JPH0651339A - 空間光変調素子及びその製造方法 - Google Patents
空間光変調素子及びその製造方法Info
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- JPH0651339A JPH0651339A JP4203358A JP20335892A JPH0651339A JP H0651339 A JPH0651339 A JP H0651339A JP 4203358 A JP4203358 A JP 4203358A JP 20335892 A JP20335892 A JP 20335892A JP H0651339 A JPH0651339 A JP H0651339A
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- light
- light modulator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 投写型ディスプレイ、あるいは光演算装置に
用いられる空間光変調素子に関し、解像度を保持した高
解像度な書き込みを実行できる構成及び製造方法を提供
する。 【構成】 空間光変調素子1は、透明電極3、光導電層
4、導電性電極5、光変調層6、透明電極3’を対向す
る基板で挟んだ構造であり、光導電層4側の基板とし
て、光伝搬路を形成した基板を用いるもので、例えば、
光ファイバープレートを用いる。書き込み光を光ファイ
バープレート2に密着したCRTから与えることによ
り、CRT面上の解像度を保持した高解像度な書き込み
を実行できる。
用いられる空間光変調素子に関し、解像度を保持した高
解像度な書き込みを実行できる構成及び製造方法を提供
する。 【構成】 空間光変調素子1は、透明電極3、光導電層
4、導電性電極5、光変調層6、透明電極3’を対向す
る基板で挟んだ構造であり、光導電層4側の基板とし
て、光伝搬路を形成した基板を用いるもので、例えば、
光ファイバープレートを用いる。書き込み光を光ファイ
バープレート2に密着したCRTから与えることによ
り、CRT面上の解像度を保持した高解像度な書き込み
を実行できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投写型ディスプレイ、
ホログラフィ−テレビジョンあるいは光演算装置に用い
られる空間光変調素子及びその製造方法に関するもので
ある。
ホログラフィ−テレビジョンあるいは光演算装置に用い
られる空間光変調素子及びその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】大画面、高密度画素からなる高品位テレ
ビが様々な方式で開発され実用化されている。中でも従
来のブラウン管方式に変わって液晶技術を使った投写型
ディスプレイの開発が盛んである。ブラウン管方式であ
ると高密度画素に対して画面の輝度が低下し暗くなる。
またブラウン管自身、大型化が困難である。トランジス
タ駆動方式の液晶素子による投写型ディスプレイ装置は
有力な方法ではあるが、開口率が大きくならないこと、
素子が高価であることが欠点として上げられている。一
方CRTを入力装置として空間光変調素子と組み合わせ
た方式は、従来より素子形状が簡単で且つCRTと空間
光変調素子の利点を組み合わせた装置として注目されて
いる(特開平3−21925号公報)。これは、特開平
3−21925号公報の図1に示されているように、C
RTからの書き込み画像をレンズ系により空間光変調素
子の書き込み面に結像させ、出力像をスクリーンに投射
するものである。近年は高感度な受光層アモルファスシ
リコン材料と、液晶を組合せ100インチ以上の大画面
で動画像を映し出すことが可能となった。また液晶材料
も高速応答可能な強誘電性液晶を用いて、より高解像度
な空間光変調素子ができるようになった。この素子は強
誘電性液晶の持つメモリ−性と2値化特性を使い、次世
代の並列演算装置、光コンピュ−ティング装置の核とし
ても期待されている。
ビが様々な方式で開発され実用化されている。中でも従
来のブラウン管方式に変わって液晶技術を使った投写型
ディスプレイの開発が盛んである。ブラウン管方式であ
ると高密度画素に対して画面の輝度が低下し暗くなる。
またブラウン管自身、大型化が困難である。トランジス
タ駆動方式の液晶素子による投写型ディスプレイ装置は
有力な方法ではあるが、開口率が大きくならないこと、
素子が高価であることが欠点として上げられている。一
方CRTを入力装置として空間光変調素子と組み合わせ
た方式は、従来より素子形状が簡単で且つCRTと空間
光変調素子の利点を組み合わせた装置として注目されて
いる(特開平3−21925号公報)。これは、特開平
3−21925号公報の図1に示されているように、C
RTからの書き込み画像をレンズ系により空間光変調素
子の書き込み面に結像させ、出力像をスクリーンに投射
するものである。近年は高感度な受光層アモルファスシ
リコン材料と、液晶を組合せ100インチ以上の大画面
で動画像を映し出すことが可能となった。また液晶材料
も高速応答可能な強誘電性液晶を用いて、より高解像度
な空間光変調素子ができるようになった。この素子は強
誘電性液晶の持つメモリ−性と2値化特性を使い、次世
代の並列演算装置、光コンピュ−ティング装置の核とし
ても期待されている。
【0003】また、3次元立体動画映像を眼鏡なしに見
ることのできる装置としてホログラフィ−テレビジョン
が注目されている。特に書換え可能なホログラム記録媒
体としても空間光変調素子は期待され、今後200lp
/mmが実現されることが望まれている。現在、光導電
層と強誘電性液晶層からなる光書き込み型空間光変調素
子の解像度は数十〜百数十lp/mmとなることが報告
されている(応用物理学会予稿集 1990年 26a
−H−9)。
ることのできる装置としてホログラフィ−テレビジョン
が注目されている。特に書換え可能なホログラム記録媒
体としても空間光変調素子は期待され、今後200lp
/mmが実現されることが望まれている。現在、光導電
層と強誘電性液晶層からなる光書き込み型空間光変調素
子の解像度は数十〜百数十lp/mmとなることが報告
されている(応用物理学会予稿集 1990年 26a
−H−9)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】より多数の情報を扱う
素子に光書き込みを行う場合、情報を高密度に書き込む
手段が重要となる。従来の空間光変調素子は、対向する
ガラス基板により光導電層及び液晶層を挟んだ構造をな
す。従って、高密度CRTにより光書き込みを行う場
合、CRTの蛍光面と、空間光変調素子の光導電層の間
には、CRTのブラウン管及び空間光変調素子のガラス
基板の厚さを加えた約2mm以上のギャップが生じる。
蛍光面からの出射光は等方的に広がるため、約2mmの
ギャップを伝搬する間にクロストーク、すなわち異なる
画素からの出力光が光導電層上で互いに重なり合う現象
が生じてしまい、高解像度を保持したまま書き込めない
という問題があった。また、CRTの出力光をレンズを
用いた光学系により光導電層に縮小結像させる方法もあ
るが、装置を小型化できない欠点があった。
素子に光書き込みを行う場合、情報を高密度に書き込む
手段が重要となる。従来の空間光変調素子は、対向する
ガラス基板により光導電層及び液晶層を挟んだ構造をな
す。従って、高密度CRTにより光書き込みを行う場
合、CRTの蛍光面と、空間光変調素子の光導電層の間
には、CRTのブラウン管及び空間光変調素子のガラス
基板の厚さを加えた約2mm以上のギャップが生じる。
蛍光面からの出射光は等方的に広がるため、約2mmの
ギャップを伝搬する間にクロストーク、すなわち異なる
画素からの出力光が光導電層上で互いに重なり合う現象
が生じてしまい、高解像度を保持したまま書き込めない
という問題があった。また、CRTの出力光をレンズを
用いた光学系により光導電層に縮小結像させる方法もあ
るが、装置を小型化できない欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明の空間光変調素子は、少なく
とも、光導電層と光変調層を対向する第1及び第2の基
板で挟んだ構造をなす空間光変調素子において、光導電
層をその一方の面に形成する第1の基板が、光導電層を
形成する面に対向する片面に照射された光を光導電層へ
伝搬する複数の光伝搬路を具備することを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明の空間光変調素子は、少なく
とも、光導電層と光変調層を対向する第1及び第2の基
板で挟んだ構造をなす空間光変調素子において、光導電
層をその一方の面に形成する第1の基板が、光導電層を
形成する面に対向する片面に照射された光を光導電層へ
伝搬する複数の光伝搬路を具備することを特徴とする。
【0006】また、請求項7に記載の発明の空間光変調
素子の製造方法は、光伝搬路を形成した第1の基板を、
すべての光伝搬路の光入射面及び光出射面を通過しない
ように切断後、第1の断片の切断面と異なる面に空間光
変調素子を形成し、第2の断片の切断面と異なる面に発
光層もしくは第2の空間光変調素子を形成後、前記第1
及び第2の前記切断面を互いに接合することを特徴とす
る。
素子の製造方法は、光伝搬路を形成した第1の基板を、
すべての光伝搬路の光入射面及び光出射面を通過しない
ように切断後、第1の断片の切断面と異なる面に空間光
変調素子を形成し、第2の断片の切断面と異なる面に発
光層もしくは第2の空間光変調素子を形成後、前記第1
及び第2の前記切断面を互いに接合することを特徴とす
る。
【0007】さらに請求項8に記載の発明の空間光変調
素子は、少なくとも、光導電層と光変調層を対向する第
1及び第2の基板で挟んだ構造をなす空間光変調素子に
おいて、光導電層をその一方の面に形成する第1の基板
と、光書き込み手段との間に、複数の光伝搬路を形成し
た第3の基板を設けることを特徴とする
素子は、少なくとも、光導電層と光変調層を対向する第
1及び第2の基板で挟んだ構造をなす空間光変調素子に
おいて、光導電層をその一方の面に形成する第1の基板
と、光書き込み手段との間に、複数の光伝搬路を形成し
た第3の基板を設けることを特徴とする
【0008】
【作用】従来例では、蛍光面と空間光変調素子の光導電
層間のギャップを通過する際にクロストークを生じてい
た。請求項1に記載の発明の空間光変調素子は、光伝搬
路を形成した基板上に空間光変調素子を構成する。光伝
搬路に入射した光は、他の光伝搬路に入射した光とクロ
ストークすることなく光導電層に入力する。従って、C
RTの書き込みピッチ(解像度)に対して、光伝搬路の
ピッチを一致させるか、もしくは光伝搬路のピッチを十
分小さく形成することにより、CRTの解像度を保持し
たまま空間光変調素子に書き込むことが可能となる。
層間のギャップを通過する際にクロストークを生じてい
た。請求項1に記載の発明の空間光変調素子は、光伝搬
路を形成した基板上に空間光変調素子を構成する。光伝
搬路に入射した光は、他の光伝搬路に入射した光とクロ
ストークすることなく光導電層に入力する。従って、C
RTの書き込みピッチ(解像度)に対して、光伝搬路の
ピッチを一致させるか、もしくは光伝搬路のピッチを十
分小さく形成することにより、CRTの解像度を保持し
たまま空間光変調素子に書き込むことが可能となる。
【0009】また、光伝搬路を形成した基板の光導電層
を形成する面に対向する片面に発光層を具備することに
より、装置の一体化が図れ、構成が簡単になる。さらに
発光部と光伝搬路が密着するため、光を高効率に利用で
きる。
を形成する面に対向する片面に発光層を具備することに
より、装置の一体化が図れ、構成が簡単になる。さらに
発光部と光伝搬路が密着するため、光を高効率に利用で
きる。
【0010】また、光伝搬路を形成した基板の光導電層
を形成する面に対向する片面に発光層を形成後、発光層
側を真空管に封入し、電子ビームの照射により発光させ
ることにより、従来の撮像管に見られる高解像度な書き
込みができ、さらに発光層からの出力光を密着した光伝
搬路により光導電層に導くため、高解像度を完全に保持
した状態で書き込みが可能である。
を形成する面に対向する片面に発光層を形成後、発光層
側を真空管に封入し、電子ビームの照射により発光させ
ることにより、従来の撮像管に見られる高解像度な書き
込みができ、さらに発光層からの出力光を密着した光伝
搬路により光導電層に導くため、高解像度を完全に保持
した状態で書き込みが可能である。
【0011】また、ブラックマトリックスを発光層に具
備することにより、電子ビームが発光層に入射するピッ
チをビーム径以下にすることができ、より高解像度な書
き込みを実現できる。
備することにより、電子ビームが発光層に入射するピッ
チをビーム径以下にすることができ、より高解像度な書
き込みを実現できる。
【0012】また、光伝搬路を形成した基板の光導電層
を形成していない片面に第2の空間光変調素子を具備す
ることにより、高解像に空間光変調素子の出力を書き込
むことができる。
を形成していない片面に第2の空間光変調素子を具備す
ることにより、高解像に空間光変調素子の出力を書き込
むことができる。
【0013】また、請求項7に記載の発明の空間光変調
素子の作製方法は、すべての光伝搬路の光入射面及び光
出射面を通過しないように前記光伝搬路を形成した基板
を切断後、一方の断片の切断面と異なる面に空間光変調
素子を形成し、他の断片の切断面と異なる面に発光層も
しくは第2の空間光変調素子を形成後、切断面を接合す
る。従って、例えば発光層の作製条件(温度、作製雰囲
気等)と、空間光変調素子の作製条件が大きく異なるよ
うな場合でも、一体化が可能となる。
素子の作製方法は、すべての光伝搬路の光入射面及び光
出射面を通過しないように前記光伝搬路を形成した基板
を切断後、一方の断片の切断面と異なる面に空間光変調
素子を形成し、他の断片の切断面と異なる面に発光層も
しくは第2の空間光変調素子を形成後、切断面を接合す
る。従って、例えば発光層の作製条件(温度、作製雰囲
気等)と、空間光変調素子の作製条件が大きく異なるよ
うな場合でも、一体化が可能となる。
【0014】また、請求項8に記載の発明の空間光変調
素子は、レンズアレイのような結像作用を持つ基板を用
いて光導電層へ照射光を導くことが可能となる。
素子は、レンズアレイのような結像作用を持つ基板を用
いて光導電層へ照射光を導くことが可能となる。
【0015】このとき、平板マイクロレンズアレイを第
3の基板として用いることにより、光を高効率に利用で
きる。
3の基板として用いることにより、光を高効率に利用で
きる。
【0016】また、屈折率分布型ロッドレンズアレイを
第3の基板として用いることにより、装置の簡略化が図
れ、かつ高解像度な書き込みを実現できる。
第3の基板として用いることにより、装置の簡略化が図
れ、かつ高解像度な書き込みを実現できる。
【0017】また、光伝搬路の間に遮光部を形成するこ
とにより、CRTからの不要な光が光導電層に入射する
ことを防止し、高い解像度を保持できる。
とにより、CRTからの不要な光が光導電層に入射する
ことを防止し、高い解像度を保持できる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明に係る空間光変
調素子の断面図である。この空間光変調素子1は、光フ
ァイバープレート2上に、透明電極3、光導電層4、導
電性電極5、光変調層6、透明電極3’を順次積層し、
基板7で挟んだ構造をなす。光ファイバープレート2
は、複数の光ファイバー8を束ねた構造で、各光ファイ
バーの間隙に遮光部9を有する。光ファイバーのコアの
径は例えば2〜50μm程度であり、書き込み光の解像
度及び、導電性電極の大きさに応じて決定すればよい。
調素子の断面図である。この空間光変調素子1は、光フ
ァイバープレート2上に、透明電極3、光導電層4、導
電性電極5、光変調層6、透明電極3’を順次積層し、
基板7で挟んだ構造をなす。光ファイバープレート2
は、複数の光ファイバー8を束ねた構造で、各光ファイ
バーの間隙に遮光部9を有する。光ファイバーのコアの
径は例えば2〜50μm程度であり、書き込み光の解像
度及び、導電性電極の大きさに応じて決定すればよい。
【0020】透明電極3及び3’としては例えば0.0
5〜0.5μm厚のITO等の透明電極材料をスパッタ
法を用いて成膜し形成した。
5〜0.5μm厚のITO等の透明電極材料をスパッタ
法を用いて成膜し形成した。
【0021】光導電層4として、例えばp/i/nダイ
オード構造の水素化アモルファスシリコン(以下a−S
i:Hと称する)膜を、それぞれボロン400ppmを
添加したp型a−Si:H膜を1000Å、無添加のi
型a−Si:H膜を1.7μm、リンを50ppm添加
したn型a−Si:H膜を2000Åと全膜厚2μm程
度になるように、プラズマCVD法を用いて積層して形
成した。
オード構造の水素化アモルファスシリコン(以下a−S
i:Hと称する)膜を、それぞれボロン400ppmを
添加したp型a−Si:H膜を1000Å、無添加のi
型a−Si:H膜を1.7μm、リンを50ppm添加
したn型a−Si:H膜を2000Åと全膜厚2μm程
度になるように、プラズマCVD法を用いて積層して形
成した。
【0022】尚光導電層は、光の入射により電気伝導度
が大きくなる物質であればよく、例えば、CdS,Cd
Te,CdSe,ZnS,ZnSe,GaAs,Ga
N,GaP,GaAlAs,InP等の化合物半導体、
Se,SeTe,AsSe等の非晶質半導体、Si,G
e,Si1-xCx,Si1-xGex,Ge1-xCx(0<x<1)の
多結晶または非晶質半導体、また、(1)フタロシアニ
ン顔料(以下「Pc」と略す)、無金属Pc,XPc
(X=Cu,Ni,Co,TiO,Mg,Si(OH)
2等)、AlClPcCl,TiOClPcCl,In
ClPcCl,InClPc,InBrPcBrなど、
(2)モノアゾ色素,ジスアゾ色素等のアゾ系色素、
(3)ペニレン酸無水化物およびペニレン酸イミドなど
のペニレン系顔料、(4)インジゴイド染料、(5)キ
ナクリドン顔料、(6)アントラキノン類、ピレンキノ
ン類などの多環キノン類、(7)シアニン色素、(8)
キサンテン染料、(9)PVK/TNFなどの電荷移動
錯体、(10)ビリリウム塩染料とポリカーボネイト樹
脂から形成される共晶錯体、(11)アズレニウム塩化
合物など有機半導体、等を用いてもよい。また、非晶質
のSi,Ge,Si1-xCx,Si1-xGex,Ge1-xCx
(以下、a−Si,a−Ge,a−Si1-xCx,a−S
i1-xGex,a−Ge1-xCxのように略す)を光導電層
に使用する場合は、水素またはハロゲン元素を含めるこ
とも好ましく、誘電率を小さくする目的および抵抗率を
増加する目的で、酸素または窒素を含めても好ましい。
抵抗率を制御するために、p型不純物であるB,Al,
Gaなどの元素を添加するか、またはn型不純物である
P,As,Sbなどの元素を添加することも好ましい。
このように不純物を添加した非晶質材料を積層してp/
n型,p/i型,i/n型,p/i/n型などの接合を
形成し、光導電層内に空乏層を形成することにより、誘
電率および暗抵抗または動作電圧極性を制御することが
可能である。また、非晶質材料だけでなく、上記の材料
を2種類以上積層してヘテロ接合を形成することによっ
て、光導電層内に空乏層を形成してもよい。
が大きくなる物質であればよく、例えば、CdS,Cd
Te,CdSe,ZnS,ZnSe,GaAs,Ga
N,GaP,GaAlAs,InP等の化合物半導体、
Se,SeTe,AsSe等の非晶質半導体、Si,G
e,Si1-xCx,Si1-xGex,Ge1-xCx(0<x<1)の
多結晶または非晶質半導体、また、(1)フタロシアニ
ン顔料(以下「Pc」と略す)、無金属Pc,XPc
(X=Cu,Ni,Co,TiO,Mg,Si(OH)
2等)、AlClPcCl,TiOClPcCl,In
ClPcCl,InClPc,InBrPcBrなど、
(2)モノアゾ色素,ジスアゾ色素等のアゾ系色素、
(3)ペニレン酸無水化物およびペニレン酸イミドなど
のペニレン系顔料、(4)インジゴイド染料、(5)キ
ナクリドン顔料、(6)アントラキノン類、ピレンキノ
ン類などの多環キノン類、(7)シアニン色素、(8)
キサンテン染料、(9)PVK/TNFなどの電荷移動
錯体、(10)ビリリウム塩染料とポリカーボネイト樹
脂から形成される共晶錯体、(11)アズレニウム塩化
合物など有機半導体、等を用いてもよい。また、非晶質
のSi,Ge,Si1-xCx,Si1-xGex,Ge1-xCx
(以下、a−Si,a−Ge,a−Si1-xCx,a−S
i1-xGex,a−Ge1-xCxのように略す)を光導電層
に使用する場合は、水素またはハロゲン元素を含めるこ
とも好ましく、誘電率を小さくする目的および抵抗率を
増加する目的で、酸素または窒素を含めても好ましい。
抵抗率を制御するために、p型不純物であるB,Al,
Gaなどの元素を添加するか、またはn型不純物である
P,As,Sbなどの元素を添加することも好ましい。
このように不純物を添加した非晶質材料を積層してp/
n型,p/i型,i/n型,p/i/n型などの接合を
形成し、光導電層内に空乏層を形成することにより、誘
電率および暗抵抗または動作電圧極性を制御することが
可能である。また、非晶質材料だけでなく、上記の材料
を2種類以上積層してヘテロ接合を形成することによっ
て、光導電層内に空乏層を形成してもよい。
【0023】導電性電極5は、反射機能を有するもの
で、例えばアルミニウムを電子ビーム蒸着法等により、
20μm角、25μmピッチ、画素数1000×100
0、厚さ500〜1000Åに形成した。光変調層6と
して、配向膜により分子が素子の厚さ方向と平行になる
ように配向された強誘電性液晶を形成した。基板7とし
ては例えばガラス基板を用いた。
で、例えばアルミニウムを電子ビーム蒸着法等により、
20μm角、25μmピッチ、画素数1000×100
0、厚さ500〜1000Åに形成した。光変調層6と
して、配向膜により分子が素子の厚さ方向と平行になる
ように配向された強誘電性液晶を形成した。基板7とし
ては例えばガラス基板を用いた。
【0024】次に本発明の空間光変調素子1の駆動方法
について説明する。空間光変調素子1は透明電極3及び
3’間に交流パルス電圧を印加することで駆動する。負
のパルス電圧印加時(pin構造のa-Si:Hに対して逆バイ
アス)には、電圧降下は光導電層4で起こる。このと
き、書き込み光が光ファイバープレート2を通過し、光
導電層4へ入射すると、入射光量に応じた光電流が発生
し、導電性電極5に集められる。その結果、導電性電極
5の形成された部分の強誘電性液晶からなる光変調層6
に印加される電界強度が増加する。強誘電性液晶は印加
電界強度がある一定の閾値以上でOFF状態からON状態へ
反転する性質を持つ。従って、入射光量の総和が閾値を
充足する場合に限り、強誘電性液晶はON状態へと変化
し、閾値以下の入射光量ではOFF状態を保持する。負の
パルス電圧が除去された後も、強誘電性液晶はそのメモ
リー機能により状態を保持し、この期間に光出力の読み
だしを実行する。演算結果は、直線偏光の読み出し光を
強誘電性液晶側から入力し、導電性電極5による反射光
を、書き込み光に対しクロスニコルの検光子を通過させ
ることにより得られる。正のパルス電圧を印加すること
により強誘電性液晶はOFF状態に初期化される。このよ
うに素子の駆動は、正のパルス印加時の初期化及び負の
パルス印加時の書き込み−読み出しからなり、1サイク
ルが約300μsecの高速動作が可能である。
について説明する。空間光変調素子1は透明電極3及び
3’間に交流パルス電圧を印加することで駆動する。負
のパルス電圧印加時(pin構造のa-Si:Hに対して逆バイ
アス)には、電圧降下は光導電層4で起こる。このと
き、書き込み光が光ファイバープレート2を通過し、光
導電層4へ入射すると、入射光量に応じた光電流が発生
し、導電性電極5に集められる。その結果、導電性電極
5の形成された部分の強誘電性液晶からなる光変調層6
に印加される電界強度が増加する。強誘電性液晶は印加
電界強度がある一定の閾値以上でOFF状態からON状態へ
反転する性質を持つ。従って、入射光量の総和が閾値を
充足する場合に限り、強誘電性液晶はON状態へと変化
し、閾値以下の入射光量ではOFF状態を保持する。負の
パルス電圧が除去された後も、強誘電性液晶はそのメモ
リー機能により状態を保持し、この期間に光出力の読み
だしを実行する。演算結果は、直線偏光の読み出し光を
強誘電性液晶側から入力し、導電性電極5による反射光
を、書き込み光に対しクロスニコルの検光子を通過させ
ることにより得られる。正のパルス電圧を印加すること
により強誘電性液晶はOFF状態に初期化される。このよ
うに素子の駆動は、正のパルス印加時の初期化及び負の
パルス印加時の書き込み−読み出しからなり、1サイク
ルが約300μsecの高速動作が可能である。
【0025】本発明の空間光変調素子1に、例えばCR
Tを用いて光書き込みを実行する場合、CRTを光ファ
イバープレート2に密着すればよい。するとCRTの各
画素からの出力光は光ファイバー8に導かれ光導電層4
に入射するので、CRTの解像度を保持したまま光書き
込みが可能となる。また、光ファイバー間には遮光部9
が設けてあるため、光ファイバー8に入射しなかった光
が、光導電層4に入力し解像度を劣化することはない。
従来の光ファイバープレートを使用しない空間光変調素
子と比較したところ、本実施例の空間光変調素子1を用
いた場合には鮮明な画像が得られることを確認した。
Tを用いて光書き込みを実行する場合、CRTを光ファ
イバープレート2に密着すればよい。するとCRTの各
画素からの出力光は光ファイバー8に導かれ光導電層4
に入射するので、CRTの解像度を保持したまま光書き
込みが可能となる。また、光ファイバー間には遮光部9
が設けてあるため、光ファイバー8に入射しなかった光
が、光導電層4に入力し解像度を劣化することはない。
従来の光ファイバープレートを使用しない空間光変調素
子と比較したところ、本実施例の空間光変調素子1を用
いた場合には鮮明な画像が得られることを確認した。
【0026】(実施例2)図2は、本発明に係る空間光
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子10は、変調部11、光書き込み部12に機
能上分離でき、遮光部9を有するファイバープレート2
上に形成した発光層13が真空管14に封入されている
点が特徴である。以下に、本実施例の空間光変調素子1
0の動作を説明する。発光層13は、真空管14内の電
子銃15からの電子ビーム16の照射により発光する。
発光した光は光ファイバープレート2を構成する光ファ
イバー8により光導電層4へ導かれる。発光層13とし
ては、発光スペクトルが光導電層4の受光感度が大きい
500nm〜650nmであればよく、例えばブラウン
管用蛍光体であるGd2O2S:Tb3+、Y2O2S:Tb
3+、Y3Al5O12:Tb3+、YVO4:Eu3+、Y
2O3:Eu3+、Y2O2S:Eu3+、ZnS:Mn2+、等
を用いることができる。発光層13の発光強度は電子ビ
ーム16の電流密度に比例し、また解像度は電子ビーム
16のスポット径に依存する。従って、電子ビーム16
は電流密度が大きく、スポット径ができる限り小さいこ
とが望ましい。本実施例の空間光変調素子では、発光層
13にブラックマトリックス17を形成することによ
り、電子ビームの径より小さいピッチで書き込みが可能
である。この様子を図3により説明する。いま電子ビー
ム径をr、ブラックマトリックスの開口部の径をd(<
r)、ピッチをlとする。ブラックマトリックスが存在
しない場合には、書き込みピッチは、rである。しか
し、これらが(数1)の関係を満たすことにより場合に
は、書き込みピッチをl(μm)とすることができる。
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子10は、変調部11、光書き込み部12に機
能上分離でき、遮光部9を有するファイバープレート2
上に形成した発光層13が真空管14に封入されている
点が特徴である。以下に、本実施例の空間光変調素子1
0の動作を説明する。発光層13は、真空管14内の電
子銃15からの電子ビーム16の照射により発光する。
発光した光は光ファイバープレート2を構成する光ファ
イバー8により光導電層4へ導かれる。発光層13とし
ては、発光スペクトルが光導電層4の受光感度が大きい
500nm〜650nmであればよく、例えばブラウン
管用蛍光体であるGd2O2S:Tb3+、Y2O2S:Tb
3+、Y3Al5O12:Tb3+、YVO4:Eu3+、Y
2O3:Eu3+、Y2O2S:Eu3+、ZnS:Mn2+、等
を用いることができる。発光層13の発光強度は電子ビ
ーム16の電流密度に比例し、また解像度は電子ビーム
16のスポット径に依存する。従って、電子ビーム16
は電流密度が大きく、スポット径ができる限り小さいこ
とが望ましい。本実施例の空間光変調素子では、発光層
13にブラックマトリックス17を形成することによ
り、電子ビームの径より小さいピッチで書き込みが可能
である。この様子を図3により説明する。いま電子ビー
ム径をr、ブラックマトリックスの開口部の径をd(<
r)、ピッチをlとする。ブラックマトリックスが存在
しない場合には、書き込みピッチは、rである。しか
し、これらが(数1)の関係を満たすことにより場合に
は、書き込みピッチをl(μm)とすることができる。
【0027】
【数1】
【0028】従ってブラックマトリックス17を発光層
13上に設けることにより、解像度を更に向上できる。
13上に設けることにより、解像度を更に向上できる。
【0029】本実施例の空間光変調素子は、以下の手順
で作成される。 (1)光ファイバープレートを光ファイバーの光伝搬方
向に対して例えば垂直に切断し、切断片2’、2”を作
成する。
で作成される。 (1)光ファイバープレートを光ファイバーの光伝搬方
向に対して例えば垂直に切断し、切断片2’、2”を作
成する。
【0030】(2)ファイバーの光出射側が切断面であ
る切断片2’の光入射側に発光層13を形成し、真空管
14に封入し光書き込み部12を作成する。
る切断片2’の光入射側に発光層13を形成し、真空管
14に封入し光書き込み部12を作成する。
【0031】(3)他方の切断片2”の光出射側に透明
電極3、光導電層4、導電性電極5、光変調層6、透明
電極3’を順次積層し、基板7で挟むことにより光変調
部11を作成する。
電極3、光導電層4、導電性電極5、光変調層6、透明
電極3’を順次積層し、基板7で挟むことにより光変調
部11を作成する。
【0032】(4)(2)、(3)で作成した、光変調
部11及び光書き込み部12を再び切断面で接合するこ
とにより空間光変調素子を構成した。
部11及び光書き込み部12を再び切断面で接合するこ
とにより空間光変調素子を構成した。
【0033】本空間光変調素子の作成方法は以下の利点
を有する。(1)変調部11、及び光書き込み部12を
独立に作成できるため、両者の作成温度、雰囲気等が大
きく異なる場合でも、空間光変調素子として一体化でき
る。従って、作成条件に左右されることなく、個々の特
性が最適な材料を組み合わせることが可能となる。
(2)異なる光ファイバープレート同士を接合する場合
には、個々の光ファイバープレートにより、ファイバー
のピッチ、径が若干異なることが考えられる。しかし本
実施例の作成方法では、一つの光ファイバープレートを
切断後、再度接合するので、接合面におけるファイバー
のピッチ、径が揃っておりアライメントが容易でかつ結
合時の不整合を小さくできる。
を有する。(1)変調部11、及び光書き込み部12を
独立に作成できるため、両者の作成温度、雰囲気等が大
きく異なる場合でも、空間光変調素子として一体化でき
る。従って、作成条件に左右されることなく、個々の特
性が最適な材料を組み合わせることが可能となる。
(2)異なる光ファイバープレート同士を接合する場合
には、個々の光ファイバープレートにより、ファイバー
のピッチ、径が若干異なることが考えられる。しかし本
実施例の作成方法では、一つの光ファイバープレートを
切断後、再度接合するので、接合面におけるファイバー
のピッチ、径が揃っておりアライメントが容易でかつ結
合時の不整合を小さくできる。
【0034】(実施例3)図4は、本発明に係る空間光
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子18の基本的な構成は実施例1と同様である
が、光ファイバープレート2に密着して、第2の空間光
変調素子19を有する。この空間光変調素子では、空間
光変調素子19からの書き込み光を光ファイバープレー
ト2を介して光導電層4に導くため、空間光変調素子1
9の有する解像度を保持した書き込みが可能である。な
お、空間光変調素子19は、光書き込み、電気書き込
み、また、自発光型、外部発光型の何れでもよい。本実
施例の空間光変調素子により、高解像度な光書き込みが
実現できた。
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子18の基本的な構成は実施例1と同様である
が、光ファイバープレート2に密着して、第2の空間光
変調素子19を有する。この空間光変調素子では、空間
光変調素子19からの書き込み光を光ファイバープレー
ト2を介して光導電層4に導くため、空間光変調素子1
9の有する解像度を保持した書き込みが可能である。な
お、空間光変調素子19は、光書き込み、電気書き込
み、また、自発光型、外部発光型の何れでもよい。本実
施例の空間光変調素子により、高解像度な光書き込みが
実現できた。
【0035】(実施例4)図5は、本発明に係る空間光
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子20は、基板7、7’で光導電層4、光変調
層6を挟んだ構造であり、基本的動作は実施例1の空間
光変調素子1と同様であるが、書き込み手段CRT25
と基板7の間に光伝搬路を形成した基板として、平板マ
イクロレンズアレイ21を用いた点が特徴である。マイ
クロレンズ22は、例えばガラスやプラスチックなどの
平行基板に、屈折率を変化させるドーパントを例えばイ
オン交換法などにより選択拡散させることで形成した。
レンズ径は例えば約50μm、焦点距離は例えば約2m
mとした。本実施例の空間光変調素子20にCRT25
による光書き込みを実行したところ、従来の空間光変調
素子と比較して、鮮明で高解像度な像を読み出せること
が確認できた。
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子20は、基板7、7’で光導電層4、光変調
層6を挟んだ構造であり、基本的動作は実施例1の空間
光変調素子1と同様であるが、書き込み手段CRT25
と基板7の間に光伝搬路を形成した基板として、平板マ
イクロレンズアレイ21を用いた点が特徴である。マイ
クロレンズ22は、例えばガラスやプラスチックなどの
平行基板に、屈折率を変化させるドーパントを例えばイ
オン交換法などにより選択拡散させることで形成した。
レンズ径は例えば約50μm、焦点距離は例えば約2m
mとした。本実施例の空間光変調素子20にCRT25
による光書き込みを実行したところ、従来の空間光変調
素子と比較して、鮮明で高解像度な像を読み出せること
が確認できた。
【0036】(実施例5)図6は、本発明に係る空間光
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子23の基本的な構成は実施例4と同様である
が、光伝搬路を形成した基板として、屈折率分布型ロッ
ドレンズアレイ24が光書き込み手段であるCRT25
との間に形成されている点が特徴である。この屈折率分
布型ロッドレンズアレイ24は、例えばイオン交換法に
より作成した開口角6(deg)、直径1mm、長さ3
0mmのロッドレンズ26を2次元にアレイ化したもの
で、レンズ間に遮光部9として例えば黒色シリコン樹脂
を有している。ロッドレンズ26は、中心から周辺にか
けて放物線状の屈折率分布を有し、光はその中を一定の
周期を持って蛇行しながら進む。その蛇行周期に対し
て、正立等倍像を形成できるようにレンズの長さを設定
した。
変調素子の他の実施例の断面図である。本実施例の空間
光変調素子23の基本的な構成は実施例4と同様である
が、光伝搬路を形成した基板として、屈折率分布型ロッ
ドレンズアレイ24が光書き込み手段であるCRT25
との間に形成されている点が特徴である。この屈折率分
布型ロッドレンズアレイ24は、例えばイオン交換法に
より作成した開口角6(deg)、直径1mm、長さ3
0mmのロッドレンズ26を2次元にアレイ化したもの
で、レンズ間に遮光部9として例えば黒色シリコン樹脂
を有している。ロッドレンズ26は、中心から周辺にか
けて放物線状の屈折率分布を有し、光はその中を一定の
周期を持って蛇行しながら進む。その蛇行周期に対し
て、正立等倍像を形成できるようにレンズの長さを設定
した。
【0037】図7は、本発明に係る空間光変調素子23
を投射型ディスプレイに用いた実施例である。屈折率分
布型ロッドレンズアレイ24は、正立等倍像を形成でき
る。従って、レンズの物体面にCRT25を、像面に光
導電層4を配置することにより、CRTの解像度を保持
したまま、光書き込みが実現できる。また、従来例に比
べて光学系がコンパクトである点が大きな特徴である。
を投射型ディスプレイに用いた実施例である。屈折率分
布型ロッドレンズアレイ24は、正立等倍像を形成でき
る。従って、レンズの物体面にCRT25を、像面に光
導電層4を配置することにより、CRTの解像度を保持
したまま、光書き込みが実現できる。また、従来例に比
べて光学系がコンパクトである点が大きな特徴である。
【0038】本発明の空間光変調素子23の導電性電極
5は、20μm角の正方形であり、縦1000×横10
00のマトリックス状に配置されている。書き込み光と
して、CRT25に表示された画像が、屈折率分布型ロ
ッドレンズアレイ24により光導電層4上に結像させら
れる。光源27(メタルハライドランプ)からの読みだ
し光は、レンズ28、偏光ビ−ムスプリッタ29を介し
て空間光変調素子24に入射する。出力像は投射用レン
ズ30で拡大されスクリ−ン31に映し出される。この
投射型ディスプレイ装置は、以下の特徴を持つことを確
認できた。(1)100インチ相当の大きさに拡大した
像はスクリ−ン上で2500ル−メンの照度を持つ。
(2)1000×1000の高解像度の鮮明な画像であ
る。(3)コントラストは250:1である。(4)動
画像を出力したところビデオレ−トの動きに対して残像
はなく鮮明な高輝度画像が得られた。
5は、20μm角の正方形であり、縦1000×横10
00のマトリックス状に配置されている。書き込み光と
して、CRT25に表示された画像が、屈折率分布型ロ
ッドレンズアレイ24により光導電層4上に結像させら
れる。光源27(メタルハライドランプ)からの読みだ
し光は、レンズ28、偏光ビ−ムスプリッタ29を介し
て空間光変調素子24に入射する。出力像は投射用レン
ズ30で拡大されスクリ−ン31に映し出される。この
投射型ディスプレイ装置は、以下の特徴を持つことを確
認できた。(1)100インチ相当の大きさに拡大した
像はスクリ−ン上で2500ル−メンの照度を持つ。
(2)1000×1000の高解像度の鮮明な画像であ
る。(3)コントラストは250:1である。(4)動
画像を出力したところビデオレ−トの動きに対して残像
はなく鮮明な高輝度画像が得られた。
【0039】(実施例6)次に本発明の空間光変調素子
をホログラフィーテレビジョン装置として特性評価した
結果を説明する。図8は、空間光変調素子の評価に用い
たホログラフィーテレビジョン装置の概略構成図であ
る。実施例1に示した空間光変調素子1に光書き込みを
行なう手段として、He−Neレーザ34からのコヒー
レント光がハーフミラー35で分割されて、一方の光束
がハーフミラー35、レンズ28を介して被写体36を
通過しCCD37に照射され、他方の光束が、ハーフミ
ラー35を介してビームエキスパンダ38を通り、ハー
フミラー35を介してCCD37に参照光として照射さ
れ、CCD37の撮像面上に干渉縞パターンが形成され
る。干渉縞パターンの画像データは、電気信号変換部3
9を介してCRT25に転送され再生される。
をホログラフィーテレビジョン装置として特性評価した
結果を説明する。図8は、空間光変調素子の評価に用い
たホログラフィーテレビジョン装置の概略構成図であ
る。実施例1に示した空間光変調素子1に光書き込みを
行なう手段として、He−Neレーザ34からのコヒー
レント光がハーフミラー35で分割されて、一方の光束
がハーフミラー35、レンズ28を介して被写体36を
通過しCCD37に照射され、他方の光束が、ハーフミ
ラー35を介してビームエキスパンダ38を通り、ハー
フミラー35を介してCCD37に参照光として照射さ
れ、CCD37の撮像面上に干渉縞パターンが形成され
る。干渉縞パターンの画像データは、電気信号変換部3
9を介してCRT25に転送され再生される。
【0040】CRT25の画面上で再生された干渉縞パ
ターンの画像データは、本発明の空間光変調素子1に光
書き込みされ記録される。なお、空間光変調素子1の画
素パターンは、8μm角の画素が10μmピッチで32
00×3200=約107画素のものを使用した。
ターンの画像データは、本発明の空間光変調素子1に光
書き込みされ記録される。なお、空間光変調素子1の画
素パターンは、8μm角の画素が10μmピッチで32
00×3200=約107画素のものを使用した。
【0041】読みだし光は、He−Neレーザ34から
のコヒーレント光がレンズ28を通過し、偏光ビームス
プリッタ29を介して、空間光変調素子1に入力する。
変調された出力光は偏光ビームスプリッタ29、レンズ
28を通過して立体像として肉眼40で観察される。
のコヒーレント光がレンズ28を通過し、偏光ビームス
プリッタ29を介して、空間光変調素子1に入力する。
変調された出力光は偏光ビームスプリッタ29、レンズ
28を通過して立体像として肉眼40で観察される。
【0042】その結果、実時間表示される立体画像を再
生することができ、被写体36の動きを実時間ホログラ
ムで観察することができた。
生することができ、被写体36の動きを実時間ホログラ
ムで観察することができた。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、高解像度な光書き込み
が可能で、構成が簡略な空間光変調素子を提供でき、高
輝度、鮮明な大画面の映像を映し出す投写型ディスプレ
イ装置に適用できる。また単純な構成素子を少ない工程
で作製できるため素子を安価に提供できる。
が可能で、構成が簡略な空間光変調素子を提供でき、高
輝度、鮮明な大画面の映像を映し出す投写型ディスプレ
イ装置に適用できる。また単純な構成素子を少ない工程
で作製できるため素子を安価に提供できる。
【図1】本発明に係る空間光変調素子の一実施例の断面
図
図
【図2】本発明に係る空間光変調素子の他の実施例の断
面図
面図
【図3】本発明に係る一実施例の空間光変調素子におけ
るブラックマトリックスの効果の説明図
るブラックマトリックスの効果の説明図
【図4】本発明に係る空間光変調素子の他の実施例の断
面図
面図
【図5】本発明に係る空間光変調素子の他の実施例の断
面図
面図
【図6】本発明に係る空間光変調素子の他の実施例の断
面図
面図
【図7】本発明の空間光変調素子を用いて作製した投写
型ディスプレイ装置の模式図
型ディスプレイ装置の模式図
【図8】本発明に係る空間光変調素子を用いたホログラ
フィーテレビジョンの構成図
フィーテレビジョンの構成図
1 空間光変調素子 2 光ファイバープレート 3、3’ 透明電極 4 光導電層 5 導電性電極 6 光変調層 7、7’ 基板 8 光ファイバー 9 遮光部 10 空間光変調素子 11 変調部 12 光書き込み部 13 発光層 14 真空管 15 電子銃 16 電子ビーム 17 ブラックマトリックス 18 空間光変調素子 19 第2の空間光変調素子 20 空間光変調素子 21 平板マイクロレンズアレイ 22 マイクロレンズ 23 空間光変調素子 24 屈折率分布型ロッドレンズアレイ 25 CRT 26 屈折率分布型ロッドレンズ 27 光源 28 レンズ 29 偏光ビームスプリッタ 30 投射用レンズ 31 スクリーン 34 He−Neレーザ 35 ハーフミラー 36 被写体 37 CCD 38 ビームエキスパンダ 39 電気信号変換部 40 肉眼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 幸生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 朝山 純子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 久仁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡嶋 道生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】少なくとも、光導電層と光変調層を対向す
る第1及び第2の基板で挟んだ構造をなす空間光変調素
子において、前記光導電層をその一方の面に形成する前
記第1の基板が、前記光導電層を形成した面に対向する
片面に照射された光を前記光導電層へ伝搬する複数の光
伝搬路を具備することを特徴とする空間光変調素子。 - 【請求項2】第1の基板が光ファイバープレートである
ことを特徴とする請求項1に記載の空間光変調素子。 - 【請求項3】第1の基板の前記光導電層を形成した面に
対向する片面に、発光層を具備することを特徴とする請
求項1または2に記載の空間光変調素子。 - 【請求項4】空間光変調素子の前記発光層は、真空管に
封入され、電子ビームの照射により発光することを特徴
とする請求項1〜3のいずれかに記載の空間光変調素
子。 - 【請求項5】発光層がブラックマトリックスを具備する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空間
光変調素子。 - 【請求項6】第1の基板の前記光導電層を形成した面に
対向する片面に、第2の空間光変調素子を具備すること
を特徴とする請求項1または2に記載の空間光変調素
子。 - 【請求項7】光伝搬路を形成した前記第1の基板を、す
べての光伝搬路の光入射面及び光出射面を通過しないよ
うに切断後、第1の断片の切断面と異なる面に前記空間
光変調素子を形成し、第2の断片の切断面と異なる面に
発光層もしくは第2の空間光変調素子を形成後、前記第
1及び第2の前記切断面を互いに接合することを特徴と
する空間光変調素子の製造方法。 - 【請求項8】少なくとも、光導電層と光変調層を対向す
る第1及び第2の基板で挟んだ構造をなす空間光変調素
子において、前記光導電層をその一方の面に形成する前
記第1の基板と、光書き込み手段との間に、複数の光伝
搬路を形成した第3の基板を設けることを特徴とする空
間光変調素子。 - 【請求項9】第3の基板が、平板マイクロレンズアレイ
であることを特徴とする請求項8に記載の空間光変調素
子。 - 【請求項10】第3の基板が、屈折率分布型ロッドレン
ズアレイであることを特徴とする請求項8に記載の空間
光変調素子。 - 【請求項11】複数の光伝搬路を形成した基板に於て、
各前記光伝搬路の間隙に遮光部を有することを特徴とす
る請求項1〜6、8〜10のいずれかに記載の空間光変
調素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203358A JPH0651339A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 空間光変調素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4203358A JPH0651339A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 空間光変調素子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651339A true JPH0651339A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=16472713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4203358A Pending JPH0651339A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 空間光変調素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651339A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001066628A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Stanley Electric Co Ltd | 光アドレス方式のスイッチング素子 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP4203358A patent/JPH0651339A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001066628A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Stanley Electric Co Ltd | 光アドレス方式のスイッチング素子 |
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