JPH0651425U - 屋根の雪降ろし装置 - Google Patents
屋根の雪降ろし装置Info
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- JPH0651425U JPH0651425U JP9963591U JP9963591U JPH0651425U JP H0651425 U JPH0651425 U JP H0651425U JP 9963591 U JP9963591 U JP 9963591U JP 9963591 U JP9963591 U JP 9963591U JP H0651425 U JPH0651425 U JP H0651425U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単でありながら所定の傾斜形状に確
実に膨張して積雪を落下させることのできる袋状体を備
えた雪降ろし装置を提供すること。 【構成】 袋状体5は、筒状に開口した両端縁を第1溶
着部1と第2溶着部2で封止した構造である。V字形の
第3溶着部3は第1溶着部1に2点で接続し、非膨張部
6を形成している。第1溶着部1が屋根の下方となるよ
うに袋状体5を屋根に取付け、袋状体5に給排気フラン
ジ11から空気を注入すると、第3溶着部3及び非膨張
部6の部分は第1溶着部1側へ向けて下がる傾斜面とな
るので、積雪が滑落する。
実に膨張して積雪を落下させることのできる袋状体を備
えた雪降ろし装置を提供すること。 【構成】 袋状体5は、筒状に開口した両端縁を第1溶
着部1と第2溶着部2で封止した構造である。V字形の
第3溶着部3は第1溶着部1に2点で接続し、非膨張部
6を形成している。第1溶着部1が屋根の下方となるよ
うに袋状体5を屋根に取付け、袋状体5に給排気フラン
ジ11から空気を注入すると、第3溶着部3及び非膨張
部6の部分は第1溶着部1側へ向けて下がる傾斜面とな
るので、積雪が滑落する。
Description
【0001】
本考案は、屋根の上に設けた袋状体を気体で膨張させることによって積雪を落 下させる屋根の雪降ろし装置に関するものである。
【0002】
屋根に取付けた袋状体に気体を供給して膨張させ、積雪を落下させる除雪装置 が知られている。この種の装置では、積雪を確実に落下させるため、袋状体の膨 張形状が所定の山形となるようにしなければならない。例えば、実開平2−96 54号には、所定の膨張形状を構成する上底両平面部及び三角形の側面部をゴム 状弾性体で接続した袋状体が開示されている。
【0003】
従来の装置によれば、袋状体を所定の形状に膨張させるための構造が複雑であ り、製造コストが高いという問題があった。
【0004】 本考案は、構造が簡単でありながら、所定の形状に確実に膨張して積雪を落下 させることのできる袋状体を備えた雪降ろし装置を提供することを目的としてい る。
【0005】
請求項1記載の屋根の雪降ろし装置は、屋根の上に設置され、内部に供給され た気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋根の雪降ろし装置にお いて、前記袋状体には、積雪が落下する一縁部の側の幅を最大として他縁部に向 けて徐々に幅が狭まるように非膨張部が溶着によって形成されたことを特徴とし ている。
【0006】 請求項2記載の屋根の雪降ろし装置は、屋根の上に設置され、内部に供給され た気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋根の雪降ろし装置にお いて、前記袋状体には、筒状に開口した二つの端縁を封止する第1及び第2溶着 部と、積雪の落下側となる前記第1溶着部に2点で接続することにより気体が入 らない略三角形状の非膨張部を構成する略V字形の第3溶着部とが形成されたこ とを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の考案によれば、袋状体の内部に気体を供給すると、非膨張部以 外の部分が膨張する。非膨張部は、積雪の落下側が幅広で、反対側に向けて幅が 狭くなっている。このため、袋状体は傾斜形状になり、表面の積雪を落下させる ことができる。
【0008】 請求項2記載の考案によれば、袋状体の内部に気体が供給されると、第1及び 第3溶着部で囲まれた非膨張部以外の部分が膨張する。非膨張部は、積雪の落下 側である第1溶着部側の幅が広く、第2溶着部に向けて徐々に狭くなる三角形状 である。このため袋状体は、第2溶着部側が高く、第1溶着部側が低い傾斜した 形状となり、表面の積雪を確実に落下させることができる。
【0009】
図1〜図11により第1実施例を説明する。 本実施例の雪降ろし装置は、可撓性のシート、例えば合成樹脂ターポリンから なる袋状体5を有している。図1及び図2に示すように、この袋状体5は、本体 の筒状に開口した二つの端縁をそれぞれ第1及び第2溶着部1,2において封止 したものであり、収縮時には矩形となる。この袋状体5は、屋根の軒部側に第1 溶着部1が位置し、棟部側に第2溶着部2がくるように屋根に取付けられる。
【0010】 前記袋状体5の第1溶着部1側の半部には、第1溶着部1に2点で接続したV 字形の第3溶着部3が形成されている。第3溶着部3において袋状体5の上下二 枚の被膜は封着されているので、第3溶着部3と第1溶着部1の間の空間は気体 が入らない三角形状の非膨張部6となっている。本実施例では、袋状体5ごとに 2箇所の非膨張部6,6が形成されている。
【0011】 前記第3溶着部3のV字形の頂点には第4溶着部4が連続している。第4溶着 部4は直線状であり、第2溶着部2の近傍にまで延設されている。第4溶着部4 は第2溶着部2とつながっていないので、非膨張部6以外の袋状体5は連通して いる。
【0012】 第4溶着部4の端部は、膨張時に引き剥れ易い。このため図3に示すように、 第4溶着部4の端部には、一対のゴムシート7及び一対のアルミ板8からなる剥 離防止板9が補強のためにボルト・ナット10をもって袋状体5の上下から取付 けられている。
【0013】 図1及び図4に示すように袋状体5の表面の第2溶着部2側には、内部に気体 を供給し、又は内部の気体を排気するための給排気フランジ11が溶着により取 付けられている。
【0014】 図2及び図5に示すように、袋状体5の裏面の第2溶着部2側には、3枚のロ ープ止め12が等間隔で溶着されている。 また、図2及び図6に示すように、袋状体5の第1溶着部1には、3枚のロー プ止め13が等間隔で取付けられている。 これら各ロープ止め12,13にはロープ孔が設けられており、袋状体5の裏 面に沿って配設したロープ14を結合して該袋状体5を屋根に取付けられるよう になっている。
【0015】 図7は、6個の前記袋状体5を屋根15の上に配設した状態を示す。各袋状体 5の第1溶着部1側にあるロープ止め13を結合したロープ14は、図8に示す ように軒部取付金具16を介して屋根15の軒部に固定される。
【0016】 また、各袋状体5の第2溶着部2側にあるロープ止め12を結合したロープ1 4は、図7及び図9に示すように、屋根の頂部で山形の棟部取付金具17に両側 から結ばれている。 なお、トタン屋根のように、棟部に突出した部分がない場合には図9のような 山形の金具17でよいが、例えば図10に示すようなかわら屋根のように頂部に 突出した部分がある場合には当該突出部分に合致した形状の棟部取付金具18が 必要となる。
【0017】 図7に示すように、各袋状体5の給排気フランジにはエアホース19が接続さ れ、各エアホース19は棟部に沿って前記棟部取付金具17に取付けられて配管 されたエアホース20にそれぞれ接続されている。そして、このエアホース20 は、屋根15から下方へと延設され、図示しない給排気ブロワに接続されている 。
【0018】 以上のように構成された雪降ろし装置によれば、収縮時には、袋状体5は屋根 15の平面に沿った平坦な形状を呈している。
【0019】 降雪後、雪降ろしを行なう場合には、給排気ブロワを作動させ、各エアホース 19,20を介して各袋状体5に空気を注入して膨張させる。第1,第3溶着部 1,3により区画された非膨張部6は、積雪の落下側である第1溶着部1側の幅 が広く、第3溶着部3と第4溶着部4の接続部に向けて徐々に狭くなる略三角形 状である。また、第2溶着部2側の半部は、第4溶着部4によって互いに連通し た3つの部分にわけられている。このため袋状体5は、図11に示すように全体 が丸く膨らむことがなく、上面側の平面を保ちながら膨らみ、屋根15の棟部側 にあたる第4溶着部4近傍が最も高く、軒部側にあたる第3溶着部から第1溶着 部1にかけてが安定した傾斜面となる。
【0020】 単に袋状体5を膨らませただけでは雪が袋状体5の上に残る場合がある。この ような時は、一度空気を抜き、再度膨ませることで雪に衝撃を与えて滑落させる ようにするとよい。
【0021】 図12〜図14により第2実施例を説明する。 本実施例の袋状体50は、第1実施例の袋状体5よりも小形であるが、基本的 な構成は同じである。第1実施例と同様の構成部分については図1乃至図2と同 一の符号を付して説明を省略する。本実施例の袋状体50は、上面側にもロープ 止め12が設けられており、他の袋状体を上面側に載置し、ロープで結合して組 合わせて使用できるようになっている。
【0022】 図15及び図16は、第2実施例の袋状体50の上に第1実施例の袋状体5を 積重ね、ロープ止め12,12の部分で両者をロープにより結びつけた状態を示 している。このようにすれば、上下に積層した袋状体5,50を同時に膨らませ ることで、第1実施例の場合よりもさらに広い面積の斜面を得ることができ、積 雪の滑落性がさらに向上する。なお、この場合には、各袋状体5,50の給排気 フランジ11,11は共通のエアホース19に接続してある。
【0023】 図17は、第2実施例の袋状体50の落下方向にシート51を接続したもので あり、袋状体50の斜面で滑落した積雪をシート51で導びいて屋根の下に落下 させるようになっている。
【0024】
本考案によれば、外方へ向けて幅が広がる非膨張部を溶着によって袋状体の縁 部に形成したので、袋状体を膨張させることによって積雪を安定して持上げ、所 定形状の斜面によって大量の雪を短時間に安定して滑落させることができる。
【図1】第1実施例における袋状体の平面図である。
【図2】第1実施例における袋状体の底面図である。
【図3】第1実施例における剥離防止板の拡大平面図及
び断面図である。
び断面図である。
【図4】第1実施例における給排気フランジの拡大斜視
図である。
図である。
【図5】第1実施例におけるロープ止めの拡大斜視図で
ある。
ある。
【図6】第1実施例におけるロープ止めの拡大斜視図で
ある。
ある。
【図7】第1実施例の装置を屋根に取付けた状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図8】第1実施例において袋状体を軒部に取付ける構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図9】第1実施例において袋状体を棟部に取付ける構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図10】袋状体を棟部に取付ける構造の他の態様を示
す図である。
す図である。
【図11】第1実施例の袋状体が膨張した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図12】第2実施例における袋状体の平面図である。
【図13】第2実施例における袋状体の底面図である。
【図14】第2実施例の袋状体が膨張した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図15】実施例の袋状体を組合せて使用する状態を表
面側から示す斜視図である。
面側から示す斜視図である。
【図16】実施例の袋状体を組合せて使用する状態を裏
面側から示す斜視図である。
面側から示す斜視図である。
【図17】第2実施例の袋状体の他の使用態様を示す斜
視図である。
視図である。
1 第1溶着部 2 第2溶着部 3 第3溶着部 5,50 袋状体 6 非膨張部 15 屋根
Claims (2)
- 【請求項1】 屋根の上に設置され、内部に供給された
気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋
根の雪降ろし装置において、 前記袋状体には、積雪が落下する一縁部の側の幅を最大
として他縁部に向けて徐々に幅が狭まるように非膨張部
が溶着によって形成されたことを特徴とする屋根の雪降
ろし装置。 - 【請求項2】 屋根の上に設置され、内部に供給された
気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋
根の雪降ろし装置において、 前記袋状体には、筒状に開口した二つの端縁を封止する
第1及び第2溶着部と、積雪の落下側となる前記第1溶
着部に2点で接続することにより気体が入らない略三角
形状の非膨張部を構成する略V字形の第3溶着部とが形
成されたことを特徴とする屋根の雪降ろし装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9963591U JPH078741Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 屋根の雪降ろし装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9963591U JPH078741Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 屋根の雪降ろし装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651425U true JPH0651425U (ja) | 1994-07-15 |
| JPH078741Y2 JPH078741Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=14252530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9963591U Expired - Lifetime JPH078741Y2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 屋根の雪降ろし装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078741Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270485A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Nishiki:Kk | 積雪防止具 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP9963591U patent/JPH078741Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010270485A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Nishiki:Kk | 積雪防止具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH078741Y2 (ja) | 1995-03-06 |
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