JPH0651180A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH0651180A JPH0651180A JP4203569A JP20356992A JPH0651180A JP H0651180 A JPH0651180 A JP H0651180A JP 4203569 A JP4203569 A JP 4203569A JP 20356992 A JP20356992 A JP 20356992A JP H0651180 A JPH0651180 A JP H0651180A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- lens barrel
- drive
- rotating member
- meshes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 AFモータあるいは手動操作リングの回転力
を歯車伝達機構を経て光学系を移動させるレンズ鏡筒に
おいて、歯車伝達機構のバックラッシュを簡単な機構に
より除去することを目的とする。 【構成】 回転部材9の固定ギア9bとは別に駆動ギア
と噛合する可動ギア10を固定ギア9bに並置し、バネ
11によりこの可動ギア10を付勢することにより、駆
動ギアが固定ギア9bと可動ギア10とに噛合した際、
駆動ギアと可動ギア10とのピッチ位相にずれを生じる
ように付勢される可動ギア10の付勢力により駆動ギア
を挟持し、常時駆動ギアと固定ギア9bとの当接を保証
し、バックラッシュを除去する。
を歯車伝達機構を経て光学系を移動させるレンズ鏡筒に
おいて、歯車伝達機構のバックラッシュを簡単な機構に
より除去することを目的とする。 【構成】 回転部材9の固定ギア9bとは別に駆動ギア
と噛合する可動ギア10を固定ギア9bに並置し、バネ
11によりこの可動ギア10を付勢することにより、駆
動ギアが固定ギア9bと可動ギア10とに噛合した際、
駆動ギアと可動ギア10とのピッチ位相にずれを生じる
ように付勢される可動ギア10の付勢力により駆動ギア
を挟持し、常時駆動ギアと固定ギア9bとの当接を保証
し、バックラッシュを除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮影用等のレンズ鏡筒に
係り、詳しくは光学系を駆動する歯車伝達装置のバック
ラッシュ除去を図るレンズ鏡筒に関するものである。
係り、詳しくは光学系を駆動する歯車伝達装置のバック
ラッシュ除去を図るレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ鏡筒のレンズ駆動装置とし
ては、小型モータによりギア列を介してヘリコイド環を
回転駆動するものが知られている。こうした装置におい
ては、レンズの位置制御に高い精度(焦点深度の1/4
程度)が要求され、レンズ駆動装置におけるレンズ位置
の検出装置は通常モータの近ぼうのギア列内に配置され
エンコーダー(パルス板)が用いられている。
ては、小型モータによりギア列を介してヘリコイド環を
回転駆動するものが知られている。こうした装置におい
ては、レンズの位置制御に高い精度(焦点深度の1/4
程度)が要求され、レンズ駆動装置におけるレンズ位置
の検出装置は通常モータの近ぼうのギア列内に配置され
エンコーダー(パルス板)が用いられている。
【0003】ところで、エンコーダーから低速回転側の
ギア列にバックラッシュが存在すると、エンコーダーか
ら発生するパルス数と、レンズの駆動量が対応した関係
にならず、パルス数に基づいたレンズの駆動制御に誤差
を生じてしまう。
ギア列にバックラッシュが存在すると、エンコーダーか
ら発生するパルス数と、レンズの駆動量が対応した関係
にならず、パルス数に基づいたレンズの駆動制御に誤差
を生じてしまう。
【0004】更に、レンズ駆動量がギアバックラッシュ
に相当する程度の微小量の場合、モータは駆動され、適
正なパルス数が発生してもレンズは全く移動しない事態
も発生した。
に相当する程度の微小量の場合、モータは駆動され、適
正なパルス数が発生してもレンズは全く移動しない事態
も発生した。
【0005】これを解決する手段としてレンズ駆動時に
あらかじめ見込めるバックラッシュ量を記憶しておき、
レンズ駆動量に加算してレンズ制御を行なう方法や、レ
ンズ駆動開始前にレンズが移動しない程度の低い電圧に
より一定時間モータを微小回転させギアバックラッシュ
を除去したのちにレンズ駆動を開始する方法が提案され
ている。
あらかじめ見込めるバックラッシュ量を記憶しておき、
レンズ駆動量に加算してレンズ制御を行なう方法や、レ
ンズ駆動開始前にレンズが移動しない程度の低い電圧に
より一定時間モータを微小回転させギアバックラッシュ
を除去したのちにレンズ駆動を開始する方法が提案され
ている。
【0006】また、噛合うギアの軸間距離を機械的に調
節してギアバックラッシュ量を低減させる方法も実際に
行なわれている。
節してギアバックラッシュ量を低減させる方法も実際に
行なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例のうち、あらかじめ見込めるバックラッシュ量
を記憶しておき、これをレンズ駆動時に加算して制御す
る方法は、製造誤差によるレンズ固体間のバラツキは除
去できない。
記従来例のうち、あらかじめ見込めるバックラッシュ量
を記憶しておき、これをレンズ駆動時に加算して制御す
る方法は、製造誤差によるレンズ固体間のバラツキは除
去できない。
【0008】また低電圧でバックラッシュ取り駆動をあ
らかじめ行なう方法は、レンズ駆動の高速化を行なう場
合の欠点となっている。
らかじめ行なう方法は、レンズ駆動の高速化を行なう場
合の欠点となっている。
【0009】さらに最近実用化された振動波モータのよ
うに制御性がよいモータを用いてレンズ駆動の高速化を
行なおうとした場合、モータは急加速と急停止が可能で
あり、ギアバックラッシュがある場合、加速時は上記従
来例を用いてバックラッシュの影響を除去できたとして
も、モータが急減速又は急停止した場合には、レンズが
そのイナーシャによりギアバックラッシュに相当する量
だけオーバーランして正しい位置に停止することができ
ない。そのためゆるやかな減速駆動を行なわなければな
らず結果としてレンズ駆動の高速化が行なえない欠点が
ある。
うに制御性がよいモータを用いてレンズ駆動の高速化を
行なおうとした場合、モータは急加速と急停止が可能で
あり、ギアバックラッシュがある場合、加速時は上記従
来例を用いてバックラッシュの影響を除去できたとして
も、モータが急減速又は急停止した場合には、レンズが
そのイナーシャによりギアバックラッシュに相当する量
だけオーバーランして正しい位置に停止することができ
ない。そのためゆるやかな減速駆動を行なわなければな
らず結果としてレンズ駆動の高速化が行なえない欠点が
ある。
【0010】上記従来例のうち、機械的にギアバックラ
ッシュ量を減らすためにギアの軸間距離を調節する方法
は、バックラッシュは完全には除去できず、大量生産す
る場合には不向きである。
ッシュ量を減らすためにギアの軸間距離を調節する方法
は、バックラッシュは完全には除去できず、大量生産す
る場合には不向きである。
【0011】本発明の目的はこのような従来の問題を解
決し、簡単な構成で歯車伝達機構のバックラッシュを除
去できるレンズ鏡筒を提供することにある。
決し、簡単な構成で歯車伝達機構のバックラッシュを除
去できるレンズ鏡筒を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の目的を
実現するための構成は、特許請求の範囲に記載した通り
であり、具体的には、被駆動ギアとは別に駆動ギアと噛
合する可動ギアを被駆動ギアに並置し、バネによりこの
可動ギアを付勢することにより、駆動ギアが被駆動ギア
と可動ギアとに噛合した際、駆動ギアと可動ギアとのピ
ッチ位相にずれを生じるように付勢される可動ギアの付
勢力により駆動ギアを挟持し、常時駆動ギアと被駆動ギ
アとの当接を保証し、バックラッシュを除去する。
実現するための構成は、特許請求の範囲に記載した通り
であり、具体的には、被駆動ギアとは別に駆動ギアと噛
合する可動ギアを被駆動ギアに並置し、バネによりこの
可動ギアを付勢することにより、駆動ギアが被駆動ギア
と可動ギアとに噛合した際、駆動ギアと可動ギアとのピ
ッチ位相にずれを生じるように付勢される可動ギアの付
勢力により駆動ギアを挟持し、常時駆動ギアと被駆動ギ
アとの当接を保証し、バックラッシュを除去する。
【0013】
【実施例】図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示
し、図1はカメラ用交換レンズの断面図で、図2は図1
で示した実施例の要部を説明する拡大図である。図3は
本実施例の主眼とする部分のみを説明する斜視図、図4
は図3分解斜視図である。図1ないし図2において、1
はカメラボディー(不図示)に装着するためのマウン
ト、2は交換レンズの外形を成す固定部である本体、L
は撮影用の光学系、3は光学系Lを保持して光軸方向へ
進退する中筒、3aは中筒3の外側に形成されたヘリコ
イドネジ、3bは中筒3に光軸方向に設けられたキー
溝、4は本体2に固定されたキー、5はビスである。
し、図1はカメラ用交換レンズの断面図で、図2は図1
で示した実施例の要部を説明する拡大図である。図3は
本実施例の主眼とする部分のみを説明する斜視図、図4
は図3分解斜視図である。図1ないし図2において、1
はカメラボディー(不図示)に装着するためのマウン
ト、2は交換レンズの外形を成す固定部である本体、L
は撮影用の光学系、3は光学系Lを保持して光軸方向へ
進退する中筒、3aは中筒3の外側に形成されたヘリコ
イドネジ、3bは中筒3に光軸方向に設けられたキー
溝、4は本体2に固定されたキー、5はビスである。
【0014】6,7は本体2に固定されたボールレー
ス、8は複数のスチールボールである。
ス、8は複数のスチールボールである。
【0015】9はインナーレースを兼ねる回転部材で、
内筒3のヘリコイドネジ3aに螺合するヘリコイドネジ
9aが内周側に形成されると共に、外周部には周方向に
沿って半円弧状に固定のギア(以下固定ギアと称す)9
bが一体的に形成されている。10は固定ギア9bに並
置して回転部材9の外周部に配置される可動のギア(以
下可動ギアと称す)で、外周部にギア部10aを有して
おり、回転部材9の後端部側に突設されたバヨネット爪
9cとバヨネット結合し、周方向に回転できるようにな
っている。なお、10bは回転部材9の外れ止め9eと
係合する外れ止め部、10cは回転部材9のバヨネット
爪9cと係合するバヨネット溝、10dは回転部材9の
ストッパー9dと当接して可動ギア10の反時計方向回
転を規制するストッパーである。
内筒3のヘリコイドネジ3aに螺合するヘリコイドネジ
9aが内周側に形成されると共に、外周部には周方向に
沿って半円弧状に固定のギア(以下固定ギアと称す)9
bが一体的に形成されている。10は固定ギア9bに並
置して回転部材9の外周部に配置される可動のギア(以
下可動ギアと称す)で、外周部にギア部10aを有して
おり、回転部材9の後端部側に突設されたバヨネット爪
9cとバヨネット結合し、周方向に回転できるようにな
っている。なお、10bは回転部材9の外れ止め9eと
係合する外れ止め部、10cは回転部材9のバヨネット
爪9cと係合するバヨネット溝、10dは回転部材9の
ストッパー9dと当接して可動ギア10の反時計方向回
転を規制するストッパーである。
【0016】可動ギア10はバネ11により反時計方向
に常時付勢されており、バネ11は可動ギア10のバネ
かけ10cと回転部材9のバネかけ9fにかけられてい
る。本実施例において、固定ギア9bと可動ギア10の
ギア部10aとは等ピッチに形成されており、バネ11
により可動ギア10が付勢された状態では双方のギアの
ピッチがわずかにずれた状態で保持される。なお、可動
ギア10は回転部材9のバヨネット爪9cとの噛合によ
り光軸方向への外れを防止されると共に、光軸廻りにわ
ずかに回動できるように保持され、バネ11の付勢によ
る先端部の浮き上りが外れ止め9eにより防止されてい
る。
に常時付勢されており、バネ11は可動ギア10のバネ
かけ10cと回転部材9のバネかけ9fにかけられてい
る。本実施例において、固定ギア9bと可動ギア10の
ギア部10aとは等ピッチに形成されており、バネ11
により可動ギア10が付勢された状態では双方のギアの
ピッチがわずかにずれた状態で保持される。なお、可動
ギア10は回転部材9のバヨネット爪9cとの噛合によ
り光軸方向への外れを防止されると共に、光軸廻りにわ
ずかに回動できるように保持され、バネ11の付勢によ
る先端部の浮き上りが外れ止め9eにより防止されてい
る。
【0017】12はペンシル形状に形成された超音波モ
ータで、前端部に駆動振動が形成されるステータ12b
と、ステータ12bの駆動面に当接するロータ12aと
により構成され、回路基板21より駆動信号をステータ
12bの圧電素子に印刷すると、ステータ12bの駆動
面に駆動波が形成されてロータ12aを摩擦力により回
転する。
ータで、前端部に駆動振動が形成されるステータ12b
と、ステータ12bの駆動面に当接するロータ12aと
により構成され、回路基板21より駆動信号をステータ
12bの圧電素子に印刷すると、ステータ12bの駆動
面に駆動波が形成されてロータ12aを摩擦力により回
転する。
【0018】超音波モータ12は、ロータ12aがステ
ータ12bに対して適度な押圧力が付与されることによ
り、摩擦駆動力が得られるものであり、本実施例では弾
性部材18の弾性力がワッシャ17、ボール15、連結
環13を介してロータ12aに与えられ、これによって
ステタ12bに対する押圧力が確保されることになる。
ータ12bに対して適度な押圧力が付与されることによ
り、摩擦駆動力が得られるものであり、本実施例では弾
性部材18の弾性力がワッシャ17、ボール15、連結
環13を介してロータ12aに与えられ、これによって
ステタ12bに対する押圧力が確保されることになる。
【0019】本実施例において、AF駆動は超音波モー
タ12により、又手動合焦は手動合焦操作リング20に
より行うようにしており、さらに、AFと手動合焦操作
の切換は特別な切換機構を別に設けることなく行えるよ
うに、差動歯車機構を用いて行なっている。
タ12により、又手動合焦は手動合焦操作リング20に
より行うようにしており、さらに、AFと手動合焦操作
の切換は特別な切換機構を別に設けることなく行えるよ
うに、差動歯車機構を用いて行なっている。
【0020】この差動歯車機構は、複数のボール15が
モータ軸を中心とする公転により回転する外周に歯車を
有する出力ギア14と、超音波モータ12のロータ12
aの回転により回転する連結環13と、手動合焦操作リ
ング20の内周ギアに噛合して、該リング20を廻わす
と回転する手動操作用ギア16とにより構成され、連結
環13と手動操作用ギア16とに夫々設けられたV字溝
に複数のボール15が嵌り込んでいる。手動操作用ギア
16は弾性部材18により押圧されているため回転方向
に摩擦力を受け、超音波モータ12の駆動により連結環
13を介してボール15が回転してもギア16は回転し
ないようになっている。また、超音波モータ12は、ロ
ータ12aがステータ12bに常時押圧接触しているた
め、手動操作のためにギア16が回転しても連結環13
は回転することはないようになっている。
モータ軸を中心とする公転により回転する外周に歯車を
有する出力ギア14と、超音波モータ12のロータ12
aの回転により回転する連結環13と、手動合焦操作リ
ング20の内周ギアに噛合して、該リング20を廻わす
と回転する手動操作用ギア16とにより構成され、連結
環13と手動操作用ギア16とに夫々設けられたV字溝
に複数のボール15が嵌り込んでいる。手動操作用ギア
16は弾性部材18により押圧されているため回転方向
に摩擦力を受け、超音波モータ12の駆動により連結環
13を介してボール15が回転してもギア16は回転し
ないようになっている。また、超音波モータ12は、ロ
ータ12aがステータ12bに常時押圧接触しているた
め、手動操作のためにギア16が回転しても連結環13
は回転することはないようになっている。
【0021】したがって、AFのために超音波モータ1
2を駆動すると、連結環13の回転により転動しながら
公転する複数のボール15によって出力部材14が回転
することになる。また、手動操作のために手動合焦操作
リング20を回転すると、手動操作用ギア16の回転に
より、AFの場合と同様に出力部材14が回転する。な
お、上記した差動歯車機構は超音波モータ12と一体的
に組付けられ、先端部に固定された固定部材19が鏡筒
の本体2に取付けられている。
2を駆動すると、連結環13の回転により転動しながら
公転する複数のボール15によって出力部材14が回転
することになる。また、手動操作のために手動合焦操作
リング20を回転すると、手動操作用ギア16の回転に
より、AFの場合と同様に出力部材14が回転する。な
お、上記した差動歯車機構は超音波モータ12と一体的
に組付けられ、先端部に固定された固定部材19が鏡筒
の本体2に取付けられている。
【0022】出力部材14のギアは、回転部材9の固定
ギア9bと可動ギア10のギア部10aの両方に噛合っ
ており、このため出力部材14の歯部は、固定ギア9b
の歯部と可動ギア10のギア部10aの歯部との間に挟
持されることになる。したがって、出力部材14のギア
と駆動に供する回転部材9の固定ギア9bとはバックラ
ッシュなく噛合することになる。
ギア9bと可動ギア10のギア部10aの両方に噛合っ
ており、このため出力部材14の歯部は、固定ギア9b
の歯部と可動ギア10のギア部10aの歯部との間に挟
持されることになる。したがって、出力部材14のギア
と駆動に供する回転部材9の固定ギア9bとはバックラ
ッシュなく噛合することになる。
【0023】以上のように構成したレンズ鏡筒におい
て、例えばAF駆動のために超音波モータ12を駆動す
ると、出力部材14が回転し、回転部材9は出力部材1
4のギアと固定ギア9bとが噛合していることにより回
転する。回転部材9が回転すると、ヘリコイドネジ9a
と3aとの噛合により、中筒3はキー4により光軸方向
のみへ案内されるため、回転部材9の回転によって光学
系を保持した中筒3は光軸方向へ進退することができ
る。ここで、超音波モータ12を急停止した場合、出力
ギア14のギアは、可動ギア10のギア部10aにより
固定ギア9bに押圧されているため、バックラッシュが
除去された状態となっており、光学系を保持した中筒3
等のイナーシャによって中筒3が動くことがない。な
お、AF用のモータは超音波モータであるため、駆動を
停止すると、ステータ12bに対して摩擦接触している
ロータ12aが回転することはなく、出力ギア14も回
転しない。
て、例えばAF駆動のために超音波モータ12を駆動す
ると、出力部材14が回転し、回転部材9は出力部材1
4のギアと固定ギア9bとが噛合していることにより回
転する。回転部材9が回転すると、ヘリコイドネジ9a
と3aとの噛合により、中筒3はキー4により光軸方向
のみへ案内されるため、回転部材9の回転によって光学
系を保持した中筒3は光軸方向へ進退することができ
る。ここで、超音波モータ12を急停止した場合、出力
ギア14のギアは、可動ギア10のギア部10aにより
固定ギア9bに押圧されているため、バックラッシュが
除去された状態となっており、光学系を保持した中筒3
等のイナーシャによって中筒3が動くことがない。な
お、AF用のモータは超音波モータであるため、駆動を
停止すると、ステータ12bに対して摩擦接触している
ロータ12aが回転することはなく、出力ギア14も回
転しない。
【0024】図5は本発明の第2の実施例で、図1から
図4で示した実施例の主眼であるはさみ込みギアに関す
る別の実施例である。同図に於いて29は回転部材で、
固定ギア29b、バネ部29c、はずれ止め29eが一
体に形成されている。30はギア部30aを有する円弧
状に形成された可動ギアで、ギア部30aは固定ギア2
9bと比べてわずかにモジュールが異なっている。30
bは可動ギア30の両端のはずれ防止部である。
図4で示した実施例の主眼であるはさみ込みギアに関す
る別の実施例である。同図に於いて29は回転部材で、
固定ギア29b、バネ部29c、はずれ止め29eが一
体に形成されている。30はギア部30aを有する円弧
状に形成された可動ギアで、ギア部30aは固定ギア2
9bと比べてわずかにモジュールが異なっている。30
bは可動ギア30の両端のはずれ防止部である。
【0025】上記構成において、固定ギア29bと可動
ギア30のギア部30aは、バネ部29cによって回転
部材29の回転軸方向に押圧されていて、かつはずれ止
め29eによって回転部材29の回動方向と同方向にの
みわずかに移動可能であるが、この時可動ギア30が固
定ギア29bに対してずれを生じる時、適度な摩擦力が
発生する。2列のギア29b及び30aに同時に噛合
い、ギア29bと同じモジュールの出力ギア(不図示で
あるが図2の出力ギア14に相当するもの)によって回
転部材29が駆動されるとき、可動ギア30のギア部3
0aはわずかにモジュールが異なるため、出力ギアにつ
ぎの歯が噛合うタイミングが少しづつずれるが、出力ギ
アに噛合うために可動ギア30自身が固定ギア29bに
対して少しづつずれながら噛合ってゆく。この時に適度
な摩擦力が生じるため結果として、第1の実施例で示し
たバネによって歯をはさむ場合と同様に摩擦力によって
出力ギアの歯をはさみ込むことが可能である。
ギア30のギア部30aは、バネ部29cによって回転
部材29の回転軸方向に押圧されていて、かつはずれ止
め29eによって回転部材29の回動方向と同方向にの
みわずかに移動可能であるが、この時可動ギア30が固
定ギア29bに対してずれを生じる時、適度な摩擦力が
発生する。2列のギア29b及び30aに同時に噛合
い、ギア29bと同じモジュールの出力ギア(不図示で
あるが図2の出力ギア14に相当するもの)によって回
転部材29が駆動されるとき、可動ギア30のギア部3
0aはわずかにモジュールが異なるため、出力ギアにつ
ぎの歯が噛合うタイミングが少しづつずれるが、出力ギ
アに噛合うために可動ギア30自身が固定ギア29bに
対して少しづつずれながら噛合ってゆく。この時に適度
な摩擦力が生じるため結果として、第1の実施例で示し
たバネによって歯をはさむ場合と同様に摩擦力によって
出力ギアの歯をはさみ込むことが可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、光学系を駆動する
ためのヘリコイド筒やカム筒のような回転部材に設けた
2列のギアにより、駆動ギアの歯をはさみ込むことによ
ってギア伝達時に生じるバックラッシュを除去すること
が可能になった。はさみ込みのための第2のギアは例え
ば回転角度に応じて必要な角度の円弧状ギアでよく、か
つギア強度は固定の第1のギアほど強くなくても良いた
め、プラスチック成形や板金のプレス加工等によって安
価に製造することができる。
ためのヘリコイド筒やカム筒のような回転部材に設けた
2列のギアにより、駆動ギアの歯をはさみ込むことによ
ってギア伝達時に生じるバックラッシュを除去すること
が可能になった。はさみ込みのための第2のギアは例え
ば回転角度に応じて必要な角度の円弧状ギアでよく、か
つギア強度は固定の第1のギアほど強くなくても良いた
め、プラスチック成形や板金のプレス加工等によって安
価に製造することができる。
【0027】また超音波モータ等、制御性の良いモータ
と組み合わせた時に特に効果が大きく、バックラッシュ
がないため、光学系を駆動する時の、加速時又は減速時
にモータの回転数と光学系の移動量が一対一で対応する
ため、正しい光学系の位置制御が思いのままである。結
果として、より高速なレンズ駆動や精度の高い合焦駆動
が可能となった。さらに手動による合焦操作の時にもバ
ックラッシュが少ないため、操作性が良く、思いどうり
の合焦操作が可能となる。
と組み合わせた時に特に効果が大きく、バックラッシュ
がないため、光学系を駆動する時の、加速時又は減速時
にモータの回転数と光学系の移動量が一対一で対応する
ため、正しい光学系の位置制御が思いのままである。結
果として、より高速なレンズ駆動や精度の高い合焦駆動
が可能となった。さらに手動による合焦操作の時にもバ
ックラッシュが少ないため、操作性が良く、思いどうり
の合焦操作が可能となる。
図1は本発明を実施した交換レンズの断面図、図2は図
1の本発明にかかわる要部の拡大図、図3は図1に示し
た本発明の主眼となる部分のみの斜視図、図4は図3に
示した部分の分解斜視図、図5は本発明の別の実施例で
ある。
1の本発明にかかわる要部の拡大図、図3は図1に示し
た本発明の主眼となる部分のみの斜視図、図4は図3に
示した部分の分解斜視図、図5は本発明の別の実施例で
ある。
【図1】本発明によるレンズ鏡筒の第1の実施例を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】図1の要部拡大図。
【図3】図1の要部の斜視図。
【図4】図3の分解斜視図。
【図5】第2の実施例を示す斜視図。
L…光学系 1…マウント 2…本体 3…中筒 4…キー 5…ビス 6,7…ボールレース 8…スチールボ
ール 9…回転部材 9a…ヘリコイ
ドネジ 9b…ギア 9c…バヨネッ
ト爪 9d…ストッパー 9e…はずれ止
め 9f…バネかけ 10…円弧状ギ
ア 10a…ギア 10b…はずれ
止め部 10c…バヨネット溝 10e…バネか
け 11…バネ 12…超音波モ
ータ 12a…ロータ 12b…ステー
タ 13…連結環 14…出力ギア 15…ボール 16…手動操作
用ギア 17…ワッシャー 18…弾性部材 19…ナット 21…回路基板
ール 9…回転部材 9a…ヘリコイ
ドネジ 9b…ギア 9c…バヨネッ
ト爪 9d…ストッパー 9e…はずれ止
め 9f…バネかけ 10…円弧状ギ
ア 10a…ギア 10b…はずれ
止め部 10c…バヨネット溝 10e…バネか
け 11…バネ 12…超音波モ
ータ 12a…ロータ 12b…ステー
タ 13…連結環 14…出力ギア 15…ボール 16…手動操作
用ギア 17…ワッシャー 18…弾性部材 19…ナット 21…回路基板
Claims (5)
- 【請求項1】 駆動用出力ギアからの回転力を歯車伝達
機構を介して回転部材に伝達し、光学系を保持する保持
部材を駆動するレンズ鏡筒において、 該歯車伝達機構は、該出力ギアに噛合する該回転部材に
固定されている駆動力伝達用の第1のギアと、該第1の
ギアに並置されて該出力ギアと噛合し該第1のギアの歯
列方向に沿って移動可能な第2のギアと、該第2のギア
をずれ位置に付勢する付勢手段とを有したことを特徴と
するレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 請求項1において、第1のギアと第2の
ギアは同モジュールであることを特徴とするレンズ鏡
筒。 - 【請求項3】 駆動用出力ギアからの回転力を歯車伝達
機構を介して回転部材に伝達し、光学系を保持する保持
部材を駆動するレンズ鏡筒において、 該歯車伝達機構は、該出力ギアに噛合する該回転部材に
固定されている駆動力伝達用の第1のギアと、該第1の
ギアに並置されて該出力ギアと噛合し、該第1のギアに
対してピッチ位相がずれる方向に僅かに移動可能とし、
該第1のギアと僅かにモジュールが異なる第2のギア
と、該第2のギアに押圧力を加えて該第2のギアの移動
時に適度な摩擦力を付与する押圧手段とを有したことを
特徴とするレンズ鏡筒。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3において、駆動用出
力ギアは超音波モータにより駆動されることを特徴とす
るレンズ鏡筒。 - 【請求項5】 請求項5において、駆動用出力ギアは、
超音波モータの駆動力と手動操作部材の回転力を夫々入
力側として構成される差動機構の出力側をなしているこ
とを特徴とするレンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203569A JPH0651180A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203569A JPH0651180A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651180A true JPH0651180A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16476302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203569A Pending JPH0651180A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651180A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100778462B1 (ko) * | 2000-06-21 | 2007-11-27 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 고온 용융된 접착제 분배 노즐 조립체 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4203569A patent/JPH0651180A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100778462B1 (ko) * | 2000-06-21 | 2007-11-27 | 일리노이즈 툴 워크스 인코포레이티드 | 고온 용융된 접착제 분배 노즐 조립체 |
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