JPH0651561U - トリポードジョイント - Google Patents
トリポードジョイントInfo
- Publication number
- JPH0651561U JPH0651561U JP8482292U JP8482292U JPH0651561U JP H0651561 U JPH0651561 U JP H0651561U JP 8482292 U JP8482292 U JP 8482292U JP 8482292 U JP8482292 U JP 8482292U JP H0651561 U JPH0651561 U JP H0651561U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting member
- lubricant
- outer element
- bush
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】外側機素1と内側機素3のそれぞれの軸芯部
に、球面孔51を有するブッシュ5を対向配置し、両端
に球体41を有する連結部材4の当該球体41を、上記
ブッシュ5の球面孔51に摺動自在に嵌合させて、外側
機素1と内側機素3とを揺動自在に連結した。また、連
結部材4の球体41に臨ませて、第1の空間73及び第
2の空間74を形成し、この各空間73,74に、外側
機素1の外部から潤滑剤を供給できるようにした。 【効果】外側機素1、内側機素3、及び連結部材4のい
ずれにも、過大な曲げ応力が作用するのを防止すること
ができる。また、外側機素1の外部から各空間73,7
4に潤滑剤を補給することができるので、連結部材4と
ブッシュ5との摺接面を、長期間に亘って良好に潤滑す
ることができる。このため、優れた耐久性を発揮するこ
とができる。
に、球面孔51を有するブッシュ5を対向配置し、両端
に球体41を有する連結部材4の当該球体41を、上記
ブッシュ5の球面孔51に摺動自在に嵌合させて、外側
機素1と内側機素3とを揺動自在に連結した。また、連
結部材4の球体41に臨ませて、第1の空間73及び第
2の空間74を形成し、この各空間73,74に、外側
機素1の外部から潤滑剤を供給できるようにした。 【効果】外側機素1、内側機素3、及び連結部材4のい
ずれにも、過大な曲げ応力が作用するのを防止すること
ができる。また、外側機素1の外部から各空間73,7
4に潤滑剤を補給することができるので、連結部材4と
ブッシュ5との摺接面を、長期間に亘って良好に潤滑す
ることができる。このため、優れた耐久性を発揮するこ
とができる。
Description
【0001】
この考案は、駆動側と被動側とを、両者の揺動を許容した状態でトルク伝達可 能に連結するトリポードジョイントに関する。
【0002】
従来、等速自在継手の一種として、駆動軸と従動軸との間で、両者の相対的な 揺動を許容した状態でトルク伝達を行わせるトリポードジョイントが提供されて いる(例えば特公平3−10808号公報参照)。 このトリポードジョイントは、図4に示すように、周面に沿った3等配位置に 、軸方向に延びるローラ用ガイド溝91を形成した外側機素90と、上記ガイド 溝91の内部に導入されたローラ92と、このローラ92を回転自在に支持する 支軸93を放射状に形成した内側機素94とを備えるものである。
【0003】 この種のトリポードジョイントにおいて、上記外側機素90と内側機素94と は、互いに連結されて軸方向への相対的な移動が規制されている。この外側機素 90と内側機素94との連結は、一端部に球体96を有する連結部材95を用い て行っている。即ち、連結部材95の一端部の球体96を、内側機素94に埋設 されたブッシュ97に嵌合させると共に、連結部材95の他端部を外側機素90 のストリップ98に固定することにより行っている。
【0004】
上記の構成のトリポードジョイントにおいては、外側機素90と内側機素94 とが所定角度相対的に屈折すると、両機素90,94間において、径方向への相 対的な芯ずれが生じる。そこで、上記トリポードジョイントにおいては、当該芯 ずれを吸収するために、外側機素90のストリップ98を弾性変形させるように している。このため、上記ストリップ98及び連結部材95に対して、過大な曲 げ応力が繰り返し負荷されることになり、ストリップ98や連結部材95が疲労 破壊を起こす等、耐久性において問題があった。
【0005】 また、上記球体96とブッシュ97との摺接面に潤滑剤を補給することができ ないために、潤滑剤不良によって焼付が発生して、さらに耐久性が低下すること があった。 この考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、耐久性に優れるトリポー ドジョイントを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するためのこの考案のトリポードジョイントは、周面に沿った 3等配位置に、軸方向へ延びるローラ用ガイド溝を形成している外側機素と、上 記ガイド溝の内部に導入されたローラと、このローラを回転自在に支持する内側 機素とを備え、上記ローラを介して外側機素と内側機素とを、揺動及びトルク伝 達可能に連結しているトリポードジョイントにおいて、上記内側機素の端部と、 この端部に対向する外側機素の内端部のそれぞれの軸芯部に、球面を有するブッ シュを設け、両端に球面を有する連結部材の当該球面を、上記ブッシュの球面に 摺動自在に嵌合させて、外側機素と内側機素とを揺動自在に連結し、上記連結部 材に、軸方向に貫通する第1の潤滑剤通路と、この第1の潤滑剤通路に連通し且 つ連結部材両端の球面部を径方向に貫通する第2の潤滑剤通路とを形成している と共に、上記連結部材の両端部に対向する外側機素側と内側機素側のそれぞれに 、第1の潤滑剤通路と連通する第1の空間を形成し、上記ブッシュに、第2の潤 滑剤通路の開口端を臨ませた状態で、連結部材の球面に沿って延びる環状の第2 の空間を形成し、外側機素に、その外部から当該外側機素側の第1の空間に潤滑 剤を供給する潤滑剤供給通路を形成していることを特徴とするものである。
【0007】 但し、上記連結部材の球面の曲率半径は、ブッシュの球面の曲率半径よりも小 さくしておくのが好ましい。
【0008】
【作用】 上記の構成のトリポードジョイントによれば、外側機素と内側機素とが、両端 に球面を有する連結部材を介して揺動自在に連結されているので、所定角度相対 的に屈折した状態における両機素の径方向への芯ずれを、両機素と連結部材との 相対的な角度変位により吸収することができる。したがって、当該機素や連結部 材に過大な曲げ応力が負荷される虞がない。
【0009】 また、各空間及び潤滑剤通路が、潤滑剤供給通路を介して外側機素の外部に連 通されているので、外部から各空間に潤滑剤を供給することができる。このため 、連結部材とブッシュのそれぞれの球面どうしの摺接面を、長期間に亘って良好 に潤滑することができる。 特に、上記連結部材の球面の曲率半径が、ブッシュの球面の曲率半径よりも小 さい場合には、両球面間の摺接面の近傍に隙間が形成されるので、各空間に供給 した潤滑剤を、上記隙間に侵入させることができる。このため、連結部材の揺動 が僅かである場合でも、良好な潤滑状態を確保することができる。
【0010】
以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。 図1はこの考案のトリポードジョイントの一実施例を示す断面図である。この トリポードジョイントは、一端部に有底孔11を有する外側機素1と、外周が湾 曲されたローラ2を介して外側機素1にトルク伝達可能に連結された内側機素3 と、外側機素1と内側機素3とを連結する連結部材4とにより主要部が構成され ている。
【0011】 上記外側機素1には、有底孔11の円周方向に沿った3等配位置に、ローラ2 を転走自在に導入するガイド溝12が形成されている。このガイド溝12は、外 側機素1の軸芯と平行に延びるものであり、ローラ2との接触面は、ローラ2の 曲率とほぼ同じ曲率に湾曲されている(図2参照)。 また、上記内側機素3の端部の外周に沿った3等配位置には、上記ローラ2を 支持する支軸31が突設されており、この支軸31とローラ2との間にニードル ローラ32を介在させて、ローラ2の自由な回転を許容している。
【0012】 上記連結部材4は、軸部40の両端に球体41を一体形成したものであり、内 側機素3の一端部3aと、これに対向する外側機素1の内端部1aの、それぞれ の軸芯部に埋設されたブッシュ5の球面孔51に、上記球体41を嵌合させるこ とにより、両機素1,3を軸方向への相対的な移動を規制した状態で連結してい る。
【0013】 上記ブッシュ5は、短筒状のものであり、上記球体41の嵌合を許容すべく、 二つ割りされていると共に、外側機素1及び内側機素3にそれぞれ固定された係 止リング13,33によって抜脱が阻止されている。 上記連結部材4の軸芯部には、軸部40及び球体41を軸方向に貫通する第1 の潤滑剤通路71が形成されており、この第1の潤滑剤通路71に連通させた状 態で、球体41を径方向に貫通する第2の潤滑剤通路72が形成されている。こ の第2の潤滑剤通路72は、球体41の中心を通るように1本ないし複数本形成 されている。また、上記外側機素1及び内側機素3のブッシュ5を埋設した穴部 のそれぞれの内奥部には、潤滑剤を溜めるための第1の空間73が、上記第1の 潤滑剤通路71と連通させた状態で形成されている。さらに、ブッシュ5の球面 孔51の中央部(最深部)には、連結部材4の球体41に沿って延びる環状の第 2の空間74が形成されており、この第2の空間74に、上記第2の潤滑剤通路 72の開口端を臨ませてある。そして、上記外側機素1には、外部から当該外側 機素1側の第1の空間73に潤滑剤を供給するための潤滑剤供給通路75が形成 されている。この潤滑剤供給通路75の外部側の端部には、潤滑剤供給用のニッ プル76が接続されている。
【0014】 上記連結部材4の球体41の曲率半径は、ブッシュ5の球面孔51の曲率半径 よりも小さくなるように設定されている。このため、上記球体41と球面孔51 とは、第2の空間74を挟んだ両側付近で摺接し、この摺接部から軸方向に離れ るにしたがって、徐々に離反している。 なお、上記外側機素1の外周には、シール環6が嵌合されており、このシール 環6と内側機素3との間にはシール61が介在されている。
【0015】 以上の構成であれば、外側機素1と内側機素3とが所定角度屈折した場合の両 者の径方向への相対的な芯ずれを、連結部材4と両機素1,3との相対的な角度 変化により吸収することができる。したがって、上記連結部材4には、主として 軸方向への引張力及び圧縮力のみが作用することになり、外側機素1、内側機素 3及び連結部材4のいずれに対しても過大な曲げ応力が作用する虞がない。
【0016】 また、潤滑剤供給通路75を通して外側機素1側の第1の空間73に潤滑剤を 供給することができ、この第1の空間73に供給された潤滑剤を、連結部材4の 第1の潤滑剤通路71を通して、内側機素3側の第1の空間73に供給して溜め ておくことができると共に、第1の潤滑剤通路71及び第2の潤滑剤通路72を 通して、第2の空間74に供給して溜めておくことができる。したがって、各空 間73,74に溜めた潤滑剤によって、連結部材4とブッシュ5との摺接面を、 長期間に亘って良好に潤滑することができ、当該摺接面に焼付が発生するのを防 止することができる。
【0017】 しかも、上記連結部材4の球体41の曲率半径が、ブッシュ5の球面孔51の 曲率半径よりも小さいので、上記球体41と球面孔51との摺接面のすぐ近くに 潤滑剤の侵入可能な隙間が形成されることになる。このため、連結部材4の揺動 が僅かである場合にも、良好な潤滑状態を維持することができる。 なお、この考案のトリポードジョイントは、上記実施例に限定されるものでな く、例えば図3に示すように、ブッシュ5を有底筒状のもので構成し、その底部 に上記第1の空間73を形成する等、種々の設計変更を施すことができる。
【0018】
以上のように、この考案のトリポードジョイントによれば、外側機素と内側機 素とを、連結部材に対して球面接触にて揺動自在に連結しているので、外側機素 、内側機素、及び連結部材のいずれに対しても過大な曲げ応力が作用する虞がな く、非常に耐久性に優れるものとなる。また、外側機素の外部から第1の空間及 び第2の空間に潤滑剤を供給することができるので、連結部材とブッシュとの摺 接面を、長期間に亘って良好に潤滑することができ、当該摺接面に焼付が発生す るのを防止することができる。したがって、耐久性に優れるトリポードジョイン トを提供することができる。
【0019】 特に、連結部材の球面の曲率半径が、ブッシュの球面の曲率半径よりも小さい 場合には、各空間に供給した潤滑剤を、連結部材とブッシュとの摺接面近傍まで 侵入させることができるので、連結部材4の揺動が僅かである場合でも、良好な 潤滑状態を維持することができ、トリポードジョイントの耐久性をより一層向上 させることができるという特有の実用的効果を奏する。
【図1】この考案のトリポードジョイントの一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】前図のII−II線断面図である。
【図3】他の実施例を示す要部断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
1 外側機素 2 ローラ 3 内側機素 4 連結部材 5 ブッシュ 12 ガイド溝 71 第1の潤滑剤通路 72 第2の潤滑剤通路 73 第1の空間 74 第2の空間
Claims (2)
- 【請求項1】周面に沿った3等配位置に、軸方向へ延び
るローラ用ガイド溝を形成している外側機素と、上記ガ
イド溝の内部に導入されたローラと、このローラを回転
自在に支持する内側機素とを備え、上記ローラを介して
外側機素と内側機素とを、揺動及びトルク伝達可能に連
結しているトリポードジョイントにおいて、 上記内側機素の端部と、この端部に対向する外側機素の
内端部のそれぞれの軸芯部に、球面を有するブッシュを
設け、両端に球面を有する連結部材の当該球面を、上記
ブッシュの球面に摺動自在に嵌合させて、外側機素と内
側機素とを揺動自在に連結し、上記連結部材に、軸方向
に貫通する第1の潤滑剤通路と、この第1の潤滑剤通路
に連通し且つ連結部材両端の球面部を径方向に貫通する
第2の潤滑剤通路とを形成していると共に、上記連結部
材の両端部に対向する外側機素側と内側機素側のそれぞ
れに、第1の潤滑剤通路と連通する第1の空間を形成
し、上記ブッシュに、第2の潤滑剤通路の開口端を臨ま
せた状態で、連結部材の球面に沿って延びる環状の第2
の空間を形成し、外側機素に、その外部から当該外側機
素側の第1の空間に潤滑剤を供給する潤滑剤供給通路を
形成していることを特徴とするトリポードジョイント。 - 【請求項2】上記連結部材の球面の曲率半径を、ブッシ
ュの球面の曲率半径よりも小さくしている請求項1記載
のトリポードジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8482292U JPH0651561U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | トリポードジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8482292U JPH0651561U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | トリポードジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0651561U true JPH0651561U (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=13841449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8482292U Pending JPH0651561U (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | トリポードジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0651561U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013036611A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | 自動車で使用される継手装置 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP8482292U patent/JPH0651561U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013036611A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Dr Ing Hcf Porsche Ag | 自動車で使用される継手装置 |
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