体部分(1)の表面(A)より上へ突出
させないためのものであって、射出成形金型のゲート部
近傍の金型部分を隆起させて形成してある。本実施例で
は、繋ぎ部(6)から舌片(7)への移行域に凹み(7)が千鳥
状に配設されている。
【0018】また本実施例では、繋ぎ部(6)の表面(a)が
前記表面(A)よりも若干低く、 しかも舌片(7)の表面(b)
がそれよりも更に一段低くされているから、 万一大きい
目のバリが発生しても、 その先端が凹み(7)の外へでる
こと、 つまり前記本体表面(A)よりも上方へ突出するこ
とはない。
前記表面(A)よりも若干低く、 しかも舌片(7)の表面(b)
がそれよりも更に一段低くされているから、 万一大きい
目のバリが発生しても、 その先端が凹み(7)の外へでる
こと、 つまり前記本体表面(A)よりも上方へ突出するこ
とはない。
【0019】以上本考案の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施で
きる。例えば前記表面(a)と表面(b)の間に段差を設けず
同一面としてもよい。
いて説明したが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構
成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、以下
にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施で
きる。例えば前記表面(a)と表面(b)の間に段差を設けず
同一面としてもよい。
【0020】
【考案の効果】以上のように、本考案の帯状体は射出成
形で発生するバリが各板状本体部分の表面を含む面より
上部に突出しない状態で、凹みの内部に形成されている
から、上述の印字装置と自動取付機の双方において、帯
状体を引っ掛かりなく、 つまりズレなく送込むことがで
き、しかもバリが印字装置の印字ヘッドを損傷すること
もない。 重要な本体部分を避けて左右交互の位置から樹
脂を注入するから注入圧の局部的増大は起こらずバリ発
生及びその大きさを抑制でき、 仮にバリが発生しても、
それらは凹み(12)内部にあるため成形後のバリ取り作業
が不要な点は生産性の面で好都合である。 さらにバリ突
出を防止すべく、 繋ぎ部(6)と舌片(7)とを分厚くし凹み
(12)を深くすれば、 電線装着後に廃棄される材料の割合
が増大するが、 本考案ではそのような不都合はない。 ま
た凹み(12)は非印字対象部位たる廃棄部分に形成されて
いるため、 印字のカケや装着後の表示具本体の美観低下
などの恐れもない。
形で発生するバリが各板状本体部分の表面を含む面より
上部に突出しない状態で、凹みの内部に形成されている
から、上述の印字装置と自動取付機の双方において、帯
状体を引っ掛かりなく、 つまりズレなく送込むことがで
き、しかもバリが印字装置の印字ヘッドを損傷すること
もない。 重要な本体部分を避けて左右交互の位置から樹
脂を注入するから注入圧の局部的増大は起こらずバリ発
生及びその大きさを抑制でき、 仮にバリが発生しても、
それらは凹み(12)内部にあるため成形後のバリ取り作業
が不要な点は生産性の面で好都合である。 さらにバリ突
出を防止すべく、 繋ぎ部(6)と舌片(7)とを分厚くし凹み
(12)を深くすれば、 電線装着後に廃棄される材料の割合
が増大するが、 本考案ではそのような不都合はない。 ま
た凹み(12)は非印字対象部位たる廃棄部分に形成されて
いるため、 印字のカケや装着後の表示具本体の美観低下
などの恐れもない。
【図1】本考案実施例における電線識別用表示具帯状体
の斜視図。
の斜視図。
【図2】図1中のII−II線に沿った断面図。
【図3】前記実施例における電線識別用表示具帯状体の
一部切欠要部側面図。
一部切欠要部側面図。
【図4】本考案帯状体が使用される装置を示した側面
図。
図。
【図5】同装置の始動前の状態を示す一部切欠拡大平面
図。
図。
【図6】同装置の作動中の状態を示す一部切欠拡大平面
図。
図。
【図7】同装置の作動中の状態を示す要部拡大側面図。
(1) 板状本体部分 (2) 突片 (3) 突片の先端縁 (4) クリアランス (5) 広幅切欠域 (6) 繋ぎ部 (7) 舌片 (10) 耳状延長部 (10a) 垂直折り曲げ部 (10b) 突起片 (11) 射出成形のバリ (12) 凹み (H) 識別表示具 (H1) 帯状体先端の識別表示具 (He) 帯状体終端の識別表示具 (A) 本体部分の面 (a) 繋ぎ部の面 (b) 舌片の面 (B) 識別表示具の帯状体
Claims (2)
- 【請求項1】 平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近
傍から、部分円弧状の内面を有した1対の突片(2)が互
いに平行に連設され、該突片(2)の先端縁(3)どうしが互
いに平行かつ上記板状本体部分(1)に対しても実質的に
平行であり、該両先端縁の間に幅が可逆的に拡大縮小可
能なクリアランス(4)が形成されてなる表示具(H)が、両
側外縁に舌片(7)が夫々突設されている左右の繋ぎ部(6)
を介して、多数平行に連結されている可撓性合成樹脂製
の帯状体(B)であって、終端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を
介して追加延設され、各表示具(H)の長さと同一の幅を
有し、且つ両端縁から突片(2)と同じ側へ該突片と実質
的に同じ高さの垂直折曲部(10a)が連設されてなる耳状
延長部(10)が、その両側外縁に上記舌片(7)と実質的に
同形同寸の突起(10b)を少なくとも1対有していると共
に、射出成形で発生したバリ(11)の全てが、各板状本体
部分(1)の表面を含む面(A)より上部に突出しない状態
で、 左右交互に前記繋ぎ部(6)から舌片(7)への移行域に
おいて前記面(A)に向かい開放状に配設された凹み(12)
の内部に形成されていることを特徴とする電線識別用表
示具の帯状体。 - 【請求項2】 平坦な板状本体部分(1)の裏面両端縁近
傍から、部分円弧状の内面を有した1対の突片(2)が互
いに平行に連設され、該突片(2)の先端縁(3)どうしが互
いに平行かつ上記板状本体部分(1)に対しても実質的に
平行であり、該両先端縁の間に幅が可逆的に拡大縮小可
能なクリアランス(4)が形成されてなる表示具(H)が、両
側外縁に舌片(7)が夫々突設されている繋ぎ部(6)を介し
て、多数平行に連結されている可撓性合成樹脂製の帯状
体(B)であって、終端の表示具(He)に繋ぎ部(6)を介して
追加延設され、各表示具(H)の長さと同一の幅を有し、
且つ両端縁から突片(2)と同じ側へ該突片と実質的に同
じ高さの垂直折曲部(10a)が連設されてなる耳状延長部
(10)が、その両側外縁に上記舌片(7)と実質的に同形同
寸の突起(10b)を少なくとも1対有していると共に、前
記繋ぎ部(6)の表面(a)および前記舌片(7)の表面(b)が各
板状本体部分(1)の表面を含む面(A)よりも前記突片(2)
に近いものとされ、 前記繋ぎ部(6)から舌片(7)へかけて
前記面(A)に向かい開放状に配設された凹み(12)の内部
に、 射出成形で発生したバリ(11)の全てが形成されてい
ることを特徴とする電線識別用表示具の帯状体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694991U JPH0650902Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 電線識別用表示具の帯状体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8694991U JPH0650902Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 電線識別用表示具の帯状体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531021U JPH0531021U (ja) | 1993-04-23 |
| JPH0650902Y2 true JPH0650902Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=13901126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8694991U Expired - Lifetime JPH0650902Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 電線識別用表示具の帯状体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650902Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP8694991U patent/JPH0650902Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0531021U (ja) | 1993-04-23 |
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