JPH06509560A - タクサン類を単離するための方法および組成物 - Google Patents
タクサン類を単離するための方法および組成物Info
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- JPH06509560A JPH06509560A JP4510889A JP51088992A JPH06509560A JP H06509560 A JPH06509560 A JP H06509560A JP 4510889 A JP4510889 A JP 4510889A JP 51088992 A JP51088992 A JP 51088992A JP H06509560 A JPH06509560 A JP H06509560A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
タフサン類を単離するための方法および組成物発明の技術分野
本発明は、再生可能な植物源から粗製タフサン混合物を得るための方法および組
成物、並びにこのようなタフサン混合物および組成物を生成して特定のタフサン
類を得る方法に関する。より詳細にいえば、本発明はタフサン類の含量が維持さ
れるように植物を処理する方法に関する。本発明はまた、溶媒を用いて植物から
タフサン類を抽出し、水性溶媒中に粗製タフサン混合物が存在するタフサン類の
粗製混合物を製造する方法に関する。加えて、本発明は正常相クロマトグラフィ
ーを用い、粗製タフサン混合物から特定のタフサン類を精製する方法に関する。
発明の背景
タフサン類(tiX2net )は、タフサン核を有するアルカ口・イトである
。二のタフサン核は下記に示す3環構造を具備しており、」、5.12.15.
15−ペンタメチル−トリシクロ[93゜10”1ペンタデカンとしても定義さ
れる。
文献においては、少なくとも56種類の異なったタフサン類が同定されている。
例えば1980年に、R,W、 Mi tierは公知のイチイ属アルカロイド
類(Hxus glkxloids )および他のタフサン誘導体を研究し、こ
れら化合物の構造式、HNMRデータ、MSデータおよびX線データを報告した
論文を著した。
J、 Nat、 Prtd、 43 (4) :425−437 (1980)
に掲載されたR、W、Millzrのこの論文は、参照として本明細書中に組み
込まれる。以下の刊行物もまた、参照として本明細書中に組み込まれる。これら
刊行物はタフサン類を同定し、且つ説明している。
−M、G、Bsgle7. E、A、Ftetknall、and G、Pxt
tu+dCn。
Ac1a Crystallogr、 40. 1745(1984) ;φD
、 P、 Delta Cps! deMarcano ud T、 G、 B
a1sxll。
Chem、Comm、 1382(1970) ;φD、 G、I、 King
ston、 D、^、Hxwkins、and L、Ovingjon。
7、Nat、Prod、 45.446(19g2) ;eF、Gusrill
!−Vosglein、 D、Gutoird、and P、Po1ter。
1Na1.P+od、50(1)、9−11(1987) :ΦB、L7thg
oe in ”TbeAlkaloids″’ Ed、 by R,H,F、M
xn+に*。
Vol、 10.^cadpmic Press、 New York 196
8. pp、 597−626 ;−D、 P、 Dslla Ca5a ds
Mxrcano and T、 G、 1lalsall。
Cbem、 Commun、 1381 (1970) ;−V、Sc++il
h、 S、BIechert、 M、Co11n、 D、Gutna+d、 F
、Pieoj。
P、Potirr、and P4arenne。
J、Na1.P「od、 47(1)、pp131−137(1984) ;―
l、L、McLaughlin、 R,W、Millu、 R,G、Powsl
l andC,R,Sm1th、 Jr、 。
J、Nat、Prod、44:321−19(1981)−D、 P、 Del
lx CJI! dt Mxrexno xnd T、 G、 1111111
1゜Chem、 Comm、 、 365 (1975)・C,El、0Iiv
er Euang、D*yid G、 l、Kingslon。
Nexl F、Mxgri、G、Samarxna7akexnd F、E、B
o@tncr。
J、Na1.Prod、49(4):665−669(1986)タフサン系分
子は強力な抗腫瘍活性を有している。一般に、抗腫瘍活性について研究されたタ
フサン類は、卵巣癌および白血病の治療に用いられている。タフサン類は、チュ
ーブリンの重合を誘導し、タフサン感受性細胞に対して抗増殖作用を有する極め
て安定で且つ非機能的な微小管を形成することによって、その抗腫瘍活性を発揮
すると思われる(Eric K。
ン分子の中で、抗腫瘍活性について最もよく研究されているのはタフソールCl
ll0I) 、セファロマニン(c*phxlomxnnin*)、デスアセチ
ルセファロマニン(dssxc!t71cephalomxnnine)、バッ
カチンm (t+accalin III)、IO−デスアセチルバラ力チンm
(10−dssacr171 baccalin III)及び1Fデスアセ
チルタクソール(10−+1esacs171taxol)である。これらタフ
サン類の構造を下記に示す。
occC@H。
R,=OH: 10−デスアセチルバッカチン■10−デスアセチルタクソール
R,=AC,R2=CH3CH=C(CH3):セファロマニン
R,−OH,R2=CH3CH=C(CH3):IO−デスアセチルセファ0マ
ニン
タクソールとして公知のタフサン化合物が、最初に、成長の遅い針葉樹である西
洋イチイ(vrsltrn 7ew)のタフサス・、 (1971) によって
明らかにされた。
シル類の濃度は極めて低い(例えば、タフソールは樹皮の乾燥重量を基準として
約0.004%〜約0.02%の濃度で存在する)ため、研究目的に必要とされ
る通常の量のタフサン類を製造するためてさえ、大量の樹木を伐採しなければな
らない。更に、野生の樹木は非常に異なった条件下で成育するため、樹皮中に産
生されるタフサン類の濃度レベルには著しい変化がもたらされる。加えて、野生
樹木の集団は森林火災、周年の季候変化、異なったケモタイプ(chemoty
pe)の野生集団におけるタフソール含量の天然の変化のように、多くの不確実
性および危険をはらんでいるため、タフサン類の供給源としては信頼性に乏しい
。野生植物の伐採に関する環境問題の観点からの批判が増大していることも、タ
フサン類の充分な供給るという事実である。このような伐採によって、疾病およ
び害虫に対する耐性、耐寒性、高成長率、並びに日光、極度の干ばつや洪水に対
する耐性、タフソール/タフサンの高含量といった特性を与える蛋白をコードし
ている野生型遺伝子の喪失がもたらされるかも知れない。これらの野生型遺伝子
を保存することは、タフソールおよび他のタフサン類のコスト的に効果的な製造
を長期的に開発するためには(植物栽培、組織培養または遺伝子改変微生物の何
れの手段を用いるとしても)、極めて重要であろう。将来的な生産戦略において
、野生型の生殖質は重要な役割を果たすであろうから、野生集団を保存すること
は、タフソール及び他のタフサン類を製造するための開発戦略にとって必須の要
素とみなされなければ供給しか得られないので、タフソールの臨床実験は、数少
ない特定の化学療法的応用のみに制限されてきた。また、予測可能な費用で得る
ことができると共に、安定でかつ信頼できるタフソールの供給源が存在しなけれ
ば、その臨床的利用は著しく妨げられるであろう。維持することが可能で、しか
も経済的且つ信頼できるタフサン類の供給源を開発することが緊急の課題である
。
タフソールの癌化学療法剤としての潜在的可能性、並びにタフソール分子の構造
的複雑さに刺激されて、その新規な合成に向けて多くの努力がなされてきた。し
かしながら、タフソール分子の複雑さは、容易に入手可能な原料からのタクソ−
ルの全合成は経済的に実行し得ないことを示唆している。
タフサン環骨格の合成は、R,A、Ho1lon el !1. によって、J
ournal ol tbt Ame+1cin Chemicxl 5oci
elY、 1065731(1984)及び同書Vo1.110. pH,65
58−6560(1988)に報告された。
しかしながら、これらの合成は、最終生成物が有効な抗腫瘍剤として作用する充
分な薬理学的活性を欠いている点で不完全なものであった。
T、 bxccataの葉から単離されたより豊富な前駆体(1g/新鮮な葉1
kg)でちる10−デスアセチルバラ力チン■を用いたタフソールの半合成が、
フランスの研究者によって報告よるヨーロッパ特許出願箱0253278号およ
びCo11n el al。
によるヨーロッパ特許出願箱0253739号は、10−デスアセチルバソ力チ
ン■からのタフソールの半合成に言及している。
これらの方法はタフサン誘導体を出発物質に用いており、従って、このような方
法は、植物源からタフサンを単離および精製し、続いて精製したタフサンをタフ
ソールに変換する必要があるという欠点を有している。このようなタフソールの
多段階製造は、タフソールを植物原料から直接単離するよりも費用がかかる。
タフソールのようなタフサン類を、植物原料から単離する新しい技術を開発する
ための努力が行なわれている。しかしながら、再生可能な供給源からのタフサン
の充分な抽出を与える方法は、現時点では未だ報告されていない。例えば、M、
C,Wani sl at、journal of the Americxn
ChemicxlSocie17. Vol、93. pp、2325−23
27(1971)は、正常槽カラムク0?トゲラフイープロトコールを用いた、
Taxus brevifolitの幹部樹皮からのタフサン類の精製について
言及している。
正常槽カラムクロマトグラフィーには、分子的分離を行なうために極性カラムバ
ッキングを使用することが必要とされる。
1983年7月15日付の国立癌研究所天然物部門の論文(NSC112597
3)もまた、Taxus breyifolixの樹皮、樹皮のない木部、枝、
小技、針状葉、種子/果実、および根部がらのタフソールの精製について言及し
ている。
NSC[25973論文および他の刊行物に記載されたタフソール単離法の欠点
は、抽出工程で塩化メチレンを用いることの信頼性である。塩化メチレン、並び
にクロロホルムのような他の塩素化炭化水素は毒性であり、潜在的に発癌性であ
ることが認識されている。従って、これらの方法を実行する人がこれら化学品に
曝されるという観点から、またタフサン医薬の最終的な投与形態において精製タ
フサン類から除去されずに残存した痕跡量のこれら化学品に患者が曝さらされる
可能性があるという観点から、植物原料からのタフサン類の抽出および精製にこ
れら溶媒を利用するのは回避することが望ましい。
V、5enilh el al、、Journal ol Nx1ural P
roducts、Vol、46゜No、 ]、pp、 131−137 (19
84)は、Taxus bacca+a L、の幹がらのタフソール及びセファ
ロマニンの精製に言及している。5enilhel at、により報告された精
製方法は、種々の正常用クロマトグラフィーバッキング上でタフサン類の多段階
溶出を行なった後でさえ、HPLCまたは結晶化を用いて特定のタフサン類の更
なる精製が必要とされる点において不完全である。
逆相カラムクロマトグラフィープロトコールを用いて、植物からタフサン類を単
離する試みが行なわれている。例えば、Keilb M、Wilherup e
l al、、 1ourn l 01 Na1ur l Produces。
Vol、 53. No、 5. pp、 1249−1253(1990)
; Keith i+1.With!+up elal、、jou「nal o
f Liquid Chromalograph7. Vol、12. No、
ll。
pp、 2117−2132 (1989)を参照されたい。これらの試みは、
タフサン類の単離収率が相対的に低い(タフサンの理論収率の略50%)点て望
ましくない。
逆相カラムクロマトグラフィーは、分子的分離を行なうために非極性カラムバッ
キングの使用を必要とする。逆相クロマトグラフィーの他の欠点は、水性溶出線
からのタフサン類の分離が困難なことである。水性媒質の蒸発には費用がかかり
、且つ時間がかかる。更に、水性媒質の使用によって不安定な結合が加水分解さ
れ、これによってタフサン類の収率は低下する。また、逆相クロマトグラフィ一
工程で用いられる水性媒質は、C7立体異性中心を部分的にエピマー化する。
こうして精製したエピマーは、薬理学的性質が低いので望ましくない。更に、こ
れらの望ましくないエピマー類を薬理学的に有用なタフサン類から分離するには
更に費用を要し、且つ困難である。
分離はさらに複雑である。なぜならば、逆層クロマトグラフィ一工程では所望の
タフサン生成物は共溶比(coelujりされるためである。したがって、タフ
サン類を完全に分離するためにさらにクロマトグラフィ一工程を経なければなら
ず、費用と労力が増大する結果となる。
植物素材からタフサン類を分離するための公知の方法の他の欠点は、それらの方
法が、植物素材を実質的に乾燥された形で必要とすることである。現在の植物素
材乾燥法は、植物素材中に含まれるタフサン類の分解を促進する。そのため、乾
燥植物素材は、タフサンの収率の減少の要因となる。
発明の要約
本発明によると、限りある資源である野生植物とは対照的に、イチイ属植物の栽
培変種からの新規の再生可能なタフサン源が提供される。タフサン抽出のために
処理される植物は、好ましくは、多量の葉が幹に付いている本来のままの刈取物
(intact clipping )として供給される。次いで、この植物素
材は、タフサンに富む組成物を得るために1種以上の溶媒で処理される。
本発明はまた、装飾用イチイ属植物の1種以上の栽培変種から調製されるタフサ
ンに富む組成物を提供する。タフサンに富む組成物は、1種以上の栽培変種から
本来のままの刈取物として与えられる植物素材を、1種以上の溶媒で処理するこ
とにより調製される。溶媒処理に先立ち、任意1こ、植物素材を乾燥工程に送る
ことができ、あるいは粉砕することができる。
加えて、本発明は、続くタフサンの抽出のための源として用いることができる植
物素材の作製方法を提供する。この方法は、タフサンの含量を維持し、タフサン
類を抽出し易くする。この方法は、タフサン含有植物素材の、幹に多量の葉が付
いた本来のままの刈取物を供給し、この本来のままの刈取物を乾燥させ、刈取物
の揮発物含量を減少させて実質的に乾燥した刈取物を作製し、この実質的に乾燥
した刈取物を回収することを具備する。この植物素材の作製方法は、好ましくは
、約70℃未満の温度で行なわれ、直射日光を遮断しない条件下では行なわれな
い。
タフサン類の源として用いることができ、本来のままの刈取物を供給し、この本
来のままの刈取物を乾燥させて揮発成分を減少させ、実質的に乾燥した刈取物を
作製し、この実質的に乾燥した刈取物を回収することを具備する本発明の方法に
従って作製された植物素材もまた、この発明の一部である。
この発明はまた、タフサン含有植物から粗タクサン混合物を得る方法にも関する
。この方法は、
A、植物素材を有機溶媒と接触させることによりタフサン類を抽出し、実質的に
溶媒を含まないタフサンに富む第1の残渣を得る工程;
B、第1の残渣を、タフサン類を溶解し得る有機溶媒とタフサンをほとんど溶解
しない水性溶媒との間で分配して有機相と水相とを生成させる工程;
C0水相から有機相を分離し、実質的に水相を含まない有機相を回収する工程;
D、第2の有機相から第2の残渣を生成させる工程;および
この第2の残渣に最終処理を施す工程
を具備する初期溶媒処理を含む。
第2の残渣中に存在するタフサン類は、処理EまたはFのいずれかから選択され
る最終処理によりさらに精製される。
最終処理Eは、
タフサンを固体支持体に可逆的に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解する工程
;
溶解した第2の残渣を含む溶媒に固体支持体を導入し、この固体支持体に第2の
残渣のタフサン類を付着させる工程、固体支持体を溶媒から分離する工程;
タフサン類が付着した固体支持体を、異なるタフサン溶出特性を有する溶媒系と
接触させる工程:および固体支持体からタフサンに富む分画を粗混合物として溶
出させる工程
を具備する。
最終工程Fは、第2の残渣を水性混合物と非極性非混和性有機溶媒との間で分配
し、水性混合物がら粗タクサン混合物を回収することを具備する。ここで、水性
混合物は、単層の水および水と混和し得る極性有機溶媒を含み、極性溶媒は、水
性混合物中に、第2の残渣中に存在するタフサン類を水性混合物に配するに十分
な量存在する。
粗タクサン混合物の調製方法に加えて、この発明はまた、ここに開示される方法
に従って調製される粗タクサン混合物組成物にも関する。
本発明はまた、タフソールおよびセファロマニンを含む2種以上のタフサン類を
分離する方法であって、正常相クロマトグラフィーカラムにのせるに適した溶媒
中に2種以上のタフサン類を含有する混合物を供給する工程;移動相として適し
た溶媒中の固体支持体を充填した正常相クロマトグラフィーカラムにタフサン含
有混合物をのせる工程;および
十分な極性を有する移動相で正常相クロマトグラフィーカラムを溶出してタフソ
ールおよびセファロマニンを別々に溶出することによりタフサン類を分離する工
程を具備する方法をも提供する。
さらに、本発明は、酢酸エチルおよび塩化メチレンの混合液を移動相として使用
する正常相クロマトグラフィーを用いて、セファロマニンからタフソールを分離
する方法を提供する。
タフサン含有植物素材からタフサンを得る方法およびタフサン類を分離する方法
も本発明の一部である。この方法は:タフサン含有植物素材の幹に多量の葉が付
いている本来のままの刈取物を供給し、この本来のままの刈取物を乾燥させてそ
の揮発成分を減少させ、それにより実質的に乾燥した刈取物を作製し、およびこ
の実質的に乾燥した刈取物を回収し;
この実質的に乾燥した刈取物から下記工程に従ってタフサンを抽出し、
A、植物素材を有機溶媒に接触させ、実質的に溶媒を含有しないタフサンに富む
第1の残渣を得る工程;B、第1の残渣を、タフサン類を溶解し得る有機溶媒と
タフサンをほとんど溶解しない水性溶媒との間で分配して有機相と水相とを生成
させる工程;
C1水相から有機相を分離し、実質的に水相を含まない有機相を回収する工程;
D、第2の有機相から第2の残渣を生成させる工程;この第2の有機相に、
E、タフサンを固体支持体に可逆的に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解し、
溶解した第2の残渣を含む溶媒に固体支持体を導入して、この固体支持体に第2
の残渣のタフサン類を付着させ、
固体支持体を溶媒から分離し、
続いて、タフサン順が付着した固体支持体を、異なるタフサン溶出特性を有する
溶媒系と接触させ、および固体支持体からタフサンに富む分画を粗混合物として
溶出させるか、または
F、第2の残渣を水性混合物と非極性非混和性有機溶媒との間で分配し、ここで
、水性混合物は、単層の水および水と混和し得る極性有機溶媒を含み、極性溶媒
は、水性混合物中に、第2の残渣中に存在するタフサン類を水性混合物に配する
に十分な量存在し、かつ
第2の水性混合物から粗タクサン混合物を回収する、
のいずれかから選択される最終工程を施し、処理EまたはFのいずれかから得ら
れた粗タクサン混合物を、正常相りロマトグラフィーカラムにのせるに適した溶
媒中に供給し、ここで粗タクサン混合物は2種以上のタフサン類を含有し、
移動相として適した溶媒中の固体支持体を充填した正常相クロマトグラフィーカ
ラムにタフサン含有混合物をのせ;十分な極性を有する移動相で正常相クロマト
グラフィーカラムを溶出してタフソールおよびセファロマニンを別々に溶出する
ことによりタフサン類を分離する、ことを具備する。
したがって、本発明の目的は、不変かつ再生可能なタフサン源、およびタフサン
類を効率的に回収する方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、種々の正常相クロマトグラフィーバッキング上での複
数回の溶出の必要性を減少させる、植物素材からのタフサンの単離方法を提供す
ることにある。
塩化メチレンおよびクロロホルムのような特定の塩素化炭化水素の使用を回避し
、または最小にする、タフサンの単離方法を提供することは、本発明に付は加え
られた目的である。
タフサンを高収率で生成する、植物素材からのタフサンの単離方法を提供するこ
とも本発明の目的である。
タフサンの損失を最小にする、タフサン含有植物素材の乾燥方法を提供すること
も本発明の他の目的である。本発明の他の目的は、タフサン類の源として用いる
ことができる、実質的に乾燥した植物素材を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、植物素材からの有機成分の除去に単純な撹拌を用いる
ことができる、植物素材からのタフサン類の単離方法を提供することにある。
濾過工程の必要性をなくした、植物素材からのタフサン類の単離方法を提供する
ことも本発明の目的である。
逆相クロマトグラフィーに見られるような水性溶出媒体の使用を必要としない、
植物素材からのタフサン類の単離方法を提供することは、本発明に付は加えられ
た目的である。
本発明のさらなる目的は、C−7ステレオ中心のエピマー化を妨げる、植物素材
からのタフサン類の単離方法を提供することにある。
全てのタフサン類が正常相クロマトグラフィーにおいて実質的に異なる保持時間
を有する、植物素材からのタフサン類の単離方法を提供することは、本発明に付
は加えられた目的である。
本発明の他の目的は、粗タクサン混合物を得る方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、粗タクサン混合物を含有する組成物を提供することに
ある。
発明の詳細な説明
タフサン類を含有するいかなる植物素材も本発明の方法において有用である。さ
らに、用いられる植物素材は、純粋な遺伝的起源のもの、混合遺伝的もしくはハ
イブリッドな起源のもの、または未知の遺伝的起源のものであってもよい。自然
界で成長した植物から収穫した植物素材も、タフサン類の源として用いることが
できる。その例には、T、brew百010、クサレ類の源として用いられる。
ここで用いられる場合、「栽培変種」は、あらゆる特性(形態学的、生理学的、
細胞学的、化学的、その他)により明瞭に区別され、(性的もしくは無性的に)
再生した場合に、その異なる特性を保持する栽培植物の集合を意味する。HO目
us Th1rd:^ConeiseDictionary of Plant
s Cu1tivated in the United 5latts。
MacMillan Publishing Co8. Inc、、1976゜
タフソール含量が新鮮な葉中に確認されることが見出された。
確認された変種の中には、T、 X media ’Henryi’、T、 X
media ’Runyan’、T、cuspidalaST、 X medi
a ’Ba1lo+an’、T、 X media ’ Ha山eld’、T、
X media ’Eicksii’ 、T、 Xmedia ’Nig+a
’ 、T、X +udix ’Taunfonii’ 、T、X media’
Dark Guen Sp+cade+’ および栽培 T、cuspidal
aT、X media ’Run7an’、T、X media ’Brown
ii’ 、T、Xなから、最も好ましくは、その葉のタフサン含量がT、 br
evifoliaの乾燥幹樹皮よりも高い栽培変種がタフサン類の源として用い
られる。最も好ましい栽培変種は、きる。上述の栽培変種は、商業種苗園から入
手することができる。
本発明に用いられる植物素材は、タフサン類を含有する栽培変種のいかなる部分
でもよく、葉、幹、枝、樹皮、根またはそれらの混成体でもよい。本発明の好ま
しい態様において、葉は、それらのタフソール含量を保持するために、小さな幹
に付いた状態で、本来のままの刈取物として乾燥する。ここで用いる場合には、
「本来のままの刈取物」は、元来の葉が多量に幹に付いたままになっている、い
かなる刈取物をも含むことを意味する。刈取物(clipping)は、当業者
によって、[刈込物(t「imming) Jとも呼ばれる。加えて、葉を有す
る小輪のタフソール含量は葉の含量の約60〜70%であることが見出されてい
る。
本発明に従って抽出される植物素材は、新鮮な、もしくは乾燥した形で用いられ
る。ここで用いられる場合には、「新鮮」は、その揮発成分の全てを実質的に保
持する植物素材を含むことを意味する。好ましくは、植物素材は、約70℃未満
の温度で、十分に照射されるか、遮光されるか、もしくは暗黒のいずれかの条件
下で乾燥され、直射日光を遮らない条件下では乾燥は行なわれない。ここで用い
られる場合には、「十分な照射」は、直射日光のような大気可視光、またはグリ
ーンハウスもしくは人工的に照射されるビルの内部で見出される光が、実質的に
遮られず、反射されず、もしくは他の方法で植物素材に到達することが妨げられ
ない、いかなる条件をも含むことを意味する。より好ましくは、植物素材は、約
65℃ないし約20℃の温度で、遮光された、もしくは暗黒条件下で乾燥される
。乾燥空気または低湿度が乾燥のために好ましい条件である。好ましくは、相対
湿度は80%以下であり;より好ましくは、約50%相対湿度以下である。ここ
で用いられる場合には、「遮光条件」は、外部の遮られない可視日光の約40%
ないし約70%が、遮られ、反射され、もしくは他の方法で、乾燥される植物素
材に到達することが妨げられる環境を含むことを意味する。その代わり、植物に
よって吸収されて熱に変換され、植物の温度を約70℃より高温に上げる光を植
物素材に照射することは避けるべきである。好ましくは、乾燥工程において、植
物素材の重量が25%減少する。より好ましい態様においては、植物素材は、約
40%ないし約70%の重fltEx失が達成されるまで乾燥される。
理論によって結び付けられることを望むものではないが、本発明の条件下で植物
素材を乾燥することは、タフサンの分解を制限することによって植物素材のタフ
サン含量を実質的に保持するものと信じられる。加えて、理論によって結び付け
られることを望むものではないが、本発明による植物素材の乾燥方法は、メタノ
ールおよび他のタフサン類を抽出し易くするものと信じられる。
乾燥温度と乾燥時間との間には相互関係があることは、当業者に認識されるであ
ろう。例えば、比較的高い温度での乾燥では、比較的低い温度での乾燥よりも短
い時間で済むであろう。植物素材のタフサン含量には実質的に影響を与えないま
ま、植物素材を上述の重量損失にまで乾燥する方法は、本発明の範囲内にある。
そのような方法には、凍結乾燥およびマイクロ波乾燥が含まれ得る。
植物素材が乾燥される際の圧力は重要ではないと思われるが、減少した大気圧を
用いることにより、より低い温度またはより短時間で、乾燥を促進し得ることは
理解される。したがって、従事者は、乾燥の種々の温度および大気圧の中から、
本発明の範囲を離れることなく選択することができる。
本発明の方法により作製された、実質的に乾燥した本来のままの刈取物を含む植
物素材は、タフサン類の源として用いることができる、本発明の一部でもある植
物素材を提供する。
乾燥工程に続いて、次にタフサン類の源として用いるために、刈取物が回収され
る。
抽出される植物素材は、実質的に本来のままの形態で使用することができるが、
植物素材の表面積を増大させてそれによりタフサン抽出の速度を増大させること
が好ましい操作である。より好ましくは、植物素材を切断し、破砕するかもしく
は粉末を形成するよう細工する。最も好ましくは、手作業もしくは機械的手段の
いずれかにより植物素材を粉砕する。
粉砕に適した方法には、混合器、ボールミル粉砕機、ウィリーミル(Wiley
Mill)またはフリッッミル(Frilr Mill)の使用が含まれる。
他の粉砕装置および方法も、この発明の範囲および精神から離れることなく用い
ることができる。
好ましくは、植物素材は、約40〜80メツシユの粒子サイズに粉砕される。よ
り好ましくは、植物素材は、約60メツシユの粒子サイズに粉砕される。
タフサン類を抽出するために、抽出しようとする新鮮もしくは乾燥した上述の物
理形態の植物素材に、1種以上の初期溶媒処理を施す。この溶媒処理には、植物
素材を有機溶媒と接触させて抽出物を生成させることが包含される。この抽出物
から、タフサン類に富む、実質的に溶媒を含まない第1の残渣が得られる。有機
溶媒を用いて、植物素材を複数回抽出することにより、タフサンの抽出を高める
ことができる。好ましくは、植物素材の対有機溶媒重量:容積比は、約l:8な
いし1・12の範囲にある。より好ましくは、重i!=容積比は約1=10であ
る。植物素材の、植物素材の抽出に用いられる有機溶媒の全容積に対する重fi
:容積比は、約1:10ないし約1:I50の範囲にある。植物素材の、有機溶
媒の全容積に対するより好ましい重量;容積比は、約1=40である。
好ましくは、植物素材と有機溶媒との接触は、パーコレーションまたはソックレ
ー抽出により促進させる。より好ましくは、接触は振とうにより促進させる。最
も好ましくは、接触は、植物素材を、それが有機溶媒中に浸漬するように撹拌す
ることにより達成される。この工程においては、タフサンを含む、実質的に全て
の抽出可能な有機物質が植物素材から除去され、有機溶媒中に移される。
植物素材と接触する有機溶媒は、好ましくは、植物素材からの有機化学物質の抽
出に通常用いられるものである。好ましい有機溶媒には、エタノール、アセトン
、酢酸エチル、塩化メチレン、メタノール、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、メチル(−ブチルエーテル、またはそれらの混合液が含まれる。好
ましくは、有機溶媒はエタノールである。
さらに、約8時間ないし約48時間にわたって連続的に適用される、約40m1
ないし約200m lの有機溶媒の約3ないし約6容積が、約10gの植物素材
から全てのタフサン類の本質的に100%を除去するに十分であることが見出さ
れている。また、約8時間ないし約48時間にわたって連続的に適用される、約
2リツトルないし約5リツトルの有機溶媒の約3ないし約6容積が、約1000
gの植物素材から全てのタフサン類の本質的に100%を除去するに十分であ
ることも見出されている。
別の好ましい態様において、最初に、任意に、植物素材をヘキサン、ヘキサン類
、ペンタン、石油エーテル、イソオクタン、もしくはそれらの混合液で脱脂し、
次いで、植物素材を有機溶媒に接触させる。例えば、約loom 1のへキサン
2容量を用いることが、約8時間ないし約2日にわたって、約10gの粉砕乾燥
植物素材を脱脂するに十分であることが見出されている。
より好ましい態様においては、植物素材をまずヘキサンで脱脂し、次いで、有機
溶媒、エタノール、アセトンもしくは酢酸エチル、と共に24時間(この期間に
4回溶媒を変える)振とうすることにより抽出する。
当業者は、物質の抽出において、比較的小容量の溶媒を複数回用いることが、よ
り大容量の溶媒を1回用いるよりも効果的であることを認識するであろう。した
がって、従事者は、抽出、分配、もしくはここに記述される他の方法での有機物
質の除去を含む工程の各々において用いられる溶媒量については、抽出の反復数
と同様に、本発明の範囲から逸脱することなく離れることができる。
有機溶媒によって植物素材から抽出された親水性部分は、その後、タフサン類か
ら分離され、有機溶媒から得られた植物素材抽出物を、タフサン類が有機溶媒中
に止まり、親水性部分が水性溶媒中に除かれるような適切な組の有機および水性
溶媒の間で分配することにより除去される。有機および水性溶媒は、タフサン類
が有機溶媒中において、有機溶媒中に市まるに十分な溶解性を有している限りに
おいて、互いに非混和性であり、分配の後に一方の相の純度が他方によって実施
的に汚染されない程度に互いに分離することができるものが適している。さらに
、適切な水性溶媒は、タフサン類を有意のM溶解すべきてはない。したがって、
この工程、および異なる2つの相の間での分配およびそれらのさらなる精製を含
むいかなる工程においても、精製するタフサン類と共に残留する先行工程からの
溶媒であって、後続工程における溶媒の作用を妨げる溶媒は除去される。例えば
、1つの工程からの溶媒であって、次の工程において、有機および水性溶媒の混
和性を増大させることによって有機および水性溶媒の分配を妨げる溶媒は、分配
しようとするタフサン類を有機および水性溶媒と接触させる前に除去される。
好ましくは、有機溶媒を用いた植物素材の抽出に続いて、溶媒留去の速度を高め
るために加熱し、もしくは加熱せずに、抽出物を蒸発させて乾燥させ、第1の残
渣を形成させる。加熱する場合には、タフサン類のエピマー化を促進する温度は
避けるべきである。好ましくは、温度は約35°Cないし約40’Cを越えるべ
きではない。
溶媒を留去した後、第1の残渣として残る物質を塩化メチレンもしくは、より好
ましくは、酢酸エチルのような有機溶媒に溶解して第2の抽出物を形成させる。
第1の残渣の有機溶媒に対する重量:容積比は、約1対約10ないし2oである
ことが好ましい。例えば、1gの残渣は約10ないし20m lの有機溶媒に溶
解する。第2の抽出物は、タフサン類をほとんど溶解しない水性溶媒成分で分配
することにより洗浄し、第2の抽出物中に残留する親水性部分を除去する。水、
類似の極性溶媒もしくはそれらの混合液が水性溶媒として適している。
好ましくは、水性溶媒は水である。一般に、第2の抽出物を洗浄するに十分な水
性溶媒の容積は、有機溶媒の容積の約1/2である。次いで、水性溶媒を第2の
抽出物から分離する。水性溶媒は捨ててしまってよい。
第2の抽出物はタフサン類を含有する。第2の抽出物を乾燥剤で任意に処理I7
て、抽出物中に見出される水を除去し、その後、乾燥剤を除去17、溶媒を留去
して第2の残渣を形成させる。好ま12い乾燥剤は、無水硫酸マグネシウム、4
Aモレキユラーシーブ、塩化カルシウムもしくはそれらの混合物である。より好
ましい乾燥剤は、無水硫酸ナトリウムである。
従事者は、第2のタフサン含有残渣と乾燥剤とを組み合わせる前に、乾燥剤に小
容積の有機溶媒を添加することが有益であることを見出すてあろう。乾燥剤に有
機溶媒を添加することにより、タフサン類が乾燥剤に付着することを妨げる傾向
が生じ、それにより収率が完全される。乾燥剤は重力濾過、減圧濾過、もしくは
乾燥剤から溶媒をデカントすることにより除去する。第2の抽出物から残留水を
除去する他の方法は、第2の抽出物中の水を、有機溶媒を凍結させることなく凍
結状態にする温度に第2の抽出物を冷却することである。その後、液状の非水性
物質をデカントして水性物質から分離する。
本発明に従い、第2の残渣に最終処理を施すことにより、タフサン類のさらなる
精製を達成する。最終処理の1方法によると、固体支持体にタフサン類を可逆的
に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解する。次いで、溶解した第2の残渣を含
有する溶媒に固体支持体を導入し、タフサン類を含む第2の残渣からの成分を固
体支持体に付着させる。好ましくは、セライト上に残渣が残り、残渣がタフサン
を含有する被覆を形成するように溶媒を留去することによって、溶媒から固体支
持体を分離した後、固体支持体を一連の溶媒で連続的に溶出する。これにより、
タフサンに富む分画が溶出する。適切な固体支持体の例はセライトである。好ま
しくは、セライトは、メタノールおよび酢酸エチルの混合液を含有する有機溶媒
中に溶解している第2の残渣の成分により、溶媒、第2の残渣およびセライトの
混合物から溶媒を留去することによって被覆されている。好ましくは、メタノー
ルおよび酢酸エチルはl:3の容積−容積比で存在する。
被覆されたセライトは、最初に、タフサン類はほとんど溶出しないが他の極性の
低い分子を溶出するヘキサンで溶出することが好ましい。次いで、本発明の粗タ
クサン混合物を、好ましくは塩化メチレンもしくは他の類似極性溶媒でセライト
から溶出する。
第2の残渣中に存在するタフサン類をさらに精製するための他の最終工程は、第
2の残渣を水性混合液と非極性非混和性有機溶媒との間で分配することを具備す
る。好ましくは、まず第2の残渣を水性混合液に溶解し、次いでこの水性混合液
を非極性非混和性有機溶媒と合わせる。好ましい非極性非混和性有機溶媒は、ヘ
キサン、ペンタン、石油、エーテル、ヘプタン、イソオクタン、およびそれらの
混合液のような溶媒である。好ましくは、非極性非混和性有機溶媒はへキサンで
ある。非極性非混和性有機溶媒の水性混合液に対する好ましい比は、2対lであ
る。水性混合液は、水および水と混和し得る極性有機溶媒を含む単−粗水性混合
液である。極性有機溶媒は、水性混合液中に、第2の残渣中に存在するタフサン
類を水性混合液に移行させるに十分な量存在する。好ましくは、水性混合液は、
約50%を越える極性有機溶媒と残りの水とを含む。より好ましくは、水性混合
液は、約9部の極性有機溶媒と約1部の水とを含有する。好ましい態様において
は、極性有機溶媒はアセトニトリルである。より好ましい態様においては、極性
有機溶媒はメタノールである。
粗タクサン混合物を含む本発明の水性混合液は、非極性非混和性有機溶媒から分
離する。この水性混合液を蒸発させて極性有機成分を除去し、粗タクサン混合物
を有機溶媒と合わせてタフサン類をさらに精製することができる。水性混合液は
その組成において主としてアセトニトルもしくはメタノールであるので、直接蒸
発させて粗タクサン混合物を含有する第3の残渣を形成させることが好ましい。
水性混合液の温度が40℃を越えない条件の下で、蒸発を促すために熱、減圧お
よびそれらの組み合わせを用いることができる。水性混合液を直接蒸発させるこ
とにより、不必要な抽出工程においてタフサン類が損失する可能性が回避される
。
粗タクサン混合物を得るための、前述した本発明のどの初期溶媒処理工程または
最終処理工程も、1回以上繰り返すことができる。例えば、前述したどの工程も
、少なくとも1.2.3もしくは4回繰り返すことができる。
結晶化または粉砕のような通常用いられる精製プロトコルによって、本発明の粗
タクサン混合物から特定のタフサン類を精製することができる。粗タクサン混合
物中に存在し、本発明の方法によってさらに精製し得る好ましいタフサンには、
メタノール、セファロマニン、デスアセチルセファロマニペバソ力チンIII、
10−デスアセチルバラ力チン■および1o−デスアセチルメタノールが含まれ
る。結晶化は、実質的に飽和した粗タクサン混合物の溶液がらの結晶形成を可能
にすることにより行なうことができる。その代わり、実質的に飽和した粗タクサ
ンの溶液に、所望のタフサン生成物の種晶を添加することにより、結晶を成長さ
せることもできる。本発明は溶媒混合液の使用を想定してはいるが、理想的には
、結晶化溶媒として単一の溶媒が用いられる。結晶化溶媒(単一もしくは複数)
の温度は、実質的に純粋なタフサン類が得られる限りは重要なものではない。
本発明によると、一連の正常相クロマトグラフィーカラムを用いることによって
も、特定のタフサン類を粗タクサン混合物から生成することができる。特定のタ
フサン類は、溶出力(elulrophic power)が徐々に増加する溶
媒混合液をカラムに通すことにより溶出させる。一般に、正常相カラムクロマト
グラフィーにおいて、移動相は2成分系を有する。第1の成分は、化合物の溶出
速度を制御する非極性有機溶媒である。第2の成分は、分離しようとする化合物
を溶出させる極性有機溶媒である。移動相において第2成分の量を増加させるこ
とにより、一般に、溶出する化合物のカラムバッキングとの接触時間が減少する
。したがって、高濃度の第2成分は、溶出時間を減少させる効果を有する。
本発明では全てを等しく溶出することも想定してはいるが、増加する溶出力の勾
配に従う移動相を用いることにより、タフサン類の分離を改良することができる
。1以上のクロマトグラフィーカラムの好ましい正常相カラムクロマトグラフィ
ーバッキング材は、シリカゲル、フロリジル、アルミナおよびセライトからなる
群より選択することができる。特に好ましい正常相カラムクロマトグラフィーバ
ッキング材は、E、 Me+ckによって製造され、B目nkmxn lnst
rumcnl Co、。
WestbuB、 N、Y、より入手可能なシリカゲル60 (230−400
メツシユ)である。
クロマトグラフィーカラムにかけるための粗タクサン混合物(第3の残渣)を調
製するために、タフサン類を溶解する有機溶媒で、第3の残渣を繰り返しくl−
5回)すり潰す(蒸解する)。このような有機溶媒は、エーテル、塩化メチレン
、メタノール、クロロホルム、酢酸エチルおよびアセトンからなる群より選択す
ることができる。好ましい有機溶媒は、塩化メチレンである。有機溶媒中に溶解
した第3の残渣は、珪藻土もしくはセライトのような固体支持体に結合させ、次
いて蒸発させて乾燥し、それによりタフサン類を固体支持体に付着させる。
次いで、タフサン保持固体支持体を、充填された正常相クロマトグラフィーカラ
ムの頂部に直接のせる。
充填された正常相クロマトグラフィーカラムの頂部に固体支持体を直装置いた後
、タフサン類を互いに分離し、かつ他の植物成分から分離することができる移動
相をクロマトグラフィーカラムに通す。移動相は、(1)ヘキサン、石油エーテ
ル、イソオクタン、および類似の極性を有する溶媒からなる群より選択される非
極性成分、および(2)アセトン、酢酸エチル、エーテル、メチル !−ブチル
エーテル、クロロポルム、および類似の極性を有する溶媒からなる群より選択さ
れる極性成分を含有する。好ましくは、移動相は、ヘキサンおよびアセトンを含
有する。
好ましい態様においては、移動相は、最初に約60%ないし85%のへ千サンと
約15%ないし40%のアセトンを含み、増加する溶出力の勾配に従う。移動相
は、タフサン類の効果的な分離が達成される限りにおいて、いがなる最終組成を
とることもできる。しかしながら、最も好ましくは、移動相は、初期組成かへキ
サン約75%およびアセトン約25%であり、最終組成かへキサン約0%および
アセトン約100%である。ヘキサン/アセトン混合液の場合には、溶出速度を
制御するのはヘキサンであり、タフサン類を溶出させるのはアセトンである。所
望のタフサン類は、約60%のヘキサンおよび約40%のアセトンを含む分画、
および約0%のへキサンおよび約100%のアセトンを含む分画から溶出される
。代わりに、上述のヘキサン/アセトン混合液の極性と類似する極性を有する他
の一連の溶媒混合液も、第1の正常相りロマトグラフィー力うムカらタフサン分
子を溶出させるのに適している。
好ましくは、正常相クロマトグラフィーカラムには加圧下で流される。 160
gのシリカゲル6oを具備する5X16cmカラムでは、流速は、好ましくは約
100m115分である。
カラムから集めた分画におけるタフサン類の存在は、シリカゲルG UV (M
acher7 Nagel、 Duun)を用い、5%メタノール/クロロホル
ムを展開剤として、かつ硫酸を視覚化剤(visualixing relgs
nt )として利用する薄層クロマトグラフィー(T L C)によって検出す
ることができる。メタノールおよびセファロマニンは、60:40および55
: 45のヘキサン/アセトン比で溶出した分画中に、R1値が0.62の青み
掛った灰色のスポットとして現される。バッカチン■は、50 : 50および
45 : 55のヘキサン/アセトンで溶出した分画中に、R1値が0.55の
青いスポットとして現われる。タクサンlO−デスアセチルバッ力チン■は、0
:100のヘキサン/アセトンで溶出した分画中に、R,値が0.28の紫がか
ったスポットとして現われる。
タフサンに富む分画からのヘキサン/アセトン溶媒は蒸発させ、乾燥させてタフ
サンに富む生成物を形成させる。
タフサン類、メタノールおよびセファロマニン、のさらなる精製は、メタノール
およびセファロマニンを含有するタフサンに富む精製物を、およそ1%のメタノ
ールおよび99%の塩化メチレンと一緒に充填されたシリカゲル60もしくは類
似物質を具備する他の正常相クロマトグラフィーカラムにかけることにより達成
することができる。移動相がおよそメタノール2.5%、塩化メチレン97.5
%の組成を有するまで約0.5%のメタノールを増量することでメタノールの濃
度を増加させることにより、移動相の溶出力を増加させる。移動相は、2cmX
40cmカラムを、好ましくは約8m1/分の流速で通過する。タフサン類タク
ソールおよびセファロマニンは、およそメタノール2.5%および塩化メチレン
97,5%で溶出した分画から集める。代わりに、メタノール/塩化メチレン溶
媒混合液に類似する極性を有する一連の溶媒混合液も、第2の正常相クロマトグ
ラフィーカラムからタフサン類を溶出するのに適している。メタノール/塩化メ
チレンカラムからのメタノール−セフ70マニンに富む分画は蒸発させ、乾燥さ
せて他のタフサンに富む生成物を形成する。
驚いたことに、本発明の方法に従い、正常相クロマトグラフィーカラムにのせる
のに適した溶媒中に2種以上のタフサン類を含有する混合物を供給することによ
り、セファロマニンからメタノールを分離することができる。このタフサン含有
混合物は、次いで、移動相として適した溶媒中の固体支持体を充填した正常相ク
ロマトグラフィーカラムにのせる。その後、メタノールおよびセファロマニンを
含むタフサン類を、メタノールおよびセファロマニンを別々に溶出させるに十分
な極性を有する移動相を用いて、別々に溶出する。好ましくは、移動相として、
酢酸エチルと塩化メチレンとの混合液が用いられる。本発明の好まし・い態様に
よると、第2のタフサンに富む生成物は、およそ酢酸エチル20%および塩化メ
チレン80%の混合液に溶解し、およそ酢酸エチル20%および塩化メチレン8
0%を含有する移動相の存在下において、シリカゲル60もしくは上記と同様の
固体支持体を充填した正常相クロマトグラフィーカラムにのせる。移動相がおよ
そ酢酸エチル50%、塩化メチレン50%の組成を有するまで、約5%の酢酸エ
チルを増量することで酢酸エチルの濃度を増加させることにより、移動相の溶出
力を増加させる。 lX32cmカラムでは、約8m l /分の流速が好まし
い。純粋なメタノールは、実質的には、およそ酢酸エチル45%、塩化メチレン
55%で溶出した分画から集められる。純粋なセファロマニンは、実質的には、
およそ酢酸エチル50%および塩化メチレン50%を含有する移動相て溶出した
分画から集められる。代わりに、上述の酢酸エチル/塩化メチレン混合液と類似
の極性を有する他の一連の溶媒も、正常相クロマトグラフィーカラムからタフサ
ン分子、メタノールおよびセファロマニン、を溶出するのに適している。
初期正常相クロマトグラフイ一工程の結果として得られた粗タクサン混合物中に
存在するタフサン類の分離の程度によるが、驚いたことには、移動相として酢酸
エチルおよび塩化メチレンを用いてさらにタフサン類をクロマトグラフィーにか
けることにより、メタノール−塩化メチレンを用いる中間クロマトグラフィーに
対する要求を回避しつつ、セファロマニンからメタノールを分離することを含ん
で、タフサン類を分離かつ精製することができる。
前述のいかなるクロマトグラフィ一工程も、1回以上、例えはl、2.3もしく
は4回繰り返し、特定の工程でタフサン類をさらに精製もしくは分離することが
できる。
カラムクロマトグラフィーは好ましい方法ではあるが、本発明の方法においては
、クロマトトロン(chromalol+on) (7)際に行なわれる放射状
正常用クロマトグラフィー(radialnormal phaSe ch[o
matography)のような他のクロマトグラフィーの構成も有用である。
また、他の適切な検出手段も、発明の範囲から離れることなく、タフサン類の同
定に用いる装飾用イチビの種々の栽培変種の刈取物がらの新鮮な葉を、それらの
メタノール含量について、以下に概要を示す手順にa、刈取物から採取したはを
よく混合して秤量した。
b、栽培装飾用イチビの各変種の試料10gを、混合機中で、95%エタノール
100m lと混合し、この混合物を250m lエーレンマイヤーフラスコに
定量的に移した。これらの葉およびエタノールを、パーコレーションにより24
時間抽出し、次いで、濯ぎながら(IX25ml)濾過した。パーコレーション
処理はさらに3回繰り返した。
C3濾液を合イっせ(500m l) 、減圧下、40 ’Cを越えない温度で
蒸発させて乾燥した。エタノール抽出物、すなわち第1の残渣の重量を記録した
。
HPLC分析のためのエタノール抽出物の調製a、抽出物約loom gを秤量
してスクリューキャップバイアルに入れた。キャップは、分配の間抽出物が被覆
ライニングと接触することを避けるために、アルミニウムボイルの断片で裏打ち
した。
b、水(1ml)および、塩化メチレン(2mlX5)もしくは塩化メチレンが
無色になるまで、で抽出物を分配した。
合わせた塩化メチレン洗浄物をピペッティングにより25m lエーレンマイヤ
ーフラスコに加え、蒸発させて乾燥し、第2の残渣を生成させた。第2の残渣の
重量を記録した。
C7第2の残渣を、超音波処理により、酢酸エチル(5ml)およびメタノール
(2ml)に溶解した。セライト(200mgないし650 g )を導入し、
抽出物質を被覆させた。減圧下で溶媒を留去して乾燥させ、第2の残渣で被覆さ
れたセライト材を作製した。
d、残渣被覆セライトをペトリ皿に定量的に移した。この皿を、溶媒の最後の痕
跡が除かれるまで(10分間)、フードの下に放置した。最終生成物を自由流動
するまですり潰し、均一な粉末を1ヒた。得られた粉末を、カラムとして機能す
るパスツールピペットに充填した。
e、カラムをヘキサン(7ml、または溶出液が無色になるまで)、次いて塩化
メチレン(5−6ml)で溶出した。
f、塩化メチレン溶出液を減圧下で蒸発させ、残留する残渣の重量を記録した。
g、残留した残渣を、超音波処理により、メタノール(HPLC級)1mlに溶
解した。この溶液を1mlシリンジに引き入れ、マイレックス(Millrx)
d過ユニット(0,45μ)を通して濾過し、ライ−トンバイアル(Whea
lon vial)に入れて蓋をした。
カラム二μボンダバク(μBondapak ) C−18(loμ、Wate
rs As5ociates )移動相:メタノール/水(65: 35)維浬
:1.2ml/分
鵠:U、 V、(227nm)
これらの分析の結果を表1に示す。
表1 特定のiii属栽培w1やの新鮮な葉におけるタフソール含量LX mg
Jj4 ’Hicksii” 19.71 + 1.01 0.0093+0.
0013C,V、 =14%
’ n=3 、T、 X media ’1licksii’ 、’Fai+v
iew’を除くC,V、=変動係数
’Wudii’および’ Sp+e=du’、n=4り
”1回の測定に基つく1個の値
例 2:葉を乾燥する前に幹から葉を採取することの、タフ特定の栽培変種の多
量の収集物(3−6ポンド)からの代表的な試料である、刈取物からの新鮮な葉
(100g)を、例1において記述した方法を用いて、それらのタフソール含量
について分析した。表2には、乾燥した葉から抽出されるタフソールと比較した
新鮮な葉から抽出されるタフソールのパーセンテージを示す。新鮮な葉素材につ
いて決定された%タフソール含量および植物素材の%含水量に基づいて、乾燥植
物素材に期待される%タフソール含量を算出した。
%タフソール(算出)−%タフソール新鮮/[1−(%含水量/ +00)コ。
%含水量は、乾燥前後の植物素材の重量の差から決定した。
次いで、実測乾燥%タフソール含量の、算出乾燥%タフソール含量に対する比を
算出したCF/C)。この計算によると、1.00未満の数値は乾燥工程に置け
るタフソールの損失を示しく例えば、0.90は10%の損失を示す)、1.0
0より大きい数値は、感想方法が、新鮮な刈取物の抽出により見出されるよりも
多量のタフソールを生じせしめることを示す(例えば、1.20は20%の増大
を示す)。
2(a)同し栽培変種の新鮮な刈取物を、葉と小輪とに分離した。各栽培変種の
葉の一部(10g )を例1の記述と同様に抽出し、分析した。結果を表2(a
)に示す。各栽培変種の葉の他の部分は、それ以上重量損失が観測されなくなる
まで室温で乾燥させた。乾燥葉の試料をウィリーミルで粉砕し、10g部分を例
1の記述と同様に抽出し、分析した。その結果を表2(a)に示す。
2(b)代わりに、T、 X media ’Dark Green 5prt
ad*r’ の刈取物を、それ以上重量損失が観測されな(なるまで、そのまま
(すなわち、それらの幹から葉を分離することなく)室温で乾燥させた。次いで
、それらの幹から乾燥した葉を採取し、ウィリーミルで粉砕し、その10g部分
を例1の記述と同様に抽出して分析した。その結果を表2(b)に示す。
表2(b)のデータは、植物素材の大きな試料を10回繰り返して分析すること
により得られた。2(a)の方法により得られたタフソール含量における平均3
3%の保持と比較される2(b)の方法により得られたタフソール含量における
131%の保持は再現性がある。驚いたことに、刈取物を本来のままに保つ方法
による乾燥は、幹から採取した後に乾燥された葉のエタノール抽出と比較して、
タフソールの回収を増大させる。刈取物を本来のまま乾燥することにより、葉を
採取した後の乾燥と比較して、タフソールの保持にほぼ4倍の増加が生じる。
例 4 : (al バーン乾燥した(bun−d「1ed)非除葉(non−
st+1pped)刈取物の葉のタフソール含量の決定T、 X media
’DCnsilormis’ (表4 (A))および丁、Xmedix ’D
ark Grun 5preader’ (表4 (B))の新鮮な本来のまま
の刈取物(幹十葉)を、木製フレームに取り付けられたアルミニウムワイヤーク
ロス(aluminum wi「e cloth )(18X16インチ、(1
,010ゲージ・ウィンドウ・スクリーン)上に置いた。このフレームは、乾燥
バーン内の床上30′の支持体上に置かれた。植物素材を、さらに加熱すること
なく、暗所で乾燥させた。ファンで空気を流動させた。使用した乾燥装置は、[
ロアノーク(Roanokり j形式モデル7、5−1Gバルク・キユアリング
・バーン(Bulk Curing Barn)(G+cgoB Manufa
cturing Compan7. Inc、、Lewislovn。
Woodville、 NC27849)である。温度は、午前8時における3
0°Cから午後3時30分における40°Cまでの範囲であった。乾燥は2日間
続けた。乾燥前の葉の含水量は、乾燥前後の葉の重量の差に基づいて、64.5
%(T、X m5dix ’Densilo+mis’ )および66%(T、
X m5dia ’Dark Green 5preade+’ )であると
決定された。分析の直前に乾燥した葉(10g)をそれらの幹から採取・回収し
、ウィリーミルを用いて粉砕し、エタノール、アセトンまたは酢酸エチルを用い
るパーコレーションによって抽出した。分析は、例1の記述と同様に行なった。
乾燥した葉のタフソール含量を、採取した直後に抽出溶媒と混合することにより
処理した同種の新鮮な葉と比較した。
結果を表4に示す。算出乾燥%タフソール含iを、例2に記述した方法に従って
決定した。次いで、実測乾燥%タフソール含量の、算出乾燥%タフソール含量に
対する比(F/C)を、例2に記述した方法に従って算出した。
Green Sp「eader″の新鮮な本来のままの刈取物(幹十葉)を、木
製フレームに取り付けられたアルミニウムワイヤークロス(18XI6インチ、
0.010ゲージψウインドウ・スクリーン)上に置いた。このフレームは、床
上30″の支持体上に置かれた。この植物素材を、(遮光部材を用いて)約55
%遮光し、2つのアービンエアクーラー(A丁vin a目cooler)をフ
ァンのみて冷却パッドに水を加えることなく用いて換気したポリエチレン被覆グ
リーンハウス(長さ60′、幅20′および高さ9′)内において乾燥させた。
温度は、午前8時における155℃から午後3時30分における44℃までの範
囲にわたった。
6日間乾燥を続けた。乾燥前の葉の含水量は、乾燥前後の葉の重量の差から、5
2%(T、X media ’Dsnsilo+mis’ )および66%(T
、X media ’Dark Green 5preader’ )であると
決定された。乾燥した葉を回収して例4(a)と同様に処理し、例1の記述と同
様に分析した。結果を同種の新鮮な葉と比較し、表4に示した。
Green Sp+eadsr’ の新鮮な本来のままの刈取物(幹十葉)を、
木製フレームに取り付けられたアルミニウムワイヤークロス(18X16インチ
、[1,(110ゲージφウインドウ・スクリーン)上に置いた。このフレーム
は、戸外の遮光構造の下で、地面上30″の支持体上に置かれた。植物素材は、
地面上約7フイートの2′×6″の枠上に遮光部材を設けることにより構成され
た構造体の下で乾燥させた。この遮光部材は、周囲の日光を約80%減少させた
。ファンは使用しなかった。温度は、午前8時における平均22℃から午後3時
における平均36℃の範囲にわたった。10日間乾燥を続けた。乾燥前の葉の含
水量G「een 5pIeader’ )であると決定された。乾燥した葉を回
収して例4(a)と同様に処理し、例1の記述と同様に分析した。
結果を同種の新鮮な葉と比較し、表4に示す。
((1)屋内において室温で乾燥した非除葉刈取物の葉のタフソール含量の決定
丁、X nudi2’Densiformis’ およびT、 X mtdia
’DarkGreen Sp+e2de+’ の新鮮な本来のままの刈取物(
幹十葉)を、木製フレームに取り付けられたアルミニウムワイヤークロス(+8
XI6インチ、 0.010ゲージ・ウィンドウ・スクリーン)上に置き、例2
(b)に記述した手順に従って乾燥させた。乾燥前の葉の含水量は、乾燥前後の
葉の重量の差に基づいて、63.3%(T、X media ’DCnsifo
rmis’ )および65%(丁、Xmrdiz ’Dark Grun 5p
uadu’ )であると決定された。この葉を回収して例4(3)に記述した手
順に従って処理し、例1に記述した手順に従って分析した。結果を同種の新鮮な
葉と比較し、表4に示した。
例 5:抽出の溶媒
T、 X media ’Hicksii’から切り取った新鮮な小枝を葉と小
さい軸とに剥がし、次いで例2(a)に記載した条件下に室温で乾燥させた。分
析のために、乾燥された葉の一部(10g)を粉砕し、次いで例1の方法で用い
た幾つかの有機溶媒の一つで浸出することにより抽出した。新鮮な葉の水分含有
率は63%であった。分析は、例1に記載したようにして行なった。
結果を表5に示す。
例 6:抽出の方法
三つの抽出方法について、夫々を2回繰り返して比較した。
T、 X m5dia ’Bicksii’の葉をその新鮮な小枝から剥がし、
例2(a)に記載した条件下に室温で乾燥させた。乾燥した葉(]Og)を粉砕
し、アセトンを用いて、浸出、ソックスレー条件、または振蓋(撹拌を伴う浸潤
)により抽出した。浸出による抽出は、例1に記載した方法に従って行なった。
ソックスレー条件下での抽出は、溶媒1部(100ml)を用いて12時間行な
い、続いて4時間おきに新鮮な溶媒と交換した;24時間の抽出操作に亘って、
夫々IOgの植物材料サンプルについて合計400 mlの溶媒が用いられた。
振擾(撹拌を伴う浸潤)による抽出は、ソックスレー条件で述べたと同じ溶媒交
換スケジュールを用いて行なった。次いで、例1に記載したようにして抽出物を
処理し、分析した。浸出法による抽出から得られた抽出物は合体され、分析され
た。他の二つの抽出法により得られた抽出物は、抽出の夫々の工程において分析
された。その結果を表6に示す。
例 7:第一残渣の、水および塩化メチレン間での分配T、 X media
’Nigra’から切除した新鮮な小枝を、例4 (a)に記載した方法に従っ
て、バルクタバコの養生納屋で乾燥した。この小枝の一部をウィリー−ミル(W
ile丁Mill)を用いて粉砕し、次いでエタノール、アセトン及び酢酸エチ
ルから選ばれる溶媒を用い、且つ例1に記載した方法を用いた浸出によって抽出
した。前記小枝の他の一部を葉と軸とに分離し、この二つの部分を別々にウィリ
ー・ミルを用いて粉砕した。
粉砕した夫々の部分を、エタノール、アセトン及び酢酸エチルから選ばれる溶媒
を用い、且つ例1に記載した方法を用いた浸出により抽出した。
既知重量のエタノール抽出残渣を、水(1ml)と塩化メチレン(2mlx5)
との間で分配させた。次いで、例1に記載した方法に従って、塩化メチレン相を
調製し、HPLCによって分析した。その結果を表7aに示す。
既知重量のアセトン抽出残渣を、水(1ml)と酢酸エチル(2mlx5)との
間で分配させた。例1に記載した方法に従って、塩化メチレン相を調製し、HP
LCによって分析した。
その結果を表7bに示す。
既知重量の酢酸エチル抽出の第一残渣を、水(1ml)と塩化メチレン(2ml
X5)との間で分配させた。例1に記載した方法に従って、塩化メチレン相を調
製し、HPLCによって分析した。その結果を表70に示す。
(b)アセトン抽出第一残渣の水および酢酸エチル間での既知重量のアセトン抽
出残渣を、水(1ml)と酢酸エチル(2mlX6)との間で分配させた。酢酸
エチル相を蒸発させ、次いで、この第二残渣をヘキサン2部とメタノール:水(
9+1.)1部との間で分配させた。メタノール:水の相を真空中で乾固した。
この残渣を音波処理しながら1mlのメタノール(HPLC等級)中に溶解し、
1mlのシリンジ中に抜き取り、マイレックス濾過ユニット(0,45ミクロン
)を通してライ−トン瓶中に濾過し、蓋をした。次いで、例1に記載したように
してHPLC分析を行なった。その結果を表8b既知重量の酢酸エチル抽出残渣
を、水(1ml)と酢酸エチル(2mlX6)との間で分配させた。酢酸エチル
相を蒸発させ、次いて、この第二残渣をヘキサン2部とメタノール:水(9:1
)1部との間で分配させた。メタノール:水の相を真空中で乾固した。この残渣
を音波処理しながら1mlのメタノール(HPLC等級)中に溶解し、1mlの
シリンジ中に抜き取り、マイレックス濾過ユニット(0,45ミクロン)を通し
てライ−トン瓶中に濾過し、蓋をした。次いで、例1に記載したようにしてHP
L C分析を行なった。その結果を表8Cに示す。
表7および表8を比較すれば、分配による精製によって、セライトを用いたより
費用のががる精製方法に匹敵する収率を得られることがわがる。
例 9:塩化メチレンの代わりに酢酸エチルを用いたセライに分離し、もはや重
量ロスが観察されなくなるまで室温で乾燥させた。次いで、この乾燥されたの葉
をウィリー・ミルで粉砕し、アセトンでの浸出によって抽出した。logの葉を
用いて繰り返し分析を行なった。塩化メチレンを酢酸エチルに置き換えた点を除
き、アセトン抽出物は例7(b)に記載したようにして処理され、分析された。
その結果を表9に示す。
例 10・ (a)アセトン浸出による抽出の前の、植物材料方法を用いて乾燥
し、粉砕した。乾燥し粉砕した葉(10g)を、溶媒を24時間毎に交換しなか
ら(2X100 ml) 、2日間浸出することによりヘキサンで脱脂した。こ
のヘキサン抽出液を合体し、乾固した(残渣平均は200mgで、これはへキサ
ンおよびアセトン抽出物の合計の21%である)。抽出かす(残存した残渣)を
定量的に250m1のエルレンマイヤーフラスコに移し、溶媒を24時間毎に交
換しながら(4X 100 ml)4日間浸出することにより、アセトンで抽出
した。アセトン抽出液を合体させて乾固した。重量が分っているこのアセトン残
渣を、水(1ml)と塩化メチレン(2mlX5)の間で分配させた。塩化メチ
レン相を真空中で乾固し、残渣をメタノール(1ml)中で再構築した。このメ
タノール溶液をマイレックス(Millex)濾過ユニットを用いて濾過し、メ
タノールで1.1に稀釈し、例1に記載した方法に従ってHPLC分析に用いた
。その結果を表10に示す。
上記(a)のようにして乾燥し粉砕した葉(10g)を、溶媒を4時間毎に交換
しながら(100G+1X 2) 8時間、撹拌しつつ浸潤させることによりヘ
キサンで脱脂した。ヘキサン抽出物の平均は194111g、即ちヘキサンおよ
びアセトン抽出物の合計の12%であった。抽出かすを定量的に250m1のエ
ルレンマイヤーフラスコに移し、溶媒を12時間、16時間、20時間および2
4時間後の時点で交換しながら、24時間に亘って撹拌しつつ浸潤させることに
よりアセトン(4X 100 ml)で抽出した。夫々の時点での抽出液を合体
させて真空中で乾固し、得られた残渣の既知部分を水(1ml)と塩化メチレン
(2mlx5)との間で分配させた。塩化メチレン相を乾固し、残渣をメタノー
ル中で際構築咲いた。このメタノール溶液ををマイレックス(Millex)濾
過ユニットを用いて濾過し、メタノールで1:1に稀釈し、HPLC分析に用い
た。その結果を表上記(a)のようにして乾燥し粉砕した葉(10g )を、溶
媒を4時間毎に交換しながら(100m1x2) B時間、ソックスレー抽出に
よりヘキサンで脱脂した。ヘキサン抽出物の平均は297mg、即ちヘキサンお
よびアセトン抽出物の合計の26%であった。ソックスレー抽出かすを、更に、
例6に記載した方法に従ってアセトン(4X 100 ml)で更に抽出した。
例10(b)に記載したようにして抽出、分配及び分析を行なった。結果は表1
0に示した通りである。
特表千6−509560 (24)
例 11:脱脂され得た植物材料のアセトン抽出物の、水と酢酸エチルとの間で
の分配
T、 X Msdia ’Hickxii’の葉のサンプルを、例9で記載した
方法を用いて乾燥し、粉砕した。乾燥し粉砕した葉(10g )をヘキサンで脱
脂し、例10(a)に記載した方法を用いて、アセトン浸出により抽出した。重
量が分っているこのアセトン残渣を、水(1ml)と酢酸エチル(2mlX5)
の間で分配させた。酢酸エチル相を真空中で乾固し、残渣をメタノール(1ml
)中で再構築した。このメタノール溶液を濾過し、稀釈し、例10(a)に記載
したようにして分析した。その結果を表11に示す。
この塩化メチレン層からの残渣は、次いで約5mlの酢酸エチル及び約2mlの
メタノール中に溶解されされた。残渣の溶解を助けるために、フラスコを音波処
理した。残渣が完全に溶解したら、約650 mgのセライトを添加した。減圧
下で溶媒を蒸発させることによって残渣はセライトに付着され、被覆セライトが
生成された。
この被覆セライトはペトリ皿に移され、自由流動性の粉末が得られるまで摩砕さ
れた。次いで、この摩砕粉末をパスツールピペットに詰めた。
このカラムを、溶出物が無色になるまでヘキサン(7ml)を流して洗浄した。
次いで、タフサン類を溶出させるために塩化メチレンが用いられた。塩化メチレ
ンを真空中で蒸発させ、粗製タフサン混合物を製造した。この混合物の重量は、
39、 Img±7.43 (C,V、 = 19%) テあツタ。
この粗製タフサン類を、1mlのHPLC級のメタノール中に溶解した。粗製タ
フサン類の溶解を補助するために、音波処理が用いられた。この溶液はマイレッ
クス濾過ユニット(Millu filleting unit; 0.45
u)を通して濾過され、フラスコ内に回収された。
10gのサンプルのHPLC分析によって、上記溶液中に存在する特定のタフサ
ン類が同定され、その量が測定された。
このHPLC分析のために、ウォーターズ・アソシエーツ社(wate[s A
+5ocialss)から得たμボンダバックC−18カラム(p Bond2
pac C−18; IOμ)が用いられた。
移動相として、流速1.2ml/分のメタノール(65%)および水(35%)
の混合物が用いられた。タフサン類は、227 nmの波長に設定したU、 V
、検出器で検出された。
保持時間および溶液のパーセント組成は下記の表12に示した通りである。
タフサン類のR1値およびパーセント組成)タフサン組成 R1値(分) %
・メタノール 11.5 0.29ト
セファロマニン 10.5 −
−バッカチンI[I 4,7 −
・IO−デスアセチル −−
メタノール
・lO−デスアセチル −−
セファロマニン
・lO−デスアセチル 4.2−
バソカチン■
軸が付いたまま、ノースカロライナ州ウッドウィルのグレゴリ−・マニュファク
チャリング・カンパニー社から入手した[ローノーク(Roanoxk) J型
乾燥納屋(モデル7、5−1−Gバルクキユアリング納屋)の内部で、木枠に取
り付けられたアルミニウム製のワイヤクロス(18インチX16インチ)上に載
置した。枠は、床面から約30インチ上に設けた支持体上に載置された。植物材
料は、暗い換気された納屋内で乾燥された。
乾燥工程の間に、温度は午前8時の約り0℃〜午後3時30分の約40℃の間で
変化した。乾燥は2日間続けられた。この切除された葉は、例12で述べた方法
に従ってタフサン含量を分析された。次のタフサン類が検出された。タクソール
;セファロマニン;バソカチンm ; 10−デスアセチルタクソール;lO−
デスアセチルセファロマニン;lO−デスアセチルバラ力チン■。該組成物中に
存在するメタノールのバーセンテジはとに分離し、例2(a)で説明した方法に
従って室温で乾燥させた。乾燥した葉(500g、例1に記載した方法により測
定されたメタノール含有量0.0074%)をウィリー・ミルの中で約60のメ
ツシュサイズに粉砕し、溶媒を24時間毎に交換しながら(1,5LX5) 、
95%エタノールで浸出することによって抽出した。合体させたエタノール抽出
液は、減圧下に約40°Cを越えない温度で、ブキ(Buchi) ロータリー
エバポレータで蒸発された。
このエタノール残渣(112g、残渣A)は、水(約500 ml)と下記8凰
の塩化メチレンとの間で分配された:夫々1×約1リットル、3×約500 m
1b
体し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。真空濾過を用いて、塩化メチレンから
乾燥剤を除去した。減圧下でブキ・ロータリーエバポレータを用いて塩化メチレ
ン溶媒を蒸発させ、第二残渣を得た(27.8g、残渣B)。
この第二残渣(27,8g)を酢酸エチル/メタノールの混合液(3:1.60
0 ml)中に溶解し、得られた溶液を300 mlづつの二つの部分に分割し
た。夫々の部分は、例1で説明したようにして、約200gのセライト545(
フィッシャー社)上に均一に被覆された。
第二残渣(残渣B)で被覆されたセライトを二つのカラム(夫々5cmX 32
cm)中に充填した。夫々のカラムは、加圧下に、順次ヘキサン(2,2L)お
よび塩化メチレン(1,2L)で洗い流された。このヘキサン洗浄液および塩化
メチレン洗浄液の夫々を真空で蒸発させて、夫々 19.25g (残渣C)お
よび615g(残渣D)を得た。
粗製タフサン混合物を含む残渣D (6j5g)を250111fの酢酸エチル
中に溶解し、例1に記載した方法に従ってセライト(50g)上に吸着させた。
得られた物質を、ヘキサン/アセトン(75: 25)中で充填されたシリカゲ
ル60フラツシユカラム(160g、5cmx15cm、230−400メツシ
ユ、E、 Ms+ck社、1カラムの容量=500ml)にかけた。アセトンの
比率を5%づつ増大させることにより、移動相の極性をヘキサン/アセトン(5
5: 45)まで徐々に増大させた。加圧下に、100m115分の流速で両分
を回収した。まず、1カラム容量のヘキサン/アセトン(75: 25)で溶出
して500m1の1画分を回収し、続いて2カラム容量のヘキサン/アセトン(
70: 30)で溶出して夫々2501の4画分を回収し、2カラム容量のへキ
サン/アセトン(65: 35)で溶出して夫々250m1の4画分を回収し、
1カラム容量のへキサン/アセトン(60: 40)で溶出して夫々250m
lの2画分を回収し、1カラム容量のヘキサン/アセトン(55: 45)で溶
出して夫々50011の10画分を回収した。
回収した両分を、プレコートされたシリカゲルG−UV254(Machiu+
y Nagel、 Du+en)上での薄層クロマトグラフィーによって試験し
た。ヘキサン/アセトン(60; 40.500 ml)およびヘキサン/アセ
トン(55: 45.150 [11)で溶出された両分を合体し、真空中で乾
固した(画分E、 0.427 g)。クロロホルム中の5%メタノールを展開
系に用い、p−アニスアルデヒド/硫酸を可視化剤として用いた薄層クロマトグ
ラフィーによって、この画分中に8種類の成分が同定された。タクソール/セフ
ァロマニン混合物は、Rf値0.62の青灰色のスポットとして現れた。
画分Eは、シリカゲル60フラッジュカラム上で更に分画された。物質(427
mg)を1%メタノール/塩化メチレン(2ml)中に溶解し、1%メタノール
/塩化メチレン中で充填されたシリカゲル60カラム(55g、2cmX 40
cm、 230−400メツシユ、E、 Mettk社、1力ラム容ffi=1
20ml)にかけた。8他(7分の流速を与える低圧において、順次下記の溶出
溶媒を用いてカラムを溶出させた。即ち、1%メタノール/塩化メチレン(2カ
ラム容量、夫々Xl mlの20画分)、1.5%メタノール/塩化メチレン(
1カラム容量、夫々121fO1O画分)、2%メタノール/塩化メチレン(1
カラム容量、夫々12 mlの10画分)、2.5%メタノール/塩化メチレン
(3カラム容量、夫々5 mlの74画分)である。これら画分は、上記で説明
したと同じ展開剤系および可視化側系を用いた薄層クロマトグラフィーでモニタ
ーされた。タクソール/セファロマニン混合物は、2.5%メタノール/塩化メ
チレンで溶出された画分78−86中で同定された。これらを合体し、真空中で
乾固して残渣を得た(40.35mg 、画分F)。HPLCで試験したとき、
この両分はセファロマニンと共にメタノールの存在を示した。
画分F (40j5g)をメタノール中の20%酢酸エチル混合溶媒1mlに溶
解し、可溶化された画分Fを20%酢酸エチル/塩化メチレン混合溶媒中で充填
されたシリカゲル60フラツシユカラム(10g、1cmX 32cm、 23
0−400メツシユ、E、 Mtrck社、1カラム容ff1=21 ml )
にかけることによって、メタノールをセファロマニンから分離した。8ml/分
の流速を与える低圧において、順次下記の溶出溶媒を用いてカラムを溶出させた
。即ち、20%酢酸エチル/塩化メチレン(2カラム容量、夫々II mlの4
画分)、25%酢酸エチル/塩化メチレン(1カラム容量、夫々IQ mlの2
画分)、30%酢酸エチル/塩化メチレン(1カラム容量、夫々4 mlの5画
分)、35%酢酸エチル/塩化メチレン(2カラム容量、夫々4.5mlの9画
分)、40%酢酸エチル/塩化メチレン(1カラム容旦、夫々3mlの7画分)
および45%酢酸エチル/塩化メチレン(2カラム容量、夫々201の10画分
)である。これら画分は、酢酸エチル/塩化メチレン(1: 1)を展開溶媒に
用い、p−アニスアルデヒド/硫酸を可視化剤に用いた薄層クロマトグラフィー
によってモニターされた。HPLC分析により測定すると、塩化メチレン中の4
5%酢酸エチルで溶出された画分35−50の中に、メタノール(26mg)が
純粋な形で得られた。
に記載したようにして納屋で乾燥した。この納屋乾燥された完全な小枝(500
g、例1の方法によってp]定された0、043%乾燥重量のメタノール含有量
を示す)をウィリー・ミルで約60のメツシュサイズに粉砕し、95%エタノー
ル(8L)で浸出処理した。合体したエタノール抽出液を、40℃を越えない温
度において、ブキ・ロータリーエバポレータ上で減圧下に乾固した。
エタノール残渣(134,4g、第一残渣、残渣A)を、水(約600 ml)
と下記容量の酢酸エチルとの間で分配させた:2×約1.2L、3X約600
ml。酢酸エチル層を分離し、合体し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥した。真空
濾過を用いて、乾燥剤を酢酸エチルから除去した。ブキ・ロータリーエ/くポレ
ータを用いて酢酸エチル溶媒を蒸発させ、第二残渣(44g、残l査B)を得た
。
残渣Bは、約1部の水、9部のメタノール(500ml)および2容量のヘキサ
ン(looOml)の二相混合液の間で分配された。続いて、各相を反対の溶媒
(100mlX 5)で洗浄し、洗浄したものを夫々の相について合体させた。
合体されたヘキサン層を乾固して残渣(17,7g、残渣C)を得、また合体さ
れた水/メタノール層を真空で蒸発させて粗製タフサン混合物の残渣(31,1
g、残渣D)を得た。
残渣D Dl、1g)を、塩化メチレン000 m1x4)を用いて音波処理で
洗浄した。塩化メチレン洗浄液を合体し、真空で蒸発させて、残渣りの塩化メチ
レン可溶部(17jg、残渣51例1の方法で測定されたメタノール含量167
mg)を得た。
残渣りの塩化メチレン不溶部の重量は13.8gで、例1の方法で測定したメタ
ノール含量は20 mgであった。
残渣E (17,3g)を酢酸エチル250m1中に溶解し、セライ) Dog
)上に吸着させた。得られた物質を、ヘキサン/アセトン(75: 25)中で
充填されたシリカゲル60フラツシユカラム015 g、5cmX 32cm、
230−400メツシユ、E、 M*rck社、1カラムの容量=600 ml
)にかけた。アセトンの比率を5%づつ増大させることにより、移動相の極性を
ヘキサン/アセトン(45: 55)まで徐々に増大させた。加圧下に、100
m115分の流速で両分を回収した。まず、2カラム容量のへキサン/アセト
ン(70: 30)で溶出して8画分DOOm1. 100m1゜125m1.
200m1. 160ff+I、190m1および210m1 )を回収し、
続いて1カラム容量のへキサン/アセトン(65: 35)で溶出して2画分(
175mlおよび300 ml)を回収し、1カラム容量のへキサン/アセトン
(60: 40)で溶出して500m1の1画分を回収し、1カラム容量のヘキ
サン/アセトン(50: 50)で溶出して夫々 100m1の7画分を回収し
、1カラム容量のへキサン/アセトン(45: 55)で溶出して夫々 l00
m1の6画分を回収し、3カラム容量の100%アセトンで溶出して夫々450
m1の4画分を回収した。回収した画分を、クロロホルム中の5%メタノールを
展開溶媒として用い、またp−アニスアルデヒド/硫酸を可視化剤として用いて
、プレコートされたシリカゲルG−UV (Machi+ur7 Lgrl、D
urrn)上での薄層クロマドグラフィーによって試験した。
ヘキサン/アセトン(55: 45.100 ml)およびヘキサン/アセトン
(50: 50.450 ml)で溶出された両分を合体し、真空中で乾固した
(画分F、 1.61g)。
クロロホルム中の5%メタノールを展開系に用い、p−アニスアルデヒド/硫酸
を可視化剤として用いた薄層クロマトグラフィーによって、この両分中に8種類
の成分が同定された。
タクソール/セファロマニン混合物は、R+ 4a 0.62の青灰色のスポッ
トとして現れた。
以上、本発明の幾つかの例を記載したが、本発明の方法を利用した他の態様を与
えるように、基本的な構成を変更し得ることは明らかである。従って、本発明の
範囲は例示として記載した特定の態様によってではなく、請求の範囲によって定
義されるべきものである。
、、、−^−N、 PCT/US 92103088フロントページの続き
(72)発明者 エルソーリー、マームード・ニーアメリカ合衆国、ミシシッピ
ー州 38655、オックスフォード、シープ・ドライブ 41(72)発明者
マツケスニー、ジエイムズ・デーアメリカ合衆国、ミシシッピー州 3862
7、ニック、ボックス 340、ルート 1
Claims (133)
- 1.植物からタクサン類を得る方法であって、該方法が装飾用イチイ植物の1種 以上の栽培変種から植物素材の再生可能な源を提供することを具備し、該植物素 材が、多量の葉が幹に着いている本来のままの刈取物の形態にあり、かつこの植 物素材を1種以上の溶媒で処理してタクサンに富む生成物を得る方法。
- 2.植物素材の再生可能な源が、T.X media′Henryi′、T.X media′Densiformis′、T.X media′Hicksi i′、T.X media′Dark Green Spreader′、T. X media′Runyan′、T.X media′Brownii′、T .X media′Wardii′、T.X media′Halloran′ 、T.X media′Hatfield′、T.Xmedia′Nigra′ 、T.X media′Tauntonii′、T.X media′Fair view′、T.cuspidata′Brevifolia′、T.cusp idata、およびT.cuspidata′Spreader′からなる群よ り選ばれるイチイ属の栽培変種である請求の範囲第1項記載の方法。
- 3.植物素材の再生可能な源が、T.X media′Densiformis ′、T.X media′Hicksii′、T.X media′Dark Green Spreader′、T.X media′Runyan′、T. Xmedia′Brownii′、T.X media′Wardii′、T. X media′Halloran′、T.X media′Hatfield ′、T.X media′Nigra′、T.X media′Taunton ii′、T.cuspidata′Brevifolia′、およびT.cus pidataからなる群より選ばれるイチイ属の栽培変種である請求の範囲第2 項記載の方法。
- 4.植物素材の再生可能な源が、T.cuspidata、T.Xmedia′ Halloran′、T.X media′Hatfield′、T.X me dia′Tauntonii′、T.X media′Nigra′、T.X media′DarkGreen Spreader′、およびT.X med ia′Hicksii′からなる群より選ばれるイチイ属の栽培変種である請求 の範囲第2項記載の方法。
- 5.溶媒処理に先立って、植物素材を乾燥工程にかける請求の範囲第1項記載の 方法。
- 6.乾燥工程が、遮られていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第5 項記載の方法。
- 7.溶媒処理に先立って、植物素材を粉砕する請求の範囲第1項記載の方法。
- 8.溶媒処理を施された植物素材が、その元来の揮発成分の実質的な部分を保持 する請求の範囲第1項記載の方法。
- 9.装飾用イチイ植物の1種以上の栽培変種から植物素材の再生可能な源を提供 し、かつ該植物素材を1種以上の溶媒で処理してタクサンに富む生成物を得るこ とにより調製されるタクサンに富む組成物であって、該植物素材が、多量の葉が 幹に着いている本来のままの刈取物の形態にある組成物。
- 10.植物素材の再生可能な源が、T.X media′Henryi′、T. X media′Densiformis′、T.X media′Hicks ii′、T.X media′Dark Green Spreader′、T .X media′Runyan′、T.X media′Brownii′、 T.X media′Wardii′、T.X media′Halloran ′、T.X media′Hatfield′、T.Xmedia′Nigra ′、T.X media′Tauntonii′、T.X media′Fai rview′、T.cuspidata′Brevifolia′、T.cus pidata、およびT.cuspidata′Spreader′からなる群 より選ばれるイチイ属の変種より選択されるイチイ属の栽培変種である請求の範 囲第9項記載の組成物。
- 11.植物素材の再生可能な源が、T.X media′Densiformi s′、T.X media′Hicksii′、T.X media′Dark Green Spreader′、T.X media′Runyan′、T .Xmedia′Brownii′、T.X media′Wardii′、T .X media′Halloran′、T.X media′Hatfiel d′、T.X media′Nigra′、T.X media′Taunto nii′、T.cuspidataBrevifolia′、およびT.cus pidataからなる群より選ばれるイチイ属の栽培変種である請求の範囲第9 項記載の組成物。
- 12.植物素材の再生可能な源が、T.cuspidata、T.Xmedia ′Halloran′、T.X media′Hatfield′、T.X m edia′Tauntonii′、T.X media′Nigra′、T.X media′DarkGreen Spreader′、およびT.X me dia′Hicksii′からなる群より選ばれるイチイ属の栽培変種である請 求の範囲第9項記載の組成物。
- 13.溶媒処理に先立って、植物素材が粉砕される請求の範囲第9項記載の組成 物。
- 14.溶媒処理を施された植物素材が、元来の揮発成分の実質的な部分を保持す る請求の範囲第9項記載の組成物。
- 15.溶媒処理に先立って、植物素材が乾燥工程にかけられる請求の範囲第9項 記載の組成物。
- 16.乾燥工程が、遮られていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第 15項記載の組成物。
- 17.タクサン類の源として利用可能な植物素材の調製方法であって、タクサン 含有植物素材の幹に多量の葉が付いている本来のままの刈取物を供給し、この本 来のままの刈取物を乾燥させてその揮発成分を減少させ、実質的に乾燥した刈取 物を作製し、この実質的に乾燥した刈取物を回収することを具備する調製方法。
- 18.乾燥工程を約70℃未満の温度で行なう請求の範囲第17項記載の植物素 材の調製方法。
- 19.乾燥工程を約20℃ないし約65℃の温度で行なう請求の範囲第17項記 載の植物素材の調製方法。
- 20.乾燥工程が、遮られていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第 17項記載の植物素材の調製方法。
- 21.乾燥工程において、可視日光の約40%ないし約80%を植物素材に到達 させない請求の範囲第20項記載の植物素材の調製方法。
- 22.乾燥工程において、植物素材の少なくとも25%の重量減少が達成される 請求の範囲第17項記載の植物素材の調製方法。
- 23.乾燥工程において、植物素材の約40%ないし約70%の重量損失が達成 されるまで植物素材を乾燥させる請求の範囲第22項記載の植物素材の調製方法 。
- 24.植物素材が装飾用イチイ属植物の1種以上の栽培変種から選択される請求 の範囲第17項記載の植物素材の調製方法。
- 25.植物素材が、T.X media′Henryi′、T.X media ′Densiformis′、T.X media′Hicksii′、T.X media′Dark Green Spreader′、T.X medi a′Runyan′、T.Xmedia′Brownii′、T.X medi a′Wardii′、T.X media′Halloran′、T.X me dia′Hatfield′、T.X media′Nigra′、T.X m edia′Tauntonii′、T.X media′Fairview′、 T.cuspidata′Brevifolia′、T.cuspidata、 およびT.cuspidata′Spreader′からなる群より選ばれるイ チイ属の1種以上の種である請求の範囲第24項記載の植物素材の調製方法。
- 26.植物素材が、T.cuspidata、T.X media′Hallo ran′、T.X media′Hatfield′、T.X media′N igra′、T.Xmedia′Tauntonii′、T.X media′ Dark Green Spreader′、およびT.X media′Hi cksii′からなる群より選ばれるイチイ属の1種以上の種である請求の範囲 第25項記載の植物素材の調製方法。
- 27.植物素材を約70℃未満の温度での乾燥工程に処し、該乾燥工程が遮られ ていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第26項記載の植物素材の調 製方法。
- 28.タクサン類の源として利用可能な植物素材であって、タクサン含有植物素 材の幹に多量の葉が付いている本来のままの刈取物を供給し、この本来のままの 刈取物を乾燥させてその揮発成分を減少させ、実質的に乾燥した刈取物を作製し 、この実質的に乾燥した刈取物を回収することを具備する方法によって調製され る植物素材。
- 29.乾燥工程を約70℃未満の温度で行なう請求の範囲第28項記載の植物素 材。
- 30.乾燥工程を約20℃ないし約65℃の温度で行なう請求の範囲第29項記 載の植物素材。
- 31.乾燥工程が、遮られていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第 28項記載の植物素材。
- 32.乾燥工程において、可視日光の約40%ないし約80%を植物素材に到達 させない請求の範囲第31項記載の植物素材。
- 33.乾燥工程において、植物素材の少なくとも25%の重量減少が達成される 請求の範囲第28項記載の植物素材。
- 34.乾燥工程において、植物素材の約40%ないし約70%の重量損失が達成 されるまで植物素材を乾燥させる請求の範囲第28項記載の植物素材。
- 35.植物素材が装飾用栽培イチイ属の1以上の種から選択される請求の範囲第 28項記載の植物素材。
- 36.植物素材が、T.X media′Henryi′、T.X media ′Densiformis′、T.X media′Hicksii′、T.X med1a′Dark Green Spreader′、T.X medi a′Runyan′、T.Xmedia′Brownii′、T.X medi a′Wardii′、T.X media′Halloran′T.X med ia′Hatfield′、T.X media′Nigra′、T.X me dia′Tauntonii′、T.X media′Fairview′、T .cuspidata′Brevifolia′、T.cuspidala、お よびT.cuspidata′Spreader′からなる群より選ばれるイチ イ属の1以上の種から選択される請求の範囲第28項記載の植物素材。
- 37.植物素材が、T.cuspidata、T.X media′Hallo ran′、T.X media′Hatfield′、T.X media′N igra′、T.Xmedia′Tauntonii′、T.X media′ Dark Green Spreader′、およびT.X media′Hi cksii′からなる群より選択される請求の範囲第36項記載の植物素材。
- 38.植物素材を約70℃未満の温度での乾燥工程に処し、該乾燥工程が遮られ ていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第37項記載の植物素材。
- 39.タクサン含有植物素材から粗タクサン混合物を得る方法であって、 A.植物素材を有機溶媒と接触させることによりタクサン類を抽出し、実質的に 溶媒を含まないタクサンに富む第1の残渣を得る工程; B.第1の残渣を、タクサン類を溶解し得る有機溶媒とタクサンをほとんど溶解 しない水性溶媒との間で分配して有機相と水相とを生成させる工程; C.水相から有機相を分離し、実質的に水相を含まない有機相を回収する工程; D.第2の有機相から第2の残渣を生成させる工程;を具備する初期溶媒処理、 該第2の残渣に、 E.タクサンを固体支持体に可逆的に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解し、 溶解した第2の残渣を含む溶媒に固体支持体を導入し、この固体支持体に第2の 残渣のタクサン類を付着させ、固体支持体を溶媒から分離し、 タクサン類が付着した固体支持体を、異なるタクサン溶出特性を有する溶媒系と 接触させ、かつ固体支持体からタクサンに富む分画を粗タクサン混合物として溶 出させ、または F.第2の残渣を水性混合物と非極性非混和性有機溶媒との間で分配し、ここで 、水性混合物は、単層の水および水と混和し得る極性有機溶媒を含み、極性溶媒 は、水性混合物中に、第2の残渣中に存在するタクサン類を水性混合物に配する に十分な量存在し、かつ 水性混合物から粗タクサン混合物を回収する、のいずれかから選ばれる最終処理 を施す、ことを具備する方法。
- 40.工程A、B、C、D、EまたはFのいずれも1回以上繰り返される請求の 範囲第39項記載の方法。
- 41.工程Aにおいて、植物素材を、エタノール、アセトン、酢酸エチル、塩化 メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、メチルエチルケトン、メチルイソブチル ケトン、メチルt−ブチルエーテル、メタノールまたはそれらの混合物からなる 群より選ばれる有機溶媒と接触させる請求の範囲第39項記載の方法。
- 42.工程Aにおいて、植物素材を、アセトン、エタノールおよび酢酸エチルか らなる群より選ばれる有機溶媒と接触させる請求の範囲第41項記載の方法。
- 43.工程Aにおいて、植物素材をエタノールと接触させる請求の範囲第42項 記載の方法。
- 44.工程Aにおける植物素材と溶媒との接触を、浸漬、パーコレーション、ソ ックレー抽出、撹拌、またはそれらの組み合わせからなる群より選ばれる方法に よって促進する請求の範囲第39項記載の方法。
- 45.工程Aにおける植物素材と溶媒との接触を、振とうにより促進する請求の 範囲第44項記載の方法。
- 46.工程Aにおける植物素材と溶媒との接触を、有機溶媒中に植物素材を浸漬 し、かつ撹拌することにより促進する請求の範囲第45項記載の方法。
- 47.工程Aにおいて植物素材を溶媒と接触させる前に、ヘキサン、ヘキサン類 、ペンタン、石油エーテル、イソオクタン、またはそれらの混合液からなる群よ り選ばれる溶媒で植物素材を脱脂する請求の範囲第39項記載の方法。
- 48.工程Bの有機溶媒が、塩化メチレンおよび酢酸エチルからなる群より選ば れる請求の範囲第39項記載の方法。
- 49.工程Bの有機溶媒が酢酸エチルである請求の範囲第48項記載の方法。
- 50.工程Bの水性溶媒が水である請求の範囲第39項記載の方法。
- 51.工程Cの有機溶媒が、水性溶媒から有機溶媒を分離した後、乾燥剤もしく は方法で処理される請求の範囲第39項記載の方法。
- 52.乾燥剤が、無水硫酸マグネシウム、無水硫酸ナトリウム、4Aモレキュラ ーシーブ、塩化カルシウムもしくはそれらの混合物からなる群より選ばれ、かつ 乾燥方法が、水が凍結する温度以下に有機溶媒を冷却し、凍結した水から液状有 機溶媒を分離することを包含する請求の範囲第51項記載の方法。
- 53.乾燥剤が無水硫酸ナトリウムである請求の範囲第52項記載の方法。
- 54.植物素材が、装飾用イチイ属種の1種以上の栽培変種から選択される請求 の範囲第39項記載の方法。
- 55.植物素材が、T.X media′Henryi′、T.X media ′Densiformis′、T.X media′Hicksii′、T.X media′Dark Green SPreader′、T.X medi a′Runyan′、T.Xmedia′Brownii′、T.X medi a′Wardii′、T.X media′Halloran′、T.X me dia′Hatfield′、T.X media′Nigra′、T.X m edia′Tauntonii′、T.X media′Fairview′、 T.cuspidata′Brevifolia′、T.cuspidata、 およびT.cuspidata′Spreader′からなる群より選ばれるイ チイ属の栽培変種から得られる請求の範囲第54項記載の方法。
- 56.抽出しようとする植物素材を、抽出に先立って乾燥させる請求の範囲第3 9項記載の方法。
- 57.乾燥工程に処される植物素材が、幹に多量の葉が付いている本来のままの 刈取物として供給される請求の範囲第56項記載の方法。
- 58.乾燥工程を約70℃未満の温度で行なう請求の範囲第57項記載の方法。
- 59.乾燥工程が約20℃ないし約65℃の温度で行なわれる請求の範囲第58 項記載の方法。
- 60.乾燥工程は、遮られていない直射日光の下では行なわれない請求の範囲第 56項記載の方法。
- 61.乾燥工程において、可視日光の約40%ないし約80%を植物素材に到達 させない請求の範囲第60項記載の方法。
- 62.乾燥工程において、植物素材の少なくとも25%の重量減少が達成される 請求の範囲第56項記載の方法。
- 63.乾燥工程において、植物素材の約40%ないし約70%の重量損失が達成 されるまで植物素材を乾燥させる請求の範囲第62項記載の方法。
- 64.粗タクサン混合物が、タクソール、セファロマニン、デスアセチル−セフ ァロマニン、バッカチンIII、10−デスアセチルバッカチンIIIおよび1 0−デスアセチルククソールを含む請求の範囲第39項記載の方法。
- 65.第2の残渣に工程Eの最終処理を施す請求の範囲第39項記載の方法。
- 66.工程Dの第2の残渣を溶解するための工程Eの溶媒が酢酸エチルおよびメ タノールの混合液である請求の範囲第65項記載の粗タクサン混合物を得るため の方法。
- 67.工程Dの第2の残渣を溶解するための工程Eの溶媒が酢酸エチルである請 求の範囲第65項記載の粗タクサン混合物を得るための方法。
- 68.工程Eの固体支持体がセライトである請求の範囲第65項記載の粗タクサ ン混合物を得るための方法。
- 69.第2の残渣が溶解している工程Eの溶媒に工程Eの固体支持体を加えるこ とによりタクサン類を可逆的に固体支持体に付着させ、該溶媒を蒸発させて該固 体支持体に付着する第2の残渣の成分を得る請求の範囲第65項記載の粗タクサ ン混合物を得るための方法。
- 70.第2の残渣の成分が付着している工程Eの固体支持体を、固体支持体から 多量のタクサンを除去することのない溶媒で最初に溶出し、次いで、第1の溶出 に用いられる溶媒よりも極性の高い溶媒であって、固体支持体からタクサンに富 む分画を粗ククサン混合物として溶出する溶媒を用いる第2の溶出を行なう請求 の範囲第65項記載の粗タクサン混合物を得るための方法。
- 71.第1の溶出に用いられる溶媒がヘキサンである請求の範囲第70項記載の 粗タクサン混合物を得るための方法。
- 72.固体支持体からのタクサン類の溶出に用いられる溶媒が、酢酸エチルおよ び塩化メチレンからなる群より選ばれる請求の範囲第70項記載の粗タクサン混 合物を得るための方法。
- 73.ヘキサンが第1の溶出に用いられ、酢酸エチルがタクサン類の溶出に用い られる請求の範囲第70項記載の粗タクサン混合物を得るための方法。
- 74.第2の残渣に工程Fの最終処理を施す請求の範囲第39項記載の方法。
- 75.工程Fの水性混合物が、約50%の極性有機溶媒と残余の水とを含む請求 の範囲第74項記載の方法。
- 76.工程Fの水性混合物が、約9部の極性有機溶媒と約1部の水とを含む請求 の範囲第75項記載の方法。
- 77.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒が、アセトニトリルおよびメタノール からなる群より選ばれる請求の範囲第74項記載の方法。
- 78.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒がメタノールである請求の範囲第74 項記載の方法。
- 79.工程Fの水性混合物が、約50%をこえるメタノールと残余の水とを含む 請求の範囲第74項記載の方法。
- 80.工程Fの水性混合物が、約9部のメタノールと約1部の水とを含む請求の 範囲第79項記載の方法。
- 81.工程Fの有機溶媒が、ヘキサン、ペンタン、石油エーテル、ヘプタン、イ ソオクタンおよびそれらの混合物からなる群より選ばれる請求の範囲第74項記 載の方法。
- 82.工程Fの有機溶媒がヘキサンである請求の範囲第81項記載の方法。
- 83.第2の残渣を、ヘキサンを包含する非極性非混和性有機溶媒とメタノール および水を包含する水性混合物とで分配する請求の範囲第74項記載の方法。
- 84.第2の残渣を、水性混合物よりも大容積の非極性非混和性有機溶媒との間 で分配する請求の範囲第74項記載の方法。
- 85.第2の残渣を、約1部の第2の水性混合物と約2部の非極性非混和性有機 溶媒とで分配する請求の範囲第84項記載の方法。
- 86.粗タクサン混合物が、タクソール、セファロマニン、デスアセチル−セフ ァロマニン、バッカチンIII、10−デスアセチルバッカチンIIIおよび1 0−デスアセチルタクソールからなる群より選ばれるタクサン類を含有する請求 の範囲第74項記載の方法。
- 87.タクサン類を含有する植物素材由来の粗タクサン混合物であって、 A.植物素材を有機溶媒と接触させることによりタクサン類を抽出し、実質的に 溶媒を含まないタクサンに富む第1の残渣を得る工程; B.第1の残渣を、タクサン類を溶解し得る有機溶媒とタクサンをほとんど溶解 しない水性溶媒との間で分配して有機相と水相とを生成させる工程; C.水相から有機相を分離し、実質的に水相を含まない有機相を回収する工程; D.第2の有機相から第2の残渣を生成させる工程;該有機相に、 E.タクサンを固体支持体に可逆的に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解し、 溶解した第2の残渣を含む溶媒に固体支持体を導入し、この固体支持体に第2の 残渣のタクサン類を付着させ、固体支持体を溶媒から分離し、 タクサン類が付着した被覆固体支持体を、異なるタクサン溶出特性を有する溶媒 系と連続的に接触させ、かつ固体支持体からタクサンに富む分画を粗タクサン混 合物として溶出させ、または F.第2の残渣を水性混合物と非極性非混和性有機溶媒との間で分配し、ここで 、水性混合物は、単層の水および水と混和し得る極性有機溶媒を含み、極性溶媒 は、水性混合物中に、第2の残渣中に存在するタクサン類を水性混合物に配する に十分な量存在し、かつ 水性混合物から粗タクサン混合物を回収する、のいずれかから選ばれる最終溶媒 処理を施すこと、を具備する方法によって調製される粗タクサン混合物。
- 88.植物素材が、装飾用イチイ属植物の栽培変種の1以上の種から供給される 請求の範囲第87項記載の粗タクサン混合物。
- 89.抽出しようとする植物素材が幹に多量の葉が付いた本来のままの刈取物と して供給され、かつ抽出に先立って乾燥工程に処される請求の範囲第87項記載 の粗タクサン混合物。
- 90.第2の残渣に工程Eの最終処理を施す請求の範囲第87項記載の粗タクサ ン混合物。
- 91.第2の残渣に工程Fの最終処理を施す請求の範囲第87項記載の粗タクサ ン混合物。
- 92.工程Fの水性混合物が、約50%をこえる極性有機溶媒および残余の水を 含む請求の範囲第91項記載の粗タクサン混合物。
- 93.工程Fの水性混合物が、約9部の極性有機溶媒と約1部の水とを含む請求 の範囲第92項記載の粗タクサン混合物。
- 94.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒が、アセトニトリルおよびメタノール からなる群より選ばれる請求の範囲第91項記載の粗タクサン混合物。
- 95.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒がメタノールである請求の範囲第94 項記載の粗タクサン混合物。
- 96.工程Fの水性混合物が、約50%のメタノールと残余の水とを含む請求の 範囲第91項記載の粗タクサン混合物。
- 97.工程Fの水性混合物が、約9部のメタノールと約1部の水とを含む請求の 範囲第96項記載の粗タクサン混合物。
- 98.工程Fの有機溶媒が、ヘキサン、ペンタン、石油エーテル、ヘプタン、イ ソオクタンおよびそれらの混合物からなる群より選ばれる請求の範囲第91項記 載の粗タクサン混合物。
- 99.工程Fの有機溶媒がヘキサンである請求の範囲第98項記載の粗タクサン 混合物。
- 100.第2の残渣を、ヘキサンを包含する非極性非混和性有機溶媒とメタノー ルおよび水を包含する水性混合物とで分配する請求の範囲第91項記載の粗タク サン混合物。
- 101.第2の残渣を、水性混合物よりも大容積の非極性非混和性有機溶媒との 間で分配する請求の範囲第91項記載の粗タクサン混合物。
- 102.第2の残渣を、約1部の第2の水性混合物と約2部の非極性非混和性有 機溶媒とで分配する請求の範囲第101項記載の粗タクサン混合物。
- 103.粗タクサン混合物が、タクソール、セファロマニン、デスアセチル−セ ファロマニン、バッカチンIII、10−デスアセチルバッカチンIIIおよび 10−デスアセチルタクソールからなる群より選ばれるタクサン類を含有する請 求の範囲第87項記載の粗タクサン混合物。
- 104.タクソールおよびセファロマニンを包含する2種以上のタクサン類を分 離するための方法であって、正常相クロマトグラフィーカラムにのせるに適した 溶媒中に2種以上のタクサン類を含有する混合物を供給する工程;移動相として 適した溶媒中の固体支持体を充填した正常相クロマトグラフィーカラムにタクサ ン含有混合物をのせる工程;および 十分な極性を有する移動相で正常相クロマトグラフィーカラムを溶出してタクソ ールおよびセファロマニンを別々に溶出することによりタクサン類を分離する工 程を具備する方法。
- 105.移動相が酢酸エチルおよび塩化メチレンの混合液である請求の範囲第1 04項記載の方法。
- 106.タクサン類の混合物を、塩化メチレン中約20%の酢酸エチルの混合液 を用いるクロマトグラフィーカラムにかける請求の範囲第105項記載の方法。
- 107.実質的に純粋なタクソールを、酢酸エチル約45%および塩化メチレン 約55%で溶出した分画から集める請求の範囲第104項記載の方法。
- 108.実質的に純粋なセファロマニンを、酢酸エチル約50%および塩化メチ レン約50%で溶出した分画から集める請求の範囲第104項記載の方法。
- 109.ククサン含有植物素材からタクサン類タクソールおよびセファロマニン を得、これを分離する方法であって:タクサン含有植物素材の幹に多量の葉が付 いている本来のままの刈取物を供給し、この本来のままの刈取物を乾燥させてそ の揮発成分を減少させ、それにより実質的に乾燥した刈取物を作製し、およびこ の実質的に乾燥した刈取物を回収する工程、 この実質的に乾燥した刈取物から下記工程に従ってタクサンを抽出する工程: A.植物素材を有機溶媒に接触させ、実質的に溶媒を含有しないタクサンに富む 第1の残渣を得る工程;B.第1の残渣を、タクサン類を溶解し得る有機溶媒と タクサンをほとんど溶解しない水性溶媒との間で分配して有機相と水相とを生成 させる工程; C.水相から有機相を分離し、実質的に水相を含まない有機相を回収する工程; D.第2の有機相から第2の残渣を生成させる工程;この有機相に、 E,タクサンを固体支持体に可逆的に付着させ得る溶媒に第2の残渣を溶解し、 溶解した第2の残渣を含む溶媒に固体支持体を導入して、この固体支持体に第2 の残渣のタクサン類を付着させ、固体支持体を溶媒から分離し、 続いて、タクサン類が付着した固体支持体を、異なるタクサン溶出特性を有する 溶媒系と接触させ、および固体支持体からタクサンに富む分画を粗混合物として 溶出させるか、または F.第2の残渣を水性混合物と非極性非混和性有機溶媒との間で分配し、ここで 、水性混合物は、単層の水および水と混和し得る極性有機溶媒を含み、極性溶媒 は、水性混合物中に、第2の残渣中に存在するタクサン類を水性混合物に配する に十分な量存在し、かつ 第2の水性混合物から粗タクサン混合物を回収する、のいずれかから選択される 最終処理を施す工程、処理EまたはFのいずれかから得られた粗タクサン混合物 を、正常相クロマトグラフィーカラムにかけるのに適した溶媒中に供給する工程 であって、ここで粗タクサン混合物は2種以上のタクサン類を含有し; 移動相として適した溶媒中の固体支持体を充填した正常相クロマトグラフィーカ ラムにタクサン含有混合物をかける工程; 十分な極性を有する移動相で正常相クロマトグラフィーカラムを溶出してタクソ ールおよびセファロマニンを別々に溶出することによりタクサン類を分離する工 程、を具備する方法。
- 110.乾燥工程を約70℃未満の温度で行なう請求の範囲第109項記載の方 法。
- 111.乾燥工程を約20℃ないし約65℃の温度で行なう請求の範囲第110 項記載の方法。
- 112.乾燥工程は、遮られていない直射日光の下ではおこなわない請求の範囲 第109項記載の方法。
- 113.乾燥工程において、可視日光の約40%ないし約80%を植物素材に到 達させない請求の範囲第112項記載の方法。
- 114.乾燥工程において、植物素材の少なくとも25%の重量減少が達成され る請求の範囲第109項記載の方法。
- 115.乾燥工程において、植物素材の約40%ないし約70%の重量損失が達 成されるまで植物素材を乾燥させる請求の範囲第114項記載の方法。
- 116.植物素材が、T.cuspidata、T.X media′Hall oran′、T.X media′Hatfield′、T.X media′ Nigra′、T.X media′Tauntonii′、T.X medi a′Dark Green Spreader′、およびT.X media′ Hicksii′からなる群より選択される請求の範囲第109項記載の方法。
- 117.第2の残渣に工程Fの最終処理を施す請求の範囲第109項記載の方法 。
- 118.工程Fの水性混合物が、約50%の極性有機溶媒と残余の水とを含む請 求の範囲第117項記載の方法。
- 119.工程Fの水性混合物が、約9部の極性有機溶媒と約1部の水とを含む請 求の範囲第118項記載の方法。
- 120.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒が、アセトニトリルおよびメタノー ルからなる群より選ばれる請求の範囲第117項記載の方法。
- 121.工程Fの水性混合物の極性有機溶媒がメタノールである請求の範囲第1 20項記載の方法。
- 122.工程Fの水性混合物が、約50%をこえるメタノールと残余の水とを含 む請求の範囲第117項記載の方法。
- 123.工程Fの水性混合物が、約9部のメタノールと約1部の水とを含む請求 の範囲第122項記載の方法。
- 124.工程Fの有機溶媒が、ヘキサン、ペンタン、石油エーテル、ヘプタン、 イソオクタンおよびそれらの混合物からなる群より選ばれる請求の範囲第117 項記載の方法。
- 125.工程Fの有機溶媒がヘキサンである請求の範囲第124項記載の方法。
- 126.第2の残渣を、ヘキサンを包含する非極性非混和性有機溶媒とメタノー ルおよび水を包含する水性混合物とで分配する請求の範囲第117項記載の粗タ クサン混合物。
- 127.第2の残渣を、水性混合物よりも大容積の非極性非混和性有機溶媒との 間で分配する請求の範囲第117項記載の粗タクサン混合物。
- 128.第2の残渣を、約1部の第2の水性混合物と約2部の非極性非混和性有 機溶媒とで分配する請求の範囲第127項記載の方法。
- 129.粗タクサン混合物が、タクソール、セファロマニン、デスアセチル−セ ファロマニン、バッカチンIII、10−デスアセチルバッカチンIIIおよび 10−デスアセチルタクソールからなる群より選ばれるタクサン類を含有する請 求の範囲第117項記載の方法。
- 130.得られ、かつ分離されるタクサンがタクソールである請求の範囲第12 9項記載の方法。
- 131.工程A、B、C、D、EまたはFのいずれもが、1、2、3もしくは4 回繰り返される請求の範囲第40項記載の方法。
- 132.2種以上のタクサン類を分離するための工程のいずれもが、1もしくは 2回繰り返される請求の範囲第104項記載の方法。
- 133.いずれの工程もが、1、2、3もしくは4回繰り返される請求の範囲第 132項記載の方法。
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