JPH0651298B2 - 表装材の製造方法 - Google Patents
表装材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0651298B2 JPH0651298B2 JP2129461A JP12946190A JPH0651298B2 JP H0651298 B2 JPH0651298 B2 JP H0651298B2 JP 2129461 A JP2129461 A JP 2129461A JP 12946190 A JP12946190 A JP 12946190A JP H0651298 B2 JPH0651298 B2 JP H0651298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- covering material
- polyurethane
- skin
- fluorine
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば自動車、鉄道車両、航空機、船舶などの
輸送用機関、その他家具類等に使用される各種表装材の
製造方法に関する。
輸送用機関、その他家具類等に使用される各種表装材の
製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車用内装材の表装材としてはポリウレ
タン発泡体をスライスし、その表面を火炎にて溶融軟化
しフアブリツク等の表皮材をフレームラミネートした複
合材が主流で、ドアトリム、ピラーガーニツシユ、ヘツ
ドレスト、シートクツシヨン等の表装材として用いられ
ている。
タン発泡体をスライスし、その表面を火炎にて溶融軟化
しフアブリツク等の表皮材をフレームラミネートした複
合材が主流で、ドアトリム、ピラーガーニツシユ、ヘツ
ドレスト、シートクツシヨン等の表装材として用いられ
ている。
しかし、このような表装材ではポリウレタン発泡体と表
皮材との接着界面強度が低く、表皮はがれが生じる欠点
がある。また基材との接着でも界面強度の低さが問題と
なる。この対応策として表装材の裏面にウレタンフイル
ムをラミネートした表装材を用いるケースもあるが、ウ
レタンフイルムが高価でありコスト上の問題を残す。
皮材との接着界面強度が低く、表皮はがれが生じる欠点
がある。また基材との接着でも界面強度の低さが問題と
なる。この対応策として表装材の裏面にウレタンフイル
ムをラミネートした表装材を用いるケースもあるが、ウ
レタンフイルムが高価でありコスト上の問題を残す。
このような問題点を解決するために本出願人はアクリル
エマルジヨンを所定の厚みに塗布乾燥させたフイルム上
にポリウレタン発泡原液を塗布し、発泡と同時に表皮材
と一体化し所定の厚みに調整した3層積層構造物からな
る表装材により、基材を被覆してなる内装材について出
願(実開昭63-33928号)した。しかし、この内装材にお
いてはポリウレタン発泡体と表皮材との接着界面に含浸
層ができ、この含浸層は表装材の風合いを損なわず、且
つ、十分な接着強度が得られる適度な含浸レベルが好ま
しいが、その調整は難しい。調整方法としては、表皮材
の載置タイミングもしくは載置後の表皮材の上面から荷
重量を変えることが考えられるが、表皮材の種類により
これらをコントロールすることが必要であり、その条件
調整が難しい。
エマルジヨンを所定の厚みに塗布乾燥させたフイルム上
にポリウレタン発泡原液を塗布し、発泡と同時に表皮材
と一体化し所定の厚みに調整した3層積層構造物からな
る表装材により、基材を被覆してなる内装材について出
願(実開昭63-33928号)した。しかし、この内装材にお
いてはポリウレタン発泡体と表皮材との接着界面に含浸
層ができ、この含浸層は表装材の風合いを損なわず、且
つ、十分な接着強度が得られる適度な含浸レベルが好ま
しいが、その調整は難しい。調整方法としては、表皮材
の載置タイミングもしくは載置後の表皮材の上面から荷
重量を変えることが考えられるが、表皮材の種類により
これらをコントロールすることが必要であり、その条件
調整が難しい。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は表皮材の風合いを損なわず、表皮とポリ
ウレタン発泡層の接着強度が適度に保たれた表装材の製
造方法を提供することにある。
ウレタン発泡層の接着強度が適度に保たれた表装材の製
造方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明はポリウレタン発泡原液をシート状に塗布し、発
泡と同時に表皮材を載置一体化し、所定の厚みに調整し
た2層積層構造物からなる表装材の製造方法において、
表皮材の載置一体化の前に表皮材の裏面にフツ素コーテ
イングすることを特徴とする表装材の製造方法に係る。
泡と同時に表皮材を載置一体化し、所定の厚みに調整し
た2層積層構造物からなる表装材の製造方法において、
表皮材の載置一体化の前に表皮材の裏面にフツ素コーテ
イングすることを特徴とする表装材の製造方法に係る。
本発明において表皮材としては特に制限はないが、フア
ブリツクの他、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリ
オレフイン、ポリウレタンなどの合成樹脂シートが好ま
しい。これらのシート表面には必要により熱可塑性合成
樹脂短繊維を植毛したり、エンボス加工などにより装飾
模様を施こすこともできる。更にはスウエードもしくは
スウエード調のものであつても良い。ポリウレタン発泡
層の厚みは約2〜30mm程度が好ましく、用途によつて適
切な厚みとすることができる。密度は約0.04〜0.12g/
cm3の範囲が好ましい。
ブリツクの他、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、
ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリ
オレフイン、ポリウレタンなどの合成樹脂シートが好ま
しい。これらのシート表面には必要により熱可塑性合成
樹脂短繊維を植毛したり、エンボス加工などにより装飾
模様を施こすこともできる。更にはスウエードもしくは
スウエード調のものであつても良い。ポリウレタン発泡
層の厚みは約2〜30mm程度が好ましく、用途によつて適
切な厚みとすることができる。密度は約0.04〜0.12g/
cm3の範囲が好ましい。
本発明においてフツ素コーテイングの方法としては任意
の方法を採用でき、例えばフツ素樹脂等の溶液、エマル
ジヨン、具体的には例えば住友スリーエム(株)のスコ
ツチガード、セメダイン(株)のウオーターガード、旭
硝子(株)のアサヒガード等を塗布、スプレーすること
ができる。
の方法を採用でき、例えばフツ素樹脂等の溶液、エマル
ジヨン、具体的には例えば住友スリーエム(株)のスコ
ツチガード、セメダイン(株)のウオーターガード、旭
硝子(株)のアサヒガード等を塗布、スプレーすること
ができる。
フツ素処理された表皮材はポリウレタン発泡原液となじ
みにくいため、ポリウレタンの表皮材への含浸量を低減
することができる。
みにくいため、ポリウレタンの表皮材への含浸量を低減
することができる。
本発明の表皮材は基材に被覆することにより内装材が得
られる。基材としては芯材、合成樹脂発泡体等を例示で
きる。表装材を基材に被覆する方法としては自動車内装
材その他の分野で通常使用されている方法を適宜使用す
ることができる。例えば、基材が金属または合成樹脂を
所望形状に成形した剛性材料であれば、表装材を真空引
きして接着剤により一体化する方法、また基材がポリウ
レタン発泡体である場合には、表装材を金型の所定位置
にセットしたのち発泡性ポリウレタン原液を注入して一
体固着させる方法(RIMまたはR−RIM法)が好適
である。
られる。基材としては芯材、合成樹脂発泡体等を例示で
きる。表装材を基材に被覆する方法としては自動車内装
材その他の分野で通常使用されている方法を適宜使用す
ることができる。例えば、基材が金属または合成樹脂を
所望形状に成形した剛性材料であれば、表装材を真空引
きして接着剤により一体化する方法、また基材がポリウ
レタン発泡体である場合には、表装材を金型の所定位置
にセットしたのち発泡性ポリウレタン原液を注入して一
体固着させる方法(RIMまたはR−RIM法)が好適
である。
本発明で得られた表装材を用いた内装材としては各種の
ものを例示でき、例えば自動車、鉄道車両、航空機、船
舶、事務用に使用されるインストルメントパツド、ヘツ
ドレスト、サンバイザー、ドアトリム、アームレスト、
シートクツシヨン、グラブドアなどを挙げることができ
る。
ものを例示でき、例えば自動車、鉄道車両、航空機、船
舶、事務用に使用されるインストルメントパツド、ヘツ
ドレスト、サンバイザー、ドアトリム、アームレスト、
シートクツシヨン、グラブドアなどを挙げることができ
る。
(実施例) 以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1 ポリエステル繊維からなるニツトフアブリツクの裏面
に、フツ素をスプレーコーテイングし、15分間、20℃×
60%RHにて乾燥させた。フツ素としては旭硝子(株)
製の「アサヒガード」を使用した。
に、フツ素をスプレーコーテイングし、15分間、20℃×
60%RHにて乾燥させた。フツ素としては旭硝子(株)
製の「アサヒガード」を使用した。
テフロン(登録商標名)加工したグラスベルト上にポリ
ウレタン発泡原液を一定厚みに塗布し、グラスベルトご
と約60℃に加熱したプレート上に移しフツ素コーテイン
グしたフアブリツクを塗布したポリウレタン発泡原液の
上に載置し平方メートル当り約20kgの荷重をかけながら
発泡を行うと、ウレタン発泡層の厚みが2.5mmの品質の
良い2層積層構造物が得られた。
ウレタン発泡原液を一定厚みに塗布し、グラスベルトご
と約60℃に加熱したプレート上に移しフツ素コーテイン
グしたフアブリツクを塗布したポリウレタン発泡原液の
上に載置し平方メートル当り約20kgの荷重をかけながら
発泡を行うと、ウレタン発泡層の厚みが2.5mmの品質の
良い2層積層構造物が得られた。
実験例 フツ素塗布量とウレタン含浸量及びフアブリツクの硬さ
の実験結果を第1表に示した。
の実験結果を第1表に示した。
尚、フツ素塗布量は、乾燥後の固形分量を示す。又、硬
度は厚み30mm、密度0.025g/ccのウレタンフオーム上
に、本発明にて作成した表装材を載せ、φ20mmの半球子
で50mm/分のスピードで圧縮した時の5mm圧縮時荷重値
を示した。
度は厚み30mm、密度0.025g/ccのウレタンフオーム上
に、本発明にて作成した表装材を載せ、φ20mmの半球子
で50mm/分のスピードで圧縮した時の5mm圧縮時荷重値
を示した。
更に表装材の25mm幅のサンプルの端末を表皮材とフオー
ム層を分離し、引張り速度200mm/minで引張ることによ
り、表皮材とフオーム層の密着強度を測定した。用いた
ポリウレタンフオームの物性は引張伸び95%、引張強さ
1.41kgf/cm2、引裂強さ0.73kgf/cmであり、通常表皮
材のバツキング材として用いられる素材としては十分な
強度を有する。従つてNO.1〜3の密着強度が「フオー
ム破壊」するレベルであつたことから、実用上十分な密
着強度が得られていることがわかる。
ム層を分離し、引張り速度200mm/minで引張ることによ
り、表皮材とフオーム層の密着強度を測定した。用いた
ポリウレタンフオームの物性は引張伸び95%、引張強さ
1.41kgf/cm2、引裂強さ0.73kgf/cmであり、通常表皮
材のバツキング材として用いられる素材としては十分な
強度を有する。従つてNO.1〜3の密着強度が「フオー
ム破壊」するレベルであつたことから、実用上十分な密
着強度が得られていることがわかる。
第1表からわかる様に、フアブリツクへのフツ素塗布量
を調整することにより、ポリウレタンのフアブリツクへ
の含浸量を調整でき、その結果、フアブリツクの風合い
を種々にアレンジすることができる。
を調整することにより、ポリウレタンのフアブリツクへ
の含浸量を調整でき、その結果、フアブリツクの風合い
を種々にアレンジすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/12 7639−4F // B60R 13/02 B E04F 13/18 A 9127−2E B29K 27:12 75:00 B29L 9:00 4F
Claims (1)
- 【請求項1】ポリウレタン発泡原液をシート状に塗布
し、発泡と同時に表皮材を載置一体化し、所定の厚みに
調整した2層積層構造物からなる表装材の製造方法にお
いて、表皮材の載置一体化の前に表皮材の裏面にフツ素
コーテイングすることを特徴とする表装材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129461A JPH0651298B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 表装材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2129461A JPH0651298B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 表装材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425458A JPH0425458A (ja) | 1992-01-29 |
| JPH0651298B2 true JPH0651298B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=15010068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2129461A Expired - Lifetime JPH0651298B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 表装材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651298B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3956896B2 (ja) | 2002-08-07 | 2007-08-08 | 株式会社デンソー | 電動モータ駆動装置 |
| JP4482326B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2010-06-16 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用内装部品 |
| FR2931127A1 (fr) * | 2008-05-14 | 2009-11-20 | Cera | Procede de realisation d'un composant de garnissage interieur de vehicule automobile |
| JP4931973B2 (ja) | 2009-08-31 | 2012-05-16 | 日本電産コパル株式会社 | モータ |
| CN102531217A (zh) * | 2011-12-31 | 2012-07-04 | 上海市城市建设设计研究总院 | 集约化污水深度处理组合池 |
| JP7322630B2 (ja) * | 2019-09-24 | 2023-08-08 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用内装材の製造方法 |
-
1990
- 1990-05-19 JP JP2129461A patent/JPH0651298B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0425458A (ja) | 1992-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8211529B2 (en) | Substrate provided with a dressing | |
| US6231940B1 (en) | Interior fixture or fitting part for vehicles and an associated production method | |
| US7833596B2 (en) | Plastic floor covering and method for obtaining same | |
| EP0266224B1 (en) | Process for the manufacture of laminated elements | |
| EP0231013B1 (en) | Laminated structure for interior finishing materials, and method of production | |
| US5512233A (en) | Method of making a panel with a spray formed skin | |
| US4721642A (en) | Article having adhered, velvety polyurethane resin foam-coated pile as a surface decoration | |
| US6821597B1 (en) | Method for manufacturing a sound insulating structure and the structure produced thereby | |
| JP3502407B2 (ja) | クッション材及びその製造方法 | |
| US6426130B2 (en) | Moldable pressure sensitive adhesive for automotive trim panels | |
| JPH0425458A (ja) | 表装材の製造方法 | |
| GB1505213A (en) | Laminated self-supporting automotive headliner | |
| US20050037190A1 (en) | Shelf liner | |
| DE3851863D1 (de) | Verformbares textiles Flächengebilde zur Verkleidung lärmbelasteter Räume und Verfahren zu seiner Herstellung. | |
| JPH0551882A (ja) | 成型用シート物 | |
| JPH049162Y2 (ja) | ||
| JP3452433B2 (ja) | 合成皮革及びその製造方法 | |
| JPH11156976A (ja) | 車輛内装用表皮材 | |
| CA1337111C (en) | Surface layer of interior article | |
| US3615971A (en) | Method of making a synthetic suede covered composite article | |
| AU620440B2 (en) | Method for the manufacture of laminated elements | |
| JP3085548B2 (ja) | 皮革様シート状物積層体およびその成型体 | |
| JPH0618722B2 (ja) | 積層内装材の製造方法 | |
| JP2841350B2 (ja) | 加飾部材付内装材およびその製造方法 | |
| JPH0380096B2 (ja) |