JPH0651276B2 - 物品着脱装置 - Google Patents
物品着脱装置Info
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- JPH0651276B2 JPH0651276B2 JP697786A JP697786A JPH0651276B2 JP H0651276 B2 JPH0651276 B2 JP H0651276B2 JP 697786 A JP697786 A JP 697786A JP 697786 A JP697786 A JP 697786A JP H0651276 B2 JPH0651276 B2 JP H0651276B2
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- article
- tubular body
- rotating shaft
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、管体中に介装される各種物品を、簡単な操
作で迅速に取付けおよび取外し可能な物品着脱装置に関
するものである。
作で迅速に取付けおよび取外し可能な物品着脱装置に関
するものである。
従来技術 管体の内部に物品を介装し、所要に応じてこの物品を取
出し、また再度装着する必要が多くの場合に存在する。
例えば、本発明の直接の開発動機となった放射温度計に
おけるシールドガラスや、流体管路系に介装されるスト
レーナやフイルタその他反射望遠鏡等の光学機器の鏡胴
に介装されるプリズムや反射鏡等がこれである。
出し、また再度装着する必要が多くの場合に存在する。
例えば、本発明の直接の開発動機となった放射温度計に
おけるシールドガラスや、流体管路系に介装されるスト
レーナやフイルタその他反射望遠鏡等の光学機器の鏡胴
に介装されるプリズムや反射鏡等がこれである。
この管体内部に介装される物品の一例を、放射温度計に
使用されるシールドガラスに関連して説明する。極めて
高い温度に加熱されている物体や、高温で燃焼中の物体
の温度を非接触で測定する手段として、放射温度計が好
適に使用される。この放射温度計は、絶対零度以上の全
ての物体は、その絶対温度の4乗に比例する熱エネルギ
を発散させているという性質を利用して、物体の表面か
ら発散する放射エネルギをサーモ・パイルやシリコンホ
トセル等の検知素子により捕捉し、電気信号に変換増幅
して計器上に温度指示するものである。
使用されるシールドガラスに関連して説明する。極めて
高い温度に加熱されている物体や、高温で燃焼中の物体
の温度を非接触で測定する手段として、放射温度計が好
適に使用される。この放射温度計は、絶対零度以上の全
ての物体は、その絶対温度の4乗に比例する熱エネルギ
を発散させているという性質を利用して、物体の表面か
ら発散する放射エネルギをサーモ・パイルやシリコンホ
トセル等の検知素子により捕捉し、電気信号に変換増幅
して計器上に温度指示するものである。
この放射エネルギを利用した温度測定方法は、被測定物
に接触することなく、その表面温度を高い精度で迅速に
測定し得る利点を有する。そして各種の熱処理炉や加熱
炉等の炉内温度を測定する際には、炉内からの圧力、雰
囲気ガスその他塵埃等による影響を回避するために、所
要波長の電磁波の透過性および耐熱性に優れたシールド
ガラス(例えば石英製)が、前記検知素子と測温体との
間に介装される。
に接触することなく、その表面温度を高い精度で迅速に
測定し得る利点を有する。そして各種の熱処理炉や加熱
炉等の炉内温度を測定する際には、炉内からの圧力、雰
囲気ガスその他塵埃等による影響を回避するために、所
要波長の電磁波の透過性および耐熱性に優れたシールド
ガラス(例えば石英製)が、前記検知素子と測温体との
間に介装される。
発明が解決しようとする問題点 しかるに前記シールドガラスの片面は、高温の炉内雰囲
気に直接露呈されているために、経時的に塵埃等により
汚染して、電磁波の透過率を低下させ測定精度を損なう
ので、随時清掃するメンテナンスが必要とされる。しか
し従来のシールドガラスの取付構造は、一般に複雑で嵩
張り高価になると共に、着脱に時間を要する欠点があっ
た。例えば、炉内に連通する管体の途中にゲートバルブ
および水冷ジャケットを介して放射温度計を設置する型
式の装置では、シールドガラスは前記ゲートバルブと水
冷ジャケットとの間の管体中に介装される。そしてシー
ルドガラスの清掃時には、前記ゲートバルブを取外し、
更に冷却水循環管が配設されたジャケットも取外す必要
があって、極めて繁雑な手間と時間とを要している。
気に直接露呈されているために、経時的に塵埃等により
汚染して、電磁波の透過率を低下させ測定精度を損なう
ので、随時清掃するメンテナンスが必要とされる。しか
し従来のシールドガラスの取付構造は、一般に複雑で嵩
張り高価になると共に、着脱に時間を要する欠点があっ
た。例えば、炉内に連通する管体の途中にゲートバルブ
および水冷ジャケットを介して放射温度計を設置する型
式の装置では、シールドガラスは前記ゲートバルブと水
冷ジャケットとの間の管体中に介装される。そしてシー
ルドガラスの清掃時には、前記ゲートバルブを取外し、
更に冷却水循環管が配設されたジャケットも取外す必要
があって、極めて繁雑な手間と時間とを要している。
また一種のホール弁構造を採用し、弁体中にシールドガ
ラスを組込むように構成した装置も提案されている。こ
れはシールドガラス清掃時に、弁体を90゜回転させて
測温体と検知素子との間を弁体遮蔽し、別に管体に設け
た開口部を介してシールドガラスを清掃するものである
が、シールドガラスの外部取出しは機構上困難であり、
また高価で嵩張る構造になる難点は解消されていない。
ラスを組込むように構成した装置も提案されている。こ
れはシールドガラス清掃時に、弁体を90゜回転させて
測温体と検知素子との間を弁体遮蔽し、別に管体に設け
た開口部を介してシールドガラスを清掃するものである
が、シールドガラスの外部取出しは機構上困難であり、
また高価で嵩張る構造になる難点は解消されていない。
発明の目的 本発明は、従来技術に係る放射温度計にて付帯的に使用
されるシールドガラスの清掃に際して内在している前記
諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、管体中に物品を着脱自在に介装する必
要がある場合において、この物品を簡単かつ迅速に着脱
交換し得る低廉で簡素な構成の物品着脱装置を提供する
ことを目的とする。
されるシールドガラスの清掃に際して内在している前記
諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案され
たものであって、管体中に物品を着脱自在に介装する必
要がある場合において、この物品を簡単かつ迅速に着脱
交換し得る低廉で簡素な構成の物品着脱装置を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記目的を好適に解決するため本発明に係る物品着脱装
置は、 管壁に管体内部と連通する開口部を設けた管体と、 この開口部を介して着脱自在に前記管体中に挿入される
物品と、 管体内部において前記物品の一方の軸方向移動を規制す
るよう管体内周面に形成した規制部と、 管体の内部に配設されて軸方向に移動可能で、前記物品
を前記規制部との間で挾圧可能な中間部材と、 前記中間部材を前記規制部に向けて軸方向に押圧して、
前記物品を前記中間部材と規制部との間の定位置に保持
する押圧手段と から構成したことを特徴とする。
置は、 管壁に管体内部と連通する開口部を設けた管体と、 この開口部を介して着脱自在に前記管体中に挿入される
物品と、 管体内部において前記物品の一方の軸方向移動を規制す
るよう管体内周面に形成した規制部と、 管体の内部に配設されて軸方向に移動可能で、前記物品
を前記規制部との間で挾圧可能な中間部材と、 前記中間部材を前記規制部に向けて軸方向に押圧して、
前記物品を前記中間部材と規制部との間の定位置に保持
する押圧手段と から構成したことを特徴とする。
実施例 次に本発明に係る物品着脱装置につき、好適な実施例を
複数挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。な
お実施例としては、測温体と放射温度計の検知素子とを
結ぶ管体中に、着脱自在に介装される前記シールドガラ
スの着脱装置に関して説明するが、これに限定されるも
のではないことは勿論である。
複数挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。な
お実施例としては、測温体と放射温度計の検知素子とを
結ぶ管体中に、着脱自在に介装される前記シールドガラ
スの着脱装置に関して説明するが、これに限定されるも
のではないことは勿論である。
(第1実施例) 第1図〜第3図は本発明の最も好適な実施例を示すもの
であって、参照符号10で示す管体の左側は、図示しな
い熱処理炉等の測温体に仕切弁(図示せず)を介して連
通接続され、また管体10の右側は、同じく図示しない
放射温度計の検知素子側に連通している。この管体10
は、好ましくは円筒状の金属製中空筒体として構成さ
れ、この管体10の管壁面には周方向に所定寸法で矩形
状開口部12が開設されて、当該管体10の内部に連通
している。管体内壁面には、第1図に示すように、前記
開口部12と対応する下部において弧状の段部10aが
穿設され、この段部10aにより形成される直立面10
b(管体の軸線に対して直交する面)が、後述するシー
ルドガラス14の一方の軸方向移動を規制し得る規制部
となっている。
であって、参照符号10で示す管体の左側は、図示しな
い熱処理炉等の測温体に仕切弁(図示せず)を介して連
通接続され、また管体10の右側は、同じく図示しない
放射温度計の検知素子側に連通している。この管体10
は、好ましくは円筒状の金属製中空筒体として構成さ
れ、この管体10の管壁面には周方向に所定寸法で矩形
状開口部12が開設されて、当該管体10の内部に連通
している。管体内壁面には、第1図に示すように、前記
開口部12と対応する下部において弧状の段部10aが
穿設され、この段部10aにより形成される直立面10
b(管体の軸線に対して直交する面)が、後述するシー
ルドガラス14の一方の軸方向移動を規制し得る規制部
となっている。
前記管体10中には、開口部12を介して円形のシール
ドガラス14が着脱自在に介挿される。すなわち第1図
および第2図から判明するように、石英製のシールドガ
ラス14は、環状部材16の円形通孔中にセットされ、
リングねじ18を介して締付保持されるようになってい
る。なおシールドガラス14と環状部材16の通孔に設
けた段部との間には、Oリング20が嵌挿されている。
また環状部材16の両端面には、図示の如くOリング2
4,26が嵌挿されて、前記規制部10bおよび後述す
る中間部材22との密着性を向上させてある。すなわち
開口部12中に前記環状部材16を装填した際に、この
環状部材16の前記規制部10bに対向する側の端面お
よび中間部材22に対向する側の端面に夫々Oリング2
4,26が嵌挿してある。
ドガラス14が着脱自在に介挿される。すなわち第1図
および第2図から判明するように、石英製のシールドガ
ラス14は、環状部材16の円形通孔中にセットされ、
リングねじ18を介して締付保持されるようになってい
る。なおシールドガラス14と環状部材16の通孔に設
けた段部との間には、Oリング20が嵌挿されている。
また環状部材16の両端面には、図示の如くOリング2
4,26が嵌挿されて、前記規制部10bおよび後述す
る中間部材22との密着性を向上させてある。すなわち
開口部12中に前記環状部材16を装填した際に、この
環状部材16の前記規制部10bに対向する側の端面お
よび中間部材22に対向する側の端面に夫々Oリング2
4,26が嵌挿してある。
前記管体10の開口部12を挟んで左側には、図示の如
くスリーブ状の中間部材22が配設され、この中間部材
22は、その外フランジ22aと管体内壁面に画成した
内壁フランジ10cとの間に弾力的に介装した圧縮ばね
28によって、常には前記規制部10bから離間する方
向に軸方向付勢されている。そして中間部材22の右端
部は、第1図に示すように、シールドガラス14を備え
た環状部材16を介装した際に、当該環状部材16とO
リング26を介して当接可能な寸法に設定されている。
なお符号30は、中間部材22と管体10の内壁面と
を、軸方向の摺動可能にシールするOリングを示す。
くスリーブ状の中間部材22が配設され、この中間部材
22は、その外フランジ22aと管体内壁面に画成した
内壁フランジ10cとの間に弾力的に介装した圧縮ばね
28によって、常には前記規制部10bから離間する方
向に軸方向付勢されている。そして中間部材22の右端
部は、第1図に示すように、シールドガラス14を備え
た環状部材16を介装した際に、当該環状部材16とO
リング26を介して当接可能な寸法に設定されている。
なお符号30は、中間部材22と管体10の内壁面と
を、軸方向の摺動可能にシールするOリングを示す。
次に符号32は押圧手段を示し、この押圧手段32は、
管体10に直角に支持された回転軸34と、当該回転軸
34の外方端部に取付けたハンドル36と、回転軸34
の内方端部に取付けられて前記管体10の内部に臨んで
いる変形カム板38(例えば楕円形)とから基本的に構
成されている。このカム板38は、前記中間部材22の
左端部に当該可能であり、第2図に示す如く、ハンドル
36の回動角度に応じて、カム板38の楕円長軸側の端
部が該中間部材22に当接したり、楕円短軸側の端部が
当接したりするようになっている。この場合において、
カム板38の長軸側端部が中間部材22に当接するとき
は、前記圧縮ばね28の圧縮弾力に抗して中間部材22
は右行し、短軸側端部が中間部材22に当接するとき
は、圧縮ばね28の弾力作用下に前記中間部材22が左
行することが諒解されよう。なお押圧手段32の回転軸
34は、スリーブ40を介して管体10中に臨んでお
り、管体内部とのシールを図るために、回転軸34とス
リーブ40内壁面との間にはOリング42が嵌挿されて
いる。
管体10に直角に支持された回転軸34と、当該回転軸
34の外方端部に取付けたハンドル36と、回転軸34
の内方端部に取付けられて前記管体10の内部に臨んで
いる変形カム板38(例えば楕円形)とから基本的に構
成されている。このカム板38は、前記中間部材22の
左端部に当該可能であり、第2図に示す如く、ハンドル
36の回動角度に応じて、カム板38の楕円長軸側の端
部が該中間部材22に当接したり、楕円短軸側の端部が
当接したりするようになっている。この場合において、
カム板38の長軸側端部が中間部材22に当接するとき
は、前記圧縮ばね28の圧縮弾力に抗して中間部材22
は右行し、短軸側端部が中間部材22に当接するとき
は、圧縮ばね28の弾力作用下に前記中間部材22が左
行することが諒解されよう。なお押圧手段32の回転軸
34は、スリーブ40を介して管体10中に臨んでお
り、管体内部とのシールを図るために、回転軸34とス
リーブ40内壁面との間にはOリング42が嵌挿されて
いる。
なお第1図および第3図において、符号44は開口部1
2を密閉的に覆うための蓋体を示し、この蓋体44はボ
ルト46により被着される。更に符号48は、環状部材
16に設けた摘みを示す。
2を密閉的に覆うための蓋体を示し、この蓋体44はボ
ルト46により被着される。更に符号48は、環状部材
16に設けた摘みを示す。
(第2実施例) 次に第4図および第5図は、本発明に係る装置の別の実
施例を示すものであって、先に説明した実施例とは、押
圧手段32の構成だけが相違している。そこで相違して
いる構成部分に関してのみ説明すると、前記押圧手段3
2は、管体10中に臨ませたスリーブ40に螺合させた
ねじ付回転軸34と、その回転軸34の外方端部に設け
た円形ハンドル36と、前記回転軸34の管体内部に臨
む端部に形成した円錐面38とから基本的に構成され
る。また図において、中間部材22の左側端部には、前
記円錐面38と密着的に当該可能な角度に設定したテー
パ22cが周方向に形成されている。そして前記回転軸
34がハンドル36の回動により降下する際に、前記円
錐面38が中間部材22のテーパ2cに対し押圧当接さ
れて楔効果を発揮し、当該中間部材22を圧縮ばね28
の弾力に抗して管体10の内部を軸方向右側に移動させ
得るようになっている。また前記回転軸34がハンドル
36の回動により上昇すると、前記円錐面38が中間部
材22のテーパ22cから離間して押圧力を解除し、中
間部材22を圧縮ばね28の弾力作用下に管体内部を軸
方向左側に移動させるものである。
施例を示すものであって、先に説明した実施例とは、押
圧手段32の構成だけが相違している。そこで相違して
いる構成部分に関してのみ説明すると、前記押圧手段3
2は、管体10中に臨ませたスリーブ40に螺合させた
ねじ付回転軸34と、その回転軸34の外方端部に設け
た円形ハンドル36と、前記回転軸34の管体内部に臨
む端部に形成した円錐面38とから基本的に構成され
る。また図において、中間部材22の左側端部には、前
記円錐面38と密着的に当該可能な角度に設定したテー
パ22cが周方向に形成されている。そして前記回転軸
34がハンドル36の回動により降下する際に、前記円
錐面38が中間部材22のテーパ2cに対し押圧当接さ
れて楔効果を発揮し、当該中間部材22を圧縮ばね28
の弾力に抗して管体10の内部を軸方向右側に移動させ
得るようになっている。また前記回転軸34がハンドル
36の回動により上昇すると、前記円錐面38が中間部
材22のテーパ22cから離間して押圧力を解除し、中
間部材22を圧縮ばね28の弾力作用下に管体内部を軸
方向左側に移動させるものである。
なお前記回転軸34の端部に形成した円錐面38は、こ
れに代えて球面等の曲面としてもよく、また単に棒状の
ものであっても、同様の作用・効果が得られるものであ
る。
れに代えて球面等の曲面としてもよく、また単に棒状の
ものであっても、同様の作用・効果が得られるものであ
る。
(第3実施例〕 第6図および第7図は、本発明に係る装置の更に別の実
施例を示すものであって、これも主として押圧手段32
の構成が相違している。但し後述する如く、ハンドル操
作により中間部材22に強制的な前進および後退運動が
付与されるので、管体10と中間部材22との間には、
前述した如き圧縮ばねは介装されていない。
施例を示すものであって、これも主として押圧手段32
の構成が相違している。但し後述する如く、ハンドル操
作により中間部材22に強制的な前進および後退運動が
付与されるので、管体10と中間部材22との間には、
前述した如き圧縮ばねは介装されていない。
この実施例では、前記押圧手段32を構成する偏心カム
板38は、中間部材22に形成した開口部22c中に臨
んで、ハンドル36の回動と共に水平に回動し得るよう
になっている。すなわち開口部22cは、カム板38の
直径より僅かに大きめの寸法に設定されており、この開
口部22c中で前記カム板38が回動する際に、その位
置関係に存在して、前記中間部材22を管体10の内部
において軸方向に進退移動させ得るものである。
板38は、中間部材22に形成した開口部22c中に臨
んで、ハンドル36の回動と共に水平に回動し得るよう
になっている。すなわち開口部22cは、カム板38の
直径より僅かに大きめの寸法に設定されており、この開
口部22c中で前記カム板38が回動する際に、その位
置関係に存在して、前記中間部材22を管体10の内部
において軸方向に進退移動させ得るものである。
発明の作用 次に、このように構成した本発明の実施例に係る装置の
作用につき説明する。第2図および第3図に示すよう
に、ハンドル36を管体10の軸線に対し直交する方向
に回動させると、カム板38の楕円短軸部側の端部が中
間部材22の左端部に当接することになり、前記楕円の
長軸部と短軸部との寸法差の1/2(=α)だけ、前記
中間部材22は圧縮ばね28の弾力作用下に管体10中
を軸方向左側に強制移動される。このめ中間部材22の
右端部と管体10内に形成した規制部10bとの間に
は、シールドガラス14を備えた環状部材16の介装を
許容する充分な間隙が付与される。
作用につき説明する。第2図および第3図に示すよう
に、ハンドル36を管体10の軸線に対し直交する方向
に回動させると、カム板38の楕円短軸部側の端部が中
間部材22の左端部に当接することになり、前記楕円の
長軸部と短軸部との寸法差の1/2(=α)だけ、前記
中間部材22は圧縮ばね28の弾力作用下に管体10中
を軸方向左側に強制移動される。このめ中間部材22の
右端部と管体10内に形成した規制部10bとの間に
は、シールドガラス14を備えた環状部材16の介装を
許容する充分な間隙が付与される。
この状態において、前記開口部12を介して環状部材1
6を管体10の内部に挿入すれば、当該環状部材16の
右端部が前記規制部10bに近接して、その軸方向右側
への移動が規制される。次いでハンドル36を、第1図
に示すように、管体10の軸線に平行な位置まで回動さ
せれば、カム板38の楕円長軸部側の端部が中間部材2
2の左端面を押圧することになり(第2図の実線で示
す)、前記寸法差αだけ当該中間部材22を軸方向右側
に強制的に移動させることになる。これにより中間部材
22は、圧縮ばね28を圧縮させた状態で、前記シール
ドガラス14を備えた環状部材16を規制部10bとの
間において確実に押圧固定することができる。この場合
に、環状部材16が規制部10bに当接する側および中
間部材22の右端面と当接する側には、何れも前述した
Oリング24,26が嵌挿されているので、管体10の
内部は外界と完全に遮断される。従ってこの状態で、図
示しない熱発生源である熱処理炉内の温度を、シールド
ガラス14を介して検知素子(図示せず)により温度設
定することができる。
6を管体10の内部に挿入すれば、当該環状部材16の
右端部が前記規制部10bに近接して、その軸方向右側
への移動が規制される。次いでハンドル36を、第1図
に示すように、管体10の軸線に平行な位置まで回動さ
せれば、カム板38の楕円長軸部側の端部が中間部材2
2の左端面を押圧することになり(第2図の実線で示
す)、前記寸法差αだけ当該中間部材22を軸方向右側
に強制的に移動させることになる。これにより中間部材
22は、圧縮ばね28を圧縮させた状態で、前記シール
ドガラス14を備えた環状部材16を規制部10bとの
間において確実に押圧固定することができる。この場合
に、環状部材16が規制部10bに当接する側および中
間部材22の右端面と当接する側には、何れも前述した
Oリング24,26が嵌挿されているので、管体10の
内部は外界と完全に遮断される。従ってこの状態で、図
示しない熱発生源である熱処理炉内の温度を、シールド
ガラス14を介して検知素子(図示せず)により温度設
定することができる。
前記シールドガラス14は、前述のように、温度測定中
に経時的に炉内の粉塵付着等により汚れるので、測定精
度を損なうことのないよう定期的に清掃する必要があ
る。このときは、前述の如くハンドル36を第3図に示
す方向に回動させて、前記寸法差αだけ中間部材22を
管体10の内部で左方向へ移動させれば(第2図に想像
線で示す)、前記環状部材16に対する押圧が解除さ
れ、環状部材16は開口部12を介して簡単に外へ取出
すことができる。従ってシールドガラス14の清掃を、
管体10の外部において容易に達成することができる。
なお前記蓋体44は、ボルト46を緩めることにより予
め開口部12から取外しておくことは勿論である。また
清掃の終了したシールドガラス14は、前記環状部材1
6と共に再び開口部12を介して管体内部に挿入され、
先に述べたハンドル操作を行なうことにより確実に固定
される。
に経時的に炉内の粉塵付着等により汚れるので、測定精
度を損なうことのないよう定期的に清掃する必要があ
る。このときは、前述の如くハンドル36を第3図に示
す方向に回動させて、前記寸法差αだけ中間部材22を
管体10の内部で左方向へ移動させれば(第2図に想像
線で示す)、前記環状部材16に対する押圧が解除さ
れ、環状部材16は開口部12を介して簡単に外へ取出
すことができる。従ってシールドガラス14の清掃を、
管体10の外部において容易に達成することができる。
なお前記蓋体44は、ボルト46を緩めることにより予
め開口部12から取外しておくことは勿論である。また
清掃の終了したシールドガラス14は、前記環状部材1
6と共に再び開口部12を介して管体内部に挿入され、
先に述べたハンドル操作を行なうことにより確実に固定
される。
第2実施例および第3実施例に示す場合も、ハンドル3
6の回動操作により中間部材22を管体10の内部にお
いて進退移動させ、これによって前記規制部10bに対
する環状部材16の押圧および押圧解除を行なって、環
状部材16に設けたシールドガラス14の着脱を容易に
なし得るものである。
6の回動操作により中間部材22を管体10の内部にお
いて進退移動させ、これによって前記規制部10bに対
する環状部材16の押圧および押圧解除を行なって、環
状部材16に設けたシールドガラス14の着脱を容易に
なし得るものである。
発明の効果 以上説明したように、本発明に係る物品着脱装置によれ
ば、極めて簡素な構成でありながら、管体中に介装され
るべき物品を簡単な操作により迅速に着脱し得るもので
あって、前記物品の各種メンテナンスを容易化するもの
である。また構成が簡単なことから、製作も容易でコス
トも低廉になり、しかも全体的にコンパクトになし得る
利点を有する。なお本実施例では、放射温度計に付帯的
に使用されるシールドガラスの着脱装置について説明し
たが、その他各種流体の管路系に介装されるストレーナ
やフィルタの着脱機構や、光学機械の鏡胴中に介装され
るプリズムや反射鏡等の着脱交換機構としても好適に使
用し得る。
ば、極めて簡素な構成でありながら、管体中に介装され
るべき物品を簡単な操作により迅速に着脱し得るもので
あって、前記物品の各種メンテナンスを容易化するもの
である。また構成が簡単なことから、製作も容易でコス
トも低廉になり、しかも全体的にコンパクトになし得る
利点を有する。なお本実施例では、放射温度計に付帯的
に使用されるシールドガラスの着脱装置について説明し
たが、その他各種流体の管路系に介装されるストレーナ
やフィルタの着脱機構や、光学機械の鏡胴中に介装され
るプリズムや反射鏡等の着脱交換機構としても好適に使
用し得る。
図面は本発明に係る物品着脱装置の好適な実施例を示す
ものであって、第1図は放射温度計に付帯的に使用され
るシールドガラスの着脱装置の要部を示す縦断面図であ
って、前記シールドガラスを管体内部に固定した状態を
示し、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1
図に示す装置においてシールドガラスを管体から外方に
取出した状態を示す要部縦断面図、第4図は本発明装置
の別実施例を示す縦断面図、第5図は第4図に示す装置
の要部縦断面図であって、シールドガラスに対する押圧
を解除した状態を示し、第6図は本発明装置の更に別の
実施例を示す縦断面図、第7図は第6図に示す装置の要
部縦断面図であって、シールドガラスに対する押圧を解
除した状態を示すものである。 10……管体、10b……規制部 12……開口部、14……シールドガラス 16……環状部材、28……圧縮ばね 32……押圧手段、36……ハンドル
ものであって、第1図は放射温度計に付帯的に使用され
るシールドガラスの着脱装置の要部を示す縦断面図であ
って、前記シールドガラスを管体内部に固定した状態を
示し、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は第1
図に示す装置においてシールドガラスを管体から外方に
取出した状態を示す要部縦断面図、第4図は本発明装置
の別実施例を示す縦断面図、第5図は第4図に示す装置
の要部縦断面図であって、シールドガラスに対する押圧
を解除した状態を示し、第6図は本発明装置の更に別の
実施例を示す縦断面図、第7図は第6図に示す装置の要
部縦断面図であって、シールドガラスに対する押圧を解
除した状態を示すものである。 10……管体、10b……規制部 12……開口部、14……シールドガラス 16……環状部材、28……圧縮ばね 32……押圧手段、36……ハンドル
Claims (7)
- 【請求項1】管壁に管体内部と連通する開口部を設けた
管体と、 この開口部を介して着脱自在に前記管体中に挿入される
物品と、 管体内部において前記物品の一方の軸方向移動を規制す
るよう管体内周面に形成した規制部と、 管体の内部に配設されて軸方向に移動可能で、前記物品
を前記規制部との間で挾圧可能な中間部材と、 前記中間部材を前記規制部に向けて軸方向に押圧して、
前記物品を前記中間部材と規制部との間の定位置に保持
する押圧手段と からなる物品着脱装置。 - 【請求項2】前記物品は、放射温度計に使用するシール
ドガラスであって、このシールドガラスは環状部材の円
形通孔部にリングねじを介して装着される特許請求の範
囲第1項記載の物品着脱装置。 - 【請求項3】前記中間部材は、前記管体の内部に同心的
に配設したスリーブからなり、この中間部材には該中間
部材を前記規制部から離間する方向に付勢する弾性部材
が介装されている特許請求の範囲第1項または第2項記
載の物品着脱装置。 - 【請求項4】前記押圧手段は、管体に直交する方向に支
持した回転軸と、回転軸の外方端部に設けたハンドル
と、回転軸の内方端部に設けたカム板とから構成され、
このカム板はその回動角度によって前記中間部材を軸方
向に押圧および押圧解除するべく機能する特許請求の範
囲第1項〜第3項の何れかに記載の物品着脱装置。 - 【請求項5】前記押圧手段は、管体に直交して内部に臨
む回転軸と、回転軸の外方端部に設けたハンドルと、回
転軸の内方端部に設けた円錐面とからなり、また前記中
間部材は前記円錐面と当接可能な端部にテーパを有し、
前記円錐面が中間部材のテーパに当接した状態で前記回
転軸の軸方向に移動することにより、前記中間部材を軸
方向に押圧および押圧解除可能な特許請求の範囲第1項
〜第3項の何れかに記載の物品着脱装置。 - 【請求項6】前記中間部材は、前記管体の内部に同心的
に配設したスリーブからなる特許請求の範囲第1項また
は第2項記載の物品着脱装置。 - 【請求項7】前記押圧手段は、管体に直交する方向に支
持した回転軸と、回転軸の外方端部に設けたハンドル
と、回転軸の内方端部に設けたカム板とから構成され、
このカム板は前記中間部材に設けた開口部中に臨んで、
前記中間部材を軸方向に強制的に押圧および押圧解除す
る特許請求の範囲第1項、第2項および第6項の何れか
に記載の物品着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP697786A JPH0651276B2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 物品着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP697786A JPH0651276B2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 物品着脱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62166973A JPS62166973A (ja) | 1987-07-23 |
| JPH0651276B2 true JPH0651276B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=11653254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP697786A Expired - Lifetime JPH0651276B2 (ja) | 1986-01-16 | 1986-01-16 | 物品着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651276B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115890527B (zh) * | 2022-12-05 | 2026-02-13 | 深圳市世宗自动化设备有限公司 | 治具解锁旋压机构 |
-
1986
- 1986-01-16 JP JP697786A patent/JPH0651276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62166973A (ja) | 1987-07-23 |
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