JPH06509212A - エレクトロルミネセンスシリコン素子 - Google Patents
エレクトロルミネセンスシリコン素子Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
エレクトロルミネセンスシリコン素子
本発明は、エレクトロルミネセンスシリコン素子1ele+l+olamine
+cenl +1lieon device)に係わる。
「光/電子」集積回路における使用のための、シリコンを基体とする発光素子又
はシリコン互換性の発光素子の製造に、大きな関心が寄せられている。こうした
素子の開発を行う過程で、シリコンからの可視エレクトロルミネセンスが、その
状況の幾つかが簡略的に後述される様々な状況において観察されている。
RN+u+un (rシリコンp−n接合からの可視光(“V口1bltLi(
hl tram 5ilicon p−n junction″) J 、 P
hy+、Rew、Vattoo 、p700 (1955) )と、ChYno
velh とMCKt7(rシリコンにおけるなだれ降伏からの光子放出(”P
holon Emisiion I+os^v+l+nche B++gkdo
vn in 5ilico ” ) J 、 Ph7s、 Rev、、 Yo1
102、p369 (1956) )は、バルクシリコンp−n接合(bulk
+1licon p−n 1nnclion)が「なだれ降伏」に至るまで逆方
向ノくイアスミ圧を印加される時に、非常に広い帯域のエレクトロルミネセンス
発光が生じることを論述している。この発光は、約3+Vからl+V未満までを
範囲とし、非常に低効率であり、典型的には電子1つ当たり10−5個の光子で
ある。
二酸化ケイ素層が非常に小さな(50人幅未満)ケイ素クリスタライトを含む「
金属/二酸化ケイ素/ケイ素」構造からの可視エレクトロルミネセンスも、観察
されている。
これは、Di Me「it他によって、論文[小さなケイ素の島を含む二酸化ケ
イ素薄膜におけるエレクトロルミネセンスの研究(”Elecl+olnsin
+tcence 5Indie+ in 5ilicon DioXide F
i1mConl+ining TiB 5ilicon l+l墓nd+ ”
) J (]、^ppl、 Ph7s、。
Vol 56. p401 (198411において論述されている。この場合
も同様に、その発光は非常に低効率であり、典型的には電子1つ当たり10−6
個の光子である。
W Wt+ingとE A Bsn1*minは、論文「シリコンの陽極酸化の
途上のルミネセンス(”Le1n++cene+ du+iB Anodie
0tidztionof 5ilieo” J (1,El+CI+oche!
1. Soc、、 Vol II、p1256+196111 において、バル
クシリコン表面がその表面を酸化することが可能な電解質中て陽極バイアス印加
される時の、そのバルクシリコン表面からの可視エレクトロルミネセンスを論述
している。この場合も同様に、その発光は非常に低効率であり、これに加えて、
その発光は、その界面における化学変化の結果として生じるが故に不安定である
。この分野における更に新しい研究成果が、八P 81目bin他によって、論
文「ケイ素/二酸化ケイ素/電解質の系におけるエレクトロルミネセンススペク
トル(−Elecl+olumineseence 5pecl+@in th
e 5Hlc++5ilicon−5ilicon Dioxide−Elec
l+o171e ” ) J (SowielEleel+oches、、 V
ol 211. p5G? (1984))において論述されている。
^Geeは、論文「電解質と接触しているシリコン陽極における電気化学ルミネ
センス(”Elecl+oehemilna+ine+cencs tl tS
ilicon Anode in Con1xcl with tn Else
l+o171e” ) J (]。
Elecl+aeh!m、Soc、、 Vol 1G?、 p787 (196
[11)において、様々な電解質中で陽極バイアスを受けることによる、パルク
ル型シリコンfbulk p−17pe +1liconl上に化学的に形成さ
れたスティン薄膜(+tgin 111m1からの可視エレクトロルミネセンス
を論述している。この発光は、上記薄膜の陽極酸化の結果として生じ、不可逆的
である。
従って、シリコンからエレクトロルミネセンスを得るための上記の諸方法は、幾
つかの欠点、主に、非常に低い効率又は不可逆性という欠点を有する。これらの
欠点の故に、上記の諸方法は、実際的なエレクトロルミネセンスシリコン素子の
製造には適していない。
最近になって、L T CInb*mは、論文「ウェーハの電気化学的及び化学
的溶解によるシリコン量子ワイヤアレイの製造(”5ilicon Qllll
llllll Wire A+++7 Frb+ic*1ion b7Else
ロo+h+mi+xl lnd CheIIie+l旧++olIllion
of Wtts++″)」(^ppl、 Ph7+、、 Vol 57. p1
046 (199G))において、バルクシリコンウェーハの表面層内における
自立形シリコン量子ワイヤアレイの形成を論述している。自立形ワイヤとは、別
の材料の中に沈められていないか又は埋め込まれてはいないワイヤであると理解
される。このワイヤ自体は互いに絶縁された列である必要はなく、連結されても
よい。量子ワイヤとは、担体の量子閉し込めfqutnlom conlin1
m+nl)がそのワイヤ内で起こるのに十分なたけワイヤ直径が小さいワイヤで
ある。これによる結果は、当該材料(この場合にはシリコン)のバンドギャップ
(b 1n dHp)が大きく増大するということである。可視赤色ホトルミネ
センスが、適切な照射を受けた量子ワイヤアレイから放出される。し、かじ、こ
のようなアレイの抵抗率は高く、従って、従来の集積回路構成要素においてめら
れる低印加バイアス電圧では、こうしたアレイが高度のエレクトロルミネセンス
を生じさせるとは考えられない。この研究は他でも行われており、適切にドーピ
ングされた自立形シリコン量子ワイヤが、適切な電流を維持することが可能であ
り且つエレクトロルミネセンスを示すことが可能である低抵抗率のアレイを与え
るであろうということを、研究者たちが提案し続けてきた。これにも係わらず、
上記のエレクトロルミネセンスの特徴が示されるように適切にドーピングされた
シリコン量子ワイヤは、現在まで報告されてはいない。
本発明の目的は、別の形のエレクトロルミネセンスシリコン素子を提供すること
である。
本発明は、表面が不動態化された量子ワイヤを包含する多孔質領域を含むシリコ
ン材料と、前記多孔質領域内の伝導性材料との複合構造を有し、前記伝導性材料
が、++1 量子ワイヤを通しての電気伝導を増大させるように形成され、
rb)量子ワイヤを非発光性にする程度には、量子ワイヤの表面不動枯化を大き
く劣化させることがなく、lc)量子ワイヤ内の少数担体密度を増大させるよう
に形成される
ことを特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子を提供する。
本明細書で使用される術語「表面不動態化(su+tgcepgs+1yali
on) Jと術語[表面不動態化された(+*+I暑cep+5siviled
) Jは、低密度の無放射再結合中心(non−++d口1iye+ecosb
in暑1ion c+nl+c)を有する表面の形成に関連する。更に詳細な説
明は、PhHRey Letters、Vol 57. p 249. 198
6から得られる。
本発明の実施例が、シリコンの陽極酸化に基づ〈従来技術の素子を特徴付ける安
定性を太き(上回る度合いの安定性を伴って、低バイアス電圧でエレクトロルミ
ネセンスを示すことが観察され−Cいる。
本発明は、1つの側面では、表面不動態化された量子ワイヤを包含する多孔質領
域を含むシリコン材料と、前記多孔質領域内の伝導性材料との複合構造を有し、
前記伝導性材料が、in) 14気的に連続した電流経路が前記多孔質領域を通
って延在することを確保するように形成され、
fbl 量子ワイヤを非発光性にする程には、電子ワイヤの表面不動態化を大き
く劣化させることがなく、f+ilfワイヤの中に少数担体を注入するように形
成されることを特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子を提供する。
本発明は、別の側面では、表面不動態化を伴う量子ワイヤを有する多孔質シリコ
ン層と、伝導性材料との複合構造を有し、前記伝導性材料が、
rg 前記多孔質シリコン層の内部表面の全体に亙って、電気的に連続した電流
経路を形成し、
fbl 前記多孔質シリコン層の表面不動態化を大きく劣化させることがなく、
(c)量子ワイヤの中に少数担体を効率的に注入することが可能である
ことを特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子を提供する。
前記複合構造は、10ボルト以下の、望ましくは5ボルト以下のバイアス電圧を
受けて、少なくとも 1−^c−2の電流密度を維持することが可能であること
が好ましい。
前記伝導性材料は、電解質か、金属か、半金属であってよい。
前記多孔質シリコンは、lx 1018cm−3より大きく且っ 1×lG21
cm−3より大きくはないドープ剤不純物濃度を有する、多量のドーピングが行
われた 口型又は p型のシリコン材料の中に細孔を形成することによって作ら
れることが可能である。或いは、この代わりに、前記多孔質シリコンは、 IX
I(l cm 〜IX to18cm−3の範囲内のドープ剤不純物濃度を有す
る、少量のドーピングが行われた口型又はp型のシリコン材料の中に細孔を形成
することによって作られることも可能である。
本発明は、その別の側面では、表面不動態化を伴う量子ワイヤを含む多孔質シリ
コン層と、伝導性材料との複合構造の形成を含むことを特徴とする、エレクトロ
ルミネセンスシリコン素子の製造方法を提供する。
この複合構造の形成は、」1記多孔質シリコン層の中への金属の電気めっきを含
んでもよく、或いは、その代わりに、上記多孔質シリコン層の中への電解質の注
入を含んでもよい。
本発明は、その別の側面では、
(a)表面不動態化を伴う量子ワイヤを含む多孔質シリコンを形成することと、
(b)L記量子ワイヤを非発光性にすることなしに上記伝導性材料を通る電気伝
導を増大させるように形成された伝導性材料を、上記多孔質シリコンの中に入り
込ませることを含むことを特徴とする、エレクトロルミネセンスシリコン素子の
製造方法を提供する。
伝導性材料を多孔質シリコンの中に入り込ませる上記段階は、その多孔質シリコ
ンの中に伝導性材料を導入するための電気化学的手顛を含むことが可能である。
この段階は、その多孔質シリコンの中に金属を電気めっきすることを含んでもよ
い。
上記多孔質シリコンを形成する上記段階は、I X 10”cs’より大きく且
つI X 10”cm−3より大きくはないドープ剤不純物濃度を有する、多量
のドーピングが行われた口型又はp型のシリコン材料の中に細孔を形成すること
を含んでよい。この代わりに、上記多孔質シリコンを形成する上記段階は、I
X 10”cm−318〜3
〜lXl0c11 の範囲内のドープ剤不純物濃度を有する、少量のドーピング
が行われた口型又はp型のシリコン材料の中に細孔を形成することを含んでもよ
い。
本発明は、上記方法で作られるエレクトロルミネセンスシリコン素子も提供する
。
本発明が更に詳細に理解されるように、以下では、本発明の実施例が、次の添付
図面を参照して、単なる例示として説明される。
図1は、本発明のエレクトロルミネセンスシリコン素子の垂直断面を概略的に示
す。
図2は、量子ワイヤにおける結合性と分岐とを図解する。
図3は、多孔質シリコン層の中に電気めっきされた金属を含む、本発明のエレク
トロルミネセンスシリコン素子の垂直断面を概略的に示す。
図4と図5は、図3による素子と比較基準用の素子とのエレクトロルミネセンス
素子と伝導特性をグラフの形で示す。
図6は、本発明の電気めっきされた素子からのエレクトロルミネセンス発光スペ
クトルと、比較用の多孔質シリコン層からのエレクトロルミネセンス発光スペク
トルとをグラフの形で示す。
図7は、多孔質シリコン層の深さに対応した電気めっきスズの分布をグラフの形
で示ス。
図8(j)は、多孔質シリコン層の非電気めっき区域における電圧に応した電流
の変化を示す。
図8(b)は、多孔質シリコン層のスズ電気めっき区域における電圧に応じた電
流の変化を示す。
図1を参照すると、この図には、本発明のエレクトロルミネセンス素子の断面が
概略的に図解されている。この素子は全体として参照符号10で示される。この
素子は、点線12^で示される当初の上部表面と下部表面12Bとを有する厚さ
400μ−のシリコンウェーハから作られた、シリコン構造物12を含む。こ
のシリコン構造物12は、バルクシリコン層14と多孔質シリコン層16とを含
む。バルクシリコン層14は、原型ウェーハと概ね同一の厚さを有し、一点破線
14^で示されるように垂直方向に縮小された形で示される。多孔質シリコン層
16は、0.1〜50μmの節回内の厚さを有する。厳密に言えば、「層(lI
マC「)」という表現は、層14と層16が析出によって作られるのではないが
故に正しくないが、この術語は、当業では素子の層(+l+*ll1m1 を表
すために一般的に使用される。構造12のようなシリコン構造物の製造は、L
T Cgnl++iによって、論文[ウェーハの電気化学的及び化学的溶解によ
るシリコン量子ワイヤアレイの製造(”5ilieon Qutnlim Wi
re A++s7 Fxb+1cIlion b7Elecl+och!iie
*l 暑nd Chemical Di++olalion of Wsls+
+” ) JfAppl、Phy+、Left、、 Vol 57. 9104
6 (199011において論述されている。この多孔質シリコン層16は、絶
縁された量子ワイヤ18が量子ワイヤ間の細孔20によって画定されるように、
互いに結合する細孔20を形成するために十分に溶解させられる。量子ワイヤ1
8は、バルクシリコン層14から直立している。量子ワイヤ18の形状と幅は一
定不変ではなく、細孔径は量子ワイヤ径よりも大きい。ワイヤ18と細孔20が
、図解を容易にするために、概略的な形で図1に示されている。
第1の実施例では、素子10は、5x B18C1l−3のヒ素ドナー濃闇を有
する、多量のドーピングが行われたn型(lit)シリコン〜エーハから作られ
る。多孔質シリコン層16は78%の多孔度と1311mの厚さを有し、その形
成後に17力月間に亙って空気中でエージングされたものである。この多孔質シ
リコン層16は、紫外光で照射された時に可視(オレンジ色)ホトルミネセンス
を放出した。空気中でのエージングの結果として、バルク層14とワイヤ18と
の露出表面が、酸化された水素化ケイ素の表面層22を有した。層22のような
表面層が、低密度の無放射再結合中心を有するが故に、シリコン量子ワイヤの下
に位置する表面不動枯化をもたらす。ワイヤ18が、シリコン構造物12と組み
合わされた複合「電解質/半導体」構造25を形成するために、電解ff24の
中に浸された。電解質24は、濃度0.5M + O,litを有する’ 2
SOp : N 12 S 2 0 gの水溶液であった。白金電極26が電解
質21中に浸され、オーム接続(Ohmie conneclioo12gが、
バルクシリコン層14に与えられた。
量子ワイヤを含む層16のような多孔質シリコン層は、電解質24が存在しない
時に、高い電気抵抗率を有する。層16を連続媒質として取り扱うことによって
、電気抵抗率が決定されることが可能であり、11060h cllよりも数桁
大きい典型的な抵抗値が、それに関して測定されている。従って、電解質24が
存在しない時には、そのシリコン構造物は、層14と層16とに垂直な矢印29
に対して平行な方向に高い抵抗率を有する。しかし、シリコン構造物12がマイ
ナスであって陰極を形成し、且つ白金電極26がプラスてあり陽極を形成するよ
うに、素子10がバイアス電圧を印加された時には、この素子は、5ボルト未満
のバイアス電圧において、数mACl!−2程度の適切な電流密度を通過させた
。このバイアス極性は、顧方向バイアスが印加されたシリコン構造物I2に相当
した。電流密度を決定するために、多孔質シリコン層16の上部表面の 1C1
12の幾何学的区域が電解質に露出され、この構造物12の他の表面領域はマス
キングされた。この場合には、白金電極と構造物I2の間を流れる電流は数mA
であった。電流密度が、細孔の内側表面積を無視して、「電流」対「幾何学的面
積」の比率として計算された。約1ボルト以上のバイアス電圧の場合には、素子
10のこの実施例は、裸眼で見ることが可能なオレンジ色のエレクトロルミネセ
ンスを放出した。このエレクトロルミネセンス放出は、数時間に亙っての試験時
間内ではエレクトロルミネセンスの減少が観察されなかったが故に、安定してい
ると見なされた。これは、従来技術の類似の構造における陽極酸化に組み合わさ
れたルミネセンスの場合の数秒台の寿命とは対照的である。更に、この試験に使
用されたシリコン構造物12が、その構造物12が電解質24から取り出されて
t+V光に晒された時に、減少することないホトルミネセンスを放出することが
観察された。従って、このエレクトロルミネセンス放出は、時間の経過につれて
強度が低減するエレクトロルミネセンス放出を生じさせる、不動態化表面層22
に対して生じる時間依存的な化学的変化の結果ではなかった。この代わりに、こ
のニレクー トロルミネセノス放出は、ペルオキソ硫酸イオン(S2 0s 2
−)還元によって少数担体(この場合には正孔)を量子ワイヤ18の中に注入し
たことの結果であると考えられる。低印加電圧におけるシリコン基体の素子から
の、裸眼で見ることが可能なエレクトロルミネセンス放出の実現が、従来技術を
凌駕する重要な利点をもたらす。
図2を参照すると、この図には、シリコン構造物32の断面図が概略的に図解さ
れている。この図は正確な縮尺率で描かれてはいない。特徴を明瞭に示すために
、個々の領域の相対的寸法が変えられている。このシリコン構造物32は、35
0〜400μ−の範囲内の厚さのバルクシリコンウェーハの非エツチング部分3
4を含む(一部分しか示されていない)。この部分34は、以下では「ウェーハ
34」と呼ばれる。シリコン量子ワイヤ層36はつ工−ハ34から延び、01〜
504mの範囲内の厚さである。つ工−ハ34は、典型的には直径2.51であ
る量子ワイヤ38のような儒々の量子ワイヤを含む。図2は、ワイヤの結合性と
分岐とを図解し、この図は、図1における多孔質層16内の同じワイヤ18の図
解よりも、細孔の重なり合いによって生じさせられた量子ワイヤをより適切に図
解している。しかし、シリコン量子ワイヤは、この図に図示されてはいない顕微
鏡的な粗さと起伏のある直径とを有することが認められている。
素子IQの第2の実施例は、5x 1O15ce−”のヒ素ドナー濃度を有する
、少量のドーピングが行われたn型In−) シリコンウェーハを用いた。この
実施例では、多孔質シリコン層16は76%の多孔度と 04μ屯の厚さを有し
、電解質中に沈められる前に、17力月間に亙って空気中でエージングされた。
その電解質は上2の実施例で使用されたものと同じであった。 1ボルト以上の
バイアス電圧によって、そのシリコン構造物を陰極として用いて、バイアスが印
加された時に、オレンジ色の可視エレクトロルミネセンスが観察された。
素子10の第3の実施例では、5x 1000cm−”のボロン・アクセプター
濃度をHする、多量のドーピングが行われたp型(p )ノリコンウェーハを用
いた。この実施例では、多孔質シリコン1116は75?6の多孔度と 43μ
mの厚さを有し、電解質中に沈められる前に、15力月間に亙って空気中でエー
ジングされた。その電解質はJ−記の諸実施例で使用されたものと同しであった
。
5ボルト以」−のバイアス電圧によって、そのシリコン構造物を陰極として用い
て、バイアスが印加された時に、オレンジ色の可視エレクトロルミネセンスが観
察された。このバイアス極性は、逆バイアスが印加されたシリコン構造物12に
相当する。
素子lOの第54の実施例では、 5X 1G”811−3のボロン・アクセプ
ター濃度を有する、多量のドーピングが行われた p型(p )シリコンウェー
ハを用いた。この実施例では、多孔質シリコン層16は72%の多孔度と 1.
2μmの厚さを有し、16力月間に亙ってエージングされた。この実施例では、
5ボルト以上のバイアス電圧によって、そのシリコン構造物を陰極として用いる
ことにより、バイアス印加された時に、オレンジ色の可視エレクトロルミネセン
スが同様に生じた。
比較のために、量子ワイヤの有効な密度ををもたらすには低すぎるように意図的
に決定された多孔度を有する点を除いて素fIGと同等である素子が作られた。
この比較用の素子は、5×10”cm’のヒ素ドナー濃度を有する、多量のドー
ピングが行われた n型(n ) ノリコンウエーハから作られた。この素子は
、4496の多孔度と 5μmの厚さを有する多孔質シリコン層16を有し、1
7力月間に亙って空気中でエージングされた。この素子は、素子lOと同一の電
解質と電気接続とを含んでいたが、その多孔質シリコン層の多孔度と厚さの点で
素子1oとは異なっていた。
この素子は、3Gボルトまでのバイアス電圧による陰極バイアスを受けても、可
視エレクトロルミネセンスを示さなかった。更に、この比較用の素子の多孔質シ
リコン層は可視ホトルミネセンスも示さなかった。これは、この素子が(素子1
oの場合の多孔度に比較して)はるかに低い多孔度を有することに起因すると考
えられ、このことは、この素子が絶縁量子ワイヤを有効な崖合いにまで包含する
ことがなかったということを示している。
更に一般的に言えば、シリコン量子ワイヤがその中に沈められる材料は、必ずし
も電解質である必要はなく、半導体か半金属か伝導性ポリマーのような伝導性材
料であってよい。この材料が電解質であるか別の種類の伝導性材料であるかに係
わらず、量子ワイヤに接触する材料は、幾つかの基準を満たさなければならない
。以下で3つの基準が言及される。これらの基準は、本発明の素子への組み込み
に対するその伝導性材料の適合性に関する試験をもたらす。
この伝導性材料は、低温度すなわち 300℃より低い温度において使用可能な
、多孔質シリコン層16の中への溶浸処置に、適合可能でなければならない。
300℃を越える高温度においては、その表面不動態化層22が劣化し、多孔質
層16からのホトルミネセンスが完全に又は部分的に消失することになる。これ
に加えて、このようなより一層高い温度では、多孔質層16が、その層目体を再
形成し始め、ワイヤ18の幅を増大させてワイヤ18の数を減少させる可能性が
ある。従って、担体の量子閉じ込めが失われる可能性がある。しかし、表面不動
態化と量子閉じ込めとが重大な劣化を被らない場合、又は、そした劣化の全てが
後で相殺される場合には、より高温度における素子製造が実現可能である。
上記伝導性材料は適切な伝導性を持たなければならない。しかし、多孔質層の中
への溶浸に適合するためにその伝導性材料が持たなければならない最小バルク伝
導率を画定することは適切ではない。これは、この伝導性材料の伝導率が、バル
ク状態の場合と細孔内の存在の場合との間で相違するからである。複合構造25
(上記シリコン構造物12と上記伝導性材料との組み合わせ)によって維持され
るべき最小電流密度を画定することの方が、より適切である。実際は、この複合
構造25は、1oボルト未満の順方向バイアスにおいて1 sAc+s−2以上
の電流密度を維持するのに十分なだけの伝導性を持たなければならない。この場
合、この電流密度は、上記で説明された通りに測定される。
上記伝導性材料で細孔体積を概ね満たすこと、又は、少なくとも−F記伝導性材
料が下記で説明されるように電気的に連続していることを可能にするのに十分な
だけ伝導性材料を細孔体積内に入り込ませることのどちらかが、可能でなければ
ならない。
伝導性材料に対する電気接点(例えば電極26)とバルクシリコンとの間に、良
好な電気的接続がなければならない。これが実現されるためには、その伝導性材
料が、表面層22を完全に覆う物理的に連続した層を形成する必要はない。例え
ば、上記電極とシリコン構造物12との間に良好な接続を生じさせる伝導性材料
の網状組織を形成することで十分である。重要なことは、伝導性材料24が量子
ワイヤ表面の大部分に対する接触をもたらし、エレクトロルミネセンスの発生の
ために必要とされるようにバイアス下でワイヤ18内を電流が流れることを可能
にするということである。この伝導性材料24は、例えば10ボルト未満の低電
圧において大きな電流密度が複合構造25内を流れることを可能にする。この伝
導性材料24は、電気的に連続した伝導経路が、一方の素子端子(電極26)か
ら他方の素子端子(オーム接続28)へと、伝導性材料24と量子ワイヤ18と
バルクシリコン14とを通って形成されることを確実なものにする。
伝導性材料24は、酸化された水素化ケイ素の表面層22との安定した界面を形
成しなければならず、且つ、その層によって与えられる表面の不動態化を大きく
劣化させることがあってはならない。即ち、多孔質層16は、伝導性材料が細孔
20の中に入り込まされ終わった後も、依然としてホトルミネセンスを生じさせ
ることか可能でなければならない。このことは、伝導性材料の受入れ可能性に関
する好適な品質管理試験をもたらす。
この伝導性材料は、素子1oが低バイアス電圧にある時に、シリコン量子ワイヤ
18内の少数担体の密度の増大をもたらすことが可能でなければならない。この
伝導性材料は、量子ワイヤ18の中に適切な効率で少数担体を注入することによ
って、このことを実現することが可能である。注入効率は、S M Sxeによ
って+Phy+ic+ or Sem1conductor Device+”
、 Wile2 暑nd 5OTII。
Nsw Yolk (1981) p268 において説明されているように、
「少数担体電流」対「適切な接合部を通過する総電流」の比率として定義される
少数担体注入率gを使用して定量化されることが多い。
量子ワイヤ18内の少数担体の密度は、高温担体誘導衝撃イオン化(hot c
s++ie+−1nduced impIcl ion口鳳1ionl によっ
て増大させられることも可能である。高電界によって加速された高温多数担体(
hot mtio+i17 +*++ic+lが、アクロスザバンドギ+ −/
プ[相]イオン化(*c+oi+lh+−btnd Hp 1oni+*fio
nlによって正孔対を生じさせる。
本明細書で使用される術語「少数担体」は、次の原則に基づいて使用される。多
数担体のタイプである特定の担体タイプが、印加バイアス下でシリコン量子ワイ
ヤ18中を流れる電流の大部分の原因である。少数担体は、多数担体とは反対の
符号を有する。本発明の実施例においてエレクトロルミネセンスが量子ワイヤ1
8中に観察されるが故に、少数担体と多数担体の再結合が量子ワイヤ18中で起
こると考えられる。量子ワイヤ18が上記のように高い抵抗率を有するが故に、
量子ワイヤ18は、量子ワイヤがそれから形成された原型シリコンウェーハの電
気的特性を維持していないように見える。従って、バルクシリコン14の多数担
体のタイプ(n型又はp型)は、量子ワイヤ18内に多数担体電流の流れを生じ
させる電荷担体のタイプと同一であっても反対であってもよい。
通常の「金属/半導体」接合(シタットキー接合)は、一般的に、非常に低い少
数担体注入率を示し、即ち、IQ’< 1 <103である。例えば、A CY
YaとE HSnowによって測定されたように([金III/シリコン接点
の少数担体注入(“Mino+117C+++ie+ Ini+elion o
f M+l+l−5ilicon Conlge口 + )」。
5olid 5lsle Electronics、 Vol 12. p15
5(+96911、「金/バルクn型シリコン」接合の場合には、N = 10
”cm−3のドーピングレベルにおいて、低バイアス電圧下でg= 5X 10
’である。
[金属/絶縁体/半導体(Mis) J接合を形成するために金属層と半導体層
との開に薄い絶縁層を組み込むことが、低バイアス下における少数担体注入率を
増大させることが可能である。
2ボルトのバイアスにおける10−1程度のにの値が、最適の厚さの界面酸化物
層を含むバルクMISシリコン構造物に関して報告されている(tl CCt+
dとE H1lbods+ick 、5olid Sl*1eEl+cl+on
ic+、 Vol 16. p365 (19731) o更に高いτ値が、p
−n同種接合(homoiwnclionlとp−n異種接合(hele+oi
wncliomlとを用いて得られることが可能である。S R11o++1s
oaは、 1. A9111Phy+、、 Vol 53. p123 (19
821において、溶液中の特定のイオンからのバルクn型シリコンの中への正孔
注入を定量化した。
ペルオキソ硫酸イオンのような強力な酸化剤が、シリコンの価電子帯端の下方の
正孔状態に関連付けられ、 Ill NH4F中のHF改変0.1M溶液からシ
リコンの中に正孔を比較的効率良く注入する(g =l(1’)。これとは対照
的に、プロトンのような弱い酸化剤は非効率的な正孔注入剤であり、僅かな少数
担体電流しか生しさせない(π〈1θ−5)。
本発明の素子では、少数担体は伝導性材料24からシリコン量子ワイヤI8の中
に注入されなければならない。」二記の公表データは、様々な状況下のバルクシ
リコンに関するものであって、シリコン量子ワイヤの中への少数担体の注入に関
するデータは公表されていない。しかし、材料24は、10ボルト以下のバイア
ス電圧において10−4以上の、ワイヤ18の中への注入率gを生じさせること
が可能でなければならない。IOボルト以下のバイアス電圧において注入率gが
10−4以上である材料は、本明細書の目的に適った少数担体の効率的な注入を
可能にする。
本発明の素子は、IX IQ”cm’より大きく且ツLX I(1”c@’より
大きくはないドープ剤不純物濃度を有する、多量のドーピングが行われた n型
又は p型のシリコン材料から作られることが可能である。或いは、この代わり
に、本発明の素子は、 1×l G ” c ffi’−3〜1×1018イ3
の範囲内のドープ剤不純物濃度を有する、少量のドーピングが行われた n型又
は p型のシリコン材料から作られることも可能である。
図3を参照すると、この図には、金属被覆の形で伝導性材料を含む、参照符号4
0によって全体的に示された本発明の素子が、概略的に示されている。素子40
の横方向の外側領域は、参照符号40^で示される波形の縁で示されるように省
略されている。素子10は、図1と同様の理想化された形状で示される。
素子40は、バルクシリコンウェーハ44と多孔質シリコン層46とを有するシ
リコン構造物42を含む。ウェーハ44は、点線44^によって示されるように
縮小された中央領域を有する。多孔質層46は、金属48によって電気めっきさ
れ、この金属48は上記の諸実施例の電解質24に取って代わる。多孔質層46
は、参照符号52て示されるような界面酸化物層をその各々が有する、参照符号
50で示されるような量子ワイヤを含む。金属48は酸化物52上に眉を形成し
、穴54のような不連続部分をその層上に存する。多孔質層46の上には、半透
明な伝導性電極層56が載り、ウェーハ44がオーム接点(Oh1+ eonl
xcl)5gを有する。
素子40の第1の実施例が、4×1O18c11−3のボロンアクセプター濃度
を有するp+ンノリンウエーハから、次のように作られた。ウェーハを、同体積
割合のエタノールとr HF/水」溶液<ha重量%のl(Fを含む)とを含む
電解質(以下では電解質Iと呼ばれる)の中で陽極酸化した。この陽極酸化は、
暗闇の中で15秒間に亙って 100a+Aei−2の電流密度で行われた。こ
れは、厚さ 1μmの多孔質層46を生じさせ、この後で、この多孔質層+6ヲ
210℃で20分間に亙って空気中でアニーリングした。この多孔質層46は、
UV照射を受けて可視ホトルミネセンスを示した。この後で、多孔質層46の上
部表面を、9■2の区域だけを露出させるようにマスキングした。10π■/リ
ツトルのAυC13と29π■/リツトルのNIctとを含む水溶液から多孔質
層46の上記区域の中へ金を電気めっきした。白金陽穫が使用された。
10mAcm’の電流密度を、45秒間に亙って加えた。これにより、約02μ
mの厚さの金薄膜が、その上部に金めつき多孔質シリコンの複合体を生じさせた
。
素子4Gのこの第1の実施例のエレクトロルミネセンス特性と電気特性とが、図
4と図5とに別々に示されており、これらの図では、これらの特性が、電気めっ
き金が存在しない場合の多孔質層46とノリコーンウェーハ44の特性と比較さ
れている。いずれの場合も、透明電極が各々の多孔質層の上部表面上に付着させ
られ、一方の場合には、金めつき領域の上に付着させられている。両方の場合と
も、透明電極とウェーハ上のオーム接点との間にバイアス電圧が加えられ、この
透明電極はプラスであり、オーム接点はマイナスであった。電流が流れる間、多
孔質層46からのエレクトロルミネセンス放出が、光電子倍増管を使用して監視
された。
図4では、光電子倍増管電流によってナノアンペア単位で表示すれたエレクトロ
ルミネセンスが、バイアス電圧に対比してプロットされている。グラフ60は本
発明の金めっきされた実施例に係わり、グラフ62は比較用の非めっき多孔質層
に係わる。
グラフHは、この金めっきされた実施例が3ボルトを越えるバイアス電圧でエレ
クトロルミネセンスを示し、このエレクトロルミネセンスはバイアス電圧の増大
に応じて急速に増大するということを示している。グラフ62は、上記非めっき
多孔質層が、lOボルトを下回るバイアス電圧では僅かなエレクトロルミネセン
スしか示さず、そのエレクトロルミネセンスは、バイアス電圧が10ボルトを越
えて増大していくに応じて緩慢に増大するだけであるということを示している。
この非めっき多孔質層は、−に記の金めっきされた実施例によって僅か約8ボル
トのバイアスで示されるエレクトロルミネセンスを放出するために、60ボルト
のバイアスを必要とする。
図5では、グラフ64が、本発明の金めっきされた実施例の場合の、バイアス電
圧に対比した電流(ナノアンペア単位)を示し、グラフ66が、比較用の非めっ
き多孔質層の場合の、バイアス電圧に対比した電流(ナノアンペア単位)を示し
ている。これらのグラフは、金めっきされた実施例が、比較用の非めっき多孔質
層よりもはるかに高い伝導率を有するということを示している。
図6を参照すると、この図には、上記の本発明の金めっきされた実施例の場合の
、波長(lTIll)に応じてプロットされたエレクトロルミネセンス放出(任
意の単位)のグラフ70が示されている。グラフ70は、エレクトロルミネセン
ス放出の大部分が、760nmを中心とする 550〜850Imの範囲内であ
ることを示している。H! −Cd レーザからの青色光が、上記の比較用の非
めっき多孔質層からホトルミネセンスを得るために使用され、これによって、図
6の第2のグラフ72が与えられた。グラフ72は、めっき金属が存在しない時
のエレクトロルミネセンス放出の大部分が、66[1++1mを中心とする 5
50〜790Iの範囲内であるということを示している。従って、比較用の非め
っき多孔質層のホトルミネセンスに比較して、エレクトロルミネセンス放出のス
ペクトルの範囲が、より一層広く、そのエレクトロルミネセンス放出が、より長
い波長にシフトされている。グラフ70とグラフ72の両方は、強度値全体のピ
ーク強度で実際強度を割り算することによって計算された、正規化された強度値
を有する。
既に言及したように、素子4Gの第1の実施例は、多孔質層の上に載る厚さ02
μmの金薄膜を有するものであるが、この金薄膜は、可視光に対する透明性を得
るという観点からは不必要に厚いものである。上に載る金薄膜を取り除くために
、この複合体に、低エネルギーのアルゴンイオンによりエツチングを行った。こ
れは、青色レーザ照射によって多孔質層46から得ることが可能な可視ホトルミ
ネセンスを著しく増大させた。
素子40の第2の実施例が、8X IQ18es−3のヒ素ドナー濃度を有する
n+シリコンウェーハから、次のように行なわれた。このウェーハを、暗室の
中で10分間に亙って電流密度7511AC1−2において電解1i■の中で陽
極酸化した。この後で、ウェーハを、同体積割合のエタノールとr IIF/水
」溶液(20重量%の)IFを含む)とを含む第2の電解質の中で、6時間に亙
って27℃において化学溶解させた。この後で、このウェーハを空気中で2時間
に亙って200℃でアニーリングした。フーリエ変換赤外性光分FfrfFTI
R+は、このアニーリング段階が露出シリコン表面上にケイ素酸化物層を生しさ
せることを示している。この一連の段階は、UV照射を受けて可視ホトルミネセ
ンスを示す多孔質層46を生しさせた。その後で、この多孔質層の上部表面を、
9ni2の区域だけを露出させるようにマスキングした。lOg■/リットルの
AlICl3と2.9!II/リツトルのNIC1とを含む水溶液から多孔質層
46の−L紀区域の中へ金を電気めっきした。1■^C園−2の電流密度を、1
0分間に亙って加えた。これにより、幾分か変色した金薄膜が、その上部に金め
つき多孔質シリコンの複合体を生じさせた。上記の実施例に関して説明したよう
に電極付与後にバイアスを印加することによって、この実施例からもエレクトロ
ルミネセンスが得られた。
本発明の更に別の実施例は、酸化物層52を生じさせるためのアニーリングが行
われなかった点を除いて、素子40と同等である。この実施例は、8X 101
8cm’のヒ素ドナー濃度を有する11+ シリコンウェーハから次のように行
われた。このウェーッ・を、暗室の中で10分間に亙って電流密度7.5mAc
m−2において電解質Iの中で陽極酸化した。この後で、ウェーッ1を、電解質
Iの中で、5時間に亙って27℃において化学溶解させた。この一連の段階は、
Uv照射を受けて可視ホトルミネセンスを示す多孔質層を生しさせた。その後で
、この多孔質層の上部表面を、9mm2の区域だけを露出させるようにマスキン
グした。13g11/リツトルのSnSO4と 0.4gm/リットルのゼラチ
ンと tl、 21m/リットルのβナフテンと50体積%のエタノールとを含
む酸性TFI2So4)水溶液から、多孔質層66の上記区域の中にスズを電気
めっきした。純粋スズ陽極が使用された。 1sAe■−2の電流密度を、30
分間に亙って加えた。これにより、灰色のスズ薄膜が、その上部にスズめっき多
孔質シリコンの複合体を生じさせた。
この複合体を 110℃において10分間に亙って乾燥した。上記の諸実施例に
関して説明されたように電極付与後にバイアスを印加することによって、この実
施例からもエレクトロルミネセンスが得られた。
厚さ約51の多量にドーピングされたn型シリコンの多孔質層の中へのスズ電気
めっきが、深さに応じたスズの分布の均一性を調べるために行われた。
容認可能な深さ均一性を得るように多孔質シリコンの中に金属を電気メッキする
ことは、困難であることが知られている。
このことは、RHe+inoとP IsnとG Bomehilによって、論文
[多孔質シリコン上のニッケルめっき(“N1ckel Pls目n(onPo
+oo+ 5ilicon” ) J (+、 Eleel+oehes、So
c、 : 5olid−StaleScisllce and Teehnol
oB、 Vol 132. p2513 (19851)において論述されてい
る。彼らの結果は、約1μ−を越える厚さの多孔質層全体に亙ってニッケルのニ
ッケルの均一な深さ分布を得る上で、彼らが困難に直面したということを示して
いる。
深さに応した金属析出物の均一性を調べるために、エージングされた多孔質シリ
コン試験層(多孔度64%)と純粋スズ陽極とを、HCI/5nC12電気めっ
き液の中に浸した。そのシリコンに陰極を形成するのに適した極性のバイアス電
圧を印加した。
約8時間をかけて電流密度を数μ八〇m−2から数−へc霞−2へと漸進的に増
加した。
図7を参照すると、この図には、比較的厚い多孔質シリコン試験層の全体に亙っ
てのスズ分布を示す二次イオン質量分析(SIMS+の結果が、グラフの形で示
されている。曲線80は、厚さに応じた3°S1の分布を示し、曲線82は 1
16Snのそれを示し、曲$1![1(は 118Snのそれを示し、曲線86
は 120Snのそれを示す。曲線80は、上記多孔質試験層の厚さに対応する
点に凹み801を有する。曲線82.84.86は、上記多孔質試験層の厚さの
より大きな部分に、スズが非常に均一に析出したということを示している。SI
MSは干渉の影響を受けやすい。この使用におけるSIMSの信頼性を検査する
ために、多孔質シリコン試験層の厚さの内部における[測定された 120Sn
」対[測定された 118Sn、の比率を計算した。この比率が、自然発生した
スズに関して適正である14であることが発見された。
電気めっきを行う前に、この多孔質シリコン試験層は、紫外光を受けて可視ホト
ルミネセンスを示した。スズで電気めっきされた後でも、その多孔質シリコン試
験層は依然としてこのホトルミネセンスを生しさせたが、このことは、その多孔
質シリコン試験層の表面不動態化が上記処理によって、さほど大きく劣化させら
れていないということを示している。
この多孔質シリコン試験層の電気的特性も調べられた。各々の場合にその試験層
を介した電気接続を形成することが可能となるように、アルミニウム小片を、そ
の試験層の非めっき済試料とめっき済試料の両方に対して250℃で焼結した。
図8を参照すると、この図には、試験層の(1)非めっき済区域と(bl めっ
き済区域とに関する「電流j対「電圧」のグラフが示されている。非めっき済区
域とめっき済区域とに関する比較結果は、その試験層の伝導率が、めっき済区域
の方が著しく大きいということを示している。例えば、+8Vバイアスにおいて
試験層の非めっき済区域を通って流れる電流は、図8(I)に線90によって示
されるように、01μ人台である。これとは対照的に、試験層のめっき済区域に
関する同等の電流は、図8(b)に線92によって示されるように、101八台
である。従って、めっき済区域を通る電流は、非めっき済区域を通る電流の10
5倍の大きさである。
このことは、多孔質シリコン層の中に電気めっきされたスズが前述のように電気
的に連続した層を形成するということを明白に示している。しかし、そのスズが
シリコン量子ワイヤの間の細孔を満たす度合い、又は、そのスズが表面不動態化
層を覆う変合いは、分かっていない。
量子ワイヤを含む多孔質シリコン層の中に金属を電気めっきするための方法は、
金とスズの含浸に限定されるものではない。
しかし、金属の電気的に連続した層が形成されるためには、使用される電気めっ
き液が、電気毛管現象が生じる時に少なくともバイアスを受けて、細孔を十分に
湿らせる必要がある。
場合によっては、電気めっきを、多孔質シリコン層のエツチングによる量子ワイ
ヤアレイの形成に使用される溶液と同じ溶液の中で行うことも可能である。これ
は、デリケートなシリコン構造物をがエツチング液から取り出し、更に別の処理
が行われる前に乾燥させることを必要としないという利点を与える。
更に、電気めっき金を含む実施例に関して上記で示されたように、表面不動態化
は、部分的な電気化学的処理と、これに続く、空気中か又は別の種類の気体媒質
もしくは蒸気媒質の中でのエイジング又はアニーリングとによって行われる代わ
りに、そうした電気化学的処理だけによって全て行われることが可能である。
()本5 L4 J・1ネ与・)手1こV)奢りY′1★ン1to4乙1丁(■
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国際調査報告
1m1111^″′S″H″″ PCT/6F1 0210OS47−−^、M
m−N−PCT/GB 92100547+−+ −…−−+ ^5si−1−
−s−PCT/GB 9210い547^N)−4^NG ^NNEX ^NN
E:XE:フロントページの続き
(72)発明者 レオン、ウエン・イーイギリス国、ウスターシャー・ダブリュ
・アール・14・3・ピー・ニス、マルバーン、セント・アントリユース・ロー
ド(番地なし)、ディー・アール・エイ・エレクトロニクス・ディビジョン・ア
ール・ニス・アール・イー気付
(72)発明者 コックス、ティモジ−・イングラムイギリス国、ウスターシャ
ー・ダブリュ・アール・14・3・ピー・ニス、マルバーン、セント・アントリ
ユース・ロード(番地なし)、ディー・アール・エイ・エレクトロニクス・ディ
ビジョン・アール・ニス・アール・イー気付
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.表面不動態化された量子ワイヤ(18)を包含する多孔質領域(16)を含 むシリコン材料(12)と、前記多孔質領域(16)内の伝導性材料(24)と の複合構造(25)を含み、前記伝導性材料(24)が、(a)前記量子ワイヤ (18)を通しての電気伝導を増大させるように形成され、 (b)前記量子ワイヤ(18)を非発光性にする程には、前記量子ワイヤの表面 不動態化(22)を大きく劣化させることがなく、(c)前記量子ワイヤ(18 )内の少数担体密度を増大させるように形成される ことを特徴とする前記エレクトロルミネセンスシリコン素子。 2.表面不動態化された量子ワイヤ(18)を包含する多孔質領域(16)を含 むシリコン材料(12)と、前記多孔質領域(16)内の伝導性材料124)と の複合構造(25)を含み、前記伝導性材料(24)が、(a)電気的に連続し た電流経路が前記多孔質領域(16)を通って延在することを確保するように形 成され、(b)前記量子ワイヤ(18)を非発光性にする程には、前記量子ワイ ヤの表面不動態化(22)を大きく劣化させることがなく、(c)前記量子ワイ ヤ(18)の中に少数担体を注入するように形成される ことを特徴とする前記エレクトロルミネセンスシリコン素子。 3.表面不動態化(22)を伴う量子ワイヤ(18)を有する多孔質シリコン層 (16)と、伝導性材料(24)との複合構造(25)を含み、前記伝導性材料 (24)が、 (a)前記多孔質シリコン層(16)の内側表面の全体に亙って、電気的に連続 した層(24)を形成し、 (b)前記多孔質シリコン層(16)の表面不動態化(22)を大きく劣化させ ることがなく、 (c)前記量子ワイヤ(18)の中に少数担体を効率的に注入することが可能で ある ことを特徴とする前記エレクトロルミネセンスシリコン素子。 4.前記複合構造(25)が、10ボルト以下のバイアス電圧を受けて、少なく とも1mAcm−2の電流密度を維持することが可能であることを特徴とする請 求項1、2又は3に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 5.前記複合構造(25)が、5ボルト以下のバイアス電圧を受けて、少なくと も1mAc−2の電流密度を維持することが可能であることを特徴とする請求項 4に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 6.前記伝導性材料が電解質(24)であることを特徴とする請求項1から5の いずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 7.前記伝導性材料が金属(48)又は半金属であることを特徴とする請求項1 から5のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 8.前記多孔質シリコン(16、46)が、1×1018cm−3より大きく且 つ1×1021cm−3より大きくはないドナー濃度を有する、多量のドーピン グが行われたn型バルクシリコン材料から延びることを特徴とする請求項1から 7のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 9.前記多孔質シリコン(16、46)が、1×1011cm−3〜1×101 8cm3の範囲内のドナー濃度を有する、少量のドーピングが行われたn型バル クシリコン材料から延びることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記 載のエレク3口ルミネセンスシリコン素子。 10.前記多孔質シリコン(16、46)が、1×1018cm−3より大きく 且つ1×1021cm−3より大きくはないアクセプター濃度を有する、多量の ドーピングが行われたp型バルクシリコン材料から延びることを特徴とする請求 項1から7のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 11.前記多孔質シリコン(16、46)が、1×1011cm−3〜1×10 18cm−3の範囲内のアクセプター濃度を有する、少量のドーピングが行われ たp型バルクシリコン材料から延びることを特徴とする請求項1から7のいずれ か一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子。 12.表面不動態化(22)を伴う量子ワイヤ(18)を有する多孔質シリコン 層(16)と、伝導性材料(24)との複合構造(25)を形成することを含む ことを特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子の製造方法。 13.前記複合構造の形成が前記多孔質シリコン層(46)の中への金属(48 )の電気めっきを含むことを特徴とする請求項12に記載のエレクトロルミネセ ンスシリコン素子の製造方法。 14.前記複合構造の形成が前記多孔質シリコン層(16)の中への電解質(2 4)の導入を含むことを特徴とする請求項12に記載のエレクトロルミネセンス シリコン素子の製造方法。 15.エレクトロルミネセンスシリコン素子の製造方法であって、(a)表面不 動態化(22)を伴う量子ワイヤ(18)を含む多孔質シリコン(16)を形成 することと、 (b)上記量子ワイヤ(18)を非発光性にすることなしにその伝導性材料(2 4)を通しての電気伝導を増大させるように形成された伝導性材料(24)を、 上記多孔質シリコン(16)に入り込ませること を含むことを特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子の製造方法 16.伝導性材料(48)を前記多孔質シリコンに入り込ませる前記段階が、前 記多孔質シリコン(46)の中に前記伝導性材料(48)を導入するための電気 化学的手順を含むことを特徴とする請求項15に記載のエレクトロルミネセンス シリコン素子の製造方法。 17.前記電気化学的手順が、前記多孔質シリコン(46)の中に金属を電気め っきすることを含むことを特徴とする請求項16に記載のエレクトロルミネセン スシリコン素子の製造方法。 18.前記多孔質シリコン(16)を形成する前記段階が、1×1018cm− 3より大きく且つ1×1021cm−3より大きくはないドナー濃度を有する、 多量のドーピングが行われたn型シリコン材料の中に細孔を形成することを含む ことを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載のエレクトロルミネ センスシリコン素子の製造方法。 19.前記多孔質シリコンを形成する前記段階が、1×1011cm−3〜1× 1018cm−3の範囲内のドナー濃度を有する、少量のドーピングが行われた n型シリコン材料の中に細孔を形成することを含むことを特徴とする請求項12 から17のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子の製造方 法。 20.前記多孔質シリコンを形成する前記段階が、1×1018cm−3より大 きく且つ1×1021cm−3より大きくはないアクセプター濃度を有する、多 量のドーピングが行われたp型シリコン材料の中に細孔を形成することを含むこ とを特徴とする請求項12から17のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセ ンスシリコン素子の製造方法。 21.前記多孔質シリコンを形成する前記段階が、1×1011cm−3〜1× 1018cm−3の範囲内のアクセプター濃度を有する、少量のドーピングが行 われたp型のシリコン材料の中に細孔を形成することを含むことを特徴とする請 求項12から17のいずれか一項に記載のエレクトロルミネセンスシリコン素子 の製造方法。 22.請求項12から21のいずれか一項に記載の方法によって製造されること を特徴とするエレクトロルミネセンスシリコン素子。
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