JPH0650970A - 赤血球を球状体化する試薬混合物 - Google Patents
赤血球を球状体化する試薬混合物Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 正確で精密な細胞の体積測定を行うために、
体積変化を起させずに全血液の赤血球を球状体化するか
または球状体化し固定する方法を提供する。 【構成】 本試薬混合物は、等張性水溶液と、球状体化
剤と、球状体化剤と可逆的に結合するタンパク質とを含
み、タンパク質と球状体化剤との重量比を約20:1〜
約70:1とし、球状体化剤の濃度を試料中で約2mg
〜約10mg/100mlとする。
体積変化を起させずに全血液の赤血球を球状体化するか
または球状体化し固定する方法を提供する。 【構成】 本試薬混合物は、等張性水溶液と、球状体化
剤と、球状体化剤と可逆的に結合するタンパク質とを含
み、タンパク質と球状体化剤との重量比を約20:1〜
約70:1とし、球状体化剤の濃度を試料中で約2mg
〜約10mg/100mlとする。
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に言えば、正確でそして精密な細胞の体
積測定を行うために、体積変化を起さないで全血液の赤
血球を球状体化するかまたは球状体化しそして固定する
方法に関する。さらに詳しく言えば、この方法は1連の
希釈工程を含んでいる。この工程により、外来性または
内因性のタンパク質と球状体化剤とをタンパク質/球状
体化剤の重量比が全試料の体積に基づいて約20:1〜
約70:1の量で添加し、そして最終試料中の球状体化
剤の濃度は約2mg/100ml〜約10mg/100
mlになる。個個の赤色細胞(赤血球)からの光散乱の
測定量を利用して赤色細胞(赤血球)の個個の体積およ
びその平均体積を決定する方法は、以下の2種類の誤差
の影響を受ける。
積測定を行うために、体積変化を起さないで全血液の赤
血球を球状体化するかまたは球状体化しそして固定する
方法に関する。さらに詳しく言えば、この方法は1連の
希釈工程を含んでいる。この工程により、外来性または
内因性のタンパク質と球状体化剤とをタンパク質/球状
体化剤の重量比が全試料の体積に基づいて約20:1〜
約70:1の量で添加し、そして最終試料中の球状体化
剤の濃度は約2mg/100ml〜約10mg/100
mlになる。個個の赤色細胞(赤血球)からの光散乱の
測定量を利用して赤色細胞(赤血球)の個個の体積およ
びその平均体積を決定する方法は、以下の2種類の誤差
の影響を受ける。
1. 生来の人間の赤血球は両凹の円板であるので、特
定の立体角内で散乱する光の量は入射光束に対する細胞
の方向に伴つて変動する。
定の立体角内で散乱する光の量は入射光束に対する細胞
の方向に伴つて変動する。
2. 操作の間すなわち希釈しそしてポンプで送る間
に、細胞の形が1部には血液の採集時と測定時との間の
時間差により、そして1部には希釈された血液試料の組
成によつて変化することがある。
に、細胞の形が1部には血液の採集時と測定時との間の
時間差により、そして1部には希釈された血液試料の組
成によつて変化することがある。
上記の点に関する詳細についてはEric Ponde
r著『溶血反応および関連現象(Hemolysis
and Related Phenomera)』第I
I章第10〜49頁(1948)およびBernard
Deuticke『Transformation
and Restoration of Biconc
ave Shape of Human Erythr
ocytesInduced by Amphiphi
lic Agents and Changes of
Ionic Environment 』 Bioc
hemica Et. Biophy. Acta,第
494〜500頁(1968)を参照されたい。本発明
はこれらの誤差の原因を両方とも取り除き、人間の赤血
球の体積測定の広く改善された方法を可能にするもので
ある。例えば上記のPonderの文献に記載されてい
るとおり、赤血球を等張性溶液内でその体積を変えるこ
となく球状体化できることはよく知られている。完全に
球状体化した細胞から散乱する光は光束の方向に対して
は変化しないので、前記の第1の誤差は消去される。し
かしながらそのように調製したものが不安定であること
は周知である。すなわち赤血球は球状体化後のいろいろ
の段階(それは球状体化剤の選択および個個の血液試料
の性質によつて左右される)で溶解してしまう。本発明
者は、球状体化剤(代表的には洗浄剤の性質をもつた物
質)の絶対濃度およびタンパク質(これは等張性溶液中
の任意所望の希釈度の内因性のものまたは外から加えた
もののどちらでもよい)に対する球状体化剤の重量比を
制御することによつて、球状体化状態を長期に亘つて安
定に保つことができることを見い出した。前記の制御は
処理工程中の形状の一貫性を確保する助けとなりそして
前記の第2の誤差を最小にする。本発明方法は一般に以
下の2つの方法で実施することができる。
r著『溶血反応および関連現象(Hemolysis
and Related Phenomera)』第I
I章第10〜49頁(1948)およびBernard
Deuticke『Transformation
and Restoration of Biconc
ave Shape of Human Erythr
ocytesInduced by Amphiphi
lic Agents and Changes of
Ionic Environment 』 Bioc
hemica Et. Biophy. Acta,第
494〜500頁(1968)を参照されたい。本発明
はこれらの誤差の原因を両方とも取り除き、人間の赤血
球の体積測定の広く改善された方法を可能にするもので
ある。例えば上記のPonderの文献に記載されてい
るとおり、赤血球を等張性溶液内でその体積を変えるこ
となく球状体化できることはよく知られている。完全に
球状体化した細胞から散乱する光は光束の方向に対して
は変化しないので、前記の第1の誤差は消去される。し
かしながらそのように調製したものが不安定であること
は周知である。すなわち赤血球は球状体化後のいろいろ
の段階(それは球状体化剤の選択および個個の血液試料
の性質によつて左右される)で溶解してしまう。本発明
者は、球状体化剤(代表的には洗浄剤の性質をもつた物
質)の絶対濃度およびタンパク質(これは等張性溶液中
の任意所望の希釈度の内因性のものまたは外から加えた
もののどちらでもよい)に対する球状体化剤の重量比を
制御することによつて、球状体化状態を長期に亘つて安
定に保つことができることを見い出した。前記の制御は
処理工程中の形状の一貫性を確保する助けとなりそして
前記の第2の誤差を最小にする。本発明方法は一般に以
下の2つの方法で実施することができる。
A.球状体化剤(洗浄剤)とアルブミンとを所要濃度で
含有する等張性溶液中に血清試料を(代表的には約1/
1000に)希釈するか、または B.血液試科そのものからの内因性の血清アルブミン
(血漿タンパク質)に対する球状体化剤の割合が正しい
割合となる希釈度が与えられたときに、球状体化が起こ
るのにちようど充分な濃度で球状体化剤を含んでいる等
張性溶液のある量で血清試料を希釈する。次に、得られ
る試料を、固定剤の等張性溶液を添加することによつて
同時におよび(または)連続的に固定しそしてさらに希
釈して球状体化細胞を硬化し、そしてもし前記の処理を
行わなければ球状体化細胞についてその形状または大き
さを変化させまたはそれらに含まれているヘモグロビン
を溶解して失なわせるような工程に対しても完全に不活
性なものにしてしまう。本発明は前記特許請求の範囲に
も記載してあるとおり、試料中の哺乳類の赤血球を処理
し、赤血球の体積を測定するにあたつて電気光学的に有
効に測定することのできる試料を提供する方法に関する
ものであり、この方法は抗凝固性の全血液試料を球状体
化剤含有等張性溶液と結合し、そしてこうして得られる
試料のアリコート(部分試料)をタンパク質−球状体化
剤含有等張性溶液で希釈することから成る。最終試料中
のタンパク質/球状体化剤の重量比は約20:1〜約7
0:1好ましくは約50:1であり、そして球状体化剤
の濃度は約2mg/100ml〜約10mg/100m
l好ましくは約3mg/100mlである。全血液試料
は希釈剤としての塩類で試料の約50容量%希釈度に予
備希釈し、粘度を減少しておくことが好ましい。血液試
料の粘度変動から起きる、ポンプ操作による体積的な誤
差の減少が保証されるからである。その次の希釈工程に
よつて体積比で約1:1000の最終希釈となるが、こ
の希釈度は1個より多い細胞が電気光学式検出器の入射
光束を通過し、検出器の測定時間内に窓を通る確率の非
常に低いものである。本発明方法に使う洗浄剤は硫酸ア
ルキル(このアルキル基は炭素原子10〜16個を含
む)のアルカリ金属塩が好ましく、ラウリル硫酸ナトリ
ウムが最も好ましい。本発明方法に使うタンパク質は好
ましくは血清アルブミンであり、それは外部から加え
る。本発明のその他の好ましい方法は、タンパク質/球
状体化剤による希釈工程の代りに、アリコート試料を固
定剤溶液好ましくは等張性のグルタルアルデヒド含有塩
類溶液で処理すること以外は上記に記載した方法と同様
に行うものである。この方法において必要なタンパク質
は試料中において内因性的に血漿タンパク質として提供
される。本発明の別の好ましい態様は、前記特許請求の
範囲にも記載されている通り、試料中の赤血球を球状体
化するための試薬である。すなわちタンパク質の球状体
化剤に対する重量比が約20:1〜約70:1であり、
混成試料中における球状体化剤の全濃度が約2mg/1
00ml〜約10mg/100mlであるタンパク質−
球状体化剤混合物から成る、試料中の赤血球の球状体化
剤である。本発明を更に詳細に説明すれば、本発明は抗
凝固性全血液試料中の哺乳動物の赤血球を球状体化する
方法を目的としている。この方法はタンパク質と球状体
化剤とを特定の重量比でそしてある最終の球状体化剤濃
度で使うことを含んでいる。タンパク質が不在の場合に
は、球状体化剤添加後の溶液中の遊離の球状体化剤の量
は赤血球の濃度に依存することになる(上記Ponde
rの文献参照)。従つて、正常な血液カウントに対して
決定した最適の球状体化剤濃度をもつ試薬を使うと、球
状体化の度合いは、溶液の単位体積当りの赤血球カウン
トが高い血液においては不完全となり、または非常に低
い赤血球カウントのものにおいては溶解に導くこともあ
る。タンパク質例えば血清アルブミンは球状体化剤と可
逆的に結合しそしてそれゆえに赤血球カウントにかかわ
りなく、球状体化剤の最適範囲における有効濃度を緩衝
するのに使うことができる。球状体化剤の好ましい濃度
は、試料をある特定の希釈状態においてタンパク質例え
ばアルブミンまたは血漿タンパク質で緩衝したときに丁
度球状体化を起こすのに充分な量である。このタンパク
アルブミンは次の2つの方法のいずれかによつて供給す
ることができる。血清試料中において血漿タンパク質と
して内因性的に供給するかまたは外部から添加するかで
ある。本発明の好ましい態様においては、この方法は予
備希釈した血液試料を等張性球状体化剤−塩類溶液と結
合し、それから次にそのアリコートをタンパク質−球状
体化剤塩類溶液で処理することを含んでいる。予備希釈
工程は好ましくは適当な等張性希釈剤例えば塩類溶液で
血清試料を約50容積%に希釈することによつて実施す
る。生成する予備希釈された試料は球状体化剤(本明細
書においてはこれを洗浄剤と呼ぶことがある)を含む等
張性溶液と結合する。代表的な第1の希釈は試料の5
0:1希釈液を作るものである。上記試料のアリコート
をタンパク質−球状体化剤溶液で処理することによつて
更に希釈し、試料の約1000:1の希釈液を得る。生
成する試料は光散乱測定に対して適当な濃度で、球状体
化しそして安定化した赤血球を含有している。流動式血
球計数器(flow cell cytometer)
を使つてこのような光散乱測定を行う場合には、個個の
細胞体積ならびに細胞の数を決定することができる。従
つてその平均体積も計算することができる。本発明方法
において臨界的な意味をもつ特徴としては、タンパク質
/球状体化剤の重量比および球状体化剤の濃度が含まれ
る。これらのパラメーターをある限度内に規制すること
によつて、球状体化工程は効果的に完遂されそして分析
結果は高い信頼性をもつ。本明細書に開示した方法にお
いて、タンパク質/球状体化剤の重量比は好ましくは約
20:1〜約70:1最も好ましくは50:1の比率で
あることがわかつた。球状体化剤の最終濃度は、約2m
g/100ml〜約10mg/100mlの濃度が非常
に好適であり、特に3mg/100mlの濃度は最も好
ましい。外部から供給するタンパク質は好ましくは血清
アルブミンである。その他の使用可能なタンパク質には
牛、人および卵のアルブミンが含まれる。本発明の第2
の方法においては、タンパク質/球状体化剤の第2希釈
工程を等張性の固定剤溶液による処理工程と取替える。
この系では、第1の希釈に対するタンパク質は血清試料
中において内因性的形で血漿タンパク質として供給され
る。球状体化剤の等張性溶液は、内因性血漿タンパク質
/球状体化剤の比率および球状体化剤の濃度を好ましい
範囲内にもたらすのに充分な体積で加える。好ましい固
定剤はグルタルアルデヒドであり、それは最終のグルタ
ルアルデヒドの濃度が0.1重量%〜0.4重量%を与
えるような量で使う。等張性の固定剤溶液は塩類または
塩類−球状体化剤混合物とから適当に調製する。グルタ
ルアルデヒドは赤血球を非常に速やかに固定するので、
固定剤添加工程より先では球状体化剤濃度を最適に緩衝
することはほとんど臨界的意味をもたないものと考えら
れる。含有される赤血球が固定されるや否や、それは完
全に臨界的意味をもつところではなくなる。前記のいず
れの方法に使われるにしろ、球状体化剤として適当なも
のは、そのアルキル基が炭素原子10〜16個を含む硫
酸アルキルのアルカリ金属(ナトリウム、カリウム、リ
チウム、セシウムまたはルビジウム)塩である。ラウリ
ル硫酸アルカリ金属塩が好ましく、そしてラウリル硫酸
ナトリウム塩が最も好ましいものである。その他のこれ
らの方法に使うことができる適当な球状体化剤は脂肪
酸、りん脂質等を含む。なお、通常『球状体化剤』と称
されているもの(例えば粗製の卵レシチン:上記Pon
derの文献参照)の中には、実際には少量の不純物と
して球状体化剤を含んでいるに過ぎないものがあること
に注意されたい。例えば純粋なレシチンは球状体化剤で
はない。論議されている重量濃度は任意の不純『球状体
化剤』における活性原理についてであり、粗製の重量濃
度ではないことを理解されたい。前記の両方の方法は自
動化された系におけるように連続的にかまたは不連続な
または各個別の方法で行うことができる。次に添付図面
を参照しながら、本発明に従つて処理した抗凝固性血液
試料中の個個の赤血球の体積を測定する非連続系を説明
する。しかしながら、例えば米国特許第3,740,1
43号(テクニコン、インストルメンツ、コーポレーシ
ョンに譲渡された)明細書に記載されているような連続
法に基いて、連続的な抗凝固性血液試料中の赤血球の体
積を測定することは可能であり、その測定法も本発明の
範囲内に含まれる。前記の系はポンプ管3,5,7,9
および10を含むぜん動ポンプ1から成る。容易に理解
できるように、前記ポンプ管の内径の比はこの系に導入
する試料と各反応剤との割合を決定する。アスピレーシ
ョン・プルーブ〔Probe〕13は導管14に沿つて
ポンプ管5の入口に連結し、ポンプ管5の出口は接合部
15に連結している。プルーブ13は、試料容器19に
含まれる抗凝固性血液試料17中に浸すことかできるよ
うにしてある。プルーブ13は米国特許第3,740,
143号明細書に記載されているように、連続法に基い
て、連続試料の赤血球体積の測定を行うために、順次に
連続的試料容器中へ浸すことができるようにしてあるこ
とができる。またポンプ管3の入口端は、試料17の第
1希釈を行うための適当な希釈剤の源21に連結してい
る。ポンプ1を操作すると、希釈剤がポンプ管3を通つ
て導管14中の接合部23に運ばれ、プルーブ13から
くる試料と混合されそして試料を希釈する。『エアバー
(air−bar)』構造26〔これは例えばテクニコ
ン、インストルメンツ、コーポレーションに譲渡されて
いる米国特許第3,306,229号明細書に記載のも
のであり、その操作は第1図中の破線によつて示すよう
にポンプ1の位相に同調している〕はエアライン25を
通じて周期的に作動して分節(occluding)空
気セグメントを導管14へ導入する。このような『試料
内』空気セグメントの存在は、前記の参考特許明細書に
記載されているように、試料と反応剤との系中での適当
な比率(および連続的な試料の間の効果的な洗浄)を確
保する。同時に、球状体化剤を含む等張性溶液をその源
27からポンプ管7に沿つて接合部15に通し、ここで
前記溶液は、ポンプ管5に沿つて運ばれる希釈された試
料と混合し、試料17の第2の希釈を行う。この試料を
接合部15から混合コイル29に通して充分に混合し、
そして次に導管31に沿つてリサンプリング管継手33
に流す。管継手33は廃液出口35とリサンプリング出
口37とを含み、後者はポンプ管9の入口に連結してい
る。試料は出口37からポンプ管9に沿つて接合部39
に到る。管継手33中に導入された過剰の試料および
『試料内』空気セグメントは廃液出口35から捨てる。
第2の『エアバー』構造38は『試料内』空気セグメン
トをエアライン36から、希釈された試料の流れの中へ
再導入する。ポンプ管10の入口は固定剤の源41に連
結している。ポンプ管10の出口は接合部39に連結し
ており、そこで固定剤と2回希釈された試料とを混合
し、そして混合コイル43に通す。混合コイル43の出
口はリサンプリング管継手45に連結しており、この管
継手45は廃液出口47およびリサンプリング出口49
を含み、この後者は第2のぜん動ポンプ51の単一ポン
プ管の入口に連結している。試料は出口49からポンプ
51を経由して上記の米国特許第3,740,143号
明細書に記載の型のシース流(sheath−stre
am)粒子計数器53に到る。過剰の試料および『試料
内』空気セグメントは廃液出口47に沿つて廃液に送
る。計数器45においては、処理された血液試料中の赤
血球は、連続的に制御しながら流し、個別に計数しそし
てその体積を測定する。処理された血液試料はその後廃
液へ送る。本発明による赤血球の球状体化により、体積
の測定値は計数器53を通つて赤血球が進行する時の赤
血球の方位に無関係であることを保証する。先行技術に
おいては、赤血球を適当に球状体化していないので、粒
子計数器を通して進行する赤血球のランダムな方位がし
ばしば不精確な体積測定結果を生じた。次に実施例を示
して本発明をさらに具体的に説明する。
含有する等張性溶液中に血清試料を(代表的には約1/
1000に)希釈するか、または B.血液試科そのものからの内因性の血清アルブミン
(血漿タンパク質)に対する球状体化剤の割合が正しい
割合となる希釈度が与えられたときに、球状体化が起こ
るのにちようど充分な濃度で球状体化剤を含んでいる等
張性溶液のある量で血清試料を希釈する。次に、得られ
る試料を、固定剤の等張性溶液を添加することによつて
同時におよび(または)連続的に固定しそしてさらに希
釈して球状体化細胞を硬化し、そしてもし前記の処理を
行わなければ球状体化細胞についてその形状または大き
さを変化させまたはそれらに含まれているヘモグロビン
を溶解して失なわせるような工程に対しても完全に不活
性なものにしてしまう。本発明は前記特許請求の範囲に
も記載してあるとおり、試料中の哺乳類の赤血球を処理
し、赤血球の体積を測定するにあたつて電気光学的に有
効に測定することのできる試料を提供する方法に関する
ものであり、この方法は抗凝固性の全血液試料を球状体
化剤含有等張性溶液と結合し、そしてこうして得られる
試料のアリコート(部分試料)をタンパク質−球状体化
剤含有等張性溶液で希釈することから成る。最終試料中
のタンパク質/球状体化剤の重量比は約20:1〜約7
0:1好ましくは約50:1であり、そして球状体化剤
の濃度は約2mg/100ml〜約10mg/100m
l好ましくは約3mg/100mlである。全血液試料
は希釈剤としての塩類で試料の約50容量%希釈度に予
備希釈し、粘度を減少しておくことが好ましい。血液試
料の粘度変動から起きる、ポンプ操作による体積的な誤
差の減少が保証されるからである。その次の希釈工程に
よつて体積比で約1:1000の最終希釈となるが、こ
の希釈度は1個より多い細胞が電気光学式検出器の入射
光束を通過し、検出器の測定時間内に窓を通る確率の非
常に低いものである。本発明方法に使う洗浄剤は硫酸ア
ルキル(このアルキル基は炭素原子10〜16個を含
む)のアルカリ金属塩が好ましく、ラウリル硫酸ナトリ
ウムが最も好ましい。本発明方法に使うタンパク質は好
ましくは血清アルブミンであり、それは外部から加え
る。本発明のその他の好ましい方法は、タンパク質/球
状体化剤による希釈工程の代りに、アリコート試料を固
定剤溶液好ましくは等張性のグルタルアルデヒド含有塩
類溶液で処理すること以外は上記に記載した方法と同様
に行うものである。この方法において必要なタンパク質
は試料中において内因性的に血漿タンパク質として提供
される。本発明の別の好ましい態様は、前記特許請求の
範囲にも記載されている通り、試料中の赤血球を球状体
化するための試薬である。すなわちタンパク質の球状体
化剤に対する重量比が約20:1〜約70:1であり、
混成試料中における球状体化剤の全濃度が約2mg/1
00ml〜約10mg/100mlであるタンパク質−
球状体化剤混合物から成る、試料中の赤血球の球状体化
剤である。本発明を更に詳細に説明すれば、本発明は抗
凝固性全血液試料中の哺乳動物の赤血球を球状体化する
方法を目的としている。この方法はタンパク質と球状体
化剤とを特定の重量比でそしてある最終の球状体化剤濃
度で使うことを含んでいる。タンパク質が不在の場合に
は、球状体化剤添加後の溶液中の遊離の球状体化剤の量
は赤血球の濃度に依存することになる(上記Ponde
rの文献参照)。従つて、正常な血液カウントに対して
決定した最適の球状体化剤濃度をもつ試薬を使うと、球
状体化の度合いは、溶液の単位体積当りの赤血球カウン
トが高い血液においては不完全となり、または非常に低
い赤血球カウントのものにおいては溶解に導くこともあ
る。タンパク質例えば血清アルブミンは球状体化剤と可
逆的に結合しそしてそれゆえに赤血球カウントにかかわ
りなく、球状体化剤の最適範囲における有効濃度を緩衝
するのに使うことができる。球状体化剤の好ましい濃度
は、試料をある特定の希釈状態においてタンパク質例え
ばアルブミンまたは血漿タンパク質で緩衝したときに丁
度球状体化を起こすのに充分な量である。このタンパク
アルブミンは次の2つの方法のいずれかによつて供給す
ることができる。血清試料中において血漿タンパク質と
して内因性的に供給するかまたは外部から添加するかで
ある。本発明の好ましい態様においては、この方法は予
備希釈した血液試料を等張性球状体化剤−塩類溶液と結
合し、それから次にそのアリコートをタンパク質−球状
体化剤塩類溶液で処理することを含んでいる。予備希釈
工程は好ましくは適当な等張性希釈剤例えば塩類溶液で
血清試料を約50容積%に希釈することによつて実施す
る。生成する予備希釈された試料は球状体化剤(本明細
書においてはこれを洗浄剤と呼ぶことがある)を含む等
張性溶液と結合する。代表的な第1の希釈は試料の5
0:1希釈液を作るものである。上記試料のアリコート
をタンパク質−球状体化剤溶液で処理することによつて
更に希釈し、試料の約1000:1の希釈液を得る。生
成する試料は光散乱測定に対して適当な濃度で、球状体
化しそして安定化した赤血球を含有している。流動式血
球計数器(flow cell cytometer)
を使つてこのような光散乱測定を行う場合には、個個の
細胞体積ならびに細胞の数を決定することができる。従
つてその平均体積も計算することができる。本発明方法
において臨界的な意味をもつ特徴としては、タンパク質
/球状体化剤の重量比および球状体化剤の濃度が含まれ
る。これらのパラメーターをある限度内に規制すること
によつて、球状体化工程は効果的に完遂されそして分析
結果は高い信頼性をもつ。本明細書に開示した方法にお
いて、タンパク質/球状体化剤の重量比は好ましくは約
20:1〜約70:1最も好ましくは50:1の比率で
あることがわかつた。球状体化剤の最終濃度は、約2m
g/100ml〜約10mg/100mlの濃度が非常
に好適であり、特に3mg/100mlの濃度は最も好
ましい。外部から供給するタンパク質は好ましくは血清
アルブミンである。その他の使用可能なタンパク質には
牛、人および卵のアルブミンが含まれる。本発明の第2
の方法においては、タンパク質/球状体化剤の第2希釈
工程を等張性の固定剤溶液による処理工程と取替える。
この系では、第1の希釈に対するタンパク質は血清試料
中において内因性的形で血漿タンパク質として供給され
る。球状体化剤の等張性溶液は、内因性血漿タンパク質
/球状体化剤の比率および球状体化剤の濃度を好ましい
範囲内にもたらすのに充分な体積で加える。好ましい固
定剤はグルタルアルデヒドであり、それは最終のグルタ
ルアルデヒドの濃度が0.1重量%〜0.4重量%を与
えるような量で使う。等張性の固定剤溶液は塩類または
塩類−球状体化剤混合物とから適当に調製する。グルタ
ルアルデヒドは赤血球を非常に速やかに固定するので、
固定剤添加工程より先では球状体化剤濃度を最適に緩衝
することはほとんど臨界的意味をもたないものと考えら
れる。含有される赤血球が固定されるや否や、それは完
全に臨界的意味をもつところではなくなる。前記のいず
れの方法に使われるにしろ、球状体化剤として適当なも
のは、そのアルキル基が炭素原子10〜16個を含む硫
酸アルキルのアルカリ金属(ナトリウム、カリウム、リ
チウム、セシウムまたはルビジウム)塩である。ラウリ
ル硫酸アルカリ金属塩が好ましく、そしてラウリル硫酸
ナトリウム塩が最も好ましいものである。その他のこれ
らの方法に使うことができる適当な球状体化剤は脂肪
酸、りん脂質等を含む。なお、通常『球状体化剤』と称
されているもの(例えば粗製の卵レシチン:上記Pon
derの文献参照)の中には、実際には少量の不純物と
して球状体化剤を含んでいるに過ぎないものがあること
に注意されたい。例えば純粋なレシチンは球状体化剤で
はない。論議されている重量濃度は任意の不純『球状体
化剤』における活性原理についてであり、粗製の重量濃
度ではないことを理解されたい。前記の両方の方法は自
動化された系におけるように連続的にかまたは不連続な
または各個別の方法で行うことができる。次に添付図面
を参照しながら、本発明に従つて処理した抗凝固性血液
試料中の個個の赤血球の体積を測定する非連続系を説明
する。しかしながら、例えば米国特許第3,740,1
43号(テクニコン、インストルメンツ、コーポレーシ
ョンに譲渡された)明細書に記載されているような連続
法に基いて、連続的な抗凝固性血液試料中の赤血球の体
積を測定することは可能であり、その測定法も本発明の
範囲内に含まれる。前記の系はポンプ管3,5,7,9
および10を含むぜん動ポンプ1から成る。容易に理解
できるように、前記ポンプ管の内径の比はこの系に導入
する試料と各反応剤との割合を決定する。アスピレーシ
ョン・プルーブ〔Probe〕13は導管14に沿つて
ポンプ管5の入口に連結し、ポンプ管5の出口は接合部
15に連結している。プルーブ13は、試料容器19に
含まれる抗凝固性血液試料17中に浸すことかできるよ
うにしてある。プルーブ13は米国特許第3,740,
143号明細書に記載されているように、連続法に基い
て、連続試料の赤血球体積の測定を行うために、順次に
連続的試料容器中へ浸すことができるようにしてあるこ
とができる。またポンプ管3の入口端は、試料17の第
1希釈を行うための適当な希釈剤の源21に連結してい
る。ポンプ1を操作すると、希釈剤がポンプ管3を通つ
て導管14中の接合部23に運ばれ、プルーブ13から
くる試料と混合されそして試料を希釈する。『エアバー
(air−bar)』構造26〔これは例えばテクニコ
ン、インストルメンツ、コーポレーションに譲渡されて
いる米国特許第3,306,229号明細書に記載のも
のであり、その操作は第1図中の破線によつて示すよう
にポンプ1の位相に同調している〕はエアライン25を
通じて周期的に作動して分節(occluding)空
気セグメントを導管14へ導入する。このような『試料
内』空気セグメントの存在は、前記の参考特許明細書に
記載されているように、試料と反応剤との系中での適当
な比率(および連続的な試料の間の効果的な洗浄)を確
保する。同時に、球状体化剤を含む等張性溶液をその源
27からポンプ管7に沿つて接合部15に通し、ここで
前記溶液は、ポンプ管5に沿つて運ばれる希釈された試
料と混合し、試料17の第2の希釈を行う。この試料を
接合部15から混合コイル29に通して充分に混合し、
そして次に導管31に沿つてリサンプリング管継手33
に流す。管継手33は廃液出口35とリサンプリング出
口37とを含み、後者はポンプ管9の入口に連結してい
る。試料は出口37からポンプ管9に沿つて接合部39
に到る。管継手33中に導入された過剰の試料および
『試料内』空気セグメントは廃液出口35から捨てる。
第2の『エアバー』構造38は『試料内』空気セグメン
トをエアライン36から、希釈された試料の流れの中へ
再導入する。ポンプ管10の入口は固定剤の源41に連
結している。ポンプ管10の出口は接合部39に連結し
ており、そこで固定剤と2回希釈された試料とを混合
し、そして混合コイル43に通す。混合コイル43の出
口はリサンプリング管継手45に連結しており、この管
継手45は廃液出口47およびリサンプリング出口49
を含み、この後者は第2のぜん動ポンプ51の単一ポン
プ管の入口に連結している。試料は出口49からポンプ
51を経由して上記の米国特許第3,740,143号
明細書に記載の型のシース流(sheath−stre
am)粒子計数器53に到る。過剰の試料および『試料
内』空気セグメントは廃液出口47に沿つて廃液に送
る。計数器45においては、処理された血液試料中の赤
血球は、連続的に制御しながら流し、個別に計数しそし
てその体積を測定する。処理された血液試料はその後廃
液へ送る。本発明による赤血球の球状体化により、体積
の測定値は計数器53を通つて赤血球が進行する時の赤
血球の方位に無関係であることを保証する。先行技術に
おいては、赤血球を適当に球状体化していないので、粒
子計数器を通して進行する赤血球のランダムな方位がし
ばしば不精確な体積測定結果を生じた。次に実施例を示
して本発明をさらに具体的に説明する。
例 1 抗凝固性の全血液試料(0.37ml)を等張性の塩類
溶液(0.23ml)で予備希釈する。得られた試料の
アリコート(0.16ml)を、ラウリル硫酸ナトリウ
ム(3mg/100ml)を含む等張性塩類溶液(4.
2ml)と結合する。次に、こうして得られた希釈され
た試料のアリコート(0.16ml)を、牛の血清のア
ルブミン(0.1%)およびラウリル硫酸ナトリウム
(3mg/100ml)を含む等張性の塩類溶液4.0
mlで処理する。最終試料を流動セル(flow ce
ll)中におきそして電気光学的に測定する。赤血球の
計数値と赤血球の体積を記録する。
溶液(0.23ml)で予備希釈する。得られた試料の
アリコート(0.16ml)を、ラウリル硫酸ナトリウ
ム(3mg/100ml)を含む等張性塩類溶液(4.
2ml)と結合する。次に、こうして得られた希釈され
た試料のアリコート(0.16ml)を、牛の血清のア
ルブミン(0.1%)およびラウリル硫酸ナトリウム
(3mg/100ml)を含む等張性の塩類溶液4.0
mlで処理する。最終試料を流動セル(flow ce
ll)中におきそして電気光学的に測定する。赤血球の
計数値と赤血球の体積を記録する。
例 2 抗凝固性全血液試料(0.37ml)を等張性の塩類溶
液(0.23ml)で予備希釈する。得られる試料のア
リコート(0.16ml)を、ラウリル硫酸ナトリウム
(3mg/100ml)を含む等張性塩類溶液4.2m
lと結合する。こうして得られる希釈試科のアリコート
(0.16ml)を次にグルタルアルデヒド(0.2
%)とラウリル硫酸ナトリウム(1mg/100ml)
とを含む等張性の塩類溶液4.0mlで処理する。この
最終試料を流動セル中におき、そして電気光学的に測定
する。赤血球の計数値と赤血球の体積を記録する。本明
細書中に記載しそしてその特許請求の範囲中に定義した
本発明の精神と範囲とを逸脱しないかぎり、種種の発明
の変形が可能なことは、当業者には理解されるべきとこ
ろである。
液(0.23ml)で予備希釈する。得られる試料のア
リコート(0.16ml)を、ラウリル硫酸ナトリウム
(3mg/100ml)を含む等張性塩類溶液4.2m
lと結合する。こうして得られる希釈試科のアリコート
(0.16ml)を次にグルタルアルデヒド(0.2
%)とラウリル硫酸ナトリウム(1mg/100ml)
とを含む等張性の塩類溶液4.0mlで処理する。この
最終試料を流動セル中におき、そして電気光学的に測定
する。赤血球の計数値と赤血球の体積を記録する。本明
細書中に記載しそしてその特許請求の範囲中に定義した
本発明の精神と範囲とを逸脱しないかぎり、種種の発明
の変形が可能なことは、当業者には理解されるべきとこ
ろである。
第1図は、本発明の1つの具体例により、血清試料を処
理して最終的に電気光学的に測定する連続系または装置
のフローシートである。
理して最終的に電気光学的に測定する連続系または装置
のフローシートである。
Claims (31)
- 【請求項1】等張性水溶液と、球状体化剤と、球状体化
剤と可逆的に結合するタンパク質とを含んで成り、タン
パク質と球状体化剤との重量比が約20:1〜約70:
1であり、球状体化剤の濃度が試料中で約2mg〜約1
0mg/100mlである、全血液試料中の赤血球を球
状体化する試薬混合物。 - 【請求項2】球状体化剤として洗浄剤を含む請求項1に
記載の試薬混合物。 - 【請求項3】球状体化剤としてリン脂質を含む請求項1
に記載の試薬混合物。 - 【請求項4】球状体化剤として脂肪酸を含む請求項1に
記載の試薬混合物。 - 【請求項5】固定剤をさらに含む請求項1〜4のいずれ
かに記載の試薬混合物。 - 【請求項6】(イ)全血試料のアリコートと、 (ロ)(i)等張水溶液と、(ii)洗浄剤、リン脂質
及び脂肪酸から成る群から選んだ球状体化剤と、(ii
i)球状体化剤と可逆的に結合するタンパク質とを含ん
で成る試薬と、を含んで成り、タンパク質と球状体化剤
との重量比が約20:1〜約70:1であり、球状体化
剤の濃度がアリコート中で約2mg〜約10mg/ml
である。サイトメータに使用するための組成物。 - 【請求項7】固定剤をさらに含む請求項6に記載の組成
物。 - 【請求項8】固定剤として最終グルタルアルデヒド濃度
0.1〜0.4重量%となる量のグルタルアルデヒドを
含む請求項7に記載の組成物。 - 【請求項9】タンパク質として血清アルブミンを含む請
求項6に記載の組成物。 - 【請求項10】球状体化剤として硫酸アルキルのアルカ
リ金属塩を含む請求項6に記載の組成物。 - 【請求項11】アルカリ金属塩としてラウリル硫酸のア
ルカリ金属塩を含む請求項10に記載の組成物。 - 【請求項12】ラウリル硫酸のアルカリ金属塩としてラ
ウリル硫酸ナトリウムを含む請求項11に記載の組成
物。 - 【請求項13】球状体化剤としてアルキル基が炭素原子
10〜16個を含む硫酸アルキルのアルカリ金属塩を含
む請求項6に記載の組成物。 - 【請求項14】硫酸アルキル塩としてラウリル硫酸のア
ルカリ金属塩を含む請求項13に記載の組成物。 - 【請求項15】ラウリル硫酸アルカリ金属塩としてラウ
リル硫酸ナトリウムを含む請求項14に記載の組成物。 - 【請求項16】球状体化剤の濃度が約3mg/100m
lである請求項6に記載の組成物。 - 【請求項17】タンパク質と球状体化剤とをタンパク質
/球状体化剤重量比約50:1の量で含む請求項6に記
載の組成物。 - 【請求項18】タンパク質としてウシ血清アルブミン、
ヒトアルブミン及び卵アルブミンから成る群から選んだ
ものを含む請求項6に記載の組成物。 - 【請求項19】タンパク質として全血試料中の内因性の
ものを含む請求項6に記載の組成物。 - 【請求項20】タンパク質として血清アルブミンを含む
請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項21】球状体化剤として硫酸アルキルのアルカ
リ金属塩を含む請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項22】球状体化剤としてアルキル基が炭素原子
10〜16個を含む硫酸アルキルのアルカリ金属塩を含
む請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項23】球状体化剤の濃度が約3mg/100m
lである請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項24】タンパク質と球状体化剤とをタンパク質
/球状体化剤重量比約50:1の量で含む請求項1に記
載の試薬混合物。 - 【請求項25】タンパク質としてウシ血清アルブミン、
ヒトアルブミン及び卵アルブミンから成る群から選んだ
ものを含む請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項26】固定剤として最終グルタルアルデヒド濃
度0.1〜0.4重量%となる量のグルタルアルデヒド
を含む請求項5に記載の試薬混合物。 - 【請求項27】タンパク質として全血試料中の内因性の
ものを含む請求項1に記載の試薬混合物。 - 【請求項28】硫酸アルキル塩としてラウリル硫酸のア
ルカリ金属塩を含む請求項21に記載の試薬混合物。 - 【請求項29】ラウリル硫酸のアルカリ金属塩としてラ
ウリル硫酸ナトリウムを含む請求項28に記載の試薬混
合物。 - 【請求項30】硫酸アルキル塩としてラウリル硫酸のア
ルカリ金属塩を含む請求項22に記載の試薬混合物。 - 【請求項31】ラウリル硫酸のアルカリ金属塩としてラ
ウリル硫酸ナトリウムを含む請求項30に記載の試薬混
合物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/277,539 US4412004A (en) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | Method for treating red blood cells to effect sphering and reagent therefor |
| US277539 | 1981-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650970A true JPH0650970A (ja) | 1994-02-25 |
| JPH0769324B2 JPH0769324B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=23061298
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57063257A Granted JPS586468A (ja) | 1981-06-26 | 1982-04-17 | 赤血球を球状体化処理する方法 |
| JP2417972A Expired - Lifetime JPH0769324B2 (ja) | 1981-06-26 | 1990-12-19 | 赤血球を球状体化する試薬混合物 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57063257A Granted JPS586468A (ja) | 1981-06-26 | 1982-04-17 | 赤血球を球状体化処理する方法 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4412004A (ja) |
| EP (1) | EP0073554B1 (ja) |
| JP (2) | JPS586468A (ja) |
| AU (2) | AU546588B2 (ja) |
| CA (1) | CA1170553A (ja) |
| DE (1) | DE3262531D1 (ja) |
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1984
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-
1990
- 1990-12-19 JP JP2417972A patent/JPH0769324B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5845954A (en) * | 1996-06-25 | 1998-12-08 | Toyota Technical Center, U.S.A., Inc. | Glove box assembly including glove box that is positionable in a partially open position |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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