JPH078741Y2 - 屋根の雪降ろし装置 - Google Patents

屋根の雪降ろし装置

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JPH078741Y2
JPH078741Y2 JP9963591U JP9963591U JPH078741Y2 JP H078741 Y2 JPH078741 Y2 JP H078741Y2 JP 9963591 U JP9963591 U JP 9963591U JP 9963591 U JP9963591 U JP 9963591U JP H078741 Y2 JPH078741 Y2 JP H078741Y2
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JP
Japan
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bag
roof
snow
shaped body
welded portion
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JP9963591U
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JPH0651425U (ja
Inventor
吉郎 菊地
浩幸 清水
Original Assignee
株式会社新潟鉄工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根の上に設けた袋状
体を気体で膨張させることによって積雪を落下させる屋
根の雪降ろし装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋根に取付けた袋状体に気体を供給して
膨張させ、積雪を落下させる除雪装置が知られている。
この種の装置では、積雪を確実に落下させるため、袋状
体の膨張形状が所定の山形となるようにしなければなら
ない。例えば、実開平2−9654号には、所定の膨張
形状を構成する上底両平面部及び三角形の側面部をゴム
状弾性体で接続した袋状体が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の装置によれば、
袋状体を所定の形状に膨張させるための構造が複雑であ
り、製造コストが高いという問題があった。
【0004】本考案は、構造が簡単でありながら、所定
の形状に確実に膨張して積雪を落下させることのできる
袋状体を備えた雪降ろし装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の屋根の雪
降ろし装置は、屋根の上に設置され、内部に供給された
気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋
根の雪降ろし装置において、前記袋状体には、積雪が落
下する一縁部の側の幅を最大として他縁部に向けて徐々
に幅が狭まるように非膨張部が溶着によって形成された
ことを特徴としている。
【0006】請求項2記載の屋根の雪降ろし装置は、屋
根の上に設置され、内部に供給された気体により膨張し
て積雪を落下させる袋状体を備えた屋根の雪降ろし装置
において、前記袋状体には、筒状に開口した二つの端縁
を封止する第1及び第2溶着部と、積雪の落下側となる
前記第1溶着部に2点で接続することにより気体が入ら
ない略三角形状の非膨張部を構成する略V字形の第3溶
着部とが形成されたことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の考案によれば、袋状体の内部に
気体を供給すると、非膨張部以外の部分が膨張する。非
膨張部は、積雪の落下側が幅広で、反対側に向けて幅が
狭くなっている。このため、袋状体は傾斜形状になり、
表面の積雪を落下させることができる。
【0008】請求項2記載の考案によれば、袋状体の内
部に気体が供給されると、第1及び第3溶着部で囲まれ
た非膨張部以外の部分が膨張する。非膨張部は、積雪の
落下側である第1溶着部側の幅が広く、第2溶着部に向
けて徐々に狭くなる三角形状である。このため袋状体
は、第2溶着部側が高く、第1溶着部側が低い傾斜した
形状となり、表面の積雪を確実に落下させることができ
る。
【0009】
【実施例】図1〜図11により第1実施例を説明する。
本実施例の雪降ろし装置は、可撓性のシート、例えば合
成樹脂ターポリンからなる袋状体5を有している。図1
及び図2に示すように、この袋状体5は、本体の筒状に
開口した二つの端縁をそれぞれ第1及び第2溶着部1,
2において封止したものであり、収縮時には矩形とな
る。この袋状体5は、屋根の軒部側に第1溶着部1が位
置し、棟部側に第2溶着部2がくるように屋根に取付け
られる。
【0010】前記袋状体5の第1溶着部1側の半部に
は、第1溶着部1に2点で接続したV字形の第3溶着部
3が形成されている。第3溶着部3において袋状体5の
上下二枚の被膜は封着されているので、第3溶着部3と
第1溶着部1の間の空間は気体が入らない三角形状の非
膨張部6となっている。本実施例では、袋状体5ごとに
2箇所の非膨張部6,6が形成されている。
【0011】前記第3溶着部3のV字形の頂点には第4
溶着部4が連続している。第4溶着部4は直線状であ
り、第2溶着部2の近傍にまで延設されている。第4溶
着部4は第2溶着部2とつながっていないので、非膨張
部6以外の袋状体5は連通している。
【0012】第4溶着部4の端部は、膨張時に引き剥れ
易い。このため図3に示すように、第4溶着部4の端部
には、一対のゴムシート7及び一対のアルミ板8からな
る剥離防止板9が補強のためにボルト・ナット10をも
って袋状体5の上下から取付けられている。
【0013】図1及び図4に示すように袋状体5の表面
の第2溶着部2側には、内部に気体を供給し、又は内部
の気体を排気するための給排気フランジ11が溶着によ
り取付けられている。
【0014】図2及び図5に示すように、袋状体5の裏
面の第2溶着部2側には、3枚のロープ止め12が等間
隔で溶着されている。また、図2及び図6に示すよう
に、袋状体5の第1溶着部1には、3枚のロープ止め1
3が等間隔で取付けられている。これら各ロープ止め1
2,13にはロープ孔が設けられており、袋状体5の裏
面に沿って配設したロープ14を結合して該袋状体5を
屋根に取付けられるようになっている。
【0015】図7は、6個の前記袋状体5を屋根15の
上に配設した状態を示す。各袋状体5の第1溶着部1側
にあるロープ止め13を結合したロープ14は、図8に
示すように軒部取付金具16を介して屋根15の軒部に
固定される。
【0016】また、各袋状体5の第2溶着部2側にある
ロープ止め12を結合したロープ14は、図7及び図9
に示すように、屋根の頂部で山形の棟部取付金具17に
両側から結ばれている。なお、トタン屋根のように、棟
部に突出した部分がない場合には図9のような山形の金
具17でよいが、例えば図10に示すようなかわら屋根
のように頂部に突出した部分がある場合には当該突出部
分に合致した形状の棟部取付金具18が必要となる。
【0017】図7に示すように、各袋状体5の給排気フ
ランジにはエアホース19が接続され、各エアホース1
9は棟部に沿って前記棟部取付金具17に取付けられて
配管されたエアホース20にそれぞれ接続されている。
そして、このエアホース20は、屋根15から下方へと
延設され、図示しない給排気ブロワに接続されている。
【0018】以上のように構成された雪降ろし装置によ
れば、収縮時には、袋状体5は屋根15の平面に沿った
平坦な形状を呈している。
【0019】降雪後、雪降ろしを行なう場合には、給排
気ブロワを作動させ、各エアホース19,20を介して
各袋状体5に空気を注入して膨張させる。第1,第3溶
着部1,3により区画された非膨張部6は、積雪の落下
側である第1溶着部1側の幅が広く、第3溶着部3と第
4溶着部4の接続部に向けて徐々に狭くなる略三角形状
である。また、第2溶着部2側の半部は、第4溶着部4
によって互いに連通した3つの部分にわけられている。
このため袋状体5は、図11に示すように全体が丸く膨
らむことがなく、上面側の平面を保ちながら膨らみ、屋
根15の棟部側にあたる第4溶着部4近傍が最も高く、
軒部側にあたる第3溶着部から第1溶着部1にかけてが
安定した傾斜面となる。
【0020】単に袋状体5を膨らませただけでは雪が袋
状体5の上に残る場合がある。このような時は、一度空
気を抜き、再度膨ませることで雪に衝撃を与えて滑落さ
せるようにするとよい。
【0021】図12〜図14により第2実施例を説明す
る。本実施例の袋状体50は、第1実施例の袋状体5よ
りも小形であるが、基本的な構成は同じである。第1実
施例と同様の構成部分については図1乃至図2と同一の
符号を付して説明を省略する。本実施例の袋状体50
は、上面側にもロープ止め12が設けられており、他の
袋状体を上面側に載置し、ロープで結合して組合わせて
使用できるようになっている。
【0022】図15及び図16は、第2実施例の袋状体
50の上に第1実施例の袋状体5を積重ね、ロープ止め
12,12の部分で両者をロープにより結びつけた状態
を示している。このようにすれば、上下に積層した袋状
体5,50を同時に膨らませることで、第1実施例の場
合よりもさらに広い面積の斜面を得ることができ、積雪
の滑落性がさらに向上する。なお、この場合には、各袋
状体5,50の給排気フランジ11,11は共通のエア
ホース19に接続してある。
【0023】図17は、第2実施例の袋状体50の落下
方向にシート51を接続したものであり、袋状体50の
斜面で滑落した積雪をシート51で導びいて屋根の下に
落下させるようになっている。
【0024】
【考案の効果】本考案によれば、外方へ向けて幅が広が
る非膨張部を溶着によって袋状体の縁部に形成したの
で、袋状体を膨張させることによって積雪を安定して持
上げ、所定形状の斜面によって大量の雪を短時間に安定
して滑落させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における袋状体の平面図である。
【図2】第1実施例における袋状体の底面図である。
【図3】第1実施例における剥離防止板の拡大平面図及
び断面図である。
【図4】第1実施例における給排気フランジの拡大斜視
図である。
【図5】第1実施例におけるロープ止めの拡大斜視図で
ある。
【図6】第1実施例におけるロープ止めの拡大斜視図で
ある。
【図7】第1実施例の装置を屋根に取付けた状態を示す
平面図である。
【図8】第1実施例において袋状体を軒部に取付ける構
造を示す図である。
【図9】第1実施例において袋状体を棟部に取付ける構
造を示す図である。
【図10】袋状体を棟部に取付ける構造の他の態様を示
す図である。
【図11】第1実施例の袋状体が膨張した状態を示す斜
視図である。
【図12】第2実施例における袋状体の平面図である。
【図13】第2実施例における袋状体の底面図である。
【図14】第2実施例の袋状体が膨張した状態を示す斜
視図である。
【図15】実施例の袋状体を組合せて使用する状態を表
面側から示す斜視図である。
【図16】実施例の袋状体を組合せて使用する状態を裏
面側から示す斜視図である。
【図17】第2実施例の袋状体の他の使用態様を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 第1溶着部 2 第2溶着部 3 第3溶着部 5,50 袋状体 6 非膨張部 15 屋根

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根の上に設置され、内部に供給された
    気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋
    根の雪降ろし装置において、 前記袋状体には、積雪が落下する一縁部の側の幅を最大
    として他縁部に向けて徐々に幅が狭まるように非膨張部
    が溶着によって形成されたことを特徴とする屋根の雪降
    ろし装置。
  2. 【請求項2】 屋根の上に設置され、内部に供給された
    気体により膨張して積雪を落下させる袋状体を備えた屋
    根の雪降ろし装置において、 前記袋状体には、筒状に開口した二つの端縁を封止する
    第1及び第2溶着部と、積雪の落下側となる前記第1溶
    着部に2点で接続することにより気体が入らない略三角
    形状の非膨張部を構成する略V字形の第3溶着部とが形
    成されたことを特徴とする屋根の雪降ろし装置。
JP9963591U 1991-11-08 1991-11-08 屋根の雪降ろし装置 Expired - Lifetime JPH078741Y2 (ja)

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JPH0651425U JPH0651425U (ja) 1994-07-15
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