JPH0651139A - 光ファイバプリフォームの製造方法 - Google Patents
光ファイバプリフォームの製造方法Info
- Publication number
- JPH0651139A JPH0651139A JP20565492A JP20565492A JPH0651139A JP H0651139 A JPH0651139 A JP H0651139A JP 20565492 A JP20565492 A JP 20565492A JP 20565492 A JP20565492 A JP 20565492A JP H0651139 A JPH0651139 A JP H0651139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- optical fiber
- shaped body
- molding
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】光ファイバプリフォームを高い歩留りで製造す
る。 【構成】少なくともその中央部が光ファイバのコア用ガ
ラス1となる棒状体3をその両端が成形型4,5a,5
b,7a,7b内の石英系ガラス粉末又はその造粒粉末
6充填部から突出するように該成形型4,5a,5b,
7a,7b内に設置し、かつ前記成形型4,5a,5
b,7a,7b内の前記粉末6に液圧を加えて成形体と
する成形工程をその棒状体3突出部の端面及び側面に液
圧が加わるように行なう。
る。 【構成】少なくともその中央部が光ファイバのコア用ガ
ラス1となる棒状体3をその両端が成形型4,5a,5
b,7a,7b内の石英系ガラス粉末又はその造粒粉末
6充填部から突出するように該成形型4,5a,5b,
7a,7b内に設置し、かつ前記成形型4,5a,5
b,7a,7b内の前記粉末6に液圧を加えて成形体と
する成形工程をその棒状体3突出部の端面及び側面に液
圧が加わるように行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバプリフォーム
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバコア用ロッドの製造方
法としては、光学物質の粉末をプラスチック製容器内に
充填かつ密閉し、これを液圧により加圧成形して成形体
を作製した後、プラス容器より取り出された成型体を透
明ガラス化することにより、光ファイバコア用ロッドを
製造する方法が知られている(特開昭59−19891
号)。
法としては、光学物質の粉末をプラスチック製容器内に
充填かつ密閉し、これを液圧により加圧成形して成形体
を作製した後、プラス容器より取り出された成型体を透
明ガラス化することにより、光ファイバコア用ロッドを
製造する方法が知られている(特開昭59−19891
号)。
【0003】また、光ファイバプリフォームの製造方法
としては、伸縮性のあるプラスチック型内に所定の屈折
率を有する石英ガラス棒を配置し、この石英ガラス棒の
周囲にシリカ微粒子を充填し、これを液圧により加圧成
形して成形体を作製した後、この成形体から光ファイバ
プリフォームを製造する方法が知られている(特開昭6
1−256937号)。
としては、伸縮性のあるプラスチック型内に所定の屈折
率を有する石英ガラス棒を配置し、この石英ガラス棒の
周囲にシリカ微粒子を充填し、これを液圧により加圧成
形して成形体を作製した後、この成形体から光ファイバ
プリフォームを製造する方法が知られている(特開昭6
1−256937号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静水圧加圧
装置の内部に設置される成形型内の中心に光ファイバの
コア用ガラス棒を設置し、この成形型内のガラス棒の周
囲に石英系ガラス粉末又はその造粒粉末を充填した後、
この粉末に液圧を加えて加圧成形し、更に得られた成形
体を焼結して光ファイバプリフォームを製造する方法で
は、加圧成形の際、コア用ガラス棒が位置ずれ(偏心)
したり、或いはコア用ガラス棒が粉末充填部の内部や境
界面(表面)に位置する部分で破断することが多い。こ
のようなことが光ファイバプリフォーム製造の歩留りを
低下させる原因となっている。
装置の内部に設置される成形型内の中心に光ファイバの
コア用ガラス棒を設置し、この成形型内のガラス棒の周
囲に石英系ガラス粉末又はその造粒粉末を充填した後、
この粉末に液圧を加えて加圧成形し、更に得られた成形
体を焼結して光ファイバプリフォームを製造する方法で
は、加圧成形の際、コア用ガラス棒が位置ずれ(偏心)
したり、或いはコア用ガラス棒が粉末充填部の内部や境
界面(表面)に位置する部分で破断することが多い。こ
のようなことが光ファイバプリフォーム製造の歩留りを
低下させる原因となっている。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、光ファイバプリフォームを高い歩留りで製造し得
る方法を提供することを目的とする。
ので、光ファイバプリフォームを高い歩留りで製造し得
る方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、静水圧加圧装
置の内部に設置される成形型内の中心に、少なくともそ
の中央部が光ファイバのコア用ガラスとなる棒状体を設
置する工程と、前記成形型内の前記棒状体の周囲に石英
系ガラス粉末又はその造粒粉末を充填する工程と、静水
圧加圧装置の内部において前記成形型内の前記粉末に液
圧を加えて成形体とする成形工程と、前記成形体を焼結
する工程とを具備する光ファイバプリフォームの製造方
法であって、前記棒状体はその両端が前記成形型内の粉
末充填部から突出するように前記成形型内に設置され、
かつ前記成形工程はその棒状体突出部の端面及び側面に
液圧が加わるように行なわれることを特徴とする光ファ
イバプリフォームの製造方法である。
置の内部に設置される成形型内の中心に、少なくともそ
の中央部が光ファイバのコア用ガラスとなる棒状体を設
置する工程と、前記成形型内の前記棒状体の周囲に石英
系ガラス粉末又はその造粒粉末を充填する工程と、静水
圧加圧装置の内部において前記成形型内の前記粉末に液
圧を加えて成形体とする成形工程と、前記成形体を焼結
する工程とを具備する光ファイバプリフォームの製造方
法であって、前記棒状体はその両端が前記成形型内の粉
末充填部から突出するように前記成形型内に設置され、
かつ前記成形工程はその棒状体突出部の端面及び側面に
液圧が加わるように行なわれることを特徴とする光ファ
イバプリフォームの製造方法である。
【0007】前記成形型としては、冷間静水圧加圧装置
(CIP装置)に設置する成形型を好適に用いることが
でき、具体的には、弾性体からなる上下蓋(棒状体の支
持部材を含む)と外側に金属製支持管が配置された円筒
状の成形ゴム型との組み合わせからなる湿式タイプのC
IP成形型、或いは弾性体からなる上下蓋(棒状体の支
持部材を含む)と円筒状の成形ゴム型との組み合わせか
らなる湿式タイプの成形型を挙げることができる。
(CIP装置)に設置する成形型を好適に用いることが
でき、具体的には、弾性体からなる上下蓋(棒状体の支
持部材を含む)と外側に金属製支持管が配置された円筒
状の成形ゴム型との組み合わせからなる湿式タイプのC
IP成形型、或いは弾性体からなる上下蓋(棒状体の支
持部材を含む)と円筒状の成形ゴム型との組み合わせか
らなる湿式タイプの成形型を挙げることができる。
【0008】前記成形型の上下蓋及び円筒状成形ゴム型
を形成する材料としては、高い弾性率を有するプラスチ
ックスやゴムが望ましい。
を形成する材料としては、高い弾性率を有するプラスチ
ックスやゴムが望ましい。
【0009】前記石英系ガラス粉末又はその造粒粉末と
しては、四塩化珪素等の火炎加水分解法や金属珪素の直
接酸化法によって得られる粉末、又はこの粉末を造粒し
た粒子を用いることが望ましく、また、アルコキシ珪素
化合物の加水分解法や水ガラス法によって得られる粉末
を用いることもできる。
しては、四塩化珪素等の火炎加水分解法や金属珪素の直
接酸化法によって得られる粉末、又はこの粉末を造粒し
た粒子を用いることが望ましく、また、アルコキシ珪素
化合物の加水分解法や水ガラス法によって得られる粉末
を用いることもできる。
【0010】前記石英系ガラス粉末又はその造粒粉末と
しては、純石英ガラスを用いてもよいし、光ファイバ用
のドープ剤が配合された石英系ガラスを用いてもよい。
しては、純石英ガラスを用いてもよいし、光ファイバ用
のドープ剤が配合された石英系ガラスを用いてもよい。
【0011】
【作用】本発明の製造方法によれば、棒状体をその両端
が成形型内の粉末充填部から突出するように成形型内に
設置し、かつ成形型内の粉末に液圧を加えて成形体とす
る成形工程をその棒状体突出部の端面及び側面にも液圧
が加わるように行なう。これにより、成形工程中、予め
位置決めされている棒状体には等方向の均一な圧力が加
わるため、該棒状体と粉末充填部との同心軸上のズレ
(棒状体の偏心)が抑えられると共に該棒状体への不均
一な応力も抑えられる。その結果、棒状体が偏心(位置
ずれ)したり、破断するのを防止でき、更に棒状体の位
置ずれ,破断等に伴って成形体の粉末部分に破損が生じ
るのも防止できる。従って、光ファイバプリフォームを
高い歩留りで製造することができる。
が成形型内の粉末充填部から突出するように成形型内に
設置し、かつ成形型内の粉末に液圧を加えて成形体とす
る成形工程をその棒状体突出部の端面及び側面にも液圧
が加わるように行なう。これにより、成形工程中、予め
位置決めされている棒状体には等方向の均一な圧力が加
わるため、該棒状体と粉末充填部との同心軸上のズレ
(棒状体の偏心)が抑えられると共に該棒状体への不均
一な応力も抑えられる。その結果、棒状体が偏心(位置
ずれ)したり、破断するのを防止でき、更に棒状体の位
置ずれ,破断等に伴って成形体の粉末部分に破損が生じ
るのも防止できる。従って、光ファイバプリフォームを
高い歩留りで製造することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【0013】実施例1 まず、図1(a)に示すように直径14mm、長さ50
0mmの光ファイバのコア用ガラス棒1の両端に該ガラ
ス棒1よりも太径の支持用ガラス棒2を取り付けた棒状
体3を作製した。コア用ガラス棒1は、気相法の一つで
あるVAD法により作製されたものであり、断面積比が
コア:クラッド=1:3で、かつ屈折率差((コア−ク
ラッド)/コア)が0.35%である。
0mmの光ファイバのコア用ガラス棒1の両端に該ガラ
ス棒1よりも太径の支持用ガラス棒2を取り付けた棒状
体3を作製した。コア用ガラス棒1は、気相法の一つで
あるVAD法により作製されたものであり、断面積比が
コア:クラッド=1:3で、かつ屈折率差((コア−ク
ラッド)/コア)が0.35%である。
【0014】次いで、図1(b)に示すように内径11
0mmの円筒状の成形ゴム型4の下方開口端に中心部に
穴を有する下ゴム蓋5aを嵌合し、この下ゴム蓋5aの
穴に中心部に穴を有する防水用の下ゴム蓋5bを嵌合
し、更にこの下ゴム蓋5bの穴に棒状体3の一端部であ
る支持用ガラス棒2を挿入した。これにより、成形ゴム
型4内の中心軸上に棒状体3を設置した。
0mmの円筒状の成形ゴム型4の下方開口端に中心部に
穴を有する下ゴム蓋5aを嵌合し、この下ゴム蓋5aの
穴に中心部に穴を有する防水用の下ゴム蓋5bを嵌合
し、更にこの下ゴム蓋5bの穴に棒状体3の一端部であ
る支持用ガラス棒2を挿入した。これにより、成形ゴム
型4内の中心軸上に棒状体3を設置した。
【0015】次いで、図1(c)に示すように成形ゴム
型4内に平均粒径約80μmのシリカ造粒粉末6を投入
し、振動を加えながら充填した後、成形ゴム型4の上方
開口端に中心部に穴を有する上ゴム蓋7aを嵌合し、こ
の上ゴム蓋7aの穴に中心部に穴を有する防水用の上ゴ
ム蓋7bを嵌合し、更にこの上ゴム蓋7bの穴に棒状体
3の他端部である支持用ガラス棒2を挿入した。これに
より、棒状体3を、その両端が成形ゴム型4、下ゴム蓋
5a,5b及び上ゴム蓋7a,7bからなる成形型内に
充填されたシリカ造粒粉末6から突出するように設置し
た。この場合、棒状体3の両端面を、それぞれ下ゴム蓋
5a,5bの下面及び上ゴム蓋7a,7bの上面と一致
させた。
型4内に平均粒径約80μmのシリカ造粒粉末6を投入
し、振動を加えながら充填した後、成形ゴム型4の上方
開口端に中心部に穴を有する上ゴム蓋7aを嵌合し、こ
の上ゴム蓋7aの穴に中心部に穴を有する防水用の上ゴ
ム蓋7bを嵌合し、更にこの上ゴム蓋7bの穴に棒状体
3の他端部である支持用ガラス棒2を挿入した。これに
より、棒状体3を、その両端が成形ゴム型4、下ゴム蓋
5a,5b及び上ゴム蓋7a,7bからなる成形型内に
充填されたシリカ造粒粉末6から突出するように設置し
た。この場合、棒状体3の両端面を、それぞれ下ゴム蓋
5a,5bの下面及び上ゴム蓋7a,7bの上面と一致
させた。
【0016】次いで、図1(d)に示すように成形型
4,5a,5b,7a,7b、棒状体3及びシリカ造粒
粉末6を、CIP装置の圧力容器8内の圧力媒体9中に
入れた。圧力媒体9としては水を用いた。なお、圧力媒
体9としては、水以外の液体,例えば潤滑油などの油を
用いてもよい。つづいて、圧力容器8内の圧力を上昇さ
せて成形圧力1000kg/cm2 で約1分間保持した
後、減圧を約3分間費やして除々に行なった。このよう
に減圧した理由は、200kg/cm2 以下の低圧領域
では成形型4,5a,5b,7a,7bとシリカ造粒粉
末6との離脱により該シリカ造粒粉末6部分に亀裂が生
じることがあるので、これを防止するためである。これ
により、棒状体3のコア用ガラス棒1の周囲に加圧成形
されたシリカ造粒粉末6が配置された直径約90mmの
成形体を形成した。
4,5a,5b,7a,7b、棒状体3及びシリカ造粒
粉末6を、CIP装置の圧力容器8内の圧力媒体9中に
入れた。圧力媒体9としては水を用いた。なお、圧力媒
体9としては、水以外の液体,例えば潤滑油などの油を
用いてもよい。つづいて、圧力容器8内の圧力を上昇さ
せて成形圧力1000kg/cm2 で約1分間保持した
後、減圧を約3分間費やして除々に行なった。このよう
に減圧した理由は、200kg/cm2 以下の低圧領域
では成形型4,5a,5b,7a,7bとシリカ造粒粉
末6との離脱により該シリカ造粒粉末6部分に亀裂が生
じることがあるので、これを防止するためである。これ
により、棒状体3のコア用ガラス棒1の周囲に加圧成形
されたシリカ造粒粉末6が配置された直径約90mmの
成形体を形成した。
【0017】こうして得られた成形体は、棒状体3のコ
ア用ガラス棒1の折れやシリカ造粒粉末6部分の破損,
クラック等が皆無であり、また、棒状体3のコア用ガラ
ス棒1の偏心率が0.5%以内であった。これは、成形
体を形成する際、棒状体3には等方向の均一な圧力が加
わるため、該棒状体1と粉末6充填部との同心軸上のズ
レが抑えられていると共に該棒状体1への不均一な応力
も抑えられていることによるものである。
ア用ガラス棒1の折れやシリカ造粒粉末6部分の破損,
クラック等が皆無であり、また、棒状体3のコア用ガラ
ス棒1の偏心率が0.5%以内であった。これは、成形
体を形成する際、棒状体3には等方向の均一な圧力が加
わるため、該棒状体1と粉末6充填部との同心軸上のズ
レが抑えられていると共に該棒状体1への不均一な応力
も抑えられていることによるものである。
【0018】得られた成形体を大気中の温度600℃下
で脱脂した後、ヘリウムに対して塩素が約10体積%含
まれる雰囲気中の温度1250℃下で精製,脱水し、更
にヘリウム雰囲気中の温度1600℃下で焼結してシリ
カ造粒粉末6部分を透明ガラス化することにより、光フ
ァイバプリフォームを製造した。この光ファイバプリフ
ォームのコア用ガラス棒1部分の界面付近には気泡等の
欠陥が皆無であった。その後、この光ファイバプリフォ
ームを通常の方法により線引きして光ファイバを製造し
たところ、得られた光ファイバは気相法により製造した
シングルモードの光ファイバと同等の特性を有してい
た。
で脱脂した後、ヘリウムに対して塩素が約10体積%含
まれる雰囲気中の温度1250℃下で精製,脱水し、更
にヘリウム雰囲気中の温度1600℃下で焼結してシリ
カ造粒粉末6部分を透明ガラス化することにより、光フ
ァイバプリフォームを製造した。この光ファイバプリフ
ォームのコア用ガラス棒1部分の界面付近には気泡等の
欠陥が皆無であった。その後、この光ファイバプリフォ
ームを通常の方法により線引きして光ファイバを製造し
たところ、得られた光ファイバは気相法により製造した
シングルモードの光ファイバと同等の特性を有してい
た。
【0019】実施例2 図2(a)に示すように円筒状の成形ゴム型4と、成形
ゴム型4の下方開口端に嵌合され、かつ棒状体3の一端
部である支持用ガラス棒2を挿入する穴を中心部に有す
る下ゴム蓋11と、成形ゴム型4の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体3の他端部である支持用ガラス棒2を挿
入する穴を中心部に有する上ゴム蓋12とからなる成形
型を用いた。この場合、棒状体3の両端面をそれぞれ下
ゴム蓋11及び上ゴム蓋12の穴の途中に位置させ、こ
の下ゴム蓋11及び上ゴム蓋12の穴をそれぞれ埋める
ためのゴム栓13を用いた。これ以外は、実施例1と同
様に行なったところ、この場合もゴム栓13、下ゴム蓋
11、上ゴム蓋12等を介して棒状体3の端面及び側面
に等方向の均一な圧力が加わり、実施例1と同様な結果
が得られた。
ゴム型4の下方開口端に嵌合され、かつ棒状体3の一端
部である支持用ガラス棒2を挿入する穴を中心部に有す
る下ゴム蓋11と、成形ゴム型4の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体3の他端部である支持用ガラス棒2を挿
入する穴を中心部に有する上ゴム蓋12とからなる成形
型を用いた。この場合、棒状体3の両端面をそれぞれ下
ゴム蓋11及び上ゴム蓋12の穴の途中に位置させ、こ
の下ゴム蓋11及び上ゴム蓋12の穴をそれぞれ埋める
ためのゴム栓13を用いた。これ以外は、実施例1と同
様に行なったところ、この場合もゴム栓13、下ゴム蓋
11、上ゴム蓋12等を介して棒状体3の端面及び側面
に等方向の均一な圧力が加わり、実施例1と同様な結果
が得られた。
【0020】実施例3 図2(b)に示すように円筒状の成形ゴム型4と、成形
ゴム型4の下方開口端に嵌合され、かつ棒状体3の一端
部である支持用ガラス棒2を挿入する穴を中心部に有す
る下ゴム蓋14と、成形ゴム型4の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体3の他端部である支持用ガラス棒2を挿
入する穴を中心部に有する上ゴム蓋15とからなる成形
型を用いた。この場合、棒状体3の両端面をそれぞれ下
ゴム蓋14の下面及び上ゴム蓋15の上面より突出さ
せ、この棒状体3の両突出部をそれぞれ覆うように防水
用のゴムシート16を用いた。これ以外は、実施例1と
同様に行なったところ、やはり棒状体3の端面及び側面
に等方向の均一な圧力が加わり、実施例1と同様な結果
が得られた。
ゴム型4の下方開口端に嵌合され、かつ棒状体3の一端
部である支持用ガラス棒2を挿入する穴を中心部に有す
る下ゴム蓋14と、成形ゴム型4の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体3の他端部である支持用ガラス棒2を挿
入する穴を中心部に有する上ゴム蓋15とからなる成形
型を用いた。この場合、棒状体3の両端面をそれぞれ下
ゴム蓋14の下面及び上ゴム蓋15の上面より突出さ
せ、この棒状体3の両突出部をそれぞれ覆うように防水
用のゴムシート16を用いた。これ以外は、実施例1と
同様に行なったところ、やはり棒状体3の端面及び側面
に等方向の均一な圧力が加わり、実施例1と同様な結果
が得られた。
【0021】実施例4 図2(c)に示すように実施例1と同様なコア用ガラス
棒1の両端に該ガラス棒1と同径の支持用ガラス棒17
を溶接により取り付けた棒状体18を用いた。
棒1の両端に該ガラス棒1と同径の支持用ガラス棒17
を溶接により取り付けた棒状体18を用いた。
【0022】また、同図2(c)に示すように円筒状の
成形ゴム型4と、成形ゴム型4の下方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の一端部である支持用ガラス棒17
を挿入する穴を中心部に有する下ゴム蓋19と、成形ゴ
ム型4の上方開口端に嵌合され、かつ棒状体18の他端
部である支持用ガラス棒17を挿入する穴を中心部に有
する上ゴム蓋20とからなる成形型を用いた。この場
合、棒状体18の両端面を、それぞれ下ゴム蓋19の下
面及び上ゴム蓋20の上面と一致させた。
成形ゴム型4と、成形ゴム型4の下方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の一端部である支持用ガラス棒17
を挿入する穴を中心部に有する下ゴム蓋19と、成形ゴ
ム型4の上方開口端に嵌合され、かつ棒状体18の他端
部である支持用ガラス棒17を挿入する穴を中心部に有
する上ゴム蓋20とからなる成形型を用いた。この場
合、棒状体18の両端面を、それぞれ下ゴム蓋19の下
面及び上ゴム蓋20の上面と一致させた。
【0023】これ以外は、実施例1と同様に行なったと
ころ、実施例1と同様な結果が得られた。
ころ、実施例1と同様な結果が得られた。
【0024】比較例1 図3に示すように実施例1と同様なコア用ガラス棒1の
両端に該ガラス棒1と同径の支持用ガラス棒17を溶接
により取り付けた棒状体18を用いた。
両端に該ガラス棒1と同径の支持用ガラス棒17を溶接
により取り付けた棒状体18を用いた。
【0025】また、同図3に示すように円筒状の成形ゴ
ム型4と、成形ゴム型4の外側に配置され、かつ圧力媒
体を通す穴を有する補助用の円筒状の金属製管21と、
成形ゴム型4及び金属製管21の下方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の一端部である支持用ガラス棒17
を挿入する窪みを中心部に有する金属製の下蓋22と、
成形ゴム型4及び金属製管21の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の他端部である支持用ガラス棒17
を挿入する窪みを中心部に有する金属製の上蓋23とか
らなる成形型を用いた。
ム型4と、成形ゴム型4の外側に配置され、かつ圧力媒
体を通す穴を有する補助用の円筒状の金属製管21と、
成形ゴム型4及び金属製管21の下方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の一端部である支持用ガラス棒17
を挿入する窪みを中心部に有する金属製の下蓋22と、
成形ゴム型4及び金属製管21の上方開口端に嵌合さ
れ、かつ棒状体18の他端部である支持用ガラス棒17
を挿入する窪みを中心部に有する金属製の上蓋23とか
らなる成形型を用いた。
【0026】これ以外は、実施例1と同様にして成型体
の形成を試みたところ、棒状体3のコア用ガラス棒1の
折れ、及びそれに伴うシリカ造粒粉末6部分の破損を生
じた成形体の割合は70%以上と高かった。その理由
は、下蓋22と上蓋23とが金属製のため棒状体18の
両端面及び両端面近傍の側面に等方向の均一な圧力が加
わらなかったためと推定される。この内の得られた成形
体を用いて実施例1と同様に光ファイバプリフォームを
製造したところ、コア用ガラス棒1部分の界面には気泡
が多数発生していた。更に、この光ファイバプリフォー
ムを通常の方法により線引きして光ファイバを製造した
ところ、得られた光ファイバは気相法により製造したシ
ングルモードの光ファイバよりも特性が劣っていた。
の形成を試みたところ、棒状体3のコア用ガラス棒1の
折れ、及びそれに伴うシリカ造粒粉末6部分の破損を生
じた成形体の割合は70%以上と高かった。その理由
は、下蓋22と上蓋23とが金属製のため棒状体18の
両端面及び両端面近傍の側面に等方向の均一な圧力が加
わらなかったためと推定される。この内の得られた成形
体を用いて実施例1と同様に光ファイバプリフォームを
製造したところ、コア用ガラス棒1部分の界面には気泡
が多数発生していた。更に、この光ファイバプリフォー
ムを通常の方法により線引きして光ファイバを製造した
ところ、得られた光ファイバは気相法により製造したシ
ングルモードの光ファイバよりも特性が劣っていた。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によれば光フ
ァイバプリフォームを高い歩留りで製造し得る方法が提
供される。かかる方法は、高品質で大型の光ファイバプ
リフォームを製造する場合に特に有効である。
ァイバプリフォームを高い歩留りで製造し得る方法が提
供される。かかる方法は、高品質で大型の光ファイバプ
リフォームを製造する場合に特に有効である。
【図1】実施例1の光ファイバプリフォームの製造工程
を示す説明図。
を示す説明図。
【図2】実施例2〜4で用いた成形型及び棒状体の状態
を示す説明図。
を示す説明図。
【図3】比較例1で用いた成形型及び棒状体の状態を示
す説明図。
す説明図。
1…光ファイバのコア用ガラス棒、2,17…支持用ガ
ラス棒、3,18…棒状体、4…成形型(円筒状の成形
ゴム型)、5a,5b,11,14,19…成形型(下
ゴム蓋)、6…石英系ガラス粉末の造粒粉末(シリカ造
粒粉末)、7a,7b,12,15,20…成形型(上
ゴム蓋)、8…圧力容器、9…圧力媒体、13…ゴム
栓、16…ゴムシート。
ラス棒、3,18…棒状体、4…成形型(円筒状の成形
ゴム型)、5a,5b,11,14,19…成形型(下
ゴム蓋)、6…石英系ガラス粉末の造粒粉末(シリカ造
粒粉末)、7a,7b,12,15,20…成形型(上
ゴム蓋)、8…圧力容器、9…圧力媒体、13…ゴム
栓、16…ゴムシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 継男 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 吉田 和昭 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 静水圧加圧装置の内部に設置される成形
型内の中心に、少なくともその中央部が光ファイバのコ
ア用ガラスとなる棒状体を設置する工程と、前記成形型
内の前記棒状体の周囲に石英系ガラス粉末又はその造粒
粉末を充填する工程と、静水圧加圧装置の内部において
前記成形型内の前記粉末に液圧を加えて成形体とする成
形工程と、前記成形体を焼結する工程とを具備する光フ
ァイバプリフォームの製造方法であって、 前記棒状体はその両端が前記成形型内の粉末充填部から
突出するように前記成形型内に設置され、かつ前記成形
工程はその棒状体突出部の端面及び側面に液圧が加わる
ように行なわれることを特徴とする光ファイバプリフォ
ームの製造方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20565492A JP3177308B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 光ファイバプリフォームの製造方法 |
| CA002088238A CA2088238C (en) | 1992-01-30 | 1993-01-27 | Method of manufacturing optical fiber preform |
| MYPI93000123A MY107768A (en) | 1992-01-30 | 1993-01-28 | Method of manufacturing optical fiber preform |
| US08/010,670 US5352259A (en) | 1992-01-30 | 1993-01-28 | Method of manufacturing optical fiber preform |
| DE69312104T DE69312104T2 (de) | 1992-01-30 | 1993-01-29 | Verfahren zum Herstellen einer Vorform für optische Fasern |
| CN93102370A CN1078309A (zh) | 1992-01-30 | 1993-01-29 | 光纤预制件的制造方法 |
| BR9300385A BR9300385A (pt) | 1992-01-30 | 1993-01-29 | Metodo de fabricar uma pre-forma de-fibra otica |
| EP93101433A EP0553868B1 (en) | 1992-01-30 | 1993-01-29 | Method of manufacturing optical fiber preform |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20565492A JP3177308B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 光ファイバプリフォームの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651139A true JPH0651139A (ja) | 1994-02-25 |
| JP3177308B2 JP3177308B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=16510476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20565492A Expired - Fee Related JP3177308B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-07-31 | 光ファイバプリフォームの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3177308B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100378595B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2003-03-31 | 한국전자통신연구원 | 용융법을 통한 광섬유 모재 제조용 클래드 몰드 및 그몰드를 이용한 광섬유 모재 제조 방법 |
| KR100390329B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2003-07-04 | 한국전자통신연구원 | 광섬유 제조 방법 |
| JP2019172492A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ製造方法 |
| US11292649B2 (en) | 2015-12-11 | 2022-04-05 | Toppan Printing Co., Ltd. | Packaging bag |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP20565492A patent/JP3177308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100378595B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2003-03-31 | 한국전자통신연구원 | 용융법을 통한 광섬유 모재 제조용 클래드 몰드 및 그몰드를 이용한 광섬유 모재 제조 방법 |
| KR100390329B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2003-07-04 | 한국전자통신연구원 | 광섬유 제조 방법 |
| US11292649B2 (en) | 2015-12-11 | 2022-04-05 | Toppan Printing Co., Ltd. | Packaging bag |
| JP2019172492A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3177308B2 (ja) | 2001-06-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5244485A (en) | Method of manufacturing a silica glass preform | |
| US5352259A (en) | Method of manufacturing optical fiber preform | |
| US6446468B1 (en) | Process for fabricating optical fiber involving overcladding during sintering | |
| JPH05229839A (ja) | 石英系ガラス成形体の製造方法 | |
| CN101687688B (zh) | 使用保持装置生产石英玻璃筒的方法及实施该方法的适当的保持装置 | |
| RU2599390C2 (ru) | Радиальное напрессовывание сажи для покрытия оптического волокна оболочкой | |
| JP3177308B2 (ja) | 光ファイバプリフォームの製造方法 | |
| JPH05294659A (ja) | 石英系多孔質ガラス体の製造方法 | |
| JPH0648758A (ja) | 光ファイバ用母材の製造方法 | |
| JP2871829B2 (ja) | 石英系多孔質ガラス体の成形方法 | |
| JPH05254872A (ja) | 光ファイバ用石英系多孔質ガラス体の成形方法 | |
| JPH0680436A (ja) | 光ファイバ用多孔質母材の製造方法 | |
| JPH04325430A (ja) | 光ファイバ用母材の製造方法 | |
| JPH05170470A (ja) | 石英系ガラス母材の製造方法 | |
| JPH05208837A (ja) | 石英系多孔質ガラス体の成形方法 | |
| JPH0648762A (ja) | 光ファイバ用母材の製造方法 | |
| JPH05254861A (ja) | 多孔質ガラス体の成形方法 | |
| JPS603014B2 (ja) | 高軸対称性を有する石英ガラス管の製造法 | |
| JPH06135732A (ja) | 光ファイバ母材の製造方法 | |
| JPH05254857A (ja) | 石英系多孔質ガラス体の成形方法 | |
| JPH04254425A (ja) | 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 | |
| JP2534716Y2 (ja) | 石英系ガラスロッド製造用鋳型 | |
| JPH05238768A (ja) | 定偏波光ファイバ母材の成形方法 | |
| JPH04331731A (ja) | 石英系多孔質ガラス体の製造方法 | |
| JPH04265239A (ja) | 石英系多孔質ガラス母材の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |