JPH065121Y2 - スカ−フ状にした構造縦継ぎ用フィンガ−ジョイント - Google Patents
スカ−フ状にした構造縦継ぎ用フィンガ−ジョイントInfo
- Publication number
- JPH065121Y2 JPH065121Y2 JP1985060593U JP6059385U JPH065121Y2 JP H065121 Y2 JPH065121 Y2 JP H065121Y2 JP 1985060593 U JP1985060593 U JP 1985060593U JP 6059385 U JP6059385 U JP 6059385U JP H065121 Y2 JPH065121 Y2 JP H065121Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger joint
- finger
- wood
- vertical connection
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は木材の構造用の縦継ぎに用いられているフィン
ガージョイントの接合性能を向上させる手段に関するも
のである。
ガージョイントの接合性能を向上させる手段に関するも
のである。
従来よりフィンガージョイントは、その優れた作業性か
らスカーフジョイントと共に木材の構造用の縦継ぎ法と
して一般に採用されており、その方法は例えば合板の対
向端面から内方に合板の対向板面方向に対して斜交する
並列状の切込みを入れてフィンガー部を設け、この両者
の噛合するフィンガー部を接着剤で接合して一体に形成
するものとか(実公昭58−45051号公報参照)、
或は、木材の突き合わせ面を板厚方向とし、幅方向に並
列に刻設したフィンガージョイント(特開昭57−66
901号公報参照)等が知られている。
らスカーフジョイントと共に木材の構造用の縦継ぎ法と
して一般に採用されており、その方法は例えば合板の対
向端面から内方に合板の対向板面方向に対して斜交する
並列状の切込みを入れてフィンガー部を設け、この両者
の噛合するフィンガー部を接着剤で接合して一体に形成
するものとか(実公昭58−45051号公報参照)、
或は、木材の突き合わせ面を板厚方向とし、幅方向に並
列に刻設したフィンガージョイント(特開昭57−66
901号公報参照)等が知られている。
従来の技術で述べたもののうち、前者においては、カッ
ターが斜めに入るので材料が合板の場合に限定するとフ
ィンガー部の尖端の欠損および、さゝくれが生じない反
面、フィンガーの傾き方向が合板の対向板面と平行に刻
設されているため、両端側位置のフィンガーが特に合板
の側面にフィンガーの外端が到着し、フィンガーが短寸
となるので接着面積の増加に限界があり、また、接合部
が短いので応力集中を受け易く、強度の向上にも限界が
あった。また、後者においては、フィンガーの長さが板
厚で限定されるので、後者も接着面積及び接合部に限界
があり応力集中が発生しやすく、従ってこれら両者のみ
ならずフィンガージョイントは接着部分の長さが短いこ
とから、スカーフジョイントより接合性能が劣る問題点
を有していた。
ターが斜めに入るので材料が合板の場合に限定するとフ
ィンガー部の尖端の欠損および、さゝくれが生じない反
面、フィンガーの傾き方向が合板の対向板面と平行に刻
設されているため、両端側位置のフィンガーが特に合板
の側面にフィンガーの外端が到着し、フィンガーが短寸
となるので接着面積の増加に限界があり、また、接合部
が短いので応力集中を受け易く、強度の向上にも限界が
あった。また、後者においては、フィンガーの長さが板
厚で限定されるので、後者も接着面積及び接合部に限界
があり応力集中が発生しやすく、従ってこれら両者のみ
ならずフィンガージョイントは接着部分の長さが短いこ
とから、スカーフジョイントより接合性能が劣る問題点
を有していた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、接着
面積及び接合長さを充分に大きくすることができ、その
ために応力集中の発生が抑制され、素材強度との比強度
が94%〜96%もの高い値が期待できる木材の構造縦
継ぎ用フィンガージョイントを提供しようとするもので
ある。
てなされたものであり、その目的とするところは、接着
面積及び接合長さを充分に大きくすることができ、その
ために応力集中の発生が抑制され、素材強度との比強度
が94%〜96%もの高い値が期待できる木材の構造縦
継ぎ用フィンガージョイントを提供しようとするもので
ある。
本考案を図面にもとずいて説明すると、並列刻設したフ
ィンガージョイント部1の各側面を、木材の表面から裏
面側に向かって木材の突き合わせ対向端面と直角方向の
突き合わせ方向に互いに傾斜させてスカーフ状にし、接
着部分の突き合わせ方向における長さを長く形成する。
ィンガージョイント部1の各側面を、木材の表面から裏
面側に向かって木材の突き合わせ対向端面と直角方向の
突き合わせ方向に互いに傾斜させてスカーフ状にし、接
着部分の突き合わせ方向における長さを長く形成する。
本考案におけるフィンガージョイント部1の傾斜比は1.
0のスカーフ状に形成することが望ましく好結果を得る
ことができた。以下本考案によって接合した木材の曲げ
性能について、兵庫県立工業試験場で実施した試験結果
を詳細すると、フィンガージョイント部1を第2図に示
すようにスカーフ状に傾ける程度を、傾斜部の底辺の長
さの板厚に対する比 で表し、その傾斜比の値が、0.5、1.0、1.5と傾斜を
段々と緩く形成した試料についての試験結果は、レゾル
シノール・フェノール、エポキシ、ウレタンの各種の接
着剤を用いて接合したどの場合でも、傾斜比1.0(傾斜
角度45゜)で比強度は、素材強度の94〜96%と大き
な値が得られ、従来のフィンガージョイント(傾斜比
0)の場合の値74〜90%に比べてはるかに大きくな
る。
0のスカーフ状に形成することが望ましく好結果を得る
ことができた。以下本考案によって接合した木材の曲げ
性能について、兵庫県立工業試験場で実施した試験結果
を詳細すると、フィンガージョイント部1を第2図に示
すようにスカーフ状に傾ける程度を、傾斜部の底辺の長
さの板厚に対する比 で表し、その傾斜比の値が、0.5、1.0、1.5と傾斜を
段々と緩く形成した試料についての試験結果は、レゾル
シノール・フェノール、エポキシ、ウレタンの各種の接
着剤を用いて接合したどの場合でも、傾斜比1.0(傾斜
角度45゜)で比強度は、素材強度の94〜96%と大き
な値が得られ、従来のフィンガージョイント(傾斜比
0)の場合の値74〜90%に比べてはるかに大きくな
る。
そして傾斜比1.0で比強度は最大値に達するため、それ
以上の傾斜比にする必要がなく、歩留まりも良好であっ
た。
以上の傾斜比にする必要がなく、歩留まりも良好であっ
た。
また、傾斜比1.0では、各接着剤による比強度のばらつ
きが少ないことから接着剤の種類に関係なく安定した接
合性能が得られることが試験の結果判明した。
きが少ないことから接着剤の種類に関係なく安定した接
合性能が得られることが試験の結果判明した。
さらに上述の各種試験に基づく傾斜比と比強度との関係
を図示すると下記の通りである。
を図示すると下記の通りである。
比強度の有効率と傾斜比の関係 〔考案の効果〕 本考案は、以上説明したように構成されているので、各
フィンガーは木材の突き合わせ対向端面と直角方向の突
き合わせ方向に設けられているため各フィンガーが全て
確実に長く形成することができ、応力が長い接合部分に
わたって分散するため接合部分に生じる応力集中が緩和
され、接着面積が増大し、フィンガージョイント部1自
体の側面の傾斜が緩くなり、理想的な接着接合が可能と
なり、各接着剤による比強度のばらつきも少なく、接着
剤の種類に関係なく安定した接合性能が得られ、温度な
ど接着条件の管理が充分行われる工場に適する接着剤で
も、またこの管理の難しい施行現場等に適用される接着
剤でもこれらの両者に汎用的に実施でき、作業性にも優
れ、かつ、強度的信頼性の高い構造用の縦継ぎが可能と
なり大きな力がかゝる大断面集成材の最外層挽板の接合
(縦継ぎ)にも利用できる。
フィンガーは木材の突き合わせ対向端面と直角方向の突
き合わせ方向に設けられているため各フィンガーが全て
確実に長く形成することができ、応力が長い接合部分に
わたって分散するため接合部分に生じる応力集中が緩和
され、接着面積が増大し、フィンガージョイント部1自
体の側面の傾斜が緩くなり、理想的な接着接合が可能と
なり、各接着剤による比強度のばらつきも少なく、接着
剤の種類に関係なく安定した接合性能が得られ、温度な
ど接着条件の管理が充分行われる工場に適する接着剤で
も、またこの管理の難しい施行現場等に適用される接着
剤でもこれらの両者に汎用的に実施でき、作業性にも優
れ、かつ、強度的信頼性の高い構造用の縦継ぎが可能と
なり大きな力がかゝる大断面集成材の最外層挽板の接合
(縦継ぎ)にも利用できる。
第1図は本考案の平面図、第2図は側面図、第3図は第
1図のジョイント部の拡大図である。 1……フィンガージョイント部
1図のジョイント部の拡大図である。 1……フィンガージョイント部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 清水 省三 兵庫県宍粟郡山崎町鹿沢108番地2 (56)参考文献 特開 昭57−66901(JP,A) 実開 昭56−135804(JP,U) 実公 昭58−45051(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】並列刻設したフィンガーの各側面を、木材
の表面から裏面側に向かって木材の突き合わせ対向端面
と直角方向の突き合わせ方向に互に傾斜させて斜設形成
したフィンガージョイント部1を有するスカーフ状にし
た構造縦継ぎ用フィンガージョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985060593U JPH065121Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | スカ−フ状にした構造縦継ぎ用フィンガ−ジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985060593U JPH065121Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | スカ−フ状にした構造縦継ぎ用フィンガ−ジョイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61175406U JPS61175406U (ja) | 1986-11-01 |
| JPH065121Y2 true JPH065121Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30588086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985060593U Expired - Lifetime JPH065121Y2 (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | スカ−フ状にした構造縦継ぎ用フィンガ−ジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065121Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5355265B2 (ja) * | 2009-07-09 | 2013-11-27 | 株式会社名南製作所 | セパレーテッドスカーフによる板材の接合方法 |
| JP5464971B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2014-04-09 | 株式会社名南製作所 | セパレーテッドスカーフ面の形成方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5314970U (ja) * | 1976-07-19 | 1978-02-07 | ||
| JPS5845051U (ja) * | 1981-09-22 | 1983-03-26 | 株式会社石田衡器製作所 | サ−マルプリンタ− |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP1985060593U patent/JPH065121Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61175406U (ja) | 1986-11-01 |
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