JPH06510022A - ある種の腫瘍の治療のためのミュラー阻害物質の使用 - Google Patents
ある種の腫瘍の治療のためのミュラー阻害物質の使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ある種の腫瘍の治療のためのミュラー阻害物質の使用本発明は国立衛生研究所の
国立癌研究所によってCA17393の下に付与された政府の支援を受けてなさ
れたものである。政府は本発明に関して若干の権利を有する。
発明の分野
本願は糖タンパク質ミュラー阻害物質の有効量を用いである種の腫瘍を治療する
ことに関する。具体的には、本願は、外陰類表皮癌腫(vulvar epid
ermoid carcinomas)、頚部癌腫(cervical car
cinomas)、子宮内膜腺癌(endometrial adenocar
cinomas)、卵巣腺癌(ovarian adenocarcinoma
s)および眼球黒色腫(ocular melanomas)の治療に関する。
そのような治療に使用することができる医薬組成物をも開示する。
発明の背景
ミュラー阻害物質(MIS)は胎児精巣によって140kDaのグリコノル化さ
れたフスルフィドで結合したホモニ量体として生産され、雄胎児中のミュラー管
の退行を引き起こす。還元条件下のケル電気泳動で、このタンパク質は70kD
aの見かけ上の分子量のところに移動する。このタンパク質は外因的なプラスミ
ンによってタンパク質加水分解的に切断され、完全な535アミノ酸単量体の残
基427ての切断を伴って、電気泳動的に57kDaと12.5kDa部分とし
て移動する2つの異なる断片になる(ベピンスキー、アール・ビーら、 J、
Bjol、 Chem263:18961−4(+988))。
Ni1Sを精製するには様々な方法が知られている。例えば[精製されたミュラ
ー阻害物質とヒト卵巣癌細胞を治療する方法(原題: Purified Mu
llerian Inhibiting 5ubstance and Pro
cess for Treating Human 0varian Canc
er CePls)Jと
いう名称の下に1985年10月19日に出願され、現在は特許されている米国
特許出願第06 / 792233号は、水性極性解離溶液の使用、DNAおよ
びRNAの分離、ゲル濾過クロマトグラフィー溶出による分画並びにMISの単
離によって精巣からMISを精製する方法を記述している。「精製されたミュラ
ー阻害物質と精製法(原題: Purified Mtlllerian In
hibiting 5ubstance and Methodof Puri
fication)Jという名称の下に1981年7月29日に出願された米国
特許第4404188号は、タンパク質阻害物質による処理、イオン交換クロマ
トグラフィー、小麦麦芽レクチン、コンカナバリンAおよび/または支持された
トリアンニル色素でのクロマトグラフィーからなるMISの精製法を記述してい
る。
「ハイブリドーマの作成法と免疫原性物質の精製法」という名称の下に1982
年3月1日に出願された米国特許第4487833号は免疫アフィニティークロ
マトクラフィーを用いてMISを分離する方法を記述している。MISは組換え
DNA技術から得ることもてきる(ケート、アール・エルら、Ce1l 45:
685−698(1986))。
雌の胎児ではミュラー管がファロピオ管、子宮および上部膣中に発達する。MI
sが雄胎児におけるミュラー管の退行を引き起こすことは知られている。MIS
が卵母細胞減数分裂の阻害(タカハソ、エムら、 Mo1. Ce11. En
docrinol、 47 :225−234(1986))、精巣の下降(ハ
ドジン、ノエイ・エムら、 Endcr、Rev、 7 :270−283(1
986))、胎児の肺の発育の阻害(カドリン、イーら、^m、 J、0bst
et、 Gynecol、 159・1299−1303(1988))、EG
F受容体の自己リン酸化の阻害(コウリン、ジエイ・ピーら、 Mo1. Ce
1l。
Endcrinol、 49ニア5−86(1987) : ’/ガロ乙エフ・
シーら、Growth Factors 1:179−19P(1
989))および腫瘍成長の阻害(トナホー、ピー・ケイら、5cience
205+913−915(1979)、トナホービー・ケイら、Ann、 Su
rg、 194 +472−480(1981) :フラー、ジュニア、エイ・
エフら、 J、 Cl1n、 Endocrinol、 Metab、 54
: 1051−1055(1982) :フラー。ジュニアAエイ・
エフら、 Gynecol、 0nco1.22:135−148(1985)
: 1981年7月29日に出願されたトナホー、ビー・ケイらの米国特許第
4404188号)にある役割を果たしていることも示されている。
米国特許出願第06/792233号で立証されたMISの抗腫瘍効果は牛精巣
から抽出され、部分的に精製された天然のMISを用いて導かれたものである。
その時以来、牛およびヒトのMIS遺伝子がクローン化され、ヒトタンパク賃が
チャイニース・ハムスター卵巣(CHO)細胞中で発現されている。樹立細胞系
に対する初期の抗増殖研究は高度に精製された組換えヒトMIS(rhMIs)
の使用を伴ったが、これらの研究はヒトの婦人腫瘍細胞に対するrhMIsの抗
増殖効果が卵巣癌に限定されることを示唆した(ウォレン、ンエイ・エムら、
Cancer Re549:2005−2011(1986))。
発明の要約
過去に報告された腫瘍成長の阻害が牛MISによってもたらされたことを鑑み、
本発明者らは高度に純粋な形態のMISが一般に類似する起源の腫瘍の治療に有
効であるかも知れないと推論した。比較的高度に精製された形態のMISは過去
に達成されているが、腫瘍治療に関して立証された成功例はほとんどなかった。
したがって腫瘍の成長を阻害するのに有効であろう形態のMISをさらに開発す
ることが望まれていた。
この目標は、患者にミュラー阻害物質の有効量を投与することからなる腫瘍の成
長を阻害する方法であって、該腫瘍が外陰類表皮癌腫、頚部癌腫、子宮内膜腺癌
、卵巣腺癌および眼球黒色腫からなる群から選択される方法を提供する本発明に
よって達成された。
本発明のもう1つの目標は本発明の腫瘍の治療に現在使用されている化学療法剤
の濃度を減少させることにある。この目標もまた、化学療法剤とミュラー阻害物
質の組み合わせの有効量を患者に投与することからなる腫瘍の成長を阻害する方
法であって、該腫瘍が外陰類表皮癌腫、頚部癌腫、子宮内膜腺癌、卵巣腺癌およ
び眼球黒色腫からなる群から選択される方法を提供することによって達成された
。
さらに本発明は、タンパク質加水分解的に切断されたミュラー阻害物質の有効腫
瘍阻害量と医薬的に許容される担体からなる医薬組成物であって、該腫瘍が外陰
類表皮癌腫、頚部癌腫、子宮内膜腺癌、卵巣腺癌および眼球黒色腫からなる群か
ら選択される組成物をも提供する。
図面の簡単な説明
「好ましい態様の説明」の項を添付の図面と共に参照すれば、本発明がよりよく
理解されるであろう。
図1は半固形培地(二層)コロニー阻害検定の結果を表す。この図の左側は本明
細書に記述される免疫アフィニティークロマトグラフィー法(IAP−MIS)
の効果を表し、A431、HT−3、HEC−1−A、NIH:0VCAR−3
および0M431細胞のコロニー形成が有意に阻害された(30%M)。図1の
右側は免疫アフィニティーカラムから前溶出した塩画分(IAP−塩)の効果を
表す。塩溶出画分で処理した場合、A431.0M431およびHep3Bコロ
ニー形成の刺激が観測された。「*」という記号は対照と比較した時にp<0.
05であることを示す。
図2は液体培地コロニー阻害検定の結果を表す。この図の左側はIAP−MIS
の効果を表し、A431細胞と0M431細胞のコロニー形成が有意に阻害され
た(30%M)。この図の右側は免疫アフィニティーカラムから前溶出した塩両
分(1、A P−塩)の効果を表す。A431細胞と0M431細胞のコロニー
形成がIAP−塩によって刺激された。IAP−MISとIAP−塩はHT−3
細胞とRT4細胞に対して効果を示さなかった。「*」という記号は対照と比較
した時にp〈O05であることを示す。
図3はMI SによるA431コロニー形成の用量依存的阻害を表す。この図の
左側は色素アフィニティークロマトグラフィーによって精製したMI S(DG
−MIs)を液体培地コロニー阻害検定法を用いて用量を増大させながら試験し
た場合を表す。35および7.0%MのMIS濃度で有意な阻害が観測された。
この図の右側は、IAP−Misが24.48および95%Mの濃度で有意な阻
害を引き起こしたことを表している。「*」という記号は対照と比較した時にp
<Q。
05であることを示す。
図4はDG−Misの抗体吸収を表す。A431コロニー形成に対するこの純度
のMI Sの阻害効果はMIS特異的モノクローナル抗体(5E11)での吸収
後に有意に減少したが、正常なIgGによる非特異的吸収の後では減少しなかっ
た。
「*」という記号はMIS単独の場合と比較した時にp<o、o5であることを
示す。
図5は液体コロニー阻害検定におけるA431細胞に対する様々な免疫精製画分
の効果を表す。塩および酸溶出の後、IAP−Mis(50%M)はコロニー成
長を阻害したが、他方、塩溶出画分は成長を刺激した。これら2つの調製物を再
び組み合わせるとMIS阻害効果が減少した。この組み合わせの生存率はM■S
単独の場合より有意に高かった。「*」という記号はMIS濃度は同じであるけ
れども、IAP−Misのみである場合と比較してp<0.05であることを示
す。
図6はシスプラチンとDG−MISの相加的効果を示す。液体培地コロニー阻害
検定法でシスプラチンとMISをA431細胞に対して試験したところ、それら
の効果は0.078および0.156mg/mlのシスプラチン濃度で相加的で
あった。「*」という記号はシスプラチン+MISを7スプラチン単独の場合と
比較した時にp<0.05であることを示す。
図7Aは球形検定の結果を表す。DG−MIS(7%M)は対照と比較した時に
1−IT−3球形の成長を阻害した(p<0.05)。
図7Bは球形検定の結果を表す。DG−MIS(7%M)は対照と比較した時に
Hep3B球形の成長に影響を与えなかった(p<0.05)。
図8AはMI S血清レベルを表す。33μg MISを充填したアルゼット(
^1zet)ポンプをCD−1マウスに移植した。移植の24時間後にMISの
比較的一定なレベルが達成された。
図8BはMIsによるインビボでの腫瘍成長の阻害を表す。A431細胞と0〜
1431細胞をCD−1マウスの下腎臓嚢空間に移植した。両腫瘍の移植サイズ
比はkj I S処置群において有意に阻害された。「*」という記号は対照と
比較した時にp<0.05であることを示す。
図9は液体コロニー阻害検定におけるMISによる0M431コロニー形成の用
量依存的阻害を表す。生存率は100.8.756.50.4.25,2.9゜
8および0.98%MのMl!4度について、それぞれ33%、29.5%、5
6゜6%、71%、109.8%および96.8%てあった。50.4(p<0
.05)、75.6(p<0.004)および100.8(p<領006)nM
MISのMISa度で有意な阻害が観測された。
図10は半固形培地(二層)コロニー阻害検定の結果を表す。すべての細胞系が
rhMIsによって有意に阻害された。様々な細胞系の生存率は、0M431(
3QnMMIS中)について34%(p<0.01)、0M467(150%M
MIS中)について61%および0M482(90%M MIS中)について
80%(p<0.03)であった。
図11Aは0M467細胞の多細胞球形検定の結果を表す。対照群(n=6)に
おける0M467球形の平均移植サイズ比は第5日、第8日および第11日にそ
れぞれ385±043.4.85±0.64および5.52±0.78であった
。
MIS群(n=6)における平均移植サイズ比はそれぞれ2.17士126.2
79士領3Bおよび3,91土領59であった。この相違は有意であった(p<
002)。
図11Bは0M482細胞の多細胞球形検定の結果を表す。対照群(n=10)
における0M482球形の平均移植サイズ比は第3日および第6日にそれぞれ2
゜18±0.17および822±0.81てあった。MIS群(n=10)にお
ける平均移植サイズ比はそれぞれ1.93±0.14および9.0±0.67で
あった。
図12AはCD−1照射マウスの下腎臓嚢検定の結果を表す。0M431腫瘍の
移植サイズ比はMIS群(n=5)における1、42±0.44に対して対照(
n=7)ては393±0.49てあった。MIS処置マウスのそれぞれに8日間
の検定にわたって48.6μgのMISを与えた。各MIS群における腫瘍の成
長は対照より有意に低かった(p<0.005)。
図12Bはヌードマウスを用いた下腎臓嚢検定の結果を表す。0M431腫瘍の
移植サイズ比はMIS群(1,68±009)と比較して対照の場合(3,02
±017)に有意に高かった。MIS処置群には8日間にわたって44.7μg
のLi1Sを与えた。このヌードマウス検定の第8日におけるMIS処置マウス
の平均MIS血清レベルは749pMであった。測定した対照は10pM未満の
MlSレベルを有した。各MIS群における腫瘍の成長は対照より有意に低かっ
た(p<0.001)。
図12Cはヌードマウスを用いた下腎臓嚢検定の結果を表す。0M431腫瘍の
移植サイズ比はMIS群(1,69±043)と比較して対照の場合(3,14
±040)に有意に高かった。MTS処置群には8日間にわたって130μgの
MIsを与えた。このヌードマウス検定の第8日におけるMI S処置マウスの
平均MIS血清レベルは570pMであった。測定した対照は10pM未満のM
XSレベルを有した。各MIS群における腫瘍の成長は対照より有意に低かった
(p<0.05)。
好ましい態様の説明
用語「ミュラー阻害物質J(rMIsJともいう)はMISと構造的に類似する
化合物および物質を包含するものとする。このように包含される物質の例はMI
Sの塩、誘導体およびアグリコン型である。さらに本発明はMISと実質上同じ
生物学的活性を有するMISの突然変異型をも包含するものとする。このような
突然変異型の例はアミノ酸配列に欠失、挿入または改変を保持するMIS分子で
あろう。MISは任意の哺乳類供給源から得ることができるし、上述のように組
換えDNA技術の使用によって非補乳類供給源から得ることもでき、またMIS
タンパク質の化学合成によって得ることもできる。
ある遺伝子が組換えDNA技術の適用によってもたらされたものであるとき、そ
の遺伝子を「組換え」遺伝子と呼ぶ。組換えDNA技術の例にはクローニング、
突体変異誘発、形質転換などが含まれる。組換えDNA技術はマニアテイスらの
rMolecular Cloning :^Laboratory Manu
alJ (コールド・スプリングH/X−バー。
ニューヨーク(1982))に開示されている。
MISを精製するだめの既知の方法のいずれかを用いて、本発明の腫瘍を治療す
るための医薬調製物を製造することができる。タンパク質加水分解酵素やMIS
抗増殖活性の阻害を実質上告まない高度に精製されたMISを得るためには、本
願と同時に出願された米国特許出願箱 号(代理人整理番号0609.3060
000)(この米国特許出願はすべて参考文献として本明細書の一部を構成する
)に記載の方法の使用が好ましい。この好ましい方法では実質上純粋なMIS産
物を有する生成物を回収するために、抗原−抗体相互作用の特異性を利用する。
具体的には、この方法では免疫アフィニティークロマトグラフィーの使用を取り
入れるのであるが、回収されるMIS産物がMISタンパク質加水加水分解活性
はMTS抗増殖活性の阻害物質の混入を含まないという点で過去に用いられた方
法を改善するものである。
本発明で用いられる免疫アフィニティークトマトグラフィー法は、有効量のハロ
ゲン化アルカリ金属またはハロゲン化アルカリ土類金属での溶出によって、MI
sタンパク質加水加水分解活性する酵素またはMIS抗増殖活性の阻害物質の混
入を免疫アフィニティークロマトグラフィー基盤から効果的に排除する。次に約
2.5と4.0の間のpHを有する酸溶液での溶出によってMISを回収する。
この最終産物を本明細書てはIAP−MISと呼ぶ。
IAP−MISは純度95%までの溶液として得ることができる。この純度は池
の免疫アフィニティー精製法と同等であるが、IAP−MISはタンパク質加水
分解酵素や1MS抗増殖活性の阻害物質の混入を実質上告まない。
本発明の精製されたMISは純度95%までまたはそれ以上の溶液として得るこ
とができる。この純度は他の免疫アフィニティー精製法と同等であるが、本発明
のNi I S組成物はタンパク質加水分解酵素またはMIS抗増殖活性の阻害
物質の混入を実質上告まない。
本発明の目的にとって、精製されたMISとは、純度とは無関係に、タンパク質
加水分解酵素またはMIS抗増殖活性の阻害物質の混入を実質上告まないMIS
組成物であると見なされる。精製されたMIS生成物のゲル電気泳動が140k
Daまたは70kDaの分子量を有するタンパク質を示す時、本組成物はタンパ
ク質加水分解酵素を実質上告まないとみなされる。そのような生成物のゲル電気
泳動はMISの分解産物である時間依存性のタンパク質加水分解断片を示さない
であろう。例えば本明細書でさらに記述するMISの57kDa、12.5kD
a、34kDaおよび22kDa分解断片は標準的なゲル電気泳動法では容易に
識別できないであろう。
MIS組成物は、MISが腫瘍細胞の増殖を遮断する場合に、MIS抗増殖活性
の阻害物質を実質上告まないとみなされるであろう。そのような腫瘍細胞の例は
本明細書に記載されているし、米国特許出願箱 号(代理人整理番号0609゜
3060000)にも記載されている。これらの例には、外陰類表皮癌腫、子宮
内膜腺癌、頚部癌腫、子宮内膜腺癌、卵巣腺癌および他の眼球黒色腫からなる群
から選択される腫瘍が含まれる。これらの細胞の抗増殖活性の測定は、本明細書
と米国特許出願箱 号(代理人番号0609.3060000)に記載の方法の
いずれかによって達成することができる。
タンパク質加水分解酵素またはMIS抗増殖活性の阻害物質を実質上含有しない
Misを得るためには、免疫アフィニティークロマトグラフィーを用いてMIS
からこれらの混入物を分離する。分離はハロケン化アルカリ金属またはハロゲン
化アルカリ土類金属による酵素または阻害物質の溶出によって起こる。このよう
な化合物は一般に溶液状管にあり、ハロゲン化物の有効量は約0.1Mと20M
の間であろう。アルカリ金属としては、リチウム、ナトリウムおよびカリウムの
イオンが好ましく、ナトリウムが最も好ましい。アルカリ土類金属としては、マ
グネシウムとカルシウムのイオンが好ましい。ハロゲン化物としては、フッ素、
塩素、臭素およびヨウ素のイオンが好ましく、塩素が最も好ましい。塩化ナトリ
ウムで溶出させる場合、約01ないし2.0Mの溶液が好ましい。所望であれば
溶出が進むにつれてハロゲン化物の濃度を変化させることもできる。これはハロ
ゲン化物のモル濃度を段階的に増大させることによって達成することがてきる。
約0.1〜20ヘット体積の溶液がクロマトグラフィー基盤と接触した後に各段
階を変化させることが好ましい。ただし、このような段階をさらに所望のままに
改良することもてきる。
ハロケン化物は溶液中で有効量のキレート剤を伴ってもよい。これらの試薬は金
属イオンを結合することができ、活性のために金属イオンを必要とする酵素を不
活化することができる。そのような試薬にはエチレンジアミンテトラ酢酸(ED
TA)やエチレンビス(オキシエチレンニトリロ)テトラ酢酸(EGTA)が含
まれる。キレート剤は01から50mMまでの範囲で有効に添加することができ
る。
混入したタンパク質加水分解酵素またはMTS抗増殖活性の阻害物質を分離した
後、約2.0と4.0の間のpHを有する酸溶液で溶出させることにより、MI
Sを回収することができる。MCIなどの強酸の希釈液を使用することができる
が、それらの比較的温和な酸強度ゆえに有機酸が好ましい。例えばモノカルボン
酸、ノカルポン酸およびトリカルボン酸と共に酸アミンおよびイミンの使用が可
能である。モノカルボン酸として好ましいものは酢酸、プロピオン酸およびラフ
酸である。ンカルホン酸として好ましいものはコハク酸、フマル酸およびリンゴ
酸である。トリカルボン酸として好ましいものはクエン酸である。上記アミンの
なかで好ましいものはアスパラキン酸やグルタミン酸などの酸性アミノ酸である
。
ハロゲン化物の適用と同様に酸溶液のpHも漸進的に変化させることができる。
酸加水分解から保護するべく、精製されたMIS生成物が溶出した後でその生成
物を6.8と76の間のpHに中和することが好ましい。これは、NaOHやN
H408などの様々な水酸化物によって、あるいは所望のpH範囲への生成物の
中和を迅速に行うことができる様々な緩衝液によって達成することができる。
これらの水酸化物が当業者の認識するであろうもののすべてであると見なしては
ならない。
本明細書ではタンパク質加水分解的に切断されたミュラー阻害物質からなる医薬
組成物について記述するが、MIS140kDaホモニ量体とMISの70kD
aサブユニツトもその医薬組成物に包含され得ることを理解すべきである。この
場合、インビボて天然に存在するタンパク質加水分解酵素がタンパク質加水分解
的にhiIsを切断してその有効型にすることができる。本明細書に記載するタ
ンパク質加水分解化合物がそのような酵素の代表例である。
用語「タンパク質断片」は、MISの天然に存在するアミノ酸配列から誘導する
ことができる合成のアミノ酸配列および天然に存在するアミノ酸配列の両方を包
含するものとする。あるタンパク質がMISの天然に存在する選択された配列を
断片化することによって得られる場合、あるいは天然に存在するアミノ酸配列の
配列に関する知識またはこの配列をコード化する遺伝物質(DNAまたはRNA
)の配列に関する知識に基づいて合成することができる場合、そのタンパク質を
rMIsの天然に存在するアミノ酸配列から誘導することができる」という。
「タンパク質加水分解的に切断された」という用語は、MISのホモニ量体か7
0kDaサブユニツトのいずれかを切断して、本発明の腫瘍の成長を阻害するタ
ンパク質断片にすることができる何らかの物質での処理によって得られるMIS
産物を、W味する。一般に、タンパク質加水分解的に切断されて約57kDaと
12.5kDaのタンパク質断片を形成する時、MI Sは本発明の腫瘍の治療
において有効である。この様式てMI Sを切断するそのような物質には、プラ
スミンなどのセリシブロテアーセおよびエンドペブチダーセが含まれる。他の酵
素もMisをタンパク質加水分解的に切断することができ、そのような酵素は当
業者によって容易に決定することができるので、決して上記の酵素を総括的また
は制限的であると見なすべきではない。
さらに本発明は、選択された配列に加えて天然に存在する配列中には存在しない
1またはそれ以上のアミノ酸の含有または欠失を含有するポリペプチドであって
、選択したポリペプチドに対して機能的に類似するか、もしくは拮抗薬活性を保
持するポリペプチドに関する。本発明にとってのそのようなポリペプチドは、そ
れらがMISの活性に実質的に類似する活性か、あるいはMISの活性に対して
拮抗的な活性を示すという条件の下に「機能的誘導体」と呼ばれる。
担体タンパク質への結合を増進するために付加される追加のアミノ酸残基や本発
明の腫瘍形成治療を増進するために付加されるアミノ酸残基の使用は本発明の範
囲に包含される。MI S組成物は遊離のアミンの形態(N−末端上)であって
もよいし、その酸付加塩の形態てあってもよい。一般的な酸溶液塩はハロゲン化
水素酸塩、部ちHBr、Hl、より好ましくはHCIである。有用なカチオンは
アルカリ金属カチオンまたはアルカリ土類金属カチオン(即ち、Na、に、Li
。
1 / 2 Ca、1 / 2 B aなど)またはアミンカチオン(即ち、テ
トラアルキルアンモニウム、トリアルキルアンモニウムであって、ここにアルキ
ルとは01〜CI2てあり得る)である。当該技術分野で知られているように、
MISのアミノ酸残基は適当なアミンまたはカルボキシル保護基を用いて保護さ
れた形態であってもよいし、未保護の形態であってもよい。
本発明の医薬組成物は医薬的に有用な組成物を調製するための既知の方法に従っ
て製剤化することができ、その場合、MISまたはその機能的誘導体を医薬的に
許容される担体賦形剤と合わせて混合物にする。好適な賦形剤とそれらの製剤は
、他のヒトタンパク質、即ちヒト血清アルブミンを含めて、例えばr Remi
ngton’ sPharmaceutjcal 5ciencesJ (第1
6版、エイ・オスロ編、マック、ペンフルバニア州イーストン(1980))な
どに記述されている。効果的な投与に適した医薬的に許容される組成物を形成さ
せるために、そのような組成物は有効量のMISまたはその機能的誘導体を適当
量の担体賦形剤と共に含有するであろう。
MISの「有効量」とは、ヒトまたは動物における本発明の腫瘍の成長を阻害す
るに足る量である。本発明によれば、腫瘍移植体の阻害が移植サイズ比の減少に
よって示され得る。移植サイズ比は(L2xW2xW2)/(LlxWlxWl
)として計算され、ここにLlは移植体の最長の直径を表し、WlはLlに垂直
な直径を表し、L2はその腫瘍の最長の直径を表し、W2はL2に垂直な直径を
表す。この計算を用いれば、処置した接木の移植サイズ比が処置していない対照
の移植サイス比より小さい場合に、阻害が立証される。患者中に自然に存在する
腫瘍の阻害を評価する場合は、処置の前後でその腫瘍の体積(L2xW2xW2
)を比較するだけてよい。
有効量は受容者の年齢、体重、健康状態、過去の医学的経緯および感受性などの
規準に応じて変化し得る。また有効量は投与が経口、静脈内、筋肉内、皮下、局
所的であるかどうか、あるいは腫瘍に対する直接的な適用によるものであるかと
うかによっても変化するであろう。腫瘍に直接適用する場合、達成されるMlS
の最終面/Iva度が少なくとも0.1nM(好ましくは約01〜1.0nM)
であることが好ましい。追加的に指定さ第1る投与手段による個々の効果的な投
与は、当業者がよく知っている方法によって容易に決定することができる。例え
ば上に詳述したサイス比計算を用いて当業者はいずれの投与手段についても最適
な投与レベルを決定することができる。患者を治療する際には、少な(とも10
ng/m1のMI S血清レベルを達成することが好ましい。
hilsまたはその機能的誘導体を含有する組成物は、経口、静脈内、筋肉内、
皮下、または局所的に投与することができる。作用の持続時間を制御するために
さらなる医薬的方法を使用してもよい。放出が制御される調製物は、MISまた
はその機能的誘導体を錫化するか、吸着するためのポリマーの使用によって達成
することができる。制御された送達は、放出を制御するべく、適当な巨大分子(
例えはポリエステル、ポリアミノ酸、ポリヒニルピロリドン、エチレンヒニルア
セテート、メチルセルロース、カルホキツメチルセルロースおよび硫酸プロタミ
ン)と巨大分子の濃度を混合法と共に選択することによって果たすことがてきる
。
放出が制御される調製物によって作用の持続時間を制御するために考え得るもう
1つの方法は、ポリエステル、ポリアミノ酸、ヒドロゲル、ポリ(乳酸)または
エチレンヒニルアセテート共重合体などのポリマー材料中の粒子中にMI Sを
組み込むことである。別法として、これらのポリマー材料にMISを組み込む代
わりに、例えばコアセルへ一ンタン技術や界面重合などによって製造されるマイ
クロカプセル(例えばそれぞれヒドロキシメチルセルロースまたはセラチンマイ
クロカプセルおよびポリ(メチルメタクリレート))中、あるいはコロイド状薬
物送達系(例えばリポソーム、アルブミン微小球、ミクロエマルション、ナノ粒
子およびナノカプセル)中、またはマクロエマルノタン中にMISを封入するこ
とができる。そのような教示はrRemington’s Pharmaceu
tical 5ciencesJ (上記、1980)に開示されている。
タンパク質加水分解的に切断された本発明のMI Sタンパク質断片を含む医薬
組成物には、ヒトまたは動物における腫瘍の成長を阻害することが知られている
化学療法剤が含まれていてもよい。本組成物中に含まれる化学療法剤を特定の新
生物疾患に向けることができる。そのような薬剤はrGoodman and
Gi1man’ s ThePharmacological Ba5is o
f TherapeuticsJ (第8版、ペルガモン・プレス、ニューヨー
ク州ニューヨーク、 1985)に開示されている。しかし化学療法剤が本発明
の腫瘍の成長を阻害することが好ましい。
一般に、MISと組合わされる化学療法剤は本発明の腫瘍の治療に対して相加的
な効果を有するであろう。これは、本発明の腫瘍を治療する際に使用される化学
療法剤の量を製造者が推奨している投与量より減少させることができ、それによ
って望ましくない副作用を軽減させることができることを意味する。例えば腫瘍
の治療において減少させる化学療法剤の各員ごとに、MTSの等価な有効量を加
えることができる。
「等価な有効量」という用語の使用は必ずしも等しい重量または体積量を意味す
るものではなく、腫瘍の成長に対して等しい阻害を与えるMISの1を表すもの
と理解すべきである。これは症例毎に磨者について評価される必要があろうが、
例えば上に定義した等しいサイズ減少比を達成する量を比較することによって決
定することができる。典型的な場合、本発明の腫瘍の治療のためにMISと組み
合わせることがてきる化学療法剤は、患者の体重あたり約0001ないし10゜
0mg/kgの範囲で有効であろう。MISと化学療法剤との組み合わせの投与
は%I T S単独の投与と同じ方法で行うことができる。
本発明の医薬組成物中に化学療法剤として含まれるものには、シクロホスファミ
ド、イフオスアミト(i fosamide)およびメルフアランなどのナイト
ロジエン・マスタード、ヘキサメチルメラミンやチオテパなどのエチレンイミン
およびメチルメラミン、フルオロウラフルやフルオロデオキシウリジンなどのピ
リミジン誘導体、ヒシプラスチンなどのニチニチソウ属アルカロイド、エトポン
ド(etoposide)やテニポシト(teniposide)などのエビポ
ドフイロトキノン(epipodophyl 1otoxin)、アクチノマイ
ノンD、トキソルビノン(doxorubicin)、プレオマインニノおよび
ミトラマイノンなどの抗生物質、インターフェロンαなどの生物学的応答変調因
子、/スプラチンやカルボプラチンなどの白金配位錯体、ジエチルスチルベスト
ロールやエチニルエストラジオールなどのニストロケン、グルタミン(flut
amine)などの抗アントロジエン、ロイプロリド(leuprolide)
などのゴナドトロピン放出ホルモン類縁体がある。デカルバノン(decarb
azine)、ニトロソウレア、メトトレキセート、ンチセン(ditjcen
e)およびプロカルバジンなどの他の化合物も有効である。当然のことながら、
ここに列挙したものを包括的または限定的であるとみなすべきてはないから、当
業者が知る他の化学療法剤で置き換えることは容易である。
本発明を一般的に記述し終えたので、下記の特定の実施例を参照することによっ
て本発明がより容易に理解されるようになるであろう。ただしこれらの実施例は
単に例示を目的として記載されるものであって、特に明言しない限り制限を意図
するものではない。
実施例I
■ 材料と方法
A、rhMIsの生産と精製
ケイトラノ方法(ケイトアール・エルら、Ce1l 45:685−698(1
986))に従って、MIsのcDNAとケノムDNAをクローニングした後、
ヒトMIS遺伝子とジヒドロ葉酸レダクターゼ遺伝子の両方の直鎖状転写物てン
ヒドロ葉酸レダクターゼ欠損CHOを同時トランスフエクノタンした。トランス
フエクノタンされtこCHO細胞をメトトレキセート中で増幅させ、リボヌクレ
オシドとデオキシリボヌクレノ[・を含まず10%牛MIS非含有雌牛脂児血清
(Fe2)を補足したアルファ最少必須培地中37°Cて生育させた。2つの異
なるMISm製法を用L1て部分的に精製されたMISか均一なMISのいずれ
かを得た。第1の方法では、ノ(トチ・ヌク(ベトチック。ジー・ビーら、Ce
1l 34:307−314(1983))の方法に従って、連続的なアニオン
交換クロマトグラフィーと色素アフィニティークロマトグラフィー(DG−MI
S)を用いることにより、1〜10%濃度のMISを得た。第2の方法では、米
国特許出願第 号(代理人整理番号0609.3060000)lこ詳述されて
いる免疫アフィニティークロマトグラフィー法(IAP−MIS)を使用して9
0〜95%濃度のMISを得た。
ここで使用した免疫アフィニティークロマトグラフィー法は組換えヒトMIS(
rhMIs)の回収を目指すものである。ヒトrhMIs遺伝子とDHFR遺伝
子の直鎖状構築物でトランスフエク/タンし、30%Mメトトレキセート選択に
よって増幅し、改良したローラーホトルか、エプスタイン(エプスタインら、I
nVitro Ce11. and Devel、 Biol 25(2):2
13−6(1989))が記述しているステンレス鋼コイルの4リツトルバイオ
リアクター中で、5%雌牛脂児血清(FFC8)、10mg/m ]アアミカシ
ン^m1kacin)、1.3g/l I−グルタミン、2.0g/I d−ク
ルコースおよび0.1 g/ lビルビン酸ナトリウムを補足したアルファ変法
イーグル培地(a−MEM )中、ヌクレオシドの非存在下で密集成長させたチ
ャイニーズ・ハムスター卵巣(CHO)細胞の調整培地からタンパク質を精製し
た。培地を3〜4日毎に集め、−20℃に保存した。培地を融解し、ワットマン
#4濾紙を通して濾過することによって残漬を除去し、30kDa排除の限外フ
ィルターt−有するミニタン(Minjtan)(ミリポア)で20倍に濃縮し
、精製するまで一70℃で保存した。プロティンA−セファロース(バイオラド
)約50mgと、/XXドレンハドジン、ビー・エルら、 J、 C11n、
Endocrinol、 Metab、 70:]]6−221990))が記
述しているモノクローナル抗体であって、製造者の指示に従ってアフィゲル−1
0アカロース樹脂(バイオラド)に共有結合(結合効率的80%)させた精製モ
ノクローナル抗ヒトrhMIs抗体[6E11]を用いて、免疫アフィニティー
カラム5mlを構築した。このカラムを20mM HEPES(+)HT、4)
100mlで平衡化し、濃縮した培地200m1を4℃で1力ラム体積/時間の
速度で充填した。充填の後、280nmの吸光度がベースラインに戻るまで(6
0〜100m1)、20mM HEPES(pH7,4)てカラムラ洗浄シタ。
このカラムに結合したrhlvjlsの溶出は、2.0Mチオオンン酸ナトリウ
ム(NaSCN)か、1M酢酸、20mM HEPES(pH3,0)を用いて
、0.5MNaC]、1mM EDTA、0.001%NP−40,20mM
HEPES(pH74)を含有する前溶出段階を伴って、あるいはこの前溶出段
階を伴わずに行われた。rhMIsタンパク質の大半は1つの2m1分画中に溶
出し、それを直ちにNaOHかNH4OHで70と74の間のpHに中和した。
その分画の最初のpHと中和の技術に応じて、希釈効果は10〜50%の範囲で
あった。
トナホーのラットミュラー管退行器官培養検定法(ドナホー、ピー・ケイら、
J、 Surg、 Res、 23:l4l−148(1977))を用いて、
MISの生物学的活性をインビトロで検出した。ハトジン(上記)の方法に従っ
て、MISのための酵素結合イムノソルベント検定法(ELISA)を用いてM
IS4度を評価した。タンパク質濃度はプラントフォートの方法(ブラットフォ
ートエム−エム、 Anal、 Biochem、 72:248−254(1
976))で測定した。
B MIS吸収用のモノクローナル抗体の調製中MISについて過去に記述され
た方法(ハドジン、ピー・エルら、 J、 CI in、 Endocrino
l、 Metab、 70: 16−22(1990) :マノエソトーハンタ
ー、エムら、 J、 Immunol、 128:P32
7−33(1982))を用いて、雌のA/Jマウス(ンヤクジン・ラホラトリ
ー、メイン州バー・バーバー)を免疫アフィニティー精製したrhMIsで免疫
化することによってモノクローナル抗体を作成した。コーラ−(コーラ−、ンー
、 Immunol、 Methods 2285−98(1981))が記述
しているようにして、抗MIS抗体を生産する牌臓細胞を収集し、ハイブリトー
マを作成した。1つのモノクローナル系(6E11)を選択し、15%FC5を
補足したダルヘノコ変法必須培地中で増幅させた。50%(N1−(、)、SO
,を用いて6E11調整培地から抗体を沈殿させ、プロティンA−セファロース
CL−4B(ンクマ、ミスーり州セント・ルイス)クロマトグラフィーでさらに
精製した。
C細胞系
ヒト外陰類表皮癌腫から導かれた細胞系A431.頚部癌腫のヒトリンパ節転移
からのHT−3、ヒト卵巣腺癌からのNIH:○〜“CAR−3、ヒト子宮内膜
腺癌からのHEC−1−A、ヒト膀胱転移細胞乳頭腫からのHT4、ヒト肝細胞
性癌瞳からのHep3Bをアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションから
入手した。ヒト眼球黒色腫からの0M431はマサチューセッツ・ジェネラル・
ホスピタルのンエイムス・エプスタイン博士から入手した。
A431、HT−3、NIH:ON7CAR−3,0M431およびHep3B
細胞を、リボヌクレオシドとデオキシリボヌクレオシドを含み(α−MEM+)
、10%雌FC5と2mM L−グルタミンを補足したアルファ最少必須培地で
維持した。HEC−1−AとHT4は、10%雌FC5を補足したマツコイ5A
培地で維持した。研究の前に細胞を連続的に継代培養し、次いで70〜80%密
集時にトリプ/ン処理することによって同調性を達成した。次にこの増殖性の細
胞集団を150ORPMで5分間遠心分離し、10%雌FC3補足培地で再腎濁
した。血球針で細胞を計数した。
D 半固形培地(二層)コロニー阻害検定ハンバーガーの従来の二層アカロース
コロニー阻害検定法(ハンバーガー、エイ・ダブリュら、5cience 19
7:461−463(1977) ; /\ン1<−ガー、エイ・ダブリュら、
J、C11n、 Invest、 60:846−854(1977))て、A
431、HT−3、HEC−IASNIH:0■CAR−3,0M431および
Hep3B細胞を用いて、TAP−Misと免疫アフィニティーカラムからの塩
溶出分画(IAP−塩)の効果を試験した。35mm培養皿の下層は10%雌F
C3補足α−MEM+中の06%アガロース(シグマミズーリ州セント・ルイス
)1mlを含有した。上層は10%雌FC8補足アルファーMEM+中の03%
アカロース、試験すべき細胞(A431、HT−3およびON・1431につい
ては50000細胞/ml :HEC−1−A、NIH:OVCA R−3およ
びHep3Bについては25000細胞/m1)、表皮成長因子(EGF)10
%g/ml(ノグマ、ミズーリ州セント・ルイス)並びに次に挙げるもののうち
の1つからなった (a)IAP−Mis(最終濃度30nM)、(b)IAP
−塩(最終タンパク質濃度193μg/ml)または(C)陰性対照としての賦
形剤緩衝液。これらの培養皿を5%CO2を含む湿潤化した空気中37°Cて1
0〜21日間インキュベートした。30細抱以上を伴うコロニーを逆相顕微鏡に
コン)で計数した。その結果を対昭群に対する生存率として表した(試験群中の
コロニ−数×100/対照群中のコロニー数)。
E 液体培地コロニー阻害検定
24穴培養プレート(ファルコン、カリフォルニア州オクスナード、#3047
)に単−細胞呼局液を入れて生育させた。細胞接着の後、凝集することなく良好
な単一細胞分散を伴うものだけをさらなる研究に使用した。試験すべき薬物を各
ウェルの全体積の1/10未満の体積で加え、3つ一組として試験した。5%C
O2を含む湿潤化した空気の中で37℃で細胞をインキュベートした。5〜7日
で形成したコロニーをキームザ溶液で染色し、30細抱以上を伴うものを逆相顕
微鏡か、あるいは画像分析装置に基づく計算機によって計数した。
F コロニー形成に関するIAP−MISとIAP−塩の比較路ウェルにつき0
.3mlのA431(25000細胞/ml)、0M43 H25000細胞/
m1)、)(T−3(5000細胞/m1)およびHT4(5000細胞/m1
)を用いて、IAP−MIS(最終濃度30nM)とIAP−塩(最終タンパク
質濃度193Bg/ml)を液体培地コロニー阻害検定法で試験した。単層成長
を抑制し、コロニー形成を刺激するべく、リ−の方法(ツー。ケイら、Exp、
Ce1.lRe5.173:156−162(1987))に従って、EGF
50ng/mlをA431と0M431に添加した。賦形剤緩衝液対照に対する
生存率として結果を表した。
c、MIsによるA431細胞の用量依存的阻害賦形剤緩衝液で希釈した後、A
431細胞(25000細胞/m1.EGF50 n g/″m ] )を用い
る液体培地コロニー阻害検定法で、DG−Misを最終濃度09.18.35お
よび7.OnMて試験した。IAP−Misを12.24.448および96
n Mの1度て試験した。結果を賦形剤緩衝液対照に対する生存率として表した
。
H,MISの抗体吸収
使用の前に、M■Sモノクローナル抗体(6E11)と正常なウサギIgG(ダ
コ・コーポレインタン、デンマーク・ロフト108)を血清非含有α−MEM+
中に透析した。過去の実験ては13のMIS:Ab比てMIA活性の最大吸収が
示された。そこで174μgの6E11を56μgのDG−MISに加えた。
正常なウサギIgGを培養培地で希釈し、同じ13の比率でMIsに加えること
によって非特異的な吸収を決定した。トランスフェクションされていない野生型
のCHO細胞の調整培地から精製した等価な量のタンパク質を、上述のように1
3で抗体と混合し、これを陰性対照とした。これらの調製物を4℃で12時間混
合した。
プロティンAセファロース9CL−4B(ングマ、ミズーリ州セント・ルイス)
を予め血清非含有培地で洗浄した後、これを加え、4℃でさらに12時間インキ
ュベートした。その混合物を遠心分離し、その上清を、A431細胞(2500
0細胞/m1.EGF 50ng/ml)を用いる液体培地コロニー阻害検定法
で試験した。各群のコロニー数を野生型陰性対照と比較することにより、各群の
生存率を計算した。
1、IAP−MISと塩溶出分画(IAP−塩)の同時処置■、八P−MISを
等体積のIAP−塩(タンパク質濃度0.199mg/ml)と混合して、最終
Ml!IJI度を50nMとした。液体培地コロニー阻害検定法でA431細胞
(25000細胞/m1.EGF 50ng/ml)を用いて試験し、IAP−
MIS、IAP−塩および賦形剤緩衝液と比較した。各群のコロニー数を賦形剤
緩衝液陰性対照のコロニー数と比較することによって生存率を計算した。
J、MISと7スプラチンの同時処置
ンスプラチン(ブリストル・ラボラトリ−、ニューヨーク州シラキュース)を血
清非含有培養培地で希釈することによってOSO,078,0,156,0,3
12および0624μg/mlの濃度にし、液体培地コロニー阻害検定法でA4
3】細胞(25000細胞/m1.EGF 50ng/ml)を用イルコとニよ
す、DG−M I 5(JtuilltJt7 nM)ト共ニ、あるいはDG−
MIsなしで、3−)−組として試験しこ。賦形剤緩衝液を陰性対照として使用
した。各投与量におけるコロニー成長の数を賦形剤緩衝液陰性対照で達成された
数と比較することによって生存率を計算した。
K 多細胞腫瘍球形検定
ユハスらが記述した方法(ユハス、ノエイ・エイら、Cancer Res、3
7:3639−3643(1977))によってHT−3細胞とHe p 3
B細胞の多細胞腫瘍球形を作成した。簡単に述べると、10%雌FC5補足α−
MEM+ 10m1中のHT−3またはHep3B 106細胞を10cm培養
皿中の1%アカロースの上部に置き、5%c。
2を含む湿潤化した空気の中で37℃でインキュベートした。通常2〜5日で球
形が形成した。1%アカロース0.5mlを24穴培養プレート(ファルコン、
カリフォルニア州オクスナート#3047)の各ウェルに加えることにより、使
用の前に底層を形成させた。類似したサイズ(直径約250μm)の個々の球形
を切開用顕微鏡下で選択し、アカロース層の上部に10%雌FC5補足α−ME
M+0.5mlを含有する各ウェルに1つの球形をマイフロピペントて移した。
第0日に、最長の直径(L)と最長の直径に垂直な直径(W)によって球形のサ
イズを測定した。次に(L x XV x W)として体積を表した。各細胞型
の球形含有ウェル6個をDG−MIS(最終fi[7BM)か賦形剤緩衝液で処
置した。第3日、第6日および第9日に再度体積を測定した。第0日における同
じ球形のサイズと比較することによって、異なる間隔における各球形のサイズ比
を得た。各群の平均サイズ比を成長曲線中の時間に対してプロットし、他の群と
比較した。
■、 下腎@嚢検定
(辛1ニフィンケルトら(フィンケルト、エイチ・ンエイラ、 Cancer
Res、 47:3824−3829(1987))によって改良されたホンエ
ン(ホンエン、エイ・セットら、Exp、Ce1l Biol。
47:281−293(1979))の方法に従って、A431細胞と0M43
1細胞を試験した。
これらの細Qn107個を1500RPMで5分間遠心分離してベレットを形成
させた一フィブリノーケン(7グマ、ミズーリ州セント・ルイスPBS(pH7
,4)で20mg/mlに溶解したもの)15μmをそのペレットに加えた後、
トロンピン81J1(/りで、ミス−り州セント・ルイス、2倍強度ダルヘソコ
変法必須培地で20単f、7/mlに溶解したもの)を加えた。移植の準備とし
て、このようにして形成した細胞塊をおよそ100個の断片に切断した(各1m
m3は約105細胞を含有する)。
腫瘍の移植時に腹腔内に設置したアルゼットミニ浸透ポンプ(#2001.アル
ザ、カリフォルニア州パロ・アルド)によってMIsを送達した。これらのポン
プは209±6μmの充填体積を持ち、およそ8日の送達時間の間、それらの内
容物を1,03±0.04μj/時開の速度で放出する。上記ポンプにIAP−
MIS(MI S : 159μg/m1(ELISAによる))または賦形剤
緩衝液を充填した。MI S群の各マウスにはこの実験の過程で約33μg(2
30μM)の総MIS投与量を与えた。
実験の16〜24時間前に、ウィルスと病原体を含有しない雌のCD−1マウス
(10週齢、平均35g、チャールス・リバ町ブリーディング・ラボラトリ−、
マサチューセソッ州つィルミントン)に、マーク−1(Mark−1)セシウム
−137照射によって640ラドの全身照射を与えた(ガジュウスキー、ダブリ
ュ・エイチら、Surgical Forum 38:468−470(198
7))。10%ベントシトヒタール(アボット・ラトラトリー、イリンイ州ノー
ス・シカゴ)0.3mlの腹腔内注射て麻酔を誘発した後、マウスの左脇腹に切
開を施し、左腎臓を体外に出した。19ゲージ針トロカールを用いて下前空間を
開いた。この空間に5−0ナイロン縫合糸の断片(長さ約1mm)(これは接眼
レンズマイクロメーター測定を較正するため並びに腫瘍の位置を特定するために
用いられた)と共に細胞塊を導入した。24匹のマウスにA431細抱塊を移植
し、12匹のマウスに0M431細胞塊を移植した。移植体の最長の直径(Ll
)、最長の直径に垂直な直径(wl)および縫合糸の長さを、切開用顕微鏡の接
眼レンズマイクロメーターで測定した。これらの動物を腹腔内に設置したアルゼ
ットポンプによって送達されるIAP−Misまたは賦形剤緩衝液のいずれかで
処置した。6時間、24時間、48時間、120時間(5日)および192時間
(8日)に、選択した動物から眼窩出血によって血液試料を採取し、ELISA
によって血7′mMIsレベルを測定した。第8日にこれらの動物を犠牲にした
c2人の独立した研究者が腫瘍の最長の直径(Ll)、最長の直径に垂直な直径
(X八“1)および縫合糸の長さを盲目的に測定した。測定値を較正した後、移
植サイズ比を(L2xW2xW2)/(Ll、xWlxWl)によって表した。
腎臓の組織学的切片をも入手して調べた。嚢胞性変化を伴う腫瘍を排除した。
M 統計学的分析
液体培地コロニー阻害検定と半固形培地コロニー阻害検定の結果を、イエーツ(
Yates)補正を伴うか、もしくはイエーツ補正を伴わないチニ乗(Chi
5quare)検定によって分析し、多細胞球形検定と下腎臓嚢検定をスチュー
デシト(Student)を検定によって試験した。p<Q。05を統計学的に
有意であると見なした。
■結果
、八 半固形培地(二層)コロニー阻害検定30nMのTAP−MISと共にイ
ンキュベーションした後の様々な細胞系の生存率は、A431について45%、
HT−3について747%、HEC−1,−Aについて54%、NTH0VCA
R−3について59%、0M431について34%、Hep3Bについて114
%てあった。対照と比較した場合、MISで処置した後の生存は、Hep3Bを
除くすべての細胞系でIAP−MISによって有意に阻害された(p<0.05
)。Hep3Bの成長はMISによって阻害されなかった。IAP−塩と共にイ
ンキュベーションした後の生存率は、A431について172%、HT−3につ
いて93%、HEC−1−Aについて92%、O〜14311mツイテ120%
、NTH:0VCAR−3について105%、Hep133Bについて173%
てあった。刺激効果はA431.0M43F−およびHep3BIB胞について
有意であった(p < 0.05X図1)。
B 液体培地コロニー阻害検定法を用いたコロニー形成に対するIAP−MIS
とIAP−塩の効果
30 n MのIAP−MISて処置した場合、生存率はA431について55
9%、0h1431について36.8%、HT−3について100.5%、HT
4について1158%であった。IAP−塩(最終タンパク質濃度193μg/
ml)で処置した場合、生存率はA431について1690%、0M431につ
いて2267%、HT−3について101.6%、HT4について965%であ
った。
IAP−MISの阻害効果とIAP−塩の刺激効果はA431コロニー形成と0
M431コロニー形成について有意であった(p<0.05X図2)。
C,MISによるA431コロニー形成の用量依存的な阻害0.9.1,8.3
.5および7.0%MのDG−MISfi度についての生存率はそれぞれ103
.4%、81.4%、61.3%および26.5%であった。3.5%Mと7.
0%MのDG−Mis濃度で有意な阻害が認められた(p<0.05)。
12.24.48および96%MのIAP−MIS濃度にツイテノ生存率はそれ
ぞれ109.7%、711%、56.6%および33.3%であった。24.4
8および96%MのIAP−Mis濃度で有意な阻害が認められた(図3)。し
たがってDG−MISはTAP−MTSより10〜14倍強力であった。
D、MISの抗体吸収
MIS用のEIjSAによって測定したMISレベルは、陽性対照(Misのみ
)について9.0%M、正常なIgG吸収(非特異的)の後には8.8%M、モ
ノクローナル抗体吸収(特異的)の後には0.62 nMであった。野生型の陰
性対照はいずれも0に等しいMISレベルを有した。生存率は、MIS単独につ
いて429%、正常なT gG(非特異的吸収)について38.0%、モノクロ
ーナル抗体(特異的吸収)について74.2%であった。MTS活性の有意な非
特異的吸収はなかった(陰性対照と比較してp>0.05)。モノクローナル抗
体吸収後の生存率は陽性対照(MI Sのみ)および正常なIgGより有意に高
かった(図4)。
E 塩溶出分画(■AP−塩)はTAP−Misを阻害するA431m胞(7)
生存率はIAP−MISのみ(50%M)について51.3%、IAP−塩のみ
について1169%、これら2つの組み合わせ(MIS 50%M)について8
16%であった。IAP−MISのみとIAP−Mis/IA、P−塩の組み合
わせとの間の相違は存意であった(p<0.05X図5)。IAP−塩とIAP
−Misの2つの別個の調製物の還元後にSDSケル電気泳動を行った。IAP
−塩には数個のタンパク質バンドが14〜43kDaの領域に認められたが、I
AP−Misには存在しなかった。
F シスプラチンとMISの相加的効果0.0078.0.156.0.312
および領624μg/mlのシスプラチン濃度について、A431細胞の生存率
はそれぞれ100%、56.5%、38.7%、34.3%および10.8%で
あった。7%M DG−MI Sを添加すると、同じ濃度のシスプラチンについ
て生存率が39.3%、32.2%、23.1%、204%および5.4%にな
った。シスプラチンのみとシスプラチン+MISの生存率は0.078と015
6μg/mlのシスプラチン濃度で有意に異なった(図6)。
G 多細胞球形検定
対照群(n=6)におけるHT−3球形の平均サイズ比は第3日、第6日および
第9日にそれぞれ115±0.04.144±0.02および151.96±0
゜11であったが、Ni I S群(n=6)では0.98±0.04、領94
±領04および108±0.06(図7A)てあった。対照群(n=6)におけ
るHep3B球形の平均サイズ比は第3日、第6日および第9日にそれぞれ2.
56±0.05.564±053および1307±1.09であったが、MIS
群(n=6)ては236±0.25.5.77±054および14.30±05
4であった。Hep3B球形の成長はより迅速で、MISによって阻害されなか
った(図7B)。
11 下腎臓嚢検定
マウス血清中のMISレベルはMISを充填したアルゼットポンプの移植後24
時間から第8日まて比較的安定であった(図8A)。第2日から第8日までの1
4個の血液試料の平均MISレヘレベ191±2.7%g/m+(約140 p
M)であった。刻aマウスの血清MISレベルは検出不能であった。移植したA
431腫瘍の移植サイズ比は対照群(n=12)て370±031てあったのに
対し、MIS群(n=12)ては150±0826てあった。0M431腫瘍の
移植サイズ比は対照(n=7)で393±049であったのに対し、MIS群(
n=5)では1.−42±0.44であった。Nll5群における腫瘍の成長は
両細胞系共に対照より有意に低かった(p<0.05)(図8B)。
■、考察
増幅したCHO細胞系の調整培地から得られる組換えヒトMJS(rhMIs)
であって、連続的なイオン交換と色素アフィニティークロマトグラフィーによる
か(DG−MI S)、もしくは免疫アフィニティークロマトグラフィーによっ
て(IAP−Mis)精製したものを、いくつかの成長検定法で様々な細胞系に
対して試験した。半固形検定では高度に精製したMISによって阻害されたが、
液体検定では阻害されなかったHT−3(頚部癌腫)細胞系を例外として、全般
的にみて液体検定と半固形検定の結果は極めて類似していた。細胞−細胞相互作
用と栄養素によって影響される成長様式を伴う腫瘍微小領域を反復させるために
多細胞球形検定を使用した。HT−3細胞は充分な球形を形成し、これはMIS
によって阻害された。Hep3B(肝細胞癌腫)の球形成長についてはMIS効
果が認められなかった。3種類のインビトロ検定すべてを利用できることは、各
腫瘍に関する最適な条件の選択を可能にする。
MISを抗癌剤として評価する際には、利用可能な化学療法との相互作用を考慮
することが重要である。これを評価するために、MISとシスプラチンを単独で
、並びに、様々に組み合わせて試験した。MISとシスプラチンの阻害効果は相
加的であるのて、MISを与える場合にはシスプラチンの投与量を下げることが
でき、それゆえにこの生物学的変調物質は選択されたヒト悪性腫瘍の多様性治療
における佐剤として機能するかもしれない。MISまたはMIS+細胞毒性物質
の反復投与を試験するために液体コロニー阻害検定法と球形検定法を使用するこ
とができる。しかし、最初は増殖性の細胞集団に最も影響を与えるMISとそれ
に続く細胞毒性物質の非同調的添加が好ましい。
精製度は低いがDG−Misもインビトロでの細胞成長の阻害を一貫して示した
。MIS効果の特異性はMISモノクローナル抗体による聞書効果の遮断によっ
て立証された。
ウォレンら(ウォレン、ノエイ・ダブリュら、 Cancer Res、 49
:2005−2011(1986))は免疫精製したMI S調製物を様々な樹
立細胞系に対して試験した時に、最小限度の抗増殖活性しか報告しなかった。実
施例1において、1M酢酸による溶出に先立って塩溶用段階を加える前には、I
AP−Misで同じく乏しい応答が観測された。さらに、免疫アフィニティーカ
ラムから溶出した塩分画は実際にいくつかの細胞系において成長刺激効果を示し
た。この塩分画の電気泳動は14〜20kDaの領域に数本のバンドを示し、こ
れらのバンドは続いて1M酢酸で溶出させた分画には存在しない。トランスフェ
クションされていない野生型CHO細胞の濃縮した培養培地を同じ精製工程に付
したところ、A431細胞に対してやはり刺激効果を示す(図1および2)塩分
画が14〜43kDaに同じバンドの存在を示し、トランスフェクションされて
いないCHO細胞のこれらのタンパク質産物が成長刺激因子としてM■S効果を
遮断するように作用するのかもしれないことを含意している。この発見は図5に
示す結果によって支持される。高度に精製したIAP−MISとDG−MTSに
対する用量応答を比較すると、DG−Misはより高度に精製されたIAP−M
ISより約10倍強力であることが示された。
下腎臓嚢検定法を用いてインビボでのMISの効果を試験した。腫瘍移植の際に
挿入された腹腔内定常注入アルゼットポンプを通してMISを送達することによ
って、外陰類表皮癌腫細胞系A431と眼球黒色腫系0M431の成長がインビ
ボで阻害された。この検定法を評価する際には、それぞれの異なる腫瘍について
組織学を詳細に記録し、中央の壊死が起こる前に実験を完了することが重要であ
る。したがってこの検定を第8日に停止した。なぜならこれより長い持続時間は
可変的な嚢胞性変化をもたらしたからである。このような変化は、嚢胞性変化と
液体の吸収ゆえに比較の信頼性を損なうほどに移植サイズ比を変化させ得る。
この注意深い分析により、各腫瘍細胞系の移植後の特徴を確立し、人工産物を避
けることができる。この下腎臓検定でのインビボ効果は生理学的またはpMの濃
度で達成される。他方、インビトロ研究は50〜500倍高いレベルを必要とし
、これは活性化の失敗を反映するものであろう。動物に対する毒性は観測されな
かった。
実施例2
■ 材料と方法
A、rhMIsの生産と精製
実施例1と同様に、MISのcDNAとゲノムDNAをクローニングした後、ン
ヒドロ葉酸しダクターゼ欠損CHO細胞をヒトMIS遺伝子とジヒドロ葉酸レダ
クターゼ遺伝子の両方の直鎖状構築物で同時トランスフェクションした。トラン
スフェクションされたCHO細胞をメトトレキセート中で増幅し、1ノボヌクレ
オシドとデオキシリボヌクレオシドを含まず10%牛Ml!IJ−含有雌胎児牛
血清(Fe2)を補足したアルファ最少必須培地中37℃で生育させtこ。実施
llAl 1 に記載の如く、抗ヒトMISモノクローナル抗体を用りする免疫
アフィニティークロマトグラフィーを使用してrhMI S(純度90〜95%
)を精製した。
実施例1と同様に、ラットのミュラー管退行器官培養検定法を用し)で、MIS
の生物学的活性をインビトロで検出した。Mistこ関する酵素結合イムノ゛ノ
ルベント検定法(ELISA)を用いてMIS濃度を見積もり、タンノ(り質濃
度を実施例1と同様に測定した。
B 細胞系
ヒト眼球黒色腫細胞系○M431.0M464.0M467および0M482は
1984年に樹立され、この実験のため(こ初期継代アンプルを融解するまで液
体窒素中に保存された。これらの細胞を、リボヌクレオノドとチオキシ1ノボヌ
クレオノドを補足したアルファ変法イーグル培地(α−MEM+)lこ10%雌
FC3とIg/IL−グルタミンを添加したものの中で維持した。研究の前1こ
細胞を連続的に継代培養し、次いで70〜80%密集時(こ)IJプシン処理し
tこ。次0で、この増殖性の細胞集団を150ORPMで5分間遠ノロ・分離し
、10%雌FC3補足培地で再懸濁した。血球針で細胞を計数しtこ。
C半固形(二層)コロニー阻害検定
実施例1と同様に従来の二層アガロースコロニー阻害検定を用し)てrhMIs
の効果を試験した。35mm培養皿の下層(ま10%雌FC3補足α−MEM十
中の06%アカロース(シグマ、ミズーリ州セント・ルイス)1mlを含有した
。上層は10%雌FC3補足a−MEM+、試験すべき細胞(0M431につい
ては50000細胞/ml+0M464.0M467および0M482について
は25000細胞/m1)、表皮成長因子(EGF)10ng/ml(シグマ、
ミズーリ州セント・ルイス)およびrhMIsもしくは陰性対照としての賦形剤
緩衝液中の03%アガロースからなった。これらの培養皿を5%CO2を含む湿
潤化した空気中37℃で10〜21日間インキュベートした。30細胞以上を伴
うコロニーを逆相顕微鏡にコン)で計数した。その結果を対照群に対する生存率
して表す(試験群中のコロニー数X100/対照群中のコロニー数)。
D 液体培地コロニー阻害検定
実施例1と同様に、24穴培養プレート(ファルコン、カリフォルニア州オクス
ナード、#3047)に0M431の単一細胞懸濁液を0.5mlの培地(10
%雌FC3と50ng/ml EGFを含むα−MEM+)中で各ウェルにつき
8250細胞の濃度で入れて、生育した。細胞接着の後、凝集せずに良好な単一
細胞分散液を伴うものだけをさらなる研究に使用した。試験すべき物質を加え(
1ウエルあたり50μm)、3つ一組として試験した。これら細胞を5%CO2
を含む湿潤化した空気中37°Cでインキュベートした。5〜7日内に形成した
コロニーをギームザ溶液で染色し、30細胞以上を伴うものを逆相顕微鏡を用い
て目で計数するか、もしくはコンピューターに基づく画像分析装置を用いて計数
を自動化した。
E、MISによる0M431細胞の用量依存的な阻害賦形剤緩衝液で希釈した後
、0.98.98.25,2.504.75.6および100.8nNiの濃度
てMI Sを試験した。賦形剤緩衝液対照に対する生存率として結果を表した。
F 多細胞腫瘍球形検定
0h1467細胞と0M482細胞の多細胞腫瘍球形を実施例1に記載の如く作
成した。簡単に述べると、残存するトリブノンを除去するために充分に洗浄した
後、10%雌FC3補足α−MEM+1ml中の0M467 105細胞を35
×10培養皿中の1%アガロース1.5mlの上部に置き、5%C02を含む湿
潤化した空気中37℃で通常球形が形成する2〜5日の間インキュベートした。
次に1%アガロース0.5mlを24穴培養プレート(ファルコン、カリフォル
ニア州オクスナード、#3047)の各ウェルに加えた。類似するサイズの個々
の球形(直径約250mm)を切開用顕微鏡の下で選択し、アガロース層の上部
の10%雌FC3補足α−MEM+ 0.5mlを含有するウェルにそれぞれを
マイクロピペットで移した。第0日に最長の直径(L)と最長の直径に垂直な直
径(W)によって球形のサイズを測定し、体積を(L、xWxW)として表した
。6個の球形含有ウェルをrhMIsか賦形剤緩衝液によって処置した。体積を
定期的に測定した。異なる間隔における各球形のサイズ比を、第0日における同
じ球形のサイズとそれとを比較することによって得た。各群の平均サイズ比を成
長曲線中の時間に対してプロットし、他の群と比較した。
G、下腎臓嚢検定
実施例1に記載の方法にしたがって、0M431細胞を368±0.56の移植
サイズに、0M482を197±067に、0M467を1.34±0.5に、
0M464をく1に成長させた。その後107個の0M431細胞を150OR
PMで5分間遠心分離することによりペレットを形成させた。そのペレットにフ
ィブリノーゲン(シグマ、ミズーリ州セント・ルイス、PBS(pH7,4)に
20mg/mlで溶解したもの)20mlを加え、次いでトロンビン(シグマ、
ミズーリ州セント・ルイス、2倍強度ダルベツコ変法必須培地に20単位/m+
で溶解したもの)を加えた。この混合物を37℃で15分間インキュベートした
。このようにして形成させた細胞塊を移植の準備としておよそ50断片(1mm
3.それぞれ約505細胞を含有する)に切断した。
腫瘍の移植時に腹腔内に設置したアルゼットミニ浸透ポンプ(#2001.アル
ザ、カリフォルニア州パロ・アルド)によってMISを送達した。これらのポン
プは約210μmの充填体積を有し、それらの内容物を8日間の送達期間にわた
りて約1μm/時間の速度で放出する。これらのポンプにrhMIsまたは賦形
剤緩衝液のいずれかを充填した。
実験の16〜24時間前に、実施例1の如く、ウィルスと病原体を含まない雌の
CI)−1マウス(10週船齢。均体重35g、チャールズ・リバー・ブリーデ
ィング・ラボラトリ−、マサチューセッツ州つィルミントン)にマーク−■セシ
ウムー137放射装置によって640ラドの全身放射を与えた。ヌードマウス(
8退部。
平均体重24g、ニドウィン・エル・スティール・ラボラトリ−、マサチューセ
ッツ・ジェネラル・ホスピタル、マサチューセッツ州ボストン)をも使用した。
10%ベンドパルビタール(アボット・ラボラトリ−、イリンイ州ノース・ンカ
ゴ)0゜3mlの腹腔的注射で麻酔を誘発した後、マウスの左脇腹に切開を施し
、左腎臓を体外に出した。19ゲーン針トロカールを用いて下前空間を開いた。
この空間に5−〇ナイロン縫合糸の断片(長さ約1mmXこれは接眼レンズマイ
クロメーター測定を較正するため並びに腫瘍の位置を特定するために用いた)と
共に細胞塊を入れた。12匹のCD−1マウスと20匹のヌードマウスに0M4
31細胞塊を埋め込んだ。移植体の最長の直径(Ll)、最長の直径に垂直な直
径(Wl)および縫合糸の長さを切開用顕微鏡の接眼レンズマイクロメーターで
測定した。これらの動物を、腹腔内に設置されたアルゼットポンプによって送達
されるrhMISまたは賦形剤緩衝液で処置した。これらの動物を第8日に犠牲
にした。第8日にヌードマウスから血液試料を採取し、ELI SAによって血
清M■Sレベルを測定した。その腫瘍の最長の直径(L2)、最長の直径に垂直
な直径(W2)および縫合糸の長さを2人の別個の研究者が盲目的に測定した。
測定値を較正した後、移植サイズ比を(L 2 xW2 xW2)/(L 1
xWl x L 1)によって表した。腎臓の組織学的切片をも入手して、それ
を調べた。嚢胞性変化を伴う腫瘍を排除した。
H2統計学的分析
液体培地、半固形培地コロニー阻害、多細胞球形および下腎臓嚢検定の結果をス
テニープントを一検定によって試験した。P<0.05を統計学的に有意と見な
した。
■、結果
A、液体コロニー阻害検定におけるMISによる0M431コロニー形成の用量
依存的な阻害
0M431細胞のみがその配位子コロニー阻害検定で充分な成長を遂げた。10
0.8.75.6.50.4.252.98および0.98 nMのMIS濃度
についての生存率はそれぞれ33%、29.5%、55.6%1.71%、10
9゜8%および96.8%であった。50.4(p<0.05)、75.6(p
<0.004)および100.8(p<0.006)nM MisのMIS1度
で有意な阻害が認メられた(図9)。
B、半固形培地(二層)コロニー阻害検定コロニーを成長させ得なかった0M4
34を除くすべての細胞系がrhMIsによって有意に阻害された。様々な細胞
系の生存率は、0M431(30%M MIS中)について34%(p<0.0
1)、0M467(150nM MIS中)ニラいて61%(p<領02)、0
M482(90%M MIS中)について80%(p< 0.03)であった(
図2)。
C1多細胞球形検定
対照群(n=6)における0M467球形の平均サイズ比が第5日、第8日およ
び第11日にそれぞれ3.85±043.485±0.64および5.52±0
゜78てあったのに対して、MIS群(n=6)では2.17±026.2.7
9±033および3.91±0.59であった。この相違は有意であった(p<
o、。
2)。対照群(n=10)における0M482球形の平均サイズ比が第3日およ
び第6日にそれぞれ2.18±0.17および8.22±081であったのに対
して、MIS群(n=10)では1.93士1l4および9.0±0.67であ
った(図IIAおよびB)。0M431と0M464は球形として成長すること
ができなかった。
D、下腎臓嚢検定
CD−1照射マウスにおいて0M431腫瘍の移植サイズ比は対照(n=7)で
393±0.49であり、これに対してMIS群(n=5)では1.42±0.
44(p<0.005)であった。各MIS処置マウスには8日間の検定の間に
48.6μgのMISを与えた。11匹の対照と9匹のMIS処置マウスを伴う
ヌードマウスを用いる2つの検定ては、0M431腫瘍の移植サイズ比が有意に
高く、対照についてそれぞれ3.02±0.17および3.14±0.40であ
ったのに対して、MIS群については1.68±0.09(p<0.001)お
よび1.69±0゜43(p<0.005)であった。第1のヌードマウス検定
では8日間にわたって44.7I1gのMI SをMIS処置群に与えたが、第
2のヌードマウス検定ではMIS群に130μgを与えた。ヌードマウス検定の
第8日におけるMIS処置マウスの平均MIS血清レヘしベそれぞれ749およ
び570pMであった。測定した対照は10pM未満のMI Sレベルを有した
。各MIS群における腫瘍の成長は3つの検定すべてにおいて対照より有意に低
かった(p<0.05X図12実施例2ては、3つの異なるインヒドロ・クロノ
ジエニンク(clonogenic)検定法を用いて、3種類のヒト眼球黒色腫
細胞系に対する組換えヒトMISの効果を調べた。信頼性と再現性がある二層阻
害検定法を各細胞系と共に使用した。かなり長いインキュヘーノヨシ期間(10
〜21日)にもかかわらず、この検定法ではすべての細胞系がよく成長した。0
M482.0M431および0M467は有意に阻害された。液体コロニー阻害
検定法を0M431細胞系と共に使用した。
OM、467と0M482はこの検定法で分離したコロニーを成長させ得なかっ
た。
0M431の場合のように効果的である場合には、この検定法は迅速(5〜7日
)であり、わずかな試料しか使用しない。0M431は25%M以上のrhMI
s濃度でコロニー形成の阻害を伴って明らかな用量応答を示した。0M431の
生存率はこれら2つの検定法の間でよく相関した。細胞−細胞相互作用と栄養素
が影響を与える成長様式を伴う腫瘍微小領域を反復させるために多細胞球形検定
を用いた。0M467細胞と0M482細胞は充分な球形を形成した。0M46
7は有意な阻害を示したが、0M482の成長は影響を受けなかった。0M43
1は球形を成長させることができなかった。3種類のインビトロ検定法を利用で
きるということは、各腫瘍に関する最適な条件の選択を可能にする。
0M431に対するMISのインビボての効果を調べるために下腎臓嚢検定を使
用した。なぜならこの細胞系は比較を可能にするに足るほど大きく成長したから
である。腫瘍の移植時に挿入した腹腔内定常注入アルゼットポンプを介してMI
sを送達することによって、0M431の成長がインビボで阻害された。この検
定系を評価する際には、それぞれの異なる腫瘍について組織学的に詳細に記録す
ること、並びに、腫瘍がまだ固形である間に、リンパ球浸潤および/または中央
の壊死が起こる前に実験を完了することが重要である。したがって、照射したC
D−1マウスてはこの検定法を第8日で終わらせた。なぜならインキュベーショ
ン期間がこれより長くなると、短寿命の液体の吸収、炎症性細胞の浸潤および嚢
胞性変化ゆえに、比較の信頼性がなくなるほどに移植サイズ比が変化し得るとい
う可変性の組織学的変化をもたらすからである。照射が誘発する免疫抑制の潜在
的な落とし穴を排除するために、ヌードマウスをも使用し、同様の腫瘍成長阻害
が観測された。腫瘍をヌードマウスに移植する場合には、同じ期間を用いた。動
物に対する明白な毒性はこの研究の短い過程では観測されなかった。この下腎臓
検定におけるインヒポ効果はpM11度で達成される。他方、インビトロ研究で
は10〜100倍高いレベルが必要であり、切断と活性化の失敗が示唆された。
ここに本発明を完全に記述し終えたので、本発明の範囲と目的またはその態様か
ら逸悦することな(、組成物、濃度、投与法および条件の広範囲にわたる等価な
変数内で本発明を実施できることを当業者は理解するであろう。
半固形培地コロニー阻害検定
液体培地コロニー阻害検定
液体培地コロニー阻害検定
00.9+、8357.0 012244896MIS濃度 (nM)
MIS活性の抗体吸収
+00
TAP−塩によるMIS効果の阻害
ンスブラチンとMISの相加的効果
ンスブラチン濃度 (uq/mL)
08 3日 6日 9日
時間
0日 3日 6日 9日
時間
時間(時間)
A4B1 0M431
FIG、 9
n=3 n=3 n=3
時間(日)
巳広J旦
時間(日)
D−1
n=4 n=5
国際調査報告
フロントページの続き
(72)発明者 バリー、ロバート・エルアメリカ合衆国マサチューセッツ02
181ウェラリー、メドウブルック・ロード22番(72)発明者 エプスタイ
ン、ジェームスアメリカ合衆国マサチューセッツ02114ボストン、ミルトル
・ストリート82番(72)発明者 ラギン、リチャード・シーアメリカ合衆国
マサチューセッツ02135ブライトン、ジェラルド・ロード36番(72)発
明者 マクロ−リン、ディピッド・ティーアメリカ合衆国マサチューセッツ01
906ソーガス、ダンフォース・アベニュー9番
Claims (18)
- 1.患者にMISの有効量を投与することからなる腫瘍の成長を阻害する方法で あって、該腫瘍が外陰類表皮癌腫、頚部癌種、子宮内膜腺癌、卵巣腺癌および眼 球黒色腫からなる群から選択される方法。
- 2.該MISが140kDaまたは70kDaの分子量を有する請求項1の方法 。
- 3.ハロゲン化アルカリ金属またはハロゲン化アルカリ土類金属の有効量で溶出 させ、次いで約2.5と4.0の間のpHを有する酸溶液で溶出させることによ って、免疫アフィニティークロマトグラフィー基盤からMISを精製する請求項 1の方法。
- 4.タンパク質加水分解化合物との反応によって該MISがタンパク質加水分解 的に切断されて約57kDaと12.5kDaの分子量を有するタンパク質断片 を形成する請求項3の方法。
- 5.該タンパク質加水分解化合物がプラスミンである請求項4の方法。
- 6.MISの投与後に化学療法剤の有効量を投与することをさらに含み、該化学 療法剤が該腫瘍の成長の阻害に関して有効である請求項1に記載の方法。
- 7.化学療法剤かシスプラチンである請求項6の方法。
- 8.MISがrhMISである請求項1の方法。
- 9.患者に化学療法剤とMlSの組み合わせの有効量を投与することからなる腫 瘍の成長を阻害する方法であって、該腫瘍が外陰類表皮癌腫、頚部癌種、子宮内 膜腺癌、卵巣腺癌および眼球黒色腫からなる群から選択される方法。
- 10.該MISが140kDaまたは70kDaの分子量を有する請求項9の方 法。
- 11.ハロゲン化アルカリ金属またはハロゲン化アルカリ土類金属の有効量で溶 出させ、次いで約2.5と4.0の間のpHを有する酸溶液で溶出させることに よって、免疫アフィニティークロマトグラフィー基盤からMISを精製する請求 項9の方法。
- 12.タンパク質加水分解化合物との反応によって該MISがタンパク質加水分 解的に切断されて約57kDaと12.5kDaの分子量を有するタンパク質断 片を形成する請求項11の方法。
- 13.該タンパク質加水分解化合物がプラスミンである請求項12の方法。
- 14.タンパク質加水分解的に切断されたMISの有効腫瘍阻害量と医薬的に許 容される担体からなる医薬組成物であって、該腫瘍が外陰類表皮癌腫、頚部癌種 、子宮内膜腺癌、卵巣腺癌および眼球黒色腫からなる群から選択される医薬組成 物。
- 15.該タンパク質加水分解的に切断されたMISが約57kDaと12.5k Daの分子量を有するタンパク質断片からなる請求項14の医薬組成物。
- 16.該腫瘍の成長の阻害に有効な化学療法剤をさらに含む請求項14の医薬組 成物。
- 17.該化学療法剤がシスプラチンである請求項16の医薬組成物。
- 18.該MISがrhMISである請求項14の医薬組成物。
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-
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